JP2023044274A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Shigetoyo Sawaki
容介 羽田
Yousuke Haneda
英生 岩野
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Abstract

【課題】皮膚外用剤に配合可能であり、美白効果、シワ改善効果及び肌荒れ改善効果を発揮する有用な有効成分の新規組み合わせを提供する。【解決手段】(a)ピリジン誘導体、及び(b)グリチルリチン酸又はその塩若しくは誘導体或いはグリチルレチン酸又はその誘導体を含む皮膚外用剤。【選択図】なし

Description

本発明は、ピリジン誘導体とその他有効成分を含む皮膚外用剤に関するものである。
従来、皮膚の老化、乾燥、肌荒れの状態、シミ、ソバカスは、加齢に伴う細胞増殖・分化の不活化、ホルモン分泌の低下、細胞外マトリックス成分の量的低下などの内的要因と、太陽光(紫外線)に誘発される活性酸素による細胞・組織の損傷、又は炎症などの外的要因とが複雑に絡み合って生ずる現象であることが知られており、それらの老化、乾燥、肌荒れの状態又はシミ、ソバカスを予防、改善する有効成分が求められている。また、近年、皮膚の表面への損傷に加えて、皮膚の真皮層に存在する細胞外マトリックス成分等を変性又は架橋を抑制し、シワの形成や皮膚の弾力性の低下を予防、改善する有効成分も求められている。
従来、皮膚の老化、乾燥、肌荒れ、シミ、ソバカス又はシワを予防、改善する1以上の有効成分を含む皮膚外用剤が提案されている効果の点で不十分であった。さらに、複数の有効成分を配合した皮膚外用剤の安定性及び使用感の点でも課題があった。
特開昭51-123836号 特開平05-500230号 特開平09-194383号 特開平01-093519号 特表2013-523721号 特開2014-062077号 特開2020-132631号 特開2020-143053号
本発明は、表皮及び真皮のシワ及びタルミ等の予防・改善、並びにシミ、ソバカス及びくすみ等を予防・改善する有効成分の組み合わせを見出すことを目的とする。
本発明は、(a)ピリジン誘導体及び(b)グリチルリチン酸若しくはその塩又はグリチルリチン酸の誘導体或いはグリチルレチン酸若しくはその塩又はグリチルレチン酸の誘導体を含む美白用皮膚外用剤である。
本発明は、(a)ピリジン誘導体及び(b)グリチルリチン酸若しくはその塩又はグリチルリチン酸の誘導体或いはグリチルレチン酸若しくはその塩又はグリチルレチン酸の誘導体を含むシワ改善用皮膚外用剤である。
本発明は、(a)ピリジン誘導体及び(b)グリチルリチン酸若しくはその塩又はグリチルリチン酸の誘導体或いはグリチルレチン酸若しくはその塩又はグリチルレチン酸の誘導体を含む肌荒れ改善用皮膚外用剤である。
本発明は、(a)ピリジン誘導体及び(b)グリチルリチン酸若しくはその塩又はグリチルリチン酸の誘導体或いはグリチルレチン酸若しくはその塩又はグリチルレチン酸の誘導体、並びに(c)トラネキサム酸又はその誘導体、アスコルビン酸又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体、ハイドロキノン又はその誘導体、D-パントテニルアルコール、イソプロピルメチルフェノール、米発酵液及びコウジ酸又はその誘導体のいずれか1以上を含む皮膚外用剤である。
本発明は、さらに、(D)ムコ多糖、(E)コラーゲン又はその誘導体、(E)セラミド及び(F)コエンザイムQ10のいずれか1以上を含むことを特徴とする。
本発明によれば、安定性及び有効性にすぐれた複数の有効成分を含む皮膚外用剤を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
本発明において、ピリジン誘導体としては、例えば、ピリジン-3-カルボン酸、ピリジン-3-カルボン酸アミド(別名、ナイアシンアミド)、イソニアジド等が挙げられる。なお、皮膚外用剤の全量に対するピリジン誘導体の含有量は、安定性及び有効性の観点から0.5~6.0が好ましい。
また、本発明において、グリチルリチン酸の塩又は誘導体とは、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウムなどが挙げられる。また、グリチルレチン酸又はその誘導とは、グリチルレチン酸ステアリルが挙げられる。また、本発明においては、リチルリチン酸の塩又は誘導体、或いはグリチルレチン酸又はその誘導体を含む甘草抽出物を使用してもよい。なお、グリチルリチン酸の塩又は誘導体の皮膚外用剤の全量に対する含有量は、安定性及び使用感の観点から、0.01~0.1が好ましく、0.03~0.08がさらに好ましい。
また、本発明において、トラネキサム酸の誘導体としては、トラネキサム酸エステル(例えば、トラネキサム酸ラウリルエステル、トラネキサム酸ヘキサデシルエステル、トラネキサム酸セチルエステル又はその塩)、トラネキサム酸のアミド体(例えば、トラネキサム酸メチルアミド)等が挙げられる。なお、トラネキサム酸又はその誘導体の皮膚外用剤の全量に対する含有量は、安定性及び有効性の観点から、0.5~3.0が好ましい。
また、本発明において、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL-アスコルビン酸-2-リン酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-リン酸エステルマグネシウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸エステル塩類、L-アスコルビン酸-2-グルコシド、L-アスコルビン酸-5-グルコシド、アスコルビルトコフェリルマレイン酸、アスコルビルトコフェリルリン酸K、ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸、カプリリル2-グリセリルアスコルビン酸等のアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基等)、L-アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L-アスコルビン酸テトララウリン酸エステル等のL-アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3-O-エチルアスコルビン酸、2-O-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸-2-リン酸-6-O-パルミテートナトリウム、グリセリルアスコルビン酸又はそのアシル化誘導体、ビスグリセリルアスコルビン酸等のアスコルビン酸グルセリン誘導体、L-アスコルビン酸リン酸アミノプロピル、L-アスコルビン酸のヒアルロン酸誘導体、3-O-Dラクトース-L-アスコルビン酸、イソステアリルアスコルビルリン酸塩等が挙げられる。アスコルビン酸又はその誘導体の皮膚外用剤の全量に対する含有量は、安定性及び有効性の観点から、0.001~5.0が好ましい。
