JP2022521530A - ルアー作動デバイス用の消毒デバイス - Google Patents

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Abstract

隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスが開示されている。消毒デバイスは、キャップと、スタンドオフ及びフェース部を含むプランジャと、消毒剤と、を含む。ルアー作動デバイスが消毒デバイスに固定されたときに、ルアー作動デバイスはスタンドオフと係合していたが、ルアー作動デバイスの隔壁はスタンドオフ又はフェース部に接触しない。

Description

本開示は、ニードルレスコネクタなど、隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスに関する。
入院中、多くの患者は、再水和流体、医薬品、栄養分、及び血液など、治療の実施のために、静脈ライン療法及び/又は動脈ライン療法を必要とする場合がある。また、患者へのこのような流体の投与を容易にするために、医療用チューブを様々なデバイスに接続する必要があることも多い。様々なデバイスの異なる製造業者によるチューブ及び構成要素の相互接続を可能にするために、標準的なコネクタタイプが開発された。このコネクタタイプは、一般に、雌型コネクタに挿入される雄型コネクタ又は「ポート」で構成され、それにより、摩擦機構及び/又はねじ機構は、コネクタを一緒に維持することができる。静脈又は動脈のアクセスライン又はデバイス(例えば、カテーテル、静脈ラインセット、延長セットの活栓、シリンジ、バルブ)との間で流体を注入又は吸引するための、このタイプのコネクタは、ルアーフィッテイング、ルアーコネクタ、又はルアーロックなどとして知られている。ルアーコネクタの寸法は、ISO規格80369-7に見出すことができる。
いくつかの雌型コネクタは、ダイヤフラム又は変位可能なピストンとも呼ばれることもある隔壁を更に含んでもよい。隔壁は、雄型ルアーコネクタが取り付けられているときには閉位置から開位置へと移動することができるが、雄型ルアーコネクタが接続解除されているときには閉位置に跳ね返ることができる。このタイプのデバイスは、一般的に、ニードルレスコネクタ又はルアー作動バルブ(Luer-activated valve、「LAV」)と呼ばれ、そのようなルアーコネクタを含むデバイスを、本明細書では、ルアー作動デバイス(Luer-activated device、「LAD」)と呼ぶ。
LADは、ニードルを除去し、ポートが開放していることのリスクを低減することによって、流体の投与を単純化することができるが、依然として、使用前にLADを消毒する必要がある。これは、LADの外側の特徴部が、接触及び空気による汚染、中心ライン関連血流感染などの望ましくない患者の転帰をもたらす可能性がある汚染に曝露され得るからである。LADの消毒は、様々な方法によって、例えば、消毒ワイププロトコルを用いて、又は好都合には、消毒ポートプロテクタを用いて達成することができる。
開示された消毒デバイスは、キャップと、キャップ内で移動可能なプランジャとを含み、移動可能なプランジャは、液体を、典型的には消毒剤をキャップ内に収容する。消毒デバイスは、ルアー作動デバイスの上に配置される。プランジャの作動により、液体が変位してLADに接触する。プランジャは、LADの隔壁との接点から消毒デバイスの接点を凹ませながら押し当てるために、LADのフェース部に表面を提供するスタンドオフを有する。場合によっては、プランジャが隔壁を圧迫する場合にLADが漏れることがある。したがって、スタンドオフは、隔壁との接点を凹ませ、流体の漏れを低減する。
一態様では、隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスであって、この消毒デバイスは、キャップと、消毒剤を保持するためのキャップ内のプランジャとを備える。キャップは、開口部及び内部空洞を画定する内壁を備える。プランジャは、フェース部と、孔と、開口部の方向にフェース部から突出しているスタンドオフと、を備える。一実施形態では、スタンドオフは、プランジャの外周部にある。一実施形態では、複数のスタンドオフが存在する。
プランジャは、内部空洞内の第1の位置から内部空洞内の第2の位置へと移動することができる。消毒デバイスがルアー作動デバイスの一部分に接触したときに、ルアー作動デバイスは、スタンドオフと係合してプランジャを第2の位置に移動させる。
一態様では、隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスであって、この消毒デバイスは、
キャップであって、
内壁を備え、内壁は、開口部及び内部空洞を画定し、内部空洞は、開口部に近接した内部空洞の第1の部分と、内部空洞の第1の部分に近接し、かつ内部空洞基部を含む内部空洞の第2の部分と、を有し、内部空洞の第1の部分は、ニードルレスコネクタを受容し、それと連結するように構成されている、キャップと、
プランジャであって、
外周部、直径、及び孔を有する、フェース部と、
開口部の方向に第1の高さまで、フェース部によって画定される平面に概ね直交して延びるスタンドオフであって、フェース部の外周部全体の周囲でフェース部の外周部に隣接している、スタンドオフと、
内側表面と、
外側表面と、
スカートと、を備える、プランジャと、
消毒剤と、
を備え、
プランジャは、スタンドオフがルアー作動デバイスの一部分に接触したときに、内部空洞内の第1の位置から、内部空洞内の第2の位置へと移動するように構成され、第2の位置は、第1の位置よりも内部空洞基部に近く、ルアー作動デバイスの隔壁は、プランジャが第2の位置にあるときに、スタンドオフ又はフェース部に接触しない。
一態様では、隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスは、
キャップであって、
開口部と、
開口部の反対側にある内部空洞基部を有する内部空洞を画定する内壁と、
を備える、キャップと、
内部空洞内のプランジャであって、
外周部を有するフェース部であって、フェース部の外周部がキャップの内壁に隣接している、フェース部と、
圧潰可能な壁と、
を備える、プランジャと、
空洞基部とプランジャのフェース部と圧潰可能な壁との間の内部空洞内の消毒剤と、
内部空洞から消毒デバイスの外側の大気へ流体が通過するための通気孔と、
備え、
プランジャは、開口部から内部空洞基部に向かって、内部空洞内で移動可能である。
本開示の特徴及び利点は、詳細な説明及び添付の特許請求の範囲を考察することによって更に理解されるであろう。
