JP2023069254A - 席次演算装置及び席次演算プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象者が来場したタイミングで各対象者の席次をリアルタイムに演算することで、対象者に決まった座席を正確に案内することが可能になると共に、座席の準備を最小限に抑える席次演算装置等を提供する。【解決手段】席次演算装置20は、受験者に関する受験者情報を記憶する受験者情報記憶部21と、受験者が来場した場合の使用領域に関する使用領域情報を記憶する使用領域情報記憶部23と、受験者が試験会場に来場した場合に、受験者から取得する当該受験者Rを識別可能な識別情報31と、受験者情報とを照合する照合部22と、識別情報31と受験者情報との照合が一致した場合に、使用領域情報及び受験者情報に基づいて、使用領域における受験者ごとの席次を演算する席次演算部24と、演算された席次の情報を出力する出力制御部26と、を備える。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和3年度 全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第16回)研究発表予稿集(オープンセッション用)
本発明は、対象者が来場したときにリアルタイムに席次を演算する席次演算装置等に関する。
例えば、国立大学の入学試験は、「受験機会複数化」を目的として1989年度から実施されている分離分割制度を原則として導入している。同制度は、同一学部の募集定員を前期日程と後期日程に分割し、まず前期日程の試験、合格発表、入学手続きを行った後に、後期日程の試験を実施し、合格発表と入学手続きを行う仕組みである。前期日程に合格し、入学手続きをした者は、後期日程を受験しても合格者とはならない。
すなわち、前期日程の入学手続き者は、後期日程に出願はしていても受験することはほとんどない。加えて、後期日程の出願者の中には、前期日程で不合格であっても私立大学等に入学を決めたり、浪人の意思を固めたりする者もいる。このことにより、後期日程の試験当日は多くの受験者が欠席する。図10(A)は、佐賀大学における過去5年間の志願者数、受験者数、欠席者数、欠席率の大学全体の総数である(前期日程と後期日程の両方を記載)。5年間の前期日程の欠席率平均が8.0%であるのに対し、後期日程の欠席率平均は60.0%と極めて高い。他の年度もほぼ60%前後で変わらない。また、図10(B)は、国公立2次、後期第1日目第1時限目の欠席率を示す図である(第1日目第1時限目は入試スケジュールの第1日目第1時限目ではなく、受験生個々についての第1日目第1時限目とする)。これによると、2次、後期日程の欠席率が62%を超えており、全国的に非常に高い値となっていることがわかる。この多くの欠席者が存在することが、試験運営上以下の課題をもたらしている。
まず、欠席に伴って空席となる座席数の多さである。多くの受験者が欠席することが事前に分かっているとはいえ、どの受験者が欠席するのかを特定することはできない。したがって、後期日程の全志願者の受験座席を準備しておかなければならない。にもかかわらず、試験当日には約6割の欠席者によって準備した座席の半分以上が未使用となる。試験室によっては、大きな試験室であるにも関わらず数名しか受験していないケースもみられる。また、全志願者の受験座席を準備するということは試験室の数も多くなる。試験室が増えれば、それだけ試験監督者や事務担当者、事務職員も多く配置しなければならない。端的に言えば、非常に非効率となっている。
あらかじめ多くの欠席者が想定されるのであれば、試験当日に会場に来た者だけを受け付けて試験室に順番に配席していく方法が、未使用の空席を生じさせない最もシンプルな改善方法といえる(以下、この方法を「受付順配席方式」という)。しかし、この方法は、紙の受験票で管理している現状の入学試験において、以下の点で困難性を有している。
1点目は、受付作業における正確さの確保の難しさである。受付は、本人確認とともに志願情報(志望の募集区分、選択科目など)を短時間で迅速に確認しなければならない。さらに、受付を終えた受験者を間違えることなく適切な試験場に誘導することが求められる。これらの煩雑な手続きを現状のような手作業で行えば、受付時の混雑、確認や誘導ミスなどによる混乱が生じる可能性があり、適切な試験運用に影響しかねない。
