JP2023048563A - 建具 - Google Patents

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みく 杉本
Miku Sugimoto
晋一郎 小山
Shinichiro Koyama
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Abstract

【課題】障子の下桟の熱変形を抑えることができる建具を提供すること。【解決手段】建具は、上枠、下枠及び左右の縦枠を有するとともに上枠及び下枠に溝部を有する枠体と、上桟、下桟及び左右の縦框を有する框体の内側に面材を有し、上端部及び下端部が溝部に挿入されることによって上枠及び下枠に保持される障子と、を備え、下枠は、障子の下桟を覆い隠す高さを有する、建具。【選択図】図3

Description

本開示は、建具に関する。
従来、上枠及び下枠に設けたレール溝に、障子の上部及び下部をケンドン式に収納して支持し、左右の縦枠では障子を支持しない建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-184709号公報
一般に、室外側から建具に照射される直射日光は、建具の下部周辺に多く差し込むため、障子の下桟が見付け方向に収縮する熱変形が起きる場合がある。また、直射日光からくる熱により下桟が軟化すると、障子に納められるガラス等の面材の重みによって下桟が撓み、障子が変形する場合がある。障子が変形すると、障子と枠体との係合状態が変化し、障子にガタツキが発生したり、障子が枠体から外れたりするおそれがある。
よって、発明者は、障子の下桟の熱変形を抑えることができる建具を提供する、という課題を見出した。
本開示の建具は、上枠、下枠及び左右の縦枠を有するとともに前記上枠及び前記下枠に溝部を有する枠体と、上桟、下桟及び左右の縦框を有する框体の内側に面材を有し、上端部及び下端部が前記溝部に挿入されることによって前記上枠及び前記下枠に保持される障子と、を備え、前記下枠は、前記障子の前記下桟の室外側の面を覆い隠す高さを有する。
建具を室外側から見た図である。 建具を室内側から見た図である。 図1中のA-A線に沿う縦断面図である。 図1中のB-B線に沿う横断面図である。 建具の上部を拡大して示す縦断面図である。 障子を枠体に装着する様子を示す縦断面図である。
以下、本開示の建具の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態は、建具としてのFIX窓1を示している。FIX窓1は、いわゆる嵌め殺し窓であり、建物躯体の矩形の開口部100の内周に沿って設けられる額縁101の内側に取り付けられている。FIX窓1は、掃除等のために障子3が取り外される場合以外では、開口部100を開閉しない。しかし、建具は、枠体に納められる障子の下桟に荷重が掛かるものであればよく、FIX窓に限定されない。建具は、例えば引違い窓であってもよい。
図1は、FIX窓1を室外側から見た図である。図2は、FIX窓1を室内側から見た図である。図3~図6において、X1方向はFIX窓1の室外側を示し、X2方向はFIX窓1の室内側を示す。FIX窓1の室外側の額縁101の内側には、FIX窓、引違い窓等の他の窓(図示せず)がさらに取り付けられてもよい。これによって、額縁101の内側に二重窓が構築され、断熱性及び遮音性がさらに向上する。本実施形態のFIX窓1は、既存の窓(図示せず)の室内側に後付けすることができる。
FIX窓1は、額縁101の内側に設けられる枠体2と、枠体2の内側に納められる障子3と、を有する。枠体2は、上枠21と、下枠22と、左右の縦枠23,24と、を矩形に枠組みすることによって構成される。障子3は、枠体2の内側に取り外し可能に嵌め込まれている。
枠体2の上枠21は、樹脂材によって一体に押出し成形されている。上枠21は、室外側に配置される断面矩形の中空構造を有する第1ホロー部211と、室内側に配置される断面矩形の中空構造を有する第2ホロー部212と、第1ホロー部211及び第2ホロー部212の上端部同士を連結する平板状の基板部213と、を有する。第1ホロー部211、第2ホロー部212及び基板部213は、上枠21の延び方向の全長に亘って延びている。本実施形態の第1ホロー部211及び第2ホロー部212は、基板部213から下方に向けて同一の高さで突出しているが、必ずしも同一の高さで突出していなくてもよい。
第1ホロー部211と第2ホロー部212とは、室内外方向に離隔して平行に配置される。これによって、第1ホロー部211と第2ホロー部212と基板部213との間には、上枠21の延び方向の全長に亘る溝部214が形成される。溝部214は、下方に向けて開放し、障子3の上端部を収容する。基板部213は、溝部214の内底面を構成する。第1ホロー部211の下端部には、室内側に向けて突出し、障子3の室外側の面に弾性的に接触する封止部215が一体に設けられる。第2ホロー部212の下端部には、室外側に向けて突出し、障子3の室内側の面に弾性的に接触するヒレ部216が一体に設けられる。上枠21は、基板部213を貫通する固定ねじSC1によって、額縁101の上部内面に固定される。
