JP2023061306A - 冷蔵庫 - Google Patents

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サチャシーラン サギッシュ
Satyaseelan Sagish
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Dev Pulapadathil Ajay
ゴパル ベルサミー
Gopal Velsamy
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Velu Dinakaran
ナンジュダッパ キラン,コリチケレ
Koritikere Nanjudappa Kiran
ジャナルデャナン プラモス,カラティール
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Abstract

【課題】ブロアファンのファンケーシング内で生じる除霜水を効率よく排水することができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫は、少なくとも第1貯蔵室と第2貯蔵室とを備え、第1貯蔵室の背面側に、蒸発器が設置される冷却室を形成し、第1貯蔵室と冷却室とに仕切る仕切壁と、第1貯蔵室の背面側に配置されたブロアファンと、ブロアファンの外周に配置されブロアファンから吹き出される空気を案内する略渦巻き状に形成されたファンケーシングと、冷却室を除霜するヒーターと、を備え、仕切壁は、冷却室の前面に配置された第1仕切板と、第1貯蔵室の背面に配置された第2仕切板と、を備え、第1仕切板には、ブロアファンおよびファンケーシングが固定され、第1仕切板には、ファンケーシングの下縁に排水孔が形成され、排水孔の下方には排水経路が設けられている。【選択図】図4

Description

本開示は、冷蔵庫に関する。
特許文献1には、外箱と内箱とを有する冷蔵庫本体と、該冷蔵庫本体の上部に設けられた冷蔵室と、前記冷蔵庫本体の下部に設けられた野菜室と、該野菜室と前記冷蔵室との間に設けられた冷凍室と、該冷凍室の背面に設けられた貯蔵室背面部材と、該貯蔵室背面部材の後方に設けられた冷却器カバーと、該冷却器カバーと前記内箱との間に設けられた冷却器室と、該冷却器室内に設けられた冷却器と、前記冷却器の下方に設けられた除霜ヒータと、前記貯蔵室背面部材の下部に設けられ前記冷凍室と前記冷却器室とを連通する冷凍室戻り口と、を有する冷蔵庫が開示されている。
特開2010-060188号公報
本開示は、ブロアファンのファンケーシング内で生じる除霜水を効率よく排水することができる冷蔵庫を提供する。
本開示における冷蔵庫は、少なくとも第1貯蔵室と第2貯蔵室とを備え、前記第1貯蔵室の背面側に、蒸発器が設置される冷却室を形成し、前記第1貯蔵室と前記冷却室とに仕切る仕切壁と、前記第1貯蔵室の背面側に配置されたブロアファンと、前記ブロアファンの外周に配置され前記ブロアファンから吹き出される空気を案内する略渦巻き状に形成されたファンケーシングと、前記冷却室を除霜するヒーターと、を備え、前記仕切壁は、前記冷却室の前面に配置された第1仕切板と、前記第1貯蔵室の背面に配置された第2仕切板と、を備え、前記第1仕切板には、前記ブロアファンおよび前記ファンケーシングが固定され、前記第1仕切板には、前記ファンケーシングの下縁に排水孔が形成され、前記排水孔の下方には排水経路が設けられている。
本開示における冷蔵庫は、ブロアファンのファンケーシング内で生じた除霜水が排水孔を通じてファンケーシングの外部に排水可能である。そのため、排水孔が無い場合に比べて、ブロアファンのファンケーシング内で生じる除霜水を効率よく排水することができる。
実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 実施の形態1における冷却室およびダクトを示す要部背面図 実施の形態1におけるブロアファン部分を周辺構成と共に冷却室側から見た背面図 実施の形態1におけるブロアファン部分を示す断面図 実施の形態1におけるブロアファン部分を冷却室側から見た背面図 実施の形態1におけるブロアファン部分を冷凍室側から見た正面図 実施の形態1における第1仕切板を示す冷却室側から見た背面図 実施の形態1における第1仕切板およびブロアファンの冷却室側から見た分解斜視図 実施の形態1における第1仕切板および第2仕切板部分の冷却室側から見た分解斜視図 実施の形態1における第1仕切板および第2仕切板部分の冷凍室側から見た分解斜視図 実施の形態1における第1仕切板を背面側から見た斜視図 実施の形態1における暖気の移動と除霜水の移動を示す図 他の実施の形態におけるファンケーシングの正面図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、冷蔵室と、野菜室と、冷凍室とを備え、各室と冷却器室とをそれぞれダクトにより接続して、冷却器室から発生する冷気を、冷蔵室と、野菜室と、冷凍室とに送るようにした技術があった。
