本明細書は、本開示の請求項の権利範囲を明確にして、本開示の実施例が属する技術分野で通常の知識を持った者が本開示の実施例を実施することができるように、本開示の実施例の原理を説明して、実施例を開示する。開示された実施例は多様な形態で具現されることができる。
明細書全体にかけて同一参照符号は同一構成要素を指し示す。本明細書が実施例のすべての要素を説明するのではなく、本開示の実施例が属する技術分野で一般的な内容または、実施例の間に重複する内容は省略する。明細書で使われる「部」(part、portion)という用語はソフトウェアまたは、ハードウェアで具現されるか、実施例により複数の「部」が一つの要素(unit、element)で具現されたり、一つの「部」が複数の要素を含むことも可能である。以下、添付された図面を参考にして本開示の実施例、および実施例の作用原理について説明する。
本明細書で「名前」は人、企業、商品、サービス、または、ブランドなど多様な対象の名称を含む。
図1は、一実施例に係る名づけシステムの構造を図示した図面である。
名づけシステム100aは、名づけに利用される名前評価情報を提供する多様な形態のシステムを含む。名づけシステム100aは、単一装置で具現されたり、互いに通信する複数の装置の組合せで具現されることができる。本出願の請求項の権利範囲は、名づけシステム100aに含まれたエンティティまたは、連結形態によって制限されず、請求項の構成要素または、動作によって包括されるすべての形態のシステム、装置、方法、およびコンピュータプログラムを包括する。
一実施例に係る名づけシステム100aは、使用者端末110aおよびサーバー120を含む。使用者端末110aとサーバー120は、ネットワークを通じて連結されて、制御信号およびデータを交換することができる。
使用者端末110aは、使用者から入力を受信して、使用者に情報を提供するユーザインタフェースを具備した電子装置である。使用者端末110aは、名づけシステム制御方法の各動作または、段階を遂行するコンピュータプログラムまたは、アプリケーションを実行することができる。使用者端末110aは、多様な形態の電子装置の形態で具現されることができて、例えば、通信端末、スマートフォン、ウェラブル装置、タブレットPC、デスクトップPC、または、ラップトップPCなどの形態で具現されることができる。
使用者端末110aは、処理部112a、入力部114、出力部116、および通信部118を含むことができる。
処理部112aは、使用者端末110aの全般の動作を制御する。処理部112aは一つまたは、それ以上のプロセッサで具現されることができる。処理部112aは、使用者端末110aのメモリー(図示せず)に保存されたインストラクションまたは、コマンドを実行して所定の動作を遂行できる。
入力部114は、使用者入力を受信する。入力部は例えば、タッチスクリーン、キーボード、マウス、タッチパッド、マイクなどの音声入力などの入力インターフェース装置を含む。
出力部116は、多様な情報を出力する。出力部116は、例えば、視覚的情報を出力するディスプレイ、タッチスクリーン、指示灯(例えばLED)を含む。また、出力部116は、例えば、スピーカー、プリンタ、振動装置などを含むことができる。
一実施例によれば、入力部114)と出力部116は、一つの構成要素で統合されて具現されることができ、例えばタッチスクリーンで具現されることができる。
通信部118は、サーバー120または、外部装置と通信を遂行する。通信部118は所定の無線通信規格にしたがって通信する少なくとも一つの通信モジュール(図示せず)を含むことができる。通信部118は、近距離通信を遂行でき、例えば、ブルートゥース、BLE(Bluetooth Low Energy)、近距離無線通信(Near Field Communication)、WLAN(Wi-Fi)、ジグビー(Zigbee)、赤外線(IrDA、infrared Data Association)通信、WFD(Wi-Fi Direct)、UWB(ultra wide band)、Ant+通信などを利用することができる。他の例として、通信部118は、移動通信を利用することができ、移動通信網上で基地局、外部の端末、サーバーのうち少なくとも一つと無線信号を送受信することができる。通信部118は、例えば、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)、LTE(Long-Term Evolution)、EV-DO(Evolution-Data Optimized or Evolution-Data Only)、EV-DOリビジョンA、EV-DOリビジョンB、ワイヤレスブロードバンド(Wibro、Wireless Broadband)、Flash-OFDM、IEEE802.20、LTE Advanced、Wibro Evolutionなどの通信規格の中の一つまたは、それ以上を支援する通信モジュールを含むことができる。
サーバー120は、使用者端末110aとネットワークを通じて通信し、使用者端末110aからデータおよび制御信号を受信して、所定のデータおよび制御信号を使用者端末110aに送信する。サーバー120は、多様な形態の電子装置で具現されることができ、クラウドサーバーの形態で具現されることができる。サーバー120は、複数の装置に分散した形態で具現されることができて、一つ以上の中継装置を通じて使用者端末110aと通信することができる。また、サーバー120を構成する複数の装置それぞれが同一主体によって運営されたり、それぞれ異なる主体によって運営されることができる。
サーバー120は、使用者端末110aから受信した第1言語の名前情報に基づいて名前評価情報を生成して使用者端末110aに伝送することができる。
一実施例によれば、サーバー120は、処理部122、通信部124、およびデータベース140aを含むことができる。
処理部122は、サーバー120全般の動作を制御する。処理部122は、一つまたは、それ以上のプロセッサで具現されることができる。処理部120は、サーバー120のメモリー(図示せず)に保存されたインストラクションまたは、コマンドを実行して所定の動作を遂行できる。
処理部122は、本開示の実施例に係る名づけ処理動作を遂行する名づけ処理部130aを含むことができる。名づけ処理部130aは、別個のハードウェアプロセッサで具現されたり、処理部122上で動作するソフトウェアモジュールの形態で具現されることができる。名づけ処理部130aは、使用者端末110aから通信部124を通じて入力された名前の評価基礎情報(発音音声、文字表記など)を様々な他の言語中の一つ以上に基づいて名前評価情報を生成することができる。評価対象になる名前は、特定言語の文化圏で使われることを前提に名づけされる場合が多いが、製品のブランド名や会社名の場合は、特定言語文化圏を前提としないで名づけられる場合も多い。以下、本発明で「第1言語の名前のターゲット言語に基づいた評価」という表現は、このようなすべての場合を含む意味であり、評価対象になる名前を色々な言語中の一つ以上に基づいて評価することを指し示し、本発明で「第1言語」および「ターゲット言語」という表現が特定言語一つずつを指し示すわけではない。また、処理部122は、名前評価情報を通信部124を通じて使用者端末110aに出力することができる。また、名づけ処理部130aは、使用者端末110aから通信部124を通じて入力された第1国漢字の名前情報に基づいて第2国での漢字使用情報を生成し、第2国に対する漢字使用情報を通信部124を通じて使用者端末110aに出力することができる。
一実施例によれば、処理部122は、使用者端末110aの要請により名づけシステム制御方法の各動作または、段階を遂行するコンピュータプログラムまたは、アプリケーションの設置ファイルを使用者端末110aに伝送することができる。使用者端末110aは、コンピュータプログラムまたは、アプリケーションの設置ファイルを受信して、該当コンピュータプログラムまたは、アプリケーションを設置して、該当プログラムにより動作することができる。
他の実施例によれば、名づけシステム100aは、ウェブサービスまたは、クラウドサービス形態で名づけ処理に関連した機能を提供することができる。サーバー120の処理部122は、ウェブサービスまたは、クラウドサービスを提供するための処理およびGUI(Graphic user interface)を提供することができる。使用者端末110aは、サーバー120により提供されるウェブサービスまたは、クラウドサービスに接続して、GUIビューを通じて使用者の入力を受けてサーバー120に伝達して、GUIビューを通じて名づけ処理の結果を受信することができる。
通信部124は、ネットワークを通じて使用者端末110aと通信する。通信部124は、多数の使用者端末110aまたは、外部装置と通信することができる。
データベース140aは、少なくとも一つの保存媒体または、保存装置を含むことができる。データベース140aは、クラウドストレージ形態で具現されることができる。データベース140aは、多様な言語文化圏の言語情報を保存する。
言語とは、コミュニケーションのために肉声で発話した社会的体系を指し示し、文字とは、言語を書くのに使う視覚的な記号体系を意味する。言語の種類には、韓国語、中国語、日本語、英語などがあって、文字の種類としては、ハングル、アルファベット、漢字、仮名などがある。
多様な言語文化圏の言語情報は、複数の言語別に表記に利用される文字、発音、単語または、文字意味などの情報とその言語が主な使われる国家情報を含む。各国家に一つまたは、それ以上の言語が対応することができて、その各言語別に複数の表記文字が対応することができる。例えば、韓国語の名前を表記する文字としてはハングル、漢字、アルファベットなどになることができ、日本語の名前を表記する文字としては漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットなどになることができる。また、例えば、韓国語の名前といっても日本ではカタカナで表記されて使われる場合があるので、特定言語の名前は、その言語圏で主に使用される文字または、他の言語圏で使われる文字でも表記が可能な場合がある。
複数の言語で同一あるいは類似の文字(アルファベット、漢字など)が使われても、各言語で特定文字または文字の組合せに対する発音情報、意味情報などが異なるように定義されて保存されることができる。例えば、韓国語、日本語、中国語に対応する表記文字として漢字が設定されることができるが、各言語別に漢字の形状、発音、意味情報、漢字が組合せわせた漢字語の発音、意味情報などの漢字使用情報が異なるように定義されることができる。
また、アメリカ、英国など多数の英語圏国家に対応する言語として英語が設定されることができるが、各国家での英語発音情報および特定音声に対して思い浮かんだり関連性がある英語意味情報が異なるように定義されることができる。
その他にも、データベース140aは、姓名学情報、国家別法令情報、または、国家別コンピュータ文字入出力ツール情報などを保存することができる。
データベース140aは、名づけシステム100aの管理者によってアップデートされたり、使用者端末110aによりアップデートされることができる。
図2は、本開示の他の実施例に係る名づけシステムの構造を現わした図面である。
本開示の他の実施例によれば、名づけシステム100bは、単一装置の形態で具現されることができる。名づけシステム100bに対応する電子装置100bは入力部114、処理部112b、出力部116、およびデータベース140bを含むことができる。処理部112bは、名づけ処理部130bを含むことができる。
電子装置100bは、例えばデスクトップPC、タブレットPC、ラップトップPC、キオスク、通信端末、または、スマートフォンなどの形態で具現されることができる。
図2の入力部114および出力部116は、図1の入力部114および出力部116にそれぞれ対応することができる。図2のデータベース140bは、図1のサーバー120のデータベース140aに対応することができる。
処理部112bは、電子装置100b全般の動作を制御する。処理部112bは、一つまたは、それ以上のプロセッサで具現されることができる。処理部112bは、電子装置100bのメモリー(図示せず)に保存されたインストラクションまたは、コマンドを実行して所定の動作を遂行できる。
