JP2022180254A - 在圏判定システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022180254000001
【課題】移動機の在圏をより確実に判定すること。
【解決手段】在圏判定システム1は、5GC網に在圏していると登録されているUEがLTE網へ位置登録する際に、当該UEについて当該5GC網での在圏状態が無効である旨の設定をする設定部11と、設定部11によって設定がされているUEは、5GC網に在圏していないとの判定を行う判定部12と、を備える。判定部12は、在圏している移動体通信網が判定できないUEであって、設定部11によって設定がされているUEは、5GC網に在圏していないとの判定を行ってもよい。在圏している移動体通信網が判定できないUEとは、UEへの通信の中継先として複数の移動体通信網の中継先が対応付けられているUEであってもよい。
【選択図】図4

Description

本開示の一側面は、移動機の在圏の判定を行う在圏判定システムに関する。
下記非特許文献1では、移動体通信網システムである5G(5th Generation;第5世代)システムの処理が規定されている。
3GPP TS 23.502 V16.8.0 (2021-03)
上記非特許文献1の4.11.1.3.2節では、5GC(5G Core)網(5Gコアネットワーク)からLTE(Long Term Evolution)網(4G(4th Generation;第4世代)コアネットワーク)への移動機の在圏移動における信号処理が規定されている。しかしながら、一部の信号が不達の場合の処理については規定されていない。その場合、例えば、移動機が5GC網又はLTE網のどちらに在圏しているかを判定することができないという問題がある。
そこで、移動機の在圏をより確実に判定することが望まれている。
本開示の一側面に係る在圏判定システムは、第1の移動体通信網に在圏していると登録されている移動機が第2の移動体通信網へ位置登録する際に、当該移動機について当該第1の移動体通信網での在圏状態が無効である旨の設定をする設定部と、設定部によって設定がされている移動機は、第1の移動体通信網に在圏していないとの判定を行う判定部と、を備える。
このような側面においては、第1の移動体通信網での在圏状態が無効である旨の設定がされている移動機は、第1の移動体通信網に在圏していないとの判定が行われる。すなわち、移動機の在圏をより確実に判定することができる。
本開示の一側面によれば、移動機の在圏をより確実に判定することができる。
5GC網からLTE網への在圏移動時における信号処理の一例を示すシーケンス図である。 5GC網からLTE網への在圏移動時における処理の全体像を示す図である。 UEへのSMS配信時における処理の全体像を示す図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る在圏判定システムの機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る在圏判定システムによる5GC網からLTE網への在圏移動時における処理の全体像を示す図である。 第1実施形態に係る在圏判定システムによるUEへのSMS配信時における処理の全体像を示す図である。 第1実施形態に係る在圏判定システムが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る在圏判定システムによるLTE網から5GC網への在圏移動時における処理の全体像を示す図である。 第2実施形態に係る在圏判定システムによるUEへのSMS配信時における処理の全体像を示す図である。 第2実施形態に係る在圏判定システムが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態及び第2実施形態に係る在圏判定システムで用いられるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本開示での実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の説明における本開示での実施形態は、本発明の具体例であり、特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限定されないものとする。
まず、従来技術及びその課題について説明する。なお、本実施形態において、3GPP(Third Generation Partnership Project)標準に規定されている装置、システム、論理ノード、信号、データ及び情報などは説明を省略する。詳細については、3GPP標準の各技術仕様書を参照されたい。
3GPP標準にて、5GC網からLTE網へのUEの在圏移動時における解放信号送達規定は以下の2つである。
