JP2022547377A - 開口を有する光学素子を使用する空間光変調器の短距離照明 - Google Patents

開口を有する光学素子を使用する空間光変調器の短距離照明 Download PDF

Info

Publication number
JP2022547377A
JP2022547377A JP2021577903A JP2021577903A JP2022547377A JP 2022547377 A JP2022547377 A JP 2022547377A JP 2021577903 A JP2021577903 A JP 2021577903A JP 2021577903 A JP2021577903 A JP 2021577903A JP 2022547377 A JP2022547377 A JP 2022547377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflective surface
light emitting
emitting elements
illumination light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021577903A
Other languages
English (en)
Inventor
ジャック ゴーリエ,
イン ゲン,
ウェイチョアン カオ,
ババク アミールソライマニ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meta Platforms Technologies LLC
Original Assignee
Meta Platforms Technologies LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US16/858,353 external-priority patent/US11867921B2/en
Application filed by Meta Platforms Technologies LLC filed Critical Meta Platforms Technologies LLC
Publication of JP2022547377A publication Critical patent/JP2022547377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B19/00Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
    • G02B19/0004Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the optical means employed
    • G02B19/0028Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the optical means employed refractive and reflective surfaces, e.g. non-imaging catadioptric systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B19/00Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
    • G02B19/0033Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use
    • G02B19/0047Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with a light source
    • G02B19/0061Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with a light source the light source comprising a LED
    • G02B19/0066Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with a light source the light source comprising a LED in the form of an LED array
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0093Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for monitoring data relating to the user, e.g. head-tracking, eye-tracking
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B27/0172Head mounted characterised by optical features
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/005Projectors using an electronic spatial light modulator but not peculiar thereto
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2066Reflectors in illumination beam
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0138Head-up displays characterised by optical features comprising image capture systems, e.g. camera
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/014Head-up displays characterised by optical features comprising information/image processing systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B2027/0178Eyeglass type
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2073Polarisers in the lamp house

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

ディスプレイデバイスは、光源、空間光変調器、および光学アセンブリを含む。光源は、照明光を与えるように構成され、空間光変調器は照明光を受け取るように位置付けられる。光学アセンブリは、開口を有する第1の反射面、および第1の反射面と向かい合う第2の反射面とを含む。光学アセンブリは、光学アセンブリによって受け取られた照明光の少なくとも第1の部分が第2の反射面によって第1の反射面に向けて反射され、第1の反射面によって第2の反射面に向けて反射され、第2の反射面を透過するように、光源に対して位置付けられる。ディスプレイデバイスによって実施される方法もまた、開示される。【選択図】図4H

