JP2022185998A - アーク溶接電源 - Google Patents

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Kento Takada
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Abstract

Figure 2022185998000001
【課題】アーク発生部の溶接電圧Vwを検出線6によって検出して出力制御するアーク溶接電源において、検出線6が断線しても、溶接トーチ及びワークの損傷を防止すること。
【解決手段】アーク発生部の溶接電圧Vwを検出線6によって入力して溶接電圧検出信号Vwdを出力する溶接電圧検出部VWDと、溶接電圧検出信号Vwdに基づいて出力制御する電力制御部PMと、を備えたアーク溶接電源において、アーク溶接電源の出力端子間電圧Vtを検出して出力端子間電圧検出信号Vtdを出力する出力端子間電圧検出部VTDと、溶接電圧検出信号Vwdが基準電圧値以下であり、かつ、出力端子間電圧検出信号Vtdが基準電圧値以上であるときは電圧検出異常信号Avを出力する電圧検出異常判別部AVとを備え、上記の電力制御部PMは、電圧検出異常信号Avが入力されると出力制御を停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、溶接ワイヤを送給し、短絡期間とアーク期間とを繰り返して溶接するアーク溶接電源に関するものである。
一般的な消耗電極式アーク溶接では、消耗電極である溶接ワイヤを一定速度で送給し、溶接ワイヤと母材との間にアークを発生させて溶接が行なわれる。消耗電極式アーク溶接では、溶接ワイヤと母材とが短絡期間とアーク期間とを交互に繰り返す溶接状態になることが多い。
溶接品質を向上させるために、短絡期間中に溶滴のくびれを検出すると溶接電流を低レベル電流値まで減少させてアークを再発生させるくびれ検出制御が慣用されている。くびれ検出制御は、スパッタの発生を大幅に削減することができるので、高品質の溶接結果を得ることができる。このくびれ検出制御を行うためには、溶滴のくびれの状態をアーク発生部の溶接電圧から正確に検出する必要がある。このために、アーク発生部の溶接電圧を検出するために、母材と溶接トーチとに専用の検出線を配線している(特許文献1参照)。
また、消耗電極アーク溶接電源では、定電圧特性となるように出力制御が行われる。このときに、アーク溶接電源の出力端子間電圧よりもアーク発生部の溶接電圧をフィードバック制御して定電圧特性を形成する方が、溶接状態を安定化することができる。したがって、溶接電圧に基づいて、上述したくびれ検出制御、定電圧制御等の出力制御を行うと、高品質の溶接が可能となる。
特開2018-1270号公報
従来技術においては、アーク発生部の溶接電圧を検出するために溶接トーチと母材との間に検出線を配線している。しかし、溶接トーチは溶接中に頻繁に移動を繰り返すために、検出線が断線するトラブルが発生する場合がある。検出線が断線すると、溶接電圧が入力されない状態となるために、大電流が長い期間通電して溶接トーチ及びワークを損傷する事態となる。
そこで、本発明では、アーク発生部の溶接電圧を検出する検出線が断線しても、溶接トーチ及びワークの損傷を防止することができるアーク溶接電源を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
アーク発生部の溶接電圧を検出線によって入力して溶接電圧検出信号を出力する溶接電圧検出部と、
前記溶接電圧検出信号に基づいて出力制御を行い、溶接ワイヤと母材との間に溶接電圧及び溶接電流を供給する電力制御部と、
を備えたアーク溶接電源において、
前記アーク溶接電源の出力端子間電圧を検出して出力端子間電圧検出信号を出力する出力端子間電圧検出部と、
前記溶接電圧検出信号が基準電圧値以下であり、かつ、前記出力端子間電圧検出信号が前記基準電圧値以上であるときは電圧検出異常信号を出力する電圧検出異常判別部と、
を備えたことを特徴とするアーク溶接電源である。
請求項2の発明は、
前記電力制御部は、前記電圧検出異常信号が入力されると前記出力制御を停止する、
ことを特徴とする請求項1に記載のアーク溶接電源である。
請求項3の発明は、
前記電力制御部は、前記電圧検出異常信号が入力されると、前記出力端子間電圧検出信号に基づいて前記出力制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のアーク溶接電源である。
