JP2022546601A - 車両通信ネットワークにおけるパケットのためのミッドアンブルフォーマット - Google Patents

車両通信ネットワークにおけるパケットのためのミッドアンブルフォーマット Download PDF

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Abstract

車両通信ネットワークにおいて、通信デバイスは、車両通信ネットワークにおける送信のための物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)のPHYプリアンブルを生成する。通信デバイスは、PPDUの複数のPHYデータセグメントと、1つ又は複数のPHYミッドアンブルとを生成し、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含む。1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、PPDUが拡張範囲(ER)モードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されている超高スループットロングトレーニングフィールド(VHT-LTF)に基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有し、通信デバイスは、車両通信ネットワークにおいて、PPDUを送信する。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2019年9月6日に提出された「Next-Generation Vehicular (NGV) Midamble Format」と題する米国仮特許出願第62/897,130号の利益を主張し、この米国仮特許出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、概して、車両通信ネットワークに関し、より詳細には、物理層プロトコルデータユニットフォーマットに関する。
ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、過去10年間にわたって急速に発展しており、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格ファミリ等のWLAN規格の開発が、シングルユーザピークデータスループットを向上させている。例えば、IEEE802.11b規格は、11メガビット毎秒(Mbps)のシングルユーザピークスループットを指定し、IEEE802.11a及び802.11g規格は、54Mbpsのシングルユーザピークスループットを指定し、IEEE802.11n規格は、600Mbpsのシングルユーザピークスループットを指定し、IEEE802.11ac規格は、ギガビット毎秒(Gbps)範囲のシングルユーザピークスループットを指定している。将来の規格は、数十Gbps範囲のスループット等の、一層高いスループットを提供することを見込んでいる。
IEEE802.11p規格は、車両環境におけるワイヤレスアクセス(WAVE:wireless access in vehicular environments)のためのプロトコルを指定している。IEEE802.11bd規格(現在開発中)等の将来のWAVE規格は、車対車、又は車対インフラストラクチャの接続性、スループット、インフォテインメント機能等の向上をもたらすことを目的としている。車両通信ネットワークにおいて直面する幾つかの課題は、送信機と受信機との相対的な高速移動によって引き起こされる。例えば、送信機及び/又は受信機が高い速度で互いに対して移動している場合、パケットの送信中にチャネル状態が著しく変化することがある。
一実施形態では、車両通信ネットワークにおけるワイヤレス通信のための方法は:通信デバイスにおいて、車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のための物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)のPHYプリアンブルを生成する段階と;前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する段階と;前記通信デバイスにおいて、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階であって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲(ER)モードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されている超高スループットロングトレーニングフィールド(VHT-LTF:very high throughput long training field)に基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有する、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階と;前記通信デバイスによって、前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信する段階とを備える。
別の実施形態では、通信デバイスは、車両通信ネットワークにおいて動作するように構成されており、ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを備える。前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスは、1つ又は複数のICデバイスを有し、前記1つ又は複数のICデバイスは:車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成することと;前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成することと;1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することであって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲(ER)モードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを有する、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することと;前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信するように前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを制御することとを行うように構成されている。
更に別の実施形態では、車両通信ネットワークにおける通信チャネルにアクセスする方法は:通信デバイスにおいて、車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成する段階と;前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する段階と;前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの送信モードに基づいて、複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットから、1つ又は複数のPHYミッドアンブルのフォーマットを選択する段階であって、前記複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットは、i)非圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲送信モードに対応する第1のフォーマット、及びii)圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている高スループット送信モードに対応する第2のフォーマット、を含む、選択する段階と;前記通信デバイスにおいて、前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階であって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、各PHYミッドアンブルを生成する段階は、i)前記第1のフォーマットが選択された場合、非圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含む段階、及びii)前記第2のフォーマットが選択された場合、圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含む段階、を有する、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階と;前記通信デバイスによって、前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信する段階とを備える。
なおも別の実施形態では、通信デバイスは、車両通信ネットワークにおいて動作するように構成されており、ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを備える。前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスは、1つ又は複数のICデバイスを有し、前記1つ又は複数のICデバイスは:車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成することと;前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成することと;前記PPDUの送信モードに基づいて、複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットから、1つ又は複数のPHYミッドアンブルのフォーマットを選択することであって、前記複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットは、i)非圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲送信モードに対応する第1のフォーマット、及びii)圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている高スループット送信モードに対応する第2のフォーマット、を含む、選択することと;前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することであって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、各PHYミッドアンブルを生成することは、i)前記第1のフォーマットが選択された場合、非圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含むこと、及びii)前記第2のフォーマットが選択された場合、圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含むこと、を有する、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することと;前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信するように前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを制御することとを行うように構成されている。
一実施形態に係る例示の車両通信ネットワークのブロック図である。
一実施形態に係る、図1の車両通信ネットワークにおける送信のための例示の物理層プロトコルデータユニット(PPDU)の図である。
一実施形態に係る、図1の車両通信ネットワークにおける送信のための別の例示のPPDUの図である。
一実施形態に係る、図2A及び図2BのPPDUとともに使用され得る例示の物理層(PHY)ミッドアンブルのブロック図である。
別の実施形態に係る、図2A及び図2BのPPDUとともに使用され得る別の例示のPHYミッドアンブルのブロック図である。
別の実施形態に係る、図2A及び図2BのPPDUとともに使用され得る別の例示のPHYミッドアンブルのブロック図である。
一実施形態に係る、図1の車両通信ネットワークにおいてPPDUを送信する例示の方法のフロー図である。
別の実施形態に係る、図1の車両通信ネットワークにおいてPPDUを送信する例示の方法のフロー図である。
別の実施形態に係る、図1の車両通信ネットワークにおいてPPDUを送信する更に別の例示の方法のフロー図である。
別の実施形態に係る、図1の車両通信ネットワークにおいてPPDUを送信するなおも別の例示の方法のフロー図である。
以下で説明される実施形態において、車両通信ネットワークは、車両環境におけるワイヤレスアクセス(WAVE)通信を定義する1つ又は複数のプロトコルに従って動作する、アクセスポイント及びクライアント局等の通信デバイスを備える。一実施形態では、アクセスポイントは、路側ユニット内に埋め込まれ、クライアント局は、車両通信ネットワークにおいて動作する移動車両内に埋め込まれる。一実施形態では、車両通信ネットワークにおいて動作するクライアント局は、他のクライアント局及び/又は路側ユニットと通信して、一実施形態では、移動車両の安全性を高める、運転体験を向上させる等が可能である情報、例えば、安全警告、交通情報等を交換する。車両通信ネットワークにおける性能を向上させるため(例えば、ドップラー効果を軽減するため)、車両通信ネットワークにおいて送信されるパケットは、受信機がパケットの受信中にチャネル推定値を更新することを可能にする物理層(PHY)ミッドアンブルを含むように生成される。様々な例示のPHYミッドアンブルフォーマットが以下で説明される。
図1は、一実施形態に係る例示の車両通信ネットワーク110のブロック図である。車両通信ネットワーク110は、アクセスポイント(AP)114を備える。AP114は、一実施形態では、車両通信ネットワークにおいて動作する路側ユニットに対応する。AP114は、ネットワークインターフェースデバイス122に結合されたホストプロセッサ118を備える。ネットワークインターフェースデバイス122は、一実施形態では、媒体アクセス制御(MAC)プロセッサ126及びPHYプロセッサ130を備える。PHYプロセッサ130は、複数の送受信機134を備え、送受信機134は、複数のアンテナ138に結合されている。図1では3つの送受信機134及び3つのアンテナ138が示されているが、他の実施形態では、AP114は、他の適した数(例えば、1つ、2つ、4つ、5つ等)の送受信機134及びアンテナ138を備える。幾つかの実施形態では、AP114は、送受信機134よりも多数のアンテナ138を備え、アンテナスイッチング技法が利用される。1つの実施形態では、MACプロセッサ126及びPHYプロセッサ130は、少なくとも第1の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11bd規格、又は車両通信向けに設計された別の適した通信プロトコル)に従って動作するように構成されている。別の実施形態では、MACプロセッサ126及びPHYプロセッサ130は、第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11p規格、又は車両通信向けに設計された別の適した通信プロトコル)に従って動作するようにも構成されている。幾つかの実施形態では、第2の通信プロトコルは、第1の通信プロトコルに対するレガシー通信プロトコルである。