名づけ処理部130bは、別個のハードウェアプロセッサで具現されたり、処理部112b上で動作するソフトウェアモジュールの形態で具現されることができる。名づけ処理部130bは、入力部114を通じて入力された評価対象の名前情報(第1言語の名前情報)に基づいて名前評価基礎情報を決めて、これをターゲット言語に基づいて評価して名前評価情報を生成することができる。第1言語の名前情報は、以下のi)~v)のうち少なくとも一つ以上を含む:i)第1言語の名前の発音情報;ii)第1言語の名前の文字表記情報(例えば、韓国語の名前のハングル表記、韓国式漢字表記、アルファベット表記、カタカナ表記);iii)第1言語の名前の発音または、文字表記に対応する第2言語の名前の発音情報;iv)第1言語の名前発音または、文字表記に対応する第2言語の名前の文字表記情報;v)第1言語の名前に対する希望事項情報。
使用者によって入力された第1言語の名前情報がそのまま名前評価基礎情報となり得、最初の第1言語の名前情報には、含まれなかった上記i)~iv)情報中の一つ以上を第1言語の名前情報を土台に生成して名前評価基礎情報に追加することも可能である。第1言語の名前情報に基づいて、追加的に名前評価基礎情報が生成される時は、第1言語の名前情報に基づいてシステムが推薦した情報を使用者が選択したり、システムが自動で生成することができる。また、処理部112bは、名前評価情報を出力部116を通じて出力することができる。例えば、名づけ処理部130bは、入力部114を通じて入力された第1言語の名前情報(韓国語の名前のハングル表記)に対応する韓国式漢字の名前を推薦して使用者がその中で一つを選択して韓国式漢字名前が決定されれば、韓国語の名前のハングル表記と韓国式漢字の名前が名前評価基礎情報になって、ターゲット言語である日本語での言語使用情報(漢字使用情報など)に基づいて名前評価基礎情報に対する名前評価を実施し、その結果を出力部116を通じて出力することができる。本発明で第1言語の名前の発音または、文字表記に対応する第2言語の名前とは、第1言語の名前と関連性が存在する第2言語の名前を意味する。例えば、第1言語の名前(発音が/(jian)/である韓国語の名前)と、同じ漢字智安を使う第2言語の名前(発音が/(tomoyasu)/である日本語の名前)のような例を挙げること
一だったり類似の発音を持つ第2言語の名前(英語の名前)のアルファベット表記(Eugene)がそうである。第1言語の名前と第2言語の名前の色々な文字表記中一部は、互いに同一だったり類似でき、第1言語の名前と第2言語の名前の色々な文字表記に対する複数の発音中一部は、互いに同一だったり似ていることができる。本発明では、第1言語の名前に関連した第2言語の名前を使用者が追加入力することもでき、システムが第1言語の名前との関連性を考慮して複数の第2言語の名前を提示した後、使用者に選択させることもできる。また、第1言語の名前情報が特定の名前情報でなく、第1言語の名前の希望事項情報として、第2言語の名前と同じ文字表記を共有する第1言語の名前を名づけ希望するという情報が入力される場合には、システムは、そういう条件に合う第1言語の名前と第2言語の名前候補を提示することになって、使用者の選択によって名前評価基礎情報が決定されることになる。本発明はそれぞれ異なる言語文化圏で違和感がない各言語からなった名前を複数個名づけする場合(国際結婚による子供の色々な言語の名前を名づけする場合など)、これらの名前の間の関連性を持つようにする場合に容易に名づけを助けることができる。
図3は、本開示の本発明の一実施形態に係る名づけシステム制御方法に関する流れ図である。図4は、本発明の一実施形態によって第1言語の名前情報をターゲット言語に基づいて名前評価情報を生成する過程を説明するための図面である。図3および図4を参考にして名づけシステム制御方法について説明する。
本開示の名づけシステム制御方法の各段階は、入力部、プロセッサ、および出力部を具備する多様な形態の電子装置によって実行されることができる。本明細書は、本開示の実施例に係る名づけシステム100a、100bが、名づけシステム制御方法を遂行する実施例を中心に説明する。したがって、名づけシステム100a、100bについて説明された実施例は、名づけシステム制御方法に対する実施例に適用可能で、反対に名づけシステム制御方法について説明された実施例は、名づけシステム100a、100bに対する実施例に適用可能である。開示された実施例に係る名づけシステム制御方法は本明細書に開示された名づけシステム100a、100bにより実行されるもので、その実施例が限定されず、多様な形態の電子装置によって実行されることができる。本明細書で多様な実施例に係る名づけシステム100a、100bを通称して名づけシステム100と指し示す。名づけシステム制御方法の各動作を遂行する主体は、実施例により変わることができる。一実施例によれば、名づけシステム制御方法の各動作が使用者端末110a、サーバー120により実行されることができる。他の実施例によれば、名づけシステム制御方法の各動作が電子装置100bにより実行されることができる。
名づけシステム100は、まず第1言語の名前情報と名づけ基礎情報の入力を受けるS302。第1言語の名前情報は、必須的に入力を受ける情報であり、名づけ基礎情報は、選択的に入力を受ける情報である。
第1言語の名前情報は、文字表記または、発音情報である。文字表記は、コンピュータ文字入力ツールで入力されることができる。コンピュータ文字入力ツールは多様なコンピュータ運営体制で定義された言語入力ツールを包含でき、例えば、マイクロソフトウィンドウズ、マックOS、リナックスなどの運営体制で定義された文字入力ツールを含むことができる。発音情報は使用者によって肉声で発音された音声情報がマイクなどの音声入力ツールで入力される事もでき、国際的に通用する発音記号などの記号情報で入力されることもできる。
名づけ基礎情報は、名づけの時に考慮される追加情報である。名づけ基礎情報は、例えば、性別、生年月日、生まれた時間、ターゲット言語文化圏、ターゲット国家のうち少なくとも一つまたは、これらの組合せを含むことができる。名づけ基礎情報の種類および組合せは、実施例により多様に決定されることができる。また、名づけ基礎情報を必須的に入力されるものの、その内容のうち一部を選択入力情報にすることもできる。例えば、ターゲット言語は、必須入力情報と設定されて、性別、生年月日、生まれた時間、ターゲット国家は、選択入力情報と設定されることができる。ターゲット国家とターゲット言語の選択が複数国家/複数言語と設定されることも可能である。
代案として、名づけ基礎情報の入力なしで第1言語の名前情報だけ入力される場合も可能である。この場合、ターゲット国とターゲット言語は、ユーザが最初の加入時に選択したり個別に設定して、毎回名前評価を依頼する度に入力しなくても良いようにすることができる。また、ターゲット国とターゲット言語をユーザが入力しなくても、システムでは自動的に優先的に考慮すべきターゲット国とターゲット言語を設定することもできる。
次に名づけシステム100は、第1言語の名前情報と名づけ基礎情報に基づいて名前評価基礎情報を決めるS304。名前評価基礎情報は、システムで自動で生成されることもでき、システムで生成する候補のうち使用者が選択することもできる。本発明で「名前評価基礎情報の決定」とは、このようなすべての場合を含む。
発音情報は音声情報または、国際音声記号(International Phonetic Alphabet、IPA)のような共通の発音規則を利用して現わした記号情報である。音声情報は、使用者によって直接システム上に録音されたり言語の名前表記に対してTTS(Text to Speech)を利用して音声情報が生成されることもできる。
第1言語の名前の文字表記とは、第1言語の名前を多様な文字で表記したものである。これは、第1言語文化圏で主に使用される文字で表記されることもでき、他の言語文化圏で主に使用される文字で表記されることもできる。例えば、韓国語である第1言語の名前の文字表記は、韓国語文化圏で使われる文字であるハングル/漢字/アルファベット表記に
のカタカナ表記「ジアン」)ができる。第2言語の名前は、上述した通り第1言語の名前と関連性がある名前であり、第2言語の名前の文字表記も多様な文字で表記されることができる。名前の文字表記は、使用者によって入力されることもでき、名前の発音に対応する文字表記を名づけシステム100が候補として提示して使用者が選択することもできる。
第1言語の名前の文字表記または、第2言語の名前の文字表記は、漢字の名前表記になり得る。漢字を使う言語文化圏国家といっても、それぞれ異なる言語文化圏別に漢字使用様態が異なるので、名づけシステム100は、使用者が第1言語文化圏または、特定国家で使う漢字を基準として漢字名前の入力を受けたりシステムの推薦漢字のうち選択することができる。漢字は、中国、日本、台湾、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ベトナムなどで使われている。これらの国で使う漢字は国別に差がある。韓国は、本来の漢字を使って、中国と日本は、画数を減らして使っている。また、字形を基準として見ても国ごとに標準が異なる。また、国ごとに常用漢字と人名漢字の基準が異なる。名づけシステム100は、このような国家別/言語別漢字使用様態をデータベース140a、140bに保存して、上記漢字名前表記と他の国での漢字使用様態、習慣と対比した名前評価を提供する。
一実施例によれば、第1言語の名前の第1言語漢字表記が第1言語の名前情報として入力されたり名前評価基礎情報で生成された場合には、名づけシステム100は、第1言語漢字表記に対応する第2言語文化圏で使われる第2言語漢字表記を生成することができる。
他の実施例によれば、名づけシステム100は第1言語の名前情報として入力された発音情報や名前評価基礎情報として生成された発音情報に基づいて、第2言語漢字の名前表記を生成することができる。例えば、英語発音/(cokacola)/に対応する中国語漢字表記の名前候補をシステムによって提示され、使用者が中国語漢字表記の名前を容易に選択することができる。
第1言語文化圏と第2言語文化圏のにおいて両方の名前に対して漢字表記をする場合、名づけシステム100は、第1言語名前漢字表記に基づいて、ターゲット国家の漢字で対応漢字を探して、対応漢字で第2言語名前漢字表記を定義することができる。ターゲット国家の漢字のうち第1言語漢字表記に対応する漢字がない場合、名づけシステム100は、対応漢字がないという情報を生成して出力することができる。また、対応する漢字があっても、一部画数が異なったり、形態が異なる場合には、そういう差異点に関する情報を生成して出力することができる。
名づけシステム100で生成されたり使用者によって入力される名前評価基礎情報の種類は、実施例により変わることができる。一実施例によれば、第1言語が韓国語で、ターゲット言語が日本語である場合、使用者が韓国語の名前のハングル表記(第1言語の名前情報)を入力すれば、システムでこのハングル表記を名前評価基礎情報として同一に生成する。また、i)ハングルの名前に対応する韓国漢字表記、ii)ハングルの名前の発音情報(発音記号または、音声)、iii)ハングルの名前に対応するアルファベット表記、iii)韓国漢字表記に対応する日本漢字表記、iv)日本漢字表記に対する日本式発音情報(発音記号または、音声)等が名前評価基礎情報に追加されることができる。ここで追加される名前評価基礎情報は、システムで自動で生成されたり、システムで提供する候補群を使用者が選択することになる。上記i)~iv)は、最初に使用者によって第1言語の名前情報で入力される場合も可能である。その後、韓国語の名前(第1言語の名前)と関連した名前評価基礎情報は、ターゲット言語である日本語に基づいて名前評価が進行されて、日本語の名前(第2言語の名前)は、最初の名前情報と関連した韓国語に基づいて名前評価が行われる。また、第2言語の名前は、ターゲット言語と関係ない別途の他の言語の名前であっても良い。
他の実施例として、第1言語が韓国語で、ターゲット言語が英語である場合を説明する。第1言語の名前情報でハングル名前が入力されれば、これに基づいて韓国語の名前のアルファベット表記情報と韓国語の名前の発音音声情報が生成されて、ハングルの名前、アルファベット表記、音声情報の全てが名前評価基礎情報となる。
名前評価基礎情報が決定されればS304、次に名づけシステム100は、名前評価基礎情報に基づいて名前評価情報を生成するS306。この時、名づけ基礎情報が入力されている場合、この情報も評価に考慮される。
