JP2023064236A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体のサイズ増加を抑えつつ熱交換器を大きくでき得るドラム式洗濯乾燥機を提供する。【解決手段】ドラム式洗濯乾燥機1は、第1熱交換器130および第2熱交換器140が、第2ダクト113内に収容されて、筐体10の天面部10aおよび右側面部10bと外槽20の周面壁201とにより囲まれた、周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って上下方向のサイズが拡がるスペースS1に配置され、第1熱交換器130および第2熱交換器140の冷媒管131a,141aが、これら熱交換器130,140の上下方向のサイズが周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って大きくなるように、外槽20の径方向と平行な面内方向に蛇行する。【選択図】図8

Description

本発明は、ドラム式洗濯乾燥機に関する。
筐体内に収容された外槽と、外槽に接続された取出口および戻し口を有する空気循環路と、外槽内の空気を取出口から空気循環路内に取り出して戻し口から外槽内に戻すことによって循環させる送風部と、空気循環路内に設けられ、冷媒と空気循環路内の空気との間で熱交換を行う熱交換器とを備えるドラム式洗濯乾燥機が、以下の特許文献1に記載されている。
このドラム式洗濯乾燥機において、空気循環路は、外槽よりも高い位置で前後方向に延びる途中部分を含む。さらに、熱交換器は、途中部分内において送風部の回転羽根よりも下流側に配置された第1熱交換器と、第1熱交換器の下流側に配置された第2熱交換器とを含む。第1熱交換器と第2熱交換器は、前後方向に並ぶ。
筐体は、方形箱状を有するのに対し、外槽は、円筒状を有し、両端面が前後方向を向いている。このため、外槽の周面壁の上側と筐体の天面部との間には、筐体の正面から見て、中央部よりも筐体の両側面部寄りに大きなスペースが形成される。上記洗濯乾燥機では、このスペースに、途中部に収容された熱交換器が配置される。
特開2021-23720号公報
ドラム式洗濯乾燥機では、通常の場合、空気循環路に配置される熱交換器は、全体形状が直方体状を有している。このため、上記スペースに直方体状の熱交換器が配置された場合、上記スペースの側面部側の部分における熱交換器の下方にデッドスペースが生じやすい。よって、熱交換性能を高めるために、熱交換器が大きくされた場合には、このデッドスペースが残ったまま、筐体が大きくなってしまいやすい。
本願発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、筐体のサイズ増加を抑えつつ熱交換器を大きくでき得るドラム式洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係るドラム式洗濯乾燥機は、方形箱状の筐体と、前記筐体内に配置され、円筒状の周面壁を有する外槽と、前記外槽内に配置され、洗濯物が収容されるドラムと、前記ドラム内の洗濯物を乾燥させるための乾燥装置と、を備える。ここで、前記乾燥装置は、前記外槽に接続され、前記外槽との間で空気が循環する循環路と、冷媒が流れる複数の流路が内部に形成された扁平な冷媒管と、前記冷媒管に接続された伝熱フィンとを含み、前記循環路内を流れる空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、を備える。前記熱交換器は、前記循環路内に収容されて、前記筐体の天面部および側面部と前記周面壁とにより囲まれた、前記周面壁の頂上部側から前記側面部側へと向かうに従って上下方向のサイズが拡がるスペースに配置される。前記冷媒管は、前記熱交換器の上下方向のサイズが前記周面壁の頂上部側から前記側面部側へと向かうに従って大きくなるように、前記外槽の径方向と平行な面内方向に蛇行する。
上記の構成によれば、熱交換器を、当該熱交換器が配置されたスペースの形状に対応した形状に形成できるので、スペースの側面部側の部分において、熱交換器の下方にデッドスペースが生じにくい。よって、筐体のサイズ増加を抑えつつ熱交換器を大きくできる。
本態様に係るドラム式洗濯乾燥機において、前記冷媒管は、上下方向に蛇行し、蛇行振幅が前記周面壁の頂上部側から前記側面部側へと向かうに従って大きくなるような構成とされ得る。
上記の構成によれば、熱交換器を、その上下方向のサイズが周面壁の頂上部側から側面部側へと向かうに従って大きくなるように形成できる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記熱交換器は、前記冷媒管に低温の冷媒が流れ、前記循環路を流れる空気を冷却し、当該空気から除湿を行うような構成とされ得る。
上記の構成によれば、冷媒管が上下方向に蛇行しているため、空気からの除湿の際に冷媒管や伝熱フィンに結露した水が、下方に移動しやすく、循環路の底面に流れやすい。
上記の構成とされた場合、さらに、前記熱交換器は、冷媒管の両端に接続される2つのヘッド部を含むような構成とされ得る。この場合、前記2つのヘッド部には、一方に冷媒の入口が設けられ、他方に冷媒の出口が設けられ、前記冷媒管は、当該冷媒管の一端から上下方向に蛇行しつつ所定方向に延びた後、折り返されて前記所定方向と反対方向に延び、当該冷媒管の他端が前記一端の近傍に位置するような構成が採られ得る。
上記の構成によれば、冷媒の入口を有するヘッド部と冷媒の出口を有するヘッド部とを近くに配置できるので、熱交換器に冷媒を送る管および熱交換器から冷媒が戻される管を、それぞれ入口および出口に接続する作業が容易になる。