キャップは断面図として示されており、プランジャは側面図として示されており、プランジャは、作動前配向でキャップの内部に配置されている、本開示の消毒デバイスの第1の実施形態の斜景図である。 図1の消毒デバイスの断面図である。 図1の消毒デバイスのキャップの断面図である。 図1の消毒デバイスの中央ポストの一実施形態の側面図である。 本開示の消毒デバイスのプランジャの第1の実施形態の側面図である。 本開示の消毒デバイスのプランジャの第2の実施形態の一部分の側面図である。 本開示の消毒デバイスのプランジャの第3の実施形態の側面図である。 作動前配向でキャップの内部に配置された図7のプランジャの開口部の上方に配置されたルアー作動デバイスの断面図である。 作動後配向でキャップの内部に配置されたプランジャと係合しており、LADが加圧状態である、図8のルアー作動デバイスの断面図である。 作動後配向でキャップの内部に配置されたプランジャと係合しており、LADが加圧状態である、図5のルアー作動デバイスの断面図である。 作動前配向でキャップの内部に配置されたプランジャの前方の実施形態の開口部の上方に配置されたルアー作動デバイスの断面図である。 作動後配向でキャップの内部に配置されたプランジャと係合しており、LADが加圧状態である、図11のルアー作動デバイスの断面図である。
明細書及び図面中の参照文字が繰り返して使用されている場合、本開示の同じ又は類似の特徴又は要素を表すことを意図している。当業者は多くの他の修正形態及び実施形態を考案することができ、それらは本開示の原理の範囲及び趣旨に含まれることを理解されたい。図は、縮尺通りに描かれていないことがある。
ルアー作動デバイス(Luer-activated device、「LAD」)は、LADが非加圧状態にあるときに、LADの隔壁がLADのフェース部と同一平面になるように設計され得る。LADがポンプシステムの一部として、又はハンドヘルド式シリンジと共に静脈(「IV」)流体送達ライン内で使用されるときに圧力が上昇し、したがって、いくつかのLADの隔壁をLADのフェース部から突出させることができる。この状態は図8に示されており、LAD50のフェース部を越えて延びる隔壁60が示されている。LADの使用中、LADのフェース部からの隔壁突出部の長さは、システムの圧力に応じて増大及び減少してもよく、すなわち、隔壁突出部の長さは動的に変化し得る。使用中に動的に変化するいくつかのLADは、特に隔壁の移動が制限されたときに、例えば、消毒キャップの使用によって制限されたときに、漏れることがあることが観察されている。
いくつかの消毒キャップは、キャップをLADに係合させる前にプランジャの下方に液体を収容する移動可能なプランジャを採用する。キャップをLADに取り付けた後、プランジャが移動して消毒剤を変位させ、消毒剤はLADのフェース部を濡らす。場合によっては、これらのキャップの移動可能なプランジャは、LADの突出している隔壁に対して残留力を及ぼすことがある。内部圧力条件下のLADは、IVシステム内の、及び隔壁/キャップ境界面における漏れを不必要にもたらす場合があることが観察されている。特定の理論に束縛されることを望むものではないが、消毒キャップが隔壁を押し戻す残留力は、隔壁の移動を妨げ得、そのような漏れが結果として生じ得ると考えられる。したがって、加圧状態の間にキャップ及びその構成要素が隔壁に及ぼす力を最小限に抑えることにより、圧力条件下で隔壁の長さが変化することに起因して境界面で生じ得る漏れが、低減又は排除されることができる。
現在、市場に消毒キャップが存在するにもかかわらず、隔壁の移動が制限されたときに生じ得る漏れも低減しながら、使用中に長さを動的に変化させることができるLADを消毒することができる消毒デバイスが必要とされている。本明細書に記載された消毒デバイスは、LADが内部圧力にさらされたときに、消毒デバイスがLADのフェース部を越えて突出する隔壁を有するLADに係合したときに起こり得る流体漏れに対処し、流体漏れを低減する特徴部を備える。
1つのこのような消毒デバイスは、LADが消毒デバイスと係合したときに押し当てるために、LADのフェース部に表面を提供するプランジャのスタンドオフを採用し、プランジャのスタンドオフは、次いで、デバイスがLADに接続されたときに、プランジャのスタンドオフ又はプランジャのフェース部のいずれかにLADの隔壁が接触することを防止する。したがって、隔壁は、デバイスが圧力下にあるときであっても、LADと共に消毒デバイスを適用又は使用する間のいかなる時にも、プランジャに接触しない。
別のそのような消毒デバイスは、プランジャが最終的な作動位置に移動しているときに結果として生じるデバイス内の圧力上昇を最小限に抑え、キャップがプランジャを作動させることができないように隔壁の内部圧力が十分に高くなるまで、プランジャとの隔壁の接触を排除するプランジャを採用する。このデバイスはまた、キャップ壁に沿って摺動する際のプランジャの摩擦も最小限に抑える。
別のこのような消毒デバイスは、空洞の基部に保持されたプランジャを採用する。プランジャは、LADデバイスがスタンドオフの表面と係合したときに圧潰する側壁を更に含む。このデバイスは、プランジャと可撓性の側壁とによって画定される空洞内に消毒溶液を保持する。この溶液は、プランジャが第1の位置にある間は空洞内に保持され、プランジャが圧縮され、第2の位置に移動されたときに孔を通って放出される。
本開示の実施形態について詳細に説明する前に、本明細書で使用する語法及び専門用語は説明を目的としたものであり、限定するものとみなされるべきではないことを理解されたい。本明細書において使用する「含む(including)」、「備える(comprising)」、又は「有する(having)」及びそれらの変化形は、その後に列挙された項目及びその等価物、並びに追加の項目を包含する。すべての数値範囲は、特段の記載のない限り、それらの端点及び端点間の非整数値を含む。
一般に、本出願の消毒デバイスは、キャップと、プランジャと、内部に収容された消毒剤と、を備える。消毒デバイスは、LADのルアーねじなどの外ねじ式デバイスの露出部分の上にしっかりと嵌合し、したがって、LADの露出部分を消毒剤と接触させるように構成されている。デバイスがLADに取り付けられたときに、プランジャは、デバイスを摺動させて「作動前」位置から「最終」位置へと下げる。この移動の間、消毒剤溶液は、プランジャ内の開口部を通して押し出され、LADフェース部を消毒するように作用する。これが起こるようにするために、使用前、プランジャは、例えば、図1及び図2に示すように、プランジャの上面と底面とによって画定される平面が、キャップの上面と底面とによって画定される平面に対して平行なままであるような位置に維持されるべきであり、それにより、プランジャは、適切に位置合わせされ、キャップ内の正しい深さにある。消毒デバイスの使用中、すなわち、消毒デバイスの作動中、プランジャは、真っ直ぐに下に移動してキャップ内に入り、作動前のプランジャとキャップとによって画定される平面の平行関係を維持することが望ましい。