名前評価情報は、ターゲット言語を基準として、第1言語の名前情報の名前評価基礎情報に対して、意味の側面、法令の側面、コンピュータ文字入出力ツールの側面、発音容易性など多様な側面で評価した情報である。名づけシステム100は、実施例により第1言語の名前情報に対してターゲット言語を基準として名前評価情報を生成する。漢字を使う言語に基づいて評価する場合には、第1言語漢字表記に対してターゲット言語での漢字使用様態評価情報が生成されることができる。このような設定は、名づけシステム100の設定に従ったり、使用者端末を通した使用者の設定により変わることができる。名前評価情報は、言語別漢字使用様態評価情報、ターゲット言語評価情報、姓名学評価情報、法令評価情報、コンピュータ文字入出力ツール評価情報、または、集団的知性評価情報のうち少なくとも一つまたは、これらの組合せを含むことができる。
漢字使用様態評価情報は、第1言語の名前の漢字表記に基づいて、ターゲット言語または、ターゲット国家で漢字の名前によって認識される意味、常用/人名漢字なのかどうか、または、対応漢字存在の有無と類似性の有無などに関する情報を示す。
名づけシステム100は、ターゲット言語または、国家の漢字を基準として漢字名前表記によって認識される意味情報を生成して、認識される意味によるイメージ(肯定的イメージまたは、否定的イメージ)に関する情報を生成することができる。漢字の場合、一つの字に色々な意味が付与されている場合があり、国別に認識される意味の優先順位が異なる場合がある。例えば、漢字「荷」の場合、韓国では第1意味がハスの意味で使われる場合があり、韓国漢字辞典にも同一に第1意味として記載されている場合があるが、日本では第1意味として荷物(baggage)という意味で通用する。したがって、「荷」は韓国では良い意味の名前用漢字と認識されてネーミングに利用されるが、日本人が見る場合には、否定的な意味として認識される問題が発生する。本開示の名づけシステム100は、第1国では良い意味で利用される漢字名前がターゲット国家では、否定的な意味と認識される場合をフィルタリングできる効果がある。
名づけシステム100は、漢字の名前表記に使われた漢字が人名漢字であるかどうかを判断する。漢字を使う国家といっても国家別に常用漢字、人名漢字の種類が異なるので第1国で使う第1言語では、常用漢字または、人名漢字に該当して人の名前として認識され、その意味も簡単に把握されることができる場合でも、第2国では常用漢字または、人名漢字ではないため漢字の意味も把握されず、人の名前として認識されない場合が発生する。したがって、漢字の名前の場合、名前を構成する漢字がターゲット国家で常用漢字または、人名漢字であるかどうかも主なフィルタリング基準になる。
また、名づけシステム100は、それぞれの漢字が常用漢字または、人名漢字としてもその漢字の組合せで構成された漢字語名前がターゲット国家または、ターゲット言語文化圏で人の名前や商品または、サービスの名前として認識されるかどうかも名前評価情報の主なフィルタリング基準とする。例えば、「秀吉」は韓国と日本の両方で人名として認識される漢字の組合せであり、各国で上記漢字の組合せを見る場合、韓国では「Soo Gil」、日本では「Hideyoshi」のアルファベット表記に対応する発音で人名を指し示す漢字語として違和感がなく各国で認識される。また、「智元」の場合、韓国は「Ji Won」で日本は「Tomomoto」のアルファベット表記に対応する発音になり、人名を指し示す漢字語として簡単に認識される。また、「智安」の場合は、日本は「Tomoyasu」、韓国は「Ji An」に対応するように発音されて中国でも韓国と似たように発音され、各国で人名を指し示す漢字語として、各国での漢字発音で簡単に各国での一般的な大衆に認識、暗記されることができる。本発明によれば、色々な漢字文化圏国家で人名と認識されて、否定的に認識されず、その国家で使う言語で簡単に発音されることができる漢字の名前を選択できる効果がある。
また、名づけシステム100は、第1言語の名前の漢字表記が名前評価基礎情報に含まれる場合、第2言語への対応漢字存在の有無に関する情報を生成することができる。漢字文化圏でも国家別に使う漢字の種類が異なるので、第1国で使う漢字に対応する第2国での漢字が存在することができないことがある。名づけシステム100は、入力されたり選択されて名前評価基礎情報に含まれた名前漢字表記から、第2国漢字に第1国漢字の名前表記に対応する漢字がない場合、対応漢字がないという情報を生成して出力することができる。一実施例によれば、第1国漢字の名前表記に対応する第2国漢字の形態が第1国漢字と相異なる場合、漢字形態の類似度を考慮して対応漢字存在の有無に関する情報を生成することができる。共通で使われる漢字としても各国家別に使われる漢字の形態が異なる場合を避けなければならないときには、国家別漢字フィルタリングの水準を高めて、国別漢字形態の類似度まで考慮してフィルタリングすることが可能である。すなわち、名づけシステム100は、第1国漢字の名前と第2国漢字の名前で使われる漢字の形態が異なるか否かに関する情報を生成して出力することができる。例えば、「国」と「國」のように、国別に異なった形態で使われるので、名づけシステム100は第1国漢字の名前と第2国漢字の名前に対して、対応漢字漢字が存在するが、互いに相異なる形態の漢字が使われるという情報を生成して出力することができる。他の例として、「平」の場合、韓国、中国、日本では点の方向だけで差があり、その類似度が非常に高い。したがって、韓国や中国が第1国として定義されて、日本がターゲット国家として定義される場合、名づけシステム100は、第1国漢字の名前と第2国漢字の名前の形態が相異なるが類似度が高いという情報を提供することができる。漢字間の類似度の判断は、漢字を構成する形態単位に基づいた判断、漢字全体形態の類似度判断など多様な方法で実行されることができる。例えば、名づけシステム100は、第1国漢字の名前と第2国漢字の名前に対して、各漢字を構成する形態単位が90%以上類似の場合、漢字の形態類似度が高いと判断することができる。形態単位は例えば、漢字の部首に基づいて定義されることができる。また、名づけシステム100はイメージ類似度判断アルゴリズムを利用して漢字間の類似度を判断することができる。
一実施例によれば、名づけシステム100は、ターゲット国家以外の主要漢字文化圏国家で使う漢字であるか否かを判断して名前評価情報として出力することができる。漢字文化圏国家での経済活動を考慮した時、中国と日本は、その重要性がとても高い。したがって、名づけシステム100は、漢字表記の名前に対する名前評価情報を生成する時、ターゲット国家以外に中国、日本のような主要漢字文化圏国家で使われる漢字であるかどうかを共に判断して、名前評価情報を生成することができる。
名づけシステム100は名前評価基礎情報に含まれる名前のアルファベット表記に基づいて英語使用様態評価情報を生成することができる。英語使用様態評価情報は、発音難易度評価情報、意味評価情報、または、国家別発音統一性評価情報などを含むことができる。
名づけシステム100は、アルファベットの名前表記に対して発音難易度評価情報を生成することができる。一実施例によれば、発音難易度は、アルファベットの名前表記に含まれた音素または、音節の組合せに基づいて評価されることができる。例えば、名づけシステム100は、英語で発音難易度が高い音素または、音節の組合せをあらかじめ定義して、あらかじめ定義された音素または、音節の組合せが英語の名前表記で検出される場合、発音難易度が高いものと判断することができる。また、名づけシステム100は、アルファベットの名前表記で発音難易度が高い英語の音素または、音節をあらかじめ定義して、あらかじめ定義された音素または、音節が英語の名前表記で検出される場合、発音難易度が高
の発音は、英語文化圏では、発音の難易度が非常に高く、外国人が該当ハングル母音を発音するとしても英語文化圏の人がこれを正確に聞けない。本開示の実施例によれば、英語で発音難易度が高い音素または、音節、およびその組合せをフィルタリングすることによって、英語文化圏国家で発音が容易な名前を名づけすることができるように補助する効果がある。
名づけシステム100は、評価対象の名前に対して英語基準での意味評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、評価対象の名前の表記および発音情報に基づいて、英語を基準とする意味評価情報を生成することができる。評価対象の名前の表記がアルファベットになっている場合、名づけシステム100は、アルファベットの名前表記または、アルファベットの名前表記内に含まれた一部スペリングの組合せによって英語辞典で検索される意味を定義して、定義された意味に対する意味評価を遂行できる。また、名づけシステム100は、評価対象の名前の発音情報に基づいて、名前の全体発音または、一部発音と類似度が高い少なくとも一つの英語単語を定義し、少なくとも一つの英語単語の意味に対する意味評価を遂行できる。名づけシステム100は、データベースに各意味に対する評価情報を保存し、保存された評価情報を利用して意味評価を遂行できる。例えば、評価対象名前が に類似した発音が含まれていたり、このように発音される文字で表記される場合には、英語圏では「suck」と否定的に認識される可能性がある。本開示の実施例によれば、英語圏で否定的な意味と認識される名前を名づけ過程でフィルタリングできる効果がある。
名づけシステム100は、アルファベットの名前表記に対して国家別発音統一性評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、複数の国家の英語発音規則に関する情報をデータベースに保存し、複数の国家の英語発音規則に基づいてアルファベットの名前表記に対する国家別発音を定義して、国家別発音間の類似度を判断することができる。アルファベットの名前表記「Jung」の場合、韓国、スペイン語圏、英語圏などでの発音が互いに異なる。名づけシステム100は、このように特定の言語文字表記の名前が異なる国で異なる発音として認識される可能性がある場合、このような情報を示す名前評価情報を生成して出力する。また、「z」、「h」の場合、スペイン語圏と英語圏の発音が相違するため、名づけシステム100は、スペイン語圏と英語圏での名前表記の発音が相違するという国家別発音統一性評価情報を生成して名前評価情報に含ませることができる。
名づけシステム100は、第1言語の名前情報に対して、ターゲット言語を基準として名前評価情報(S306)を生成することができる。名前評価情報は、ターゲット言語に対するデータベースに基づいて第1言語の名前情報によって認識される意味評価情報、発音評価情報、性別基礎評価情報、名前適切性情報などを含むことができる。
名づけシステム100は、第1言語の名前情報に対して、ターゲット言語を基準として意味評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、第1言語の名前の文字表記自体によって、ターゲット言語の事前に検索される意味と、第1言語の名前の発音と類似度が高い発音に対応するターゲット言語の単語の意味を全部考慮して意味評価情報を生成
ト言語表記が、否定的意味を持つという意味評価情報を生成して、名前評価情報として出力することができる。また、日本語として「iseki」という商号、ブランドが使われる場合があるが、韓国語では卑俗語と認識される発音であるため、評価ターゲットが韓国語である場合、名づけシステム100は、「iseki」という第1言語(日本語)名前のアルファベット表記に対してターゲット言語(韓国語)を基準として、否定的意味を持つという意味評価情報を生成し、名前評価情報として出力することができる。本発明で評価ターゲットは、言語を基準として設定されることもでき、国家を基準として設定されることもできる。また、評価ターゲットは、複数個で設定されることもできる。また、韓国語の名前では、「inho」、「inha」という人名がたくさん使われているが、ポルトガル語では、小さいという意味の接尾語が「inho」、「inha」であるため、本来の名前の印象とポルトガル語を使う国家で認識される印象が異なる可能性が高い。
名づけシステム100は、第1言語の名前情報に対して、ターゲット言語を基準として発音評価情報を生成することができる。名前評価基礎情報になる名前発音情報は、名づけシステム100により生成(第1言語の名前の多様な文字表記に対応する発音情報を生成)されるか、使用者によって文字、音声、記号などの形態で入力される。その後、名前評価基礎情報に基づいて、ターゲット言語を基準として第1言語の名前の発音情報に対して発音難易度を評価することができる。一実施例によれば、発音難易度は、第1言語の名前の多様な文字表記に含まれた音素または、音節の組合せに基づいて評価されることができる。例えば、名づけシステム100は、ターゲット言語で発音難易度が高い音素または、音節の組合せをあらかじめ定義して、あらかじめ定義された音素または、音節の組合せがターゲット言語の名前で検出される場合、発音難易度が高いものと判断することができる。日本語