従来の技術では、冷蔵庫内における送風ファンは一般には軸流ファンであり、ファンケーシングは軸方向の両側全体が開放されていた。
しかしながら、ブロアファンを用いる場合にはファンケーシングはブロアファンの周囲を取り囲む構造となり易い。このため、ブロアファンが除霜された場合には、除霜水がファンケーシング内にたまり易いという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、ブロアファンのファンケーシング内で生じる除霜水を効率よく排水することができる冷蔵庫を提供する。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図面を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
図1は、実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図である。図2は、冷却室およびダクトを示す背面図である。図3は、ブロアファン部分を周辺構成と共に冷却室側から見た背面図である。図4は、ブロアファン部分を示す断面図である。図5は、ブロアファン部分を冷却室側から見た背面図である。図6は、ブロアファン部分を冷凍室側から見た正面図である。図7は、第1仕切板を冷却室側から見た背面図である。図8は、第1仕切板およびブロアファンの冷却室側から見た分解斜視図である。図9は、第1仕切板および第2仕切板部分の冷却室側から見た分解斜視図である。図10は、第1仕切板および第2仕切板部分の冷凍室側から見た分解斜視図である。図11は、第1仕切板を背面側から見た斜視図である。図12は、暖気の移動と除霜水の移動を示す図である。
図1に示すように、冷蔵庫10は、前面が開放された箱型の筐体11を備えている。筐体11の上方には、第2貯蔵室としての約2℃~4℃の冷蔵室12が形成され、筐体11の下方には、第1貯蔵室としての約-18℃の冷凍室13が形成されている。冷蔵室12と冷凍室13との間には、第3貯蔵室としての約-5℃~約1℃の低温室60が形成されている。
冷蔵庫10は、冷蔵室12の前面の開口部には、横開き式の扉14が開閉自在に設けられている。冷凍室13の前面の開口部には、横開き式の扉61が開閉自在に設けられ、内部に食品を収容する引出しケース15が設けられている。また、低温室60の前面の開口部には引出し式扉62が開閉自在に設けられ、引出し式扉62の開閉と連動する引出しケース63が設けられている。
図2から図10に示すように、冷蔵庫10の冷凍室13の背面側には、冷却室20が設けられている。冷却室20の上方には、冷蔵室12の背面側に位置し、上下方向に連通するダクト21が連結されている。
ダクト21には、冷蔵室12に連通する図示しない冷蔵用吹出口が設けられている。
冷凍室13と低温室60との間には、断熱壁64が設けられている。断熱壁64には、冷却室20と、ダクト21とを連通する冷気通路64aが形成されている。これにより、冷却室20で生成された冷気が冷気通路64aを介してダクト21に導入する構成となっている。
図2および図3に示すように、冷気通路64aには、冷蔵室12と低温室60とへの冷気量を調節するツインダンパ65が設けられている。
図2に示すように、ツインダンパ65は、冷蔵庫10の左右幅方向に隣接配置される第3貯蔵室ダンパとしての低温室ダンパ65aと第1貯蔵室ダンパとしての冷蔵室ダンパ65bとを備えている。低温室ダンパ65aと冷蔵室ダンパ65bは、低温室60と冷蔵室12のそれぞれの室内温度に応じて制御されて、それぞれ独立してダンパの開閉動作を行い、低温室60および冷蔵室12への冷気量を調節する。
冷却室20の前面側には、第1仕切板30が設けられている。また、冷凍室13の背面側には、第2仕切板が設けられている。第1仕切板30と第2仕切板40との間には、冷気通路41が形成されている。
第1仕切板30の上部には、上方に向かうにつれて第2仕切板40から離れるように傾斜した傾斜面31が形成されている。傾斜面31の背面側には、ブロアファン32が取り付けられている。
ブロアファン32は、送風ファンの一つに分類されるファンである。送風ファンには、軸流ファンも存在する。一般的に、軸流ファンは、フレームの中央部に回転羽根が取り付けられ、回転羽根の正面から空気を吸い込み、後方に吹き出す構成である。従来の冷蔵庫では、冷気の循環に軸流ファンを用いることが多い。
