JP2023045589A - 決済装置及びそのプログラム、並びに決済方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アテンダントによる確認が必要な買上商品を煩雑感なく登録できる決済装置及びそのプログラム、並びに決済方法を提供する。【解決手段】決済装置は、取得手段と、検出手段と、出力手段とを備える。取得手段は、購買者が操作する情報端末を利用して登録された買上商品の販売に係るデータを取得する。検出手段は、取得手段により取得された買上商品の販売に係るデータからアテンダントの確認が必要な対象商品を検出する。出力手段は、検出手段により対象商品が検出された場合、その旨をアテンダントが使用する端末に出力する。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、決済装置及びコンピュータを当該決済装置として機能させるためのプログラム、並びに決済方法に関する。
現在、スーパーマーケット、ドラッグストア等の小売店では一般用医薬品の販売が行われている。一般用医薬品は、薬事法に基づき、第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品に分類されている。第1類医薬品の販売には、薬剤師による説明が義務付けられている。第2類医薬品及び第3類医薬品の販売には、薬剤師又は登録販売者による説明が義務付けられている。
ところで、商品が陳列されている売場において、客がスマートフォン等の端末を自ら操作して買上商品に係るデータをセルフで入力し、その買上商品の代金支払いも客が専用の決済装置を操作してセルフで行うようにした取引処理システムはすでに知られている。この種の取引処理システムを小売店が導入することにより、決済装置で客の買上商品に係るデータを入力する必要がなくなるので、決済に要する時間を短縮できる等のメリットがある。
一方、この取引処理システムでは、客が第1類医薬品、第2類医薬品又は第3類医薬品であることを知らずに買上商品として当該医薬品に係るデータを入力した場合、決済端末では、薬剤師又は登録販売者による説明が行われていないことから販売不可としてエラーが発生する。この場合、買上商品に係るデータを再入力する必要が生じ、煩雑であった。
特開2013-45406号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、アテンダントによる確認が必要な買上商品を煩雑感なく登録できる決済装置及びそのプログラム、並びに決済方法を提供しようとするものである。
一実施形態において、決済装置は、取得手段と、検出手段と、出力手段とを備える。取得手段は、購買者が操作する情報端末を利用して登録された買上商品の販売に係るデータを取得する。検出手段は、取得手段により取得された買上商品の販売に係るデータからアテンダントの確認が必要な対象商品を検出する。出力手段は、検出手段により対象商品が検出された場合、その旨をアテンダントが使用する端末に出力する。
図1は、取引処理システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、買物支援端末と仮想POSサーバとの主要な機能説明に用いるシーケンス図である。 図3は、会計機の要部回路構成を示すブロック図である。 図4は、アテンダントデータベースに保存されるアテンダントデータレコードの一例を示す模式図である。 図5は、管理データベースに保存される管理データレコードの一例を示す模式図である。 図6は、会計機のプロセッサが決済プログラムに従って実行する情報処理の手順を示す流れ図である。 図7は、会計機のプロセッサが決済プログラムに従って実行する情報処理の手順を示す流れ図である。 図8は、会計機のプロセッサが決済プログラムに従って実行する情報処理の手順を示す流れ図である。 図9は、呼出し画面の一例を示す模式図である。 図10は、第1通知画面の一例を示す模式図である。 図11は、第2実施形態において、会計機の要部回路構成を示すブロック図である。 図12は、第2実施形態において、会計機のプロセッサが決済プログラムに従って実行する情報処理の手順を示す流れ図である。 図13は、第2実施形態において、会計機のプロセッサが決済プログラムに従って実行する情報処理の手順を示す流れ図である。 図14は、第2実施形態において、第2通知画面の一例を示す模式図である。
以下、一実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態では、商品が陳列されている売場において、客が端末を自ら操作して買上商品に係るデータをセルフで入力し、その買上商品の代金支払いを伴う決済も客が専用の決済装置を操作してセルフで行うようにした取引処理システムを例示する。
(第1実施形態)
[取引処理システムSの構成説明]
図1は、取引処理システムSの概略構成を示すブロック図である。取引処理システムSは、買物支援端末1、店舗サーバ2、仮想POS(Point Of Sales)サーバ3、会計機4、アクセスポイント5及びアテンダント端末6を含む。店舗サーバ2、仮想POSサーバ3、会計機4、アクセスポイント5及びアテンダント端末6は、通信ネットワーク7により相互接続される。通信ネットワーク7は、典型的には有線又は無線のLANである。
買物支援端末1は、客が買上商品に係るデータをセルフで入力するのに使用される端末である。買物支援端末1は、入力デバイス、表示デバイス、無線ユニットに加え、二次元コード又はバーコード等のコードシンボルを読み取るのに必要な撮像デバイスを搭載した可搬型の端末である。例えばデジタルカメラを搭載した市販のスマートフォン、タブレット端末等が買物支援端末1として利用可能である。買物支援端末1は、購買者が操作する情報端末の一例である。客は、購買者の一例である。
店舗サーバ2は、店舗業務全般を支援するコンピュータである。その支援のために店舗サーバ2は、商品データベースを含む種々のデータベースを管理する。商品データベースは、店舗で販売されている各商品のデータを記述した商品レコードの集合体である。商品レコードには、商品コード、大分類コード、小分類コード、商品名、価格等の商品データが記述されている。
商品コードは、商品を個々に識別するために商品毎に設定された一意の識別コードである。各商品には、通常、商品コードを表したバーコードが付されている。
大分類コードは、各商品の属性に基づく商品分類を識別するために商品分類毎に設定された一意の識別コードである。商品分類は、食料品、日用品、医薬品、衣料品等を含む。医薬品は、第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品を含むものとする。第1類医薬品は、薬剤師でなければ販売できない医薬品である。第1類医薬品の販売には、薬剤師による説明が義務付けられている。薬剤師は、第1類医薬品への確認が許容されたアテンダントの一例である。第2類医薬品及び第3類医薬品は、薬剤師又は予め登録された登録販売者でなければ販売することができない医薬品である。第2類医薬品及び第3類医薬品の販売には、薬剤師又は登録販売者による説明が義務付けられている。薬剤師又は登録販売者は、第2類医薬品及び第3類医薬品への確認が許容されたアテンダントの一例である。第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品は、以下では確認対象商品と称する。確認対象商品は、アテンダントの確認が必要な対象商品の一例である。