また、本発明において、ビタミンEとしては、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールが挙げられ、ビタミンEの誘導体としては、酢酸トコフェロール、トコフェロールニコチン酸エステル、α-トコフェリルリン酸ナトリウム、α-トコフェロールコハク酸エステル等が挙げられる。
また、本発明において、ハイドロキノンの誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン-β-D-グルコピラノシド)、α-アルブチン(ハイドロキノン-α-D-グルコピラノシド)等が挙げられる。
また、本発明において、コウジ酸誘導体としては、例えばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレート等のコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシド等のコウジ酸糖誘導体等が挙げられる。
また、本発明において、米発酵液としては、米の乳酸菌発酵液、米の乳酸菌及び酵母の発酵液、米の乳酸菌、麹菌及び酵母の発酵液並びにそれらの熟成物が挙げられる。
ムコ多糖としては、、皮膚外用剤に配合可能なものであればいずれのものでも使用可能であり、ヒアルロン酸又はその塩、ヒアルロン酸の誘導体、ヘパリン類似物質及びコンドロイチン及びその誘導体、プロテオグリカン等が挙げられる。ヒアルロン酸の塩としては、ヒアルロン酸ナトリウム、ヒアルロン酸カリウムが挙げられ、ヒアルロン酸の誘導体としては、アセチル化ヒアルロン酸又はそのナトリウム塩、サクシニル化ヒアルロン酸又はその塩、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸発酵物等が挙げられる。
また、コラーゲンとしては、皮膚外用剤に配合可能なものであればいずれのものでも使用可能であり、例えば、魚由来のコラーゲン、クラゲ由来のコラーゲンが挙げられるが、これに限るものではない。魚由来のコラーゲンとして、サケ、マグロ、カツオ、サメ、チョウザメ、キンメダイ、ナンヨウキンメ、タイ、マツダイ、スズキ、ブリ、タラ、ヒラメ、カレイ、フグ、ウナギ、アナゴ、ハモ、カワハギ、テラピア、イカ等が挙げられる。また、コラーゲンの誘導体とは、アセチル化、サクシニ化、加水分解又は発酵の処理をしたものが挙げられる。さらに、コラーゲンペプチドも使用可能である。
また、セラミドとは、皮膚外用剤の配合可能なものであればいずれのものでも使用可能であり、セラミド1~6のいずれでも使用可能である。
また、コエンザイムQ10は、別名:ビタミンQであり、還元型のものも含む。
本発明の組成物を皮膚外用剤に配合する場合、必須成分の上記組成物のほかに、通常化粧料に用いられる成分、例えば油性成分、界面活性剤(合成系、天然物系)、保湿剤、消炎剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、抗アクネ剤、皮脂分泌抑制剤、細胞賦活剤、粉体成分、紫外線吸収剤、抗酸化剤、美白剤、抗シワ剤、色素、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
ここで、油性成分としては、例えば、オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、ベルガモット油、ラベンダー油、バラ油、ベルガモット油、カミツレ油等の植物由来スクワラン等の植物由来の油脂類;ビタミンA油;ミンク油、タートル油等の動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリン等のロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワラン等の炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis-11-エイコセン酸等の脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、パントテニルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2-エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)等の合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエアルキレングリセルエーテル、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α-スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩等のアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級~第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2-アルキル-1-アルキル-1-ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N、N-ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩等のカチオン界面活性剤;N、N-ジメチル-N-アルキル-N-カルボキシメチルアンモニオベタイン、N、N、N-トリアルキル-N-アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N-アシルアミドプロピル-N′、N′-ジメチル-N′-β-ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタイン等の両性界面活性剤等を使用することができる。
乳化剤及び/又は乳化助剤としては、酵素処理ステビア等のステビア誘導体、サポニン又はその誘導体、カゼイン又はその塩(ナトリウム等)、糖と蛋白質の複合体、ショ糖又はそのエステル、ラクトース、大豆由来の水溶性多糖、大豆由来蛋白質と多糖の複合体、ラノリン又はその誘導体、コレステロール、ステビア誘導体(ステビア酵素処理物等)、ケイ酸塩(アルミニウム、マグネシウム等)、炭酸塩(カルシウム、ナトリウム等)サポニン及びその誘導体、レシチン及びその誘導体(水素添加レシチン等)、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀等)等を配合することもできる。
