JP2022530519A - 鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機及び車両 - Google Patents

鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機及び車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2022530519A
JP2022530519A JP2021564170A JP2021564170A JP2022530519A JP 2022530519 A JP2022530519 A JP 2022530519A JP 2021564170 A JP2021564170 A JP 2021564170A JP 2021564170 A JP2021564170 A JP 2021564170A JP 2022530519 A JP2022530519 A JP 2022530519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating
block
iron core
core
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021564170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7317143B2 (ja
Inventor
▲漢▼▲錫▼ ▲陳▼
国▲偉▼ ▲孫▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Guangdong Welling Auto Parts Co Ltd
Original Assignee
Guangdong Welling Auto Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from CN201910449645.6A external-priority patent/CN112018922A/zh
Priority claimed from CN201920778307.2U external-priority patent/CN209562276U/zh
Application filed by Guangdong Welling Auto Parts Co Ltd filed Critical Guangdong Welling Auto Parts Co Ltd
Publication of JP2022530519A publication Critical patent/JP2022530519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7317143B2 publication Critical patent/JP7317143B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/34Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/30Windings characterised by the insulating material
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/325Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation for windings on salient poles, such as claw-shaped poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/521Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
    • H02K3/522Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • F04B35/04Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • H02K1/146Stator cores with salient poles consisting of a generally annular yoke with salient poles
    • H02K1/148Sectional cores
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2203/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the windings
    • H02K2203/12Machines characterised by the bobbins for supporting the windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2213/00Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
    • H02K2213/03Machines characterised by numerical values, ranges, mathematical expressions or similar information
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/34Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
    • H02K3/345Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation between conductor and core, e.g. slot insulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

本願は、鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機及び車両を提供する。該鉄心アセンブリは、複数のブロック鉄心を含み、各ブロック鉄心の少なくとも1つの端面のエッジに装着溝が設けられる鉄心本体と、複数の絶縁ボビンであって、各ブロック鉄心は2つの絶縁ボビンの間に設けられ、1つのブロック鉄心の両端に分布している2つの絶縁ボビンのうち、少なくとも1つの絶縁ボビンのブロック鉄心に面する一端面に、ブロック鉄心の両側を被覆するための絶縁突起が設けられており、絶縁突起は装着溝に嵌合する絶縁ボビンとを含む。絶縁突起にブロック鉄心の両側を被覆させることにより、モータの巻線と鉄心アセンブリとの間の十分な沿面距離を保証しながら、絶縁ボビンの、ブロック鉄心の端面を被覆し且つ当該端面に沿って延びる部分の厚さを効果的に薄くすることができ、鉄心本体の軸方向における鉄心アセンブリの長さを短縮し、これにより、モータの体積を小さくし、モータの重量を低減することに役立ち、且つ絶縁信頼性が高い。

Description

本願は、2019年05月28日に中国特許庁に提出された、出願番号が201910449645.6であり、発明の名称が「鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機及び車両」である中国特許出願、及び2019年05月28日に中国特許庁に提出された、出願番号が201920778307.2であり、発明の名称が「鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機及び車両」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てを援用することにより本願に取り入れる。
本願はモータ技術の分野に属し、具体的には、鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機、及び前記の圧縮機を含む車両に関する。
