JP2022521538A - データ伝送方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

Abstract

本出願の実施形態は、データ伝送方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体を開示する。この方法では、第1のルーティングノードが、端末デバイスのダウンリンクデータを受信する。第1のルーティングノードは、ダウンリンクページング要求をコアネットワークデバイスに送信し、ダウンリンクページング要求は、端末デバイスの現在の位置に対応する第2のアクセスネットワークデバイスを探すようコアネットワークデバイスに指示するために使用される。第1のルーティングノードは、ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信し、第2のルーティング情報は、第2のアクセスネットワークデバイスからのルーティング情報更新要求に基づいてルーティング管理ノードによって決定される。第1のルーティングノードは、第2のルーティング情報に基づいて、第2のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信する。アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、制御プレーン機能ノードを介して端末デバイスの位置情報を転送する必要がなく、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減する。

Description

本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、2019年2月22日に中国特許庁に出願され「DATA TRANSMISSION METHOD，APPARATUS，AND COMPUTER STORAGE MEDIUM」と題する中国特許出願第201910135700．4に基づく優先権を主張する。

本出願は通信技術の分野に関し、より詳細には、データ伝送方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体に関する。

既存のデータ伝送アーキテクチャでは、端末デバイスのデータは、アクセスネットワークデバイスと固定のユーザプレーン機能（user plane function、UPF）ノードとの間のGPRSトンネリングプロトコル（general packet radio service tunneling protocol、GTP）チャネルを通じて伝送される。具体的には、端末デバイスがネットワークにアクセスした後、セッション管理機能（session management function、SMF）ノードが、端末デバイスのために固定のUPFノードを選択し、固定のGTPチャネル、すなわち、端末デバイス－第1のアクセスネットワークデバイス－UPF－データネットワーク（data network、DN）、を確立し、SMFは、ユーザプレーン機能ノードである。GTPチャネルに基づくデータ伝送の場合、GTPチャネルが最初に確立される必要がある。端末デバイスが第2のアクセスネットワークデバイスのカバレッジ領域に移動したとき、SMFノードは、第1のアクセスネットワークデバイスとUPFノードとの間の端末デバイスのGTPチャネルを除去し、UPFと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の端末デバイスのGTPチャネルを確立する。既存のデータ伝送アーキテクチャでは、端末デバイスの位置更新手順は以下のとおりであり、すなわち、端末デバイスはアクセス・モビリティ管理機能（access and mobility management function、AMF）ノードに通知し、AMFは制御プレーン機能ノードである。データサービス要件があるとき、AMFノードはSMFノードに通知する。次いで、SMFノードは、端末デバイスのために、GTPチャネル、第2のアクセスネットワークデバイス－UPF－DNを確立する。したがって、位置更新手順では、端末デバイスは最初にAMFに通知する必要があり、次いでAMFはSMFに通知する。その結果、シグナリングオーバーヘッドが比較的大きくなり、データ伝送遅延が比較的大きくなる。

本発明の実施形態は、データ伝送方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体を提供する。アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、制御プレーン機能ノードを介して端末デバイスの位置情報を転送する必要がなく、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減する。

第1の態様によれば、本出願の一実施形態は以下のことを含むデータ伝送方法を提供する。すなわち、第1のルーティングノードが端末デバイスのダウンリンクデータを受信し、ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される。次いで、第1のルーティングノードは、ダウンリンクページング要求をコアネットワークデバイスに送信し、ダウンリンクページング要求は、端末デバイスの現在の位置に対応する第2のアクセスネットワークデバイスを探すようコアネットワークデバイスに指示するために使用される。第2のアクセスネットワークデバイスがルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信した後、ルーティング管理ノードは、ルーティング情報更新要求に基づいて第2のルーティング情報を決定し得、第2のルーティング情報を第1のルーティングノードに送信し得、第2のルーティング情報は、第2のルーティングノードの識別子情報、第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報、及び端末デバイスの識別子情報を含み得る。これに基づいて、第1のルーティングノードは、第2のルーティング情報に基づいて、第2のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信し得る。

この技術ソリューションでは、ダウンリンクデータは端末デバイスの最下位層ルーティングノードに到着し、最下位層ルーティングノードはダウンリンクページングをトリガする。第2のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスをページングした後、データ転送がサポートされる。第2のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減し得る。

可能な一実施態様では、第1のルーティングノードが、第2のルーティング情報に基づいて、第2のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信する方式は、第2のルーティングノード及び第2のアクセスネットワークデバイスを順次介して、第2のルーティング情報に基づいてダウンリンクデータを端末デバイスに送信することであり得る。

第2の態様によれば、本出願の一実施形態は以下のことを含むデータ伝送方法を提供する。すなわち、第1のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスのダウンリンクデータを受信し、ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される。次いで、第1のアクセスネットワークデバイスは、ダウンリンクページング要求を第3のアクセスネットワークデバイスに送信し、第3のアクセスネットワークデバイスは、コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信する。これに基づいて、第1のアクセスネットワークデバイスは、第3のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信する。

この技術ソリューションでは、ダウンリンクデータは端末デバイスの最下位層ルーティングノードに到着し、最下位層ルーティングノードはダウンリンクページングをトリガする。第2のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスをページングした後、データ転送がサポートされる。第2のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減し得る。

可能な一実施態様では、第3のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信する前に、第1のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。

可能な一実施態様では、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスをさらに検証し得る。検証が成功したとき、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの現在の位置を第3のアクセスネットワークデバイスに対応する位置として決定する。

第3の態様によれば、本出願の一実施形態は以下のことを含むデータ伝送方法を提供する。すなわち、第2のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスによって送信された位置更新通知情報を受信し、第2のアクセスネットワークデバイスがルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信する。ルーティング管理ノードは、ルーティング情報更新要求に基づいて第2のルーティング情報を決定し、第2のルーティング情報を第2のアクセスネットワークデバイスに送信し、第2のルーティング情報は、第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報及び端末デバイスの識別子情報を含み得る。

この技術ソリューションでは、端末デバイスの最下位層ルーティングノードは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、その結果、最下位層ルーティングノードは、制御プレーン機能ノードを介して端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに通知することが回避され、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減し得る。

可能な一実施態様では、ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信した後、第2のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスからアップリンクデータを受信し得、第2のネットワークデバイスは、第2のルーティング情報に基づいてアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信する。