ネットワークインターフェースデバイス122は、以下で論述されるように動作するように構成された1つ又は複数の集積回路(IC)を使用して実装される。例えば、MACプロセッサ126は、少なくとも部分的に、第1のIC上に実装されてよく、かつ、PHYプロセッサ130は、少なくとも部分的に、第2のIC上に実装されてよい。別の例として、MACプロセッサ126の少なくとも一部分とPHYプロセッサ130の少なくとも一部分とが、単一のIC上に実装されてよい。例えば、ネットワークインターフェースデバイス122は、システムオンチップ(SoC)を使用して実装されてよく、SoCは、MACプロセッサ126の少なくとも一部分とPHYプロセッサ130の少なくとも一部分とを含む。更に別の例として、MACプロセッサ126の全体とPHYプロセッサ130の全体とが、単一のIC上に実装されてよい。
一実施形態では、ホストプロセッサ118は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、フラッシュメモリ等のようなメモリデバイス(図示せず)に記憶された機械可読命令を実行するように構成されたプロセッサを含む。一実施形態では、ホストプロセッサ118は、少なくとも部分的に、第1のIC上に実装されてよく、かつ、ネットワークインターフェースデバイス122は、少なくとも部分的に、第2のIC上に実装されてよい。別の例として、ホストプロセッサ118とネットワークインターフェースデバイス122の少なくとも一部分とが、単一のIC上に実装されてよい。
様々な実施形態において、AP114のMACプロセッサ126及び/又はPHYプロセッサ130は、第1の通信プロトコルに準拠するデータユニットを生成し、受信されたデータユニットを処理するように構成されている。例えば、MACプロセッサ126は、第1の通信プロトコルのMAC層機能を含むMAC層機能を実装するように構成されており、PHYプロセッサ130は、第1の通信プロトコルのPHY機能を含むPHY機能を実装するように構成されている。例えば、MACプロセッサ126は、MACサービスデータユニット(MSDU)、MPDU、A-MPDU等のようなMAC層データユニットを生成し、当該MAC層データユニットをPHYプロセッサ130に提供するように構成されている。
PHYプロセッサ130は、MACプロセッサ126からMAC層データユニットを受信し、アンテナ138を介した送信のために、当該MAC層データユニットをカプセル化して、PHYプロトコルデータユニット(PPDU)、PHYプロトコルサービスデータユニット(PSDU)等のようなPHYデータユニットを生成するように構成されている。同様に、PHYプロセッサ130は、アンテナ138を介して受信されたPHYデータユニットを受信し、当該PHYデータユニット内でカプセル化されたMAC層データユニットを抽出するように構成されている。PHYプロセッサ130は、抽出されたMAC層データユニットをMACプロセッサ126に提供してよく、MACプロセッサ126は、MAC層データユニットを処理する。
PHYプロセッサ130は、一実施形態によれば、1つ又は複数のアンテナ138を介して受信された1つ又は複数の無線周波数(RF)信号を1つ又は複数のベースバンドアナログ信号にダウンコンバートし、当該アナログベースバンド信号を1つ又は複数のデジタルベースバンド信号に変換するように構成されている。PHYプロセッサ130は、1つ又は複数のデジタルベースバンド信号を処理して1つ又は複数のデジタルベースバンド信号を復調し、PPDUを生成するように更に構成されている。PHYプロセッサ130は、1つ又は複数の前方誤り訂正(FEC)エンコーダ(例えば、バイナリ畳み込み符号(BCC)エンコーダ、低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダ等)、1つ又は複数のFECデコーダ(例えば、BCCデコーダ、LDPCデコーダ等)、増幅器(例えば、低雑音増幅器(LNA)、電力増幅器等)、無線周波数(RF)ダウンコンバータ、RFアップコンバータ、複数のフィルタ、1つ又は複数のアナログ対デジタル変換器(ADC)、1つ又は複数のデジタル対アナログ変換器(DAC)、1つ又は複数の離散フーリエ変換(DFT)計算器(例えば、高速フーリエ変換(FFT)計算器)、1つ又は複数の逆離散フーリエ変換(IDFT)計算器(例えば、逆高速フーリエ変換(IFFT)計算器)、1つ又は複数の変調器、1つ又は複数の復調器等を含む。
PHYプロセッサ130は、1つ又は複数のアンテナ138に提供される1つ又は複数のRF信号を生成するように構成されている。PHYプロセッサ130は、1つ又は複数のアンテナ138から1つ又は複数のRF信号を受信するようにも構成されている。
MACプロセッサ126は、幾つかの実施形態によれば、例えばPHYプロセッサ130に1つ又は複数のMAC層データユニット(例えば、MPDU)を提供すること、及び任意選択でPHYプロセッサ130に1つ又は複数の制御信号を提供することによって、1つ又は複数のRF信号を生成するようにPHYプロセッサ130を制御するように構成されている。一実施形態では、MACプロセッサ126は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等のようなメモリデバイス(図示せず)に記憶された機械可読命令を実行するように構成されたプロセッサを含む。一実施形態では、MACプロセッサ126は、MAC層機能の実行、PHYプロセッサ130の制御等を行うように構成されているハードウェアステートマシンを含む。
幾つかの実施形態では、第1の通信プロトコルは、複数の送信モードを定義し、PHYプロセッサ130は、異なる送信モードについて異なるフォーマット及び/又はコンテンツを有するPPDUを生成するように構成されている。一例として、複数の送信モードは、拡張範囲(ER)モードと1つ又は複数の非ERモードとを含む。ERモードは、一実施形態によれば、PPDUを受信機によって正しく復号することができる範囲を増大させるために設計されている。一例として、ERモードは、データスループットを犠牲にして、増大した冗長性を利用する変調技法及び/又はコード化技法を利用する。別の実施形態では、複数の送信モードは、加えて又は代替的に、高スループットモードを含み、高スループットモードは、スループットを高めるが、ただし、PPDUを正しく復号することができる範囲を減少させるより複雑な変調技法を使用し得る。別の実施形態では、複数の送信モードは、i)上記で論述されたようなERモード、ii)上記で論述されたような高スループットモード、及びiii)デフォルト送信モード、を含む。デフォルトモードは、一実施形態によれば、概して、ERモードの受信範囲と高スループットモードの受信範囲との中間に入る傾向がある受信範囲を提供するとともに、概して、ERモードのデータスループットと高スループットモードのデータスループットとの中間に入る傾向があるデータスループットを提供するように設計されている。
一実施形態では、ネットワークインターフェースデバイス122(例えば、PHYプロセッサ130)は、IEEE802.11ac規格によって定義されている超高スループットロングトレーニングフィールド(VHT-LTF)に基づいてPHYミッドアンブルを生成するように構成されているPHYミッドアンブル生成器142を備える。幾つかの実施形態では、PHYミッドアンブル生成器142は、PPDUの送信モードに応じてPPDUが異なるコンテンツを有するために1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成するように構成されている。様々な実施形態によれば、PHYミッドアンブル生成器142は、以下で説明されるようなフォーマットを有する、又は他の適したPHYミッドアンブルフォーマットを有する1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成するように構成されている。
一実施形態では、PHYミッドアンブル生成器142は、以下で説明されるようなPHYミッドアンブル、又は他の適したPHYミッドアンブルを生成するように構成されているハードウェア回路を含む。一実施形態では、PHYミッドアンブル生成器142は、加えて又は代替的に、様々な実施形態において、RAM、ROM、フラッシュメモリ等のようなメモリデバイス(図示せず)に記憶された機械可読命令を実行するように構成されたプロセッサによって実装される。
車両通信ネットワーク110は、複数のクライアント局154を備える。各クライアント局154は、一実施形態によれば、それぞれの車両内に含められる。例えば、例示的な実施形態によれば、AP114は車道沿いに位置し、複数のクライアント局154は、車道を走行する車両内にある。図1では3つのクライアント局154が示されているが、様々な実施形態において、車両通信ネットワーク110は、他の適した数(例えば、1つ、2つ、4つ、5つ、6つ等)のクライアント局154を備える。
クライアント局154-1は、ネットワークインターフェースデバイス162に結合されたホストプロセッサ158を備える。ネットワークインターフェースデバイス162は、MACプロセッサ166及びPHYプロセッサ170を備える。PHYプロセッサ170は、複数の送受信機174を備え、送受信機174は、複数のアンテナ178に結合されている。図1では3つの送受信機174及び3つのアンテナ178が示されているが、他の実施形態では、クライアント局154-1は、他の適した数(例えば、1つ、2つ、4つ、5つ等)の送受信機174及びアンテナ178を備える。幾つかの実施形態では、クライアント局154-1は、送受信機174よりも多数のアンテナ178を備え、アンテナスイッチング技法が利用される。様々な実施形態において、MACプロセッサ166及びPHYプロセッサ170は、少なくとも第1の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11bd規格)及び/又は第2の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11p規格)に従って動作するように構成されている。
ネットワークインターフェースデバイス162は、以下で論述されるように動作するように構成された1つ又は複数のICを使用して実装される。例えば、MACプロセッサ166は、少なくとも第1のIC上に実装されてよく、かつ、PHYプロセッサ170は、少なくとも第2のIC上に実装されてよい。別の例として、MACプロセッサ166の少なくとも一部分とPHYプロセッサ170の少なくとも一部分とが、単一のIC上に実装されてよい。例えば、ネットワークインターフェースデバイス162は、SoCを使用して実装されてよく、SoCは、MACプロセッサ166の少なくとも一部分とPHYプロセッサ170の少なくとも一部分とを含む。更に別の例として、MACプロセッサ166の全体とPHYプロセッサ170の全体とが、単一のIC上に実装されてよい。
一実施形態では、ホストプロセッサ158は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等のようなメモリデバイス(図示せず)に記憶された機械可読命令を実行するように構成されたプロセッサを含む。一実施形態では、ホストプロセッサ158は、少なくとも部分的に、第1のIC上に実装されてよく、かつ、ネットワークインターフェースデバイス162は、少なくとも部分的に、第2のIC上に実装されてよい。別の例として、ホストプロセッサ158とネットワークインターフェースデバイス162の少なくとも一部分とが、単一のIC上に実装されてよい。
様々な実施形態において、クライアント局154-1のMACプロセッサ166及びPHYプロセッサ170は、第1の通信プロトコル又は別の適した通信プロトコルに準拠するデータユニットを生成し、受信されたデータユニットを処理するように構成されている。例えば、MACプロセッサ166は、第1の通信プロトコルのMAC層機能を含むMAC層機能を実装するように構成されており、PHYプロセッサ170は、第1の通信プロトコルのPHY機能を含むPHY機能を実装するように構成されている。例えば、MACプロセッサ166は、MACサービスデータユニット(MSDU)、MPDU、A-MPDU等のようなMAC層データユニットを生成し、当該MAC層データユニットをPHYプロセッサ170に提供するように構成されている。
PHYプロセッサ170は、MACプロセッサ166からMAC層データユニットを受信し、アンテナ178を介した送信のために、当該MAC層データユニットをカプセル化して、PHYプロトコルデータユニット(PPDU)、PHYプロトコルサービスデータユニット(PSDU)等のようなPHYデータユニットを生成するように構成されている。同様に、PHYプロセッサ170は、アンテナ178を介して受信されたPHYデータユニットを受信し、当該PHYデータユニット内でカプセル化されたMAC層データユニットを抽出するように構成されている。PHYプロセッサ170は、抽出されたMAC層データユニットをMACプロセッサ166に提供してよく、MACプロセッサ166は、MAC層データユニットを処理する。
PHYプロセッサ170は、一実施形態によれば、1つ又は複数のアンテナ178を介して受信された1つ又は複数の無線周波数(RF)信号を1つ又は複数のベースバンドアナログ信号にダウンコンバートし、当該アナログベースバンド信号を1つ又は複数のデジタルベースバンド信号に変換するように構成されている。PHYプロセッサ170は、1つ又は複数のデジタルベースバンド信号を処理して1つ又は複数のデジタルベースバンド信号を復調し、PPDUを生成するように更に構成されている。PHYプロセッサ170は、1つ又は複数の前方誤り訂正(FEC)エンコーダ(例えば、バイナリ畳み込み符号(BCC)エンコーダ、低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダ等)、1つ又は複数のFECデコーダ(例えば、BCCデコーダ、LDPCデコーダ等)、増幅器(例えば、低雑音増幅器(LNA)、電力増幅器等)、無線周波数(RF)ダウンコンバータ、RFアップコンバータ、複数のフィルタ、1つ又は複数のアナログ対デジタル変換器(ADC)、1つ又は複数のデジタル対アナログ変換器(DAC)、1つ又は複数の離散フーリエ変換(DFT)計算器(例えば、高速フーリエ変換(FFT)計算器)、1つ又は複数の逆離散フーリエ変換(IDFT)計算器(例えば、逆高速フーリエ変換(IFFT)計算器)、1つ又は複数の変調器、1つ又は複数の復調器等を含む。
PHYプロセッサ170は、1つ又は複数のアンテナ178に提供される1つ又は複数のRF信号を生成するように構成されている。PHYプロセッサ170は、1つ又は複数のアンテナ178から1つ又は複数のRF信号を受信するようにも構成されている。
MACプロセッサ166は、幾つかの実施形態によれば、例えばPHYプロセッサ170に1つ又は複数のMAC層データユニット(例えば、MPDU)を提供すること、及び任意選択でPHYプロセッサ170に1つ又は複数の制御信号を提供することによって、1つ又は複数のRF信号を生成するようにPHYプロセッサ170を制御するように構成されている。一実施形態では、MACプロセッサ166は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等のようなメモリデバイス(図示せず)に記憶された機械可読命令を実行するように構成されたプロセッサを含む。一実施形態では、MACプロセッサ166は、MAC層機能の実行、PHYプロセッサ170の制御等を行うように構成されているハードウェアステートマシンを含む。
幾つかの実施形態では、PHYプロセッサ170は、上記で説明されたPHYプロセッサ130と同様に、第1の通信プロトコルによって定義されている異なる送信モードについて異なるフォーマット及び/又はコンテンツを有するPPDUを生成するように構成されている。