これに対し、ブロアファン32は、回転羽根33を備えたファンユニット34と、回転羽根33を覆うファンケーシング35とを備え、回転羽根33の正面から空気を吸い込み、回転羽根33の側方(図5中の上方に相当)に吹き出す構成である。ファンケーシング35は、回転羽根33の回転中心C1を基準とするインボリュート曲線に沿った形状のケーシングに形成され、換言すると、略渦巻き状のケーシングに形成される。
回転羽根33の回転により回転中心C1から放射方向に流れた風がファンケーシング35の内面に沿って流れることによって、ファンケーシング35側方に設けられた開口(本実施形態では上方に設けられた第2開口部36に相当)から風が吹き出す。
一般的に、ブロアファン32は、同等サイズの軸流ファンよりも高い静圧を得やすい。また、ブロアファン32の回転羽根33の枚数は、一般的に、軸流ファンの回転羽根の枚数よりも多いので、これによっても高い静圧を得やすくなる。
図3および図5に示すように、ファンケーシング35は、時計回り方向で回転中心C1からの離間距離が徐々に大きくなる略渦巻き状に形成される。ファンケーシング35の最上部に、冷気通路64aの下端部に連通する第2開口部36が形成される。ファンケーシング35のブロアファン32の回転軸と対向する中央部には、冷却室20の冷気をファンユニット34に取り入れるための冷気取入れ口37が形成されている。
ファンケーシング35は、その上部からファンケーシング35の両側に向けて拡開し、第2開口部36を介して冷気通路64aに接続される接続部70を備えている。
ファンユニット34による気流は、主としてファンケーシング35の下流側外側から接続部70にかけて遠心力により外側に向かう方向に吹き出される。
冷蔵室ダンパ65bは、ファンケーシング35の下流側と接続部70の接続部70における接線方向の第2開口部36に対応する位置に配置されている。低温室ダンパ65aは、気流の下流側に位置いる接続部70に沿った方向における第2開口部36に対応する位置に配置されている。
すなわち、ファンケーシング35から吹き出される気流の一部は、遠心力により低温室ダンパ65aに向けて流れることになり、低温室ダンパ65aへの風量を確保することができる。また、下流側外側から接続部70に至る箇所における接線方向に冷蔵室ダンパ65bを配置しているので、ファンケーシング35の下流側から遠心力によりファンケーシング35の外側に向かう気流の一部を接線方向に案内することができ、冷蔵室ダンパ65b方向への気流の流量を確保することができる。
これにより、ファンケーシング35を流れる気流が第2開口部36から吹き出される際に、気流がファンケーシング35に沿って第2開口部36の上方の低温室ダンパ65a側に偏って流れるのを抑制し、冷蔵室ダンパ65b側への冷気の流量を確保できる。また、冷蔵室よりも温度が低い低温室への冷気量を調節する低温室ダンパ65aを、ファンケーシング35の接線方向における第2開口部36に対応する位置に配置することで、風量を確保することができ効率よく適温に冷却することができる。
そして、ファンユニット34を駆動して回転羽根33を回転駆動させることで、冷却室20の冷気はファンケーシング35の冷気取入れ口37からファンユニット34に吸い込まれ、ファンユニット34の外周部からファンケーシング35の内部に吹き出される。ファンケーシング35の内部に吹き出された冷気は、ファンケーシング35に沿って案内されて第2開口部36から冷気通路64aを介してダクト21に送られる。
冷却室20のブロアファン32の下方には、蒸発器22が設置されている。冷蔵室12の後方上部には、圧縮機23が配置されている。圧縮機23と、図示しない凝縮器と、膨張機構と、蒸発器22とは、冷媒配管により接続されており、冷凍サイクルを構成している。
そして、圧縮機23から冷媒を吐出させることで、冷媒を所定の温度に冷却し、蒸発器22と冷却室20の内部空気と熱交換させることで、冷却室20の内部に冷気を発生されるように構成されている。
第1仕切板30のファンケーシング35に対応する位置には、ファンケーシング35に沿った略弧状の第1開口部38が形成されている。第1開口部38は、本実施の形態においては、3つ形成されている。
3つの第1開口部は、ブロアファン32による気流の上流側から、それぞれ上流側第1開口部38a、中流側第1開口部38b、下流側第1開口部38cとされている。
上流側第1開口部38a、中流側第1開口部38bおよび下流側第1開口部38cの開口面積は、それぞれ気流の上流側から下流側に向けて徐々に開口幅が大きくなるように形成されている。また、上流側第1開口部38a、中流側第1開口部38bおよび下流側第1開口部38cの開口面積は、上流側から順次大きくなるように形成されている。
これにより、冷凍室13への風量を確保できて効率的に冷却することができる。なお、風量を確保できれば、少なくとも上流側第1開口部38aのみ徐々に大きくなる構成でもよい。