また、名づけシステム100は、名前評価基礎情報になる名前発音の音声情報に対して公知の音声認識IT技術を活用して、類似の音声のターゲット言語単語を抽出し、名前評価に活用することも可能である。
一実施例によれば、名づけシステム100は、第1言語の名前と、第1言語または、他言語で名前とよく結合して用いられる呼称、助詞などを結合した状態での発音、意味、使用便宜性、および認識などを評価して、名前評価情報を生成することができる。色々な言語には、名前を称するのに主に利用される言葉が存在する。例えば、韓国語で「ホン・ギルドン」という姓名の場合、「が」、「は」、様、君、さんのような言葉が結合されて称される。ところで、名前単独ではそうでないが、名前と結びついて使われる言葉と結合して発音される場合、発音、意味、使用便宜性、認識面で否定的になる場合がある。韓国語の名前「ジアン」の場合、「イ」の言葉が付いて呼ばれることも多いが、このような発音は、韓国語では、「寝ているのか」の意味と認識される可能性がある。また、韓国語の名前「ジウォン」に「イ」の助詞が結びつけば、同じ方式で「チョニ」と発音される可能性があって、これは韓国語で「足を引きずる」という意味と認識される可能性もある。また、日本語で姓名の後には、「ちゃん」の呼称が付けられて呼ばれる場合があるが、韓国語の名前の最後の字が「ウン」に、日本語の呼称「ちゃん」を付けて呼ぶ場合もある。このような発音は、韓国語では運転手を話す俗語と認識される。本発明で名前の指称に利用される言葉は、上記例示以外にも、課長、課長さんのような呼称、家族の呼称、ポルトガル語で人の名前の後につく場合が多い「inho」、「inha」等が適用されることができる。名づけシステム100は、国家別、言語別に人の名前または、企業/サービスの名前に結びついて頻繁に使われる言葉に関する情報をデータベースに保存し、この情報に基づいて名前と結合された状態での発音に基づいて、第1言語または、ターゲット言語を基準として意味評価、発音評価、使用便宜性評価、認識評価などを行う。本実施例によれば、名前がターゲット言語を基準として使用中に否定的な意味と認識されたり、発音が過度に難しい場合などを防止できる効果がある。
一実施例によれば、名づけシステム100は、第2言語の名前文字表記に対して第2言語の発音規則による発音と、第1言語の名前の発音情報の類似性を判断して、発音情報の類似性に基づいて第2言語の名前に対する評価情報を生成する。中国では、海外商標や商品名などに対して、本来の商標、商品名が有する音を知らせるとともに肯定的なイメージを伝達することがビジネス成否のカギである理由により中国の漢字の意味と音の両方を反映させた命名法が好まれる傾向がある。例えば、「コカコーラ(Coca-Cola;第1言語の名前)」は、中国語で (第2言語の名前)と表記されて、「おいしくて楽しい」という意味を持つので、第1言語の名前と第2言語の名前で類似の発音を持って、該当商標の音を効果的に知らせることができる。また、中国語で は、良い意味を持つので、第2言語の名前表記に対する意味評価情報も肯定的な評価値を持つようになる。このように、本開示の実施例に係る名づけシステム100は、第1言語の名前に対応する第2言語名前が、肯定的なイメージを付与するとと同時に原語の発音に忠実な名前であるかどうかに対する名前評価情報を提供できる効果がある。
名づけシステム100は、名前評価基礎情報に基づいて、複数の国家を基準として性別評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、言語別および国家別に男性と認識される名前と女性と認識される名前に関する情報を含む国家別の名前性別情報をデータベースに保有し、このような情報に基づいて、ターゲット言語または、国家を基準として名前表記または、名前発音情報に対する性別評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、名前評価基礎情報に基づいて評価対象である姓名に対する性別認識情報を言語別国家別に定義して、名前評価基礎情報で性別情報が入力される場合、両者の一致可否を判断する。名づけシステム100は、認識される性別に関する情報自体を出力したり、認識される性別と名前評価基礎情報の性別情報の一致または、不一致の有無を現わす情報を出力することができる。また、特定の性別と認識される可能性に関する情報を出力することもできる。
の音声発音/(jiwon)/、アルファベット表記「Ji Won」、漢字表記「智元」、漢字表記に対する日本語言語発音/(tomomoto)/、これらの表記または、発音に対応するドイツ語または、スペイン語表記とその表記のドイツ式/スペイン式発音などに対し、すでに保存されたデータベースに基づいて、ターゲット言語/国家を基準として性別評価情報を生成することができる。
名づけシステム100は、第1言語の名前(例えば、韓国語の名前)に対するアルファベットの名前表記を名づける場合、ターゲット言語を基準として名前適切性情報を生成することができる。名づけシステム100は、アルファベットの名前表記に対するターゲット言語での意味評価情報、または、ターゲット言語で名前として使われない単語の情報などに基づいて名前適切性情報を生成することができる。名づけシステム100は、名前表記に対する意味評価情報が所定基準値未満の場合、名前表記が名前に適切でないと判断することができる。また、名づけシステム100は、ターゲット言語で悪魔、バカなどの否定的単語に対応するアルファベットの名前表記に対して、ターゲット言語で名前として使われない単語情報に含めて、ターゲット言語で名前として使われない単語にアルファベットの名前表記が該当する場合、アルファベットの名前表記が名前に適切でないと判断することができる。
名づけシステム100は、第1言語の名前表記に対して、姓名学評価情報を生成することができる。姓名学評価情報は、第1言語が使われる第1国、または、ターゲット国家の中の一つに対して生成されたり、両方いずれもの国家に対して生成されることができる。国家別に姓名学が存在する国と存在しない国があるところ、名づけシステム100は、姓名学が存在する国に対して、姓名学評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、国家別姓名学理論に関する情報をデータベースに保有し、データベースの姓名学理論に関する情報に基づいて第1国、ターゲット国家、または、二つの国家いずれもに対して姓名学評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、第1言語の名前表記と名づけ基礎情報に含まれた性別、生年月日、生まれた時間、漢字の名前などに基づいて第1国に対する姓名学評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、第2言語の名前表記、第2国漢字の名前表記、名づけ基礎情報に含まれた性別、生年月日、生まれた時間などに基づいてターゲット国家に対する姓名学評価情報を生成することができる。
名づけシステム100は、第1言語の名前表記または、第2言語の名前表記に対して、法令評価情報を生成することができる。人の名前、法人の名前などに対して、各国家別に名前に関連した法令が存在する。例えば、スウェーデンは名づけ法によって人の名前に対して規制をしており、ドイツは登記所で国際名前マニュアルを参照して新生児の名前を評価した後、登記所で許可した場合にだけ名前として使うことができる。ニュージーランドは、出生、死亡、婚姻申告法により人の名前を制限している。このように、各国家別に名前に関連した法令が存在するが、名づけシステム100は、国家別法令情報をデータベースに保有し、データベースに保存された法令情報に基づいて、第1言語の名前表記または、第2言語の名前表記に対して、法令評価情報を生成する。名づけシステム100は、データベースの法令情報に基づいて、第1言語の名前表記が第1国の法令に抵触するか否かを判断して、法令に抵触する場合、このような情報を法令評価情報として生成して出力する。また、名づけシステム100は、データベースの法令情報に基づいて、第2言語の名前表記が第2国の法令に抵触するか否かを判断して、法令に抵触する場合、このような情報を法令評価情報として生成して出力する。
名づけシステム100は、第1言語の名前の漢字表記または、第2言語の名前の漢字表記に対して、コンピュータ文字入出力評価情報を生成することができる。コンピュータ文字入出力ツールは、多様なコンピュータ運営体制で定義された言語入出力ツールを包含でき、例えば、マイクロソフトウィンドウズ、マックOS、リナックスなどの運営体制で定義された文字入出力ツールを含むことができる。このようなコンピュータ文字入出力ツールは、言語別に定義されることができ、同一言語に対しても複数の文字入出力ツールが利用されることができる。これに対して、各国家ごとに最も広く利用される共通のコンピュータ文字入出力ツールが定義されることができる。ところで、それぞれの言語に対するコンピュータ文字入出力ツールで支援する字の種類が異なるため、第1国ではコンピュータ文字入出力ツールを通じて入力および出力可能な字が、ターゲット国家のコンピュータ文字入出力ツールを通じては、入出力が不可能で、該当字の入出力が不可能で字が所定のデフォルト値と表示され、認識不可能な場合が発生する可能性がある。名づけシステム100は、国家別コンピュータ文字入出力ツールに関する情報をデータベースに保有し、第1言語の名前表記に対して、ターゲット国家のコンピュータ文字入出力ツールを利用して入出力可能であるか否かを判断して、コンピュータ文字入出力ツール評価情報を生成することができる。特に、名づけシステム100は、第1言語の名前評価基礎情報に含まれた漢字表記に対して、ターゲット国家のコンピュータ文字入出力ツールを利用して入出力可能か否かを判断し、コンピュータ文字入出力ツール評価情報を生成することができる。例えば、韓国語文字入出力システムでは認識がなされるが、日本語システムでは認識されない文字が存在する。ハングルWindows OSでは入出力が可能であるが日本語Windows OSには、入出力が不可能な漢字もある。
同じ漢字であっても模様が多く異なる異体字は、それぞれコードを割り当てている。例えば、「国」という字の場合、國と国は、それぞれ異なるコードを持つ。ただし、問題は模様が大きく異ならない異体字の場合であるが、言語ごとに好まれる漢字の形態が少しずつ異なるため、各言語に合うフォント指定までしてこそ適切なレンダリングが保障される場合もある。ところが、このようにフォントを通じて異体字処理を行う場合、フォント指定が困難なテキスト文書では区分が不可能な問題が生じる。このような問題を解決するために、ユニコード内に異体字セレクタ(Ideographic Variation Selector、IVS)という特殊文字コードを付け加える方法も導入されており、具体的な標準を定めるための技術的努力もなされている。しかし、まだ多くのソフトウェア・フォントがIVSに対応していない状況であるうえに、IVSを利用した異体字処理規格自体も不完全な状態である。このように、第1国漢字に対してターゲット国家で複数の異体字が存在し、完全なレンダリングが保障されない場合、名づけシステム100は、ターゲット国家で異体字の定義が難しいというコンピュータ文字入力ツール評価情報を生成することができる。
第1国である韓国と韓国語基準では、コンピュータ文字入出力ツールに定義されているが、ターゲット国家である日本(ターゲット言語である日本語)では該当漢字がコンピュータ文字入出力ツールに定義されていない場合、名づけシステム100は、第1国(第1言語)の漢字名前がターゲット国家のコンピュータ文字入出力ツールに定義されていないとのコンピュータ文字入出力ツール評価情報を生成することができる。
