JP2023020333A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単一の用紙センサーを用いて用紙切れと給紙不良とを検知することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、用紙を検知した場合に第1信号を出力し、検知しない場合に第2信号を出力する用紙センサー31と、用紙センサー31の出力信号を変化させる出力変更部32と、を備え、出力変更部32は、用紙が有る場合にリフト板20の昇降に伴って出力信号を偶数回変化させ、給紙中に用紙が無くなった場合にリフト板20を上昇させたまま出力信号を偶数回変化させ、制御部は、リフト板20を上昇させても第2信号である場合に用紙が無いと判定し、リフト板20の昇降に伴って出力信号が偶数回変化した場合に用紙が有ると判定し、リフト板20を上昇させたままで出力信号が偶数回変化した場合に給紙によって用紙が無くなったと判定し、第1信号を出力し続けた場合に給紙不良が発生したと判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、用紙に画像を形成する作像部を備えた画像形成装置に関する。
給紙カセット内の用紙の有無を検知するための紙有無検知センサーを備えた画像形成装置が知られている(特許文献1)。この画像形成装置は、紙有無検知センサーを利用して給紙カセットの装着検知を行うカセット装着検知部を備えている。カセット装着検知部は、紙有無検知センサーからの受信信号に加え、給紙動作が実行されたか否かを判定することで、給紙カセットが装着されているか否かを検知している。
特開2017-30912号公報
上記したような紙有無検知センサーでは、紙詰まり等の給紙不良(ジャム)を検知することは難しいため、画像形成装置にはジャムを検知するためのセンサーが紙有無検知センサーとは別に設けられることが一般的である。仮に、紙有無検知センサーが用紙切れを示す信号を出力したことをジャムの発生と判定することも考えられるが、この場合、用紙切れとジャムとを区別することができない。
本発明は、上記事情を考慮し、単一の用紙センサーを用いて用紙切れと給紙不良とを検知することができる画像形成装置を提供する。
本発明は、用紙に画像を形成する作像部を備えた画像形成装置であって、載置された前記用紙を昇降させるリフト板を有する給紙カセットと、上昇した前記リフト板上の前記用紙を前記作像部に向けて給紙する給紙部と、給紙される前記用紙を検知した場合に第1信号を出力し、給紙される前記用紙を検知しない場合に第2信号を出力する用紙センサーと、給紙される前記用紙に接触することで前記用紙センサーの出力信号を変化させる出力変更部と、前記用紙センサーの出力信号に基づいて、前記リフト板上の前記用紙の有無と、前記用紙の給紙不良とを判定する用紙検知部と、を備え、前記出力変更部は、前記リフト板上に前記用紙が有る場合に前記リフト板の昇降に伴って前記第2信号を出力している前記用紙センサーの出力信号を偶数回変化させ、給紙中に前記リフト板上の前記用紙が無くなった場合に前記リフト板を上昇させたまま前記第2信号を出力している前記用紙センサーの出力信号を偶数回変化させ、前記用紙検知部は、前記リフト板を上昇させても前記用紙センサーが前記第2信号を出力し続けた場合に前記リフト板上に前記用紙が無いと判定し、前記リフト板の昇降に伴って前記用紙センサーの出力信号が偶数回変化した場合に前記リフト板上に前記用紙が有ると判定し、前記リフト板を上昇させたままで前記用紙センサーの出力信号が偶数回変化した場合に給紙によって前記リフト板上の前記用紙が無くなったと判定し、前記リフト板の昇降に関わらず前記用紙センサーが前記第1信号を出力し続けた場合に前記給紙不良が発生したと判定する。
この場合、前記出力変更部は、軸方向の一端に傾斜した第1傾斜面が形成され、下降した前記リフト板上の前記用紙から離間するが上昇した前記リフト板上の前記用紙に接触する用紙接触部を含み、前記リフト板の昇降に伴って軸周りに回転する回転部材と、軸方向の他端に傾斜した第2傾斜面が形成され、付勢部材によって前記第2傾斜面を前記第1傾斜面に押し付けた状態にされ、前記回転部材の回転に伴って前記第2傾斜面に対する前記第1傾斜面の角度が変化することで軸方向に移動するスライド部材と、前記スライド部材と平行に対向する位置で軸周りに回転可能に設けられ、給紙される前記用紙に押されることで前記用紙センサーに前記第1信号を出力させる検知方向に回転し、給紙後に復帰部材に付勢されることで前記用紙センサーに前記第2信号を出力させる復帰方向に回転する検知部材と、を備え、前記リフト板には、前記用紙が載置されていない場合に前記用紙接触部を進入させる開口部が形成され、前記スライド部材には、規制爪部と少なくとも1つの突起部とが径方向の外側に突き出すように設けられ、前記検知部材には、規制片と摺動片とが径方向の外側に突き出すように設けられ、前記用紙が載置された前記リフト板が上昇すると、前記用紙接触部は前記用紙に接触して持ち上げられ、前記回転部材は一方に回転して前記付勢部材の付勢力に抗して前記スライド部材を軸方向の他方に押し込み、前記摺動片は前記復帰部材の付勢力に抗して前記検知部材を前記検知方向に回転させながら相対的に前記突起部の表面を軸方向の他方から一方に摺り動いて前記突起部を乗り越え、前記規制片は相対的に前記規制爪部を軸方向の他方から一方に乗り越えて前記規制爪部の軸方向の一方に配置され、前記用紙が載置された前記リフト板が下降すると、前記用紙接触部は下降しながら前記用紙から離れ、前記回転部材は他方に回転して前記スライド部材に対する押し込みを解除し、前記スライド部材は前記付勢部材に付勢されて軸方向の一方に移動し、前記摺動片は前記復帰部材の付勢力に抗して前記検知部材を前記検知方向に回転させながら相対的に前記突起部の表面を軸方向の一方から他方に摺り動いて前記突起部を乗り越え、前記規制片は相対的に前記規制爪部を軸方向の一方から他方に乗り越えて前記規制爪部の軸方向の他方に配置され、給紙中に前記リフト板上の前記用紙が無くなると、前記用紙接触部は前記リフト板の前記開口部に脱落し、前記回転部材は他方に回転して前記スライド部材の押し込みを解除し、前記用紙センサーが前記第1信号を出力している間、前記スライド部材は前記付勢部材に付勢されて前記規制爪部を前記規制片に当接させて軸方向の一方への移動を規制され、給紙後に前記検知部材が前記復帰部材に付勢されて前記復帰方向に回転すると、前記規制片は前記規制爪部から離れ、前記スライド部材は前記付勢部材に付勢されて軸方向の一方に移動し、前記摺動片は前記復帰部材の付勢力に抗して前記検知部材を前記検知方向に回転させながら相対的に前記突起部の表面を軸方向の一方から他方に摺り動いて前記突起部を乗り越え、前記規制片は相対的に前記規制爪部を軸方向の一方から他方に乗り越えて前記規制爪部の軸方向の他方に配置され、前記摺動片が相対的に前記突起部を乗り越える過程で、前記検知部材は前記検知方向に回転した後、前記復帰部材に付勢されて前記復帰方向に回転し、前記用紙センサーの出力信号を前記第2信号、前記第1信号、前記第2信号の順に切り替えるとよい。
