JP2022500935A - リソースの割り当て方法および装置、端末 - Google Patents

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Abstract

本開示の実施形態は、リソースの割り当て方法、および装置、端末を提供し、当該方法は、第1の端末は第2の端末に送信されるBSR情報を受信することと、前記第1の端末は前記第2の端末に第1の伝送リソースを割り当てることとを含む。

Description

本開示の実施形態は、移動通信技術の分野に関連し、具体的には、リソースの割り当て方法および装置、端末、ネットワーク機器に関連する。
カーネットワーキングシステムは、装置から装置(D2D、Device to Device)のサイドリンク(SL、Sidelink)伝送技術に基づいており、通信データが基地局を介して送受信される従来のLTEシステムとは異なり、カーネットワーキングシステムは、端末から端末の直接通信の方式を採用するため、スペクトル効率が高く、伝送遅延が少なくなる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP、Third Generation Partner Project)リリース14(Rel−14)では、カーネットワーキング技術(V2X、Vehicle−to−Everything)が標準化され、モード3とモード4の2つの伝送モードが定義された。モード3では、端末のサイドリンク伝送リソースは基地局によって割り当てられる。モード4では、端末はセンシング(sensing)と予約(reservation)との方式を採用してサイドリンク伝送リソースを決定する。
新しい無線カーネットワーキング(NR−V2X、New Radio Vehicle−to−Everything)では、上記のモード3とモード4に加えて、他のリソースの割り当て方式を導入する必要があり、端末が伝送リソースを他の端末に割り当てることは如何に実現するのは、解決すべき問題である。
発明の内容
本開示の実施形態は、リソースの割り当て方法および装置、端末を提供する。
本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法は、
第1の端末は、第2の端末によって送信されるバッファステータスレポート(BSR、Buffer Status Report)情報を受信することと、
前記第1の端末は、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることとを含む。
本開示の実施形態が提供するリソースの割り当て方法は、
第2の端末は、第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信することを含む。
本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置は、
第2の端末によって送信されるBSR情報を受信するように構成される受信部と、
第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるように構成される割り当て部とを備える。
本開示の実施形態が提供するリソースの割り当て装置は、
第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信するように構成される送信部を備える。
本開示の実施形態によって提供される端末は、プロセッサおよびメモリを備える。当該メモリはコンピュータプログラムを格納するように構成され、当該プロセッサは当該メモリに格納されるコンピュータプログラムを呼び出して実行し、上記のリソースの割り当て方法を実行するように構成される。
本開示の実施形態によって提供されるチップは、上記のリソースの割り当て方法を実施するように構成される。
具体的には、当該チップは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、当該チップを実装している装置に上記のリソースの割り当て方法を実行させるように構成されるプロセッサを備える。
本開示の実施形態によって提供されるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納するように構成され、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに上記のリソースの割り当て方法を実行させる。
本開示の実施形態によって提供されるコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム指令を備え、当該コンピュータプログラム指令は、コンピュータに上記のリソースの割り当て方法を実行させる。
本開示の実施形態によって提供されるコンピュータプログラムは、コンピュータにて実行されるとき、コンピュータに上記のリソースの割り当て方法を実行させる。
上記の技術案により、第1の端末は、第1の伝送リソースを第2の端末に割り当て、当該第1の伝送リソースは、第2の端末と前記第1の端末との間のデータ伝送、または第2の端末と第3の端末との間でデータ伝送のためである。このように、1つの端末を通じてサイドリンク伝送リソースをもう1つの端末に割り当てることが実現され、NR−V2Xにおけるリソースの割り当て方法が充実される。
本明細書に記載の図面は、本開示のさらなる理解を提供し、本開示の一部を構成するためである。本開示の例示的な実施形態およびその説明は、本開示を解釈するためであり、本開示の不適切な制限を構成しない。添付の図面においては、
図1は、本開示の実施形態によって提供される通信システムアーキテクチャの模式図である。 図2は、カーネットワーキングにおけるモード3のシナリオの模式図である。 図3は、カーネットワーキングにおけるモード4のシナリオの模式図である。 図4は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法のフローチャートの第1の模式図である。 図5は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法のフローチャートの第2の模式図である。 図6は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置の構成の第1の模式図である。 図7は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置の構成の第2の模式図である。 図8は、本開示の実施形態によって提供される通信装置の模式的構造図である。 図9は、本開示の実施形態によるチップの模式的構造図である。 図10は、本開示の実施形態によって提供される通信システムの模式的ブロック図である。
以下に、本開示の実施形態による技術案は、本開示の実施形態による添付の図面を参照して説明される。明らかに、説明される実施形態は、本開示の実施形態の一部であり、すべての実施形態ではない。本開示の実施形態に基づいて、創造的な労働なしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本開示の保護範囲に含まれる。
本開示の実施形態の技術案は、モバイル通信用グローバル(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、CDMA)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロング・ターム・エヴォリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信 (Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システム、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システムまたは5Gシステムなどの様々な通信システムに適用することができる。
例示的に、本開示の実施形態で適用される通信システム100は、図1に示されている。当該通信システム100は、ネットワーク装置110を含んでもよく、ネットワーク装置110は、端末120(または通信端末、端末と呼ばれる)と通信する装置であってもよい。ネットワーク装置110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供することができ、カバレッジエリアに位置する端末と通信することができる。オプションで、当該ネットワーク装置110は、GSMシステムまたはCDMAシステムにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)、またはWCDMAシステムにおける基地局(NodeB、NB)、またはLTEシステムにおける進化型基地局(Evolutional NodeB、eNB、eNodeB)であってもよく 、または新しい無線システムにおけるgNB、またはクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、CRAN)における無線コントローラでであり、または当該ネットワーク装置は、モバイルスイッチングセンター、中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルーター、5Gネットワークにおけるネットワーク側装置、または将来の進化の地上波公共移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)におけるネットワーク装置などであってもよい。
当該通信システム100はさらに、ネットワーク装置110のカバレッジエリア内に位置する少なくとも1つの端末120を含む。本明細書で使用される「端末」には、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Networks、PSTN)、デジタル加入者線(Digital Subscriber Line、DSL)、デジタルケーブル、および直接ケーブル接続などの有線回線接続、および/または別のデータ接続/ネットワーク、および/またはセルラーネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)、DVB−HネットワークなどのデジタルTVネットワーク、衛星ネットワーク、AM−FMAブロードキャストトランスミッターなどのワイヤレスインターフェイス、および/または通信信号を送受信するように構成された別の端末の装置、および/またはモノのインターネット(Internet of ThingsIoT)装置が含まれるが、これらに限定されない。無線インターフェースを介して通信するように設定される端末は、「無線通信端末」、「無線端末」または「移動端末」と呼ばれてもよい。移動端末の例には、衛星電話または携帯電話、携帯無線電話をデータ処理、ファックス、およびデータ通信機能と組み合わせることができるパーソナル通信システム(Personal Communications SystemPCS)端末、無線電話、ページャー、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、メモ帳、カレンダー、および/またはグローバルポジショニングシステム(Global Positioning System、GPS)受信機を備えるPDA、および従来のラップトップおよび/またはパームトップ受信機、または無線電話トランシーバーを備えるその他電子装置が含まれるが、これらに限定されない端末とは、アクセス端末、ユーザ装置(User Equipment、UE)、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、移動ステーション、リモートステーション、リモート端末、移動端末、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント、またはユーザ機器を指してもよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能付きのハンドヘルドデバイス、計算装置またはワイヤレスモデムに接続されたその他の処理装置、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークにおける端末、または将来の進化PLMNにおける端末などであってもよい。
オプションで、端末120間で端末直接(Device to Device、D2D)通信が実行されてもよい。
オプションで、5Gシステムまたは5Gネットワークは、新しい無線(New Radio、NR)システムまたはNRネットワークと呼ばれてもよい。
図1は、1つのネットワーク装置および2つの端末を例示的に示している。オプションで、当該通信システム100は、複数のネットワーク装置を含くんでもよく、各ネットワーク装置のカバレッジエリアに、他の数の端末を含んでもよいが、本開示の実施形態は限定しない。
オプションで、当該通信システム100はまた、ネットワークコントローラおよびモビリティ管理エンティティなどの他のネットワークエンティティを含んでもよいが、本開示の実施形態は限定しない。
本開示の実施形態によるネットワーク/システム内の通信機能を有する装置は、通信装置と呼ばれることが理解されたい。図1に示す通信システム100を例にとると、通信装置は、通信機能を備えたネットワーク装置110および端末120含くんでもよく、ネットワーク装置110および端末120は、上記の特定の装置であってもよいが、ここでは繰り返しない。通信装置はまた、ネットワークコントローラおよびモビリティ管理エンティティなどの他のネットワークエンティティなど、通信システム100内の他の装置を含くんでもよいが、本開示の実施形態は限定しない。
本明細書における「システム」と「ネットワーク」という用語は、この明細書では交換で使用されることが多いことが理解されたい。本明細書の「および/または」という用語は、関連付けられた対象同士の関連関係を説明するのみであり、3種類の関係が存在する可能性があると意味する。例えば、Aおよび/またはBは、Aが単独で存在すること、AおよびBが同時に存在すること、Bが単独で存在することの3つの状況を表す。さらに、本明細書の記号「/」は、通常、その前後の関連付けられた対象同士が「または」の関係にあることを示す。
本開示の実施形態の技術案の理解を容易にするために、カーネットワーキングにおけるモード3およびモード4をそれぞれ以下に説明する。
モード3:図2に示すように、車載端末のサイドリンク伝送リソースは、基地局(LTEの進化型基地局(eNB、evolved NodeB)など)によって割り当てられる。具体的には、基地局はダウンリンク( DL、Down Link)を通して車載端末へ(Grant)許可されるリソースを示すための制御メッセージを送信する。その後、車載端末は、基地局によって割り当てられたリソースに従ってSLでデータを送信する。モード3では、基地局は、車載端末へ一回伝送用のリソースを割り当ててもよいが、端末へ半静的伝送用のリソースを割り当ててもよい。
モード4:図3に示すように、車載端末は、センシングおよび予約の伝送方式でサイドリンクの伝送リソースを取得する。車載端末は、センシングの方式によりリソースプールにおいて利用可能な伝送リソースセットを取得し、当該伝送リソースセットからランダムに1つのリソースを選択してサイドリンクデータを伝送する。カーネットワーキングシステムにおけるサービスは周期的な特性があるため、車載端末は通常、半静的伝送方式を採用する。つまり、車載端末は1つの伝送リソースを選択した後、そのリソースを複数の伝送サイクルで使用し続けることで、リソースの再選択とリソースの競合の可能性が減少される。車載端末は、今回の伝送の制御情報で次回の伝送リソースを予約するための情報を運ぶので、他の端末は、当該車載端末の制御情報を検出することによって、このリソースが当該車載端末によって予約され使用されているかどうかを判断でき、リソースの競合を減らす目的が実現られる。
NR−V2Xでは、自動運転をサポートする必要があるため、スループットの向上、遅延の低減、信頼性の向上、カバレッジエリアの拡大、リソース割り当ての柔軟性の向上など、車両間のデータインタラクションに対する要件が厳しくなる。
また、NR−V2Xは、ユニキャスト(unicast)、グループキャスト(groupcast)、ブロードキャスト(broadcast)などのさまざまな伝送方法をサポートする必要がある。
なお、LTE−V2Xにおいてそれぞれ、モード3は、車載端末の伝送リソースが基地局によって割り当てられることを示すために使用され、モード4は、車載端末の伝送リソースが、端末によって独立して選択されることを示すために使用される。
NR−V2Xでは、その他リソース割り当て方式が導入されてもよく、たとえば、端末は伝送リソースを他の端末に割り当てる。たとえば、グループキャスト通信では、1つの端末がグループヘッドとして、他の端末がグループメンバーとする。このとき、グループヘッドはグループメンバーにサイドリンク伝送リソースを割り当てることができる。1つのグループ内では、グループメンバーとグループヘッドとの間のデータ伝送またはグループメンバーと他のグループメンバーとの間のデータ伝送のために、グループヘッドは、グループメンバーに伝送リソースを割り当てることができる。
モード3では、ネットワークが端末に上り伝送リソース/サイドリンク伝送リソースを割り当てる前に、端末はスケジューリング要求(SR、Scheduling Request)とBSRをネットワークに報告する必要があり、ネットワークは端末によって報告されたBSRに基づいて、適切な伝送リソースを端末に割り当てる。サイドリンク伝送では、第1の端末が伝送リソースを第2の端末に割り当てる場合、第2の端末もSRとBSRを第1の端末に報告するか、BSRを直接報告する必要がある。
図4は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法のフローチャートの第1の模式図である。図4に示すように、前記リソースの割り当て方法は以下のスッテプを含む:
ステップ401:第1の端末は第2の端末によって送信されるBSR情報を受信する。
本開示の実施形態では、前記第1の端末および前記第2の端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、およびノートブックなど、ネットワークと通信することができる任意の装置であってもよい。さらに、前記第1の端末および前記第2の端末は、同じタイプの端末または異なるタイプの端末であってもよい。例えば、第1の端末は携帯電話であるが、第2の端末は車載端末である。または例えば、第1の端末は車載端末Aであるが、第2の端末は車載端末Bである。
なお、第1の端末は、グループキャスト通信のグループヘッドであり、第2の端末は、グループキャスト通信のグループメンバーであってもよいが、これに限定されるものではない。第1の端末によって実施される方法は、ロードサイドユニット(RSU、Road Side Unit)にも適用され、第1の伝送リソースをRSUを介して第2の端末に割り当ててもよい。
本開示の実施形態では、前記第1の端末と前記第2の端末は、互いに直接通信することができる。具体的には、前記第1の端末は、前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信する。前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、BSR情報を運ぶ。
さらに、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルまたは第1のサイドリンクデータチャネルであってもよい。ここで、第1のサイドリンク制御チャネルは、例えば、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH、Physical Sidelink Control Channel)であり、第1のサイドリンクデータチャネルは、例えば、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH、Physical Sidelink Shared Channel)であってもよい。以下、第1のサイドリンク制御チャネルと第1のサイドリンクデータチャネルとをそれぞれ説明する。本開示の実施形態は、前記第1のサイドリンク伝送チャネルが他のタイプのサイドリンク伝送チャネルである場合にも適用可能であることを理解されたい。例えば、前記第1のサイドリンク伝送チャネルはサイドリンクフィードバックチャネルであり、前記サイドリンクフィードバックチャネルが前記BSR情報を運んでもよいが、本開示はこれに制限しない。
1)前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ。
ここで、第1のサイドリンク制御チャネルは、第1のサイドリンク制御情報を伝送するためである。ここで、第1のサイドリンク制御情報は、例えば、サイドリンク制御情報(SCI、Sidelink Control Information)である。中には、第1のサイドリンク制御情報は、主に、PSCCスケジューリングにおけるPSSCHの時間周波数リソース情報、変調および符号化方式(MCS、Modulation and Coding Scheme)情報などのスケジューリング情報を含む。スキーム1)において、PSCCのSCIに前記BSR情報が運ばれる。
オプションで、前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示す。
たとえば、PSCCHのSCIが前記BSR情報を運ぶことを考えると、SCIに情報フィールド、つまり第2の情報フィールドを追加する必要がある。前記第2の情報フィールドは、前記BSR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、SCIにもう1つの情報フィールド、つまり第1の情報フィールドを追加する必要がある。前記第1の情報フィールドは、前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがBSR情報の伝送に使用されることを示す。
スキーム1)において、第2の端末は第1のサイドリンク制御チャネルを通して第1の端末にBSR情報を送信する。オプションで、第2の端末は下記の方式で第1の端末にSR情報を送信することができる。
1.1)第2の端末は第1のサイドリンク制御チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
具体的に、前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである。さらに、前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。
たとえば、PSCCHのSCIが前記SR情報を運ぶことを考えると、SCIに情報フィールド、つまり第4の情報フィールドを追加する必要がある。前記第4の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、SCIにもう1つの情報フィールド、つまり第3の情報フィールドを追加する必要がある。前記第3の情報フィールドは、前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