また、医薬品に関して確認対象商品とそれ以外の医薬品とを分類するために、医薬品の大分類コードの下位コードとして確認対象商品の小分類コードとその他医薬品の小分類コードとが設定されている。すなわち確認対象商品である第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品のそれぞれに小分類コードが設定されている。
仮想POSサーバ3は、買物支援端末1と協働することで、周知のPOS端末が動作しているかのように見せかけるための支援を行うコンピュータである。例えば仮想POSサーバ3は、以下の3つの機能を有する。第1の機能は、買物支援端末1を介して入力された商品コードで識別される商品の商品販売データを取引ファイルに登録する機能である。商品販売データ及び取引ファイルは、後述する。第2の機能は、取引ファイルに登録された商品販売データを基に作成される登録画面を買物支援端末1の表示デバイスに表示させる機能である。第3の機能は、買物支援端末1からの会計指示に応じて、その買物支援端末1の表示デバイスに会計バーコードを表示させる機能である。会計バーコードは、後述する。
会計機4は、買物支援端末1を使用して買上商品に係るデータをセルフで入力した客が、その買上商品の代金支払いを伴う決済をセルフで行うことを可能とした専用の決済装置である。複数の会計機4が、通信ネットワーク7に接続されている。決済の方式は、特に限定されない。現金決済、クレジットカード決済、電子マネー決済、ポイント決済、コード決済(モバイル決済又はスマートフォン決済等とも称される)等、周知の決済方式を利用することができる。
アクセスポイント5は、取引処理システムSの各サーバ(店舗サーバ2、仮想POSサーバ3等)が買物支援端末1と無線LANを介してデータ通信を行う際の中継拠点として店舗内に設置された通信設備である。無線LANは、例えばWi-Fi(登録商標)の規格に準拠したものである。なお、図1では、取引処理システムSにアクセスポイント5を1つだけ示しているが、アクセスポイント5の数は限定されない。店舗の規模等により複数のアクセスポイント5が通信ネットワーク7に接続されていてもよい。
アテンダント端末6は、買物支援端末1及び会計機4の状態をアテンダントが監視するための端末である。アテンダント端末6は、アテンダントが使用する端末の一例である。アテンダントは、店員、薬剤師、登録販売者等を含む。本実施形態では、店員は、薬剤師又は登録販売者としての資格を有さない者とする。
なお、取引処理システムSの構成は、図1に示すものに限定されない。例えば店舗サーバ2及び仮想POSサーバ3の機能を1つのサーバで実現するようにして、サーバの台数を減らしてもよい。また、会計機4とは別に、買上商品の登録操作と決済操作とをアテンダントが行うようにした周知のPOS端末、あるいは登録機と会計機とが分離し、登録機に対する買上商品の登録操作をアテンダントが行い、会計機での決済操作を客がセルフで行うようにしたセミセルフ対応の登録機及び会計機が通信ネットワーク7に接続されていてもよい。
[買物支援端末1と仮想POSサーバ3との機能説明]
次に、買物支援端末1と仮想POSサーバ3との主要な機能について、図2のシーケンス図を用いて説明する。
はじめに、例えばスマートフォンを買物支援端末1として利用したい客は、取引処理システムSが構築された店舗向けの買物支援用アプリケーションプログラム、いわゆる買物アプリをスマートフォンにインストールする。そして客は、ユーザ登録を行うことにより、スマートフォンを買物支援端末1として利用できる。
さて、買物支援端末1を携帯する客は、入店前に買物アプリを起動する。そうすると、機能Paで示すように、買物支援端末1のカメラが起動し、入店コードを読み取る。入店コードは、店舗に係る設定情報を所定の二次元コード体系でコード化したもので、例えば店舗の入口に用意される。設定情報は、例えば買物支援端末1が無線LANを利用してアクセスポイント5と通信するために必要なパラメータ、又は、買物支援端末1の動作制限に係る情報等を含む。客は、買物支援端末1のカメラで入店コードを読み取らせる。
買物支援端末1において入店コードが読み取られると、機能Pbで示すように、買物支援端末1は、無線LANを利用してアクセスポイント5と接続する。そして、買物支援端末1がアクセスポイント5と接続されると、買物支援端末1は、仮想POSサーバ3に対し、チェックイン要求コマンドCOMaを送信する。チェックイン要求コマンドCOMaは、アクセスポイント5から通信ネットワーク7を介して仮想POSサーバ3へと送信される。チェックイン要求コマンドCOMaには、買物支援端末1の端末識別情報が含まれる。端末識別情報は、他の客が利用する買物支援端末1とは異なる一意の情報である。例えば買物支援端末1にインストールされた買物アプリのプログラムIDが端末識別情報として用いられる。
チェックイン要求コマンドCOMaを受信した仮想POSサーバ3は、機能Qaで示すように、取引ファイルを作成する。取引ファイルは、買物支援端末1を介して入力された商品コードで識別される商品の商品販売データを記憶するためのデータファイルである。取引ファイルは、買物支援端末1毎に作成される。各取引ファイルには、買物支援端末1の端末識別情報が関連付けられる。
取引ファイルを作成した仮想POSサーバ3は、チェックイン要求コマンドCOMaの送信元である買物支援端末1に対し、チェックイン完了コマンドCOMbを送信する。チェックイン完了コマンドCOMbは、アクセスポイント5から通信ネットワーク7を介して買物支援端末1へと送信される。
チェックイン完了コマンドCOMbを受信した買物支援端末1は、機能Pcで示すように、表示デバイスの画面を登録画面とする。登録画面は、例えば買物支援端末1を介して入力された商品コードで識別される商品の商品名、価格等を表示するための画面である。登録画面には、商品登録ボタンが表示される。
客は、買物支援端末1をショッピングカートにセットし、又は携帯して、商品が陳列される売場を回る。そして、買上商品を見つけると、商品登録ボタンを入力する。商品登録ボタンが入力されると、買物支援端末1は、機能Pdで示すように、買上商品のデータを入力する。例えば買物支援端末1は、バーコードの読取待機状態となる。客は、買上商品に付されたバーコードをカメラで読み取らせる。カメラで商品のバーコードが読み取られると、買物支援端末1は、そのバーコードで表された商品コードを買上商品のデータとして入力する。
なお、登録画面には、バーコード無しボタンも表示されている。客は、買上商品にバーコードが付されていない場合、バーコード無しボタンを入力する。バーコード無しボタンが入力されると、表示デバイスにバーコード無し商品のリストが表示される。客は、リストの中から買上商品を選択する。買上商品が選択されると、買物支援端末1は、その選択された商品の商品コードを買上商品のデータとして入力する。
買上商品のデータが入力されると、買物支援端末1は、仮想POSサーバ3に対し、商品登録コマンドCOMcを送信する。商品登録コマンドCOMcは、アクセスポイント5から通信ネットワーク7を介して仮想POSサーバ3へと送信される。商品登録コマンドCOMcには、買物支援端末1の端末識別情報と買上商品のデータとが含まれる。
商品登録コマンドCOMcを受信した仮想POSサーバ3は、機能Qbで示すように、当該商品登録コマンドCOMcの送信元である買物支援端末1の端末識別情報が関連付けられた取引ファイルに商品販売データを追加する。商品販売データは、一連の番号順に、買上商品の商品コード、大分類コード、小分類コード、商品名、価格、販売点数、販売金額等を含むデータである。販売金額は、価格に販売点数を乗算した金額である。なお、確認対象商品の商品販売データは、医薬品の大分類コードと確認対象商品の小分類コードとを含む。例えば確認対象商品以外の医薬品の商品販売データは、医薬品の大分類コードとその他医薬品の小分類コードとを含む。商品販売データは、買上商品の販売に係るデータの一例である。