一実施形態では、ネットワークインターフェースデバイス162(例えば、PHYプロセッサ170)は、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいてPHYミッドアンブルを生成するように構成されているPHYミッドアンブル生成器192を備える。幾つかの実施形態では、PHYミッドアンブル生成器192は、PPDUの送信モードに応じてPPDUが異なるコンテンツを有するために1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成するように構成されている。様々な実施形態によれば、PHYミッドアンブル生成器192は、以下で説明されるようなフォーマットを有する、又は他の適したPHYミッドアンブルフォーマットを有する1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成するように構成されている。
一実施形態では、PHYミッドアンブル生成器192は、以下で説明されるようなPHYミッドアンブル、又は他の適したPHYミッドアンブルを生成するように構成されているハードウェア回路を含む。一実施形態では、PHYミッドアンブル生成器192は、加えて又は代替的に、様々な実施形態において、RAM、ROM、フラッシュメモリ等のようなメモリデバイス(図示せず)に記憶された機械可読命令を実行するように構成されたプロセッサによって実装される。
図1は、AP114とそれぞれのクライアント局154との間の通信を示しているが、幾つかの実施形態によれば、2つ以上のクライアント局154が直接互いに通信する。例えば、車両通信ネットワーク110は、幾つかの実施形態によれば、AP114を通るようにルーティングされていない直接のクライアント対クライアント通信を可能にする。
一実施形態では、クライアント局154-2及び154-3の各々が、クライアント局154-1と同じ又は同様である構造を有する。クライアント局154-2及び154-3の各々は、同じ又は異なる数の送受信機及びアンテナを有する。例えば、一実施形態によれば、クライアント局154-2及び/又はクライアント局154-3は各々、2つの送受信機及び2つのアンテナ(図示せず)のみを有する。
図2Aは、一実施形態に係る、車両通信ネットワーク110(図1)等の車両通信ネットワークにおける送信のための例示のPPDU200の図である。ネットワークインターフェースデバイス122(図1)は、一実施形態によれば、PPDU200等のPPDUを生成し、1つ又は複数のクライアント局154に送信するように構成されている。ネットワークインターフェースデバイス162(図1)も同様に、一実施形態では、PPDU200等のPPDUを生成し、AP114又は別のクライアント局154に送信するように構成されている。一実施形態では、PHYプロセッサ130/170は、PPDU200等のPPDUを生成するように構成されている。一実施形態では、PHYプロセッサ130/170は、PPDU200等のPPDUを受信及び処理するように構成されている。
PPDU200は、一実施形態によれば、第1の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11bd規格)に準拠している。様々な実施形態において、PPDU200は、10MHz、20MHz等のような適した帯域幅に及ぶ。他の実施形態では、PPDU200と同様のPPDUは、5MHz、40MHz、又は任意の適した帯域幅等の異なる帯域幅を占有する。PPDUは、「混合モード」状況、すなわち、車両通信ネットワーク100が、レガシー通信プロトコル(例えば、IEEE802.11p規格)に準拠しているが、第1の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11bd規格)には準拠していないクライアント局(すなわち、レガシークライアント局154-4)を備える場合に適している。データユニット200は、他の状況でも同様に利用することができる。
PPDU200は、PHYプリアンブル204及びPHYデータ部208を含む。PHYプリアンブル204は、一実施形態によれば、第2の通信プロトコルに準拠しているレガシーPHYプリアンブル部212を含む。一実施形態では、レガシーPHYプリアンブル部212は、概してパケット検出、初期同期、及び自動利得制御(AGC)調整に使用されるレガシーショートトレーニングフィールド(LSTF)216と、概してチャネル推定及び微細同期に使用されるレガシーロングトレーニングフィールド(LLTF)212とを含む。レガシーPHYプリアンブル部212は、レガシー信号フィールド(LSIG)224も含む。一実施形態では、LSIG224は、第2の通信プロトコルによって定義されている信号フィールドを含み、PPDU200の継続時間等のPPDU200に関する情報を含む。例えば、一実施形態では、LSIG224は、共同してPPDU200の継続時間を示す、レートサブフィールド(図示せず)及び長さサブフィールド(図示せず)を含む。幾つかの実施形態では、LSIG224内の継続時間情報は、第2の通信プロトコルに準拠しているが、第1の通信プロトコルには準拠していないクライアント局及び/又はAP(例えば、レガシー通信デバイス)がPPDU200の継続時間を決定することを可能にする。幾つかの実施形態では、そのようなデバイスは、PPDU200の送信の終了後まで送信を控えることになり、したがって、PPDU200の送信と干渉しないことになる。
幾つかの実施形態では、PHYプリアンブル204は、反復LSIG(RL-SIG)228と称される、LSIG224の反復部を含む。RL-SIG228は、LSIG224の冗長性を提供し、したがって、受信機におけるLSIG224の復号を向上させる。幾つかの実施形態では、第1の通信プロトコルは、ERモード及び1つ又は複数の非ERモード(高スループットモード及びデフォルトモードのうちの一方又は両方等)を含む複数の送信モードを定義し、RL-SIG228は、PPDU200がERモードに準拠している場合にのみPPDU200内に含められる。他の実施形態では、RL-SIG228は、第1の通信プロトコルによって定義されている1つ又は複数の非ERモードの場合にも含められる。幾つかの実施形態では、RL-SIG228は、第1の通信プロトコルによって定義されている全ての送信モードの場合に含められる。
PHYプリアンブル204は、第1の通信プロトコルに準拠している信号フィールド232も含む。信号フィールド232は、時として、次世代車両(NGV)信号フィールド(NGV-SIG)232と称される。NGV-SIG232は、一実施形態では、第1の通信プロトコルに準拠しており、第1の通信プロトコルに従って動作するように構成されている通信デバイスによって復号可能である。NGV-SIG232は、一実施形態では、データ部220が符号化される際に用いる変調符号化方式(MCS:modulation and coding scheme)を示すMCSサブフィールド、デュアルサブキャリア特徴(例えば、デュアルサブキャリア変調(DCM:dual sub-carrier modulation))が適したパラメータ(例えば、キャリア間隔)とともに有効にされるか否かを示すDCMサブフィールド等のような、PHYデータ部208に対応するPHYパラメータを示す1つ又は複数のサブフィールドを含む。幾つかの実施形態では、NGV-SIG232は、PHYデータ部208のPHYミッドアンブル周期を示すサブフィールドを含む。一実施形態では、PHYミッドアンブル周期は、PHYデータ部208内の隣接したPHYミッドアンブル同士の間の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの数を示す。
幾つかの実施形態では、PHYプリアンブル204は、反復NGV-SIG(RNGV-SIG)236と称される、NGV-SIG232の反復部を含む。例えば、NGV-SIG232の全ビットのコピーがRNGV-SIG236内に含められる。RNGV-SIG236は、NGV-SIG232の冗長性を提供し、したがって、受信機におけるNGV-SIG232の復号を向上させる。幾つかの実施形態では、第1の通信プロトコルは、ERモード及び1つ又は複数の非ERモードを含む複数の送信モードを定義し、RNGV-SIG236は、PPDU200がERモードに準拠している場合にのみPPDU200内に含められる。他の実施形態では、RNGV-SIG236は、第1の通信プロトコルによって定義されている1つ又は複数の非ERモードの場合にも含められる。幾つかの実施形態では、RNGV-SIG236は、第1の通信プロトコルによって定義されている全ての送信モードの場合に含められる。
PHYプリアンブル204は、NGVショートトレーニングフィールド(NGV-STF)240も含む。幾つかの実施形態では、NGV-STF240は、受信機によって、同期及びAGC調整に使用される。加えて、PHYプリアンブル204は、1つ又は複数のNGVロングトレーニングフィールド(NGV-LTF)244を含む。幾つかの実施形態では、1つ又は複数のNGV-LTF244は、受信機によってチャネル推定に使用される。一実施形態では、NGV-LTF244の数は、PPDU200が送信される際に介する空間ストリームの数に対応する。説明例として、PPDU200が1つの空間ストリームを介して送信されることになる場合には1つのみのNGV-LTF244が含められ、PPDU200が2つの空間ストリームを介して送信されることになる場合には2つのNGV-LTF244が含められる。
PHYデータ部208は、一実施形態によれば、複数の(例えば、1よりも大きい正の整数i個の)PHYデータセグメント252及び1つ又は複数のPHYミッドアンブル256を含む。一実施形態では、PHYデータセグメント252-1~252-(i-1)は、M個のOFDMシンボルを含み、ここで、Mは、適した正の整数である。一実施形態では、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、これについては、以下で説明される。
一実施形態では、PHYプリアンブル204は、複数のOFDMシンボルを含み、図2Aにおいて示されているフィールド等の、PHYプリアンブル204の各フィールドは、1つ又は複数のOFDMシンボルを含む。一実施形態では、PHYプリアンブル204の一部分(例えば、レガシーPHYプリアンブル212、RL-SIG228(含められる場合)、NGV-SIG232、及びRNGV-SIG236(含められる場合))は、PPDU200の帯域幅よりも大きい帯域幅のために、第3のワイヤレス通信規格によって定義されているOFDMヌメロロジに基づいて、かつ、PPDU200のより狭い帯域幅に及ぶPHYプリアンブル204の当該一部分を生成するためのダウンクロック係数を使用して、生成される。例えば、PHYプリアンブル204の当該一部分は、20MHz帯域幅のために、IEEE802.11a規格によって定義されているOFDMヌメロロジに基づいて、かつ、PHYプリアンブル204の10MHz帯域幅に及ぶPHYプリアンブル202を生成するための2のダウンクロック係数(×2)を使用して、生成される。例えば、PHYプリアンブル204の当該一部分のOFDMシンボルは、IEEE802.11a規格によって20MHz帯域幅のために定義されているものと同じFFTサイズ、及び、したがって、同じ数のOFDMトーンを使用して、ただし、IEEE802.11a規格によって指定されているサンプリングレートに対して2分の1(×2)に減少(ダウンクロック)されるサンプリングレートを使用して、生成される。したがって、一実施形態では、PHYプリアンブル204の当該一部分内のOFDMトーン間隔は、IEEE802.11a規格によって定義されているOFDMトーン間隔に対して2分の1(×2)に減少している。一実施形態では、PHYプリアンブル204の当該一部分を生成するのに使用されるOFDMヌメロロジ及びダウンクロック係数は、第2の通信プロトコル(例えばIEEE802.11p規格)に従ってPHYプリアンブルを生成するのに指定されているOFDMヌメロロジ及びダウンクロック係数に対応する。
一実施形態では、PHYデータ部208は、複数のOFDMシンボルを含み、PHYデータセグメント252及びPHYミッドアンブル256等の、PHYデータ部208の各フィールドは、1つ又は複数のOFDMシンボルを含む。PHYデータ部208の各OFDMシンボルは、PPDU200の帯域幅よりも大きい帯域幅のために、第4のワイヤレス通信規格によって定義されているOFDMヌメロロジに基づいて、かつ、PPDU200のより狭い帯域幅に及ぶPHYデータ部208を生成するためのダウンクロック係数を使用して、生成される。例えば、PHYデータ部208は、20MHz帯域幅のために、IEEE802.11ac規格によって定義されているOFDMヌメロロジに基づいて、かつ、10MHz帯域幅に及ぶPHYデータ部208を生成するための2のダウンクロック係数(×2)を使用して、生成される。したがって、一実施形態では、10MHz幅PPDUについて、PHYデータ部208内の各OFDMシンボルは、IEEE802.11ac規格において40MHz帯域幅のために指定されているものと同じフォーマットを有するが、ただし、トーン間隔が2分の1(×2)に減少している。一実施形態では、IEEE802.11ac規格に従って20MHz帯域幅のために生成されるOFDMシンボルは、連続したOFDMトーン同士の間に156.25kHz間隔を有する状態で64個のトーンを含む一方、PHYデータ部208の各OFDMシンボルは、連続したOFDMトーン同士の間に78.125kHz間隔を有する状態で64個のトーンを含む。
幾つかの実施形態では、NGV-STF240及びNGV-LTF244の各々は、PPDU200の帯域幅よりも大きい帯域幅のために、第4のワイヤレス通信規格によって定義されているOFDMヌメロロジに基づいて、かつ、PPDU200のより狭い帯域幅に及ぶNGV-STF240及びNGV-LTF244を生成するためのダウンクロック係数を使用して、生成されるOFDMシンボルを含む。例えば、NGV-STF240及びNGV-LTF244は、20MHz帯域幅のために、IEEE802.11ac規格によって定義されているOFDMヌメロロジに基づいて、かつ、10MHz帯域幅に及ぶNGV-STF240及びNGV-LTF244を生成するための2のダウンクロック係数(×2)を使用して、生成される。したがって、一実施形態では、10MHz幅PPDUについて、NGV-STF240及びNGV-LTF244内の各OFDMシンボルは、IEEE802.11ac規格において40MHz帯域幅のために指定されているものと同じフォーマットを有するが、ただし、トーン間隔が2分の1(×2)に減少している。
図2Bは、一実施形態に係る、車両通信ネットワーク110(図1)等の車両通信ネットワークにおける送信のための別の例示のPPDU270の図である。ネットワークインターフェースデバイス122(図1)は、一実施形態によれば、PPDU270等のPPDUを生成し、1つ又は複数のクライアント局154に送信するように構成されている。ネットワークインターフェースデバイス162(図1)も同様に、一実施形態では、PPDU270等のPPDUを生成し、AP114又は別のクライアント局154に送信するように構成されている。一実施形態では、PHYプロセッサ130/170は、PPDU270等のPPDUを生成するように構成されている。一実施形態では、PHYプロセッサ130/170は、PPDU270等のPPDUを受信及び処理するように構成されている。
PPDU270は、一実施形態によれば、第1の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11bd規格)に準拠している。一実施形態では、図2AのPPDU200は、10MHzの周波数帯域幅に及ぶが、その一方で、図2BのPPDU270は、20MHzの周波数帯域幅に及ぶ。図2BのPPDU270は、図2AのPPDU200と同様であり、同様に付番された要素は、簡潔さのために詳細には説明されない。