2点目は、受付で配席した受験座席と受験者情報を短時間で対応付けて試験本部及び試験監督で共有することの難しさである。例えば,300人の受験者を3つの試験室に100名ずつ分けて配席した場合、それぞれの試験室に着席している受験者情報が把握できてなければ、試験運営と監督業務に支障が生じてしまう。志願者全員の座席を用意している場合は受験番号に座席を割り当てているため、試験室及び座席単位でどの受験者がどこに座っているかを一括管理でき、試験監督もこれらの情報を利用することができる。しかしながら、受付順配席方式の場合は、試験当日に受付順で受験座席を割り当てるため、受験番号と座席の対応付けを受付と同時に行わなければならならず、この作業を短時間で正確に行う仕組みが必要となる。
以上のことから,紙の受験票を前提とした手続きは,受験者とのやりとりが手作業になってしまうため、「受付順配席方式」の適用は困難であった。
個人と座席とを関連付ける技術に関して、例えば特許文献1、2に示す技術が開示されている。特許文献1に示す技術は、受講者が着席後に回す可搬性の携帯型入力装置は読取り手段と入力手段と記憶手段と通信手段を備え、この装置に各受講者は磁気カード等の学生証を読み取らせ、また着席した座席番号を入力して行き着席情報が収集され、入力が一通り終了すると、携帯型入力装置を教員用管理装置に接続して、着席情報を教員用管理装置に伝送し、教員用管理装置は通信手段と記憶手段と表示手段を備え、記憶手段に座席配置情報等を持っており、これと着席情報を組み合わせて、座席レイアウトと共に各座席への着席者の氏名を映像表示するものである。
特許文献2に示す技術は、受講者が着席時にICカード5やIC付き携帯端末を机上のICカードリーダライタの上に置くか、もしくはかざして受講者のID、あるいは個人情報を読み取り、ICカードリーダライタが読み取った受講者のID、あるいは個人情報に自身の座席番号を付加してサーバへ送信し、サーバが受信した受講者のIDをキーにしてデータベースから受講者の個人情報を読み取り、読み取った受講者の個人情報とICカードリーダライタの座席番号を関連付けて座席表を作成し、作成した座席表を講師のPC端末へダウンロードし、PC端末が受信した座席表を画面に表示するものである。
特開平7-262278号公報 特開2007-87172号公報
上述した通り、受験票を紙で管理している現状においては、受付順配席方式を実施するには高い困難性を有しており、実現することは難しい。特許文献1、2に示す技術は、個人の識別情報と座席位置とを対応付けて管理することができるものの、特許文献1の場合は、可搬性の携帯型入力装置を受講者間で回す必要があり、受講前に多くの手間と時間を要してしまうという課題を有する。また、特許文献2の場合は座席ごとにICカードリーダライタが必要となるため準備に多くのコストが掛かってしまい、結果的に準備段階を含めて全体的な管理が非効率になってしまうという課題を有する。
また、特許文献1、2に示す技術は、いずれも個人が任意の座席に着席することが前提となっており、例えば試験などのような厳格な管理が必要な場面において、各個人に応じた適正な座席を配席することができないという課題を有する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、対象者が来場したタイミングで各対象者の席次をリアルタイムに演算することで、対象者に決まった座席を正確に案内することが可能になると共に、座席の準備を最小限に抑えることができる席次演算装置及び席次演算プログラムを提供する。
本発明に係る席次演算装置は、対象者に関する対象者情報を記憶する対象者情報記憶手段と、前記対象者が来場した場合の使用領域に関する使用領域情報を記憶する使用領域情報記憶手段と、前記対象者が前記施設に来場した場合に、前記対象者から取得する当該対象者を識別可能な識別情報と、前記対象者情報とを照合する照合手段と、前記識別情報と前記対象者情報との照合が一致した場合に、前記使用領域情報及び前記対象者情報に基づいて、前記使用領域における前記対象者ごとの席次を演算する席次演算手段と、演算された前記席次の情報を出力する出力制御手段とを備えるものである。
このように、本発明に係る席次演算装置においては、対象者に関する対象者情報を記憶し、前記対象者が来場した場合の使用領域に関する使用領域情報を記憶し、前記対象者が前記施設に来場した場合に、前記対象者から取得する当該対象者を識別可能な識別情報と、前記対象者情報とを照合し、前記識別情報と前記対象者情報との照合が一致した場合に、前記使用領域情報及び前記対象者情報に基づいて、前記使用領域における前記対象者ごとの席次を演算し、演算された前記席次の情報を出力するため、対象者が来場した受付時に席次を決定することで、必要最小限の座席の準備で対象者を確実に着席させることができると共に、席次の情報を出力して座席と対象者との対応関係を容易に把握することができ、人手や手間を格段に削減することができるという効果を奏する。
