JP2023025387A - 室内空間環境改善方法、及び室内空間環境改善方法に用いる除菌消臭剤 - Google Patents

室内空間環境改善方法、及び室内空間環境改善方法に用いる除菌消臭剤 Download PDF

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Abstract

【課題】きわめて容易な方式で、エアコン等に取り付けるだけで部屋全体の除菌、消臭等を行うことにより、室内空間環境を改善するという効果が得られる室内空間環境改善方法を提供すること。【解決手段】本発明に係る内空間環境改善方法は、室内空間を除菌し、消臭するための室内空間環境改善方法であって、エアコンの室内機のフィルター、あるいは、冷気排出口に除菌消臭剤を設置することにより、その除菌消臭剤から発生する気体を室内空間に拡散させることで、室内空間を除菌し、消臭することを特徴とするものである。この内空間環境改善方法に用いられる除菌消臭剤1は、合成樹脂製の不織布により形成された袋体2の中に、安定化された二酸化塩素を主成分とする錠剤である気体発生源3を収納したものである。【選択図】図1

Description

本発明は、エアコン等に取り付けるだけで部屋全体の除菌、消臭等の室内空間環境を改善するという効果が得られる室内空間環境改善方法、及び室内空間環境改善方法に用いる除菌消臭剤に関する。
人間は、空気を1日15kg程度吸っていると言われている。2020年に発生した新型コロナウイルスによる世界規模のパンデミック(いわゆるコロナ禍)により、人々の生活パターンが激変し、人と人との接触が避けられる傾向が高まり、例えば、在宅勤務をする人の割合も増えてきた。その結果、人々が自宅の部屋等に閉じこもる、すなわち、自宅の部屋等の密閉された空間に滞在する時間が増加していると言える。
部屋の中は生活臭(体臭・タバコ臭・ペット臭等)が充満しており、梅雨時期になれば洗濯物の部屋干しによる臭いも加わるため、室内環境的には好ましくない。さらに、室内空間環境が人々の健康に影響を与えることも報告されており、極端な例として、室内空間環境(例えば、カビ)が原因で喘息が増えてきたという報告もされており、室内空間環境を改善する商品開発が望まれている。
特許文献1には、薬剤を広範囲に拡散することができる拡散器を提供することを課題とした拡散器であって、芳香器本体を下部構成部とカバーで構成し、カバー内に薬剤瓶を交換可能に設け、下部構成部材を、容器部と隔成部とファンとリングフィンと薬剤載置部とで構成し、薬剤載置部の上部傾斜面下面が構成する上壁面と隔成部の下部傾斜面上面が構成する下壁面との間に排出口を設け、芳香器本体の全周に渡って延設し、前記上壁面と前記下壁面と前記リングフィンとを、内側から外側へ向かうに従って上方へ傾斜した傾斜面で構成する拡散器(特許文献1:発明の名称)が開示されている。
特開2006-158467号公報
特許文献1に係る拡散器(特許文献1:発明の名称)は、拡散器本体内で気化した薬剤を、斜め上方へ向けて放出することができる。このため、気化した薬剤を水平方向に排出する従来と比較して、薬剤を広範囲に拡散することができるものである。しかしながら、室内環境を改善するための器具(拡散器等)を新たに購入する等して準備しなければならない。出願人らは、もっと簡便な方法で室内空間環境の改善を達成できるアイテム(商品)があれば良いと考え、鋭意開発を行い、本発明に至ったのである。
本発明の目的は、室内環境を改善するための器具(拡散器等)を新たに購入する等して準備する必要もなく、極めて容易な方式で、例えば、エアコン等に取り付けるだけで部屋全体の除菌、消臭等を行うことにより、室内空間環境を改善するという効果が得られる室内空間環境改善方法、及び、その室内空間環境改善方法に用いる除菌消臭剤を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、室内空間を除菌し、消臭するための室内空間環境改善方法であって、エアコンの室内機のフィルターまたは吸入口もしくは冷気排出口に除菌消臭剤を設置することにより、その除菌消臭剤から発生する気体を室内空間に拡散させることで、室内空間を除菌し、消臭することを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、室内空間1m当たりに0.4~1.5gの除菌消臭剤を使用することを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1、または2に記載の室内空間環境改善方法に用いる除菌消臭剤であって、二酸化塩素を主とする除菌消臭成分を通気性を有する袋体の内部に収納したものであることを特徴とするものである。