モータ業界での製品の応用では、モータの小型化と軽量設計が製品コストと消費電力の削減に重要な役割を果たしているため、業界では継続的な研究が行われている。特に自動車業界では、車両全体の重量を軽減するために、通常、より小さな体積と重量のステーター鉄心ブロック構造の集中巻線モータ(「ブロックモータ」と略称する)、例えば、電動パワーステアリングシステムモータ(EPSモータ)、ウォーターポンプモータ、メインドライブモータ、圧縮機モータなどを採用する。
通常、ブロックモータの消費電力を削減するために、モータ巻線溝の使用率を上げ、導体径のより大きいマグネットワイヤーを巻線することが行われている。ブロックモータの一部は、ブロック鉄心の両端に組み立てられた絶縁ボビンと巻線溝内に装着された溝絶縁紙で構成される3段階の絶縁構造を採用する。該絶縁構造は、鉄心とマグネットワイヤーとの十分な沿面距離を確保するために、特に動作電圧の高いモータでは、通常、絶縁ボビンの、ブロック鉄心の端面を被覆し且つ当該端面に沿って延びる部分の厚さを厚く設定する必要がある。ただし、これにより、軸方向におけるステーターの高さを増大させ、体積を増加させる。また、巻線が絶縁ボビンに巻かれているため、巻線のコイル周長も大きくなり、モータの抵抗が増大し、エネルギー効率が低下する。
本願は、従来技術又は関連技術に存在する技術的問題の1つを解決することを目的とする。
そこで、本願の第1の態様は、鉄心アセンブリを提供する。
本願の第2の態様は、モータを提供する。
本願の第3の態様は、圧縮機を提供する。
本願の第4の態様は、車両を提供する。
これに鑑みて、本願の第1の態様は鉄心アセンブリを提供し、該鉄心アセンブリは、複数のブロック鉄心を含み、各ブロック鉄心の少なくとも1つの端面のエッジに装着溝が設けられる鉄心本体と、複数の絶縁ボビンであって、各ブロック鉄心は2つの絶縁ボビンの間に設けられ、1つのブロック鉄心の両端に分布している2つの絶縁ボビンのうち、少なくとも1つの絶縁ボビンのブロック鉄心に面する一端面に、ブロック鉄心の両側を被覆するための絶縁突起が設けられており、絶縁突起は装着溝に嵌合する絶縁ボビンとを含む。
本願により提供される鉄心アセンブリは、鉄心本体及び複数の絶縁ボビンを含む。鉄心本体は複数のブロック鉄心を含み、複数のブロック鉄心は環状の鉄心本体を連続的に分布して囲むことができる。各ブロック鉄心を2つの絶縁ボビンの間に設け、各ブロック鉄心の少なくとも1つの端面のエッジに装着溝を設けることで、1つのブロック鉄心の両端に分布している2つの絶縁ボビンのうち、装着溝に近い絶縁ボビンのブロック鉄心に面する一端面に絶縁突起が設けられ、絶縁突起がブロック鉄心の両側を被覆することで、絶縁突起を装着溝に嵌合させる。一方では、絶縁突起がブロック鉄心の両側を被覆するため、モータの巻線と鉄心アセンブリとの間の十分な沿面距離を保証しながら、絶縁ボビンの、ブロック鉄心の端面を被覆し且つ当該端面に沿って延びる部分の厚さを効果的に薄くすることができ、以下、当該部分を絶縁ボビンの端部として設定し、関連技術では巻線と鉄心との間の沿面距離を保証するために絶縁ボビンの端部の厚さを厚くせざるを得なかったのに対し、絶縁ボビンの端部の厚さを薄くすることは、鉄心本体の軸方向における鉄心アセンブリの長さを大幅に短縮し、これにより、モータの体積を小さくし、モータの重量を低減することに役立ち、且つ絶縁信頼性が高い。また、絶縁ボビンの端部の厚さが薄くなるため、ブロック鉄心に巻線されたマグネットワイヤーの軸方向の長さも短縮され、さらにマグネットワイヤーの使用量が低減され、コストが削減される。他方では、絶縁突起が装着溝に嵌合するため、絶縁突起の設置が巻線溝のスペースを占有することはなく、巻線溝の利用率を向上させながら、さらにモータの体積を小さくし、モータの重量を低減することに役立つ。
具体的には、関連技術では、絶縁ボビンはブロック鉄心の両側を被覆せずにブロック鉄心の端面を直接被覆するため、この場合、巻線と鉄心アセンブリとの間の沿面距離は主に絶縁ボビンの端部の厚さによって決定され、沿面距離の要件を満たすために、絶縁ボビンの端部の厚さを厚く設定せざるを得ず、絶縁ボビンはブロック鉄心の両端に分布しているため、鉄心アセンブリの全体の高さ、つまり鉄心本体の軸方向における鉄心アセンブリの長さをさらに増加させる。ただし、本願では、ブロック鉄心に装着溝を設け、絶縁ボビンの絶縁突起がブロック鉄心を被覆して装着溝に挿入することで、この場合、巻線と鉄心アセンブリとの間の沿面距離は主に、鉄心本体の軸方向における装着溝の深さと鉄心本体の軸方向における突起部の高さとの合計によって決定され、したがって、絶縁ボビンの端部の厚さを顕著に薄くし、鉄心アセンブリの体積を大幅に小さくする。
1つの可能な設計では、各ブロック鉄心の両端面のエッジにいずれも装着溝が設けられるため、1つのブロック鉄心の両端に分布している2つの絶縁ボビンにいずれも絶縁突起が設けられ、ブロック鉄心の両端における2つの絶縁ボビンの端部の厚さを低減させ、鉄心本体の軸方向における鉄心アセンブリの長さを大幅に短縮することができ、これによりモータの体積を小さくすることに役立つ。
1つの可能な設計では、絶縁突起と絶縁ボビンは一体成形される。絶縁ボビンは、ボビン構造全体であってもよく、ボビン構造と、後でボビン構造に充填される絶縁層の一体構造とで構成されてもよい。
ここで、なお、本願では、ブロック鉄心の端面のエッジに装着溝が設けられるとは、装着溝がブロック鉄心の端面に開設され、且つ装着溝がブロック鉄心の端面のエッジに延び、つまり装着溝の幅方向に1つの溝側壁しかないことを意味し、ここで、デフォルトでは、装着溝がエッジに延びる方向が装着溝の幅方向であり、装着溝がエッジに沿って延びる方向が装着溝の長さ方向であり、装着溝の各所の幅方向、長さ方向がエッジの変化に伴って変化する。また、絶縁突起がブロック鉄心の両側を被覆することは、ブロック鉄心全体の両側を被覆してもよく、ブロック鉄心の一部の両側を被覆してもよい。ブロック鉄心の端面のエッジに装着溝が設けられることは、絶縁突起に嵌合する限り、エッジの一部に装着溝が設けられることである。
また、本願により提供される上記技術的手段における鉄心アセンブリは、以下の付加的な技術的特徴を有してもよい。
1つの可能な設計では、ブロック鉄心はヨーク部、ティース部及びポールシュー部を含み、絶縁突起は少なくともティース部及びポールシュー部の両側を被覆する。
当該設計では、ブロック鉄心は複数のパンチングピースを積み重ねてリベットで留めることによって形成でき、ブロック鉄心はヨーク部、ティース部及びポールシュー部を含み、ティース部はヨーク部とポールシュー部との間に位置する。絶縁突起が少なくともティース部及びポールシュー部の両側を被覆するように設定することで、巻線と鉄心アセンブリとの間の十分な沿面距離を確保し、鉄心アセンブリの絶縁信頼性を確保することができる。
1つの可能な設計では、絶縁突起はさらにヨーク部のティース部に面する側を被覆する。
当該設計では、絶縁突起にさらにヨーク部のティース部に面する側を被覆させることで、巻線と鉄心アセンブリとの間に十分な沿面距離を有し、鉄心アセンブリの絶縁信頼性をさらに向上させることに役立つ。ここで、絶縁突起は、ヨーク部のティース部に面する側を完全に被覆してもよく、ヨーク部のティース部に面する側を部分的に被覆してもよく、実際の状況に応じて設定することができる。
1つの可能な設計では、隣接する2つのブロック鉄心における隣接する2つの装着溝は、接触して連通する。
当該設計では、任意の隣接する2つのブロック鉄心を囲んで巻線溝を形成し、電磁線は巻線溝内に分布し、且つ絶縁ボビン及び溝絶縁紙を有するブロック鉄心に巻線されて巻線を形成することができる。隣接する2つのブロック鉄心における隣接する2つの装着溝は、接触して互いに連通することができるように設定される。この場合、連通した2つの装着溝は、巻線溝のスロットに連続して分布することができる。一方では、絶縁突起の挿入に十分な空間を提供し、絶縁突起がブロック鉄心をより多く被覆して絶縁効果を向上させることに役立ち、他方では、装着溝の加工を容易にし、モータの運転効果に影響を与える処理エラーを回避する。