1つ目は、HSS(Home Subscriber Server)とUDM(Unified Data Management)との(物理的な又は論理的な)組み合わせであるHSS+UDMからAMF(Access and Mobility management Function)への解放要求であり、上記非特許文献1の4.11.1.3.2節「5GS to EPS Idle mode mobility using N26 interface」に規定されている。同節の図4.11.1.3.2-1「5GS to EPS Idle mode mobility using N26 interface」を図1に示す。図1は、5GC網からLTE網へのUEの在圏移動時における信号処理の一例を示すシーケンス図である。図1中のステップ15「Nudm_UECM_DeregistrationNotification」が、HSS+UDMからAMFへの解放要求である。
2つ目は、AMFからSMSF(Short Message Service Function)への解放要求であり、上記非特許文献1の4.13.3.2節「Deregistration procedures for SMS over NAS」に規定されている(同節に図は無し)。
上記2つの解放信号送達規定を合わせた全体像を図2に示す。図2は、5GC網からLTE網へのUEの在圏移動時における処理の全体像(の要約イメージ)を示す図である。図2の左側は、一般的なシーケンス図である。図2の右側は、HSS+UDMに格納されたプロファイルの時系列的な変遷を、図2の左側のシーケンス図の時系列に合わせて示した表である。なお、HSS+UDMに格納されたプロファイルの全体をプロファイル状態と適宜呼ぶ。本実施形態では、図2のシーケンス図のHSS(別名F-SCP)、UDM(別名vUDM)及びHSS/UDR(User Data Repository)(別名vDSCP)、並びに、図2の表のプロファイル状態を総称して「HSS+UDM」(別名SCP)と適宜呼ぶ。
図2の内容を時系列に沿って簡単に説明する。まず、初期段階において、UEは5GC網に在圏していることから、HSS+UDMに格納されたプロファイルにおいて、LTE網の論理ノードであるMME(Mobility Management Entity)プロファイルは「無」に設定され、5GC網の論理ノードであるAMFプロファイルは「有(旧)」に設定され、5GC網の論理ノードであるSMF(Session Management Function)プロファイルは「有(旧)」に設定され、5GC網の論理ノードであるSMSFプロファイルは「有(旧)」に設定されている。なお、本実施形態では説明の便宜上、「(旧)」は初期状態で設定されている旨を示し、「(新)」は初期状態の後に設定された旨を示し、「(消去)」は消去された旨を示している。ただし、プロファイルとして、例えば「有(旧)」及び「有(新)」は単に「有」に設定してもよいし、「無(消去)」は単に「無」に設定してもよい。プロファイルの各値は、どの論理ノードに信号を送っていいかを示す値とも言える。また、プロファイルはUEごとに存在する。図2では説明の便宜上、一つのUEに対するプロファイル状態を示しているが、実際はUEごとにプロファイル状態が存在する。本実施形態では、説明の便宜上、基本的には一つのUEに対する処理として説明を行うが、それに限るものではない。
なお、図2の表において、ある列の空欄のセルは、当該列の当該セルの上方に設定されている値が引き続き設定されていることを示している。例えば、MMEプロファイルは上述の通り当初「無」に設定されており、ステップA1及びステップA2の処理の段階では「無」のまま設定されており、ステップA2の処理後に「有(新)」に設定され、以後、ステップA12の処理まで「有(新)」に設定されたままであることを示している。
初期段階から始まり、ステップA1にて、MMEからHSSへ「Dia_ULR」が送信される。次に、ステップA2にて、HSSとHSS/UDRとの間でMME書換が行われる。ステップA2の処理の結果、プロファイルのうちMMEプロファイルは「有(新)」に設定される。次に、ステップA3にて、HSSからMMEへ「Dia_ULA」が送信される。次に、ステップA4にて、HSSからUDMへ在圏削除指示(5GC)が送信される。次に、ステップA5にて、UDMとHSS/UDRとの間でAMF書換が行われる。ステップA5の処理の結果、プロファイルのうちAMFプロファイルは「無(消去)」に設定される。次に、ステップA6にて、UDMからAMFへ「Nudm_UECM_DeregistrationNotification Request」が送信される。次に、ステップA7にて、AMFからUDMへ「Nudm_UECM_DeregistrationNotification Response」が送信される。次に、ステップA8にて、AMFからSMF/SMSFへ(SMF用の)「Nsmf_PDUSession_Update/Release-SMContext Request」又は(SMSF用の)「Nsmsf_SMService_Deactivate Request」が送信される。なお、ステップA7とステップA8とはパラレル制御であり、便宜上SMF/SMSFをまとめて表現している。また、本実施形態では、主にSMSFを対象として説明し、SMFについては適宜説明を省略するが、SMFについてもSMSFと同様である。