本発明に係る席次演算装置は、前記席次演算手段が、前記対象者が来場した順番にしたがって順次隣接した席次を特定するものである。
このように、本発明に係る席次演算装置においては、対象者が来場した順番にしたがって順次隣接した席次を特定するため、「受付順配席方式」を実現して、必要最小限の使用領域や人材を準備することで対応できるという効果を奏する。
本発明に係る席次演算装置は、前記施設が受験会場であり前記対象者が受験者である場合に、前記席次演算手段が、同一の出身校である前記受験者の場合に席が隣接しないように席次を特定するものである。
このように、本発明に係る席次演算装置においては、施設が受験会場であり前記対象者が受験者である場合に、同一の出身校である前記受験者の場合に席が隣接しないように席次を特定するため、知り合いである可能性が高い受験者同士の席を離隔することができ、不正などが生じる可能性を抑えることができるという効果を奏する。
本発明に係る席次演算装置は、前記施設が受験会場であり前記対象者が受験者である場合に、前記席次演算手段が、試験後のスケジュールに応じて前記席次を特定するものである。
このように、本発明に係る席次演算装置においては、前記施設が受験会場であり前記対象者が受験者である場合に、試験後のスケジュールに応じて前記席次を特定するため、例えば試験後に面接、健康診断等の試験に付随するイベントがあるような場合には、その面接の順番に沿った席次としたり、遠方から来ている人が先に面接が終了できるような席次とすることで、受験者にとって高品質な対応を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る席次演算装置は、前記席次演算手段が、一の対象者が来場した場合に既に来場済みの他の対象者が居るときに、一の対象者の席次と他の対象者の席次との距離の合計が最大で、且つ前記一の対象者の席次と直近の前記他の対象者の席次との距離が最大となる席次を当該一の対象者の席次として特定するものである。
このように、本発明に係る席次演算装置においては、一の対象者が来場した場合に既に来場済みの他の対象者が居るときに、一の対象者の席次と他の対象者の席次との距離の合計が最大で、且つ前記一の対象者の席次と直近となる前記他の対象者の席次との距離が最大となる席次を当該一の対象者の席次として特定するため、使用領域内で対象者間の距離を最大限に保持することができ、例えば新型のウイルス(COVID-19等)などが蔓延しており、密を避けたり人同士の距離を保つことが推奨される場合において、有効な配席を行うことが可能になるという効果を奏する。
本発明に係る席次演算装置は、前記席次演算手段が、前記他の対象者のうち距離を置くべき事態が生じている地域以外から来場した通常対象者に比べて、距離を置くべき事態が生じている地域から来場した特別対象者との距離が大きくなるように重み付けをして前記一の対象者の席次を特定するものである。
このように、本発明に係る席次演算装置においては、他の対象者のうち距離を置くべき事態が生じている地域以外から来場した通常対象者に比べて、距離を置くべき事態が生じている地域から来場した特別対象者との距離が大きくなるように重み付けをして前記一の対象者の席次を特定するため、例えば新型のウイルスなどが蔓延していることで緊急事態宣言が出ているような地域から来た対象者と、その他の地域から来た対象者との距離をより大きくした配席とし、ウイルス等の感染対策を万全にするといった対応が可能になるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る席次演算システムのシステム構成図である。 第1の実施形態に係る席次演算装置の構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る席次演算装置において受付順に席次を特定する場合の処理を示す模式図である。 第1の実施形態に係る席次演算装置において出身校に応じて席次を特定する場合の処理を示す模式図である。 第1の実施形態に係る席次演算装置において試験後のスケジュールに応じて席次を特定する場合の処理を示す模式図である。 第1の実施形態に係る席次演算装置において受験者間の間隔を最大限にする場合の座席の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る席次演算装置において受験者間の間隔を最大限にする場合に特定された席次の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る席次演算装置において特別受験者を考慮して受験者間の間隔を最大限にする場合の席次の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る席次演算システムの動作を示すフローチャートである。 