JP2022525874A - 酸素供給装置 - Google Patents

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Abstract

臓器又は組織に灌流させる灌流溶液を酸素化する酸素供給装置が開示される。本装置は、酸素供給源からの酸素を受け入れるよう構成された入口(160)と、入口に接続されたチューブ(180)であり、受け入れた酸素をチューブから出すことができる複数の孔を含むチューブとを含む。チューブは、複数のホルダ(170)により酸素供給装置の頂部(120)の下の所定位置に固定することができ、頂部は、臓器灌流装置の収容槽に対応するサイズであり得ることで、酸素供給装置が上記収容槽用の蓋を構成することを可能にする。酸素供給装置は、灌流溶液を急速に酸素化することを可能にし、既存の灌流回路と協働する。チューブ及びその孔が収容槽内の灌流溶液の浴内に浸漬されるように酸素供給装置を収容槽に配置する、灌流溶液を酸素化する方法も開示される。

Description

関連技術分野は、臓器又は組織の生存能力の維持及び/又は回復と、診断、治療、保管、及び/又は輸送のための臓器又は組織保存とが可能な臓器又は組織灌流装置を含む。便宜上、本明細書で用いる場合の用語「臓器」は、別段の規定がない限り臓器及び/又は組織を意味すると理解すべきである。
臓器灌漑装置の目的は、研究、診断、治療、又は移植での使用まで臓器が生存し続けるように人体の状態を模倣することである。多くの場合、臓器を施設間で保管及び/又は輸送しなければならない。灌流中の臓器の維持及び回復の目的は、虚血・再灌流傷害を減らすことである。正常又は略正常な機能状態での保管期間の延長も、ある程度有利である。例えば、臓器の輸送距離を長くすることができ、臓器の検査、治療、及び評価の時間が増える。
種々の臓器灌流装置が知られている。特許文献1、特許文献2、及び特許文献3は、例えば、灌流中に臓器が保管され得る使い捨ての灌流回路を用いる灌流装置を開示している。この回路は、臓器が配置され得る臓器クレードル及び臓器の周りに形成され得る灌流液浴の入れ物として働き得る収容槽を含む。内蓋及び外蓋を用いて、灌流中に収容槽を閉じることができ、収容槽は、灌流液浴及び臓器の両方が低体温域になるように冷却剤容器内に嵌まり得る。これらの先行特許の内容の全体を参照により本明細書に援用する。
輸送及び灌流中の低体温域の使用は、臓器の酸素要求量及び代謝活動を低下させることにより臓器保存を大幅に改善するが、これらを完全になくすことはない。これに対応した酸素欠乏が臓器の細胞の無酸素活動を促し得ることで、乳酸の蓄積及びミトコンドリア脱共役及びアデノシン三リン酸(「ATP」)量の減少が起こり、それによりラジカル酸素種、炎症性サイトカイン、及び乳酸等の有毒分子の放出につながる。これらの有毒分子及びミトコンドリア活性は、活性酸素分子の生成を増やし、これがさらに有害な虚血・再灌流傷害につながり得る。
酸素欠乏が細胞の無酸素活動を促し、虚血・再灌流傷害を悪化させることを考えると、例えば灌流溶液への追加酸素の導入による低温灌流臓器への酸素の増加に関連する利益に対する関心は高い。全内容を参照により本明細書に援用する特許文献4は、例えば酸素をリアルタイムで生成して灌流液を酸素化することが好ましい酸素発生部又は濃縮部を開示している。
米国特許第9,357,767号明細書 米国特許第9,357,766号明細書 米国特許第9,723,830号明細書 米国特許出願公開第13/545,514号明細書
しかしながら、従来の酸素化装置及び方法に関連する難点は少なくとも2つある。第1は、灌流溶液の十分な酸素化に要する時間量である。臓器移植中の時間は貴重なので、酸素供給装置が灌流溶液を急速に酸素化できるべきである。さらに、病院及び医院は、灌流中に用いる使い捨て用品を相当量入手又は購入している場合もあり、灌流溶液を酸素化するためにこれらの高価であろう使い捨て用品を廃棄することに消極的であり得る。したがって、灌流溶液を酸素化するのに既存の機器及び使い捨て用品と併用できる酸素供給装置も必要である。
