JP2023054588A - 配線基板及びその製造方法、半導体装置 - Google Patents

配線基板及びその製造方法、半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インダクタンス値の変更が容易な配線基板を提供する。【解決手段】配線基板は、パッド20P、22P、24P、26p、28Pと、パッドを被覆する絶縁層21、23、25、27、41、43、45、47と、絶縁層内において、パッド上に配置された磁性体樹脂51A、51B、51C、51Dと、磁性体樹脂を貫通してパッドと電気的に接続されたビア配線22V、24V、26V、28Vと、を含む配線構造体50A、50B、50C、50Dを有する。磁性体樹脂とビア配線とで、インダクタを形成する。磁性体樹脂としては、磁性粒子を含有するエポキシ系樹脂等を使用する。磁性粒子としては、鉄、酸化鉄、コバルト酸化鉄、珪素鉄、磁性合金、フェライト等のフィラーが挙げられる。【選択図】図1

Description

本発明は、配線基板及びその製造方法、半導体装置に関する。
インダクタを内蔵した配線基板が知られている。例えば、開口が形成されたコア基板と、開口内に充填され、貫通孔を有する磁性体樹脂と、貫通孔に形成されためっき膜とを有する配線基板が挙げられる。この配線基板では、コア基板の開口内に充填された磁性体樹脂とめっき膜によりインダクタを形成している(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-220504号公報
しかしながら、上記の配線基板のようにコア基板内にインダクタを形成する方法では、コア基板が厚いため、細かいインダクタンス値の変更が困難である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、インダクタンス値の変更が容易な配線基板を提供することを目的とする。
本配線基板は、パッドと、前記パッドを被覆する絶縁層と、前記絶縁層内において、前記パッド上に配置された磁性体樹脂と、前記磁性体樹脂を貫通して前記パッドと電気的に接続されたビア配線と、を含む配線構造体を有する。
開示の技術によれば、インダクタンス値の変更が容易な配線基板を提供できる。
第1実施形態に係る配線基板を例示する図である。 第1実施形態に係る配線基板の製造工程を例示する図(その1)である。 第1実施形態に係る配線基板の製造工程を例示する図(その2)である。 第1実施形態に係る配線基板の製造工程を例示する図(その3)である。 第1実施形態の変形例1に係る配線基板を例示する図である。 第1実施形態の変形例1に係る配線基板の製造工程を例示する図(その1)である。 第1実施形態の変形例1に係る配線基板の製造工程を例示する図(その2)である。 第1実施形態の変形例2に係る配線基板を例示する断面図である。 第1実施形態の変形例3に係る配線基板を例示する部分断面図である。 第1実施形態の応用例に係る半導体装置を例示する断面図(その1)である。 第1実施形態の応用例に係る半導体装置を例示する断面図(その2)である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1実施形態〉
[配線基板の構造]
図1は、第1実施形態に係る配線基板を例示する図であり、図1(a)は断面図、図1(b)は図1(a)のA部の拡大図である。図1を参照すると、配線基板1は、コア層10の両面に配線層及び絶縁層が積層された多層配線基板である。
具体的には、配線基板1において、コア層10の一方の面10aには、配線層20と、絶縁層21と、配線層22と、絶縁層23と、配線層24と、絶縁層25と、配線層26と、絶縁層27と、配線層28と、ソルダーレジスト層29とが順次積層されている。また、コア層10の他方の面10bには、配線層40と、絶縁層41と、配線層42と、絶縁層43と、配線層44と、絶縁層45と、配線層46と、絶縁層47と、配線層48と、ソルダーレジスト層49とが順次積層されている。コア層10の一方の面10a側の積層構造と、他方の面10b側の積層構造は、コア層10に対してほぼ対称である。
なお、本実施形態では、便宜上、配線基板1のソルダーレジスト層29側を上側又は一方の側、ソルダーレジスト層49側を下側又は他方の側とする。また、各部位のソルダーレジスト層29側の面を一方の面又は上面、ソルダーレジスト層49側の面を他方の面又は下面とする。但し、配線基板1は天地逆の状態で用いることができ、又は任意の角度で配置することができる。また、平面視とは対象物をコア層10の一方の面10aの法線方向から視ることを指し、平面形状とは対象物をコア層10の一方の面10aの法線方向から視た形状を指すものとする。
コア層10としては、例えば、ガラスクロスにエポキシ系樹脂等の絶縁性樹脂を含浸させた所謂ガラスエポキシ基板等を用いることができる。コア層10として、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等の織布や不織布にエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等を含浸させた基板等を用いてもよい。コア層10の厚さは、例えば、60~400μm程度とすることができる。コア層10には、コア層10を厚さ方向に貫通する貫通孔10xが設けられている。貫通孔10xの平面形状は例えば円形である。
貫通孔10xの内壁を被覆するように貫通配線11が設けられている。貫通配線11の内側には、樹脂12が充填されている。貫通配線11は、貫通孔10xを充填してもよい。この場合には、樹脂12は設けられない。貫通配線11の材料としては、例えば、銅(Cu)等を用いることができる。樹脂12の材料としては、例えば、エポキシ系樹脂を主成分とする絶縁性樹脂等を用いることができる。
配線層20は、コア層10の一方の面10aに形成されている。配線層20は、パッド20Pと配線パターンとを含む。また、配線層40は、コア層10の他方の面10bに形成されている。配線層40は、パッドと配線パターンとを含む。配線層20と配線層40とは、貫通配線11により電気的に接続されている。配線層20及び40は、各々所定の平面形状にパターニングされている。配線層20及び40の材料としては、例えば、銅(Cu)等を用いることができる。配線層20及び40の厚さは、例えば、10~30μm程度とすることができる。なお、配線層20と配線層40と貫通配線11とは一体に形成されたものであってもよい。