当然のことながら、複数のブロック鉄心が連続的に分布する場合、隣接する2つのブロック鉄心における隣接する2つの装着溝は、接触せず且つ連通しないように設定されてもよい。この場合、ポールシュー部から離れた装着溝の端部に溝側壁があり、絶縁突起の装着安定性を向上させることに役立つ。
1つの可能な設計では、鉄心本体の軸方向における装着溝の深さL1と、鉄心本体の軸方向における絶縁突起の高さH1は、H1≦L1を満たす。
当該設計では、鉄心本体の軸方向における装着溝の深さL1を鉄心本体の軸方向における絶縁突起の高さH1以上に設定することで、絶縁ボビンとブロック鉄心との間の組立干渉を効果的に回避することができる。
1つの可能な設計では、絶縁突起で被覆されたブロック鉄心のティース部の最大磁束密度T1と、絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の最大磁束密度T2と、鉄心本体の一断面における装着溝の幅D1と、絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の幅D2とは、D1≦D2(T1-T2)/T1を満たす。
当該設計では、本願は、ブロック鉄心の両端面のエッジに装着溝が設けられるため、端部領域におけるブロック鉄心のティース部及び/又はヨーク部の幅が狭くなり、ブロック鉄心のヨーク部及びティース部がいずれもモータの磁気回路であるため、上記端部領域におけるティース部及びヨーク部の幅が狭くなることにより、ブロック鉄心の磁束密度が高くなり、鉄損が高くなり、特にティース部に対する影響が大きい。そのため、上記のモータ損失への影響を低減するために、鉄心本体の一断面における装着溝の幅D1の最大設定がD2(T1-T2)/T1を満たし、ここで、D2はブロック鉄心のティース部の有効領域の幅、すなわち絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の幅であり、T1は絶縁突起で被覆されたブロック鉄心のティース部の最大磁束密度であり、T2は絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の最大磁束密度であり、磁密は磁束密度であるように設定することで、ティース部の磁束密度が動作飽和点を超え、鉄損を急激に増加させることを効果的に回避することができる。
ここで、絶縁突起で被覆されたブロック鉄心のティース部の最大磁束密度及び絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の最大磁束密度、すなわち最大磁束密度はいずれもモータ回転数及びモータ荷重に基づいて設定され、さらにブロック鉄心の材料及び/又は必要なモータ効率に基づいて同時に設定されてもよい。具体的には、ブロック鉄心を構成するパンチングピースの材質がケイ素鋼板の場合、絶縁突起で被覆されたブロック鉄心のティース部の最大磁束密度を2.0Tに設定することができ(ここで、Tは磁束密度の単位、テスラ)、関連技術では、ブロック鉄心のティース部の磁束密度が1.6T~1.8Tであることが一般的であるため、従って、絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の最大磁束密度を1.6Tに設定することができ、さらに、D1とD2の関係は、D1≦D2(2.0T-1.6T)/2.0Tであってもよい。
1つの可能な設計では、鉄心本体の一断面における装着溝の幅D1と絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の幅D2は、D1≦0.2D2を満たす。
当該設計では、鉄心本体の一断面における装着溝の幅D1を絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の幅D2の0.2倍以下に設定することで、端部領域におけるブロック鉄心のティース部及び/又はヨーク部の幅が過度に狭くなり、ブロック鉄心の磁束密度が過度に高くなり、特にブロック鉄心のティース部の磁束密度が過度に高くなり、鉄損が急激に高くなることを効果的に回避することができる。特にブロック鉄心を構成するパンチングピースの材質がケイ素鋼板の場合、様々なモータ回転数及び様々なモータ荷重に適用しており、様々な必要なモータ効率を満たす。例えば、絶縁突起で被覆されたブロック鉄心のティース部の最大磁束密度は、1.8Tや1.8Tや1.3Tなどであってもよく、1対1に対応する絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の最大磁束密度は、1.5Tや1.7Tや1.1Tなどであってもよく、ここではすべてをリストしない。
1つの可能な設計では、鉄心本体の一断面における装着溝の幅D1と絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の幅D2は、0.05D2≦D1を満たす。
当該設計では、鉄心本体の一断面における装着溝の幅D1を絶縁突起で被覆されていないブロック鉄心のティース部の幅D2の0.05倍以上に設定することで、一方では、装着溝が十分な幅を有して絶縁突起の挿入を容易にし、他方では十分な厚さの絶縁突起を装着溝に挿入することに役立ち、鉄心アセンブリの絶縁性能を向上させる。特に絶縁突起が絶縁ボビンと一体に射出成形される場合、装着溝内に挿入するために絶縁突起が薄過ぎるようにしなければならないことを回避でき、絶縁突起の加工を容易にする。ここで、0.05は上記要因を考慮して複数回の実験により得られたものである。
1つの可能な設計では、ブロック鉄心の一断面における装着溝の幅D1はどこでも同じか、又は、まったく同じわけではない。
1つの可能な設計では、鉄心アセンブリは、隣接する2つのブロック鉄心に囲まれて形成された巻線溝内に設けられる絶縁部材をさらに含む。
当該設計では、隣接する2つのブロック鉄心に囲まれて形成された巻線溝内に絶縁部材を設けることにより、鉄心アセンブリの絶縁性を確保する。
1つの可能な設計では、絶縁部材は、巻線溝内に入り込む絶縁ボビンの一部で構成される。すなわち、絶縁突起に加えて、絶縁ボビンは、絶縁のために巻線溝内に入り込む絶縁部をさらに有し、絶縁部は、巻線溝の溝側壁をカバーする。
1つの可能な設計では、絶縁部材は溝絶縁紙である。さらに、溝絶縁紙は2つの張出部を含み、2つの張出部は鉄心本体の軸方向に沿う溝絶縁紙の両端に分布し、各張出部は鉄心本体の軸方向に沿って延び、張出部は隣接する2つの絶縁ボビンの間の隙間に位置する。
当該設計では、巻線溝内に溝絶縁紙を設ける方式で絶縁を行う。ブロック鉄心の両端に装着された絶縁ボビンが巻線溝内に入り込む方式で絶縁を行うのに対し、絶縁ボビンは通常射出成形で作製され、続いて巻線溝に嵌合して装着されるため、絶縁ボビンが巻線溝内に入り込んだ部分の厚さが大きく、巻線溝の広い領域を占め、当該技術案は、巻線溝内に溝絶縁紙を設けることで、絶縁効果を保証しながら、巻線溝の占有スペースを減らし、さらに巻線溝の利用率を保証することができる。
また、ブロック鉄心に対応する絶縁ボビンもブロック化されているため、隣接する2つのブロック鉄心における隣接する2つの絶縁ボビンの間に隙間が生じる。絶縁ボビンの端部の厚さを薄くすると同時に、絶縁ボビンの端部に嵌合する溝絶縁紙の鉄心本体の軸方向での高さも下げる。そのため、巻線溝内に溝絶縁紙を設け、且つ溝絶縁紙の鉄心本体の軸方向に沿う両端の張出部が隣接する2つの絶縁ボビンの間の隙間に位置することができるように設定され、隣接する2つの絶縁ボビンの間の隙間を遮蔽し、絶縁ボビンの端部の厚さが薄くなることによる隣接する絶縁ボビンの間の隙間とブロック鉄心との間の沿面距離の不足を補償することができ、沿面距離を高くすることができ、隙間における鉄心アセンブリと巻線との間の十分な沿面距離を保証し、鉄心アセンブリの絶縁信頼性を確保する。
1つの可能な設計では、鉄心本体の軸方向に沿って延びる張出部の長さH2と、鉄心本体の軸方向における絶縁突起の高さH1は、H2≧H1を満たす。
当該設計では、鉄心本体の軸方向に沿って延びる張出部の長さH2を鉄心本体の軸方向における絶縁突起の高さH1以上に設定することで、十分な沿面距離を補償し、沿面距離が国家標準又は顧客の製品に対する絶縁安全要求を満たすことに役立つ。
