JP2022510860A

JP2022510860A - ペットスタイラー

Info

Publication number: JP2022510860A
Application number: JP2021529131A
Authority: JP
Inventors: チョ，ビョン－キュ
Original assignee: Cho Byung Kyu
Current assignee: Cho Byung Kyu
Priority date: 2018-11-23
Filing date: 2018-12-07
Publication date: 2022-01-28
Also published as: KR102226597B1; KR20200060940A; WO2020105783A1

Abstract

本発明は子犬のようなペットの毛を整理するためのペットスタイラーに関し、特に、ロングブラシとショットブラシを同時に備えて、毛質の整理、死毛の除去及びマッサージ効果などを提供するペットスタイラーに関する。また、本発明はヒーター及び紫外線ＬＥＤを含む発熱器によって艶めく毛質、血液循環、肌の弾力、細胞活性化及びだにのような細菌を撲滅することができるペットスタイラーに関する。

Description

本発明は子犬のようなペットの毛を整理するためのペットスタイラーに関し、さらに詳しくは、ロングブラシとショットブラシを同時に備えて毛質の整理、死毛の除去及びマッサージ効果などを提供するペットスタイラーに関する。

また、本発明はヒーター及び紫外線ＬＥＤを含む発熱器によって艶めく毛質、血液循環、肌の弾力、細胞活性化及びだにのような細菌を撲滅することができるペットスタイラーに関する。

最近、社会が高度に発達し、物質的に豊かになるにつれて人間のペットに対する関心が高まり、今やペットを伴侶の意味で徐徐に頻繁に接することが平凡な日常になっている。

そこで、オーストリアウィーンで開かれた国際シンポジウムで、犬、猫、鳥などのペットを伴侶動物と呼ぶように提案した。これは動物が人間に与えるさまざまな恩恵を尊重して共に生きて行く動物である伴侶動物に改称した。

一方、伴侶動物（ｐｅｔ）の中で子犬のように毛があるものはより健康で清潔な管理が要求され、各種病源菌などに対する予防にもたくさんの時間と費用を投資するなど美容・健康に対する関心が高まっている。

例えば、伴侶犬を管理するにあたって、毛の手入れなどを怠る場合には、毛がもつれて汚くなり、ひどいにおいがすることは勿論、全身に毛が固まって肌が呼吸できなくなって、各種肌疾患の原因を提供する。

そこで、伴侶犬を飼う際に、人と共有する最も良いコミュニケーションである毛流を手入れする作業であるブラッシングを規則的に行うことにより、健康で清潔な状態を保持する必要がある。

本発明は子犬のようなペットの毛を整理するためのペットスタイラーに関し、より詳しくは、ロングブラシとショットブラシを同時に備えて、毛質の整理、死毛の除去及びマッサージ効果などを提供するペットスタイラーを提供することを目的とする。

また、本発明はヒーター及び紫外線ＬＥＤを含む発熱器によって、艶めく毛質、血液循環、肌の弾力、細胞活性化及びだになどの細菌を撲滅することができるペットスタイラーを提供することを目的とする。

このために、本発明によるペットスタイラーは、底面にブラシ固定板を備えるブラシ本体と、前記ブラシ固定板から所定長さ延長され、複数が互いに離隔されているロングブラシと、前記ロングブラシの間に配置され、前記ロングブラシより長さの短いショットブラシと、前記ブラシ固定板に設置され、スタイリングの時に、ペットの肌に向けるように下側方向へ熱を放出する発熱器と、前記ブラシ本体の後方に連結され、前記発熱器を作動させる作動ボタンを備える取っ手と、を含むことを特徴とする。

この時、前記ロングブラシはスタイリングの時に弾性的に曲がる柔らかい材質で構成され、前記ショットブラシはスタイリングの時に曲がることのできない堅い材質で構成されることが好ましい。