大学における入学試験の欠席率に関するデータを示す図である。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る席次演算装置及び当該席次演算装置を用いた席次演算システムについて、図1ないし図9を用いて説明する。本実施形態に係る席次演算装置は、例えば大学受験の後期日程のように、志願者に対して受験者の欠席率が比較的高い場合などに特に有効であり、受付の時点でリアルタイムに席次を決めることで未使用の席などを最小限に抑えるものである。なお、以下の実施形態においては、入学試験を受験する受験者が大学などの試験会場において試験を受ける場合を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係る席次演算システムのシステム構成図である。席次演算システム1は、入学試験の受験者Rが試験会場に来場した場合に、受け付けを行う受付者Sが操作する受付端末10と、試験管理者Tにより管理され、受付端末10が取得した情報に基づいて受験者Rの席次を演算すると共に、試験監督者Uに席次の一覧情報を提供する席次演算装置20とを備える。
受験者Rには、当該受験者Rを識別するための識別情報31(例えば、受験番号、バーコード、QRコード(登録商標)等)を含む受験票30が予め送付されており、その受験票30を試験会場に持参する。試験会場では、受付者Sが受付端末10を操作して受験票30の識別情報31を読み込むと共に、当該識別情報31を席次演算装置20に送信する。席次演算装置20では受験者Rの識別情報31について照合が行われ、登録済みではない受験者Rであればその旨を示す照合結果情報41を受付端末10に送信し、受付者Sが受験者Rの受験を受け付けることができない。受験者Rの識別情報31が登録済みであれば、席次演算装置20が試験会場における受験者Rの席次を演算して特定し、その席次情報を照合結果情報41として受付端末10に返す。席次情報としての照合結果情報41を受け取った受付端末10では、席次情報を席次票40に印刷し、受付者Sから受験者Rに渡される。これで受験者Rの試験の受付が完了し、受験者Rは渡された席次票40に従って自分の席に向かう。
受付終了時間となり受付を締め切ると、席次演算装置20で演算された席次の情報が試験会場の使用領域(試験監督者Uが監督する領域の単位であり、例えば部屋や教室の単位)ごとに席次一覧票50に印刷され、試験管理者Tから試験監督者Uに渡される。試験監督者Uは席次一覧票50を参照しながら各試験会場での試験監督を行う。
なお、受験票30、席次票40及び席次一覧票50は、紙媒体である必要はなく、例えば、スマートフォンやタブレットなどの携帯用の電子媒体であってもよい。この場合、受験票30及び席次票40は、受験者Rが所有するスマートフォンを用いることができ、受付端末10は、予め受験者Rのスマートフォンに送信されている識別情報31を画面に表示させた状態で読み込みを行い、照合結果情報41を受験者Rのスマートフォンに直接送信するようにしてもよい。そうすることで、受験票30の郵送作業や席次票40の印刷作業が不要となり、試験の受付を簡略化して効率を上げることが可能となる。
また、席次一覧票50は、試験監督者Uがタブレット端末など携帯することで代用することができる。通常の試験においては、受験票30を机に置いた状態で、試験監督者Uが試験中に受験票30の顔写真と受験者R本人との照合を目視で行うことが多い。しかしながら、受験票30をスマートフォンなどの電子媒体で代用した場合、受験者Rが使用領域内で自分のスマートフォンなどを使用することは一般的に禁止されているため、受験票30に代わるものを試験監督者Uが参照することができない。そのため、試験監督者Uが携帯するタブレット端末には、受験者Rの顔写真や受験番号等を含めた席次一覧情報を送信し、表示できるようにすることで、試験監督者Uが目視により受験者Rを照合できるようにしてもよい。こうすることで、試験管理者Tが紙媒体の席次一覧票50を試験監督者Uに渡しに行く手間が省け、特に広大な敷地での試験や多数の教室を使用しての試験においては、席次一覧票50の配布作業を効率的に行うことが可能となる。
さらに、図1においては受付端末10と席次演算装置20とを別体の装置として記載しているが、一体的な単一の装置として捉えてもよい。すなわち、受験票30の読み込み、識別情報31の照合、席次の演算、席次票40の出力制御、席次一覧票50の出力制御等を全て単一の装置内で行うようにしてもよい。
