JP2023035442A - 埋込磁石型回転子および回転電機 - Google Patents

埋込磁石型回転子および回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】1磁極に3つの磁石を適用する埋込磁石型回転子において、回転電機の最大トルクを向上させるとともに、製造時のコストを抑制する。【解決手段】鉄心の周方向に磁極を複数形成した埋込磁石型回転子であって、各々の磁極は、磁極中心に配置される第1磁石と、磁極中心に対して傾斜して回転子反転側に配置される第2磁石と、磁極中心に対して傾斜して回転子正転側に配置される第3磁石と、を備える。第1磁石、第2磁石および第3磁石は、同一形状であり、第2磁石および第3磁石は、磁極中心に対して非対称に配置され、磁極中心と第1磁石の磁極面のなす角度θ1、磁極中心と第2磁石の磁極面のなす角度θ2、磁極中心と第3磁石の磁極面のなす角度θ3は、θ3>θ2>1/2(θ1)の関係を満たす。【選択図】図2

Description

本発明は、埋込磁石型回転子および回転電機に関する。
従来から、回転電機の最大トルクを向上させるために、埋込磁石型回転子の1磁極に2つの磁石を配置するとともに、磁極中心に対して磁石を非対称に配置する構成が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。また、特許文献2では、回転電機の製造コストを抑制するために、1磁極に同一形状かつ同一寸法の2つの磁石を適用することも提案されている。
特開2019-201479号公報 特開2019-50689号公報
しかし、上記の特許文献には、1磁極に3つの磁石を適用する場合の磁石の配置については考慮されていない。また、1磁極に3つの磁石を適用する場合においても、製造時のコストの抑制を図ることが好ましい。
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであって、1磁極に3つの磁石を適用する埋込磁石型回転子において、回転電機の最大トルクを向上させるとともに、製造時のコストを抑制することを目的とする。
本発明の一態様は、鉄心の周方向に磁極を複数形成した埋込磁石型回転子である。各々の磁極は、磁極中心に配置される第1磁石と、磁極中心に対して傾斜して回転子反転側に配置される第2磁石と、磁極中心に対して傾斜して回転子正転側に配置される第3磁石と、を備える。第1磁石、第2磁石および第3磁石は、同一形状であり、第2磁石および第3磁石は、磁極中心に対して非対称に配置され、磁極中心と第1磁石の磁極面のなす角度θ1、磁極中心と第2磁石の磁極面のなす角度θ2、磁極中心と第3磁石の磁極面のなす角度θ3は、θ3>θ2>1/2(θ1)の関係を満たす。
上記の埋込磁石型回転子において、第2磁石および第3磁石は、磁極中心を隔てて、鉄心の外周側に近づくにつれて互いの間隔が広がるパターンで配置されていてもよい。
上記の埋込磁石型回転子において、第1磁石の磁極面は、磁極中心と直交する線に対して傾いていてもよい。
上記の埋込磁石型回転子において、鉄心は、第1磁石の内周側で、かつ第2磁石および第3磁石の間に磁気遮断部をさらに有していてもよい。
上記の埋込磁石型回転子において、角度θ1は93°であってもよく、角度θ2は48°であってもよく、角度θ3は52°であってもよい。
また、本発明の他の態様に係る回転電機は、固定子と、上記の埋込磁石型回転子とを備える。
本発明の一態様によれば、1磁極に3つの磁石を適用する埋込磁石型回転子において、回転電機の最大トルクを向上させるとともに、製造時のコストを抑制できる。
第1実施形態の回転電機の横断面図である。 第1実施形態における1磁極分のロータの構成例を示す図である。 比較例1の1磁極分のロータの構成例を示す図である。 第1実施形態および比較例1のトルクの変化率を示すグラフである。 第2実施形態における1磁極分のロータの構成例を示す図である。 比較例2の1磁極分のロータの構成例を示す図である。 第2実施形態および比較例2のトルクの変化率を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
実施形態では説明を分かり易くするため、本発明の主要部以外の構造や要素については、簡略化または省略して説明する。また、図面において、同じ要素には同じ符号を付す。なお、図面に示す各要素の形状、寸法などは模式的に示したもので、実際の形状、寸法などを示すものではない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の回転電機における回転軸Axに直交する方向の横断面を示す断面図である。
