JP2023000908A - 測量装置、光軸変換ユニット、測量方法及び測量プログラム - Google Patents

測量装置、光軸変換ユニット、測量方法及び測量プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で障害物による測量への影響を除去可能な測量装置、光軸変換ユニット、測量方法及び測量プログラムを提供すること。【解決手段】視準軸A0に沿って光を送光又は受光可能な望遠鏡部24と、視準軸A0に沿った光路の光軸を視準軸A0に対する径方向にオフセットする光学部材(252,253)を有し、オフセットされた変換光軸を視準軸A0周りに回動可能な光軸変換ユニット25と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、測量装置、光軸変換ユニット、測量方法及び測量プログラムに関する。
トータルステーション等の測量装置では測定対象を視準して測角し、測定対象に測距光を照射することで測量装置から測定対象までの距離を測定している。測量装置と測定対象との間に障害物が存在する場合の測量方法として、例えば特許文献1には、複数の測量装置を用いて障害物を迂回し、既知点に対する測定対象の位置を測量する技術が開示されている。
特開2011-247677号
建築や土木の作業現場等では、物の落下防止等のために網目状のネットが設置されることがある。ネットのような障害物越しに測量を行う場合、測量装置は障害物により一部が遮蔽されて欠けた光像を測定対象から受光することとなるため、光像の重心位置を求めることが難しく測定対象の正確な位置(例えば、水平角や鉛直角)を求めることが容易ではない。特許文献1に記載の技術では、障害物を迂回して測定対象を測量しているが、この方法ではシステムの全体構成が煩雑となる。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、簡易な構成で障害物による測量への影響を除去可能な測量装置、光軸変換ユニット、測量方法及び測量プログラムを提供するものである。
上記した目的を達成するために、本発明に係る測量装置は、視準軸に沿って光を送光又は受光可能な望遠鏡部と、前記視準軸に沿った光路の光軸を前記視準軸に対する径方向にオフセットする光学部材を有し、前記オフセットされた変換光軸を前記視準軸周りに回動可能な光軸変換ユニットと、を備える。
また上述の測量装置として、前記光学部材は、前記望遠鏡部の望遠鏡側開口面と対向する第一開口面を有して前記望遠鏡部に対してオフセットして配置される第一再帰反射部材と、前記第一開口面と対向する第二開口面を有して前記望遠鏡部及び前記第一再帰反射部材に対してオフセットして配置される第二再帰反射部材と、前記第二再帰反射部材の変換光軸を測定対象に向けながら、前記第一再帰反射部材及び前記第二再帰反射部材を前記視準軸周りに回動可能に設けた回動部と、を備えてもよい。
また上述の測量装置として、前記回動部を回動制御可能な光軸回動駆動部を備えてもよい。
また上述の測量装置として、前記光学部材の前記視準軸周りの回動位置及び回動量の一方又は両方を検出可能な回動検出部を備えてもよい。
また上述の測量装置として、前記光軸変換ユニットは、前記望遠鏡部に対して着脱可能に形成されてもよい。
また上述の測量装置として、前記望遠鏡部は、基盤部に対して水平軸及び鉛直軸周りに回動可能に接続され、前記光軸変換ユニットは、回動中、前記光学部材により変換された変換光軸上に測定対象が位置するように、前記基盤部に対して前記水平軸及び前記鉛直軸周りに回動可能に構成されてもよい。
また上述の測量装置として、前記光学部材の前記視準軸周りの異なる回動位置で受光した測定対象からの複数の光像から、前記光像の平均重心位置を求める制御部を備えてもよい。
また上述の測量装置として、前記光学部材は、コーナーキューブプリズムであってもよい。
上記した目的を達成するために、本発明に係る光軸変換ユニットは、光を送光又は受光可能な望遠鏡部に着脱可能に形成されて、前記望遠鏡部の視準軸に沿った光路の光軸を前記視準軸に対する径方向にオフセットする光学部材を有し、前記オフセットされた変換光軸を前記視準軸周りに回動可能に設けられる。
上記した目的を達成するために、本発明に係る測量方法は、前記測量装置は、視準軸に沿って光を送光又は受光可能な望遠鏡部と、前記視準軸に沿った光路の光軸を前記視準軸に対する径方向にオフセットする光学部材を有し、前記オフセットされた変換光軸を前記視準軸周りに回動させる工程と、前記光学部材の前記視準軸周りの異なる回動位置で、前記測量装置が測定対象から導光された光を受光する工程と、を含む。