可能な一実施態様では、第2のルーティング情報は、第2のルーティングノードの識別子情報をさらに含み得る。

可能な一実施態様では、ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信した後、第2のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスからアップリンクデータを受信し得、第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のルーティング情報に基づいて、第2のルーティングノードを介してアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信する。

可能な一実施態様では、第2のアクセスネットワークデバイスがルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信する方式は、第2のアクセスネットワークデバイスがコンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信し、ルーティング情報更新要求は第1のアクセスネットワークデバイスによってルーティング管理ノードに送信されることであり得る。

第4の態様によれば、本出願の一実施形態は、通信装置を提供する。装置は、第1の態様から第3の態様におけるデータ伝送方法を実施するように構成されたユニットを含む。

第5の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータプログラム又は命令を記憶する。プログラム又は命令がプロセッサによって実行されたとき、プロセッサは、第1の態様から第3の態様におけるデータ伝送方法を実行することを可能にされる。

第6の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサを含む通信装置を提供し、プロセッサはメモリに連結される。

メモリは、命令を記憶するように構成される。

プロセッサは、通信装置が第1の態様から第3の態様における方法を実行することを可能にするために、メモリ内の命令を実行するように構成される。

第7の態様によれば、本出願の一実施形態はチップシステムを提供し、チップシステムはプロセッサとインタフェース回路とを含み、インタフェース回路はプロセッサに連結される。

プロセッサは、第1の態様から第3の態様における方法を実施するために、コンピュータプログラム又は命令を実行するように構成される。

インタフェース回路は、チップシステム外の別のモジュールと通信するように構成される。

本出願の一実施形態に係るデータ伝送システムの概略構造図である。 本出願の一実施形態に係るデータ伝送方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態に係る別のデータ伝送方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態に係る別のデータ伝送方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態に係る別のデータ伝送方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態に係る通信装置の概略構造図である。 本出願の一実施形態に係る別の通信装置の概略構造図である。

本出願の実施形態は、無線通信システムに適用され得る。無線通信システムは、第5世代（5th generation、5G）モバイル通信システムにおけるNew Radio（new radio、NR）システムであってもよく、又は将来の新しい無線通信システムであってもよい。これは本出願では限定されない。

本出願の実施形態には、アクセスネットワークデバイス、端末デバイス、ルーティングノード、ルーティング管理ノード、及びコアネットワークデバイスが特に関与する。アクセスネットワークデバイスは、無線方式で無線通信システムにアクセスするために端末デバイスによって使用されるアクセスデバイスであり、NodeB（NodeB）、進化型NodeB（evolved NodeB、eNodeB）、送受信ポイント（transmission reception point、TRP）、5Gモバイル通信システムの次世代NodeB（next generation NodeB、gNB）、将来のモバイル通信システムの基地局、Wi－Fiシステムのアクセスノードなどであり得る。アクセスネットワークデバイスに使用される特定の技術及び特定のデバイス形態は、本出願の実施形態では限定されない。

端末デバイスは、端末（Terminal）、ユーザ機器（user equipment、UE）、モバイルステーション（mobile station、MS）、モバイル端末（mobile terminal、MT）などとも称され得る。端末デバイスは、携帯電話（mobile phone）、タブレット（Pad）、ワイヤレストランシーバ機能を有するコンピュータ、仮想現実（virtual reality、VR）端末デバイス、拡張現実（augmented reality、AR）端末デバイス、産業用制御（industrial control）におけるワイヤレス端末、自動運転（self driving）におけるワイヤレス端末、遠隔手術（remote medical surgery）におけるワイヤレス端末、スマートグリッド（smart grid）におけるワイヤレス端末、輸送の安全（transportation safety）におけるワイヤレス端末、スマートシティ（smart city）におけるワイヤレス端末、スマートホーム（smart home）におけるワイヤレス端末などであり得る。端末デバイスに使用される特定の技術及び特定のデバイス形態は本出願の実施形態では限定されない。

ルーティングノードは、少なくとも1つのルーティングに対応する領域を含む、ユーザプレーン機能（user plane function、UPF）ノード、又は他のノードであり得る。UPFノードは、データフロー識別及びディープパケット解析、サービス品質（quality of service、QoS）処理及びベアラ結合、並びにダウンリンクページング要求のバッファリングなどの機能を含む、ユーザプレーンの関連機能を担う。

ルーティング管理ノード（routing management node、RMN）は機能記述にすぎず、論理ノード又はエンティティノードであり得る。たとえば、RMNは、アクセスネットワークデバイス、又は少なくとも1つのアクセスネットワークデバイスを含むユーザプレーン機能ノード（たとえば、UPF）上で担われ得る。

コアネットワークデバイスは、アクセス・モビリティ管理機能（Access and Mobility management Function、AMF）ノードであり得る。

端末デバイスとアクセスネットワークデバイスとの間で伝送されるデータは、アップリンクデータ及びダウンリンクデータを含み得る。アップリンクデータは、端末デバイスによってアクセスネットワークデバイスに送信されるデータであり、ダウンリンクデータは、アクセスネットワークデバイスによって端末デバイスに送信されるデータである。

本出願の実施形態で開示されるデータ伝送方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体をよりよく理解するために、以下では、本出願の実施形態におけるデータ伝送システムについて最初に説明する。図1は、本出願の一実施形態に係るデータ伝送システムの概略構造図である。データ伝送システムは、端末デバイス、アクセスネットワークデバイス、ルーティングノード、及びDNを含み得る。たとえば、端末デバイスはUE1及びUE2を含み得、アクセスネットワークデバイスはgNB1及びgNB2を含み得、ルーティングノードはR1、R2、R3、R4、及びR5を含み得る。従来のデータ伝送方法と比較して、本出願のこの実施形態では、端末デバイスに基づいた、アクセスネットワークデバイスとルーティングノードとの間のGTPチャネルは確立されず、ルーティングベースの転送メカニズムが用いられる。図1に示されるように、DNにルーティングされるデータ転送チャネルは固定されても、端末デバイスに基づいてもいない。代わりに、各チャネルを通るデータ量に基づいて、より良いルーティングパスが柔軟に選択される。たとえば、UE1は、gNB1、R1、R3、及びR4を順次介してアップリンクデータをDNに送信し得る。別の例では、UE2は、gNB2、R2、R5、及びR3を順次介してアップリンクデータをDNに送信し得る。別の例では、UE2は、gNB2、R2、及びR4を順次介してアップリンクデータをDNに送信し得る。