図1に示す回転電機1は、インナーロータ型モータであり、埋込磁石型回転子の一例であるロータ2と、ロータ2の外周に配置される円筒形状のステータ3とを有する。図1において、回転電機1の回転軸Axの延長方向は紙面垂直方向である。また、回転電機1は、左回り方向を正転方向とする。
ロータ2の外周には、エアギャップを隔ててステータ3が配置される。回転電機1においては、コイルの電流制御によりステータ3の磁界を順番に切り替えることで、ロータ2の磁界との吸引力または反発力により、回転軸Axを中心としてロータ2が回転する。
ステータ3は、回転軸Axを中心とする中央の空間部分にロータ2を収容する。ステータ3の内周側には、それぞれ回転軸Axに向けて径方向内側に突出するティース3aが周方向に等間隔をおいて複数並んで設けられている。隣り合うティース3aの間の空間は、それぞれスロット3bを形成する。スロット3bには、ロータ2の外周に沿って図示しないステータコイルが装着される。
ロータ2は、鉄心4と、シャフト5と、永久磁石6を有する。
ロータ2の鉄心4は、例えば、打ち抜き加工された珪素鋼板を軸方向に積層して形成される円筒状の部材である。鉄心4を構成する個々の珪素鋼板の間には絶縁性接着剤が介在しており、個々の珪素鋼板は互いに絶縁状態にある。そして、鉄心4の軸心部には、回転軸Axに沿ってシャフト5が嵌入されている。回転電機1において、シャフト5は軸受(不図示)により回転自在に支持されている。
第1実施形態のロータ2は8極ロータであり、ロータ2の鉄心4には、周方向に沿って等間隔に8つの磁極が構成されるように所定の配列で複数の永久磁石6が配置される。なお、ロータ2において周方向に隣り合う磁極は、それぞれ逆の極性となるように永久磁石6が配置される。
図2は、第1実施形態における1磁極分のロータ2の構成例を示す図である。
鉄心4の1磁極において、図1のロータ2の軸心(回転軸Ax)と、マグネットトルクを生成する磁極中心を結ぶ軸がd-q軸座標のd軸となる。また、上記のd軸と電気角で直交する軸がd-q軸座標のq軸となる。
鉄心4のd軸上には、第1磁石孔11と、空隙部14が形成されている。また、鉄心4には、第2磁石孔12および第3磁石孔13が形成されている。第2磁石孔12および第3磁石孔13は、d軸および空隙部14を隔てて対向し、鉄心4の外周に近づくにつれて互いの間隔が広がるパターンで鉄心4に形成されている。
第1磁石孔11、第2磁石孔12、第3磁石孔13および空隙部14は、回転軸Axの延長方向と平行に鉄心4を貫通して形成されている。また、第1磁石孔11、第2磁石孔12および第3磁石孔13には、同一形状の永久磁石6がそれぞれ嵌入される。
各々の永久磁石6は、長手方向(回転軸Axの延長方向と平行な方向)の寸法が鉄心4の長手方向寸法とほぼ同一である矩形のブロック状に形成される。また、永久磁石6は、回転軸Axと直交する平面において長辺と直交する方向に磁化されている。そして、同一磁極における各々の永久磁石6は、外周側に臨む磁極面がいずれも同一の磁気極性(S極またはN極)に揃えられている。
第1磁石孔11は、鉄心4の外周近傍に形成され、回転軸Axと直交する平面においてd軸と交差する方向に長辺が延長している。第1磁石孔11は、永久磁石6が嵌入される磁石配置部11aと、磁石配置部11aの両側に形成されるフラックスバリア部11bとを有している。磁石配置部11aに嵌入される永久磁石6は、第1磁石の一例である。なお、磁極に形成されるフラックスバリア部は、磁束の流れを円滑化してトルクの向上や磁石の損失を低減する機能を担う。
本実施形態において、第1磁石孔11における磁石配置部11aの長辺は、d軸に直交する線に対して傾いている。換言すれば、d軸に対して磁石配置部11aの長辺(第1磁石の磁極面)がなす角度θ1は、90°からずれている。例えば、角度θ1は機械角で93°である。
第2磁石孔12は、図2中右側に位置し、回転軸Axと直交する平面においてd軸に対して長辺が斜めに延びている。第2磁石孔12は、永久磁石6が嵌入される磁石配置部12aと、磁石配置部12aの両側に形成されるフラックスバリア部12bとを有している。磁石配置部12aに嵌入される永久磁石6は、第2磁石の一例である。第2磁石孔12において、d軸に対して磁石配置部12aの長辺(第2磁石の磁極面)がなす角度θ2は、例えば機械角で48°である。
第3磁石孔13は、図2中左側に位置し、回転軸Axと直交する平面においてd軸に対して長辺が斜めに延びている。第3磁石孔13は、永久磁石6が嵌入される磁石配置部13aと、磁石配置部13aの両側に形成されるフラックスバリア部13bとを有している。磁石配置部13aに嵌入される永久磁石6は、第3磁石の一例である。第3磁石孔13において、d軸に対して磁石配置部13aの長辺(第3磁石の磁極面)がなす角度θ3は、例えば機械角で52°である。