この場合、前記回転部材は、前記リフト板側となる径方向の一方に伸長した前記用紙接触部と、径方向の他方に伸長した駆動伝達片とを有し、前記リフト板の昇降に伴って軸周りに回転する回転駆動部材と、前記回転駆動部材から径方向の他方に離間し、前記スライド部材の軸方向の一方において前記スライド部材と同軸上に配置され、前記スライド部材の前記第2傾斜面に接触する前記第1傾斜面と、径方向の一方に伸長して前記駆動伝達片の下側に接触する従動伝達片とを有し、前記回転駆動部材の回転に連動して軸周りに回転する回転従動部材と、を有し、前記用紙接触部が前記用紙に接触して持ち上げられて前記回転駆動部材を他方に回転させると、前記駆動伝達片は前記従動伝達片を押し下げ、前記回転従動部材は一方に回転して前記スライド部材を軸方向の他方に押し込み、前記用紙接触部が下降しながら前記用紙から離れて、または前記開口部に脱落して前記回転駆動部材を一方に回転させると、前記駆動伝達片は前記従動伝達片の押し下げを解除し、前記回転従動部材は従動付勢部材に付勢されて他方に回転して前記スライド部材に対する押し込みを解除するとよい。
本発明によれば、単一の用紙センサーを用いて用紙切れと給紙不良とを検知することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部の概略を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の給紙カセット、給紙部および検知装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の給紙カセット、給紙部および検知装置を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の検知装置を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の検知装置の一部を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一部であって、給紙カセットに用紙が無い場合を説明する側面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一部であって、給紙カセットに用紙が有る場合を説明する側面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の検知装置であって、給紙カセットに用紙が有る場合にリフト板を上昇させる過程を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の検知装置であって、給紙カセットに用紙が有る場合にリフト板を上昇させる過程を説明する側面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の検知装置であって、給紙カセットに用紙が有る場合にリフト板を上昇させた状態を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の検知装置の一部であって、給紙カセットに用紙が有る場合にリフト板を上昇させた状態を説明する正面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一部であって、給紙動作を説明する側面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の検知装置であって、給紙中に用紙が無くなった場合を説明する側面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の検知装置であって、給紙中に用紙が無くなった場合を説明する平面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示すFr、Rr、L、R、U、Dは、前、後、左、右、上、下を示している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置]
図1を参照して、実施形態に係る画像形成装置1について説明する。図1は画像形成装置1の内部の概略を示す側面図である。
画像形成装置1は、電子写真方式で形成したトナー像を用紙Pに転写して画像形成するプリンターである。図1に示すように、画像形成装置1は、略直方体状の外観を構成する装置本体2を備えている。装置本体2の下部には、例えば、用紙Pを収容する給紙カセット3が着脱可能に設けられている。装置本体2の上面には、排紙トレイ4が設けられている。装置本体2の内部上方には、補給用のトナー(現像剤)を収容したトナーコンテナ5が着脱可能に装着されている。なお、本明細書において「用紙P」とは、紙製に限らず、樹脂製のシート等であってもよい。
装置本体2の内部には、用紙Pを搬送する経路となる搬送路6および反転搬送路7が形成されている。搬送路6は用紙Pを給紙カセット3から排紙トレイ4まで搬送するための経路であり、反転搬送路7は搬送路6の下流側で用紙Pを反転させて作像部11(後述する)に再搬送するための経路である。なお、本明細書において「上流、下流」との用語は、用紙Pの搬送方向(給紙方向)における「上流、下流」を指す。
画像形成装置1は、給紙部10と、作像部11と、定着部12と、を備えている。給紙部10は、搬送路6の上流端部に設けられ、給紙カセット3内の用紙Pを作像部11に向けて給紙する。作像部11は、搬送路6の中間部に設けられ、用紙Pに画像を形成する。定着部12は、搬送路6の下流側に設けられ、用紙Pにトナー像を熱定着させる。なお、搬送路6および反転搬送路7の適所には用紙Pを搬送するための搬送ローラー対が設けられている。
<作像部>
作像部11は、感光体ドラム14と、帯電装置15と、現像装置16と、転写ローラー17と、光走査装置18と、を有している。感光体ドラム14は、略円筒状に形成され、モーター(図示せず)で軸周りに回転駆動される。帯電装置15、現像装置16および転写ローラー17は感光体ドラム14の周囲に画像形成プロセス順に配置されている。転写ローラー17は、下側から感光体ドラム14に接触して転写ニップを形成する。光走査装置18は、感光体ドラム14よりも上方に設けられ、感光体ドラム14の表面に向かって走査光を出射する。
<定着部>
定着部12は、軸周りに回転可能に支持された定着ベルト12Aと加圧ローラー12Bとを備えている。定着ベルト12Aはヒーター(図示せず)に加熱され、加圧ローラー12Bは定着ベルト12Aに押し付けられて定着ニップを形成する。加圧ローラー12Bはモーター(図示せず)で回転駆動され、定着ベルト12Aは加圧ローラー12Bに従動して回転する。
[画像形成処理]
ここで、画像形成装置1の動作について説明する。画像形成装置1を統括制御する制御部8は、外部端末から入力された画像データに基づいて、以下のように画像形成処理(制御)を実行する。
