JP2023042463A - Co2排出量算出装置およびco2排出量算出プログラム - Google Patents

Co2排出量算出装置およびco2排出量算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】リルートが生じた場合においても、出発地から目的地までのCO2排出量を適切に算出することができるCO2排出量算出装置およびCO2排出量算出プログラムを提供すること。【解決手段】CO2排出量算出装置は、プロセッサを備え、プロセッサが、移動体の出発地から目的地までのルートを探索し、移動体が、探索したルートの途中でリルートを行った場合、リルート前のルートで移動体が排出する第一のCO2排出量と、リルート後のルートで移動体が排出する第二のCO2排出量と、をそれぞれ算出し、第一のCO2排出量および第二のCO2排出量を用いて、出発地から目的地までのルート全体で移動体が排出するCO2排出量を算出する。【選択図】図2

Description

本開示は、CO排出量算出装置およびCO排出量算出プログラムに関する。
特許文献1には、車両の内燃機関から排出されるCO排出量を、出発地から目的地に至る各区間について算出し、出発地から目的地までの総CO排出量が最小となるCO最小経路を探索する技術が開示されている。
特開2010-127690号公報
出発地から目的地までのルートで排出されるCO排出量を算出する際に、例えば渋滞や道を間違える等によりルート変更(リルート)が生じることがあり、必ずしも最初に想定したルート通りに走るとは限らない。そのため、このようなリルートが生じた場合においても、出発地から目的地までのCO排出量を適切に算出することができる技術が求められていた。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、リルートが生じた場合においても、出発地から目的地までのCO排出量を適切に算出することができるCO排出量算出装置およびCO排出量算出プログラムを提供することを目的とする。
本開示に係るCO排出量算出装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、移動体の出発地から目的地までのルートを探索し、前記移動体が、探索した前記ルートの途中でリルートを行った場合、リルート前のルートで前記移動体が排出する第一のCO排出量と、リルート後のルートで前記移動体が排出する第二のCO排出量と、をそれぞれ算出し、前記第一のCO排出量および前記第二のCO排出量を用いて、前記出発地から前記目的地までのルート全体で前記移動体が排出するCO排出量を算出する。
本開示に係るCO排出量算出プログラムは、プロセッサに、移動体の出発地から目的地までのルートを探索し、前記移動体が、探索した前記ルートの途中でリルートを行った場合、リルート前のルートで前記移動体が排出する第一のCO排出量と、リルート後のルートで前記移動体が排出する第二のCO排出量と、をそれぞれ算出し、前記第一のCO排出量および前記第二のCO排出量を用いて、前記出発地から前記目的地までのルート全体で前記移動体が排出するCO排出量を算出する、ことを実行させる。
本開示によれば、リルートが生じた場合においても、出発地から目的地までのCO排出量を適切に算出することができる。
図1は、実施形態に係るCO排出量算出装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るCO排出量算出装置が実行するCO排出量算出方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施形態に係るCO排出量算出装置およびCO排出量算出プログラムについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(CO排出量算出装置)
実施形態に係るCO排出量算出装置について、図1を参照しながら説明する。CO排出量算出装置は、移動体が出発地から目的地まで走行する際のCO排出量を算出するためのものである。
実施形態に係るCO排出量算出装置が適用される移動体としては、設定されたルートに従って走行する車両が挙げられる。また、この車両としては、例えばエンジン車、ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プライグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)、電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)等が挙げられる。
CO排出量算出装置1は、図1に示すように、制御部10と、通信部20と、記憶部30と、表示部40と、測位部50と、を備えている。なお、CO排出量算出装置1は、車両等の移動体に搭載されていてもよく、あるいは移動体と通信可能なサーバ装置等に搭載されてもよい。本実施形態では、CO排出量算出装置1が移動体に搭載されていることを想定して説明を行う。