Description

本発明は、一般的にディスプレイデバイスに関し、より詳細にはヘッドマウントディスプレイデバイスにおける使用のための照明器具に関する。
ヘッドマウントディスプレイデバイス(本明細書ではヘッドマウントディスプレイとも呼ばれる)は、ユーザへ視覚的な情報を提供する手段として人気が高まっている。例えば、ヘッドマウントディスプレイデバイスは、仮想現実および拡張現実の操作のために用いられる。
ヘッドマウントディスプレイデバイスでは、高解像度のディスプレイが望ましい。ヘッドマウントディスプレイデバイスのディスプレイはユーザの目に隣接して配置されるため、低解像度のディスプレイが使用されると、ディスプレイのピクセル同士の間隔がユーザに見える場合がある(まるでスクリーンドアを通じて見たような見え方)。しかしながら、高解像度のディスプレイは、大型で重量があり、ヘッドマウントディスプレイデバイスでの用途には制限がある。
したがって、コンパクトかつ軽量のヘッドマウントディスプレイデバイスの必要性がある。そのようなヘッドマウントディスプレイデバイスは、仮想現実および/または拡張現実の操作を用いてユーザエクスペリエンスを向上させる。
上述の欠点および従来的なヘッドマウントディスプレイに関する他の問題は、開示される光学コンポーネントおよびディスプレイデバイスによって低減されるか解消される。
本発明の第1の態様によると、照明光を与えるように構成された光源と、照明光を受け取るように位置付けられた空間光変調器と、開口を有する第1の反射面、および第1の反射面と向かい合う第2の反射面を含む光学アセンブリであって、光学アセンブリは、光源に対して、光学アセンブリによって受け取られた照明光の少なくとも第1の部分が第2の反射面によって第1の反射面に向けて反射され、第1の反射面によって第2の反射面に向けて反射され、および第2の反射面を透過するように位置付けられる、光学アセンブリとを備えるディスプレイデバイスが提供される。
ディスプレイデバイスは、ビームスプリッタをさらに備えてもよい。ビームスプリッタは、光学アセンブリおよび空間光変調器に対して、ビームスプリッタが光学アセンブリから出力された照明光の少なくとも第1の部分を受け取って照明光の少なくとも第1の部分を第1の方向に導くように、配設されてもよい。空間光変調器は、照明光の少なくとも第1の部分を変調して変調光を出力してもよい。ビームスプリッタは、空間光変調器から出力された変調光を受け取って変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に導いてもよい。
光源は、第1の反射面と第2の反射面との間の空間の外側に配置されてもよい。光源は、照明光の少なくとも第1の部分を含む照明光が、第2の反射面によって反射されるよりも前に、第1の反射面の開口を通って第2の反射面に向けて透過するように、第1の反射面内の開口と揃えられてもよい。
光源の少なくとも一部は、第1の反射面によって画定される開口内部に配設されてもよい。
光学アセンブリは、第3の反射面をさらに含んでもよい。第2の反射面は、光学アセンブリによって受け取られた照明光の第2の部分を、第2の反射面を通って第3の反射面に向けて透過することができ、第3の反射面によって第2の反射面に向けて反射することができ、第2の反射面によって第3の反射面に向けて反射することができ、および/または第3の反射面を透過することができるように、第1の反射面と第3の反射面との間に配設されてもよい。
光源は、複数の発光素子を含んでもよい。複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、個々にアクティブ化可能であってもよい。
光源は、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を発するように構成された第1の複数の発光素子を含んでもよい。光源は、複数の導波路を含んでもよい。複数の導波路のそれぞれの導波路は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合されてもよく、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第1の光を照明光の少なくとも一部として透過させるように構成されてもよい。
光源はまた、第2の複数の発光素子を含んでもよい。第2の複数の発光素子は、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を出力するように構成されてもよい。それぞれの導波路は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子にさらに結合されてもよく、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第2の光を照明光の少なくとも一部として透過させるように構成されてもよい。
複数の導波路のそれぞれの導波路は、先細にされてもよい。
空間光変調器は、反射型空間光変調器であってもよい。
本発明の第2の態様によると、光源から照明光を出力することであって、光源は光学アセンブリの第1の反射面に隣接して位置付けられ、第1の反射面は開口を画定し、光学アセンブリは第1の反射面に向かい合って配置される第2の反射面を有する、光源から照明光を出力することと、第2の反射面において、照明光の第1の部分を第1の反射面に向けて反射することと、第1の反射面において、第2の反射面によって反射された照明光の第1の部分を第2の反射面に向けて反射することと、第1の反射面によって反射された照明光の第1の部分を第2の反射面を通って透過させることと、空間光変調器において、照明光の第1の部分を受け取ることとを含む方法が提供される。
方法は、照明光の第1の部分を含む照明光を、第1の反射面内の開口を通って第2の反射面に向けて透過させることをさらに含んでもよい。
光源の少なくとも一部は、第1の反射面内の開口内に配設されてもよい。
方法は、ビームスプリッタにおいて、第2の反射面を透過した照明光の第1の部分を受け取ることと、ビームスプリッタを用いて、照明光の第1の部分を第1の方向に空間光変調器に向けて導くことと、空間光変調器を用いて、照明光の第1の部分を変調することと、空間光変調器から、変調光を出力することと、ビームスプリッタにおいて、空間光変調器から出力された変調光を受け取ることと、および/またはビームスプリッタを用いて、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に導くこととをさらに含んでもよい。
光学アセンブリは、第3の反射面をさらに含んでもよい。方法は、照明光の第2の部分を第2の反射面において第3の反射面に向けて透過することであって、照明光の第2の部分は照明光の第1の部分とは異なる、照明光の第2の部分を透過することと、第3の反射面において、第2の反射面で透過された照明光の第2の部分を第2の反射面に向けて反射することと、第2の反射面において、第3の反射面によって反射された照明光の第2の部分を第3の反射面に向けて反射することと、および/または第3の反射面を通って、第2の反射面によって反射された照明光の第2の部分を透過させることとをさらに含んでもよい。
光源は、第1の複数の発光素子および複数の導波路を含んでもよい。方法は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を与えることと、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内することと、および/またはそれぞれの導波路によって、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光の少なくとも一部として透過させることとをさらに含んでもよい。
光源はまた、第2の複数の発光素子を含んでもよい。方法は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を与えることと、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内することと、および/またはそれぞれの導波路によって、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光の少なくとも一部として透過させることとをさらに含んでもよい。
複数の導波路のそれぞれの導波路は、先細にされてもよい。
照明光の第1の部分を空間光変調器を用いて変調することは、照明光の第1の部分のすべてより少ないサブセットを反射することを含んでもよい。
光源は、複数の発光素子を含んでもよい。方法はまた、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化することを含んでもよい。
故に、開示される実施形態は、照明器具およびそのような照明器具を含むディスプレイデバイス、ならびにそのような照明器具を使用および作成する方法を提供する。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスは、ヘッドマウントディスプレイデバイスである。
様々な説明される実施形態のより良好な理解のために、図面を通じて同様の符号が対応する部分を指す以下の図面と併せて、以下の実施形態の説明が参照されるべきである。
いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスの斜視図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを含むシステムのブロック図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスの等角投影図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスでの使用のための例示の照明構成を図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスでの使用のための例示の照明構成を図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、偏光選択素子の図である。 いくつかの実施形態に従う、偏光選択素子の図である。 いくつかの実施形態に従う、偏光選択素子の図である。 いくつかの実施形態に従う、偏光選択素子の図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリを有するディスプレイデバイスを図示する概略図である。 図5Aに示される光学アセンブリにおける光路を図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイスを図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、光源を図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、光源を図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、光源を図示する概略図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。 いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法を図示するフロー図である。
これらの図面は、そうではないと示されない限り、縮尺通りには描かれていない。
軽量でコンパクトであり、一様な照明を与えることが可能なヘッドマウントディスプレイデバイスの必要性がある。
本開示は、コンパクトなフットプリントで一様な照明を生成するディスプレイデバイスを提供する。ディスプレイデバイスは、光源から発せられる照明光を空間光変調器(例えば、反射型空間光変調器)に向けて導くように構成される光学アセンブリを含む。
次に、実施形態を参照するが、その例は添付の図面に図示されている。以下の説明では、様々な説明される実施形態の理解を与えるために、数多くの具体的な詳細が説明される。しかしながら、当業者には、様々な説明される実施形態が、これらの具体的な詳細なしに実践され得ることが明らかとなろう。他の事例では、実施形態の態様を不必要に曖昧にすることがないように、周知の方法、手順、構成要素、回路、およびネットワークは詳細に説明されていない。
本明細書では様々な要素を説明するために、いくつかの事例において、第1、第2などの用語が使用されるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されてはならないこともまた理解されたい。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するためだけに使用される。例えば、第1のリフレクタは第2のリフレクタと称される場合があり、同様に、様々な説明される実施形態の範囲を逸脱することなく、第2のリフレクタは第1のリフレクタと称される場合がある。第1のリフレクタと第2のリフレクタは、両方とも光リフレクタであるが、同一のリフレクタではない。
本明細書における様々な説明される実施形態の説明に用いられる用語は、単に特定の実施形態を説明することを目的としており、限定的であることは意図されていない。様々な説明される実施形態および添付の特許請求の範囲の説明で用いられる場合、単数形の「1つの(a)」、「1つの(an)」、「その(the)」は、コンテキストが明らかにそうではないと示さない限り、複数形を同じように含むよう意図されている。本明細書で用いられる場合、用語「および/または」は、関連する列挙項目のうちの1つまたは複数のうち、任意のおよびすべての可能な組み合わせを指し、そして包含することも理解されたい。本明細書において使用される場合、用語「含む(includes)」、「含む(including)」、「含む、備える(comprises)」、および/または「含む、備える(comprising)」は、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそのグループの存在または追加を排除するものではないこともさらに理解されたい。用語「例示的な」は、本明細書において「例、事例、または図示として機能する」の意味で用いられ、「その種類の最良のもの代表する」という意味ではない。
図1は、いくつかの実施形態に従うディスプレイデバイス100を図示している。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス100は、(例えば、図1に示すようなスペクタクルまたは眼鏡の形を有することによって)ユーザの頭部に装着されるように、またはユーザにより装着されるヘルメットの一部として含まれるように構成される。ディスプレイデバイス100がユーザの頭部に装着されるように、またはヘルメットの一部として含まれるように構成される場合、ディスプレイデバイス100は、ヘッドマウントディスプレイと呼ばれる。代替的に、ディスプレイデバイス100は、ヘッドマウントされることなく、固定された場所でユーザの片目または両目に近接する配置用に構成される(例えば、ディスプレイデバイス100が、車または航空機などの乗り物において、ユーザの片目または両目の正面での配置用に搭載される)。図1に示すように、ディスプレイデバイス100はディスプレイ110を含む。ディスプレイ110は、視覚的コンテンツ(例えば、拡張現実コンテンツ、仮想現実コンテンツ、混合型現実コンテンツ、またはあらゆるその組み合わせ)をユーザに提示するために構成される。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス100は、本明細書では図2に関して説明される1つまたは複数の構成要素を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス100は、図2には示されない追加的な構成要素を含む。
図2は、いくつかの実施形態に従う、システム200のブロック図である。図2に示されるシステム200は、ディスプレイデバイス205(図1に示されるディスプレイデバイス100に対応する)、撮像デバイス235、および入力インターフェース240を含み、それぞれがコンソール210に結合される。図2は、ディスプレイデバイス205、撮像デバイス235、および入力インターフェース240を含むシステム200の例を示しているが、他の実施形態では、あらゆる数のこれらの構成要素がシステム200に含まれてもよい。例えば、関連付けられる入力インターフェース240をそれぞれ有し、1つまたは複数の撮像デバイス235によってモニタリングされる、複数のディスプレイデバイス205があって、各ディスプレイデバイス205、入力インターフェース240、および撮像デバイス235がコンソール210と通信してもよい。代替の構成において、異なるおよび/または追加の構成要素が、システム200に含まれてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、コンソール210は、ネットワーク(例えば、インターネット)を介してシステム200に接続されるか、ディスプレイデバイス205の一部として自己内蔵型である(例えば、物理的にディスプレイデバイス205内部に配置される)。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス205は、現実の周辺のビューに追加することによって混合型現実を作成するために使用される。故に、ここで説明されるディスプレイデバイス205およびシステム200は、拡張現実、仮想現実、および混合型現実をもたらすことができる。
いくつかの実施形態では、図1に示すように、ディスプレイデバイス205は、ディスプレイデバイス100に対応し、ユーザにメディアを提示するヘッドマウントディスプレイである。ディスプレイデバイス205によって提示されるメディアの例としては、1つまたは複数の画像、動画、音声、またはそれらの何らかの組み合わせが挙げられる。いくつかの実施形態において、音声は、ディスプレイデバイス205、コンソール210、または両方から音声情報を受信し、この音声情報に基づいて音声データを提示する外部デバイス(例えば、スピーカおよび/またはヘッドフォン)を介して提示される。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス205は、ユーザを拡張環境に没入させる。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス205はまた、拡張現実(AR)ヘッドセットとして機能する。これらの実施形態では、ディスプレイデバイス205は、物理的な現実世界環境のビューを、コンピュータ生成要素(例えば、画像、動画、音など)で拡張する。その上、いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス205は、様々なタイプの動作を繰り返すことができる。故に、ディスプレイデバイス205は、アプリケーションエンジン255からの命令に基づいて、仮想現実(VR)デバイス、拡張現実(AR)デバイスとして、眼鏡またはそれらの何らかの組み合わせ(例えば、光学補正のない眼鏡、ユーザ向けに光学補正された眼鏡、サングラス、またはそれらの何らかの組み合わせ)として機能する。
ディスプレイデバイス205は、電子ディスプレイ215、1つまたは複数のプロセッサ216、視線追跡モジュール217、調節モジュール218、1つまたは複数のロケータ220、1つまたは複数の位置センサ225、1つまたは複数の位置カメラ222、メモリ228、慣性測定ユニット(IMU)230、1つまたは複数の光学アセンブリ260、あるいはそれらのサブセットまたはスーパーセット(例えば、電子ディスプレイ215、光学アセンブリ260を含むが、列挙された他のどの構成要素も含まないディスプレイデバイス205)を含む。ディスプレイデバイス205のいくつかの実施形態は、ここで説明されるものとは異なるモジュールを有する。同様に、機能は、ここで説明されるものとは異なるやり方で、モジュール間に分散することが可能である。
1つまたは複数のプロセッサ216(例えば、処理ユニットまたはコア)は、メモリ228に記憶される命令を実行する。メモリ228としては、DRAM、SRAM、DDR RAMなどの高速ランダムアクセスメモリ、または他のランダムアクセスソリッドステートメモリデバイスが挙げられ、1つまたは複数の磁気ディスク記憶デバイス、光学ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイスなどの非揮発性メモリ、あるいは他の非揮発性のソリッドステートの記憶デバイスを挙げることもできる。メモリ228、または交互にメモリ228内の非揮発性のメモリデバイスは、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む。いくつかの実施形態では、メモリ228またはメモリ228のコンピュータ可読記憶媒体は、プログラム、モジュールおよびデータ構造、ならびに/または1つもしくは複数の画像を電子ディスプレイ215に表示する命令を記憶する。
電子ディスプレイ215は、コンソール210および/またはプロセッサ216から受信したデータに従って、ユーザに画像を表示する。様々な実施形態において、電子ディスプレイ215は、単一の調節可能なディスプレイ素子または複数の調節可能なディスプレイ素子(例えば、ユーザの片目ごとに1つのディスプレイ)を含み得る。いくつかの実施形態では、電子ディスプレイ215は、1つまたは複数の光学アセンブリ260によりユーザに画像を投影するように構成される。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ素子は、1つまたは複数の発光デバイスおよび対応する空間光変調器のアレイを含む。空間光変調器は、電気光学ピクセル、光学電子ピクセルのアレイ、各デバイスを透過する光の量を動的に調節するデバイスの何らかの他のアレイ、またはそれらの何らかの組み合わせである。これらのピクセルが、1つまたは複数のレンズの後方に配置される。いくつかの実施形態では、空間光変調器は、LCD(液晶ディスプレイ)における液晶ベースのピクセルのアレイである。発光デバイスの例としては、以下が挙げられる:有機発光ダイオード、アクティブマトリクス式有機発光ダイオード、発光ダイオード、可撓性ディスプレイに配置可能な何らかのタイプのデバイス、またはそれらの何らかの組み合わせ。発光デバイスは、画像生成に用いられる可視光(例えば、赤、緑、青など)を生成することが可能なデバイスを含む。空間光変調器は、個別の発光デバイス、発光デバイスのグループ、またはそれらの何らかの組み合わせを選択的に減衰するように構成される。代替的に、発光デバイスが個別の発光デバイスおよび/または発光デバイスのグループを選択的に減衰するように構成される場合、ディスプレイ素子は、別個の発光強度アレイを伴わずに、そのような発光デバイスのアレイを含む。
1つまたは複数の光学アセンブリ260内の1つまたは複数の光学コンポーネントは、発光デバイスのアレイからの光(任意選択的に発光強度アレイを通って)を、各アイボックス内の場所、最終的にはユーザの網膜の後ろに導く。アイボックスは、ディスプレイデバイス205からの画像を視聴している、ディスプレイデバイス205のユーザ(例えば、ディスプレイデバイス205を装着しているユーザ)の片目によって占有される領域である。場合によっては、アイボックスは、10mm×10mmの正方形として表現される。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の光学コンポーネントは、反射防止コーティングなどの1つまたは複数のコーティング、および1つまたは複数の偏光体積型ホログラム(PVH)を含む。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ素子は、視聴ユーザの網膜から、角膜表面、両目の水晶体、またはそれらの何らか組み合わせから再帰反射された赤外(IR)光を検出するIR検出器アレイを含む。IR検出器アレイは、1つのIRセンサ、またはそれぞれが視聴ユーザの目の瞳の異なる位置に対応する複数のIRセンサを含む。交互の実施形態では、他の視線追跡システムもまた採用されてもよい。
視線追跡モジュール217は、ユーザの両目のそれぞれの瞳の場所を決定する。いくつかの実施形態では、視線追跡モジュール217は、電子ディスプレイ215にアイボックスをIR光で(例えば、ディスプレイ素子中のIR発光デバイスを介して)照明するよう命令する。
発せられたIR光の一部は、視聴ユーザの瞳を通り、網膜から、瞳の場所を決定するために用いられるIR検出器アレイに向けて再帰反射することになる。追加的にまたは代替的に、目の表面以外からの反射も、瞳の場所を決定ために使用される。場合によっては、IR検出器アレイは、再帰反射をスキャンして、再帰反射が検出される時に、どのIR発光デバイスがアクティブであるかを識別する。視線追跡モジュール217は、追跡ルックアップテーブルおよび識別されたIR発光デバイスを使用して、目ごとに瞳の場所を決定することができる。追跡ルックアップテーブルは、IR検出器アレイ上の受信信号を各アイボックス中の場所(瞳の場所に対応する)にマッピングする。いくつかの実施形態では、追跡ルックアップテーブルは、較正手順により生成される(例えば、ユーザは、ある画像内で様々な既知の基準点を見つめ、視線追跡モジュール217は、ユーザが基準点を見つめている間にその瞳の場所を、IR追跡アレイ上で受信した対応する信号にマッピングする)。上で言及したように、いくつかの実施形態では、システム200は、本明細書において説明される埋め込み型のIR視線追跡システム以外の他の視線追跡システムを使用してもよい。
調節モジュール218は、決定された瞳の場所に基づいて、画像フレームを生成する。いくつかの実施形態では、調節モジュール218は、別個の画像をサブ画像を一緒に並べるディスプレイに送るため、網膜の後ろでは一貫性のあるつなぎ合わせ画像が見える。調節モジュール218は、検出された瞳の場所に基づいて、電子ディスプレイ215の出力(つまり、生成された画像フレーム)を調節する。調節モジュール218は、電子ディスプレイ215の部分に、決定された瞳の場所へ、画像光を通過させるよう命令する。いくつかの実施形態では、調節モジュール218はまた、電子ディスプレイに決定された瞳の場所以外の位置に画像光を与えないよう命令する。調節モジュール218は、例えば、その画像光が決定された瞳の場所外部にもれる発光デバイスを、ブロックおよび/または止めて、他の発光デバイスが決定された瞳の場所内部に入る画像光を発光できるようにして、1つまたは複数のディスプレイ素子を並進および/または回転させ、レンズ(例えば、マイクロレンズ)アレイ中の1つまたは複数のアクティブなレンズの曲率および/もしくは屈折力、またはそれらの何らかの組み合わせを動的に調節することができる。
任意選択的なロケータ220は、互いに対してディスプレイデバイス205上の特定の位置に、およびディスプレイデバイス205上の具体的な基準点に対して、配置される物体であり得る。ロケータ220は、発光ダイオード(LED)、コーナーキューブリフレクタ、反射マーカ、ディスプレイデバイス205が動作する環境と対照を成す光源のタイプ、またはそれらの何らかの組み合わせであってもよい。ロケータ220がアクティブ(つまり、LEDまたは他のタイプの発光デバイス)である実施形態において、ロケータ220は、可視バンド(例えば、約400nm~750nm)、赤外バンド(例えば、約750nm~1mm)、紫外バンド(約100nm~400nm)、電磁スペクトルの何らかの他の部分、またはそれらの何らかの組み合わせで光を放出し得る。
いくつかの実施形態では、ロケータ220は、ロケータ220によって発せられるもしくは反射される光の波長に対して透明な、またはロケータ220によって発せられるもしくは反射される光の波長を事実上減衰しないよう十分に薄いディスプレイデバイス205の外表面の下に配置される。追加的に、いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス205の外表面または他の部分は、光の波長の可視バンドにおいて、不透明である。故に、ロケータ220は、IRバンドでは透明であるが可視バンドでは不透明である外表面の下で、IRバンドで光を発してもよい。
IMU230は、1つまたは複数の位置センサ225から受信される測定信号に基づいて較正データを生成する電子デバイスである。位置センサ225は、ディスプレイデバイス205の動きに応答して1つまたは複数の測定信号を生成する。位置センサ225の例としては、以下が挙げられる:1つもしくは複数の加速度計、1つもしくは複数のジャイロスコープ、1つもしくは複数の磁力計、動きを検出する別の好適なタイプのセンサ、IMU230の誤り補正のために使用されるタイプのセンサ、またはそれらの何らかの組み合わせ。位置センサ225は、IMU230の外部に、IMU230の内部に、またはそれらの何らかの組み合わせで配置されてもよい。
1つまたは複数の位置センサ225からの1つまたは複数の測定信号に基づいて、IMU230は、ディスプレイデバイス205の初期位置に対するディスプレイデバイス205の推定位置を示す第1の較正データを生成する。例えば、位置センサ225は、並進運動(前後、上下、左右)を測定するための複数の加速度計、および回転運動(例えば、ピッチ、ヨー、ロール)を測定するための複数のジャイロスコープを含む。いくつかの実施形態では、IMU230は、測定信号を素早くサンプリングして、サンプリングされたデータからディスプレイデバイス205の推定位置を計算する。例えば、IMU230は、速度ベクトルを推定するために加速度計から経時的に受信される測定信号を統合し、ディスプレイデバイス205上の基準点の推定位置を決定するために速度ベクトルを経時的に統合する。代替的に、IMU230は、第1の較正データを決定するコンソール210にサンプリングされた測定信号を提供する。基準点は、ディスプレイデバイス205の位置を説明するために用いられ得る点である。基準点は、一般的に、空間内の点として規定され得るが、実際には、基準点は、ディスプレイデバイス205内の点(例えば、IMU230の中心)として規定される。
いくつかの実施形態では、IMU230は、コンソール210から1つまたは複数の較正パラメータを受信する。以下でさらに議論する通り、1つまたは複数の較正パラメータは、ディスプレイデバイス205の追跡を維持するために使用される。受信した較正パラメータに基づいて、IMU230は、1つまたは複数のIMUパラメータ(例えば、サンプリングレート)を調節することができる。いくつかの実施形態では、特定の較正パラメータは、IMU230に、基準点の初期位置を更新させるため、この位置は基準点の次の較正済の位置に対応する。基準点の初期位置を基準点の次の較正済の位置として更新することは、決定された推定位置に関連する累積誤りを低減することに役立つ。ドリフトエラーとも称される累積誤りにより、基準点の推定位置が、経時的に基準点の実際の位置から離れるように「ドリフト」する。
撮像デバイス235は、コンソール210から受信した較正パラメータに従って、較正データを生成する。較正データは、撮像デバイス235によって検出可能なロケータ220の観察位置を示す1つまたは複数の画像を含む。いくつかの実施形態では、撮像デバイス235は、1つもしくは複数のスチールカメラ、1つもしくは複数のビデオカメラ、1つもしくは複数のロケータ220を含む画像を捕捉することができる任意の他のデバイス、またはそれらの何らかの組み合わせを含む。加えて、撮像デバイス235は、1つまたは複数のフィルタを含み得る(例えば、信号対雑音比を大きくするために用いられる)。撮像デバイス235は、撮像デバイス235の視野内のロケータ220から発せられるまたは反射される光を任意選択的に検出するように構成される。ロケータ220がパッシブ素子(例えば、再帰反射体)である実施形態において、撮像デバイス235は、ロケータ220のうちのいくつかまたはすべてを照明する光源を含み得、これらは、撮像デバイス235内の光源に向けて光を再帰反射する。第2の較正データは、撮像デバイス235からコンソール210へ通信され、撮像デバイス235は、1つまたは複数の撮像パラメータ(例えば、焦点距離、焦点、フレームレート、ISO、センサ温度、シャッター速度、アパーチャなど)を調節するために、コンソール210から1つまたは複数の較正パラメータを受信する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス205は、1つまたは複数の光学アセンブリ260を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス205は、単一の光学アセンブリ260、または複数の光学アセンブリ260(例えば、ユーザの片目ごとに1つの光学アセンブリ260)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の光学アセンブリ260は、コンピュータ生成画像用の画像光を電子ディスプレイデバイス(215)から受け取り、ユーザの片目または両目に向けて画像光を導く。コンピュータ生成画像は、スチール画像、アニメーション画像、および/またはそれらの組み合わせを含む。コンピュータ生成画像は、二次元および/または三次元物体に見える物体を含む。
いくつかの実施形態では、電子ディスプレイデバイス215は、コンピュータ生成画像を1つまたは複数の反射素子(図示せず)に投影し、1つまたは複数の光学アセンブリは1つまたは複数の反射素子から画像光を受け取って、この画像光をユーザの目に導く。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の反射素子は、部分的に透明(例えば、1つまたは複数の反射素子は、少なくとも15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、または50%の透過率を有する)であり、周囲光を透過させる。そのような実施形態では、電子ディスプレイ215によって投影されるコンピュータ生成画像は、透過した周囲光(例えば、透過した周囲画像)と重ねあわされて、拡張現実画像を与える。
入力インターフェース240は、ユーザがコンソール210にアクション要求を送信することを可能にするデバイスである。アクション要求は、特定のアクションを実施するための要求である。例えば、アクション要求は、アプリケーションを開始もしくは終了すること、またはアプリケーション内で特定のアクションを実施することであってもよい。入力インターフェース240は、1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。例となる入力デバイスとしては、以下が挙げられる:キーボード、マウス、ゲームコントローラ、脳信号からのデータ、人体の他の部分からのデータ、または、アクション要求を受信し、受信したアクション要求をコンソール210に通信するための任意の他の好適なデバイス。入力インターフェース240によって受信されたアクション要求は、コンソール210に通信され、このコンソール210が、アクション要求に対応するアクションを実施する。いくつかの実施形態において、入力インターフェース240は、コンソール210から受信した命令に従ってユーザに触覚フィードバックを提供し得る。例えば、触覚フィードバックは、アクション要求が受信されると提供される、またはコンソール210は、入力インターフェース240に命令を通信して、コンソール210がアクションを実施する時に入力インターフェース240に触覚フィードバックを生成させる。