枠体2の下枠22は、樹脂材によって一体に押出し成形されている。下枠22は、室外側に配置される断面矩形の中空構造を有する第1ホロー部221と、室内側に配置される断面矩形の中空構造を有する第2ホロー部222と、第1ホロー部221及び第2ホロー部222の下端部同士を連結する平板状の基板部223と、を有する。第1ホロー部221、第2ホロー部222及び基板部223は、下枠22の延び方向の全長に亘って延びている。
第1ホロー部221と第2ホロー部222とは、室内外方向に離隔して平行に配置される。これによって、第1ホロー部221と第2ホロー部222と基板部223との間には、上枠21と同様に、下枠22の延び方向の全長に亘る溝部224が形成される。溝部224は、上方に向けて開放し、障子3の下端部を収容する。基板部223は、溝部224の内底面を構成する。第1ホロー部221の上端部には、室内側に向けて突出し、障子3の室外側の面に弾性的に接触する封止部225が一体に設けられる。第2ホロー部222の上端部には、室外側に向けて突出し、障子3の室内側の面に弾性的に接触するヒレ部226が一体に設けられる。下枠22は、基板部223を貫通する固定ねじSC2によって、額縁101の下部内面に固定される。
枠体2の縦枠23,24は、それぞれ樹脂材によって略L字状に一体に押出し成形されている。縦枠23,24は、上枠21と下枠22との間に亘って上下に延びている。縦枠23,24は、額縁101の縦方向に沿って所定幅で延びる基板部231,241と、基板部231,241の室外端部から額縁101の内側に向けて略直角に延びる室外壁部232,242と、室外壁部232,242の内端部から室内側に向けて略直角に延びる当接片部233,243と、を有する。
当接片部233,243は、障子3の室外側の面に接触するように、基板部231,241に比べて幅狭に形成される。当接片部233,243の先端には、それぞれ障子3の室外側の面に弾性的に接触する封止部234,244が一体に設けられる。縦枠23,24は、基板部231,241を貫通する固定ねじSC3,SC4によって、額縁101の左右の側部内面にそれぞれ固定される。
障子3は、上桟31と、下桟32と、左右の縦框33,34と、を矩形に框組みした框体30の内側に、グレイジングチャンネル351を介してガラス等の面材35を納めることによって構成される。上桟31及び下桟32は、図3に示すように、金属製芯材311,321と、その外側を覆う樹脂製カバー材312,322と、樹脂製カバー材312,322の上端面及び下端面に装着される樹脂製の上端カバー材313及び下端カバー材323と、によってそれぞれ構成される。縦框33,34は、図4に示すように、金属製芯材331,341と、その外側を覆う樹脂製カバー材332,342と、によってそれぞれ構成される。
図1に示すように、障子3は、左右の縦框33,34の間に上桟31及び下桟32が配置される縦勝ち構造を有する。詳しくは、左右の縦框33,34は、障子3の高さ方向の全長に亘って延びている。上桟31及び下桟32は、左右の縦框33,34の間に配置され、縦框33,34の上端部同士及び下端部同士をそれぞれ連結している。下桟32の室内側の面の中央部には、略コ字型のハンドル36が取り付けられている。
図1、図3及び図5に示すように、下枠22は、室外側から見て、障子3の下桟32の室外側の面32aを覆い隠す高さを有する。詳しくは、図3に示すように、下枠22の第1ホロー部221の高さh1は、枠体2に取り付けられた状態の障子3の下桟32の高さに等しい。第1ホロー部221の上端面221aは、下桟32の上端面32bと略同一の高さに配置されている。面材35の下端部を支持するグレイジングチャンネル351は、第1ホロー部221の上端面221aと略同一の高さに配置されるか、あるいは上端面221aよりも僅かに上方に突出している。
この下枠22の第1ホロー部221によって、障子3の下桟32の室外側の面32aは室外側に露出しない。そのため、下桟32に対する直射日光の照射量は低減され、下桟32の熱変形が抑制される。下枠22の第1ホロー部221の高さh1は障子3の下桟32の高さに等しいため、面材35を遮蔽することはない。そのため、障子3が面材35を通して室内に取り入れ可能な採光量が低下するおそれはない。さらに、本実施形態の下枠22の第1ホロー部221は中空構造を有し、断熱性に優れるため、下桟32の熱変形を抑制する効果が向上する。
