JP2023010473A - 駐車案内システム - Google Patents

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Abstract

【課題】可搬性を備えたスマホ等をユーザ端末として用いつつ、GPS電波の届かない屋内駐車場においてもユーザを空き駐車スペースに誘導可能な技術を提供する。【解決手段】駐車場14内の複数のビーコン発信器24と、各ビーコン発信器24の位置を格納しておくビーコン発信器DBと、複数の駐車スペースの利用状況を格納しておく利用状況DBと、複数のビーコン発信器24からのビーコンの電波強度と、各ビーコン発信器24の位置に基づいて、ユーザ端末22の現在位置を算出する手段と、利用状況DBを参照し、駐車場14内における空き駐車スペースを特定する手段と、現在位置から空き駐車スペースまでの経路を算出する手段と、駐車場14の屋内地図上に経路が表示された案内画像をユーザ端末22に送信する手段と、利用状況DBに車両18が駐車スペースに駐車中であることを登録する手段を備えた駐車案内システム10。【選択図】図1

Description

この発明は駐車案内システムに係り、特に、車両に対し駐車場の所在地までのルート案内を行うと共に、駐車場に到着後は、そのまま車両を駐車場内の空きスペースに案内する技術に関する。
近時、スマートフォン(以下「スマホ」)やタブレット端末(以下「タブレット」)の機能や性能が飛躍的に向上したことに伴い、専用の車載型カーナビゲーション装置(以下「専用カーナビ」)を用いる代わり、カーナビゲーション用のアプリケーションプログラム(以下「カーナビアプリ」)をセットアップしたスマホやタブレットをカーナビとして用いるユーザが増えてきている。
[2020年]カーナビアプリおすすめ人気15選|無料やオフライン機能も! インターネットURL:https://motor-fan.jp/article/10016745 検索日:2021年7月5日
カーナビアプリをスマホ等にセットアップして専用カーナビ代わりに使うことにより、導入コストが安く済むことはもちろん、最新地図が無料で利用できることや、目的地に着いた後はそのまま車外に持ち出して徒歩用のナビゲーションツールとして利用できるなどの大きな利点があるため、今後も利用者が増大していくことが予想される。
しかしながら、せっかく車外でも利用できるスマホやタブレットであるにも関わらず、衛星から発信されるGPS信号を受信して現在位置を把握する仕組みは専用カーナビと同じであるため、商業施設内の立体駐車場などGPS信号が届き難い場所では十分に機能を発揮し得ないという問題があり、利便性の拡大にも限界があった。
この発明は、このような現状に鑑みて案出されたものであり、可搬性を備えたスマホやタブレットを用いつつ、GPS電波の届き難い屋内においてもユーザを空き駐車スペースに誘導可能なナビゲーション技術を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した駐車案内システムは、駐車場内に設置された複数のビーコン発信器と、各ビーコン発信器の駐車場内における位置を格納しておくビーコン発信器記憶手段と、駐車場内の複数の駐車スペースの利用状況を格納しておく利用状況記憶手段と、ユーザ端末が受信した複数のビーコン発信器からのビーコンの電波強度と、各ビーコン発信器の位置に基づいて、ユーザ端末の駐車場内における現在位置を算出する手段と、上記利用状況記憶手段を参照し、駐車場内における空き駐車スペースを特定する手段と、上記現在位置から空き駐車スペースまでの経路を算出する手段と、駐車場の屋内地図上に上記経路が表示された案内画像を生成し、上記ユーザ端末に送信する手段と、上記空き駐車スペースに車両が駐車した事実を取得する手段と、上記利用状況記憶手段に、上記ユーザ端末に関連する車両が上記駐車スペースに駐車中であることを示す情報を登録する手段と、を備えたことを特徴としている。