コンソール210は、撮像デバイス235、ディスプレイデバイス205、および入力インターフェース240のうちの1つまたは複数から受信される情報に従ったユーザに対する提示のため、ディスプレイデバイス205にメディアを提供する。図2に示される例では、コンソール210は、アプリケーションストア245、追跡モジュール250、およびアプリケーションエンジン255を含む。コンソール210のいくつかの実施形態は、図2に関して説明されるものとは異なるモジュールを含む。同様に、本明細書でさらに説明される機能は、ここで説明されるものとは異なるやり方で、コンソール210の構成要素に分散され得る。
アプリケーションストア245がコンソール210に含まれる場合、アプリケーションストア245は、コンソール210による実行のための1つまたは複数のアプリケーションを記憶する。アプリケーションは、プロセッサによって実行される時、ユーザに対する提示用のコンテンツを生成するために使用される命令のグループである。アプリケーションに基づいてプロセッサによって生成されるコンテンツは、ディスプレイデバイス205の動きまたは入力インターフェース240を介してユーザから受信される入力に応答したものであり得る。アプリケーションの例としては、ゲーミングアプリケーション、会議アプリケーション、動画再生アプリケーション、または他の好適なアプリケーションが挙げられる。
追跡モジュール250がコンソール210に含まれる場合、追跡モジュール250は、1つまたは複数の較正パラメータを使用してシステム200を較正して、1つまたは複数の較正パラメータを調節してディスプレイデバイス205の位置の決定における誤りを低減することができる。例えば、追跡モジュール250は、撮像デバイス235の焦点を調節して、ディスプレイデバイス205上で観察されるロケータの、より正確な位置を取得する。その上、追跡モジュール250によって実施される較正はまた、IMU230から受信した情報を考慮する。追加的に、ディスプレイデバイス205の追跡が失われた場合(例えば、撮像デバイス235が、少なくとも1つのしきい値数のロケータ220の視線を失う)、追跡モジュール250は、システム200の一部またはすべてを再較正する。
いくつかの実施形態では、追跡モジュール250は、撮像デバイス235からの第2の較正データを使用してディスプレイデバイス205の動きを追跡する。例えば、追跡モジュール250は、第2の較正データからの観察したロケータおよびディスプレイデバイス205のモデルを使用してディスプレイデバイス205の基準点の位置を決定し得る。いくつかの実施形態では、追跡モジュール250はまた、第1の較正データからの位置情報を使用してディスプレイデバイス205の基準点の位置を決定し得る。加えて、いくつかの実施形態において、追跡モジュール250は、ディスプレイデバイス205の今後の場所を予測するために、第1の較正データ、第2の較正データ、またはそれらの何らかの組み合わせの部分を使用し得る。追跡モジュール250は、ディスプレイデバイス205の推定または予測した今後の位置をアプリケーションエンジン255に提供し得る。
アプリケーションエンジン255は、システム200内でアプリケーションを実行し、ディスプレイデバイス205の位置情報、加速度情報、速度情報、予測した今後の位置、またはそれらの何らかの組み合わせを追跡モジュール250から受信する。受信した情報に基づいて、アプリケーションエンジン255は、ユーザへの提示用にディスプレイデバイス205に提供するべきコンテンツを決定する。例えば、受信した情報が、ユーザが左を見たことを示す場合、アプリケーションエンジン255は、拡張環境におけるユーザの運動を左右逆にする、ディスプレイデバイス205のためのコンテンツを生成する。加えて、アプリケーションエンジン255は、入力インターフェース240から受信されるアクション要求に応答してコンソール210で実行中のアプリケーション内のアクションを実施し、アクションが実施されたというフィードバックをユーザに提供する。提供されるフィードバックは、ディスプレイデバイス205を介した視覚もしくは可聴フィードバック、または入力インターフェース240を介した触覚フィードバックであり得る。
図3Aは、いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイス300の等角投影図である。いくつかの他の実施形態では、ディスプレイデバイス300は、何らかの他の電子ディスプレイ(例えば、デジタル顕微鏡、ヘッドマウントディスプレイデバイスなど)の一部である。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス300は、発光デバイス310、ならびに1つまたは複数のレンズおよび/または他の光学コンポーネントを含み得る光学アセンブリ330を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス300はまた、IR検出器アレイを含む。
発光デバイス310は、画像光および任意選択的なIR光を、視聴ユーザに向けて発する。発光デバイス310は、可視光の光を発する1つまたは複数の発光コンポーネントを含む(また、IRで光を発するコンポーネントを任意選択的に含む)。発光デバイス310としては、例えば、LEDのアレイ、マイクロLEDのアレイ、OLEDのアレイ、またはそれらの何らかの組み合わせを挙げることができる。
いくつかの実施形態では、発光デバイス310は、発光デバイス310から発せられた光を選択的に減衰するように構成された発光強度アレイ(例えば、空間光変調器)を含む。いくつかの実施形態では、発光強度アレイは、複数の液晶セルもしくはピクセル、発光デバイスのグループ、またはそれらの何らかの組み合わせから構成される。液晶セルのそれぞれ、またはいくつかの実施形態では、液晶セルのグループは、減衰の特定のレベルを有するためにアドレス指定可能である。例えば、所与の時刻に、液晶セルの一部は、減衰なしにセットされてもよいが、他の液晶セルは最大の減衰にセットされてもよい。このやり方で、発光強度アレイは、画像光を提供すること、および/または画像光のどの部分が光学アセンブリ330まで通過するかを制御することが可能である。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス300は、発光強度アレイを使用して、画像光をユーザの目340の瞳350の場所に提供することを容易にして、アイボックス内の他のエリアに提供される画像光の量を最小化する。
光学アセンブリ330は、1つまたは複数のレンズを含む。光学アセンブリ330内の1つまたは複数のレンズは、修正画像光(例えば、減衰した光)を発光デバイス310から受け取り、この修正画像光を瞳350の場所に導く。光学アセンブリ330は、色フィルタ、ミラーなどの追加的な光学コンポーネントを含む。
任意選択的なIR検出器アレイは、目340の網膜、目340の角膜、目340の水晶体、またはそれらの何らかの組み合わせから再帰反射されたIR光を検出する。IR検出器アレイは、単一のIRセンサまたは複数のIR感知検出器(例えば、フォトダイオード)のいずれかを含む。いくつかの実施形態では、IR検出器アレイは、発光デバイス310とは別個である。いくつかの実施形態では、IR検出器アレイは、発光デバイス310と一体化される。
いくつかの実施形態では、発光強度アレイを含む発光デバイス310がディスプレイ素子を構成する。代替的に、ディスプレイ素子は、発光強度アレイを伴わずに、発光デバイス310(例えば、発光デバイス310が個々に調節可能なピクセルを含む場合)を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイ素子は、追加的にIRアレイを含む。いくつかの実施形態では、決定された瞳350の場所に応じて、ディスプレイ素子は、ディスプレイ素子によって出力された光が、アイボックスの他の場所に向けてではなく、決定された瞳350の場所に向けて、1つまたは複数のレンズによって屈折されるように、発せられた画像光を調節する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス300は、発光デバイス310に加えて、または発光デバイス310の代わりに、複数の色フィルタに結合された、1つまたは複数の広帯域光源(例えば、1つまたは複数の白色LED)を含む。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス300(またはディスプレイデバイス300の発光デバイス310)は、Liquid Crystal on Silicon(LCoS)空間光変調器などの空間光変調器(例えば、反射型空間光変調器)を含む。いくつかの実施形態では、LCoS空間光変調器は、液晶を含む。いくつかの実施形態では、LCoS空間光変調器は、強誘電性液晶を含む。空間光変調器は、ピクセル(またはサブピクセル)のアレイを有し、個々のピクセル(または、個々のサブピクセル)は、ピクセルに衝突する光を反射するよう個別に制御される(例えば、ピクセルがピクセルに衝突する光を反射するようにアクティブ化される、またはピクセルに衝突する光を反射するのを止めるように非アクティブ化される)、または反射光を変調する(例えば、ピクセルが反射光の偏光を変えるようにアクティブ化される、または反射光の偏光を変えるのを止めるように非アクティブ化される、あるいはその逆)ことができる。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス300は、複数の空間光変調器を含む(例えば、赤など第1の色用の第1の空間光変調器、緑など第2の色用の第2の空間光変調器、および青など第3の色用の第3の空間光変調器)。そのような空間光変調器は、空間光変調器に光を与える照明器具を必要とする。
LCoS空間光変調器は、通常、照明光の一部を反射して画像光を提供し、照明光の非一様性により、画像光に非一様性が生じる。故に、LCoS空間光変調器の一様な照明を提供することができるコンパクトな照明器具の必要性がある。
図3B~図3Cは、いくつかの実施形態に従う、ディスプレイデバイス300での使用のための例示の照明構成を図示する概略図である。図3Bおよび図3Cでは、照明光390は、光学アセンブリ360(例えば、1つまたは複数の光学コンポーネント)を通って偏光ビームスプリッタ(PBS)362-1または362-2に向けて透過する。PBS362-1または362-2は、照明光390を空間光変調器370(例えば、LCoS空間光変調器などの反射型空間光変調器)に向けて第1の方向に提供して、空間光変調器370から出力される変調光392を受け取り、変調光392を第1の方向とは異なる(例えば、第1の方向とは非平行な)第2の方向に与える。いくつかの実施形態では、第1の方向および第2の方向は、30度から150度の間、45度から135度の間、または60度から120度の間の角度を成す。図3Bでは、照明光390は、PBS362-1を(例えば、方向に変化なく)透過する。加えて、空間光変調器370から出力された、変調光392は、PBS362-1によって出力アセンブリ372(例えば、ディスプレイ光学機器または光学入力カプラを有する導波路)に向けて反射される。図3Cでは、照明光390は、PBS362-2によって空間光変調器370に向けて反射され、空間光変調器370によって出力された変調光392は、PBS362-2を通って(例えば、方向に変化なく)出力アセンブリ372に向けて透過する。
図4A、図4F~図4J、図5A~図5D、図6A~図6Eおよび図7は、図3Bに示される構成(光学アセンブリ360の光軸が空間光変調器370の光軸と平行である)と類似した構成を有するデバイスを図示しているが、図4A、図4F~図4J、図5A~図5D、図6A~図6Eおよび図7の光学コンポーネントは、光学コンポーネントが図3Cに示される構成(光学アセンブリ360の光軸が空間光変調器370の光軸と非平行(例えば、垂直)である)に類似した構成になるように、配置構成されてもよい。簡潔さのため、そのような構成の詳細な説明は、本明細書では省略する。
図4A、図4F~図4J、図5A~図5D、図6A~図6Eおよび図7は、いくつかの実施形態に従う、コンパクトな照明器具を可能にする例示的な光学デバイスを図示している。そのような光学デバイスを使用して、LCoS空間光変調器などの空間光変調器(例えば、反射型空間光変調器)を照明することができる。いくつかの実施形態では、そのような光学デバイスは、空間光変調器とは別個である。いくつかの実施形態では、そのような光学デバイスは、空間光変調器を含む(例えば、空間光変調器が光学デバイスに一体化される)。
図4Aは、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ430を含むディスプレイデバイス400を図示する概略図である。ディスプレイデバイス400は、光学アセンブリ430が光源410と空間光変調器420との間に配設されるように、光源410および空間光変調器420(例えば、反射型空間光変調器)を含む。光源410は、照明光490を光学アセンブリ430に向けて与える(例えば、生成する、発する、出力する、または導く)ように構成される。光学アセンブリ430は、第1の反射面430-1と、第1の反射面430-1とは別個の(例えば、第1の反射面430-1と向かい合う)第2の反射面430-2とを含む。第1の反射面430-1は、照明光490を受け取り、照明光490の少なくとも第1の部分490-1を透過させるように構成され、それにより照明光490の少なくとも第1の部分490-1は、(i)第1の反射面430-1を通って第2の反射面430-2に向けて透過し、(ii)第2の反射面430-2によって第1の反射面430-1に向けて反射され、(iii)第1の反射面430-1によって第2の反射面430-2に向けて反射され、および(iv)第2の反射面430-2を透過する。
いくつかの実施形態では、第1の反射面430-1または第2の反射面430-2のうちの少なくとも1つは、湾曲している。図4Aでは、第1の反射面430-1が湾曲しており、第2の反射面430-2は湾曲していない(例えば、平坦である)。代替的に、第1の反射面430-1は平坦であってもよく、第2の反射面430-2は湾曲していてもよい。第1の反射面430-1および/または第2の反射面430-2の曲率の半径は、照明光490が光源410から光学アセンブリ430を通じて空間光変調器420に導かれる時に、照明光490の第1の部分490-1の発散(例えば、フォーカスまたはデフォーカス)を変えるための屈折力に寄与する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス400はまた、照明光490の第1の部分490-1を受け取り、照明光490の第1の部分490-1を空間光変調器420に向けて与えるように構成されるPBS440を含む。いくつかの実施形態では、示されるように、光学アセンブリ430は、第1の反射面430-1は光源410のほうを向き、第2の反射面430-2はPBS440のほうを向くように、光源410とPBS440との間に配設される。
いくつかの実施形態では、空間光変調器420はLCoS空間光変調器である。
いくつかの実施形態では、第1の反射面430-1は、部分リフレクタ(例えば、50/50ミラー)である。いくつかの構成では、第1の反射面430-1は、光の偏光に基づいて、光を選択的に透過または反射するように構成される反射型偏光板である。例えば、反射型偏光板は、第1の偏光を有する光を透過させ、第1の偏光とは異なる(例えば、第1の偏光に直交する)第2の偏光を有する光を反射するように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第2の反射面430-2は、液晶ベースの偏光選択素子450(例えば、偏光感受性ホログラム、コレステリック液晶など)である。液晶ベースの偏光選択素子450の例としては、メタ表面を含む偏光選択素子、共鳴構造化表面を含む偏光選択素子、連続的なキラル層を含む偏光選択素子、および複屈折材料を含む偏光選択素子が挙げられる。液晶ベースの偏光選択素子450は、第1の偏光を有する光を反射させ、第1の偏光とは異なる(例えば、第1の偏光に直交する)第2の偏光を有する光を透過するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、第1の偏光は、第1の円偏光であり、第2の偏光は、第1の偏光に直交する第2の円偏光である。
図4B~図4Eは、いくつかの実施形態に従う、偏光選択素子450の図である。
いくつかの実施形態では、偏光選択素子450は、らせん構造に並んだ液晶の層を含む(例えば、コレステリック液晶から形成される液晶)。いくつかの実施形態では、偏光選択素子450は、光の円偏光に関して偏光選択的である。円状に偏光した光が、偏光選択素子450において、液晶構造のらせん状のねじれに対して、そのらせん軸に沿って対応する左右像を有する(例えば、液晶構造のらせん状のねじれに沿っている、またはそのねじれと同じ左右像を有する)場合、偏光選択素子450は、円状に偏光した光と相互作用して、光の伝播方向が変化する(例えば、光の反射、屈折、または回折)。それとは対照的に、偏光選択素子450は、偏光選択素子450における液晶構造のらせん状のねじれとは反対の左右像を持つ円偏光を有する光を、その方向または偏光を変えることなく、透過させる。偏光選択素子450は、特定の性質を有する光を、その偏光を変えることなくリダイレクトする一方で、特定の性質を持たない光は、その偏光を変えることなく偏光選択素子450を透過するように構成することが可能である。
例えば、偏光選択素子450は、右回り液晶らせん構造を有することが可能であり、素子に衝突するRCP光をRCP光の偏光を変えることなくリダイレクト(例えば、反射、屈折、回折)しつつ、素子に衝突するLCP光をその偏光または方向を変えることなく透過させるように構成することが可能である。偏光の選択性に加えて、偏光選択素子450はまた、波長選択性を有してもよい。例えば、右回り偏光選択素子450は、特定のスペクトル範囲内でRCP光を反射し、特定のスペクトル範囲内のLCP光および特定のスペクトル範囲の外側の波長を有するRCP光を含むすべての他の光を透過するように構成される。さらには、偏光選択素子450はまた、角度選択性を有するように構成されてもよく、それにより偏光選択素子450は、偏光選択素子450の表面に特定の角度範囲内(例えば、偏光選択素子450の光軸に対して実質的に平行、場合によっては、入射光と偏光選択素子450の光軸は、20度未満の角度を成す)で入射する光と相互作用して、上述の偏光および波長条件を満たす。特定の角度範囲の外側の角度で偏光選択素子450の表面に入射する光は、偏光または方向に変化なく、偏光選択素子450を透過することになる。
図4Bは、偏光選択素子450のx-z断面図を図示している。いくつかの実施形態では、偏光選択素子450は、光配向層452(例えば、感光性基を含む有機または無機化合物を含む層)および光学的に異方性の分子から形成されるらせん構造454を含む。光配向層452は、光配向材料(PAM)の層を加えることによって形成される。次いで、PAM層を、所望の強度および入射角で配向光(例えば、線形に偏光した光)に当てる。配向光は、配向光の偏光を回転させながら、PAMの層を漸進的にスキャンする。配向光は、PAMの層の上にサイクロイド状のパターンを作成する(例えば、サイクロイド状のパターンは、図5Eに関して以下で説明される)。光配向層452を用意した後、光学的に異方性の分子の層は、光配向層452に貼り付けられ、らせん構造454を形成する。光配向層452のサイクロイド状のパターンは、らせん構造454の向きを定める。らせん構造454の形成の後、光学的に異方性の分子の層は固められて(例えば、固定、セット、または硬化)ポリマーを形成する。いくつかの実施形態では、固めることは熱硬化またはUV硬化を含む。いくつかの実施形態では、らせん構造454は、コレステリック液晶などの液晶から形成される。らせん構造454は、z軸に実質的に平行ならせん軸456に沿って配向される(例えば、らせん軸456とz軸とは、20度を超えない角度を成す)。いくつかの実施形態では、光学的に異方性の分子は、光学的に透明な基板全体でらせん軸456を中心に同じ回転方向で回転する(らせん状のねじれを形成する)。らせん構造454は、らせんピッチ466を定め、らせんピッチ466とは、本明細書では、同じ向きを有する同じらせん構造の隣接する2つの光学的に異方性の分子同士の距離を称するために使用される。
偏光選択素子450は、特定のスペクトル範囲にあり(例えば、偏光選択素子450が波長選択的)、偏光選択素子450のらせん構造と同じ左右像を持つ第1の円偏光を有する(例えば、偏光選択素子450が偏光選択的)光の方向および/または偏光を、変えるか影響を及ぼす場合がある。偏光選択素子450は、特定のスペクトル範囲の外側にある、および/または偏光選択素子450のらせん構造の左右像とは反対の第2の円偏光を有する光の方向および偏光を、変えないか影響を及ぼさない。第1の円偏光および特定のスペクトル範囲の波長を有する第1の入射光が偏光選択素子450に衝突すると、偏光選択素子450は第1の入射光と相互作用して第1の入射光の方向を変える(例えば、第1の入射光をリダイレクト、反射、屈折、回折する)。第1の入射光と相互作用するものの、偏光選択素子450は第1の入射光の偏光は変えない(例えば、RCP光はRCP光として反射される)。その一方で、偏光選択素子450は、偏光選択素子450に関連付けられる特定のスペクトル範囲の外側の波長を有する、および/または偏光選択素子450のらせん構造とは反対の左右像を持つ円偏光を有する第2の入射光を、その方向または偏光を変えることなく、透過するように構成される。例えば、偏光選択素子450は、第1の入射光(RCP)の偏光を変えることなくその方向を変え、第2の入射光(LCP)をその方向または偏光を変えることなく、透過させる。それとは対照的に、従来的な反射レンズまたはミラーは、光を反射する際に、偏光した入射光の偏光を変える。いくつかの実施形態では、光の円偏光に基づいて選択的であることに加えて、偏光選択素子450はまた、波長選択的および/または光の入射角に基づいて選択的である。偏光選択素子450の光学的な性質は、液晶のらせん軸の向きおよび/またはらせんピッチに基づいている。
図4Cは、偏光選択素子450のx-y平面の断面図である。偏光選択素子450のらせん構造454は、同じ配向を有するx-y平面内で隣接する光学的に異方性の分子に対応する横フリンジ(例えば、横フリンジ460-1および460-2)を形成する。横ピッチ462は、隣接する2つの横フリンジ同士(例えば、横フリンジ460-1および460-2)の距離によって定められる。
図4Dは、図4Cに図示される基準平面AA’を横切る偏光選択素子450のx-z平面の断面図である。偏光選択素子450のらせん構造454は、同じ配向を有するx-z平面内で隣接する光学的に異方性の分子に対応するらせん状フリンジ(例えば、らせん状フリンジ464-1および464-2)を形成する。らせんピッチ466は、隣接する2つのらせん状フリンジ同士(例えば、らせん状フリンジ464-1および464-2)の距離によって定められる。いくつかの実施形態では、示されるように、らせん状フリンジは、偏光選択素子450の表面に対して、ある角度αで傾いている。矢印458は、偏光選択素子450に対する入射光の方向を図示している。
図4Eは、光配向層(例えば、光配向層452)上の光学的に異方性の分子の向きの例示的な例を図示している。図4Eは、同じ向きを有する、隣接する2つの光学的に異方性の分子を示している(例えば、光学的に異方性の分子459-1および459-2)。光学的に異方性の分子459-1と459-2との間の距離は、やはり図4Cに示す横ピッチ462を定める。
図4F~図4Jは、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ430を含むディスプレイデバイス400を図示する概略図である。
いくつかの構成では、図4Fに示すように、反射型偏光板431-1および光遅延板431-2(例えば、四分の一波長板)は、第2の反射面430-2に隣接している。反射型偏光板431-1は、光の偏光に基づいて光を選択的に透過または反射するように構成され、光遅延板431-2(例えば、四分の一波長板)は、光の偏光を変換しつつ光を透過するように位置付けられる。例えば、反射型偏光板431-1は、第3の偏光を有する光を反射させ、第3の偏光とは異なる(例えば、第3の偏光に直交する)第4の偏光を有する光を透過するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、第3の偏光は、第1の線偏光(例えば、s偏光)であり、第4の偏光は、第1の偏光に直交する第2の線偏光(例えば、p偏光)である。いくつかの構成では、光遅延板431-2は、線形偏光を有する光を透過して円偏光を有する光に変換するように、またはその逆になるように、位置付けられる。
図4Fは、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ430を透過する光の光路を図示している。図4Fでは、第1の反射面430-1は、光源410から出力された、照明光490を受け取り、照明光490の少なくとも一部を第2の反射面430-2に向けて透過する。図4FのインセットA1に示すように、第2の反射面430-2は、第1の偏光(例えば、第1の円偏光)を有する受け取った照明光の少なくとも一部を、第1の反射面430-1に向けて反射する。第1の反射面430-1は、照明光490の反射部分を受け取り、受け取った光の少なくとも一部を第2の反射面430-2に向けて反射し、それにより照明光490の反射された部分は、第1の偏光とは異なる(例えば、第1の偏光に直交する)第2の偏光を有する。第2の反射面430-2は、第1の反射面430-1から反射された照明光490(またはその一部)の少なくとも一部490-1を透過させる。
図4FのインセットA2は、反射型偏光板431-1および光遅延板431-2(例えば、四分の一波長板)が第2の反射面430-2に隣接して配置される場合の、第2の反射面430-2における照明光490の光路および偏光に関するさらなる詳細を図示している。いくつかの実施形態では、光遅延板431-2は、第2の反射面430-2のコーティングである。代替的に、光遅延板431-2は、第2の反射面430-2から離間された光学素子であってもよい。インセットA2に示すように、光遅延板431-2は、第1の反射面430-1を透過した照明光490の少なくとも一部を受け取る。光遅延板431-2は照明光490の一部を反射型偏光板431-1に向けて透過させつつ、照明光490の一部の偏光を第1の偏光から第3の偏光に(例えば、第1の円偏光から第1の線偏光に)変換する。第3の偏光は、第1の偏光および第2の偏光のそれぞれと異なる。反射型偏光板431-1は、第3の偏光を有する照明光490の少なくとも一部を、光遅延板431-2に向けて後ろ向きに反射するように構成される。光遅延板431-2は、反射光の少なくとも一部を第1の反射面430-1に向けて透過させつつ、反射光の少なくとも一部の偏光を第3の偏光から第1の偏光に変換する。第1の反射面430-1は、第1の偏光を有する反射光の少なくとも一部を光遅延板431-2に向けて反射し、それにより、第1の反射面430-1によって反射された光の一部は第2の偏光を有する。光遅延板431-2は、第2の偏光を有する光の少なくとも一部490-1を反射型偏光板431-1に向けて透過させつつ、受け取った光の少なくとも一部の偏光を、第2の偏光から、第1の偏光、第2の偏光、および第3の偏光のいずれとも異なる第4の偏光(例えば、第2の線偏光)に変換する。反射型偏光板431-1は、第4の偏光を有する受け取った光の少なくとも一部490-1を透過させる。
いくつかの実施形態では、第1の偏光は第1の円偏光(例えば、右回り円偏光)であり、第2の偏光は第1の偏光に直交する第2の円偏光(例えば、左回り円偏光)であり(またはその逆)、第3の偏光は第1の線偏光(例えば、s偏光)であり、第4の偏光は第3の偏光に直交する第2の線偏光(例えば、p偏光)である(またはその逆)。
理想的な事例では、それぞれの光学素子および表面は、ゼロ損失、または無視できる損失を有する。しかしながら、実際には、いくらかの量の光(照明光490など)が、光学素子または表面との相互作用(光学的な表面を通じた透過、または光学的な表面における反射)を通じて失われ得ることを理解されたい。
図4G~図4Jは、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ432を含むディスプレイデバイス402を図示する概略図である。ディスプレイデバイス402は、光学アセンブリ430が光学アセンブリ432に置き換わっていることを除いて、ディスプレイデバイス400に類似している。光学アセンブリ432は、光学アセンブリ432の第1の反射面432-1が開口434(例えば、表面の他の部分が反射コーティングを含む場合に反射コーティングがない表面の一部など、物理的な貫通穴、またはウインドウ)を画定することを除いて、光学アセンブリ430に類似している。
いくつかの実施形態では、第1の反射面432-1は、反射コーティングを含む第1の部分432-1A、および反射コーティングを含まない第2の部分432-1Bを含む。第1の部分432-1Aは、第2の部分432-1Bを取り囲み、第2の部分432-1Bが開口434に対応する(例えば、開口434は、第1の反射面432-1の反射コーティング中の穴である)。図4Gでは、第1の部分432-1Aは、実線で図示されており、第2の部分432-1Bは、破線で図示されている。
いくつかの実施形態では、図4Gに示すように、光学アセンブリ432は、光源410と空間光変調器(例えば、反射型空間光変調器)420との間に配設される。そのような事例では、光源410は、光学アセンブリ432の第1の反射面432-1において開口434と揃えられ(例えば、結合される)、それにより照明光490の少なくとも一部(例えば、第1の部分490-1)は、第1の反射面432-1の開口434を通って第2の反射面432-2に向けて透過する。
いくつかの実施形態では、第2の反射面430-2は、液晶ベースの偏光選択素子450(例えば、偏光感受性ホログラム、コレステリック液晶など)であってもよい。代替的に、第2の反射面430-2は、図4FのインセットA2に関して上述したように、反射型偏光板および光遅延板(例えば、四分の一波長板)を含んでもよい。
図4Hは、光学アセンブリ432が光源410と空間光変調器420との間に配設される場合など、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ432を透過する光の光路を図示している。図4HのインセットBに示されるように、第1の反射面432-1は、光源410から出力された、照明光490を受け取り、照明光490の少なくとも一部を開口434を通って第2の反射面432-2に向けて透過させる。第2の反射面432-2は、受け取った光の少なくとも一部を第1の反射面432-1に向けて後ろ向きに反射し、それにより反射光の一部は第1の偏光を有する。第1の反射面432-1は、第2の反射面432-2によって反射された光の少なくとも一部を第2の反射面432-2に向けて後ろ向きに反射し、それにより、第1の反射面432-1によって反射された光の一部は第2の偏光を有する。第2の反射面432-2は、第1の反射面432-1で反射された光の少なくとも一部490-1を透過させる。
いくつかの実施形態では、反射型偏光板および光遅延板は、図4FのインセットA2に関して上述したように、第2の第2の反射面432-2に隣接して配置される。
光学アセンブリ430を透過した照明光490の光路と比較して、光学アセンブリ432を透過する照明光490は、反射コーティングを含む第1の反射面432-1の第1の部分を透過せず、開口434を通って(図4Hに示す通り)第2の反射面に向けて透過する(図4Fに示す通り)。場合によっては、これにより、第3の反射面533-1を透過することに関連するあらゆる損失が解消され、光学アセンブリ432が光学アセンブリ430よりも高い透過効率(例えば、より低い損失)を有することが可能になる。
いくつかの実施形態では、開口434は、第1の反射面432-1内の物理的な穴である。場合によっては、図4Iに示すように、光源410の少なくとも一部は、開口434内部に配設されてもよい。
図4Jは、光源410の少なくとも一部が開口434内部に配設される場合など、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ432を透過する光の光路を図示している。図4JのインセットCに示すように、光源410は、照明光490を第2の反射面432-2に向けて出力する。第2の反射面432-2は、照明光490の少なくとも一部を第1の反射面432-1に向けて後ろ向きに反射し、それにより反射された照明光490は第1の偏光を有する。第1の反射面432-1は、第2の反射面432-2によって反射された光の少なくとも一部を第2の反射面432-2に向けて後ろ向きに反射し、それにより、第1の反射面432-1によって反射された光の一部は第2の偏光を有する。第2の反射面432-2は、第1の反射面432-1で反射された光の少なくとも一部490-1を透過させる。
第2の反射面432-2が、反射型偏光板および光遅延板を含む場合、第2の反射面432-2での光の光路および偏光に関する詳細は、図4FのインセットA2に関して上述したのと同様である。
図5Aは、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ530を含むディスプレイデバイス500を図示する概略図である。ディスプレイデバイス500は、光学アセンブリ430が光学アセンブリ530に置き換わっていることを除いて、ディスプレイデバイス400に類似している。光学アセンブリ530は、第1の反射面530-1、第2の反射面530-2、および第3の反射面530-3を含む。第1の反射面530-1は、第2の反射面530-2と第3の反射面530-3との間に配設される。