この実施形態では、第1のサイドリンク制御情報は、前記SR情報と前記BSR情報の両方を運ぶ。
たとえば、SCIは、SR情報の伝送にも、BSR情報の伝送にも、およびPSSCHスケジューリング情報の伝送にも使用できるため、2ビットのフィールドをSCIに含めてもよい。当該フィールドが00の場合は、当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該フィールドが01の場合は、当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示し、当該フィールドが10の場合は、当該SCIがBSR情報の伝送に使用されることを示す。
1.2)第2の端末は第2のサイドリンク伝送チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
ここで、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルまたは第2のサイドリンクデータチャネルであってもよい。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
第2のサイドリンク制御情報と第1のサイドリンク制御情報は2つの異なるサイドリンク制御情報であることは明らかにされたい。第1のサイドリンク制御情報はPSCCH1であると想定され、第2のサイドリンク制御情報はPSCCH2と想定されると、PSCCH1のSCIはBSR情報を運び、PSCCH2のSCIはSR情報を運ぶ。
同じ理由で、PSCCH2のSCIに1つの情報フィールド、つまり第6の情報フィールドを追加する必要がある。前記第6の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、PSCCH2のSCIにもう1つの情報フィールド、つまり第5の情報フィールドを追加する必要がある。前記第5の情報フィールドは、PSCCH2のSCIが前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
また別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
さらに、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
ここで、第1の端末がシーケンス検出により第1のシーケンスを検出した場合、SR情報が検出されたと判断することができる。例えば、第1の端末は、ローカルで生成されるシーケンスに従って、受信された信号との相関演算を実行し、相関演算のピーク値がしきい値を超える場合、SR情報が検出されたと判断され、そうでない場合、SR情報が検出されていない。当該しきい値は、事前定義されるか、事前設定されるか、ネットワークで設定されてもよい。
2)前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ。
ここで、第1のサイドリンクデータチャネルはデータを伝送するためである。一例では、前記BSR情報は、データとして前記第1のサイドリンクデータチャネルで運ばれてもよい。
スキーム2)において、第2の端末は第1のサイドリンクデータチャネルを通して第1の端末にBSR情報を送信する。オプションで、第2の端末は下記の方式で第1の端末にSR情報を送信することができる。
2.1)第2の端末は前記第1のサイドリンクデータチャネルを通して前記第1の端末にSR情報を送信する。
この実施形態では、第1のサイドリンクデータチャネルは、前記SR情報と前記BSR情報の両方を運ぶ。
2.2)第2の端末は第2のサイドリンク伝送チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
ここで、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルまたは第2のサイドリンクデータチャネルであってもよい。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
たとえば、第2のサイドリンク制御チャネルはPSCCHであると想定され、PSCCHにおけるSCIは前記SR情報を運ぶ。
同じ理由で、PSCCHのSCIに1つの情報フィールド、つまり第6の情報フィールドを追加する必要がある。前記第6の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、PSCCHのSCIにもう1つの情報フィールド、つまり第5の情報フィールドを追加する必要がある。前記第5の情報フィールドは、PSCCHのSCIが前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
また別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
さらに、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
ここで、第1の端末がシーケンス検出により第1のシーケンスを検出した場合、SR情報が検出されたと判断することができる。例えば、第1の端末は、ローカルで生成されるシーケンスに従って、受信された信号との相関演算を実行し、相関演算のピーク値がしきい値を超える場合、SR情報が検出されたと判断され、そうでない場合、SR情報が検出されていない。しきい値は、事前定義されるか、事前設定されるか、ネットワークで設定されてもよい。
本開示の実施形態では、第1のサイドリンク伝送チャネルは、第2の伝送リソースにおいて送信される。具体的に、前記第1の端末は第2の伝送リソースを決定し、前記第1の端末は前記第2の伝送リソースにおいて、前記第2の端末によって送信される前記第1のサイドリンク伝送チャネルを受信する。
さらに、前記第1の端末は第2の伝送リソースを決定することは、
前記第1の端末は、事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第1の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第1の端末は、第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第1の端末は、第2の端末に送信されるSR情報を受信し、前記第1の端末は、前記SR情報に従って第2の端末に割り当てられる伝送リソースを第2の伝送リソースとして決定することとを含む。
例えば、前記第1の端末および前記第2の端末がセル内にある場合、ネットワーク装置は、前記第2の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることができ、前記第2の伝送リソースは、前記第2の端末が前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信するのに使用される。同時に、ネットワーク装置は、前記第2の伝送リソースの情報を前記第2の端末に送信することができるので、前記第1の端末は、ネットワーク装置に指定される第2の伝送リソースにおいて第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することができる。
別の例では、第1の端末、第2の端末、および第3の端末は、第1の伝送グループを形成し、中には当該第3の端末は伝送グループのグループヘッドであり、第1の端末および第2の端末はグループメンバーであり、当該第3の端末はグループメンバーであってもよい。たとえば、第2の端末は前記第2の伝送リソースを割り当て、当該第2の伝送リソース情報を第1の端末に送信するので、第2の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて第1のサイドリンク伝送チャネルを送信することができ、第1の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて当該第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することができる。
別の例では、第2の端末は、SR情報を第1の端末に送信し、第1の端末は、受信される第1の端末によって送信されるSR情報に従って、BSR情報伝送するためのリソースを第1の端末に割り当て、当該リソースは第2の伝送リソースである。第2の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて第1のサイドリンク伝送チャネルを送信し、当該第1のサイドリンク伝送チャネルでBSR情報を運び、第1の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて 第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信する。
ステップ402:前記第1の端末は、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
一実施形態では、サイドリンクの伝送リソースはネットワークによって割り当てられる。前記第1の端末は前記BSRをネットワークに送信し、ネットワーク側からサイドリンクリソース割り当て情報を受信する。前記第1の端末は前記サイドリンクリソース割り当て情報に基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
一実施形態では、サイドリンクの伝送リソースは端末によって独立して決定される。前記第1の端末は、前記BSRに基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。さらに、前記第1の端末は、前記BSRに基づき、伝送リソースセットから第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることとを含む。オプションで、前記伝送リソースセットは、事前設定されるか、ネットワーク設定されるか、または前記第1の端末がセンシングによって取得されるリソースセットである。
ここで、第2の端末から第1の端末に報告されるBSR情報は、第1の端末の特定または複数の論理チャネルグループで現在送信する必要なデータ量を示すためであり、ネットワーク側または第2の端末が一部の伝送リソースを第1の端末に割り当てることを望んでいる。
一実施形態では、第2の端末はBSR情報を第1の端末に送信して伝送リソースを要求するとき、第1の情報を第1の端末に送信し、第1の端末のリソーススケジューリングを支援することができる。具体的には、前記第1の端末は、前記第2の端末によって送信される第1の情報を受信する。前記第1の情報は、チャネル品質指標(CQI、Channel Quality Indicator)、チャネル状態表示情報(CSI、Channel State Information)、変調および符号化方式(MCS、Modulation and Coding Scheme)、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すために使用される。前記第1の端末は、前記BSR情報および前記第1の情報に基づいて、前記第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
上記の案において、前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質である。前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である。
オプションで、前記第1のリソース選択ウィンドウは、次の方法で決定されてもよい:
前記第1の端末は、事前設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
前記第1の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
前記第1の端末は、第3の端末によって送信される設定情報を受信し、前記設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること。
具体的には、事前設定情報、ネットワーク設定情報、または第3の端末によって送信される設定情報は、以下のうちの少なくとも1つを含んでもよい:
第1のリソース選択ウィンドウ内の各伝送リソースが占めるリソースのサイズ、
第1のリソース選択ウィンドウの開始時間領域の位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの終了時間領域の位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの時間領域の長さ情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の開始位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の終了位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の長さ情報。
ここで、サイドリンク伝送では、各端末周辺の干渉環境が異なることを考慮すると、第2端末がセンシング(sensing)により取得する利用可能な伝送リソースと、第1端末がセンシングにより取得する利用可能な伝送リソースが異なる可能性がある。第1の端末を補助してリソース割り当てを行うため、第2の端末は、前記第2の端末によってセンシングされる1つまたは複数の利用可能なリソースを第1の端末に示してもよく、第2の端末は、候補伝送リソース表示情報を第1の端末に送信して、1つまたは複数の利用可能な伝送リソースを示す。
オプションで、候補伝送リソース表示情報は、利用可能な伝送リソースの数に関する情報、各利用可能な伝送リソースの時間周波数位置情報を示すためである。
オプションで、当該1つ以上の利用可能なリソースは、第1のリソース選択ウィンドウ内で選択される利用可能なリソースである。当該第1のリソース選択ウィンドウは、事前設定情報、ネットワーク設定情報、または第3の端末によって送信される設定情報に従って決定される。
一実施形態では、前記第1のリソース選択ウィンドウのパラメータの一部または全部は、前記第1の端末によって設定されるか、または事前設定されるか、またはネットワーク設定されるか、または他の装置によって設定される。
上記の案では、前記第1の情報は第3のサイドリンク伝送チャネルに運ばれてもよく、つまり、前記第1の端末は、前記第2の端末によって送信される前記第3のサイドリンク伝送チャネルを受信し、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ。ここで、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1のサイドリンク伝送チャネルと同一サイドリンク伝送チャネルであってもよく、または異なるサイドリンク伝送チャネルであってもよい。
図5は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法のフローチャートの第2の模式図である。図5に示すように、前記リソースの割り当て方法は以下のスッテプを含む:
ステップ501:第2の端末は、第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信する。
本開示の実施形態では、前記第1の端末および前記第2の端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、およびノートブックなど、ネットワークと通信することができる任意の装置であってもよい。さらに、前記第1の端末および前記第2の端末は、同じタイプの端末または異なるタイプの端末であってもよい。例えば、第1の端末は携帯電話であるが、第2の端末は車載端末である。または例えば、第1の端末は車載端末Aであるが、第2の端末は車載端末Bである。
なお、第1の端末は、グループキャスト通信のグループヘッドであり、第2の端末は、グループキャスト通信のグループメンバーであってもよいが、これに限定されるものではない。第1の端末によって実施される方法は、RSUにも適用され、前記第1の伝送リソースをRSUを介して第2の端末に割り当ててもよい。
本開示の実施形態では、前記第1の端末と前記第2の端末は、互いに直接通信することができる。具体には、前記第2の端末は、前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信し、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、BSR情報を運ぶ。
さらに、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルまたは第1のサイドリンクデータチャネルであってもよい。ここで、第1のサイドリンク制御チャネルは、例えば、PSCCHであり、第1のサイドリンクデータチャネルは、例えば、PSSCHであってもよい。以下、第1のサイドリンク制御チャネルと第1のサイドリンクデータチャネルとをそれぞれ説明する。本開示の実施形態は、前記第1のサイドリンク伝送チャネルが他のタイプのサイドリンク伝送チャネルである場合にも適用可能であることを理解されたい。例えば、前記第1のサイドリンク伝送チャネルはサイドリンクフィードバックチャネルであり、前記サイドリンクフィードバックチャネルが前記BSR情報を運んでもよいが、本開示はこれに制限しない。
1)前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ。
ここで、第1のサイドリンク制御チャネルは、第1のサイドリンク制御情報を伝送するためである。ここで、第1のサイドリンク制御情報は、例えば、SCIである。中には、第1のサイドリンク制御情報は、主に、PSCCスケジューリングにおけるPSSCHの時間周波数リソース情報、MCSなどのスケジューリング情報を含む。スキーム1)において、PSCCのSCIに前記BSR情報が運ばれる。
オプションで、前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示す。
たとえば、PSCCHのSCIが前記BSR情報を運ぶことを考えると、SCIに情報フィールド、つまり第2の情報フィールドを追加する必要がある。前記第2の情報フィールドは、前記BSR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、SCIにもう1つの情報フィールド、つまり第1の情報フィールドを追加する必要がある。前記第1の情報フィールドは、前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがBSR情報の伝送に使用されることを示す。
スキーム1)において、第2の端末は第1のサイドリンク制御チャネルを通して第1の端末にBSR情報を送信する。オプションで、第2の端末は下記の方式で第1の端末にSR情報を送信することができる。
1.1)第2の端末は第1のサイドリンク制御チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
具体的に、前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである。さらに、前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。
たとえば、PSCCHのSCIが前記SR情報を運ぶことを考えると、SCIに情報フィールド、つまり第4の情報フィールドを追加する必要がある。前記第4の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、SCIにもう1つの情報フィールド、つまり第3の情報フィールドを追加する必要がある。前記第3の情報フィールドは、前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
この実施形態では、第1のサイドリンク制御情報は、前記SR情報と前記BSR情報の両方を運ぶ。
たとえば、SCIは、SR情報の伝送にも、BSR情報の伝送にも、およびPSSCHスケジューリング情報の伝送にも使用できるため、2ビットのフィールドをSCIに含めてもよい。当該フィールドが00の場合は、当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該フィールドが01の場合は、当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示し、当該フィールドが10の場合は、当該SCIがBSR情報の伝送に使用されることを示す。
1.2)前記第2の端末は、前記第1の端末に第2のサイドリンク伝送チャネルを送信し、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶ。
ここで、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルまたは第2のサイドリンクデータチャネルであってもよい。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
第2のサイドリンク制御情報と第1のサイドリンク制御情報は2つの異なるサイドリンク制御情報であることは明らかにされたい。第1のサイドリンク制御情報はPSCCH1であると想定され、第2のサイドリンク制御情報はPSCCH2と想定されると、PSCCH1のSCIはBSR情報を運び、PSCCH2のSCIはSR情報を運ぶ。
同じ理由で、PSCCH2のSCIに1つの情報フィールド、つまり第6の情報フィールドを追加する必要がある。前記第6の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、PSCCH2のSCIにもう1つの情報フィールド、つまり第5の情報フィールドを追加する必要がある。前記第5の情報フィールドは、PSCCH2のSCIが前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
また別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
さらに、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
ここで、第1の端末がシーケンス検出により第1のシーケンスを検出した場合、SR情報が検出されたと判断することができる。例えば、第1の端末は、ローカルで生成されるシーケンスに従って、受信された信号との相関演算を実行し、相関演算のピーク値がしきい値を超える場合、SR情報が検出されたと判断され、そうでない場合、SR情報が検出されていない。当該しきい値は、事前定義されるか、事前設定されるか、ネットワークで設定されてもよい。
2)前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ。
ここで、第1のサイドリンクデータチャネルはデータを伝送するためである。一例では、前記BSR情報は、データとして前記第1のサイドリンクデータチャネルで運ばれてもよい。
スキーム2)において、第2の端末は第1のサイドリンクデータチャネルを通して第1の端末にBSR情報を送信する。オプションで、第2の端末は下記の方式で第1の端末にSR情報を送信することができる。