上記「空き駐車スペース」とは、必ずしも個々の「駐車スペース(車室/駐車マス)」のみを指すものではなく、空き駐車スペースを含む駐車ブロック(駐車ゾーン)単位や駐車フロア単位を空き駐車スペースと観念することもできる(以下も同様)。
請求項2に記載した駐車案内システムは、請求項1のシステムであって、さらに、ユーザ端末から駐車スペースへの案内リクエストが送信された場合に、上記利用状況記憶手段を参照し、当該ユーザ端末に関連する車両が駐車している駐車スペースを特定する手段と、ユーザ端末が受信した複数のビーコン発信器からのビーコンの電波強度と、各ビーコン発信器の位置に基づいて、ユーザ端末の駐車場内における現在位置を算出する手段と、上記現在位置から上記駐車スペースまでの経路を算出する手段と、駐車場の屋内地図上に上記経路が表示された案内画像を生成し、上記ユーザ端末に送信する手段と、上記駐車スペースから車両が出庫した事実を取得する手段と、上記利用状況記憶手段に、上記ユーザ端末に関連する車両が上記駐車スペースから出庫したことを示す情報を登録する手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載した駐車案内システムは、請求項1または2のシステムであって、さらに、ユーザ端末から駐車予約リクエストが送信された場合に、上記利用状況記憶手段を参照し、駐車場内における空き駐車スペースを特定する手段と、駐車場の屋内地図上に上記空き駐車スペースが表示された駐車位置選択画面を生成し、ユーザ端末に送信する手段と、ユーザ端末から特定の空き駐車スペースの選択情報が送信された場合に、上記利用状況記憶手段に当該駐車スペースが特定の日時において予約済みであることを示す情報を登録する手段と、を備えたことを特徴としている。
この発明に係る駐車案内システムの場合、駐車場内に設置された複数のビーコン発信器からのビーコンの電波強度に基づいてユーザ端末の現在位置が算出されるため、GPS信号の到達しない屋内駐車場においても、ユーザの搭乗した車両を空き駐車スペースに案内したり、ユーザ端末を所持したユーザを自車の駐車スペースに案内することができる。
この発明に係る駐車案内システムの全体構成図である。 管理サーバの駐車場DB、ユーザDB及び利用履歴DBに格納されるレコードのデータ構造を示す図である。 駐車場制御装置の駐車スペースDB、ビーコン発信器DB、利用状況DBに格納されるレコードのデータ構造を示す図である。 駐車案内システムにおける駐車場入庫時の処理手順を示すフローチャートである。 ユーザ端末のディスプレイに表示された空き駐車スペースへの案内画面を示す図である。 駐車スペースに車両が駐車した状態を示す平面図である。 駐車案内システムにおける駐車場出庫時の処理手順を示すフローチャートである。 ユーザ端末のディスプレイに表示された自車の駐車スペースまでの案内画面を示す図である。 駐車案内システムにおける駐車場予約時の処理手順を示すフローチャートである。 ユーザ端末のディスプレイに表示された駐車予約画面を示す図である。
以下、添付の図面に従い、この発明に係る駐車案内システムの一実施形態を説明する。
図1に示すように、このシステム10は、インターネット上に設置された管理サーバ12と、各地の駐車場14毎に設置された複数の駐車場制御装置16とを備えている。
車両18に搭乗しているユーザ20は、可搬性を備えたスマホやタブレット等のユーザ端末22を所持している。
管理サーバ12は、OS及び専用のアプリケーションプログラムを搭載したコンピュータよりなり、駐車場管理機能、ユーザ管理機能、予約処理機能、利用履歴管理機能等を備える。
また管理サーバ12は、図2に示すように、駐車場DB12a、ユーザDB12b、利用履歴DB12c等の各種データベースを備えている。
駐車場DB12aは、管理サーバ12が管理している各駐車場の属性情報を格納しておく記憶手段であり、図2(a)に示すように、駐車場コード、名称、住所、緯度経度、収納台数、料金単価等のデータ項目を備えたレコードが格納されている。