したがって、本明細書では、臓器又は組織に灌流させる灌流溶液を酸素化する酸素供給装置を開示する。この装置は、酸素供給源からの酸素を受け入れるよう構成された入口を含むことができ、且つ入口に接続されたチューブも含むことができ、チューブは、受け入れた酸素をチューブから出すことができる複数の孔を含む。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、酸素供給装置は、入口が始まる頂部も含むことができ、頂部の下にチューブを固定するように頂部の下に延びる複数のホルダをさらに含むことができる。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、複数のホルダのそれぞれは、(i)頂部に対して実質的に垂直に延びる垂直部及び(ii)垂直部に対して外向角で延びる傾斜部も含み得る。チューブは、複数のホルダの傾斜部により固定され得る。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、複数のホルダは、使用時に臓器又は組織を囲むのに十分な円周を有するループ状にチューブを固定することができ、このループの大部分が、頂部により形成された仮想平面と実質的に平行であり得る。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、酸素供給装置は、臓器灌流回路に取り付けられるよう構成されることができ、入口が始まる酸素供給装置の頂部は、灌流中に臓器又は組織を保持するよう構成された臓器灌流回路の収容槽用の蓋を構成することができる。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、チューブは、酸素供給装置が収容槽に配置されるとチューブ及びその複数の孔が収容槽内の灌流溶液の浴に浸漬され得るように、頂部の下に固定され得る。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、チューブは、酸素供給装置が収容槽に配置されるとチューブが収容槽内に位置付け可能な臓器クレードルに干渉しないように、複数のホルダにより所定位置に固定され得る。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、酸素供給装置は、頂部に疎水性のベントをさらに備えることができ、ベントは、酸素供給装置が収容槽に配置されてチューブの複数の孔から灌漑溶液に酸素が流れると収容槽内の圧力上昇を制限するよう構成される。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、孔は、チューブの長さに沿って離間した複数の群で配置され得る。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、群のそれぞれは、チューブの周囲に離間した複数の孔を含み得る。
上記又は下記の特徴のいずれかの組み合わせにおいて、複数の群の各対は、チューブ上で約34.79mm離間させることができ、複数の孔の平均直径は、約0.10mm~0.18mmとすることができる。
本明細書において、上記特徴のいずれかによる酸素供給装置を用いる方法も開示する。この方法は、チューブ及びその孔が臓器灌流回路の収容槽内の灌流溶液の浴内に浸漬されるように、酸素供給装置を収容槽に配置するステップと、酸素供給装置の入口を酸素供給源に接続するステップと、浴を構成する灌流溶液の酸素濃度を高めるように酸素供給源から入口を通して、チューブの孔を通して、灌流液浴に酸素を投与するステップとを含み得る。
本方法は、酸素源から約10リットル/分の速度で10分以上酸素を投与するステップも含み得る。
本方法は、配置するステップの前に、収容槽の蓋を取り外すステップをさらに含み得る。したがって、配置するステップは、収容槽の蓋を酸素供給装置に置き換えることができる。
本方法は、酸素供給源からの酸素の投与を中止するステップと、続いて臓器灌流回路の収容槽内に臓器又は組織を配置するステップとをさらにまた含み得る。
また、酸素は、代替的に臓器灌流回路での臓器又は組織の灌流中に投与され得る。
本開示のこれら及び他の態様を、添付図面及び以下の詳細な説明を参照して説明する。