本態様に係るドラム式洗濯乾燥機において、前記冷媒管は、水平方向に蛇行し、蛇行振幅が前記周壁面側から前記天面部側へと向かうに従って大きくなるような構成とされ得る。
上記の構成によれば、熱交換器を、その上下方向のサイズが周面壁の頂上部側から側面部側へと向かうに従って大きくなるように形成できる。
本態様に係るドラム式洗濯乾燥機において、前記熱交換器は、前記冷媒管に低温の冷媒が流れ、前記循環路を流れる空気を冷却し、当該空気から除湿を行う第1熱交換器と、前記冷媒管に高温の冷媒が流れ、前記循環路を流れる空気を加熱する第2熱交換器と、を含むような構成とされ得る。この場合、前記第1熱交換器および前記第2熱交換器は、前記冷媒管と前記伝熱フィンとからなる熱交換ユニットが、前記外槽の軸方向に配列される構成を有し得る。さらに、前記第2熱交換器の前記熱交換ユニットの個数が、前記第1熱交換器の前記熱交換ユニットの個数よりも多くされ得る。
上記の構成によれば、第2熱交換器は、第1熱交換器よりも熱交換性能が高くなるので、除湿のために第1熱交換器で冷却された空気を、第2熱交換器により十分に加熱できる。
本発明によれば、筐体のサイズ増加を抑えつつ熱交換器を大きくでき得るドラム式洗濯乾燥機を提供できる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施の形態に係る、ドラム式洗濯乾燥機の構成を模式的に示す側面断面図である。 図2(a)は、実施の形態に係る、乾燥装置が装着された外槽を後上方から見た斜視図である。図2(b)は、実施の形態に係る、排気口の周辺が示された外槽の要部の斜視図である。 図3は、実施の形態に係る、第1熱交換器および第2熱交換器が配置された、上ケースが外された状態の第2ダクトの平面図である。 図4は、実施の形態に係る、第1熱交換器および第2熱交換器が配置された第2ダクトを、排水凹部の位置で前後方向に切断した断面図である。 図5(a)、(b)および(c)は、それぞれ、実施の形態に係る、第1熱交換器の斜視図、平面図および底面図である。 図6(a)、(b)および(c)は、それぞれ、実施の形態に係る、第2熱交換器の斜視図、平面図および底面図である。 図7は、実施の形態に係る、下ケースの斜視図である。 図8(a)は、実施の形態に係る、第1熱交換器の位置で切断されたドラム式洗濯乾燥機の右側上部の正面断面図である。図8(b)は、実施の形態に係る、第2熱交換器の位置で切断されたドラム式洗濯乾燥機の右側上部の正面断面図である。
以下、本発明のドラム式洗濯乾燥機の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、ドラム式洗濯乾燥機1の構成を模式的に示す側面断面図である。図2(a)は、乾燥装置100が装着された外槽20を後上方から見た斜視図である。図2(b)は、排気口203の周辺が示された外槽20の要部の斜視図である。
ドラム式洗濯乾燥機1は、方形箱状の筐体10を備える。筐体10の前面には、洗濯物が投入される円形の投入口11が形成される。投入口11は、開閉自在なドア12により覆われる。
筐体10内には、外槽20が配置される。外槽20は、複数のダンパー21とスプリング22とにより弾性的に支持される。外槽20は、円筒状の周面壁201と円盤状の後面壁202とを有する。外槽20内には、ドラム23が回転自在に配置される。ドラム23は、水平軸Lの周りに回転する。ドラム23は、前面に円形の開口部23aを有する。外槽20は、ドラム23の開口部23aの前方に、図示しないパッキンを介して投入口11に繋がる円形の開口部20aを有する。なお、ドラム23は、横軸型であれば、傾斜した軸の周りに回転するものであってもよい。
ドラム23の周面壁には、多数の脱水孔23bが形成される。また、ドラム23内には、周面壁に、洗濯物を掻き揚げるためのバッフル24が設けられる。
外槽20の後方には、ドラム23を回転させるためのトルクを発生させる駆動モータ30が配置される。駆動モータ30は、たとえば、アウターロータ型のDCブラシレスモータである。駆動モータ30は、洗い工程およびすすぎ工程時には、ドラム23内の洗濯物に加わる遠心力が重力より小さく、洗濯物がタンブリングする回転数でドラム23を回転させる。一方、駆動モータ30は、脱水工程時には、ドラム23内の洗濯物に加わる遠心力が重力よりはるかに大きく、洗濯物がドラム23の周面壁に張り付く回転数でドラム23を回転させる。
外槽20の底部には、排水口20bが形成される。排水口20bには、排水ホース等により構成される排水路40が接続される。排水路40には、排水バルブ41と排水フィルタ42が設けられる。排水バルブ41は、たとえば、バルブと、バルブを開閉させるトルクモータとを含む。排水バルブ41が開放されると、外槽20内に溜められた水が排水路40を通じて機外に排出される。排水フィルタ42により、排水に含まれるリント等の異物が捕獲される。
筐体10内の上部には、給水部50が配置される。給水部50は、給水バルブ51と、給水ホース52とを含む。給水ホース52は、一端が給水バルブ51に接続され、他端が外槽20の後面壁202に設けられた注水口20cに接続される。給水バルブ51が開放されると、水道栓からの水道水が給水ホース52を流れて注水口20cから外槽20内に供給される。
筐体10内の上部には、加熱された空気によりドラム23内の洗濯物を乾燥させるための乾燥装置100が配置される。乾燥装置100は、循環路110と、送風器120と、第1熱交換器130と、第2熱交換器140と、を備える。
循環路110は、空気が流れる風路であり、外槽20に接続される。循環路110は、第1ダクト111と、ファンケーシング112と、第2ダクト113と、導入パイプ114とを含む。