消毒剤は、一般に、デバイス(例えば、LAD)を清浄して細菌微生物及び/又はウイルス微生物を除く任意の物質又は材料であってもよく、抗細菌及び抗真菌剤(antibacterial and antifungal agent)、殺菌若しくは抗菌剤(antiseptic or antimicrobial agent)、広スペクトル消毒剤(wide-spectrum disinfectant)、及び/又は寄生虫駆除剤(parasiticide)、並びにこれらの組み合わせを含む。例示的な消毒剤としては、アルコール(例えば、イソプロピルアルコール、エタノール)、様々な濃度のアルコール(例えば、70%/30%v/vのイソプロピルアルコール/水)、クロルヘキシジン(例えば、グルコン酸クロルヘキシジン、クロルヘキシジン酢酸塩、ポビドンヨード、過酸化水素、石鹸、塩酸、クロロキシレノール(「PMCX」)、ポリヘキサメチレンビグアニド(「PHMB」)、オクテニデン、塩化ベンザルコニウム、及びこれらの組み合わせが挙げられる。消毒デバイスは、使用準備が整うまで、LAD上に留まることができ、したがって、更なる汚染からLADを保護することができる。
図1及び図2は、キャップ102と、プランジャ130とを備える、本開示の第1の例示的な消毒デバイス100を示す。図3を参照すると、キャップ102は、内部空洞110への開口部109を有する内壁106を備える。内部空洞110は、開口部109に近接した内部空洞の第1の部分160と、内部空洞の第1の部分160に近接した内部空洞の第2の部分170とを含む。キャップ102は、内壁の第1の表面107と、内壁の第1の表面107の反対側にある内壁の第2の表面108とを有する。いくつかの実施形態では、図3に示すように、キャップ102は、内壁106に接合された外壁103を含んでもよく、外壁103は、外壁の第1の表面104と、外壁の第1の表面104の反対側にある外壁の第2の表面105とを含む。キャップ102の外壁の第1の表面104は、任意選択的に、使用中のキャップ102の手動操作を容易にするためにキャップ102の外壁の第1の表面104の周囲に離間配置された把持特徴部(図示せず)を含む。
組み立てられた消毒デバイス100内の消毒剤の損失を防止し、使用前にキャップ102の内部空洞110の無菌性を維持するために、キャップ102の開口部109にわたって取り外し可能な保護シール(図示せず)を適用することができる。シール(例えば、箔シール)は、例えば、接着剤(glue)、溶媒、又は熱結合によって、キャップ102の開口部109にわたって固定され得る。いくつかの実施形態では、シールは、必要に応じて、個々の消毒デバイス100をストリップから剥離することができる箔のストリップなど、複数の消毒デバイス100用に構成されてもよい。これらの消毒デバイス100のストリップは、好都合なことに、例えば、病室内及び服薬カート内のIVポール又はIVセットからストリップを吊り下げることによってアクセス可能にすることができる。
図1に示すキャップ102は、比較的円筒形状を有するが、連結機構がLADと係合するように構成されている限り、キャップ102の形状は具体的には限定されない。いくつかの実施形態では、キャップ102の少なくとも一部分は、円錐台形状を有してもよい。他の実施形態では、キャップ102の少なくとも一部分は、球根状の構成(例えば、丸みを帯びた底部)を有してもよい。キャップ102は、図1に示すような一体構造であってもよく、又は一緒に接合された2つ以上の構成要素から作製されてもよい。例えば、図1のキャップは、円筒形状の内壁と円筒形状の外壁と円形の平坦な底部とを、接着剤、溶接、溶媒、ねじ、又は他の取り付け機構を用いて一緒に接合することによって作製され得る。
プラスチック、ガラス、及び金属を含む様々な材料からキャップ102を作製することができる。いくつかの実施形態では、キャップ102は、熱可塑性材料から作製される。本明細書で使用する場合、用語「熱可塑性材料」は、軟化点又は融点を有し、かつ化学反応性基、例えば活性水素基と、遊離イソシアネート基との間の共有結合の形成から結果として生じる三次元架橋ネットワークを実質的に含まない、プラスチック材料を意味する。熱可塑性材料の例としては、熱可塑性ポリアルキレン、熱可塑性ポリ尿素、熱可塑性ポリイミド、熱可塑性ポリアミド、熱可塑性ポリアミドイミド、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリカーボネート、熱可塑性ポリスルホン、熱可塑性ポリケトン、熱可塑性ポリエチレン、熱可塑性ポリプロピレン、熱可塑性ポリブチレンテレフタレート、熱可塑性ポリ塩化ビニル、熱可塑性アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン、熱可塑性ポリウレタン、及びこれらのうちの1つ以上を含有する熱可塑性組成物の混合物が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、キャップ102は、高密度ポリエチレン(「HDPE」)から作製される。
図3に更に示すように、LADなどの外ねじ式デバイスと係合するように構成された連結機構が、キャップ102の内部空洞の第1の部分160の内壁の第2の表面108上に位置する。本開示の実施形態での使用に好適な連結機構は、当技術分野において既知であり、例えば、米国特許出願第15/623,430号(Dombrowskiら)に記載されている。連結機構は、図1~図3に示すように、キャップ102と一体であってもよく、又は、例えば接着剤若しくは溶接によってキャップ102の内面に接合される別個の構成要素であってもよい。連結機構は、キャップ102と同じ材料から作製されてもよく、又は異なる材料から作製されてもよい。いくつかの実施形態では、キャップ102及び連結機構は、HDPEから作製される。
連結機構は、開口部109に近接して(すなわち、開口部109で又はその付近で)始まり、キャップ102の内壁の第2の表面108に沿って所定の深さまでらせん状に下降して、内部空洞の第1の部分160に至るねじ山122を備える。本開示のキャップ102は、LADから連結機構が早期に係合解除することを最小限に抑える又は低減するために、例えばつまみ124などの保持特徴部を任意選択的に含んでもよい。キャップ102は、通気孔126を更に含んでもよく、通気孔126により、消毒デバイス100をLADに取り付ける際に、内部空洞110と大気との間の流体交換(すなわち、圧力放出)が可能になる。
内部空洞の第1の部分160の長さは、様々なLAD連結機構を収容するため十分であり、例えば0.2インチ(5mm)である。内部空洞の第1の部分160の長さは、キャップ102の具体的な設計に応じて変動し得ると理解される。図3に示すように、内部空洞の第2の部分170は、内部空洞の第1の部分160に近接しており、空洞基部112及び流体ウェル111を含む。典型的には、内部空洞の第2の部分170にはねじ山122がない。IVラインの漏れ、及びプランジャ130が空洞基部112に接触する結果として生じ得る、使用中の隔壁/キャップ境界面からの漏れを防止するために、内部空洞の第1の部分160と内部空洞の第2の部分170との長さの比は、望ましくは、1:1よりも大きく、かつ1:2未満であることが観察されている。いくつかの実施形態では、内部空洞の第1の部分160と内部空洞の第2の部分170との長さの比は、1:1.1~1:1.9、1:1.2~1:1.9、1:1.3~1:1.8、又は1:1.4~1:1.7の範囲である。いくつかの好ましい実施形態では、内部空洞の第1の部分160と内部空洞の第2の部分170との長さの比は、1:1.5~1:1.7の範囲(例えば、1:1.6)である。