上流側第1開口部38a、中流側第1開口部38bおよび下流側第1開口部38cの間は、ファンユニット34を第1仕切板30に取付けるためファン取付部39とされている。第1仕切板30のファン取付部39には、それぞれ凹部39aが形成されている。
ファンユニット34の外周には、ファンユニット34を支持するファン支持部34aがほぼ等間隔で3か所形成されている。ファン支持部34aは、ファンユニット34を3点支持する略円形状の支持部であり、防振ゴムを有して構成されている。
ファンユニット34のファン支持部34aは、凹部39aに挿入されて、ビス66で固定される。なお、ファン支持部34aを凹部39aに圧入して、ビスを使わないで固定してもよい。
この場合に、第1仕切板30の傾斜面31にブロアファン32を取り付けることで、ブロアファン32の回転軸が傾斜して配置されることになる。これにより、ブロアファン32は、第1開口部38から冷気を上方に向けて吹き出すことになり、冷気の対流をしやすくすることができる。
また、第2仕切板40には、例えば、発泡スチロールなどからなる成型断熱材50が第2仕切板40に密着して設けられている。
第2仕切板40および成型断熱材50の第1仕切板30の第1開口部38に対応する位置には、第1仕切板30と同様に3つの吐出口42,51がそれぞれ形成されている。この吐出口42,51は、上流側第1開口部38a、中流側第1開口部38bおよび下流側第1開口部38cとその少なくとも一部が前面視で重なるように配置されている。
また、第2仕切板40および成型断熱材50の吐出口42,51の下方には、複数(本実施の形態においては、3つの)第2吐出口43,52が形成されている。
第2吐出口43,52は、冷凍室13と冷気通路41とを連通している。
第2仕切板40の吐出口42部分には、各吐出口42を閉塞する円盤状の回転ディスク44が回転自在に取付けられている。
回転ディスク44には、吐出口42に対応し吐出口42と略同形状のディスク開口部45が形成されている。回転ディスク44の中心部には、操作ノブ46が設けられており、操作ノブ46を操作することで、回転ディスク44を回転操作することが可能となっている。
すなわち、回転ディスク44を吐出口42とディスク開口部45とが一致した状態に位置させれば、第1開口部38を介して冷却室20からの冷気がそのまま冷凍室13に流れる。また、回転ディスク44を回転させ、吐出口42とディスク開口部45との位置をずらして、開口面積を減少させることで、第1開口部38からの冷気の流入量を低減させることが可能となる。
図9に示すように、ファンケーシング35は、周囲壁35Aを有する。周囲壁35Aは、時計回り方向にいくにつれて回転中心C1からの離間距離が徐々に大きくなる壁面である。周囲壁35Aは、ブロアファン32を外周側から覆う。図4に示すように、本実施の形態の周囲壁35Aは、ブロアファン32の回転軸としての回転中心C1に対して傾斜した方向に延びた筒状である。周囲壁35Aの下部の内周面には、ガイド面35Bが形成される。ガイド面35Bは、ファンケーシング35内に生じた除霜水を第1開口部38にガイドする。ガイド面35Bは、ブロアファン32の回転中心C1に平行に延びておらず、回転中心C1に対して傾斜している。ガイド面35Bは略水平に延びている。ガイド面35Bが略水平であるため、除霜水がガイド面35Bに到達すると、除霜水はガイド面35Bに沿って移動し易く、ガイド面35Bにより第1開口部38に案内される。ガイド面35Bは、水平方向に延びる構成に代えて、背面側から第1開口部38に近づくにつれて下方に傾斜するスロープでもよい。
3つの第1開口部38のうち、最も下方で開口する第1開口部38、すなわち、本実施の形態の中流側第1開口部38bは、除霜水をファンケーシング35から排水させる排水孔38bでもある。換言すれば、第1開口部38の一部が排水孔38bである。最も下方で開口する中流側第1開口部38bは、下方に凹んだ円弧状であり、ファンケーシング35の下縁に形成されている。本実施の形態では、ファンケーシング35と第1仕切板30との接続部位において、中流側第1開口部38bの上縁が、ガイド面35Bよりも上方でファンケーシング35の下縁に沿って形成されている。また、中流側第1開口部38bの下縁は、少なくとも最下端38b1(図4参照)がガイド面35Bの高さ以下となるように、ファンケーシング35の下縁に沿って形成されている。以下では、中流側第1開口部38bを排水孔38bとも呼ぶ。
図4および図9に示すように、排水孔38bの下方、すなわち、傾斜面31の下方には、本体面30Aが形成されている。本体面30Aの下部には、本体面30Aに対して正面側に突出する突出面30Cが形成されている。突出面30Cと本体面30Aとは、本体面30Aから突出面30Cに向かうにつれて正面側に傾斜する突出傾斜面30Bにより接続されている。図4に示すように、突出面30Cの上端30Dは、第2吐出口52よりも上方に位置する。突出面30Cの上端30Dは、突出傾斜面30Bと突出面30Cとの接続部である。突出面30Cは、アルミテープ84を介して成型断熱材50に密着される。