図5Bは、光学アセンブリ530における光路を図示する概略図である。図5Bに示す矢印は、光学アセンブリ530の表面の間での光伝播の相対的な方向を表現しており(例えば、第3の反射面530-3から第1の反射面530-1など)、光学アセンブリ530で反射またはそれを透過する光線の幾何学的な方向を示しているのではない(例えば、図5Bは、光線トレース図ではない)。光学アセンブリ530は、第3の反射面530-3で照明光490を受け取るように構成される。第3の反射面530-3は、照明光490の少なくとも第1の部分490-1を透過させるように構成され、照明光490の第1の部分490-1は、(i)第1の反射面530-1を通って第2の反射面530-2に向けて透過し、(ii)第2の反射面530-2によって第1の反射面530 1に向けて反射され、(iii)第1の反射面530-1によって第2の反射面530-2に向けて反射され、および(iv)第2の反射面530-2を透過する。第3の反射面530-3はまた、照明光490の少なくとも第2の部分490-2を透過させるように構成され、照明光490の第2の部分490-2は、(i)第1の反射面530-1で第3の反射面530-3に向けて反射され、(ii)第3の反射面530-3によって第1の反射面530-1に向けて反射され、および(iii)第1の反射面530-1および第2の反射面530-2を透過する。
いくつかの実施形態では、第1の反射面530-1は、部分リフレクタ(例えば、50/50ミラー)である。
いくつかの実施形態では、図4B~図4Eに関して上述した液晶ベースの偏光選択素子450に類似する液晶ベースの偏光選択素子が、第2の反射面530-2に隣接して配設されてもよい。
いくつかの実施形態では、図4B~図4Eに関して上述した液晶ベースの偏光選択素子450に類似する液晶ベースの偏光選択素子が、第3の反射面530-3に隣接して配設されてもよい。
いくつかの実施形態では、第2の反射面530-2および第3の反射面520-3のそれぞれは、湾曲しており、第1の反射面530-1は湾曲していない(例えば、平坦)。第2の反射面530-2の曲率の半径は、光源410から光学アセンブリ530を通じて空間光変調器420に導かれる照明光490の第1の部分490-1の屈折力に寄与し、第3の反射面530-3の曲率の半径は、光源410から光学アセンブリ530を通じて空間光変調器420に導かれる照明光490の第2の部分490-2の屈折力に寄与する。故に、いくつかの実施形態では、第2の反射面530-2および第3の反射面520-3のそれぞれは、同じ曲率の半径を有する。いくつかの実施形態では、照明光490の第1の部分490-1および第2の部分490-2は、同じ屈折力で光源410から光学アセンブリ530を通じて空間光変調器420に導かれる。
照明光490の第1の部分490-1および第2の部分490-2の光路が、図5Bに示される。図5BのインセットDに示されるように、第3の反射面530-3は、光源410から出力され、第1の偏光を有する照明光490を受け取り、その照明光490を第1の反射面530-1に向けて透過する。第1の反射面530-1は、照明光490の第1の部分490-1を第2の反射面530-2に向けて透過させ、照明光490の第2の部分490-2を第3の反射面530-3に向けて反射し、それにより第1の反射面530-1を透過した照明光490の第1の部分490-1は第1の偏光を有し、第1の反射面530-1によって反射された照明光490の第2の部分490-2は第2の偏光を有する。
照明光490の第1の部分490-1を参照すると、第2の反射面530-2は、照明光490の第1の部分490-1を、偏光を変えることなく、第1の反射面530-1に向けて後ろ向きに反射するように構成される。第1の反射面530-1は、第1の偏光を有する照明光490の第1の部分490-1を受け取り、照明光490の第1の部分490-1を第2の反射面530-2に向けて反射し、それにより照明光490の反射された第1の部分490-1は第2の偏光を有する。第2の反射面530-2は、第2の偏光を有する照明光490の第1の部分490-1を透過させる。
照明光490の第2の部分490-2を参照すると、第3の反射面530-3は、第2の偏光を有する照明光490の第2の部分490-2を第1の反射面530-1に向けて後ろ向きに反射するように構成され、それにより反射された照明光490の第2の部分490-2は第2の偏光を有する(例えば、偏光を変えることなく)。第1の反射面530-1は、第2の偏光を有する照明光490の第2の部分490-2を第2の反射面530-2に向けて透過させ、第2の反射面530-2は第1の反射面530-1を透過した照明光490の第2の部分490-2を透過させる。
いくつかの実施形態では、反射型偏光板および光遅延板は、図4FのインセットA2に関して上述したように、第2の反射面530-2に隣接して配置される。
光学アセンブリ430を透過した照明光490の光路と比較して、光学アセンブリ530を透過する照明光490は、第1の反射面530-1を最初に透過しなかった照明光490の部分(例えば、第2の部分490-2)を、第1の反射面530-1に向けてリダイレクトさせることができ、それにより損失を低減する。故に、光学アセンブリ530は、光学アセンブリ430よりも高い透過効率(例えば、低い損失)を有することができる。
図5C~図5Dは、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ532を含むディスプレイデバイス502を図示する概略図である。ディスプレイデバイス502は、光学アセンブリ530が光学アセンブリ532に置き換わっていることを除いて、ディスプレイデバイス500に類似している。光学アセンブリ532は、光学アセンブリ532の第3の反射面532-3が開口534(例えば、表面の他の部分が反射コーティングを含む場合に反射コーティングがない表面の一部など、物理的な貫通穴、またはウインドウ)を画定することを除いて、光学アセンブリ530に類似している。
いくつかの実施形態では、図5Cに示すように、光学アセンブリ532は、光源410と空間光変調器(例えば、反射型空間光変調器)420との間に配設される。そのような事例では、光源410は、光学アセンブリ532の第3の反射面532-3において開口534と揃えられ(例えば、結合される)、それにより照明光490の少なくとも一部(例えば、第1の部分490-1および第2の部分490-2)は、第3の反射面532-3の開口534を通って第1の反射面532-1に向けて透過する。そのような事例では、光学アセンブリ532における照明光490の光路および偏光は、照明光490が第3の反射面532-3の開口534を透過することを除いて、光学アセンブリ530における照明光490の光路に類似している。
いくつかの実施形態では、第3の反射面532-3は、反射コーティングを含む第1の部分、および反射コーティングを含まない第2の部分を含む。第1の部分は、第2の部分を取り囲み、第2の部分が開口534に対応する(例えば、開口534は、第3の反射面532-3の反射コーティング中の穴である)。
いくつかの実施形態では、開口534は、第3の反射面532-3内の物理的な穴である。場合によっては、図5Dに示すように、光源410の少なくとも一部は、開口534内部に配設されてもよい。そのような事例では、光学アセンブリ532における照明光490の光路は、照明光490が光源410から第1の反射面532-1に向けて出力されることを除いて、光学アセンブリ530における照明光490の光路に類似しており、故に照明光490は、第1の反射面532-1に入射するよりも前に第3の反射面532-3を透過しない。
光学アセンブリ530を透過した照明光490の光路と比較して、光学アセンブリ532を透過する照明光490は、第3の反射面533-1を透過せず、開口534を通って(図5Cに示す通り)または直接第2の反射面に向けて透過する(図5Dに示す通り)。場合によっては、これにより、第3の反射面533-1を透過することに関連するあらゆる損失が解消され、光学アセンブリ532が光学アセンブリ530と比較してより高い透過効率(例えば、より低い損失)を有することが可能になる。
図6A~図6Cは、いくつかの実施形態に従う、光学アセンブリ630を含むディスプレイデバイス600を図示する概略図である。ディスプレイデバイス600は、光学アセンブリ430が光学アセンブリ630に置き換わっていることを除いて、ディスプレイデバイス400に類似している。光学アセンブリ630は、光学素子640および湾曲リフレクタ650を含む。いくつかの実施形態では、湾曲リフレクタ650は、図4Aおよび図4Fに関して上述したように、反射型偏光板および光遅延板を含む。代替的に、湾曲リフレクタ650は、液晶ベースの偏光選択素子450を含んでもよく、その詳細は、図4B~図4Eに関して上述される。
図6Aに示すように、湾曲リフレクタ650は、照明光490を受け取るように構成され、それにより照明光490の少なくとも一部490-1は、(i)湾曲リフレクタ650によって光学素子640に向けて反射され、(ii)光学素子640によって湾曲リフレクタ650向けて反射され、および(iii)湾曲リフレクタ650を透過する。
いくつかの実施形態では、光学アセンブリ630(光学素子640および湾曲リフレクタ650の両方を含む)は、光源410と空間光変調器420との間に配設される。そのような事例では、照明光490の少なくとも一部490-1は、湾曲リフレクタ650によって反射されるよりも前に、湾曲リフレクタ650に向けて光学素子640を透過する。
いくつかの実施形態では、図6Aに示すように、湾曲リフレクタ650は基板652上に配設される。いくつかの実施形態では、湾曲リフレクタ650は、光学素子640のほうを向く基板652の表面652-1上に配設される1つまたは複数のコーティングを含む。例えば、湾曲リフレクタ650は、図4FのインセットA2に関して上述したように、偏光感受性反射コーティングおよび光遅延板コーティングを含んでもよい。別の例では、湾曲リフレクタ650は、図4B~図4Eに関して上述したように、偏光選択素子450などの液晶の層を含むコーティングを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、光学素子640は、部分リフレクタ(例えば、50/50ミラー)である反射面640-1を含む。代替的に、反射面640-1は、光の偏光に基づいて、光を選択的に透過または反射するように構成される反射型偏光板であってもよい。反射面640-1は、光学素子640の第1の側640-Aまたは第2の側640-Bのどちらに配設してもよい。いくつかの実施形態では、反射面640-1は、反射コーティングまたは部分的な反射コーティングである。
図6Bは、光学素子640が開口644を画定するディスプレイデバイス600を図示している。いくつかの実施形態では、反射面640-1は、全リフレクタである。場合によっては、光源410は、開口644と揃えられ(例えば、結合される)、それにより照明光490の少なくとも一部490-1は、湾曲リフレクタ650に向けて開口644を透過する。いくつかの実施形態では、図6Bに示すように、光源410の少なくとも一部は、光学素子640の開口644内部に配設されてもよい。
いくつかの実施形態では、反射面640-1は、反射コーティングを含む第1の部分、および反射コーティングを含まない第2の部分を含む。第1の部分は、第2の部分を取り囲み、第2の部分が開口644に対応する(例えば、開口644は、反射面640-1の反射コーティング中の穴である)。
いくつかの実施形態では、光学素子640の反射面640-1は、湾曲している。湾曲リフレクタ650および反射面640-1(湾曲している場合)のそれぞれの曲率の半径は、光源410から光学アセンブリ630を通じて空間光変調器420に導かれる照明光490の部分490-1の屈折力に寄与する。
いくつかの実施形態では、図6Aに示すように、湾曲リフレクタ650および光学素子640を含む光学アセンブリ630は、光源410とPBS440との間に配設される。
図6Cは、光学アセンブリ630を透過する光の光路および偏光を図示している。図6CのインセットEに示されるように、反射面640-1は、光源410から出力された、照明光490を受け取り、その照明光490の少なくとも一部を湾曲リフレクタ650に向けて透過する。湾曲リフレクタ650は、第1の偏光を有する照明光490の少なくとも一部を、反射面640-1に向けて反射する。反射面640-1は、第1の偏光を有する照明光の少なくとも一部を受け取り、受け取った光の少なくとも一部を湾曲リフレクタ650に向けて反射し、それにより反射面640-1によって反射された光の部分490-1は第2の偏光を有する。湾曲リフレクタ650は、反射面640-1によって反射された照明光490の少なくとも一部490-1を透過させる。
湾曲リフレクタ650が基板652の表面652-1上のコーティングであるような事例では、照明光490の少なくとも一部490-1は、基板652を透過する。
光源410の少なくとも一部が光学素子640の開口644内部に配設されるいくつかの実施形態では、照明光490の光路は、照明光490が光源410から湾曲リフレクタ650に向けて出力されることを除いて、上述の光路に類似しており、故に照明光490は、湾曲リフレクタ650に入射するよりも前に光学素子640の反射面640-1を透過しない。
いくつかの実施形態では、湾曲リフレクタ650は、反射型偏光板および光遅延板を含む。湾曲リフレクタにおける光の光路および偏光に関する詳細は、図4FのインセットA2に関して上述したものに類似している。簡潔のため、そのような詳細は本明細書では繰り返さない。
図6Dは、いくつかの実施形態に従うディスプレイデバイス602を図示している。ディスプレイデバイス602は、光学アセンブリ630が光学アセンブリ632に置き換わっていることを除いて、ディスプレイデバイス600に類似している。図6Dでは、光源410は、光学素子640と湾曲リフレクタ650との間に配設される。図6Dに示される光源410は、照明光490を湾曲リフレクタ650に向けて与える(例えば、生成する、発する、または出力する)ように構成される。湾曲リフレクタ650は、照明光490を受け取り、その照明光490の少なくとも一部を反射するように構成され、それにより湾曲リフレクタ650によって反射される照明光490の少なくとも一部490-1は、(i)光学素子640によって受け取られ、(ii)光学素子640(例えば、光学素子640の反射面640-1)によって湾曲リフレクタ650に向けて反射され、および(iii)湾曲リフレクタ650を透過する。
いくつかの実施形態では、光源410は、完全(例えば、100%)には透明(例えば、照明光490に対して光学的に透明)でなくてもよい。そのような事例では、光源410が湾曲リフレクタ650と光学素子640との間に配設される場合、照明光490が湾曲リフレクタ650と光学素子640との間で反射されるため、光源410は照明光490のいくらかをブロックする場合がある。故に、湾曲リフレクタ650によって反射される照明光490の一部は、光学素子640で受け取られず、光学素子640によって湾曲リフレクタ650に向かって反射される照明光490の一部は、湾曲リフレクタ650によって受け取られない。そのような場合、照明光の少なくとも一部490-1は、光源410によって与えられる(例えば、生成される、発せられる、または出力される)照明光のすべてより少ないサブセットである。
光源410の少なくとも一部が光学素子640の開口644内部に配設される(図6Cに示される)いくつかの実施形態、または光源410が光学素子640と湾曲リフレクタ650との間に配設されるいくつかの実施形態では、光学素子640は、全リフレクタ(例えば、80%、85%、90%、95%、97%、98%、または99%よりも大きい反射率のリフレクタを伴うミラー)を含む。いくつかの実施形態では、反射面640-1は、全リフレクタである。
光学アセンブリ632における照明光490の光路は、照明光490が光源410から湾曲リフレクタ650に向けて出力されることを除いて、光学アセンブリ630における照明光490の光路に類似しており、故に照明光490は、湾曲リフレクタ650に入射するよりも前に反射面640-1または光学素子640を透過しない。
図6Eは、いくつかの実施形態に従うディスプレイデバイス604を図示している。ディスプレイデバイス604は、光学アセンブリ630が光学アセンブリ634に置き換わっていることを除いて、ディスプレイデバイス600に類似している。図6Eでは、湾曲リフレクタ650は、PBS440を含む基板654に配設される(例えば、湾曲リフレクタ650は、PBS440に一体化され、基板654の一部として含まれるPBS440は点線の四角によって示される)。いくつかの実施形態では、湾曲リフレクタ650は、光学素子640のほうを向く基板654の表面654-1上に配設される偏光選択的なコーティングである。
光学アセンブリ634における照明光490の光路は、照明光490が光源410から湾曲リフレクタ650に向けて出力されることを除いて、光学アセンブリ630における照明光490の光路に類似しており、故に照明光490は、湾曲リフレクタ650に入射するよりも前に反射面640-1または光学素子640を透過しない。加えて、湾曲リフレクタを透過する照明光490の少なくとも一部490-1は、基板654およびPBS440にカップリングされる。
図7は、いくつかの実施形態に従う、光学素子730を含むディスプレイデバイス700を図示する概略図である。ディスプレイデバイス700は、光学アセンブリ430が光学素子730に置き換わっていることを除いて、ディスプレイデバイス400に類似している。光学素子730は、第1の反射面730-1、および第1の反射面730-1と向かい合う第2の反射面730-2を含む。光源410は、光学素子730と空間光変調器420(例えば、反射型空間光変調器)との間に配設され、照明光490を光学素子730に向けて与える(例えば、生成する、発する、または出力する)ように構成される。第1の反射面730-1は、照明光490を受け取って反射するように構成され、それにより照明光490の少なくとも一部は、空間光変調器420を照射する。
いくつかの実施形態では、示されるように、第2の表面730-2は、光源410によって与えられた(例えば、生成された、発せられた、または出力された)照明光490を受け取り、受け取った照明光490を第1の反射面730-1に向けて透過させるように構成される。第1の反射面730-1は、第2の表面730-2を透過する照明光の少なくとも一部490-1を、第2の反射面730-2に向けて後ろ向きに反射するように構成され、それにより第1の反射面730-1によって反射された光の少なくとも一部490-1は第2の表面を透過する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス700は、PBS440を含む。そのような事例では、光源410は、照明光490の少なくとも一部490-1がPBS440で受け取られるように、光学素子730とPBS440との間に配設される。
いくつかの実施形態では、光源410は、完全(例えば、100%)には透明(例えば、照明光490に対して光学的に透明)でなくてもよい。そのような場合、照明光の少なくとも一部490-1は、光源410によって与えられる(例えば、生成される、発せられる、または出力される)照明光のすべてより少ないサブセットである。
いくつかの実施形態では、図7に示されるように、第1の反射面730-1は湾曲しており、第1の曲率の半径を有する。第1の反射面730-1の第1の曲率の半径は、少なくとも部分的に、光源410から光学素子730を通じて空間光変調器420に導かれる照明光490の少なくとも一部490-1の屈折力に寄与する。
いくつかの実施形態では、第2の表面730-2は、湾曲しており、第1の曲率の半径とは異なる第2の曲率の半径を有する。第2の表面730-2における(照明光490の、および/または照明光490の少なくとも一部490-1の)屈折により、第2の表面730-2の第2の曲率の半径は、少なくとも部分的に、光源410から光学素子730を通じて空間光変調器420に導かれる照明光490の少なくとも一部490-1の屈折力に寄与する場合がある。
いくつかの実施形態では、第1の反射面730-1は、全リフレクタ(例えば、ミラー)である。代替的に、第1の反射面730-1は、部分リフレクタ(例えば、50/50ミラー)または光の偏光に基づいて光を選択的に透過もしくは反射するように構成される反射型偏光板であってもよい。
いくつかの実施形態では、第2の表面730-2は、非反射面(例えば、反射コーティングまたは部分的な反射コーティングを含まない光学的な表面)である。いくつかの実施形態では、第2の表面730-2は、光学的な表面において反射による損失を低減するように構成された非反射コーティング(例えば、反射防止コーティング)を含んでもよい。
図8A~図8Cは、いくつかの実施形態における光源410に対応する光源800を図示する概略図である。光源800は、第1の波長範囲(例えば、赤色光)の波長を有する第1の光を与える(例えば、生成する、発する、または出力する)ように構成される第1の複数の発光素子810(例えば、LED、miniLED)を含む。光源はまた、複数の導波路820を含む。複数の導波路820のそれぞれの導波路820(例えば、導波路820-1、820-2、820-3、…、820-nのうちの1つ)は、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子810(例えば、発光素子810-1、810-2、810-3、…、810-n)に結合された入力端部を含む(例えば、それぞれの発光素子810は、それぞれの導波路820の入力端部に隣接して、またはそれぞれの導波路820の入力端部に配設される)。それぞれの導波路820は、それぞれの発光素子810から出力された第1の光を透過するように構成され、それにより第1の光は、照明光490として、導波路820の入力端部と向かい合う導波路820の出力端部から出力される。いくつかの実施形態では、複数の導波路820は、照明光490が一様な照明を与えるように第1の光を透過するように構成される。例えば、複数の導波路820は、一様な照明を与えるための特定の長さを有する。場合によっては、複数の導波路820の長さは、発光素子810の発散に基づいて選択される。いくつかの実施形態では、複数の導波路820は、光源から出力された照明光490がコリメートされるように、第1の光を透過するように構成される(例えば、複数の導波路820のそれぞれの導波路は、コリメートされた光を与えるように先細にされる)。
いくつかの実施形態では、図8Aに示すように、2つの連続する(例えば、隣接する)発光素子同士の距離P1は、50ミクロン~120ミクロンの間である。例えば、発光素子810が、赤色LEDまたは赤色miniLEDである場合、距離Pは60ミクロン未満、50~70ミクロンの間、60~80ミクロンの間、70~90ミクロンの間、80~100ミクロンの間、90~110ミクロンの間、100~120ミクロンの間、または110ミクロンより大きくてもよい。
いくつかの実施形態では、図8Bに示すように、光源はまた、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲(例えば、緑色光)の波長を有する第2の光を与える(例えば、生成する、発する、または出力する)ように構成される第2の複数の発光素子830をさらに含む。それぞれの導波路820は、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子(例えば、発光素子830-1、830-2、830-3、830-4)にさらに結合される。それぞれの導波路820は、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子から与えられた第2の光を透過するように構成される。いくつかの実施形態では、複数の導波路820は、照明光490が一様な照明を与えるように第1の光および第2の光のそれぞれを透過するように構成される。いくつかの実施形態では、複数の導波路820はホモジナイザとして機能し、第1および第2の光のそれぞれが光源800から出力されるようにする。
いくつかの実施形態では、光源は、第1の波長範囲および第2の波長範囲のそれぞれとは異なる第3の波長範囲(例えば、青色光)の波長を有する第3の光を与える(例えば、生成する、発する、または出力する)ように構成される第3の複数の発光素子834をさらに含む。それぞれの導波路820は、第3の複数の発光素子840のそれぞれの発光素子(例えば、発光素子840-1、840-2、840-3、840-4)にさらに結合される。それぞれの導波路820は、第3の複数の発光素子840のそれぞれの発光素子から与えられた第3の光を透過するように構成される。いくつかの実施形態では、複数の導波路820は、照明光490が一様な照明を与えるように第1の光、第2の光、および第3の光のそれぞれを透過するように構成される。いくつかの実施形態では、複数の導波路820はホモジナイザとして機能し、第1、第2、および第3の光のそれぞれが光源800から出力される際に一様な照明を与えるようにする。いくつかの実施形態では、複数の導波路820から出力された照明光490は、四角812、832、および842によってそれぞれ図示される、第1、第2、および第3の光のそれぞれを含む。
いくつかの実施形態では、異なる波長範囲を有する光を与えるように構成される2つの連続する(例えば、隣接する)発光素子同士の距離P2は、30ミクロン~70ミクロンの間である。例えば、発光素子840が赤色光を与えるように構成され、発光素子830が緑色光を与えるように構成される場合、距離P2は、30ミクロン未満、20~40ミクロンの間、30~50ミクロンの間、40~60ミクロンの間、50~70ミクロンの間、60~80ミクロンの間、または70ミクロンよりも大きくてもよい。
第1の複数の発光素子810、第2の複数の発光素子830および第3の複数の発光素子840のそれぞれに対して4つの導波路および4つの発光素子が示されているが、光源800はあらゆる数の導波路および発光素子を含んでもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、第1の波長範囲および第2の波長範囲は、重複しない波長を含む(例えば、第1の波長範囲および第2の波長範囲は相互に排他的である)。例えば、第1の光は、赤色を有する光に対応してもよく、第2の光は緑色を有する光に対応してもよい。故に、第1の波長範囲は、635ナノメートル(nm)~700nmの波長を含んでもよく、第2の波長範囲は、520nm~560nmの波長を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、第1の波長範囲および第2の波長範囲は、共通の波長を含む(例えば、第1の波長範囲および第2の波長範囲は互いに部分的に重複する)。例えば、第1の光は、(主にまたは支配的に)青色を有する光に対応してもよく、第2の光は(主にまたは支配的に)緑色を有する光に対応してもよい。故に、第1の波長範囲は、450ナノメートル(nm)~500nmの波長を含んでもよく、第2の波長範囲は、490nm~570nmの波長を含んでもよい。
例えば、第1の光および第2の光のいずれも、赤色、青色、緑色、白色、黄色、橙色などのあらゆる色を有する光に対応する場合がある。波長範囲のいくつかの例としては、420~440nm(青色)、490nm~570nm(緑色)、570~585nm(黄色)、585~620(橙色)、および620~780nm(赤色)が挙げられる。光源800は、あらゆる波長範囲を有する光を与えるように構成される発光素子を含んでもよく、本明細書において与えられる例に限定されない。
いくつかの実施形態では、第3の波長範囲は、第1の波長範囲および第2の波長範囲に対して相互に排他的である。いくつかの実施形態では、第3の波長範囲は、第1の波長範囲または第2の波長範囲と部分的に重複する。
いくつかの実施形態では、複数の導波路820のそれぞれの導波路820は、先細にされる。図8Cに示すように、それぞれの導波路820の入力端部は、第1の幅D1を有し、それぞれの導波路820の出力端部は第1の幅D1とは異なる(第1の幅より広い)第2の幅D2を有する。図8Cはそれぞれの導波路820が3つの発光素子に結合されることを示しているが、それぞれの導波路820はあらゆる数の発光素子に結合されてもよいことを理解されたい。加えて、それぞれの導波路820は、それぞれの導波路820が結合される発光素子の幅に等しいかそれより広い第1の幅D1を有してもよい。例えば、発光素子が幅10ミクロンのminiLEDであり、それぞれの導波路820がその発光素子に結合される場合、それぞれの導波路820は、10ミクロン以上の幅D1を有してもよい。同様に、それぞれの導波路820が、それぞれが幅10ミクロンの2つの発光素子に結合される場合、それぞれの導波路820は、20ミクロン以上の幅D1を有してもよい(例えば、2つの発光素子が30ミクロン離れている場合、50ミクロン以上)。いくつかの実施形態では、それぞれの導波路820は、円筒形状(または円錐形状)を有し、第1の幅D1および第2の幅D2は、それぞれの導波路820の両端部における直径D1および直径D2に対応する。
いくつかの実施形態では、先細にされた導波路の使用は、光をコリメートする。このことは、先細にされない導波路を通じて同じ発光素子から発せられる光と比較して、発光素子から発せられる光が広いエリアにかけて一様な強度を与えることができるため、効率を向上させる。
いくつかの実施形態では、先細にされた導波路820は、線形な先細外形を有する(例えば、それぞれの導波路820は直線的な側壁を有する)。代替的に、それぞれの導波路820は、放物線状、湾曲状、または指数関数的な先細外形(例えば、複合パラボラ集光器におけるような)などの、非線形性な先細外形を有してもよい。
いくつかの実施形態では、導波路は、平面またはスラブ導波路であり、幅D1およびD2は、それぞれの端部での導波路の側壁同士の距離に対応する。いくつかの実施形態では、導波路は光ファイバであり、距離D1およびD2は、それぞれの端部での光ファイバのコアの直径に対応する。例えば、平面導波路は、数ミクロン程度と小さく(例えば、~1~3ミクロン)、または数ミリメートル程度と大きく(1~2ミリメートル)分離された側壁を有してもよい。例えば、光ファイバとしては数ミクロン(例えば、~1~3ミクロン)から最大800ミクロン以上の範囲のコア直径を有してもよい。一部の一般的なコア直径は、9ミクロン、50ミクロン、および62.5ミクロンである。
いくつかの実施形態では、それぞれの導波路820は、それぞれの導波路820から逃げ得る迷光を吸収するために域外吸収素子(例えば、域外層)を含んでもよい。
図9A~図9Cは、いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法900を図示するフロー図である。方法900は、光源410から照明光490を出力すること(動作902)、光学アセンブリ430または530の第1の反射面430-1または530-1において照明光490を受け取ること(動作920)を含む。光学アセンブリ430または530は、第1の反射面430-1または530-1と向かい合って配置される第2の反射面430-2または530-2を含む。方法900はまた、照明光490の第1の部分490-1を第1の反射面430-1または530-1を通って第2の反射面430-2または530-2に向けて透過させること(動作922)、第2の反射面430-2または530-2において第1の反射面430-1または530-1を透過した照明光490の第1の部分490-1を反射すること(動作924)、および第1の反射面430-1または530-1において、第2の反射面430-2または530-2によって反射された照明光490の第1の部分490-1を、第1の反射面430-1または530-1に向けて反射すること(動作926)を含む。方法は、第2の反射面430-2または530-2を通って、第1の反射面430-1または530-1によって反射された照明光490の第1の部分490-1を透過させること(動作928)、および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)において、照明光の第1の部分を受け取ること(動作930)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光源800(光源410に対応する)は、第1の複数の発光素子810(例えば、発光素子810-1、810-2、810-3、…、810-n)および複数の導波路820(例えば、導波路820-1、820-2、820-3、…、820-n)を含む。いくつかの実施形態では、方法900は、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲(例えば、第1の光は赤色光を有する光に対応してもよい)の波長を有する第1の光を与えること、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路820のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内すること、およびそれぞれの導波路820を介して(例えば、導波路820によって)、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光490の少なくとも一部として透過させること(動作904)を含む。
いくつかの実施形態では、光源800(光源410に対応する)はまた、第2の複数の発光素子830を含む。方法900は、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲(例えば、第2の光は緑色光を有する光に対応してもよい)の波長を有する第2の光を与えること、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路820のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内すること、およびそれぞれの導波路820を介して(例えば、導波路820によって)、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光490の少なくとも一部として透過させること(動作910)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、複数の導波路820のそれぞれの導波路は、先細にされ、図8Cに図示される。
いくつかの実施形態では、光源は、複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n、発光素子830、および/または発光素子840)を含み、方法900は、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化すること(動作916)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法900は、光学アセンブリ530の第3の反射面530-3を通じて、照明光490の第1の部分490-1および照明光490の第1の部分490-1とは異なる照明光490の第2の部分490-2を透過させること(動作940)をさらに含み、図5Bに図示される。いくつかの実施形態では、方法900はまた、照明光の第2の部分を、第1の反射面において第3の表面に向けて反射すること、第3の反射面530-3において、第1の反射面530-1によって反射された照明光490の第2の部分490-2を第3の反射面530-3に向けて反射すること、第3の反射面530-3によって反射された照明光490の第2の部分490-2を第1の反射面530-1および第2の反射面530-2を通って透過させること、光学アセンブリ530から出力された照明光490の第2の部分490-2を空間光変調器420において受け取ることを含む。