本開示の1つ又は複数の実施形態による臓器灌流装置の断面図である。 図1の臓器灌流装置の組み合わせた冷却材容器、収容槽、及びクレードルの断面図である。 本開示の1つ又は複数の実施形態による酸素供給装置の上面斜視図である。 図3の酸素供給装置の底面斜視図である。 図3の酸素供給装置の上面図である。 図3の酸素供給装置の底面図である。 図3の酸素供給装置の側面図である。 図3の酸素供給装置の別の側面図である。 図8に示すチューブの部分IXの拡大図である。 図9の線X-Xに沿ったチューブの断面図である。 図3の酸素供給装置を用いるプロセスを示す。 臓器灌流回路の収容槽に配置された図3の酸素供給装置の断面図である。
図1及び図2は、臓器用の例示的な灌流装置10を示す。臓器は、肝臓、腎臓、心臓、肺、又は腸であり得ることが好ましいが、ヒト又は動物の、任意の天然又は人工の、健康、損傷、又は疾患臓器又は組織とすることができる。装置10は、臓器が配置され得る収容槽30(図2参照)を含み得る。収容槽30は、取り外し可能なクレードル60を保持することができ、クレードル60は、臓器が装置10内にあるときに臓器が載せられ得る表面60aを含み得ることが好ましい。収容槽30及び/又はクレードル60は、VASOSOL(登録商標)等の灌流溶液の灌流液浴を臓器の周りで収容させるよう構成され得ることが好ましい。
収容槽30は、氷、氷水、塩水等の低温材料を収容し得る絶縁性の冷却剤容器50内に入れられ得ることが好ましい。冷却剤容器50は、装置10に永久に若しくは取り外し可能に取り付けられてもよく、又は装置10の一体的なモノリシック部分であってもよい。したがって、図2に示すように、使用時に、臓器はクレードル60内に入れることができ、クレードル60は収容槽30内に入れることができ、収容槽30は冷却剤容器50内に入れることができる。冷却剤容器50、収容槽30、及びクレードル60の配置は、冷却剤容器50の内容物が臓器又はクレードル60に接触することなく臓器の冷却を行う構成を提供することが好ましい。冷却剤容器50は、氷又は氷水を収容するものとして本明細書に記載されているが、任意の適当な冷却媒体を用いることができる。
図2に示すように、内蓋66及び外蓋67が収容槽30の上面に設けられ得る。内蓋66は、輸送中の機械的な衝突や衝撃の場合の臓器の安定性の維持を助けるためにクレードル60の上面周囲に近接するようなサイズであり得る。より具体的には、内蓋66は、クレードル60の周縁60bの周方向形状に一致し且つ周縁60bに接触してクレードル60を所定位置に保持するのを助けるよう構成された、下方突出延長部66aを有し得る。蓋66及び67は、収容槽30と実質的に流体密封シールを形成することができ、汚染を防止することができる。蓋66及び67は、蓋66又は67でシールされなかった場合に備えた予備の気密シールにもなり得る。内蓋66及び外蓋67の両方が、圧力平衡を維持するためにガス移動を可能にするエアベント、例えば多孔質の疎水性膜を収容し得ることが好ましい。
好ましくは、灌流溶液及び/又は臓器と接触する装置10の全てのコンポーネントが使い捨て可能且つ/又は交換容易である。これらのコンポーネントは、使い捨ての臓器灌流回路の一部を構成し得る収容槽30と、臓器クレードル60と、蓋66及び67とを含み得る。使用時に、この使い捨ての臓器灌流回路は、装置10の非使い捨て部分内に配置することができ、臓器は、収容槽30内の臓器クレードル60に配置することができる。冷却剤容器50があるので、収容槽30内の臓器及び灌流液浴の両方が低体温域になる。続いて、灌流溶液を使い捨ての灌流回路及び臓器に循環させることができる。
図3及び図4は、本開示の1つ又は複数の態様による酸素供給装置100を示す。装置100は、収容槽100内の灌流液浴の酸素濃度を高めるように灌流装置10と協働するよう設計され得る。この装置100は、概して本体110及び酸素化コンポーネント150により構成され得る。本体110はさらに、図5に示すように径方向内方部122及び外方部124を含む頂部120も含み得る。本体110は、図6に示すように、頂部120から下方に突出する底部130も含み得る。本体110は、例えば透明なポリカーボネートプラスチック樹脂から形成され得る。