図11に示すように、成型断熱材50の下部には、第1仕切板30が密着する密着部53が形成されている。密着部53は、成型断熱材50の左右に延びる角柱状である。密着部53は、第2吐出口52よりも下方に設けられている。密着部53が第1仕切板30に密着することにより、冷気通路41が密閉された状態となる。密着部53には、上方から下方に延びる貫通孔53Aが形成されている。貫通孔53Aには、ドレンパイプ54が挿入されている。ドレンパイプ54は上端が貫通孔53Aの奥に埋まっている。ドレンパイプ54は下端が貫通孔53Aから下方に突き出ている。ドレンパイプ54により除霜水が下方に排水される。
密着部53の上面には、除霜水ガイド面53Bが形成されている。除霜水ガイド面53Bは、3つの第2吐出口52の下方で左右方向に延びている。除霜水ガイド面53Bは、下方に進むにつれて貫通孔53Aに向かうように傾斜する。本実施の形態では、貫通孔53Aが、左右方向中央の第2吐出口52の下方に形成されているため、除霜水ガイド面53Bは、左右方向中央部に向かうに連れて下方に傾斜している。これにより、除霜水が除霜水ガイド面53Bの左右方向のいずれの部位に到達しても、除霜水は、除霜水ガイド面53Bにより貫通孔53Aに案内される。
排水孔38bよりも下方の冷気通路41と、貫通孔53Aと、ドレンパイプ54の内部空間とにより、除霜水が排水される排水経路55(図4参照)が構成される。
第1仕切板30と、第2仕切板40と、成型断熱材50とにより、本実施の形態の仕切壁75(図4参照)が構成される。仕切壁75は、冷蔵庫10内を冷凍室13と冷却室20とに仕切る。
図4に示すように、蒸発器22の下方には、除霜用のヒーター25が配置されている。ヒーター25は、左右方向に延びている。ヒーター25は、蒸発器22の下方に配置される。ヒーター25は、冷却室20において蒸発器22の前後方向中央部に配置される。ヒーター25は第1仕切板30の下端部30Eに対応する高さに配置される。
図4、図5または図9に示すように、第1仕切板30には、高熱伝導部材80が設けられる。高熱伝導部材80は、第1仕切板30の素材よりも熱伝導性が高い素材で形成されたシート状の部材である。高熱伝導部材80は、第1仕切板30の正面側に設けられた第1高熱伝導部材81と、第1仕切板30の背面側に設けられた第2高熱伝導部材82と、を備える。
本実施の形態では、金属箔の一例としてのアルミニウム箔84Aが、第1仕切板30の正面および背面に貼付されることにより、高熱伝導部材80の第1高熱伝導部材81および第2高熱伝導部材82が構成される。すなわち、本実施の形態では、高熱伝導部材80の第1高熱伝導部材81および第2高熱伝導部材82は一体である。以下では、第1高熱伝導部材81に対応する部分を第1高熱伝導部81と呼び、第2高熱伝導部材82に対応する部分を第2高熱伝導部82と呼ぶ。
高熱伝導部材80について、具体的には、アルミニウム箔84Aの裏面に接着剤が塗布されたアルミテープ84が使用される。アルミテープ84は、突出面30Cの正面および背面に貼付される。アルミテープ84は、第1仕切板30の背面側から正面側に下端部30Eを覆うようにして貼付される。アルミテープ84は、図4に示す断面図において、U字状に貼付される。アルミテープ84の正面側の上端、すなわち、第1高熱伝導部81の上端81Aは、第2吐出口52よりも上方に位置する。また、アルミテープ84の背面側の上端、すなわち、第2高熱伝導部82の上端82Aは、蒸発器22の下端よりも上方に位置し、蒸発器22の上下方向中央部に位置する。
第1仕切板30の下端部30Eがヒーター25と上下方向で重複しており、第2高熱伝導部82はヒーター25に面する。第1高熱伝導部81は、貫通孔53Aの部分の密着部53に面する。
図2-図5、図9に示すように、ファンケーシング35の外表面の少なくとも下部には、第3の高熱伝導部材の一例としてのアルミテープ90が貼付される。アルミテープ90は、ファンケーシング35の素材よりも熱伝導性が高い熱伝導性を有するように構成される。アルミテープ90は、形状等以外は、アルミテープ84と同様に構成してもよい。
アルミテープ90がファンケーシング35に貼付されることにより、除霜用のヒーター25の熱をファンケーシング35に熱伝導させ易く、ファンケーシング35の凍結が防止され易くなる。アルミテープ90は、ファンケーシング35の外表面全部に貼ってもよいが、外表面全部に貼付する必要はなく、蒸発器22に近い部分としての下部に貼付すればよい。
[1-2.動作等]
次に、実施の形態1における冷蔵庫10の動作について説明する。
本実施の形態においては、圧縮機23を駆動して冷媒回路に冷媒を循環させ、蒸発器22により冷却室20の内部空気と熱交換を行うことで、冷気を発生させる。