図2は、本実施形態に係る席次演算装置の構成を示す機能ブロック図である。席次演算装置20は、予め願書が提出されている受験者Rに関する情報を当該受験者Rごとに一意に割り振られた受験番号と共に記憶する受験者情報記憶部21と、受付端末10から受け取った受験者Rの識別情報31と受験者情報記憶部21に記憶されている受験者情報とを受験番号で照合し、受け取った識別情報31が適正な受験資格を有する受験者Rの識別情報31であるかどうかを判断する照合部22と、予め準備されている試験会場における使用領域や座席位置の情報を記憶する使用領域情報記憶部23と、受け取った識別情報31が適正な受験資格を有する受験者Rの識別番号31であると照合部22が判断した場合に、使用領域情報記憶部23の情報に基づいて受験者Rの席次を演算して特定する席次演算部24と、演算された席次の情報を記憶する席次情報記憶部25と、照合部22の照合結果、席次演算部24の演算結果、及び席次情報記憶部25に記憶された席次情報等を出力する出力制御部26とを備える。
受験者情報記憶部21には、予め取得している受験を希望する願書の情報が、受験希望者ごとに受験番号が一意に割り振られて記憶されており、希望する受験種別(例えば、前期/後期、学部、学科、選択科目等)や住所、出身校などの個人情報が格納されている。
照合部22は、受け取った識別情報31(ここでは受験票30に記載されている受験番号)と一致する受験者情報が受験者情報記憶部21に存在するかどうかを判断する。存在する場合は、適正な受験資格を有する受験者の識別情報31であるとして、席次演算部24に識別情報31を渡す。存在しない場合は、識別情報31と共に当該識別情報31が登録されていない旨を示す非登録情報を出力制御部26に渡す。
使用領域情報記憶部23には、試験会場における使用領域ごとの座席情報が記憶されている。例えば、試験に使用する教室が教室A~教室Eまで5部屋用意されており、各教室には01~50まで50人分の座席が容易されているとするとA01~E50までの座席情報が存在することとなる。これ以外にも、教室ごとや座席ごとに学部、学科、科目等の区分けがなされて登録されていてもよい。
席次演算部24は、取得した識別情報31に相当する受験者Rの席次を特定する。その際に、まず識別情報31に相当する受験者Rの情報を受験者情報記憶部21から読み出し、受験者Rの受験種別に適合する使用領域が特定される。例えば、教室A、Bが理工学部、教室C、Dが農学部、教室Eが医学部といった区分けがなされ、受験者Rの受験種別が医学部であるとすると、受験者Rの使用領域が教室Eに特定される。使用領域が教室Eに特定されると、次に席次を演算する。
以下、席次演算の処理について図3~図8を用いて具体例を説明する。座席を割り振る第1の方法は受付順である。図3は受付順に席次を特定する場合の処理を示す模式図である。受験者Rの教室Eには(1)~(16)までの座席が用意されており、試験監督者Uから見て前から後ろ、右から左に昇順に座席番号が割り振られている。第1の方法では、受付順(厳密には席次演算部24が席次を演算する順)に従って若い番号の座席を受験者Rに割り振る。この方法が最もシンプルで簡単な方法であり、多くの欠席者が想定されるような試験であっても空席を最小限に抑えて効率的に試験を行うことが可能となる。
上述したように、受付順に席次を詰めて特定することで不必要な事前準備や人員を最小限に抑えることができるのに加え、試験管理におけるミスの回避も可能となる。すなわち、志願者全員分の座席を用意して当日に多くの空席が生じた場合、試験当日に受験者Rが誤って着席してしまう可能性が高まる。その場合、試験開始前や試験途中で誤りに気づいて本来の席次に戻すことができれば問題ではないが、試験時間中のチェックが不十分で、その間違いに気づかない場合、合格判定まで持ち越すことがある。特に、当該受験者Rの成績が良好であれば、別の受験者(つまり欠席者)に合格を出してしまうこともある(過去にこのような事例が実際に発生している)。つまり、空席を作らないということは、こうした入試ミスを回避する効果もあると言える。
また、各使用領域においては受験者Rが詰めて着席することが可能になるため、出席した受験者Rの人数に応じた所定の範囲においては空席が基本的に生じない。したがって、試験問題の配布や解答用紙の回収などは、空席が多い状況よりも容易になる。また、志願者全員分の座席を用意した場合は、各使用領域の席次一覧票に志願者全員の情報が掲載されるため、欠席者確認をより丁寧に行わなければならなずミスも生じやすくなが、本実施形態においては、当該使用領域に着席した受験者Rだけが席次一覧票50に掲載されるため、管理しやすくミスの発生を抑えることが可能となる。
