JP2023020708A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】決済サービスのサービスダウンを効率よく防止すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、利用者端末に表示する決済サービスの第1画面の表示情報に関する取得要求を受け付ける受付部と、決済サービスに関連する負荷状況を特定する特定部と、特定部によって特定された負荷状況が所定条件を満たす場合に、第1画面の表示情報に代えて、第1画面と比較して利用可能な機能を制限した第2画面の表示情報を利用者端末へ提供する提供部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、キャッシュレス決済に関する技術として、利用者端末を用いて実店舗との決済を行う決済システムがある。たとえば、決済システムを制御する決済サーバとして、処理負荷が増大した場合に、複数のサーバで処理を分散することで、決済サービスのサービスダウンを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-134518号公報
しかしながら、従来技術では、たとえば、決済サービスのサービスダウンを効率よく防止する点について改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、決済サービスのサービスダウンを効率よく防止することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、利用者端末に表示する決済サービスの第1画面の表示情報に関する取得要求を受け付ける受付部と、決済サービスに関連する負荷状況を特定する特定部と、特定部によって特定された負荷状況が所定条件を満たす場合に、第1画面の表示情報に代えて、第1画面と比較して利用可能な機能を制限した第2画面の表示情報を利用者端末へ提供する提供部とを備える。
本発明によれば、決済サービスのサービスダウンを効率よく防止することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るウォレット情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る負荷状況記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係る第2画面の画面種別の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の情報処理装置等により実現される情報処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る情報処理装置10によって、実施形態に係る情報処理などが実現されるものとする。
図1に示すように、実施形態に係る決済システム1は、情報処理装置10と、利用者端末100と、事業者端末200とを含む。情報処理装置10、利用者端末100及び事業者端末200は、ネットワークN(例えば、図2参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した決済システム1には、複数台の情報処理装置10、複数台の利用者端末100及び複数台の事業者端末200が含まれていてもよい。
図1に示す情報処理装置10は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、情報処理装置10は、利用者端末100を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供する。例えば、情報処理装置10は、取引対象の提供者(事業者)や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間において電子マネーの移行等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
また、情報処理装置10は、電子決済サービスにおいて利用者に付与され、電子決済サービスにおいて利用可能な利益(クーポン等)に関する利益情報を、利益の提供者(言い換えると、クーポンの企画、設定等を行い、クーポンの原資を出資(提供)する者)から受け付け、自装置の記憶部で管理する。
また、情報処理装置10は、各エリアに所在する店舗(電子決済サービスの加盟店)等の情報を含むエリア情報を自装置の記憶部で管理する。例えば、情報処理装置10は、各エリアを識別する識別情報(エリアID)や、各エリアの所在情報(所在地や範囲など)、各エリア内の道路情報、各エリア内の路線情報、各エリアに所在する店舗などを含むエリア情報を記憶する。なお、エリアは、任意の広さの範囲が適宜設定されてもよい。例えば、エリアは、緯度及び経度を基に同様の大きさの網の目(メッシュ)に分割されたものであってもよい。すなわち、エリアは、地域メッシュで区切られたエリアであってもよい。この場合、エリアIDには、地域メッシュコードが用いられてもよい。なお、上記は、一例であり、エリアは、地域メッシュに限らず種々の情報を基に設定されてもよい。例えば、エリアは、「町」、「区」、「市」、「県」等の行政区画を基に設定されてもよい。また、エリアは、店舗等の施設ごとに設定されてもよいし、通りや商店街等ごとに設定されてもよい。
図1に示す利用者端末100は、利用者Uによって利用される情報処理装置である。利用者端末100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、利用者端末100は、情報処理装置10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、利用者端末100がスマートフォンである場合を示す。
図1に示す事業者端末200は、利用者に取引対象を提供する事業者Tによって利用される情報処理装置である。事業者端末200は、例えば、POS(Point of Sales)端末や、スマートフォン、タブレット型端末、ノート型PC、デスクトップPC、携帯電話機、PDA等により実現される。また、事業者端末200は、情報処理装置10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、事業者端末200がスマートフォンである場合を示す。