PPDU270は、PHYプリアンブル274及びPHYデータ部278を含む。PHYプリアンブル274は、レガシーPHYプリアンブル部282を含む。LSTF216、LLTF220、LSIG224、RL-SIG228(含められる場合)、NGV-SIG232、及びRNGV-SIG236(含められる場合)は、2つの10MHz周波数サブバンドの各々において複製される。一実施形態では、レガシーPHYプリアンブル282が複数のサブバンドにおいて複製されるとともに、第2の通信プロトコルに従ってPHYプリアンブルを生成するために指定されているダウンクロック係数を使用したOFDMヌメロロジに基づいて生成されるので、PPDU270の10MHzサブバンドに対応する通信チャネルを使用して動作するレガシー又は非レガシー通信デバイスは、対応する10MHzサブバンドにおけるレガシーPHYプリアンブル282の一部分に基づいてPPDU270を検出することが可能である。一実施形態では、レガシー通信デバイスは、対応する10MHzサブバンドにおけるLSIG224のうちの1つの内部の継続時間情報に基づいてPPDU270の送信に対応する継続時間を決定し、一実施形態では、通信媒体中への送信を試みる前に、決定された継続時間にわたって待機するように構成されている。例えば、一実施形態では、各LSIG224は、少なくとも実質的にIEEE802.11p規格において指定されているようなフォーマットを有し、IEEE802.11p規格に従って動作するがIEEE802.11bd規格に従っては動作しないように構成されているレガシー通信デバイスが、PPDU270の送信に対応する継続時間を決定し、通信媒体中への送信を試みる前に、決定された継続時間にわたって待機することを可能にする情報を含む。
一実施形態では、NGV-STF240、NGV-LTF244、及びPHYデータ部278内の各OFDMシンボルは、PPDU270の帯域幅全体に及ぶように生成される。
ここで図2A~図2Bを参照すると、一実施形態によれば、LSTF216及びLLTF220は、ERモードにおいてPPDU200/270を送信する場合、PPDU200/270の他のフィールドと比較してパワーブーストされる。説明例として、LSTF216及びLLTF220は、ERモードにおいてPPDU200/270を送信する場合、PPDU200/270の他のフィールドと比較して3dBだけパワーブーストされる。他の実施形態では、LSTF216及びLLTF220は、ERモードにおいてPPDU200/270を送信する場合、3dB以外の適した量(例えば、2dB、4dB等)だけパワーブーストされる。
再び図2A~図2Bを参照すると、PHYミッドアンブル256は、受信機が、PPDU200/270を受信しながら、既存のチャネル推定値を更新し、又はチャネル推定値を再生成することを可能にするトレーニング信号フィールドを含み、これは、1つ又は複数の通信デバイスが相対的に高速で移動している車両通信環境に有用である。説明例として、一実施形態によれば、送信機及び/又は受信機の移動が受信機においてドップラー効果を引き起こす場合があり、PHYミッドアンブル256のトレーニング信号フィールドは、受信機がドップラー効果を軽減するためにチャネル推定値を更新又は再生成するのに役立つ。
一実施形態では、各ミッドアンブル256は、PPDU200が送信される際に介する空間ストリームの数に対応するトレーニング信号フィールドの数を含む。説明例として、各ミッドアンブル256は、PPDU200/270が単一の空間ストリームを介して送信されている場合には単一のトレーニング信号フィールドであり、PPDU200/270が2つの空間ストリームを介して送信されている場合には2つのトレーニング信号フィールドを含む。
一実施形態では、ミッドアンブル256の各トレーニング信号フィールドは、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいている。例えば、一実施形態によれば、図2AのPPDU200等の10MHz PPDUの場合、ミッドアンブル256の各トレーニング信号フィールドは、20MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンとして生成される。別の例では、一実施形態によれば、図2BのPPDU270等の20MHz PPDUの場合、ミッドアンブル256の各トレーニング信号フィールドは、40MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンとして生成される。
図3は、一実施形態に係る、図2A及び図2Bのミッドアンブル256内に含められるトレーニング信号フィールド300の一例の図である。トレーニング信号フィールド300は、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいているトレーニング信号部304を含む。例えば、一実施形態によれば、図2AのPPDU200等の10MHz PPDUの場合、トレーニング信号部304は、20MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンとして生成される。別の例では、一実施形態によれば、図2BのPPDU270等の20MHz PPDUの場合、トレーニング信号部304は、40MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンとして生成される。
サイクリックプレフィックス312は、一実施形態によれば、第2のトレーニング信号部308の終了時点セグメント316のコピーを含む。サイクリックプレフィックス312は、他の実施形態では別の適した信号を含む。なおも他の実施形態では、サイクリックプレフィックス312は省略される。
図4は、別の実施形態に係る、図2A及び図2Bのミッドアンブル256内に含められるトレーニング信号フィールド400の別の例の図である。トレーニング信号フィールド400は、第1のトレーニング信号部404、第2のトレーニング信号部408、及びサイクリックプレフィックス412を含む。第1のトレーニング信号部404及び第2のトレーニング信号部408の各々は、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいている。例えば、一実施形態によれば、図2AのPPDU200等の10MHz PPDUの場合、第1のトレーニング信号部404及び第2のトレーニング信号部408の各々は、20MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンとして生成される。別の例では、一実施形態によれば、図2BのPPDU270等の20MHz PPDUの場合、第1のトレーニング信号部404及び第2のトレーニング信号部408の各々は、40MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンとして生成される。一実施形態では、第1のトレーニング信号部404及び第2のトレーニング信号部408の各々は、図3のトレーニング信号部304と同じである。
サイクリックプレフィックス412は、一実施形態によれば、第2のトレーニング信号部408の終了時点セグメント416のコピーを含む。サイクリックプレフィックス412は、他の実施形態では別の適した信号を含む。なおも他の実施形態では、サイクリックプレフィックス412は省略される。
2つのトレーニング信号部404及び408によって提供される反復に起因して、トレーニング信号フィールド400は、部404及び408のうちの片方のみを有するトレーニング信号フィールドと比較して3dBの利得を提供する。この3dBの利得は、上記で論述されたERモードにおいてLLTF220に適用されるパワーブーストと同様の効果を提供する。
トレーニング信号フィールド400を図3のトレーニング信号フィールド300と比較すると、トレーニング信号フィールド400は、一実施形態によれば、トレーニング信号フィールド300よりも長い継続時間を有する。例えば、トレーニング信号フィールド400の継続時間は、一実施形態によれば、トレーニング信号フィールド300の継続時間よりも、少なくともトレーニング信号部304の継続時間だけ長い。
図5は、更に別の実施形態に係る、図2A及び図2Bのミッドアンブル256内に含められる別の例示のトレーニング信号フィールド500の図である。トレーニング信号フィールド500は、圧縮VHT-LTF504及びサイクリックプレフィックス508を含む。サイクリックプレフィックス508は、一実施形態によれば、圧縮VHT-LTF504の終了時点セグメントのコピーを含む。サイクリックプレフィックス508は、他の実施形態では別の適した信号を含む。なおも他の実施形態では、サイクリックプレフィックス508は省略される。
圧縮VHT-LTF504は、上記で説明されたミッドアンブルに使用されるVHT-LTFと比較してより短い(又は圧縮された)継続時間を有する。一実施形態では、圧縮VHT-LTF504は、IFFTを実行する前にIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFトーンシーケンス内の1つおきのOFDMトーンをゼロに設定すること、及びIFFTの実行後に結果として得られる時間領域シーケンスを半分だけトランケートすることによって、生成される。一実施形態では、IFFTは、10MHz幅PPDUの場合、64トーンIFFTであり、20MHz幅PPDUの場合、128トーンIFFTである。
別の実施形態では、圧縮VHT-LTF504は、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFトーンシーケンス内の1つおきのトーン値を含むシーケンスに、より小さいサイズのIFFTを適用することによって生成される。例えば、一実施形態では、10MHz幅PPDUの場合、32トーンIFFTが使用され、20MHz幅PPDUの場合、128トーンIFFTが使用される。
圧縮VHT-LTF504は上記で説明されたミッドアンブルに使用される他のVHT-LTFと比較してより短い(又は圧縮された)継続時間を有するので、(上記で説明されたミッドアンブルに使用される他のVHT-LTFと比較して)オーバヘッドに消費される通信媒体時間が短くなり、ユーザデータの送信のための通信媒体時間を長くすることが可能になる。
トレーニング信号フィールド500を図3のトレーニング信号フィールド300と比較すると、トレーニング信号フィールド500は、一実施形態によれば、トレーニング信号フィールド300よりも短い継続時間を有する。例えば、トレーニング信号フィールド500の継続時間は、一実施形態によれば、トレーニング信号フィールド300の継続時間よりも、少なくともトレーニング信号部304の継続時間の半分だけ短い。
ここで図3~図5を参照すると、例示的な実施形態では、サイクリックプレフィックス312を除外したトレーニング信号フィールド300は、Xの継続時間を有し、ここで、Xは、適した継続時間であり、サイクリックプレフィックス412を除外したトレーニング信号フィールド400は、2Xの継続時間を有し、サイクリックプレフィックス508を除外したトレーニング信号フィールド500は、X/2の継続時間を有する。トレーニング信号フィールド500は、圧縮トレーニング信号フィールドと称され得、その一方で、トレーニング信号フィールド300及びトレーニング信号フィールド400は、非圧縮トレーニング信号フィールドと称され得る。一実施形態では、Xは、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの継続時間に2を乗算したものに等しい。別の実施形態では、Xは、IEEE802.11ac規格によって定義されている、サイクリックプレフィックスを伴わないVHT-LTFの継続時間に2を乗算したものに等しい。一実施形態では、Xは、8マイクロ秒である。他の実施形態では、Xは、別の適した継続時間を有する。
幾つかの実施形態では、トレーニング信号フィールド300、トレーニング信号400、及びトレーニング信号500のうちの2つ以上が、車両通信のための単一の通信プロトコルにおいて使用される。例えば、幾つかの実施形態では、トレーニング信号フィールド300、トレーニング信号400、及びトレーニング信号500のうちの2つ以上が、車両通信のための通信プロトコルによって定義されているそれぞれの送信モードにおいて使用される。例示的な実施形態として、トレーニング信号400は、ER送信モードに使用され、トレーニング信号500は、高スループットモードに使用され、トレーニング信号400は、ER送信モード及び高スループットモードとは異なる別の送信モード(例えば、通常モード、デフォルトモード等)に使用される。
図6は、一実施形態に係る、車両通信ネットワークにおけるワイヤレス通信のための例示の方法600のフロー図である。図1を参照すると、様々な実施形態において、方法600は、ネットワークインターフェースデバイス122又はネットワークインターフェースデバイス162等のネットワークインターフェースデバイスによって実装される。例えば、1つの係る実施形態では、PHYプロセッサ130又はPHYプロセッサ170等のPHYプロセッサが、方法600を実装するように構成されている。他の実施形態では、方法600は、別の適した通信デバイスによって実装される。
ブロック604において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、車両通信のための通信プロトコルに従って車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成する。例えば、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、様々な実施形態に従って、図2Aを参照して説明されたPHYプリアンブル204、図2Bを参照して説明されたPHYプリアンブル274、又は別の適したPHYプリアンブル等のPHYプリアンブルを生成する。
ブロック608において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する。例えば、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、様々な実施形態に従って、図2A及び図2Bを参照して説明されたPHYデータセグメント252、又は別の適したPHYデータセグメント等のPHYデータセグメントを生成する。
ブロック612において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、PHYミッドアンブル生成器142、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170、PHYミッドアンブル生成器192等)は、PPDUの1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成し、各PHYミッドアンブルは、ブロック608において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになる。各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、ブロック612において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた部分を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。
一実施形態では、図2AのPPDU200等の10MHz PPDUの場合、ブロック612において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、20MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。一実施形態では、図2BのPPDU270等の20MHz PPDUの場合、ブロック612において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、40MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。