商品販売データを取引ファイルに追加した仮想POSサーバ3は、商品登録コマンドCOMcの送信元である買物支援端末1に対し、登録完了コマンドCOMdを送信する。登録完了コマンドCOMdは、アクセスポイント5から通信ネットワーク7を介して買物支援端末1へと送信される。
登録完了コマンドCOMdを受信した買物支援端末1は、機能Peで示すように、登録画面を更新する。すなわち買物支援端末1は、取引ファイルに追加された商品販売データの商品名、価格等が表示されるように、登録画面を更新する。更新後の登録画面には、商品登録ボタン等とともに会計ボタンも表示される。登録画面を更新した買物支援端末1は、機能Pfで示すように買上商品のデータが入力されるか、機能Pgで示すように会計ボタンが入力されるのを待ち受ける。
客は、次の買上商品を見つけると、商品登録ボタンを入力する。商品登録ボタンが入力されると、買物支援端末1は、買上商品のデータを入力する。そして買物支援端末1は、仮想POSサーバ3に対し、商品登録コマンドCOMcを送信する。それ以後の買物支援端末1と仮想POSサーバ3の機能は、前述したのと同様である。
売場での買物を終えた客は、会計ボタンを入力する。会計ボタンが入力されると、買物支援端末1は、仮想POSサーバ3に対し、会計要求コマンドCOMeを送信する。会計要求コマンドCOMeは、アクセスポイント5から通信ネットワーク7を介して仮想POSサーバ3へと送信される。会計要求コマンドCOMeには、買物支援端末1の端末識別情報が含まれる。
その後、仮想POSサーバ3は、機能Qcで示すように、一意の会計バーコードを作成する。例えば仮想POSサーバ3は、当該会計要求コマンドCOMeの送信元である買物支援端末1の端末識別情報を所定のバーコード体系でバーコード化した会計バーコードを作成する。会計バーコードを作成した仮想POSサーバ3は、会計要求コマンドCOMeの送信元である買物支援端末1に対し、会計許諾コマンドCOMfを送信する。会計許諾コマンドCOMfは、アクセスポイント5から通信ネットワーク7を介して買物支援端末1へと送信される。会計許諾コマンドCOMfには、会計バーコードのデータが含まれる。
会計許諾コマンドCOMfを受信した買物支援端末1は、機能Phに示すように、会計バーコードの画像を表示デバイスに表示させる。この会計バーコードは、会計機4での決済に用いられる。そこで次に、会計機4について説明する。
[会計機4の構成説明]
図3は、会計機4の要部回路構成を示すブロック図である。会計機4は、プロセッサ401、メインメモリ402、補助記憶デバイス403、時計404、通信インターフェース405、釣銭機インターフェース406、スキャナ407、タッチパネル408、プリンタ409、リーダ・ライタ410及びシステム伝送路411等を備える。システム伝送路411は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路411は、プロセッサ401と他の各部とを直接又は信号入出力回路を介して接続し、相互間で授受されるデータ信号を伝送する。
会計機4は、プロセッサ401と、メインメモリ402、補助記憶デバイス403、時計404及び通信インターフェース405とをシステム伝送路411で接続することにより、コンピュータを構成する。そして会計機4は、そのコンピュータに、システム伝送路411を介して釣銭機インターフェース406、スキャナ407、タッチパネル408、プリンタ409、リーダ・ライタ410等のデバイスインターフェース又はデバイスを接続する。
プロセッサ401は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ401は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、会計機4としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ401は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ402は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ402は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ402は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ402は、プロセッサ401が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ402は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ401によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリ402は、後述する検出手段により検出された対象商品を記憶する記憶部の一例である。
補助記憶デバイス403は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス403となり得る。補助記憶デバイス403は、プロセッサ401が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ401での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス403は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計404は、日付と時刻を計時する。プロセッサ401は、時計404によって計時されている日付と時刻を現在日時として処理する。
通信インターフェース405は、通信ネットワーク7を介して接続される店舗サーバ2、仮想POSサーバ3、会計機4、アクセスポイント5、アテンダント端末6等との間でデータ通信を行う。
釣銭機インターフェース406は、図示しない自動釣銭機とのインターフェースを構成する。釣銭機インターフェース406は、自動釣銭機から当該自動釣銭機に投入された貨幣の金額データを入力する。釣銭機インターフェース406は、会計機4から自動釣銭機へと釣銭データを出力する。釣銭データを入力した自動釣銭機は、その釣銭データ相当の貨幣を釣銭として自動的に払い出す。
スキャナ407は、バーコード、二次元コード等のコードシンボルを読み取る読取装置の一例である。スキャナ407は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよいし、撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。
タッチパネル408は、入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。タッチパネル408は、会計機4のオペレータである客に対して情報の表示を行い、その客による操作入力を受け付ける。タッチパネル408は、表示部の一例である。
プリンタ409は、レシート用紙に対して各種の文字列又は画像等を印刷することにより、レシートを発行する。この種のプリンタ409としては、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタ等を利用できる。
