JP2023003937A - panel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パネルに関する。 The present invention relates to panels.
従来より、建物の壁材や天井材等として用いられるパネルが知られている。
例えば、下記特許文献1には、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、硬質ウレタンフォーム等の断熱フォームの両側に木材を設け、内外両表面に金属板が配された防火パネルが開示されている。
BACKGROUND ART Conventionally, panels used as wall materials, ceiling materials, etc. of buildings have been known.
For example,
しかしながら、上記特許文献1に記載された防火パネルでは、パネル芯層となる断熱フォームが独立気泡発泡体であるので、吸音性の観点からは更なる改善が望まれる。
However, in the fire panel described in
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、剛性及び難燃性の向上を図りながらも吸音性を向上し得るパネルを提供することを目的としている。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a panel capable of improving sound absorption while improving rigidity and flame retardancy.
上記目的を達成するために、本発明に係るパネルは、連続気泡を含む方形平板状の発泡樹脂層及び該発泡樹脂層の四周を囲むように設けられた硬質の枠部を有したパネル芯層と、前記パネル芯層の厚さ方向一方側の第1面を覆うように設けられ表面層を構成する第1面覆い部及び該第1面覆い部から折り曲げられて前記パネル芯層の四周端面を覆うように設けられた端面覆い部を有した第1面側金属層と、を備えていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the panel according to the present invention is a panel core layer having a square plate-shaped foamed resin layer containing open cells and a hard frame provided so as to surround the four circumferences of the foamed resin layer. a first surface covering portion which is provided to cover the first surface on one side in the thickness direction of the panel core layer and constitutes a surface layer; and a first surface side metal layer having an end surface covering portion provided so as to cover the .
本発明に係るパネルは、上述のような構成としたことで、剛性及び難燃性の向上を図りながらも吸音性を向上させることができる。 Since the panel according to the present invention has the structure described above, it is possible to improve the rigidity and flame retardancy, and at the same time improve the sound absorption.
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係るパネルの一例及び変形例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るパネル1は、図1及び図2(b)に示すように、連続気泡を含む方形平板状の発泡樹脂層2及びこの発泡樹脂層2の四周を囲むように設けられた硬質の枠部3を有したパネル芯層4を備えている。このような構成とすれば、パネル芯層4を構成する発泡樹脂層2が連続気泡を含んだ構成であるので、吸音性を向上させることができる。パネル1は、パネル芯層4の厚さ方向一方側の第1面4aを覆うように設けられ表面層8を構成する第1面覆い部5a及び第1面覆い部5aから折り曲げられてパネル芯層4の四周端面4bを覆うように設けられた端面覆い部5bを有した第1面側金属層5を備えている。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 and 2 are diagrams schematically showing an example and a modification of the panel according to this embodiment.
As shown in FIGS. 1 and 2(b), the
上記のような構成とすれば、発泡樹脂層2によってパネル芯層4を構成しながらも、枠部3及び第1面側金属層5によって剛性を向上させることができ、また、第1面側金属層5によって難燃性(当該パネル1が後記する不燃材料の基準を満たす場合には、不燃性)を向上させることができる。また、第1面側金属層5の第1面覆い部5aの四周端部及び端面覆い部5bを、パネル芯層4の第1面4aの四周端部及び端面4bを構成する枠部3に貼着することができる。これにより、発泡樹脂層2によってパネル芯層4を構成しながらも、第1面側金属層5の第1面覆い部5aが枠部3に展張されるように貼着されるので、パネル1の第1面側に弛みや皺等が形成され難く、見栄えを向上させることができる。