内部空洞の第2の部分170は、第1の位置合わせリング118及び第2の位置合わせリング120を含んでもよい。図3を参照すると、LADを用いた作動の前には、位置合わせリング118、120は、プランジャのスカート138、338(以下で説明する)の上方及び下方に位置するように、内部空洞の第2の部分170内に配置されており、プランジャ130を垂直方向にも同心円状にも定位置に保持するために役立つように機能する。いくつかの実施形態では、位置合わせリング118、120は、内壁の第2の表面108からキャップ102の内部空洞110へと外向きに突出する完全な環状リングであってもよい。いくつかの実施形態では、位置合わせリング118、120は環状リングであってもよく、各環状リングは、内壁の第2の表面108からキャップ102の内部空洞110へと外向きに突出する2つ以上のセグメントに分割される。図8に示すように、LADを用いた作動の前には、プランジャのスカート338の頂部は、第1の位置合わせリング118の下方に当接して存在し、スカートの基部340は、第2の位置合わせリング120の上方に当接して存在する。したがって、プランジャ130をキャップ102と同心円状に維持し、プランジャのフェース部342を平坦に、かつ、取り外し可能な保護シールを基準にして正しい深さに維持する際に支援するために、二点法が使用される。位置合わせリング118、120は、長手方向軸Aに沿って同心円状に配置されたプランジャ130を維持し、消毒デバイス100が、例えば出荷時など外部振動にさらされたときに、プランジャ130が作動前位置から移動することを防止する。
いくつかの実施形態では、キャップ102はポスト114を含んでもよい。図3を参照すると、ポスト114は、空洞基部112からポスト端部115まで、開口部109の方向に延びる。いくつかの実施形態では、ポスト114は、空洞基部112における最も厚い寸法、例えば直径から、ポスト端部115における最も薄い寸法まで、より狭くなっていてもよく、すなわちテーパ状になっていてもよい。いくつかの実施形態では、ポスト114は、図4に示すように、1つ以上のポストの通気孔116を更に含んでもよい。特定の理論に束縛されることを望むものではないが、LADを用いた作動中に、プランジャ130が下向きに、すなわち空洞基部112に向かって摺動している間に、ポストの通気孔116は、プランジャ130の下の水圧の上昇を最小限に抑え、それによって、漏れをもたらし得るIVシステム内の水圧及び結果として生じる背圧が低減されると考えられる。いくつかの実施形態では、ポスト114は、キャップ102と一体構造として形成されてもよい。いくつかの実施形態では、ポスト114は、例えば接着剤又は溶接によってキャップ102の内面に接合される別個の構成要素として形成されてもよい。ポスト114は、キャップ102と同じ材料から作製されてもよく、又は異なる材料から作製されてもよい。いくつかの実施形態では、キャップ102及びポスト114は、HDPEから作製される。
本開示の消毒デバイス100は、プランジャ130、230、330、430を更に備える。プランジャ130、230、330、430は、キャップ102内で移動可能であり、消毒デバイス100内に液体消毒剤を収容する内部空洞110を形成する。
本開示の実施形態での使用に好適なプランジャ130の第1の実施形態を図1、図2、図5、及び図10に示す。図2及び図5を参照すると、プランジャ130は、比較的円筒形状を有するが、プランジャ130の形状は、キャップ102の内部空洞110内に入れ子になるように構成されている限り、具体的には限定されない。プランジャ130は、外側表面132と、外側表面132の反対側にあり凹部136を画定する内側表面134とを有する。比較的円筒形状を有する凹部136が示されているが、凹部136の形状は、ポスト114が含まれる実施形態においてキャップ102のポスト114を収容するように構成されている限り、具体的には限定されない。例えば、上述したようにポスト114がテーパ部を含む実施形態では、プランジャの凹部136は、相補的なテーパ部を有し、それによって、消毒デバイス100が作動されたときに、プランジャは、長手方向軸Aに対して平行な経路で案内される。プランジャ130は、スカート138及びスカートの基部140を有する。いくつかの実施形態では、プランジャは、保持リブ141を含んでもよい。
図5を参照すると、プランジャ130は、長手方向軸Aに対して垂直なフェース部142を更に含む。フェース部142は、直径190に示されるように中心にあり得る孔148と、外周部143とを含み、外周部143は、外周部143の長さ全体の周囲で、スタンドオフの内壁147の基部においてスタンドオフ146に当接する。すなわち、外周部は、スタンドオフ146によって完全に包囲されている。孔148は、プランジャのフェース部142内の単一の円形開口として示されているが、孔148について、異なる形状及び数の開口が企図される。例えば、いくつかの実施形態では、プランジャのフェース部142は、楕円形、正方形、矩形、三角形、又は不規則形状を有することができる。いくつかの実施形態では、フェース部142は、2つ以上の孔148を含んでもよい。
図2を参照すると、スタンドオフ146は、開口部109の方向に延び、かつ、フェース部142から第1の高さ180を画定する稜部144まで、長手方向軸Aに対して概ね平行に延びる。いくつかの実施形態では、スタンドオフ146は、フェース部142(図示せず)の外周部全体の周囲に均一な第1の高さ180を有する。すなわち、外周部は、均一な第1の高さ180を有するスタンドオフ146によって完全に包囲されている。第1の高さ180は、作動中に、すなわち、LADを消毒デバイス100に取り付けた後に、LADの隔壁の突出している隔壁が、プランジャのフェース部142に接触することを防止するために十分であるように選択される。
スタンドオフ146は、LADの隔壁がフェース部142に接触することを防止するために、フェース部142から十分に遠くまで延びるように構成され、かつ、作動中に、LADの表面との接触により及ぼされる力を受けてスタンドオフ146が圧潰されないように十分に厚くなるように構成されている。いくつかの実施形態では、第1の高さ180は、0.054インチ~0.062インチ(1.37mm~1.57mm)、又は好ましくは0.056インチ~0.060インチ(1.4mm~1.5mm)であってもよい。いくつかの実施形態では、スタンドオフ146は、1.47mmの第1の高さ180を有する。
いくつかの実施形態では、スタンドオフ146は、厚さ、すなわち、スタンドオフの内壁147から外側表面132までの距離を有してもよく、これは、稜部144からスタンドオフ146の基部、すなわち、スタンドオフ146がフェース部の外周部143と交わる場所まで均一である。いくつかの実施形態では、スタンドオフ146の厚さは、稜部144からスタンドオフ146の基部まで増大してもよく、それによって、作動中に、LADの隔壁のための更なる隙間空間が作られ、LADの隔壁とスタンドオフ146との間の表面接触が最小限に抑えられる。これは、消毒を容易にするために望ましいと同時に、LADによって及ぼされる破砕力により良好に耐えるように基部がより厚くなる。