次に、ステップA9にて、SMS/SMSFからUDMへ「Nudm_UECM_Deregistration Request」が送信される。次に、ステップA10にて、UDMとHSS/UDRとの間でSMF/SMSF書換が行われる。ステップA10の処理の結果、プロファイルのうちSMFプロファイル及びSMSFプロファイルは「無(消去)」に設定される。次に、ステップA11にて、UDMからSMF/SMSFへ「Nudm_UECM_Deregistration Response」が送信される。次に、ステップA12にて、SMF/SMSFからAMFへ「Nsmf_PDUSession_Update/Release-SMContext Response」又は「Nsmsf_SMService_Deactivate Response」が送信される。
しかしながら、3GPP標準では、(一部ステップでの信号の送受信などの)不達時の規定が無い。不達時は、HSS+UDMなどのシステム実装に委ねられる。
続いて、SMS(Short Message Service)配信について、3GPP標準では非特許文献1の4.13.3.6節「MT SMS over NAS in CM-IDLE state via 3GPP access」に規定されている。同節の図4.13.3.6-1「MT SMS over NAS in CM_IDLE state via 3GPP access」を図3の一部(左側のシーケンス図)として示す。図3は、UEへのSMS配信時における処理の全体像を示す図である。図3の左側は、上述の3GPP標準でのシーケンス図である。図3の右側は、HSS+UDMに格納されたプロファイル状態を示した表である。本実施形態では、図3のシーケンス図のUDM、及び、図3の表のプロファイル状態を総称して「HSS+UDM」と適宜呼ぶ。
図3のシーケンス図のステップ2(どの在圏に送信すれば良いかの問い合わせ)にて、HSS+UDMは格納(保持)しているSMS中継先アドレス(MMEアドレス又はSMSFアドレス)を返信(応答)する。なお、SMS中継先アドレスとは、SMS配信(通信)の配信先(通信の中継先)のアドレス(中継先に関する情報)である。ステップ2の後、SMS-GMSC(Gateway Mobile Service Switching Center)にてSMS中継先判定が行われる。SMS中継先判定では、SMSFアドレス受信(返信)時はSMSF(5GC網)へ配信要求し、MMEアドレス受信時はMME(LTE網)へ配信要求する。ここで、図3のシーケンス図のステップ3において、SMS-GMSCで5GC網とLTE網との間における再送手順の規定が3GPP標準に無い。配信失敗時は、SMS蓄積に遷移する。なお、図3(並びに後述の図6及び図9)のステップ3以降は、中継先がSMSF(5GC網)の場合である。
続いて、図2及び図3を用いて従来技術の課題について説明する。
図2のシーケンス図におけるLTE在圏への位置登録(ステップA1)にて、HSS+UDMは新在圏局となったMMEアドレスを受信して格納する。つまり、HSS+UDMが格納(保有)するMMEプロファイルが「有(新)」へ遷移する。続いて、5GC網からLTE網へのUEの在圏移動を検知したHSS+UDMは、ステップA4にて5GC網の解放動作を起動し、ステップA6にてAMFへ解放を要求する。解放が正常終了の場合、ステップA9が実行されてHSS+UDMが格納する(SMFプロファイル及び)SMSFプロファイルが「無(消去)」へ遷移する。よって、MMEアドレスだけを格納しているプロファイル状態となる。
一方、解放が信号不達(異常終了)の場合、ステップA9が実行されず、HSS+UDMが格納する(SMFプロファイル及び)SMSFプロファイルが「有(旧)」のまま残置する。よって、MMEアドレスと(SMFプロファイル及び)SMSFアドレスとの両方を格納しているプロファイル状態となる。また、3GPP標準規定の論理ノードであるHSS及びUDMが物理的に別装置である場合、ステップA4にて信号不達(異常終了)となった場合にはステップA6と同様な両アドレス格納の課題が発生する。信号不達の原因としては、UDMとAMFとの間の回線障害、及び、AMFでのシステム障害などが挙げられる。(信号不達の)当該状態でSMS配信を実行すると、2つの問題が発生する。
1つ目の問題は、UEは必ず一方の網(5GC網又はLTE網)に在圏しているが、現状処理ではどちらに在圏しているかをHSS+UDMで判断することができないという問題である(図3の表参照)。2つ目の問題は、1つ目の問題によって仮に図3のシーケンス図のステップ2にてHSS+UDMが両アドレス(5GC網のSMSFアドレス及びLTE網のMMEアドレス)を返信した場合、SMS-GMSCで中継先の優先付け考慮が必要である(ただし、SMS-GMSCでは優先の正解が分からない)、及び、SMS-GMSCで一方が空振りする可能性がある(現状は再送手順の規定が3GPP標準に無いため、事象遭遇時はSMS配信が不可になる)という問題である。また、仮に再送手順を考慮しても、空振りは無駄な動作となる。
以上が、従来技術及びその課題についての説明である。
図4は、実施形態(第1実施形態及び第2実施形態)に係る在圏判定システム1(在圏判定システム)の機能構成の一例を示す図である。図4に示す通り、在圏判定システム1は、格納部10、設定部11(設定部)及び判定部12(判定部)を含んで構成される。