上記した目的を達成するために、本発明に係る測量プログラムは、視準軸に沿って光を送光又は受光可能な望遠鏡部と、前記視準軸に沿った光路の光軸を前記視準軸に対する径方向にオフセットする光学部材を有する測量装置において、前記オフセットされた変換光軸を前記視準軸周りに回動させる工程と、前記光学部材の前記視準軸周りの異なる回動位置で、前記測量装置が測定対象から導光された光を受光する工程と、をコンピュータに実行させる。
上記手段用いる本発明に係る測量装置、光軸変換ユニット、測量方法及び測量プログラムによれば、簡易な構成で障害物による測量への影響を除去可能とすることができる。
本発明の実施形態に係る測量システムの全体構成図である。 本発明の実施形態に係る光軸変換ユニットを模式的に示す図であり、(a)は側面図を示し、(b)は正面図を示す。 本発明の実施形態に係る測量装置の制御ブロック図である。 測量システムにおける測定方法を示すフローチャートである。 測量装置が測定対象を指向しながら光軸変換ユニットを回動させた状態を示す図である。 測定対象を撮像した画像を示す図であり、(a)は図1の測定装置が撮像した画像であり、(b)は図5の測定装置が撮像した画像である。 本発明の実施形態の変形例に係る測量方法を示すフローチャートである。 変形例における測定対象を撮像した画像を示す図であり、(a)は撮像した複数の光像の位置関係を示し、(b)は撮像した複数の光像のうちの基準となる一方に他の一方を重ねるように補正した様子を示し、(c)は合成した光像を示す。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る測量システム1の全体構成図である。また、図2は、測量装置2の制御ブロック図である。以下、実施形態に係る測量システム1の全体構成と制御系について、これら図1、2を用いて説明する。なお、各装置や配置関係は、模式的に示しており、説明の便宜上実際の縮尺と異なって示している。
測量システム1は、測量装置2と、測定対象3(ターゲット)とを含む。測量装置2は、例えば、トータルステーションであり、図示しない三脚等の脚部に設置され、測定対象3までの角度と距離とを測定して測量を行うことができる。測量装置2は、上記脚部に着脱可能であって整準を行う整準部21と、整準部21の上に設けられた基盤部22と、基盤部22の鉛直軸V周りに回動可能に設けられた本体部23と、本体部23に水平軸H周りに回動可能に設けられた望遠鏡部24とを備える。従って、望遠鏡部24は基盤部22に対して水平軸H及び鉛直軸V周りに対して回動可能に設けられる。整準は脚部を調整して作業者による手作業で行ってもよいし、自動整準であってもよい。また、測量装置2は、測量装置2を制御するためのコンピュータ(不図示)を備える。
図3は、測量装置2の制御ブロック図である。通信部201は、外部機器と通信可能に構成され、例えばBluetooth(登録商標)等の無線通信手段である。なお、通信部201は、接続端子を介して有線通信手段として機能してもよい。
記憶部202は、追尾プログラムや測量方法に関する測量プログラム等の各種プログラム、測量データ、GPS時刻、測量装置2の大きさ(高さ、幅、奥行き等)、追尾光受光部207が撮像した画像4(図6(a)及び図6(b)参照)等の各種データを記憶可能に構成される。
表示部203は、追尾光受光部207(受光部)が受光して撮像した画像4等を表示することができ、例えば本体部23の後方部に設けられる。操作部204は、各種の動作指示や設定を入力可能な操作手段である。例えば、動作指示として、電源のオン、オフの切替、測量を開始するトリガ、測量モードの切替、測量周期の設定等を含むことができる。また操作部204は、スイッチ、ボタン、ダイアルなど、任意の操作デバイスや入力デバイスを含んでもよい。表示部203がタッチパネルである場合は、表示部203と操作部204とは一体に形成されていてもよい。
測距部205は、測距光を出射する送光部と、送光部からの測距光が照射されて測定対象3により反射された反射光を受光する受光部とを含む。測距部205は、例えば、パルスレーザ光である測距光を出射すると共に測定対象3により反射された反射光を受光することで測量装置2から測定対象3までの距離(斜距離)を測定する。なお、測距方式はこのようなパルス方式に限られず、例えばレーザ光の波の数に基づき測距するいわゆる位相差方式等の周知の方式を適用することも可能である。
追尾光送光部206は、測定対象3に向けて追尾光を照射可能な光源である。また、追尾光受光部207は、測定対象3により反射された追尾光の一部を受光し、例えば電気信号に変換するイメージセンサ(CCDセンサやCMOSセンサ等)等の受光素子を用いることができる。追尾光送光部206は、広がり角を有する追尾光を照射する。従って、測量装置2からの距離が遠くなるほど追尾光照射範囲の空間領域が広がる特性を持つ。制御部215は、この追尾光送光部206からの追尾光を追尾光受光部207が受光し続けるように水平回動駆動部208、鉛直回動駆動部209及び光軸回動駆動部210を制御することで、測定対象3の追尾機能を制御することができる。