2.1)第2の端末は前記第1のサイドリンクデータチャネルを通して前記第1の端末にSR情報を送信する。
この実施形態では、第1のサイドリンクデータチャネルは、前記SR情報と前記BSR情報の両方を運ぶ。
2.2)第2の端末は第2のサイドリンク伝送チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
ここで、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルまたは第2のサイドリンクデータチャネルであってもよい。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
たとえば、第2のサイドリンク制御チャネルはPSCCHであると想定され、PSCCHにおけるSCIは前記SR情報を運ぶ。
同じ理由で、PSCCHのSCIに1つの情報フィールド、つまり第6の情報フィールドを追加する必要がある。前記第6の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、PSCCHのSCIにもう1つの情報フィールド、つまり第5の情報フィールドを追加する必要がある。前記第5の情報フィールドは、PSCCHのSCIが前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
また別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
さらに、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
ここで、第1の端末がシーケンス検出により第1のシーケンスを検出した場合、SR情報が検出されたと判断することができる。例えば、第1の端末は、ローカルで生成されるシーケンスに従って、受信された信号との相関演算を実行し、相関演算のピーク値がしきい値を超える場合、SR情報が検出されたと判断され、そうでない場合、SR情報が検出されていない。当該しきい値は、事前定義されるか、事前設定されるか、ネットワークで設定されてもよい。
本開示の実施形態では、第1のサイドリンク伝送チャネルは、第2の伝送リソースにおいて送信される。具体に、前記第2の端末は第2の伝送リソースを決定し、前記第2の端末は前記第2の伝送リソースにおいて、前記第1の端末に前記第1のサイドリンク伝送チャネルを送信する。
さらに、前記第2の端末は第2の伝送リソースを決定することは、
前記第2の端末は、前記第2の伝送リソースを独立して選択すること、または、
前記第2の端末は、事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第2の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第2の端末は、第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第2の端末は、第1の端末に送信されるSR情報を受信し、前記第2の端末は、前記SR情報に従って第1の端末に割り当てられる伝送リソースを第2の伝送リソースとして決定することを含む。
ここで、前記第2の端末は第2の伝送リソースを独立して選択することは、
前記第2の端末は、リソースプールでセンシングの方式により前記第2の伝送リソースとして1つのリソースを選択すること、または、
前記第2の端末は、前記第2の伝送リソースとして1つのリソースをランダムに選択すること、または、
前記第2の端末は、リソースプールで事前設定或いは事前設定の方式により前記第2の伝送リソースを選択することを含む。例えば、前記第2の端末は、自らの識別情報に従って前記リソースプールで前記第2の伝送リソースを決定する。
例えば、前記第1の端末および前記第2の端末がセル内にある場合、ネットワーク装置は、前記第2の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることができ、前記第2の伝送リソースは、前記第2の端末が前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信するのに使用される。同時に、ネットワーク装置は、前記第2の伝送リソースの情報を前記第2の端末に送信することができるので、前記第1の端末は、ネットワーク装置に指定される第2の伝送リソースにおいて第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することができる。
別の例では、第1の端末、第2の端末、および第3の端末は、第1の伝送グループを形成し、中には当該第3の端末は伝送グループのグループヘッドであり、第1の端末および第2の端末はグループメンバーであり、当該第3の端末はグループメンバーであってもよい。たとえば、第2の端末は前記第2の伝送リソースを割り当て、当該第2の伝送リソース情報を第1の端末に送信するので、第2の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて第1のサイドリンク伝送チャネルを送信することができ、第1の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて当該第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することができる。
別の例では、第2の端末は、SR情報を第1の端末に送信し、第1の端末は、受信される第1の端末によって送信されるSR情報に従って、BSR情報伝送するためのリソースを第1の端末に割り当て、当該リソースは第2の伝送リソースである。第2の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて第1のサイドリンク伝送チャネルを送信し、当該第1のサイドリンク伝送チャネルでBSR情報を運び、第1の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて 第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信する。
本開示の実施形態では、第2の端末から第1の端末に報告されるBSR情報は、第1の端末の特定または複数の論理チャネルグループで現在送信する必要なデータ量を示すためであり、ネットワーク側または第2の端末が一部の伝送リソースを第1の端末に割り当てることを望んでいる。
一実施形態では、サイドリンクの伝送リソースはネットワークによって割り当てられる。前記第1の端末は前記BSRをネットワークに送信し、ネットワーク側からサイドリンクリソース割り当て情報を受信する。前記第1の端末は前記サイドリンクリソース割り当て情報に基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
一実施形態では、サイドリンクの伝送リソースは端末によって独立して決定される。前記第1の端末は、前記BSRに基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。さらに、前記第1の端末は、前記BSRに基づき、伝送リソースセットから第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることとを含む。オプションで、前記伝送リソースセットは、事前設定されるか、ネットワーク設定されるか、または前記第1の端末がセンシングによって取得されるリソースセットである。
一実施形態では、第2の端末はBSR情報を第1の端末に送信して伝送リソースを要求するとき、第1の情報を第1の端末に送信し、第1の端末のリソーススケジューリングを支援することができる。具体的には、前記第2の端末は、前記第1の端末に第1の情報を送信する。前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すために使用される。前記第1の端末は、前記BSR情報および前記第1の情報に基づいて、前記第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
上記の案において、前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質である。前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である。
オプションで、前記第1のリソース選択ウィンドウは、次の方法で決定されてもよい:
前記第1の端末は、事前設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
前記第1の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
前記第1の端末は、第3の端末によって送信される設定情報を受信し、前記設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること。
具体的には、事前設定情報、ネットワーク設定情報、または第3の端末によって送信される設定情報は、以下のうちの少なくとも1つを含んでもよい:
第1のリソース選択ウィンドウ内の各伝送リソースが占めるリソースのサイズ、
第1のリソース選択ウィンドウの開始時間領域の位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの終了時間領域の位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの時間領域の長さ情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の開始位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の終了位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の長さ情報。
ここで、サイドリンク伝送では、各端末周辺の干渉環境が異なることを考慮すると、第2端末がセンシング(sensing)により取得する利用可能な伝送リソースと、第1端末がセンシングにより取得する利用可能な伝送リソースが異なる可能性がある。第1の端末を補助してリソース割り当てを行うため、第2の端末は、前記第2の端末によってセンシングされる1つまたは複数の利用可能なリソースを第1の端末に示してもよく、第2の端末は、候補伝送リソース表示情報を第1の端末に送信して、1つまたは複数の利用可能な伝送リソースを示す。
オプションで、候補伝送リソース表示情報は、利用可能な伝送リソースの数に関する情報、各利用可能な伝送リソースの時間周波数位置情報を示すためである。
オプションで、当該1つ以上の利用可能なリソースは、第1のリソース選択ウィンドウ内で選択される利用可能なリソースである。当該第1のリソース選択ウィンドウは、事前設定情報、ネットワーク設定情報、または第3の端末によって送信される設定情報に従って決定される。
一実施形態では、前記第1のリソース選択ウィンドウのパラメータの一部または全部は、前記第1の端末によって設定されるか、または事前設定されるか、またはネットワーク設定されるか、または他の装置によって設定される。
上記の案では、前記第1の情報は第3のサイドリンク伝送チャネルに運ばれてもよく、つまり、前記第1の端末は、前記第2の端末によって送信される前記第3のサイドリンク伝送チャネルを受信し、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ。ここで、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1のサイドリンク伝送チャネルと同一サイドリンク伝送チャネルであってもよく、または異なるサイドリンク伝送チャネルであってもよい。
図6は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置の構成の第1の模式図である。図6に示されるように、前記装置は、
第2の端末によって送信されるBSR情報を受信するように構成される受信部601と、
第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるように構成される割り当て部602とを備える。
一実施形態では、前記割り当て部602は、前記BSR情報に基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるように構成される。
一実施形態では、前記受信部601は、前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示す。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示す。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである。
一実施形態では、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記受信部601は、さらに前記第2の端末に送信される第2のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
一実施形態では、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
一実施形態では、前記装置は、
第2の伝送リソースを決定するように構成される第1の決定部603と、
前記第2の伝送リソースにおいて前記第2の端末によって送信される前記第1のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成される受信部601とをさらに備える。
一実施形態では、前記第1の決定部603は、
事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
第2の端末に送信されるSR情報を受信し、前記SR情報に従って第2の端末に割り当てられる伝送リソースを前記第2の伝送リソースとして決定するように構成される。
一実施形態では、前記受信部601は、さらに前記第2の端末によって送信される第1の情報を受信するように構成され、
前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すために使用される。
一実施形態では、前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質である。
前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である。
一実施形態では、前記装置は、
事前設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定する、または、ネットワーク設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定する、または、第3の端末によって送信される設定情報を受信し、前記設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定するように構成される第2の決定部を備える。
一実施形態では、前記受信部601は、前記第2の端末によって送信される前記第3のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ。
当業者は、本開示の実施形態による前述のリソースの割り当て装置の関連する説明は、本開示の実施形態によるリソースの割り当て方法の関連する説明を参照して理解できることを理解すべきである。
図7は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置の構成の第2の模式図である。図7に示されるように、前記装置は、
第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信するように構成される送信部701を備える。
一実施形態では、前記送信部701は、前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示す。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示す。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである。
一実施形態では、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記送信部701は、さらに前記第2の端末に送信される第2のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
一実施形態では、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
一実施形態では、前記装置は、
第2の伝送リソースを決定するように構成される決定部702と、
前記第2の伝送リソースにおいて前記第1の端末に前記第1のサイドリンク伝送チャネルを送信するように構成される送信部701とをさらに備える。
一実施形態では、前記決定部702は、
前記第2の伝送リソースを独立して選択すること、または、
事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
第1の端末に送信されるSR情報を受信し、前記SR情報に従って第 の端末に割り当てられる伝送リソースを前記第2の伝送リソースとして決定するように構成される。
一実施形態では、前記送信部701は、さらに前記第1の端末に第1の情報を送信するように構成され、
前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すために使用される。
一実施形態では、前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質である。
前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である。
一実施形態では、前記第1のリソース選択ウィンドウは、事前設定情報に従って決定される、または、
前記第1のリソース選択ウィンドウは、ネットワーク設定情報に従って決定される、または、
前記第1のリソース選択ウィンドウは、第3の端末によって送信される設定情報に従って決定される。
一実施形態では、前記送信部701は、前記第1の端末に第3のサイドリンク伝送チャネルを送信するように構成され、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ。
当業者は、本開示の実施形態における前述のリソースの割り当て装置の関連する説明は、本開示の実施形態におけるリソースの割り当て方法の関連する説明を参照して理解できることを理解すべきである。
図8は、本開示の実施形態によって提供される通信装置600の模式的構造図である。当該通信装置は、端末またはRSUであってもよい。図8に示される通信装置600は、プロセッサ610を備え、プロセッサ610は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本開示の実施形態による方法を実施することができる。
オプションで、図8に示されるように、通信装置600は、メモリ620をさらに備えてもよい。ここで、プロセッサ610は、メモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本開示の実施形態による方法を実施することができる。
ここで、メモリ620は、プロセッサ610から独立した別個のデバイスであってもよいか、またはプロセッサ610に集積されてもよい。
オプションで、図8に示すように、通信装置600は、トランシーバ630をさらに備えてもよく、プロセッサ610は、他の装置と通信するようにトランシーバ630を制御することができ、具体的には、情報またはデータを他の装置に送信するか、または他の装置によって送信される情報またはデータを受信することができる。
ここで、トランシーバ630は、送信機および受信機を備えてもよい。トランシーバ630は、アンテナをさらに備えてもよく、アンテナの数は、1つまたは複数であってもよい。
オプションで、当該通信装置600は、具体的には、本開示の実施形態によるネットワーク装置であってもよく、当該通信装置600は、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスを実施することができる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、通信装置600は、具体的には、本開示の実施形態による移動端末/端末であってもよく、当該通信装置600は、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスを実施することができる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
図9は、本開示の実施形態によるチップの模式的構造図である。図9に示されるチップ700は、プロセッサ710を備え、プロセッサ710は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本開示の実施形態による方法を実施することができる。
オプションで、図9に示されるように、チップ700は、メモリ720をさらに備えてもよい。ここで、プロセッサ710は、メモリ720からコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本開示の実施形態による方法を実施することができる。
ここで、メモリ720は、プロセッサ710から独立した別個のデバイスであってもよいか、またはプロセッサ710に集積されてもよい。
オプションで、当該チップ700は、入力インターフェース730をさらに備えてもよい。オプションで、プロセッサ710は、他の装置またはチップと通信するように入力インターフェース7730を制御することができ、具体的には、他の装置またはチップによって送信される情報またはデータを受信することができる。
オプションで、当該チップ700は、出力インターフェース740をさらに備えてもよい。ここで、プロセッサ710は、他の装置またはチップと通信するように出力インターフェース740を制御することができ、具体的には、他の装置またはチップに情報またはデータを送信することができる。
オプションで、当該チップは、本開示の実施形態によるネットワーク装置に適用されてもよく、当該チップは、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスを実施することができる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、当該チップは、本開示の実施形態による移動端末/端末に適用されてもよく、当該チップは、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスを実施することができる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
本開示の実施形態で言及されるチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム、またはシステムオンチップと呼ばれることもあることを理解されたい。