在圏判定システム1は、1つ以上の装置から構成される。すなわち、在圏判定システム1は、単一の装置から構成されてもよいし、複数の装置から構成されてもよい。実施形態では、在圏判定システム1はHSS+UDMを想定するが、これに限るものではない。例えば、在圏判定システム1はHSS+UDM以外に他の1つ以上の論理ノードを含んでもよい。
在圏判定システム1の各機能ブロックは、在圏判定システム1内にて機能することを想定しているが、これに限るものではない。例えば、在圏判定システム1の機能ブロックの一部は、在圏判定システム1とは異なるコンピュータ装置であって、在圏判定システム1とネットワーク接続されたコンピュータ装置内において、在圏判定システム1と情報を適宜送受信しつつ機能してもよい。また、在圏判定システム1の一部の機能ブロックは無くてもよいし、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックに統合してもよいし、一つの機能ブロックを複数の機能ブロックに分解してもよい。
続いて、図4に示す在圏判定システム1の各機能について説明する。以下では、在圏判定システム1の機能ブロック及び処理について、第1実施形態及び第2実施形態に分けて説明する。第1実施形態は、UE(移動機)が5GC網(第1実施形態における「第1の移動体通信網」)からLTE網(第1実施形態における「第2の移動体通信網」)へ在圏移動する場合をフォーカスしたものである。第2実施形態は、UEがLTE網(第2実施形態における「第1の移動体通信網」)から5GC網(第2実施形態における「第2の移動体通信網」)へ在圏移動する場合をフォーカスしたものである。在圏判定システム1は、第1実施形態及び第2実施形態に示す機能を両方備えてもよいし、片方のみを備えてもよい。第1実施形態及び第2実施形態において、在圏判定システム1、格納部10、設定部11及び判定部12の参照符号は区別せず説明する(例えば、第1実施形態は在圏判定システム1A、第2実施形態は在圏判定システム1Bなどと区別しない)。
<第1実施形態>
格納部10は、一般的なHSS、UDM及びUDRが格納する情報を格納する。例えば、格納部10は、上述の通り、5GC網及びLTE網に含まれる論理ノードのプロファイルを格納する。より具体的には、格納部10は、MMEプロファイル、AMFプロファイル、SMFプロファイル及びSMSFプロファイルなどのプロファイルを格納する。さらに、格納部10は、設定部11によって設定される後述のLTE在圏プロファイル及び5GC在圏プロファイルを格納してもよい。格納部10は、その他にも、在圏判定システム1における算出などで利用される任意の情報及び在圏判定システム1における算出の結果などを格納してもよい。格納部10によって格納された情報は、在圏判定システム1の各機能によって適宜参照されてもよい。
設定部11は、5GC網に在圏していると登録されているUEがLTE網へ位置登録する際に、当該UEについて当該5GC網での在圏状態が無効である旨の設定をする。設定部11は、UEがLTE網へ位置登録する際に、当該UEについて5GC網に在圏しているとの登録が削除されたら、当該UEについて当該5GC網での在圏状態が有効である旨の設定をしてもよい。
図5を用いて具体的に説明する。図5は、第1実施形態に係る在圏判定システム1による5GC網からLTE網への在圏移動時における処理の全体像を示す図である。図5は、図2と同様であり、図2との差分を図5中の太字で示している。図2と同様の内容については説明を省略する。なお、図2のシーケンス図のステップA1~A12は、それぞれ図5のシーケンス図のステップB1~B12に基本的には対応する(後述の差分を除く)。
図5について、図2との差分を説明する。まず、在圏判定システム1(HSS+UDM)の格納部10が、MMEプロファイル、AMFプロファイル、SMFプロファイル及びSMSFプロファイルに加え、新たに2つのプロファイルを格納する。1つ目は、UEについてLTE網での在圏状態が有効であるか無効であるかを示すLTE在圏プロファイルである。LTE在圏プロファイルは、有効か無効かの2値をとるが、これに限るものではない。例えば、有効度合を示す百分率の値であってもよい。2つ目は、UEについて5GC網での在圏状態が有効であるか無効であるかを示す5GC在圏プロファイルである。5GC在圏プロファイルは、有効か無効かの2値をとるが、これに限るものではない。例えば、有効度合を示す百分率の値であってもよい。初期状態では、LTE在圏プロファイル及び5GC在圏プロファイルは共に有効に設定されている。
図5のシーケンス図のステップB2にて、HSSとHSS/UDRとの間でMME書換と共にフラグ書込が行われる。ステップB2の処理の結果、プロファイルのうちMMEプロファイルは「有(新)」に設定されると共に、設定部11により5GC在圏プロファイルが「無効」に設定される(フラグ書込)。すなわち、設定部11は、5GC網に在圏していると登録されている(5GC網の論理ノードであるAMF、SMF及びSMSFのプロファイルが有効である)UEがLTE網へ位置登録する(ステップB1)際に、当該UEについて当該5GC網での在圏状態が無効である旨の設定をする(5GC在圏プロファイルを「無効」に設定する)。設定部11は、LTE網への位置登録(Dia_ULR)時に、5GC在圏状態を無効化するフラグをプロファイルに格納しているとも言える。なお、在圏判定システム1がステップB1を受信した際に、LTE在圏プロファイルが「無効」であった場合、ステップB2の処理の結果、設定部11によりさらにLTE在圏プロファイルが「有効」に設定されてもよい(フラグ書換)。
