JP2023030699A - 決済装置、決済方法および決済プログラム - Google Patents

決済装置、決済方法および決済プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗の混雑状況を即時に把握し、混雑状況の緩和を促進する、決済装置、決済方法および決済プログラムを提供すること。【解決手段】本開示にかかる決済装置100は、所定の店舗の来店者における決済対象の商品の個数に基づき、当該来店者の当該店舗における滞在時間帯を推定する滞在時間帯推定部110と、店舗における現在から所定時間前までの混雑情報を保持する混雑情報保持部120と、滞在時間帯推定部が推定した滞在時間帯と、混雑情報保持部が保持する混雑情報から、決済対象の商品の決済金額の調整に用いる調整情報を決定する調整情報決定部130と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、決済装置、決済方法および決済プログラムに関するものである。
一般的に、人々の購買パターンは似通る傾向があり、例えば、駅前のスーパーマーケット等は、平日の夕方などある特定の時間帯に来店者が集中する傾向が見られる。しかしながら新型のウィルス等が世界に蔓延しているような状況下においては、感染予防の観点からも、人と人との接触は可能な限り避けなければならない。
ここで、例えば、特許文献1には、店舗の混雑を緩和させるために、店舗の混雑状況に応じて、来店者に割引情報などを付したクーポンを送付する技術が開示されている。
特開2016-126654号公報
しかしながら、特許文献1にかかる技術では、特定アプリケーションがインストールされたスマートフォン等の携帯端末の所持を必要としており、予め特定アプリケーションがインストールされている携帯端末を所持しない来店者には対応できない。そのため、特許文献1には、多様な来店者を考慮した店舗の混雑状況の実態を即時に把握できず、混雑状況の緩和を促進できないという問題点がある。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、店舗の混雑状況を即時に把握し、混雑状況の緩和を促進する、決済装置、決済方法および決済プログラムを提供することを目的とする。
本開示にかかる決済装置は、所定の店舗の来店者における決済対象の商品の個数に基づき、当該来店者の当該店舗における滞在時間帯を推定する滞在時間帯推定部と、前記店舗における現在から所定時間前までの混雑情報を保持する混雑情報保持部と、前記滞在時間帯推定部が推定した滞在時間帯と、前記混雑情報保持部が保持する混雑情報から、前記決済対象の商品の決済金額の調整に用いる調整情報を決定する調整情報決定部と、を備える。
本開示にかかる決済方法は、コンピュータが、所定の店舗の来店者における決済対象の商品の個数に基づき、当該来店者の当該店舗における滞在時間帯を推定するステップと、前記店舗における現在から所定時間前までの混雑情報を保持するステップと、前記滞在時間帯と、前記混雑情報から、前記決済対象の商品の決済金額の調整に用いる調整情報を決定するステップと、を行う。
本開示にかかる決済プログラムは、所定の店舗の来店者における決済対象の商品の個数に基づき、当該来店者の当該店舗における滞在時間帯を推定するステップと、前記店舗における現在から所定時間前までの混雑情報を保持するステップと、前記滞在時間帯と、前記混雑情報から、前記決済対象の商品の決済金額の調整に用いる調整情報を決定するステップと、をコンピュータに実行させる。
本開示により、店舗の混雑状況を即時に把握し、混雑状況の緩和を促進する、決済装置、決済方法および決済プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる決済装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる決済装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる決済システムのブロック図である。 実施の形態2にかかる混雑情報を例示する表である。 実施の形態2にかかる調整情報を例示する表である。 実施の形態2にかかるPOS管理サーバの処理を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるPOS端末の処理を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる決済システムのブロック図である。 実施の形態3にかかる補正係数を例示する表である。