一実施形態では、ブロック612において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、図3を参照して説明されたトレーニング信号フィールド300を含む各ミッドアンブルを生成することを含む。
一実施形態では、ブロック612において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、PPDUが通信プロトコルによって定義されている非ERモードに従って送信されることになる場合、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた部分を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。別の実施形態では、ブロック612において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、PPDUが通信プロトコルによって定義されている非ERモードに従って送信されることになると通信デバイスが判断することに応答して、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた部分を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。他の実施形態では、PPDUが通信プロトコルによって定義されている(ERモードを含む)複数のモードのうちのいずれか1つに従って送信されることになる場合、ブロック612において、各トレーニング信号フィールドが、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた部分を含むように生成される。
ブロック616において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、車両通信ネットワークにおいて、PPDUを送信する。一実施形態では、ブロック616においてPPDUを送信することは、ブロック604において生成されたPHYプリアンブルを送信することと、ブロック608において生成されたPHYデータセグメントを送信することと、ブロック612において、ブロック608において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に生成された1つ又は複数のPHYミッドアンブルを送信することとを含む。
図7は、別の実施形態に係る、車両通信ネットワークにおけるワイヤレス通信のための別の例示の方法700のフロー図である。図1を参照すると、様々な実施形態において、方法700は、ネットワークインターフェースデバイス122又はネットワークインターフェースデバイス162等のネットワークインターフェースデバイスによって実装される。例えば、1つの係る実施形態では、PHYプロセッサ130又はPHYプロセッサ170等のPHYプロセッサが、方法700を実装するように構成されている。他の実施形態では、方法700は、別の適した通信デバイスによって実装される。
ブロック704において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、車両通信のための通信プロトコルに従って車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成する。例えば、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、様々な実施形態に従って、図2Aを参照して説明されたPHYプリアンブル204、図2Bを参照して説明されたPHYプリアンブル274、又は別の適したPHYプリアンブル等のPHYプリアンブルを生成する。
ブロック708において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する。例えば、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、様々な実施形態に従って、図2A及び図2Bを参照して説明されたPHYデータセグメント252、又は別の適したPHYデータセグメント等のPHYデータセグメントを生成する。
ブロック712において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、PHYミッドアンブル生成器142、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170、PHYミッドアンブル生成器192等)は、PPDUの1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成し、各PHYミッドアンブルは、ブロック708において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになる。各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、ブロック712において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。
一実施形態では、図2AのPPDU200等の10MHz PPDUの場合、ブロック712において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、20MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドの第1の部分及び第2の部分の各々を生成することを含む。一実施形態では、図2BのPPDU270等の20MHz PPDUの場合、ブロック712において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、40MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドの第1の部分及び第2の部分の各々を生成することを含む。
一実施形態では、ブロック712において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、図4を参照して説明されたトレーニング信号フィールド400を含む各ミッドアンブルを生成することを含む。
一実施形態では、ブロック712において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、PPDUが通信プロトコルによって定義されているERモードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。別の実施形態では、ブロック712において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、PPDUが通信プロトコルによって定義されているERモードに従って送信されることになると通信デバイスが判断することに応答して、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。他の実施形態では、PPDUが通信プロトコルによって定義されている(非ERモードを含む)複数のモードのうちのいずれか1つに従って送信されることになる場合、ブロック712において、各トレーニング信号フィールドが、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含むように生成される。
ブロック716において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、車両通信ネットワークにおいて、PPDUを送信する。一実施形態では、ブロック716においてPPDUを送信することは、ブロック704において生成されたPHYプリアンブルを送信することと、ブロック708において生成されたPHYデータセグメントを送信することと、ブロック712において、ブロック708において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に生成された1つ又は複数のPHYミッドアンブルを送信することとを含む。
図8は、別の実施形態に係る、車両通信ネットワークにおけるワイヤレス通信のための更に別の例示の方法800のフロー図である。図1を参照すると、様々な実施形態において、方法800は、ネットワークインターフェースデバイス122又はネットワークインターフェースデバイス162等のネットワークインターフェースデバイスによって実装される。例えば、1つの係る実施形態では、PHYプロセッサ130又はPHYプロセッサ170等のPHYプロセッサが、方法800を実装するように構成されている。他の実施形態では、方法800は、別の適した通信デバイスによって実装される。
ブロック804において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、車両通信のための通信プロトコルに従って車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成する。例えば、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、様々な実施形態に従って、図2Aを参照して説明されたPHYプリアンブル204、図2Bを参照して説明されたPHYプリアンブル274、又は別の適したPHYプリアンブル等のPHYプリアンブルを生成する。
ブロック808において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する。例えば、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、様々な実施形態に従って、図2A及び図2Bを参照して説明されたPHYデータセグメント252、又は別の適したPHYデータセグメント等のPHYデータセグメントを生成する。
ブロック812において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、PHYミッドアンブル生成器142、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170、PHYミッドアンブル生成器192等)は、PPDUの1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成し、各PHYミッドアンブルは、ブロック808において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになる。各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、ブロック812において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた圧縮トレーニング信号フィールドを含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。
一実施形態では、ブロック812において生成される圧縮トレーニング信号フィールドは、IFFTを実行する前にIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFトーンシーケンス内の1つおきのOFDMトーンをゼロに設定すること、及びIFFTの実行後に結果として得られる時間領域シーケンスを半分だけトランケートすることによって、生成される。一実施形態では、IFFTは、10MHz幅PPDUの場合、64トーンIFFTであり、20MHz幅PPDUの場合、128トーンIFFTである。
別の実施形態では、ブロック812において生成される圧縮トレーニング信号フィールドは、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFトーンシーケンス内の1つおきのトーン値を含むシーケンスに、より小さいサイズのIFFTを適用することによって生成される。例えば、一実施形態では、10MHz幅PPDUの場合、32トーンIFFTが使用され、20MHz幅PPDUの場合、128トーンIFFTが使用される。
一実施形態では、ブロック812において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、図5を参照して説明されたトレーニング信号フィールド500を含む各ミッドアンブルを生成することを含む。
一実施形態では、ブロック812において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、PPDUが通信プロトコルによって定義されている高スループットモードに従って送信されることになる場合、圧縮トレーニング信号フィールドを含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。別の実施形態では、ブロック812において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、PPDUが通信プロトコルによって定義されている高スループットモードに従って送信されることになると通信デバイスが判断することに応答して、圧縮トレーニング信号フィールドを含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。他の実施形態では、PPDUが通信プロトコルによって定義されている(非高スループットモードを含む)複数のモードのうちのいずれか1つに従って送信されることになる場合、ブロック812において、各トレーニング信号フィールドが、圧縮トレーニング信号フィールドを含むように生成される。
ブロック816において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、車両通信ネットワークにおいて、PPDUを送信する。一実施形態では、ブロック816においてPPDUを送信することは、ブロック804において生成されたPHYプリアンブルを送信することと、ブロック808において生成されたPHYデータセグメントを送信することと、ブロック812において、ブロック808において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に生成された1つ又は複数のPHYミッドアンブルを送信することとを含む。
幾つかの実施形態では、方法600、方法700、及び方法800のうちの2つ以上が、車両通信のための単一の通信プロトコルに従って動作する通信デバイスによって実装される。例えば、幾つかの実施形態では、方法600、方法700、及び方法800のうちの2つ以上が、車両通信のための通信プロトコルによって定義されているそれぞれの送信モードに従った異なるパケットの送信に関連して実行される。例示的な実施形態として、方法700は、ER送信モードに従ってパケットを送信する場合に実行され、方法800は、高スループットモードに従ってパケットを送信する場合に実行され、方法600は、ER送信モード及び高スループットモードとは異なる別の送信モード(例えば、通常モード、デフォルトモード等)に従ってパケットを送信する場合に実行される。
図9は、別の実施形態に係る、車両通信ネットワークにおけるワイヤレス通信のための更に別の例示の方法900のフロー図である。図1を参照すると、様々な実施形態において、方法900は、ネットワークインターフェースデバイス122又はネットワークインターフェースデバイス162等のネットワークインターフェースデバイスによって実装される。例えば、1つの係る実施形態では、PHYプロセッサ130又はPHYプロセッサ170等のPHYプロセッサが、方法900を実装するように構成されている。他の実施形態では、方法900は、別の適した通信デバイスによって実装される。