第2の方法は、出身校が同じ受験者同士が隣接する席次とならないように座席を割り振るものである。例えば図4に示すように、出身校aの受験者R1が(2)の席次に特定されているとすると、その後に受け付けを行った出身校aの受験者R2は、(3)、(5)、(6)及び(7)を除外した座席に基づいて席次の特定を行う。すなわち、図4の例では受験者R2の席次は(4)で特定される。このように、同一出身校の受験者R1、R2は親しい間柄である可能性があるため、できるだけ座席の距離を空けることで教え合うなどの不正等が行われる可能性を排除したり、試験に集中できるようにすることが可能となる。
なお、受付順が終盤になると割り振り可能な座席が少なくなり、やむを得ず隣接する座席を割り振らざるを得ない状況があり得る。そのような場合であっても、前後左右に隣接する座席よりも斜めに隣接する座席を優先して割り振ることが望ましい。
第3の方法は、試験後のスケジュールに応じて座席を割り振るものである。例えば、筆記試験の後に引き続き面接試験などが実施される場合に、面接試験の実施順や帰宅時間まで考慮して席次を特定するものである。例えば図5に示すように、筆記試験の後に列ごとに異なる面接会場で面接試験が行われるとする。面接の順番は前の座席の受験者Rから順次行われるとし、面接が終わればそのまま帰宅するものとする。この場合、遠方から来た受験者R(遠方の住所が登録されている受験者R)や移動手段が制限される受験者R(交通手段の時間帯によっては待ち時間が極めて長くなるような受験者R)ほど面接試験が早急に終了することが望ましい。
つまり、第3の方法では、上記の条件に該当する受験者Rをできるだけ前方の座席が割り振られるように席次を特定する。より具体的には、例えば受験者Rの住所に基づいて、試験会場から自宅までの移動時間を抽出し、その移動時間が予め設定された所定の値以上であれば前方の座席から順次席次を特定し、所定の値未満であれば後方の座席から順次席次を特定する。こうすることで、遠方の受験者Rほど早く試験を終了することができるため、受験者Rへの配慮を高めることができる。
なお、移動時間は一般的に利用される地図情報やナビゲーションなどのソフトウェアを用いて求めるようにしてもよいし、距離に応じた時間としてもよい。また、前方の座席とするか後方の座席とするかの所定の値(閾値)の決め方として、出願している全ての受験者Rの移動時間を算出して正規化し、移動時間指数を求め、この移動時間指数が所定値以上である場合に前方の座席を優先して割り振るようにしてもよい。
第4の方法は、受験者間の距離ができるだけ大きくなるように席次を特定するものである。例えば新型のウイルス(COVID-19等)などが蔓延しており、密を避けたり人同士の距離を保つことが推奨される場合がある。具体的には図6の番号で示すように、既に割り振られている座席との距離の合計が最大で、且つ既に割り振られている直近の座席との距離が最大となる座席から順次割り振っていく。そうすると、例えば受験者Rが最終的に5人しかいなかった場合は、図7(A)に示すような席次となり、受験者Rが最終的に10人となった場合は、図7(B)に示すような席次となる。図7からわかるように、受験者間の距離ができるだけ均等で且つ最大限になることでウイルスなどの感染の可能性を抑えつつ、不正も行いにくい席次とすることができる。
なお、上記第4の方法において、例えば緊急事態宣言が出されている地域から来た受験者R(以下、特別受験者という)の座席との距離を求める場合の係数αに比べて、それ以外の地域から来た受験者R(以下、通常受験者という)の座席との距離を求める場合の係数βを大きくする(α<βとする)ことで、特別受験者との距離を通常受験者との距離よりも大きくすることができ、ウイルス対策を行うことが可能となる。
具体的には、図8に示すように、図8(A)の状態において全ての受験者が通常受験者である場合は、次の受験者Rは、図8(B)に示すように、他の通常受験者との距離が最大で、且つ直近の通常受験者との距離が最大となる中心位置(図8(B)中の(5)で示す位置)の席次となる。しかしながら、図8(C)に示すように、もし(3)の受験者が特別受験者である場合には、図8(D)に示すように、(3)の特別受験者とは距離を多く取りつつ、他の通常受験者との距離が最大限となる(13)、(23)又は(24)あたりの座席を席次として特定することが望ましい。なお、(13)、(23)又は(24)のいずれにするかは、管理者により設定されている係数α、βの値に応じて適宜演算されればよい。このように、通常受験者との距離の重み付けと特別受験者との距離の重み付けとを変えることで、最適な席次を特定することが可能になる。
以上のように、席次演算部24は、試験の開催者、試験会場の状況、試験時における世の中の状況などに応じて適正な席次を特定することが可能である。なお、上記第1の方法から第4の方法において、一つの手法のみを用いて席次を演算してもよいし、複数の手法を組み合わせて席次を演算してもよい。