制御部10は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等からなるプロセッサと、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等からなるメモリ(主記憶部)と、を備えている。
制御部10は、各種プログラムを実行することにより、CO排出量算出装置1に搭載される各種構成要素の動作を統括的に制御する。また、制御部10は、各種プログラムの実行を通じて、パラメータ初期化部11、入力受付部12およびルート探索部13として機能する。
パラメータ初期化部11は、後記するルート探索部13でCO排出量を算出する際の各種パラメータを初期化および設定する。パラメータ初期化部11が初期化および設定するパラメータとしては、例えば以下が挙げられる。
移動体の重量M[kg]
走行抵抗関数Frl(V)[N]
CO換算係数Rfuel[kg/kg]
効率関数ηeng
外部消費電力Et
重力加速度g[m/s
ここで、走行抵抗関数Frl(V)は、車速の関数であり、例えば係数a,b,cを用いて、下記式(1)のように表すことができる。
Figure 2023042463000002
また、外部消費電力は、移動体の補機やエアコン等による消費電力であり、予め設定された固定値または現在値を用いる。なお、学習モデル等で今後の電力の消費推移が予測できる場合は、それを用いてもよい。
また、効率関数ηengは、移動体の走行に必要な仕事率E[i]の関数、または1以下の固定値を用いる。
入力受付部12は、ユーザ(例えば運転者)によるルート探索条件の入力を受け付ける。このルート探索条件としては、例えば現在の日時、出発地、目的地、距離優先の有無、到着時間優先の有無、CO排出量優先の有無等が挙げられる。
入力受付部12は、例えば表示部40に、現在の日時を選択するためのタブ、出発地を入力するためのタブまたはボックス、目的地を入力するためのタブまたはボックス、距離優先ボタン、到着時間優先ボタン、CO排出量優先ボタン等を表示させる。そして、ユーザの選択(例えばタッチ操作等)に基づいて、入力を受け付ける。なお、現在の日時は、移動体に搭載された時計、GPS(Global Positioning System)衛星から取得した時刻情報に基づいて、自動的に入力されてもよい。また、出発地は、GPS衛星から取得した移動体の位置情報に基づいて、自動的に入力されてもよい。
ルート探索部13は、入力受付部12で入力を受け付けたルート探索条件に基づいて、移動体の出発地から目的地までのルートを探索する。ルート探索部13は、例えば表示部40に、ルート探索開始ボタン等を表示させる。そして、ユーザの選択(例えばタッチ操作等)に基づいて、ルート探索処理を開始する。なお、ルート探索部13は、設定された出発地から目的地までの一つのルートを探索してもよく、複数のルート(ルート候補)を探索してもよい。
ルート探索部13は、移動体が、先に探索したルートの途中でリルートを行った場合、移動体の現在位置から目的地までのルートを再探索する。なお、「リルート」とは、例えば渋滞や道を間違えた等の理由により、移動体が、予め探索・設定されたルートから外れる(ルートを変更する)ことを意味する。ルート探索部13は、具体的には、測位部50によって取得された移動体の現在位置から、最初のルート探索時に入力された目的地までのルートを再探索する。また、ルート探索部13は、移動体の現在位置から目的地までの一つのルートを再探索してもよく、複数のルート(ルート候補)を再探索してもよい。
ルート探索部13におけるルート探索処理では、例えばダイクストラ法等を用いる。このダイクストラ法を用いたルート探索処理では、探索された始点(出発地)から終点(目的地)までのi番目の道路に対して、例えば以下の情報を用いてルート探索を行う。
旅行時間T[i][s]
道路勾配Grad[i][m/m]
道路長L[i][m]
ここで、旅行時間T[i]は、同じ道路であっても、日時により変化してよい。これにより、下記式(2)および下記式(3)に示すように、道路ごとの平均車速V[i][m/s]および走行に必要な仕事率E[i][kW]を算出することができる。なお、下記式(3)において、移動体(例えば車両)が回生を行わない場合は「E[i]≧0」とする。
Figure 2023042463000003
Figure 2023042463000004
ルート探索部13は、このようにして探索(再探索)したルート(ルート候補)を、表示部40に表示させる。なお、ルート探索部13は、ルート探索結果(ルート再探索結果)を、必要に応じて記憶部30に格納してもよい。
ここで、ルート探索部13は、上記のルート探索処理に加えて、探索したルートごとに、出発地から目的地までのルート全体について、移動体が排出するCO排出量の算出処理を行う。ルート探索部13は、パラメータ初期化部11で予め初期化および設定されたパラメータと、仕事率E[i]および旅行時間T[i]とに基づいて、下記式(4)により、燃料消費量Fuel[i]を算出する。なお、この燃料消費量Fuel[i]は、移動体で実際に消費した燃料量ではなく、あくまでも予想値である。
Figure 2023042463000005
続いて、ルート探索部13は、下記式(5)により、CO排出量CO[i]を算出する。