図10は、本開示の実施形態によって提供される通信システム900の模式的ブロック図である。図10に示すように、当該通信システム900は、端末910およびネットワーク装置920を含む。
ここで、当該端末910は、前述の方法で端末によって実装される対応する機能を実装するために使用され、当該ネットワーク装置920は、前述の方法でネットワーク装置によって実装される対応する機能を実装するために使用されてもよい。簡素化のため、ここでは繰り返しない。
本開示の実施形態のプロセッサは、信号処理能力を備えた集積回路チップであり得ることを理解されたい。実装プロセスにおいて、上記の方法の実施形態の各ステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路またはソフトウェアの形態の命令によって完成させることができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、またはその他のプログラミングロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本開示の実施形態に開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を、実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいか、または当該プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本開示の実施形態に開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサの具体化によって実行および完了されるように、または復号化プロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されるようにすることができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ、または電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、レジスタなどの本分野の成熟した記憶媒体に配置することができる。当該記憶媒体はメモリ内に配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、ハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完成させる。
本開示の実施形態によるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよいか、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解され得る。その中で、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。例示的であるが限定的ではない説明として、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、 SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM))、およびダイレクトランバスRAM(Direct Rambus RAM、DRRAM)などの多種類のRAMは使用可能である。本明細書に記載のシステムおよび方法に係るメモリは、これらおよび他の適切なタイプのメモリを含むことを意図しているが、これらに限定されないことに留意されたい。
上記のメモリは例示的であるが限定的説明ではない。例えば、本開示の実施形態に係るメモリは、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、 SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM))、およびダイレクトランバスRAM(Direct Rambus RAM、DRRAM)などのであってもよい。つまり、本開示の実施形態によるメモリは、これらおよび他の適切なタイプのメモリを含むことを意図しているが、これらに限定されない。
本開示の実施形態は、コンピュータプログラムを格納するように構成されるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
オプションで、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本開示の実施形態によるネットワーク装置に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本開示の実施形態による移動端末/端末に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
本開示の実施形態は、コンピュータプログラム指令を備えるコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
オプションで、当該コンピュータプログラム製品は、本開示の実施形態によるネットワーク装置に適用されてもよく、当該コンピュータプログラム製品は、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、当該コンピュータプログラム製品は、本開示の実施形態による移動端末/端末に適用されてもよく、当該コンピュータプログラム製品は、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
本開示の実施形態は、コンピュータプログラムをさらに提供する。
オプションで、当該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態によるネットワーク装置に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムはコンピュータで実行されると、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、当該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態による移動端末/端末に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムはコンピュータで実行されると、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
当業者は、本明細書に開示される実施形態を参照して説明される各実例のユニットおよびアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現できることを理解される。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、技術案の特定の応用と設計上の制約による。専門な技術者は、特定の応用ごとに異なる方法を使用して、説明された機能を実装することができるが、そのような実装は、本開示の範囲を超えていると見られるべきではない。
当業者は、便宜上および説明の簡素化のために、上記に説明されたシステム、装置、およびユニットの特定の作業プロセスが、前述の方法の実施形態による対応するプロセスを参照できることを明確に理解するので、その詳細は、ここで説明しない。
本開示で提供される実施形態では、開示されるシステムおよび方法は、他の方法で実施され得ることが理解されるべきである。例えば、上記の装置の実施形態は、単に例示的なものである。例えば、前記のユニットの分割は、論理機能の分割にすぎず、実際の実装では、他の分割方式があり得る。
例え複数のユニット或いはコンポネントが別のシステムに組み合わせ或いは集積することも、一部の特徴を無視するか、実装しないこともできる。さらに、表示または説明された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェース、装置、またはユニットを介した間接結合または通信接続であり得、電気的、機械的または他の形態であり得る。
個別のコンポーネントとして説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示されるコンポーネントは、物理ユニットである場合とそうでない場合がある。つまり、1つの場所に配置されている場合と、複数のネットワークユニットに分散されている場合がある。ユニットのいくつかまたはすべては、実施形態の案の目的を達成するための実際の需要に従って選択され得る。
また、本開示の各実施形態による各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されてもよいか、または各ユニットが物理的に単独で存在してもよいか、または2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に保存できる。このような理解に基づいて、本開示の技術案は、本質的に、または従来の技術に寄与する部分または当該技術案の部分はソフトウェア製品の形で具体化することができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、コンピュタ装置(パーソナルコンピュータ、サーバー、またはネットワーク装置などであってもよい)に、本開示の各実施形態に記載される方法を実行させるためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体には、フラッシュディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスクまたは光ディスク、およびプログラムコードを格納できるその他の媒体が含まれる。
上記は、本開示の特定の実施形態にすぎないが、本開示の保護範囲はこれに限定されない。当業者は、本開示に開示されている技術範囲において考えられる変更または置換は、本開示の保護範囲に含まれる。従って、本開示の保護範囲は、請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
本開示の実施形態は、移動通信技術の分野に関連し、具体的には、リソースの割り当て方法および装置、端末、ネットワーク機器に関連する。
カーネットワーキングシステムは、装置から装置(D2D、Device to Device)のサイドリンク(SL、Sidelink)伝送技術に基づいており、通信データが基地局を介して送受信される従来のLTEシステムとは異なり、カーネットワーキングシステムは、端末から端末の直接通信の方式を採用するため、スペクトル効率が高く、伝送遅延が少なくなる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP、Third Generation Partner Project)リリース14(Rel−14)では、カーネットワーキング技術(V2X、Vehicle−to−Everything)が標準化され、モード3とモード4の2つの伝送モードが定義された。モード3では、端末のサイドリンク伝送リソースは基地局によって割り当てられる。モード4では、端末はセンシング(sensing)と予約(reservation)との方式を採用してサイドリンク伝送リソースを決定する。
新しい無線カーネットワーキング(NR−V2X、New Radio Vehicle−to−Everything)では、上記のモード3とモード4に加えて、他のリソースの割り当て方式を導入する必要があり、端末が伝送リソースを他の端末に割り当てることは如何に実現するのは、解決すべき問題である。
発明の内容
本開示の実施形態は、リソースの割り当て方法および装置、端末を提供する。
本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法は、
第1の端末は、第2の端末によって送信されるバッファステータスレポート(BSR、Buffer Status Report)情報を受信することと、
前記第1の端末は、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることとを含む。
本開示の実施形態が提供するリソースの割り当て方法は、
第2の端末は、第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信することを含む。
本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置は、
第2の端末によって送信されるBSR情報を受信するように構成される受信部と、
第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるように構成される割り当て部とを備える。
本開示の実施形態が提供するリソースの割り当て装置は、
第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信するように構成される送信部を備える。
本開示の実施形態によって提供される端末は、プロセッサおよびメモリを備える。当該メモリはコンピュータプログラムを格納するように構成され、当該プロセッサは当該メモリに格納されるコンピュータプログラムを呼び出して実行し、上記のリソースの割り当て方法を実行するように構成される。
本開示の実施形態によって提供されるチップは、上記のリソースの割り当て方法を実施するように構成される。
具体的には、当該チップは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、当該チップを実装している装置に上記のリソースの割り当て方法を実行させるように構成されるプロセッサを備える。
本開示の実施形態によって提供されるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納するように構成され、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに上記のリソースの割り当て方法を実行させる。
本開示の実施形態によって提供されるコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム指令を備え、当該コンピュータプログラム指令は、コンピュータに上記のリソースの割り当て方法を実行させる。
本開示の実施形態によって提供されるコンピュータプログラムは、コンピュータにて実行されるとき、コンピュータに上記のリソースの割り当て方法を実行させる。
上記の技術案により、第1の端末は、第1の伝送リソースを第2の端末に割り当て、当該第1の伝送リソースは、第2の端末と前記第1の端末との間のデータ伝送、または第2の端末と第3の端末との間でデータ伝送のためである。このように、1つの端末を通じてサイドリンク伝送リソースをもう1つの端末に割り当てることが実現され、NR−V2Xにおけるリソースの割り当て方法が充実される。
本明細書に記載の図面は、本開示のさらなる理解を提供し、本開示の一部を構成するためである。本開示の例示的な実施形態およびその説明は、本開示を解釈するためであり、本開示の不適切な制限を構成しない。添付の図面においては、
図1は、本開示の実施形態によって提供される通信システムアーキテクチャの模式図である。 図2は、カーネットワーキングにおけるモード3のシナリオの模式図である。 図3は、カーネットワーキングにおけるモード4のシナリオの模式図である。 図4は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法のフローチャートの第1の模式図である。 図5は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法のフローチャートの第2の模式図である。 図6は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置の構成の第1の模式図である。 図7は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置の構成の第2の模式図である。 図8は、本開示の実施形態によって提供される通信装置の模式的構造図である。 図9は、本開示の実施形態によるチップの模式的構造図である。 図10は、本開示の実施形態によって提供される通信システムの模式的ブロック図である。
以下に、本開示の実施形態による技術案は、本開示の実施形態による添付の図面を参照して説明される。明らかに、説明される実施形態は、本開示の実施形態の一部であり、すべての実施形態ではない。本開示の実施形態に基づいて、創造的な労働なしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本開示の保護範囲に含まれる。
本開示の実施形態の技術案は、モバイル通信用グローバル(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、CDMA)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロング・ターム・エヴォリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信 (Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システム、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システムまたは5Gシステムなどの様々な通信システムに適用することができる。
例示的に、本開示の実施形態で適用される通信システム100は、図1に示されている。当該通信システム100は、ネットワーク装置110を含んでもよく、ネットワーク装置110は、端末120(または通信端末、端末と呼ばれる)と通信する装置であってもよい。ネットワーク装置110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供することができ、カバレッジエリアに位置する端末と通信することができる。オプションで、当該ネットワーク装置110は、GSMシステムまたはCDMAシステムにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)、またはWCDMAシステムにおける基地局(NodeB、NB)、またはLTEシステムにおける進化型基地局(Evolutional NodeB、eNB、eNodeB)であってもよく 、または新しい無線システムにおけるgNB、またはクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、CRAN)における無線コントローラでであり、または当該ネットワーク装置は、モバイルスイッチングセンター、中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルーター、5Gネットワークにおけるネットワーク側装置、または将来の進化の地上波公共移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)におけるネットワーク装置などであってもよい。
当該通信システム100はさらに、ネットワーク装置110のカバレッジエリア内に位置する少なくとも1つの端末120を含む。本明細書で使用される「端末」には、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Networks、PSTN)、デジタル加入者線(Digital Subscriber Line、DSL)、デジタルケーブル、および直接ケーブル接続などの有線回線接続、および/または別のデータ接続/ネットワーク、および/またはセルラーネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)、DVB−HネットワークなどのデジタルTVネットワーク、衛星ネットワーク、AM−FMAブロードキャストトランスミッターなどのワイヤレスインターフェイス、および/または通信信号を送受信するように構成された別の端末の装置、および/またはモノのインターネット(Internet of ThingsIoT)装置が含まれるが、これらに限定されない。無線インターフェースを介して通信するように設定される端末は、「無線通信端末」、「無線端末」または「移動端末」と呼ばれてもよい。移動端末の例には、衛星電話または携帯電話、携帯無線電話をデータ処理、ファックス、およびデータ通信機能と組み合わせることができるパーソナル通信システム(Personal Communications SystemPCS)端末、無線電話、ページャー、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、メモ帳、カレンダー、および/またはグローバルポジショニングシステム(Global Positioning System、GPS)受信機を備えるPDA、および従来のラップトップおよび/またはパームトップ受信機、または無線電話トランシーバーを備えるその他電子装置が含まれるが、これらに限定されない端末とは、アクセス端末、ユーザ装置(User Equipment、UE)、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、移動ステーション、リモートステーション、リモート端末、移動端末、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント、またはユーザ機器を指してもよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能付きのハンドヘルドデバイス、計算装置またはワイヤレスモデムに接続されたその他の処理装置、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークにおける端末、または将来の進化PLMNにおける端末などであってもよい。
オプションで、端末120間で端末直接(Device to Device、D2D)通信が実行されてもよい。
オプションで、5Gシステムまたは5Gネットワークは、新しい無線(New Radio、NR)システムまたはNRネットワークと呼ばれてもよい。
図1は、1つのネットワーク装置および2つの端末を例示的に示している。オプションで、当該通信システム100は、複数のネットワーク装置を含くんでもよく、各ネットワーク装置のカバレッジエリアに、他の数の端末を含んでもよいが、本開示の実施形態は限定しない。
オプションで、当該通信システム100はまた、ネットワークコントローラおよびモビリティ管理エンティティなどの他のネットワークエンティティを含んでもよいが、本開示の実施形態は限定しない。
本開示の実施形態によるネットワーク/システム内の通信機能を有する装置は、通信装置と呼ばれることが理解されたい。図1に示す通信システム100を例にとると、通信装置は、通信機能を備えたネットワーク装置110および端末120含くんでもよく、ネットワーク装置110および端末120は、上記の特定の装置であってもよいが、ここでは繰り返しない。通信装置はまた、ネットワークコントローラおよびモビリティ管理エンティティなどの他のネットワークエンティティなど、通信システム100内の他の装置を含くんでもよいが、本開示の実施形態は限定しない。