出力制御部26は、照合部22から非登録情報を渡された場合にはその非登録情報、席次演算部24から席次情報を渡された場合にはその席次情報、及び全ての受験者Rの受付が終わったタイミングで席次情報記憶部25に記憶されている席次一覧情報を出力する。非登録情報及び席次情報は照合結果情報41として受付端末10に出力され、席次一覧情報は紙媒体に印刷されて出力される。
受付端末10では、照合結果情報41として出力制御部26から非登録情報が返された場合には、受付者Sがその旨を確認した上で別途対応が必要となる。出力制御部26から席次情報が返された場合には、受付者Sが席次情報が記載された席次票40を印刷して受験者Rに渡す。受験者Rは、その席次票40を参考にして自分の席次に向かう。受付時間が終了したら、出力制御部26が席次情報記憶部25の席次一覧情報から席次一覧票50を印刷し、試験管理者Tから試験監督者Uに渡される。試験監督者Uは受け取った席次一覧票50を参考にして各使用領域で試験監督を行う。
次に、席次演算システム1の動作について説明する。図9は、本実施形態に係る席次演算システム1の動作を示すフローチャートである。まず、受付端末10が受験者Rが持参した受験票30から識別情報31を読み込む(S1)。読み込んだ識別情報31は即時に席次演算装置20に送信される(S2)。席次演算装置20の照合部22は、受信した識別情報31と受験者情報記憶部21に記憶されている受験者情報とを照合する(S3)。照合の結果、識別情報31が適正な受験資格を有する受験者のものではないと判断した場合は(S4)、出力制御部26が非登録情報を受付端末10に返す(S5)。受付端末10が非登録情報を受信した場合は、受付者Sにより別途対応となる。
照合の結果、識別情報31が適正な受験資格を有する受験者のものであると判断した場合は(S4)、席次演算部24が、上記第1~第4の方法のいずれか又は組み合わせにより、識別番号31の受験者Rの席次を演算し(S6)、演算した席次情報を席次情報記憶部25に書き込むと共に、出力制御部26が席次情報を受付端末10に送信する(S7)。受付終了時間であるかどうかを判定し(S8)、受付終了時間でなければ、S1に戻って次の受験者Rの受け付けを行うか、次の受験者Rが居ない場合は待機しておく。受付終了時間である場合は、出力制御部26が席次情報記憶部25に記憶された情報に基づいて席次一覧票50を出力して(S9)、処理を終了する。席次一覧票は、試験管理者Tから試験監督者Uに渡される。
このように、本実施形態に係る席次演算装置においては、対象者である受験者Rが試験会場などに来場した受付時に席次を決定することで、必要最小限の座席の準備で受験者Rを確実に着席させることができると共に、席次の情報を出力して座席と受験者Rとの対応関係を容易に把握することができる。
また、受験者Rが来場した順番にしたがって順次隣接した席次を特定するため、「受付順配席方式」を実現して、必要最小限の使用領域や人材を準備することで対応可能である。
さらに、受験者Rが同一の出身校である場合に、席が隣接しないように席次を特定するため、知り合いである可能性が高い受験者R同士の席を離隔することができ、不正などが生じる可能性を抑えることができる。
さらにまた、試験後のスケジュールに応じて席次を特定するため、例えば試験後に面接、健康診断等の試験に付随するイベントがあるような場合には、その面接の順番に沿った席次としたり、遠方から来ている人が先に面接が終了できるような席次とすることで、受験者Rにとって高品質な対応を提供することができる。
さらにまた、一の受験者Rが来場した場合に既に来場済みの他の受験者Rが居るときに、一の受験者Rの席次と他の受験者Rの席次との距離の合計が最大、且つ前記一の対象者の席次と直近となる前記他の対象者の席次との距離が最大となる席次を当該一の対象者の席次として特定するため、使用領域内で対象者間の距離を最大限に保持することができ、例えば新型のウイルス(COVID-19等)などが蔓延しており、密を避けたり人同士の距離を保つことが推奨される場合において、有効な配席を行うことが可能になる。
さらにまた、他の受験者Rのうち緊急事態宣言等の距離を置くべき事態が生じている地域以外から来場した通常対象者に比べて、緊急事態宣言が出されている地域から来場した特別対象者との距離が大きくなるように重み付けをして一の受験者Rの席次を特定するため、例えば新型のウイルスなどが蔓延していることで緊急事態宣言が出ているような地域から来た受験者Rと、その他の地域から来た受験者Rとの距離をより大きくした配席とし、ウイルス等の感染対策を万全にするといった対応が可能になる。