頂部120は、内蓋66のように収容槽30に対応するサイズであり得る。より具体的には、頂部120の径方向外方部124の下リップ126(図4参照)は、収容槽30の上面の凹み36(図2参照)に収納されることにより酸素供給装置100が内蓋66の代わりに上記収容槽の蓋を構成することを可能にするようなサイズであり得る。収容槽30のラッチ(図示せず)を用いて、酸素供給装置100を収容槽30に対して所定位置にロックすることができる。図7及び図8に示すように、頂部120は実質的に平面状であり得る。すなわち、径方向内方部122及び外方部124の少なくとも一方の表面はわずかに傾斜し得るが、頂部120の全体形状は図7及び図8の紙面に突出する仮想平面を形成する。例えば、外方部124は平坦であり得るが、内方部122は外方に凸であり得る。頂部120には、ベント128(図5及び図6参照)も設けられ得る。蓋66及び67のエアベントのように、ベント128は、圧力平衡を維持するためにガス移動を可能にする多孔質の疎水性膜を含み得る。より具体的には、ベント128の膜は、疎水性及び疎油性に処理されたアクリル系共重合体とすることができ、膜は、不織ナイロン基材に取り付け接着され得る。膜自体は、平均気孔率を0.45ミクロンとすることができ、撥油性、撥水性、撥有機溶剤性、耐油性、耐水性、及び耐有機溶剤性があると共に大半の低表面張力液体と濡れ性がないものであり得る。これは、例えばこのような液体と混ざるか又は濡れ性がある傾向のある親水性膜とは対照的である。ベント128の周囲には、ベント128を頂部120の残りの部分に固定することにより密封して取り付けた状態を確保するように接着剤が設けられ得る。
底部130は、頂部120の径方向内方部122と外方部124との間の空間に形成され得るものであり、実質的に三角形の断面を有し得る。より具体的には、底部130の径方向外壁132(図4参照)が、頂部120の仮想平面に対して実質的に垂直に下方に延び得ると共に、底部130の径方向内壁134が、外壁132に対して傾斜した角度で頂部120から下方に延び得る。壁132及び134は、頂点136で合わさることにより、本体110が収容槽30と実質的に流体密封シールを形成し、それにより汚染を防止できることを確実にし得る。最後に、底部130(及び特に頂点136)も、内蓋66の下方突出延長部66aのように、クレードル60の周縁60bの周方向形状に一致することができ、したがって同様に上記周縁に接触してクレードル60及びその上の臓器を所定位置に保持するのを助けるよう構成され得る。
酸素化コンポーネント150はさらに、図7に示すように、酸素入口160、Tフィッティング162、ホルダ170、及びチューブ180を含み得る。酸素入口160は、頂部120の径方向内方部122及び外方部124を接続するブリッジ部129(図5参照)から突出する酸素用バーブ継手であり得る。酸素入口160は、使い易さを向上し且つ酸素を入口に送るチューブのキンクのリスクを減らすように頂部120の仮想平面に対して実質的に垂直な角度であり得る。Tフィッティング162はさらに、酸素入口160に流体接続され得ると共に、ブリッジ部129の下で底部130に形成されたギャップ138内に形成され得る。
チューブ180は、Tフィッティング162に流体接続され得ると共に、複数のホルダ170により所定位置に固定され得る。図8に示すように、これらホルダ170のそれぞれは、本体110の底部130に固定されて頂部120から頂部120の仮想垂直平面に対して実質的に垂直な方向に突出する上側垂直部172を含み得る。ホルダ170は、チューブ180を底部130の下に固定することができ、ホルダ170のそれぞれは、垂直部172に対して外向角のついた傾斜部174も含み得る。傾斜部174は、垂直部172に対して例えば2.5°の角度であり得るが、他の角度も可能である。ホルダ170のそれぞれの傾斜部174は、チューブ180を通すことができる孔を含み得る。後述のように、垂直部172に対して傾斜部174の角度をつけることで、ホルダ170もチューブ180も使用時に収容槽30内に入れられ得る臓器クレードル60、その上の臓器若しくは血管系、又はカニューレに干渉しないことを確実にするのに役立ち得る。孔が位置付けられる傾斜部174の丸い端によっても、使用中に収容槽30に衝突も干渉もしないことが確実になり得る。