上記のように、第2磁石孔12における角度θ2と、第3磁石孔13における角度θ3は異なっており、第2磁石孔12の永久磁石6と第3磁石孔13の永久磁石6はd軸を基準として非対称に配置されている。
第1実施形態では、回転電機1の正転側に位置する第3磁石孔13の永久磁石6に比べ、反転側に位置する第2磁石孔12の永久磁石6は、d軸に対する長辺の角度θ(つまり、d軸に対する傾き)が小さくなっている(θ3>θ2)。より具体的には、角度θ1、θ2、θ3がθ3>θ2>1/2(θ1)の関係を満たす条件で、1磁極に3つの永久磁石6が配置されている。
また、空隙部14は、第1磁石孔11よりも鉄心4の内周側に形成され、第2磁石孔12および第3磁石孔13に挟まれて配置されている。空隙部14は、回転軸Axと直交する平面での断面形状が矩形状をなし、その短辺は、第2磁石孔12の内周側のフラックスバリア部12bと、第3磁石孔13の内周側のフラックスバリア部13bにそれぞれ臨んでいる。空隙部14は、第1磁石孔11に嵌入された永久磁石6からロータ2の内側に漏れ出す磁束を抑制する機能を担う。
空隙部14および上記の各フラックスバリア部はいずれも孔(空間)であり、鉄心4に比べて透磁率が極めて小さくて磁束が通り難くなるので、磁気遮断部として機能する。なお、これらの空隙部14やフラックスバリア部内に、非磁性で透磁率の低い金属(例えば、アルミニウムや真鍮など)や、接着剤、ワニス、樹脂等を充填した場合も、それぞれ磁気遮断部として機能する。
以下、第1実施形態の作用を述べる。
第1実施形態のロータ2の磁極は、d軸に配置される第1磁石孔11の第1磁石と、d軸に対して傾斜して反転側に配置される第2磁石孔12の第2磁石と、d軸に対して傾斜して正転側に配置される第3磁石孔13の第3磁石とを備える。第2磁石および第3磁石は、d軸に対して非対称に配置され、d軸と第1磁石の磁極面のなす角度θ1、d軸と第2磁石の磁極面のなす角度θ2、d軸と第3磁石の磁極面のなす角度θ3は、θ3>θ2>1/2(θ1)の関係を満たす。
第1実施形態のロータ2では、第2磁石の磁極面のd軸に対する傾きが第3磁石よりも小さくなるように、第2磁石および第3磁石がd軸に対して非対称に配置されている。これにより、回転電機1の正転時においてマグネットトルクの最大となる電流位相が、リラクタンストルクの最大となる電流位相側にずれる。したがって、第1実施形態によれば、回転電機1の正転時の最大トルクを向上させることができる。例えば、第1実施形態の回転電機1を電動車両に搭載する場合、電動車両の前進側の最大トルクの向上により電動車両の性能向上を図ることができる。
また、第1実施形態のロータ2では、1磁極に使用される3つの永久磁石6(第1磁石、第2磁石、第3磁石)はいずれも同一形状である。したがって、第1実施形態では複数種類の永久磁石6を準備しなくてもよいので、永久磁石6の金型代の低減により製造コストを抑制できる。また、第1実施形態では複数種類の永久磁石6を使用する場合に比べ、磁石のサイズや重量のばらつきによる遠心力の増加を抑制することもできる。
次に、第1実施形態の構成に基づくトルクの変化率について説明する。
図3は、第1実施形態に対する比較例1のロータ2の構成例を示す図である。比較例1のロータ2はd軸を中心に線対称のパターンをなしており、d軸を中心として鉄心4aに永久磁石6が線対称に配置されている点で、図2に示す第1実施形態の構成と相違する。つまり、図3の比較例1の場合、角度θ1’は機械角で90°である。また、角度θ2’、θ3’は互いに等しい(θ2’=θ3’)。
図4は、第1実施形態および比較例1のトルクの変化率を示すグラフである。図4の横軸は電流位相[degree]を示す。図4の左側の縦軸はトルク[%]を示し、図4の右側の縦軸は、比較例1に対する第1実施形態のトルクの変化率を示す。
図4に示すように、第1実施形態の構成におけるトルクは、比較例1と比べて最大トルク(図4の電流位相30度のとき)が大きくなり、比較例1からの変化率は最大トルク側が約1.02となることが分かる。
<第2実施形態>
図5は、第2実施形態における1磁極分のロータ2の構成例を示す図である。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付して重複説明を省略する。
第2実施形態のロータ2は、第1実施形態の変形例であり、鉄心4のd軸上に空隙部14を形成せずに、第2磁石孔12および第3磁石孔13のフラックスバリア部によって第1磁石孔11の内周側に磁気遮断部を形成する例である。