名づけシステム100は、各種言語で表記された名前文字と名前の発音音声情報などに対して、集団的知性評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、国家別/言語別集団的知性評価情報をデータベースに保有し、データベースに保存された情報に基づいて集団的知性評価情報を生成することができる。国家別/言語別集団的知性評価情報は、該当言語を母国語として使う使用者が所定の言語の名前表記および名前の音声情報に対して評価した情報である。集団的知性評価の評価項目は、例えば、否定的認識の有無、洗練さ、認識される性別などを含むことができる。名づけシステム100は、集団的知性評価情報の収集のためのプラットホームを提供することができる。例えば、名づけシステム100は、各使用者の母国語に関する情報を取得し、母国語を基準として評価対象の名前に対する評価情報を使用者に要請するGUIを提供して、評価対象の名前に対する集団的知性評価情報を収集し、収集された集団的知性評価情報を処理してデータベースに保存することができる。
例えば、ユーザーは、チェックしたい名前に対して、システムのデータベースにすでに保存された情報を確認したり、入力された名前に対して第三者ユーザーが入力したコメント情報を確認して名前をフィルタリングすることができる。第三者ユーザーは、評価対象の名前の特定文字または、発音中特定の部分を選定してコメント情報を入力することができる。その後、名前の特定の部分に対する第三者ユーザー評価情報は、DBに保存されて、今後、他ユーザーが評価を依頼した名前にその特定の部分(文字または、音声)と同一だったり類似の部分が含まれる場合、以前に保存されたコメントを活用するようになる。
また、特定の名前に対して第三者ユーザーが入力したコメントは、データベースに保存されるが、これに対しては、また他の第三者ユーザーが信頼度を評価することができる。これによって、特定の名前に対して露出する他ユーザーのコメントは、信頼度が高い順で整列することができる。
使用者は、特定の名前の検証を受けるためには、システム上で直接決済したり、システムでポイントを購入した後に使用する。ただし、決済または、ポイント購入をしなくても、他人の名前評価基礎情報に対して名前評価コメントを生成したり、名前評価情報のデータ増大に寄与する場合、支給される評価報奨を利用して本人の希望する評価対象の名前をシステム上で評価を受けることができる。評価報奨は、金銭的報奨になり得て、所定の名づけ評価システム利用のためのポイントになり得、直接本人が希望する評価対象の名前を評価されることができるプロセスへの移動になり得る。また、第1言語の名前情報に対してターゲット言語の観点で名前評価情報データの追加増大に寄与する場合は、評価報奨がより一層加重されるようにすることもできる。以下のような場合に評価報奨を提供することができる:1)名前評価用情報のデータベース追加(他人の名前または、本人の名前、特定商品、商号などの名前に対する評価情報の追加); 2)データベースにすでに存在する既存情報に対する2次評価や信頼度評価; 3)特定他人に名前評価用システムへの加入とコメント作成の誘導; 4)上記3)により連絡を受けた他人が上記1)または2)を行った場合; 5)その他の名前評価用情報データベースの拡大または、データの信頼度向上に寄与をする行為をする場合。
このような集団的知性を活用した名前評価システムによれば、特定の名前に対して評価を受けようとする使用者が、名前評価用データの量的増大に積極的に協力することになるので、少しずつ名前評価システム自体のデータの量が急速に多くなって、データの質も急速に上昇する効果がある。
図5は、一実施例により名づけシステムで第1言語の名前情報に対して名前評価情報を生成する過程を現わした図面である。
図5は、第1言語名前が韓国語の名前であり、そのハングル表記が「キム・インウ」の場合について説明する。名づけ基礎情報としてターゲット言語が日本語という情報が入力された。
名づけシステム100は、このような第1言語の名前情報(第1言語の名前表記)と名づけ基礎情報の入力を受けてS302、名前評価基礎情報S304を生成する。使用者によって入力された第1言語の名前情報と名づけ基礎情報は、そのまま名前評価基礎情報S304に追加される。また、名前評価基礎情報S304には第1言語の名前情報と名づけ基礎情報に基づいて生成された情報が追加される。追加される情報は、第1言語の名前情報と名づけ基礎情報に基づいてシステムが候補群を提示すれば使用者が選択することもでき、自動的にシステムによって生成されることもできて、使用者によって新しく追加入力されることもできる。本発明においての「名前評価基礎情報生成」は、これらのすべての場合のうちの1つ以上を意味する。
語であるハングルの発音規則に基づいて/(inoo)/または/(inwoo)/という発音情報を生成することができる。第1言語の名前表記は、姓と名前で構成されることもでき、発音情報は、実施例により名前に対して生成されたり、姓と名前の全部に対して生成されたり、姓に対して生成されることができる。発音情報は、システムによって自動で発音記号または、音声情報で生成されることもでき、使用者によって入力されたり録音されることもできる。
ができる。名づけシステム100は、データベースに保存されたアルファベット表記情報に基づいて第1言語ハングルまたは、漢字の名前表記に対するアルファベットの名前表記を決めることができる。アルファベットの名前表記は、システムによって自動で生成されることもでき、システムが提供する候補のうち使用者が選択することもでき、使用者が最初に入力することもできる。
次に、名づけシステム100は、名前評価基礎情報に基づいて名前評価情報を生成する。名づけシステム100は、漢字の名前表記である「金仁祐」に対する漢字使用様態評価情報で、日本語常用漢字に該当し、日本人名漢字に該当するという評価情報を生成することができる。また、名づけシステム100は、英語使用様態評価情報で、英語の名前表記である「Kim Inwoo」の英語発音難易度が高いという評価情報を生成することができる。日本語使用者の場合は、発音難易度は低いという情報を生成することもできる。また、名づけシステム100は、当該名前の発音音声が日本語で犬を意味する「いぬ」と発音が似ており、犬という意味と認識される可能性があるという評価情報を生成することができる。また、名づけシステム100は、コンピュータ文字入出力ツール評価情報で、第1言語の名前の漢字表記「金仁祐」が日本語コンピュータ文字入出力ツールでエラーなしで入出力可能であるという評価情報を生成することができる。
上述した実施例では、韓国語の名前の漢字表記が最初に使用者によって入力される例示を説明したが、漢字表記が使用者によって入力されない場合に名づけシステム100は、第1言語である韓国語の名前ハングル表記に基づいて、名前に使われる漢字または、意味が良い漢字を候補として提示し、使用者がこれら候補の中の一つを選択して名前評価基礎情報に含ませることができる。
また、上述した実施例では、名前評価基礎情報S304に第1言語の名前情報に対応する第2言語名前が含まれない例示を説明したが、下記では、名前評価基礎情報S304に第2言語名前が含まれる例示を説明する。
例えば、国際結婚した韓国人と日本人夫婦の場合、子供の名前をつける時、韓国と日本で利用するように韓国語の名前と日本語の名前をいずれも作ることを望む場合があり、この二つの名前を互いに関連するように作る場合が多い。本実施例では、複数の第1および第2言語の名前を互いに関連するように名づけするものの、第1言語の名前は第2言語を基準として、第2言語の名前は第1言語を基準として名前評価を進めて、第1および第2言語の名前を第3言語に基づいて名前評価を進めるプロセスを説明する。例えば、第1言語韓国
名前評価基礎情報となる。その後、名前評価プロセスによって複数の名前漢字表記候補に対して日本語使用様態評価と日本漢字使用様態評価情報が生成される。本実施例では、多様な名前漢字表記候補のうち「智安」という漢字表記に対して、日本語で常用/人名漢字に該当して日本語でも名前に利用される「Tomoyasu」とアルファベット表記される日本語の名前に該当する漢字表記という名前評価情報が生成される。その後、使用者は、アルファベット表記「Tomoyasu」に該当する日本語の名前を第2言語の名前のアルファベット表記で選択して、名前評価基礎情報に追加する。その後、名づけ基礎情報設定変更を通じてターゲット言語を韓国語に変更したり韓国語を追加すれば、第2言語の名前に対する韓国語基準の名前評価情報を生成することができる。また、名づけ基礎情報設定変更を通じてターゲット言語を英語やスペイン語にしたり、ターゲット言語に英語やスペイン語
含む名前評価基礎情報に対して、英語やスペイン語で否定的な意味で認識されるか、発音難易度はどうなのかなどに対する名前評価情報を生成するようになる。本発明によれば、互いに関連性がある第1言語の名前と第2言語の名前を定められ、第1言語の名前をターゲット言語に基づいて評価でき、第2言語の名前を第1言語に基づいて評価することができ、第1言語の名前および第2言語の名前を第3の言語に基づいて評価することができる。
代案として、使用者は、最初から「複数の漢字文化圏国家で共通して名前で使われる漢字表記の名前」という第1言語の名前希望事項情報を第1言語の名前情報に設定して、名づけ基礎情報で複数のターゲット国家を設定することができる。例えば、「複数の漢字文化圏国家で共通して名前で使われる漢字表記の名前」を第1言語の名前情報に設定して、ターゲット国家を日本と韓国に設定する場合、名づけシステムは日本語と韓国語で名前で使われる「智安」、「智元」のような漢字表記を候補群として提示するようになる。その候補のうち使用者が「智元」を選択すれば、第1言語(韓国語)名前の漢字表記と第2言語(日本語)名前の漢字表記情報は、いずれも「智元」に決まって、名前評価基礎情報にその情報が含まれるようになる。その後、類似のプロセス(使用者の入力、システムの推薦情報を使用者が選択、または、システムの自動生成)を通じて、第1言語(韓国語)名前のハング
他の実施例として「複数の言語文化圏国家で共通して名前で使われるアルファベット表記の名前」を第1言語の名前情報に設定して、名づけ基礎情報で複数のターゲット国家を設定することができる。例えば、「複数の言語文化圏国家で共通して名前で使われるアルファベット表記の名前」という第1言語の名前希望事項情報を第1言語の名前情報に設定して、ターゲット言語を英語と韓国語に設定する場合、名づけシステムは、英語と韓国語で名前として使われる「Eugene」、「Ian」、「Dana」、「Mina」、「Sean」、「Sully」のようなアルファベット表記を候補群として提示するようになる。その候補のうち使用者が「Sully」を選択すれば、第1言語(英語)名前のアルファベット表記と第2言語(韓国語)名前のアルファベット表記情報は、いずれも「Sully」に決まって、名前評価基礎情報にその情報が含まれるようになる。その後、類似のプロセス(使用者の入力、システムの推薦情報を使用者が選択、または、システムの自動生成)を通じて、第2言語(韓国語)名前のハ
まれる。その後、システムは、ターゲット言語と設定された第1、第2、第3言語に基づいて名前評価情報を生成するようになる。例えば、名前評価情報で「Sully」は、第2言語韓国語では、とても女性らしい感じと見なされる女子の名前として認識されるという名前評価情報と、第1言語である英語圏では、男性的な感じと認識され、ケルト語で「鋭い目」という意味から来た名前で、英国、アメリカ、アイルランド、カナダでは戦士のような感じの名前として受け入れられるという名前評価情報が生成される。
また、このような名前評価情報は、既に存在するデータベースに基づいて生成されることもできるが、第三者のコメントによって生成されることもできる。第三者のコメントは、複数のコメントが入力され得、第三者のコメントに対しては、また他の評価者が再評価をしたり信頼度評価をすることができる。
名づけシステム100は、このような名前評価情報を使用者装置のGUIを通じて出力する。また、第1言語の名前情報、名づけ基礎情報、または、名前評価基礎情報のうち少なくとも一つまたは、これらの組合せが、名前評価情報とともに出力されることができる。出力される情報は、第三者によって信頼度が高いと評価された情報が上位に表示されるように露出優先度が調整されることもできる。
図6は、一実施例に係る名づけ処理部130cの構造を現わした図面である。
名づけ処理部130cは、第1言語の名前情報および/または、名づけ基礎情報の入力を受けて、名前評価基礎情報を決めて、名前評価情報を出力する。名づけ処理部130cは、入力処理部610、名前評価基礎情報決定部620、および名前評価情報生成部630を含むことができる。名づけ処理部130cの各ブロックは所定のコンピュータプログラムまたは、アプリケーションを実行することによって生成されるソフトウェア処理ブロックに対応でき、ソフトウェア処理ブロックは実施例により多様に定義されることができる。