1つの可能な設計では、絶縁ボビンの材質はガラス繊維を含有する液晶ポリマー又はガラス繊維を含有するポリブチレンテレフタレートである。
当該設計では、絶縁ボビンの材質がガラス繊維を含有する液晶ポリマー(LCP)又はガラス繊維を含有するポリブチレンテレフタレート(PBT)であるように設定することで、絶縁効果が高い。
1つの可能な設計では、溝絶縁紙の材質はポリテレフタル酸系プラスチック又はポリエチレンナフタレート又はポリフェニレンサルファイドである。
当該設計では、溝絶縁紙の材質がポリテレフタル酸系プラスチック(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)又はポリフェニレンサルファイド(PPS)であるように設定することで、絶縁効果が高く、破損しにくい。
本願の第2の態様はモータを提供し、該モータは、上記いずれか一つの技術的手段に記載の鉄心アセンブリを含む。
本願により提供されるモータは、上記いずれか一つの技術的手段に記載の鉄心アセンブリを有するため、さらに上記いずれか一つの技術的手段の有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。ここで、モータは、ステーター及びローターを含み、さらに、ステーターは、巻線及び上記いずれか一つの技術的手段に記載の鉄心アセンブリを含む。この場合、巻線溝はステーター溝である。当然のことながら、ローターは、上記いずれか一つの技術的手段に記載の鉄心アセンブリを含むこともでき、巻線溝はローター溝である。
さらに、モータは回転モータである。
本願の第3の態様は圧縮機を提供し、該圧縮機は、上記いずれか一つの技術的手段に記載のモータを含む。
本願により提供される圧縮機は、上記いずれか一つの技術的手段に記載のモータを有するため、さらに上記いずれか一つの技術的手段の有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。
本願の第4の態様は車両を提供し、該車両は、上記いずれか一つの技術的手段に記載の圧縮機を含む。
本願により提供される車両は、上記いずれか一つの技術的手段に記載の圧縮機を有するため、さらに上記いずれか一つの技術的手段の有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。
本願の付加の態様及び利点は、以下の説明によって明確になり、又は本願の実施することで理解できる。
本願の上記及び/又は他の態様及び利点は、以下の図面を結合した実施例の説明から明確になり、容易に理解することができる。
関連技術におけるブロック鉄心と絶縁ボビンを展開した後の部分断面模式図を示す。 本願の一実施例に係るブロック鉄心と絶縁ボビンを展開した後の部分構造概略図を示す。 本願の一実施例に係るブロック鉄心と絶縁ボビンを展開した後の立体構造概略図を示す。 本願の一実施例に係るブロック鉄心の構造概略図を示す。 本願の一実施例に係るブロック鉄心の上面構造概略図を示す。 本願の一実施例に係る絶縁ボビンの構造概略図を示す。 本願の一実施例に係る溝絶縁紙の構造概略図を示す。 本願の一実施例に係る鉄心アセンブリの分割概略図を示す。 本願の一実施例に係る鉄心アセンブリの構造概略図を示す。
本願の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は図面及び具体的な実施形態を参照しながら本願についてさらに詳しく説明する。なお、矛盾しない限り、本願の実施例及び実施例における特徴を組み合せることができる。
本願を充分に理解するように、以下の説明では多くの具体的な詳細を説明するが、本願はここで説明する形態と異なる形態で実施することもできるので、本願の保護範囲は、以下で開示する具体的な実施例に限定されない。
以下に、図1から図9を参照しながら本願のいくつかの実施例に記載の鉄心アセンブリ10、モータ及び圧縮機を説明する。
図2から図6に示すように、本願の第1の態様の実施例により提供される鉄心アセンブリ10は、複数のブロック鉄心12を含み、各ブロック鉄心12の少なくとも1つの端面のエッジに装着溝122が設けられる鉄心本体と、複数の絶縁ボビン14であって、各ブロック鉄心12は2つの絶縁ボビン14の間に設けられ、1つのブロック鉄心12の両端に分布している2つの絶縁ボビン14のうち、少なくとも1つの絶縁ボビン14のブロック鉄心12に面する一端面に、ブロック鉄心12の両側を被覆するための絶縁突起142が設けられており、絶縁突起142は装着溝122に嵌合する絶縁ボビン14とを含む。
本願により提供される鉄心アセンブリ10は鉄心本体及び複数の絶縁ボビン14を含む。ここで、図9に示すように、鉄心本体は複数のブロック鉄心12を含み、複数のブロック鉄心12は環状の鉄心本体を連続的に分布して囲むことができる。各ブロック鉄心12を2つの絶縁ボビン14の間に設け、各ブロック鉄心12の少なくとも1つの端面のエッジに装着溝122を設けることで、装着溝122に近い絶縁ボビン14のブロック鉄心12に面する一端面に絶縁突起142が設けられ、絶縁突起142がブロック鉄心12の両側を被覆することで、絶縁突起142を装着溝122に嵌合させる。一方では、絶縁突起142がブロック鉄心12の両側を被覆するため、モータの巻線と鉄心アセンブリ10との間の十分な沿面距離を保証しながら、絶縁ボビン14の、ブロック鉄心12の端面を被覆し且つ当該端面に沿って延びる部分の厚さを効果的に薄くすることができ、以下、当該部分を絶縁ボビン14の端部144として設定し、関連技術では巻線と鉄心との間の沿面距離を保証するために絶縁ボビン14’の端部144’の厚さを厚くせざるを得なかったのに対し、絶縁ボビン14の端部144の厚さを薄くすることは、鉄心本体の軸方向における鉄心アセンブリ10の長さを大幅に短縮し、これにより、モータの体積を小さくし、モータの重量を低減することに役立ち、且つ絶縁信頼性が高い。また、絶縁ボビン14の端部144の厚さが薄くなるため、ブロック鉄心12に巻線されたマグネットワイヤーの軸方向の長さも短縮され、さらにマグネットワイヤーの使用量が低減され、コストが削減される。他方では、絶縁突起142が装着溝122に嵌合するため、絶縁突起142の設置が巻線溝16のスペースを占有することはなく、巻線溝16の利用率を向上させながら、さらにモータの体積を小さくし、モータの重量を低減することに役立つ。
具体的には、関連技術では、図1に示すように、絶縁ボビン14’はブロック鉄心12’の両側を被覆せずにブロック鉄心12’の端面を直接被覆するため、この場合、巻線と鉄心アセンブリとの間の沿面距離は主に絶縁ボビン14’の端部144’の厚さ、すなわち、L1’+L2’によって決定され、沿面距離の要件を満たすために、絶縁ボビン14’の端部144’の厚さを厚く設定せざるを得ず、絶縁ボビン14’はブロック鉄心12’の両端に分布しているため、鉄心アセンブリの全体の高さ、つまり鉄心本体の軸方向における鉄心アセンブリの長さをさらに増加させる。同様に、絶縁ボビン14’の端部144’の厚さの増加に伴って、鉄心本体の軸方向における巻線の巻線長さが長くなり、ブロック鉄心12’の長さP’+2(L1’+L2’)である。本願では、図3に示すように、ブロック鉄心12に装着溝122を設け、絶縁ボビン14の絶縁突起142がブロック鉄心12を被覆して装着溝122に挿入することで、図2に示すように、この場合、巻線と鉄心アセンブリ10との間の沿面距離は主に、鉄心本体の軸方向における装着溝122の深さL1と絶縁ボビン14の端部144の厚さL2との合計によって決定され、したがって、絶縁ボビン14の端部144の厚さを顕著に薄くし、鉄心アセンブリ10の体積を大幅に小さくする。また、鉄心本体の軸方向における巻線の巻線長さも短くなり、ブロック鉄心12の長さP+2×L2であり、2倍のL1を短縮することができ、鉄心アセンブリ10の体積を大幅に小さくする。