そして、ブロアファン32を駆動することで、冷却室20の内部冷気を冷気取入れ口37から取り込み、ファンケーシング35に吹き出す。
ファンケーシング35に吹き出された冷気の一部は、第2開口部36からダクト21に向けて送風され、ツインダンパ65の冷蔵室ダンパ65bで風量制御されて冷蔵室12の冷却が行われ、また低温室ダンパ65aで風量制御されて低温室60の冷却が行われる。
この場合に、ファンケーシング35から吹き出される気流の一部は、遠心力により低温室ダンパ65aに向けて流れることになり、冷蔵室ダンパ65bより低温室ダンパ65aへの風量が多くなり、低温室60における冷却効率の向上を図ることができる。
また、下流側外側から接続部70に至る箇所における接線方向に冷蔵室ダンパ65bを配置しているので、ファンケーシング35の下流側から遠心力によりファンケーシング35の外側に向かう気流の一部を接線方向に案内することができ、冷蔵室ダンパ65b方向への気流の流量を確保することができる。
また、ファンケーシング35に吹き出された冷気の一部は、第1開口部38を介して冷気通路41に送風される。
冷気通路41に送られた冷気は、第2仕切板40および成型断熱材50の吐出口42,51から冷凍室13内に直接送られる。また、冷気通路41に送られた冷気の一部は、第2吐出口43,52から冷凍室13に送られ、吐出口42,51および第2吐出口43,52から送られる冷気により、冷凍室13の冷却が行われる。
この場合に、第1開口部38と吐出口42,51との少なくとも一部が前面視で重なるように配置されているので、第1開口部38から吹き出される冷気は、損失を受けることなく吐出口42,51から冷凍室13に送ることができる。また、ブロアファン32の回転軸が傾斜して配置されているので、ブロアファン32は、第1開口部38から吹き出される冷気の対流をしやすくすることができる。
そのため、吐出口42,51から極めて効率よく冷凍室13の内部に冷気を送ることができ、これにより、冷凍室13の内部においては、吐出口42,51付近の温度が最も低くなる。
ここで、冷蔵庫10には、扉14、61、62の開閉により湿度の高い空気が進入し易い。この湿度の高い空気が戻りダクトを介して冷却室20に流入するため、蒸発器22やブロアファン32には霜が付着する。このため、蒸発器22の下方に設けたヒーター25が、予め設定された時間毎に通電される。
ヒーター25が通電されると、ヒーター25周辺の冷却室20内の空気が温められる。温められた空気、すなわち、暖気は、図12の矢印A1-A2で示すように、冷却室20内を上昇する。暖気により蒸発器22は除霜される。暖気は冷却室20を除霜しながら上昇する。そして、図12の矢印A3で示すように、暖気はファンケーシング35内に流入する。
ファンケーシング35に暖気が進入するとブロアファン32が除霜され、ファンケーシング35内に除霜水が生じる。特に、本実施の形態では、ファンケーシング35にはアルミテープ90が貼付されている。このため、ファンケーシング35にはヒーター25の熱が伝導され易く、ファンケーシング35は除霜され易くなっている。
本実施の形態では、ファンケーシング35で生じた除霜水は、周囲壁35Aにより最下部のガイド面35Bに案内される。除霜水は、矢印B1で示すようにガイド面35Bにより排水孔38bに案内され、排水孔38bからファンケーシング35の外部に流出する。外部に流出した除霜水は、自重で排水経路55を下方に移動する。この際に、本実施の形態では、除霜水は、矢印B2-B4で示すように、傾斜面31から、本体面30A、突出傾斜面30B、突出面30Cの順に伝って下方に移動し易く、除霜水ガイド面53Bに緩やかに到達し易い。このため、除霜水は、除霜水ガイド面53Bに案内され易く、第2吐出口43,52から冷凍室13に除霜水が入ることが抑制されている。除霜水は、除霜水ガイド面53Bにより貫通孔53Aに案内されると、ドレンパイプ54を通じて外部に排水される。
本実施の形態では、第1仕切板30には、ヒーター25に面する第2高熱伝導部82が設けられている。このため、ヒーター25が発熱する場合には、それに応じて第2高熱伝導部82が温められて、蒸発器22の下部を温められ易くなっている。また、このとき、第2高熱伝導部82が温まることにより、その周囲も温められ易く、第1高熱伝導部81も温まる。特に、第2高熱伝導部82は、第1高熱伝導部81に接続されているため、第1高熱伝導部81が温まり易くなっている。よって、ヒーター25の発熱により、除霜水ガイド面53Bや貫通孔53Aの周辺、ドレンパイプ54も温められやすく、排水経路55が霜などで塞がることが抑制されている。
本実施の形態では、ファンケーシング35内で除霜水が生じても、ファンケーシング35内で生じる除霜水を効率よく排水することができる。
[1-3.効果等]