端末デバイスのステータスは、アイドル（idle）状態、非アクティブ（inactive）状態、及びアクティブ（active）状態を含み得る。idle状態に入る端末デバイスは、エアインタフェース構成情報を保持しない。エアインタフェース構成情報は、たとえば、端末デバイスのアクセス層コンテキストである。inactive状態は、idle状態とactive状態との間の状態である。inactive状態の端末デバイスは、端末デバイスのアクセス層コンテキストを保持し得、inactive状態に入るように端末デバイスを構成するアクセスネットワークデバイスも、端末デバイスのアクセス層コンテキストを保持する。

異なった状態にある端末デバイスは、ルーティングテーブル内で異なった層にルーティングされ得る。たとえば、idle状態に入る端末デバイスの場合、ルーティングテーブル内の最下位層ルーティングノードは、本出願の実施形態における第1のルーティングノード又は第2のルーティングノードなどの、少なくとも1つのルーティングに対応する領域を含むUPF又は別のノードであり得る。別の例では、inactive又はactive状態に入る端末デバイスの場合、ルーティングテーブル内の最下位層ルーティングノードは、本出願の実施形態における第1のアクセスネットワークデバイス、第2のアクセスネットワークデバイス、又は第3のアクセスネットワークデバイスなどのアクセスネットワークデバイスであり得る。

本出願の実施形態では、ルーティングベースの転送メカニズムが使用され、データはルーティングテーブルに基づいて直接転送され得る。端末デバイスが最初に制御プレーンノードAMFに通知する必要があり、次いでAMFがユーザプレーンノードSMFに通知する、比較的遅い従来の位置更新手順と比較して、本出願の実施形態では、端末デバイスの位置情報は、ユーザプレーン機能ノードに直接通知され得、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減し得る。

本出願の実施形態では、端末デバイス及び／又はネットワークデバイスは、本出願の実施形態の一部又はすべてのステップを実行し得ることが理解され得る。これらのステップ又は動作は単なる例である。本出願の実施形態では、他の動作又はさまざまな動作のバリエーションがさらに実行され得る。加えて、ステップは、本出願の実施形態で提示された順序とは異なる順序で実行されてもよく、本出願の実施形態におけるすべての動作が実行されるわけではなくてもよい。

図1に示されるデータ伝送システムを参照しつつ、図2は、本出願の一実施形態に係るデータ伝送方法の概略フローチャートである。任意選択的に、この実施形態の端末デバイスはidle状態にある。方法は、以下のステップを含むが、それらには限定されない。

ステップS201：第1のルーティングノードが、端末デバイスのダウンリンクデータを受信し、ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される。

ルーティング管理ノードは、端末デバイスのルーティングテーブルを保持する機能を有するネットワークデバイスである。端末デバイスのルーティングテーブルは、端末デバイスのルーティング情報を含む。任意選択的に、ルーティング管理ノードは、端末のルーティング情報に基づいてデータ伝送経路を決定し得る。ルーティング管理ノードのネットワークデバイスは、本出願のこの実施形態では限定されない。たとえば、ルーティング管理ノードは、機能を有するアクセスネットワークデバイスであってもよく、又はルーティング管理ノードは、機能を有するコアネットワークデバイス（たとえば、UPF）であってもよい。

たとえば、端末デバイスは現在第1のアクセスネットワークデバイスのカバレッジ領域内に位置しており、第1のアクセスネットワークデバイスに対応するルーティングノードは第1のルーティングノードである。この場合、端末デバイスの第1のルーティング情報は｛第1のルーティングノードの識別子情報＜－＞第1のアクセスネットワークデバイスの識別子情報＜－＞端末デバイスの識別子情報｝であり得る。端末デバイスのダウンリンクデータが到着したとき、ルーティング管理ノードは、端末デバイスと第1のルーティングノードとの間のマッピング関係に基づいて、ダウンリンクデータを第1のルーティングノードに転送することを決定し得る。

第1のルーティングノードによって受信された端末デバイスのダウンリンクデータは、ルーティング管理ノードからのものであり得る。あるいは、別のルーティングノード又はデータネットワークが、端末デバイスの第1のルーティング情報についてルーティング管理ノードに問い合わせを行い得、次いで、第1のルーティング情報に基づいてダウンリンクデータを第1のルーティングノードに送信し得る。

ステップS202：第1のルーティングノードが、ダウンリンクページング要求をコアネットワークデバイスに送信する。

ダウンリンクページング要求は、端末デバイスの現在の位置に対応する第2のアクセスネットワークデバイスを探すために使用される。

あるいは、ステップS202a：第1のルーティングノードが、ダウンリンクページング要求をルーティング管理ノードに送信する。具体的には、端末デバイスのダウンリンクデータを受信した後、第1のルーティングノードは、ダウンリンクページング要求をルーティング管理ノードに送信し得、次いで、第2のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信する。

ステップS203：第2のアクセスネットワークデバイスが、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信する。

たとえば、端末デバイスが第2のアクセスネットワークデバイスによってカバーされるエリアに移動した場合、端末デバイスはページング要求応答メッセージを第2のアクセスネットワークデバイスに送信する。第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のルーティングノードへの接続を確立する。第2のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。

ステップS204：ルーティング管理ノードが、ルーティング情報更新要求に基づいて端末デバイスの第2のルーティング情報を決定し、第2のルーティング情報は、第2のルーティングノードの識別子情報、第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報、及び端末デバイスの識別子情報を含む。

ルーティング管理ノードは、ルーティング情報更新要求に基づいて第2のルーティング情報を決定し得、第2のルーティング情報は、｛第2のルーティングノードの識別子情報＜－＞第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報＜－＞端末デバイスの識別子情報｝であり得る。ルーティング管理ノードは、端末デバイスの第1のルーティング情報を第2のルーティング情報に更新し得る。

ステップS205：ルーティング管理ノードが、第2のルーティング情報を第1のルーティングノードに送信する。

ステップS206：第1のルーティングノードが、第2のルーティング情報に基づいて、第2のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信する。