なお、利用者端末100及び事業者端末200は、所定の情報処理を実現する制御情報を情報処理装置10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語、Java(登録商標)等のプログラミング言語、HTML(HyperText Markup Language)等のマークアップ言語等により記述される。なお、情報処理装置10から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
〔1-1.利用者端末100を用いた決済について〕
ここで、情報処理装置10が実行する提供処理に先立ち、利用者端末100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報を示す2次元コードを用いて、利用者Uが利用者端末100を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の利用者端末100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報は、QRコードのみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者Uが店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者Uは、利用者端末100に予めインストールされた決済アプリを起動する。そして、利用者Uは、決済アプリを介して、店舗Aに設置された店舗識別情報を撮影する。このような場合、利用者端末100は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U或いは店舗Aの店員から決済金額の入力を受け付ける。そして、利用者端末100は、利用者Uを識別する利用者識別情報と、店舗識別情報(若しくは、店舗識別情報が示す情報、すなわち、店舗A(若しくは店舗Aの事業者T)を示す情報(例えば、店舗ID)と、決済金額とを示す決済情報を情報処理装置10へ送信する。
このような場合、情報処理装置10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗識別情報が示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、情報処理装置10は、決済が完了した旨の通知を利用者端末100へ送信する。このような場合、利用者端末100は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、利用者端末100を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、利用者端末100を用いた決済は、店舗Aに設置された事業者端末200を用いたものであってもよい。例えば、利用者端末100は、利用者Uを識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された事業者端末200は、利用者端末100に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報(若しくは、利用者識別情報が示す情報、すなわち、利用者Uを示す情報(例えば、利用者ID)と、決済金額と、店舗Aを識別する情報とを示す決済情報を情報処理装置10へ送信する。このような場合、情報処理装置10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗Aの口座へ、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの事業者端末200或いは利用者端末100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、利用者端末100を用いた決済は、利用者Uが予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へ電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、利用者端末100は、店舗Aの口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、利用者Uのクレジットカードの運用会社(カード会社)に対し、決済金額を請求してもよい。
〔1-2.実施形態の概要について〕
ところで、このような決済サービスを提供する場合、利用者端末100では、決済アプリを起動させるとともに、決済アプリのホーム画面に関する表示情報を情報処理装置10から取得する。
しかしながら、たとえば、多数の利用者端末100が同じタイミングで決済アプリを起動させた場合、それらのリクエストを情報処理装置10で処理しきれずに、情報処理装置10によりサーバダウンが発生し、決済システム1が停止するおそれがある。
そのため、実施形態に係る情報処理装置10では、情報処理装置10の負荷状況に応じて、利用者端末100へ提供する決済アプリの表示画面を簡略化することとした。たとえば、図1に示すように、まず、情報処理装置10は、利用者端末100からホーム画面として表示する第1画面G1の表示情報に関する取得要求を受け付ける(ステップS01)。
たとえば、利用者端末100では、利用者Uによって決済アプリの起動操作を受け付けた場合に、上記取得要求を情報処理装置10へ送信し、情報処理装置10はかかる取得要求を受け付ける。取得要求には、たとえば、利用者Uを識別する識別子に関する情報等が含まれる。
つづいて、情報処理装置10は、取得要求に関連する負荷状況の特定処理を実行する(ステップS02)。取得要求に関連する負荷状況とは、たとえば、取得要求に対して情報処理装置10が行う各種処理の負荷の状況を示す。
すなわち、取得要求のリクエスト数が増加すると、取得要求に関連する処理負荷が増加することになるので、取得要求に関連する処理負荷は、取得要求のリクエスト数に対応する。