本発明に係るアーク溶接電源によれば、アーク発生部の溶接電圧を検出する検出線が断線しても、溶接トーチ及びワークの損傷を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るアーク溶接電源のブロック図である。 図1のアーク溶接電源において、電圧検出異常信号Avが出力されていない正常動作時の各信号のタイミングチャートである。 図1のアーク溶接電源において、電圧検出異常信号Avが出力されて電力制御回路PMの出力制御が禁止された場合の各信号のタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るアーク溶接電源のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
電力制御回路PMは、後述する誤差増幅信号Ea及び後述する電圧検出異常信号Avを入力として、電圧検出異常信号AvがLowレベル(正常)のときは、3相200V等の商用電源(図示は省略)を入力として、誤差増幅信号Eaに従ってインバータ制御等による出力制御を行い、出力電圧Eを出力し、電圧検出異常信号AvがHighレベル(異常)のときは出力制御を禁止する。電圧検出異常信号Avによって出力制御の禁止を行うか行わないかを選択することができるようにしても良い。この電力制御回路PMは、図示は省略するが、商用電源を整流する1次整流器、整流された直流を平滑する平滑コンデンサ、平滑された直流を高周波交流に変換する上記の誤差増幅信号Eaによって駆動されるインバータ回路、高周波交流を溶接に適した電圧値に降圧する高周波変圧器、降圧された高周波交流を直流に整流する2次整流器を備えている。
リアクトルWLは、上記の出力電圧Eを平滑する。このリアクトルWLのインダクタンス値は、例えば100μHである。
送給モータWMは、後述する送給制御信号Fcを入力として、正送と逆送とを交互に繰り返して溶接ワイヤ1を送給速度Fwで送給する。送給モータWMには、過渡応答性の速いモータが使用される。溶接ワイヤ1の送給速度Fwの変化率及び送給方向の反転を速くするために、送給モータWMは溶接トーチ4の先端の近くに設置される場合がある。また、送給モータWMを2個使用して、プッシュプル方式の送給系とする場合もある。
溶接ワイヤ1は、上記の送給モータWMに結合された送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給されて、母材2との間にアーク3が発生する。溶接トーチ4内の給電チップ(図示は省略)と母材2との間には溶接電圧Vwが印加され、溶接電流Iwが通電する。溶接トーチ4の先端からはシールドガス(図示は省略)が噴出される。
電流検出回路IDは、上記の溶接電流Iwを検出して、電流検出信号Idを出力する。
溶接電圧検出回路VWDは、溶接トーチ4と母材2との間のアーク発生部の溶接電圧Vwを検出線6によって検出して、溶接電圧検出信号Vwdを出力する。
出力端子間電圧検出回路VTDは、溶接電源の出力端子7a、7bの間の出力端子間電圧Vtを検出して出力端子間電圧検出信号Vtdを出力する。出力端子間電圧Vtの検出は、溶接電源内部の配線によって行われるので、断線のおそれはない。
電圧検出異常判別回路AVは、上記の溶接電圧検出信号Vwd及び上記の出力端子間電圧検出信号Vtdを入力として、溶接電圧検出信号Vwdの値が予め定めた基準電圧値以下であり、かつ、出力端子間電圧検出信号Vtdの値が基準電圧値以上であるときはHighレベルにセットされ、溶接が終了するとLowレベルにリセットされる電圧検出異常信号Avを出力する。基準電圧値は、短絡期間とアーク期間とを判別できる値に設定され、10V程度である。検出線6が断線すると、溶接電圧検出信号Vwdの値は常に略0Vとなる。したがって、出力端子間電圧検出信号Vtdの値が基準電圧値以上(アーク期間)であるにも関わらず、溶接電圧検出信号Vwdの値が基準電圧値以下であるときは、検出線6が断線した状態であると判別することができる。電圧検出異常判別回路AVは、電圧検出異常信号AvがHighレベル(異常)になると、表示灯の点灯、警報音の発信、警報信号の外部への出力等の異常状態の発生を放置する。
電圧検出信号切換回路VDは、上記の溶接電圧検出信号Vwd、上記の出力端子間電圧検出信号Vtd及び上記の電圧検出異常信号Avを入力として、電圧検出異常信号AvがLowレベル(正常)のときは溶接電圧検出信号Vwdを電圧検出信号Vdとして出力し、電圧検出異常信号AvがHighレベル(異常)のときは出力端子間電圧検出信号Vtdを電圧検出信号Vdとして出力する。
短絡判別回路SDは、上記の電圧検出信号Vdを入力として、この値が予め定めた短絡判別値(10V程度)未満のときは短絡期間にあると判別してHighレベルになり、以上のときはアーク期間にあると判別してLowレベルになる短絡判別信号Sdを出力する。