いくつかの実施形態では、方法900は、光学アセンブリ430または530を透過する照明光490の第1の部分490-1をビームスプリッタ440(例えば、PBS440)において受け取ること、ビームスプリッタ440を用いて照明光490の第1の部分490-1を第1の方向に空間光変調器420に向けて与えること(動作950)、およびビームスプリッタ440において、第1の方向に空間光変調器420に向かう照明光490の第1の部分490-1を受け取ること(動作952)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、照明光490の少なくとも第1の部分490-1を変調することは、照明光490の第1の部分490-1のすべてより少ないサブセットを反射すること(動作952)を含む。
いくつかの実施形態では、方法900はまた、照明光490の第2の部分490-2を空間光変調器420を用いて変調すること、照明光490の少なくとも第1の部分490-1を空間光変調器420から変調光として出力すること、照明光490の少なくとも第2の部分490-2を空間光変調器420から変調光として出力すること(動作960)を含む。そのような場合、空間光変調器420から出力される変調光は、照明光490の変調された第1の部分490-1および照明光490の変調された第2の部分490-2を含む。方法900はまた、ビームスプリッタ440によって、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に与えることを含む。
図10A~図10Cは、いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法1000を図示するフロー図である。方法1000は、光源410から照明光490を出力すること(動作1002)を含む。光源410は、光学アセンブリ432または532の第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)に隣接して位置付けられる。第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)は、開口434または534を画定し、光学アセンブリ432または532は、第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)と向かい合って配置される第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または第1の反射面532-1)を有する。方法1000はまた、第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または第1の反射面532-1)において、照明光490の第1の部分490-1を第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)に向けて反射すること(動作1030)、第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)において、第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または第1の反射面532-1)によって反射された照明光490の第1の部分490-1を第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)に向けて反射すること(動作1032)、第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または第1の反射面532-1)を通って、第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)によって反射された照明光490の第1の部分490-1を透過させること(動作1034)、および照明光490の第1の部分490-1を空間光変調器420で受け取ること(動作1036)を含む。
いくつかの実施形態では、光源410の少なくとも一部は、第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)内の開口434または534内に配設される。
いくつかの実施形態では、光源800(光源410に対応する)は、第1の複数の発光素子810(例えば、発光素子810-1、810-2、810-3、…、810-n)および複数の導波路820(例えば、導波路820-1、820-2、820-3、…、820-n)を含む。いくつかの実施形態では、方法1000は、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲(例えば、第1の光は赤色光を有する光に対応してもよい)の波長を有する第1の光を与えること、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路820のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内すること、およびそれぞれの導波路820を介して(例えば、導波路820によって)、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光490の少なくとも一部として透過させること(動作1006)を含む。
いくつかの実施形態では、光源800(光源410に対応する)はまた、第2の複数の発光素子830を含む。方法1000は、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲(例えば、第2の光は緑色光を有する光に対応してもよい)の波長を有する第2の光を与えること、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路820のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内すること、およびそれぞれの導波路820を介して(例えば、導波路820によって)、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光490の少なくとも一部として透過させること(動作1010)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、複数の導波路820のそれぞれの導波路は、先細にされ、図8Cに図示される。
いくつかの実施形態では、光源800は、複数の発光素子を含む(例えば、発光素子810-1から810-n、発光素子830、および/または発光素子840)。方法1000は、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化すること(動作1014)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法1000は、照明光490の第1の部分490-1を含む照明光490を第1の反射面432-1または532-3内の開口434または534を通って、第2の反射面432-2または532-1に向けて透過させること(動作1020)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法1000は、照明光490の第2の部分490-2を、第2の反射面(例えば、第1の反射面532-1)において第3の反射面(例えば、第2の反射面532-2)に向けて透過させること(動作1040)をさらに含む。照明光490の第2の部分490-2は、照明光490の第1の部分490-1とは異なる。方法1000はまた、第3の反射面において(例えば、第2の反射面532-2)、第2の反射面(例えば、第1の反射面532-1)を透過する照明光490の第2の部分490-2を第3の反射面(例えば、第2の反射面532-2)に向けて反射すること、第2の反射面(例えば、第1の反射面532-1)において第3の反射面(例えば、第2の反射面532-2)で反射された照明光の第2の部分を第3の反射面(例えば、第2の反射面532-2)に向けて反射すること、および第3の反射面(例えば、第2の反射面532-2)を通って、第2の反射面(例えば、第1の反射面532-1)によって反射された照明光490の第2の部分490-2を透過させることを含む。
いくつかの実施形態では、方法1000は、第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または第1の反射面532-1)を透過する照明光490の第1の部分490-1をビームスプリッタ440(例えば、PBS440)において受け取ること(動作1050)をさらに含む。方法1000はまた、ビームスプリッタ440を用いて、照明光490の第1の部分490-1を第1の方向に空間光変調器420に向けて導くこと、空間光変調器420を用いて、照明光490の第1の部分490-1を変調すること、空間光変調器420から、照明光490の少なくとも一部490-1を変調光として出力すること、ビームスプリッタ440において、第1の方向に空間光変調器420に向かう照明光490の第1の部分490-1を受け取ること、およびビームスプリッタ440を用いて、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に導くことを含む。
いくつかの実施形態では、照明光490の第1の部分490-1を、空間光変調器420を用いて変調することは、照明光490の第1の部分490-1のすべてより少ないサブセットを反射すること(動作1052)を含む。
図11A~図11Bは、いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法1100を図示するフロー図である。方法1100は、光源410から照明光490を出力すること(動作1102)、湾曲リフレクタ650において照明光490を受け取ること(動作1130)、および湾曲リフレクタ650において照明光490の少なくとも一部490-1を反射すること(動作1132)を含む。方法はまた、光学素子640において、湾曲リフレクタ650で反射された照明光490の少なくとも一部490-1を反射すること(動作1134)、湾曲リフレクタ650を通って、光学素子640によって反射された照明光490の少なくとも一部490-1を透過させること(動作1136)、および照明光490の少なくとも一部490-1を空間光変調器420において受け取ること(動作1138)を含む。
いくつかの実施形態では、光源800(光源410に対応する)は、第1の複数の発光素子810(例えば、発光素子810-1、810-2、810-3、…、810-n)および複数の導波路820(例えば、導波路820-1、820-2、820-3、…、820-n)を含む。いくつかの実施形態では、方法1100は、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲(例えば、第1の光は赤色光を有する光に対応してもよい)の波長を有する第1の光を与えること、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路820のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内すること、およびそれぞれの導波路820を介して(例えば、導波路820によって)、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光490の少なくとも一部として透過させること(動作1104)を含む。
いくつかの実施形態では、光源800(光源410に対応する)はまた、第2の複数の発光素子830を含む。方法1100は、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲(例えば、第2の光は緑色光を有する光に対応してもよい)の波長を有する第2の光を与えること、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路820のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内すること、およびそれぞれの導波路820を介して(例えば、導波路820によって)、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光490の少なくとも一部として透過させること(動作1112)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、複数の導波路820のそれぞれの導波路は、先細にされ、図8Cに図示される。
いくつかの実施形態では、光源800は、複数の発光素子を含む(例えば、発光素子810-1から810-n、発光素子830、および/または発光素子840)。方法1100は、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化すること(動作1122)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光学素子640は、光源410に対して配設され、方法1100は、照明光490の少なくとも一部490-1を、光学素子640を通って湾曲リフレクタ650に向けて透過させること(動作1124)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光学素子640は、開口644を画定する。方法1100は、照明光490の少なくとも一部490-1を光学素子640の開口644を通って湾曲リフレクタ650に向けて透過させること(動作1126)をさらに含む。光学素子640は、開口644を画定する。
いくつかの実施形態では、方法1100は、ビームスプリッタ440(例えば、PBS440)において、湾曲リフレクタ650を透過する照明光490の少なくとも一部490-1を受け取ること、ビームスプリッタ440を用いて、照明光490の少なくとも一部490-1を第1の方向に空間光変調器420に向けて与えること、照明光490の少なくとも一部490-1を空間光変調器420を用いて変調すること、照明光490の少なくとも一部490-1を空間光変調器420から変調光として出力すること、空間光変調器420から出力された変調光を受け取ること、およびビームスプリッタ440によって、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に与えること(動作1140)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、照明光490の少なくとも一部490-1を、空間光変調器420を用いて変調することは、照明光490の少なくとも一部490-1のすべてより少ないサブセットを反射すること(動作1146)を含む。
図12A~図12Bは、いくつかの実施形態に従う、短距離照明を提供する方法1200を図示するフロー図である。方法1200は、(動作1202)光源410から照明光490を出力すること、光学素子730の反射面730-1において照明光490の少なくとも一部490-1を受け取ること(動作1220)、反射面730-1において照明光490の少なくとも一部490-1を反射すること(動作1230)、および空間光変調器420において、照明光490の少なくとも一部490-1を受け取ること(動作1240)を含む。
いくつかの実施形態では、光源800(光源410に対応する)は、第1の複数の発光素子810(例えば、発光素子810-1、810-2、810-3、…、810-n)および複数の導波路820(例えば、導波路820-1、820-2、820-3、…、820-n)を含む。いくつかの実施形態では、方法1200は、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲(例えば、第1の光は赤色光を有する光に対応してもよい)の波長を有する第1の光を与えること、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路820のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内すること、およびそれぞれの導波路820を介して(例えば、導波路820によって)、第1の複数の発光素子810のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光490の少なくとも一部として透過させること(動作1210)を含む。
いくつかの実施形態では、光源800(光源410に対応する)はまた、第2の複数の発光素子830を含む。方法1200は、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲(例えば、第2の光は緑色光を有する光に対応してもよい)の波長を有する第2の光を与えること、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路820のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内すること、およびそれぞれの導波路820を介して(例えば、導波路820によって)、第2の複数の発光素子830のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光490の少なくとも一部として透過させること(動作1212)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、複数の導波路820のそれぞれの導波路は、先細にされ、図8Cに図示される。
いくつかの実施形態では、光源800は、複数の発光素子を含む(例えば、発光素子810-1から810-n、発光素子830、および/または発光素子840)。方法1200は、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化すること(動作1216)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、反射面730-1は、湾曲している。
いくつかの実施形態では、反射面730-1は、全リフレクタ(例えば、ミラー)を含む。
いくつかの実施形態では、光学素子730は、反射面730-1に向かい合う第2の面730-2を含む。方法1200は、照明光490の少なくとも一部490-1を光源410から第2の表面730-2を通って反射面730-1に向けて透過させること、および反射面730-1から反射された照明光490の少なくとも一部490-1を第2の表面730-2を通って透過させること(動作1232)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法1200は、ビームスプリッタ440において、反射面730-1で反射された照明光490の少なくとも一部490-1を受け取ること、ビームスプリッタ440を用いて、照明光490の少なくとも一部490-1を第1の方向に空間光変調器420に向けて与えること、照明光490の少なくとも一部490-1を空間光変調器420を用いて変調すること、空間光変調器420から照明光490の少なくとも一部490-1を変調光として出力すること、ビームスプリッタ440において空間光変調器420から出力された変調光を受け取ること、およびビームスプリッタ440を用いて、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に与えること(動作1242)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、照明光490の少なくとも一部490-1を、空間光変調器420を用いて変調することは、照明光490の少なくとも一部490-1のすべてより少ないサブセットを反射すること(動作1244)を含む。
これらの原理に照らして、次にディスプレイデバイスの特定の実施形態に移る。
いくつかの実施形態によると、ディスプレイデバイス(例えば、図4Aに示されるディスプレイデバイス400、または図5Aに示されるディスプレイデバイス500)は、光源(例えば、光源410)、空間光変調器(例えば、空間光変調器420)、および光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ430または530)を含む。光源は、照明光を与えるように構成され、空間光変調器は照明光を受け取るように位置付けられる。光学アセンブリは、第1の反射面(例えば、第1の反射面430-1または530-1)および第1の反射面に向かい合う第2の反射面(例えば、第2の反射面430-2または530-2)を含む。光学アセンブリは、光源に対して、光学アセンブリによって受け取られた照明光の少なくとも第1の部分が、(i)第1の反射面を通って第2の反射面に向けて透過し、(ii)第2の反射面によって第1の反射面に向けて反射され、(iii)第1の反射面によって第2の反射面に向けて反射され、および(iv)第2の反射面を透過するように位置付けられる。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、ディスプレイデバイス400または500)は、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ430または530)および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)に対して(例えば、光学アセンブリと空間光変調器との間に)配設されるビームスプリッタ(例えば、PBS440)をさらに含み、それによりビームスプリッタは、光学アセンブリを通って透過する照明光(例えば、照明光490)の少なくとも第1の部分(第1の部分490-1)を受け取り、照明光の少なくとも第1の部分を第1の方向に与える。空間光変調器は、照明光の少なくとも第1の部分を変調して変調光を出力する。ビームスプリッタは、空間光変調器から出力された変調光を受け取って、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向(例えば、第2の方向は第1の方向に垂直である)に与える。
いくつかの実施形態では、第1の反射面(例えば、第1の反射面430-1または530-1)は、部分リフレクタ(例えば、50/50ミラー、または90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、もしくは10%未満の反射率を有するミラー)である。
いくつかの実施形態では、第1の反射面(例えば、第1の反射面430-1または530-1など)および第2の反射面(例えば、第2の反射面430-2または530-2)のうちの少なくとも1つは、湾曲している。例えば、図4Aでは、第1の反射面430-1が湾曲している。図5Aでは、第2の反射面530-2が、湾曲している。
いくつかの実施形態では、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ530)は、第3の反射面(例えば、第3の反射面530-3)をさらに含む。第1の反射面(例えば、第1の反射面530-1)は、光学アセンブリが、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも第1の部分(例えば、第1の部分490-1)を第3の反射面を通って第1の反射面に向けて透過させ、照明光の少なくとも第1の部分とは異なる照明光の第2の部分(例えば、第2の部分490-2)を受け取るように、第2の反射面(例えば、第2の反射面530-2)と第3の反射面との間に配設され、それにより照明光の第2の部分は、(i)第3の反射面を通って第1の反射面に向けて透過し、(ii)第1の反射面によって第3の反射面に向けて反射され、(iii)第3の反射面によって第1の反射面に向けて反射され、および(iv)第1の反射面および第2の反射面を透過する。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410に対応する、図8Aに示される光源800)は、複数の発光素子(例えば、発光素子810)を含み、複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、個々にアクティブ化可能である。
いくつかの実施形態では、光(光源410に対応する光源800)は、第1の複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)および複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)を含む。第1の複数の発光素子は、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を発するように構成される。複数の導波路のそれぞれの導波路は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合され、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第1の光を照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させるように構成される。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)はまた、第2の複数の発光素子(例えば、図8Bに示される発光素子830-1)を含む。第2の複数の発光素子は、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を出力するように構成される。それぞれの導波路(例えば、導波路820)は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子にさらに結合され、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第2の光を照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させるように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、複数の導波路のそれぞれの導波路(例えば、導波路820-1から820-n)は、先細にされる(例えば、図8C)。
いくつかの実施形態では、空間光変調器(例えば、空間光変調器420)は、液晶オンシリコン(LCoS)ディスプレイなどの反射型空間光変調器である。
いくつかの実施形態によると、方法(例えば、方法900)は、光源(例えば、光源410)から照明光(例えば、照明光490)を出力すること(動作902)、および光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ430または530)の第1の反射面(例えば、第1の反射面430-1または530-1)において照明光を受け取ること(動作920)を含む。光学アセンブリは、第1の反射面と向かい合って配置される第2の反射面(例えば、第2の反射面430-2または530-2)を含む。方法はまた、照明光の第1の部分(例えば、第1の部分490-1)を第1の反射面を通って第2の反射面に向けて透過させること(動作922)、第2の反射面において第1の反射面を透過した照明光の第1の部分を第1の反射面に向けて反射すること(動作924)、第1の反射面において、第2の反射面によって反射された照明光の第1の部分を、第2の反射面に向けて反射すること(動作926)、第2の反射面を通って、第1の反射面によって反射された照明光の第1の部分を透過させること(動作928)、および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)において、照明光の第1の部分を受け取ること(動作930)を含む。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、第1の複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)および複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)を含む。方法(例えば、方法900)は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を与えること、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内すること、およびそれぞれの導波路によって、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させることと(動作904)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)はまた、第2の複数の発光素子(例えば、発光素子830)を含む。方法(例えば、方法900)は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を与えること、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内すること、およびそれぞれの導波路によって、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させることと(動作910)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、複数の導波路のそれぞれの導波路(例えば、導波路820-1から820-n)は、先細にされる。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410に対応する光源800)は、複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)を含み、方法(例えば、方法900)は、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化すること(動作916)を含む。
いくつかの実施形態では、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ530)は、第3の反射面(例えば、第3の反射面530-3)をさらに含む。方法(例えば、方法900)は、第3の反射面を通って、照明光(例えば、照明光490)の第1の部分(例えば、第1の部分490-1)および照明光の第2の部分(例えば、第2の部分490-2)を第1の反射面に向けて透過させること(動作940)をさらに含む。照明光の第2の部分は、照明光の第1の部分とは異なる。方法はまた、照明光の第2の部分を、第1の反射面(例えば、第1の反射面530-1)において第3の反射面に向けて反射すること、第3の反射面において、第1の反射面において反射された照明光の第2の部分を第3の反射面に向けて反射すること、第3の反射面によって反射された照明光の第2の部分を第1の反射面および第2の反射面を通って透過させること、および照明光の第2の部分を空間光変調器(例えば、空間光変調器420)において受け取ることをさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法(例えば、方法900)は、ビームスプリッタ(例えば、PBS440)において、第2の反射面(例えば、第2の反射面430-2または530-2を透過した照明光(例えば、照明光490)の第1の部分(例えば、第1の部分490-1)を受け取ること、ビームスプリッタを用いて、照明光の第1の部分を空間光変調器(例えば、図3Bに示される照明光390)に向けて第1の方向に与えること、空間光変調器を用いて、照明光の第1の部分を変調すること、空間光変調器から、変調光を出力すること、ビームスプリッタにおいて、空間光変調器から出力された変調光を受け取ること、およびビームスプリッタを用いて、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に与えること(例えば、変調光392)(動作950)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、照明光の第1の部分を空間光変調器を用いて変調することは、照明光の第1の部分のすべてより少ないサブセットを反射すること(動作952)を含む。
いくつかの実施形態では、第1の反射面(例えば、第1の反射面430-1または530-1)は、部分リフレクタである。
いくつかの実施形態では、第1の反射面(例えば、第1の反射面430-1または530-1)および第2の反射面(例えば、第2の反射面430-2または530-2)のうちの少なくとも1つは、湾曲している。
いくつかの実施形態によると、ディスプレイデバイス(例えば、図4Gに示されるディスプレイデバイス402、または図5Cに示されるディスプレイデバイス502)は、光源(例えば、光源410)、空間光変調器(例えば、空間光変調器420)、または光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ432または532)を含む。光源は、照明光(例えば、照明光490)を与えるように構成され、空間光変調器は照明光を受け取るように位置付けられる。光学アセンブリは、開口(例えば、開口434または534)を画定する第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または532-1)および第1の反射面に向かい合う第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または532-2)を含む。光学アセンブリは、光源に対して、光学アセンブリによって受け取られた照明光の少なくとも第1の部分が、(i)第2の反射面によって第1の反射面に向けて反射され、(ii)第1の反射面によって第2の反射面に向けて反射され、および(iii)第2の反射面を透過するように位置付けられる。