チューブ180は、芳香族ポリエーテル系ポリウレタンから形成することができ、酸素供給装置100が収容槽30の蓋として働く場合に底部130を囲む、したがって灌流臓器を囲むのに十分な長さであり得る。好ましくは、チューブ180の全長は1,054,10mm又はその程度であり得るが、他の長さも可能である。図9は、図8に示すチューブ180の部分IXの拡大図を示し、この図に示すように、チューブ180は、チューブ180の長さに沿って距離186だけ離間し得る複数群182の孔184を含み得る。好ましくは、距離186は、34.79mm又はその程度であり得るが、他の距離も可能である。24個の群182をチューブ180に形成することができ、群182の1つにおけるチューブ180の断面を示す図10に示すように、各郡は、チューブ180の周囲に等間隔の5つの孔184を含み得る。したがって、チューブ180は、合計120個の孔184を含み得る。孔184のそれぞれは、レーザアブレーションによりチューブ180に形成され得る。また、各孔184は、レーザアブレーションプロセスの能力の範囲内であり再現可能であることが分かっている直径0.10mm~0.18mmであり得る。チューブ180の代わりに、中空糸フィルタを用いて酸素を灌流溶液に供給してもよい。中空糸フィルタは、酸素化プロセス中の灌流溶液の発泡を防止することができる。しかしながら、灌流溶液が全血でない場合、この潜在的な差は、チューブ180に対する中空糸フィルタのコストの実質的な増加に見合うには不十分であり得る。
孔184の上記構成、特にその数及び直径は、適切なコストを維持しつつ、「発泡」、したがって灌流液浴の灌流溶液を酸素で飽和させる時間を十分に短縮する。好ましくは、例えば10リットル/分の酸素流量で、孔184は、浴の灌流溶液が10分~15分以内に飽和することを確実にし、同時に行われる外科処置には実質的により長い時間がかかり得るので、この時間は大半の医院で許容可能である。他の数の孔184及び他のサイズのこれらの孔も可能である。しかしながら、さまざまな考慮事項がある。例えば同じ直径で孔184の数を増やすと、灌流溶液を十分に飽和させるのに要する時間を短縮することができる。しかしながら、チューブ180のコストは孔184の数に正比例するので、その数を増やすことでチューブのコストが増加し得る。他方では、大幅に少ない孔184は、浴の灌流溶液を飽和させるのに要する時間を増やすのが不都合であり得る。
孔184の他の構成も可能である。孔184は、例えばチューブ180の長さに沿って直線的に位置決めされてもよい。しかしながら、5つの孔184がチューブ180の周囲に離間した群182がある上記構成は、孔184の少なくとも大半が使用時に灌流液の表面の下にあることを確実にするのに役立つ。チューブ182の長さに沿って群182を等間隔の距離186で離間させることも、灌流溶液の大半が酸素ガスを均一に受けることを確実にすることにより、濃度不足の領域ができるのを防止するのにも役立ち得る。
図11は、酸素供給装置100を灌流装置、例えば灌流装置10と共に用いて灌流液浴を構成する灌流溶液中の溶存酸素量を増加させることができる方法を示す。第1ステップ210において、酸素供給装置100を収容槽30に配置することができる。この構成を図12に断面で示す。この図に示すように、酸素供給装置100の下リップ126は、収容槽30の上面の凹み36に対応するようなサイズであり得る。ホルダ170は、チューブ180及びその孔184を収容器30内で灌流液浴内に浸漬されるのに十分なほど低く固定することもでき、考えられるそのレベルを図12に190で示す。また、ホルダ170の傾斜部174によっても、図12に示す組み立て位置で臓器クレードル60、その上の臓器若しくは血管系、又はカニューレに干渉しないようにチューブ180を外側に位置付けることができる。酸素供給装置100は、上記ラッチにより収容槽30に固定することができる。
次のステップ220において、酸素供給装置100を外部酸素源に接続することができる。好ましくは調整された医療用酸素を供給する以外に、酸素源は特に限定されない。これは、例えば酸素ボンベ又は病院若しくは医院状況での壁面バルブであり得る。酸素供給装置100及び酸素源を接続するために、装置100のユーザは、延長管の一端を酸素入口160に、上記管の別端を酸素源に取り付けることができる。