絶縁層21は、コア層10の一方の面10aに配線層20を被覆するように形成されている。絶縁層21の材料としては、例えば、エポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂を主成分とする絶縁性樹脂等を用いることができる。絶縁層21の厚さは、例えば20~30μm程度とすることができる。なお、ここでいう絶縁層21の厚さは、配線層20の上面から絶縁層21の上面までの距離である。以降の絶縁層等の厚さについても同様である。絶縁層21は、シリカ(SiO)等のフィラーを含有することができる。絶縁層21におけるフィラーの含有量は、要求される熱膨張係数(CTE)に応じて適宜設定できる。
配線層22は、絶縁層21の一方の側に形成されている。配線層22は、絶縁層21を貫通しパッド20Pの上面を露出するビアホール21x内に充填されたビア配線22V、絶縁層21の上面に形成されたパッド22P、及び配線パターンを含んでいる。また、配線層22は、磁性体樹脂51Aを貫通しパッド20Pの上面を露出するビアホール21z内に充填されたビア配線22V、及び絶縁層21の上面及び磁性体樹脂51Aの上面に形成されたパッド22Pを含んでいる。パッド22Pは、ビア配線22Vを介して、パッド20Pと電気的に接続されている。ビアホール21x及び21zは、絶縁層23側に開口されている開口部の径がパッド20Pの上面によって形成された開口部の底面の径よりも大きい逆円錐台状の凹部とすることができる。配線層22の材料や配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。
絶縁層23は、絶縁層21の上面に配線層22を被覆するように形成されている。絶縁層23の材料や厚さは、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。絶縁層23は、シリカ(SiO)等のフィラーを含有することができる。絶縁層23におけるフィラーの含有量は、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。
配線層24は、絶縁層23の一方の側に形成されている。配線層24は、絶縁層23を貫通しパッド22Pの上面を露出するビアホール23x内に充填されたビア配線24V、絶縁層23の上面に形成されたパッド24P、及び配線パターンを含んでいる。また、配線層24は、磁性体樹脂51Bを貫通しパッド22Pの上面を露出するビアホール23z内に充填されたビア配線24V、及び絶縁層23の上面及び磁性体樹脂51Bの上面に形成されたパッド24Pを含んでいる。パッド24Pは、ビア配線24Vを介して、パッド22Pと電気的に接続されている。ビアホール23x及び23zは、絶縁層25側に開口されている開口部の径がパッド22Pの上面によって形成された開口部の底面の径よりも大きい逆円錐台状の凹部とすることができる。配線層24の材料や配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。
絶縁層25は、絶縁層23の上面に配線層24を被覆するように形成されている。絶縁層25の材料や厚さは、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。絶縁層25は、シリカ(SiO)等のフィラーを含有することができる。絶縁層25におけるフィラーの含有量は、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。
配線層26は、絶縁層25の一方の側に形成されている。配線層26は、絶縁層25を貫通しパッド24Pの上面を露出するビアホール25x内に充填されたビア配線26V、絶縁層25の上面に形成されたパッド26P、及び配線パターンを含んでいる。また、配線層26は、磁性体樹脂51Cを貫通しパッド24Pの上面を露出するビアホール25z内に充填されたビア配線26V、及び絶縁層25の上面及び磁性体樹脂51Cの上面に形成されたパッド26Pを含んでいる。パッド26Pは、ビア配線26Vを介して、パッド24Pと電気的に接続されている。ビアホール25x及び25zは、絶縁層27側に開口されている開口部の径がパッド24Pの上面によって形成された開口部の底面の径よりも大きい逆円錐台状の凹部とすることができる。配線層26の材料や配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。
絶縁層27は、絶縁層25の上面に配線層26を被覆するように形成されている。絶縁層27の材料や厚さは、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。絶縁層27は、シリカ(SiO)等のフィラーを含有することができる。絶縁層27におけるフィラーの含有量は、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。
配線層28は、絶縁層27の一方の側に形成されている。配線層28は、絶縁層27を貫通しパッド26Pの上面を露出するビアホール27x内に充填されたビア配線28V、絶縁層27の上面に形成されたパッド28P、及び配線パターンを含んでいる。また、配線層28は、磁性体樹脂51Dを貫通しパッド26Pの上面を露出するビアホール27z内に充填されたビア配線28V、及び絶縁層27の上面及び磁性体樹脂51Dの上面に形成されたパッド28Pを含んでいる。パッド28Pは、ビア配線28Vを介して、パッド26Pと電気的に接続されている。ビアホール27x及び27zは、ソルダーレジスト層29側に開口されている開口部の径がパッド26Pの上面によって形成された開口部の底面の径よりも大きい逆円錐台状の凹部とすることができる。配線層28の材料や配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。
ソルダーレジスト層29は、配線基板1の一方の側の最外層であり、絶縁層27の上面に、配線層28を被覆するように形成されている。ソルダーレジスト層29は、例えば、エポキシ系樹脂やアクリル系樹脂等の感光性樹脂等から形成することができる。ソルダーレジスト層29の厚さは、例えば15~35μm程度とすることができる。