図2(b)に示すように、外槽20の周面壁201には、その後部であって、外槽20の中心よりも上側の部分に排気口203が設けられる。排気口203は、前後方向、即ち外槽20の軸方向に長く角が丸い長方形状を有する。なお、周面壁201および後面壁202には、外面側に、多数の補強用のリブが格子状に設けられる。
図2(a)に示すように、第1ダクト111は、外槽20の後部において、周面壁201に配置されて排気口203に接続され、排気口203から周面壁201に沿って周面壁201の頂上側へ延びる。ファンケーシング112は、外槽20の後部において、周面壁201の上方であって、周面壁201の頂上よりも右側の第1ダクト111の上方に配置される。
ファンケーシング112は、扁平な中空円柱状に形成され、下面に吸込口を有し、周面に吐出口を有する。第1ダクト111は、フレキシブルな接続ホース115を介してファンケーシング112の吸込口に接続される。
第2ダクト113は、前後方向に長い箱状を有し、周面壁201の上方であって、周面壁201の頂上よりも右側のファンケーシング112の前方に配置される。第2ダクト113は、後端がファンケーシング112の吐出口に接続される。導入パイプ114は、第2ダクト113の前端から延びて、外槽20の前上部に形成された吸気口204に接続される。導入パイプ114は、第2ダクト113と一体形成された第1パイプ114aと、ゴム材料からなり、第1パイプ114aと吸気口204との間を繋ぐ第2パイプ114bとで構成される。第2ダクト113の底部には、第1熱交換器130により空気から凝縮された水が排出されるドレインホース116が接続される。ドレインホース116は、図示しない接続ホースを介して、外槽20に接続される。
送風器120は、たとえば、遠心ファンであり、ファンケーシング112内に収容されたファン121と、ファン121を回転駆動するためのファンモータ122とを含む。送風器120は、外槽20と循環路110との間で空気を循環させる。排気口203を通じて外槽20内から排出された空気は、第1ダクト111、ファンケーシング112、第2ダクト113、導入パイプ114の順に循環路110内を流れ、吸気口204を通じて外槽20内に戻る。送風器120とファンケーシング112とにより送風ユニットが構成される。
第1熱交換器130および第2熱交換器140は、それぞれ、それらのケーシングである第2ダクト113内の上流側および下流側に配置される。第1熱交換器130および第2熱交換器140は、それぞれ、ヒートポンプ装置に含まれる。ヒートポンプ装置には、第1熱交換器130および第2熱交換器140とともに冷熱回路を構成するコンプレッサ、膨張弁等が含まれる。
第1熱交換器130の内部には、低温の冷媒が流れる。第1熱交換器130は、第2ダクト113内、即ち循環路110内を流れる空気を、低温の冷媒との間の熱交換により冷却して、空気の除湿を行う。即ち、第1熱交換器130は、冷却器として機能する。
第2熱交換器140の内部には、高温の冷媒が流れる。第2熱交換器140は、第2ダクト113内、即ち循環路110内を流れる除湿後の空気を、高温の冷媒との間の熱交換により加熱する。即ち、第2熱交換器140は、加熱器として機能する。
図3は、第1熱交換器130および第2熱交換器140が配置された、上ケース302が外された状態の第2ダクト113の平面図である。図4は、第1熱交換器130および第2熱交換器140が配置された第2ダクト113を、排水凹部313の位置で前後方向に切断した断面図である。図5(a)、(b)および(c)は、それぞれ、第1熱交換器130の斜視図、平面図および底面図である。図6(a)、(b)および(c)は、それぞれ、第2熱交換器140の斜視図、平面図および底面図である。図7は、下ケース301の斜視図である。
図3ないし図7を参照し、第2ダクト113、第1熱交換器130および第2熱交換器140の構成について詳細に説明する。
第2ダクト113は、上面が開口する下ケース301と下面が開口する上ケース302とを結合することにより構成される。第2ダクト113は、樹脂材料で形成され、底面壁303、天面壁304、前側面壁305、後側面壁306、右側面壁307および左側面壁308を含む。
底面壁303は、右端部がほぼ水平であり、右端部よりも左側の部分が左端に向かって上り傾斜する形状を有する。後側面壁306には、左右方向に長い長方形状の流入口309が形成される。流入口309には、ファンケーシング112の吐出口が接続される。前側面壁305には、左右方向に細長い形状の流出口310が形成される。流出口310には、第2ダクト113と一体形成された導入パイプ114の第1パイプ114aが接続される。ファンケーシング112から送出された空気は、第2ダクト113内を後方から前方へ流れる。
第2ダクト113の内部おいて、上流側となる後側の配置領域320に第1熱交換器130が配置され、下流側となる前側の配置領域330に第2熱交換器140が配置される。第1熱交換器130と第2熱交換器140は、互いに接近した状態で前後方向に直線的に並ぶ。
図5(a)~(c)に示すように、第1熱交換器130は、前後方向、即ち外槽20の軸方向に配列された3つの熱交換ユニット131と、これら熱交換ユニット131を接続するための2つのヘッド部132と、を含む。第1熱交換器130は、いわゆるマイクロチャネル熱交換器である。
各熱交換ユニット131は、冷媒管131aと、複数の伝熱フィン131bと、を含む。冷媒管131aおよび伝熱フィン131bは、アルミニウムなどの熱伝導性に優れる材料により形成される。