本明細書における「システム」と「ネットワーク」という用語は、この明細書では交換で使用されることが多いことが理解されたい。本明細書の「および/または」という用語は、関連付けられた対象同士の関連関係を説明するのみであり、3種類の関係が存在する可能性があると意味する。例えば、Aおよび/またはBは、Aが単独で存在すること、AおよびBが同時に存在すること、Bが単独で存在することの3つの状況を表す。さらに、本明細書の記号「/」は、通常、その前後の関連付けられた対象同士が「または」の関係にあることを示す。
本開示の実施形態の技術案の理解を容易にするために、カーネットワーキングにおけるモード3およびモード4をそれぞれ以下に説明する。
モード3:図2に示すように、車載端末のサイドリンク伝送リソースは、基地局(LTEの進化型基地局(eNB、evolved NodeB)など)によって割り当てられる。具体的には、基地局はダウンリンク( DL、Down Link)を通して車載端末へ(Grant)許可されるリソースを示すための制御メッセージを送信する。その後、車載端末は、基地局によって割り当てられたリソースに従ってSLでデータを送信する。モード3では、基地局は、車載端末へ一回伝送用のリソースを割り当ててもよいが、端末へ半静的伝送用のリソースを割り当ててもよい。
モード4:図3に示すように、車載端末は、センシングおよび予約の伝送方式でサイドリンクの伝送リソースを取得する。車載端末は、センシングの方式によりリソースプールにおいて利用可能な伝送リソースセットを取得し、当該伝送リソースセットからランダムに1つのリソースを選択してサイドリンクデータを伝送する。カーネットワーキングシステムにおけるサービスは周期的な特性があるため、車載端末は通常、半静的伝送方式を採用する。つまり、車載端末は1つの伝送リソースを選択した後、そのリソースを複数の伝送サイクルで使用し続けることで、リソースの再選択とリソースの競合の可能性が減少される。車載端末は、今回の伝送の制御情報で次回の伝送リソースを予約するための情報を運ぶので、他の端末は、当該車載端末の制御情報を検出することによって、このリソースが当該車載端末によって予約され使用されているかどうかを判断でき、リソースの競合を減らす目的が実現られる。
NR−V2Xでは、自動運転をサポートする必要があるため、スループットの向上、遅延の低減、信頼性の向上、カバレッジエリアの拡大、リソース割り当ての柔軟性の向上など、車両間のデータインタラクションに対する要件が厳しくなる。
また、NR−V2Xは、ユニキャスト(unicast)、グループキャスト(groupcast)、ブロードキャスト(broadcast)などのさまざまな伝送方法をサポートする必要がある。
なお、LTE−V2Xにおいてそれぞれ、モード3は、車載端末の伝送リソースが基地局によって割り当てられることを示すために使用され、モード4は、車載端末の伝送リソースが、端末によって独立して選択されることを示すために使用される。
NR−V2Xでは、その他リソース割り当て方式が導入されてもよく、たとえば、端末は伝送リソースを他の端末に割り当てる。たとえば、グループキャスト通信では、1つの端末がグループヘッドとして、他の端末がグループメンバーとする。このとき、グループヘッドはグループメンバーにサイドリンク伝送リソースを割り当てることができる。1つのグループ内では、グループメンバーとグループヘッドとの間のデータ伝送またはグループメンバーと他のグループメンバーとの間のデータ伝送のために、グループヘッドは、グループメンバーに伝送リソースを割り当てることができる。
モード3では、ネットワークが端末に上り伝送リソース/サイドリンク伝送リソースを割り当てる前に、端末はスケジューリング要求(SR、Scheduling Request)とBSRをネットワークに報告する必要があり、ネットワークは端末によって報告されたBSRに基づいて、適切な伝送リソースを端末に割り当てる。サイドリンク伝送では、第1の端末が伝送リソースを第2の端末に割り当てる場合、第2の端末もSRとBSRを第1の端末に報告するか、BSRを直接報告する必要がある。
図4は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法のフローチャートの第1の模式図である。図4に示すように、前記リソースの割り当て方法は以下のスッテプを含む:
ステップ401:第1の端末は第2の端末によって送信されるBSR情報を受信する。
本開示の実施形態では、前記第1の端末および前記第2の端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、およびノートブックなど、ネットワークと通信することができる任意の装置であってもよい。さらに、前記第1の端末および前記第2の端末は、同じタイプの端末または異なるタイプの端末であってもよい。例えば、第1の端末は携帯電話であるが、第2の端末は車載端末である。または例えば、第1の端末は車載端末Aであるが、第2の端末は車載端末Bである。
なお、第1の端末は、グループキャスト通信のグループヘッドであり、第2の端末は、グループキャスト通信のグループメンバーであってもよいが、これに限定されるものではない。第1の端末によって実施される方法は、ロードサイドユニット(RSU、Road Side Unit)にも適用され、第1の伝送リソースをRSUを介して第2の端末に割り当ててもよい。
本開示の実施形態では、前記第1の端末と前記第2の端末は、互いに直接通信することができる。具体的には、前記第1の端末は、前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信する。前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、BSR情報を運ぶ。
さらに、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルまたは第1のサイドリンクデータチャネルであってもよい。ここで、第1のサイドリンク制御チャネルは、例えば、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH、Physical Sidelink Control Channel)であり、第1のサイドリンクデータチャネルは、例えば、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH、Physical Sidelink Shared Channel)であってもよい。以下、第1のサイドリンク制御チャネルと第1のサイドリンクデータチャネルとをそれぞれ説明する。本開示の実施形態は、前記第1のサイドリンク伝送チャネルが他のタイプのサイドリンク伝送チャネルである場合にも適用可能であることを理解されたい。例えば、前記第1のサイドリンク伝送チャネルはサイドリンクフィードバックチャネルであり、前記サイドリンクフィードバックチャネルが前記BSR情報を運んでもよいが、本開示はこれに制限しない。
1)前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ。
ここで、第1のサイドリンク制御チャネルは、第1のサイドリンク制御情報を伝送するためである。ここで、第1のサイドリンク制御情報は、例えば、サイドリンク制御情報(SCI、Sidelink Control Information)である。中には、第1のサイドリンク制御情報は、主に、PSCCスケジューリングにおけるPSSCHの時間周波数リソース情報、変調および符号化方式(MCS、Modulation and Coding Scheme)情報などのスケジューリング情報を含む。スキーム1)において、PSCCのSCIに前記BSR情報が運ばれる。
オプションで、前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示す。
たとえば、PSCCHのSCIが前記BSR情報を運ぶことを考えると、SCIに情報フィールド、つまり第2の情報フィールドを追加する必要がある。前記第2の情報フィールドは、前記BSR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、SCIにもう1つの情報フィールド、つまり第1の情報フィールドを追加する必要がある。前記第1の情報フィールドは、前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがBSR情報の伝送に使用されることを示す。
スキーム1)において、第2の端末は第1のサイドリンク制御チャネルを通して第1の端末にBSR情報を送信する。オプションで、第2の端末は下記の方式で第1の端末にSR情報を送信することができる。
1.1)第2の端末は第1のサイドリンク制御チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
具体的に、前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである。さらに、前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。
たとえば、PSCCHのSCIが前記SR情報を運ぶことを考えると、SCIに情報フィールド、つまり第4の情報フィールドを追加する必要がある。前記第4の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、SCIにもう1つの情報フィールド、つまり第3の情報フィールドを追加する必要がある。前記第3の情報フィールドは、前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
この実施形態では、第1のサイドリンク制御情報は、前記SR情報と前記BSR情報の両方を運ぶ。
たとえば、SCIは、SR情報の伝送にも、BSR情報の伝送にも、およびPSSCHスケジューリング情報の伝送にも使用できるため、2ビットのフィールドをSCIに含めてもよい。当該フィールドが00の場合は、当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該フィールドが01の場合は、当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示し、当該フィールドが10の場合は、当該SCIがBSR情報の伝送に使用されることを示す。
1.2)第2の端末は第2のサイドリンク伝送チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
ここで、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルまたは第2のサイドリンクデータチャネルであってもよい。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
第2のサイドリンク制御情報と第1のサイドリンク制御情報は2つの異なるサイドリンク制御情報であることは明らかにされたい。第1のサイドリンク制御情報はPSCCH1であると想定され、第2のサイドリンク制御情報はPSCCH2と想定されると、PSCCH1のSCIはBSR情報を運び、PSCCH2のSCIはSR情報を運ぶ。
同じ理由で、PSCCH2のSCIに1つの情報フィールド、つまり第6の情報フィールドを追加する必要がある。前記第6の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、PSCCH2のSCIにもう1つの情報フィールド、つまり第5の情報フィールドを追加する必要がある。前記第5の情報フィールドは、PSCCH2のSCIが前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
また別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
さらに、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
ここで、第1の端末がシーケンス検出により第1のシーケンスを検出した場合、SR情報が検出されたと判断することができる。例えば、第1の端末は、ローカルで生成されるシーケンスに従って、受信された信号との相関演算を実行し、相関演算のピーク値がしきい値を超える場合、SR情報が検出されたと判断され、そうでない場合、SR情報が検出されていない。当該しきい値は、事前定義されるか、事前設定されるか、ネットワークで設定されてもよい。
2)前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ。
ここで、第1のサイドリンクデータチャネルはデータを伝送するためである。一例では、前記BSR情報は、データとして前記第1のサイドリンクデータチャネルで運ばれてもよい。
スキーム2)において、第2の端末は第1のサイドリンクデータチャネルを通して第1の端末にBSR情報を送信する。オプションで、第2の端末は下記の方式で第1の端末にSR情報を送信することができる。
2.1)第2の端末は前記第1のサイドリンクデータチャネルを通して前記第1の端末にSR情報を送信する。
この実施形態では、第1のサイドリンクデータチャネルは、前記SR情報と前記BSR情報の両方を運ぶ。
2.2)第2の端末は第2のサイドリンク伝送チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
ここで、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルまたは第2のサイドリンクデータチャネルであってもよい。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
たとえば、第2のサイドリンク制御チャネルはPSCCHであると想定され、PSCCHにおけるSCIは前記SR情報を運ぶ。
同じ理由で、PSCCHのSCIに1つの情報フィールド、つまり第6の情報フィールドを追加する必要がある。前記第6の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、PSCCHのSCIにもう1つの情報フィールド、つまり第5の情報フィールドを追加する必要がある。前記第5の情報フィールドは、PSCCHのSCIが前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
また別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
さらに、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
ここで、第1の端末がシーケンス検出により第1のシーケンスを検出した場合、SR情報が検出されたと判断することができる。例えば、第1の端末は、ローカルで生成されるシーケンスに従って、受信された信号との相関演算を実行し、相関演算のピーク値がしきい値を超える場合、SR情報が検出されたと判断され、そうでない場合、SR情報が検出されていない。しきい値は、事前定義されるか、事前設定されるか、ネットワークで設定されてもよい。
本開示の実施形態では、第1のサイドリンク伝送チャネルは、第2の伝送リソースにおいて送信される。具体的に、前記第1の端末は第2の伝送リソースを決定し、前記第1の端末は前記第2の伝送リソースにおいて、前記第2の端末によって送信される前記第1のサイドリンク伝送チャネルを受信する。
さらに、前記第1の端末は第2の伝送リソースを決定することは、
前記第1の端末は、事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第1の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第1の端末は、第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第1の端末は、第2の端末に送信されるSR情報を受信し、前記第1の端末は、前記SR情報に従って第2の端末に割り当てられる伝送リソースを第2の伝送リソースとして決定することとを含む。
例えば、前記第1の端末および前記第2の端末がセル内にある場合、ネットワーク装置は、前記第2の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることができ、前記第2の伝送リソースは、前記第2の端末が前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信するのに使用される。同時に、ネットワーク装置は、前記第2の伝送リソースの情報を前記第2の端末に送信することができるので、前記第1の端末は、ネットワーク装置に指定される第2の伝送リソースにおいて第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することができる。
別の例では、第1の端末、第2の端末、および第3の端末は、第1の伝送グループを形成し、中には当該第3の端末は伝送グループのグループヘッドであり、第1の端末および第2の端末はグループメンバーであり、当該第3の端末はグループメンバーであってもよい。たとえば、第2の端末は前記第2の伝送リソースを割り当て、当該第2の伝送リソース情報を第1の端末に送信するので、第2の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて第1のサイドリンク伝送チャネルを送信することができ、第1の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて当該第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することができる。
別の例では、第2の端末は、SR情報を第1の端末に送信し、第1の端末は、受信される第1の端末によって送信されるSR情報に従って、BSR情報伝送するためのリソースを第1の端末に割り当て、当該リソースは第2の伝送リソースである。第2の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて第1のサイドリンク伝送チャネルを送信し、当該第1のサイドリンク伝送チャネルでBSR情報を運び、第1の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて 第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信する。
ステップ402:前記第1の端末は、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
一実施形態では、サイドリンクの伝送リソースはネットワークによって割り当てられる。前記第1の端末は前記BSRをネットワークに送信し、ネットワーク側からサイドリンクリソース割り当て情報を受信する。前記第1の端末は前記サイドリンクリソース割り当て情報に基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
一実施形態では、サイドリンクの伝送リソースは端末によって独立して決定される。前記第1の端末は、前記BSRに基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。さらに、前記第1の端末は、前記BSRに基づき、伝送リソースセットから第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることとを含む。オプションで、前記伝送リソースセットは、事前設定されるか、ネットワーク設定されるか、または前記第1の端末がセンシングによって取得されるリソースセットである。
ここで、第2の端末から第1の端末に報告されるBSR情報は、第1の端末の特定または複数の論理チャネルグループで現在送信する必要なデータ量を示すためであり、ネットワーク側または第2の端末が一部の伝送リソースを第1の端末に割り当てることを望んでいる。
一実施形態では、第2の端末はBSR情報を第1の端末に送信して伝送リソースを要求するとき、第1の情報を第1の端末に送信し、第1の端末のリソーススケジューリングを支援することができる。具体的には、前記第1の端末は、前記第2の端末によって送信される第1の情報を受信する。前記第1の情報は、チャネル品質指標(CQI、Channel Quality Indicator)、チャネル状態表示情報(CSI、Channel State Information)、変調および符号化方式(MCS、Modulation and Coding Scheme)、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すために使用される。前記第1の端末は、前記BSR情報および前記第1の情報に基づいて、前記第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
上記の案において、前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質である。前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である。
オプションで、前記第1のリソース選択ウィンドウは、次の方法で決定されてもよい:
前記第1の端末は、事前設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
前記第1の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
前記第1の端末は、第3の端末によって送信される設定情報を受信し、前記設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること。
具体的には、事前設定情報、ネットワーク設定情報、または第3の端末によって送信される設定情報は、以下のうちの少なくとも1つを含んでもよい:
第1のリソース選択ウィンドウ内の各伝送リソースが占めるリソースのサイズ、
第1のリソース選択ウィンドウの開始時間領域の位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの終了時間領域の位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの時間領域の長さ情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の開始位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の終了位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の長さ情報。
ここで、サイドリンク伝送では、各端末周辺の干渉環境が異なることを考慮すると、第2端末がセンシング(sensing)により取得する利用可能な伝送リソースと、第1端末がセンシングにより取得する利用可能な伝送リソースが異なる可能性がある。第1の端末を補助してリソース割り当てを行うため、第2の端末は、前記第2の端末によってセンシングされる1つまたは複数の利用可能なリソースを第1の端末に示してもよく、第2の端末は、候補伝送リソース表示情報を第1の端末に送信して、1つまたは複数の利用可能な伝送リソースを示す。
オプションで、候補伝送リソース表示情報は、利用可能な伝送リソースの数に関する情報、各利用可能な伝送リソースの時間周波数位置情報を示すためである。