水平回動駆動部208は、基盤部22に対して本体部23を鉛直軸V周りの水平方向に回動可能に制御する。鉛直回動駆動部209は、本体部23に対して望遠鏡部24を水平軸H周りの鉛直方向に回動可能に制御する。
光軸回動駆動部210は、光軸変換ユニット25を望遠鏡部24の視準軸A0周りに回動制御することができ、モータやギヤにより構成することができる。
また、本体部23の内部には、本体部23の水平方向の回動角(即ち鉛直軸V周りの回転角)を検出する水平角検出部211(水平エンコーダ)と、望遠鏡部24の鉛直方向の回動角(即ち水平軸H周りの回転角)を検出する鉛直角検出部212(鉛直エンコーダ)が設けられている。望遠鏡部24は、測定対象3を視準可能な光学系を含む望遠鏡24aを内部に有する。望遠鏡部24は、測距光学系を含む測距部205を内蔵しており、この測距部205の測距光学系の光路の一部は望遠鏡24aの光学系の一部と共有されている。前述の測距部205又は追尾光送光部206から出射された光は、望遠鏡24aの対物側から視準軸A0と同軸に導光されて出射される。また、光軸変換ユニット25を介して外部から受光した光は、視準軸A0上に導光されて測距部205又は追尾光受光部207により受光される。
回動検出部213は、光軸変換ユニット25が備える第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253の視準軸A0周りの回動位置(例えば回転角)及び回動量の一方又は両方を検出可能に構成される。回動検出部213は、一回転検出用センサ、エンコーダ又は加速度センサ等により形成することができる。回動基準センサ214は、回動部251が一回転したことを検出する投受光センサ等により形成される。
また、制御部215は、例えば測量装置2の本体部23内に設けられる。制御部215は、水平角検出部211及び鉛直角検出部212により検出された角度(水平角及び鉛直角)、測距部205により測定された距離(斜距離)、追尾光受光部207により撮像された画像4、等の各種情報の取得、記憶、演算等を行い、例えば表示部203にその取得結果、演算結果を表示する。また、制御部215は、操作部204に対する操作に応じて、又は演算結果に応じて、各部の駆動制御等を行う。
図2に示すように、光軸変換ユニット25は、望遠鏡部24の視準軸A0周りに回動可能な回動部251を備える。光軸変換ユニット25は、望遠鏡部24に対して着脱可能に形成される。また回動部251は、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253を備える。本実施形態の第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253は、コーナーキューブプリズムであり、図2(a)等ではその形状を模式的に示している。第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253は、それぞれ、光の入射面及び出射面である開口面(第一開口面252a及び第二開口面253a)と、光を反射可能な反射部252b,253bとを有する。第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253において、反射部252b及び反射部253bの各々は、直交する三つの反射面を有し、3方向が囲われた入隅状に形成される(詳細は不図示)。
第一再帰反射部材252は、望遠鏡部24の望遠鏡側開口面241と対向する第一開口面252aを有して望遠鏡部24の視準軸A0に対して直交方向にオフセットして配置される。従って、視準軸A0と、反射部252bの中心軸である光学軸B1(三つの反射面が接続する頂部を通り、第一開口面252aと直交する軸)とは、視準軸A0に対する直交方向にオフセットして配置される。また、第二再帰反射部材253は、第一再帰反射部材252の第一開口面252aと対向する第二開口面253aを有して望遠鏡部24及び第一再帰反射部材252に対してオフセットして配置される。従って、光学軸B1と、第二再帰反射部材253の光学軸B2(三つの反射面が接続する頂部を通り、第二開口面253aと直交する軸)とは、視準軸A0に対して直交方向であって第一再帰反射部材252のオフセット方向と略同方向にオフセットして配置される。