ここで、本開示の実施形態により解決しようとする課題について補足する。上述した特許文献1にかかる技術では、クーポンを受信するためには、スマートフォンの所持や、特定アプリケーションのインストールなどの作業が必要となる。そのため、スマートフォンの操作に慣れていない来店者や、スマートフォンを所持していない来店者に対応できない。また、スマートフォンに何らかのアプリをインストールする場合は、住所や氏名などの個人情報を登録する場合があり、個人情報管理の観点からも実現には困難が伴う。
そこで、混雑を緩和する最も効果的な対策の一つとして、商品の価格を高くすることが考えられる。しかしながら、例えば平日夕方など、混雑時間帯だけ商品の値段を高めに設定変更するためには、毎日混雑時間帯ごとに全ての商品の値札を切り替える等の作業が発生するため、現実的ではない。また、同じ平日夕方でも例えば台風直撃の日などは来店者足が極端に少なくなる、あるいは通常空いている休日早朝などの時間帯でも、特定のイベントが開催された日だけ極端に混雑する、などのような場合もある。
そのため、曜日や時間帯で固定的に商品の値札を切り替えても、実際の店内の混雑状況を反映しているとは言い難い。
消費者の需要と供給に応じて価格を変動させる、いわゆるダイナミックプライシングという手法が存在する。例えば、お盆や年末年始等の交通機関や宿泊施設の価格を高く設定する、閉店間際の消費期限が迫っている弁当や総菜などの価格を値引きする、などが挙げられる。また近年では、人工知能を活用したダイナミックプライシングの導入も進んでおり、周辺のイベントや天候などに応じてさらに柔軟に価格を変動させるなどのシステムも考えられる。しかしながら、当該技術を利用としたとしても、過去の経験則からは予測できない事態、例えば、日本政府から「明日緊急事態宣言を発令します」といった報道がなされた場合の、急な店舗の混雑には対応できない。
本開示は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためのものであり、以下に各実施形態について説明する。
(実施の形態1)
以下、図1を用いて、本開示の実施の形態1にかかる決済装置の構成例について説明する。図1に示す決済装置100は、店舗における混雑緩和を促進する決済装置であって、滞在時間帯推定部110、混雑情報保持部120、調整情報決定部130を備える。
決済装置100は、単独または複数のサーバまたは端末からなり、例えば、所定のソフトウェアプログラムによって動作するコンピュータにより構成される。
滞在時間帯推定部110は、店舗の来店者が決済を行う商品(決済対象の商品)の個数に基づき、来店者が店舗に滞在した時間帯を推定する機能を有する。店舗における滞在時間帯とは、来店者が店舗に到着した時刻から、決済を行う時刻までの時間帯である。
混雑情報保持部120は、店舗における、現在から所定時間前までの、店舗の混雑情報を保持する機能を有する。所定時間とは、例えば5時間などであり、通常の来店者が滞在する時間よりも長い時間であることが望ましく、店舗の状況によって自由に設定できる値である。混雑情報とは、店舗の混雑状況の時間推移を表す情報である。例えば、店舗の定員100人に対して、当該時点の入店人数が70人であった場合、混雑情報を70%と表す場合などがある。
調整情報決定部130は、滞在時間帯推定部110が推定した滞在時間帯と、混雑情報保持部120が保持する混雑情報から、決済対象の商品の決済金額の調整に用いる調整情報を決定する。調整情報は、例えば、商品価格に対する割引率や割増率である。また、調整情報は割引額や割増額であってもよい。
続いて、図2を用いて、本開示の実施の形態1にかかる決済装置の処理フローについて説明する。処理の開始は、例えば、来店者が決済を行う商品を、レジカウンター等の決済場所に持参したタイミングなどである。まず、滞在時間帯推定部110が、商品の個数により、来店者の滞在時間帯を推定する(S101)。次に、調整情報決定部130は、混雑情報保持部120に保持された混雑情報の中から、来店者の滞在時間帯に対応する混雑情報を特定する(S102)。
続いて、調整情報決定部130は、来店者の滞在時間帯と、当該時間帯の混雑状況の情報(ステップS102で特定された混雑情報)から、調整情報を決定する(S103)。調整情報は、例えば、割引率や割増率であり、混雑時間帯に決済を行う商品には割増率を適用し、閑散時間帯に決済を行う商品には割引率を適用する。
したがって、本開示の決済装置は、店舗の混雑状況を即時に把握し、混雑状況の緩和を促進することができる。