帯電装置15は、感光体ドラム14の表面を帯電させる。光走査装置18は、感光体ドラム14を露光し、感光体ドラム14の表面に画像データに対応した静電潜像を形成する。現像装置16は、トナーコンテナ5から供給されたトナーを用いて感光体ドラム14上の静電潜像をトナー像に現像する。
給紙部10は、給紙カセット3内の用紙Pを1枚ずつ分離して搬送路6に送り出す。転写ローラー17は、転写ニップを通過する用紙Pの表面に感光体ドラム14上のトナー像を転写する。定着部12は、軸周りに回転する定着ベルト12Aと加圧ローラー12Bとの間(定着ニップ)に用紙Pを通過させることで用紙P上にトナー像を熱定着させる。片面印刷の場合、トナー像が定着した用紙Pは排紙トレイ4に排出される。
両面印刷の場合、用紙Pは、搬送路6の下流側でスイッチバックされ、反転搬送路7を通って再び搬送路6に進入する。そして、上記した片面印刷時と同様の手順で、用紙Pの裏面にも画像が形成され、両面印刷された用紙Pが排紙トレイ4に排出される。
[検知装置]
画像形成装置1には、給紙カセット3内の用紙Pの収容状況と、給紙部10による用紙Pの給紙状況とを検知(判定)する検知装置30が設けられている。検知装置30は、単一の用紙センサー31を用いて給紙カセット3内における用紙Pの有無(用紙切れ)と紙詰まり(ジャム)等の給紙不良とを検知する。
<給紙カセット、給紙部>
検知装置30の説明に先立ち、図1および図2を参照して、給紙カセット3および給紙部10について説明する。図2は給紙カセット3、給紙部10および検知装置30を示す斜視図である。
給紙カセット3は、上面を開放した略トレイ状に形成されている。給紙カセット3の底面には、上面に用紙P(の束)が載置されるリフト板20が設けられている。リフト板20は、略矩形板状に形成され、載置された用紙Pを昇降させる。リフト板20の後端は、第1軸部20Aを介して給紙カセット3の底面に支持されている。リフト板20の前側と給紙カセット3の底面との間には、昇降駆動板21が設けられている。昇降駆動板21の前端は、第1軸部20Aと平行に延びた第2軸部21Aを介して給紙カセット3の底面に支持されている。
第2軸部21Aは、給紙カセット3を装置本体2に装着した状態で駆動機構(図示せず)に連結され、駆動機構によって軸周りに回転駆動される。駆動機構は、制御部8に電気的に接続され、制御部8に駆動制御される。駆動機構が第2軸部21Aを図1で時計回りに回転駆動させると、昇降駆動板21は第2軸部21Aを支点に上方へ回動し、リフト板20が第1軸部20Aを支点に上方へ回動する(上昇する)。上昇したリフト板20は、後方から前方に向かって上方に傾斜した姿勢になる(後述する図6等参照)。一方で、駆動機構が第2軸部21Aを図1で反時計回りに回転駆動させると、昇降駆動板21は第2軸部21Aを支点に下方へ回動し、リフト板20が第1軸部20Aを支点に下方へ回動する(下降する)。下降したリフト板20は、給紙カセット3の底面に沿った姿勢(水平姿勢)になる。なお、給紙カセット3が装置本体2から図1の手前(左方)に引き出されると、第2軸部21Aと駆動機構との連結が解除され、昇降駆動板21は自重で降下し、リフト板20も下降する。
図2に示すように、リフト板20の左側には、開口部22が前端から後方に向かって略長方形状に切り欠かれている。詳細は後述するが、開口部22は、リフト板20に用紙Pが載置されていない場合に用紙接触部42を進入させるために形成されている。
図1および図2に示すように、リフト板20の前端の上方には、上記した給紙部10が配置されている。給紙部10は、上昇したリフト板20上の用紙Pを作像部11に向けて給紙する。給紙部10は、ピックアップローラー10Aと、給紙ローラー10Bと、を有している。ピックアップローラー10Aと給紙ローラー10Bとは、給紙ホルダー10Cに軸周りに回転可能に支持されている。ピックアップローラー10Aは、上昇したリフト板20上の用紙Pの束から最上位の用紙Pを取り出す。給紙ローラー10Bは、ピックアップローラー10Aによって取り出された用紙Pを1枚ずつ分離して下流側に向けて搬送(給紙)する。
装置本体2には、リフト板20の揺動位置を検知するための上限位置検知センサー(図示せず)が設けられている。上限位置検知センサーは、例えば、発光部と受光部を有する透過型の光センサーであって、制御部8に電気的に接続されている。制御部8は、上限位置検知センサーの検知信号に基づいて第2軸部21Aの駆動機構を駆動制御し、用紙Pがピックアップローラー10Aに適正に当接するまでリフト板20を上昇させる。
[検知装置の構造]
次に、図2ないし図4を参照して、検知装置30の構造について説明する。図3は給紙カセット3、給紙部10および検知装置30を示す側面図である。図4は検知装置30を示す平面図である。
図2および図3に示すように、検知装置30は、用紙センサー31と、出力変更部32と、制御部8と、を備えている。
<用紙センサー>
図2に示すように、用紙センサー31は、給紙部10よりも前側において装置本体2に固定されたセンサーホルダー31Cに支持されている。センサーホルダー31Cは、平面から見て後方(給紙部10側)を開放した略U字状に形成されている。用紙センサー31は、センサーホルダー31Cの前板(U字の底部分)に固定されている。用紙センサー31は、例えば、発光部31Aと受光部31Bとを有する透過型の光センサーであって、制御部8に電気的に接続されている。用紙センサー31は、給紙部10によって給紙される用紙Pを検知するセンサーであって、給紙される用紙Pを検知した場合に第1信号を出力し、給紙される用紙Pを検知しない場合に第2信号を出力する。具体的な一例としては、給紙される用紙Pに押された検知部材37が回転し、遮光片63(後述する)が発光部31Aと受光部31Bとの間の光路に進入し、発光部31Aから出射された光を遮ると、用紙センサー31は第1信号(遮光信号)を出力する。給紙後に遮光片63が光路から離脱し、発光部31Aから出射された光が受光部31Bに入射すると、用紙センサー31は第2信号(透光信号)を出力する。用紙センサー31から出力された信号は、制御部8に送信される。
<出力変更部>
出力変更部32は、給紙される用紙Pに接触することで用紙センサー31の出力信号を変化させる。図2ないし図4に示すように、出力変更部32は、回転部材33と、スライド部材36と、検知部材37と、を備えている。
(回転部材)
回転部材33は、給紙部10の左方(軸方向の一方)に配置されている。回転部材33は、回転駆動部材34と、回転従動部材35と、を有している。回転駆動部材34は、給紙部10の左方に配置されている。回転従動部材35は、回転駆動部材34から前方(径方向の他方)に離間し、後述するスライド部材36の左方においてスライド部材36と同軸上に配置されている。
(回転駆動部材)
回転駆動部材34は、駆動軸部41と、用紙接触部42と、駆動伝達片43と、を有している。