ユーザDB12bは、このシステム10を利用する会員ユーザの属性情報を格納しておく記憶手段であり、図2(b)に示すように、ユーザID、メールアドレス、パスワード、携帯電話番号、氏名、住所、性別、生年月日、加入年月日等のデータ項目を備えたレコードが格納されている。
利用履歴DB12cは、各会員ユーザの利用履歴情報を格納しておく記憶手段であり、図2(c)に示すように、ユーザID、駐車場コード、車両番号、予約日時、入庫日時、出庫日時等のデータ項目を備えたレコードが格納されている。
駐車場制御装置16は、OS及び専用のアプリケーションプログラムを搭載したコンピュータよりなり、車両入退場検知機能、車両番号(ナンバー)読取り機能、車両位置検知機能、場内誘導機能等を実現する。
この駐車場制御装置16は、通信ネットワークを介して管理サーバ12と接続されている。
また、駐車場制御装置16は、駐車場14内に設置された複数のビーコン発信器24やカメラ26、ETCアンテナ27と有線または無線で接続されている。
ビーコン発信器24は、Bluetooth Low Energy(登録商標)等の無線通信規格に基づき、ユーザ端末22にビーコンを発信することにより、ユーザ端末22の駐車場14内における現在位置を検知するために用いられる(詳細は後述)。
カメラ26は車両18のナンバープレート28を撮影して車両番号を読み取るためのものであり、駐車場の出入口のゲート付近に設置されている。また、ETCアンテナ27は車両18内のETC車載器と無線で交信し、車両番号を取得するためのものであり、同じく駐車場の出入口のゲート付近に設置されている。なお、カメラ26及びETCアンテナ27の両方を設置する代わりに、何れか一方のみを設置することもできる。
駐車場制御装置16は、図3に示すように、駐車スペースDB16a、ビーコン発信器DB16b、利用状況DB16c等の各種データベースを備えている。
図3(a)に示すように、駐車スペースDB16aには、駐車スペースID、位置(座標)、フロア、ブロック等のデータ項目を備えたレコードが格納されている。
また、図3(b)に示すように、ビーコン発信器DB16bには、発信器ID、フロア、設置箇所(座標)等のデータ項目を備えたレコードが格納されている。
図3(c)に示すように、利用状況DB16cには、ユーザID、駐車スペースID、予約日時、車両番号、入庫日時、出庫日時等のデータ項目を備えたレコードが格納されている。
ユーザ端末22は、OS及び専用のアプリケーションプログラム(以下「専用アプリ」)を搭載したスマホやタブレットよりなり、Wi-Fiやセルラー回線を介したインターネット接続機能、GPS信号受信機能、場内に設置された各ビーコン発信器24からの電波受信機能、一般的なカーナビゲーション機能等を備えている。
つぎに、図4のフローチャートに従い、ユーザ20の運転する車両18が駐車場14内の駐車スペースに駐車するための処理手順について説明する。
まずユーザ20は、車両18内においてユーザ端末22上で専用アプリを起動させ(S10)、画面上のメニューを操作してあるショッピングモールを目的地に設定する(S12)。
これを受けた専用アプリは、音声及び画像を用いてユーザをショッピングモールまで案内する(S14)。
すなわち、専用アプリは複数の衛星からのGPS信号に基づいて現在位置を算出すると共に、画面の地図上に現在位置及び目的地までのルートを表示し、直進や左折、右折等の指示を音声で再生する。
そして、車両が目的地であるショッピングモールに到着すると、専用アプリは「目的地に到着しましたので、駐車場モードに移行します」といったアナウンスをすると同時に、駐車場モードに移行する(S16)。
具体的には、GPS信号に基づいた現在位置の算出及びルート案内を停止すると共に、複数のビーコン発信器24を用いた駐車場内における現在位置の検知と、空き駐車スペースへの誘導、すなわち「駐車案内」を駐車場制御装置16にリクエストする。
なお、ユーザ端末22からのリクエストは、実際には管理サーバ12を経由して駐車場制御装置16に伝達され、駐車場制御装置16からの応答も管理サーバ12を経由してユーザ端末22に返されるのであるが、説明の便宜上、以降においてはユーザ端末22と駐車場制御装置16間でデータの送受信が直になされるように記述する。