オプションで、当該1つ以上の利用可能なリソースは、第1のリソース選択ウィンドウ内で選択される利用可能なリソースである。当該第1のリソース選択ウィンドウは、事前設定情報、ネットワーク設定情報、または第3の端末によって送信される設定情報に従って決定される。
一実施形態では、前記第1のリソース選択ウィンドウのパラメータの一部または全部は、前記第1の端末によって設定されるか、または事前設定されるか、またはネットワーク設定されるか、または他の装置によって設定される。
上記の案では、前記第1の情報は第3のサイドリンク伝送チャネルに運ばれてもよく、つまり、前記第1の端末は、前記第2の端末によって送信される前記第3のサイドリンク伝送チャネルを受信し、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ。ここで、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1のサイドリンク伝送チャネルと同一サイドリンク伝送チャネルであってもよく、または異なるサイドリンク伝送チャネルであってもよい。
図5は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て方法のフローチャートの第2の模式図である。図5に示すように、前記リソースの割り当て方法は以下のスッテプを含む:
ステップ501:第2の端末は、第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信する。
本開示の実施形態では、前記第1の端末および前記第2の端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、およびノートブックなど、ネットワークと通信することができる任意の装置であってもよい。さらに、前記第1の端末および前記第2の端末は、同じタイプの端末または異なるタイプの端末であってもよい。例えば、第1の端末は携帯電話であるが、第2の端末は車載端末である。または例えば、第1の端末は車載端末Aであるが、第2の端末は車載端末Bである。
なお、第1の端末は、グループキャスト通信のグループヘッドであり、第2の端末は、グループキャスト通信のグループメンバーであってもよいが、これに限定されるものではない。第1の端末によって実施される方法は、RSUにも適用され、前記第1の伝送リソースをRSUを介して第2の端末に割り当ててもよい。
本開示の実施形態では、前記第1の端末と前記第2の端末は、互いに直接通信することができる。具体には、前記第2の端末は、前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信し、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、BSR情報を運ぶ。
さらに、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルまたは第1のサイドリンクデータチャネルであってもよい。ここで、第1のサイドリンク制御チャネルは、例えば、PSCCHであり、第1のサイドリンクデータチャネルは、例えば、PSSCHであってもよい。以下、第1のサイドリンク制御チャネルと第1のサイドリンクデータチャネルとをそれぞれ説明する。本開示の実施形態は、前記第1のサイドリンク伝送チャネルが他のタイプのサイドリンク伝送チャネルである場合にも適用可能であることを理解されたい。例えば、前記第1のサイドリンク伝送チャネルはサイドリンクフィードバックチャネルであり、前記サイドリンクフィードバックチャネルが前記BSR情報を運んでもよいが、本開示はこれに制限しない。
1)前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ。
ここで、第1のサイドリンク制御チャネルは、第1のサイドリンク制御情報を伝送するためである。ここで、第1のサイドリンク制御情報は、例えば、SCIである。中には、第1のサイドリンク制御情報は、主に、PSCCスケジューリングにおけるPSSCHの時間周波数リソース情報、MCSなどのスケジューリング情報を含む。スキーム1)において、PSCCのSCIに前記BSR情報が運ばれる。
オプションで、前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示す。
たとえば、PSCCHのSCIが前記BSR情報を運ぶことを考えると、SCIに情報フィールド、つまり第2の情報フィールドを追加する必要がある。前記第2の情報フィールドは、前記BSR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、SCIにもう1つの情報フィールド、つまり第1の情報フィールドを追加する必要がある。前記第1の情報フィールドは、前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがBSR情報の伝送に使用されることを示す。
スキーム1)において、第2の端末は第1のサイドリンク制御チャネルを通して第1の端末にBSR情報を送信する。オプションで、第2の端末は下記の方式で第1の端末にSR情報を送信することができる。
1.1)第2の端末は第1のサイドリンク制御チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
具体的に、前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである。さらに、前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。
たとえば、PSCCHのSCIが前記SR情報を運ぶことを考えると、SCIに情報フィールド、つまり第4の情報フィールドを追加する必要がある。前記第4の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、SCIにもう1つの情報フィールド、つまり第3の情報フィールドを追加する必要がある。前記第3の情報フィールドは、前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
この実施形態では、第1のサイドリンク制御情報は、前記SR情報と前記BSR情報の両方を運ぶ。
たとえば、SCIは、SR情報の伝送にも、BSR情報の伝送にも、およびPSSCHスケジューリング情報の伝送にも使用できるため、2ビットのフィールドをSCIに含めてもよい。当該フィールドが00の場合は、当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該フィールドが01の場合は、当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示し、当該フィールドが10の場合は、当該SCIがBSR情報の伝送に使用されることを示す。
1.2)前記第2の端末は、前記第1の端末に第2のサイドリンク伝送チャネルを送信し、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶ。
ここで、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルまたは第2のサイドリンクデータチャネルであってもよい。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
第2のサイドリンク制御情報と第1のサイドリンク制御情報は2つの異なるサイドリンク制御情報であることは明らかにされたい。第1のサイドリンク制御情報はPSCCH1であると想定され、第2のサイドリンク制御情報はPSCCH2と想定されると、PSCCH1のSCIはBSR情報を運び、PSCCH2のSCIはSR情報を運ぶ。
同じ理由で、PSCCH2のSCIに1つの情報フィールド、つまり第6の情報フィールドを追加する必要がある。前記第6の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、PSCCH2のSCIにもう1つの情報フィールド、つまり第5の情報フィールドを追加する必要がある。前記第5の情報フィールドは、PSCCH2のSCIが前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
また別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
さらに、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
ここで、第1の端末がシーケンス検出により第1のシーケンスを検出した場合、SR情報が検出されたと判断することができる。例えば、第1の端末は、ローカルで生成されるシーケンスに従って、受信された信号との相関演算を実行し、相関演算のピーク値がしきい値を超える場合、SR情報が検出されたと判断され、そうでない場合、SR情報が検出されていない。当該しきい値は、事前定義されるか、事前設定されるか、ネットワークで設定されてもよい。
2)前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ。
ここで、第1のサイドリンクデータチャネルはデータを伝送するためである。一例では、前記BSR情報は、データとして前記第1のサイドリンクデータチャネルで運ばれてもよい。
スキーム2)において、第2の端末は第1のサイドリンクデータチャネルを通して第1の端末にBSR情報を送信する。オプションで、第2の端末は下記の方式で第1の端末にSR情報を送信することができる。
2.1)第2の端末は前記第1のサイドリンクデータチャネルを通して前記第1の端末にSR情報を送信する。
この実施形態では、第1のサイドリンクデータチャネルは、前記SR情報と前記BSR情報の両方を運ぶ。
2.2)第2の端末は第2のサイドリンク伝送チャネルを通して第1の端末にSR情報を送信する。
ここで、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルまたは第2のサイドリンクデータチャネルであってもよい。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
オプションで、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
たとえば、第2のサイドリンク制御チャネルはPSCCHであると想定され、PSCCHにおけるSCIは前記SR情報を運ぶ。
同じ理由で、PSCCHのSCIに1つの情報フィールド、つまり第6の情報フィールドを追加する必要がある。前記第6の情報フィールドは、前記SR情報を示すためである。さらに、異なるSCIフォーマットが異なるコンテンツを運ぶことを考えると、PSCCHのSCIにもう1つの情報フィールド、つまり第5の情報フィールドを追加する必要がある。前記第5の情報フィールドは、PSCCHのSCIが前記SR情報を運ぶことを示すためである。たとえば、SCIには1ビットの情報があり、当該ビットが0である場合は当該SCIがPSSCHのスケジュールに使用されることを示し、当該ビットが1である場合は当該SCIがSR情報の伝送に使用されることを示す。
別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
また別の一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
さらに、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
ここで、第1の端末がシーケンス検出により第1のシーケンスを検出した場合、SR情報が検出されたと判断することができる。例えば、第1の端末は、ローカルで生成されるシーケンスに従って、受信された信号との相関演算を実行し、相関演算のピーク値がしきい値を超える場合、SR情報が検出されたと判断され、そうでない場合、SR情報が検出されていない。当該しきい値は、事前定義されるか、事前設定されるか、ネットワークで設定されてもよい。
本開示の実施形態では、第1のサイドリンク伝送チャネルは、第2の伝送リソースにおいて送信される。具体に、前記第2の端末は第2の伝送リソースを決定し、前記第2の端末は前記第2の伝送リソースにおいて、前記第1の端末に前記第1のサイドリンク伝送チャネルを送信する。
さらに、前記第2の端末は第2の伝送リソースを決定することは、
前記第2の端末は、前記第2の伝送リソースを独立して選択すること、または、
前記第2の端末は、事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第2の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第2の端末は、第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
前記第2の端末は、第1の端末に送信されるSR情報を受信し、前記第2の端末は、前記SR情報に従って第1の端末に割り当てられる伝送リソースを第2の伝送リソースとして決定することを含む。
ここで、前記第2の端末は第2の伝送リソースを独立して選択することは、
前記第2の端末は、リソースプールでセンシングの方式により前記第2の伝送リソースとして1つのリソースを選択すること、または、
前記第2の端末は、前記第2の伝送リソースとして1つのリソースをランダムに選択すること、または、
前記第2の端末は、リソースプールで事前設定或いは事前設定の方式により前記第2の伝送リソースを選択することを含む。例えば、前記第2の端末は、自らの識別情報に従って前記リソースプールで前記第2の伝送リソースを決定する。
例えば、前記第1の端末および前記第2の端末がセル内にある場合、ネットワーク装置は、前記第2の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることができ、前記第2の伝送リソースは、前記第2の端末が前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信するのに使用される。同時に、ネットワーク装置は、前記第2の伝送リソースの情報を前記第2の端末に送信することができるので、前記第1の端末は、ネットワーク装置に指定される第2の伝送リソースにおいて第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することができる。
別の例では、第1の端末、第2の端末、および第3の端末は、第1の伝送グループを形成し、中には当該第3の端末は伝送グループのグループヘッドであり、第1の端末および第2の端末はグループメンバーであり、当該第3の端末はグループメンバーであってもよい。たとえば、第2の端末は前記第2の伝送リソースを割り当て、当該第2の伝送リソース情報を第1の端末に送信するので、第2の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて第1のサイドリンク伝送チャネルを送信することができ、第1の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて当該第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することができる。
別の例では、第2の端末は、SR情報を第1の端末に送信し、第1の端末は、受信される第1の端末によって送信されるSR情報に従って、BSR情報伝送するためのリソースを第1の端末に割り当て、当該リソースは第2の伝送リソースである。第2の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて第1のサイドリンク伝送チャネルを送信し、当該第1のサイドリンク伝送チャネルでBSR情報を運び、第1の端末は、当該第2の伝送リソースにおいて 第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信する。
本開示の実施形態では、第2の端末から第1の端末に報告されるBSR情報は、第1の端末の特定または複数の論理チャネルグループで現在送信する必要なデータ量を示すためであり、ネットワーク側または第2の端末が一部の伝送リソースを第1の端末に割り当てることを望んでいる。
一実施形態では、サイドリンクの伝送リソースはネットワークによって割り当てられる。前記第1の端末は前記BSRをネットワークに送信し、ネットワーク側からサイドリンクリソース割り当て情報を受信する。前記第1の端末は前記サイドリンクリソース割り当て情報に基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
一実施形態では、サイドリンクの伝送リソースは端末によって独立して決定される。前記第1の端末は、前記BSRに基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。さらに、前記第1の端末は、前記BSRに基づき、伝送リソースセットから第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることとを含む。オプションで、前記伝送リソースセットは、事前設定されるか、ネットワーク設定されるか、または前記第1の端末がセンシングによって取得されるリソースセットである。
一実施形態では、第2の端末はBSR情報を第1の端末に送信して伝送リソースを要求するとき、第1の情報を第1の端末に送信し、第1の端末のリソーススケジューリングを支援することができる。具体的には、前記第2の端末は、前記第1の端末に第1の情報を送信する。前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すために使用される。前記第1の端末は、前記BSR情報および前記第1の情報に基づいて、前記第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てる。
上記の案において、前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質である。前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である。
オプションで、前記第1のリソース選択ウィンドウは、次の方法で決定されてもよい:
前記第1の端末は、事前設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
前記第1の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
前記第1の端末は、第3の端末によって送信される設定情報を受信し、前記設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること。
具体的には、事前設定情報、ネットワーク設定情報、または第3の端末によって送信される設定情報は、以下のうちの少なくとも1つを含んでもよい:
第1のリソース選択ウィンドウ内の各伝送リソースが占めるリソースのサイズ、
第1のリソース選択ウィンドウの開始時間領域の位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの終了時間領域の位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの時間領域の長さ情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の開始位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の終了位置情報、
第1のリソース選択ウィンドウの周波数領域の長さ情報。
ここで、サイドリンク伝送では、各端末周辺の干渉環境が異なることを考慮すると、第2端末がセンシング(sensing)により取得する利用可能な伝送リソースと、第1端末がセンシングにより取得する利用可能な伝送リソースが異なる可能性がある。第1の端末を補助してリソース割り当てを行うため、第2の端末は、前記第2の端末によってセンシングされる1つまたは複数の利用可能なリソースを第1の端末に示してもよく、第2の端末は、候補伝送リソース表示情報を第1の端末に送信して、1つまたは複数の利用可能な伝送リソースを示す。
オプションで、候補伝送リソース表示情報は、利用可能な伝送リソースの数に関する情報、各利用可能な伝送リソースの時間周波数位置情報を示すためである。
オプションで、当該1つ以上の利用可能なリソースは、第1のリソース選択ウィンドウ内で選択される利用可能なリソースである。当該第1のリソース選択ウィンドウは、事前設定情報、ネットワーク設定情報、または第3の端末によって送信される設定情報に従って決定される。
一実施形態では、前記第1のリソース選択ウィンドウのパラメータの一部または全部は、前記第1の端末によって設定されるか、または事前設定されるか、またはネットワーク設定されるか、または他の装置によって設定される。
上記の案では、前記第1の情報は第3のサイドリンク伝送チャネルに運ばれてもよく、つまり、前記第1の端末は、前記第2の端末によって送信される前記第3のサイドリンク伝送チャネルを受信し、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ。ここで、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1のサイドリンク伝送チャネルと同一サイドリンク伝送チャネルであってもよく、または異なるサイドリンク伝送チャネルであってもよい。
図6は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置の構成の第1の模式図である。図6に示されるように、前記装置は、
第2の端末によって送信されるBSR情報を受信するように構成される受信部601と、
第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるように構成される割り当て部602とを備える。
一実施形態では、前記割り当て部602は、前記BSR情報に基づき、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるように構成される。
一実施形態では、前記受信部601は、前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示す。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示す。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである。
一実施形態では、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記受信部601は、さらに前記第2の端末に送信される第2のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
一実施形態では、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
一実施形態では、前記装置は、
第2の伝送リソースを決定するように構成される第1の決定部603と、
前記第2の伝送リソースにおいて前記第2の端末によって送信される前記第1のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成される受信部601とをさらに備える。
