JP2023012211A - 自動音声アナウンスシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、外部音声通信網に接続される発信者端末からデータ通信網に接続される受信者端末へと通話を転送方法において、高い通話品質を求める企業も導入しやすい通話転送方法を提供することを目的とする。【解決手段】課題は、外部音声通信網に接続された発信者端末から、外部音声通信網に接続される主装置に対して発信された音声通話信号を、データ通信網に接続される受信者端末に転送する方法において、発信された音声通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されると判断されるとき、当該音声通話信号が転送されていること示す音声アナウンスが発信者端末に対して送信される自動音声アナウンスシステムによって解決される。【選択図】図5
Description
本発明は、自動音声アナウンスシステムに関するものである。
特許文献1は、既存の電話機と携帯端末との間の内線電話番号による接続を低コストで実現するゲートウェイ装置を開示している。特許文献1におけるシステムは、外線電話機が接続されるIP網101、構内交換機103(PBX(Private Branch eXchange)、そしてIP網101と構内交換機103を接続するゲートウェイ装置102からなっている。構内交換機103には、IP回線ではない既存の電話回線を介して複数のアナログ電話機104が接続されている。ゲートウェイ装置102には無線(例えば無線LAN)を介して複数の携帯端末105が接続されている(特許文献1の図1など)。特許文献1のシステムにおいては、例えばアナログ電話機104Aから、内線番号「1003」が発信されると、当該発信は構内交換機103内の、電話回線ポート111D、111Aから、ゲートウェイ装置102の電話回線ポート206Aへと送信され、その後、無線LANを通じて電話回線ポート206Aに割り当てられた携帯端末105A(内線番号「1003」を有している)へと送信される(特許文献1の図1)。このようにして、特許文献1のシステム・ゲートウェイ装置は102、内線番号によるアナログ電話と携帯端末間の通話を可能としている。
また、特許文献1の実施例2(特許文献1の図6など)においては、IP網101に接続された外線電話機から携帯端末105の内線電話番号による接続も開示されている。
特許文献2は、別の通信転送方法を開示している。特許文献2のシステムは、音声通信網2、データ通信網4、及びこれらに接続される通信自動応答装置100を有している。音声通信網2には、発信者電話機1,着信者電話機7,転送先電話機8が接続されている。データ通信網4には情報機器5(PC、改定電話、PDAなど)が接続されている。特許文献2に記載のシステムにおいては、発信者電話機1から所定の電話番号宛に電話コールがあると、通信自動応答装置100が自動応答し、電話コールは着信者電話機7に転送される。着信者電話機7の対応者が、その通信を更に別の者に転送したいときは、対応者は、情報機器5を通じて、データ通信網4を介して通信自動応答装置100にアクセスし、所定の転送指令を与える。これによって着信者電話機7で対応中の電話コールが転送先電話機8に転送される(特許文献2の図1,段落0025など)。
昨今、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、各企業においてはテレワーク環境の促進が図られている。特に、東京・大阪など感染者数が多い都市圏などの地域では、テレワーク実施率が高く、日中、企業内に職員が不在であることも多く、企業の代表電話番号などに着信した電話を社外の別の電話へと転送するサービスの活用が望まれる。
その際、転送される先の電話としては、電話回線網に接続される各家庭の固定電話だけでなく、インターネット通信網に接続される携帯電話、IP電話など、いわゆるVoIP技術の活用も望まれている。
しかしその際、VoIP技術特有の問題が生じる。VoIP技術においては、音声は各種符号化方式で符号化および圧縮し、パケットに変換したものをIPネットワークでリアルタイム伝送されるが、符号化・圧縮・展開といった作業を伴うものであるため、音声品質や、実際に音声が届くまでに遅延が生じる。
しかしその際、VoIP技術特有の問題が生じる。VoIP技術においては、音声は各種符号化方式で符号化および圧縮し、パケットに変換したものをIPネットワークでリアルタイム伝送されるが、符号化・圧縮・展開といった作業を伴うものであるため、音声品質や、実際に音声が届くまでに遅延が生じる。