特定の一実施態様では、第1のルーティングノードが第2のアクセスネットワークデバイスへの接続を直接確立し得るならば、第1のルーティングノードはダウンリンクデータを第2のアクセスネットワークデバイスに送信し得、第2のアクセスネットワークデバイスはダウンリンクデータを端末デバイスに送信する。

可能な一実施態様では、第1のルーティングノードは、第2のルーティング情報に基づいて、第2のルーティングノード及び第2のアクセスネットワークデバイスを順次介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信し得る。たとえば、第1のルーティングノードは、第2のルーティング情報に基づいてダウンリンクデータを第2のルーティングノードに送信し得、第2のルーティングノードは、ダウンリンクデータを第2のアクセスネットワークデバイスに送信し、第2のアクセスネットワークデバイスは、ダウンリンクデータを端末デバイスに送信する。

本出願のこの実施形態は、制御プレーンコアネットワーク（たとえば、AMF）及びユーザプレーンコアネットワーク（たとえば、UPF）を含むコアネットワークアーキテクチャに適用されてもよく、ユーザプレーンコアネットワークのみを含むコアネットワークアーキテクチャに適用されてもよく、又は第1のルーティングノードがアクセスネットワークデバイスのみを含むネットワークアーキテクチャに適用されてもよい。本出願のこの実施形態には、特定の制限は課されない。

本出願のこの実施形態では、ダウンリンクデータは端末デバイスの最下位層ルーティングノードに到着し、最下位層ルーティングノードはダウンリンクページングをトリガする。第2のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスをページングした後、データ転送がサポートされる。第2のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減し得る。

図1に示されるデータ伝送システムを参照しつつ、図3は、本出願の一実施形態に係る別のデータ伝送方法の概略フローチャートである。任意選択的に、この実施形態の端末デバイスはidle状態にある。方法は、以下のステップを含むが、それらには限定されない。

ステップS301：端末デバイスが、位置更新通知情報を第2のアクセスネットワークデバイスに送信する。

特定の一実装態様では、コアネットワークデバイス又は無線アクセスネットワーク（Radio Access Network、RAN）は、端末デバイスのために有効なモビリティ領域を構成し得る。端末デバイスが有効なモビリティ領域外に移動した場合、端末デバイスは、位置更新通知情報を第2のアクセスネットワークデバイスに能動的に送信する必要がある。あるいは、端末デバイスが有効なモビリティ領域外に移動しなかった場合、定期的な位置更新タイマが満了したとき、端末デバイスは、位置更新通知情報を第2のアクセスネットワークデバイスに能動的に送信する必要がある。

有効なモビリティ領域は、追跡領域リスト（tracking area list、TAリスト）、無線アクセスネットワーク通知領域（RAN Notification Area、RNA）、又は別のモビリティ領域を含み得る。

ステップS302：第2のアクセスネットワークデバイスが、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信する。

端末デバイスから位置更新通知情報を受信した後、第2のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが有効なモビリティ領域外へ移動したと判断し得るか、又は端末デバイスが第2のアクセスネットワークデバイスによってカバーされる領域に移動したと判断し得、次いで、第2のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。

ステップS303：ルーティング管理ノードが、ルーティング情報更新要求に基づいて第2のルーティング情報を決定し、第2のルーティング情報は、第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報及び端末デバイスの識別子情報を含む。

ルーティング管理ノードは、ルーティング情報更新要求に基づいて第2のルーティング情報を決定し得、第2のルーティング情報は、｛第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報＜－＞端末デバイスの識別子情報｝であり得る。

一実施態様では、第2のルーティング情報は、第2のルーティングノードの識別子情報をさらに含み得る。たとえば、第2のルーティング情報は、｛第2のルーティングノードの識別子情報＜－＞第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報＜－＞端末デバイスの識別子情報｝であり得る。

ステップS304：ルーティング管理ノードが、第2のルーティング情報を第2のアクセスネットワークデバイスに送信する。

任意選択的に、ステップS305において、端末デバイスは、アップリンクデータを第2のアクセスネットワークデバイスに送信する。

任意選択的に、ステップS306において、第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のルーティング情報に基づいてアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信する。

一実施態様では、第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のルーティングノードを介してアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信し得る。たとえば、第2のルーティング情報が、第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報、第2のルーティングノードの識別子情報、及び端末デバイスの識別子情報を含む場合、端末デバイスからアップリンクデータを受信した後、第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のルーティング情報に基づいてアップリンクデータを第2のルーティングノードに送信し得、第2のルーティングノードは、アップリンクデータをルーティング管理ノードに送信する。

本出願のこの実施形態では、端末デバイスの最下位層ルーティングノードは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、その結果、最下位層ルーティングノードは、制御プレーン機能ノードを介して端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに通知することが回避され、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減し得る。

図1に示されるデータ伝送システムを参照しつつ、図4は、本出願の一実施形態に係る別のデータ伝送方法の概略フローチャートである。任意選択的に、この実施形態における端末デバイスはinactive状態にある。方法は、以下のステップを含むが、それらには限定されない。

ステップS401：第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスのダウンリンクデータを受信し、ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される。

ルーティング管理ノードは、端末デバイスのルーティングテーブルを保持する機能を有するネットワークデバイスである。端末デバイスのルーティングテーブルは、端末デバイスのルーティング情報を含む。任意選択的に、ルーティング管理ノードは、端末のルーティング情報に基づいてデータ伝送経路を決定し得る。ルーティング管理ノードのネットワークデバイスは、本出願のこの実施形態では限定されない。たとえば、ルーティング管理ノードは、機能を有するアクセスネットワークデバイスであってもよく、又はルーティング管理ノードは、機能を有するコアネットワークデバイス（たとえば、UPF）であってもよい。

たとえば、端末デバイスは現在第1のアクセスネットワークデバイスのカバレッジ領域内に位置している。この場合、端末デバイスの第1のルーティング情報は｛第1のアクセスネットワークデバイスの識別子情報＜－＞端末デバイスの識別子情報｝であり得る。端末デバイスのダウンリンクデータが到着したとき、ルーティング管理ノードは、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間のマッピング関係に基づいて、ダウンリンクデータを第1のアクセスネットワークデバイスに転送することを決定し得る。