図5のシーケンス図のステップB5にて、UDMとHSS/UDRとの間でAMF書換が行われるが、この際に設定部11によって5GC在圏プロファイルの設定変更は行われない。なぜなら、まだSMF/SMSFは在圏残置であるからである。図5のシーケンス図のステップB10にて、UDMとHSS/UDRとの間でSMF/SMSF書換と共に(全ての5GC在圏が消去ならば)フラグ戻しが行われる。ステップB10の処理の結果、プロファイルのうちSMFプロファイル及びSMSFプロファイルは「無(消去)」に設定されると共に、設定部11により5GC在圏プロファイルが「有効」に設定される(フラグ戻し)。すなわち、設定部11は、UEがLTE網へ位置登録する(ステップB1)際に、当該UEについて5GC網に在圏しているとの登録が削除されたら(ステップB10)、当該UEについて当該5GC網での在圏状態が有効である旨の設定をする(5GC在圏プロファイルを「有効」に設定する)。設定部11は、正常状態に影響が出ないよう、図5のシーケンス図のステップB9にて5GC網の在圏情報が全て削除された場合に(5GC在圏状態を無効化する)フラグの無効を有効に戻しているとも言える。以上、図5について、図2との差分を説明した。
判定部12は、設定部11によって設定(UEについて5GC網での在圏状態が無効である旨の設定)がされているUEは、5GC網に在圏していないとの判定を行う。判定部12は、在圏している移動体通信網が判定できないUEであって、設定部11によって設定がされているUEは、5GC網に在圏していないとの判定を行ってもよい。在圏している移動体通信網が判定できないUEとは、UEへの通信の中継先として複数の移動体通信網の中継先が対応付けられているUEであってもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて(当該判定部12による)判定が行われた場合は、5GC網の中継先に関する情報を応答しなくてもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて判定が行われた場合は、5GC網以外の中継先に関する情報を応答してもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて判定が行われた場合は、LTE網の中継先に関する情報を応答してもよい。上述の判定は、5GC網以外に在圏しているとの判定、又は、LTE網に在圏しているとの判定であってもよい。
図6を用いて具体的に説明する。図6は、第1実施形態に係る在圏判定システム1によるUEへのSMS配信時における処理の全体像を示す図である。図6は、図3と同様であり、図3との差分を図6中の太字で示している。図3と同様の内容については説明を省略する。
図6について、図3との差分を説明する。図5で説明したように、在圏判定システム1(HSS+UDM)の格納部10は、5GC在圏プロファイルを格納している。判定部12は、設定部11によって5GC在圏状態プロファイル(フラグ)が「無効」に設定されている場合、SMSFプロファイルが「無」であると判定(判断)する。すなわち、ある時点で、格納部10によって格納されたMMEプロファイルが「有」であり、SMSFプロファイルが「有」であり、5GC在圏状態プロファイルが「無効」である場合、判定部12は、MMEプロファイルが「有」であり、SMSFプロファイルが「無」であると判定する。また、判定部12は、MMEプロファイルが「有」であり、SMSFプロファイルが「無」であると判定したことに基づいた別の判定及び処理を行っても良い。
例えば、図6のステップ2にて在圏判定システム1の格納部10が両アドレス(MMEアドレス及びSMSFアドレス)を格納している場合、5GC在圏プロファイルを参照して「無効」の場合はSMSFアドレスを返信しなくてもよい。例えば、判定部12は、設定部11によって設定がされている(設定部11によって5GC在圏プロファイルが無効に設定されている)UEは、5GC網に在圏していないとの判定を行う。例えば、判定部12は、在圏している移動体通信網が判定できないUEであって、設定部11によって設定がされているUEは、5GC網に在圏していないとの判定を行ってもよい。在圏している移動体通信網が判定できないUEとは、UEへの通信の中継先(MME、SMSFなど)として複数の移動体通信網(5GC網、LTE網など)の中継先が対応付けられている(MMEプロファイルとSMSFプロファイルとが共に「有」であるなど)UEであってもよい。判定部12は、UEへの通信(SMS配信など)の中継先に関する問い合わせがあった際に(図6のシーケンス図のステップ2)、当該UEについて判定が行われた場合は、5GC網の中継先に関する情報(SMSFアドレスなど)を応答しなくてもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて判定が行われた場合は、5GC網以外の中継先に関する情報(MMEアドレスなど)を応答してもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて判定が行われた場合は、LTE網の中継先に関する情報(MMEアドレスなど)を応答してもよい。上述の判定は、5GC網以外に在圏しているとの判定、又は、LTE網に在圏しているとの判定であってもよい。以上、図6について、図3との差分を説明した。