特に、上述した企業などにおいては、クライアントからかかってくる電話に応答する際の音声品質などに対して非常に高い要求がある。VoIPを用いて通話転送サービスにおいて、音声品質を向上させる取組みがなされているが、目覚ましい成果を得るには至っていない。また、転送される通話は、各家庭などで受信されることも多いが、家庭環境におけるノイズ(ともに生活する家族の生活音、子供の声など)が、発信者、すなわちクライアントに聞こえてしまうのは望ましくないという問題もあり、結果、企業における通話転送サービスの導入が進まないといった事態に発展している。
そこで本発明は、外部音声通信網に接続される発信者端末からデータ通信網に接続される受信者端末へと通話を転送方法において、高い通話品質を求める企業も導入しやすい通話転送方法を提供することを目的とする。
この課題は、外部音声通信網に接続された発信者端末から、外部音声通信網に接続される主装置に対して発信された音声通話信号を、データ通信網に接続される受信者端末に転送する方法において、発信された音声通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されると判断されるとき、当該音声通話信号が転送されていること示す音声アナウンスが発信者端末に対して送信される自動音声アナウンスシステムによって解決される。
転送されていることが発信者端末を通じて発信者にアナウンスされることにより、発信者の通話品質に対する要求は(無意識的に)下がる。これによって従来通りの通話品質であるVoIPを用いた転送電話サービスであっても、企業は導入しやすくなる。
また、転送されてきた通話を受信する職員は、家庭などノイズの多い環境下でも着信通話に応えやすい心理状態となる。通話が、転送されていることを前提としているという認識が発信者、受信者の間に確保されるからである。
判断の際、インターネット通信品質が判断され、通信品質に応じた音声アナウンスが送信されると有利である。これによって低品質な通信網においては低容量の音声アナウンスが使用されることが可能となり、通信網に対する負荷が和らげられる。
判断及び音声アナウンスの送信が、VoIPルーターにより行われることも考えられる。
別の実施型では、判断及び音声アナウンスの送信が、受信者端末により行われる。
このような自動音声アナウンスシステムにおいて使用されるVoIPルーターは、実施型に従い、転送状況判断部、通信品質判断部、音声アナウンス発信部、音声アナウンス蓄積部を有する。
別の実施型では、自動音声アナウンスシステムにおいて使用される受信者端末は、受信状況判断部、通信品質判断部、音声アナウンス発信部、音声アナウンス蓄積部を有する。
以下に本発明にかかる通話転送方法を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明にかかる自動音声アナウンスシステムが使用される通信システムの全体像を示す。当該通信システムには、外部音声通信網、内部音声通信網、データ通信網が存在している。外部音声通信網には、複数の発信者端末(電話機)が接続されている。図1においては、それらのうち2つの発信者端末のみが表されている。
内部音声通信網内には、主装置(いわゆるPBX)が設けられている。主装置は、外部音声通信網と内部音声通信網を接続する。主装置には複数の内部通話端末とVoIPルーターが接続されている。主装置、複数の内部通話端末、VoIPルーターは内部音声通信網を構成しており、この内部音声通信網内において、いわゆる内線通話が実現されている。図2においては2つの内部通話端末、1つのVoIPルーターが表されているが各装置の数量はこれら数値に限定されない。また主装置によってはVoIPルーターを内蔵するものもある。
VoIPルーターは、内部音声通信網とデータ通信網を接続している。データ通信網には、複数の受信者端末が存在している。受信者端末は例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話、VoIP専用電話端末などである。これら受信者端末は、データ通信網と有線接続又は無線接続されていることが可能である。無線接続は例えば無線LAN通信網や、移動体通信事業者によるWifi通信網などを含んでいる。
図2に基づき、主装置(PBX)の内部構造を説明する。図2に示されるように主装置は外部音声通信網と内部音声通信網を接続している。このため主装置内には、外部音声通信網及び内部音声通信網と接続するための接続部(インターフェース)、すなわち外部音声通信網接続部と内部音声通信網接続部が設けられている。外部音声通信網接続部と、内部音声通信網接続部は転送処理部により接続されている。転送処理部は、外部音声通信網接続部を介して送信される外部音声通信網からの通話信号を、内部音声通信網接続部を介して内部音声通信網へと転送する機能を有している。