そのため、情報処理装置10は、たとえば、取得要求のリクエスト数を特定することで、取得要求に関連する負荷状況を特定する。なお、取得要求のリクエスト数とは、たとえば、取得要求に対してレスポンスを行っていない取得要求の数を示す。
つづいて、情報処理装置10は、特定した負荷状況に応じて、取得要求に対する処理を選択する(ステップS03)。たとえば、情報処理装置10は、特定した負荷状況が所定条件を満たす場合に、取得要求に対して処理負荷が低い処理を選択し、所定条件を満たさない場合に、通常の処理を選択する。そして、情報処理装置10は、利用者端末100に対して、選択した処理に応じた表示情報を提供する(ステップS04)。
利用者端末100は、情報処理装置10から受け取った表示情報に基づき、決済アプリのホーム画面を表示する。たとえば、利用者端末100は、ステップS03の処理において処理負荷が所定条件を満たさないと判定された場合には、第1画面G1に関する表示情報を取得し、取得した表示情報に基づいて第1画面G1を表示する。
情報処理装置10は、第1画面G1の表示情報として、メイン画像C1およびサブ画像B1に関する情報を提供する。たとえば、第1画面G1におけるメイン画像C1には、決済時に必要となるバーコードやQRコード(登録商標)が表示され、サブ画像B1には、決済アプリに関連する各種アプリケーションのアイコンが表示される。なお、ここでの各種アプリケーションには、情報処理装置10の事業者が提供するアプリケーションの他、決済システム1と提携した事業者が提供するアプリケーションとが含まれる。また、たとえば、事業者端末200でメイン画像C1に表示されたバーコードやQRコードを読み取ることで、決済処理を行うこととなる。
たとえば、情報処理装置10は、ウォレット情報記憶部に記憶された情報に基づき、メイン画像C1に表示するバーコードやQRコードといったいわゆるワンタイムコードに関する情報を生成し、生成した情報とサブ画像B1に表示するアイコンに関する情報とを表示情報として利用者端末100へ提供する。
また、たとえば、情報処理装置10は、ステップS03の処理において処理負荷が所定条件を満たすと判定した場合、すなわち、取得要求のアクセス数が多く取得要求に関連する処理負荷に耐えられない場合、エラーコードを第2画面G2の表示情報として利用者端末100へ提供する。
利用者端末100では、情報処理装置10からエラーコードを受け取った場合、第1画面G1に比べて、利用可能な機能(アプリケーション)を制限した第2画面G2を表示する。たとえば、第2画面G2は、情報処理装置10へアクセス不要なWebページであり、たとえば、各利用者Uで共通の画面となる。
すなわち、利用者端末100に第2画面G2を表示する場合、情報処理装置10によるバーコードやQRコードの生成等に関する各種バックエンドプロセスが不要となるので、情報処理装置10の処理負荷を抑えることができ、サーバダウンを回避することができる。
なお、図1に示す例では、第2画面G2のメイン画像C2には、第1画面G1のメイン画像C1において表示されるバーコードやQRコードに代えて、「混雑中のため表示を制限しています」といった文言とともに、一部のアプリケーションのアイコンが表示される。
また、第2画面G2のサブ画像B2には、第1画面G1に表示されるサブ画像B1に比べて、少ない数のアイコンが表示され、たとえば、サブ画像B2には、「クーポン」、「取引履歴」、「支払い管理」、「ATMチャージ」といったアプリケーションのアイコンが表示される。
このように、実施形態に係る情報処理装置10では、決済サービスに関連する負荷状況を特定し、特定した負荷状況が所定条件を満たす場合に、第1画面G1の表示情報に代えて、第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する。
したがって、実施形態に係る情報処理装置10では、第1画面G1の取得要求に伴うサーバダウンを回避することができるので、決済サービスのサービスダウンを効率よく防止することができる。
〔2-1.情報処理装置の構成例〕
次に、図2を用いて、情報処理装置10の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末100、事業者端末200(ここでは不図示)およびアプリケーションサーバ300等との間で情報の送受信を行う。
なお、アプリケーションサーバ300は、たとえば、決済システム1における各種アプリケーションを提供するサーバである。また、たとえば、アプリケーションサーバ300は、情報処理装置10の事業者と業務提携した事業者が提供するアプリケーションを運営するサーバ装置である。たとえば、かかるアプリケーションとして、各種ネットショッピングサービス、出前サービスなどが挙げられる。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部30は、ウォレット情報記憶部31と、負荷状況記憶部32とを有する。
ウォレット情報記憶部31は、決済サービスにおける各利用者Uのウォレット情報を記憶する記憶部である。図3は、実施形態に係るウォレット情報記憶部31に記憶する情報の一例を示す図である。
図3に示すように、たとえば、ウォレット情報記憶部31は、「口座ID」、「所有者情報」および「口座残高」などといった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報が格納される。「口座残高」は、口座の残高を示す。
図3では、口座ID「AID#1」によって識別される口座の所有者の情報が「利用者#1」であり、口座残高が「7,800円」である例を示す。
図2の説明に戻り、負荷状況記憶部32について説明する。負荷状況記憶部32は、各アプリケーションサーバ300の負荷状況を記憶する記憶部である。図4は、実施形態に係る負荷状況記憶部32に記憶する情報の一例を示す図である。
図4に示すように、負荷状況記憶部32は、「アプリケーションID」や「負荷状況(%)」といった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。「アプリケーションID」は、決済サービスにおいて使用可能な機能(アプリケーション)を識別するための識別情報を示す。