駆動軸部41は、左右方向に伸長した丸棒状に形成され、その左右両端部は装置本体2に回転可能に支持されている。
用紙接触部42は、駆動軸部41の右側で後方に向かって(リフト板20側となる径方向の一方)に伸長している。用紙接触部42は、リフト板20の開口部22の上側に配置されている。用紙接触部42は、駆動軸部41の周面から後方に延び、その先端で下方に屈曲して斜め後方に延び、その下端で上方に屈曲して斜め後方に延びている。つまり、用紙接触部42の先端側は、略V字状に屈曲している。用紙接触部42は、下降したリフト板20上の用紙Pから離間するが上昇したリフト板20上の用紙Pに接触する(図3および図7参照)。具体的には、用紙接触部42のV字の屈曲部分は、リフト板20が上昇する過程で用紙Pに当接する。詳細は後述するが、上昇したリフト板20上に用紙Pが無い場合は、用紙接触部42の屈曲部分は開口部22に進入(脱落)する(図6参照)。なお、駆動軸部41または装置本体2には、下降したリフト板20上の用紙Pに用紙接触部42が接触しないように、駆動軸部41の回転角度を規制する回転止め部(図示せず)が設けられている。
駆動伝達片43は、略矩形平板状に形成され、駆動軸部41の左側において前方(径方向の他方)に直線的に伸長している。
(回転従動部材)
回転従動部材35は、従動軸部44と、従動伝達片45と、を有している。
従動軸部44は、左右方向に伸長した丸棒状に形成され、駆動軸部41と略平行に配置されている。従動軸部44の左端部は装置本体2に回転可能に支持され、従動軸部44の軸方向の中央よりもやや右側は装置本体2の底部から立設されたリブ2Aに回転可能に支持されている。従動軸部44の左端(軸方向の一端)には、傾斜した第1傾斜面S1が形成されている。
従動伝達片45は、略矩形平板状に形成され、従動軸部44の左側において後方(径方向の一方)に直線的に伸長している。また、従動伝達片45は、駆動伝達片43の下側に接触している。従動軸部44の左端部には、従動付勢部材46が設けられている(図4参照)。従動付勢部材46は、例えば、捩りコイルスプリングであって、従動軸部44の左端部を支持する装置本体2と従動伝達片45とに係合し、従動伝達片45を上方に付勢する。回転従動部材35は、従動付勢部材46によって正面から見て時計回りに付勢されている。
(スライド部材)
スライド部材36は、全体的に左右方向に伸長した丸棒状に形成され、従動軸部44と同軸上に配置されている。スライド部材36は、太径軸部51と、細径軸部52と、規制爪部53と、突起部54と、を有している。
細径軸部52は、太径軸部51よりも細径に形成され、太径軸部51の右方で太径軸部51と同軸上に設けられている。太径軸部51は装置本体2の底部から立設されたリブ2Bに回転可能に支持され、細径軸部52はセンサーホルダー31Cの左側板に回転可能に支持されている。また、太径軸部51および細径軸部52は、リブ2Bおよびセンサーホルダー31Cに左右方向(軸方向)にスライド可能に支持されている。
太径軸部51の右端(軸方向の他端)には、傾斜した第2傾斜面S2が形成されている。上記した回転従動部材35の第1傾斜面S1は、スライド部材36の第2傾斜面S2に接触している。細径軸部52には、付勢部材55が巻き付くように設けられている。付勢部材55は、例えば、圧縮コイルスプリングであって、太径軸部51の左端面とセンサーホルダー31Cの左側板との間に架設されている。付勢部材55は、センサーホルダー31Cの左側板を台座として太径軸部51(スライド部材36全体)を左方に付勢し、第2傾斜面S2を第1傾斜面S1に押し付けた状態にする。
規制爪部53と突起部54とは、太径軸部51の周面から径方向の外側に突き出すように設けられている。規制爪部53は太径軸部51の前面から前方に突き出し、突起部54は太径軸部51の後面から後方に突き出している。規制爪部53と突起部54とは、太径軸部51を挟んで概ね対向する位置に配置されている。規制爪部53は、左方にスライド部材36の軸線に直交する当接面53Aを有し、右方に基端から先端に向かって左方に傾斜する斜面53Bを有し、平面から見て略三角形を成す厚板状に形成されている。突起部54は、左右両方に傾斜面を有し、平面から見て頂点が丸められた略三角形を成す厚板状に形成されている。
(検知部材)
検知部材37は、スライド部材36と平行に対向する位置に配置されている。検知部材37は、検知軸部61と、給紙接触部62と、遮光片63と、規制片64と、摺動片65と、を有している。
検知軸部61は、左右方向に伸長した丸棒状に形成され、センサーホルダー31Cの左右両側板を貫通している。検知軸部61は、センサーホルダー31Cの左右両側板に回転可能に支持されている。検知軸部61の右部はセンサーホルダー31Cよりも右方に伸長しており、検知軸部61の右部には受け板66が前方に向かって伸長している。受け板66とセンサーホルダー31Cと一体に形成された延長部31Dとの間には、復帰部材67が架設されている。復帰部材67は、例えば、引張りコイルスプリングであって、延長部31Dを支持台として受け板66を引き上げるように付勢する。検知部材37は、復帰部材67によって正面から見て反時計回りに付勢されている。
給紙接触部62および遮光片63は、センサーホルダー31Cの内側において検知軸部61の周面から径方向の外側に突き出すように設けられている。給紙接触部62は、検知軸部61から後方の給紙部10に向かって伸長している。給紙接触部62は、検知軸部61の周面から後方に延び、その先端で上方に屈曲して斜め後方に延びている。給紙接触部62は、給紙部10の給紙ローラー10Bの斜め上側に対向して配置されている。
遮光片63は、給紙接触部62よりも右側にずれた位置で検知軸部61の周面から前方の用紙センサー31に向かって伸長している。遮光片63は、検知軸部61の周面から前方に延び、その先端で上方に屈曲して斜め前方に延び、略V字状に形成されている。遮光片63は、用紙センサー31の発光部31Aと受光部31Bとの間に進入可能な位置に配置されている。
規制片64と摺動片65とは、センサーホルダー31Cよりも左方でスライド部材36に対向する位置に設けられている。規制片64と摺動片65とは、検知部材37の周面から径方向の外側に突き出すように設けられている。規制片64は、検知軸部61の前面から前方に伸長した後、下方に屈曲して下方に伸長して、略L字状に形成されている。摺動片65は、略矩形平板状に形成され、検知軸部61の下面から下方に直線的に伸長している(後述する図7等参照)。規制片64と摺動片65とは、検知軸部61の軸方向で概ね同じ位置に配置され、検知軸部61の周方向で90度以上(180度未満)ずれた位置に配置されている。
<制御部8>
用紙検知部の一例としての制御部8は、記憶部(図示せず)に記憶されたプログラムやデータに基づいて演算処理を行う演算処理部(図示せず)を有している。制御部8は、用紙センサー31の出力信号に基づいて、リフト板20上の用紙Pの有無と、用紙Pの給紙不良とを判定する。
[検知装置の作用]