Figure 2023042463000006
なお、上記式(5)で算出されるCO排出量CO[i]は、移動体の走行前に算出される予想値であり、移動体が走行中に実際に消費したエネルギー量(例えば燃料消費量)等を考慮して算出されるものではない。本実施形態では、このように移動体の走行前に事前に算出される移動体のCO排出量の予想値のことを、「事前予想CO排出量」と定義する。
ルート探索部13は、移動体が、先に探索したルートの途中でリルートを行った場合、ルート再探索処理に加えて、再探索したルートごとに、出発地から目的地までのルート全体について、事前予想CO排出量の算出処理を行う。
この場合、ルート探索部13は、リルート前のルート(最初に探索したルート)で移動体が排出する第一のCO排出量(リルート前のCO排出量)と、リルート後のルート(再探索したルート)で移動体が排出する第二のCO排出量(リルート後のCO排出量)と、をそれぞれ算出する。なお、第一のCO排出量は、最初に探索したルートについて算出したCO排出量の一部を用いればよい。そして、ルート探索部13は、第一のCO排出量および第二のCO排出量を用いて、すなわち第一のCO排出量に対して第二のCO排出量を加算することにより、出発地から目的地までのルート全体で移動体が排出する事前予想CO排出量を算出する。
また、ルート探索部13は、事前予想CO排出量に加えて、事後予想CO排出量を算出してもよい。この「事後予想CO排出量」とは、移動体が排出するCO排出量の予想値であり、移動体が予め探索されたルートを走行した後(または走行中)に、事前予測CO排出量を積算することにより算出される値である。すなわち、事後予想CO排出量は、予め算出された事前予想CO排出量のうち、既に走行したルートに応じた事前予想CO排出量を積算することにより算出される。
ここで、移動体がリルートを行い、新たなルートが再探索された場合においても、ルート探索部13は、リルート後に算出された事前予想CO排出量のうち、既に走行したルートに応じた事前予想CO排出量を積算することにより、事後予想CO排出量を算出する。
また、ルート探索部13は、事前予想CO排出量および事後予想CO排出量に加えて、事後推定CO排出量を算出してもよい。この「事後推定CO排出量」とは、移動体が排出するCO排出量の推定値であり、移動体が予め探索されたルートを走行した後に、移動体が走行中に実際に消費したエネルギー量(例えば燃料消費量)に基づいて算出される値である。
例えば移動体が、動力源として内燃機関のみを備える車両である場合、当該車両のECU(Electronic Control Unit)により、単位時間当たりの実際の燃料消費量[kg/s]を検出する。そして、ルート探索部13は、実際の燃料消費量に対して、CO換算係数Rfuel[kg/kg]を乗じて加算することにより、事後推定CO排出量を算出する。これにより、移動体が排出するCO排出量として、事後予想CO排出量よりも精度の高い事後推定CO排出量を利用することができる。
ルート探索部13は、探索(再探索)したルート(ルート候補)に加えて、このようにして算出した事前予測CO排出量、事後予測CO排出量および事後推定CO排出量の少なくとも一つを、表示部40に表示させる。なお、ルート探索部13は、事前予測CO排出量、事後予測CO排出量および事後推定CO排出量を、必要に応じて記憶部30に格納してもよい。
ここで、ルート探索部13は、例えば以下の(1)~(3)のように、事前予測CO排出量、事後予測CO排出量および事後推定CO排出量のうちの二つを比較した結果を、表示部40に表示させてもよい。
(1)事前予測CO排出量と事後予測CO排出量とを表示部40に表示
事前予測CO排出量と事後予測CO排出量とを表示部40に表示することにより、出発地で想定した目的地までのCO排出量と、実際に走行したルートで想定されるCO排出量とを比較することができる。これにより、主にリルートによるCO排出量の変動を定量化して示すことが可能となる。
(2)事前予測CO排出量と事後推定CO排出量とを表示部40に表示
事前予測CO排出量と事後推定CO排出量とを表示部40に表示することにより、出発地で想定した目的地までのCO排出量と、実際に走行したルートで移動体が実際に排出したと推定されるCO排出量とを比較することができる。これにより、主にリルートによるCO排出量の変動と、移動体の走り方(ユーザの運転技術)によるCO排出量の変動とを定量化して示すことが可能となる。
(3)事後予測CO排出量と事後推定CO排出量とを表示部40に表示
事後予測CO排出量と事後推定CO排出量とを表示部40に表示することにより、実際に走行したルートで想定されるCO排出量と、実際に走行したルートで移動体が実際に排出したと推定されるCO排出量とを比較することができる。これにより、主に移動体の走り方(ユーザの運転技術)によるCO排出量の変動を定量化して示すことが可能となる。
通信部20は、例えばLAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路等から構成される。通信部20は、例えばCO排出量算出装置1が、移動体と通信可能なサーバ装置等によって構成される場合に、当該CO排出量算出装置1と通信することにより、ルート探索結果、CO排出量の算出結果等をCO排出量算出装置1から取得する。