望遠鏡部24から追尾光や測距光等の光L1を出射する場合、光L1は、望遠鏡部24の視準軸A0を光軸として第一再帰反射部材252側に導光される。望遠鏡部24側から導光された光L1は、第一開口面252aに入射して第一再帰反射部材252の反射部252bにより内部反射される。反射部252bにより反射された光L1は、視準軸A0上の光L1に対する対称光路の光軸である第一光軸A1に沿って導光され、第一開口面252aから第二再帰反射部材253側に出射される。第一再帰反射部材252側から導光された光L1は、第二開口面253aに入射して第二再帰反射部材253の反射部253bにより内部反射される。反射部253bにより反射された光L1は、第一光軸A1上の光L1に対する対称光路の光軸である第二光軸A2に沿って導光され、第二開口面253aから出射される。そして第二開口面253aから出射された光L1は、貫通孔又は透光性部材が設けられた開口部251aを介して測定対象3側へ出射される。
第二光軸A2は、第一光軸A1及び視準軸A0と平行に形成される。従って第二開口面253aから出射された光L1は、望遠鏡部24から出射された光L1に対して平行且つ同一方向であって、視準軸A0からオフセットされて出射される。また、図2(b)の望遠鏡部24を出射側から見ると、視準軸A0、第一光軸A1及び第二光軸A2は、視準軸A0と直交する直線上に配置される。図2(b)に示す光軸変換ユニット25が12時を向いた回動位置では、視準軸A0、第一光軸A1及び第二光軸A2が鉛直軸Vに重なるように位置している。
本実施形態の測定対象3は、ピンポール等に設けられた再帰反射部材であるプリズムを示している。なお、測定対象3は、様々な方向からの測定を可能にするために、再帰反射性のプリズムを複数結合して構成することができる。また、測定対象3は、再帰反射部材に限らず、測量装置2から照射された光を反射して測量装置2に反射光を検出させることが可能な程度の強度で反射可能なその他の反射部材(例えば、反射シート、ターゲット板又は壁等)を配置してもよい。
また、図1には、測量装置2と測定対象3との間には、障害物5が位置している例を示している。障害物5は、例えば、建築現場などにおいて落下防止用に用いられるネットであり、10~15mm角程度の網目状に形成される。ネットを形成する網紐の直径は例えば2mm~3mm程度である。
光L1が照射された測定対象3は、入射方向とは反対方向に反射される。測定対象3により反射された光L2は、第二再帰反射部材253の第二開口面253aに入射して反射部252bにより内部反射される。反射部253bにより反射された光L2は、第一光軸A1に沿って導光され、第二開口面253aから第一再帰反射部材252側へ出射される。第二再帰反射部材253側から導光された光L2は、第一開口面252aに入射して反射部252bにより内部反射される。反射部252bにより反射された光L1は、視準軸A0に沿って導光され、望遠鏡部24内に入射される。測距部205又は追尾光受光部207は、望遠鏡部24内に入射した光L2を受光する。
ここで、図4等を参照して、測量装置2の測量方法に係る各工程について説明する。まずステップS01として、望遠鏡24aにより測定対象3を視準する。測定対象3が望遠鏡24aの視野の略中央に位置するとき、測定対象3は略第二光軸A2上に位置する。制御部215は、測定対象3の光像41を含む画像4(図6(a)参照)を取得し、光像41の重心位置411を求める。制御部215は、重心位置411と視準の中心位置43とが一致するように、望遠鏡部24の角度を自動追尾させる。具体的には、望遠鏡部24に接続される回動部251は、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253の回動中、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253により変換された変換光軸である第二光軸A2上に測定対象3が位置するように、基盤部22に対して水平軸H及び鉛直軸V周りに回動可能に構成される。従って、光軸変換ユニット25は、第二光軸A2が常時測量方向軸O側を向くよう指向して、測定対象3の近傍に、第二光軸A2と測量方向軸Oとの交点が位置するように制御させる。重心位置411は、光像41により求められるため、障害物5による影42の影響がある場合、実際の測定対象3の中心位置とは異なる場合がある。
ステップS02として、制御部215は、光軸回動駆動部210により、光軸変換ユニット25の回動部251を視準軸A0周りに回動させる。図5は、図1に示した測量装置2の光軸変換ユニット25を180度回動させて視準軸A0に対して下方である正面視6時方向に位置させた状態を示している。図5の測量装置2においても、図1の状態(光軸変換ユニット25が12時を向いた状態)と同様に、光軸変換ユニット25の回動中、第二光軸A2が測量方向軸O側を向くように制御される。そのため、測定対象3の近傍に、第二光軸A2と測量方向軸Oとの交点を位置させることができる。