(実施の形態2)
次に、図3を用いて、実施の形態2に係る、決済システム1000のシステム構成を説明する。実施の形態2に係る決済システム1000は、POS(Point of Sales)管理サーバ200とPOS端末300とを備えた、店舗の決済に用いるPOSシステムである。図3は、決済システム1000のシステム構成を表すブロック図である。
実施の形態1で開示した決済装置100は、例えば、POS端末300上で稼働することが可能である。POS端末300は、店舗内の通信回線203を介してPOS管理サーバ200と接続する。また、POS管理サーバ200は通信回線203を介して、混雑状況モニタ装置201と、混雑状況展示装置202と接続する。
次に、各構成要素について説明を行う。混雑状況モニタ装置201は、店舗内の混雑状況をリアルタイムでモニタリングし、混雑状況から時間帯ごとに集計された混雑情報を、POS管理サーバ200に送信する装置である。つまり、混雑状況モニタ装置201は、店舗において混雑状況を定期的に監視する装置といえる。ここで、モニタリングの手法は、一般によく知られている手法を用いることができる。例えば、スマートフォンの位置情報を収集してもよいし、店舗内の複数箇所にカメラを設置し、カメラ画像の解析により混雑状況を判定してもよい。また店舗の入り口に人の通行を検知する人感センサーやゲート等を設けておき、外から店舗内に入場した人数と店舗内から外に出場した人数から店舗内の混雑状況を把握する、等でもよい。
混雑情報は、例えば、図4に記載した表のように保持することができる。モニタリングした混雑状況データは、単位時間(例えば5分単位など)ごとに集計され、時間帯と混雑度が対応付けられた形式で、混雑情報として保持される。混雑情報は、例えば、17:00~17:05の混雑度30%、17:05~17:10の混雑度50%、17:10~17:15の混雑度70%、といった形式で表される。ここでの混雑度とは、数字が大きいほど混雑していることを示す。すなわち、17:00~17:05は比較的空いている状態である閑散時間帯、17:05~17:10は平均的な混み具合、17:10~17:15はかなり混んでいる状態である混雑時間帯、といった具合である。
集計された混雑情報は、混雑状況モニタ装置201から、POS管理サーバ200に送信される。
POS管理サーバ200は、混雑状況モニタ装置201から送信された混雑状況の集計データである混雑情報を、混雑状況展示装置202に送信する。
混雑状況展示装置202は、POS管理サーバ200から受信した混雑情報を、来店者に分かりやすい形で混雑状況として展示(表示)する。具体的には、店頭及び店内の各所に電光掲示板や信号機など、来店者が見て分りやすい装置を設置し、混雑状況を常時展示しておく。展示内容は電光掲示板に「現在の混雑度=30%」「現在の混雑度=50%」「現在の混雑度=70%」のように表示してもよい。また、例えば、信号機の色のように、混雑度30%の時は「青」、混雑度50%の時は「黄」、混雑度70%の時は「赤」、などとわかりやすく示しても良い。
混雑状況展示装置202の展示により、来店者は入店前に店内がどの程度混雑しているかをあらかじめ知ることができる。また、店舗内で買い物をしている間にも、現在の店舗内の混雑状況をリアルタイムで知ることができる。また、混雑状況は実際の店舗に展示する他にも、店舗のホームページ等で店舗内の現在のリアルタイムの混雑状況をいつでも知ることができるようにしても良い。また来店者の同意があれば、専用のアプリケーションをスマートフォン等にインストールし、例えば、混雑状況が30%以下になったらスマートフォンに通知を表示する、などの手段を講じても良い。そのため、POS管理サーバ200は、混雑状況展示装置202の他、店舗のホームページを公開するサーバや来店者のスマートフォン等へ混雑情報を表示用に出力するとよい。
また、POS管理サーバ200は、POS端末300上の混雑情報保持部120に、混雑状況の集計データである混雑情報を送信する。
混雑情報保持部120は、POS管理サーバ200から受信した店舗内の過去数時間分の混雑情報を保存(格納)し、保持している。例えば、当日の開店時刻以降の全ての時間帯について、単位時間(例えば5分単位など)ごとの混雑状況データを保持する。具体的には10:00~10:05の混雑度30%、10:05~10:10の混雑度50%、10:10~10:15の混雑度60%といった情報である。