ブロック904において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、車両通信のための通信プロトコルに従って車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成する。例えば、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、様々な実施形態に従って、図2Aを参照して説明されたPHYプリアンブル204、図2Bを参照して説明されたPHYプリアンブル274、又は別の適したPHYプリアンブル等のPHYプリアンブルを生成する。
ブロック908において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する。例えば、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、様々な実施形態に従って、図2A及び図2Bを参照して説明されたPHYデータセグメント252、又は別の適したPHYデータセグメント等のPHYデータセグメントを生成する。
ブロック912において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、PPDUがERモードに従って送信されることになるのか否かを判断する。PPDUがERモードに従って送信されることになると通信デバイスが判断することに応答して、フローは、ブロック916に進む。
ブロック916において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、PHYミッドアンブル生成器142、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170、PHYミッドアンブル生成器192等)は、PPDUの1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成し、各PHYミッドアンブルは、ブロック908において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになる。各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、ブロック916において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。
一実施形態では、図2AのPPDU200等の10MHz PPDUの場合、ブロック916において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、20MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドの第1の部分及び第2の部分の各々を生成することを含む。一実施形態では、図2BのPPDU270等の20MHz PPDUの場合、ブロック916において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、40MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドの第1の部分及び第2の部分の各々を生成することを含む。
一実施形態では、ブロック916において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、図4を参照して説明されたトレーニング信号フィールド400を含む各ミッドアンブルを生成することを含む。
一実施形態では、ブロック916において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、PPDUが通信プロトコルによって定義されているERモードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。別の実施形態では、ブロック916において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、PPDUが通信プロトコルによって定義されているERモードに従って送信されることになると通信デバイスが判断することに応答して、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。他の実施形態では、PPDUが通信プロトコルによって定義されている(非ERモードを含む)複数のモードのうちのいずれか1つに従って送信されることになる場合、ブロック916において、各トレーニング信号フィールドが、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第2の部分、を含むように生成される。
他方、ブロック912においてPPDUがERモードに従って送信されないことになると通信デバイスが判断することに応答して、フローは、ブロック920に進む。ブロック920において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、PPDUが高スループットモードに従って送信されることになるのか否かを判断する。PPDUが高スループットモードに従って送信されることになると通信デバイスが判断することに応答して、フローは、ブロック924に進む。
ブロック924において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、PHYミッドアンブル生成器142、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170、PHYミッドアンブル生成器192等)は、PPDUの1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成し、各PHYミッドアンブルは、ブロック908において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになる。各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、ブロック924において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた圧縮トレーニング信号フィールドを含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。
一実施形態では、ブロック924において生成される圧縮トレーニング信号フィールドは、IFFTを実行する前にIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFトーンシーケンス内の1つおきのOFDMトーンをゼロに設定すること、及びIFFTの実行後に結果として得られる時間領域シーケンスを半分だけトランケートすることによって、生成される。一実施形態では、IFFTは、10MHz幅PPDUの場合、64トーンIFFTであり、20MHz幅PPDUの場合、128トーンIFFTである。
別の実施形態では、ブロック924において生成される圧縮トレーニング信号フィールドは、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFトーンシーケンス内の1つおきのトーン値を含むシーケンスに、より小さいサイズのIFFTを適用することによって生成される。例えば、一実施形態では、10MHz幅PPDUの場合、32トーンIFFTが使用され、20MHz幅PPDUの場合、128トーンIFFTが使用される。
一実施形態では、ブロック924において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、図5を参照して説明されたトレーニング信号フィールド500を含む各ミッドアンブルを生成することを含む。
他方、ブロック920においてPPDUが高スループットモードに従って送信されないことになると通信デバイスが判断することに応答して、フローは、ブロック928に進む。ブロック928において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、PHYミッドアンブル生成器142、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170、PHYミッドアンブル生成器192等)は、PPDUの1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成し、各PHYミッドアンブルは、ブロック908において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになる。各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、ブロック928において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた部分を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。
一実施形態では、図2AのPPDU200等の10MHz PPDUの場合、ブロック928において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、20MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。一実施形態では、図2BのPPDU270等の20MHz PPDUの場合、ブロック928において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、40MHz PPDUのためにIEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFの2×ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成することを含む。
一実施形態では、ブロック928において1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、図3を参照して説明されたトレーニング信号フィールド300を含む各ミッドアンブルを生成することを含む。
ブロック932において、通信デバイス(例えば、ネットワークインターフェースデバイス122、PHYプロセッサ130、ネットワークインターフェースデバイス162、PHYプロセッサ170等)は、車両通信ネットワークにおいて、PPDUを送信する。一実施形態では、ブロック932においてPPDUを送信することは、ブロック904において生成されたPHYプリアンブルを送信することと、ブロック908において生成されたPHYデータセグメントを送信することと、ブロック916、924、又は928において、ブロック908において生成された隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に生成された1つ又は複数のPHYミッドアンブルを送信することとを含む。
様々な実施形態において、方法900は、ブロックの順序の変更、ブロックの省略、追加ブロックの追加等によって修正される。説明例として、別の実施形態によれば、ブロック912及び920の順序が交換される。別の説明例として、別の実施形態によれば、ブロック912は、PPDUがERモード及び高スループットモードとは異なるモード(例えば、第3の送信モード)に従って送信されることになるのか否かをチェックする同様のブロックに置き換えられてよく、ブロック916及び928の位置が入れ換えられてよい。同様に、別の説明例として、別の実施形態によれば、ブロック920は、PPDUがERモード及び高スループットモードとは異なるモード(例えば、第3の送信モード)に従って送信されることになるのか否かをチェックする同様のブロックに置き換えられてよく、ブロック920及び928の位置が入れ換えられてよい。
実施形態1:車両通信ネットワークにおけるワイヤレス通信のための方法であって:通信デバイスにおいて、車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成する段階と;前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する段階と;前記通信デバイスにおいて、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階であって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されているERモードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有する、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階と、前記通信デバイスによって、前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信する段階とを備える、方法。
実施形態2:前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、サイクリックプレフィックスを更に含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を更に有する、実施形態1に記載の方法。
実施形態3:前記サイクリックプレフィックスを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階は、前記トレーニング信号フィールドの前記第2の部分の終了時点セグメントを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を含む、実施形態2に記載の方法。
実施形態4:前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含み、かつ、前記第2の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFの前記ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を更に有する、実施形態1~3のいずれかに記載の方法。
実施形態5:前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されており、かつ前記ERモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分を含み、かつ、前記第2の部分を省略する各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有する、実施形態1~4のいずれかに記載の方法。
実施形態6:前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されており、かつ前記ERモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた時間圧縮トレーニング信号を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有し、前記時間圧縮トレーニング信号は、前記PPDUが前記ERモードに従って送信されることになる場合に含められる前記第1の部分の継続時間よりも短い継続時間を有する、実施形態1~4のいずれかに記載の方法。