ステップS03として、測定対象3の光像41を含む画像4を複数取得し、各光像41の重心位置411を任意に設定された間隔で連続的に求める。また、制御部215は、各画像4を取得した際の光軸変換ユニット25の回転角に対応して測距及び測角を行い、取得した各画像4、距離、角度(水平角及び鉛直角を含む)を対応して記憶部202に記憶する。
具体的には、制御部215は、図1の二点鎖線で示す仮想的にオフセットされた望遠鏡部24'から測定対象3を視準したものとして測量値を求める。まず、制御部215は、水平角検出部211及び鉛直角検出部212により測定対象3の水平角及び鉛直角を検出する。検出された水平角及び鉛直角は、オフセットされた望遠鏡部24'から測定対象3を視準して測角した際の値(角度θ11)として求めることができる。また、制御部215は、測距部205により測量装置2から測定対象3までの距離を求める。器械点26'のオフセット量は既知であり、器械点26に対する開口部251aの位置も既知であるため、器械点26'から開口部251aまでの距離は予め求めておくことができる。また、器械点26から開口部251aまでの距離(光路長)も既知である。このため、制御部215は、測距部205が測距した値から、器械点26から開口部251aまでの距離を減じ、器械点26'から開口部251aまでの距離を加算する等して、器械点26'から測定対象3までの距離X11を求めることができる。また、器械点26及び器械点26'の位置は既知であり、器械点26'からの見た測定対象3の距離X11と角度θ11(水平角及び鉛直角)は求めることができるため、制御部215は、器械点26から見た測定対象3の距離X12及び角度θ12(測量方向軸Oに対する角度)も求めることができる。従って、測量装置2は、光軸変換ユニット25を用いて、器械点26から測定対象3までの位置(水平角、鉛直角及び斜距離)を求めることができる。
なお、測角及び測距による測定並びに画像4の取得は、例えば光軸変換ユニット25が1秒程度で1回転する間に、50msec間隔で行うことができる。
画像4の取得について、例えば、図1に示すように、光軸変換ユニット25が上方に位置する場合、追尾光受光部207は、図6(a)に示す画像4を取得する。画像4は、測定対象3により反射された光に対応する光像41A(41)を含む。光像41Aは略円形に形成されているが、図1では第二光軸A2の下方近傍に障害物5が配置されているため、光像41Aの下方の一部が影42で遮光され、光像41Aの重心位置411は光像41Aの全体に対してやや上方に位置する。
一方、図5に示すように、光軸変換ユニット25が下方に位置する場合、追尾光受光部207は、図6(b)に示す画像4を取得する。画像4は、測定対象3により反射された光に対応する光像41B(41)を含む。図5では第二光軸A2の上方近傍に障害物5が配置されているため、光像41Bの上方の一部が影42で遮光され、光像41Bの重心位置411は光像41B全体に対してやや下方に位置する。
このように、光軸変換ユニット25が回転中、追尾光送光部206が追尾光を出射し、追尾光受光部207が反射された追尾光を受光することで、制御部215は測定対象3を複数の異なる角度位置(回動位置)で視準して障害物5による影42の位置は範囲が異なる複数の光像41を取得し、記憶部202に記憶させておくことができる。
なお、制御部215は、複数の光像41を、光軸変換ユニット25が一周未満の回動角範囲で回動する間、又は一周以上の回動角範囲で回動する間に取得することができる。また制御部215は、複数の光像41を二周以上の複数回回動する間に取得してもよい。
ステップS04として、制御部215は、光軸回動駆動部210による光軸変換ユニット25の回動を1回転から複数回回転させた後に、停止させる。ステップS05として、制御部215は、複数回の測量により求めた位置(器械点26又は測量装置2が設置される既知点からの距離、水平角及び鉛直角により求められる位置)を平均して、平均重心位置412を測定対象3の中心位置として求める。以上のように、本実施形態ではオフセットされた変換光軸(第二光軸A2)を視準軸A0周りに回動可能に構成したため、障害物5による影響を除去して測定対象3の正確な測量値を求めることができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。図7は、本変形例における測量装置2の測量方法の各工程を示している。まず、ステップS11として、望遠鏡24aにより測定対象3を視準する。