請求項1に記載の室内空間環境改善方法は、二酸化塩素等の除菌消臭剤をエアコンの室内機のフィルターまたは吸入口もしくは冷気排出口に設置することにより、除菌消臭剤の成分を室内空間に短時間の内に効率的に拡散させることができる。そして、拡散させた除菌消臭剤によって、臭いの元となる雑菌等を酸化させて臭いを除去することができる上、室内空間中に存在する雑菌やコロナウイルス等のウイルスを酸化させて機能を低下させることにより、室内空間を効果的に除菌することができる。
請求項2に記載の室内空間環境改善方法は、室内空間の広さに応じて適切な量の除菌消臭剤を使用するものであるため、無駄に多くの除菌消臭剤を使用することなく、きわめて効率的に室内空間を除菌、消臭することができる。
請求項3に記載の除菌消臭剤は、二酸化塩素を主とする除菌消臭成分を通気性を有する袋体の内部に収納したものであるため、エアコンの室内機のフィルターや冷気排出口に容易に設置することができ、室内空間を非常に効果的に除菌、消臭することができる。
本発明に係る室内空間環境改善方法の実施の一態様を示す説明図である。 本発明に係る室内空間環境改善方法に用いられる除菌消臭剤の効果を示す図表(グラフ)である。
以下、本発明に係る室内空間環境改善方法および除菌消臭剤の一実施形態について、図1、図2に基づいて詳細に説明する。本発明に係る室内空間環境改善方法は、エアコンの吸入口、冷気排出口、或いは、エアコンのフィルター面に、除菌消臭剤1を設置することにより(図1参照)、除菌消臭剤1から発生する気体を拡散させることで、室内空間を除菌し、(及び/又は)室内空間を消臭する方法である。除菌消臭剤1は、合成樹脂製の不織布により形成された袋体2と、安定化された二酸化塩素を主成分とする錠剤等(錠剤、顆粒状粉)である気体発生源3とを備えており、当該気体発生源3が袋体2の中に収納された状態になっている。なお、気体発生源3は、安定化した二酸化塩素を主成分をするものであるが、塩素化イソシアヌル酸、炭酸ナトリウム等も含まれている。また、気体発生源3は、固形化することで安定化された二酸化塩素を主成分とする錠剤等以外であっても良く、具体的には、固形化(いかなる形状であっても良い、粉末も含まれる)された状態の薬剤等であっても良い。加えて、除菌消臭剤1は、密閉度の高い袋体2等に入れた状態であれば、長期保存が可能である。
二酸化塩素は、ラジカル(不対電子を持つ原子や分子、あるいはイオン)の一種であり、強い酸化力を備えることから、ウイルス除去、除菌、消臭、坑カビ等の作用を有することが知られている。従来、これらの効力を利用して、プールや浄水処理等の現場における消毒剤や、低濃度での空間除菌剤として使用されていた。発明者らは、本発明に係る室内空間環境改善方法を開発するに当たって鋭意検討した結果、除菌消臭剤として、常温常圧において空気より重い気体(ガス)として二酸化塩素が安定した状態で存在しているものを用いるのが好ましいことを突き止め、二酸化塩素を鉱物(セピオライト等)に取り込んだものを好適に使用できることを見出した。
セピオライトは、化学構造式(SiMg30(OH)・8HO)の含水マグネシウムシリケートである。セピオライトの結晶は、枕木を積んで、1本おきに抜いたチャンネル構造をしており、多孔質で比表面積が大きい繊維状形態をした粘土鉱物である。多孔質で比表評面積が大きく吸着性に優れている。なお、二酸化塩素を取り込む鉱物はセピオライト以外の鉱物であっても良い。
<室内空間環境改善方法>