冷媒管131aは、扁平な管であり、その内部に、幅方向に並ぶ複数の小さな冷媒流路を有し、冷媒流路を冷媒が流れる。冷媒管131aは、当該冷媒管131aの一端から上下方向に蛇行しつつ右方向に延びた後、折り返されて、蛇行部分の上側を左方向に直線状に延びる構成を有する。冷媒管131aの他端が、冷媒管131aの一端の上方の近傍に位置する。冷媒管131aは、左側から右側へと向かうに従って、その蛇行振幅が大きくなり、その下端の位置が、より下側となる。
複数の伝熱フィン131bは、波板状を有し、蛇行する冷媒管131aの間に生じた隙間に配置されて、冷媒管131aに接続される。
2つのヘッド部132は、3つの冷媒管131aの両端に接続される。各ヘッド部132は、細長い円筒状を有し、内部が冷媒の流路となる。上側のヘッド部132の内部には、両端部の位置と、前から1つ目と2つ目の熱交換ユニット131の間の位置とに、内部を塞ぐ壁部132aが設けられる。さらに、上側のヘッド部132には、前側に冷媒の入口133が設けられる。下側のヘッド部132の内部には、両端部の位置と、後ろから1つ目と2つ目の熱交換ユニット131の間の位置とに、内部を塞ぐ壁部132aが設けられる。さらに、下側のヘッド部132には、後側に冷媒の出口134が設けられる。
3つの熱交換ユニット131、即ち冷媒管131aは、2つのヘッド部132により直列接続されている。このため、図5(b)、(c)の矢印に示すように、入口133から上側のヘッド部132に流入した冷媒は、前の冷媒管131aから後ろの冷媒管131aへと順に流れて、下側のヘッド部132の出口134から排出される。
図6(a)~(c)に示すように、第2熱交換器140は、前後方向、即ち外槽20の軸方向に配列された4つの熱交換ユニット141と、これら熱交換ユニット141を接続するための2つのヘッド部142と、を含む。第2熱交換器140は、いわゆるマイクロチャネル熱交換器である。
各熱交換ユニット141は、冷媒管141aと、複数の伝熱フィン141bと、を含む。冷媒管141aおよび伝熱フィン141bは、アルミニウムなどの熱伝導性に優れる材料により形成される。
冷媒管141aは、扁平な管であり、その内部に、幅方向に並ぶ複数の小さな冷媒流路を有し、冷媒流路を冷媒が流れる。冷媒管141aは、左右方向に蛇行する構成を有する。冷媒管141aは、下側から上側へと向かうに従って、その蛇行振幅が大きくなり、その端の位置が、より左側となる。
複数の伝熱フィン141bは、波板状を有し、蛇行する冷媒管141aの間に生じた隙間に配置されて、冷媒管141aに接続される。最も下の伝熱フィン141bの下に伝熱板145が接続される。
2つのヘッド部142は、4つの冷媒管141aの両端に接続される。各ヘッド部142は、細長い円筒状を有し、内部が冷媒の流路となる。上側のヘッド部142の内部には、両端部の位置と、前から1つ目と2つ目の熱交換ユニット141の間の位置と、後ろから1つ目と2つ目の熱交換ユニット141の間に位置とに、内部を塞ぐ壁部142aが設けられる。さらに、上側のヘッド部142には、前側に冷媒の入口143が設けられ、後側に冷媒の出口144が設けられる。下側のヘッド部142の内部には、両端部の位置と、前から2つ目と3つ目の熱交換ユニット141の間の位置とに、内部を塞ぐ壁部142aが設けられる。
4つの熱交換ユニット141、即ち冷媒管141aは、2つのヘッド部142により直列接続されている。このため、図6(b)、(c)の矢印に示すように、入口143から上側のヘッド部132に流入した冷媒は、前の冷媒管141aから後ろの冷媒管141aへと順に流れて、上側のヘッド部142の出口144から排出される。
第1熱交換器130および第2熱交換器140は、正面の形状が、第2ダクト113の正面の断面形状に対応している。
図3に示すように、第2ダクト113の内部には、2つの配置領域320,330の右側に、前後方向に延びる仕切壁311により仕切られた収容部312が設けられる。仕切壁311は、下側部分が下ケース301に形成され、上側部分が上ケース302に形成される。
図示しないコンプレッサの吐出口および吸込口からそれぞれ延びる送り管181および戻り管182が収容部312に導入される。送り管181は、第2熱交換器140の入口143に接続される。戻り管182は、第1熱交換器130の出口134に接続される。
収容部312には、膨張弁であるキャピラリーチューブ183を有する接続管184が配置される。接続管184の入口が第2熱交換器140の出口144に接続され、接続管184の出口が第1熱交換器130の入口133に接続される。
コンプレッサで圧縮されて高温となった冷媒が送り管181を通じて第2熱交換器140に供給され、第2熱交換器140の4つの冷媒管141aを流れる。これにより、第2熱交換器140が高温となる。第2熱交換器140を出た冷媒は、接続管184内でキャピラリーチューブ183を通過する際に減圧されて低温となる。低温の冷媒が第1熱交換器130に供給され、第1熱交換器130の3つの冷媒管131aを流れる。これにより、第1熱交換器130が低温となる。第1熱交換器130を出た冷媒は、戻り管182を通ってコンプレッサに戻る。
図7に示すように、第2ダクト113の内部において、第1熱交換器130の配置領域320には、仕切壁311の下側部分から第1熱交換器130の左端部に近接するように張り出す直方体状の張出部321が設けられる。また、配置領域320には、底面壁303の水平部分に、配置領域320を前後方向に横切る排水溝322が形成される。排水溝322は、前方向に下り傾斜する。
配置領域320において、底面壁303には、張出部321と右側面壁307との間で左右方向に延びる4つの底面リブ323が、前後方向に間隔を置いて設けられる。また、右側面壁307には、上下方向に延び、下端が底面リブ323に繋がる4つの側面リブ324が設けられる。さらに、張出部321には、当該張出部321の側面から上面へと延び、下端が底面リブ323に繋がる4つの支持リブ325が設けられる。