「負荷状況(%)」は、対応するアプリケーションを提供するアプリケーションサーバ300の現在の負荷状況を示す。図4では、アプリケーションID「APP#1」によって識別されるアプリケーションサーバ300の負荷状況が「30%」である例を示す。
図2の説明に戻り、制御部40について説明する。制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図2に示すように、負荷状況取得部41と、受付部42と、特定部43と、提供部44と、決済処理部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
負荷状況取得部41は、各アプリケーションサーバ300から現在の負荷状況に関する負荷情報を取得する。たとえば、負荷状況取得部41は、所定の周期で、各アプリケーションサーバ300に対して、現在の負荷状況に関する問い合わせを行うことで、各アプリケーションサーバ300から負荷情報を取得する。
また、負荷状況取得部41は、各アプリケーションサーバ300から受け取った負荷情報を用いて、負荷状況記憶部32に記憶する各アプリケーションサーバ300の負荷状況を更新する。
受付部42は、利用者端末100に表示する決済サービスの第1画面G1の表示情報に関する取得要求を受け付ける。たとえば、利用者端末100では、決済アプリの起動時やホーム画面への画面遷移時に第1画面G1の表示情報に関する取得要求を情報処理装置10へ送信し、利用者端末100から送信された取得要求を受け付ける。また、受付部42は、各利用者端末100から受け取った取得要求に関する情報を特定部43へ渡す。
特定部43は、決済サービスに関連する負荷状況を特定する。たとえば、特定部43は、受付部42から受け取った取得要求に関する情報に基づいて、取得要求に対する負荷状況を特定する。
たとえば、特定部43は、取得要求のアクセス数をカウントし、カウントしたアクセス数が情報処理装置10で処理可能な上限値を超えるか否かを判定することで、取得要求に対する負荷状況を特定する。たとえば、特定部43は、アクセス数と上限値との比較結果に関する情報を提供部44へ渡す。
また、特定部43は、ウォレット情報記憶部31へのアクセス数、言い換えれば、情報処理装置10へのアクセス数に応じて負荷状況を特定することにしてもよい。たとえば、決済アプリを利用する各種決済によって、ウォレット情報記憶部31への情報の更新を行うので、各種決済毎にウォレット情報記憶部31へのアクセスが発生する。なお、ここでの各種決済には、たとえば、決済アプリを用いた支払いや、決済アプリを利用した残高チャージ等が含まれる。また、たとえば、利用者による口座残高や、利用レポートに関する問い合わせによっても、ウォレット情報記憶部31へのアクセスが発生する。
ウォレット情報記憶部31へのアクセスが集中すると、情報処理装置10の処理負荷が増加し、サーバダウンが発生するおそれがある。そのため、特定部43は、取得要求のアクセス数のみならず、ウォレット情報記憶部31へのアクセス数を考慮して、負荷状況を特定することで、より適切に負荷状況を特定することができる。
また、特定部43は、たとえば、アプリケーションサーバ300の負荷状況を特定することにしてもよい。たとえば、特定部43は、負荷状況記憶部32に記憶された負荷状況を参照することで、各アプリケーションサーバ300の負荷状況を特定する。
たとえば、特定部43は、各アプリケーションサーバ300の負荷状況が所定の閾値を超える場合に、当該アプリケーションサーバ300が提供するアプリケーションに関するアイコンの表示を制限するように提供部44へ通知する。なお、たとえば、特定部43は、各アプリケーションサーバ300の負荷状況の履歴から現在の負荷状況を推定するようにしてもよい。
提供部44は、特定部43によって特定された負荷状況が所定条件を満たす場合に、第1画面G1の表示情報に代えて、第1画面G1と比較して利用可能な機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する。
たとえば、提供部44は、特定部43によって特定された取得要求に関する処理負荷が上限値よりも低い場合、所定条件を満たさないと判定し、第1画面G1の表示情報を生成し、生成した表示情報を利用者端末100へ提供する。
たとえば、提供部44は、第1画面G1の表示情報として、利用者端末100の決済アプリによる決済時に必要なバーコードやQRコードに関する情報を生成する。たとえば、提供部44は、ウォレット情報記憶部31を参照し、対応する利用者Uの口座IDや口座残高といった情報を紐づけたバーコードやQRコードに関する情報を生成する。
また、たとえば、提供部44は、利用者U毎のアプリケーションの利用頻度に応じて、アプリケーションのアイコンの表示順序を指定する指定情報を生成し、表示情報として利用者端末100へ提供する。
この際、たとえば、提供部44は、各アプリケーションサーバ300の負荷状況が所定の閾値を超える場合に、当該アプリケーションサーバ300が提供するアプリケーションに関するアイコンの表示を制限するようにしてもよい。
すなわち、提供部44は、アプリケーションサーバ300がサーバダウンを起こす恐れがある状況下においては、対応するアプリケーションのアイコンを予め表示しないことで、アプリケーションサーバ300へのアクセスを抑制する。これにより、各アプリケーションサーバ300の動作を適切に維持することができる。なお、この場合において、利用者端末100では、第1画面G1に比べて利用可能な機能が制限された状態であることから、利用者端末100に表示されるホーム画面は第2画面G2とみなすことができる。
また、提供部44は、特定部43によって特定された負荷状況が上限値を超える場合に、所定条件を満たすと判定し、第1画面G1の表示情報に代えて、第1画面G1と比較して利用可能な機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する。
たとえば、提供部44は、所定のエラーコードを第2画面G2の表示情報として利用者端末100へ提供する。すなわち、この場合には、上記のバーコードやQRコードの生成処理等を省略し、処理負荷が軽いエラーコードを利用者端末100へ提供する。