判定部12は、判定結果を出力してもよい。例えば、判定部12は判定結果を後述の通信装置1004を介して他の装置に送信してもよいし、後述の出力装置1006を介して在圏判定システム1のディスプレイなどに表示してもよい。
続いて、図7を参照しながら、在圏判定システム1が実行する処理の例を説明する。図7は、第1実施形態に係る在圏判定システム1が実行する処理(在圏判定方法)の一例を示すフローチャートである。まず、設定部11が、5GC網に在圏していると登録されているUEがLTE網へ位置登録する際に、当該UEについて当該5GC網での在圏状態が無効である旨の設定をする(ステップS1)。次に、判定部12が、S1の設定がされているUEは、5GC網に在圏していないとの判定を行う(ステップS2)。
<第2実施形態>
第2実施形態は、基本的には、第1実施形態の5GC網をLTE網で置き換え、第1実施形態のLTE網を5GC網に置き換えたものである。第2実施形態については、第1実施形態との当該置き換え以外の主な差分について説明する。
図8は、第2実施形態に係る在圏判定システム1によるLTE網から5GC網への在圏移動時における処理の全体像を示す図である。図8の内容を時系列に沿って簡単に説明する。まず、初期段階において、UEはLTE網に在圏していることから、在圏判定システム1に格納されたプロファイルにおいて、MMEプロファイルは「有(旧)」に設定され、AMFプロファイルは「無」に設定され、SMFプロファイルは「無」に設定され、SMSFプロファイルは「無」に設定されている。また、図5と同様に、LTE在圏プロファイル及び5GC在圏プロファイルは共に有効に設定されている。
初期段階から始まり、ステップC1にて、AMFからUDMへ「Nudm_UECM_Registration Request」が送信される。次に、ステップC2にて、UDMとHSS/UDRとの間でAMF書換と共にフラグ書換が行われる。ステップC2の処理の結果、プロファイルのうちAMFプロファイルは「有(新)」に設定されると共に、設定部11によりLTE在圏プロファイルが「無効」に設定される(フラグ書換)。すなわち、設定部11は、5GC網への位置登録(UECM_Reg)時に、LTE在圏状態を無効化するフラグをプロファイルに格納していると言える。なお、在圏判定システム1がステップC1を受信した際に、5GC在圏プロファイルが「無効」であった場合、ステップC2の処理の結果、設定部11によりさらに5GC在圏プロファイルが「有効」に設定されてもよい(フラグ書換)。次に、ステップC3にて、UDMからAMFへ「Nudm_UECM_Registration Response」が送信される。次に、ステップC4にて、UDMからHSSへ在圏削除指示(LTE)が送信される。次に、ステップC5にて、HSSとHSS/UDRとの間でMME書換と共にフラグ戻しが行われる。ステップC5の処理の結果、プロファイルのうちMMEプロファイルは「無(消去)」に設定されると共に、設定部11によりLTE在圏プロファイルが「有効」に設定される(フラグ戻し)。
次に、ステップC6にて、HSSからMMEへ「Dia_CLR」が送信される。次に、ステップC7にて、MMEからHSSへ「Dia_CLA」が送信される。次に、ステップC8にて、AMFからSMF/SMSFへ(SMF用の)「Nsmf_PDUSession_CreateSMContext Request」又は(SMSF用の)「Nsmsf_SMService_Activate Request」が送信される。次に、ステップC9にて、SMS/SMSFからUDMへ「Nudm_UECM_Registration Request」が送信される。次に、ステップC10にて、UDMとHSS/UDRとの間でSMF/SMSF書換が行われる。ステップC10の処理の結果、プロファイルのうちSMFプロファイル及びSMSFプロファイルは「有(新)」に設定される。次に、ステップC11にて、UDMからSMF/SMSFへ「Nudm_UECM_Registration Response」が送信される。次に、ステップC12にて、SMF/SMSFからAMFへ「Nsmf_PDUSession_CreateSMContext Response」又は「Nsmsf_SMService_Activate Response」が送信される。