ソルダーレジスト層29は、開口部29xを有し、開口部29xの底部には配線層28のパッド28Pの上面の一部が露出している。開口部29xの平面形状は、例えば、円形とすることができる。必要に応じ、開口部29x内に露出するパッド28Pの上面に金属層を形成したり、OSP(Organic Solderability Preservative)処理等の酸化防止処理を施したりしてもよい。金属層の例としては、Au層や、Ni/Au層(Ni層とAu層をこの順番で積層した金属層)、Ni/Pd/Au層(Ni層とPd層とAu層をこの順番で積層した金属層)等を挙げることができる。
開口部29xの底部に露出するパッド28Pの上面には、外部接続端子30が形成されている。外部接続端子30は、例えば、はんだバンプである。はんだバンプの材料としては、例えばPbを含む合金、SnとCuの合金、SnとAgの合金、SnとAgとCuの合金等を用いることができる。外部接続端子30は、半導体チップと電気的に接続するための端子となる。
絶縁層41は、コア層10の他方の面10bに配線層40を被覆するように形成されている。絶縁層41の材料や厚さは、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。絶縁層41は、シリカ(SiO)等のフィラーを含有することができる。絶縁層41におけるフィラーの含有量は、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。
配線層42は、絶縁層41の他方の側に形成されている。配線層42は、絶縁層41を貫通し配線層40を構成するパッドの下面を露出するビアホール41x内に充填されたビア配線、絶縁層41の下面に形成されたパッド、及び配線パターンを含んでいる。また、配線層42は、磁性体樹脂を貫通し配線層40のパッドの下面を露出するビアホール41z内に充填されたビア配線、及び絶縁層41の下面及び磁性体樹脂の下面に形成されたパッドを含んでいる。配線層42を構成するパッドは、ビア配線を介して、配線層40を構成するパッドと電気的に接続されている。ビアホール41x及び41zは、絶縁層43側に開口されている開口部の径が配線層40を構成するパッドの下面によって形成された開口部の底面の径よりも大きい円錐台状の凹部とすることができる。配線層42の材料や配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。
絶縁層43は、絶縁層41の下面に配線層42を被覆するように形成されている。絶縁層43の材料や厚さは、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。絶縁層43は、シリカ(SiO)等のフィラーを含有することができる。絶縁層43におけるフィラーの含有量は、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。
配線層44は、絶縁層43の他方の側に形成されている。配線層44は、絶縁層43を貫通し配線層42を構成するパッドの下面を露出するビアホール43x内に充填されたビア配線、絶縁層43の下面に形成されたパッド、及び配線パターンを含んでいる。また、配線層44は、磁性体樹脂を貫通し配線層42のパッドの下面を露出するビアホール43z内に充填されたビア配線、及び絶縁層43の下面及び磁性体樹脂の下面に形成されたパッドを含んでいる。配線層44を構成するパッドは、ビア配線を介して、配線層42を構成するパッドと電気的に接続されている。ビアホール43x及び43zは、絶縁層45側に開口されている開口部の径が配線層42を構成するパッドの下面によって形成された開口部の底面の径よりも大きい円錐台状の凹部とすることができる。配線層44の材料や配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。
絶縁層45は、絶縁層43の下面に配線層44を被覆するように形成されている。絶縁層45の材料や厚さは、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。絶縁層45は、シリカ(SiO)等のフィラーを含有することができる。絶縁層45におけるフィラーの含有量は、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。
配線層46は、絶縁層45の他方の側に形成されている。配線層46は、絶縁層45を貫通し配線層44を構成するパッドの下面を露出するビアホール45x内に充填されたビア配線、絶縁層45の下面に形成されたパッド、及び配線パターンを含んでいる。また、配線層46は、磁性体樹脂を貫通し配線層44のパッドの下面を露出するビアホール45z内に充填されたビア配線、及び絶縁層45の下面及び磁性体樹脂の下面に形成されたパッドを含んでいる。配線層46を構成するパッドは、ビア配線を介して、配線層44を構成するパッドと電気的に接続されている。ビアホール45x及び45zは、絶縁層47側に開口されている開口部の径が配線層44を構成するパッドの下面によって形成された開口部の底面の径よりも大きい円錐台状の凹部とすることができる。配線層46の材料や配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。
絶縁層47は、絶縁層45の下面に配線層46を被覆するように形成されている。絶縁層47の材料や厚さは、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。絶縁層47は、シリカ(SiO)等のフィラーを含有することができる。絶縁層47におけるフィラーの含有量は、例えば、絶縁層21と同様とすることができる。
配線層48は、絶縁層47の他方の側に形成されている。配線層48は、絶縁層47を貫通し配線層46を構成するパッドの下面を露出するビアホール47x内に充填されたビア配線、絶縁層47の下面に形成されたパッド、及び配線パターンを含んでいる。また、配線層48は、磁性体樹脂を貫通し配線層46のパッドの下面を露出するビアホール47z内に充填されたビア配線、及び絶縁層47の下面及び磁性体樹脂の下面に形成されたパッドを含んでいる。配線層48を構成するパッドは、ビア配線を介して、配線層46を構成するパッドと電気的に接続されている。ビアホール47x及び47zは、ソルダーレジスト層49側に開口されている開口部の径が配線層46を構成するパッドの下面によって形成された開口部の底面の径よりも大きい円錐台状の凹部とすることができる。配線層48の材料や配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。