これにより、情報処理装置10の処理負荷を抑制することができるので、情報処理装置10のサーバダウンを防止することができる。なお、たとえば、提供部44は、すべての利用者端末100へエラーコードを通知する必要はなく、情報処理装置10が負荷に耐えられる範囲で、一部の利用者端末100については第1画面G1の表示情報を提供することにしてもよい。これにより、一部の利用者端末100には、第1画面G1が表示されるので、一部の利用者端末100の機能制限を回避しつつ、情報処理装置10のサーバダウンを回避することができる。
たとえば、この場合、提供部44は、負荷状況が上限値を超えてから受け付けた取得要求に対してのみ、エラーコードを提供するようにしてもよい。また、この場合、提供部44は、たとえば、取得要求に付随する各種情報に応じて、第1画面G1の表示情報を提供する利用者端末100を選択することにしてもよい。
たとえば、提供部44は、利用者端末100の位置情報が店舗内である場合に第1画面G1の表示情報を優先的に提供することにしてもよい。すなわち、直ちに決済を行う可能性が高い利用者Uに対して、優先的に第1画面G1を表示するようにしてもよい。
また、たとえば、利用者Uがいる店舗の決済種別に応じて、第1画面G1の表示情報を優先的に提供することにしてもよい。この場合、提供部44は、ユーザスキャン方式の店舗の利用者Uに優先して、ストアスキャン方式の店舗の利用者Uに対して第1画面G1の表示情報を優先的に提供することにしてもよい。
なお、ユーザスキャン方式とは、店舗に設置された2次元コード(たとえば、QRコード)を読み取って決済を行う方式であり、ストアスキャン方式とは、利用者端末100に表示されたバーコードやQRコードを事業者端末200で読み取って決済を行う方式である。
また、提供部44は、たとえば、負荷状況に応じて、段階的に機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供することにしてもよい。この場合、たとえば、利用者端末100の利用者U毎に紐づいた利用頻度が高い機能を第2画面G2において利用可能とする表示情報を提供することにしてもよい。
たとえば、提供部44は、上記のエラーコードに代えて、利用者端末100毎に第2画面G2に表示するアプリケーションに関する表示情報を各利用者端末100へ提供する。
この場合、たとえば、情報処理装置10は、各利用者Uのアプリケーションの利用頻度に関する情報を記憶部30に格納しておき、提供部44は、かかる情報を参照して、第2画面G2に表示するアプリケーションに関する表示情報を各利用者端末100へ提供する。
これにより、各利用者端末100では、利用頻度が高いアプリケーションのアイコンが表示されるので、利用者Uは第2画面G2においても利用頻度の高いアプリケーションを利用することができる。
また、この場合に、提供部44は、たとえば、利用者端末100に紐づいた利用者情報に応じて、一部の利用者端末100に対して決済サービスの決済時に適用可能なクーポン機能を利用可能とする第2画面G2の表示情報を提供することにしてもよい。
ここでの利用者情報とは、たとえば、利用者Uの位置情報や、利用者Uの属性等に関する情報が含まれる。たとえば、提供部44は、利用者Uの位置情報や、利用者Uの属性等に基づき、利用者Uの現在地周辺(あるいは現在の店舗)で利用可能なクーポンがある場合には、クーポン機能を利用可能とする第2画面G2の表示情報を提供し、適用可能なクーポンがない場合には、クーポン機能を制限した第2画面G2の表示情報を提供する。
すなわち、提供部44は、利用者Uが利用可能なクーポンがない場合には、クーポン機能を予め制限することで、利用者Uは、第2画面の表示態様によって利用可能なクーポンの有無を容易に把握することができる。
決済処理部45は、決済システムにおける各種決済処理を実行する。たとえば、決済処理部45は、利用者端末100または事業者端末200から受け取った決済情報に基づき、口座間で電子マネーを移動させることで決済処理を実行する。すなわち、決済処理部45は、決済情報に基づき、ウォレット情報記憶部31の各種情報を更新することで、決済処理を実行する。なお、この際、決済処理部45は、クーポン機能の利用の有無に応じて、決済額を調整することにしてもよい。
また、決済処理部45は、たとえば、利用者Uによって口座残高がチャージされた場合には、ウォレット情報記憶部31の対応する口座残高に関する情報を更新する。
〔2-2.利用者装置の構成例〕
次に、図5を用いて、利用者端末100の構成例について説明する。図5は、実施形態に係る利用者端末100の構成例を示す図である。図5に示すように、実施形態に係る利用者端末100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、情報処理装置10等との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図5に示すように、記憶部120は、フラグ情報記憶部121を有する。
フラグ情報記憶部121は、情報処理装置10からエラーコードを受信した場合に、第2画面G2の画面種別に関するフラグを記憶する記憶部である。ここで、図6を用いて、第2画面G2の画面種別の一例について説明する。図6は、実施形態に係る第2画面G2の画面種別の一例を示す図である。
図6に示すように、たとえば、第2画面G2は、2種類の画面種別を有する。たとえば、第2画面G2‐1は、図1に示したように、一部の機能を制限した画面であり、第2画面G2‐2は、第2画面G2‐1をさらに簡素化した画面であり、たとえば、必須となる機能以外のすべてのアプリケーションの利用が制限される。
たとえば、フラグ情報記憶部121には、情報処理装置10からエラーコードを受け取った場合に、第2画面G2‐1および第2画面G2‐2のどちらの画面を表示するかといったフラグを記憶する。