With the configuration as described above, while the
パネル1は、パネル芯層4の厚さ方向他方側の第2面4cを覆うように設けられた第2面側金属層6を備えている。このような構成とすれば、難燃性(または不燃性)及び剛性をより向上させることができる。
パネル1は、第1面側金属層5の少なくとも第1面覆い部5aの表面側を覆うように設けられ表面層8を構成するガラス繊維シート7を備えている。このような構成とすれば、剛性をより向上させることができ、また、意匠性を向上させることができる。
このパネル1は、住居やオフィス等の比較的に小型の建物の天井パネルや壁パネルとして施工されてもよい。パネル1は、体育館やホール、ショッピングモール、工場、学校等の比較的に大型の各種の建物の天井パネルや壁パネルとして施工されてもよい。このパネル1は、施工箇所に応じて設けられる軽量鉄骨(LGS)等の鋼製下地や木造下地などの適宜の固定下地に固定されてもよい。
The
The
This
具体的には、パネル1は、図2(a)に示すように、方形平板状とされている。図例では、パネル1は、厚さ方向に見て(天井パネルとして用いられる場合には平面視して)、略正方形状とされているが、略長方形状とされていてもよい。このパネル1の平面視した状態における大きさは、用途に応じて、また、取扱性や施工性等の観点から適宜の大きさとしてもよく、例えば、1辺の長さが0.3m以上でもよく、2.0m以下でもよい。略正方形状とされたパネル1においては、1辺の長さが0.4m以上、1.5m以下でもよく、0.6m~1.2m程度でもよい。略長方形状とされたパネル1においては、短辺の長さが0.3m以上で、長辺の長さが2.0m以下でもよい。パネル1の厚さは、層構成等にもよるが、例えば、3.0mm~20.0mm程度でもよく、好ましくは、10.0mm以下でもよい。
Specifically, as shown in FIG. 2(a), the
枠部3は、図1及び図2(b)に示すように、パネル芯層4の四周の端部を構成するようにパネル芯層4の全周に亘って設けられている。図例では、パネル芯層4の各辺の端部を構成する枠部3は、厚さ方向が各辺の対向方向となる帯板状とされている。この枠部3は、四周枠状に一体的に形成されていてもよく、または、パネル芯層4の各辺の端部を構成する隣り合う枠部3同士が適宜の固着具や接着剤、溶接等によって接合されて形成されていてもよい。
この枠部3のパネル厚さ方向一方側の面がパネル芯層4の第1面4aの四周端部を構成する。この枠部3のパネル厚さ方向他方側の面がパネル芯層4の第2面4cの四周端部を構成する。この枠部3の外周側面(各辺の外側に向く面)がパネル芯層4の四周の端面4bを構成する。
As shown in FIGS. 1 and 2B, the
The surface of the
この枠部3のパネル厚さ方向に沿う寸法は、パネル芯層4の厚さ寸法と同寸法である。この枠部3の各辺の対向方向に沿う枠部3自体の厚さ寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。この枠部3の厚さ寸法は、例えば、0.1mm~5.0mm程度でもよく、好ましくは、1.0mm~3.0mm程度でもよい。
この枠部3は、金属系材料や、繊維強化プラスチックなどの合成樹脂系材料、木質系材料から形成されていてもよく、難燃性(または不燃性)の観点からは金属系材料から形成されていてもよい。
この枠部3は、隣接するパネル1同士を接合する接合部やパネル1の固定下地に固定される固定部として機能してもよい。
この枠部3は、断面略矩形状とされた構成に限られず、外周側面とパネル芯層4の第1面4aを構成するパネル厚さ方向一方側の面との角部に、適宜の面取部が設けられていてもよい。
The dimension of the
The
The
The
発泡樹脂層2は、枠部3内の全体に亘って充填されるように設けられている。この発泡樹脂層2は、厚さ寸法が枠部3のパネル厚さ方向に沿う寸法と略同寸法とされている。この発泡樹脂層2は、厚さ方向一方側の面がパネル芯層4の第1面4aを構成する。この発泡樹脂層2は、厚さ方向他方側の面がパネル芯層4の第2面4cを構成する。この発泡樹脂層2は、四周の端面が枠部3の内周側面(各辺の内側(対向側)に向く面)に当接されている。この発泡樹脂層2の四周端面と枠部3の内周側面とは、適宜の接着剤によって接合されていてもよい。この接着剤としては、例えば、シリコーン系接着剤やアクリル系接着剤、エポキシ系接着剤などでもよく、また、ポリエチレン(PE)系やエチレン酢酸ビニル(EVA)系等のホットメルト接着剤などでもよい。または、発泡樹脂層2の四周端面と枠部3の内周側面とは、発泡樹脂層2の自己接着性によって枠部3に対して接合されていてもよい。つまり、枠部3内において発泡樹脂層2を構成する樹脂組成物を発泡硬化させて言わば接着剤レスにて発泡樹脂層2の四周端面と枠部3の内周側面とが接合されていてもよい。
The
この発泡樹脂層2は、40%圧縮硬さが20N~1000N程度でもよく、好ましくは、50N~650Nでもよい。このような構成とすれば、軽量化を図りながらも適度な硬度となり、ハンドリング性を向上させることができる。この発泡樹脂層2の40%圧縮硬さは、より好ましくは、50N~350Nでもよい。この発泡樹脂層2の40%圧縮硬さは、JIS K6400-2 A法に準拠して測定されたものである。この発泡樹脂層2の40%圧縮硬さが低すぎれば、剛性が低くなりすぎ、ハンドリング性が低下する傾向がある。この発泡樹脂層2の40%圧縮硬さが高すぎれば、密度も高くなり中央側部分における垂れが生じ易くなる傾向があり、また、不燃性が低下する傾向がある。