個数集計部303は、1回の決済において来店者が決済を行う商品の個数をカウントして集計し、最終的に来店者の決済対象の商品の合計個数を滞在時間帯推定部110に出力する。具体的には、来店者が購入する商品の代金を支払うため、POS端末300のバーコードリーダーなどに1点の商品のバーコードを読み込ませる度に「1個」とカウントする。最終的に全ての決済対象の商品のバーコード読み取りが終了した時点で、その合計個数を滞在時間帯推定部110に出力する。ちなみに、この商品のバーコードをバーコードリーダーに読み込ませる作業は誰が行っても良い。つまり、有人レジであるか無人レジであるか等は問わない。または、決済対象の商品のバーコード読み取りが自動で行われても良い。
合計金額集計部304は、1回の決済において来店者が決済を行う商品の単価をカウントして集計し、最終的に来店者が決済対象の商品の合計金額を決済金額決定部305に出力する。具体的には、来店者が、決済対象の商品のバーコードを、POS端末300のバーコードリーダーなどに読み込ませる度に、合計金額集計部304は、その商品の単価を加算していく。最終的に全ての購入商品のバーコード読み取りが終了した時点で、その合計金額を決済金額決定部305に出力する。
滞在時間帯推定部110は、個数集計部303から入手した商品の合計個数をもとに、来店者が現在の時刻から過去何分の間、店舗内に在店していたかを推定し、その推定滞在時間帯を調整情報決定部130に出力する。ここで現在の時刻とは、個数集計部303から商品の合計個数が出力された時刻、すなわち、来店者が購入した全ての商品のバーコード読み取りが終了し、まさしくこれから決済処理を行う、という時刻のことである。一般的にこの決済時刻は商品購入時などのレシートに記載されていることが多い。
ここで、例えば、決済対象の商品の合計個数が1個だった場合、来店者はそれほど長い時間店舗内に在店していたとは考えにくいため、例えば「推定滞在時間=5分」とする。この場合、「現在の時刻=17:05」であれば、来店者の推定滞在時間帯は「17:00~17:05」となる。また、例えば、決済対象の商品の合計個数が15個だった場合、来店者はある程度の時間、在店していたと考えられるため、「推定滞在時間=30分」とする。この場合、「現在の時刻=17:30」であれば、来店者の推定滞在時間帯は「17:00~17:30」となる。なお、この商品の合計個数から推定滞在時間帯をどのように推定するかの具体的な計算式は本開示で特に限定するものではなく、店舗や業種ごとに自由に定めてよい。
調整情報決定部130は、混雑情報保持部120に保持された、店舗内の過去数時間分の混雑状況の集計データである混雑情報の中から、滞在時間帯推定部110から取得した来店者の推定滞在時間帯に対応する混雑情報を特定する。そして、調整情報決定部130は、来店者が決済を行う商品の合計金額を何%割増するか、または、何%割引するか、といった調整情報を決定し、調整情報を決済金額決定部305に出力する。
図5に、混雑度と割引率及び割増率の対応を、表で例示する。
例えば、「推定滞在時間帯=17:00~17:05」であり、「17:00~17:05=混雑度30%」だった場合、この来店者は比較的空いている時間帯に短時間在店していたと考えられる。この場合、調整情報決定部130は、商品の合計金額に対する調整情報を「1%割引」と決定する。
また、「推定滞在時間帯=17:10~17:15」であり、「17:10~17:15=混雑度70%」だった場合、この来店者は、在店時間は短時間であったが、在店していた時間帯がかなり混んでいたと考えられる。そのため、調整情報決定部130は、商品の合計金額に対する調整情報を「1%割増」と決定する。
また例えば、「推定滞在時間帯=17:00~17:30」であり、「17:00~17:20=混雑度30%、17:20~17:30=混雑度70%」だったものとする。この場合、この来店者は、在店時間はやや長いが、その中では空いていた時間が長く、混んでいた時間帯が短いため、トータルで考えれば比較的空いていたと考えられる。例えばこのような場合は、混雑度30%であった時間長20分から混雑度70%であった時間長10分を差し引き、トータルとして混雑度30%であった時間長が10分とする。すなわち単位時間(5分)の2個分だったことになるので、調整情報決定部130は、「1%割引×2単位時間=2%割引」を調整情報として決定する。