いくつかの実施形態では、図5及び図6に示すように、スタンドオフ稜部144、244は、チャネル154、254を含んでもよい。スタンドオフ146が、フェース部142の外周部143全体の周囲に均一な第1の高さ180を有する実施形態では、消毒デバイス100をLADにより作動させたときに、消毒剤が流体ウェル111からプランジャのフェース部142の上方の空間へ押し込まれるように移動するための経路が存在するように、スタンドオフ稜部144は、望ましくは、複数のチャネル154を含む。スタンドオフ146、246の高さがフェース部の外周部143、243の周囲で変動する実施形態では、スタンドオフ稜部144、244が、スタンドオフ146、246と接触するLADの表面積を低減させ、消毒剤と接触するLADの表面積を増大させるように、チャネル154、254を含むこともまた望ましい。いくつかの実施形態では、図5及び図6に示すように、スタンドオフ稜部144、244は、スタンドオフ稜部144、244と接触するLADの表面積を低減させ、消毒剤と接触するLADの表面積を増大させるように、丸みを帯びた輪郭及び外形の縁部145、245を有してもよい。
いくつかの実施形態では、図2に示すように、スタンドオフ146は、第1の高さ180及び第2の高さ182を有し、第1の高さ180は第2の高さ182よりも高く、第1の高さ180から第2の高さ182への移行は滑らかに漸進的であり、すなわち、ステップ状ではない。本開示の実施形態では、スタンドオフ146の第1の高さ180は、第2の高さ182よりも、少なくとも50%大きい、100%大きい、150%大きい、200%大きい、250%大きい、300%大きい、350%大きい、又は400%大きい。いくつかの好ましい実施形態では、スタンドオフ146の第1の高さ180は、第2の高さ182よりも300%~400%大きい。いくつかの実施形態では、第1の高さにおけるスタンドオフ146の一部分は、スタンドオフ稜部144、244の長さの少なくとも90%、少なくとも80%、少なくとも70%、少なくとも60%、又は少なくとも50%にわたって延びる。
図6に示すプランジャ230の第2の実施形態では、第1の高さ180から第2の高さ182への移行は、スタンドオフ246がフェース部の外周部243を包囲するように、例えば、スタンドオフ246からスタンドオフ246aまで、スタンドオフ246aまで、ステップ状のパターンで達成されてもよく、スタンドオフ246とLADとの接触を最小限に抑えながら、スタンドオフ246に構造的一体性を提供し、それによって、消毒剤と接触するLADの表面積が増大する。スタンドオフ146、246のこの実施形態はまた、作動中にスタンドオフ246が屈曲することを防止することができる。
図1、図2、図5、図6、及び図10に示すプランジャ130は、スタンドオフ146にLAD50の一部分が接触したときに、図2に示すように内部空洞110内の第1の位置から、内部空洞110内の第2の位置へと移動するように構成されている(図10を参照)。図10を参照すると、第2の位置は、第1の位置よりも空洞基部112に近く、消毒剤(図示せず)の一部分が、それによって、流体ウェル111から孔148を通って流れ、したがって、LADの表面が消毒剤に曝露される。スタンドオフ146に接触するLAD50の一部分は、フェース部の直径190よりも大きい直径55を有する一方で、隔壁60は、フェース部の直径190よりも小さい直径65を有する。したがって、LAD50を用いて消毒デバイス100を作動させると、隔壁60は、プランジャが第2の位置にあるときに、スタンドオフ又はフェース部のいずれにも接触しない。いくつかの実施形態では、フェース部の直径190は、隔壁60の直径65よりも少なくとも1%大きくても、少なくとも2%大きくても、少なくとも3%大きくても、少なくとも4%大きくても、又は少なくとも5%大きくてもよい。いくつかの実施形態では、フェース部の直径190は、隔壁60の直径65よりも30%未満大きくても、20%未満大きくても、15%未満大きくても、14%未満大きくても、又は13%未満大きくてもよい。いくつかの実施形態では、フェース部の直径190は、隔壁60の直径65よりも1%~30%大きくても、2%~20%大きくても、3%~15%大きくても、4%~14%大きくても、又は5%~13%大きくても(例えば、9%~11%大きくても)よい。いくつかの実施形態では、フェース部の直径190は、少なくとも0.18インチ~0.19インチ(4.57mm~4.83mm)、例えば、0.186インチ(4.72mm)であってもよい。望ましくは、いくつかの実施形態では、図10に示すように、作動中、スカートの基部140は空洞基部112と接触しない場合がある。
本開示の実施形態での使用に好適なプランジャ330の第3の実施形態を図7~図9に示す。プランジャ330は、図1、図2、図5、図6及び図10に示すプランジャ130、230と同じ要素のうちの多くを共有し、主に、フェース部342及びスタンドオフ346の構成で異なる。図7を参照すると、プランジャ330は、スカート338と、保持リブ341と、フェース部342の外周部343の周囲に配置されたスタンドオフ346と、を含む。4つのスタンドオフ346が図7に示されているが、3つのスタンドオフ346又は4つより多いスタンドオフ346、例えば、5つのスタンドオフが企図される。上述のスタンドオフと同様に、スタンドオフ稜部344は、丸みを帯びた輪郭及び外形の縁部345を有してもよい。いくつかの実施形態では、スタンドオフ稜部344は、チャネル(図示せず)を更に含んでもよい。一般に、スタンドオフ346は、スタンドオフ130、230の高さよりも低い、すなわち0.054インチ(1.37mm)未満の高さ380を有する。プランジャ330は、孔348に隣接し、かつスタンドオフ346の間で外周部343まで延びるフェース部のチャネル350を更に含み、これらのチャネルは、流体通気経路を作ることによって、作動中にLADの隔壁60がフェース部342と接触している状態で消毒剤が流れることを可能にし、したがって圧力の上昇が防止される。いくつかの実施形態では、チャネル350は、外周部343に隣接した凹面352内で終端してもよい。
図7~図9に示すプランジャ330は、スタンドオフ346にLAD50の一部分が接触したときに、図8に示すように内部空洞110内の第1の位置から、内部空洞110内の第2の位置へと移動するように構成されている(図9を参照)。図9を参照すると、第2の位置は、第1の位置よりも空洞基部112に近く、消毒剤(図示せず)の一部分が、それによって、流体ウェル111から孔348を通って流れ、したがって、LADの表面が消毒剤に曝露される。上述のプランジャ、すなわち、130及び230の実施形態と同様に、LAD50を用いて消毒デバイス100を作動させると、プランジャが第2の位置にある、すなわち、直径390が隔壁の直径65よりも大きいときに、隔壁60はスタンドオフ346に接触しない。望ましくは、いくつかの実施形態では、図9に示すように、作動中、隔壁60とプランジャのフェース部342との間に空間150が存在し、スカートの基部340は空洞基部112に接触しない。しかしながら、隔壁60が、システムの圧力に起因して、プランジャのフェース部342に向かって更に突出し、更にはフェース部342に接触する場合、消毒剤は、依然として、フェース部のチャネル350及び凹面352を通って流れるように経路を有し、したがって、プランジャのフェース部342との隔壁60と係合の任意の段階での圧力の上昇が回避され、漏れが結果として生じ得る背圧が防止される。このような状況において、作動中に、スカートの基部340と空洞基部112との間の間隙は0mmよりも大きく、したがって、プランジャのフェース部342との隔壁60の係合の任意の段階での圧力の上昇が回避され、漏れが結果として生じ得る背圧が防止される。