ソルダーレジスト層49は、配線基板1の他方の側の最外層であり、絶縁層47の下面に、配線層48を被覆するように形成されている。ソルダーレジスト層49の材料や厚さは、例えば、ソルダーレジスト層29と同様とすることができる。ソルダーレジスト層49は、開口部49xを有し、開口部49x内には配線層48のパッドの下面の一部が露出している。開口部49xの平面形状は、例えば、円形とすることができる。開口部49x内に露出する配線層48のパッドは、マザーボード等の実装基板(図示せず)と電気的に接続するために用いることができる。必要に応じ、開口部49x内に露出する配線層48のパッドの下面に前述の金属層を形成したり、OSP処理等の酸化防止処理を施したりしてもよい。
図1(b)に示すように、配線基板1は、コア層10の一方の面10a上に順次積層された配線構造体50A、50B、50C、及び50Dを有している。なお、配線基板1は、図1(a)の破線Bで囲まれた領域に、コア層10の他方の面10b上に順次積層された配線構造体を有してもよい。破線Bで囲まれた領域の配線構造体は、破線Aで囲まれた領域の配線構造体を上下反転させた構造であるため、説明は省略する。
配線構造体50Aは、配線層20を構成するパッド20Pと、パッド20Pを被覆する絶縁層21と、磁性体樹脂51Aと、配線層22を構成するビア配線22Vとを含む。磁性体樹脂51Aは、絶縁層21内においてパッド20P上に配置されている。ビア配線22Vは、磁性体樹脂51Aを貫通してパッド20Pと電気的に接続されている。磁性体樹脂51Aは、平面視で、ビア配線22Vの周囲を囲むように環状に形成されている。つまり、磁性体樹脂51Aとビア配線22Vとは、同軸構造である。磁性体樹脂51Aの厚さは、ビア配線22Vの厚さと等しい。磁性体樹脂51A及びビア配線22Vの各々の厚さは、例えば、20~30μm程度である。
磁性体樹脂51Aの上面は、例えば、絶縁層21の上面と面一である。これにより、磁性体樹脂51Aの上面及び絶縁層21の上面に、パッド22Pを形成することが容易となる。磁性体樹脂51Aの上面は、パッド22Pの下面と接している。磁性体樹脂51Aの下面は、パッド20Pの上面と接している。磁性体樹脂51Aの内壁面は、ビア配線22Vの外壁面と接している。磁性体樹脂51Aの外壁面は、断面視で、ビア配線22Vの外壁面と同一方向に傾斜していてもよい。
ビア配線22Vの平面形状が円形である場合、例えば、ビア配線22Vのパッド22P側の直径は、例えば、40~60μm程度であり、パッド20P側の直径は、例えば、25~45μm程度である。この場合、磁性体樹脂51Aのパッド22P側の外径は、例えば、90~160μm程度であり、パッド20P側の外径は、例えば、75~145μm程度である。
磁性体樹脂51Aとビア配線22Vとで、インダクタを形成することができる。磁性体樹脂51Aとしては、例えば、磁性粒子を含有するエポキシ系樹脂等を使用できる。磁性粒子としては、例えば、鉄、酸化鉄、コバルト酸化鉄、珪素鉄、磁性合金、フェライト等のフィラーが挙げられる。
配線構造体50Bは、配線層22を構成するパッド22Pと、パッド22Pを被覆する絶縁層23と、絶縁層23内においてパッド22P上に配置された磁性体樹脂51Bと、磁性体樹脂51Bを貫通してパッド22Pと電気的に接続されたビア配線24Vとを含む。
上層の配線構造体50Bのパッド22Pは、例えば、下層の配線構造体50Aのビア配線22Vと一体に形成されている。また、上層の配線構造体50Bのパッド22Pと、下層の配線構造体50Aのパッド20Pは、下層の配線構造体50Aのビア配線22Vを介して電気的に接続されている。配線構造体50Bは、配線構造体50Aと同一構造である。磁性体樹脂51Bの材料は、磁性体樹脂51Aの材料と同じであってよい。
配線構造体50Cは、配線層24を構成するパッド24Pと、パッド24Pを被覆する絶縁層25と、絶縁層25内においてパッド24P上に配置された磁性体樹脂51Cと、磁性体樹脂51Cを貫通してパッド24Pと電気的に接続されたビア配線26Vとを含む。
上層の配線構造体50Cのパッド24Pは、例えば、下層の配線構造体50Bのビア配線24Vと一体に形成されている。また、上層の配線構造体50Cのパッド24Pと、下層の配線構造体50Bのパッド22Pは、下層の配線構造体50Bのビア配線24Vを介して電気的に接続されている。配線構造体50Cは、配線構造体50Aと同一構造である。磁性体樹脂51Cの材料は、磁性体樹脂51Aの材料と同じであってよい。
配線構造体50Dは、配線層26を構成するパッド26Pと、パッド26Pを被覆する絶縁層27と、絶縁層27内においてパッド26P上に配置された磁性体樹脂51Dと、磁性体樹脂51Dを貫通してパッド26Pと電気的に接続されたビア配線28Vとを含む。
上層の配線構造体50Dのパッド26Pは、例えば、下層の配線構造体50Cのビア配線26Vと一体に形成されている。また、上層の配線構造体50Dのパッド26Pと、下層の配線構造体50Cのパッド24Pは、下層の配線構造体50Cのビア配線26Vを介して電気的に接続されている。配線構造体50Dは、配線構造体50Aと同一構造である。磁性体樹脂51Dの材料は、磁性体樹脂51Aの材料と同じであってよい。
最上層となる配線構造体50Dの絶縁層27上には、配線構造体50Dのビア配線28Vと電気的に接続された外部接続用のパッド28Pが配置されている。パッド28Pは、例えば、配線構造体50Dのビア配線28Vと一体に形成されている。
配線構造体50Aのビア配線22Vと、配線構造体50Bのビア配線24Vと、配線構造体50Cのビア配線26Vと、配線構造体50Dのビア配線28Vとは、互いに平面視で重複する部分を有する。配線構造体50Aのビア配線22Vと、配線構造体50Bのビア配線24Vと、配線構造体50Cのビア配線26Vと、配線構造体50Dのビア配線28Vとは、インダクタンス値を大きくするために、互いに平面視で略完全に重複することが好ましい。ここで、略完全に重複するとは、平面視で、配線構造体50A~50Dの各々のビア配線の全てが重複する共通部分の面積に対して、各々のビア配線において平面視で共通部分からはみ出す部分の面積が、20%以内の場合である。