入力処理部610は、使用者端末または、入力部を通じて使用者入力に基づいて第1言語の名前情報を決める。入力処理部610は、使用者入力に基づいて第1言語のコンピュータ文字入力ツールを基準として第1言語の名前表記を第1言語の名前情報として決めることができる。また、入力処理部610は、使用者入力で空欄、特殊記号などを所定の基準により除去したり修正して第1言語の名前表記を第1言語の名前情報として決めることができる。また、入力処理部610は、第1言語の名前の整備とともに入力された名づけ基礎情報を項目別に定義して、各項目に対する名前評価基礎情報を決める。入力処理部610は、第1言語の名前情報および名づけ基礎情報を名前評価基礎情報決定部620に伝達する。
また、入力処理部610は、使用者から直接録音された音声を第1言語の名前情報として入力を受けることができる。また、入力処理部610では、第1言語の名前希望事項情報(例えば、複数の言語で共通して使われる名前漢字で表記可能な名前に対する希望)の入力を受けて、第1言語の名前情報として決めることができる。
名前評価基礎情報決定部620は、第1言語の名前情報と名づけ基礎情報に基づいて名前評価基礎情報を決める。名前評価基礎情報の決定とは、システムによる自動的生成だけではなく、使用者がシステムの推薦事項を選択したり当初から使用者が情報を入力する場合を全て含む意味である。名前評価基礎情報決定部620は、図3および図4を参照して説明された名前評価基礎情報決定過程により、データベースを参照して名前評価基礎情報を決めることができる。名前評価基礎情報決定部620は、生成された名前評価基礎情報を名前評価情報生成部630に出力する。
名前評価情報生成部630は、名前評価基礎情報に基づいて名前評価情報を生成する。名前評価情報生成部630は、図3および図4を参照して説明された名前評価情報生成過程により、データベース140を参照して名前評価情報を生成することができる。
名前評価基礎情報決定部620および名前評価情報生成部630は、該当装置内のデータベースまたは、外部サーバーのデータベースを参照して名前評価基礎情報または、名前評価情報を生成することができる。
図7は、一実施例に係る名前評価情報生成部およびデータベースの構造を現わした図面である。図7でデータベース140は、先に図1で説明されたデータベース140aまたは、図2で説明されたデータベース140bに対応する。
名前評価基礎情報決定部620は、発音情報生成モジュール712、アルファベット表記生成モジュール714、第2言語の名前生成モジュール716、または、漢字表記生成モジュール718中少なくとも一つまたは、これらの組合せを含むことができる。漢字表記生成モジュール718は、色々な漢字文化圏国家で使う名前表記を個別的にまたは、複数で生成することもできる。発音情報生成モジュール712は、発音情報を生成する。アルファベット表記生成モジュール714は、アルファベット表記を決める。第2言語の名前生成モジュール716は、第1言語の名前に対応する第2言語の名前を決める。名前評価基礎情報決定部620の各モジュールの各情報の生成過程は、先に図3および図4で説明された通りである。
名前評価情報生成部630は、漢字使用評価モジュール722、英語使用評価モジュール724、その他言語評価モジュール726、姓名学評価モジュール728、法令評価モジュール730、コンピュータ文字入出力ツール評価モジュール732、集団的知性評価モジュール734中少なくとも一つまたは、これらの組合せを含むことができる。漢字使用評価モジュール722は漢字使用様態評価情報を生成する。英語使用評価モジュール724は、英語使用様態評価情報を生成する。その他言語評価モジュール726は、中国語、韓国語、日本語などターゲット言語と設定された言語評価情報を生成する。姓名学評価モジュール728は、姓名学評価情報を生成する。法令評価モジュール730は、法令評価情報を生成する。コンピュータ文字入出力ツール評価モジュール732は、コンピュータ文字入出力ツール評価情報を生成する。集団的知性評価モジュール734は、集団的知性評価情報を生成する。名前評価情報生成部630の各モジュールの各情報の生成過程は、先に図3および図4で説明された通りである。
名前評価基礎情報決定部620のそれぞれのモジュールおよび名前評価情報生成部630のそれぞれのモジュールは、名づけ処理部130cで実行されるコンピュータプログラムまたは、アプリケーションによって生成されるソフトウェア処理ブロックに対応でき、ソフトウェア処理ブロックは実施例により多様に定義されることができる。
一実施例によれば、名前評価基礎情報決定部620の各モジュールおよび名前評価情報生成部の各モジュールが別個のコンピュータプログラム、アプリケーション、ソフトウェアパッチ、または、アプリケーション内の追加設置項目に対応して、各モジュールが使用者選択によって選択的に名づけ処理部130cに追加されることができる。一実施例によれば、使用者はアプリケーション内でアプリケーション内の追加購買機能を利用して名前評価基礎情報決定部620内の所定モジュールまたは、名前評価情報生成部内の所定モジュールを追加購入することができる。また、一実施例によれば、本開示の実施例に係るコンピュータプログラムまたは、アプリケーションを使用者端末または、電子装置に設置する時、名前評価基礎情報決定部620および名前評価情報生成部630内で基本設置項目に対応するモジュールおよび追加設置項目に対応するモジュールがあらかじめ定義されて、基本設置項目は使用者選択と関係がなく使用者端末または、電子装置に設置され、追加設置項目に対応するモジュールは、使用者選択により設置されたり追加購買によって設置されることができる。他の実施例によれば、本開示の実施例に係るコンピュータプログラムまたは、アプリケーションを使用者端末または、電子装置に設置する時、名前評価基礎情報決定部620および名前評価情報生成部630内で基本設置項目に対応するモジュールおよび追加設置項目に対応するモジュールがあらかじめ定義されて、基本設置項目と追加設置項目が使用者端末または、電子装置に設置され、追加設置項目に対応するモジュールは、使用者選択または、追加購買によって活性化して、使用者に選択されなかったり追加購買がなされていない場合には、非活性化されることができる。
データベース140は、漢字DB(database)742、英語DB744、国家別言語DB746、姓名学DB748、法令DB750、コンピュータ文字入力ツールDB752、または、集団的知性DB754中少なくとも一つまたは、これらの組合せを含むことができる。データベース140内の各DBは、保存空間内の領域または、各保存情報の属性に基づいてそれぞれの情報が漢字DB742、英語DB744、国家別言語DB746、姓名学DB748、法令DB750、または、コンピュータ文字入力ツールDB752中の一つに分類されて保存されることができる。
漢字DB742は、国家別漢字情報、各漢字の意味情報、部首情報などを保存する。英語DB744は、英語の発音規則、英単語の意味情報などを保存する。国家別言語DB746は、国家別言語の発音規則、単語の意味情報、名前に対する性別認識情報などを保存する。姓名学DB748は、国家別姓名学情報を保存する。法令DB750は、国家別の名前に関連した法令、旅券法などの情報を保存する。コンピュータ文字入出力ツールDB752は、国家別言語に対するコンピュータ文字入出力ツールに対する情報、各コンピュータ文字入出力ツールで入出力可能な文字と漢字に対する情報などを保存する。集団的知性DB754は、各国家の言語に対して母国語使用者が入力した名前評価情報を保存する。
一実施例によれば、データベース140内の各DBは名前評価基礎情報決定部620のモジュールまたは、名前評価情報生成部630のモジュールに関連して、関連したモジュールが設置されたり活性化した場合にだけ名づけ処理部130cで接近可能になり得る。例えば、A使用者のアプリケーションアカウントで、名前評価情報生成部630部の姓名学評価モジュール728が追加購買によって活性化して、法令評価モジュール730は非活性化された場合、A使用者のアプリケーションアカウントを通じて使用者端末または、電子装置が姓名学DB748には接近可能で、法令DB750には接近が可能でないこともある。
図8ないし図10は、一実施例に係る名前評価処理のためのGUIビューを現わした図面である。
一実施例によれば、名づけシステム100は、使用者端末または、電子装置のGUIを通じて第1言語の名前情報および名づけ基礎情報を受信するための第1 GUIビュー810を提供する。例えば、第1 GUIビュー810は、第1言語の名前情報を受信する第1領域812および名づけ基礎情報を受信する第2領域814を含む。第2領域814では、各入力項目に対して、必須入力情報と選択入力情報が区別されて表示されることができる。評価名前が姓名の場合、姓と名前を区分して入力を受けることもできる。
名づけシステム100は、使用者端末または、電子装置のGUIを通じて名前評価情報を出力するための第2 GUIビュー830を提供する。第2 GUIビュー830は名前評価情報とともに、第1言語の名前情報、名づけ基礎情報、または、名前評価基礎情報を共に表示することができる。一実施例によれば、第2 GUIビュー830は評価対象情報を現わす第3領域832および名前評価情報を現わす第4領域834を含むことができる。第3領域832では名前評価基礎情報に含まれる情報の組合せが表示されることができる。第4領域834では名前評価情報に含まれる情報の組合せが表示されることができる。
代案として、GUIには、単純にユーザーが評価を要請する名前だけを入力してシステム実行ボタンを押せば、否定的に認識される可能性が高い名前評価情報だけ生成して出力するようにすることもできる。
図11は、一実施例に係る名づけシステム制御方法を現わした流れ図である。
名づけシステム制御方法の各動作は、名づけシステムに含まれる複数の装置によって分散して実行されることができる。一実施例によれば、名づけシステムは、使用者端末110aおよびサーバー120aを含んで、使用者端末110aおよびサーバー120aにより名づけシステム制御方法の動作が実行されることができる。
一実施例によれば、使用者端末110aは第1言語の名前情報および名づけ基礎情報の入力を受けてS902、入力された第1言語の名前情報と名づけ基礎情報に基づいて名前評価基礎情報を使用者入力、システム推薦候補のうち使用者選択、または、システム自動生成として決めることができるS904。使用者端末110aは、名前評価基礎情報をサーバー120aに伝送するS906。名前評価基礎情報には、第1言語の名前情報、名づけ基礎情報もそのまま含まれており、その他情報が追加される。サーバー120aは、使用者端末110aから名前評価基礎情報に基づいて名前評価情報を生成してS908、名前評価情報を使用者端末110aに伝送するS910。使用者端末110aはサーバー120aから名前評価情報を受信して、GUIビューを通じて出力するS912。
図12は、一実施例に係る名づけシステム制御方法を現わした流れ図である。
一実施例によれば、名づけシステムは使用者端末110aおよびサーバー120aを含んで、使用者端末110aおよびサーバー120aにより名づけシステム制御方法の動作が実行されることができる。
一実施例によれば、使用者端末110aは、第1言語の名前情報と名づけ基礎情報の入力を受けてS1002、入力された第1言語の名前表記と名前評価基礎情報をサーバー120aに伝送するS1004。サーバー120aは、第1言語の名前情報と名づけ基礎情報を受信して、第1言語の名前情報と名づけ基礎情報に基づいて名前評価基礎情報をシステムで決定S1006する。また、サーバー120aは、名前評価基礎情報に基づいて名前評価情報を生成するS1008。サーバー120aは、名前評価基礎情報および名前評価情報を使用者端末110aに伝送するS1010。使用者端末110aは、サーバー120aから名前評価基礎情報および名前評価情報を受信して、GUIビューを通じて出力するS1012。
図13は、一実施例により名前評価情報を生成する過程を現わした図面である。
一実施例によれば、名づけ処理部130a、130bは、マシンラーニングモデル1110を利用して名前評価情報を生成することができる。マシンラーニングモデル1110は、第1言語の名前情報、名づけ基礎情報、名前評価基礎情報、および名前評価情報を含む多数のトレーニングデータに基づいて学習された(learned)モデルである。マシンラーニングモデル1110は、名づけ処理部130a、130bの内部に備わったり、外部装置または、外部サーバーに備わることができる。マシンラーニングモデル1110は、データベース140を参照して入力データ1120から出力データ1130を生成することができる。