いくつかの実施形態では、ビームスプリッタ(例えば、PBS440)は、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ432または532)および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)に対して、ビームスプリッタが、光学アセンブリから出力された照明光(例えば、照明光490)の少なくとも第1の部分(第1の部分490-1)を受け取って照明光の少なくとも第1の部分を第1の方向に導くように配設される。空間光変調器は、照明光の少なくとも第1の部分を変調して変調光を出力する。ビームスプリッタは、空間光変調器から出力された変調光を受け取って変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に導く。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410)は、第1の反射面(例えば、第1の反射面430-1または530-1)と第2の反射面(例えば、第2の反射面430-2または530-2)との間の空間の外側に配置される。例えば、第1の反射面は、光源と第2の反射面との間に配置される。光源は、照明光の少なくとも第1の部分(例えば、第1の部分490-1)を含む照明光(例えば、照明光490)が、第2の反射面によって反射されるよりも前に、第1の反射面の開口を通って第2の反射面に向けて透過するように、第1の反射面内の開口(例えば、開口434または534)と揃えられる。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410)の少なくとも一部は、第1の反射面(例えば、第1の反射面430-1または530-1)によって画定される開口(例えば、開口434または534)内部に配設される。例えば、光源の一部は開口に挿入されたままである。
いくつかの実施形態では、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ532)は、第3の反射面(例えば、第3の反射面532-3)をさらに含み、第2の反射面(例えば、第2の反射面532-2)は、光学アセンブリによって受け取られた照明光(例えば、照明光490)の第2の部分(例えば、第2の部分490-2)を、(i)第2の反射面を通って第3の反射面に向けて透過させ、(ii)第3の反射面によって第2の反射面に向けて反射し、(iii)第2の反射面によって第3の反射面に向けて反射し、および(iv)第3の反射面を透過させるように、第1の反射面(例えば、第1の反射面532-1)と第3の反射面との間に配設される。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410)は、複数の発光素子(例えば、図8Aに示される発光素子810)を含む。複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、個々にアクティブ化可能である。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410)は、第1の複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)および複数の導波路(例えば、図8Aに示される導波路820-1から820-n)を含む。第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を発するように構成される。複数の導波路のそれぞれの導波路は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合され、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第1の光を照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させるように構成される。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源)はまた、第2の複数の発光素子(例えば、図8Bに示される発光素子830-1から830-n)を含む。第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を出力するように構成される。それぞれの導波路(例えば、導波路820)は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子にさらに結合され、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第2の光を照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させるように構成される。
いくつかの実施形態では、複数の導波路のそれぞれの導波路(例えば、図8Cに示される導波路820-1から820-n)は、先細にされる。
いくつかの実施形態では、空間光変調器(例えば、空間光変調器420)は、反射型空間光変調器である。
いくつかの実施形態によると、方法(例えば、方法1000)は、光源(例えば、光源410)から照明光(例えば、照明光490)を出力すること(動作1002)を含む。光源は、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ432または532)の第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または反射面532-3)に隣接して位置付けられる。第1の反射面は、開口(例えば、開口434または534)を画定する。光学アセンブリは、第1の反射面と向かい合って配置される第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または第1の反射面532-1)を含む。方法は、第2の反射面において、照明光の第1の部分(例えば、第1の部分490-1)を第1の反射面に向けて反射すること(動作1030)、第1の反射面において、第2の反射面によって反射された照明光の第1の部分を第2の反射面に向けて反射すること(動作1032)、第1の反射面によって反射された照明光の第1の部分を第2の反射面を通って透過させること(動作1034)、および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)において、照明光の第1の部分を受け取ること(動作1036)を含む。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、第1の複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)および複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)を含む。方法(例えば、方法1000)は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を与えること、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内すること、およびそれぞれの導波路によって、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させること(動作1006)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)はまた、第2の複数の発光素子(例えば、発光素子830)を含む。方法(例えば、方法1000)は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を与えること、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内すること、およびそれぞれの導波路によって、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させること(動作1010)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、複数の導波路のそれぞれの導波路(例えば、導波路820-1から820-n)は、先細にされる。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)を含む。方法(例えば、方法1000)は、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化すること(動作1014)を含む。
いくつかの実施形態では、方法(例えば、方法1000)は、照明光の第1の部分(例えば、第1の部分490-1)を含む照明光(例えば、照明光490)を第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または反射面532-3)内の開口(例えば、開口434または534)を通って、第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または反射面532-1)に向けて透過させること(動作1020)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410)の少なくとも一部は、第1の反射面(例えば、第1の反射面432-1または第3の反射面532-3)内の開口(例えば、開口434または534)内に配設される。
いくつかの実施形態では、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ532)は、第3の反射面(例えば、第2の反射面532-2)をさらに含み、方法(例えば、方法1000)は、照明光(例えば、照明光490)の第2の部分(例えば、第2の部分490-2)を、第2の反射面(例えば、第1の反射面532-1)において第3の反射面に向けて透過させること(動作1040)をさらに含む。照明光の第2の部分は照明光の第1の部分(例えば、第1の部分490-1)とは異なる。方法はまた、第3の反射面において、第2の反射面で透過された照明光の第2の部分を第2の反射面に向けて反射すること、第2の反射面において、第3の反射面によって反射された照明光の第2の部分を第3の反射面に向けて反射すること、および第3の反射面を通って、第2の反射面によって反射された照明光の第2の部分を透過させることを含む。
いくつかの実施形態では、方法(例えば、方法1000)は、ビームスプリッタ(例えば、PBS440)において、第2の反射面(例えば、第2の反射面432-2または第1の反射面532-1)を透過した照明光(例えば、照明光490)の第1の部分(例えば、第1の部分490-1)を受け取ること、ビームスプリッタを用いて、照明光の第1の部分を第1の方向に空間光変調器(例えば、空間光変調器420)に向けて導くこと、空間光変調器を用いて、照明光の第1の部分を変調すること、空間光変調器から、変調光を出力すること、ビームスプリッタにおいて、空間光変調器から出力された変調光を受け取ること、およびビームスプリッタを用いて、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に導くこと(動作1050)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、照明光(例えば、照明光490)の第1の部分(例えば、第1の部分490-1)を空間光変調器(例えば、空間光変調器420)を用いて変調することは、照明光の第1の部分のすべてより少ないサブセットを反射すること(動作1052)を含む。
いくつかの実施形態によると、ディスプレイデバイス(例えば、図6Aに示されるディスプレイデバイス600、図6Dに示されるディスプレイデバイス602、または図6Eに示されるディスプレイデバイス604)は、光源(例えば、光源410)、空間光変調器(例えば、空間光変調器420)、および光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ630、632、634)を含む。光源は、照明光(例えば、照明光490)を与えるように構成され、空間光変調器は照明光を受け取るように位置付けられる。光学アセンブリは、光学素子(例えば、光学素子640)および光学素子とは異なっており別個である湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)を含む。湾曲リフレクタは、照明光に対して、照明光の少なくとも一部(例えば、部分490-1)が、(i)湾曲リフレクタによって光学素子に向けて反射され、(ii)光学素子によって湾曲リフレクタに向けて反射され、および(iii)湾曲リフレクタを透過するように配設される。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、ディスプレイデバイス600、602、または604)は、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ630、632、634)および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)に対して配設されるビームスプリッタ(例えば、PBS440)を含み、それによりビームスプリッタは、光源(例えば、光源410)から出力された照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を受け取って照明光の少なくとも一部を第1の方向に与える。空間光変調器(例えば、空間光変調器420)は、照明光を変調して変調光を出力する。ビームスプリッタは、空間光変調器から出力された変調光を受け取って、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に与える。
いくつかの実施形態では、光学アセンブリは、光源および空間光変調器に対して、光学アセンブリによって受け取られた照明光の少なくとも一部が、湾曲リフレクタによって反射されるよりも前に、光学素子を通って湾曲リフレクタに向けて透過するように配設される。
いくつかの実施形態では、光学素子(例えば、光学素子640)は、開口(例えば、開口644)を画定し、光学アセンブリは、光源(例えば、光源410)および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)に対して、光学アセンブリ(例えば、光学アセンブリ630、632、または634)によって受け取られた照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)が、湾曲リフレクタによって反射されるよりも前に、光学素子の開口を通って湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)に向けて透過するように配設される。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410)の少なくとも一部は、光学素子(例えば、光学素子640)の開口(例えば、開口644)内部に配設される。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410)は、湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)と光学素子(例えば、光学素子640)との間に配設される。
いくつかの実施形態では、光学素子(例えば、光学素子640)は、部分リフレクタ(例えば、50/50ミラー)である。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、図8Aに示され、光源410に対応する光源800)は、複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)を含む。複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、個々にアクティブ化可能である。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、第1の複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)および複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)を含む。第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を発するように構成される。複数の導波路のそれぞれの導波路は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合され、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第1の光を照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させるように構成される。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)はまた、第2の複数の発光素子(例えば、図8Bに示される発光素子830)を含む。第2の複数の発光素子は、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を出力するように構成される。それぞれの導波路(例えば、導波路820)は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子にさらに結合され、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第2の光を照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させるように構成される。
いくつかの実施形態では、複数の導波路のそれぞれの導波路(例えば、図8Cに示される導波路820-1から820-n)は、先細にされる。
いくつかの実施形態によると、方法(例えば、方法1100)は、光源(例えば、光源410)から照明光(例えば、照明光490)を出力すること(動作1102)、湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)において照明光を受け取ること(動作1130)、および湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)において照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を反射すること(動作1132)を含む。方法はまた、光学素子(例えば、光学素子640)において、湾曲リフレクタで反射された照明光の少なくとも一部を湾曲リフレクタに向けて反射すること(動作1134)、湾曲リフレクタを通って、光学素子によって反射された照明光の少なくとも一部を透過させること(動作1136)、および照明光の少なくとも一部を空間光変調器(例えば、空間光変調器420)において受け取ること(動作1138)を含む。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、光源410)は、湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)と光学素子(例えば、光学素子640)との間に配設される。
いくつかの実施形態では、光学素子(例えば、光学素子640)は、部分リフレクタ(例えば、50/50ミラー)である。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、第1の複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)および複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)を含む。方法(例えば、方法1100)は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を与えること、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内すること、およびそれぞれの導波路によって、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させること(動作1104)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)はまた、第2の複数の発光素子(例えば、発光素子830)を含む。方法(例えば、方法1100)は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を与えること、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内すること、およびそれぞれの導波路によって、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させること(動作1112)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、複数の導波路のそれぞれの導波路(例えば、導波路820-1から820-n)は、先細にされる。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)を含む。方法(例えば、方法1100)はまた、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化すること(動作1122)を含む。
いくつかの実施形態では、光学素子(例えば、光学素子640)は、光源(例えば、光源410)および湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)に対して配設される。方法(例えば、方法1100)は、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を、光学素子(例えば、光学素子640)を通って湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)に向けて透過させること(動作1124)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光学素子(例えば、光学素子640)は、開口(例えば、開口644)を画定する。方法(例えば、方法1100)は、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも(例えば、部分490-1)を光学素子の開口を通って湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)に向けて透過させること(動作1126)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光学素子(例えば、光学素子640)は、開口(例えば、開口644)を画定し、光源(例えば、光源410)の少なくとも一部は、光学素子の開口内部に配設される。
いくつかの実施形態では、方法(例えば、方法1100)は、ビームスプリッタ(例えば、PBS440)において、湾曲リフレクタ(例えば、湾曲リフレクタ650)を透過する照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を受け取ること、ビームスプリッタを用いて、照明光の少なくとも一部を第1の方向に空間光変調器(例えば、空間光変調器420)に向けて与えること、空間光変調器を用いて、照明光の少なくとも一部を変調すること、空間光変調器から、照明光の少なくとも一部を変調光として出力すること、空間光変調器から出力された変調光をビームスプリッタにおいて受け取ること、およびビームスプリッタを用いて、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に与えること(動作1140)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、照明光の少なくとも一部を空間光変調器を用いて変調することは、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部のすべてより少ないサブセットを反射すること(動作1146)を含む。
いくつかの実施形態によると、ディスプレイデバイス(例えば、図7に示されるディスプレイデバイス700)は、光源(例えば、光源410)、空間光変調器(例えば、空間光変調器420)、および光学素子(例えば、光学素子730)を含む。光源は、照明光(例えば、照明光490)を与えるように構成され、空間光変調器は照明光を受け取るように位置付けられる。光学素子は、反射面(例えば、反射面730-1)を含む。光学素子は、光源に対して、光学素子によって受け取られた照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)が反射面によって光源に向けて後ろ向きに反射されるように位置付けられる。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、ディスプレイデバイス700)は、光学素子(例えば、光学素子730)および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)に対して配設されるビームスプリッタ(例えば、PBS440)を含み、それによりビームスプリッタは、反射面(例えば、反射面730-1)において反射された照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を受け取り、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を第1の方向に与える。空間光変調器は、照明光の少なくとも一部を変調して変調光を出力する。ビームスプリッタは、空間光変調器から出力された変調光を受け取って、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に与える。
いくつかの実施形態では、反射面(例えば、反射面730-1)は、湾曲している。
いくつかの実施形態では、光学素子(例えば、光学素子730)は、反射面(例えば、反射面730-1)に向かい合う第2の表面(例えば、第2の表面730-2)を含む。反射面は、第1の曲率の半径を有し、第2の表面は、第1の曲率とは異なる第2の曲率の半径を有する。
いくつかの実施形態では、反射面(例えば、反射面730-1)は、全リフレクタ(例えば、ミラー)を含む。
いくつかの実施形態では、光源(例えば、図8Aに示され、光源410に対応する光源800)は、複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)を含む。複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、個々にアクティブ化可能である。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、第1の複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)および複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)を含む。第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子は、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を発するように構成される。複数の導波路のそれぞれの導波路は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合され、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第1の光を照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させるように構成される。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)はまた、第2の複数の発光素子(例えば、図8Bに示される発光素子830)を含む。第2の複数の発光素子は、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を出力するように構成される。それぞれの導波路(例えば、導波路820)は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子にさらに結合され、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から発せられた第2の光を照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させるように構成される。
いくつかの実施形態では、複数の導波路のそれぞれの導波路(例えば、図8Cに示される導波路820-1から820-n)は、先細にされる。
いくつかの実施形態では、空間光変調器(例えば、空間光変調器420)は、反射型空間光変調器である。
いくつかの実施形態によると、方法(例えば、方法1200)は、光源(例えば、光源410)から照明光(例えば、照明光490)を出力すること(動作1202)、光学素子(例えば、光学素子730)の反射面(例えば、反射面730-1)において照明光の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を受け取ること(動作1220)、反射面において照明光の少なくとも一部を反射すること(動作1230)、および空間光変調器(例えば、空間光変調器420)において、照明光の少なくとも一部を受け取ること(動作1240)を含む。
いくつかの実施形態では、反射面(例えば、反射面730-1)は、湾曲している。
いくつかの実施形態では、反射面(例えば、反射面730-1)は、全リフレクタ(例えば、ミラー)を含む。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、第1の複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)および複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)を含む。方法(例えば、方法1200)は、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を与えること、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路のそれぞれの導波路によって、第1の光を案内すること、およびそれぞれの導波路によって、第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第1の光を、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させること(動作1210)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)はまた、第2の複数の発光素子(例えば、発光素子830)を含む。方法(例えば、方法1200)は、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を与えることと、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合された複数の導波路(例えば、導波路820-1から820-n)のそれぞれの導波路によって、第2の光を案内することと、およびそれぞれの導波路によって、第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子によって与えられた第2の光を、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部として透過させることと(動作1212)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、複数の導波路のそれぞれの導波路(例えば、導波路820-1から820-n)は、先細にされる。
いくつかの実施形態では、光源(光源410に対応する光源800)は、複数の発光素子(例えば、発光素子810-1から810-n)を含む。方法(例えば、方法1200)はまた、複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化すること(動作1216)を含む。
いくつかの実施形態では、光学素子(例えば、光学素子730)は、反射面(例えば、反射面730-1)に向かい合う第2の表面(例えば、第2の表面730-2)を含む。方法(例えば、方法1200)は、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を光源(例えば、光源410)から第2の表面を通って反射面に向けて透過させること、および反射面から反射された照明光の少なくとも一部を第2の表面を通って透過させること(動作1232)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法(例えば、方法1200)は、ビームスプリッタ(例えば、PBS440)において、反射面(例えば、反射面730-1)で反射された照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を受け取ること、ビームスプリッタを用いて、照明光の少なくとも一部を第1の方向に空間光変調器(例えば、空間光変調器420)に向けて与えること、照明光の少なくとも一部を空間光変調器を用いて変調すること、空間光変調器から照明光の少なくとも一部を変調光として出力すること、ビームスプリッタにおいて、空間光変調器から出力された変調光を受け取ること、およびビームスプリッタを用いて、変調光を第1の方向とは非平行な第2の方向に与えること(動作1242)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、照明光(例えば、照明光490)の少なくとも一部(例えば、部分490-1)を、空間光変調器(例えば、空間光変調器420)を用いて変調することは、照明光の少なくとも一部のすべてより少ないサブセットを反射すること(動作1244)を含む。
様々な図面により、特定の構成要素または特定の構成要素のグループの動作が片目に関して図示されるが、当業者であれば、類似の動作がもう一方の目または両目に関して実施され得ることを理解されよう。簡潔のため、そのような詳細は本明細書では繰り返さない。
様々な図面の一部は、特定の順序でいくつかの論理的な工程を図示するが、順序に依存しない工程は並べ替えられてもよく、他の工程が組み合わされるまたは始められてもよい。一部の並べ替えまたは他のグルーピングが具体的に言及されているが、当業者にとっては他のものが明らかであるため、本明細書で提示される順序付けおよびグルーピングは、代替物の網羅的な列挙ではない。その上、工程はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアまたはあらゆるそれらの組み合わせに実装できることを認識されたい。
前述の説明は、解説を目的として、具体的な実施形態を参照して説明された。しかしながら、上の例証的な議論は、網羅的であること、または特許請求の範囲を開示される厳密な形態に限定することは意図されていない。上の教示を鑑みて、多くの修正および変形が可能である。実施形態は、特許請求の基礎をなす原理およびその実用的な応用を最良に説明するように選ばれたものであるため、他の当業者が様々な修正を用いて企図される特定の使用に適したように実施形態を最大限に使用することを可能にする。