本開示の実施形態での使用に好適なキャップ402内にあるプランジャ430の第4の実施形態を図11及び図12に示す。上述のように、キャップ402は、内部空洞410を形成する開口部409及び空洞基部412を有する。プランジャ430は、キャップ402の内部空洞410内にある。この実施形態では、プランジャ430は、プランジャのフェース部442及びスタンドオフ446を含む。この実施形態では、プランジャのフェース部442及びスタンドオフ446は、LAD50とLADの隔壁60との係合のための上述の特徴部及び選択肢を含む。この実施形態における違いは、プランジャ430が圧潰可能な壁435を含む。圧潰可能な壁435は、内側表面434の反対側にある外側表面432を有する。圧潰可能な壁435及び空洞基部412を有するプランジャ430は、プランジャ430内に消毒流体を保持する凹部436を画定する。この実施形態では、凹部436は流体ウェルとして機能する。孔448は、他の実施形態で上述したように、凹部436内の液体が凹部436から出てプランジャのフェース部442まで移動することが可能になるように、凹部436からプランジャのフェース部442まで貫通している。プランジャ430の脱落を防止するために、プランジャ430は内部空洞410内に固定される。この実施形態では、第1の位置合わせリング418は、圧潰可能な壁435の外側表面432と摩擦嵌合して、内部空洞410内にプランジャ430を固定する。
この実施形態では、空洞基部412は、凹部436を画定するように機能する。他の実施形態では、別個の壁部は、凹部436を形成するために圧潰可能な壁435に接続され、空洞基部412に隣接して配置されてもよい。同様に、この実施形態では、圧潰可能な壁435は、キャップ402内に配置される。他の実施形態では、圧潰可能な壁435は、キャップ402のうちのいくつか又はすべてに対してのものであってもよい。
図11は、圧潰可能な壁435が拡張した状態の、第1の位置にあるプランジャ430及び凹部436を示している。図12は、プランジャ430が第2の位置にある状態の、消毒デバイス100と係合しているLAD50を示している。第2の位置では、スタンドオフ446はLAD50の一部分に接触し、プランジャ430を空洞基部412のより近くに移動しており、圧潰可能な壁435は圧縮されている。プランジャ430の下向きの移動により、凹部436が小さくなり、凹部436から孔448を通ってLAD50の周囲に消毒剤が押し出される。
この実施形態では、圧潰可能な壁435は、ふいごとして、すなわちアコーディオンと同様に機能する。他の実施形態では、圧潰可能な壁435は、任意の薄い材料であっても、可撓性材料であっても、又は圧潰可能な材料であってもよい。例えば、プランジャ430及び/又は圧潰可能な壁435は、ポリエチレンなどの軟質材料で作製されてもよく、ふいごの形状にブロー成形されてもよい。
他の実施形態に関する上記説明と同様に、キャップ402は、1つ以上の内壁通気孔426を含んでもよい。1つ以上の内壁通気孔426は、LAD50がキャップ402上にねじ込まれたときに、消毒剤が内部空洞410を逃れ、LAD50の外側に沿って流れるためのチャネルを提供する。したがって、通気孔は、内部空洞410内で圧力が上昇し、LAD50に入ることを防止する。
LADは、消毒デバイスと接続すると、上述したように、1つ以上の消毒剤に曝露される。消毒剤(図示せず)は、所望の構成に応じて、液体、ゲル、又は発泡体であってよい。作動前、すなわち、消毒デバイスがLADに接続される前、消毒剤は、プランジャの下方の内部空洞の流体ウェル内に存在し、流体ウェルは、空洞基部に近接した内部空洞の第2の部分内に消毒剤を収容するように作用する。消毒デバイスがLAD上にねじ込まれると、プランジャが内部空洞内の第1の位置から内部空洞内の第2の位置へと移動して、消毒剤が流体ウェルから孔を通って流れ、したがって、LADの表面が消毒剤に曝露される。
好ましくは、プランジャ130、230、330、430は、キャップ102に関して上述したように、熱可塑性材料から作製される。いくつかの実施形態では、キャップ102は、プランジャ130よりも高い曲げ弾性率を有する材料から形成される。特定の理論に束縛されることを望むものではないが、キャップ102が、プランジャ130、230、330、430よりも高い曲げ弾性率を有する材料から形成されている場合、LADを用いて作動させると、すなわち、プランジャ130、230、330が空洞基部112に向かって下向きに移動されたときに、キャップ102の内壁の第2の表面108とプランジャのスカート138、238、338との間の摩擦が低減され、プランジャ130、230、330が、より自由に、すなわち、反力が低減された状態で摺動することができるようになる一方で、LADの隔壁は、加圧下で、プランジャ130、230、330がその最終位置に達するまで突出すると考えられる。第4の実施形態では、LADがプランジャ430と係合したときに、プランジャのフェース部442及びスタンドオフ446が第1の位置から第2の位置へと下向きに移動する一方で、基部412のプランジャは、空洞基部412に固定されたままである。いくつかの実施形態では、キャップ102は、HDPEで作製され、プランジャ130、230、330、430は、HDPEと直鎖状低密度ポリエチレン(「LLDPE」)とのブレンドから作製される。いくつかの実施形態では、プランジャ130、230、330、430を形成するHDPEとLLDPEとのブレンドは、少なくとも15重量%、少なくとも20重量%、又は少なくとも25重量%のLLDPEを含む。いくつかの実施形態では、プランジャ130、230、330、430を形成するHDPEとLLDPEとのブレンドは、45重量%未満、40重量%未満、又は35重量%未満のLLDPEを含む。いくつかの実施形態では、プランジャ130を形成するHDPEとLLDPEとのブレンドは、15重量%~45重量%、20重量%~40重量%、又は25重量%~35重量%(例えば、30重量%)のLLDPEを含む。