さらに、各ブロック鉄心12の両端面のエッジにいずれも装着溝122が設けられるため、1つのブロック鉄心12の両端に分布している2つの絶縁ボビン14にいずれも絶縁突起142が設けられ、ブロック鉄心12の両端における2つの絶縁ボビン14の端部144の厚さを低減させ、鉄心本体の軸方向における鉄心アセンブリ10の長さを大幅に短縮することができ、これによりモータの体積を小さくすることに役立つ。
さらに、絶縁突起142は、絶縁ボビン14と一体成形される。絶縁ボビン14は、ボビン構造全体であってもよく、ボビン構造と、後でボビン構造に充填される絶縁層の一体構造とで構成されてもよい。絶縁突起142が絶縁ボビン14と一体成形される場合、絶縁ボビン14はブロック鉄心12に部分的に埋設されることに相当する。
なお、本願では、ブロック鉄心12の端面のエッジに装着溝122が設けられるとは、装着溝122がブロック鉄心12の端面に開設され、且つ装着溝122がブロック鉄心12の端面のエッジに延び、つまり装着溝122の幅方向に1つの溝側壁しかないことを意味する。ここで、デフォルトでは、装着溝122がエッジに延びる方向が装着溝122の幅方向であり、装着溝122がエッジに沿って延びる方向が装着溝122の長さ方向であり、装着溝122の各所の幅方向、長さ方向がエッジの変化に伴って変化する。また、絶縁突起142がブロック鉄心12の両側を被覆することは、ブロック鉄心12全体の両側を被覆してもよく、ブロック鉄心12の一部の両側を被覆してもよい。ブロック鉄心12の端面のエッジに装着溝122が設けられることは、絶縁突起142に嵌合する限り、エッジの一部に装着溝122が設けられることである。
いくつかの実施例では、図4から図6に示すように、ブロック鉄心12はヨーク部124、ティース部126及びポールシュー部128を含み、絶縁突起142は少なくともティース部126及びポールシュー部128の両側を被覆する。
当該実施例では、ブロック鉄心12は複数のパンチングピースを積み重ねてリベットで留めることによって形成でき、ブロック鉄心12はヨーク部124、ティース部126及びポールシュー部128を含み、ティース部126はヨーク部124とポールシュー部128との間に位置する。絶縁突起142が少なくともティース部126及びポールシュー部128の両側を被覆するように設定することで、巻線と鉄心アセンブリ10との間の十分な沿面距離を確保し、鉄心アセンブリ10の絶縁信頼性を確保することができる。
いくつかの実施例では、図4から図6に示すように、絶縁突起142はさらにヨーク部124のティース部126に面する側を被覆する。
当該実施例では、絶縁突起142にさらにヨーク部124のティース部126に面する側を被覆させることで、巻線と鉄心アセンブリ10との間に十分な沿面距離を有し、鉄心アセンブリ10の絶縁信頼性をさらに向上させることに役立つ。ここで、絶縁突起142は、ヨーク部124のティース部126に面する側を完全に被覆してもよく、ヨーク部124のティース部126に面する側を部分的に被覆してもよく、実際の状況に応じて設定することができる。
いくつかの実施例では、図8に示すように、隣接する2つのブロック鉄心12における隣接する2つの装着溝122は、接触して連通する。
当該実施例では、任意の隣接する2つのブロック鉄心12を囲んで巻線溝16を形成し、電磁線は巻線溝16内に分布し、且つ絶縁ボビン14及び溝絶縁紙18を有するブロック鉄心12に巻線されて巻線を形成することができる。隣接する2つのブロック鉄心12における隣接する2つの装着溝122は、接触して互いに連通することができるように設定される。この場合、連通した2つの装着溝122は、巻線溝16のスロットに連続して分布することができる。一方では、絶縁突起142の挿入に十分な空間を提供し、絶縁突起142がブロック鉄心12をより多く被覆して絶縁効果を向上させることに役立ち、他方では、装着溝122の加工を容易にし、モータの運転効果に影響を与える処理エラーを回避する。
当然のことながら、複数のブロック鉄心12が連続的に分布する場合、隣接する2つのブロック鉄心12における隣接する2つの装着溝122は接触せず且つ連通しないように設定されてもよい。この場合、ポールシュー部128から離れた装着溝122の端部に溝側壁があり、絶縁突起142の装着安定性を向上させることに役立つ。
いくつかの実施例では、図2及び図6に示すように、鉄心本体の軸方向における装着溝122の深さL1と、鉄心本体の軸方向における絶縁突起142の高さH1は、H1≦L1を満たす。
当該実施例では、鉄心本体の軸方向における装着溝122の深さL1を鉄心本体の軸方向における絶縁突起の高さH1以上に設定することで、絶縁ボビン14とブロック鉄心12との間の組立干渉を効果的に回避することができる。
いくつかの実施例では、図5に示すように、絶縁突起142で被覆されたブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度T1と、絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度T2と、鉄心本体の一断面における装着溝122の幅D1と、絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の幅D2とは、D1≦D2(T1-T2)/T1を満たす。
当該実施例では、本願は、ブロック鉄心12の両端面のエッジに装着溝122が設けられるため、端部領域におけるブロック鉄心12のティース部126及び/又はヨーク部124の幅が狭くなり、ブロック鉄心12のヨーク部124及びティース部126がいずれもモータの磁気回路であるため、上記端部領域におけるティース部126及びヨーク部124の幅が狭くなることにより、ブロック鉄心12の磁束密度が高くなり、鉄損が高くなり、特にティース部126に対する影響が大きい。そのため、上記のモータ損失への影響を低減するために、鉄心本体の一断面における装着溝122の幅D1の最大設定がD2(T1-T2)/T1を満たし、ここで、D2はブロック鉄心12のティース部126の有効領域の幅、すなわち絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の幅であり、T1は絶縁突起142で被覆されたブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度であり、T2は絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度であり、磁密は磁束密度であるように設定することで、ティース部126の磁束密度が動作飽和点を超え、鉄損を急激に増加させることを効果的に回避することができる。
ここで、絶縁突起142で被覆されたブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度及び絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度、すなわち最大磁束密度はいずれもモータ回転数及びモータ荷重に基づいて設定され、さらにブロック鉄心12の材料及び/又は必要なモータ効率に基づいて同時に設定されてもよい。具体的には、ブロック鉄心12を構成するパンチングピースの材質がケイ素鋼板の場合、絶縁突起142で被覆されたブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度を2.0Tに設定することができ(ここで、Tは磁束密度の単位、テスラ)、関連技術では、ブロック鉄心のティース部の磁束密度が1.6T~1.8Tであることが一般的であるため、従って、絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度を1.6Tに設定することができ、さらに、D1とD2の関係は、D1≦D2(2.0T-1.6T)/2.0Tであってもよい。
いくつかの実施例では、鉄心本体の一断面における装着溝122の幅D1と絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の幅D2は、D1≦0.2D2を満たす。