第1のアクセスネットワークデバイスによって受信された端末デバイスのダウンリンクデータは、ルーティング管理ノードからのものであり得る。あるいは、別のルーティングノード又はデータネットワークは、端末デバイスの第1のルーティング情報についてルーティング管理ノードに問い合わせを行い得、次いで、第1のルーティング情報に基づいてダウンリンクデータを第1のアクセスネットワークデバイスに送信し得る。

たとえば、端末デバイスが第1のアクセスネットワークデバイスによってカバーされる領域内にあるとき、第1のアクセスネットワークデバイスは、inactive状態に入るように端末デバイスを構成し得、第1のアクセスネットワークデバイスは、inactive状態の端末デバイスのためにRNAも構成し得る。inactive状態の端末デバイスが、第3のアクセスネットワークデバイスによってカバーされていて、RNA内にある、領域に移動したとき、第3のアクセスネットワークデバイスは、コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信し得、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスのコンテキストを第3のアクセスネットワークデバイスに転送し得るか、又は端末デバイスのコンテキストを転送することを拒否し得る。inactive状態の端末デバイスがRNA外へ移動したとき、inactive状態の端末デバイスは、RNA更新を示すために使用されるメッセージを新しいターゲットのアクセスネットワークデバイスに送信し得る。

ステップS402：第1のアクセスネットワークデバイスが、ダウンリンクページング要求を第3のアクセスネットワークデバイスに送信する。

たとえば、第1のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスのダウンリンクデータを受信した後、第1のアクセスネットワークデバイスは、ページングメッセージを端末デバイスのRNA内の別のアクセスネットワークデバイスに送信し得、たとえば、第1のアクセスネットワークデバイス、及び端末デバイスのRNA内の別のアクセスネットワークデバイスを介して端末デバイスをページングするために、第3のアクセスネットワークデバイスにダウンリンクページング要求を送信し得る。

あるいは、ステップS402a：第1のアクセスネットワークデバイスが、ダウンリンクページング要求をルーティング管理ノードに送信する。たとえば、第1のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスのダウンリンクデータを受信した後、第1のアクセスネットワークデバイスは、ダウンリンクページング要求をルーティング管理ノードに送信し、次いで、第3のアクセスネットワークデバイスは、コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信する。

ステップS403：第3のアクセスネットワークデバイスが、コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信する。

端末デバイスが第3のアクセスネットワークデバイスによってカバーされる領域に移動した場合、ダウンリンクページング要求を受信した後、端末デバイスは、ページング要求応答メッセージを第2のアクセスネットワークデバイスに送信し、第3のアクセスネットワークデバイスは、コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信し得る。

一実施態様では、第3のアクセスネットワークデバイスがコンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信した後、第1のアクセスネットワークデバイスは端末デバイスを検証する。検証が成功したとき、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの現在の位置を第3のアクセスネットワークデバイスに対応する位置として決定し得る。次いで、第1のアクセスネットワークデバイスは、ダウンリンクデータを第3のアクセスネットワークデバイスに送信する。

ステップS404：第1のアクセスネットワークデバイスが、ダウンリンクデータを第3のアクセスネットワークデバイスに送信する。

ステップS405：第3のアクセスネットワークデバイスが、ダウンリンクデータを端末デバイスに送信する。

可能な一実施態様では、第1のアクセスネットワークデバイスが第3のアクセスネットワークデバイスからコンテキスト取得要求メッセージを受信した後、第1のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。ルーティング管理ノードは、ルーティング情報更新要求に基づいて第2のルーティング情報を決定し、第2のルーティング情報は、第3のアクセスネットワークデバイスの識別子情報及び端末デバイスの識別子情報を含み得る。

この実施形態では、第3のアクセスネットワークデバイスからコンテキスト取得要求メッセージを受信したとき、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが第3のアクセスネットワークデバイスによってカバーされる領域に移動したと判断し得、次いで、第1のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報を更新するようにルーティング管理ノードに要求し、それによって、ルーティング情報の更新遅延を低減する。

別の可能な実施態様では、第3のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。たとえば、第3のアクセスネットワークデバイスが、第1のアクセスネットワークデバイスから、端末デバイスのコンテキスト又は端末デバイスのダウンリンクデータを受信した場合、第3のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。ルーティング管理ノードが、ルーティング情報更新要求に基づいて第2のルーティング情報を決定し、第2のルーティング情報は、第3のアクセスネットワークデバイスの識別子情報及び端末デバイスの識別子情報を含み得る。この実施形態では、サービスを取得した後、第3のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報を更新するようにルーティング管理ノードに要求する。これは、より高度なロバスト性を有する。

本出願のこの実施形態では、ダウンリンクデータは端末デバイスの最下位層ルーティングノードに到着し、最下位層ルーティングノードはダウンリンクページングをトリガする。第3のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスをページングした後、データ転送がサポートされる。第3のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減し得る。

図1に示されるデータ伝送システムを参照しつつ、図5は、本出願の一実施形態に係る別のデータ伝送方法の概略フローチャートである。任意選択的に、この実施形態における端末デバイスはinactive状態にある。方法は、以下のステップを含むが、それらには限定されない。

ステップS501：端末デバイスが、位置更新通知情報を第2のアクセスネットワークデバイスに送信する。

位置更新通知情報を送信するためのメカニズムについては、ステップS301の説明を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。

ステップS502：第2のアクセスネットワークデバイスが、コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信する。

ステップS503：ルーティング管理ノードが、ルーティング情報更新要求を受信する。

可能な一実施態様では、第2のアクセスネットワークデバイスからコンテキスト取得要求メッセージを受信した後、第1のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。

別の可能な実施態様では、第2のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。たとえば、第2のアクセスネットワークデバイスがコンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信した後、第2のアクセスネットワークデバイスが第1のアクセスネットワークデバイスから端末デバイスのコンテキストを受信した場合、第2のアクセスネットワークデバイスは、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信し得る。

ステップS504：ルーティング管理ノードが、ルーティング情報更新要求に基づいて端末デバイスの第2のルーティング情報を決定し、第2のルーティング情報は、第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報及び端末デバイスの識別子情報を含む。

ルーティング管理ノードは、ルーティング情報更新要求に基づいて第2のルーティング情報を決定し得、第2のルーティング情報は、｛第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報＜－＞端末デバイスの識別子情報｝であり得る。