転送処理部は、転送状況判断部と接続されている。転送状況判断部は、転送処理部・内部音声通信網接続部を介して、内部音声通信網から先の転送状況に関する信号を受信することができるように構成されている。この転送状況に関する信号には、外部音声通信網からの通話信号が、VoIPルーターを介してデータ通信網へと転送されるとき、つまりインターネット通信網を介して転送されるとき、特定の信号が含まれるよう構成されている。これによって、主装置内の転送状況判断部は、外部音声通信網からの通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されることを判断する。
主装置内の転送状況判断部はまた、主装置からの通話信号がVoIPルーターに転送されるときに、外部音声通信網からの通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されることを判断するよう構成されていることも可能である。
転送状況判断部は、音声アナウンス発信部と接続されている。音声アナウンス発信部は音声アナウンス蓄積部(メモリ)と接続されている。外部音声通信網からの通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されると判断されるとき、転送状況判断部は、音声アナウンス発信部に、音声アナウンスを送信するよう指示を与えることができるよう構成されている。音声アナウンスを送信する指示を受信すると、音声アナウンス発信部は、音声アナウンス蓄積部に保管されている音声アナウンス(音声メッセージ)を、外部音声通信網接続部、外部音声通信網を介して発信者の発信者端末へと送信することができるよう構成されている。
続いて図3に基づいてVoIPルーターの構成を説明する。図3に示されるようにVoIPルーターは、内部音声通信網とデータ通信網を接続している。このためVoIPルーター内には、内部音声通信網及びデータ通信網と接続するための接続部(インターフェース)、つまり内部音声通信網接続部とデータ通信網接続部が設けられている。これら内部音声通信網接続部とデータ通信網接続部は転送処理部と接続されている。転送処理部は、内部音声通信網接続部を介して内部音声通信網から送られてきた音声通話信号を、データ通信網接続部を介してデータ通信網へと転送するよう構成されている。
転送処理部は、転送状況判断部と接続されている。転送状況判断部は、転送処理部・データ通信網接続部を介して、データ通信網から先の転送状況に関する信号を受信することができるように構成されている。この転送状況に関する信号には、主装置からの通話信号がデータ通信網へと転送されるとき、つまりインターネット通信網を介して転送されるとき、特定の信号が含まれるよう構成されている。これによって、VoIPルーター内の転送状況判断部は、主装置からの通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されることを判断する。
VoIPルーター内の転送状況判断部は、VoIPルーターから受信者端末に通話が転送されるときは(常に)、この通話がインターネット通信網を介して受信者端末に転送されると判断するよう構成されていることも可能である。VoIPルーターは、データ通信網、つまりインターネット通信網を介して通話信号を転送するための装置だからである。
VoIPルーター内の転送状況判断部は、音声アナウンス発信部と接続されている。音声アナウンス発信部は音声アナウンス蓄積部(メモリ)と接続されている。主装置からの通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されると判断されるとき、転送状況判断部は、音声アナウンス発信部に、音声アナウンスを送信するよう指示を与えることができるよう構成されている。音声アナウンスを送信する指示を受信すると、音声アナウンス発信部は、音声アナウンス蓄積部に保管されている音声アナウンス(音声メッセージ)を、内部音声通信網接続部、内部音声通信網、主装置、外部音声通信網を介して発信者の発信者端末へと送信することができるよう構成されている。