図2ないし図14を参照して、検知装置30の作用、すなわち検知装置30を用いて用紙切れおよびジャムを検知する仕組みについて説明する。図5は検知装置30の一部を示す正面図である。図6は給紙カセット3に用紙Pが無い場合を説明する側面図である。図7は給紙カセット3に用紙Pが有る場合を説明する側面図である。図8は給紙カセット3に用紙Pが有る場合にリフト板20を上昇させる過程を説明する平面図である。図9は給紙カセット3に用紙Pが有る場合にリフト板20を上昇させる過程を説明する側面図である。図10は給紙カセット3に用紙Pが有る場合にリフト板20を上昇させた状態を説明する平面図である。図11は給紙カセット3に用紙Pが有る場合にリフト板20を上昇させた状態を説明する正面図である。図12は給紙動作を説明する側面図である。図13は給紙中に用紙Pが無くなった場合を説明する側面図である。図14は給紙中に用紙Pが無くなった場合を説明する平面図である。なお、本明細書では、説明の便宜上、各部材の回転方向は正面から見た場合を基準として説明する。
<初期状態>
まず、図2ないし図5を参照して、初期状態について説明する。初期状態では、リフト板20は下降して水平姿勢とされている(図3参照)。回転駆動部材34は用紙接触部42の重さや駆動伝達片43を介して伝達された従動付勢部材46の付勢力によって反時計回りに付勢され、用紙接触部42はリフト板20(開口部22または用紙P)から上方に離間した位置に配置されている(図2および図3参照)。回転従動部材35は従動付勢部材46によって時計回りに付勢され、従動伝達片45は駆動伝達片43の下面に押し付けられ(図2および図3参照)、第1傾斜面S1は第2傾斜面S2と面接触するように角度を揃えられている(図4および図5参照)。スライド部材36は付勢部材55によって左方に付勢され、第2傾斜面S2は第1傾斜面S1に押し付けられている(図4および図5参照)。検知部材37は復帰部材67によって時計回りに付勢され、遮光片63は用紙センサー31の光路から外れている(図2および図3参照)。また、検知部材37の規制片64は、スライド部材36の規制爪部53よりも右方に配置され、検知軸部61から斜め前上方に傾いた姿勢とされている(図2および図4参照)。さらに、検知部材37の摺動片65は、スライド部材36の突起部54よりも右方に配置され、検知軸部61から略垂直に吊り下げられた姿勢とされている。用紙センサー31は第2信号(給紙される用紙Pを検知していない)を出力している。
<給紙カセットに用紙が無い場合>
次に、図6を参照して、給紙カセット3に用紙Pが収容されていない場合について説明する。制御部8は、駆動機構を駆動し、リフト板20を上昇させる制御を実行する。用紙Pが載置されていないリフト板20が上昇すると、回転駆動部材34の用紙接触部42はリフト板20の開口部22を相対的に通過する。したがって、用紙接触部42はその場にとどまるため、回転駆動部材34は回転せず、用紙センサー31は第2信号を出力し続ける。制御部8は、リフト板20を上昇させても用紙センサー31が第2信号を出力し続けた場合にリフト板20上に用紙Pが無いと判定する。具体例としては、制御部8は、リフト板20を上昇させた後(または上昇開始と同時に)、予め設定された一定時間を計測し始め、一定時間の経過後も用紙センサー31が第2信号を出力している場合に「紙無し」と判定する。また、制御部8は、給紙カセット3に用紙Pが無いことを示す情報を画像形成装置1に備えられた液晶パネル(図示せず)に表示したり、画像形成装置1に備えられたスピーカー(図示せず)から警告音を鳴らしたりする等、所定の制御を実行する。さらに、制御部8は、駆動機構を駆動し、リフト板20を下降させる制御を実行する。
<給紙カセットに用紙がある場合>
次に、図7ないし図12を参照して、給紙カセット3に用紙Pが収容されている場合について説明する。
(リフト板の上昇時)
図7に示すように、制御部8が駆動機構を駆動制御し、用紙Pが載置されたリフト板20が上昇すると、用紙接触部42は用紙Pに接触してリフト板20(用紙P)と共に持ち上げられる。用紙接触部42は、用紙Pの表面上を摺り動きながら駆動軸部41を中心に時計回り(他方)に回動する。つまり、回転駆動部材34は、リフト板20の上昇に伴って軸周り(時計回り)に回転する。
図7ないし図9に示すように、回転駆動部材34が時計回り(他方)に回転すると、駆動伝達片43は下方に回動して従動付勢部材46の付勢力に抗して従動伝達片45を押し下げる。従動伝達片45は、駆動伝達片43の下面上を摺り動きながら従動軸部44を中心に反時計回り(一方)に回動する。回転従動部材35は、回転駆動部材34の回転に連動して軸周り(反時計回り)に回転する。換言すれば、回転従動部材35は、リフト板20の上昇に伴って反時計回り(一方)に回転する。この際、第1傾斜面S1も回転するため、第2傾斜面S2に対する第1傾斜面S1の角度が変化する(図8および図10参照)。第1傾斜面S1は、従動軸部44の最先端付近を第2傾斜面S2に接触させるように回転(角度変更)されながら第2傾斜面S2を右方に押圧する。つまり、回転従動部材35は、第2傾斜面S2に対する第1傾斜面S1の角度をずらしながら反時計回りに回転してスライド部材36を右方(軸方向の他方)に押し込む。
スライド部材36は、回転従動部材35の回転に伴う両傾斜面S1,S2の角度変化によって付勢部材55を圧縮しながら右方に移動する。スライド部材36が右方に移動すると、スライド部材36の突起部54が検知部材37の摺動片65に干渉(接触)する。スライド部材36の移動が進むと、摺動片65は復帰部材67の付勢力に抗して検知部材37を時計回り(用紙センサー31に第1信号を出力させる検知方向)に回転させながら相対的に突起部54の表面を右方から左方(軸方向の他方から一方)に摺り動いて突起部54を乗り越える。
摺動片65が突起部54を乗り越える過程について詳細に説明する。図8および図9に示すように、摺動片65が突起部54の右基端から頂点に達すると、検知部材37は時計回り(検知方向)に回転し、遮光片63は用紙センサー31の光路を遮り、第2信号を出力していた用紙センサー31は第1信号を出力する。この状態で、規制片64は、規制爪部53の斜面53Bに近接(または軽く接触)しつつ対向している。図7、図10および図11に示すように、摺動片65が突起部54の頂点に達した後、左基端に移動すると(突起部54を乗り越えると)、検知部材37は復帰部材67に付勢されて反時計回り(用紙センサー31に第2信号を出力させる復帰方向)に回転し、遮光片63は用紙センサー31の光路から外れ、第1信号を出力していた用紙センサー31は再び第2信号を出力する。この状態で、規制片64は、相対的に規制爪部53を右方から左方に乗り越えて規制爪部53(当接面53A)の左方に配置されている(図10および図11参照)。なお、規制片64は、移動する規制爪部53に干渉しないように形成されている。