リーダ・ライタ410は、カード、スマートフォン等の媒体に記録されたデータを読み取る機能と、上記媒体へデータを書き込む機能とを有する。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカード等の決済用カードの他に、自社ポイントカード、共通ポイントカード等と称されるポイントカードを含み得る。リーダ・ライタ410は、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
かかる構成の会計機4は、メインメモリ402の揮発性メモリ領域の一部にアテンダントデータベース4021及び管理データベース4023を記憶している。
図4は、アテンダントデータベース4021に保存されるアテンダントデータレコード4022の一例を示す模式図である。図4に示すように、アテンダントデータレコード4022は、アテンダントID、氏名、職種等を含む。職種は、店員、薬剤師、登録販売者等である。なお、アテンダントデータレコード4022は、上述した項目のデータに限定されるものではない。
図5は、管理データベース4023に保存される管理データレコード4024の一例を示す模式図である。図5に示すように、管理データレコード4024は、大分類コード、小分類コード、販売可能な職種等を含む。販売可能な職種は、例えば第1類医薬品の場合には、薬剤師である。販売可能な職種は、例えば第2類医薬品及び第3類医薬品の場合には、薬剤師又は登録販売者である。販売可能な職種は、例えばその他医薬品の場合には、店員、薬剤師又は登録販売者である。なお、管理データレコード4024は、上述した項目のデータに限定されるものではない。
会計機4のプロセッサ401は、取得手段4011、検出手段4012、出力手段4013、認証手段4014及び制御手段4015としての機能を有する。
取得手段4011は、購買者が操作する情報端末すなわち買物支援端末1を利用して登録された買上商品の販売に係るデータを取得する機能である。
検出手段4012は、取得手段4011により取得された買上商品の販売に係るデータからアテンダントの確認が必要な対象商品を検出する機能である。
出力手段4013は、3つの機能を有する。1つ目は、検出手段4012により対象商品が検出された場合、その旨をアテンダントが使用する端末すなわちアテンダント端末6に出力する機能である。2つ目は、検出手段4012により対象商品が検出された場合、その旨を表示部すなわちタッチパネル408に出力する機能である。3つ目は、記憶部すなわちメインメモリ402に対象商品が記憶されている場合、その旨をアテンダント端末6に出力する機能である。
認証手段4014は、検出手段4012により対象商品が検出された場合、当該対象商品への確認が許容されたアテンダントであるかを認証する機能である。
制御手段4015は、認証手段4014により対象商品への確認が許容されたアテンダントであると認証された場合、対象商品の登録処理を実行するように制御する機能である。
取得手段4011、検出手段4012、出力手段4013、認証手段4014及び制御手段4015としての機能は、いずれもプロセッサ401が決済プログラムに従って実行する情報処理によって実現される。決済プログラムは、メインメモリ402又は補助記憶デバイス403に記憶されるアプリケーションプログラムの一種である。決済プログラムをメインメモリ402又は補助記憶デバイス403にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に決済プログラムを記録して、あるいは通信ネットワーク7を介した通信により決済プログラムを配信して、メインメモリ402又は補助記憶デバイス403にインストールすることができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
[会計機4の動作説明]
図6乃至図8は、プロセッサ401が決済プログラムに従って実行する情報処理の手順を示す流れ図である。以下、各図を用いて、会計機4の主要な動作について説明する。なお、以下に説明する動作は一例である。同様な効果を奏し得るのであればその手順又は処理の内容は適宜変更することができる。
プロセッサ401は、図6のACT1としてタッチパネル408の画面を会計待ち画面とする。会計待ち画面は、例えば買物支援端末1を用いて買上商品の登録操作を行った客に対し、その買物支援端末1の表示デバイスに表示された会計バーコードをスキャナ407で読み取らせることを案内するガイダンスを表示した画面である。プロセッサ401は、ACT2として会計バーコードがスキャナ407に読み取られるのを待ち受ける。
売場での買物を終え、会計ボタンを入力したことで、買物支援端末1の表示デバイスに会計バーコードが表示されたことを確認した客は、会計機4の設置場所に移動する。そして、会計待ち画面が表示された会計機4のスキャナ407に会計バーコードを翳す。スキャナ407に会計バーコードが翳されると、その会計バーコードがスキャナ407によって読み取られる。
プロセッサ401は、会計バーコードがスキャナ407によって読み取られると、ACT2においてYESと判定し、ACT3へと進む。プロセッサ401は、ACT3として仮想POSサーバ3に対し、取引ファイルを要求する。前述したように、会計バーコードは、買物支援端末1の端末識別情報をバーコード化したものである。一方、仮想POSサーバ3において記憶される取引ファイルには、買物支援端末1の端末識別情報が関連付けられている。そこでプロセッサ401は、会計バーコードから得られる端末識別情報が関連付けられた取引ファイルを要求する。この要求を受けた仮想POSサーバ3は、当該端末識別情報が関連付けられた取引ファイルを会計機4へと送信する。
プロセッサ401は、取得手段4011の機能によりACT4として仮想POSサーバ3から送信されてきた取引ファイルを取得する。
プロセッサ401は、ACT5として番号カウンタnを“0”に初期化する。プロセッサ401は、ACT6として番号カウンタnを“1”だけカウントアップする。プロセッサ401は、ACT7として番号カウンタnが取引ファイルに登録された商品販売データにおける一連の番号の最大値Nを超えたか否かを確認する。
番号カウンタnが最大値N以下である場合、プロセッサ401は、ACT7においてNOと判定し、ACT8へと進む。
プロセッサ401は、ACT8として取引ファイルに登録された商品販売データを一連の番号順に1件毎に解析する。プロセッサ401は、ACT9として管理データベース4023に保存された管理データレコード4024を基に、商品販売データに含まれる小分類コードが確認対象商品を示すか否かを確認する。
小分類コードが確認対象商品を示さない場合、プロセッサ401は、ACT9においてNOと判定し、ACT10へと進む。プロセッサ401は、ACT10としてn番目の買上商品の商品登録処理を実行する。具体的にはプロセッサ401は、ACT8の処理で解析した商品販売データを基に、n番目の買上商品の売上データを売上集計メモリに登録処理する。この登録処理により、取引の合計金額が算出される。売上集計メモリは、メインメモリ402の揮発性メモリ領域に形成されている。そしてプロセッサ401は、ACT6に戻る。そしてプロセッサ401は、ACT6乃至ACT10の処理を前述したのと同様に実行する。
小分類コードが確認対象商品を示す場合、プロセッサ401は、ACT9においてYESと判定し、図7のACT21へと進む。すなわちプロセッサ401は、検出手段4012の機能により商品販売データから確認対象商品を検出する。