配線構造体50Aの磁性体樹脂51Aと、配線構造体50Bの磁性体樹脂51Bと、配線構造体50Cの磁性体樹脂51Cと、配線構造体50Dの磁性体樹脂51Dとは、互いに平面視で重複する部分を有する。配線構造体50Aの磁性体樹脂51Aと、配線構造体50Bの磁性体樹脂51Bと、配線構造体50Cの磁性体樹脂51Cと、配線構造体50Dの磁性体樹脂51Dとは、インダクタンス値を大きくするために、互いに平面視で略完全に重複することが好ましい。ここで、略完全に重複するとは、平面視で、配線構造体50A~50Dの各々の磁性体樹脂の全てが重複する共通部分の面積に対して、各々の磁性体樹脂において平面視で共通部分からはみ出す部分の面積が、20%以内の場合である。
このように、配線基板1は、磁性体樹脂と、磁性体樹脂を貫通するビア配線とを含む配線構造体を有する。これにより、磁性体樹脂とビア配線とでインダクタを形成できるため、インダクタ部品を外付けする必要がなく、配線基板1の薄型化や低コスト化が可能である。
また、配線基板1は、1つの配線構造体を有してもよいが、複数の配線構造体を積層することで、大きなインダクタンス値を得ることができる。また、配線基板1では、配線構造体の積層数を任意に決定できるため、必要なインダクタンス値を得るための設計自由度を向上できる。
なお、コア層10に磁性体樹脂を貫通する貫通配線を設けてもインダクタを形成できるが、コア層10は厚いため、設計上細かいインダクタンス値の変更が困難である。コア層10の上下に積層される絶縁層は、コア層10に比べて薄いため、配線構造体の積層数を変更することで、インダクタンス値を所望の値に容易に変更可能である。
[配線基板の製造方法]
配線基板1は、周知のビルドアップ工法により製造できる。ここでは、配線基板1の製造方法について、図1に対応する磁性体樹脂周辺部の部分断面図を用い、磁性体樹脂を形成する工程を中心に説明する。なお、ここでは、コア層10の一方の面側の積層体のみについて説明するが、コア層10の他方の面側の積層体についても同様の方法で形成できる。また、ここでは、1つの配線基板を作製する工程の例を示すが、配線基板となる複数の部分を作製し、その後個片化して各配線基板とする工程としてもよい。
図2~図4は、第1実施形態に係る配線基板の製造工程を例示する図である。まず、図2(a)に示す工程では、貫通配線11及び樹脂12が形成されたコア層10を準備し、コア層10の一方の面10aに、パッド20Pや配線パターンを含む配線層20を形成する。配線層20の材料や厚さは、前述のとおりである。配線層20は、セミアディティブ法やサブトラクティブ法等の各種の配線形成方法を用いて形成できる。
次に、図2(b)に示す工程では、コア層10の一方の面10aに、パッド20Pや配線パターンを含む配線層20を被覆するように半硬化状態のフィルム状のエポキシ系樹脂等をラミネートし、硬化させて絶縁層21を形成する。或いは、フィルム状のエポキシ系樹脂等のラミネートに代えて、液状又はペースト状のエポキシ系樹脂等を塗布後、硬化させて絶縁層21を形成してもよい。絶縁層21の厚さ等は、前述のとおりである。
次に、図2(c)に示す工程では、絶縁層21に、絶縁層21を貫通し配線層20のパッド20Pの上面を露出する貫通孔21yを形成する。貫通孔21yは、後工程で磁性体樹脂51Aを形成する予定の領域に形成する。貫通孔21yは、例えば、COレーザ等を用いたレーザ加工法により形成できる。
次に、図3(a)及び図3(b)に示す工程では、貫通孔21yを充填する磁性体樹脂51Aを形成する。まず、図3(a)に示す工程では、例えば、ペースト状の熱硬化性の磁性体樹脂51Aを準備し、スクリーン印刷法等により、貫通孔21yを充填すると共に、絶縁層21の上面から突出させる。その後、磁性体樹脂51Aを加熱して硬化させる。磁性体樹脂51Aの材料については、前述のとおりである。なお、磁性体樹脂51Aの形成は、真空雰囲気中で行うことが好ましい。これにより、ボイドの巻き込みを防止できる。
次に、図3(b)に示す工程では、絶縁層21の上面から突出する不要な磁性体樹脂51Aを研磨等により除去する。不要な磁性体樹脂51Aは、例えば、バフ研磨やロール研磨等により除去できる。磁性体樹脂51Aの上面は、例えば、絶縁層21の上面と面一となる。
次に、図3(c)に示す工程では、絶縁層21に、絶縁層21を貫通しパッド20Pの上面を露出するビアホール21xを形成する。また、磁性体樹脂51Aに、磁性体樹脂51Aを貫通しパッド20Pの上面を露出するビアホール21zを形成する。ビアホール21zは、貫通孔21yの内側に形成される。ビアホール21x及び21zは、例えば、COレーザ等を用いたレーザ加工法により形成できる。ビアホール21x及び21zを形成後、必要に応じ、デスミア処理を行い、ビアホール21x及び21zの底部に各々露出するパッド20Pの表面に付着した樹脂残渣を除去してもよい。
次に、図4(a)に示す工程では、絶縁層21の一方の側に配線層22を形成する。配線層22は、ビアホール21x内に充填されたビア配線22V、絶縁層21の上面に形成されたパッド22P、及び配線パターンを含んで構成される。ただし、配線構造体50A上のパッド22Pは、絶縁層21の上面及び磁性体樹脂51Aの上面に形成される。配線層22の材料やパッド22P及び配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。パッド22Pは、ビア配線22Vを介して、パッド20Pと電気的に接続される。この工程で、パッド20P、絶縁層21、磁性体樹脂51A、及びビア配線22Vを含む配線構造体50Aが作製される。
配線層22は、セミアディティブ法やサブトラクティブ法等の各種の配線形成方法を用いて形成できる。例えば、配線層22をセミアディティブ法で形成する場合、ビアホール21xの内壁を含む絶縁層21の表面、ビアホール21x内に露出するパッド20Pの表面、ビアホール21zの内壁を構成する磁性体樹脂51Aの表面、及びビアホール21z内に露出するパッド20Pの表面に銅等の無電解めっきによるシード層を形成する。次に、シード層上に配線層22のパッド22P及び配線パターンの形状に合わせた開口部を有するめっきレジストパターンを形成する。次に、シード層から給電する銅等の電解めっきにより、めっきレジストパターンの開口部に露出するシード層上に電解めっき層を析出する。次に、めっきレジストパターンを除去し、次に、電解めっき層をマスクとしたエッチングを行い、電解めっき層から露出するシード層を除去し、配線層22を得ることができる。