一実施形態では、前記第1の決定部603は、
事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
第2の端末に送信されるSR情報を受信し、前記SR情報に従って第2の端末に割り当てられる伝送リソースを前記第2の伝送リソースとして決定するように構成される。
一実施形態では、前記受信部601は、さらに前記第2の端末によって送信される第1の情報を受信するように構成され、
前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すために使用される。
一実施形態では、前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質である。
前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である。
一実施形態では、前記装置は、
事前設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定する、または、ネットワーク設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定する、または、第3の端末によって送信される設定情報を受信し、前記設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定するように構成される第2の決定部を備える。
一実施形態では、前記受信部601は、前記第2の端末によって送信される前記第3のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ。
当業者は、本開示の実施形態による前述のリソースの割り当て装置の関連する説明は、本開示の実施形態によるリソースの割り当て方法の関連する説明を参照して理解できることを理解すべきである。
図7は、本開示の実施形態によって提供されるリソースの割り当て装置の構成の第2の模式図である。図7に示されるように、前記装置は、
第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信するように構成される送信部701を備える。
一実施形態では、前記送信部701は、前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示す。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示す。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである。
一実施形態では、前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである。
一実施形態では、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記送信部701は、さらに前記第2の端末に送信される第2のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示す。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示す。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ。
一実施形態では、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである。
一実施形態では、前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される。
一実施形態では、前記装置は、
第2の伝送リソースを決定するように構成される決定部702と、
前記第2の伝送リソースにおいて前記第1の端末に前記第1のサイドリンク伝送チャネルを送信するように構成される送信部701とをさらに備える。
一実施形態では、前記決定部702は、
前記第2の伝送リソースを独立して選択すること、または、
事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
第1の端末に送信されるSR情報を受信し、前記SR情報に従って第 の端末に割り当てられる伝送リソースを前記第2の伝送リソースとして決定するように構成される。
一実施形態では、前記送信部701は、さらに前記第1の端末に第1の情報を送信するように構成され、
前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すために使用される。
一実施形態では、前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質である。
前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である。
一実施形態では、前記第1のリソース選択ウィンドウは、事前設定情報に従って決定される、または、
前記第1のリソース選択ウィンドウは、ネットワーク設定情報に従って決定される、または、
前記第1のリソース選択ウィンドウは、第3の端末によって送信される設定情報に従って決定される。
一実施形態では、前記送信部701は、前記第1の端末に第3のサイドリンク伝送チャネルを送信するように構成され、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ。
当業者は、本開示の実施形態における前述のリソースの割り当て装置の関連する説明は、本開示の実施形態におけるリソースの割り当て方法の関連する説明を参照して理解できることを理解すべきである。
図8は、本開示の実施形態によって提供される通信装置600の模式的構造図である。当該通信装置は、端末またはRSUであってもよい。図8に示される通信装置600は、プロセッサ610を備え、プロセッサ610は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本開示の実施形態による方法を実施することができる。
オプションで、図8に示されるように、通信装置600は、メモリ620をさらに備えてもよい。ここで、プロセッサ610は、メモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本開示の実施形態による方法を実施することができる。
ここで、メモリ620は、プロセッサ610から独立した別個のデバイスであってもよいか、またはプロセッサ610に集積されてもよい。
オプションで、図8に示すように、通信装置600は、トランシーバ630をさらに備えてもよく、プロセッサ610は、他の装置と通信するようにトランシーバ630を制御することができ、具体的には、情報またはデータを他の装置に送信するか、または他の装置によって送信される情報またはデータを受信することができる。
ここで、トランシーバ630は、送信機および受信機を備えてもよい。トランシーバ630は、アンテナをさらに備えてもよく、アンテナの数は、1つまたは複数であってもよい。
オプションで、当該通信装置600は、具体的には、本開示の実施形態によるネットワーク装置であってもよく、当該通信装置600は、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスを実施することができる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、通信装置600は、具体的には、本開示の実施形態による移動端末/端末であってもよく、当該通信装置600は、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスを実施することができる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
図9は、本開示の実施形態によるチップの模式的構造図である。図9に示されるチップ700は、プロセッサ710を備え、プロセッサ710は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本開示の実施形態による方法を実施することができる。
オプションで、図9に示されるように、チップ700は、メモリ720をさらに備えてもよい。ここで、プロセッサ710は、メモリ720からコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本開示の実施形態による方法を実施することができる。
ここで、メモリ720は、プロセッサ710から独立した別個のデバイスであってもよいか、またはプロセッサ710に集積されてもよい。
オプションで、当該チップ700は、入力インターフェース730をさらに備えてもよい。オプションで、プロセッサ710は、他の装置またはチップと通信するように入力インターフェース7730を制御することができ、具体的には、他の装置またはチップによって送信される情報またはデータを受信することができる。
オプションで、当該チップ700は、出力インターフェース740をさらに備えてもよい。ここで、プロセッサ710は、他の装置またはチップと通信するように出力インターフェース740を制御することができ、具体的には、他の装置またはチップに情報またはデータを送信することができる。
オプションで、当該チップは、本開示の実施形態によるネットワーク装置に適用されてもよく、当該チップは、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスを実施することができる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、当該チップは、本開示の実施形態による移動端末/端末に適用されてもよく、当該チップは、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスを実施することができる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
本開示の実施形態で言及されるチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム、またはシステムオンチップと呼ばれることもあることを理解されたい。
図10は、本開示の実施形態によって提供される通信システム900の模式的ブロック図である。図10に示すように、当該通信システム900は、端末910およびネットワーク装置920を含む。
ここで、当該端末910は、前述の方法で端末によって実装される対応する機能を実装するために使用され、当該ネットワーク装置920は、前述の方法でネットワーク装置によって実装される対応する機能を実装するために使用されてもよい。簡素化のため、ここでは繰り返しない。
本開示の実施形態のプロセッサは、信号処理能力を備えた集積回路チップであり得ることを理解されたい。実装プロセスにおいて、上記の方法の実施形態の各ステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路またはソフトウェアの形態の命令によって完成させることができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、またはその他のプログラミングロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本開示の実施形態に開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を、実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいか、または当該プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本開示の実施形態に開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサの具体化によって実行および完了されるように、または復号化プロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されるようにすることができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ、または電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、レジスタなどの本分野の成熟した記憶媒体に配置することができる。当該記憶媒体はメモリ内に配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、ハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完成させる。
本開示の実施形態によるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよいか、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解され得る。その中で、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。例示的であるが限定的ではない説明として、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、 SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM))、およびダイレクトランバスRAM(Direct Rambus RAM、DRRAM)などの多種類のRAMは使用可能である。本明細書に記載のシステムおよび方法に係るメモリは、これらおよび他の適切なタイプのメモリを含むことを意図しているが、これらに限定されないことに留意されたい。
上記のメモリは例示的であるが限定的説明ではない。例えば、本開示の実施形態に係るメモリは、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、 SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM))、およびダイレクトランバスRAM(Direct Rambus RAM、DRRAM)などのであってもよい。つまり、本開示の実施形態によるメモリは、これらおよび他の適切なタイプのメモリを含むことを意図しているが、これらに限定されない。
本開示の実施形態は、コンピュータプログラムを格納するように構成されるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
オプションで、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本開示の実施形態によるネットワーク装置に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本開示の実施形態による移動端末/端末に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
本開示の実施形態は、コンピュータプログラム指令を備えるコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
オプションで、当該コンピュータプログラム製品は、本開示の実施形態によるネットワーク装置に適用されてもよく、当該コンピュータプログラム製品は、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、当該コンピュータプログラム製品は、本開示の実施形態による移動端末/端末に適用されてもよく、当該コンピュータプログラム製品は、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
本開示の実施形態は、コンピュータプログラムをさらに提供する。
オプションで、当該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態によるネットワーク装置に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムはコンピュータで実行されると、本開示の実施形態の各方法においてネットワーク装置によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化のため、ここで繰り返しない。
オプションで、当該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態による移動端末/端末に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムはコンピュータで実行されると、本開示の実施形態の各方法において移動端末/端末によって実施される対応するプロセスをコンピュータに実施させる。簡素化ために、ここでは繰り返しない。
当業者は、本明細書に開示される実施形態を参照して説明される各実例のユニットおよびアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現できることを理解される。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、技術案の特定の応用と設計上の制約による。専門な技術者は、特定の応用ごとに異なる方法を使用して、説明された機能を実装することができるが、そのような実装は、本開示の範囲を超えていると見られるべきではない。
当業者は、便宜上および説明の簡素化のために、上記に説明されたシステム、装置、およびユニットの特定の作業プロセスが、前述の方法の実施形態による対応するプロセスを参照できることを明確に理解するので、その詳細は、ここで説明しない。
本開示で提供される実施形態では、開示されるシステムおよび方法は、他の方法で実施され得ることが理解されるべきである。例えば、上記の装置の実施形態は、単に例示的なものである。例えば、前記のユニットの分割は、論理機能の分割にすぎず、実際の実装では、他の分割方式があり得る。
例え複数のユニット或いはコンポネントが別のシステムに組み合わせ或いは集積することも、一部の特徴を無視するか、実装しないこともできる。さらに、表示または説明された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェース、装置、またはユニットを介した間接結合または通信接続であり得、電気的、機械的または他の形態であり得る。
個別のコンポーネントとして説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示されるコンポーネントは、物理ユニットである場合とそうでない場合がある。つまり、1つの場所に配置されている場合と、複数のネットワークユニットに分散されている場合がある。ユニットのいくつかまたはすべては、実施形態の案の目的を達成するための実際の需要に従って選択され得る。
また、本開示の各実施形態による各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されてもよいか、または各ユニットが物理的に単独で存在してもよいか、または2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に保存できる。このような理解に基づいて、本開示の技術案は、本質的に、または従来の技術に寄与する部分または当該技術案の部分はソフトウェア製品の形で具体化することができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、コンピュタ装置(パーソナルコンピュータ、サーバー、またはネットワーク装置などであってもよい)に、本開示の各実施形態に記載される方法を実行させるためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体には、フラッシュディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスクまたは光ディスク、およびプログラムコードを格納できるその他の媒体が含まれる。
上記は、本開示の特定の実施形態にすぎないが、本開示の保護範囲はこれに限定されない。当業者は、本開示に開示されている技術範囲において考えられる変更または置換は、本開示の保護範囲に含まれる。従って、本開示の保護範囲は、請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (93)

  1. リソースの割り当て方法であって、前記方法は、
    第1の端末は第2の端末によって送信されるバッファステータスレポートBSR情報を受信することと、
    前記第1の端末は、第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てることとを含む。
  2. 前記第1の端末は前記第2の端末によって送信されるBSR情報を受信することは、
    前記第1の端末は前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することを含み、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報がスケジューリング要求SR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の方法。
  8. 前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項3、4、5、7の何れか一項に記載の方法。
  9. 前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  10. 前記方法は、
    前記第1の端末は前記第2の端末によって送信される第2のサイドリンク伝送チャネルを受信することをさらに含み、前記第2のサイドリンク伝送チャネルはSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の方法。
  11. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  15. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  16. 前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される、ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1の端末は前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することは、
    前記第1の端末は第2の伝送リソースを決定することと、
    前記第1の端末は、前記第2の伝送リソースにおいて前記第2の端末によって送信される前記第1のサイドリンク伝送チャネルを受信することとを含む、ことを特徴とする請求項2〜16の何れか一項に記載の方法。
  18. 前記第1の端末は前記第2の伝送リソースを決定することは、
    前記第1の端末は、事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
    前記第1の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