当該実施例では、鉄心本体の一断面における装着溝122の幅D1を絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の幅D2の0.2倍以下に設定することで、端部領域におけるブロック鉄心12のティース部126及び/又はヨーク部124の幅が過度に狭くなり、ブロック鉄心12の磁束密度が過度に高くなり、特にブロック鉄心12のティース部126の磁束密度が過度に高くなり、鉄損が急激に高くなることを効果的に回避することができる。特にブロック鉄心12を構成するパンチングピースの材質がケイ素鋼板の場合、様々なモータ回転数及び様々なモータ荷重に適用しており、様々な必要なモータ効率を満たす。例えば、絶縁突起142で被覆されたブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度は、1.8Tや1.8Tや1.3Tなどであってもよく、1対1に対応する絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の最大磁束密度は、1.5Tや1.7Tや1.1Tなどであってもよく、ここではすべてをリストしない。
いくつかの実施例では、図5に示すように、鉄心本体の一断面における装着溝122の幅D1と絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の幅D2は、0.05D2≦D1を満たす。
当該実施例では、鉄心本体の一断面における装着溝122の幅D1を絶縁突起142で被覆されていないブロック鉄心12のティース部126の幅D2の0.05倍以上に設定することで、一方では、装着溝122が十分な幅を有して絶縁突起142の挿入を容易にし、他方では、十分な厚さの絶縁突起142を装着溝122に挿入することに役立ち、鉄心アセンブリ10の絶縁性能を向上させる。特に絶縁突起142が絶縁ボビン14と一体に射出成形される場合、装着溝122内に挿入するために絶縁突起142が薄過ぎるようにしなければならないことを回避でき、絶縁突起142の加工を容易にする。ここで、0.05は上記要因を考慮して複数回の実験により得られたものである。
いくつかの実施例では、ブロック鉄心12の一断面における装着溝122の幅D1はどこでも同じか、又は、まったく同じわけではない。
いくつかの実施例では、鉄心アセンブリ10は、隣接する2つのブロック鉄心12に囲まれて形成された巻線溝16内に設けられる絶縁部材をさらに含む。
当該実施例では、隣接する2つのブロック鉄心12に囲まれて形成された巻線溝16内に絶縁部材を設けることにより、鉄心アセンブリ10の絶縁性を確保する。
いくつかの実施例では、絶縁部材は、巻線溝16内に入り込む絶縁ボビン14の一部で構成される。すなわち、絶縁突起142に加えて、絶縁ボビン14は、絶縁のために巻線溝16内に入り込む絶縁部をさらに有し、絶縁部は、巻線溝16の溝側壁をカバーする。
いくつかの実施例では、絶縁部材は溝絶縁紙18である。さらに、溝絶縁紙18は2つの張出部182を含み、2つの張出部182は鉄心本体の軸方向に沿う溝絶縁紙18の両端に分布し、各張出部182は鉄心本体の軸方向に沿って延び、張出部182は隣接する2つの絶縁ボビン14の間の隙間に位置する。
当該実施例では、巻線溝16内に溝絶縁紙18を設ける方式で絶縁を行う。ブロック鉄心の両端に装着された絶縁ボビンが巻線溝内に入り込む方式で絶縁を行うのに対し、絶縁ボビンは通常射出成形で作製され、続いて巻線溝に嵌合して装着されるため、絶縁ボビンが巻線溝内に入り込んだ部分の厚さが大きく、巻線溝の広い領域を占め、本願は、巻線溝16内に溝絶縁紙18を設けることで、絶縁効果を保証しながら、巻線溝16の占有スペースを減らし、さらに巻線溝16の利用率を保証することができる。
また、ブロック鉄心12に対応する絶縁ボビン14もブロック化されているため、隣接する2つのブロック鉄心12における隣接する2つの絶縁ボビン14の間に隙間が生じる。絶縁ボビン14の端部の厚さを薄くすると同時に、絶縁ボビン14の端部に嵌合する溝絶縁紙18の鉄心本体の軸方向での高さも下げる。そのため、巻線溝16内に溝絶縁紙18を設け、且つ溝絶縁紙18の鉄心本体の軸方向に沿う両端の張出部182が隣接する2つの絶縁ボビン14の間の隙間に位置することができるように設定され、隣接する2つの絶縁ボビン14の間の隙間を遮蔽し、絶縁ボビン14の端部の厚さが薄くなることによる隣接する絶縁ボビン14の間の隙間とブロック鉄心12との間の沿面距離の不足を補償することができ、沿面距離を高くすることができ、隙間における鉄心アセンブリ10と巻線との間の十分な沿面距離を保証し、鉄心アセンブリ10の絶縁信頼性を確保する。
いくつかの実施例では、図6及び図7に示すように、鉄心本体の軸方向に沿って延びる張出部182の長さH2と、鉄心本体の軸方向における絶縁突起142の高さH1は、H2≧H1を満たす。
当該実施例では、鉄心本体の軸方向に沿って延びる張出部182の長さH2を鉄心本体の軸方向における絶縁突起142の高さH1以上に設定することで、十分な沿面距離を補償し、沿面距離が国家標準又は顧客の製品に対する絶縁安全要求を満たすことに役立つ。
いくつかの実施例では、絶縁ボビン14の材質はガラス繊維を含有する液晶ポリマー又はガラス繊維を含有するポリブチレンテレフタレートである。
当該実施例では、絶縁ボビン14の材質がガラス繊維を含有する液晶ポリマー(LCP)又はガラス繊維を含有するポリブチレンテレフタレート(PBT)であるように設定することで、絶縁効果が高い。
いくつかの実施例では、溝絶縁紙18の材質はポリテレフタル酸系プラスチック又はポリエチレンナフタレート又はポリフェニレンサルファイドである。
当該実施例では、溝絶縁紙18の材質がポリテレフタル酸系プラスチック(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)又はポリフェニレンサルファイド(PPS)であるように設定することで、絶縁効果が高く、破損しにくい。
本願の第2の態様の実施例により提供されるモータは、上記いずれか一つの実施例に記載の鉄心アセンブリ10を含む。
本願により提供されるモータは、上記いずれか一つの実施例に記載の鉄心アセンブリ10を有するため、さらに上記いずれか一つの実施例の有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。ここで、モータはステーター及びローターを含み、さらに、ステーターは巻線及び上記いずれか一つの実施例に記載の鉄心アセンブリ10を含む。この場合、巻線溝16はステーター溝である。当然のことながら、ローターは上記いずれか一つの実施例に記載の鉄心アセンブリ10を含むこともでき、巻線溝16はローター溝である。さらに、モータは回転モータである。
本願の第3の態様の実施例により提供される圧縮機は、上記いずれか一つの実施例に記載のモータを含む。
本願により提供される圧縮機は、上記いずれか一つの実施例に記載のモータを有するため、さらに上記いずれか一つの実施例の有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。
さらに、圧縮機はさらに、ケーシング、クランクシャフト、シリンダー、及びピストンを含み、モータはケーシング内に設けられ、モータのローターはクランクシャフトに外嵌され、クランクシャフトはシリンダー内のピストンに接続され、モータはクランクシャフトを回転させ、これによりピストンを駆動してシリンダー内のガスを圧縮させる。
本願の第4の態様の実施例により提供される車両は、上記いずれか一つの実施例に記載の圧縮機を含む。
本願により提供される車両は、上記いずれか一つの実施例に記載の圧縮機を有するため、さらに上記いずれか一つの実施例の有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。
また、車両は、車体と、車体に設けられたエアコンシステムとを含み、圧縮機はエアコンシステム内に設けられてもよい。
当然のことながら、上記圧縮機は、車両内に設けられるものに限定されるものではなく、空調装置などの冷凍システムを含む他の機器に設けられるものであってもよい。