マシンラーニングモデル1110は、例えばディープニューラルネットワーク(deep neural network)構造を持つことができる。マシンラーニングモデルは、一つ以上のノードおよびノードの間の演算規則に基づいてトレーニングデータを利用して学習されることができる。ノードの構造、レイヤーの構造、およびノードの間の演算規則は実施例により多様に決定されることができる。マシンラーニングモデル1110は、一つ以上のプロセッサ、メモリー、レジスター、合算処理部、掛け算処理部、文字列構文分析部などのハードウェアリソースを含んで、各ハードウェアリソースに適用されるパラメーターセットに基づいてハードウェアリソースを動作させる。このために、マシンラーニングモデル1110を動作させるプロセッサはマシンラーニングモデル1110の各動作に対してハードウェアリソースを割り当てるタスクまたは、リソース管理処理を遂行できる。マシンラーニングモデル1110は例えば、RNN(Recurrent Neural Network)、LSTM(Long Short-Term Memory)等の構造を持つことができる。
名づけ処理部130a、130bはマシンラーニングモデル1110に第1言語の名前情報および名づけ基礎情報1120を入力して、マシンラーニングモデル1110から名前評価情報1130を取得することができる。実施例により、名づけ処理部130a、130bは、第1言語の名前情報と名づけ基礎情報をマシンラーニングモデル1110に入力したり、第1言語の名前情報、名づけ基礎情報、および名前評価基礎情報をマシンラーニングモデル1110に入力することができる。
本発明の一実施例に係るマシンランニングモデルでは、トレーニング用の名前のセットとトレーニング用の名前と関連した一つ以上の名前評価情報を使ってディープニューラルネットワーク(deep neural network)構造を学習させるようになる。
また、新しい評価対象の名前情報が入力されれば、マシンランニング結果に基づいて、新しい評価対象の名前情報に対応する名前評価結果を既存データから生成して新しい名前評価結果として出力するようになる。その後、新しい評価対象の名前情報と新しい名前評価結果データはマシンランニングモデルの再学習に利用される。
図14は一実施例に係る名づけシステムおよび金融サーバーを含むシステムを現わした図面である。
一実施例によれば、名づけシステム100は、金融サーバー1210と連結されて動作することができる。一実施例に係る名づけシステム100は、名前評価サービスに対して使用者に課金をしたり、名前評価サービスを利用して広告収入を得ることができる。このように、名づけシステム100は、名前評価サービスに関連した課金または、収入創出のために金融サーバー1210に連結されることができる。
図15は、一実施例に係る名づけ処理部130dの構造を現わした図面である。
一実施例によれば、名づけ処理部130dは、入力処理部610、名前評価基礎情報決定部620、名前評価情報生成部630、および課金管理部1310を含む。図15の入力処理部610、名前評価基礎情報決定部620、および名前評価情報生成部630は図6の入力処理部610、名前評価基礎情報決定部620、および名前評価情報生成部630に対応するので、重複する説明は省略する。
課金管理部1310は、名づけシステム100により実行される名前評価処理に対して金融サーバー1210を通じた課金を遂行する。名づけシステム100は、名前評価サービスに対して所定の課金基準を持つことができる。一実施例によれば、名づけシステム100は、第1言語の名前表記と名前評価基礎情報の組合せ単位で、サービス料金を使用者アカウントに対して課金することができる。他の実施例によれば、名づけシステム100は、名前評価サービスを提供するためのGUIビューで露出した広告の個数、露出時間などに基づいて広告提供者に対して課金することができる。課金管理部1310は、所定の課金基準に基づいて、使用者アカウントまたは、広告提供者に対するサービス利用金額を決めて、所定のサービス利用金額を使用者アカウントまたは、広告提供者に請求する。また、課金管理部1310は、使用者アカウントまたは、広告提供者に請求されたサービス利用金額を金融サーバー1210を通じて入金を受ける。
図16は、一実施例に係る集団的知性評価情報の収集過程を説明するための図面である。
一実施例によれば、名づけシステム100は多数の参加者1410から評価対象の名前に対して集団的知性評価情報を収集して、集団的知性評価情報をデータベースに保存し、データベースの集団的知性評価情報から名前評価基礎情報に対して集団的知性評価情報を生成することができる。名前評価基礎情報は、第1言語の名前情報および/または、名づけ基礎情報に基づいて名づけシステム100により決定された名前表記、名前発音などを含む。名づけシステム100は、名前評価基礎情報に対して、参加者1410に名前評価を要請することができる。参加者1410は、名前評価サービスを利用する使用者や、集団的知性評価の要請を受けた参加者であり得る。
サーバー120aは、集団的知性評価情報を収集するために、参加者1410が知識を持っている言語情報を収集して、名前評価基礎情報を提供し、質問項目を出力するS1402。サーバー120aは、参加者1410の端末から参加者1410の言語知識情報を受信して、参加者1410が評価できる少なくとも一つの評価対象の名前を決める。サーバー120aは、参加者1410に評価対象の名前の名前評価基礎情報を提供して、質問項目を出力し、評価結果を収集するためのGUIを提供することができる。
次に、サーバー120aは、参加者1410から評価対象の名前情報に対する集団的知性評価情報を収集するS1404。サーバー120aは、参加者1410が知識を有していると設定した言語がターゲット言語と設定された評価対象の名前情報を提供して、集団的知性評価情報を収集するための所定の質問項目を出力する。また、サーバー120aは、質問項目に対する参加者1410の返事を収集して、評価対象の名前情報に対する集団的知性評価情報として収集する。サーバー120aは、評価対象の名前情報とともに名前評価基礎情報を共に提供することができる。この時、参加者1410は、評価対象の名前の文字表記や発音音声全体に対して評価をすることもでき、その一部を選択して評価をすることもできる。発音音声の一部を参加者1410が選択すれば、本人が選択した領域を再生してみて、意図したとおりに選択されたか否かを確認することもできる。
サーバー120aは、収集された集団的知性評価情報をデータベース140に保存するS1406。データベース140は、多様な言語別に集団的知性評価情報を分類して保存することができる。
次に、サーバー120aは、集団的知性評価結果を提供した参加者1410に報奨を支給するS1408。参加者1410の報奨は、参加者1410のアカウントまたは、参加者が入力した連絡先、Eメール等で伝えられることができる。一実施例によれば、参加者1410がアカウントで名前評価サービスを利用できる権利または、名前評価サービスに対する費用を支払うことができるポイントが支給されることができる。他の実施例によれば、参加者1410が入力した電話番号、Eメール等で電子クーポン、ポイント、仮想貨幣などが伝送されることができる。
図17は、一実施例に係る集団的知性評価情報収集のためのGUIビューを現わした図面である。
サーバー120aは、使用者端末を通じて集団的知性評価情報を収集するためのGUIを提供することができる。まずサーバー120aは、第1集団的知性GUIビュー1510を通じて参加者1410の言語情報を収集する。このために、第1集団的知性GUIビュー1510は、参加者1410の言語知識を質問する質問項目1512を提供する。
次に、参加者1410の言語知識情報が入力されれば、サーバー120aは参加者1410が知識を保有している言語がターゲット言語と設定された評価対象の名前情報を選択して、第2集団的知性GUIビュー1530を通じて1532領域に評価対象の名前情報を出力する。第2集団的知性GUIビュー1530は、評価対象の名前情報とともに名前評価基礎情報のうち少なくとも一部を共に1532領域に出力することができる。例えば、評価対象の名前情報とともに名前の発音音声情報、性別、生年月日などの情報が出力されることができる。
また、第2集団的知性GUIビュー1530は、評価対象の名前情報に関する少なくとも一つの質問項目を1534領域に出力する。質問項目は、例えば、評価対象の名前情報に対するイメージに関する質問項目、評価対象の名前情報から予想される性別に関する質問項目、評価対象の名前の識別力に関する質問項目、評価対象の名前情報から思い浮かぶ否定的な意味があるかどうかに関する質問項目などを含むことができる。質問項目は評価者の母国語または、評価者が選択した言語で出力されることもできる。また、評価者が質問項目に対する評価をテキストで叙述したり客観式応答形式で選択できるように構成することができる。また、評価者が評価対象の名前情報に対して否定的な意味が思い浮かぶ場合、その否定的な意味に関して簡単に答えられるようにインターネット検索または、事前検索ができるようにシステムを構成し、検索結果のうち関連の部分を選択して否定的な意味を説明できるようにする。検索結果のうち評価者が特定の情報が評価者の母国語になっている情報に対しては、評価依頼者の母国語情報で意味を確認できるように機械翻訳を提供したり評価者母国語-評価依頼者母国語辞典(例えば、日韓辞典)の関連の部分を出力して、評価者が関連情報を簡単に確認できるようにすることができる。
サーバー120aは、第2集団的知性GUIビュー1530を通じて入力された質問項目に対する返事を集団的知性評価情報として収集して、データベース140に保存する。
図18は、一実施例に係る名づけシステム制御方法を現わした流れ図である。
一実施例によれば、名づけシステム100は、名前評価サービスを申し込んだ使用者に対して、集団的知性評価を遂行することを要請し、集団的知性評価の実行を完了すれば、使用者が申し込んだ名前評価サービスに対する名前評価基礎情報および/または、名前評価情報を提供することができる。これを通じて、使用者は、集団的知性評価情報提供の代価として、無料で名前評価サービスを利用でき、名づけシステム100は名前評価サービス提供過程で集団的知性評価情報を収集できる効果がある。このような場合、名前評価サービスに対する収益は広告露出収益を通じて得ることができる。
まず、使用者端末110aは、名前評価サービスを利用するために、第1言語の名前情報および名づけ基礎情報を使用者から入力を受けるS1602。使用者端末110aは、入力された第1言語の名前情報および名づけ基礎情報をサーバー120aに伝送するS1604。一実施例によれば、使用者端末110aは第1言語の名前情報および名づけ基礎情報とともに名前評価サービス申請を別途に伝送することができる。他の実施例によれば、サーバー120aは、第1言語の名前表記および名づけ基礎情報が受信されれば、該当情報の受信を名前評価サービス申請と見なすことができる。
サーバー120aは、第1言語の名前情報および名づけ基礎情報を受信すれば、該当名前評価サービスを申し込んだ使用者端末110aに集団的知性評価要請を伝送するS1606。集団的知性評価要請は、先に説明した通り、他の使用者が評価要請した第1言語の名前情報および名づけ基礎情報を使用者に提供する過程S1402を含む。このために、サーバー120aは、先に図17で説明されたような第1集団的知性GUIビュー1510および第2集団的知性GUIビュー1530を使用者端末110aに出力することができる。
使用者端末110aは、集団的知性評価要請に対応して、使用者から集団的知性評価情報の入力を受けて、入力された集団的知性評価情報をサーバー120aに伝送するS1608。
サーバー120aは、使用者端末110aから受信された集団的知性評価情報を利用してデータベース140の集団的知性評価DBをアップデートするS1610。
サーバー120aは、集団的知性評価情報が受信されれば、該当使用者の名前評価サービス申請に対して割引された価格で課金したり、無料で名前評価サービスを提供することができるS1612。このために、サーバー120aは、割引または、無料課金政策が適用された請求書を作成して使用者端末110aに伝送する。