制御部215は、前述のステップS01と同様に、制御部215は、重心位置411と視準の中心位置43とが一致するように、望遠鏡部24の角度を自動追尾させる。ステップS12として制御部215は、光軸回動駆動部210により、光軸変換ユニット25の回動部251を視準軸A0周りに回動させる。このとき、望遠鏡部24に接続される回動部251は、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253の回動中、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253により変換された変換光軸である第二光軸A2上に測定対象3が位置するように、基盤部22に対して水平軸H及び鉛直軸V周りに回動制御される。
ステップS13として、制御部215は、追尾光送光部206により追尾光である光L1を出射させ、測定対象3に照射する。測定対象3により反射された光L2は、望遠鏡部24内の追尾光受光部207により受光される。制御部215は、追尾光受光部207が受光した光L2を光像41として画像4に含め、画像4のデータを記憶部202に記憶させる。また、制御部215は、各画像4を取得した際の光軸変換ユニット25の回転角に対応して測距及び測角を行い、取得した各画像4、並びに、器械点26'に対する測定対象3の距離X11、角度θ11(水平角及び鉛直角を含む)を対応して記憶部202に記憶する。
ステップS14として、制御部215は、器械点26'に対する距離X11及び角度θ11を、測量装置2の実際の器械点26に対する距離X12及び角度θ12に変換する。そして、ステップS15で、制御部215は、ステップS13で取得した画像4の中心位置(より具体的には、視準の中心位置43)を、器械点26から見た角度θ12の位置として対応づけて、記憶部202に記憶する。
ステップS16として、制御部215は、ステップS13で距離X11、角度θ11及び画像4を取得した際の光軸変換ユニット25の回動位置とは異なる視準軸A0周りの回動位置(例えば、図5の光軸変換ユニット25の位置)で、測定対象3からの光を受光し、ステップS13からステップS15までの処理と同様の処理を行う。制御部215は、測定対象3の光像41を含む複数の画像4を、任意に設定された間隔で連続的に取得する。例えば、光軸変換ユニット25が図5の状態の場合、制御部215は、器械点26"からの距離X21及び角度θ21を測定し、光像41を含む画像4と、器械点26からの距離X21及び角度θ21を求める。従って、制御部215は、器械点26を共通としながら、複数の異なる位置のオフセット視点から、オフセットした器械点26"(又は器械点26')からの距離X21及び角度θ21を測定し、光像41を含む画像4と、器械点26からの距離X22及び角度θ22を求めることができる。制御部215は、取得した画像4並びに器械点26からの距離X22及び角度θ22を記憶部202に対応して記憶する。
ステップS17として、制御部215は、基準となるオフセット視点で取得した画像4に基づいて、光像41を比較明合成する。例として、図8(a)は、図1において光軸変換ユニット25が視準軸A0の上方に位置する場合に測量装置2が取得した光像41A(実線で示している)と、図5において光軸変換ユニット25が視準軸A0よりも下方に位置する場合に測量装置2が取得した光像41B(破線で示している)とを、光像41Aの重心位置411a及び光像41Bの重心位置411bを一致させて示している。なお、図8(a)~(c)の光像41A,41Bと、図6(a)及び図6(b)の光像41A,41Bとは、それぞれ同じ測定対象3の像を示しているが、図8(a)~(c)では簡略化のため、高輝度領域を示すハッチングの図示を省略している。
光像41A及び光像41Bは同じ測定対象3から反射された光を示しているが、光像41Aの重心位置411aを測定した距離X12及び角度θ12と、光像41Bの重心位置411bを測定した距離X22及び角度θ22は、異なっている。本変形例では、光像41Bを角度θ22-角度θ12の差分Δθに相当する画素数分だけ、光像41Bの位置を移動させて補正を行う(図8(b)参照)。光像41Bの差分Δθに対する移動量は、画像4と撮像可能な立体角とを予め対応付けて求めてもよい。これにより、光像41Bは、光像41Aを基準として影42の有無や位置に関わらず像の輪郭をほぼ一致させることができる。