以上のように、出力変更部32は、リフト板20上に用紙Pが載置されている場合にリフト板20の上昇に伴って第2信号を出力している用紙センサー31の出力信号を2回変化させる。制御部8は、用紙センサー31の出力信号を受信し、リフト板20の上昇に伴って用紙センサー31の出力信号が2回変化した場合にリフト板20上に用紙Pが有ると判定する。なお、制御部8は、用紙センサー31からの出力信号や用紙Pの有無の判定結果等を記憶部に一時的に記憶する。
(給紙動作時)
次に、制御部8は、給紙部10を制御して給紙動作(作像ジョブ)を実行する。図12に示すように、給紙部10は、リフト板20上の用紙Pを一枚ずつ搬送路6に送り出す。送り出される用紙Pは検知部材37の給紙接触部62を押し出す。給紙接触部62が給紙される用紙Pに押されることで、検知部材37は時計回りに回転する。検知部材37の遮光片63は用紙センサー31の光路を遮り、用紙センサー31に第1信号を出力させる。用紙センサー31が第1信号を出力している間、検知部材37の規制片64はスライド部材36の太径軸部51の周面に接近(または接触)し、規制爪部53の当接面53Aに対向し、摺動片65は太径軸部51の周面から離れる。
用紙Pの搬送が進み、用紙Pが給紙接触部62から離れると(給紙後)、図7に示すように、検知部材37は復帰部材67に付勢されることで反時計回りに回転する。検知部材37の遮光片63は用紙センサー31の光路から外れ、用紙センサー31に第2信号を出力させる。用紙センサー31が第2信号を出力している間、規制片64は太径軸部51の周面から離れ、規制爪部53の当接面53Aから外れ、摺動片65は太径軸部51の周面に接近する。つまり、用紙Pが1枚給紙されるたびに、規制片64と摺動片65とは太径軸部51を挟んで軸周りに揺動する。
(リフト板の下降時)
給紙動作(作像ジョブ)が完了すると、制御部8はリフト板20を下降させる制御を実行する。図3に示すように、用紙Pが載置された(残存した)リフト板20が下降すると、用紙接触部42はリフト板20(用紙P)と共に下降(下方に回動)しながら用紙Pから離れる。回転駆動部材34は、リフト板20の下降に伴って反時計回りに回転する。
回転駆動部材34が反時計回り(一方)に回転すると、駆動伝達片43は上方に回動して従動伝達片45の押し下げを解除し、従動伝達片45は従動付勢部材46に付勢されて押し上げられる(従動軸部44を中心に時計回りに回動する)。回転従動部材35は、従動付勢部材46に付勢され、回転駆動部材34の回転に連動して軸周り(時計回り)に回転する。この際、第1傾斜面S1は、第2傾斜面S2と傾斜を一致させるように(面接触するように)回転(角度変化)する(図4および図5参照)。回転従動部材35は、第2傾斜面S2に第1傾斜面S1を面接触させるように時計回り(他方)に回転してスライド部材36に対する押し込みを解除する。
スライド部材36は、付勢部材55に付勢されて左方(軸方向の一方)に移動する。スライド部材36の移動が進むと、摺動片65は復帰部材67の付勢力に抗して検知部材37を時計回り(検知方向)に回転させながら相対的に突起部54の表面を左方から右方(軸方向の一方から他方)に摺り動いて突起部54を乗り越える。つまり、摺動片65は、リフト板20の上昇時とは逆方向(図8および図9に示す矢印とは逆方向)に突起部54を乗り越える。上記したリフト板20の上昇時と同様に、摺動片65が突起部54を左方から右方に乗り越える過程で、検知部材37は、時計回り(検知方向)に回転した後、復帰部材67に付勢されて反時計回り(復帰方向)に回転し、用紙センサー31の出力信号を第2信号、第1信号、第2信号の順に切り替える。摺動片65が突起部54を左方から右方に乗り越えた状態で、規制片64は、相対的に規制爪部53を左方から右方に乗り越えて規制爪部53(斜面53B)の右方に配置されている(図4参照)。
以上のように、出力変更部32は、リフト板20上に用紙Pが載置されている場合にリフト板20の下降に伴って第2信号を出力している用紙センサー31の出力信号を2回変化させる。制御部8は、用紙センサー31の出力信号を受信し、リフト板20の下降に伴って用紙センサー31の出力信号が2回変化した場合にリフト板20上に用紙Pが有ると判定する。
<給紙中に用紙が無くなった場合>
次に、図13および図14を参照して、リフト板20の上昇時には用紙Pがあったが、給紙中にリフト板20上の用紙Pが無くなった場合、つまり「用紙切れ」した場合について説明する。
図13に示すように、最後の用紙Pが給紙され、給紙中にリフト板20上の用紙Pが無くなると、用紙Pに覆われていたリフト板20の開口部22が露出する。用紙接触部42は、自重によってリフト板20の開口部22に脱落して回転駆動部材34を反時計回り(一方)に回転させる。回転駆動部材34が反時計回りに回転すると、駆動伝達片43は従動伝達片45の押し下げを解除し、回転従動部材35(従動伝達片45)は従動付勢部材46に付勢されて時計回りに回転し、スライド部材36に対する押し込みを解除する。
ここで、図13および図14に示すように、用紙センサー31が第1信号を出力している間(給紙接触部62が給紙中の用紙Pによって時計回りに回転している間)、検知部材37の規制片64が規制爪部53の当接面53Aに対向している。したがって、スライド部材36は付勢部材55に付勢されて左方に移動しようとするが、規制爪部53の当接面53Aを規制片64に当接させた(押し当てられた)状態になり、スライド部材36は左方(軸方向の一方)への移動を規制される。
給紙後に検知部材37が復帰部材67に付勢されて反時計回り(復帰方向)に回転すると、規制片64は規制爪部53(当接面53A)から離れ(径方向に外れ)、スライド部材36は付勢部材55に付勢されて左方(軸方向の一方)に移動する。この際、上記したリフト板20の下降時と同様に、摺動片65は、復帰部材67の付勢力に抗して検知部材37を時計回り(検知方向)に回転させながら相対的に突起部54の表面を左方から右方(軸方向の一方から他方)に摺り動いて突起部54を乗り越える。摺動片65が突起部54を乗り越える過程で、検知部材37は、時計回り(検知方向)に回転した後、復帰部材67に付勢されて反時計回り(復帰方向)に回転し、用紙センサー31の出力信号を第2信号、第1信号、第2信号の順に切り替える。摺動片65が突起部54を乗り越えた状態で、規制片64は、相対的に規制爪部53を左方から右方に乗り越えて規制爪部53(斜面53B)の右方に配置されている(図4参照)。
以上のように、出力変更部32は、リフト板20上の用紙Pが無くなった場合にリフト板20を上昇させたまま第2信号を出力している用紙センサー31の出力信号を2回変化させる。制御部8は、用紙センサー31の出力信号を受信し、リフト板20を上昇させたままで用紙センサー31の出力信号が2回変化した場合に給紙によってリフト板20上の用紙Pが無くなったと判定する。これにより、「用紙切れ」を検出することができる。
<給紙中にジャムが発生した場合>