実施形態7:車両通信ネットワークにおいて動作するように構成されており、ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを備える、通信デバイス。前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスは、1つ又は複数のICデバイスを有し、前記1つ又は複数のICデバイスは:車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成することと;前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成することと;1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することであって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲(ER)モードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを有する、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することと;前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信するように前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを制御することとを行うように構成されている。
実施形態8:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、サイクリックプレフィックスを更に含む各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されている、実施形態7に記載の通信デバイス。
実施形態9:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記トレーニング信号フィールドの前記第2の部分の終了時点セグメントを含む各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されている、実施形態8に記載の通信デバイス。
実施形態10:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含み、かつ、前記第2の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFの前記ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されている、実施形態7~9のいずれかに記載の通信デバイス。
実施形態11:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されており、かつ前記ERモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分を含み、かつ、前記第2の部分を省略する各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されている、実施形態7~10のいずれかに記載の通信デバイス。
実施形態12:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されており、かつ前記ERモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた時間圧縮トレーニング信号を含む各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されており、前記時間圧縮トレーニング信号は、前記PPDUが前記ERモードに従って送信されることになる場合に含められる前記第1の部分の継続時間よりも短い継続時間を有する、実施形態7~10のいずれかに記載の通信デバイス。
実施形態13:車両通信ネットワークにおける通信チャネルにアクセスする方法であって:通信デバイスにおいて、車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成する段階と;前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する段階と、前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの送信モードに基づいて、複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットから、1つ又は複数のPHYミッドアンブルのフォーマットを選択する段階であって、前記複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットは、i)非圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲送信モードに対応する第1のフォーマット、及びii)圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている高スループット送信モードに対応する第2のフォーマット、を含む、選択する段階と;前記通信デバイスにおいて、前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階であって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、各PHYミッドアンブルを生成する段階は、i)前記第1のフォーマットが選択された場合、非圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含む段階、及びii)前記第2のフォーマットが選択された場合、圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含む段階、を有する、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階と;前記通信デバイスによって、前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信する段階とを備える、方法。
実施形態14:前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有する、実施形態13に記載の方法。
実施形態15:前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含み、かつ、前記第2の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFの前記ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を更に有する、実施形態14に記載の方法。
実施形態16:前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記高スループットモードに従って送信されることになる場合、IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた時間圧縮トレーニング信号を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有し、各トレーニング信号フィールドは、前記PPDUが前記ERモードとは異なりかつ前記高スループットモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合に生成される各トレーニング信号フィールドの継続時間よりも短い継続時間を有する、実施形態13~15のいずれかに記載の方法。
実施形態17:前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記ERモードとは異なりかつ前記高スループットモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有し、各トレーニング信号フィールドは、前記PPDUが前記ERモードに従って送信されることになる場合に生成される各トレーニング信号フィールドの継続時間よりも短い継続時間を有する、実施形態13~16のいずれかに記載の方法。
実施形態18:車両通信ネットワークにおいて動作するように構成されており、ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを備える、通信デバイス。前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスは、1つ又は複数のICデバイスを有し、前記1つ又は複数のICデバイスは:車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のためのPPDUのPHYプリアンブルを生成することと;前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成することと;前記PPDUの送信モードに基づいて、複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットから、1つ又は複数のPHYミッドアンブルのフォーマットを選択することであって、前記複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットは、i)非圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲送信モードに対応する第1のフォーマット、及びii)圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている高スループット送信モードに対応する第2のフォーマット、を含む、選択することと;前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することであって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、各PHYミッドアンブルを生成することは、i)前記第1のフォーマットが選択された場合、非圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含むこと、及びii)前記第2のフォーマットが選択された場合、圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含むこと、を有する、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することと;前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信するように前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを制御することとを行うように構成されている。
実施形態19:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されているVHT-LTFに基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成するように構成されている、実施形態18に記載の通信デバイス。
実施形態20:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含み、かつ、前記第2の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFの前記ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成するように構成されている、実施形態19に記載の通信デバイス。
実施形態21:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記高スループットモードに従って送信されることになる場合、IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた時間圧縮トレーニング信号を含む各トレーニング信号フィールドを生成するように構成されており、各トレーニング信号フィールドは、前記PPDUが前記ERモードとは異なりかつ前記高スループットモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合に生成される各トレーニング信号フィールドの継続時間よりも短い継続時間を有する、実施形態18~20のいずれかに記載の通信デバイス。
実施形態22:前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記ERモードとは異なりかつ前記高スループットモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成するように構成されており、各トレーニング信号フィールドは、前記PPDUが前記ERモードに従って送信されることになる場合に生成される各トレーニング信号フィールドの継続時間よりも短い継続時間を有する、実施形態18~21のいずれかに記載の通信デバイス。
上記で説明された様々なブロック、動作及び技法の少なくともいくつかは、ハードウェア、ファームウェア命令を実行するプロセッサ、ソフトウェア命令を実行するプロセッサ、又はそれらの任意の組み合わせを利用して実装され得る。ソフトウェア命令又はファームウェア命令を実行するプロセッサを利用して実装されると、ソフトウェア命令又はファームウェア命令は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、プロセッサの統合メモリ等のような任意のコンピュータ可読メモリに記憶され得る。ソフトウェア命令又はファームウェア命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに様々な行為を実行させる機械可読命令を含み得る。
ハードウェアにおいて実装されると、ハードウェアは、ディスクリートコンポーネント、1つ又は複数のIC、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)等のうちの1つ又は複数を含み得る。
本発明は特定の例を参照して説明されたが、これらの例は本発明を限定するものではなく例示のみを意図したものであり、本発明の範囲から逸脱することなく、開示された実施形態に対して変更、追加及び/又は削除が行われ得る。

Claims (22)

  1. 車両通信ネットワークにおけるワイヤレス通信のための方法であって、
    通信デバイスにおいて、車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のための物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)のPHYプリアンブルを生成する段階と、
    前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する段階と、
    前記通信デバイスにおいて、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階であって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲(ER)モードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されている超高スループットロングトレーニングフィールド(VHT-LTF)に基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有する、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階と、
    前記通信デバイスによって、前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信する段階と
    を備える、方法。