もちろん、ユーザ端末22と駐車場制御装置16間で直にデータの送受信を行うようにシステムを構成することもできる。
ユーザ端末22からの上記リクエストを受けた駐車場制御装置16は、入場ゲート付近に設置されたカメラ26やETCアンテナ27によって車両18の車両番号を取得すると共に(S18)、利用状況DB16cを参照して空き駐車スペースを特定する(S20)。
ここで空き駐車スペースとは、現時点で車両が停車しておらず、かつ、駐車予約も入っていない駐車スペースを意味している。ただし、必ずしも個々の「駐車スペース(車室/駐車マス)」のみを指すものではなく、空き駐車スペースを含む駐車ブロックや駐車フロア全体を空き駐車スペースと観念することもできる。
つぎに駐車場制御装置16は、車両18(ユーザ端末22)の現在位置を推定する(S22)。
すなわち、ユーザ端末22は場内の複数のビーコン発信器24からの電波を受信しており、それぞれの電波強度をビーコンIDと共に駐車場制御装置16に連続的に送信する。
駐車場制御装置16は、各ビーコン発信器24の位置を把握しているため、それぞれの電波強度の強弱に基づき、三角測量の原理によってユーザ端末22の駐車場14内における位置座標を特定する。
つぎに駐車場制御装置16は、車両18の現在位置から最も近い空き駐車スペース、あるいは混雑状況等を勘案し、より短時間で入庫可能な空き駐車スペースまでのルートを探索し(S24)、案内情報(音声及び画像情報)の送信を開始する(S26)。
この案内情報を受けたユーザ端末22では、案内画像がディスプレイに表示されると共に、「つぎの角を右折です」といった案内音声がスピーカから再生される(S28)。
図5は、ユーザ端末22のディスプレイに表示された案内画像の一例を示すものであり、駐車場内の地図40上に車両18を示すアイコン42や、進行方向を示す矢印、空きスペースを示すアイコン44等が表示されている。
一般的なカーナビと同様、車両18が推奨ルートから外れたことを検知した場合、駐車場制御装置16はルートを再探索し、新たな案内情報をユーザ端末22に送信する。
図6に示すように、車両18が目的の空き駐車スペース30に駐車車し、ユーザ20が専用アプリ上で駐車完了ボタンをタッチすると、ユーザ端末22から駐車場制御装置16に対し駐車完了通知が送信される(S30)。
同時に、駐車位置が、ユーザ端末22のメモリ内に記録される(S32)。この「駐車位置情報」としては、ショッピングモール(駐車場)の緯度経度と、駐車場制御装置16から送信された駐車スペースIDが該当する。
一方、駐車完了通知を受けた駐車場制御装置16は、利用状況DB16cにユーザID、駐車スペースID、車両番号、入庫日時を登録する(S34)。ユーザIDは、管理サーバ12から提供されている。
駐車場の空き駐車スペース30に無事に駐車したユーザ20は、車両18を離れてショッピングや市内観光、営業等に出掛ける。そして、用事が済んだ後は、専用アプリの帰車案内機能により、駐車位置まで簡単に戻ることができる。
以下、図7のフローチャートに従い、ユーザ20が車両18の駐車位置に戻る際の処理手順について説明する。
まずユーザ20は、ユーザ端末22上で専用アプリを起動させ(S40)、画面上のメニュー中から「帰車」を選択する。この帰車リクエストを受け付けた専用アプリは(S42)、GPS信号に基づいてユーザの現在位置を算出し、駐車場の存するショッピングモールまでの案内を開始する(S44)。
そして、目的のショッピングモールに到着し、ユーザが「出車モードに移行」ボタンをタッチすると、ユーザ端末22から駐車位置までの案内リクエストが発信される(S46)。このリクエストには、ユーザIDが含まれている。
管理サーバ12を経由してこの案内リクエストを受信した駐車場制御装置16は、利用状況DB16cを参照して当該ユーザに係る車両18の駐車位置(駐車スペースID)を取得した後(S48)、当該ユーザ端末22の現在位置を各ビーコン発信器24からの電波強度に基づいて推定し(S50)、最適ルートを探索する(S52)。