次に、図4(b)に示す工程では、図2(b)~図4(a)と同様の工程を繰り返し、配線構造体50A上に、配線構造体50B~50D、及びパッド28Pを含む配線層28を形成する。そして、配線構造体50D上に、パッド28Pを含む配線層28を被覆するようにソルダーレジスト層29を形成する。ソルダーレジスト層29は、例えば、液状又はペースト状の感光性のエポキシ系絶縁性樹脂やアクリル系絶縁性樹脂を、配線層28を被覆するように配線構造体50D上にスクリーン印刷法、ロールコート法、又は、スピンコート法等で塗布することにより形成できる。或いは、例えば、フィルム状の感光性のエポキシ系絶縁性樹脂やアクリル系絶縁性樹脂を、配線層28を被覆するように配線構造体50D上にラミネートすることにより形成してもよい。
次に、ソルダーレジスト層29を露光及び現像することで、ソルダーレジスト層29にパッド28Pの上面の一部を露出する開口部29xを形成する(フォトリソグラフィ法)。なお、開口部29xは、レーザ加工法やブラスト処理により形成してもよい。その場合には、ソルダーレジスト層29に感光性の材料を用いなくてもよい。開口部29xの各々の平面形状は、例えば、円形状とすることができる。開口部29xの各々の直径は、接続対象に合わせて任意に設計できる。
なお、この工程において、開口部29xの底部に露出するパッド28Pの上面に、例えば無電解めっき法等により前述の金属層を形成してもよい。また、金属層の形成に代えて、OSP処理等の酸化防止処理を施してもよい。
次に、開口部29xの底部に露出するパッド28Pの上面に、はんだバンプ等の外部接続端子30を形成する。外部接続端子30は、半導体チップと電気的に接続するための端子となる。
〈第1実施形態の変形例1〉
第1実施形態の変形例1では、保護絶縁層を有する配線基板の例を示す。なお、第1実施形態の変形例1において、既に説明した実施形態と同一構成部品についての説明は省略する場合がある。
[配線基板の構造]
図5は、第1実施形態の変形例1に係る配線基板を例示する図であり、図5(a)は断面図、図5(b)は図5(a)のC部の拡大図である。図5を参照すると、配線基板1Aは、各絶縁層上に保護絶縁層が積層されている点が、配線基板1(図1参照)と相違する。
具体的には、配線基板1Aにおいて、コア層10の一方の面10aには、配線層20と、絶縁層21と、保護絶縁層31と、配線層22と、絶縁層23と、保護絶縁層32と、配線層24と、絶縁層25と、保護絶縁層33と、配線層26と、絶縁層27と、保護絶縁層34と、配線層28と、ソルダーレジスト層29とが順次積層されている。また、コア層10の他方の面10bには、配線層40と、絶縁層41と、保護絶縁層35と、配線層42と、絶縁層43と、保護絶縁層36と、配線層44と、絶縁層45と、保護絶縁層37と、配線層46と、絶縁層47と、保護絶縁層38と、配線層48と、ソルダーレジスト層49とが順次積層されている。コア層10の一方の面10a側の積層構造と、他方の面10b側の積層構造は、コア層10に対してほぼ対称である。
各絶縁層と、その上に積層されている保護絶縁層は、隣接する配線層間を絶縁する層間絶縁層として機能する。各保護絶縁層の材料としては、例えば、エポキシ系樹脂を主成分とする絶縁性樹脂等を用いることができる。各保護絶縁層の材料は、各絶縁層の材料と同じであってもよいし、異なっていてもよい。各保護絶縁層の厚さは、例えば、10~15μm程度とすることができる。各配線構造体において、保護絶縁層は、絶縁層よりも薄いことが好ましい。保護絶縁層が薄いほど、磁性体樹脂を厚くでき、配線構造体1つ当たりのインダクタンス値を大きくできる。
図5(b)に示すように、配線基板1Aは、コア層10の一方の面10a上に順次積層された配線構造体50E、50F、50G、及び50Hを有している。なお、配線基板1Aは、図5(a)の破線Dで囲まれた領域に、コア層10の他方の面10b上に順次積層された配線構造体を有してもよい。破線Dで囲まれた領域の配線構造体は、破線Cで囲まれた領域の配線構造体を上下反転させた構造であるため、説明は省略する。
配線構造体50Eは、配線層20を構成するパッド20Pと、パッド20Pを被覆する絶縁層21と、保護絶縁層31と、磁性体樹脂51Aと、配線層22を構成するビア配線22Vとを含む。保護絶縁層31は、絶縁層21の上面及び磁性体樹脂51Aの上面を連続的に被覆する。
磁性体樹脂51Aは、絶縁層21内においてパッド20P上に配置されている。磁性体樹脂51Aは、絶縁層21を貫通するが、保護絶縁層31は貫通しない。磁性体樹脂51Aの上面は保護絶縁層31に被覆され、磁性体樹脂51Aの外壁面は絶縁層21に被覆されている。
ビア配線22Vは、保護絶縁層31及び磁性体樹脂51Aを貫通してパッド20Pと電気的に接続されている。磁性体樹脂51Aは、平面視で、ビア配線22Vの周囲を囲むように環状に形成されている。つまり、磁性体樹脂51Aとビア配線22Vとは、同軸構造である。磁性体樹脂51Aと保護絶縁層31の合計の厚さは、ビア配線22Vの厚さと等しい。
このように、各絶縁層上に保護絶縁層を積層し、隣接する配線層間を絶縁する層間絶縁層としてもよい。
[配線基板の製造方法]
配線基板1Aの製造工程において、配線基板1の製造工程と異なる部分を中心に説明する。
図6及び図7は、第1実施形態の変形例1に係る配線基板の製造工程を例示する図である。まず、第1実施形態の図2(a)~図3(b)と同様の工程を実施する。そして、図6(a)に示す工程では、絶縁層21の上面及び磁性体樹脂51Aの上面を連続的に被覆する保護絶縁層31を形成する。保護絶縁層31は、例えば、絶縁層21の上面及び磁性体樹脂51Aの上面に、半硬化状態のフィルム状のエポキシ系樹脂等をラミネートし、硬化させて形成する。或いは、フィルム状のエポキシ系樹脂等のラミネートに代えて、液状又はペースト状のエポキシ系樹脂等を塗布後、硬化させて保護絶縁層31を形成してもよい。保護絶縁層31の厚さ等は、前述のとおりである。