保湿剤としては、例えば、グリセリン、濃グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1、3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース、ラフィノース等の糖類、エラスチン及びその誘導体、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、エストラジオール、各種アミノ酸及びそれらの誘導体、ホスホリルコリン含有ポリマー(2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン、又は2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体等)が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来成分;ペクチン、アロエ多糖体等の多糖類;トラガントガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、ジェランガム、グアーガム等のガム類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体;カルボシキビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体;ポリグルタミン酸及びその誘導体、ポリアクリル酸等が挙げられる。
消炎剤としては、アラントイン、ε-アミノカプロン酸、d-カンフル、dl-カンフル、酸化亜鉛、パンテノール、ピリドキシン又はその塩酸塩、及びリボフラビン又はその誘導体等が挙げられる。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;安息香酸又はその塩、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ピリチオン亜鉛、塩化ベンザルコニウム、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、臭化アルキルイソキノリニウム、レゾルシン、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、グリセリン、濃グリセリン、ジグリセリン、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、トリクロロカルバニド、トリクロロヒドロキシジフェノールエーテル、ヒノキチオール、1、2-ペンタンジオール、プロパンジオール、1,2-ヘキサンジオール、濃ベンザルコニウム塩化物液50、ハッカ油、ユーカリ油等の精油類、樹皮乾留物、大根発酵液、ヒドロキシアリキルウレア、サトウキビ、トウモロコシ等の植物由来のエタノール又は1、3-ブチレングリコール等が挙げられる。
細胞賦活剤としては、メントール、dl-メントール、及びγ-オリザノール等が挙げられる。
抗アクネ剤としては、イオウ、サリチル酸又はその塩、感光素201号、ジカプリル酸ピリドキシンが挙げられる。
粉体成分しては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビ等)のパウダー、豆類(大豆、アズキ等)のパウダー等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2、4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸塩、4-ターシャリーブチル-4-メトキシベンゾイルメタン、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等が挙げられる。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、アスタキサンチン等のカロテノイド、ビタミンA又はその誘導体(パルミチン酸レチノール等)が挙げられる。
美白剤としては、プラセンタ(胎盤抽出液)、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、マグノリグナン(5、5'-ジプロピル-ビフェニル-2、2’-ジオール)、リノール酸、ヒドロキシ安息香酸及びその誘導体(例えば2、5-ジアセトキシ安息香酸、2-アセトキシ-5-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-5-プロピオニルオキシ安息香酸等が)、α-ヒドロキシ酸(、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α-ヒドロキシオクタン酸等)、AMP(アデノシンモノホスフェイト、アデノシン1リン酸)、t-シクロアミノ酸誘導体、ソウハクヒ抽出物、カミツレ抽出物、米糠抽出物の加水分解物、ユキノシタ抽出物及び白芥子抽出物又はその加水分解物から選択される1以上のものが挙げられる。
生理活性物質として、酵母抽出物又は加水分解物、乳酸菌培養物、イネ科植物、アブラナ科植物、ツバキ科植物、バラ科植物、ボタン科植物、ミカン科植物、ヒユ科植物、アマモ科植物、マメ科植物、キク科植物、マメ科植物、アオイ科植物、リンドウ科植物、シソ科植物、ハス科植物、ウリ科植物、ウコギ科植物、ナス科植物、ノウゼンカズラ科植物、マタタビ科植物、クワ科植物、アヤメ科植物、キキョウ科植物、モクセイ科植物、マタタビ科植物、クワ科植物、クロウメモドキ科植物、ラン科植物、ウルシ科植物、フクギ科植物、バレンシ科植物、ミカン科植物、フトモモ科植物、ユリ科植物、ベンケイソウ科植物、ヒノキ科植物、ヒルガオ科の植物及びキジカクシ科のいずれかから選択される1以上の植物の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物、コンブ科、ミリン科及びアオサ科のいずれかから選択される1以上の海藻の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物、クラゲ(ミズクラゲ、エチゼンクラゲ等の自己消化物)、ヒアルロン酸の加水分解物又は発酵物、及びローヤルゼリーの抽出物又はその加水分解物或いは発酵物のいずれか1以上と組み合わせるのが好ましい。