記憶部30は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)およびリムーバブルメディア等の記録媒体から構成される。リムーバブルメディアとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)のようなディスク記録媒体が挙げられる。記憶部30には、オペレーティングシステム(Operating System:OS)、各種プログラム、各種テーブル、各種データベース等が格納可能である。
記憶部30には、パラメータ初期化部11が設定した各種パラメータ、入力受付部12が受け付けたルート探索条件、ルート探索部13が探索したルート探索結果、ルート探索部13が算出したCO排出量等が、必要に応じて格納される。
表示部40は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)やOLED(有機ELディスプレイ)等により実現される。この表示部40は、例えば移動体に搭載されたカーナビゲーションシステムのディスプレイ等によって構成されてもよい。また、表示部40は、ユーザ(例えば運転者)の手指やペン等による操作を受け付ける入力機能と、制御部10の制御に基づいて各種情報を表示する表示機能と、を備えるタッチパネルディスプレイ等によって構成されてもよい。
測位部50は、GPS衛星からの電波を受信して、移動体の位置情報や時刻情報を検出する。なお、移動体の位置情報の検出方法は、GPS衛星を利用した方法に限定されず、例えばLiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)と3D地図とを組み合わせた方法等を利用してもよい。測位部50によって検出された移動体の位置情報は、ルート探索部13におけるルート探索処理(後記する図2のステップS3)、リルートが必要か否かの判定(同図のステップS6)、移動体が目的地に到着したか否かの判定(同図のステップS7)等に用いられる。
(CO排出量算出方法)
実施形態に係るCO排出量算出装置1が実行するCO排出量算出方法の処理手順の一例について、図2を参照しながら説明する。
まず、パラメータ初期化部11は、CO排出量を算出する際の各種パラメータを初期化する(ステップS1)。続いて、入力受付部12は、現在の日時、出発地、目的地等のルート探索条件の入力を受け付ける(ステップS2)。
続いて、ルート探索部13は、入力受付部12で入力を受け付けたルート探索条件に基づいて、移動体の出発地から目的地までのルート探索処理を行う(ステップS3)。続いて、ルート探索部13は、探索したルートごとに、移動体が排出するCO排出量の算出処理を行う(ステップS4)。なお、ステップS4では、移動体の走行前に事前予想CO排出量を、移動体の走行中・走行後に事後予想CO排出量および事後推定CO排出量を、それぞれ算出する。
続いて、ルート探索部13は、ルート探索結果およびCO排出量を、表示部40に表示させる(ステップS5)。なお、ステップS5において、ルート探索部13は、事前予測CO排出量を表示部40に表示させる。
続いて、ルート探索部13は、リルートが必要か否かを判定する(ステップS6)。ステップS6では、例えば測位部50で検出された移動体の位置情報に基づいて、リルートが必要か否かを判定する。すなわち、移動体の現在の位置が、ステップS3で探索したルートから外れた場合にリルートが必要であると判定し、そうでない場合にリルートが必要ではないと判定する。
ステップS6において、リルートが必要ではないと判定した場合(ステップS6でNo)、ルート探索部13は、移動体が目的地に到着したか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7では、例えば測位部50で検出された移動体の位置情報に基づいて、移動体が目的地に到着したか否かを判定する。すなわち、移動体の現在の位置と、目的地との距離が一定値以内となった場合に目的地に到着したと判定し、そうでない場合に目的地に到着していないと判定する。
ステップS7において、移動体が目的地に到着したと判定した場合(ステップS7でYes)、ルート探索部13は、CO排出量を表示部40に表示させ(ステップS8)、本処理を完了する。なお、ステップS8において、ルート探索部13は、事前予測CO排出量、事後予測CO排出量および事後推定CO排出量の少なくとも一つを、表示部40に表示させる。
ここで、ステップS6において、リルートが必要であると判定した場合(ステップS6でYes)、ルート探索部13は、ステップS3の処理に戻る。そして、ステップS3において、ルート探索部13は、移動体の現在位置から目的地までのルートを再探索した後、ステップS4以降の処理を行う。
また、ステップS7において、移動体が目的地に到着していないと判定した場合(ステップS7でNo)、ルート探索部13は、ステップS4の処理に戻り、当該ステップS4以降の処理を行う。