電圧設定回路VRは、予め定めた電圧設定信号Vrを出力する。
電圧誤差増幅回路EVは、上記の電圧設定信号Vr及び上記の電圧検出信号Vdを入力として、電圧設定信号Vr(+)と電圧検出信号Vd(-)との誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Evを出力する。
正送加速期間設定回路TSURは、予め定めた正送加速期間設定信号Tsurを出力する。
正送減速期間設定回路TSDRは、予め定めた正送減速期間設定信号Tsdrを出力する。
逆送加速期間設定回路TRURは、予め定めた逆送加速期間設定信号Trurを出力する。
逆送減速期間設定回路TRDRは、予め定めた逆送減速期間設定信号Trdrを出力する。
正送ピーク値設定回路WSRは、予め定めた正送ピーク値設定信号Wsrを出力する。
逆送ピーク値設定回路WRRは、予め定めた逆送ピーク値設定信号Wrrを出力する。
送給速度設定回路FRは、上記の正送加速期間設定信号Tsur、上記の正送減速期間設定信号Tsdr、上記の逆送加速期間設定信号Trur、上記の逆送減速期間設定信号Trdr、上記の正送ピーク値設定信号Wsr、上記の逆送ピーク値設定信号Wrr及び上記の短絡判別信号Sdを入力として、以下の処理によって生成された送給速度パターンを送給速度設定信号Frとして出力する。この送給速度設定信号Frが0以上のときは正送期間となり、0未満のときは逆送期間となる。
1)正送加速期間設定信号Tsurによって定まる正送加速期間Tsu中は0から正送ピーク値設定信号Wsrによって定まる正の値の正送ピーク値Wspまで加速する送給速度設定信号Frを出力する。
2)続いて、正送ピーク期間Tsp中は、上記の正送ピーク値Wspを維持する送給速度設定信号Frを出力する。
3)短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)からHighレベル(短絡期間)に変化すると、正送減速期間設定信号Tsdrによって定まる正送減速期間Tsdに移行し、上記の正送ピーク値Wspから0まで減速する送給速度設定信号Frを出力する。
4)続いて、逆送加速期間設定信号Trurによって定まる逆送加速期間Tru中は0から逆送ピーク値設定信号Wrrによって定まる負の値の逆送ピーク値Wrpまで加速する送給速度設定信号Frを出力する。
5)続いて、逆送ピーク期間Trp中は、上記の逆送ピーク値Wrpを維持する送給速度設定信号Frを出力する。
6)短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)からLowレベル(アーク期間)に変化すると、逆送減速期間設定信号Trdrによって定まる逆送減速期間Trdに移行し、上記の逆送ピーク値Wrpから0まで減速する送給速度設定信号Frを出力する。
7)上記の1)~6)を繰り返すことによって正負の台形波状に変化する送給パターンの送給速度設定信号Frが生成される。
送給制御回路FCは、上記の送給速度設定信号Fr及び上記の電圧検出異常信号Avを入力として、電圧検出異常信号AvがLowレベル(正常)のときは送給速度設定信号Frの値に相当する送給速度Fwで溶接ワイヤ1を送給し、電圧検出異常信号AvがHighレベル(異常)のときは送給を停止するための送給制御信号Fcを上記の送給モータWMに出力する。電圧検出異常信号Avによって送給制御の禁止を行うか行わないかを選択することができるようにしても良い。
減流抵抗器Rは、上記のリアクトルWLと溶接トーチ4との間に挿入される。この減流抵抗器Rの値は、短絡負荷(0.01~0.03Ω程度)の50倍以上大きな値(0.5~3Ω程度)に設定される。この減流抵抗器Rが通電路に挿入されると、リアクトルWL及び外部ケーブルのリアクトルに蓄積されたエネルギーが急放電される。
トランジスタTRは、上記の減流抵抗器Rと並列に接続されて、後述する駆動信号Drに従ってオン又はオフ制御される。
くびれ検出回路NDは、上記の短絡判別信号Sd、上記の電圧検出信号Vd及び上記の電流検出信号Idを入力として、短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)であるときの電圧検出信号Vdの電圧上昇値が基準値に達した時点でくびれの形成状態が基準状態になったと判別してHighレベルとなり、短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)に変化した時点でLowレベルになるくびれ検出信号Ndを出力する。また、短絡期間中の電圧検出信号Vdの微分値がそれに対応した基準値に達した時点でくびれ検出信号NdをHighレベルに変化させるようにしても良い。さらに、電圧検出信号Vdの値を電流検出信号Idの値で除算して溶滴の抵抗値を算出し、この抵抗値の微分値がそれに対応する基準値に達した時点でくびれ検出信号NdをHighレベルに変化させるようにしても良い。