また、前記発熱器は、ヒーター及びＵＶ（ＵｌｔｒａＶｉｏｌｅｔｒａｙｓ）ＬＥＤをそれぞれ含むことが好ましい。

また、前記ヒーターは前記ブラシ固定板上に少なくとも一部分が突出されるように設置され、所定長さを有する発熱体であることが好ましい。

また、前記ヒーターの長さ方向に沿って複数が離隔して設置され、それぞれ前記ヒーターの表面から所定高さを有する環状の接触防止リムをさらに含むことが好ましい。

また、前記ブラシ本体はベース及び前記ベースを覆うカバーを含み、前記ベースには前記ヒーターが組み立てられる第１組立孔を備え、前記接触防止リムは前記第１組立孔に露出されるように前記ベースの底面で前記第１組立孔に沿って複数が離隔して配置されて、前記ブラシ固定板は前記ベースの底面に組み立てられ、前記接触防止リムが貫通して組み立てられる第２組立孔を備え、前記発熱部は前記ベースの第１組立孔を貫通して前記接触防止リムの間に配置される櫛目状に構成されていることが好ましい。

また、前記取っ手の底部中心から左右両側にそれぞれ突出されて、前記取っ手をグリップする時、親指と人差し指を支持するフィンガーチップをさらに含むことが好ましい。

以上のような本発明は、ロングブラシとショットブラシを同時に備えてロングブラシでマッサージ効果とともにだにや細菌を外へ押し出し、同時にショットブラシでもつれた毛や抜け毛を整理することができるようにする。また、本発明はヒーターで毛の乾燥が可能であり、同時に、紫外線ＬＥＤの５波長紫外線で血液循環、肌の弾力、細胞活性化及びだになどの細菌を撲滅することができるようにする。

本発明によるペットスタイラーを示した斜視図である。本発明によるペットスタイラーを示した底面図である。前記図２の部分拡大図である。本発明のヒーターを示した第１方向分解図である。本発明のヒーターを示した第２方向分解図である。本発明によるペットスタイラーの使用状態図である。

底面にブラシ固定板１１１を備えるブラシ本体１１０と、前記ブラシ固定板１１１から所定長さ延長され、複数が互いに離隔されているロングブラシ１２０と、前記ロングブラシ１２０の間に配置され、前記ロングブラシ１２０より長さの短いショットブラシ１３０と、前記ブラシ固定板１１１に設置され、スタイリングの時にペットの肌に向けるように下側方向へ熱を放出する発熱器１４０と、前記ブラシ本体１１０の後方に連結され、前記発熱器１４０を作動させる作動ボタン１５１を備える取っ手１５０とを含むことを特徴とするペットスタイラー。

発明の実施形態
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例によるペットスタイラーについて詳しく説明する。

ただ、以下では各種伴侶動物を意味するペットとして子犬を代表的な例として説明するが、ペットには猫などの他の動物も含むことは自明である。

図１及び図２のように、本発明によるペットスタイラー（ｐｅｔｓｔｙｌｅｒ）１００は子犬のように毛がある伴侶動物のくしけずりのためのもので、ペットブラシまたはペットスタイリングブラシとも言う。

このような本発明はブラシ本体１１０、ロングブラシ１２０、ショットブラシ１３０、発熱器１４０及び取っ手１５０を含み、図示したように、有線方式が適用されることができるが、これに限定されず、無線方式で提供されてもよい。

ここで、前記ブラシ本体１１０は子犬のように毛がある伴侶動物をくしけずるブラシを備えるもので、ブラシ本体１１０の底面、即ち、使用時に伴侶動物を向ける方向にブラシ固定板１１１が備えられる。

このようなブラシ本体１１０は発熱器１４０に電源を供給する回路などが容易に設けられるように、代表的にプラスチック材質を射出成形して製作され、一例として左右幅が広い矩形を有する。

ブラシ本体１１０として左右幅が広い矩形に製作すれば一度のブラッシングで広い面積をくしけずることができるという長所を有する。ただ、本発明はこれに限定されず、円形や正方形を含めた他の形状も可能である。

また、ブラシ本体１１０は各角部分を丸くラウンド処理をすることが好ましい。これを通じて伴侶動物をくしけずる動作をする時、より便利なブラッシングを感じることができ、伴侶動物の肌に傷つかないようにする。