その後、制御部215は、重なった状態の光像41Aと光像41Bに対して、比較明合成を行う。比較明合成は、複数の画像の同じ位置にある画素同士を比較し、明るい方の画素を採用して、合成画像を生成する画像合成方法である。従って、光像41と光像41Bに対して比較明合成を行う場合には、障害物5による影42の影響を除去した光像41C(図8(c)参照)を求めることができる。そして、制御部215は、光像41Cの重心位置413を求め、重心位置413に対応する角度を測定対象3までの正確な角度として求めることができる。
なお、光像41Cの距離としては、重心位置411aの距離X12と重心位置411bの距離X22とを平均して求めてもよい。光像41Cの角度(水平角,鉛直角)及び距離は、本変形例で示した算出方法に限らず任意のその他の算出方法により求めてもよい。
その後、ステップS18として、制御部215は、光軸変換ユニット25の回動を停止して、測定対象3の測量を終了する。
以上のように、本実施形態では、測量装置2が、視準軸A0に沿って光を送光又は受光可能な望遠鏡部24と、視準軸A0に沿った光路の光軸を視準軸A0に対する径方向にオフセットする光学部材(第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253)を有し、オフセットされた変換光軸を視準軸A0周りに回動可能な光軸変換ユニット25と、を備える構成について説明した。このような構成により、測量装置2は測定対象3を異なる角度で視準することができるため、簡易な構成で障害物5による測量への影響を除去可能な測量装置2、光軸変換ユニット25、測量方法及び測量プログラムを構成することができる。
また、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253は、それぞれ第一開口面252a及び第二開口面253aに入射した光を、入射光に対し平行且つ反対方向に反射することができるため、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253の望遠鏡部24に対する取り付けの際に高い取り付け精度は要求されない。そのため、測量装置2は、光軸を容易に変換することができる。
また、光軸変換ユニット25は、望遠鏡部24に対して着脱可能に形成されるため、障害物5のない環境で測量を行う場合には、光軸変換ユニット25を取り外して通常の測量方法により測定対象3を測量することができる。測量装置2は、光軸変換ユニット25の着脱状態に応じて、光軸を変換して測量を行うモードと、光軸を変換せずに通常の測量を行うモードとを切り替えることができる。
以上で本発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態において、制御部215はステップS04で光軸変換ユニット25の回動を停止させてからステップS05で平均重心位置412を求める例について説明したがこれらの測量方法に限られない。例えば、制御部215は、予め設定した数の光像41から平均重心位置412を求めて、平均重心位置412が受光素子の中心位置(視準の中心位置43)に一致するように光軸変換ユニット25の回動動作と望遠鏡部24の水平軸H及び鉛直軸V周りの回動動作の角度及び同期を補正し、平均重心位置412が受光素子の中心位置(視準の中心位置43)に安定して一致したと判定した場合に光軸変換ユニット25の回動を停止してもよい。
また、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253は、第一開口面252a及び第二開口面253aが接するように一体に設けてもよいし、離間させて別体に設けてもよい。また、第一再帰反射部材252及び第二再帰反射部材253は、コーナーキューブプリズムに限らず、再帰反射特性を有するその他の光学部材により構成してもよい。
また、視準軸A0に沿った光路の光軸を視準軸A0に対する径方向にオフセットする光学部材として、再帰反射部材に限らず、複数回の反射を組み合わせることで光軸をオフセット可能な一つ又は複数の反射部材により構成してもよい。例えば、反射部材として、複数の反射面を有するプリズムを用いてもよいし、複数枚のミラーを組み合わせて構成してもよい。光軸をオフセット可能な構成として、二つ又は三つ以上の反射面を組み合わせて潜望鏡状に設けてもよい。
また、平均重心位置412を求める際、制御部215は、回動検出部213により光軸変換ユニット25の回動位置を検出して複数の光像41を予め定めた回動位置に対応させて取得してもよいし、回動検出部213を省略して光軸変換ユニット25の回動位置にかかわらず複数の光像41を取得してもよい。回動検出部213を省略する構成の場合、光軸回動駆動部210のモータとしてステッピングモータを用いてもよい。
1 測量システム
2 測量装置
3 測定対象
4 画像
5 障害物
21 整準部
22 基盤部
23 本体部
24,24',24" 望遠鏡部