低レベル電流設定回路ILRは、予め定めた低レベル電流設定信号Ilrを出力する。電流比較回路CMは、この低レベル電流設定信号Ilr及び上記の電流検出信号Idを入力として、Id<IlrのときはHighレベルになり、Id≧IlrのときはLowレベルになる電流比較信号Cmを出力する。
駆動回路DRは、上記の電流比較信号Cm及び上記のくびれ検出信号Ndを入力として、くびれ検出信号NdがHighレベルに変化するとLowレベルに変化し、その後に電流比較信号CmがHighレベルに変化するとHighレベルに変化する駆動信号Drを上記のトランジスタTRのベース端子に出力する。したがって、この駆動信号Drはくびれが検出されるとLowレベルになり、トランジスタTRがオフ状態になり通電路に減流抵抗器Rが挿入されるので、短絡負荷を通電する溶接電流Iwは急減する。そして、急減した溶接電流Iwの値が低レベル電流設定信号Ilrの値まで減少すると、駆動信号DrはHighレベルになり、トランジスタTRがオン状態になるので、減流抵抗器Rは短絡されて通常の状態に戻る。
第1アーク期間設定回路TA1Rは、予め定めた第1アーク期間設定信号Ta1rを出力する。
第1アーク期間回路STA1は、上記の短絡判別信号Sd及び上記の第1アーク期間設定信号Ta1rを入力として、短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)に変化し、予め定めた遅延期間Tcが経過した時点から第1アーク期間設定信号Ta1rによって予め定めた第1アーク期間Ta1中はHighレベルとなる第1アーク期間信号Sta1を出力する。
第1アーク電流設定回路IA1Rは、予め定めた第1アーク電流設定信号Ia1rを出力する。
第3アーク期間回路STA3は、上記の短絡判別信号Sdを入力として、短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)に変化した時点から予め定めた電流降下時間Tdが経過した時点でHighレベルになり、その後に短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)になるとLowレベルになる第3アーク期間信号Sta3を出力する。
第3アーク電流設定回路IA3Rは、予め定めた第3アーク電流設定信号Ia3rを出力する。
電流制御設定回路ICRは、上記の短絡判別信号Sd、上記の低レベル電流設定信号Ilr、上記のくびれ検出信号Nd、上記の第1アーク期間信号Sta1、上記の第3アーク期間信号Sta3、上記の第1アーク電流設定信号Ia1r及び上記の第3アーク電流設定信号Ia3rを入力として、以下の処理を行い、電流制御設定信号Icrを出力する。
1)短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)に変化した時点から第1アーク期間信号Sta1がHighレベルに変化するまでの遅延期間中は、低レベル電流設定信号Ilrの値となる電流制御設定信号Icrを出力する。
2)その後に、第1アーク期間信号Sta1がHighレベル(第1アーク期間)のときは、第1アーク電流設定信号Ia1rとなる電流制御設定信号Icrを出力する。
3)第1アーク期間信号Sta1がLowレベルに変化した時点から第3アーク期間信号Sta3がLowレベルに変化するまでの期間(第2アーク期間及び第3アーク期間)中は、第3アーク電流設定信号Ia3rとなる電流制御設定信号Icrを出力する。
4)短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)に変化すると、予め定めた初期期間中は予め定めた初期電流設定値となり、その後は予め定めた短絡時傾斜で予め定めた短絡時ピーク設定値まで上昇してその値を維持する電流制御設定信号Icrを出力する。
5)その後に、くびれ検出信号NdがHighレベルに変化すると、低レベル電流設定信号Ilrの値となる電流制御設定信号Icrを出力する。
電流誤差増幅回路EIは、上記の電流制御設定信号Icr及び上記の電流検出信号Idを入力として、電流制御設定信号Icr(+)と電流検出信号Id(-)との誤差を増幅して、電流誤差増幅信号Eiを出力する。
電源特性切換回路SWは、上記の電流誤差増幅信号Ei、上記の電圧誤差増幅信号Ev、上記の第1アーク期間信号Sta1及び上記の第3アーク期間信号Sta3を入力として、以下の処理を行い、誤差増幅信号Eaを出力する。