The
この発泡樹脂層2は、連続気泡を含む言わば多孔質体とされている。この発泡樹脂層2は、例えば、ポリウレタンフォームやポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム、メラミンフォーム、フェノールフォーム等でもよい。発泡樹脂層2は、連続気泡を含み易く、また、自己接着性の観点等からは、好ましくは、軟質ウレタンフォームでもよい。発泡樹脂層2は、適宜の難燃剤等を含んで難燃性が付与されていてもよい。この発泡樹脂層2の密度は、5kg/m3~40kg/m3程度であってもよい。
この発泡樹脂層2及び枠部3によって構成されるパネル芯層4は、パネル1の大部分を占め、例えば、厚さがパネル1の厚さの80%~99%程度であってもよい。
The foamed
The
第1面側金属層5は、難燃層を構成する。この第1面側金属層5としては、当該パネル1が建築基準法において定められた不燃材料等に必要な性能に関する技術的基準を満たすように適宜の構成とされたものでもよい。例えば、当該パネル1が技術的基準における「難燃材料」の基準を満たすように構成されていてもよく、好ましくは、「準不燃材料」の基準を満たすように構成されていてもよく、より好ましくは、「不燃材料」の基準を満たすように構成されていてもよい。第1面側金属層5としては、アルミニウムや、ステンレス、銅、鉄等の金属を含む層であればよく、例えば、薄シート状とされた箔状のアルミシートでもよい。この第1面側金属層5の厚さは、例えば、7μm~200μm程度でもよく、好ましくは、20μm~100μm程度でもよい。
The first surface
第1面側金属層5の第1面覆い部5aは、パネル芯層4の第1面4aを全体に亘って覆うように設けられている。この第1面覆い部5aは、パネル1が施工された状態で室内側となるパネル芯層4の厚さ方向一方側の第1面4aを覆う構成でもよい。
第1面側金属層5の端面覆い部5bは、パネル芯層4の四辺の各端面4bを全体に亘って覆うように設けられている。第1面側金属層5の四隅部には、第1面覆い部5aに対して折り曲げられて各端面4bに沿わせられる各端面覆い部5b同士の重なり合いを防止する切欠状の凹所が設けられている。各端面覆い部5bは、パネル芯層4の各端面4bに加えて、第2面4cの四周の端部を覆うように設けられていてもよい。
この第1面側金属層5とパネル芯層4とは、上記同様な種々の接着剤によって接着されていてもよい。第1面側金属層5とパネル芯層4の発泡樹脂層2とは、発泡樹脂層2の自己接着性によって接着されていてもよい。
The first
The end
The first surface
第2面側金属層6は、パネル芯層4の第2面4cを全体に亘って覆うように設けられ、第1面側金属層5と同様な難燃層を構成する。この第2面側金属層6は、パネル1が施工された状態で下地側となるパネル芯層4の厚さ方向他方側の第2面4cを覆う構成でもよい。この第2面側金属層6としては、上記同様、アルミシートであってもよい。この第2面側金属層6の厚さは、第1面側金属層5と同厚さであってもよく、異なる厚さであってもよい。
この第2面側金属層6とパネル芯層4とは、上記同様な種々の接着剤によって接着されていてもよい。第2面側金属層6とパネル芯層4の発泡樹脂層2とは、発泡樹脂層2の自己接着性によって接着されていてもよい。
The second surface
The second surface
ガラス繊維シート7は、第1面側金属層5の第1面覆い部5aを全体に亘って覆うように設けられている。このガラス繊維シート7は、薄シート状とされ、当該パネル1の化粧面を構成する。このガラス繊維シート7は、厚さが0.1mm~0.5mm程度でもよい。このガラス繊維シート7の目付は、20g/m2~250g/m2程度でもよく、好ましくは、30g/m2~100g/m2程度でもよい。このガラス繊維シート7は、ガラス不織布(ガラスペーパー)でもよく、ガラスクロスでもよい。
このガラス繊維シート7は、上記同様な適宜の接着剤によって第1面側金属層5の第1面覆い部5aに接着されていてもよい。この接着剤は、ガラス繊維シート7が透過性を有している場合には、第1面側金属層5の隠蔽が可能なように適宜の顔料等を含む接着剤層を構成してもよい。ガラス繊維シート7は、第1面側金属層5の各端面覆い部5bをも覆うように設けられていてもよい。この場合は、ガラス繊維シート7の第1面覆い部5aを覆う部分から折り曲げられて各端面覆い部5bを覆う部分が設けられていてもよい。このガラス繊維シート7に、塗装等によって適宜の化粧処理が施されていてもよい。このガラス繊維シート7を設けた態様に代えて、または加えて、適宜の化粧シートがパネル1の第1面(室内側面)に設けられていてもよい。
The
This
パネル1には、表面層8を構成するガラス繊維シート7及び第1面側金属層5の第1面覆い部5a(並びにこれらを接着する接着剤層)を貫通する複数の貫通孔9が設けられている。このような構成とすれば、吸音性を向上させることができる。複数の貫通孔9は、パネル1の第1面側と発泡樹脂層2とを連通させるように設けられている。複数の貫通孔9は、パネル1の第1面(室内側面)に全体に亘って互いに等間隔を空けて設けられていてもよい。これら貫通孔9の孔径やピッチ、開口率(パネル1の第1面に対する貫通孔9の占める面積割合)は、吸音性を向上させる観点や、難燃性の観点等から適宜の孔径やピッチ、開口率としてもよい。例えば、貫通孔9の孔径は、50μm~10.0mm程度でもよく、好ましくは、0.3mm~1.0mm程度でもよい。パネル1の第1面の開口率は、例えば、0.1%~10.0%程度でもよく、好ましくは、0.1%~5.0%程度でもよい。図例では、円形状の貫通孔9を例示しているが、円形状に限られず、楕円形状や角丸方形状、長孔状、多角形状等、どのような形状の貫通孔9でもよい。図例では、複数の貫通孔9の孔径を互いに同径状とした例を示しているが、異なる孔径のものが含まれていてもよい。