イネ科の植物由来成分としては、特に、イネ葉加水分解物、米抽出物加水分解物、米糠抽出物加水分解物、発芽玄米加水分解物、米発酵液(乳酸菌発酵液、乳酸菌及び酵母の発酵液)及びその熟成物、清酒由来の酒粕抽出物、マダケ又はモウソウチクのタケノコ皮抽出物、ハトムギ種子発酵物が好ましい。また、アブラナ科植物としては、特に、ハクガイ、オウガイ又はコクガイの種子の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物が好ましい。また、ツバキ科植物由来成分としては、特に、緑茶(やぶきた、さみどり、あさひ、ごこう、うじみどり、きょうみどり、うじひかり、さみどり、べにふうき等)及び紅茶(ダージリン、アッサム、セーロン、アールグレイ、蜜香紅茶等)が好ましい。バラ科植物由来成分としては、ダマスクバラの花の抽出物、モモの花、葉又は未成熟果実の抽出物、アンズの果実又は種子の抽出物、イチゴの花抽出物、サクラの花又は葉の抽出物が好ましい。また、ボタン科植物由来成分としては、ボタンの根又は花、及びシャクヤクの花又は根の抽出物が好ましい。また、ヒユ科植物由来成分としては、特に、アッケシソウ抽出物が好ましい。また、アマモ科植物由来成分としては、特に、アマモ又はコアマモの抽出物が好ましい。マメ科植物由来成分としては、特に、白大豆又は黒大豆の抽出物又はその加水分解物或いは豆乳発酵液、アズキ抽出物、アカツメクサ抽出物、クズ根抽出物が好ましい。また、キク科植物由来成分としては、特に、ゴボウ根抽出物、ヒマワリ新芽抽出物、ハゴロモソウ抽出物、アルニカ抽出物又はカミツレ花抽出物が好ましい。アオイ科植物由来成分としては、ハイビスカス、ムクゲ又はフヨウの発酵物が好ましい。リンドウ科植物由来成分としては、ゲンチアナ抽出物が好ましい。また、シソ科植物としては、アオジソ抽出物、ムラサキシキブ果実抽出物が好ましい。ハス科植物由来成分としては、特に、ハスの花又はハス種子抽出物或いはハス種子発酵物が好ましい。ウリ科植物由来成分としては、特に、ヘチマ抽出物が好ましい。ウコギ科植物由来成分としては、オタネニンジンの抽出物又は発酵物が好ましい。ナス科植物由来成分としては、ナス(長ナス、水ナス、米ナス、賀茂ナス等)の抽出物が挙げられる。ノウゼンカズラ科植物由来成分としては、パウダルコ樹皮抽出物が好ましい。マタタビ科植物由来成分としては、未成熟のキウイ抽出物が好ましい。クワ科植物由来成分としては、ソウハクヒ抽出物、マルベリー果実抽出物、イチジクの果実又は樹皮の抽出物が好ましい。クロウメモドキ科植物由来成分としては、ナツメ果実抽出物が好ましい。また、アヤメ科植物由来成分としてはサフランが好ましい。キキョウ科植物由来成分としては、ヒカゲノツルニンジンの根の抽出物又は加水分解物が好ましい。ウルシ科植物由来成分としては、特に、マンゴ果実抽出物が好ましい。フクギ科植物由来成分としては、特に、マンゴスチン果実抽出物が好ましい。また、バレンシ科植物由来成分としては、チェリモヤ果実抽出物が好ましい。ミカン科植物由来成分として、温州ミカン、ベルガモット果実抽出物、グレープフルーツ又は晩白柚の果実(未成熟果実も含む)の抽出物、或いはサンショウ種子抽出物が好ましい。ユリ科植物由来成分としては、ホンカンゾウ、ヤブカンゾウ、カサブランカ、マドンナリリー、又はササユリの抽出物が好ましい。ベンケイソウ科植物由来成分としては、特に、イワベンケイ(紅景天)の抽出物又は発酵物が好ましい。モクセイ科植物由来成分としては、特に、ジャスミンの花抽出物が好ましい。ヒノキ科植物としては、特に、セイヨウネズ果実抽出物が好ましい。フトモモ科植物由来成分としては、特に、グアバ葉抽出物が好ましい。ラン科植物としては、特に、シランの根(白及)の抽出物が好ましい。ヒルガオ科植物由来成分としては、サツマイモの抽出物又はその発酵物或いは甘藷焼酎粕の抽出物又はその発酵物が好ましい。また、キジカクシ科の植物としては、アスパラガス(グリーンアスパラガス及びホワイトアスパラガス)が好ましい。コンブ科海藻由来成分としては、特に、コンブ抽出物が好ましく、ミリン科海藻由来成分としてはカタメンキリンサイ抽出物が好ましく、特に、アオサ科海藻由来成分としてはアナアオサ抽出物が好ましい。フノリ科海藻由来成分としては、特に、フノリ抽出物が好ましい。
試験例1.三次元モデルを用いた各種遺伝子発現評価
[試料調製]
表1、2に示す組成物を調製した。表1、2において、ピリジン誘導体(ナイアシンアミド)を成分1、グリチルリチン酸ジカリウムを成分2、グリチルレチン酸ステアリルを成分3、トラネキサム酸を成分4、アスコルビン酸グルコシド(アスコルビン酸 2-グルコシド)を成分5、酢酸トコフェロールを成分6、D-パントテニルアルコールを成分7、アルブチンを成分8、イソプロピルメチルフェノールを成分9、ヒアルロン酸ナトリウムを成分10、加水分解ヒアルロン酸を成分11、ヒアルロン酸発酵物を成分12、コラーゲンを成分13、セラミドを成分14として以下説明を行う。
[表1]
Figure 2023044274000001
[表2]
Figure 2023044274000002
[試験方法]
皮膚三次元モデルEFT-400(MatTek corporation USA)を常法に従って培養開始した。24時間後、組織に、組成物1~36及び比較組成物1,2のいずれかを添加し、さらに1日間培養した。同時に何も添加しないモデルをコントロールとして、同様に培養した。培養終了後、それぞれの試験区の組織をTrizol試薬(Invitrogen社製)1mLで回収した。回収した組織に対してクロロホルム(和光純薬工業社製)200μL添加して撹拌混合し遠心分離機(TOMY社製/MX-160)で15,000rpm、4℃の条件下で15分間遠心分離した後、水層のみを400μL分取した。回収した水層にイソプロパノール(和光純薬工業社製)500μLを添加して撹拌混合し、15,000rpm、4℃の条件下で15分間遠心分離してtotalRNAの沈殿物を得た。totalRNAに75%エタノールを1mL添加して撹拌して洗浄し、15,000rpm、4℃条件下で15分間遠心分離して沈殿を回収した。回収したtotal RNAを所定のキット(PrimeScript RT reagent Kit with gDNA Eraser (Perfect Real Time)(タカラバイオ社製))を用いて逆転写反応し、cDNAを合成した。この合成したcDNAをサンプルとして、Thermal Cycler Dice(登録商標)Real Time System Single(タカラバイオ社製)、及びSYBR(登録商標)Premix Ex TaqTM II(Perfect Real Time)[タカラバイオ社製]を用いて、各種ターゲット遺伝子の発現と、内部標準物質GAPDH遺伝子の発現の検出を行った。ここで、GAPDHは、ハウスキーピング遺伝子(多くの組織や細胞中に共通して一定量発現する遺伝子であって、常に発現され,細胞の維持,増殖に不可欠な遺伝子である)の一つであり、発現量が常に一定とされていることから、PCRの実験では内部標準として用いられるものである。試験結果は、GAPDH遺伝子の発現量を一定とした場合の、それぞれの試験区での各種ターゲット遺伝子の発現量を比較した。本試験系においては、コントロール区のそれぞれの遺伝子の相対発現量を100としたときの試料の添加区でのその遺伝子の発現量の相対値を求めた。
試験例1の結果を表3に示す。