1)第1アーク期間信号Sta1がLowレベルに変化し、第3アーク期間信号Sta3がHighレベルに変化するまでの第2アーク期間Ta2中は、電圧誤差増幅信号Evを誤差増幅信号Eaとして出力する。
2)それ以外の期間中は、電流誤差増幅信号Eiを誤差増幅信号Eaとして出力する。
この回路によって、溶接電源の特性は、短絡期間、遅延期間、第1アーク期間Ta1及び第3アーク期間Ta3中は定電流特性となり、第2アーク期間Ta2中は定電圧特性となる。
図2は、図1のアーク溶接電源において、電圧検出異常信号Avが出力されていない正常動作時の各信号のタイミングチャートである。同図(A)は送給速度Fwの時間変化を示し、同図(B)は溶接電流Iwの時間変化を示し、同図(C)は溶接電圧Vwの時間変化を示し、同図(D)は短絡判別信号Sdの時間変化を示し、同図(E)は第1アーク期間信号Sta1の時間変化を示し、同図(F)は第3アーク期間信号Sta3の時間変化を示し、同図(G)は電圧検出異常信号Avの時間変化を示す。以下、同図を参照して各信号の動作について説明する。
同図は、溶接電圧Vwを検出するための検出線6が正常に接続されている場合であり、同図(G)に示す電圧検出異常信号AvはLowレベル(正常)のままである。このために、図1の電圧検出信号切換回路VDによってアーク発生部の溶接電圧検出信号Vwdが電圧検出信号Vdとして出力されて、くびれ検出制御、定電圧制御等の出力制御が行われる。
同図(A)に示す送給速度Fwは、図1の送給速度設定回路FRから出力される送給速度設定信号Frの値に制御される。送給速度Fwは、図1の正送加速期間設定信号Tsurによって定まる正送加速期間Tsu、短絡が発生するまで継続する正送ピーク期間Tsp、図1の正送減速期間設定信号Tsdrによって定まる正送減速期間Tsd、図1の逆送加速期間設定信号Trurによって定まる逆送加速期間Tru、アークが発生するまで継続する逆送ピーク期間Trp及び図1の逆送減速期間設定信号Trdrによって定まる逆送減速期間Trdから形成される。さらに、正送ピーク値Wspは図1の正送ピーク値設定信号Wsrによって定まり、逆送ピーク値Wrpは図1の逆送ピーク値設定信号Wrrによって定まる。この結果、送給速度設定信号Frは、正負の略台形波波状に変化する送給パターンとなる。
[時刻t1~t4の短絡期間の動作]
正送ピーク期間Tsp中の時刻t1において短絡が発生すると、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数Vの短絡電圧値に急減するので、同図(D)に示すように、短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)に変化する。これに応動して、時刻t1~t2の予め定めた正送減速期間Tsdに移行し、同図(A)に示すように、送給速度Fwは上記の正送ピーク値Wspから0まで減速する。例えば、正送減速期間Tsd=1msに設定される。
同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t2~t3の予め定めた逆送加速期間Truに入り、0から上記の逆送ピーク値Wrpまで加速する。この期間中は短絡期間が継続している。例えば、逆送加速期間Tru=1msに設定される。
時刻t3において逆送加速期間Truが終了すると、同図(A)に示すように、送給速度Fwは逆送ピーク期間Trpに入り、上記の逆送ピーク値Wrpになる。逆送ピーク期間Trpは、時刻t4にアークが発生するまで継続する。したがって、時刻t1~t4の期間が短絡期間となる。逆送ピーク期間Trpは所定値ではないが、3ms程度となる。また、例えば、逆送ピーク値Wrp=-20~-50m/minに設定される。
同図(B)に示すように、時刻t1~t4の短絡期間中の溶接電流Iwは、予め定めた初期期間中は予め定めた初期電流値となる。その後、溶接電流Iwは、予め定めた短絡時傾斜で上昇し、予め定めた短絡時ピーク値に達するとその値を維持する。
同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは、溶接電流Iwが短絡時ピーク値となるあたりから上昇する。これは、溶接ワイヤ1の逆送及び溶接電流Iwによるピンチ力の作用により、溶接ワイヤ1の先端の溶滴にくびれが次第に形成されるためである。
その後に溶接電圧Vwの電圧上昇値が基準値に達すると、くびれの形成状態が基準状態になったと判別して、図1のくびれ検出信号NdはHighレベルに変化する。