次に、紙詰まり(ジャム)等の用紙Pの給紙不良が発生した場合について説明する。制御部8は、リフト板20の昇降に関わらず用紙センサー31が第1信号を出力し続けた場合に給紙不良が発生したと判定する。具体例としては、制御部8は、リフト板20を上昇、若しくは下降させた後(または上昇開始と同時、若しくは下降開始と同時に)、予め設定された一定時間を計測し始め、一定時間の経過後も用紙センサー31が第1信号を出力している場合に「ジャム」と判定する。また、制御部8は、ジャムが発生したことを示す情報を液晶パネルに表示したり、スピーカーから警告音を鳴らしたりする等、所定の制御を実行する。
以上説明した本実施形態に係る画像形成装置1では、出力変更部32が、用紙Pを載せたリフト板20の昇降時に用紙センサー31の出力信号を2回変化させ、給紙中に用紙切れした時にリフト板20を上昇させた状態で当該出力信号を2回変化させる構成とした。また、制御部8は、リフト板20の昇降時に当該出力信号が2回変化することを「紙有り」と判定し、リフト板20を上昇させた状態で当該出力信号が2回変化する、または一定時間にわたって第2信号であることを「紙無し」と判定し、当該出力信号が一定時間にわたって第1信号であることを「ジャム」と判定していた。この構成によれば、単一の用紙センサー31からの出力信号から用紙切れとジャムとを明確に区別し、正確に検知することができる。これにより、画像形成装置1には単一の用紙センサー31を設ければよいため、用紙切れを検知するセンサーとジャムを検知するセンサーとを別々に設けた場合に比べ、給紙部10の周辺の構造を簡素にすることができると共に製造コストを低減することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、回転駆動部材34から延びる用紙接触部42をリフト板20上の用紙Pに直接接触させることで、リフト板20の昇降にかかる力を回転駆動部材34に確りと伝達することができる。これにより、リフト板20の昇降と回転部材33の回転とを適正に連動させることができる。また、給紙される用紙Pが検知部材37(給紙接触部62)を直接押し出すことで、用紙Pの搬送力を検知部材37に確りと伝達することができる。これにより、用紙Pの給紙と検知部材37の回転とを適正に連動させることができる。さらに、検知部材37の摺動片65がスライド部材36の突起部54に接触しながら軸方向に移動することで、復帰部材67との協働によって検知部材37を正逆回転させることができる。これにより、用紙センサー31の出力信号を適正に2回切り換えることができる。また、給紙中に用紙切れが発生し、回転部材33がスライド部材36の押し込みを解除しても、スライド部材36の規制爪部53が検知部材37の規制片64に当接するため、スライド部材36の左方へのスライドを規制することができる。これにより、リフト板20をリフトアップさせた状態に維持しながら用紙センサー31の出力信号を2回切り換えることができ、制御部8は用紙切れとジャムとを区別することができる。
なお、本実施形態に係る画像形成装置1では、スライド部材36に1つの突起部54が設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数の突起部54がスライド部材36に軸方向に並ぶように設けられていてもよい(図示せず)。この場合、検知部材37の摺動片65が各々の突起部54を乗り越えるたびに用紙センサー31の出力信号を切り替えることになる。全ての突起部54を乗り越えると当該出力信号は、偶数回(4回以上)切り替わることになる。また、摺動片65が最も左方の突起部54を乗り越えたときに、規制片64は規制爪部53の左側に配置される。また、例えば、1つの突起部54の外面(摺動片65が摺り動く面)を凹凸状に形成し、摺動片65がその凹凸状の面に接触しながら移動することで、出力信号を偶数回(4回以上)切り換える構成としてもよい(図示せず)。また、規制爪部53、突起部54、規制片64および摺動片65は、本実施形態で説明した位置、大きさ、形状等に限定されるものではなく、回転従動部材35や検知部材37の回転方向等を考慮し、互いにその機能を発揮できるように位置、大きさ、形状等を変更されてもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置1では、回転部材33が回転駆動部材34と回転従動部材35とで構成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、回転駆動部材34が省略され、用紙接触部42が回転従動部材35からリフト板20側に向かって伸長していてもよい(図示せず)。この場合、回転従動部材35の従動伝達片45は不要になり、従動付勢部材46は省略されてもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置1では、用紙接触部42が自重でリフト板20の開口部22に落下する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、用紙接触部42を下降させるように回転駆動部材34を反時計回りに付勢するバネ等が設けられてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る画像形成装置1では、遮光片63が給紙中に用紙センサー31の光路を遮り、給紙後に当該光路から外れる構成としたが、これにとは逆に、給紙中に当該光路から外れ、給紙後に当該光路を遮るように構成されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る画像形成装置1では、画像形成装置1を統括制御する制御部8が用紙検知部として利用されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、用紙センサー31の出力信号に基づいて、リフト板20上の用紙Pの有無と、用紙Pの給紙不良とを判定する用紙検知部を、画像形成処理用の制御部8とは別に設けてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る画像形成装置1はモノクロプリンターであったが、これに限らず、例えば、カラープリンター、複写機、ファクシミリまたは複合機等に本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施態様に限定されるものではない。本発明は技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよく、特許請求の範囲は技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様を含んでいる。
1 画像形成装置
3 給紙カセット
8 制御部(用紙検知部)
10 給紙部
11 作像部
20 リフト板
22 開口部
31 用紙センサー
32 出力変更部
33 回転部材
34 回転駆動部材
35 回転従動部材
36 スライド部材
37 検知部材