次に、ロングブラシ１２０は伴侶動物の肌や毛をブラッシングするもので、上述したように、ブラシ本体１１０の底面に備えられたブラシ固定板１１１から所定長さ延長され、複数が互いに離隔して配置される。

ショットブラシ１３０も伴侶動物の肌や毛をブラッシングするもので、ロングブラシ１２０とともにブラシ固定板１１１に備えられ、ロングブラシ１２０の間に配置される。このようなショットブラシ１３０はロングブラシ１２０より長さが短い。

この時、ロングブラシ１２０は、特に死毛の除去、整理整頓、マッサージ及びだにや細菌などを伴侶動物の体の外へ押し出す効果を提供するもので、好ましくは、スタイリングの時に弾性的に曲がる柔らかい材質で構成される。

これに対して、ショットブラシ１３０はスタイリングの時に曲がらない堅い材質で構成されて、特に、もつれた毛を整理し、抜け毛を除去する。ショットブラシ１３０はその他の伴侶動物の肌に触れてマッサージをする効果も提供する。

具体的に例を挙げれば、ブラシ本体１１０のサイズが８６×６５ｍｍの場合、ロングブラシ１２０は複数の列に１１６個備えられ、ショットブラシ１３０は複数の列に１６０個備えられ、ロングブラシ１２０とショットブラシ１３０は１列ずつ交差（交互）して配置される。

次に、発熱器１４０はブラシ１２０、１３０とともにブラシ固定板１１１に設置されることによって、スタイリングの時にペットを向けて熱を放出するもので、肌の保護、毛質の艶めき、血液循環、肌の弾力及び細菌撲滅などを目的とする。

このような発熱器１４０はヒーター１４１及び紫外線ＬＥＤ（ＵｌｔｒａＶｉｏｌｅｔｒａｙｓＬＥＤ）１４２をそれぞれ含む。前記ヒーター１４１はＰＣＴまたはセラミックス材質で構成されることができる。ＰＴＣヒーターの場合、ヒーターを製作する時に温度を設定することができ、設定された温度以上に加熱されなくて過熱によるやけどや危険がない。セラミックスヒーターの場合には遠赤外線を放出して伴侶動物の肌を保護して艶めく毛質を有するようにし、１３０℃の温度を加えてだになどの細菌を撲滅し、生体活力を高める。

一方、紫外線ＬＥＤ１４２は紫外線を放出する。紫外線ＬＥＤ１４２は一例として５波長紫外線を印加して伴侶動物の表皮、真皮及び皮下脂肪まで浸透して血液の循環を促進し、肌の弾力を増加させ、細胞を活性化させて、細菌のＤＮＡを破壊する殺菌作用をする。

上記のような発熱器１４０の中で、紫外線ＬＥＤ１４２は複数備えることが好ましい。図示したように、紫外線ＬＥＤ１４２はヒーター１４１の周辺部に設置される。

具体的には、ヒーター１４１の上側の左右に２つの紫外線ＬＥＤ１４２を備え、それぞれはブラシ本体１１０に埋設された状態でブラシ固定板１１１を通じて外部に露出される。

ヒーター１４１はブラシ固定板１１１の外側に露出されないように埋置されることができるが、好ましくは、ブラシ固定板１１１の上に少なくとも一部分が突出されるように設置され、所定長さを有する。

ただ、ヒーター１４１が突出して設置される場合には、接触防止リム（ｒｉｍ）１１１ａをさらに含むことが好ましい。接触防止リム１１１ａはヒーター１４１の長さ方向に沿って複数が離隔して設置され、それぞれ前記ヒーター１４１の表面から所定高さを有するように構成される。

このような接触防止リム１１１ａは約１３０℃の高温のヒーター１４１が伴侶動物の肌に直接触れることを防止しながらブラシの効果を提供する。このために、ヒーター１４１の長さ方向に沿って複数が離隔して設置される。

この時、接触防止リム１１１ａの長さはロングブラシ１２０よりは短く、ショットブラシ１３０よりは長く形成させることによって、弾性的なロングブラシ１２０のくしけずりを妨害しないながらもペットの肌に近接して有効な効果を提供する。