  2. 前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、サイクリックプレフィックスを更に含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サイクリックプレフィックスを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階は、前記トレーニング信号フィールドの前記第2の部分の終了時点セグメントを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含み、かつ、前記第2の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFの前記ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を更に有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されており、かつ前記ERモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分を含み、かつ、前記第2の部分を省略する各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されており、かつ前記ERモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた時間圧縮トレーニング信号を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有し、前記時間圧縮トレーニング信号は、前記PPDUが前記ERモードに従って送信されることになる場合に含められる前記第1の部分の継続時間よりも短い継続時間を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 車両通信ネットワークにおいて動作するように構成された通信デバイスであって、
    1つ又は複数の集積回路(IC)デバイスを有するワイヤレスネットワークインターフェースデバイスであって、前記1つ又は複数のICデバイスは、
    車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のための物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)のPHYプリアンブルを生成することと、
    前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成することと、
    1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することであって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲(ER)モードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されている超高スループットロングトレーニングフィールド(VHT-LTF)に基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成することを有する、1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することと
    を行うように構成されている、ワイヤレスネットワークインターフェースデバイス
    を備え、前記1つ又は複数のICデバイスは、前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信するように前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを制御するように更に構成されている、通信デバイス。
  8. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、サイクリックプレフィックスを更に含む各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されている、請求項7に記載の通信デバイス。
  9. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記トレーニング信号フィールドの前記第2の部分の終了時点セグメントを含む各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されている、請求項8に記載の通信デバイス。
  10. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ERモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含み、かつ、前記第2の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFの前記ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されている、請求項7に記載の通信デバイス。
  11. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されており、かつ前記ERモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分を含み、かつ、前記第2の部分を省略する各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されている、請求項7に記載の通信デバイス。
  12. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されており、かつ前記ERモードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた時間圧縮トレーニング信号を含む各トレーニング信号フィールドを生成するように更に構成されており、前記時間圧縮トレーニング信号は、前記PPDUが前記ERモードに従って送信されることになる場合に含められる前記第1の部分の継続時間よりも短い継続時間を有する、請求項7に記載の通信デバイス。
  13. 車両通信ネットワークにおける通信チャネルにアクセスする方法であって、
    通信デバイスにおいて、車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のための物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)のPHYプリアンブルを生成する段階と、
    前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成する段階と、
    前記通信デバイスにおいて、前記PPDUの送信モードに基づいて、複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットから、1つ又は複数のPHYミッドアンブルのフォーマットを選択する段階であって、前記複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットは、i)非圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲(ER)送信モードに対応する第1のフォーマット、及びii)圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている高スループット送信モードに対応する第2のフォーマット、を含む、選択する段階と、
    前記通信デバイスにおいて、前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階であって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、各PHYミッドアンブルを生成する段階は、i)前記第1のフォーマットが選択された場合、非圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含む段階、及びii)前記第2のフォーマットが選択された場合、圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含む段階、を有する、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階と、
    前記通信デバイスによって、前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信する段階と
    を備える、方法。
  14. 前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ER送信モードに従って送信されることになる場合、i)IEEE802.11ac規格によって定義されている超高スループットロングトレーニングフィールド(VHT-LTF)に基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ER送信モードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含み、かつ、前記第2の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFの前記ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を更に有する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記高スループット送信モードに従って送信されることになる場合、
    IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた時間圧縮トレーニング信号を含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有し、各トレーニング信号フィールドは、前記PPDUが前記ER送信モードとは異なりかつ前記高スループット送信モードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合に生成される各トレーニング信号フィールドの継続時間よりも短い継続時間を有する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成する段階は、前記PPDUが前記ER送信モードとは異なりかつ前記高スループット送信モードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、
    IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成する段階を有し、各トレーニング信号フィールドは、前記PPDUが前記ER送信モードに従って送信されることになる場合に生成される各トレーニング信号フィールドの継続時間よりも短い継続時間を有する、請求項14に記載の方法。
  18. 車両通信ネットワークにおいて動作するように構成された通信デバイスであって、
    1つ又は複数の集積回路(IC)デバイスを有するワイヤレスネットワークインターフェースデバイスであって、前記1つ又は複数のICデバイスは、
    車両通信のための通信プロトコルに従って前記車両通信ネットワークにおける送信のための物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)のPHYプリアンブルを生成することと、
    前記PPDUの複数のPHYデータセグメントを生成することと、
    前記PPDUの送信モードに基づいて、複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットから、1つ又は複数のPHYミッドアンブルのフォーマットを選択することであって、前記複数の異なるPHYミッドアンブルフォーマットのセットは、i)非圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている拡張範囲(ER)送信モードに対応する第1のフォーマット、及びii)圧縮トレーニング信号フィールドを使用する、前記通信プロトコルによって定義されている高スループット送信モードに対応する第2のフォーマット、を含む、選択することと、
    前記選択されたフォーマットに従って前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することであって、各PHYミッドアンブルは、隣接したPHYデータセグメントのそれぞれの対の合間に送信されることになり、各PHYミッドアンブルは、1つ又は複数のトレーニング信号フィールドを含み、各PHYミッドアンブルを生成することは、i)前記第1のフォーマットが選択された場合、非圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含むこと、及びii)前記第2のフォーマットが選択された場合、圧縮トレーニング信号フィールドを選択的に含むこと、を有する、前記1つ又は複数のPHYミッドアンブルを生成することと、
    前記車両通信ネットワークにおいて、前記PPDUを送信するように前記ワイヤレスネットワークインターフェースデバイスを制御することと
    を行うように構成されている、ワイヤレスネットワークインターフェースデバイス
    を備える、通信デバイス。
  19. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ER送信モードに従って送信されることになる場合、
    i)IEEE802.11ac規格によって定義されている超高スループットロングトレーニングフィールド(VHT-LTF)に基づいた第1の部分、及びii)前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた第2の部分、を含む各トレーニング信号フィールドを生成するように構成されている、請求項18に記載の通信デバイス。
  20. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記ER送信モードに従って送信されることになる場合、前記第1の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含み、かつ、前記第2の部分として、前記IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFの前記ダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成するように構成されている、請求項19に記載の通信デバイス。
  21. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記通信プロトコルによって定義されている前記高スループット送信モードに従って送信されることになる場合、
    IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFに基づいた時間圧縮トレーニング信号を含む各トレーニング信号フィールドを生成するように構成されており、各トレーニング信号フィールドは、前記PPDUが前記ER送信モードとは異なりかつ前記高スループット送信モードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合に生成される各トレーニング信号フィールドの継続時間よりも短い継続時間を有する、請求項19に記載の通信デバイス。
  22. 前記1つ又は複数のICデバイスは、前記PPDUが前記ER送信モードとは異なりかつ前記高スループット送信モードとは異なる別のモードに従って送信されることになる場合、
    IEEE802.11ac規格によって定義されている前記VHT-LTFのダウンクロックバージョンを含む各トレーニング信号フィールドを生成するように構成されており、各トレーニング信号フィールドは、前記PPDUが前記ER送信モードに従って送信されることになる場合に生成される各トレーニング信号フィールドの継続時間よりも短い継続時間を有する、請求項19に記載の通信デバイス。
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