図8において、3GPP標準規定の論理ノードであるHSS及びUDMが物理的に別装置である場合、ステップC4にて信号不達(異常終了)となった場合には在圏判定システム1の格納部10が格納するMMEプロファイルが「有(旧)」のまま残置するという課題がある。また、ステップC9のSMSFアドレス登録はステップC4とパラレル制御となる(またAMFはLTE在圏消去完了を把握することはできない)ため、ステップC4が異常遭遇すると最終的にMMEアドレスとSMSFアドレスとの両方を格納しているプロファイル状態となるという課題がある。
図9は、図6と同様であり、図6との差分を説明する。在圏判定システム1(HSS+UDM)の格納部10は、LTE在圏プロファイルを格納している。判定部12は、設定部11によってLTE在圏状態プロファイル(フラグ)が「無効」に設定されている場合、MMEプロファイルが「無」であると判定(判断)する。すなわち、ある時点で、格納部10によって格納されたMMEプロファイルが「有」であり、SMSFプロファイルが「有」であり、LTE在圏状態プロファイルが「無効」である場合、判定部12は、MMEプロファイルが「無」であり、SMSFプロファイルが「有」であると判定する。また、判定部12は、MMEプロファイルが「無」であり、SMSFプロファイルが「有」であると判定したことに基づいた別の判定及び処理を行っても良い。
例えば、図9のステップ2にて在圏判定システム1の格納部10が両アドレス(MMEアドレス及びSMSFアドレス)を格納している場合、LTE在圏プロファイルを参照して「無効」の場合はMMEアドレスを返信しなくてもよい。例えば、判定部12は、設定部11によって設定がされている(設定部11によってLTE在圏プロファイルが無効に設定されている)UEは、LTE網に在圏していないとの判定を行う。例えば、判定部12は、在圏している移動体通信網が判定できないUEであって、設定部11によって設定がされているUEは、LTE網に在圏していないとの判定を行ってもよい。在圏している移動体通信網が判定できないUEとは、UEへの通信の中継先(MME、SMSFなど)として複数の移動体通信網(5GC網、LTE網など)の中継先が対応付けられている(MMEプロファイルとSMSFプロファイルとが共に「有」であるなど)UEであってもよい。判定部12は、UEへの通信(SMS配信など)の中継先に関する問い合わせがあった際に(図8のシーケンス図のステップ2)、当該UEについて判定が行われた場合は、LTE網の中継先に関する情報(MMEアドレスなど)を応答しなくてもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて判定が行われた場合は、LTE網以外の中継先に関する情報(SMSFアドレスなど)を応答してもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて判定が行われた場合は、5GC網の中継先に関する情報(SMSFアドレスなど)を応答してもよい。上述の判定は、LTE網以外に在圏しているとの判定、又は、5GC網に在圏しているとの判定であってもよい。以上、図9について、図6との差分を説明した。
設定部11は、LTE網に在圏していると登録されているUEが5GC網へ位置登録する際に、当該UEについて当該LTE網での在圏状態が無効である旨の設定をする。設定部11は、UEが5GC網へ位置登録する際に、当該UEについてLTE網に在圏しているとの登録が削除されたら、当該UEについて当該LTE網での在圏状態が有効である旨の設定をしてもよい。
判定部12は、設定部11によって設定(UEについてLTE網での在圏状態が無効である旨の設定)がされているUEは、LTE網に在圏していないとの判定を行う。判定部12は、在圏している移動体通信網が判定できないUEであって、設定部11によって設定がされているUEは、LTE網に在圏していないとの判定を行ってもよい。在圏している移動体通信網が判定できないUEとは、UEへの通信の中継先として複数の移動体通信網の中継先が対応付けられているUEであってもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて(当該判定部12による)判定が行われた場合は、LTE網の中継先に関する情報を応答しなくてもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて判定が行われた場合は、LTE網以外の中継先に関する情報を応答してもよい。判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて判定が行われた場合は、5GC網の中継先に関する情報を応答してもよい。上述の判定は、LTE網以外に在圏しているとの判定、又は、5GC網に在圏しているとの判定であってもよい。
続いて、図10を参照しながら、在圏判定システム1が実行する処理の例を説明する。図10は、第1実施形態に係る在圏判定システム1が実行する処理(在圏判定方法)の一例を示すフローチャートである。まず、設定部11が、LTE網に在圏していると登録されているUEが5GC網へ位置登録する際に、当該UEについて当該LTE網での在圏状態が無効である旨の設定をする(ステップS3)。次に、判定部12が、S3の設定がされているUEは、LTE網に在圏していないとの判定を行う(ステップS4)。
続いて、第1実施形態及び第2実施形態に係る在圏判定システム1の作用効果について説明する。