次に、図6(b)に示す工程では、絶縁層21及び保護絶縁層31に、絶縁層21及び保護絶縁層31を貫通しパッド20Pの上面を露出するビアホール21xを形成する。なお、ビアホール21xを形成するパッド20Pは、図6(c)の工程で保護絶縁層31及び磁性体樹脂51Aを貫通するビアホール21zを形成するパッド20Pと同一層に位置し、絶縁層21のみに被覆されるパッドである。つまり、ビアホール21xは、上面に磁性体樹脂51Aが形成されていないパッドを露出するように形成される。ビアホール21xは、例えば、COレーザ等を用いたレーザ加工法により形成できる。なお、この時点では、磁性体樹脂51Aにはビアホールを形成しない。ビアホール21xを形成後、デスミア処理を行い、ビアホール21xの底部に露出するパッド20Pの表面に付着した樹脂残渣を除去することができる。この工程における樹脂残渣の除去は、例えば、薬品を用いて行うことができる。
次に、図6(c)に示す工程では、保護絶縁層31及び磁性体樹脂51Aに、保護絶縁層31及び磁性体樹脂51Aを貫通しパッド20Pの上面を露出するビアホール21zを形成する。ビアホール21zは、例えば、ビアホール21xと同様の方法により形成できる。ビアホール21zを形成後、ビアホール21zの底部に露出するパッド20Pの表面に付着した樹脂残渣を除去することができる。この工程における樹脂残渣の除去は、例えば、高圧水洗により行うことができる。
次に、図7(a)に示す工程では、保護絶縁層31の一方の側に配線層22を形成する。配線層22は、ビアホール21x及び21z内に充填されたビア配線22V、保護絶縁層31の上面に形成されたパッド22P、及び配線パターンを含んで構成される。配線層22の材料やパッド22P及び配線パターンの厚さは、例えば、配線層20と同様とすることができる。パッド22Pは、ビア配線22Vを介して、パッド20Pと電気的に接続される。この工程で、パッド20P、絶縁層21、保護絶縁層31、磁性体樹脂51A、及びビア配線22Vを含む配線構造体50Eが作製される。
次に、図7(b)に示す工程では、図2(b)~図3(b)及び図6(a)~図7(a)と同様の工程を繰り返し、配線構造体50E上に、配線構造体50F~50H、及びパッド28Pを含む配線層28を形成する。そして、配線構造体50H上に、パッド28Pを含む配線層28を被覆するようにソルダーレジスト層29を形成する。
このように、配線基板1Aの製造工程では、保護絶縁層31を形成する工程(図6(a)の工程)とビアホール21zを形成する工程(図6(c)の工程)との間に、ビアホール21xを形成する工程及びビアホール21x内の樹脂残渣を除去する工程(図6(b)の工程)を有する。これにより、ビアホール21x内の樹脂残渣の除去(図6(b)の工程)と、ビアホール21z内の樹脂残渣の除去(図6(c)の工程)を、各々に適切な方法を選択して独立に行うことができる。
一般に、磁性体樹脂51Aの耐薬品性が低い場合、薬品を用いて樹脂残渣の除去を行うと、磁性体樹脂51Aが薬品により損傷を受ける場合がある。しかし、配線基板1Aの製造工程では、図6(b)の工程において、磁性体樹脂51Aの上面が保護絶縁層31で被覆されているため、薬品を使用してビアホール21x内の樹脂残渣を除去しても、薬品が磁性体樹脂51Aに接することはない。そのため、ビアホール21x内の樹脂残渣の除去に使用する薬品により磁性体樹脂51Aが損傷を受けることを防止できる。一方、図6(c)では、薬品を使用せずに、高圧水洗等の方法でビアホール21z内の樹脂残渣の除去を行うことができるため、磁性体樹脂51Aに損傷を与えることがない。
〈第1実施形態の変形例2〉
第1実施形態の変形例2では、コアレスの配線基板の例を示す。なお、第1実施形態の変形例2において、既に説明した実施形態と同一構成部品についての説明は省略する場合がある。
図8は、第1実施形態の変形例2に係る配線基板を例示する断面図である。図8を参照すると、配線基板1Bは、コア層を有していない点が、配線基板1(図1参照)と相違する。
具体的には、配線基板1Bは、配線基板1のコア層10の他方の面10b側に積層されていた積層構造の最上部に、配線基板1のソルダーレジスト層29を形成した構造である。配線基板1Bのソルダーレジスト層29には、配線層40のパッドの上面の一部を露出する開口部29xが形成されている。そして、開口部29xの底部に露出する配線層40のパッドの上面には、外部接続端子30が形成されている。また、配線基板1Bの破線Eで囲まれた領域には、配線基板1の破線Bで囲まれた領域と同様の構造の配線構造体が積層されている。配線基板1Bの破線Eで囲まれた領域に、配線基板1Aの破線Dで囲まれた領域と同様の構造の配線構造体が積層されてもよい。
このように、配線構造体の積層構造は、コアを有する配線基板に設けることもできるし、コアレスの配線基板に設けることもできる。配線構造体の積層構造をコアレスの配線基板に設けた場合も、磁性体樹脂と、磁性体樹脂を貫通するビア配線とを含む配線構造体を有することにより、磁性体樹脂とビア配線とでインダクタを形成できる。そのため、インダクタ部品を外付けする必要がなく、配線基板1Bの小型化や低コスト化が可能である。また、複数の配線構造体を積層することで、大きなインダクタンス値を得ることができる。また、配線構造体の積層数を任意に決定できるため、必要なインダクタンス値を得るための設計自由度を向上できる。
〈第1実施形態の変形例3〉
第1実施形態の変形例3では、形態の異なるビア配線が混在して積層される例を示す。なお、第1実施形態の変形例3において、既に説明した実施形態と同一構成部品についての説明は省略する場合がある。
図9は、第1実施形態の変形例3に係る配線基板を例示する部分断面図であり、図1(b)に対応する断面を示している。図9を参照すると、配線基板1Cは、配線構造体50C上に配線構造体50Dが積層されていない点が、配線基板1(図1(b)参照)と相違する。配線基板1Cでは、配線構造体50C上には、磁性体樹脂を貫通しないビア配線28Vが配置されている。
このように、磁性体樹脂を貫通するビア配線と、磁性体樹脂を貫通しないビア配線とが、混在して積層されてもよい。積層される複数のビア配線の一部を、磁性体樹脂を貫通しないビア配線とすることで、インダクタンス値を調整することができる。なお、磁性体樹脂を貫通しないビア配線は、最上層に限定されず、任意の層に配置可能である。また、磁性体樹脂を貫通しないビア配線を複数層に配置してもよい。
〈第1実施形態の応用例〉