ステップS505：ルーティング管理ノードが、第2のルーティング情報を第2のアクセスネットワークデバイスに送信する。

任意選択的に、ステップS506において、端末デバイスは、アップリンクデータを第2のアクセスネットワークデバイスに送信する。

任意選択的に、ステップS507において、第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のルーティング情報に基づいてアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信する。

本出願のこの実施形態では、端末デバイスの最下位層ルーティングノードは、端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに直接通知し得、その結果、最下位層ルーティングノードは、制御プレーン機能ノードを介して端末デバイスの位置情報をユーザプレーン機能ノードに通知することが回避され、それによって、シグナリングオーバーヘッド及びデータ伝送遅延を低減し得る。

前述は、本出願の実施形態における方法を詳細に説明している。以下では、本出願の実施形態における関連装置を提供する。

図6は、本発明の一実施形態に係る通信装置の概略構造図である。通信装置は、図2から図5に対応する方法の実施形態において第1のルーティングノードによって実行されるステップを実行するように構成される。通信装置は、
端末デバイスのダウンリンクデータを受信し、ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される、ように構成された、受信ユニット601と、
ダウンリンクページング要求をコアネットワークデバイスに送信し、ダウンリンクページング要求は、端末デバイスの現在の位置に対応する第2のアクセスネットワークデバイスを探すようコアネットワークデバイスに指示するために使用される、ように構成された送信ユニット602とを含み得、
受信ユニット601は、ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信し、第2のルーティング情報は、第2のルーティングノード、第2のアクセスネットワークデバイス、及び端末デバイスを含み、第2のルーティング情報は、第2のアクセスネットワークデバイスからのルーティング情報更新要求に基づいてルーティング管理ノードによって決定される、ようにさらに構成され、
送信ユニット602は、第2のルーティング情報に基づいて、第2のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信するようにさらに構成される。

可能な一実施態様では、送信ユニット602が、第2のルーティング情報に基づいて、第2のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信することは、
第2のルーティングノード及び第2のアクセスネットワークデバイスを順次介して、第2のルーティング情報に基づいてダウンリンクデータを端末デバイスに送信することを含む。

図6に対応する実施形態で言及されていない内容、及びユニットによって実行されるステップの具体的な実施態様については、図2から図5に示される実施形態及び前述の内容を参照されたいということが留意されるべきである。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。

一実施態様では、図6におけるユニットによって実施される関連機能は、プロセッサ及び通信インタフェースと組み合わせて実施されてもよい。図7は、本発明の一実施形態に係る別の通信装置の概略構造図である。通信装置は、プロセッサ701と、メモリ702と、通信インタフェース703とを含む。プロセッサ701、メモリ702、及び通信インタフェース703は、1又は複数の通信バスを使用して接続される。

プロセッサ701は、図2から図5の方法を実行する際に通信装置をサポートするように構成される。プロセッサ701は、中央処理装置（central processing unit、CPU）、ネットワークプロセッサ（network processor、NP）、ハードウェアチップ、又はそれらの任意の組合せであり得る。

メモリ702は、プログラムコードなどを記憶するように構成される。メモリ702は、揮発性メモリ（volatile memory）、たとえば、ランダムアクセスメモリ（random access memory、RAM）を含み得る。あるいは、メモリ702は、不揮発性メモリ（non－volatile memory）、たとえば、読み取り専用メモリ（read－only memory、ROM）、フラッシュメモリ（flash memory）、ハードディスクドライブ（hard disk drive、HDD）、又はソリッドステートドライブ（solid－state drive、SSD）を含み得る。あるいは、メモリ702は、前述のタイプのメモリの組合せを含み得る。

通信インタフェース703は、データを送受信するように構成される。たとえば、通信インタフェース703は、ダウンリンクデータを伝送するように構成される。

本発明のこの実施形態では、通信装置は複数の通信インタフェースを含み得、データを送信するように構成された通信インタフェースとデータを受信するように構成された通信インタフェースとは異なる通信インタフェースであり得る。たとえば、データを送信するように構成された通信インタフェースはトランスミッタであり、データを受信するように構成された通信インタフェースはレシーバである。

プロセッサ701は、以下の動作、すなわち、
通信インタフェース703を使用して端末デバイスのダウンリンクデータを受信するステップであって、ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される、ステップ、
通信インタフェース703を使用してダウンリンクページング要求をコアネットワークデバイスに送信するステップであって、ダウンリンクページング要求は、端末デバイスの現在の位置に対応する第2のアクセスネットワークデバイスを探すようコアネットワークデバイスに指示するために使用される、ステップ、
通信インタフェース703を使用してルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信するステップであって、第2のルーティング情報は、第2のルーティングノード、第2のアクセスネットワークデバイス、及び端末デバイスを含み、第2のルーティング情報は、第2のクセスネットワークデバイスからのルーティング情報更新要求に基づいてルーティング管理ノードによって決定される、ステップ、並びに
通信インタフェース703を使用し、第2のルーティング情報に基づいて、第2のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信するステップ、
を実行するために、メモリ702に記憶されたプログラムコードを呼び出し得る。

一実施態様では、ダウンリンクデータが通信インタフェース703を使用し、第2のルーティング情報に基づいて、第2のアクセスネットワークデバイスを介して端末デバイスに送信されたとき、プロセッサ701は、以下の動作、すなわち、
第2のルーティング情報に基づいて、第2のルーティングノード及び第2のアクセスネットワークデバイスを順次介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信するステップ、
を特に実行し得る。

図7に対応する実施形態で言及されていない内容、及びコンポーネントによって実行されるステップの具体的な実施態様については、図2から図5に示される実施形態及び前述の内容を参照されたいということが留意されるべきである。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。

図6は、本発明の一実施形態に係る通信装置の概略構造図である。通信装置は、図2から図5に対応する方法の実施形態において第1のアクセスネットワークデバイスによって実行されるステップを実行するように構成される。通信装置は、
端末デバイスのダウンリンクデータを受信し、ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される、ように構成された受信ユニット601と、
ダウンリンクページング要求を第3のアクセスネットワークデバイスに送信するように構成された送信ユニット602とを含み得、
受信ユニット601は、第3のアクセスネットワークデバイスからコンテキスト取得要求メッセージを受信するようにさらに構成され、
送信ユニット602は、第3のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信するようにさらに構成される。