なお、本実施形態に係る席次演算装置及び席次演算システムを用いることで、分散型試験場の構築を実現することが可能である。例えば、地方会場のように大学キャンパス外に試験場を設ける場合であっても、受け付けさえできれば試験を一元的に管理することが可能である。また、この場合、受験者Rが事前に試験会場を特定することなく、試験当日になって都合がいい試験会場で受験するようなことも可能となる。特にCOVID-19のような未知のウイルスが蔓延しているような特殊な状況(例えば、外出制限がなされている、店などに休業要請が出されている、公共交通機関の運休・減便中等の特殊な状況)においては、複数の箇所に試験会場を用意するというデメリットが多少生じるものの、固定された試験会場ではなく複数の選択肢の中から直前で試験会場を選択できるメリットはそれ以上に極めて大きいものとなる。
また、上記においては、受験者Rが試験を受ける場合の席次演算装置及びそのシステムについて説明したが、試験以外にも、例えばセミナーや講義の実施、病院の診断、公共施設でのサービス提供などに適用することが可能である。すなわち、施設の使用領域において、対象者が受け付けを行って参加する行事やイベントでの席次を特定し、管理する場合に適用可能である。
1 席次演算システム
10 受付端末
20 席次演算装置
21 受験者情報記憶部
22 照合部
23 使用領域情報記憶部
24 席次演算部
25 席次情報記憶部
26 出力制御部
30 受験票
31 識別情報
40 席次票
41 照合結果情報
50 席次一覧票

Claims (7)

  1. 対象者に関する対象者情報を記憶する対象者情報記憶手段と、
    前記対象者が来場した場合の使用領域に関する使用領域情報を記憶する使用領域情報記憶手段と、
    前記対象者が前記施設に来場した場合に、前記対象者から取得する当該対象者を識別可能な識別情報と、前記対象者情報とを照合する照合手段と、
    前記識別情報と前記対象者情報との照合が一致した場合に、前記使用領域情報及び前記対象者情報に基づいて、前記使用領域における前記対象者ごとの席次を演算する席次演算手段と、
    演算された前記席次の情報を出力する出力制御手段とを備えることを特徴とする席次演算装置。
  2. 請求項1に記載の席次演算装置において、
    前記席次演算手段が、前記対象者が来場した順番にしたがって順次隣接した席次を特定する席次演算装置。
  3. 請求項1又は2に記載の席次演算装置において、
    前記施設が受験会場であり前記対象者が受験者である場合に、
    前記席次演算手段が、同一の出身校である前記受験者の場合に席が隣接しないように席次を特定する席次演算装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の席次演算装置において、
    前記施設が受験会場であり前記対象者が受験者である場合に、
    前記席次演算手段が、試験後のスケジュールに応じて前記席次を特定する席次演算装置。
  5. 請求項1に記載の席次演算装置において、
    前記席次演算手段が、一の対象者が来場した場合に既に来場済みの他の対象者が居るときに、一の対象者の席次と他の対象者の席次との距離の合計が最大で、且つ前記一の対象者の席次と直近となる前記他の対象者の席次との距離が最大となる席次を当該一の対象者の席次として特定する席次演算装置。
  6. 請求項5に記載の席次演算装置において、
    前記席次演算手段が、前記他の対象者のうち距離を置くべき事態が生じている地域以外から来場した通常対象者に比べて、距離を置くべき事態が生じている地域から来場した特別対象者との距離が大きくなるように重み付けをして前記一の対象者の席次を特定する席次演算装置。
  7. 対象者に関する対象者情報を記憶する対象者情報記憶手段、
    前記対象者が来場した場合の使用領域に関する使用領域情報を記憶する使用領域情報記憶手段、
    前記対象者が前記施設に来場した場合に、前記対象者から取得する当該対象者を識別可能な識別情報と、前記対象者情報とを照合する照合手段、
    前記識別情報と前記対象者情報との照合が一致した場合に、前記使用領域情報及び前記対象者情報に基づいて、前記使用領域における前記対象者ごとの席次を演算する席次演算手段、
    演算された前記席次の情報を出力する出力制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする席次演算プログラム。
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