障子3は、上枠21の溝部214と下枠22の溝部224に対して、図6に示すように、室内側からケンドン式に挿入される。まず、障子3の上端部が上枠21の溝部214の奥深くまで挿入される。次に、障子3の下端部が、下枠22の第2ホロー部222上を室内側から室外側に向けて移動し、下枠22の溝部224に位置合わせされる。その後、障子3が下降することによって、障子3の下端部が下枠22の溝部224に挿入される。これによって、障子3の上端部及び下端部がそれぞれ溝部214,224に収容され、障子3が上枠21と下枠22とに嵌め込まれて保持される。左右の縦枠23,24は、当接片部233,243の先端の封止部材234,244を障子3の縦框33,34の室外側の面に当接させるだけであり、障子3を保持しない。
図2、図3及び図5に示すように、本実施形態の下枠22の高さは、溝部224の室外側よりも室内側の方が低い。詳しくは、図3に示すように、下枠22の第2ホロー部222の高さh2は、第1ホロー部221の高さh1よりも低い。そのため、障子3の下端部が第2ホロー部222を跨ぐために必要な障子3の上端部の上枠21の溝部214内への挿入量を小さくすることができる。これによって、上枠21の溝部214の深さ、すなわち、上枠21の第1ホロー部211及び第2ホロー部212の下方へ向けた高さ、を抑えることができる。
下枠22の溝部224内には、障子3の下端部を支持するための樹脂製のライナー(図示せず)を設けてもよいが、本実施形態の下枠22は、図5に示すように樹脂製のライナーを有していない。枠体2に取り付けられた障子3の下桟32の下端面32cは、溝部224の内底面である基板部223上に直に載置されている。樹脂製のライナーがない分、下枠22の溝部224の深さを浅く、すなわち、下枠22の高さh1,h2をそれぞれ低く、することができる。
障子3が枠体2に取り付けられると、障子3の上端部は、上枠21の溝部214に収容されて上枠21と係合する。障子3の下端部は、下枠22の溝部224に収容されて下枠22と係合する。上枠21の封止部215及びヒレ部216は、障子3の上端部に対して室外側及び室内側からそれぞれ当接する。これによって、上枠21において、障子3の上端部のガタツキの防止、室外からのごみ等の侵入の阻止、及び気密性の確保が達成される。下枠22の封止部225及びヒレ部226は、障子3の下端部に対して室外側及び室内側からそれぞれ当接する。これによって、下枠22において、障子3の下端部のガタツキの防止、室外からのごみ等の侵入の阻止、及び及び気密性の確保が達成される。
以上のとおり、本実施形態のFIX窓1によれば、以下の効果を奏する。すなわち、FIX窓1は、上枠21、下枠22及び左右の縦枠23,24を有するとともに上枠21及び下枠22に溝部214,224を有する枠体2と、上桟31、下桟32及び左右の縦框33,34を有する框体30の内側に面材35を有し、上端部及び下端部が溝部214,224に挿入されることによって上枠21及び下枠22に保持される障子3と、を備える。下枠22は、障子3の下桟32を覆い隠す高さを有する。これによれば、障子3の下桟32の熱変形を抑えることができる。そのため、障子3が熱変形に起因して障子3と枠体2との係合状態の変化は抑制され、障子3がガタツキを起こしたり、障子3が枠体2から外れたりするおそれを低減することができる。
本実施形態の下枠22の高さは、溝部224の室外側よりも室内側の方が低い。これによれば、障子3の上端部を上枠21の溝部214内へケンドン式に挿入する際に、障子3の下端部が溝部224の室内側の第2ホロー部222を跨ぐために必要な溝部214内への挿入量を小さくすることができる。これによって、上枠21の溝部214の深さ、すなわち、上枠21の第1ホロー部211及び第2ホロー部212の下方へ向けた高さ、を抑えることができるため、障子3の上桟31の高さを低くすることができる。
本実施形態の下枠22は、溝部224の室外側に第1ホロー部221を有する。第1ホロー部221は中空構造を有し、断熱性に優れるため、下桟32の熱変形を抑制する効果が向上する。
1 FIX窓、 2 枠体、 21 上枠、 22 下枠、 214,224 溝部、 23,24 縦枠、 221 第1ホロー部、 3 障子、 30 框体、 31 上桟、 32 下桟、 33,34 縦框、 35 面材

Claims (3)

  1. 上枠、下枠及び左右の縦枠を有するとともに前記上枠及び前記下枠に溝部を有する枠体と、
    上桟、下桟及び左右の縦框を有する框体の内側に面材を有し、上端部及び下端部が前記溝部に挿入されることによって前記上枠及び前記下枠に保持される障子と、を備え、
    前記下枠は、前記障子の前記下桟の室外側の面を覆い隠す高さを有する、建具。
  2. 前記下枠の高さは、前記溝部の室外側よりも室内側の方が低い、請求項1に記載の建具。
  3. 前記下枠は、前記溝部の室外側にホロー部を有する、請求項1又は2に記載の建具。
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