つぎに駐車場制御装置16は、駐車スペースまでの案内情報(音声及び画像情報)の送信を開始する(S54)。
この案内情報を受けたユーザ端末22では、所定の案内画像がディスプレイに表示されると共に、以下のようなアナウンスが再生される(S56)。
「駐車位置は3階のBブロックです。中央エレベータで3階まで昇ってください。」
「3階に到着しました。そのまま中央通路を真っ直ぐ進み、突き当りを右に曲がってください。」
「Bブロックに着きました。お車はBブロックの5番に駐車中です。」
図8は、ユーザ端末22のディスプレイに表示された案内画像の一例を示すものであり、駐車場内の地図40上にユーザ20を示すアイコン46や、進行方向を示す矢印、自車の駐車スペースを示すアイコン48等が表示されている。
車両18に乗車したユーザ20が専用アプリ上で乗車完了ボタンをタッチすると、ユーザ端末22から駐車場制御装置16に対し乗車完了通知が送信される(S58)。
これを受けた駐車場制御装置16は、出口ゲートに設置されたカメラ26やETCアンテナ27によって出庫した車両18の車両番号を取得することにより、出庫事実を確認する(S60)。
そして、間違いなく駐車スペース30から車両18が出庫していることを確認できた場合には、利用状況DB16c内の該当レコードに出庫日時を登録する(S62)。
万一、所定時間を経過しても車両18の出庫を確認できない場合、駐車場制御装置16は注意喚起のメッセージをユーザ端末22に送信し、速やかなる出庫を促すこともできる。
ユーザ20は、事前に駐車場を予約しておくこともできる。
以下、図9のフローチャートに従い、駐車場を予約する際の処理手順について説明する。
まずユーザ20は、ユーザ端末22上で専用アプリを起動させ(S70)、画面上のメニュー中から「予約」を選択する。この予約リクエストを受け付けた専用アプリは、検索画面をディスプレイに表示させる(S72)。
この検索画面上でユーザが地域(例えば「関内駅周辺」)、日時(例えば「今すぐ」や「7月15日13時」等)を指定すると、専用アプリはこれらの検索条件を管理サーバ12に送信する(S74)。
これを受けた管理サーバ12は、駐車場DB12aを参照して関内駅の周辺に所在する複数の駐車場制御装置16を特定し、これらに対し該当日時における空き駐車スペースの有無を照会する(S76)。
これを受けた各駐車場制御装置16は、それぞれの利用状況DB16cを参照し、該当日時における空き駐車スペースの有無を確認する。
そして、空き駐車スペースが存在する場合には、「空きあり(予約可能)」の回答を管理サーバ12に通知する(S78)。
管理サーバ12は、各駐車場制御装置16から送信された回答を集計し、予約可能駐車場のリストをユーザ端末22に送信する(S80)。
このリストには、駐車場の名称、住所、規模(収容台数)、料金単価等が記載されている。
ユーザ20は、このリストの中から一つの駐車場を選択する。この結果、ユーザ端末22から管理サーバ12に対し、当該駐車場に関する予約の申込みが送信される(S82)。
これを受けた管理サーバ12は、該当の駐車場制御装置16に対し、予約を依頼する(S84)。
これに対し駐車場制御装置16は、利用状況DB16cに予約情報(ユーザID、駐車スペースID、予約日時)を登録した後(S86)、管理サーバ12に登録完了通知を送信する(S88)。
この結果、管理サーバ12からユーザ端末22に対して予約完了通知が送信される(S90)。
予約を済ませたユーザ20は、予約日時に目的の駐車場に赴き、駐車案内をリクエストする。
これに対し駐車場制御装置16は、利用状況DB16cを参照して予約された駐車スペース30を特定した上で、当該駐車スペースまでのルート案内を行う。
ユーザは、最初から特定の駐車場を指定して駐車の予約を入れることもできる。
この場合、管理サーバ12を経由して目的の駐車車制御装置16から空き駐車スペース情報がユーザ端末22に送信される。