図３を通じてより具体的に分かることができるように、それぞれの接触防止リム１１１ａはヒーター１４１の表面から突出されて所定の高さを有する環状に形成され、一例として約直三角形に形成される。

従って、ヒーター１４１の表面全体より上側へ突出され、所定間隔で繰り返し羅列された複数の接触防止リム１１１ａはヒーター１４１が伴侶動物の表面に直接触れることを防止しながらもマッサージ及びくしけずりの効果を提供する。

さらに具体的には、図４及び図５のように、ブラシ本体１１０はベース１１０－Ｂ及び前記ベース１１０－Ｂを覆うカバー１１０－Ｃを含み、ベース１１０－Ｂにはヒーター１４１が組み立てられる第１組立孔Ｈ１を備える。

この時、上述した接触防止リム１１１ａは第１組立孔Ｈ１に露出されるようにベース１１０－Ｂの底面で第１組立孔Ｈ１に沿って複数が離隔して配置される。複数の接触防止リム１１１ａの間の隙間は第１組立孔Ｈ１に連通される。

また、ブラシ固定板１１１はベース１１０－Ｂの底面に組み立てられ、接触防止リム１１１ａが貫通して組み立てられる第２組立孔Ｈ２を備える。従って、第２組立孔Ｈ２を貫通した接触防止リム１１１ａは複数のブラシとともに底部へ突出される。

また、ヒーター１４１はベース１１０－Ｂの第１組立孔Ｈ１を貫通して接触防止リム１１１ａの間に配置される櫛目状に構成される。従って、接触防止リム１１１ａとともにブラシ固定板１１１の底部へ突出される。

このようなヒーター１４１は、好ましくは、長さ方向に沿って接触防止リム１１１ａと交互に配置され、特に接触防止リム１１１ａの側面に面接して密着配置されることにより、ブラッシング効果を提供しながらもペットの肌に直接接触することを防止する。

ヒーター１４１の上端には一例として第１ソケットＳＣ１を備え、ヒーター１４１の第１ソケットＳＣ１はカバー１１０－Ｃの内側底面に備えられた第２ソケットＳＣ２に噛み合って結合され、ひいてはこれらを通じて電源が供給されることができる。

次に、取っ手１５０はブラシ本体１１０の後方に連結されることによって、使用者が手に握って伴侶動物の毛をくしけずることができるようにするもので、グリップ感を高めるように流線形に製作される。

このような取っ手１５０には発熱器１４０を作動させる作動ボタン１５１を備える。作動ボタン１５１は押圧式やスライド移動式のボタンなどが適用されることができ、電源供給回路のＯＮ／ＯＦＦを制御する。

作動ボタン１５１は、図示したように、１つで構成されて、ヒーター１４１と紫外線ＬＥＤ１４２を同時に作動させるが、その外にそれぞれのボタンを備えることもでき、作動ボタン１５１を操作する時に電源供給状態を知らせるＬＥＤが備えられる。

また、図示したように、ペットスタイラー１００が有線方式である場合、取っ手１５０の後方部に備えられたフレキシブルケーブル保護器１５３ａを通じて引入された電源ケーブル１５３が備えられ、使用しない時には保管のための掛け金１５３ｂをさらに含む。

一方、図示は省略したが、ペットスタイラー１００が無線方式である場合、取っ手１５０の内部に充電可能なバッテリーが装着されることもでき、いずれの場合でも電源を動作電圧に変換する定電圧回路及び過電流保護器などが設置されることもできる。

前記作動ボタン１５１によってオン／オフが行われるスイッチング部は取っ手１５０の内部に埋設され、取っ手１５０の内部を経てブラシ本体１１０まで延長されるように配線された電源ラインはそれぞれヒーター１４１及び紫外線ＬＥＤ１４２に連結される。

一方、上記で説明が省略されたフィンガーチップ１５２は使用の時に親指と人差し指を支持したりこれら指の位置を知らせるもので、取っ手１５０の底部中心から左右両側にそれぞれ突出されて、取っ手１５０をグリップする時に親指と人差し指を支持する。