図5の説明に戻り、制御部130について説明する。制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、利用者端末100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部130は、図5に示すように、アプリ実行部131を有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
アプリ実行部131は、決済アプリに関する各種処理を実行する。たとえば、アプリ実行部131は、決済アプリが起動した場合に、第1画面G1の表示情報に関する取得要求を情報処理装置10に対して行い、情報処理装置10から受け取った表示情報に基づいて、図示しない表示部に第1画面G1を表示する。
また、アプリ実行部131は、情報処理装置10から第1画面G1の表示情報に代えて、エラーコードを受け取った場合、第2画面G2に関する情報を取得し、第2画面G2を表示する。
この場合、アプリ実行部131は、フラグ情報記憶部121のフラグ情報を参照し、第2画面G2-1および第2画面G2-2のいずれかの表示情報を取得し、取得した表示情報に基づいて第2画面G2を表示する。なお、フラグ情報記憶部121に格納されるフラグ情報については、たとえば、情報処理装置10の管理者による指示によって所定の周期で更新される。
なお、情報処理装置10は、エラーコードに代えて、上記のフラグ情報を第2画面G2に関する表示情報として利用者端末100へ提供し、アプリ実行部131は、情報処理装置10から受け取ったフラグ情報に応じて第2画面G2を表示することにしてもよい。
この場合、情報処理装置10は、負荷状況に応じて、第2画面G2-1および第2画面G2-2のいずれかのフラグ情報を提供することにしてもよい。すなわち、上述のように、第2画面G2-2は、第2画面G2-1に比べてさらに利用可能な機能が制限された画面である。そのため、情報処理装置10は、負荷状況がひっ迫する場合に、第2画面G2-2に関するフラグ情報を利用者端末100へ提供し、第2画面G2-2のフラグ情報を提供する場合に比べて余裕がある場合に、第2画面G2-1に関するフラグ情報を利用者端末100へ提供することにしてもよい。
つまり、情報処理装置10は、負荷状況に応じて、段階的に機能を制限した第2画面G2の表示情報を提供する。これにより、利用者Uは、決済システムの現在の負荷状況に応じて、適切な機能を継続して利用することが可能となる。
〔3.処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る情報処理装置10が実行する処理手順について説明する。図7は、実施形態に係る情報処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報処理装置10によって実行される。
図7に示すように、まず、情報処理装置10は、利用者端末100から第1画面G1の表示情報に関する取得要求を受け付ける(ステップS101)。つづいて、情報処理装置10は、取得要求に関する負荷状況を特定し(ステップS102)、特定した負荷状況が所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS103)。
情報処理装置10は、負荷状況が所定条件を満たさないと判定した場合(ステップS103;No)、利用者端末100に対して第1画面G1の表示情報を提供し(ステップS104)、処理を終了する。
また、情報処理装置10は、負荷状況が所定条件を満たすと判定した場合(ステップS103:Yes)、ステップS105の処理へ進み、第1画面G1の表示情報に代えて、第2画面G2の表示情報を提供して、処理を終了する。
〔4.変形例〕
ところで、上述した実施形態では、決済サービスを提供する情報処理装置10やアプリケーションサーバ300の負荷状況に応じて、一部の機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する場合について説明した。
しかしながら、上述の例に限定されるものではない。たとえば、情報処理装置10は、利用者端末100の第1画面G1の表示処理に関する負荷状況を特定したうえで、第2画面G2の表示情報を提供することにしてもよい。
この場合、たとえば、情報処理装置10は、利用者端末100のスペックやCPU、RAMの使用率等に関する情報を取得要求とともに受け付けるとともに、かかる情報に基づいて利用者端末100の負荷状況を特定する。
そして、情報処理装置10は、たとえば、利用者端末100に負荷状況に余裕がある場合には、第1画面G1の表示情報を提供し、負荷状況に余裕がない場合には、第1画面G1の表示情報に代えて第2画面G2の表示情報を提供する。
これにより、利用者端末100では、決済アプリのホーム画面を適切に表示することが可能となる。
また、情報処理装置10は、たとえば、利用者端末100との通信状態に関する負荷状況を特定し、通信状態に関する負荷状況に応じて第2画面G2の表示情報を提供することにしてもよい。
この場合、たとえば、情報処理装置10は、利用者端末100とのデータ通信の送受信レートや使用帯域に応じて通信状態に関する負荷状況を特定する。たとえば、情報処理装置10は、利用者端末100との通信状態に関する負荷状況が所定条件を満たす場合に、第1画面G1の表示情報に代えて、第2画面G2の表示情報を提供する。
すなわち、この場合、情報処理装置10は、利用者端末100との間のデータ通信に時間を要する場合には、第2画面G2の表示情報を提供する。これにより、利用者端末100では、通信状況によらず、快適に決済アプリを実行することが可能となる。
〔5.効果〕
上述した実施形態に係る情報処理装置10は、利用者端末100に表示する決済サービスの第1画面G1の表示情報に関する取得要求を受け付ける受付部42と、決済サービスに関連する負荷状況を特定する特定部43と、特定部43によって特定された負荷状況が所定条件を満たす場合に、第1画面G1の表示情報に代えて、第1画面G1と比較して利用可能な機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する提供部44とを備える。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、サーバダウンを回避することができるで、決済システム1のサービスダウンを効率よく防止することができる。