[表3]
Figure 2023044274000003
表3に示すように、本発明に係る組成物1~18は、比較組成物1,2と比較して、真皮のハリに関与するI型コラーゲンα1鎖(COL1A1)、基底膜を構成するタンパク質であり、表皮のターンオーバーに関与するIV型コラーゲンα1鎖(COL4A1)の発現を顕著に亢進することが確認された。これにより、ハリ、シワの改善が示唆される。また、本発明に係る組成物1~18は、比較組成物1,2と比較して、炎症サイトカインであるプロスタグランジンE2(PGE2)の発現を顕著に抑制することから、肌荒れを改善、及びニキビを防ぐ効果が示唆される。
[表4]
Figure 2023044274000004
表4に示すように、成分10~14のいずれかをさらに含む組成物19~36は、比較組成物3,4と比較して、上記I型コラーゲンα1鎖(COL1A1)及びIV型コラーゲンα1鎖(COL4A1)の発現をより顕著に亢進することが確認された。また、本発明に係る組成物19~36は、比較組成物3,4と比較して、炎症サイトカインであるプロスタグランジン(PGE2)の発現をより顕著に抑得ることも確認された。なお、
試験例2.皮膚三次元モデルMEL-300-A(MatTek corporation USA)を常法に従って培養開始した。24時間後、組織に、試験例1と同様の組成物1~18及び比較組成物1,2のいずれかを添加し、さらに1日間培養した。同時に何も添加しないモデルをコントロールとして、同様に培養した。培養終了後、それぞれの試験区の組織をTrizol試薬(Invitrogen社製)1mLで回収した。回収した組織に対してクロロホルム(和光純薬工業社製)200μL添加して撹拌混合し遠心分離機(TOMY社製/MX-160)で15,000rpm、4℃の条件下で15分間遠心分離した後、水層のみを400μL分取した。回収した水層にイソプロパノール(和光純薬工業社製)500μLを添加して撹拌混合し、15,000rpm、4℃の条件下で15分間遠心分離してtotalRNAの沈殿物を得た。totalRNAに75%エタノールを1mL添加して撹拌して洗浄し、15,000rpm、4℃条件下で15分間遠心分離して沈殿を回収した。回収したtotal RNAを所定のキット(PrimeScript RT reagent Kit with gDNA Eraser (Perfect Real Time)(タカラバイオ社製))を用いて逆転写反応し、cDNAを合成した。この合成したcDNAをサンプルとして、Thermal Cycler Dice(登録商標)Real Time System Single(タカラバイオ社製)、及びSYBR(登録商標)Premix Ex TaqTM II(Perfect Real Time)[タカラバイオ社製]を用いて、各種ターゲット遺伝子の発現と、内部標準物質GAPDH遺伝子の発現の検出を行った。ここで、GAPDHは、ハウスキーピング遺伝子(多くの組織や細胞中に共通して一定量発現する遺伝子であって、常に発現され,細胞の維持,増殖に不可欠な遺伝子である)の一つであり、発現量が常に一定とされていることから、PCRの実験では内部標準として用いられるものである。試験結果は、GAPDH遺伝子の発現量を一定とした場合の、それぞれの試験区での各種ターゲット遺伝子の発現量を比較した。本試験系においては、コントロール区のそれぞれの遺伝子の相対発現量を100としたときの試料の添加区でのその遺伝子の発現量の相対値を求めた。
試験例2の結果を表5に示す。
[表5]
Figure 2023044274000005
表5に示すように、本発明に係る組成物1~18は、比較組成物1,2と比較して、チロシナーゼ遺伝子の発現を顕著に亢進することが確認された。これにより、シミ、ソバカスを防ぐ効果が示唆される。なお、試験例2においては、成分5としてアスコルビン酸グルコシドを例示したが、その他のアスコルビン酸誘導体であるアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、3-O-エチルアスコルビン酸、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビルなども同様の効果が示唆される。
試験例3.モニターテスト
表6,7に示す組成物について、使用感のテストを以下のとおり試験した。
[表6]
Figure 2023044274000006
[表7]
Figure 2023044274000007

無作為に抽出した年齢25~60歳の男女7名を被験者として、グループaとグループbに分けて、グループaに属する各被験者の前腕部には、実施例1~4及び比較例1,2の組成物を塗布する試験区を設け、グループbに属する各被験者の前腕部には、実施例5~8及び比較例3,4の組成物を塗布する試験区を設け、それぞれ1日2回(朝、晩)14日間塗布してもらった時の(イ)滑らかさ、のび感、(ロ)潤い感及びキメ(ハ)について、A:非常に良い、B:良い、C:普通、D:やや悪い、という4段階で自己評価した。
試験例3の結果を表8に示す。なお、表8中の数字は、回答した人数を示す。
[表8]
Figure 2023044274000008
[表9]
Figure 2023044274000009
表8、9に示す通り、本発明に係る組成物中の成分2は、使用感の点から0.1重量%以下がより好ましいことが確認された。
処方例1.化粧水
[成分] 部
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
1,3-ブチレングリコール 5.0
1,2-ペンタンジオール 1.0
クエン酸ナトリウム 0.2
精製水 全量が100部となる量
処方例2.化粧水
[成分] 部
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.08
トラネキサム酸 1.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
プロパンジオール 1.0
クエン酸ナトリウム 0.2
精製水 全量が100部となる量
処方例3.化粧水
[成分] 部
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
トラネキサム酸 2.0
1,3-ブチレングリコール 1.0
1,2-ペンタンジオール 2.0
クエン酸ナトリウム 0.2
精製水 全量が100部となる量
処方例4.化粧水
[成分] 部
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.03
1,3-ブチレングリコール 5.0
フェノキシエタノール 0.3
クエン酸ナトリウム 0.2
精製水 全量が100部となる量
処方例5.化粧水
[成分] 部