例えば、フィンガーチップは取っ手１５０の底部中心から左右両側にそれぞれ突出された羽部１５２ａ、１５２ｂを備える形状に形成されて、親指と人差し指が安着されるようにする。

従って、図６のように、本発明によるペットスタイラー１００を利用して子犬（伴侶犬）のようなペットをブラッシングする時にその使用を楽でありながらも力がよく加えられるようにする。

以上、本発明の特定実施例について説明したが、本発明の思想及び範囲はこのような特定実施例に限定されるのではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で多様に修正及び変形が可能であることは本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば理解すべきである。

従って、以上で記述した実施例は本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供するもので、全ての面で例示的であり、限定的でないことを理解すべきであり、本発明は特許請求項の範疇によって定義される。

本発明は上述した特定の好ましい実施例に限定されず、特許請求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形実施が可能であることはもちろんであり、そのような変更を形成する技術思想に関するものである限り、特許請求範囲に記載の範囲内に属するべきである。

Claims

底面にブラシ固定板（１１１）を備えるブラシ本体（１１０）と、
前記ブラシ固定板（１１１）から所定長さ延長され、複数が互いに離隔されているロングブラシ（１２０）と、
前記ロングブラシ（１２０）の間に配置され、前記ロングブラシ（１２０）より長さの短いショットブラシ（１３０）と、
前記ブラシ固定板（１１１）に設置されて、スタイリングの時、ペットの肌に向けるように下側方向へ熱を放出する発熱器（１４０）と、
前記ブラシ本体（１１０）の後方に連結され、前記発熱器（１４０）を作動させる作動ボタン（１５１）を備える取っ手（１５０）と、を含むことを特徴とするペットスタイラー。
前記ロングブラシ（１２０）は、スタイリングの時、弾性的に曲がる柔らかい材質で構成され、
前記ショットブラシ（１３０）は、スタイリングの時、曲がらない堅い材質で構成されることを特徴とする請求項１に記載のペットスタイラー。
前記発熱器（１４０）はヒーター（１４１）及び紫外線ＬＥＤ（１４２）をそれぞれ含むことを特徴とする請求項１に記載のペットスタイラー。
前記ヒーター（１４１）は前記ブラシ固定板（１１１）の上へ少なくとも一部分が突出されるように設置されることを特徴とする請求項３に記載のペットスタイラー。
前記ヒーター（１４１）の長さ方向に沿って複数が離隔して設置され、それぞれの前記ヒーター（１４１）の表面から所定高さを有する環状の接触防止リム（１１１ａ）をさらに含むことを特徴とする請求項４に記載のペットスタイラー。
前記ブラシ本体（１１０）はベース（１１０－Ｂ）及び前記ベース（１１０－Ｂ）を覆うカバー（１１０－Ｃ）を含み、前記ベース（１１０－Ｂ）には前記ヒーター（１４１）が組み立てられる第１組立孔（Ｈ１）を備え、
前記接触防止リム（１１１ａ）は前記第１組立孔（Ｈ１）に露出されるように前記ベース（１１０－Ｂ）の底面で前記第１組立孔（Ｈ１）に沿って複数が離隔して配置され、
前記ブラシ固定板（１１１）は前記ベース（１１０－Ｂ）の底面に組み立てられ、前記接触防止リム（１１１ａ）が貫通して組み立てられる第２組立孔（Ｈ２）を備え、前記ヒーター（１４１）は前記ベース（１１０－Ｂ）の第１組立孔（Ｈ１）を貫通して前記接触防止リム（１１１ａ）の間に配置される櫛目状に構成されていることを特徴とする請求項５に記載のペットスタイラー。
前記取っ手（１５０）の底部中心から左右両側にそれぞれ突出されて、前記取っ手（１５０）をグリップする時、親指と人差し指を支持するフィンガーチップ（１５２）をさらに含むことを特徴とする請求項１～６のいずれか一項に記載のペットスタイラー。