42 用紙接触部
43 駆動伝達片
45 従動伝達片
46 従動付勢部材
53 規制爪部
54 突起部
55 付勢部材
64 規制片
65 摺動片
67 復帰部材
P 用紙
S1 第1傾斜面
S2 第2傾斜面

Claims (3)

  1. 用紙に画像を形成する作像部を備えた画像形成装置であって、
    載置された前記用紙を昇降させるリフト板を有する給紙カセットと、
    上昇した前記リフト板上の前記用紙を前記作像部に向けて給紙する給紙部と、
    給紙される前記用紙を検知した場合に第1信号を出力し、給紙される前記用紙を検知しない場合に第2信号を出力する用紙センサーと、
    給紙される前記用紙に接触することで前記用紙センサーの出力信号を変化させる出力変更部と、
    前記用紙センサーの出力信号に基づいて、前記リフト板上の前記用紙の有無と、前記用紙の給紙不良とを判定する用紙検知部と、を備え、
    前記出力変更部は、
    前記リフト板上に前記用紙が有る場合に前記リフト板の昇降に伴って前記第2信号を出力している前記用紙センサーの出力信号を偶数回変化させ、
    給紙中に前記リフト板上の前記用紙が無くなった場合に前記リフト板を上昇させたまま前記第2信号を出力している前記用紙センサーの出力信号を偶数回変化させ、
    前記用紙検知部は、
    前記リフト板を上昇させても前記用紙センサーが前記第2信号を出力し続けた場合に前記リフト板上に前記用紙が無いと判定し、
    前記リフト板の昇降に伴って前記用紙センサーの出力信号が偶数回変化した場合に前記リフト板上に前記用紙が有ると判定し、
    前記リフト板を上昇させたままで前記用紙センサーの出力信号が偶数回変化した場合に給紙によって前記リフト板上の前記用紙が無くなったと判定し、
    前記リフト板の昇降に関わらず前記用紙センサーが前記第1信号を出力し続けた場合に前記給紙不良が発生したと判定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記出力変更部は、
    軸方向の一端に傾斜した第1傾斜面が形成され、下降した前記リフト板上の前記用紙から離間するが上昇した前記リフト板上の前記用紙に接触する用紙接触部を含み、前記リフト板の昇降に伴って軸周りに回転する回転部材と、
    軸方向の他端に傾斜した第2傾斜面が形成され、付勢部材によって前記第2傾斜面を前記第1傾斜面に押し付けた状態にされ、前記回転部材の回転に伴って前記第2傾斜面に対する前記第1傾斜面の角度が変化することで軸方向に移動するスライド部材と、
    前記スライド部材と平行に対向する位置で軸周りに回転可能に設けられ、給紙される前記用紙に押されることで前記用紙センサーに前記第1信号を出力させる検知方向に回転し、給紙後に復帰部材に付勢されることで前記用紙センサーに前記第2信号を出力させる復帰方向に回転する検知部材と、を備え、
    前記リフト板には、前記用紙が載置されていない場合に前記用紙接触部を進入させる開口部が形成され、
    前記スライド部材には、規制爪部と少なくとも1つの突起部とが径方向の外側に突き出すように設けられ、
    前記検知部材には、規制片と摺動片とが径方向の外側に突き出すように設けられ、
    前記用紙が載置された前記リフト板が上昇すると、前記用紙接触部は前記用紙に接触して持ち上げられ、前記回転部材は一方に回転して前記付勢部材の付勢力に抗して前記スライド部材を軸方向の他方に押し込み、前記摺動片は前記復帰部材の付勢力に抗して前記検知部材を前記検知方向に回転させながら相対的に前記突起部の表面を軸方向の他方から一方に摺り動いて前記突起部を乗り越え、前記規制片は相対的に前記規制爪部を軸方向の他方から一方に乗り越えて前記規制爪部の軸方向の一方に配置され、
    前記用紙が載置された前記リフト板が下降すると、前記用紙接触部は下降しながら前記用紙から離れ、前記回転部材は他方に回転して前記スライド部材に対する押し込みを解除し、前記スライド部材は前記付勢部材に付勢されて軸方向の一方に移動し、前記摺動片は前記復帰部材の付勢力に抗して前記検知部材を前記検知方向に回転させながら相対的に前記突起部の表面を軸方向の一方から他方に摺り動いて前記突起部を乗り越え、前記規制片は相対的に前記規制爪部を軸方向の一方から他方に乗り越えて前記規制爪部の軸方向の他方に配置され、
    給紙中に前記リフト板上の前記用紙が無くなると、前記用紙接触部は前記リフト板の前記開口部に脱落し、前記回転部材は他方に回転して前記スライド部材の押し込みを解除し、前記用紙センサーが前記第1信号を出力している間、前記スライド部材は前記付勢部材に付勢されて前記規制爪部を前記規制片に当接させて軸方向の一方への移動を規制され、給紙後に前記検知部材が前記復帰部材に付勢されて前記復帰方向に回転すると、前記規制片は前記規制爪部から離れ、前記スライド部材は前記付勢部材に付勢されて軸方向の一方に移動し、前記摺動片は前記復帰部材の付勢力に抗して前記検知部材を前記検知方向に回転させながら相対的に前記突起部の表面を軸方向の一方から他方に摺り動いて前記突起部を乗り越え、前記規制片は相対的に前記規制爪部を軸方向の一方から他方に乗り越えて前記規制爪部の軸方向の他方に配置され、
    前記摺動片が相対的に前記突起部を乗り越える過程で、前記検知部材は前記検知方向に回転した後、前記復帰部材に付勢されて前記復帰方向に回転し、前記用紙センサーの出力信号を前記第2信号、前記第1信号、前記第2信号の順に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回転部材は、
    前記リフト板側となる径方向の一方に伸長した前記用紙接触部と、径方向の他方に伸長した駆動伝達片とを有し、前記リフト板の昇降に伴って軸周りに回転する回転駆動部材と、
    前記回転駆動部材から径方向の他方に離間し、前記スライド部材の軸方向の一方において前記スライド部材と同軸上に配置され、前記スライド部材の前記第2傾斜面に接触する前記第1傾斜面と、径方向の一方に伸長して前記駆動伝達片の下側に接触する従動伝達片とを有し、前記回転駆動部材の回転に連動して軸周りに回転する回転従動部材と、を有し、
    前記用紙接触部が前記用紙に接触して持ち上げられて前記回転駆動部材を他方に回転させると、前記駆動伝達片は前記従動伝達片を押し下げ、前記回転従動部材は一方に回転して前記スライド部材を軸方向の他方に押し込み、
    前記用紙接触部が下降しながら前記用紙から離れて、または前記開口部に脱落して前記回転駆動部材を一方に回転させると、前記駆動伝達片は前記従動伝達片の押し下げを解除し、前記回転従動部材は従動付勢部材に付勢されて他方に回転して前記スライド部材に対する押し込みを解除することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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