また例えば、「推定滞在時間帯=17:00~17:30」であり、「17:00~17:05=混雑度30%、17:05~17:30=混雑度70%」だったものとする。この場合、この来店者は在店時間もやや長く、かつ、そのほとんどの時間帯において店内が混雑していたと考えられる。例えばこのような場合は、混雑度70%であった時間長25分から混雑度30%であった時間長5分を差し引き、トータルとして混雑度70%であった時間長が20分とする。すなわち単位時間(5分)の4個分だったことになるので、調整情報決定部130は、「1%割増×4単位時間=4%割増」を調整情報として決定する。
なお、以上に開示した計算式はあくまでも例であり、実際の具体的な計算式は本開示で特に限定するものではなく、店舗や業種ごとに自由に定めてよい。
決済金額決定部305は、合計金額集計部304から入手した合計金額に対して、調整情報決定部130から入手した割増率または割引率(調整情報)を乗じることにより、最終的に来店者が支払う決済金額を決定する。
例えば、「合計金額=100円」「1%割引」の場合、最終的な決済金額は「99円」となり、「合計金額=1000円」「4%割増」の場合、最終的な決済金額は「1040円」となる。この最終的な決済金額はPOS端末300のディスプレイ等に表示され、来店者が確認することができる。
例えば、「合計金額=1000円」だったが、「決済金額=1040円」の場合、もし来店者がこの決済金額に不満であれば、決済行為を一旦キャンセルし、改めて別の時間帯に来店して買い物をする、という選択肢もありうる。しかしながら、本実施形態では、店頭及び店内の各所には電光掲示板や信号機などの混雑状況展示装置202が、来店者が見てわかりやすい形で店内のリアルタイムの混雑状況を常時展示(表示)している。すなわち、来店者は店内の混雑状況を了承したうえで入店していることになり、店内の混雑度を了承したうえで、決済を行うか否かは来店者が自由に選択することができる。
例えば、平日日中に仕事をしており、平日夕方の帰宅途中にスーパーに立ち寄って夕食の食材を調達し、帰宅後すぐに夕食を作らなければならない、という生活パターンの来店者は時間的な制約が大きく、店内の混雑状況に関わらずその時間帯に買い物をするしかない。このような来店者は仮に合計金額より決済金額が高くなったとしても、そのまま決済せざるを得ない可能性が高いと考えられる。
しかし例えば、既に定年退職しており、平日日中の時間帯に余裕がある来店者は、平日夕方に来店した際、仮に合計金額より決済金額が高くなった場合、決済を一旦キャンセルし、来店時間を翌日の午前中にずらす可能性があると考えられる。
これを継続していくと、来店時間を選択することのできる来店者は、空いている時間帯に来店するほうが得である、ということを学習し、次第に混雑時間帯を避けて来店するようになると考えられる。
次に、図6を用いて、実施の形態2に係る、POS管理サーバ200の処理フローを説明する。まず、処理を開始すると、POS管理サーバ200は、混雑状況モニタ装置201から、混雑状況の集計データである混雑情報を取得する(S211)。混雑情報は、例えば、上述の図4に示した通りである。
次に、POS管理サーバ200は、混雑情報を、混雑状況展示装置202に送信する(S212)。混雑状況展示装置202によって、店舗内のリアルタイムの混雑状況を来店者に分かりやすい形で展示させるためである。次に、POS管理サーバ200は、混雑情報を、POS端末300の、混雑情報保持部120に送信する(S213)。
次に、図7を用いて、実施の形態2に係る、POS端末300の処理フローを説明する。POS端末300の個数集計部303は、1回の決済において来店者が購入しようとする(決済対象の)商品の個数をカウントして集計し、商品の合計個数を滞在時間帯推定部110に送信する(S221)。滞在時間帯推定部110は、入手した商品の合計個数に基づき、来店者が現在の時刻から過去何分の間、店舗内に在店していたかを推定し、来店者の推定滞在時間帯を調整情報決定部130に出力する(S222)。
調整情報決定部130は、混雑情報保持部120から取得した店舗内の過去数時間分の混雑情報と、滞在時間帯推定部110から取得した来店者の推定滞在時間帯に基づき、調整情報を決定する。調整情報は、例えば、割増率または割引率であり、上述の図5に例示した通りである。そして、調整情報決定部130は、決定した調整情報を、決済金額決定部305に出力する(S223)。
決済金額決定部305は、合計金額集計部304から入手した合計金額に対して、調整情報決定部130から入手した割増率または割引率を乗じることにより、最終的に来店者が支払う決済金額を決定する(S224)。以上の開示により、店舗の混雑状況を即時に把握し、混雑状況の緩和を促進する、店舗のPOS端末とPOS管理サーバからなる、決済システムを提供することができる。