ステップ220に続いて、ステップ230において酸素を投与することができる。好ましくは、酸素は、酸素源から10リットル/分又はその程度の速度で10分以上、より好ましくは15分以上、さらにより好ましくは20分以上投与され得る。しかしながら、他の酸素流量も可能である。例えば、酸素は、酸素源から1リットル/分、2リットル/分、又は3リットル分の速度で投与されてもよい。しかしながら、これにより、灌流液浴の灌流溶液を十分に飽和させるのに要する期間が許容できないほど長くなり得る。他方では、最大20リットル/分以上の酸素流量が考えられる。しかしながら、20リットル/分を超える流量は、チューブ180とTフィッティング162との間の接続に高い背圧を与えるリスクがあり得ることで、高圧により起こる漏れにより灌流液浴が酸素で十分に飽和しなくなる可能性がある。上記好ましい速度で好ましい期間にわたり酸素を投与することで、灌流溶液中の溶存酸素レベルが、臓器の灌流に望ましいと考えられる600mmHg~800mmHgになり得る。チューブ180及びその孔184により追加酸素が収容槽30に導入されるにもかかわらず、ベント128は、導入された酸素の大半を大気に逃がすことにより、収容槽30内及び灌流液浴上の雰囲気の圧力の大幅な増加を防止することができる。実際には、収容槽30内の気圧の上昇は5mmHg未満であり得る。酸素の投与が中止されると、収容槽30内の圧力はベント128により外部雰囲気の圧力に平衡し得る。
所望の酸素化レベルに達したら、酸素投与を中止することができ、酸素供給装置100を収容槽30から取り外すことができる。酸素化された灌流液は大気開放されるので、内蓋66ができるだけ早く収容槽30上に配置され得ることが好ましい。続いて、臓器を収容槽30内に配置して酸素化された灌流溶液で灌流することができる。酸素の投与を中止してから、収容槽30内への臓器の配置及び灌流の開始に多少の遅延が生じ得ることも考えられる。したがって、所望の酸素化レベルを維持できるように、一定期間後に灌流溶液を再度酸素化する必要があり得る。好ましくは、この再投与は、収容槽30からの酸素供給装置100の取り外し前に行われるが、それは収容槽から取り外すと装置の無菌状態が損なわれ得るからである。
したがって、図11に示すプロセス200は、灌流回路内への臓器の配置及びその後の上記臓器の灌流の前に灌流溶液に酸素を事前充填する手段も提供する。しかしながら、さまざまな変更形態が想定される。例えば、酸素供給装置100は、事前充填が完了してから収容槽30から取り外されなくてもよく、したがって臓器の灌流中に収容槽の蓋として働くことができる。酸素供給装置100は、臓器の灌流及び/又は輸送中に灌流液を酸素化し続けることもできる。灌流中のこの酸素化は、輸送中ずっと灌流液中で高い酸素レベルを維持するのに役立ち得る。当然ながら、携帯用酸素源がこの変更形態に有益であろう。プロセス200のステップ210に先立って、ステップ205及び207もあり得る。ステップ205において、灌流回路のプライミング及び冷却後に、灌流回路の内蓋66を取り外して酸素供給装置100用の場所を空けることができる。また、ステップ207において、灌流液浴を形成するために灌流溶液を収容槽30に注ぐことができる。
したがって、上述のように、酸素供給装置100は、灌流溶液を急速に酸素化することにより、移植プロセスの遅延に関連する危険を回避しつつ上記酸素の利益をもたらす機構を提供する。酸素供給装置100は、既存の灌流回路とも協働して、酸素の利益を得るために医院又は病院がこれらの高価な使い捨て用品を交換する必要がないようにする。
本明細書には、本発明の実施形態をいくつかの変形形態と共に説明及び図示した。本明細書で用いられる用語、説明、及び図は、単に例示として記載するものであり限定の意味はない。多くの変形形態が本発明の趣旨及び範囲内で可能であることが当業者には認識されよう。

Claims (16)

  1. 臓器又は組織に灌流させる灌流溶液を酸素化する酸素供給装置であって、
    酸素供給源からの酸素を受け入れるよう構成された入口と、