プロセッサ401は、ACT21として管理データベース4023に保存された管理データレコード4024を基に、その小分類コードに対応する販売可能な職種を抽出し、職種メモリに販売可能な職種を記憶させる。職種メモリは、メインメモリ402の揮発性メモリ領域に形成されている。
プロセッサ401は、出力手段4013の機能によりACT22として第1通知コマンドを生成し、アテンダント端末6に送信するように通信インターフェース405を制御する。この制御により、通信インターフェース405から通信ネットワーク7を介してアテンダント端末6へと第1通知コマンドが送信される。第1通知コマンドには、会計機IDと、販売可能な職種及び確認対象商品の商品名のデータとが含まれる。会計機IDは、各会計機4を個々に識別するために会計機4毎に設定された会計機識別情報である。
プロセッサ401は、出力手段4013の機能によりACT23としてタッチパネル408に呼出し画面100(図9を参照)を表示させる。
図9は、呼出し画面100の一例を示す模式図である。図9に示すように、呼出し画面100は、アテンダントの確認が必要な商品(確認対象商品)があること及びアテンダントを呼び出していることを客に通知するためのメッセージを含む。なお、図9に表示されているテキストデータの内容は一例である。
第1通知コマンドを受信したアテンダント端末6は、タッチパネルに第1通知画面200(図10を参照)を表示させる。
図10は、第1通知画面200の一例を示す模式図である。図10に示すように、第1通知画面200は、会計機IDで識別される会計機4でアテンダントの確認が必要な商品(確認対象商品)があることをアテンダントに通知するためのメッセージを含む。図10は、会計機IDが“001”である会計機4で薬剤師の確認が必要な商品“AAA”がある場合である。なお、図10に表示されているテキストデータの内容は一例である。
第1通知画面200を確認したアテンダントは、通知対象となった会計機4に駆けつける。アテンダントは、会計機4をアテンダントモードで動作させるため、アテンダントIDが記憶されたバーコード、二次元コード等のコードシンボルをスキャナ407に読み込ませる。当該コードシンボルは、例えばアテンダントのそれぞれが所持するIDカード等に印刷される。すなわちプロセッサ401は、図7のACT24としてアテンダントIDが記憶されたコードシンボルがスキャナ407によって読み取られるのを待ち受ける。
プロセッサ401は、アテンダントIDが記憶されたコードシンボルがスキャナ407によって読み取られると、ACT24においてYESと判定し、ACT25へと進む。
プロセッサ401は、ACT25としてアテンダントデータベース4021に保存されたアテンダントデータレコード4022を基に、アテンダントIDに対応する職種を抽出する。
プロセッサ401は、認証手段4014の機能によりACT26として職種メモリに記憶させた販売可能な職種にACT25の処理で抽出した職種が含まれているか否かを確認する。
職種メモリに記憶させた販売可能な職種にACT25の処理で抽出した職種が含まれている場合、プロセッサ401は、ACT26においてYESと判定し、図6のACT10へと進む。すなわちプロセッサ401は、適格なアテンダントによる確認対象商品の確認が行われたとして、制御手段4015の機能によりその確認対象商品の商品登録処理を実行する。そしてプロセッサ401は、ACT6乃至ACT10の処理を前述したのと同様に実行する。
職種メモリに記憶させた販売可能な職種にACT25の処理で抽出した職種が含まれていない場合、プロセッサ401は、ACT26においてNOと判定し、ACT27へと進む。
プロセッサ401は、ACT27としてタッチパネル408にエラー画面を表示させる。エラー画面は、例えば確認対象商品を販売できないアテンダントIDであること及び適格なアテンダントIDが記憶されたバーコードをスキャナ407に再度読み込ませることをアテンダントに通知する画面である。エラー画面は、例えば販売可能な職種の通知をさらに含んでもよい。そしてプロセッサ401は、ACT24に戻る。すなわちプロセッサ401は、アテンダントIDが記憶されたコードシンボルがスキャナ407によって読み取られるのを待ち受ける。
図6の説明に戻る。
番号カウンタnが最大値Nを超えた場合、すなわち一連の番号全てにおける商品販売データの解析が終了した場合、プロセッサ401は、ACT7においてYESと判定し、図8のACT31へと進む。
プロセッサ401は、ACT31としてタッチパネル408の画面を支払方法選択画面とする。支払方法選択画面は、例えば現金ボタン、クレジットボタン、電子マネーボタン等の支払方法選択ボタンの画像を配置した画面である。現金ボタンがタッチされると、支払方法として現金が選択される。クレジットボタンがタッチされると、支払方法としてクレジットカードが選択される。電子マネーボタンがタッチされると、支払方法として電子マネーが選択される。なお、支払方法は、現金、クレジットカード及び電子マネーの3種類に限定されない。いずれかの2種類であってもよいし、別の支払方法を選択可能としてもよい。また、支払方法は1種類でもよい。その場合、支払方法選択ボタンに代えて、例えば決済開始を指示するための決済開始ボタンを支払方法選択画面に表示させればよい。
プロセッサ401は、ACT32として支払方法が選択されるのを待ち受ける。そして支払方法選択画面に対する操作入力により、いずれかの支払方法が選択された場合、プロセッサ401は、ACT32においてYESと判定し、ACT33へと進む。
プロセッサ401は、ACT33として決済処理を実行する。例えば支払方法として現金が選択された場合、プロセッサ401は、自動釣銭機に投入された金額から合計金額を差し引き、釣銭を算出して自動釣銭機から払い出す処理を実行する。例えば支払方法としてクレジットカードが選択された場合、プロセッサ401は、リーダ・ライタ410で読み取ったクレジットカードの認証を行い、承認されたことを条件に合計金額をクレジット決済金額として確定する。例えば支払方法として電子マネーが選択された場合、プロセッサ401は、リーダ・ライタ410で読み取った電子マネー媒体の残高から合計金額を引き去る。
プロセッサ401は、ACT34としてプリンタ409によるレシートの発行を制御する。レシートには、買上商品の商品名、価格、点数、購買金額、合計点数、合計金額、支払金額等の取引明細データが印字される。
レシートの発行を制御したプロセッサ401は、図6乃至図8に示す手順の情報処理を終了する。
以上詳述したように、決済装置の一態様である会計機4のプロセッサ401は、会計バーコードがスキャナ407によって読み取られると、その会計バーコードと関連付けられた取引ファイルを仮想POSサーバ3から取得する。プロセッサ401は、管理データベース4023に保存された管理データレコード4024を基に、取引ファイルに登録された商品販売データに含まれる小分類コードが確認対象商品を示すか否かを1件毎に確認する。小分類コードが確認対象商品を示す場合、プロセッサ401は、管理データレコード4024を基に、その小分類コードに対応する販売可能な職種を抽出し、職種メモリに記憶させる。そしてプロセッサ401は、第1通知コマンドをアテンダント端末6に送信する。これにより、アテンダント端末6のタッチパネルには第1通知画面200が表示される。したがってアテンダントは、通知対象となった会計機4で店員、薬剤師又は登録販売者の確認が必要な商品(確認対象商品)があることを容易に知ることができる。
小分類コードが確認対象商品を示す場合、プロセッサ401は、タッチパネル408に呼出し画面100を表示させる。したがって客は、買上商品中に確認対象商品があることを把握することができる。