Claims (15)

  1. 照明光を与えるように構成された光源と、
    前記照明光を受け取るように位置付けられた空間光変調器と、
    開口を有する第1の反射面、および前記第1の反射面と向かい合う第2の反射面を含む光学アセンブリであって、前記光学アセンブリによって受け取られた前記照明光の少なくとも第1の部分が、前記第2の反射面によって前記第1の反射面に向けて反射され、前記第1の反射面によって前記第2の反射面に向けて反射され、前記第2の反射面を透過するように、前記光源に対して位置付けられる、光学アセンブリと
    を備える、ディスプレイデバイス。
  2. ビームスプリッタであって、前記ビームスプリッタが前記光学アセンブリから出力された前記照明光の前記少なくとも第1の部分を受け取って前記照明光の前記少なくとも第1の部分を第1の方向に導き、前記空間光変調器が前記照明光の前記少なくとも第1の部分を変調して変調光を出力し、かつ前記ビームスプリッタが前記空間光変調器から出力された前記変調光を受け取って前記変調光を前記第1の方向とは非平行な第2の方向に導くように、前記光学アセンブリおよび前記空間光変調器に対して配設される、ビームスプリッタ
    をさらに備える、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  3. 前記光源が、前記第1の反射面と前記第2の反射面との間の空間の外側に配置され、
    前記照明光の前記少なくとも第1の部分を含む前記照明光が、前記第2の反射面によって反射されるよりも前に、前記第2の反射面に向けて前記第1の反射面の前記開口を通って透過するように、前記光源が、前記第1の反射面内の前記開口と揃えられる、請求項1または2に記載のディスプレイデバイス。
  4. 前記光源の少なくとも一部が、前記第1の反射面によって画定される前記開口内部に配設される、請求項1から3のいずれか一項に記載のディスプレイデバイス。
  5. 前記光学アセンブリが、第3の反射面をさらに含み、
    前記光学アセンブリによって受け取られた前記照明光の第2の部分を、前記第3の反射面に向けて前記第2の反射面を通って透過させ、前記第3の反射面によって前記第2の反射面に向けて反射し、前記第2の反射面によって前記第3の反射面に向けて反射し、前記第3の反射面を透過させるように、前記第1の反射面と前記第3の反射面との間に前記第2の反射面が配設される、請求項1から4のいずれか一項に記載のディスプレイデバイス。
  6. 前記光源が、複数の発光素子を含み、
    前記複数の発光素子のそれぞれの発光素子が、個々にアクティブ化可能である、請求項1から5のいずれか一項に記載のディスプレイデバイス。
  7. 前記光源が、
    第1の波長範囲の波長を有する第1の光を発するように構成された第1の複数の発光素子と、
    複数の導波路であって、それぞれの導波路が前記第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子に結合され、前記第1の複数の発光素子の前記それぞれの発光素子から発せられた前記第1の光を前記照明光の少なくとも一部として透過させるように構成される、複数の導波路と
    を含み、好ましくは、
    前記光源がまた、第2の複数の発光素子を含み、
    前記第2の複数の発光素子が、前記第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を出力するように構成され、
    前記それぞれの導波路が、前記第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子にさらに結合され、前記第2の複数の発光素子の前記それぞれの発光素子から発せられた前記第2の光を前記照明光の少なくとも一部として透過させるように構成され、
    さらに好ましくは、前記複数の導波路のそれぞれの導波路が、先細にされる、請求項1から6のいずれか一項に記載のディスプレイデバイス。
  8. 前記空間光変調器が反射型空間光変調器である、請求項1から7のいずれか一項に記載のディスプレイデバイス。
  9. 光源から照明光を出力することであって、前記光源は光学アセンブリの第1の反射面に隣接して位置付けられ、前記第1の反射面は開口を画定し、前記光学アセンブリは前記第1の反射面に向かい合って配置される第2の反射面を有する、光源から照明光を出力することと、
    前記第2の反射面において、前記照明光の第1の部分を前記第1の反射面に向けて反射することと、
    前記第1の反射面において、前記第2の反射面によって反射された前記照明光の前記第1の部分を前記第2の反射面に向けて反射することと、
    前記第1の反射面によって反射された前記照明光の前記第1の部分を前記第2の反射面を通って透過させることと、
    空間光変調器において、前記照明光の前記第1の部分を受け取ることと
    を含む、方法。
  10. 前記照明光の前記第1の部分を含む前記照明光を、前記第2の反射面に向けて前記第1の反射面内の前記開口を通って透過させることをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記光源の少なくとも一部が前記第1の反射面内の前記開口内に配設される、請求項9または10に記載の方法。
  12. ビームスプリッタにおいて、前記第2の反射面を通って透過した前記照明光の前記第1の部分を受け取ることと、
    前記ビームスプリッタを用いて、前記照明光の前記第1の部分を第1の方向に前記空間光変調器に向けて導くことと、
    前記空間光変調器を用いて、前記照明光の前記第1の部分を変調することと、
    前記空間光変調器から、変調された前記光を出力することと、
    前記ビームスプリッタにおいて、前記空間光変調器から出力された前記変調された光を受け取ることと、
    前記ビームスプリッタを用いて、前記変調された光を前記第1の方向とは非平行な第2の方向に導くことと
    をさらに含む、請求項9から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記光学アセンブリが、第3の反射面をさらに含み、前記方法が
    前記照明光の第2の部分を前記第2の反射面において前記第3の反射面に向けて透過させることであって、前記照明光の前記第2の部分が前記照明光の前記第1の部分とは異なる、照明光の第2の部分を透過させることと、
    前記第3の反射面において、前記第2の反射面で透過された前記照明光の前記第2の部分を前記第2の反射面に向けて反射することと、
    前記第2の反射面において、前記第3の反射面で反射された前記照明光の前記第2の部分を前記第3の反射面に向けて反射することと、
    前記第2の反射面によって反射された前記照明光の前記第2の部分を、前記第3の反射面を通って透過させることと
    をさらに含む、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記光源が第1の複数の発光素子および複数の導波路を含み、前記方法が、
    前記第1の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、第1の波長範囲の波長を有する第1の光を与えることと、
    前記第1の複数の発光素子の前記それぞれの発光素子に結合された前記複数の導波路のそれぞれの導波路によって、前記第1の光を案内することと、
    前記それぞれの導波路によって、前記第1の複数の発光素子の前記それぞれの発光素子によって与えられた前記第1の光を、前記照明光の少なくとも一部として透過させることと
    をさらに含み、
    好ましくは、前記光源がまた、第2の複数の発光素子を含み、前記方法が、
    前記第2の複数の発光素子のそれぞれの発光素子から、前記第1の波長範囲とは異なる第2の波長範囲の波長を有する第2の光を与えることと、
    前記第2の複数の発光素子の前記それぞれの発光素子に結合された前記複数の導波路のそれぞれの導波路によって、前記第2の光を案内することと、
    前記それぞれの導波路によって、前記第2の複数の発光素子の前記それぞれの発光素子によって与えられた前記第2の光を、前記照明光の少なくとも一部として透過させることと
    をさらに含み、
    さらに好ましくは、前記複数の導波路の前記それぞれの導波路が、先細にされる、請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記空間光変調器を用いて前記照明光の前記第1の部分を変調することが、前記照明光の前記第1の部分のすべてより少ないサブセットを反射することを含み、
    好ましくは、
    前記光源が、複数の発光素子を含み、
    前記方法がまた、前記複数の発光素子のすべてより少ないサブセットをアクティブ化することを含む、請求項9から14のいずれか一項に記載の方法。
JP2021577903A 2019-09-13 2020-08-29 開口を有する光学素子を使用する空間光変調器の短距離照明 Pending JP2022547377A (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201962900320P 2019-09-13 2019-09-13
US62/900,320 2019-09-13
US16/858,353 US11867921B2 (en) 2019-09-13 2020-04-24 Short distance illumination of a spatial light modulator using a curved reflector
US16/858,312 2020-04-24
US16/858,353 2020-04-24
US16/858,312 US11556013B2 (en) 2019-09-13 2020-04-24 Short distance illumination of a spatial light modulator using a single reflector
US16/858,341 2020-04-24
US16/858,341 US11579457B2 (en) 2019-09-13 2020-04-24 Short distance illumination of a spatial light modulator using an optical element with an aperture
PCT/US2020/048657 WO2021050303A1 (en) 2019-09-13 2020-08-29 Short distance illumination of a spatial light modulator using an optical element with an aperture