(実施の形態3)
次に、図8を用いて、実施の形態3に係る決済システム2000の構成を説明する。決済システム2000は、実施の形態2において開示した決済システム1000に、個数補正部308と、滞在時間帯補正部309を付加したシステムである。
個数補正部308は、決済を行う商品を一意に特定する情報である、商品名や商品識別子等と、商品の個数の情報をセットで集計し、必要に応じて合計個数の情報を補正する。
例えば、合計個数が同じ10個でも、異なる別々の商品を10個購入する場合と、同じ商品を10個購入する場合とでは、滞在時間が異なることが推測される。すなわち、同じ商品の場合は、同じ陳列棚から商品を10回取り出すだけなので、当然のことながら滞在時間も短いと推測される。
そこで、個数補正部308は、来店者が別々の商品を10個購入しようとした場合は、「合計個数=10個」とし、同一の商品を10個購入しようとした場合は、例えば合計個数の3割掛けとして、「合計個数=3個」に情報を補正する。つまり、個数補正部308は、決済対象の複数の商品に、同種類の商品が含まれる場合、個数集計部303が集計した個数を減らす補正を行う。個数補正部308は、補正した個数を、滞在時間帯推定部110に出力する。
また、個数補正部308は、商品が店舗の中で実際に配置されている場所に応じて商品の合計個数の情報を補正する。例えばレジカウンター等の決済場所のすぐ近くにパン売り場があり、店舗の中央に日用品売り場があり、店舗の奥に冷凍食品売り場があるとする。パンを購入する場合は、商品を選択した後、すぐに決済場所に行くことができるが、冷凍食品は商品を選択した後、決済場所に行くまでに時間がかかる。
個数補正部308は、例えば、図9に示した表のとおり、商品区分ごとに、決済場所からの距離と補正係数を保持する。この場合、例えば日用品を10個購入しようとした場合は、補正経係数1.0を乗じて「合計個数=10個」とする。パンを10個購入しようとした場合は、実際の決済対象のパンの数が10個であっても補正係数0.8を乗じて「合計個数=8個」と補正する。また、冷凍食品を10個購入しようとした場合は、実際の決済対象の冷凍食品の数が10個であっても補正係数1.2を乗じて「合計個数=12個」と補正する。つまり、個数補正部308は、決済対象の商品の配置場所と店舗の決済場所との距離が、所定の距離より近い場合は個数を減らす補正を行い、当該所定の距離より遠い場合は個数を増やす補正を行う。個数補正部308は、補正した個数を、滞在時間帯推定部110に出力する。
続いて、滞在時間帯補正部309について説明する。滞在時間帯補正部309は、店舗内の混雑度に応じて推定滞在時間を補正する。一般的に店舗内が混雑している時間帯は、決済場所の前の行列、すなわち、レジ待ちの行列が長くなり、来店者の意思に関係なく滞在時間が長くなる傾向がある。このような場合は、混雑度に応じて推定滞在時間を補正する。
例えば、決済を行う商品の合計個数から推定した来店者の推定滞在時間帯が「17:00~17:30」であり、「17:25~17:30=混雑度70%」の場合は、来店者の推定滞在時間帯を「17:00~17:25」に補正する。滞在時間帯補正部309の処理内容としては、滞在時間帯推定部110から来店者の推定滞在時間帯を取得し、混雑情報保持部120から混雑情報を取得し、混雑度が70%であった場合は、滞在時間に0.9を乗じることになる。つまり、滞在時間帯補正部309は、推定された滞在時間帯に店舗の混雑時間帯が含まれる場合、前記滞在時間帯から、決済の待ち時間相当の時間を短くする補正を行う。特に、滞在時間帯補正部309は、推定された滞在時間帯のうち直近の時間帯が混雑時間帯に該当する場合、当該補正を行うと良い。
図8における構成要素で、図3と同じ符号番号を付したものは、図3と同様であるため説明を割愛する。以上の開示により、商品種別や商品の陳列場所、また、店舗におけるレジ待ちの混雑状況を考慮し、より店舗のリアルタイムな状況に適合した、混雑状況の緩和を促進する、決済装置、決済方法および決済プログラムを提供することができる。
上述のシステム構成例において、決済装置100、POS管理サーバ200、POS端末300当が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明された上述の処理をコンピュータに行わせるための命令群を含む1または複数のプログラムを実行する。
プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