くびれ検出信号NdがHighレベルになったことに応動して、図1の駆動信号DrはLowレベルになるので、図1のトランジスタTRはオフ状態となり図1の減流抵抗器Rが通電路に挿入される。同時に、図1の電流制御設定信号Icrが低レベル電流設定信号Ilrの値に小さくなる。このために、同図(B)に示すように、溶接電流Iwは短絡時ピーク値から低レベル電流値へと急減する。そして、溶接電流Iwが低レベル電流値まで減少すると、駆動信号DrはHighレベルに戻るので、トランジスタTRはオン状態となり減流抵抗器Rは短絡される。同図(B)に示すように、溶接電流Iwは、電流制御設定信号Icrが低レベル電流設定信号Ilrのままであるので、アーク再発生から予め定めた遅延期間Tcが経過するまでは低レベル電流値を維持する。したがって、トランジスタTRは、くびれ検出信号NdがHighレベルに変化した時点から溶接電流Iwが低レベル電流値に減少するまでの期間のみオフ状態となる。同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは、溶接電流Iwが小さくなるので一旦減少した後に急上昇する。上述した各パラメータは、例えば以下の値に設定される。初期電流=40A、初期期間=0.5ms、短絡時傾斜=180A/ms、短絡時ピーク値=400A低レベル電流値=50A、遅延期間Tc=1ms。
[時刻t4~t7のアーク期間の動作]
時刻t4において、溶接ワイヤの逆送及び溶接電流Iwの通電によるピンチ力によってくびれが進行してアークが発生すると、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数十Vのアーク電圧値に急増するので、同図(D)に示すように、短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)に変化する。これに応動して、時刻t4~t5の予め定めた逆送減速期間Trdに移行し、同図(A)に示すように、送給速度Fwは上記の逆送ピーク値Wrpから0まで減速する。例えば、逆送減速期間Trd=1msに設定される。
時刻t5において逆送減速期間Trdが終了すると、時刻t5~t6の予め定めた正送加速期間Tsuに移行する。この正送加速期間Tsu中は、同図(A)に示すように、送給速度Fwは0から上記の正送ピーク値Wspまで加速する。この期間中はアーク期間が継続している。例えば、正送加速期間Tsu=1msに設定される。
時刻t6において正送加速期間Tsuが終了すると、同図(A)に示すように、送給速度Fwは正送ピーク期間Tspに入り、上記の正送ピーク値Wspになる。この期間中もアーク期間が継続している。正送ピーク期間Tspは、時刻t7に短絡が発生するまで継続する。したがって、時刻t4~t7の期間がアーク期間となる。そして、短絡が発生すると、時刻t1の動作に戻る。正送ピーク期間Tspは所定値ではないが、5ms程度となる。また、例えば、正送ピーク値Wsp=30~60m/minに設定される。
時刻t4においてアークが発生すると、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数十Vのアーク電圧値に急増する。他方、同図(B)に示すように、溶接電流Iwは、時刻t4から遅延期間Tcの間は低レベル電流値を継続する。これは、アークが発生した直後に電流値を上昇させると、溶接ワイヤの逆送と溶接電流による溶接ワイヤの溶融とが加算されて、アーク長が急速に長くなり、溶接状態が不安定になる場合があるためである。
正送加速期間Tsu中の時刻t51において、遅延期間Tcが終了すると、同図(E)に示すように、第1アーク期間信号Sta1がHighレベルに変化し、時刻t51~t61の予め定めた第1アーク期間Ta1に移行する。この第1アーク期間Ta1中は引き続き定電流制御され、同図(B)に示すように、図1の第1アーク電流設定信号Ia1rによって定まる所定の第1アーク電流Ia1が通電する。同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは電流値及びアーク負荷によってさだまる値となり、大きな値となる。例えば、第1アーク電流Ia1は400Aに設定され、第1アーク期間Ta1は1msに設定される。
時刻t62において、アーク発生時点t4から予め定めた電流降下時間Tdが経過すると、同図(F)に示すように、第3アーク期間信号Sta3がHighレベルに変化する。時刻t61~t62の期間が第2アーク期間Ta2となる。この第2アーク期間Ta2中は、定電圧制御される。同図(B)に示すように、第2アーク電流Ia2はアーク負荷によって変化するが、第1アーク電流Ia1よりも小さい値であり、かつ、第3アーク電流Ia3よりも大きな値となる。すなわち、Ia1>Ia2>Ia3となるように出力制御される。同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは定電圧制御によって所定値に制御され、第1アーク期間Ta1の電圧値と第3アーク期間Ta3の電圧値との中間値となる。第2アーク期間Ta2は所定値ではないが、3ms程度となる。