以上説明した実施形態に係るCO排出量算出装置およびCO排出量算出プログラムでは、出発地から目的地までのルートを探索する際に、当該ルートで排出されるCO排出量を同時に算出するとともに、探索したルートの途中でリルートが生じた場合は、リルート前のルートにおけるCO排出量と、リルート後のルートにおけるCO排出量とを用いて、出発地から目的地までのルート全体におけるCO排出量を算出する。
従って、実施形態に係るCO排出量算出装置およびCO排出量算出プログラムによれば、リルートが生じた場合においても、出発地から目的地までのCO排出量を適切に算出することができる。
また、実施形態に係るCO排出量算出装置およびCO排出量算出プログラムでは、事前予想CO排出量および事後予想CO排出量を算出して提示することにより、ユーザ(例えば運転者)が、走行するルートで排出されるCO排出量を把握できるとともに、例えば他のルート探索条件や、リルート等により、CO排出量をどの程度削減できるかを把握することができる。
また、実施形態に係るCO排出量算出装置およびCO排出量算出プログラムでは、事後推定CO排出量を算出し、事前予想CO排出量または事後予想CO排出量とともに提示することにより、、ユーザ(例えば運転者)が、自身の走り方により、CO排出量をどの程度削減できるかを把握することができる。
更なる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わし、かつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 CO排出量算出装置
10 制御部
11 パラメータ初期化部
12 入力受付部
13 ルート探索部
20 通信部
30 記憶部
40 表示部
50 測位部

Claims (6)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    移動体の出発地から目的地までのルートを探索し、
    前記移動体が、探索した前記ルートの途中でリルートを行った場合、リルート前のルートで前記移動体が排出する第一のCO排出量と、リルート後のルートで前記移動体が排出する第二のCO排出量と、をそれぞれ算出し、
    前記第一のCO排出量および前記第二のCO排出量を用いて、前記出発地から前記目的地までのルート全体で前記移動体が排出するCO排出量を算出する、
    CO排出量算出装置。
  2. ディスプレイを更に備え、
    前記プロセッサは、探索した前記ルートと、前記出発地から前記目的地までのルート全体で前記移動体が排出するCO排出量と、を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1に記載のCO排出量算出装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記移動体が前記ルートを走行する前に、予め設定された前記移動体に関する複数のパラメータに基づいて算出される事前予測CO排出量と、
    前記移動体が前記ルートを走行した後に、前記事前予測CO排出量を積算することにより算出される事後予測CO排出量と、
    前記移動体が前記ルートを走行した後に、前記移動体が走行中に消費したエネルギー量に基づいて算出される事後推定CO排出量と、
    をそれぞれ算出し、
    前記事前予測CO排出量、前記事後予測CO排出量および前記事後推定CO排出量の少なくとも一つを、前記ディスプレイに表示させる、
    請求項2に記載のCO排出量算出装置。
  4. プロセッサに、
    移動体の出発地から目的地までのルートを探索し、
    前記移動体が、探索した前記ルートの途中でリルートを行った場合、リルート前のルートで前記移動体が排出する第一のCO排出量と、リルート後のルートで前記移動体が排出する第二のCO排出量と、をそれぞれ算出し、
    前記第一のCO排出量および前記第二のCO排出量を用いて、前記出発地から前記目的地までのルート全体で前記移動体が排出するCO排出量を算出する、
    ことを実行させるCO排出量算出プログラム。
  5. 前記プロセッサに、探索した前記ルートと、前記出発地から前記目的地までのルート全体で前記移動体が排出するCO排出量と、をCO排出量算出装置が備えるディスプレイに表示させる、
    ことを実行させる請求項4に記載のCO排出量算出プログラム。
  6. 前記プロセッサに、
    前記移動体が前記ルートを走行する前に、予め設定された前記移動体に関する複数のパラメータに基づいて算出される事前予測CO排出量と、
    前記移動体が前記ルートを走行した後に、前記事前予測CO排出量を積算することにより算出される事後予測CO排出量と、
    前記移動体が前記ルートを走行した後に、前記移動体が走行中に消費したエネルギー量に基づいて算出される事後推定CO排出量と、
    をそれぞれ算出し、
    前記事前予測CO排出量、前記事後予測CO排出量および前記事後推定CO排出量の少なくとも一つを、前記ディスプレイに表示させる、
    ことを実行させる請求項5に記載のCO排出量算出プログラム。
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