    前記第1の端末は、第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
    前記第1の端末は、第2の端末に送信されるSR情報を受信し、前記第1の端末は、前記SR情報に従って第2の端末に割り当てられる伝送リソースを前記第2の伝送リソースとして決定することを含む、ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記方法は、
    前記第1の端末は前記第2の端末によって送信される第1の情報を受信することをさらに含み、
    前記第1の情報は、チャネル品質指標CQI、チャネル状態表示情報CSI、変調および符号化方式MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含み、ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すためである、ことを特徴とする請求項1〜18の何れか一項に記載の方法。
  20. 前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質であり、
    前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である、ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記方法は、
    前記第1の端末は、事前設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
    前記第1の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定すること、または、
    前記第1の端末は、第3の端末によって送信される設定情報を受信し、前記設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定することをさらに含む、ことを特徴とする請求項19または20に記載の方法。
  22. 前記第1の端末は前記第2の端末によって送信される第1の情報を受信することは、
    前記第1の端末は前記第2の端末によって送信される前記第3のサイドリンク伝送チャネルを受信することを含み、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは前記第1の情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項19または21に記載の方法。
  23. リソースの割り当て方法であって、前記方法は、
    第2の端末は、第1の端末にBSR情報を送信することを含み、前記BSR情報は、前記第1の端末が第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるためである、ことを特徴とするリソースの割り当て方法。
  24. 前記第2の端末は前記第1の端末にBSR情報を送信することは、
    前記第2の端末は前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信することを含み、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項25または26に記載の方法。
  28. 前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  29. 前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報がSR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項25〜27の何れか一項に記載の方法。
  30. 前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項25、25、26、27、29の何れか一項に記載の方法。
  31. 前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  32. 前記方法は、
    前記第2の端末は、前記第1の端末に第2のサイドリンク伝送チャネルを送信し、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶことをさらに含む、ことを特徴とする請求項23〜28の何れか一項に記載の方法。
  33. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項33または34に記載の方法。
  36. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  37. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  38. 前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される、ことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 前記第2の端末は前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信することは、
    前記第2の端末は第2の伝送リソースを決定すること、
    前記第2の端末は前記第2の伝送リソースにおいて前記第1の端末に前記第1のサイドリンク伝送チャネルを送信することをさらに含む、ことを特徴とする請求項24〜38の何れか一項に記載の方法。
  40. 前記第2の端末は第2伝送リソースを決定することは、
    前記第2の端末は、前記第2の伝送リソースを独立して選択すること、または、
    前記第2の端末は、事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
    前記第2の端末は、ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
    前記第2の端末は、第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定すること、または、
    前記第2の端末は、第1の端末に送信されるSR情報を受信し、前記第2の端末は、前記SR情報に従って第1の端末に割り当てられる伝送リソースを前記第2の伝送リソースとして決定することを含む、ことを特徴とする請求項39に記載の方法。
  41. 前記方法は、
    前記第2の端末は前記第1の端末に第1の情報を送信することをさらに含み、
    前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含み、ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すためである、ことを特徴とする請求項23〜40の何れか一項に記載の方法。
  42. 前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質であり、
    前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である、ことを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 前記第1のリソース選択ウィンドウは、事前設定情報に従って決定される、または、
    前記第1のリソース選択ウィンドウは、ネットワーク設定情報に従って決定される、または、
    前記第1のリソース選択ウィンドウは、第3の端末によって送信される設定情報に従って決定される、ことを特徴とする請求項41または42に記載の方法。
  44. 前記第2の端末は前記第1の端末に第1の情報を送信することは、
    前記第2の端末は、前記第1の端末に第3のサイドリンク伝送チャネルを送信し、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項41〜43の何れか一項に記載の方法。
  45. リソースの割り当て装置であって、前記装置は、
    第2の端末によって送信されるBSR情報を受信するように構成される受信部と、
    第1の伝送リソースを前記第2の端末に割り当てるように構成される割り当て部とを備える。
  46. 前記受信部は、前記第2の端末によって送信される第1のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項45に記載の装置。
  47. 前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項46に記載の装置。
  48. 前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項47に記載の装置。
  49. 前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項47または48に記載の装置。
  50. 前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項46に記載の装置。
  51. 前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報がSR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項47〜49の何れか一項に記載の装置。
  52. 前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項47、48、49、51の何れか一項に記載の装置。
  53. 前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項50に記載の装置。
  54. 前記受信部はさらに、前記第2の端末によって送信される第2のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項45〜50の何れか一項に記載の装置。
  55. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項54に記載の装置。
  56. 前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項55に記載の装置。
  57. 前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項55または56に記載の装置。
  58. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項54に記載の装置。
  59. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項54に記載の装置。
  60. 前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される、ことを特徴とする請求項59に記載の装置。
  61. 前記装置は、
    第2の伝送リソースを決定するように構成される第1の決定部と、
    前記第2の伝送リソースにおいて前記第2の端末によって送信される前記第1のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成される前記受信部とをさらに備える、ことを特徴とする請求項46〜60の何れか一項に記載の装置。
  62. 前記第1の決定部は、
    事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
    ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
    第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
    第2の端末に送信されるSR情報を受信し、前記SR情報に従って第2の端末に割り当てられる伝送リソースを前記第2の伝送リソースとして決定するように構成される、ことを特徴とする請求項61に記載の装置。
  63. 前記受信部はさらにに、前記第2の端末によって送信される第1の情報を受信するように構成され、
    前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含み、ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すためである、ことを特徴とする請求項45〜62の何れか一項に記載の装置。
  64. 前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質であり、
    前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である、ことを特徴とする請求項63に記載の装置。
  65. 前記装置は、
    事前設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定する、または、ネットワーク設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定する、または、第3の端末によって送信される設定情報を受信し、前記設定情報に従って前記第1のリソース選択ウィンドウを決定するように構成される第2の決定部をさらに備える、ことを特徴とする請求項63または64に記載の装置。
  66. 前記受信部はさらに、前記第2の端末によって送信される前記第3のサイドリンク伝送チャネルを受信するように構成され、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項63〜65の何れか一項に記載の装置。
  67. リソースの割り当て装置であって、前記装置は、
    第1の端末に、前記第1の端末が第1の伝送リソースを第2の端末に割り当てるためのBSR情報を送信するように構成される送信部を備える、ことを特徴とするリソースの割り当て装置。
  68. 前記送信部は、前記第1の端末に第1のサイドリンク伝送チャネルを送信するように構成され、前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項67に記載の装置。
  69. 前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンク制御チャネルであり、前記第1のサイドリンク制御チャネルにおける第1のサイドリンク制御情報は、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項68に記載の装置。
  70. 前記第1のサイドリンク制御情報は第1の情報フィールドを運び、前記第1の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報が前記BSR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項69に記載の装置。
  71. 前記第1のサイドリンク制御情報は第2の情報フィールドを運び、前記第2の情報フィールドは前記BSR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項69または70に記載の装置。
  72. 前記第1のサイドリンク伝送チャネルは、第1のサイドリンクデータチャネルであり、前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記BSR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項68に記載の装置。
  73. 前記第1のサイドリンク制御情報は第3の情報フィールドを運び、前記第3の情報フィールドは前記第1のサイドリンク制御情報がSR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項69〜71の何れか一項に記載の装置。
  74. 前記第1のサイドリンク制御情報は第4の情報フィールドを運び、前記第4の情報フィールドは前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項69、70、71、73の何れか一項に記載の装置。
  75. 前記第1のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項72に記載の装置。
  76. 前記送信部は、さらに前記第1の端末に第2のサイドリンク伝送チャネルを送信するように構成され、前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項67〜72の何れか一項に記載の装置。
  77. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンク制御チャネルであり、前記第2のサイドリンク制御チャネルにおける第2のサイドリンク制御情報は、前記SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項76に記載の装置。
  78. 前記第2のサイドリンク制御情報は第5の情報フィールドを運び、前記第5の情報フィールドは前記第2のサイドリンク制御情報が前記SR情報を運ぶことを示すためである、ことを特徴とする請求項77に記載の装置。
  79. 前記第2のサイドリンク制御情報は第6の情報フィールドを運び、前記第6の情報フィールドは前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項77または78に記載の装置。
  80. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第2のサイドリンクデータチャネルであり、前記第2のサイドリンクデータチャネルにおけるデータは、前記SR情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項76に記載の装置。
  81. 前記第2のサイドリンク伝送チャネルは、第1のシーケンスであり、前記第1のシーケンスは、前記SR情報を示すためである、ことを特徴とする請求項76に記載の装置。
  82. 前記第1のシーケンスは、前記第1の端末の識別情報、前記第2の端末の識別情報、および前記第1の端末と前記第2の端末が配置されているグループのグループ識別情報の少なくとも1つに基づいて生成される、ことを特徴とする請求項81に記載の装置。
  83. 前記第1の情報は、
    第2の伝送リソースを決定するように構成される決定部と、
    前記第2の伝送リソースにおいて前記第1の端末に前記第1のサイドリンク伝送チャネルを送信するように構成される前記送信部とをさらに備える、ことを特徴とする請求項68〜82の何れか一項に記載の装置。
  84. 前記決定部は、
    前記第2の伝送リソースを独立して選択すること、または、
    事前設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
    ネットワーク設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
    第3の端末によって送信されるリソース設定情報を受信し、前記リソース設定情報に従って前記第2の伝送リソースを決定する、または、
    第1の端末に送信されるSR情報を受信し、前記SR情報に従って第 の端末に割り当てられる伝送リソースを前記第2の伝送リソースとして決定するように構成される、ことを特徴とする請求項83に記載の装置。
  85. 前記送信部は、さらに前記第1の端末に第1の情報を送信するように構成され、
    前記第1の情報は、CQI、CSI、MCS、候補伝送リソース表示情報のうちの少なくとも1つの情報を含み、ここで、前記候補伝送リソース表示情報は、第1のリソース選択ウィンドウ内の利用可能な伝送リソースを示すためである、ことを特徴とする請求項67〜84の何れか一項に記載の装置。
  86. 前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と前記第1の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第1の端末との間のチャネル品質であり、
    前記第2の端末によって割り当てられる前記第1の伝送リソースが前記第2の端末と第3の端末とのサイドリンクデータ伝送に使用される場合、前記CQIおよび/または前記CSIは、前記第2の端末と前記第3の端末との間のチャネル品質である、ことを特徴とする請求項85に記載の装置。
  87. 前記第1のリソース選択ウィンドウは、事前設定情報に従って決定される、または、
    前記第1のリソース選択ウィンドウは、ネットワーク設定情報に従って決定される、または、
    前記第1のリソース選択ウィンドウは、第3の端末によって送信される設定情報に従って決定される、ことを特徴とする請求項85または86に記載の装置。
  88. 前記送信部は、前記第1の端末に第3のサイドリンク伝送チャネルを送信するように構成され、前記第3のサイドリンク伝送チャネルは、前記第1の情報を運ぶ、ことを特徴とする請求項85〜87の何れか一項に記載の装置。
  89. 端末であって、プロセッサおよびメモリを備え、当該メモリはコンピュータプログラムを格納するように構成され、前記プロセッサは前記メモリに格納されるコンピュータプログラムを呼び出して実行し、請求項1〜22の何れか一項に記載の方法、または、請求項23〜44の何れか一項に記載の方法を実行するように構成される、ことを特徴とする端末。
  90. チップであって、プロセッサを備え、前記プロセッサはメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、前記チップを実装している装置に請求項1〜22の何れか一項に記載の方法、または、請求項23〜44の何れか一項に記載の方法を実行させるように構成される、ことを特徴とするチップ。
  91. コンピュータプログラムを格納してあるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項1〜22の何れか一項に記載の方法、または、請求項23〜44の何れか一項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  92. コンピュータプログラム指令を備えるコンピュータプログラム製品であって、当該コンピュータプログラム指令は、コンピュータに請求項1〜22の何れか一項に記載の方法、または、請求項23〜44の何れか一項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
  93. コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項1〜22の何れか一項に記載の方法、または、請求項23〜44の何れか一項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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