またアテンダントは、アテンダントIDが記憶されたコードシンボルをスキャナ407に読み込ませると、プロセッサ401は、アテンダントデータベース4021に保存されたアテンダントデータレコード4022を基に、アテンダントIDに対応する職種を抽出する。そのアテンダントIDに対応する職種が職種メモリに記憶させた販売可能な職種に含まれている場合、プロセッサ401は、適格なアテンダントによる確認が行われたとして、その確認対象商品の商品登録処理を実行する。したがって確認対象商品がある場合でも、適格なアテンダントIDが記憶されたコードシンボルをスキャナ407に読み込ませるだけで、確認対象商品を登録できる。客又はアテンダントは、買上商品に係るデータを再入力する必要がないため、煩雑感なく確認対象商品の登録が可能となる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図11乃至図14を用いて説明する。
第2実施形態では、プロセッサ401は、検出手段4012の機能により商品販売データから確認対象商品を検出すると、その確認対象商品に係るデータを確認リスト4025に記述する点で第1実施形態と異なる。確認リスト4025は、後述する。また第2実施形態では、一連の番号全てにおける商品販売データの解析が終了し、確認リスト4025に確認対象商品に係るデータが記述されている場合に、第2通知コマンドをアテンダント端末6に通知する点で第1実施形態と異なる。第2通知コマンドは、後述する。なお、第2実施形態に係る各図面及び以下におけるその説明において、第1実施形態と同一の要素には同一の符号を付している。したがって当該同一の要素については説明を省略している場合がある。因みに、第1実施形態の説明で用いた図1、図2、図4、図5、図8及び図9は、第2実施形態でも共通であるので、ここでの説明は省略する。
図11は、第2実施形態において、会計機4の要部回路構成を示すブロック図である。会計機4は、メインメモリ402の揮発性メモリ領域の一部を確認リスト4025の領域とする。会計機4は、この領域に、確認リスト4025を形成する。確認リスト4025は、一連の番号順に、商品販売データ、販売可能な職種及び確認フラグをそれぞれ記述するための領域を有する。商品販売データは、買上商品の商品コード、大分類コード、小分類コード、商品名、価格、販売点数、販売金額等を含むデータである。販売可能な職種は、管理データレコード4024を基に、その商品販売データに含まれる小分類コードに対応する販売可能な職種である。確認フラグは、適格なアテンダントによる確認対象商品の確認が行われたことを特定するためのフラグデータである。確認フラグは、適格なアテンダントによる確認対象商品の確認が行われた場合には“1”にセットされる。確認フラグの初期状態は、“0”である。商品販売データ、販売可能な職種及び確認フラグは、確認対象商品に係るデータの一例である。なお、確認リスト4025は、上述した項目に限定されるものではない。
図12及び図13は、第2実施形態において、プロセッサ401が決済プログラムに従って実行する情報処理の手順を示す流れ図である。そして図12及び図13は、第1実施形態で説明した図6及び図7にそれぞれ対応する。そこで、第1実施形態と同一の処理ステップについては、同一の符号を付いている。なお、以下に説明する動作の内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であれば、その動作手順及び内容は特に限定されるものではない。
第2実施形態では、図12に示すように、プロセッサ401は、ACT1乃至ACT8の処理を前述したのと同様に実行した後、ACT41及びACT42の処理を行う。
プロセッサ401は、ACT41として管理データベース4023に保存された管理データレコード4024を基に、商品販売データに含まれる小分類コードが確認対象商品を示すか否かを確認する。
小分類コードが確認対象商品を示さない場合、プロセッサ401は、ACT41においてNOと判定し、ACT6に戻る。
小分類コードが確認対象商品を示す場合、プロセッサ401は、ACT41においてYESと判定し、ACT42へと進む。すなわちプロセッサ401は、検出手段4012の機能により商品販売データから確認対象商品を検出する。
プロセッサ401は、ACT42として確認対象商品に係るデータを確認リスト4025に記述する。具体的にはプロセッサ401は、確認対象商品の商品販売データを確認リスト4025に記述する。プロセッサ401は、管理データレコード4024を基に、その商品販売データに含まれる小分類コードに対応する販売可能な職種を抽出し、確認リスト4025に販売可能な職種を記述する。プロセッサ401は、確認フラグを“0”にセットする。そしてプロセッサ401は、ACT6に戻る。プロセッサ401は、ACT6乃至ACT8、ACT41及びACT42の処理を前述したのと同様に実行する。
番号カウンタnが最大値Nを超えた場合、すなわち一連の番号全てにおける商品販売データの解析が終了した場合、プロセッサ401は、ACT7においてYESと判定し、図13のACT51へと進む。
プロセッサ401は、ACT51として確認リスト4025に確認対象商品に係るデータが記述されているか否かを確認する。プロセッサ401は、確認リスト4025に少なくとも1つの確認対象商品に係るデータが記述されている場合には、確認対象商品があると認識する。プロセッサ401は、確認リスト4025に1つも確認対象商品に係るデータが記述されていない場合には、確認対象商品がないと認識する。
確認リスト4025に1つも確認対象商品に係るデータが記述されていない場合、すなわち確認対象商品がない場合、プロセッサ401は、ACT51においてNOと判定し、ACT52へと進む。プロセッサ401は、ACT52として取引ファイルに登録された1番目からN番目までの買上商品の商品登録処理を実行する。具体的にはプロセッサ401は、図12のACT8の処理で解析した商品販売データを基に、買上商品の売上データを売上集計メモリに登録処理する。この登録処理により、取引の合計金額が算出される。そして図8のACT31へと進む。プロセッサ401は、ACT31乃至ACT34の処理を前述したのと同様に実行する。
確認リスト4025に少なくとも1つの確認対象商品に係るデータが記述されている場合、すなわち確認対象商品がある場合、プロセッサ401は、ACT51においてYESと判定し、ACT53へと進む。
プロセッサ401は、出力手段4013の機能によりACT53として第2通知コマンドを生成し、アテンダント端末6に送信するように通信インターフェース405を制御する。この制御により、通信インターフェース405から通信ネットワーク7を介してアテンダント端末6へと第2通知コマンドが送信される。第2通知コマンドには、確認リスト4025のデータが含まれる。
第2通知コマンドを受信したアテンダント端末6は、タッチパネルに第2通知画面300(図14を参照)を表示させる。
図14は、第2通知画面300の一例を示す模式図である。図14に示すように、第2通知画面300は、会計機IDで識別される会計機4で、1又は複数のアテンダントの確認が必要な商品(確認対象商品)があることをアテンダントに通知するためのメッセージを含む。図14は、会計機IDが“002”である会計機4で、薬剤師の確認が必要な商品“BBB”と、薬剤師又は登録販売者の確認が必要な商品“CCC”とがある場合である。なお、図14に表示されているテキストデータの内容は一例である。