本開示の消毒デバイスは、例えば、成形、プレス加工、キャスティング、積層造形(例えば、3次元印刷、一般的製造)、除去製造(例えば、機械加工、旋削、ミリング加工、ドリル加工)、及びこれらの組み合わせなどの、当業者に既知の方法に従って作製することができる。いくつかの実施形態では、キャップ102は、1つの一体型部品として作製されてもよく、プランジャ130、230、330、430は、第2の一体部品として作製されてもよい。いくつかの実施形態では、キャップ102、402及び/又はプランジャ130、230、330、430の構成要素を別々に作製し、次いで、例えば、加熱、接着、はんだ付け、溶接、プレス嵌合、円錐嵌合、スナップ嵌合、封止、及びこれらの組み合わせなどの好適な手段によって一緒に接合してもよい。
本出願の消毒デバイスは、任意のLAD上で使用することができる。実際には、ユーザは、キャップの内部空洞を覆うシールを除去し、しっかりと係合されるまでキャップをLAD上にねじ込む。係合プロセス中、LADのフェース部又は隔壁がプランジャに対して押し付けられ、プランジャを第1の位置から第2の位置へと移動させ、それによって、消毒剤が流体ウェルから中心孔を通って流れ、したがって、LADの表面が消毒剤に曝露される。
上述及び図示した実施形態はあくまで例として提示したものであり、本発明の概念及び原理に対する限定を意図してはいない。したがって、当業者であれば、要素並びにそれらの構成及び配列の様々な変更が、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく可能であることが理解されよう。
したがって、本文書は、とりわけ、消毒デバイス、並びにその製造及び使用方法を開示する。消毒デバイスの様々な特徴及び利点が、以下の特許請求の範囲に記載されている。

Claims (41)

  1. 隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスであって、
    キャップであって、
    開口部と、
    前記開口部の反対側にある内部空洞基部を有する内部空洞を画定する内壁と、
    を備える、キャップと、
    前記内部空洞内のプランジャであって、
    外周部を有するフェース部であって、前記フェース部の前記外周部が前記キャップの前記内壁に隣接している、フェース部と、
    前記フェース部の前記外周部に隣接し、前記開口部の方向に延びる、スタンドオフと、
    を備える、プランジャと、
    前記内部空洞内の消毒剤と、
    を備え、
    前記プランジャは、前記開口部から前記内部空洞基部に向かって、前記内部空洞内で移動可能である、
    消毒デバイス。
  2. 前記内部空洞は、前記開口部に近接した内部空洞の第1の部分と、前記内部空洞の第1の部分に近接し、かつ前記内部空洞基部に近接した内部空洞の第2の部分と、を有する、請求項1に記載の消毒デバイス。
  3. 前記キャップは、外壁を備える、請求項1又は2に記載の消毒デバイス。
  4. 前記内壁は、前記プランジャと摩擦係合する第1の位置合わせリングを更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  5. 前記キャップは、前記内部空洞基部から、前記内部空洞基部からポスト端部まで前記開口部の方向に延びるポストを更に備える、請求項1~4のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  6. 前記フェース部は、前記スタンドオフから全体的に凹んでいる、請求項1~5のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  7. 前記プランジャの前記フェース部は、前記フェース部を貫通する孔を備える、請求項1~6のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  8. 前記消毒剤は、前記空洞基部と前記プランジャの前記フェース部との間の流体ウェル内にある、請求項1~7のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  9. 前記フェース部にある前記孔は、前記流体ウェルを前記開口部に隣接した前記フェース部に接続する、請求項1~8のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  10. 前記プランジャは、前記キャップの前記内壁と摩擦係合されるスカートを備える、請求項1~9のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  11. 前記プランジャは、圧潰可能な壁を備える、請求項1~10のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  12. 前記流体ウェルは、前記空洞基部と前記プランジャの前記フェース部と前記圧潰可能な壁との間にある、請求項11に記載の消毒デバイス。
  13. 前記スタンドオフは、前記フェース部の外周部全体の周囲で前記フェース部の外周部に隣接している、請求項1~12のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  14. 複数のスタンドオフを備える、請求項1~13のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  15. 前記複数のスタンドオフは、第1の高さを有するスタンドオフと、第2の高さを有する第2のスタンドオフとを備え、前記第1の高さは、前記第2の高さよりも大きい、請求項14に記載の消毒デバイス。
  16. 前記第1の高さは、前記第2の高さよりも最大で400%大きい、請求項15に記載の消毒デバイス。
  17. 前記プランジャは、前記内部空洞内の第1の位置から、前記内部空洞内の第2の位置へと移動する、請求項1~16のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  18. 前記第2の位置では、前記スタンドオフは前記ルアー作動デバイスに接触し、前記ルアー作動デバイスの隔壁は、前記スタンドオフ又は前記フェース部に接触しない、請求項17に記載の消毒デバイス。
  19. 前記フェース部が直径を有し、前記ルアー作動デバイスの前記隔壁は、前記フェース部の前記直径よりも小さい直径を有する、請求項18に記載の消毒デバイス。
  20. 前記内部空洞から前記消毒デバイスの外側の大気へ流体が通過するための通気孔を更に備える、請求項1~19のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  21. 隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスであって、
    キャップであって、
    内壁を備え、前記内壁は、開口部及び内部空洞を画定し、前記内部空洞は、前記開口部に近接した内部空洞の第1の部分と、前記内部空洞の第1の部分に近接し、かつ内部空洞基部を含む内部空洞の第2の部分と、を有し、前記内部空洞の第1の部分は、ニードルレスコネクタを受容し、それと連結するように構成されている、キャップと、
    プランジャであって、
    外周部、直径、及び孔を有する、フェース部と、