The
次に、パネルの変形例について説明する。
以下の各変形例では、先に説明した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、先に説明した例と同様に奏する作用効果についても説明を省略または簡略に説明する。
Next, a modified example of the panel will be described.
In each modified example below, differences from the previously described example will be mainly described, and similar configurations will be given the same reference numerals, and their description will be omitted or briefly described. In addition, the description of the effects similar to those of the example described above will be omitted or will be briefly described.
図2(c)は、第1変形例に係るパネル1Aの一例を模式的に示す図である。
本変形例では、枠部3Aの構成が上記した例とは主に異なる。
枠部3Aは、パネル芯層4の端面4bを構成する端面片部3bと、この端面片部3bの第1面側の端部から枠部3A内方側に向けて突出する第1面側片部3aと、を備えている。このような構成とすれば、上記した例と比べて、パネル1Aの剛性をより効果的に向上させることができる。この枠部3Aは、これら第1面側片部3aと端面片部3bとによって断面視して略L字状とされている。
FIG. 2(c) is a diagram schematically showing an example of the
In this modified example, the configuration of the
The
端面片部3bは、上記した例の枠部3と概ね同様の構成とされている。
第1面側片部3aは、枠部3Aの全周に亘って設けられている。この第1面側片部3aは、厚さ方向がパネル1Aの厚さ方向となる平板状とされている。この第1面側片部3aの厚さ寸法や幅寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、第1面側片部3aの厚さ寸法を、端面片部3bの厚さ寸法と略同寸法とし、第1面側片部3aの幅寸法を、端面片部3bの幅寸法よりも僅かに小さい寸法とした例を示しているが、このような例に限られない。
本変形例では、発泡樹脂層2の四周端部の第1面側に、第1面側片部3aを受け入れる切欠状の凹段部が設けられていてもよい。または、発泡樹脂層2の四周端部の第1面側部位が第1面側片部3aによって圧縮されていてもよい。
The end
The first surface
In this modification, a notch-shaped recessed stepped portion for receiving the first surface
図2(d)は、第2変形例に係るパネル1Bの一例を模式的に示す図である。
本変形例では、枠部3Bの構成が上記した各例とは主に異なる。
枠部3Bは、パネル芯層4の端面4bを構成する端面片部3bと、この端面片部3bの第1面側の端部から枠部3B内方側に向けて突出する第1面側片部3aと、端面片部3bの第2面側の端部から枠部3B内方側に向けて突出する第2面側片部3cと、を備えている。つまり、本変形例に係る枠部3Bは、上記した第1変形例の枠部3Aの第1面側片部3a及び端面片部3bに加えて第2面側片部3cを備えている。このような構成とすれば、上記した各例と比べて、パネル1Bの剛性をより効果的に向上させることができる。この枠部3Bは、これら第1面側片部3aと端面片部3bと第2面側片部3cとによって断面視して略U字状(略コ字状)とされ、枠部3B内方側に向けて開口し全周に亘って延びる溝部を区画している。
FIG. 2(d) is a diagram schematically showing an example of the
In this modified example, the configuration of the
The
第1面側片部3a及び端面片部3bは、上記した第1変形例の枠部3Aと概ね同様の構成とされている。
第2面側片部3cは、枠部3Bの全周に亘って設けられている。この第2面側片部3cは、厚さ方向がパネル1Bの厚さ方向となる平板状とされている。この第2面側片部3cの厚さ寸法や幅寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、第2面側片部3cの厚さ寸法を、第1面側片部3a及び端面片部3bの厚さ寸法と略同寸法とし、第2面側片部3cの幅寸法を、第1面側片部3aの幅寸法と略同寸法とした例を示しているが、このような例に限られない。
本変形例では、発泡樹脂層2は、その四周端部が枠部3Bの溝部に嵌め込まれるようにして設けられている。この発泡樹脂層2の四周端部の厚さ方向両側には、第1面側片部3a及び第2面側片部3cを受け入れる切欠状の凹段部が設けられていてもよい。または、発泡樹脂層2の四周端部の厚さ方向両側部位が第1面側片部3a及び第2面側片部3cによって圧縮されていてもよい。
The first surface
The second surface