後方の3つの底面リブ323は、底面壁303の傾斜部分に対応する部分が階段状を有する。一番前と一番後ろの底面リブ323は、排水溝322の部分が途切れている。中間の2つの底面リブ323は、排水溝322の部分を含む底面壁303の水平部分の多く範囲において途切れている。4つの支持リブ325は、右側が半U字状に凹んでいる。
配置領域320には、前後の2つの底面リブ323の各間であって、底面壁303の水平部分における排水溝322の右側と左側とに、左右方向に延びる高さの低い載置リブ326が形成される。
第1熱交換器130は、各熱交換ユニット131が、前後の2つの底面リブ323、側面リブ324および支持リブ325の間に挟まれる。これにより、第1熱交換器130の前後方向の動きが規制される。また、第1熱交換器130は、各熱交換ユニット131が載置リブ326に載置され、2つのヘッド部132が支持リブ325に支えられる。これにより、第1熱交換器130と底面壁303との間に隙間が生じる。
第2ダクト113の内部には、第1熱交換器130の前方、即ち下流に、第1熱交換器130と近接するように、防壁部340が設けられる。防壁部340は、第2ダクト113の底面壁303に沿って左右方向、即ち第2ダクト113内の空気の流れと直交する方向に延び、第1熱交換器130の下流側から第1熱交換器130と底面壁303との間の隙間に重なる。
防壁部340は、一番前の底面リブ323と、この底面リブ323に上方から被せられるパッキン341とで構成される。パッキン341は、ゴムなどの弾性材料により、底面リブ323に対応する形状に形成され、左右方向に底面リブ323と同じ長さを有する。
第2ダクト113の内部において、排水溝322の前方には、底面壁303を凹ませることにより排水凹部313が設けられる。排水凹部313は、防壁部340よりも下流側であって、第2熱交換器140の配置領域330よりも上流側に位置する。排水溝322が排水凹部313に繋がる。排水凹部313には、その後面壁の下部に円筒状の排水口314が形成される。排水口314には、ドレインホース116が接続される。さらに、排水凹部313には、その前面壁の下部に円筒状の導入口315が形成される(図4参照)。
図7に示すように、第2熱交換器140の配置領域330では、底面壁303の傾斜部分が階段状を有する。配置領域330において、底面壁303には、仕切壁311と右側面壁307との間で左右方向に延びる5つの底面リブ331が、前後方向に間隔を置いて設けられる。また、右側面壁307には、上下方向に延び、下端が底面リブ331に繋がる5つの側面リブ332が設けられる。各底面リブ331は、底面壁303の傾斜部分に対応する部分が階段状を有する。
第2熱交換器140は、各熱交換ユニット141が、前後の2つの底面リブ331および側面リブ332の間に挟まれる。これにより、第2熱交換器140の前後方向の動きが規制される。また、第2熱交換器140は、各熱交換ユニット141が底面壁303に載置され、2つのヘッド部142が、後側の4つの底面リブ331に支えられる。
配置領域330には、底面壁303の水平部分に所定形状の凹部333が形成される。中間の3つの底面リブ331は、凹部333が形成された部分が途切れている。凹部333の最前部には、排水部334が設けられる。排水部334は、底面壁303を凹ませることにより形成された排水凹部335と、排水凹部335の後面壁の下部に形成された円筒状の排水口336とを含む。
図4に示すように、排水口336と導入口315とが接続パイプ350により接続される。これにより、排水口336、即ち排水凹部335は、接続パイプ350および排水凹部313を介してドレインホース116に接続される。これにより、排水部334は、ドレインホース116を、排水凹部313と共用できる。
図8(a)は、第1熱交換器130の位置で切断されたドラム式洗濯乾燥機1の右側上部の正面断面図である。図8(b)は、第2熱交換器140の位置で切断されたドラム式洗濯乾燥機1の右側上部の正面断面図である。
ファンケーシング112と第2ダクト113は、は、図示しない取付部材を介して筐体10に固定される。第2ダクト113は、底面壁303の一部が外槽20の周面壁201に沿うように傾斜する。底面壁303と周面壁201との間には、所定の間隔が設けられており、脱水時等に外槽20が振動したときに、第2ダクト113に接触しない。また、外槽20の振動は、接続ホース115および第2パイプ114bにより吸収されるため、ファンケーシング112や第2ダクト113へ伝達されにくい。
第1熱交換器130および第2熱交換器140は、第2ダクト113内に収容されて、筐体10の天面部10aおよび右側面部10bと周面壁201とにより囲まれたスペースS1に配置される。スペースS1は、正面視において三角形に近い形状を有し、周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って上下方向のサイズが拡がる。
図8(a)に示すように、第1熱交換器130は、冷媒管131aが、第1熱交換器130の上下方向のサイズが周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って大きくなるように、外槽20の径方向と平行な面内方向である上下方向に蛇行する。具体的には、冷媒管131aは、周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って、その蛇行振幅が大きくなり、その下端の位置が、より下側となるように構成されている。これにより、第1熱交換器130は、正面視において、第1熱交換器130が配置されたスペースS1の形状と同様、三角形に近い形状を有する。よって、第1熱交換器130が図8(a)の一点鎖線で示すような直方体状を有する場合と違って、スペースS1の右側面部10b側の部分において、第1熱交換器130の下方にデッドスペースが生じにくく、その分、筐体10を大きくすることなく、第1熱交換器130を大きくできる。