第1実施形態の応用例では、配線基板に半導体チップを搭載した半導体装置の例を示す。なお、第1実施形態の応用例において、既に説明した実施形態と同一構成部品についての説明は省略する場合がある。
図10は、第1実施形態の応用例に係る半導体装置を例示する断面図(その1)である。図10を参照するに、半導体装置100は、図1に示す配線基板1と、半導体チップ110と、電極パッド120と、バンプ130と、アンダーフィル樹脂140とを有する。
半導体チップ110は、例えば、シリコン等からなる薄板化された半導体基板(図示せず)上に半導体集積回路(図示せず)等が形成されたものである。半導体基板(図示せず)には、半導体集積回路(図示せず)と電気的に接続された電極パッド120が形成されている。
バンプ130は、半導体チップ110の電極パッド120上に形成され、配線基板1の外部接続端子30を介して、配線基板1の外部接続用のパッド28Pと電気的に接続されている。アンダーフィル樹脂140は、半導体チップ110と配線基板1の上面との間に充填されている。バンプ130は、例えば、はんだバンプである。はんだバンプの材料としては、例えばPbを含む合金、SnとCuの合金、SnとAgの合金、SnとAgとCuの合金等を用いることができる。なお、ソルダーレジスト層49の開口部49xの底部に露出する配線層48のパッドの下面に、マザーボード等に接続されるバンプを形成してもよい。
このように、第1実施形態に係る配線基板に半導体チップを搭載することにより、半導体装置を実現できる。なお、半導体装置100において、配線基板1に代えて、配線基板1Aを用いてもよい。また、図11に示す半導体装置100Aのように、コアレスの配線基板1Bを用いてもよい。何れの半導体装置の場合も、配線構造体の積層構造が形成するインダクタを半導体チップの近くに配置できるため、ノイズ低減等の効果を高めることができる。
以上、好ましい実施形態について詳説したが、上述した実施形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
1,1A,1B,1C 配線基板
10 コア層
10a 一方の面
10b 他方の面
10x,21y 貫通孔
11 貫通配線
12 樹脂
20,22,24,26,28,40,42,44,46,48 配線層
20P,22P,24P,26P パッド
21,23,25,27,41,43,45,47 絶縁層
21x,21z,23x,23z,25x,25z,27x,27z,41x,41z,43x,43z,45x,45z,47x,47z ビアホール
22V,24V,26V,28V ビア配線
29,49 ソルダーレジスト層
29x,49x 開口部
30 外部接続端子
31,32,33,34,35,36,37,38 保護絶縁層
50A,50B,50C,50D,50E,50F,50G,50H 配線構造体
51A,51B,51C,51D 磁性体樹脂
100,100A 半導体装置
110 半導体チップ
120 電極パッド
130 バンプ
140 アンダーフィル樹脂

Claims (10)

  1. パッドと、
    前記パッドを被覆する絶縁層と、
    前記絶縁層内において、前記パッド上に配置された磁性体樹脂と、
    前記磁性体樹脂を貫通して前記パッドと電気的に接続されたビア配線と、を含む配線構造体を有する、配線基板。
  2. 複数の前記配線構造体が積層され、
    上層の前記配線構造体のパッドと下層の前記配線構造体のパッドは、下層の前記配線構造体のビア配線を介して電気的に接続され、
    各々の前記配線構造体のビア配線は、互いに平面視で重複する部分を有し、
    各々の前記配線構造体の磁性体樹脂は、互いに平面視で重複する部分を有する、請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記絶縁層の上面と前記磁性体樹脂の上面は面一である、請求項1又は2に記載の配線基板。
  4. 前記配線構造体は、前記絶縁層の上面及び前記磁性体樹脂の上面を連続的に被覆する保護絶縁層を含み、前記ビア配線は、前記保護絶縁層及び前記磁性体樹脂を貫通して前記パッドと電気的に接続されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の配線基板。
  5. 前記保護絶縁層は、前記絶縁層よりも薄い、請求項4に記載の配線基板。
  6. 最上層となる前記配線構造体上に配置され、最上層となる前記配線構造体の前記ビア配線と電気的に接続された外部接続用パッドを有する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の配線基板。
  7. 請求項6に記載に配線基板と、
    前記配線基板上に配置された半導体チップと、を有し、
    前記半導体チップは、前記外部接続用パッドと電気的に接続されている、半導体装置。
  8. パッドを被覆する絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層を貫通し前記パッドの上面を露出する貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔を充填する磁性体樹脂を形成する工程と、
    前記磁性体樹脂を貫通し前記パッドの上面を露出するビアホールを形成する工程と、
    前記ビアホールを充填し、前記パッドと電気的に接続されたビア配線を形成する工程と、を有する、配線基板の製造方法。
  9. 前記磁性体樹脂を形成する工程よりも後に、前記絶縁層の上面及び前記磁性体樹脂の上面を連続的に被覆する保護絶縁層を形成する工程を有し、
    前記ビアホールを形成する工程では、前記保護絶縁層及び前記磁性体樹脂を貫通し前記パッドの上面を露出するビアホールを形成する、請求項8に記載の配線基板の製造方法。
  10. 前記パッドと同一層に位置し、前記絶縁層のみに被覆される第2パッドを有し、
    前記保護絶縁層を形成する工程と前記ビアホールを形成する工程との間に、
    前記保護絶縁層及び前記絶縁層を貫通し前記第2パッドの上面を露出する第2ビアホールを形成する工程と、
    薬品を使用して前記第2ビアホール内の樹脂残渣を除去する工程と、を有する、請求項9に記載の配線基板の製造方法。
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