図13の説明に戻る。
第2実施形態では、プロセッサ401は、ACT23乃至ACT25の処理を前述したのと同様に実行した後、ACT54の処理を行う。
プロセッサ401は、ACT54として番号カウンタmを“0”に初期化する。プロセッサ401は、ACT55として番号カウンタmを“1”だけカウントアップする。プロセッサ401は、ACT56として番号カウンタmが確認リスト4025における一連の番号の最大値Mを超えたか否かを確認する。
番号カウンタmが最大値M以下である場合、プロセッサ401は、ACT56においてNOと判定し、ACT57へと進む。プロセッサ401は、ACT57として確認リスト4025のm番目における確認フラグが“0”にセットされている否かを確認する。
確認リスト4025のm番目における確認フラグが“0”にセットされていない場合、すなわち確認フラグが“1”にセットされている場合、プロセッサ401は、ACT57においてNOと判定し、ACT55に戻る。確認フラグが“1”にセットされている場合とは、適格なアテンダントによる確認対象商品の確認が既に行われている場合を意味する。
確認リスト4025のm番目における確認フラグが“0”にセットされている場合、プロセッサ401は、ACT57においてYESと判定し、ACT58へと進む。
プロセッサ401は、認証手段4014の機能によりACT58として確認リスト4025のm番目における確認フラグに対応する販売可能な職種にACT25の処理で抽出した職種が含まれているか否かを確認する。
m番目における確認フラグに対応する販売可能な職種にACT25の処理で抽出した職種が含まれていない場合、プロセッサ401は、ACT58においてNOと判定し、ACT55に戻る。
m番目における確認フラグに対応する販売可能な職種にACT25の処理で抽出した職種が含まれている場合、プロセッサ401は、ACT58においてYESと判定し、ACT59へと進む。
プロセッサ401は、ACT59として適格なアテンダントによる確認対象商品の確認が行われたとして、確認リスト4025のm番目における確認フラグを“1”にセットする。そしてプロセッサ401は、ACT55に戻る。プロセッサ401は、ACT55乃至ACT59の処理を前述したのと同様に実行する。
番号カウンタmが最大値Mを超えた場合、すなわち一連の番号全てにおける確認リスト4025の確認が終了した場合、プロセッサ401は、ACT56においてYESと判定し、ACT60へと進む。プロセッサ401は、ACT60として確認リスト4025に“0”にセットされている確認フラグがあるか否かを確認する。
“0”にセットされている確認フラグがある場合、プロセッサ401は、ACT60においてYESと判定し、ACT61へと進む。“0”がセットされている確認フラグがある場合とは、少なくとも1つの確認対象商品において、スキャナ407によって読み取られたコードシンボルに記憶されたアテンダントIDが販売不可能な職種に対応する場合を意味する。
プロセッサ401は、ACT61としてタッチパネル408にエラー画面を表示させる。エラー画面は、例えば複数の確認対象商品がある場合には、適格なアテンダントによる確認が行われた確認対象商品があること、及び、確認対象商品を販売できないアテンダントIDであるために未確認の確認対象商品があることの通知をさらに含んでもよい。そしてプロセッサ401は、ACT24に戻る。すなわちプロセッサ401は、アテンダントIDが記憶されたコードシンボルがスキャナ407によって読み取られるのを待ち受ける。
“0”にセットされている確認フラグがない場合、プロセッサ401は、ACT60においてNOと判定し、ACT52に戻る。すなわちプロセッサ401は、1又は複数の確認対象商品全てに対して適格なアテンダントによる確認が行われたとして、制御手段4015の機能により取引ファイルに登録された1番目からN番目までの商品登録処理を実行する。そして図8のACT31へと進む。プロセッサ401は、ACT31乃至ACT34の処理を前述したのと同様に実行する。以上で、プロセッサ401は、図8、図12及び図13に示す手順の情報処理を終了する。
このように第2実施形態においては、プロセッサ401は、取引ファイルに登録された商品販売データに含まれる小分類コードが確認対象商品を示す場合、確認対象商品に係るデータを確認リスト4025に記述する。一連の番号全てにおける商品販売データの解析が終了し、確認リスト4025に少なくとも1つの確認対象商品に係るデータが記述されている場合、第2通知コマンドをアテンダント端末6に送信する。これにより、アテンダント端末6のタッチパネルには第2通知画面300が表示される。したがって確認対象商品が複数存在する場合、アテンダントにその旨が一括通知される。このため、アテンダントは、確認対象商品毎に通知対象となった会計機4に駆けつける必要がなく手間と負担が軽減される。
またアテンダントは、アテンダントIDが記憶されたコードシンボルをスキャナ407に読み込ませると、プロセッサ401は、アテンダントデータベース4021に保存されたアテンダントデータレコード4022を基に、アテンダントIDに対応する職種を抽出する。確認リスト4025に確認対象商品に係るデータが複数記述されている場合、そのアテンダントIDに対応する職種が確認リスト4025の販売可能な職種に含まれているか否かを1件毎に確認する。アテンダントIDに対応する職種が確認リスト4025の販売可能な職種に含まれている場合、プロセッサ401は、確認フラグを“1”にセットする。そして一連の番号全てにおける確認リスト4025の確認が終了し、確認リスト4025に“0”にセットされている確認フラグがない場合、プロセッサ401は、その複数の確認対象商品全てに対して適格なアテンダントによる確認が行われたとして、取引ファイルに登録された1番目からN番目までの買上商品の商品登録処理を実行する。したがって複数の確認対象商品がある場合でも、適格なアテンダントIDが記憶されたコードシンボルをスキャナ407に読み込ませるだけで、確認対象商品を一括登録でき、効率的である。
以上、第1実施形態及び第2実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
前記実施形態では、客がスマートフォンを買物支援端末1としてショッピングカートにセットし、又は携帯する場合を例示した。例えばショッピングカートに取り付けられたタブレット端末(いわゆるカート端末)を買物支援端末1として利用してもよい。
前記実施形態では、会計バーコードを、買物支援端末1の端末識別情報を所定のバーコード体系でバーコード化したものとした。会計バーコードはこれに限定されない。会計バーコードは、取引ファイルに対して一意のコードであればよい。
前記実施形態では、会計機4は、メインメモリ402の揮発性メモリ領域の一部にアテンダントデータベース4021及び管理データベース4023を記憶している場合を例示した。例えばアテンダントデータベース4021及び管理データベース4023の記憶先は、補助記憶デバイス403でもよいし、会計機4に外付けされた記憶装置でもよい。
前記実施形態では、プロセッサ401は、会計バーコードがスキャナ407によって読み取られると、その会計バーコードと関連付けられた取引ファイルを仮想POSサーバ3から取得した。取引ファイルを取得する方法は、これに限定されない。例えば会計機4の近傍に、バーコード又は二次元コード体系からなる会計機コードを用意する。会計機コードは、会計機4に設定された会計機IDをコード化したものである。買物を終えて会計機4の前に移動した客は、買物支援端末1のカメラで会計機コードを読み取らせる。そうすると、買物支援端末1から仮想POSサーバ3に対し、端末識別情報と会計機コードとが送信される。仮想POSサーバ3は、端末識別情報が関連付けられた取引ファイルを、会計機コードで特定される会計機4に送信する。かくして、プロセッサ401は、取引ファイルを取得することができる。