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 3.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
トラネキサム酸 2.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
プロパンジオール 2.0
1,2-ペンタンジオール 2.0
クエン酸ナトリウム 0.2
精製水 全量が100部となる量
処方例6.化粧水
処方例5の化粧水において、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、加水分解ヒアルロン酸0.01部を使用する他は処方例5と同様の組成で化粧水を得た。
処方例7.化粧水
処方例5の化粧水において、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、アセチル化ヒアルロン酸0.01部を使用する他は処方例5と同様の組成で化粧水を得た。
処方例8.化粧水
処方例5の化粧水において、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、ヒアルロン酸乳酸発酵物0.01部を使用する他は処方例5と同様の組成で化粧水を得た。
処方例9.化粧水
処方例5の化粧水において、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、セラミド1 0.1部を使用する他は処方例5と同様の組成で化粧水を得た。
処方例10.化粧水
[成分] 部
カプリル酸グリセリル 3.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 3.0
セタノール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
メチルパラベン 0.1
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
トラネキサム酸 1.0
米発酵液(米エキスの乳酸菌及び酵母の発酵液の熟成物) 1.0
ジグリセリン 2.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
水酸化カリウム 0.5
精製水 全量が100部となる量
処方例11.化粧水
[成分] 部
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
メチルパラベン 0.1
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
アスコルビン酸グルコシド 2.0
トラネキサム酸 2.0
イオウ 0.2
エストラジオール 0.1
グリセリン 5.0
1,3-ブチレングリコール 3.0
1,2-ペンタンジオール 1.0
クエン酸ナトリウム 0.2
メタ重亜硫酸ナトリウム 0.2
d-カンフル 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例12.乳液
[成分] 部
スクワラン 5.0
シクロペンタンシロキサン 1.0
ヘキサラン 3.0
イソステアリン酸ヘキシルデシル 1.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 1.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 5.0
イソステアリン酸ポリグリセリル-10 5.0
ジパルミチン酸アスコルビル 5.0
水添大豆レシチン 1.5
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 3.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩 3.0
グリセリン 3.0
1,3-ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
キサンタンガム 0.2
シロキクラゲ多糖体 0.2
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
イソプロピルメチルフェノール 0.1
水溶性コラーゲン 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
加水分解ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
コエンザイムQ10 0.3
保湿剤※1) 0.1
0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
※1)2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体
処方例13.乳液
処方例12の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えてL-アスコルビン酸-2-グルコシド2.0部を用いるほかは処方例12を同様にして乳液を得た。
処方例14.乳液
処方例12の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えてトラネキサム酸2.0部を用いるほかは処方例12と同様にして乳液を得た。
処方例15.乳液
処方例12の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えて3-O-エチルアスコルビン酸3.0部を用いるほかは処方例12と同様にして乳液を得た。
処方例16.乳液
処方例12の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えてアルブチン3.0部を用いるほかは処方例12と同様にして乳液を得た。
処方例17.乳液
処方例12の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えて酢酸トコフェロール0.3部を用いるほかは処方例12と同様にして乳液を得た。
処方例18.乳液
処方例12の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えてパントテニルアルコール3.0部を用いるほかは処方例12と同様にして乳液を得た。
処方例19.乳液
処方例12の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えてコウジ酸3.0部を用いるほかは処方例12と同様にして乳液を得た。
処方例20.クリーム
[成分] 部
オリーブ油 5.0
ホホバ油 5.0
スクワラン 5.0
イソステアリン酸ヘキシルデシル 5.0
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル
/ベヘニル) 5.0
カプリル酸グリセリル 1.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
イソステアリルグリセリル 3.0
γ-オリザノール 0.1
ベヘニルアルコール 2.0
パルミチン酸 2.5
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
トラネキサム酸 1.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
アラントイン 0.1
リボフラビン 0.01
レゾルシン 0.1
塩化ベンザルコニウム 0.05
尿素 3.0
β-グリチルレチン酸 0.1
乳酸菌発酵米 2.0
水添レシチン 0.5
水添リゾレシチン 0.5
米発酵液 1.0
セラミド1 0.01
セラミド2 0.01
セラミド3 0.01
コエンザイムQ10 0.3
キサンタンガム 1.0
酸化亜鉛 0.5
ジグリセリン 1.0
1,3-ブチレングリコール 1.0
1,2-ペンタンジオール 1.0
精製水 全量が100部となる量
処方例21.パック
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 5.0
セタノール 3.0
ベヘニルアルコール 3.0
アラントイン 0.1
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
トラネキサム酸 1.0
サリチル酸 0.1
酢酸トコフェロール 0.5
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
D-パントテニルアルコール 0.3
レゾルシン 0.1
イオウ 2.0
エストラジオール 0.002
酵母加水分解物 3.0
ミリスチン酸ポリグリセリル-6 1.0
ココイルグルタミン酸カリウム 1.0
水添レシチン 3.0
水酸化レシチン 3.0
加水分解コラーゲン 0.01
アセチル化ヒアルロン酸 0.01
ヒアルロン酸発酵物 0.01
ジプロピレングリコール 5.0
プロパンジオール 1.0
1,2-ヘキサンジオール 1.0
精製水 全量が100部となる量
処方例22.ヘアシャンプー
[成分] 部
ラウレス硫酸ナトリウム 10.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0
ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.5
塩化ベンザルコニウム 1.0
ステアリルアルコール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
ジメチコン 3.0
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
アラントイン 0.1
サリチル酸 0.1
サリチル酸ナトリウム 0.1
トコフェロール酢酸エステル 0.1
ピリチオン亜鉛 0.3
安息香酸 0.2
トリクロサン 0.2
クエン酸 0.1
プロピレングリコール 1.0
プロパンジオール 2.0
コンブ抽出物 1.0
ゴボウ抽出物 1.0
葛根抽出物 1.0
アマモ抽出物 1.0
タマサキツヅラフジ根抽出物 0.01
オタネニンジン抽出物 0.1
アマモ抽出物 1.0
タケノコ皮抽出物 1.0
パウダルコ樹皮抽出物 1.0
黒米加水分解物 1.0
精製水 全量が100部となる量
処方例23.ヘアコンディショナー
[成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2-エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
塩化ベンザルコニウム 1.0
セタノール 3.0
ステアリルアルコール 1.0
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
アッケシソウ抽出物 1.0
黒大豆加水分解物 1.0
豆乳発酵物 1.0
黒大豆発酵物 1.0
アラントイン 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
サリチル酸 0.1
イオウ 0.5
臭化アルキルイソキノリニウム液(75%) 0.06
ピリチオン亜鉛 0.3
メチルパラベン 0.1
トリクロサン 0.2
レゾルシン 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例24.洗浄用化粧料
[成分] 部
ココイルグリシンカリウム 5.0
グリセリン 10.0
カプリル酸グリセリル 1.0
ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 10.0
水溶性コラーゲン 5.0
セタノール 3.0
ミリスチルアルコール 3.0
ハトムギ種子発酵物 2.0
イソプロピルメチルアルコール 0.1
アラントイン 0.1
イオウ 0.5
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 2.0
グリチルリチン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
酢酸トコフェロール 0.2
トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル 0.2
濃ベンザルコニウム塩化物液50 0.2
ベンザルコニウム塩化物 0.1
オタネニンジン根(紅参) 0.5
精製水 全量が100部となる量
処方例25.シートマスク
不織布に下記の成分を含浸させてシートマスクを得る。
[成分] 部
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
グリセリン 1.0
ジグリセリン 1.0
1、3-ブチレングリコール 2.0
L-アスコルビン酸 2-グルコシド 2.0
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
キサンタンガム 1.0
水溶性コラーゲン 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
アセチル化ヒアルロン酸 0.01
加水分解ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
アマモ抽出物 1.0
米抽出物加水分解物 1.0
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
処方例26.美容液
[成分] 部
エタノール 2.0
1,2-ペンタンジオール 5.0