以上述べたように、本実施の形態においては、冷蔵庫10は、少なくとも冷凍室13(第1貯蔵室)と冷蔵室12(第2貯蔵室)とを備え、冷凍室13の背面側に、蒸発器22が設置される冷却室20を形成し、冷凍室13と冷却室20とに仕切る仕切壁75と、冷凍室13の背面側に配置されたブロアファン32と、ブロアファン32の外周に配置されブロアファン32から吹き出される空気を案内する略渦巻き状に形成されたファンケーシング35と、冷却室20を除霜するヒーター25と、を備える。仕切壁75は、冷却室20の前面に配置された第1仕切板30と、冷凍室13の背面に配置された第2仕切板40と、を備える。第1仕切板30には、ブロアファン32およびファンケーシング35が固定される。第1仕切板30には、ファンケーシング35の下縁に排水孔38bが形成される。排水孔38bの下方には排水経路55が設けられている。
これにより、ファンケーシング35内で除霜水が生じても、排水孔38bを通じてファンケーシング35から除霜水を流出させて、排水経路55を通じて排水することができる。そのため、ブロアファン32のファンケーシング35内で生じる除霜水を効率よく排水することができる。
本実施の形態のように、第1仕切板30には、ファンケーシング35の内部と冷凍室13とを連通する第1開口部38が形成され、第1開口部38は、ファンケーシング35に沿った弧状に形成され、排水孔38bは、第1開口部38の一部により構成されてもよい。
これにより、圧力損失が抑制された状態で冷気を冷凍室13に送り易くできると共に、排水孔38bと、冷気を吹き出させる開口部38の一部とを共通化することができる。
本実施の形態のように、ファンケーシング35には、排水孔38bに除霜水をガイドするガイド面35Bが形成されていてもよい。
これにより、ファンケーシング35から排水させ易くできる。
本実施の形態のように、ヒーター25は、蒸発器22の下方に配置され、第1仕切板30には、高熱伝導部材80が設けられ、高熱伝導部材80は、第1仕切板30の正面側に設けられた第1高熱伝導部81と、第1仕切板30の背面側に設けられた第2高熱伝導部82と、を備え、第1高熱伝導部81と第2高熱伝導部82とは、第1仕切板30の下端部(端部)30Eを挟んで配置され、第2高熱伝導部82は、ヒーター25に面してもよい。
これにより、第1仕切板30の正面側と背面側の熱伝導性を高めることができる。このため、ヒーター25の熱より、第1仕切板30の正面側と背面側とを温め易くできる。
本実施の形態のように、第1高熱伝導部81と、第2高熱伝導部82とは、第1仕切板30の下端部30Eで接続されてもよい。
これにより、第1高熱伝導部81と、第2高熱伝導部82とは、第1仕切板30の下端部30Eで接続されているため、第2高熱伝導部82の熱を第1高熱伝導部81に伝わり易くできる。そのため、ヒーター25の熱を第1仕切板30の正面および背面に伝達し易くでき、除霜効率を上げることができる。
本実施の形態のように、高熱伝導部材80は、金属箔の一例としてのアルミニウム箔84Aであってもよい。
これにより、簡易な構成で、高熱伝導部材80を形成することができる。
(他の実施の形態)
なお、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
図13は、本開示の他の実施の形態を示すファンケーシングの正面図である。
図13に示すように、本実施の形態では、シングルダンパ71を用いた場合の例を示している。
このようにシングルダンパ71を用いる場合は、ファンケーシング35の気流の下流側における接線が鉛直方向になるように形成する。そして、この接線方向に第2開口部36を配置するとともに、第2開口部36にシングルダンパ71を配置する。
これにより、ブロアファン32から送られる気流を効率よく第2開口部36およびシングルダンパ71の方向に吹き出すことができる。
実施の形態1においては、第1貯蔵室を冷凍室13とし、第2貯蔵室を冷蔵室12とした場合について説明した。本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1貯蔵室を冷蔵室12、第2貯蔵室を冷凍室13としてもよい。
この場合は、ブロアファン32により第1開口部38、吐出口42,51、第2吐出口43,52を介して冷蔵室12を直接冷却し、ダクト21を介して冷凍室13を冷却する。
また、実施の形態1においては、ブロアファン32の回転中心C1を傾斜して配置するようにしたが、これに限定されず、例えば、回転中心C1を略水平となるように配置するようにしてもよい。この場合には、ガイド面35Bを回転中心C1に平行にしてもよい。
また、実施の形態1においては、金属箔として、アルミニウム箔を説明したが、金属箔の金属としては、アルミニウムに限定されず、鉄や銅などでもよい。