図8(b)に示すように、第2熱交換器140は、冷媒管141aが、第2熱交換器140の上下方向のサイズが周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って大きくなるように、外槽20の径方向と平行な面内方向である左右方向、即ち水平方向に蛇行する。具体的には、冷媒管141aは、周面壁201から天面部10a側へと向かうに従って、その蛇行振幅が大きくなり、その左端の位置が、より左側となるように構成されている。これにより、第2熱交換器140は、正面視において、第2熱交換器140が配置されたスペースS1の形状と同様、三角形に近い形状を有する。よって、第2熱交換器140が図8(b)の一点鎖線で示すような直方体状を有する場合と違って、スペースS1の右側面部10b側の部分において、第2熱交換器140の下方にデッドスペースが生じにくく、その分、筐体10を大きくすることなく、第2熱交換器140を大きくできる。
さて、ドラム式洗濯乾燥機1では、各種運転コースの洗濯乾燥運転、洗濯運転または乾燥運転が行われる。洗濯乾燥運転では、洗い工程、中間脱水工程、すすぎ工程、最終脱水工程および乾燥工程が順番に行われる。洗濯運転では、洗い工程から最終脱水工程までが行われ、乾燥工程が行われない。乾燥運転では、乾燥工程のみが行われる。運転コースによっては、すすぎ工程と中間脱水工程とが2回以上行われる場合がある。
洗い工程では、ドラム23内に収容された洗濯物の負荷量に応じた所定水位まで、外槽20内に洗剤を含む水が溜められ、その水の中に浸された洗濯物が、ドラム23の正回転および逆回転が繰り返されることによりタンブリングされる。洗濯物の内部まで洗剤を含む水が浸透し、洗剤の力とタンブリングによる機械力とにより洗濯物の表面や内部に付着した汚れが落とされる。
すすぎ工程では、外槽20内に所定水位までの水が溜められた状態でドラム23が正回転および逆回転し、洗濯物がタンブリングされる。これにより、洗濯物に含まれた洗剤が水とともに排出され、洗濯物がすすがれる。
中間脱水工程および最終脱水工程では、駆動モータ30が一方向に高速回転し、ドラム23が、ドラム23内の洗濯物に作用する遠心力が重力よりはるかに大きくなる回転数で一方向に回転する。遠心力の作用により、洗濯物が、ドラム23の周壁面に押し付けられ、脱水される。最終脱水工程では、中間脱水工程での回転数よりも高い回転数でドラム23が回転する。
乾燥工程では、送風器120の動作により外槽20と循環路110との間で空気が循環し、第2熱交換器140の動作により外槽20に導入される空気が加熱され、熱風となる。さらに、ドラム23が正回転および逆回転し、洗濯物がタンブリングされる。
吸気口204から外槽20内に導入された熱風がタンブリングする洗濯物に当たり、洗濯物が乾燥する。洗濯物から水分を奪った熱風は、排気口203から循環路110へ戻る。
循環路110内において、熱風は、第2熱交換器140で加熱される前に第1熱交換器130を通過して、第1熱交換器130により除湿される。このとき、第1熱交換器130の冷媒管131aや伝熱フィン131bに空気から凝縮した水が結露し、結露した水が伝熱フィン131bを伝って下方へ移動し、第1熱交換器130の下の底面壁303に落ちる。底面壁303に落ちた水は、第1熱交換器130と底面壁303の間の隙間を排水溝322へと流れ、排水溝322を通って排水凹部313に流れ込む。排水凹部313に流れ込んだ水は、排水口314から排出され、ドレインホース116を通って外槽20内に排出される。
なお、第1熱交換器130では、冷媒管131aが上下方向に蛇行しているため、冷媒管131aや伝熱フィン131bに結露した水が、下方に移動しやすい。
循環路110内では、送風器120の下流側に、第1熱交換器130および第2熱交換器140が、この順番に並ぶ。このため、送風器120から送り出された勢いの強い空気、即ち熱風が、第1熱交換器130を通過しやすい。熱風は、伝熱フィン131bの間を通過するだけでなく、第1熱交換器130と底面壁303との間を通過する。第1熱交換器130と底面壁303との間は、伝熱フィン131bの間よりも風路抵抗が小さいため、通過する熱風の勢いが落ちにくい。よって、第1熱交換器130から落ちて底面壁303に存在する水が、第1熱交換器130と底面壁303との間を流れる熱風によって下流側へと飛ばされやすい。
本実施の形態では、熱風により下流側へと飛ばされ水は、防壁部340で止められる。よって、飛ばされた水が第2熱交換器140の配置領域330に侵入し、第2熱交換器140に付着することを防止でき、第2熱交換器140の加熱が妨げられることを防止できる。
防壁部340に止められた水は、排水溝322を通って排水凹部313へ流れる。
さらに、本実施の形態では、万一、配置領域330内に水が浸入し、その底部に溜まるようなことが生じても、溜まった水は排水部334により排出される。排出された水は、接続パイプ350および排水凹部313を通じてドレインホース116に流れ、機外へ廃棄される。これにより、配置領域330に溜まった水が流出口310を通じて第2ダクト113から漏れ出し、導入パイプ114を流れて外槽20内に侵入する、ということを防止できる。