    前記開口部の方向に第1の高さまで、前記フェース部によって画定される平面に概ね直交して延びるスタンドオフであって、前記フェース部の外周部全体の周囲で前記フェース部の外周部に隣接している、スタンドオフと、
    内側表面と、
    外側表面と、
    スカートと、を備える、プランジャと、
    消毒剤と、
    を備え、
    前記プランジャは、前記スタンドオフが前記ルアー作動デバイスの一部分に接触したときに、前記内部空洞内の第1の位置から、前記内部空洞内の第2の位置へと移動するように構成され、前記第2の位置は、前記第1の位置よりも前記内部空洞基部に近く、前記ルアー作動デバイスの隔壁は、前記プランジャが前記第2の位置にあるときに、前記スタンドオフ又は前記フェース部に接触しない、
    消毒デバイス。
  22. 隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスであって、
    キャップであって、
    内壁を備え、前記内壁は、開口部及び内部空洞を画定し、前記内部空洞は、前記開口部に近接した内部空洞の第1の部分と、前記内部空洞の第1の部分に近接し、かつ内部空洞基部を含む内部空洞の第2の部分と、を有し、前記内部空洞の第1の部分は、ニードルレスコネクタを受容し、それと連結するように構成されている、キャップと、
    保持特徴部によって前記空洞基部に保持されたプランジャであって、
    中央孔を有するフェース部と、
    前記開口部の方向に第1の高さまで延びるスタンドオフと、
    外側表面と内側表面とによって画定される圧潰可能な壁と、
    前記圧潰可能な壁によって画定されるチャンバと、
    前記チャンバ内の消毒剤と、を備える、プランジャと、
    を備え、
    前記プランジャは、前記スタンドオフが前記ルアー作動デバイスの一部分に接触したときに、前記内部空洞内の第1の位置から、前記内部空洞内の第2の位置へと移動するように構成され、前記第2の位置では、前記フェース部は、前記第1の位置よりも前記内部空洞基部に近い、
    消毒デバイス。
  23. 前記キャップは外壁を備える、請求項21又は22に記載の消毒デバイス。
  24. 前記内壁の内部空洞の第2の部分は、第1の位置合わせリング及び第2の位置合わせリングを更に含む、請求項21~23のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  25. 前記内部空洞は、イソプロパノール、エタノール、グルコン酸クロルヘキシジン、4-クロロ-3,5-ジメチルフェノール、ポビドンヨード、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される消毒剤を含む、請求項21~24のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  26. 前記消毒キャップは、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、及びこれらの組み合わせを含む、請求項21~25のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  27. 前記キャップは、前記プランジャよりも高い曲げ弾性率を有する、請求項21~26のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  28. 前記プランジャは、高密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンとのブレンドである、請求項21~27のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  29. 前記本体が、前記内部空洞基部からポスト端部まで、前記開口部の方向に延びるポストを更に備え、前記ポスト端部は、前記プランジャが前記第2の位置にあるときに、前記プランジャの前記内面に接触しない、請求項21~28のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  30. 前記プランジャは、保持リブを更に備える、請求項21~29のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  31. 複数のスタンドオフを備える、請求項21~30のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  32. 前記スタンドオフの高さは、前記フェース部の外周部の周囲で変動する、請求項21~31のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  33. 前記スタンドオフの高さは、第1の高さから第2の高さまで、前記フェース部の外周部の周囲で変動し、前記第1の高さは、前記第2の高さよりも大きい、請求項21~32のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  34. 前記第1の高さは、前記第2の高さよりも最大で400%大きい、請求項33に記載の消毒デバイス。
  35. 前記スタンドオフは、スタンドオフ稜部を含み、前記スタンドオフ稜部は、チャネルを含む、請求項21~33のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  36. 前記スタンドオフ稜部は、丸みを帯びている、請求項35に記載の消毒デバイス。
  37. 前記内部空洞から前記消毒デバイスの外側の大気へ流体が通過するための通気孔を更に備える、請求項21~36のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  38. 前記通気孔は、前記キャップの前記内壁上にある、請求項37に記載の消毒デバイス。
  39. 前記キャップは、前記内部空洞基部からポスト端部まで前記開口部の方向に延びるポストを更に備える、請求項21~38のいずれか一項に記載の消毒デバイス。
  40. 前記ポストは、通気孔を含む、請求項38に記載の消毒デバイス。
  41. 隔壁を有するルアー作動デバイス用の消毒デバイスであって、
    キャップであって、
    開口部と、
    前記開口部の反対側にある内部空洞基部を有する内部空洞を画定する内壁と、
    を備える、キャップと、
    前記内部空洞内のプランジャであって、
    外周部を有するフェース部であって、前記フェース部の前記外周部が前記キャップの前記内壁に隣接している、フェース部と、
    圧潰可能な壁と、
    を備える、プランジャと、
    前記空洞基部と前記プランジャの前記フェース部と前記圧潰可能な壁との間の前記内部空洞内の消毒剤と、
    前記内部空洞から前記消毒デバイスの外側の大気へ流体が通過するための通気孔と、
    を備え、
    前記プランジャは、前記開口部から前記内部空洞基部に向かって、前記内部空洞内で移動可能である、
    消毒デバイス。
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