前記実施形態では、プロセッサ401は、取引ファイルに登録された商品販売データを一連の番号順に1件毎に解析する場合を例示した。例えば商品販売データに含まれる価格が何らかの原因で欠如している場合は、プロセッサ401は、店舗サーバ2に対し、当該商品販売データに含まれる商品コードに関連付けられた価格のデータを要求してもよい。この要求を受けた店舗サーバ2は、商品コードに関連付けられた商品レコードから価格のデータを抽出し、会計機4へと送信してもよい。なお、欠如しているデータは、価格に限定されない。
前記実施形態では、プロセッサ401は、呼出し画面100をタッチパネル408に表示させる場合を例示した。例えばアテンダントの確認が必要な商品があること及びアテンダントを呼び出していることを音声出力してもよい。
前記実施形態では、呼出し画面100は、アテンダントの確認が必要な商品があること及びアテンダントを呼び出していることを客に通知するためのメッセージを含む場合を例示した。例えば呼出し画面100は、アテンダントの確認が必要な商品を具体的に客に通知してもよい。具体的な通知は、例えば「薬剤師の確認が必要な商品“DDD”があります。」でもよい。
前記実施形態では、アテンダント端末6は、タッチパネルに第1通知画面200を表示させる場合を例示した。例えば会計機IDで識別される会計機4でアテンダントの確認が必要な商品があることを音声出力してもよい。
前記実施形態では、確認対象商品は、第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品である場合を例示した。例えば確認対象商品は、アルコール飲料、タバコ等の年齢制限のある商品、いわゆる20禁商品でもよい。この場合、店員による確認が必要となる。
前記第2実施形態では、メインメモリ402の揮発性メモリ領域の一部に確認リスト4025を記憶している場合を例示した。例えば補助記憶デバイス403において確認リスト4025を記憶してもよい。この場合、補助記憶デバイス403は、検出手段4012により検出された対象商品を記憶する記憶部となる。
前記第2実施形態では、1又は複数の確認対象商品がある場合、確認対象商品全てに対して適格なアテンダントによる確認が行われると、プロセッサ401は、制御手段4015の機能により取引ファイルに登録された1番目からN番目までの買上商品の商品登録処理を実行した。すなわち確認対象商品全てに対して適格なアテンダントによる確認が行われた後に、プロセッサ401は、確認対象商品を含む全ての買上商品の商品登録処理を実行した。例えば確認対象商品と、確認対象商品でない買上商品との商品登録処理のタイミングは異なってもよい。
確認対象商品でない買上商品については、プロセッサ401は、例えばACT41においてNOと判定した後にその買上商品の商品登録処理を実行してもよい。そしてプロセッサ401は、ACT6に戻ってもよい。
確認対象商品でない買上商品の商品登録処理が上述のように実行された場合、確認対象商品については、プロセッサ401は、以下のタイミングで商品登録処理を実行してもよい。
プロセッサ401は、例えばACT60においてNOと判定した後に、ACT52として1又は複数の確認対象商品の商品登録処理を実行してもよい。そしてプロセッサ401は、図8のACT31へと進んでもよい。
プロセッサ401は、例えばACT59の後に確認対象商品の商品登録処理を実行してもよい。この場合、ACT60においてNOと判定した後、プロセッサ401は、図8のACT31へと進んでもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…買物支援端末、2…店舗サーバ、3…仮想POSサーバ、4…会計機、5…アクセスポイント、6…アテンダント端末、7…通信ネットワーク、401…プロセッサ、402…メインメモリ、403…補助記憶デバイス、404…時計、405…通信インターフェース、406…釣銭機インターフェース、407…スキャナ、408…タッチパネル、409…プリンタ、410…リーダ・ライタ、411…システム伝送路、S…取引処理システム、4011…取得手段、4012…検出手段、4013…出力手段、4014…認証手段、4015…制御手段、4021…アテンダントデータベース、4022…アテンダントデータレコード、4023…管理データベース、4024…管理データレコード、4025…確認リスト。

Claims (6)

  1. 購買者が操作する情報端末を利用して登録された買上商品の販売に係るデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記買上商品の販売に係るデータからアテンダントの確認が必要な対象商品を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記対象商品が検出された場合、その旨を前記アテンダントが使用する端末に出力する出力手段と、
    を具備する決済装置。
  2. 前記出力手段は、前記検出手段により前記対象商品が検出された場合、その旨を表示部に出力する、請求項1記載の決済装置。
  3. 前記検出手段により前記対象商品が検出された場合、当該対象商品への確認が許容されたアテンダントであるかを認証する認証手段と、
    前記認証手段により前記対象商品への確認が許容されたアテンダントであると認証された場合、前記対象商品の登録処理を実行するように制御する制御手段と、
    をさらに具備する請求項1又は2記載の決済装置。
  4. 購買者が操作する情報端末を利用して登録された買上商品の販売に係るデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記買上商品の販売に係るデータからアテンダントの確認が必要な対象商品を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記対象商品を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に前記対象商品が記憶されている場合、その旨を前記アテンダントが使用する端末に出力する出力手段と、
    を具備する決済装置。
  5. 決済装置が、
    購買者が操作する情報端末を利用して登録された買上商品の販売に係るデータを取得し、
    取得された前記買上商品の販売に係るデータからアテンダントの確認が必要な対象商品を検出し、
    前記対象商品が検出された場合、その旨を前記アテンダントが使用する端末に出力する、
    決済方法。
  6. 決済装置のコンピュータを、
    購買者が操作する情報端末を利用して登録された買上商品の販売に係るデータを取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された前記買上商品の販売に係るデータからアテンダントの確認が必要な対象商品を検出する検出手段、及び、
    前記検出手段により前記対象商品が検出された場合、その旨を前記アテンダントが使用する端末に出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
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