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022547377A true JP2022547377A (ja) 2022-11-14

Family

ID=72433098

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021577235A Pending JP2022547250A (ja) 2019-09-13 2020-08-28 単一のリフレクタを使用する空間光変調器の短距離照明
JP2021577903A Pending JP2022547377A (ja) 2019-09-13 2020-08-29 開口を有する光学素子を使用する空間光変調器の短距離照明
JP2021577234A Pending JP2022547249A (ja) 2019-09-13 2020-08-29 湾曲リフレクタを使用する空間光変調器の短距離照明

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021577235A Pending JP2022547250A (ja) 2019-09-13 2020-08-28 単一のリフレクタを使用する空間光変調器の短距離照明

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021577234A Pending JP2022547249A (ja) 2019-09-13 2020-08-29 湾曲リフレクタを使用する空間光変調器の短距離照明

Country Status (4)

Country Link
EP (3) EP4028816A1 (ja)
JP (3) JP2022547250A (ja)
CN (3) CN114174897A (ja)
WO (3) WO2021050301A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114924419A (zh) * 2022-06-15 2022-08-19 业成科技(成都)有限公司 角度调整装置、抬头显示器及交通工具

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5734505A (en) * 1994-05-27 1998-03-31 Olympus Optical Co., Ltd. Visual display apparatus
EP1306715B1 (en) * 2000-07-05 2008-05-14 Sony Corporation Image display element, and image display device
US6926435B2 (en) * 2001-08-23 2005-08-09 Wavien, Inc. Led illumination engine using a reflector
US7246923B2 (en) * 2004-02-11 2007-07-24 3M Innovative Properties Company Reshaping light source modules and illumination systems using the same
US20060139580A1 (en) * 2004-12-29 2006-06-29 Conner Arlie R Illumination system using multiple light sources with integrating tunnel and projection systems using same
EP1920285A4 (en) * 2005-07-28 2010-11-03 Light Prescriptions Innovators OPEN-FREE LENTICULAR OPTICAL ELEMENTS AND THEIR APPLICATION TO CAPACITORS AND PROJECTORS
US20090128781A1 (en) * 2006-06-13 2009-05-21 Kenneth Li LED multiplexer and recycler and micro-projector incorporating the Same
JP5941298B2 (ja) * 2011-11-29 2016-06-29 株式会社小糸製作所 車両用照明灯具
US20130301011A1 (en) * 2012-05-10 2013-11-14 Kirk Cook Advanced lightpipe homogenizer
CN104613414A (zh) * 2013-11-05 2015-05-13 林万炯 一种透镜及具有该透镜的led模组
JP6337656B2 (ja) * 2014-06-30 2018-06-06 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置
KR20170100637A (ko) * 2014-12-31 2017-09-04 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 소형 프로젝션 시스템 및 관련 구성요소
WO2017003719A2 (en) * 2015-06-30 2017-01-05 3M Innovative Properties Company Illuminator
US20170255012A1 (en) * 2016-03-04 2017-09-07 Sharp Kabushiki Kaisha Head mounted display using spatial light modulator to move the viewing zone
US20170255020A1 (en) * 2016-03-04 2017-09-07 Sharp Kabushiki Kaisha Head mounted display with directional panel illumination unit
US9964768B2 (en) * 2016-03-04 2018-05-08 Sharp Kabushiki Kaisha Head mounted display using spatial light modulator to generate a holographic image
JP6984261B2 (ja) * 2017-09-14 2021-12-17 セイコーエプソン株式会社 虚像表示装置
TWI813605B (zh) * 2017-12-10 2023-09-01 以色列商魯姆斯有限公司 圖像投影儀

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022547249A (ja) 2022-11-11
JP2022547250A (ja) 2022-11-11
WO2021050303A1 (en) 2021-03-18
CN114207503A (zh) 2022-03-18
WO2021050304A1 (en) 2021-03-18
EP4028825A1 (en) 2022-07-20
EP4028816A1 (en) 2022-07-20
EP4028823A1 (en) 2022-07-20
WO2021050301A1 (en) 2021-03-18
CN114174896A (zh) 2022-03-11
CN114174897A (zh) 2022-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11709308B2 (en) Optical waveguide beam splitter for directional illumination of display
US20220163808A1 (en) Optical assembly with polarization volume holographic element
US10983341B2 (en) Eye tracking based on polarization volume grating
EP3721286B1 (en) Compact multi-color beam combiner using a geometric phase lens
US11567252B2 (en) Polarization sensitive beam splitter
US11624922B2 (en) Optical assemblies having polarization volume gratings for projecting augmented reality content
US11867921B2 (en) Short distance illumination of a spatial light modulator using a curved reflector
US10969675B1 (en) Optical assemblies having scanning reflectors for projecting augmented reality content
US11366298B1 (en) Eye tracking based on telecentric polarization sensitive grating
JP2022547377A (ja) 開口を有する光学素子を使用する空間光変調器の短距離照明
US11199721B1 (en) Polarization volume hologram lens
US11526016B1 (en) Spatial light modulator displays with divergence correction lens
US11539929B1 (en) Spatial light modulator displays with diffractive optical elements

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230724