    該入口に接続されたチューブであり、前記受け入れた酸素を前記チューブから出すことができる複数の孔を含むチューブと
    を備えた酸素供給装置。
  2. 請求項1に記載の酸素供給装置において、
    前記入口が始まる頂部と、
    前記頂部の下に前記チューブを固定するように前記頂部の下に延びる複数のホルダと
    をさらに備えた酸素供給装置。
  3. 請求項2に記載の酸素供給装置において、
    前記複数のホルダのそれぞれは、(i)前記頂部に対して実質的に垂直に延びる垂直部及び(ii)該垂直部に対して外向角で延びる傾斜部を含み、
    前記チューブは、前記複数のホルダの前記傾斜部により固定される酸素供給装置。
  4. 請求項3に記載の酸素供給装置において、
    前記複数のホルダは、前記臓器又は組織を囲むのに十分な円周を有するループ状に前記チューブを固定し、
    前記ループの大部分が、前記頂部により形成された仮想平面と実質的に平行である酸素供給装置。
  5. 請求項1に記載の酸素供給装置において、
    該酸素供給装置は、臓器灌流回路に取り付けられるよう構成され、
    前記入口が始まる前記酸素供給装置の前記頂部は、灌流中に前記臓器又は組織を保持するよう構成された前記臓器灌流回路の収容槽用の蓋を構成する酸素供給装置。
  6. 請求項5に記載の酸素供給装置において、
    前記チューブは、該酸素供給装置が前記収容槽に配置されると前記チューブ及びその前記複数の孔が前記収容槽内の前記灌流溶液の浴に浸漬されるように、前記頂部の下に固定される酸素供給装置。
  7. 請求項6に記載の酸素供給装置において、
    前記チューブは、酸素供給装置が前記収容槽に配置されると前記チューブが前記収容槽内に位置付け可能な臓器クレードルに干渉しないように、複数のホルダにより所定位置に固定される酸素供給装置。
  8. 請求項6に記載の酸素供給装置において、前記頂部に疎水性のベントをさらに備え、該ベントは、前記酸素供給装置が前記収容槽に配置されて前記チューブの前記複数の孔から前記灌漑溶液に酸素が流れると前記収容槽内の圧力上昇を制限するよう構成される酸素供給装置。
  9. 請求項1に記載の酸素供給装置において、前記孔は、前記チューブの長さに沿って離間した複数の群で配置される酸素供給装置。
  10. 請求項9に記載の酸素供給装置において、前記群のそれぞれは、前記チューブの周囲に離間した複数の孔を含む酸素供給装置。
  11. 請求項10に記載の酸素供給装置において、
    前記複数の群の各対は、前記チューブ上で約34.79mm離間し、
    前記複数の孔の平均直径は、約0.10mm~0.18mmである酸素供給装置。
  12. 臓器又は組織に灌流させる灌漑溶液を酸素化する方法であって、
    チューブ及びその孔が臓器灌流回路の収容槽内の前記灌流溶液の浴内に浸漬されるように、請求項1に記載の酸素供給装置を前記収容槽に配置するステップと、
    前記酸素供給装置の入口を酸素供給源に接続するステップと、
    前記浴を構成する前記灌流溶液の酸素濃度を高めるように前記酸素供給源から前記入口を通して、前記チューブの前記孔を通して、前記灌流液浴に酸素を投与するステップと
    を含む方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、前記酸素源から約10リットル/分の速度で10分以上酸素を投与するステップをさらに含む方法。
  14. 請求項12に記載の方法において、前記配置するステップの前に、前記収容槽の蓋を取り外すステップをさらに含み、
    前記配置するステップは、前記収容槽の前記蓋を前記酸素供給装置に置き換える方法。
  15. 請求項12に記載の方法において、
    前記酸素供給源からの酸素の投与を中止するステップと、
    続いて前記臓器灌流回路の前記収容槽内に前記臓器又は組織を配置するステップと
    をさらに含む方法。
  16. 請求項12に記載の方法において、前記酸素は、前記臓器灌流回路での前記臓器又は組織の灌流中に投与される方法。
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