例えば、上述の例では、POS管理サーバ200とPOS端末300と分けて記載したが、POS管理サーバ200の機能を、POS端末300が担ってもよい。
100 決済装置
110 滞在時間帯推定部
120 混雑情報保持部
130 調整情報決定部
200 POS管理サーバ
201 混雑状況モニタ装置
202 混雑状況展示装置
203 通信回線
300 POS端末
303 個数集計部
304 合計金額集計部
305 決済金額決定部
308 個数補正部
309 滞在時間帯補正部
1000 決済システム
2000 決済システム

Claims (10)

  1. 所定の店舗の来店者における決済対象の商品の個数に基づき、当該来店者の当該店舗における滞在時間帯を推定する滞在時間帯推定部と、
    前記店舗における現在から所定時間前までの混雑情報を保持する混雑情報保持部と、
    前記滞在時間帯推定部が推定した滞在時間帯と、前記混雑情報保持部が保持する混雑情報から、前記決済対象の商品の決済金額の調整に用いる調整情報を決定する調整情報決定部と、を備える、
    決済装置。
  2. 前記調整情報決定部は、前記滞在時間帯に占める前記店舗の混雑時間帯又は閑散時間帯の割合に応じて、前記調整情報を決定する、
    請求項1に記載の決済装置。
  3. 前記調整情報決定部は、前記滞在時間帯に占める前記混雑時間帯の割合が、前記閑散時間帯の割合より大きい場合、前記決済金額を割り増すように前記調整情報を決定し、前記閑散時間帯の割合が、前記混雑時間帯の割合より大きい場合、前記決済金額を割り引くように前記調整情報を決定する、
    請求項2に記載の決済装置。
  4. 前記混雑情報保持部は、
    前記店舗において定期的に監視された混雑状況から時間帯ごとに集計された前記混雑情報を取得し、
    前記取得した混雑情報を保持し、
    前記混雑情報を表示用に出力する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の決済装置。
  5. 前記調整情報決定部は、割増率又は割引率を前記調整情報として決定し、
    前記決済装置は、
    前記決済対象の商品の合計金額を集計する合計金額集計部と、
    前記合計金額集計部が集計した合計金額に、前記調整情報決定部が決定した割増率又は割引率を乗じることにより、前記決済金額を決定する決済金額決定部と、
    をさらに備える、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の決済装置。
  6. 前記決済対象の複数の商品の個数を集計する個数集計部と、
    前記決済対象の複数の商品に、同種類の商品が含まれる場合、前記個数集計部が集計した個数を減らす補正を行う個数補正部と、をさらに備える、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の決済装置。
  7. 前記個数補正部は、前記決済対象の商品の配置場所と前記店舗の決済場所との距離が、所定の距離より近い場合は個数を減らす補正を行い、当該所定の距離より遠い場合は個数を増やす補正を行う、
    請求項6に記載の決済装置。
  8. 前記滞在時間帯に前記店舗の混雑時間帯が含まれる場合、前記滞在時間帯から、決済の待ち時間相当の時間を短くする補正を行う、滞在時間帯補正部と、をさらに備える、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の決済装置。
  9. コンピュータが、
    所定の店舗の来店者における決済対象の商品の個数に基づき、当該来店者の当該店舗における滞在時間帯を推定するステップと、
    前記店舗における現在から所定時間前までの混雑情報から、前記滞在時間帯に対応する混雑情報を特定するステップと、
    前記滞在時間帯と、前記特定された混雑情報から、前記決済対象の商品の決済金額の調整に用いる調整情報を決定するステップと、
    を行う、決済方法。
  10. 所定の店舗の来店者における決済対象の商品の個数に基づき、当該来店者の当該店舗における滞在時間帯を推定するステップと、
    前記店舗における現在から所定時間前までの混雑情報から、前記滞在時間帯に対応する混雑情報を特定するステップと、
    前記滞在時間帯と、前記特定された混雑情報から、前記決済対象の商品の決済金額の調整に用いる調整情報を決定するステップと、
    をコンピュータに実行させる、決済プログラム。
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