第3アーク期間信号Sta3がHighレベルに変化する時刻t62から短絡が発生する時刻t7までの期間が、第3アーク期間Ta3となる。この第3アーク期間Ta3中は、定電流制御される。同図(B)に示すように、図1の第3アーク電流設定信号Ia3rによって定まる所定の第3アーク電流Ia3が通電する。同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは電流値及びアーク負荷によって定まる値となる。例えば、第3アーク電流Ia3=60Aに設定される。第3アーク期間Ta3は所定値ではないが、1ms程度となる。
図3は、図1のアーク溶接電源において、電圧検出異常信号Avが出力されて電力制御回路PMの出力制御が禁止された場合の各信号のタイミングチャートである。同図(A)は送給速度Fwの時間変化を示し、同図(B)は溶接電流Iwの時間変化を示し、同図(C)は溶接電圧Vwの時間変化を示し、同図(D)は溶接電圧検出信号Vwdの時間変化を示し、同図(E)は出力端子間電圧検出信号Vtdの時間変化を示し、同図(F)は電圧検出異常信号Avの時間変化を示す。以下、同図を参照して各信号の動作について説明する。
同図は、溶接電圧Vwを検出するための検出線6が、時刻t61までは正常に接続されており、時刻t61において断線した場合である。したがって、同図(F)に示す電圧検出異常信号Avは、時刻t61まではLowレベル(正常)であり、時刻t61においてHighレベル(異常)に変化する。このために、時刻t61までは図1の電圧検出信号切換回路VDによって、同図(D)に示すアーク発生部の溶接電圧検出信号Vwdが図1の電圧検出信号Vdとして出力されて、くびれ検出制御、定電圧制御等の出力制御が行われる。同図(D)に示す溶接電圧検出信号Vwdの波形は、同図(C)に示す溶接電圧Vwの波形と同一となる。同図(E)に示す出力端子間電圧検出信号Vtdの波形は、同図(C)に示す溶接電圧Vwの波形とは短絡期間及びアーク期間中の繊細な電圧変化等が異なっているが、概略的には相似した波形となる。
同図において、時刻t61までの動作は、上述した図2と同様であるので、説明は繰り返さない。以下、時刻t61以降の動作について説明する。
時刻t61において、検出線6が断線すると、同図(D)に示すように、溶接電圧検出信号Vwdの値は略0Vとなる。他方、同図(E)に示すように、出力端子間電圧検出信号Vtdの値は、アーク電圧値を維持する。この結果、直後の時刻t7において、溶接電圧検出信号Vwdの値が予め定めた基準電圧値以下であり、かつ、出力端子間電圧検出信号Vtdの値が基準電圧値以上であるので、同図(F)に示すように、電圧検出異常信号AvがHighレベル(異常)に変化する。ここで、基準電圧値は、短絡期間とアーク期間とを判別できる値に設定されている。
時刻t7において、電圧検出異常信号AvがHighレベルに変化すると、図1の電力制御回路PMは出力制御を停止するので、同図(B)に示すように、溶接電流Iwは0Aとなり、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは0Vとなる。同様に、図1の送給制御回路FCは、送給制御を停止するので、同図(A)に示すように、送給速度Fwは0m/minとなる。
上記は、アーク期間中に断線が発生した場合であるが、短絡期間中に断線が発生した場合は以下のようになる。短絡期間中に断線が発生すると、溶接電圧検出信号Vwdは略0Vとなる。他方、出力端子間電圧検出信号Vtdも数V程度の短絡電圧値である。この結果、両値ともに基準電圧値以下となり、電圧検出異常信号AvはLowレベルのままとなる。しかし、短絡期間中は、溶接電流Iwは定電流制御されているので、短絡時ピーク値の大電流が通電し、アーク期間へと移行する。アーク期間に移行すると、上述した同図の動作となり、電圧検出異常信号AvがHighレベルとなる。したがって、本実施の形態では、アーク期間又は短絡期間のどちらの期間に断線が発生しても、電圧検出異常信号AvがHighレベルとなり、出力制御及び送給制御が禁止されるので、大電流が長い期間通電して、溶接トーチ及びワークを損傷することを防止することができる。