サーバー120aは、名前評価サービスに対する費用の入金が完了したり、無料提供が決定されれば、使用者端末110aから受信された第1言語の名前情報および名づけ基礎情報に対して、名前評価基礎情報および名前評価情報を生成してS1614、名前評価基礎情報および名前評価情報を使用者端末110aに伝送するS1616。使用者端末110aは、受信された名前評価情報をGUIを通じて出力するS1618。
代案として、、使用者が特定の名前の評価を受けるためには、システム上で決済をしてチェック用仮想貨幣ポイントを得てこれを名前評価に使う課金体系で構成してもかまわない。ただし、仮想貨幣ポイントは、決済をしなくても名前評価情報のデータの量的増大または、信頼度上昇に寄与する場合、所定のポイントが無償で提供されるようにすることができる。また、外国語の名前に対して他言語使用者の観点で名前評価情報データの追加増大に寄与する場合は、無償ポイントを自動的にさらに付与するようにすることができる。このような集団的知性を活用した名前評価システムによれば、特定の名前に対して評価を受けようとする使用者が、名前評価用データの量的増大に積極的に協力することになるので少しずつ名前評価システム自体のデータの量と質が上昇する効果がある。
図19は、本開示の一実施例により集団的知性評価情報を利用してマシンラーニングモデルをアップデートする構成を現わした図面である。
本開示の一実施例によれば、名づけシステム100は、集団的知性評価結果を利用して、マシンラーニングモデル1700を再学習する。マシンラーニングモデル1700は、先に図13で説明したマシンラーニングモデル1700中の一部として、所定の名前表記に対して評価情報を生成するマシンラーニングモデル1700に対応することができる。名づけシステム100はマシンラーニングモデル1700、再学習処理部1710、集団的知性評価情報収集部1720、およびデータベース140を含むことができる。マシンラーニングモデル1700、再学習処理部1710、および集団的知性評価情報収集部1720は、先に説明した名づけ処理部130a、130b、および130c内に含まれることができる。マシンラーニングモデル1700、再学習処理部1710、および集団的知性評価情報収集部1720は、一つのプロセッサで具現されたり、別個のプロセッサで具現されることができる。また、マシンラーニングモデル1700、再学習処理部1710、および集団的知性評価情報収集部1720は、それぞれ少なくとも一つのソフトウェア処理ブロックに対応でき、ソフトウェア処理ブロックは、多様な方式で定義されることができる。
集団的知性評価情報収集部1720は、図16ないし図18のうち、少なくとも一つで説明した実施例により、集団的知性評価情報を収集する。集団的知性評価情報は、評価要請のために提供された評価対象の名前情報および参加者によって入力された集団的知性評価結果を含む。集団的知性評価情報収集部1720は、参加者に集団的知性評価を要請するためのGUIビューを参加者の端末に提供して、参加者の端末から集団的知性評価結果を受信することができる。集団的知性評価情報収集部1720は、所定の通信インターフェースを利用して参加者端末と通信することができる。
集団的知性評価情報収集部1720は、収集された集団的知性評価情報をデータベース140に保存する。データベース140は、集団的知性評価情報を学習データとして保存することができる。
集団的知性評価情報収集部1720は、収集された集団的知性評価情報を再学習処理部1710に出力する。再学習処理部1710は、集団的知性評価情報を利用してマシンラーニングモデル1700を再学習する。まず再学習処理部1710は、集団的知性評価情報に含まれた評価対象の名前情報文字表記または、音声をマシンラーニングモデル1700に入力する。マシンラーニングモデル1700は、入力された評価対象の名前情報に基づいて名前評価情報を生成する。再学習処理部1710は、マシンラーニングモデル1700から出力された名前評価情報と、集団的知性評価情報収集部1720から入力された集団的知性評価情報を比較して、比較結果によりマシンラーニングモデル1700をアップデートする。再学習処理部1710は、比較結果、マシンラーニングモデル1700から出力された名前評価情報と集団的知性評価情報の評価結果が相異なる場合、マシンラーニングモデル1700のパラメーター値を修正してマシンラーニングモデル1700をアップデートし、第1言語の名前情報と名づけ基礎情報に基づいた名前評価情報を再生成する。再学習処理部1710はマシンラーニングモデル1700のアップデートおよび名前評価情報再生成処理を繰り返して、名前評価情報と集団的知性評価情報の評価結果が所定範囲以上一致するか、全部一致するまでマシンラーニングモデル1700をアップデートする。
図20は、一実施例により第1国漢字の名前から漢字の名前評価情報を生成する過程を説明するための図面である。
一実施例によれば、名づけシステム100は、第1国漢字の名前表記および/または、名づけ基礎情報の入力を受けて、第2国を基準として第1国漢字の名前表記に対する漢字の名前評価情報を生成することができる。名づけシステム100は、第1国漢字の名前表記およびターゲット国家情報の入力を受けて、データベース140の情報を利用して漢字の名前評価情報を生成することができる。漢字の名前評価情報は、ターゲット国家を基準として漢字使用様態評価情報、ターゲット国家言語評価情報、姓名学評価情報、法令評価情報、コンピュータ文字入力ツール評価情報、または、集団的知性評価情報のうち少なくとも一つまたは、これらの組合せを含むことができる。
名づけシステム100は、第1国漢字の名前表記に対して、ターゲット国家を基準として漢字使用様態評価情報を生成する。漢字使用様態評価情報は、第1国漢字の名前表記がターゲット国家で使われる漢字であるかどうか、ターゲット国家で人名漢字として使われるかどうか、第1国漢字の名前表記に含まれた漢字がターゲット国家で否定的な意味を持つ漢字であるかどうかなどに関する情報を含むことができる。名づけ処理部130a、130bは、データベース140の漢字DB742を参照して漢字使用様態評価情報を生成することができる。
名づけシステム100は、ターゲット国家の言語である第2言語を基準として第2言語評価情報を生成する。名づけシステム100は、第1国漢字の名前表記を第2言語の名前表記に変換し、第2言語に対するデータベースに基づいて第2言語の名前表記によって認識される意味評価情報、発音評価情報、性別基礎評価情報、名前適切性情報などを含む第2言語評価情報を生成することができる。
また、名づけシステム100は、第1国漢字の名前表記に対して、ターゲット国家を基準として先に図3および図4を参照して説明した姓名学評価情報、法令評価情報、コンピュータ文字入力ツール評価情報、および集団的知性評価情報を生成することができる。
図21は、本開示の一実施例に係る名づけシステム制御方法を現わした流れ図である。
一実施例によれば、名づけシステム100は、第1国漢字の名前表記の入力を受けるS1902。次に名づけシステム100は、第1国漢字の名前表記に対して、ターゲット国家を基準として漢字名前評価情報を生成するS1904。次に名づけシステム100は、漢字の名前評価情報を使用者端末または、電子装置を通じて出力するS1906。
図22は、一実施例に係る名づけ処理部130eを現わした図面である。
一実施例に係る名づけ処理部130eは、漢字の名前入力処理部2010および漢字の名前評価情報生成部2020を含む。
名づけ処理部130eは、第1国漢字の名前表記および名づけ基礎情報の入力を受けて、漢字の名前評価情報を出力する。名づけ処理部130eは、漢字の名前入力処理部2010、および漢字の名前評価情報生成部2020を含むことができる。名づけ処理部130eの各ブロックは、所定のコンピュータプログラムまたは、アプリケーションを実行することによって生成されるソフトウェア処理ブロックに対応でき、ソフトウェア処理ブロックは、実施例により多様に定義されることができる。
漢字の名前入力処理部2010は、使用者端末または、入力部を通じて入力された使用者入力に基づいて第1国漢字の名前表記を決定(identify)する。漢字の名前入力処理部610は、使用者入力に基づいて第1国言語のコンピュータ文字入力ツールを基準として第1国漢字の名前表記を決めることができる。また、漢字の名前入力処理部2010は、使用者入力で空欄、特殊記号などを所定の基準により除去したり修正して第1国漢字の名前表記を決めることができる。また、漢字の名前入力処理部2010は、第1国漢字の名前表記とともに入力された名づけ基礎情報を項目別に定義して、各項目に対する名前評価基礎情報を決定(identify)する。漢字の名前入力処理部2010は、第1国漢字の名前表記および名前評価基礎情報を漢字の名前評価情報生成部2020に伝達する。
漢字の名前評価情報生成部2020は、第1国漢字の名前表記および名前評価基礎情報に基づいて漢字の名前評価情報を生成する。漢字の名前評価情報生成部2020は、先に図20および図21を参照して説明された漢字の名前評価情報生成過程により、データベース140を参照して漢字の名前評価情報を生成することができる。漢字の名前評価情報生成部2020は、該当装置内のデータベースまたは、外部サーバーのデータベースを参照して漢字の名前評価情報を生成することができる。
図23は、一実施例に係る漢字の名前評価処理のためのGUIビューを現わした図面である。
一実施例によれば、名づけシステム100は、使用者端末または、電子装置のGUIを通じて第1国漢字の名前表記および名づけ基礎情報を受信するための第11 GUIビュー2110を提供する。例えば、第11 GUIビュー2110は、第1国漢字の名前表記を受信する第11領域2112および名づけ基礎情報を受信する第12領域2114を含む。第12領域2114では、各入力項目に対して、必須入力情報と選択入力情報が区別されて表示されることができる。
名づけシステム100は、使用者端末または、電子装置のGUIを通じて漢字の名前評価情報を出力するための第12 GUIビュー2130を提供する。第12 GUIビュー2130は、漢字の名前評価情報とともに、第1言語の名前表記、名前評価基礎情報を共に表示することができる。一実施例によれば、第12 GUIビュー2130は評価対象情報を現わす第13領域2132および漢字の名前評価情報を現わす第14領域2134を含むことができる。第13領域2132では第1国漢字の名前表記または、名前評価基礎情報に含まれる情報の組合せが表示されることができる。第14領域2134では、漢字の名前評価情報に含まれる情報の組合せが表示されることができる。例えば、第14領域2134には、ターゲット国家を基準として漢字使用様態評価情報、ターゲット国家の言語評価情報、コンピュータ文字入出力ツール評価情報、姓名学評価情報、法令評価情報、集団的知性評価情報などが共に表示されることができる。
一実施例によれば、図19ないし図23を参照して説明された漢字の名前評価情報生成実施例で、名前評価基礎情報生成処理および出力が共に提供されることも可能である。すなわち、第1国漢字の名前表記と名づけ基礎情報に基づいて名前評価基礎情報を生成し、名前評価基礎情報に基づいて漢字の名前評価情報を生成することが可能である。また、第12 GUIビュー2130で名前評価基礎情報を共に出力することが可能である。
一実施例によれば、受信部で複数の漢字文化圏国家のうち使用者によって選択された第1国と第2国の名称を受信して、処理部で第1国と第2国で共通して人名漢字で使われる漢字情報または、第1国と第2国で共通して人名で使われる漢字組合せ情報を生成することができる。また、出力部では生成された共通人名漢字情報または、共通人名漢字組合せ情報を出力することができる。一方、開示された実施例は、コンピュータによって実行可能な命令語およびデータを保存するコンピュータで読み取ることができる記録媒体の形態で具現されることができる。上記命令語は、プログラムコードの形態で保存され、プロセッサによって実行された時、所定のプログラムモジュールを生成して所定の動作を遂行できる。また、上記命令語は、プロセッサによって実行された時、開示された実施例の所定の動作を遂行できる。
以上のように、添付の図面を参照して開示された実施形態を説明した。本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更しなくても、開示された実施形態と異なる形態で本発明が実施できることを理解するだろう。開示された実施形態は、例示的なものであり、限定的に解釈されてはならない。