図1は、室内空間環境改善方法を実施している様子を示す説明図である。すなわち、除菌消臭剤1の使用方法を示す説明図である。除菌消臭剤1は、使用する前には、空気に触れないようにしておく必要があるので、密閉度の高い袋体等に入れた状態で保存することになる。密閉された袋体を開けると、除菌消臭剤1の中に入った気体発生源3(固形化することで安定化された二酸化塩素)が、空気中の炭酸ガスに触れることで反応し、徐々に二酸化塩素ガスを発生させる。なお、除菌消臭剤1は、気体発生源3を収納した袋体の外面に、室内空間1m当たりに0.4~1.5gの使用量が望ましいことが、適切なエアコンの使用出力とともに、“[使用目安]6畳(2.2kw)~8畳(2.5kw)用”等として表示されている。
密閉度の高い袋体等から、除菌消臭剤1を取り出し、除菌消臭剤1を軽く振って反応を促進してから、除菌消臭剤1をエアコン上部(吹込口)、冷気排出口、あるいは、図1の如くフィルター内(内面あるいは外面)に取り付ける。この状態でエアコンを作動させると、除菌消臭剤1の気体発生源から発生する気体が室内に拡散することで、室内空間を除菌し、消臭することが可能となる。
<室内空間環境改善方法の効果>
上記した室内空間環境改善方法によれば、エアコンの室内空気拡散機能を利用することで、室内環境を改善するための器具(拡散器等)を新たに購入する等して準備する必要もなく、きわめて簡便な方式で、除菌消臭剤1の気体発生源3から、広い空間に対して二酸化塩素等の除菌成分、消臭成分を、均一に拡散させることができるようになった。
気体発生源3は、安定化二酸化塩素を有効成分とする除菌消臭剤である。二酸化塩素は、酸化作用によって、ウイルスや雑菌の機能を低下させることができるし、強力な除菌消臭力で様々な有機悪臭を分解除去することができる。さらに言えば、病原体ウイルスを不活性化することができる。
図2は、本実施形態で用いた除菌消臭剤1の効果を示す図表(グラフ)である。図2の縦軸は、悪臭物質の残存率(%)、横軸は、時間を表しており、悪臭の元となる物質、(1)アンモニア、(2)硫化水素、(3)メチルメルカプタン、(4)硫化メチルに対して、図1の如く除菌消臭剤1を使用し、24時間経過観察した結果が示されている。当該図2から、図1の如き除菌消臭剤1の使用態様で室内空間に二酸化塩素を拡散させることによって、アンモニア、硫化水素、メチルメルカプタン、硫化メチルを低減できることが分かる。それゆえ、除菌消臭剤1を、住居の室内空間において図1の如き態様で使用することによって、カビ臭・タバコ臭・生ゴミ臭・体臭・料理臭・トイレ臭・汗臭等、生活臭全般に対して消臭効果を発揮させることが可能である(具体的には、タバコやペット・室内干しの臭い等を除菌消臭力で分解除去することが可能である)。
<室内空間環境改善方法の変更例>
本発明に係る室内空間環境改善方法および除菌消臭剤は、上記した各実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、エアコン、除菌消臭剤(袋体、気体発生源)等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
本発明に係る室内空間環境改善方法は、上記の如く優れた効果を奏するものであるので、室内空間を除菌し、及び/又は室内空間を消臭する機能を備えた室内空間環境改善方法として好適に用いることができる。また、本発明に係る除菌消臭剤は、当該室内空間環境改善方法に好適に用いることができる。
1・・除菌消臭剤
2・・袋体
3・・気体発生源

Claims (3)

  1. 室内空間を除菌し、消臭するための室内空間環境改善方法であって、
    エアコンの室内機のフィルターまたは吸入口もしくは冷気排出口に除菌消臭剤を設置することにより、その除菌消臭剤から発生する気体を室内空間に拡散させることで、室内空間を除菌し、消臭することを特徴とする室内空間環境改善方法。
  2. 室内空間1m当たりに0.4~1.5gの除菌消臭剤を使用することを特徴とする請求項1に記載の室内空間環境改善方法。
  3. 請求項1、または2に記載の室内空間環境改善方法に用いる除菌消臭剤であって、
    二酸化塩素を主とする除菌消臭成分を通気性を有する袋体の内部に収納したものであることを特徴とする除菌消臭剤。
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