本実施の形態では、第2熱交換器140の熱交換ユニット141の個数は、第1熱交換器130の熱交換ユニット131の個数よりも多い。このため、第2熱交換器140は、第1熱交換器130よりも熱交換性能が高い。これにより、除湿のために第1熱交換器130で冷却された空気を、第2熱交換器140により十分に加熱できる。
<実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、ドラム式洗濯乾燥機1は、第1熱交換器130および第2熱交換器140が、循環路110の第2ダクト113内に収容されて、筐体10の天面部10aおよび右側面部10bと外槽20の周面壁201とにより囲まれた、周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って上下方向のサイズが拡がるスペースS1に配置され、第1熱交換器130および第2熱交換器140の冷媒管131a,141aが、これら熱交換器130,140の上下方向のサイズが周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って大きくなるように、外槽20の径方向と平行な面内方向に蛇行する。
この構成によれば、第1熱交換器130および第2熱交換器140を、筐体10の正面視において、これら熱交換器130,140が配置されたスペースS1の形状に対応した形状、即ち三角形に近い形状に形成できるので、スペースS1の右側面部10b側の部分において、これら熱交換器130,140の下方にデッドスペースが生じにくく、その分、筐体10を大きくすることなく、これら熱交換器130,140を大きくできる。
さらに、本実施の形態によれば、第1熱交換器130の冷媒管131aは、上下方向に蛇行し、蛇行振幅が周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って大きくなるよう構成される。
この構成によれば、第1熱交換器130を、その上下方向のサイズが周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って大きくなるように形成できる。
さらに、本実施の形態によれば、第1熱交換器130は、冷却器として機能し、冷媒管131aに低温の冷媒が流れ、循環路110を流れる空気を冷却し、当該空気から除湿を行う。
この構成によれば、第1熱交換器130は、冷媒管131aが上下方向に蛇行しているため、空気からの除湿の際に冷媒管131aや伝熱フィン131bに結露した水が、下方に移動しやすく、第2ダクト113、即ち循環路110の底面に流れやすい。
さらに、本実施の形態によれば、第1熱交換器130は、冷媒管131aの両端に接続される2つのヘッド部132を含む。2つのヘッド部132には、一方に冷媒の入口133が設けられ、他方に冷媒の出口134が設けられる。冷媒管131aは、当該冷媒管131aの一端から上下方向に蛇行しつつ右方向に延びた後、折り返されて左方向に延び、当該冷媒管131aの他端が、一端の近傍に位置する。
この構成によれば、冷媒の入口133を有するヘッド部132と冷媒の出口134を有するヘッド部132とを近くに配置できるので、接続管184および戻り管182を、それぞれ入口133および出口134に接続する作業が容易になる。
さらに、本実施の形態によれば、第2熱交換器140の冷媒管141aは、水平方向に蛇行し、蛇行振幅が周面壁201側から天面部10a側へと向かうに従って大きくなるよう構成される。
この構成によれば、第2熱交換器140を、その上下方向のサイズが周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って大きくなるように形成できる。
さらに、本実施の形態によれば、第2熱交換器140は、加熱器として機能し、冷媒管141aに高温の冷媒が流れ、循環路110を流れる空気を加熱する。第2熱交換器140の熱交換ユニット141の個数は、第1熱交換器130の熱交換ユニット131の個数よりも多くされる。
この構成によれば、第2熱交換器140は、第1熱交換器130よりも熱交換性能が高くなるので、除湿のために第1熱交換器130で冷却された空気を、第2熱交換器140により十分に加熱できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態等によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、第1熱交換器130および第2熱交換器140が、筐体10の天面部10aおよび右側面部10bと外槽20の周面壁201とにより囲まれた、周面壁201の頂上部201a側から右側面部10b側へと向かうに従って上下方向のサイズが拡がるスペースS1に配置された。しかしながら、第1熱交換器130および第2熱交換器140が、筐体10の天面部10aおよび左側面部と外槽20の周面壁201とにより囲まれた、周面壁201の頂上部201a側から左側面部側へと向かうに従って上下方向のサイズが拡がるスペースに配置されてもよい。
さらに、上記実施の形態では、第1熱交換器130に3つの熱交換ユニット131が含まれ、第2熱交換器140に4つの熱交換ユニット141が含まれた。しかしながら、これら熱交換器130,140に含まれる熱交換ユニット131,141の個数は、求められる熱交換性能に応じて、適宜、変更できる。また、第1熱交換器130の熱交換ユニット131の個数と第2熱交換器140の熱交換ユニット141の個数とが同じにされてもよい。
さらに、上記実施の形態では、第2熱交換器140は、冷媒管141aが水平方向に蛇行する構成とされる。しかしながら、第2熱交換器140は、第1熱交換器130と同様、冷媒管141aが上下方向に蛇行する構成とされてもよい。