次に、電圧検出異常信号AvがHighレベル(異常)に変化したときに、出力端子間電圧検出信号Vtdを電圧検出信号Vdとして使用して出力制御を行う場合について説明する。この場合は、電圧検出異常信号AvがHighレベルに変化しても、図1の電力制御回路PM及び送給制御回路FCは制御を継続する。そして、図1の電圧検出信号切換回路VDによって、出力端子間電圧検出信号Vtdが電圧検出信号Vdとして出力される。この結果、出力端子間電圧検出信号Vtdによってくびれ検出制御、定電圧制御等の出力制御が行われる。アーク発生部の溶接電圧Vwではない出力端子間電圧Vtによって制御されるので、出力制御の制度が低下することになり、ある程度はスパッタ発生量が多くなり、溶接状態の安定性も低下するしかしながら、このようにすると、溶接の中断を防止することができるので、ワークの溶接をやり直す手間を省くことができる効果がある。
1 溶接ワイヤ
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
6 検出線
7a、7b 出力端子
AV 電圧検出異常判別回路
Av 電圧検出異常信号
CM 電流比較回路
Cm 電流比較信号
DR 駆動回路
Dr 駆動信号
E 出力電圧
Ea 誤差増幅信号
EI 電流誤差増幅回路
EI 電流誤差増幅信号
EV 電圧誤差増幅回路
Ev 電圧誤差増幅信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
Fw 送給速度
Ia1 第1アーク電流
IA1R 第1アーク電流設定回路
Ia1r 第1アーク電流設定信号
Ia2 第2アーク電流
Ia3 第3アーク電流
IA3R 第3アーク電流設定回路
Ia3r 第3アーク電流設定信号
ICR 電流制御設定回路
Icr 電流制御設定信号
ID 電流検出回路
Id 電流検出信号
ILR 低レベル電流設定回路
Ilr 低レベル電流設定信号
Iw 溶接電流
ND くびれ検出回路
Nd くびれ検出信号
PM 電力制御回路
R 減流抵抗器
SD 短絡判別回路
Sd 短絡判別信号
STA1 第1アーク期間回路
Sta1 第1アーク期間信号
STA3 第3アーク期間回路
Sta3 第3アーク期間信号
SW 電源特性切換回路
Tc 遅延期間
TA1R 第1アーク期間設定回路
Ta1r 第1アーク期間設定信号
Td 電流降下時間
TR トランジスタ
Trd 逆送減速期間
TRDR 逆送減速期間設定回路
Trdr 逆送減速期間設定信号
Trp 逆送ピーク期間
Tru 逆送加速期間
TRUR 逆送加速期間設定回路
Trur 逆送加速期間設定信号
Tsd 正送減速期間
TSDR 正送減速期間設定回路
Tsdr 正送減速期間設定信号
Tsp 正送ピーク期間
Tsu 正送加速期間
TSUR 正送加速期間設定回路
Tsur 正送加速期間設定信号
VD 電圧検出信号切換回路
Vd 電圧検出信号
VR 電圧設定回路
Vr 電圧設定信号
Vt 出力端子間電圧
VTD 出力端子間電圧検出回路
Vtd 出力端子間電圧検出信号
Vw 溶接電圧
VWD 溶接電圧検出回路
Vwd 溶接電圧検出信号
L リアクトル
WM 送給モータ
Wrp 逆送ピーク値
WRR 逆送ピーク値設定回路
Wrr 逆送ピーク値設定信号
Wsp 正送ピーク値
WSR 正送ピーク値設定回路
Wsr 正送ピーク値設定信号

Claims (3)

  1. アーク発生部の溶接電圧を検出線によって入力して溶接電圧検出信号を出力する溶接電圧検出部と、
    前記溶接電圧検出信号に基づいて出力制御を行い、溶接ワイヤと母材との間に溶接電圧及び溶接電流を供給する電力制御部と、
    を備えたアーク溶接電源において、
    前記アーク溶接電源の出力端子間電圧を検出して出力端子間電圧検出信号を出力する出力端子間電圧検出部と、
    前記溶接電圧検出信号が基準電圧値以下であり、かつ、前記出力端子間電圧検出信号が前記基準電圧値以上であるときは電圧検出異常信号を出力する電圧検出異常判別部と、
    を備えたことを特徴とするアーク溶接電源。
  2. 前記電力制御部は、前記電圧検出異常信号が入力されると前記出力制御を停止する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアーク溶接電源。
  3. 前記電力制御部は、前記電圧検出異常信号が入力されると、前記出力端子間電圧検出信号に基づいて前記出力制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアーク溶接電源。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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