具体的に、第2実施形態のロータ2では、第2磁石孔12の内周側のフラックスバリア部12b1と、第3磁石孔13の内周側のフラックスバリア部13b1がそれぞれd軸に向けて内周側に延びている。そして、フラックスバリア部12b1とフラックスバリア部13b1は、d軸を隔てて互いに先端が対向するパターンをなしている。なお、第2実施形態での永久磁石6は、第1実施形態と同様にd軸を基準として非対称に配置され、角度θ1、θ2、θ3の値はそれぞれ第1実施形態と同様である。
次に、第2実施形態の構成に基づくトルクの変化率について説明する。
図6は、第2実施形態に対する比較例2のロータ2の構成例を示す図である。比較例2のロータ2はd軸を中心に線対称のパターンをなしており、d軸を中心として鉄心4aに永久磁石6が線対称に配置されている点で、図5に示す第2実施形態の構成と相違する。つまり、図6の比較例2の場合、角度θ1’は機械角で90°である。また、角度θ2’、θ3’は互いに等しい(θ2’=θ3’)。
図7は、第2実施形態および比較例2のトルクの変化率を示すグラフである。図7の縦軸および横軸は図4のグラフと同様である。
図7に示すように、第2実施形態の構成におけるトルクは、比較例2と比べて最大トルク(図7の電流位相30度のとき)が大きくなり、比較例2からの変化率は最大トルク側が約1.01となることが分かる。以上のように、第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。
例えば、本発明における角度θ1、θ2、θ3の値は、θ3>θ2>1/2(θ1)の関係を満たすものであれば、上記の実施形態の値には限定されない。例えば、角度θ1を機械角で90°とし、第1磁石孔11の永久磁石6の長辺がd軸に対して直交する配置としてもよい。
上記の実施形態では8極ロータでの構成例を説明したが、ロータ2の極数は上記の実施形態には限定されない。また、上記の実施形態では、回転電機1の左回り方向を正転方向とする例を説明したが、回転電機1の右回り方向を正転方向としてもよい。なお、右回り方向を正転方向とする場合、ロータ2の磁極のパターンは上記の実施形態から左右が反転した形状となる。
また、上記実施形態ではモータの構成例を説明したが、本発明の埋込磁石型回転子は、発電機のロータとして適用されてもよい。また、本発明の埋込磁石型回転子をモータに適用する場合、モータの用途は電動車両に限定されない。
加えて、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1…回転電機、2…ロータ、3…ステータ、4…鉄心、5…シャフト、6…永久磁石、11…第1磁石孔、12…第2磁石孔、13…第3磁石孔、14…空隙部、12b1,13b1…フラックスバリア部

Claims (6)

  1. 鉄心の周方向に磁極を複数形成した埋込磁石型回転子であって、
    各々の前記磁極は、
    磁極中心に配置される第1磁石と、前記磁極中心に対して傾斜して回転子反転側に配置される第2磁石と、前記磁極中心に対して傾斜して回転子正転側に配置される第3磁石と、を備え、
    前記第1磁石、前記第2磁石および前記第3磁石は、同一形状であり、
    前記第2磁石および前記第3磁石は、前記磁極中心に対して非対称に配置され、
    前記磁極中心と前記第1磁石の磁極面のなす角度θ1、前記磁極中心と前記第2磁石の磁極面のなす角度θ2、前記磁極中心と前記第3磁石の磁極面のなす角度θ3は、θ3>θ2>1/2(θ1)の関係を満たす
    埋込磁石型回転子。
  2. 前記第2磁石および前記第3磁石は、前記磁極中心を隔てて、前記鉄心の外周側に近づくにつれて互いの間隔が広がるパターンで配置されている。
  3. 前記第1磁石の磁極面は、前記磁極中心と直交する線に対して傾いている
    請求項1または請求項2に記載の埋込磁石型回転子。
  4. 前記鉄心は、前記第1磁石の内周側で、かつ前記第2磁石および前記第3磁石の間に磁気遮断部をさらに有する
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の埋込磁石型回転子。
  5. 前記角度θ1は93°であり、前記角度θ2は48°であり、前記角度θ3は52°である
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の埋込磁石型回転子。
  6. 固定子と、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の埋込磁石型回転子と
    を備える回転電機。

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