さらに、上記実施の形態では、第1熱交換器130および第2熱交換器140は、複数の熱交換ユニット131,141、即ち冷媒管131a,141aが、2つのヘッド部132,142により直列接続される。しかしながら、第1熱交換器130および第2熱交換器140は、複数の冷媒管131a,141aが、2つのヘッド部132,142により並列接続されるような構成とれてもよい。この場合、複数の冷媒管131a,141aに並行に冷媒が流れる。また、冷媒管141aの個数が偶数個、即ち4つであるため、一方のヘッド部142に入口143および出口144が設けられていた第2熱交換器140では、一方のヘッド部142に冷媒の入口143が設けられ、他方のヘッド部142に冷媒の出口144が設けられる。
さらに、上記実施の形態では、第1熱交換器130および第2熱交換器140が、ヒートポンプ装置に含まれる。しかしながら、第1熱交換器130は、水冷式の熱交換器等により構成されてもよい。この場合は、第2熱交換器140に替えて、半導体ヒータ等の加熱器が用いられ得る。
さらに、筐体10は、方形箱状であれば、外形が完全な直方体でなくてもよく、たとえば、一部の面が水平方向や垂直方向に対して傾いていてもよい。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
10 筐体
10a 天面部
10b 右側面部
20 外槽
23 ドラム
100 乾燥装置
110 循環路
130 第1熱交換器
131 熱交換ユニット
131a 冷媒管
131b 伝熱フィン
132 ヘッド部
133 入口
134 出口
140 第2熱交換器
141 熱交換ユニット
141a 冷媒管
141b 伝熱フィン
201 周面壁
201a 頂上部
S1 スペース

Claims (6)

  1. 方形箱状の筐体と、
    前記筐体内に配置され、円筒状の周面壁を有する外槽と、
    前記外槽内に配置され、洗濯物が収容されるドラムと、
    前記ドラム内の洗濯物を乾燥させるための乾燥装置と、を備え、
    前記乾燥装置は、
    前記外槽に接続され、前記外槽との間で空気が循環する循環路と、
    冷媒が流れる複数の流路が内部に形成された扁平な冷媒管と、前記冷媒管に接続された伝熱フィンとを含み、前記循環路内を流れる空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、を備え、
    前記熱交換器は、前記循環路内に収容されて、前記筐体の天面部および側面部と前記周面壁とにより囲まれた、前記周面壁の頂上部側から前記側面部側へと向かうに従って上下方向のサイズが拡がるスペースに配置され、
    前記冷媒管は、前記熱交換器の上下方向のサイズが前記周面壁の頂上部側から前記側面部側へと向かうに従って大きくなるように、前記外槽の径方向と平行な面内方向に蛇行する、
    ことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  2. 請求項1に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    前記冷媒管は、上下方向に蛇行し、蛇行振幅が前記周面壁の頂上部側から前記側面部側へと向かうに従って大きくなる、
    ことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  3. 請求項2に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    前記熱交換器は、前記冷媒管に低温の冷媒が流れ、前記循環路を流れる空気を冷却し、当該空気から除湿を行う、
    ことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  4. 請求項2または3に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    前記熱交換器は、冷媒管の両端に接続される2つのヘッド部を含み、
    前記2つのヘッド部には、一方に冷媒の入口が設けられ、他方に冷媒の出口が設けられ、
    前記冷媒管は、当該冷媒管の一端から上下方向に蛇行しつつ所定方向に延びた後、折り返されて前記所定方向と反対方向に延び、当該冷媒管の他端が前記一端の近傍に位置する、
    ことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  5. 請求項1に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    前記冷媒管は、水平方向に蛇行し、蛇行振幅が前記周壁面側から前記天面部側へと向かうに従って大きくなる、
    ことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    前記熱交換器は、
    前記冷媒管に低温の冷媒が流れ、前記循環路を流れる空気を冷却し、当該空気から除湿を行う第1熱交換器と、
    前記冷媒管に高温の冷媒が流れ、前記循環路を流れる空気を加熱する第2熱交換器と、を含み、
    前記第1熱交換器および前記第2熱交換器は、前記冷媒管と前記伝熱フィンとからなる熱交換ユニットが、前記外槽の軸方向に配列される構成を有し、
    前記第2熱交換器の前記熱交換ユニットの個数が、前記第1熱交換器の前記熱交換ユニットの個数よりも多い、
    ことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
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