転送状況判断部は通信品質判断部接続されていることが可能である。この通信品質判断部は、転送処理部と接続されており、内部音声通信網からの通話信号が、転送処理部からデータ通信網接続部とデータ通信網を介して受信者端末へと転送されるときの、データ通信網における通信状況(通信品質)を判断することができるよう構成されている。
通信品質は、データ通信網における通信品質、特に通信速度を判断できるよう構成されている。
転送状況判断部は、音声アナウンス発信部に、音声アナウンスを送信するよう指示を与える際に、通信品質判断部に対して通信品質を問い合わせることができるよう構成されている。通信品質判断部は、転送状況判断部からの問合せに対して、データ通信網における通信品質を表す信号を返すよう構成されている。
転送状況判断部は、通信品質判断部から受け取った通信品質に応じて、音声アナウンス発信部に対する指令を変更することが可能であるように構成されている。音声アナウンス蓄積部には、通信品質に応じた音声アナウンスを蓄積することが出来る。これらは、同じ内容を表す音声アナウンスであるがデータ容量が異なる複数の音声アナウンスとして保管されている。また通信速度の低い状況の際には、その旨を伝える音声アナウンスを蓄積することも可能となっている。つまり転送状況判断部は、データ通信網における通信品質が低いとき、つまり低速の通信しか実現できない状況においては、データ容量の小さな音声アナウンス、及び/又は、通信速度が低い状況であることを伝える音声アナウンスを送信するよう音声アナウンス発信部に指令を与える。逆に、データ通信網におえる通信品質が高いとき、つまり高速の通信が実現可能である状況においては、相応するデータ容量の高品質な音声アナウンスを送信するよう音声アナウンス発信部に指令を与えるよう、転送状況判断部は構成されている。
続いて図4に基づいて受信者端末の内部及び受信者端末にインストールするアプリケーションソフトウェアの構成を説明する。図4に示されるように受信者端末は、データ通信網を通じて転送されてきた通信信号、すなわち外部音声通信網に接続された発信者端末からの音声通話から発せられた通信信号を受信できるよう構成されている。
このため、受信者端末及び受信者端末にインストールするアプリケーションソフトウェアは、データ通信網接続部、転送受信部を有している。データ通信網接続部はデータ通信網と受信者端末間のインターフェースの役割を果たす。
転送受信部は、受信状況判断部と接続されている。受信状況判断部は、転送受信部がデータ通信網接続部を介してVoIPルーターからの通話信号を受信するとき、通信信号がインターネット通信網を介して受信者端末に転送されていると判断するよう構成されている。
受信状況判断部は、音声アナウンス発信部と接続されている。音声アナウンス発信部は音声アナウンス蓄積部(メモリ)と接続されている。通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されると判断されるとき、受信状況判断部は、音声アナウンス発信部に、音声アナウンスを送信するよう指示を与えることができるよう構成されている。音声アナウンスを送信する指示を受信すると、音声アナウンス発信部は、音声アナウンス蓄積部に保管されている音声アナウンス(音声メッセージ)を、データ通信網接続部、データ通信網、VoIPルーター、内部音声通信網、主装置、外部音声通信網を介して発信者の発信者端末へと送信することができるよう構成されている。
転送状況判断部は通信品質判断部接続されていることが可能である。この通信品質判断部は、転送受信部と接続されており、データ通信網からの通話信号が、データ通信網を介して受信者端末へと転送されるときの、データ通信網における通信状況(通信品質)を判断することができるよう構成されている。
通信品質は、データ通信網における通信品質、特に通信速度を判断できるよう構成されている。
受信状況判断部は、音声アナウンス発信部に、音声アナウンスを送信するよう指示を与える際に、通信品質判断部に対して通信品質を問い合わせることができるよう構成されている。通信品質判断部は、受信状況判断部からの問合せに対して、データ通信網における通信品質を表す信号を返すよう構成されている。
受信状況判断部は、通信品質判断部から受け取った通信品質に応じて、音声アナウンス発信部に対する指令を変更することが可能であるように構成されている。音声アナウンス蓄積部には、通信品質に応じた音声アナウンスを蓄積することが出来る。これらは、同じ内容を表す音声アナウンスであるがデータ容量が異なる複数の音声アナウンスとして保管されている。つまり受信状況判断部は、データ通信網における通信品質が低いとき、つまり低速の通信しか実現できない状況においては、データ容量の小さな音声アナウンス及び/又は、通信速度が低い状況であることを伝える音声アナウンスを送信するよう音声アナウンス発信部に指令を与える。逆に、データ通信網におえる通信品質が高いとき、つまり高速の通信が実現可能である状況においては、相応するデータ容量の高品質な音声アナウンスを送信するよう音声アナウンス発信部に指令を与えるよう、転送状況判断部は構成されている。