上述した実施形態に係る特定部43は、取得要求のアクセス数に応じて負荷状況を特定し、提供部44は、アクセス数が所定の閾値を超えた場合に、第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、取得要求の増加に伴う決済システム1のサービスダウンを回避することができる。
上述した実施形態に係る情報処理装置10は、決済サービス上の利用者端末100に紐づいたウォレット情報を記憶するウォレット情報記憶部31を備え、提供部44は、ウォレット情報記憶部31に対して発生するアクセス数が所定の閾値を超えた場合に、第2画面G2の表示情報を利用者端末へ提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10は、情報処理装置10の負荷状況を適切に特定することができるので、決済システム1のサービスダウンを適切に回避することができる。
上述した実施形態に係る提供部44は、負荷状況が所定条件を満たす場合に、ウォレット情報記憶部31へのアクセスが必要な機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、第2画面G2に関する処理負荷を抑えることができる。
上述した実施形態に係る特定部43は、第1画面G1で利用可能な機能それぞれの現在の負荷状況を特定し、提供部44は、現在の負荷状況が所定条件を満たす機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、アプリケーションサーバ300のサーバダウンを適切に回避することができる。
上述した実施形態に係る提供部44は、負荷状況に応じて、段階的に機能を制限した第2画面G2の表示情報を提供する。したがって、情報処理装置10によれば、決済システムの現在の負荷状況に応じて、適切な機能を継続して利用可能とすることができる。
上述した実施形態に係る提供部44は、利用者端末100の利用者U毎に紐づいた利用頻度が所定数以上の機能を第2画面G2において利用可能とする表示情報を提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、利用者Uが利用する機能を提供しつつ、処理負荷を抑制することができる。
上述した実施形態に係る提供部44は、負荷状況が所定条件を満たす場合に、当該負荷状況に応じて一部の利用者端末100へ第2画面G2の表示情報を提供し、他の利用者端末100へ第1画面G1の表示情報を提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、一部の利用者端末100の機能制限を回避しつつ、情報処理装置10のサーバダウンを回避することができる。
上述した実施形態に係る提供部44は、第2画面G2の表示情報を提供する利用者端末100のうち、利用者端末100に紐づいた利用者情報に応じて、一部の利用者端末100に対して決済サービスの決済時に適用可能なクーポン機能を利用可能とする表示情報を提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、クーポン機能の利用制限を適切に実施することができる。
上述した実施形態に係る特定部43は、利用者端末100の第1画面G1の表示処理に関する負荷状況を特定し、提供部44は、第1画面G1の表示処理に関する負荷状況が所定条件を満たす場合に、第2画面G2の表示情報を提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、利用者端末100の処理負荷に応じて、適切な表示情報を提供することができる。
上述した実施形態に係る特定部43は、利用者端末100との通信状態に関する負荷状況を特定し、提供部44は、通信状態に関する負荷状況が所定条件を満たす場合に、第2画面G2の表示情報を提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、利用者端末100の通信状況に応じて、適切な表示情報を提供することができる。
上述した実施形態に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、利用者端末100に表示する決済サービスの第1画面G1の表示情報に関する取得要求を受け付ける受付工程と、決済サービスに関連する負荷状況を特定する特定工程と、特定工程によって特定された負荷状況が所定条件を満たす場合に、第1画面G1の表示情報に代えて、第1画面G1と比較して利用可能な機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する提供工程とを含む。したがって、実施形態に係る情報処理方法によれば、サーバダウンを回避することができるで、決済システム1のサービスダウンを効率よく防止することができる。
上述した実施形態に係る情報処理プログラムは、利用者端末100に表示する決済サービスの第1画面G1の表示情報に関する取得要求を受け付ける受付手順と、決済サービスに関連する負荷状況を特定する特定手順と、特定手順によって特定された負荷状況が所定条件を満たす場合に、第1画面G1の表示情報に代えて、第1画面G1と比較して利用可能な機能を制限した第2画面G2の表示情報を利用者端末100へ提供する提供手順とをコンピュータに実行させる。したがって、実施形態に係る情報処理プログラムによれば、サーバダウンを回避することができるで、決済システム1のサービスダウンを効率よく防止することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、実施形態に係る情報処理装置10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワーク(通信ネットワーク)Nを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置(図8では、出力装置および入力装置を総称して「入出力装置」と記載する)を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、負荷状況取得部41は、負荷状況取得手段や負荷状況取得回路に読み替えることができる。