一実施態様では、第3のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信する前に、送信ユニット602は、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードにさらに送信し得る。

一実施態様では、通信装置は、処理ユニット603をさらに含み得る。

処理ユニット603は、端末デバイスを検証し、検証が成功したとき、端末デバイスの現在の位置を第3のアクセスネットワークデバイスに対応する位置として決定する、ように構成される。

図6に対応する実施形態で言及されていない内容、及びユニットによって実行されるステップの具体的な実施態様については、図2から図5に示される実施形態及び前述の内容を参照されたいということが留意されるべきである。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。

一実施態様では、図6におけるユニットによって実施される関連機能は、プロセッサ及び通信インタフェースと組み合わせて実施されてもよい。図7は、本発明の一実施形態に係る別の通信装置の概略構造図である。通信装置は、プロセッサ701と、メモリ702と、通信インタフェース703とを含む。プロセッサ701、メモリ702、及び通信インタフェース703は、1又は複数の通信バスを使用して接続される。

プロセッサ701は、以下の動作、すなわち、
通信インタフェース703を使用して端末デバイスのダウンリンクデータを受信するステップであって、ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される、ステップ、
通信インタフェース703を使用してダウンリンクページング要求を第3のアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、
通信インタフェース703を使用して、第3のアクセスネットワークデバイスからコンテキスト取得要求メッセージを受信するステップ、並びに
通信インタフェース703を使用して、第3のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信するステップ、
を実行するために、メモリ702に記憶されたプログラムコードを呼び出し得る。

一実施態様では、通信インタフェース703を使用して、第3のアクセスネットワークデバイスを介してダウンリンクデータを端末デバイスに送信するステップの前に、プロセッサ701は、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードにさらに送信し得る。

一実施態様では、プロセッサ701は、以下のステップ、すなわち、
端末デバイスを検証するステップ、及び検証が成功したときに、端末デバイスの現在の位置を第3のアクセスネットワークデバイスに対応する位置として決定するステップ、をさらに実行し得る。

図7に対応する実施形態で言及されていない内容、及びコンポーネントによって実行されるステップの具体的な実施態様については、図2から図5に示される実施形態及び前述の内容を参照されたいということが留意されるべきである。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。

図6は、本発明の一実施形態に係る通信装置の概略構造図である。通信装置は、図2から図5に対応する方法の実施形態において第2のアクセスネットワークデバイスによって実行されるステップを実行するように構成される。通信装置は、
端末デバイスによって送信された位置更新通知情報を受信するように構成された、受信ユニット601と、
ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信するように構成された送信ユニット602と、を含み得、
受信ユニット601は、ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信するようにさらに構成され、第2のルーティング情報は第2のアクセスネットワークデバイス及び端末デバイスを含む。

一実施態様では、ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信した後、受信ユニット601は、端末デバイスからアップリンクデータをさらに受信し得、
送信ユニット602は、第2のルーティング情報に基づいてアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信するようにさらに構成される。

一実施態様では、第2のルーティング情報は第2のルーティングノードをさらに含む。

一実施態様では、ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信した後、受信ユニット601は、端末デバイスからアップリンクデータをさらに受信し得、
送信ユニット602は、第2のルーティング情報に基づいて、第2のルーティングノードを介してアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信するようにさらに構成される。

一実施態様では、送信ユニット602がルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信することは、
コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、ルーティング情報更新要求は第1のアクセスネットワークデバイスによってルーティング管理ノードに送信される、ステップ、を含む。

図6に対応する実施形態で言及されていない内容、及びユニットによって実行されるステップの具体的な実施態様については、図2から図5に示される実施形態及び前述の内容を参照されたいということが留意されるべきである。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。

一実施態様では、図6におけるユニットによって実施される関連機能は、プロセッサ及び通信インタフェースと組み合わせて実施されてもよい。図7は、本発明の一実施形態に係る別の通信装置の概略構造図である。通信装置は、プロセッサ701と、メモリ702と、通信インタフェース703とを含む。プロセッサ701、メモリ702、及び通信インタフェース703は、1又は複数の通信バスを使用して接続される。

プロセッサ701は、以下の動作、すなわち、
通信インタフェース703を使用して、端末デバイスによって送信された位置更新通知情報を受信するステップ、
通信インタフェース703を使用して、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信するステップ、並びに
通信インタフェース703を使用して、ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信するステップであって、第2のルーティング情報は第2のアクセスネットワークデバイス及び端末デバイスを含む、ステップ、
を実行するために、メモリ702に記憶されたプログラムコードを呼び出し得る。

一実施態様では、通信インタフェース703を使用してルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信した後、プロセッサ701は、以下の動作、すなわち、
端末デバイスからアップリンクデータを受信するステップ、及び
第2のルーティング情報に基づいてアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信するステップ、
をさらに実行し得る。

一実施態様では、第2のルーティング情報は第2のルーティングノードをさらに含む。

一実施態様では、通信インタフェース703を使用してルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信した後、プロセッサ701は、以下の動作、すなわち、
端末デバイスからアップリンクデータを受信するステップ、及び
第2のルーティング情報に基づいて、第2のルーティングノードを介してアップリンクデータをルーティング管理ノードに送信するステップ、
をさらに実行し得る。

一実施態様では、通信インタフェース703を使用してルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信するとき、プロセッサ701は、以下の動作、すなわち、
コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、ルーティング情報更新要求は第1のアクセスネットワークデバイスによってルーティング管理ノードに送信される、ステップ、
を特に実行し得る。

図7に対応する実施形態で言及されていない内容、及びコンポーネントによって実行されるステップの具体的な実施態様については、図2から図5に示される実施形態及び前述の内容を参照されたいということが留意されるべきである。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。

前述の実施形態のすべて又は一部が、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せを使用して実施されてもよい。ソフトウェアを使用して実施されるとき、実施形態のすべて又は一部が、コンピュータプログラム製品の形態で実施されてもよい。コンピュータプログラム製品は1又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされて実行されたとき、本出願の実施形態に係る手順又は機能が全面的に、又は部分的に、生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されていてもよく、又はコンピュータ可読記憶媒体を使用して伝送されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は1又は複数の使用可能な媒体を統合するサーバなどのデータ記憶装置であってもよい。使用可能媒体は、磁気媒体、たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、若しくは磁気テープであってもよく、又は光学媒体、たとえば、DVDであってもよく、又は半導体媒体、たとえば、ソリッドステートドライブ（solid state disk、SSD）であってもよい。