本願において、明確且つ具体的な限定がない限り、用語である「複数」は、2つ又は2つ以上である。限定又は説明がない限り、「連続」、「取付け」などの用語の意味は広く理解されるべきであり、例えば、「連続」は固定連続であってもよく、取り卸し可能な連続であってもよく、又は一体的に連続であってもよく、直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することも可能である。当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の本願における具体的な意味を利用することができる。
本明細書の説明において、用語である「一実施例」、「いくつかの実施例」、「具体的な例示」などの記述は、当該実施例又は例示に記載された具体的な特徴、構造、材料又は特点を参照して本願の少なくとも1つの実施例又は例示に含まれることを意図する。本明細書において、上記用語の例示的な記述は同一の実施例又は例示を必ずしも意味しない。さらに、記載された具体的な特徴、構造、材料は、いずれかの1つ又は複数の実施例又は例示において適当な方式で組み合わせることができる。
以上は、本願の好適な実施例に過ぎず、本願を限定するものではない。当業者であれば、本願に様々な修正や変更が可能である。本願の精神や原則内での全ての修正、置換、改善などは、本願の保護範囲内に含まれる。
図1における符号と部材名称との対応関係は、以下のとおりである。
12’…ブロック鉄心、14’…絶縁ボビン、144’…絶縁ボビンの端部。
図2から図9における符号と部材名称との対応関係は、以下のとおりである。
10…鉄心アセンブリ、12…ブロック鉄心、122…装着溝、124…ヨーク部、126…ティース部、128…ポールシュー部、14…絶縁ボビン、142…絶縁突起、144…絶縁ボビンの端部、16…巻線溝、18…溝絶縁紙、182…張出部。

Claims (16)

  1. 複数のブロック鉄心を含み、各前記ブロック鉄心の少なくとも1つの端面のエッジに装着溝が設けられる鉄心本体と、
    複数の絶縁ボビンであって、各前記ブロック鉄心は2つの前記絶縁ボビンの間に設けられ、1つの前記ブロック鉄心の両端に分布している2つの前記絶縁ボビンのうち、少なくとも1つの前記絶縁ボビンの前記ブロック鉄心に面する一端面に、前記ブロック鉄心の両側を被覆するための絶縁突起が設けられており、前記絶縁突起は前記装着溝に嵌合する前記絶縁ボビンとを含む、鉄心アセンブリ。
  2. 前記ブロック鉄心は、ヨーク部、ティース部及びポールシュー部を含み、前記絶縁突起は少なくとも前記ティース部及び前記ポールシュー部の両側を被覆する、請求項1に記載の鉄心アセンブリ。
  3. 前記絶縁突起はさらに前記ヨーク部の前記ティース部に面する側を被覆する、請求項2に記載の鉄心アセンブリ。
  4. 隣接する2つの前記ブロック鉄心における隣接する2つの前記装着溝は、接触して連通する、請求項1~3のいずれか一項に記載の鉄心アセンブリ。
  5. 前記鉄心本体の軸方向における前記装着溝の深さL1と、前記鉄心本体の軸方向における前記絶縁突起の高さH1は、H1≦L1を満たす、請求項1~3のいずれか一項に記載の鉄心アセンブリ。
  6. 前記絶縁突起で被覆された前記ブロック鉄心のティース部の最大磁束密度T1と、前記絶縁突起で被覆されていない前記ブロック鉄心のティース部の最大磁束密度T2と、前記鉄心本体の一断面における前記装着溝の幅D1と、前記絶縁突起で被覆されていない前記ブロック鉄心のティース部の幅D2とは、D1≦D2(T1-T2)/T1を満たす、請求項1~3のいずれか一項に記載の鉄心アセンブリ。
  7. 前記鉄心本体の一断面における前記装着溝の幅D1と前記絶縁突起で被覆されていない前記ブロック鉄心のティース部の幅D2は、D1≦0.2D2を満たす、請求項6に記載の鉄心アセンブリ。
  8. 前記鉄心本体の一断面における前記装着溝の幅D1と前記絶縁突起で被覆されていない前記ブロック鉄心のティース部の幅D2は、0.05D2≦D1を満たす、請求項6に記載の鉄心アセンブリ。
  9. 前記ブロック鉄心の一断面における前記装着溝の幅D1はどこでも同じか、又は、まったく同じわけではない、請求項6に記載の鉄心アセンブリ。
  10. 前記鉄心アセンブリは、隣接する2つの前記ブロック鉄心に囲まれて形成された巻線溝内に設けられる絶縁部材をさらに含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の鉄心アセンブリ。
  11. 前記絶縁部材は溝絶縁紙であり、
    前記溝絶縁紙は2つの張出部を含み、前記2つの張出部は前記鉄心本体の軸方向に沿う前記溝絶縁紙の両端に分布し、各前記張出部は前記鉄心本体の軸方向に沿って延び、前記張出部は隣接する2つの前記絶縁ボビンの間の隙間に位置する、請求項10に記載の鉄心アセンブリ。
  12. 前記鉄心本体の軸方向に沿って延びる前記張出部の長さH2と、前記鉄心本体の軸方向における前記絶縁突起の高さH1は、H2≧H1を満たす、請求項11に記載の鉄心アセンブリ。
  13. 前記絶縁ボビンの材質はガラス繊維を含有する液晶ポリマー又はガラス繊維を含有するポリブチレンテレフタレートであり、及び/又は
    前記溝絶縁紙の材質はポリテレフタル酸系プラスチック又はポリエチレンナフタレート又はポリフェニレンサルファイドである、請求項11又は12に記載の鉄心アセンブリ。
  14. 請求項1~13のいずれか一項に記載の鉄心アセンブリを含むモータ。
  15. 請求項14に記載のモータを含む圧縮機。
  16. 請求項15に記載の圧縮機を含む車両。
JP2021564170A 2019-05-28 2019-12-16 鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機及び車両 Active JP7317143B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201920778307.2 2019-05-28
CN201910449645.6A CN112018922A (zh) 2019-05-28 2019-05-28 铁芯组件、电机、压缩机及车辆
CN201910449645.6 2019-05-28
CN201920778307.2U CN209562276U (zh) 2019-05-28 2019-05-28 铁芯组件、电机、压缩机及车辆
PCT/CN2019/125545 WO2020238160A1 (zh) 2019-05-28 2019-12-16 铁芯组件、电机、压缩机及车辆

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022530519A true JP2022530519A (ja) 2022-06-29
JP7317143B2 JP7317143B2 (ja) 2023-07-28

Family

ID=73552569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021564170A Active JP7317143B2 (ja) 2019-05-28 2019-12-16 鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機及び車両

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11876421B2 (ja)
EP (1) EP3955432A4 (ja)
JP (1) JP7317143B2 (ja)
KR (1) KR102607533B1 (ja)
WO (1) WO2020238160A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004147380A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 内転型電動機の固定子およびその製造方法
JP2006081398A (ja) * 2005-12-01 2006-03-23 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 内転型電動機の固定子の製造方法