図10は、ユーザ端末22のディスプレイに表示された駐車予約画面50を示しており、ユーザ20は任意の階の任意の予約可能ブロックをタッチで選択し、特定の日時に予約を入れることができる。「予約可能ブロック」とは、予約のために設けられた専用のブロック(複数の駐車スペースの集合体)を意味している。あるいは、予約専用に確保された駐車フロア単位で予約を入れるように運用することもできる。
なお、駐車場の予約を行った際の料金に関しては、駐車場側の希望に基づいて以下の3パターンが事前設定されている。
(a) 予約時以降課金型:予約した時点で時間料金が課金される形態
(b) 予約時一律料金課金型:任意の一律料金が課金される形態
(c) 利用時課金型:駐車場入庫時にのみ課金される形態
管理サーバ12は、上記のように各ユーザ端末22と各駐車場制御装置16間の情報のやり取りを中継しており、ユーザ20による駐車場の利用実績を利用履歴DB12cに登録する機能を果たす。
10 駐車案内システム
12 管理サーバ
12a 駐車場DB
12b ユーザDB
12c 利用履歴DB
14 駐車場
16 駐車場制御装置
16a 駐車スペースDB
16b ビーコン発信器DB
16c 利用状況DB
18 車両
20 ユーザ
22 ユーザ端末
24 ビーコン発信器
26 カメラ
27 ETCアンテナ
28 ナンバープレート
30 駐車スペース

Claims (3)

  1. 駐車場内に設置された複数のビーコン発信器と、
    各ビーコン発信器の駐車場内における位置を格納しておくビーコン発信器記憶手段と、
    駐車場内の複数の駐車スペースの利用状況を格納しておく利用状況記憶手段と、
    ユーザ端末が受信した複数のビーコン発信器からのビーコンの電波強度と、各ビーコン発信器の位置に基づいて、ユーザ端末の駐車場内における現在位置を算出する手段と、
    上記利用状況記憶手段を参照し、駐車場内における空き駐車スペースを特定する手段と、
    上記現在位置から空き駐車スペースまでの経路を算出する手段と、
    駐車場の屋内地図上に上記経路が表示された案内画像を生成し、上記ユーザ端末に送信する手段と、
    上記空き駐車スペースに車両が駐車した事実を取得する手段と、
    上記利用状況記憶手段に、上記ユーザ端末に関連する車両が上記駐車スペースに駐車中であることを示す情報を登録する手段と、
    を備えたことを特徴とする駐車案内システム。
  2. ユーザ端末から駐車スペースへの案内リクエストが送信された場合に、上記利用状況記憶手段を参照し、当該ユーザ端末に関連する車両が駐車している駐車スペースを特定する手段と、
    ユーザ端末が受信した複数のビーコン発信器からのビーコンの電波強度と、各ビーコン発信器の位置に基づいて、ユーザ端末の駐車場内における現在位置を算出する手段と、
    上記現在位置から上記駐車スペースまでの経路を算出する手段と、
    駐車場の屋内地図上に上記経路が表示された案内画像を生成し、上記ユーザ端末に送信する手段と、
    上記駐車スペースから車両が出庫した事実を取得する手段と、
    上記利用状況記憶手段に、上記ユーザ端末に関連する車両が上記駐車スペースから出庫したことを示す情報を登録する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の駐車案内システム。
  3. ユーザ端末から駐車予約リクエストが送信された場合に、上記利用状況記憶手段を参照し、駐車場内における空き駐車スペースを特定する手段と、
    駐車場の屋内地図上に上記空き駐車スペースが表示された駐車位置選択画面を生成し、ユーザ端末に送信する手段と、
    ユーザ端末から特定の空き駐車スペースの選択情報が送信された場合に、上記利用状況記憶手段に当該駐車スペースが特定の日時において予約済みであることを示す情報を登録する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の駐車案内システム。
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