最後に図5に基づいて、発信者端末からの発信が、主装置(PBX)、VoIPルーターを介して受信者端末に転送され、その際、アナウンスが発信者端末へと返される状況を説明する。
図には、発信者端末、主装置(PBX)、VoIPルーター、受信者端末が表されている。発信者端末と主装置は、図示されていない外部音声通信網を通じて接続される。主装置とVoIPルーターは、図示されていない内部音声通信網を通じて接続される。そして、VoIPルーターと受信者端末は、図示されていないデータ通信網、つまりインターネット通信網を通じて接続される。
発信者端末が、主装置に割り当てられた所定の電話番号に対して通話を発信すると、主装置に対して呼出信号が発信(発呼)される。主装置は、内部設定に従い、当該通話の転送先を判断し、これがVoIPルーターを介して、受信者端末に転送されるべきと判断されるとき、まずVoIPルーターに対して呼出信号を発する。これを受信したVoIPルーターは、内部設定に従い、転送対象たるべき受信者端末へと呼出信号を発する。
呼出信号を受けた受信者端末は、VoIPルーターに対して応答信号を返し、VoIPルーター、受信者端末間でネゴシエーションが開始される。ネゴシエーション期間中に、確保され得る通信品質が確定される。この通信品質は、受信者端末、又はVoIPルーター内の通信品質判断部によって使用される。
ネゴシエーションが終了すると、通話路(通話パス)が確保される。これをトリガーとして、受信者端末内のアナウンス発信部は、所定のアナウンス信号をVoIPルーター、主装置を介して発信者情報端末へと送信する。アナウンス信号の送信は、着信応答の送信とともに行われる。
実施形態に応じて、アナウンス信号はVoIPルーターのアナウンス発信部によって、または主装置のアナウンス発信部によって送信されることも可能である。
これによって、発信者端末には、当該通話が転送されたものである旨のアナウンスが返され、発信者は、通話が転送されているものであることを前提に会話を続けることができる。
なお、ここに記載した発信者端末、主装置・PBX、VoIPルーター、受信者端末は、ここに記載した通話転送、自動音声アナウンスに必要な構成以外に、通常の発信者端末、主装置・PBX、VoIPルーター、受信者端末としての通常の構成、機能を有する。つまり発信者端末、受信者端末は必要な固定電話、移動電話としての通常のハードウェア、ソフトウェア構成を有しており、通話受発信のために必要な機能を有している。主装置、VoIPルーターも同様に、主装置として、又はVoIPルーターとして必要な通常のハードウェア構成、ソフトウェア構成、機能を有するものである。
Claims (6)
- 外部音声通信網に接続された発信者端末から、外部音声通信網に接続される主装置に対して発信された音声通話信号を、データ通信網に接続される受信者端末に転送する方法において、
発信された音声通話信号が、インターネット通信網を介して受信者端末に転送されると判断されるとき、当該音声通話信号が転送されていること示す音声アナウンスが発信者端末に対して送信されることを特徴とする自動音声アナウンスシステム。 - 判断の際、インターネット通信品質が判断され、通信品質に応じた音声アナウンスが送信されることを特徴とする請求項1に記載の通話転送方法。
- 判断及び音声アナウンスの送信が、VoIPルーターにより行われることを特徴とする請求項1または2に記載の自動音声アナウンスシステム。
- 判断及び音声アナウンスの送信が、受信者端末により行われることを特徴とする請求項1または2に記載の自動音声アナウンスシステム。
- 請求項1から3のいずれかに記載される自動音声アナウンスシステムにおいて使用されるVoIPルーターであって、転送状況判断部、通信品質判断部、音声アナウンス発信部、音声アナウンス蓄積部を有することを特徴とするVoIPルーター。
- 請求項1、2、4のいずれかに記載される自動音声アナウンスシステムにおいて使用される受信者端末であって、受信状況判断部、通信品質判断部、音声アナウンス発信部、音声アナウンス蓄積部を有することを特徴とする受信側情報端末。
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