24a 望遠鏡
25 光軸変換ユニット
26,26',26" 器械点
41(41A,41B) 光像
42 影
43 中心位置
201 通信部
202 記憶部
203 表示部
204 操作部
205 測距部
206 追尾光送光部
207 追尾光受光部
208 水平回動駆動部
209 鉛直回動駆動部
210 光軸回動駆動部
211 水平角検出部
212 鉛直角検出部
213 回動検出部
214 回動基準センサ
215 制御部
241 望遠鏡側開口面
251 回動部
251a 開口部
252 第一再帰反射部材
252a 第一開口面
252b 反射部
253 第二再帰反射部材
253a 第二開口面
253b 反射部
411,411a,411b 重心位置
412 平均重心位置
413 重心位置
A0 視準軸
A1 第一光軸
A2 第二光軸
B1 光学軸
B2 光学軸
H 水平軸
L1 光
L2 光
O 測量方向軸
V 鉛直軸
11,X12,X21,X22 距離
θ11,θ12,θ21,θ22 角度

Claims (11)

  1. 視準軸に沿って光を送光又は受光可能な望遠鏡部と、
    前記視準軸に沿った光路の光軸を前記視準軸に対する径方向にオフセットする光学部材を有し、前記オフセットされた変換光軸を前記視準軸周りに回動可能な光軸変換ユニットと、
    を備える測量装置。
  2. 前記光学部材は、前記望遠鏡部の望遠鏡側開口面と対向する第一開口面を有して前記望遠鏡部に対してオフセットして配置される第一再帰反射部材と、
    前記第一開口面と対向する第二開口面を有して前記望遠鏡部及び前記第一再帰反射部材に対してオフセットして配置される第二再帰反射部材と、
    前記第二再帰反射部材の変換光軸を測定対象に向けながら、前記第一再帰反射部材及び前記第二再帰反射部材を前記視準軸周りに回動可能に設けた回動部と、
    を備える請求項1に記載の測量装置。
  3. 前記回動部を回動制御可能な光軸回動駆動部を備える請求項2に記載の測量装置。
  4. 前記光学部材の前記視準軸周りの回動位置及び回動量の一方又は両方を検出可能な回動検出部を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の測量装置。
  5. 前記光軸変換ユニットは、前記望遠鏡部に対して着脱可能に形成される請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の測量装置。
  6. 前記望遠鏡部は、基盤部に対して水平軸及び鉛直軸周りに回動可能に接続され、
    前記光軸変換ユニットは、回動中、前記光学部材により変換された変換光軸上に測定対象が位置するように、前記基盤部に対して前記水平軸及び前記鉛直軸周りに回動可能に構成される
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の測量装置。
  7. 前記光学部材の前記視準軸周りの異なる回動位置で受光した測定対象からの複数の光像から、前記光像の平均重心位置を求める制御部を備える請求項6に記載の測量装置。
  8. 前記光学部材は、コーナーキューブプリズムである請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の測量装置。
  9. 光を送光又は受光可能な望遠鏡部に着脱可能に形成されて、前記望遠鏡部の視準軸に沿った光路の光軸を前記視準軸に対する径方向にオフセットする光学部材を有し、
    前記オフセットされた変換光軸を前記視準軸周りに回動可能に設けられた、
    光軸変換ユニット。
  10. 測量装置における測量方法であって、
    前記測量装置は、視準軸に沿って光を送光又は受光可能な望遠鏡部と、前記視準軸に沿った光路の光軸を前記視準軸に対する径方向にオフセットする光学部材を有し、
    前記オフセットされた変換光軸を前記視準軸周りに回動させる工程と、
    前記光学部材の前記視準軸周りの異なる回動位置で、前記測量装置が測定対象から導光された光を受光する工程と、
    を含む測量方法。
  11. 測量プログラムであって、
    視準軸に沿って光を送光又は受光可能な望遠鏡部と、前記視準軸に沿った光路の光軸を前記視準軸に対する径方向にオフセットする光学部材を有する測量装置において、前記オフセットされた変換光軸を前記視準軸周りに回動させる工程と、
    前記光学部材の前記視準軸周りの異なる回動位置で、前記測量装置が測定対象から導光された光を受光する工程と、
    をコンピュータに実行させるための測量プログラム。
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