また、実施の形態1においては、高熱伝導部材80は、アルミテープが1枚の構成を説明したが、アルミテープは複数枚使用しても良い。例えば、アルミテープが左右方向に分割されていてもよい。すなわち、帯状のアルミテープを複数枚使用して第1仕切板30に貼付してもよい。また、例えば、第1高熱伝導部材81を形成するアルミテープと、第2高熱伝導部材82を形成するアルミテープとの2枚のアルミテープを使用してもよい。この場合には、第1仕切板30の下端部30Eを挟むように配置する際に、2枚のアルミテープの下端部同士を重ねることにより2枚のアルミテープを接続したり、下端を互いに接触させて2枚のアルミテープを接続したりしてもよい。また、例えば、第1高熱伝導部材81を形成するアルミテープと、第2高熱伝導部材82を形成するアルミテープとの2枚のアルミテープを使用する場合には、第1仕切板30の下端部30Eを挟むように配置する際に、下端同士を離間した状態としてもよい。アルミテープ同士は接続されていることが望ましいが、これにより、第1仕切板30の正面側と背面側の熱伝導性を高めることができる。
また、実施の形態1においては、第1高熱伝導部材81と、第2高熱伝導部材82とは、第1仕切板30の下端部30Eを挟むように配置する構成を説明したが、左端部や、右端部、上端部など、任意の第1仕切板30の端部を挟むように配置する構成でもよい。
以上のように、本開示に係る冷蔵庫は、ブロアファンにより冷気を送風する冷蔵庫に好適に利用可能である。
10 冷蔵庫
11 筐体
12 冷蔵室
13 冷凍室
13 直接冷凍室
14 扉
15 引出
20 冷却室
21 ダクト
22 蒸発器
23 圧縮機
25 ヒーター
30 第1仕切板
31 傾斜面
32 ブロアファン
33 回転羽根
34 ファンユニット
35 ファンケーシング
35B ガイド面
36 第2開口部
37 冷気取入れ口
38 第1開口部
39 ファン取付部
40 第2仕切板
41 冷気通路
42 各吐出口
42 吐出口
43 第2吐出口
44 回転ディスク
45 ディスク開口部
46 操作ノブ
50 成型断熱材
51 吐出口
52 第2吐出口
55 排水経路
75 仕切板
80 高熱伝導部材
81 第1高熱伝導部(第1高熱伝導部材)
82 第2高熱伝導部(第2高熱伝導部材)
84 アルミテープ(金属箔)

Claims (6)

  1. 少なくとも第1貯蔵室と第2貯蔵室とを備え、
    前記第1貯蔵室の背面側に、蒸発器が設置される冷却室を形成し、
    前記第1貯蔵室と前記冷却室とに仕切る仕切壁と、
    前記第1貯蔵室の背面側に配置されたブロアファンと、
    前記ブロアファンの外周に配置され前記ブロアファンから吹き出される空気を案内する略渦巻き状に形成されたファンケーシングと、
    前記冷却室を除霜するヒーターと、を備え、
    前記仕切壁は、前記冷却室の前面に配置された第1仕切板と、前記第1貯蔵室の背面に配置された第2仕切板と、を備え、
    前記第1仕切板には、前記ブロアファンおよび前記ファンケーシングが固定され、
    前記第1仕切板には、前記ファンケーシングの下縁に排水孔が形成され、
    前記排水孔の下方には排水経路が設けられている、
    冷蔵庫。
  2. 前記第1仕切板には、前記ファンケーシングの内部と前記第1貯蔵室とを連通する開口部が形成され、
    前記開口部は、前記ファンケーシングに沿った弧状に形成され、
    前記排水孔は、前記開口部の一部により構成される、
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ファンケーシングには、前記排水孔に除霜水をガイドするガイド面が形成されている、
    請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ヒーターは、前記蒸発器の下方に配置され、
    前記第1仕切板には、高熱伝導部材が設けられ、
    前記高熱伝導部材は、前記第1仕切板の正面側に設けられた第1高熱伝導部材と、前記第1仕切板の背面側に設けられた第2高熱伝導部材と、を備え、
    前記第1高熱伝導部材と前記第2高熱伝導部材とは、前記第1仕切板の端部を挟んで配置され、
    前記第2高熱伝導部材は、前記ヒーターに面する、
    請求項1から3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記第1高熱伝導部材と、前記第2高熱伝導部材とは、前記第1仕切板の端部で接続される、
    請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記高熱伝導部材は、金属箔である、
    請求項4又は5に記載の冷蔵庫。
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