1 決済システム
10 情報処理装置
31 ウォレット情報記憶部
32 負荷状況記憶部
41 負荷状況取得部
42 受付部
43 特定部
44 提供部
45 決済処理部
100 利用者端末
121 フラグ情報記憶部
131 アプリ実行部
200 事業者端末
300 アプリケーションサーバ
G1 第1画面
G2 第2画面

Claims (13)

  1. 利用者端末に表示する決済サービスの第1画面の表示情報に関する取得要求を受け付ける受付部と、
    前記決済サービスに関連する負荷状況を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記負荷状況が所定条件を満たす場合に、前記第1画面の前記表示情報に代えて、前記第1画面と比較して利用可能な機能を制限した第2画面の前記表示情報を前記利用者端末へ提供する提供部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定部は、
    前記取得要求のアクセス数に応じて前記負荷状況を特定し、
    前記提供部は、
    前記アクセス数が所定の閾値を超えた場合に、前記第2画面の前記表示情報を前記利用者端末へ提供すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決済サービス上の前記利用者端末に紐づいたウォレット情報を記憶するウォレット情報記憶部
    を備え、
    前記提供部は、
    前記ウォレット情報記憶部に対して発生するアクセス数が所定の閾値を超えた場合に、前記第2画面の前記表示情報を前記利用者端末へ提供すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記提供部は、
    前記負荷状況が所定条件を満たす場合に、前記ウォレット情報記憶部へのアクセスが必要な前記機能を制限した前記第2画面の前記表示情報を前記利用者端末へ提供すること
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定部は、
    前記第1画面で利用可能な機能それぞれの現在の負荷状況を特定し、
    前記提供部は、
    前記現在の負荷状況が所定条件を満たす前記機能を制限した前記第2画面の前記表示情報を前記利用者端末へ提供すること
    を特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記提供部は、
    前記負荷状況に応じて、段階的に前記機能を制限した前記第2画面の前記表示情報を提供すること
    を特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記提供部は、
    前記利用者端末の利用者毎に紐づいた利用頻度が所定数以上の前記機能を前記第2画面において利用可能とする前記表示情報を提供すること
    を特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記提供部は、
    前記負荷状況が所定条件を満たす場合に、当該負荷状況に応じて一部の前記利用者端末へ前記第2画面の前記表示情報を提供し、他の前記利用者端末へ前記第1画面の前記表示情報を提供すること
    を特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 前記提供部は、
    前記第2画面の前記表示情報を提供する前記利用者端末のうち、前記利用者端末に紐づいた利用者情報に応じて、一部の前記利用者端末に対して前記決済サービスの決済時に適用可能なクーポン機能を利用可能とする前記第2画面の前記表示情報を提供すること
    を特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記特定部は、
    前記利用者端末の前記第1画面の表示処理に関する前記負荷状況を特定し、
    前記提供部は、
    前記第1画面の表示処理に関する前記負荷状況が所定条件を満たす場合に、前記第2画面の前記表示情報を提供すること
    を特徴とする請求項1~8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  11. 前記特定部は、
    前記利用者端末との通信状態に関する前記負荷状況を特定し、
    前記提供部は、
    前記通信状態に関する前記負荷状況が所定条件を満たす場合に、前記第2画面の前記表示情報を提供すること
    を特徴とする請求項1~9のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  12. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    利用者端末に表示する決済サービスの第1画面の表示情報に関する取得要求を受け付ける受付工程と、
    前記決済サービスに関連する負荷状況を特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された前記負荷状況が所定条件を満たす場合に、前記第1画面の前記表示情報に代えて、前記第1画面と比較して利用可能な機能を制限した第2画面の前記表示情報を前記利用者端末へ提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 利用者端末に表示する決済サービスの第1画面の表示情報に関する取得要求を受け付ける受付手順と、
    前記決済サービスに関連する負荷状況を特定する特定手順と、
    前記特定手順によって特定された前記負荷状況が所定条件を満たす場合に、前記第1画面の前記表示情報に代えて、前記第1画面と比較して利用可能な機能を制限した第2画面の前記表示情報を前記利用者端末へ提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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