JP2006115694A (ja) * 2005-12-01 2006-04-27 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 内転型電動機の固定子
JP2006180698A (ja) * 2006-03-17 2006-07-06 Mitsubishi Electric Corp 電動機、冷凍・空調装置、電動機の製造方法、電動機の金型装置
JP2011188675A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Mitsubishi Electric Corp 電動機、電動機の製造方法、圧縮機
WO2017175508A1 (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 三菱電機株式会社 磁極、磁極の製造方法および固定子
WO2017179115A1 (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 三菱電機株式会社 電動機、圧縮機、及び冷凍サイクル装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003111329A (ja) * 2001-10-03 2003-04-11 Mitsubishi Electric Corp 回転電機の固定子
KR20030087035A (ko) * 2002-01-30 2003-11-12 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 회전전동기의 스테이터
JP5361277B2 (ja) * 2008-08-08 2013-12-04 日本電産サンキョー株式会社 モータ
WO2010100890A1 (ja) * 2009-03-06 2010-09-10 三菱電機株式会社 モータの電機子
US10432041B2 (en) * 2015-11-04 2019-10-01 Mitsubishi Electric Corporation Stator, motor, compressor, and refrigerating and air-conditioning apparatus
JP6103559B1 (ja) * 2015-11-30 2017-03-29 三菱電機株式会社 回転電機
US11081926B2 (en) * 2016-09-01 2021-08-03 Sunonwealth Electric Machine Industry Co., Ltd. Inner-rotor motor and stator thereof
CN107492966B (zh) * 2017-09-06 2019-12-06 珠海格力电器股份有限公司 分块铁芯组件、铁芯和电机
JP7105999B2 (ja) * 2019-05-20 2022-07-25 三菱電機株式会社 電動機、圧縮機、空気調和装置および電動機の製造方法
CN114128086B (zh) * 2019-05-21 2024-03-19 Lg麦格纳电子动力总成有限公司 ***铁芯组装体以及包括其的定子
CN209562276U (zh) * 2019-05-28 2019-10-29 广东威灵汽车部件有限公司 铁芯组件、电机、压缩机及车辆

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004147380A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 内転型電動機の固定子およびその製造方法
JP2006081398A (ja) * 2005-12-01 2006-03-23 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 内転型電動機の固定子の製造方法
JP2006115694A (ja) * 2005-12-01 2006-04-27 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 内転型電動機の固定子
JP2006180698A (ja) * 2006-03-17 2006-07-06 Mitsubishi Electric Corp 電動機、冷凍・空調装置、電動機の製造方法、電動機の金型装置
JP2011188675A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Mitsubishi Electric Corp 電動機、電動機の製造方法、圧縮機
WO2017175508A1 (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 三菱電機株式会社 磁極、磁極の製造方法および固定子
WO2017179115A1 (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 三菱電機株式会社 電動機、圧縮機、及び冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020238160A1 (zh) 2020-12-03
JP7317143B2 (ja) 2023-07-28
EP3955432A4 (en) 2022-06-01
KR20210137573A (ko) 2021-11-17
US11876421B2 (en) 2024-01-16
US20220060076A1 (en) 2022-02-24
KR102607533B1 (ko) 2023-11-30
EP3955432A1 (en) 2022-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102073132B1 (ko) 전동기 및 공기 조화기
KR102040147B1 (ko) 전기 모터의 회전자 및 이를 채용한 모터
WO2018037449A1 (ja) コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機
CN216216145U (zh) 一种永磁同步电机转子冲片结构、转子及其电机
CN114629277A (zh) 一种有刷直流电机
CN209562276U (zh) 铁芯组件、电机、压缩机及车辆
WO2011148501A1 (ja) ステータ
JP7317143B2 (ja) 鉄心アセンブリ、モータ、圧縮機及び車両
CN109802504B (zh) 一种永磁聚磁式同步磁阻电机及其非对称转子
JP4158013B2 (ja) 永久磁石同期モータの電機子およびそれを用いた永久磁石同期モータ
CN114362407B (zh) 电机、电机定子及弯折式复合磁性槽楔
CN106849400A (zh) 定子铁芯、定子和电机
CN112018922A (zh) 铁芯组件、电机、压缩机及车辆
CN212726608U (zh) 转子冲片、转子铁芯、转子、电机和车辆
CN213937555U (zh) 定子铁芯及具有其的定子组件
KR20230101499A (ko) 에너지 효율 향상을 위한 헤어핀 권선 전동기의 슬롯 구조
JPH1080077A (ja) 合成樹脂モールド誘導電動機
CN114069919A (zh) 转子冲片、转子铁芯、转子、电机和车辆
CN107359761B (zh) 单相感应电机和压缩机
US20160204662A1 (en) Brushless electric motor with an outer rotor
CN112003400A (zh) 转子、电机、压缩机及空调器、车辆
CN213305069U (zh) 一种电动汽车驱动电机的新型定子结构
CN220342128U (zh) 一种用于电机的磁钢结构
CN114123559B (zh) 定子组件和电机
WO2023181780A1 (ja) 回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7317143

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150