1、3-ブチレングリコール 5.0
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
L-アスコルビン酸 2-グルコシド 2.0
トラネキサム酸 2.0
ヒアルロン酸発酵物 1.0
ハス種子抽出物 1.0
乳酸菌培養物 1.0
サクラ花抽出物 1.0
酒粕抽出物 1.0
芍薬根抽出物 1.0
桃仁抽出物 1.0
蘇葉抽出物 1.0
カミツレ花抽出物 1.0
コンブ抽出物 1.0
アオサ抽出物 1.0
カタメンキリンサイ抽出物 1.0
クエン酸 0.3
クエン酸ナトリウム 0.6
精製水 全量が100部となる量
処方例27.シワ改善用クリーム
[成分] 部
オリーブ油 5.0
スクワラン 5.0
ホホバ油 5.0
ホホバワックス 1.0
シアバター 2.0
べヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.5
キャンデリラワックス 0.5
ナイアシンアミド 5.0
ピリジン誘導体(ナイアシンアミド) 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
トラネキサム酸 1.0
乳酸菌発酵米 3.0
水添レシチン 2.0
カタメンキリンサイ抽出物 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.3
アルギン酸ナトリウム 0.2
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
ジグリセリン 1.0
1,2-ペンタンジオール 1.0
プロパンジオール 1.0
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
処方例28.クリーム
処方例27の成分中、トラネキサム酸に代えて、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0を用いるほかは処方例27を同様にしてクリームを得た。
処方例29.クリーム
処方例27の成分中、トラネキサム酸に代えて、アスコルビン酸グルコシド2.0部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例30.クリーム
処方例27の成分中、トラネキサム酸に代えて、3-O-エチルアスコルビン酸3.0部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例31.クリーム
処方例27成分中、トラネキサム酸に代えて、酢酸トコフェロール0.3部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例32.クリーム
処方例27の成分中、トラネキサム酸に代えて、パントテニルアルコール3.0部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例33.クリーム
処方例27の成分中、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、セラミド1 0.01部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例34.クリーム
処方例27の成分中、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、セラミド2 0.01部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例35.クリーム
処方例27の成分中、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、セラミド3 0.01部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例36.クリーム
処方例27の成分中、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、コラーゲン0.01部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例37.クリーム
処方例27の成分中、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、加水分解コラーゲン0.01部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例38.クリーム
処方例27の成分中、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、ヘパリン類似物質0.01部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例39.クリーム
処方例27の成分中、ヒアルロン酸ナトリウムに代えて、コンドロイチン硫酸0.01部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。
処方例40.クリーム
処方例27の成分中、トラネキサム酸に代えて、コウジ酸3.0部を用いるほかは処方例27と同様にしてクリームを得た。

Claims (5)

  1. (a)ピリジン誘導体及び(b)グリチルリチン酸若しくはその塩又はグリチルリチン酸の誘導体或いはグリチルレチン酸若しくはその塩又はグリチルレチン酸の誘導体を含む美白用皮膚外用剤。
  2. (a)ピリジン誘導体及び(b)グリチルリチン酸若しくはその塩又はグリチルリチン酸の誘導体或いはグリチルレチン酸若しくはその塩又はグリチルレチン酸の誘導体を含むシワ改善用皮膚外用剤。
  3. (a)ピリジン誘導体及び(b)グリチルリチン酸若しくはその塩又はグリチルリチン酸の誘導体或いはグリチルレチン酸若しくはその塩又はグリチルレチン酸の誘導体を含む肌荒れ改善用皮膚外用剤。
  4. (a)ピリジン誘導体及び(b)グリチルリチン酸若しくはその塩又はグリチルリチン酸の誘導体或いはグリチルレチン酸若しくはその塩又はグリチルレチン酸の誘導体、並びに(c)トラネキサム酸又はその誘導体、アスコルビン酸又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体、ハイドロキノン又はその誘導体、D-パントテニルアルコール、イソプロピルメチルフェノール、米発酵液及びコウジ酸又はその誘導体のいずれか1以上を含む皮膚外用剤。
  5. 請求項1~4のいずれかに記載の皮膚外用剤において、さらに、(D)ムコ多糖、(E)コラーゲン又はその誘導体、(E)セラミド及び(F)コエンザイムQ10のいずれか1以上を含むことを特徴とする皮膚外用剤。
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