本出願の実施形態では、別段の指定がない限り、又は論理上の矛盾がない限り、異なる実施形態間の用語及び説明は一貫しており、相互に参照され得、異なる実施形態における技術的特徴は、新しい実施形態を形成するために、その内部論理的関係に基づいて組み合わせられ得る。

本出願において、「a plurality of（複数の）」は2又は2より多いことを意味する。本出願の式において、文字「／」は、関連するオブジェクト間の「割り算」の関係を示す。

本出願の実施形態におけるさまざまな番号は、説明を容易にするための区別のために単に使用されているにすぎず、本出願の実施形態の範囲を限定するために使用されているものではない、ということが理解され得る。前述のプロセスのシーケンス番号は、実行シーケンスを意味するものではない。プロセスの実行シーケンスは、プロセスの機能と内部論理とに基づいて決定されるべきである。

601 受信ユニット
602 送信ユニット
603 処理ユニット
701 プロセッサ
702 メモリ
703 通信インタフェース

Claims (15)

1. 第1のルーティングノードによって、端末デバイスのダウンリンクデータを受信するステップであって、前記ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の前記端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される、ステップと、
   前記第1のルーティングノードによって、ダウンリンクページング要求をコアネットワークデバイスに送信するステップであって、前記ダウンリンクページング要求は、前記端末デバイスの現在の位置に対応する第2のアクセスネットワークデバイスを探すよう前記コアネットワークデバイスに指示するために使用される、ステップと、
   前記第1のルーティングノードによって、前記ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信するステップであって、前記第2のルーティング情報は、第2のルーティングノードの識別子情報、前記第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報、及び前記端末デバイスの識別子情報を含み、前記第2のルーティング情報は、前記第2のアクセスネットワークデバイスからのルーティング情報更新要求に基づいて前記ルーティング管理ノードによって決定される、ステップと、
   前記第2のルーティング情報に基づいて前記第1のルーティングノードによって、前記第2のアクセスネットワークデバイスを介して前記ダウンリンクデータを前記端末デバイスに送信するステップと
   を含む、データ伝送方法。
2. 前記第2のルーティング情報に基づいて前記第1のルーティングノードによって、前記第2のアクセスネットワークデバイスを介して前記ダウンリンクデータを前記端末デバイスに送信する前記ステップは、
   前記第2のルーティング情報に基づいて前記第1のルーティングノードによって、前記第2のルーティングノード及び前記第2のアクセスネットワークデバイスを順次介して前記ダウンリンクデータを前記端末デバイスに送信するステップ
   を含む、請求項1に記載の方法。
3. 第1のアクセスネットワークデバイスによって、端末デバイスのダウンリンクデータを受信するステップであって、前記ダウンリンクデータは、ルーティング管理ノード内の前記端末デバイスの第1のルーティング情報に基づいて決定及び送信される、ステップと、
   前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンクページング要求を第3のアクセスネットワークデバイスに送信するステップと、
   前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記第3のアクセスネットワークデバイスからコンテキスト取得要求メッセージを受信するステップと、
   前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記第3のアクセスネットワークデバイスを介して前記ダウンリンクデータを前記端末デバイスに送信するステップと
   を含む、データ伝送方法。
4. 前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記第3のアクセスネットワークデバイスを介して前記ダウンリンクデータを前記端末デバイスに送信する前記ステップの前に、前記方法は、
   前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、ルーティング情報更新要求を前記ルーティング管理ノードに送信するステップ
   をさらに含む、請求項3に記載の方法。
5. 前記方法は、
   前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記端末デバイスを検証するステップと、
   前記検証が成功したときに、前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記端末デバイスの現在の位置を前記第3のアクセスネットワークデバイスに対応する位置として決定するステップと
   をさらに含む、請求項3又は4に記載の方法。
6. 第2のアクセスネットワークデバイスによって、端末デバイスによって送信された位置更新通知情報を受信するステップと、
   前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信するステップと、
   前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、前記ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信するステップであって、前記第2のルーティング情報は、前記第2のアクセスネットワークデバイスの識別子情報及び前記端末デバイスの識別子情報を含む、ステップと
   を含む、データ伝送方法。
7. 前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、前記ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信する前記ステップの後に、前記方法は、
   前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、前記端末デバイスからアップリンクデータを受信するステップと、
   前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、前記第2のルーティング情報に基づいて前記アップリンクデータを前記ルーティング管理ノードに送信するステップと
   をさらに含む、請求項6に記載の方法。
8. 前記第2のルーティング情報は、第2のルーティングノードの識別子情報をさらに含む、請求項6に記載の方法。
9. 前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、前記ルーティング管理ノードから第2のルーティング情報を受信する前記ステップの後に、前記方法は、
   前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、前記端末デバイスからアップリンクデータを受信するステップと、
   前記第2のルーティング情報に基づいて前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、前記第2のルーティングノードを介して前記アップリンクデータを前記ルーティング管理ノードに送信するステップと
   をさらに含む、請求項8に記載の方法。
10. 前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、ルーティング情報更新要求をルーティング管理ノードに送信する前記ステップは、
    前記第2のアクセスネットワークデバイスによって、コンテキスト取得要求メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、前記ルーティング情報更新要求は、前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記ルーティング管理ノードに送信される、ステップ
    を含む、請求項6に記載の方法。
11. 請求項1又は2に記載のデータ伝送方法を実施するように構成されたユニットを含む、通信装置。
12. 請求項3から5のいずれか一項に記載のデータ伝送方法を実施するように構成されたユニットを含む、通信装置。
13. 請求項6から10のいずれか一項に記載のデータ伝送方法を実施するように構成されたユニットを含む、通信装置。
14. コンピュータプログラム又は命令を記憶するコンピュータ記憶媒体であって、前記プログラム又は前記命令がプロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサは請求項1から10のいずれか一項に記載のデータ伝送方法を実行することを可能にされる、コンピュータ記憶媒体。
15. 請求項11に記載の通信装置と、請求項12に記載の通信装置と、請求項13に記載の通信装置と、を含む、通信システム。

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