In this modified example, the foamed
枠部3,3A,3Bとしては、上記したような態様に限られず、断面略正方形状や、断面略三角形状、断面略台形状等とされていてもよく、中空筒状とされていてもよい。
上記した各例では、パネル1,1A,1Bの第1面側(室内側)に、ガラス繊維シート7を設けた例を示しているが、このようなガラス繊維シート7を設けていない構成としてもよい。
上記した各例では、パネル1,1A,1Bの第2面側(下地側)に、第2面側金属層6を設けた例を示しているが、このような第2面側金属層6を設けていない構成としてもよい。
上記した各例では、パネル1,1A,1Bの第1面側(室内側)に、パネル1,1A,1Bの第1面側と発泡樹脂層2とを連通させる貫通孔9を設けた例を示しているが、このような貫通孔9を設けていない構成としてもよい。上記した各例に係るパネル1,1A,1Bの各部の構成は、上記したような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
The
In each of the above examples, an example in which the
In each of the above examples, an example is shown in which the second surface
In each of the above examples, the first surface side (indoor side) of the
1,1A,1B パネル
2 発泡樹脂層
3,3A,3B 枠部
4 パネル芯層
4a 第1面
4b 端面
4c 第2面
5 第1面側金属層
5a 第1面覆い部
5b 端面覆い部
6 第2面側金属層
7 ガラス繊維シート
8 表面層
9 貫通孔
REFERENCE SIGNS
Claims (5)
前記パネル芯層の厚さ方向一方側の第1面を覆うように設けられ表面層を構成する第1面覆い部及び該第1面覆い部から折り曲げられて前記パネル芯層の四周端面を覆うように設けられた端面覆い部を有した第1面側金属層と、
を備えていることを特徴とするパネル。 a panel core layer having a rectangular plate-shaped foamed resin layer containing open cells and a hard frame provided so as to surround the four perimeters of the foamed resin layer;
A first surface covering portion provided to cover the first surface on one side in the thickness direction of the panel core layer and forming a surface layer, and a first surface covering portion bent from the first surface covering portion to cover the four peripheral end surfaces of the panel core layer. a first surface side metal layer having an end surface covering portion provided as;
A panel comprising:
前記パネル芯層の厚さ方向他方側の第2面を覆うように設けられた第2面側金属層を備えていることを特徴とするパネル。 In claim 1,
A panel comprising a second surface side metal layer provided so as to cover the second surface on the other side in the thickness direction of the panel core layer.
前記発泡樹脂層は、40%圧縮硬さが50N~650Nであることを特徴とするパネル。 In claim 1 or 2,
The panel, wherein the foamed resin layer has a 40% compression hardness of 50N to 650N.
前記第1面側金属層の少なくとも第1面覆い部の表面側を覆うように設けられ前記表面層を構成するガラス繊維シートを備えていることを特徴とするパネル。 In any one of claims 1 to 3,
A panel comprising a glass fiber sheet that is provided so as to cover at least the surface side of the first surface covering portion of the first surface side metal layer and constitutes the surface layer.
前記表面層には、孔径が50μm~10mmの複数の貫通孔が、開口率が0.1%~10.0%となるように設けられていることを特徴とするパネル。 In any one of claims 1 to 4,
A panel, wherein the surface layer is provided with a plurality of through-holes having a hole diameter of 50 μm to 10 mm with an aperture ratio of 0.1% to 10.0%.
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