在圏判定システム1によれば、設定部11が、第1の移動体通信網(第1実施形態では5GC網、第2実施形態ではLTE網)に在圏していると登録されているUEが第2の移動体通信網(第1実施形態ではLTE網、第2実施形態では5GC網)へ位置登録する際に、当該UEについて当該第1の移動体通信網での在圏状態が無効である旨の設定をし、判定部12が、設定部11によって上述の設定がされているUEは、第1の移動体通信網に在圏していないとの判定を行う。この構成により、第1の移動体通信網での在圏状態が無効である旨の設定がされているUEは、第1の移動体通信網に在圏していないとの判定が行われる。すなわち、UEの在圏をより確実に判定することができる。
また、在圏判定システム1によれば、判定部12は、在圏している移動体通信網が判定できないUEであって、設定部11によって上述の設定がされているUEは、第1の移動体通信網に在圏していないとの判定を行ってもよい。この構成により、在圏している移動体通信網が判定できないUEについて、第1の移動体通信網に在圏していないとの判定を行うことができる。すなわち、UEの在圏をより確実に判定することができる。
ここで、在圏している移動体通信網が判定できないUEとは、UEへのSMS配信の中継先として複数の移動体通信網の中継先が対応付けられているUEであってもよい。この構成により、UEへのSMS配信の中継先として複数の移動体通信網の中継先が対応付けられているUEについて、第1の移動体通信網に在圏していないとの判定を行うことができる。すなわち、UEの在圏をより確実に判定することができる。
また、在圏判定システム1によれば、判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて上述の判定が行われた場合は、第1の移動体通信網の中継先に関する情報を応答しなくてもよい。この構成により、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、UEが在圏していないと判定された第1の移動体通信網の中継先に関する情報を応答しないため、より正確な応答が可能となる。
また、在圏判定システム1によれば、判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて上述の判定が行われた場合は、第1の移動体通信網以外の中継先に関する情報を応答してもよい。この構成により、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、UEが在圏していないと判定された第1の移動体通信網以外の中継先に関する情報を応答するため、より正確かつ確実な応答が可能となる。
また、在圏判定システム1によれば、判定部12は、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該UEについて上述の判定が行われた場合は、第2の移動体通信網の中継先に関する情報を応答してもよい。この構成により、UEへの通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、UEが位置登録している第2の移動体通信網の中継先に関する情報を応答するため、より正確かつ確実な応答が可能となる。また、例えば、在圏判定システム1にてUE在圏中の一方の網側アドレスを(SMS-GMSCなどへ)応答することができる。また、例えば、SMS配信にて、在圏中の片方のアドレスだけを確実に通知することができる。
ここで、上述の判定は、第1の移動体通信網以外に在圏しているとの判定、又は、第2の移動体通信網に在圏しているとの判定であってもよい。この構成により、UEが在圏していないと判定された第1の移動体通信網以外に在圏していると判定を行うことができる、又は、UEが位置登録している第2の移動体通信網に在圏していると判定を行うことができるため、より正確で確実な判定を行うことができる。
また、在圏判定システム1によれば、設定部11は、UEが第2の移動体通信網へ位置登録する際に、当該UEについて第1の移動体通信網に在圏しているとの登録が削除されたら、当該UEについて当該第1の移動体通信網での在圏状態が有効である旨の設定をしてもよい。この構成により、UEについて第1の移動体通信網での在圏状態の正確性がより担保される。
なお、本実施形態では移動体通信網として5GC網とLTE網との2つの移動体通信網を挙げたが、2つの移動体通信網に限るものではなく、3つ以上の移動体通信網にも適用可能である。例えば、上述の「第1の移動体通信網以外の中継先に関する情報」は、5GC網及びLTE網とは異なる第3の移動体通信網の中継先に関する情報であってもよい。また例えば、上述の「第1の移動体通信網以外に在圏しているとの判定」は、5GC網及びLTE網とは異なる第3の移動体通信網に在圏しているとの判定であってもよい。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における在圏判定システム1などは、本開示の在圏判定方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図11は、本開示の一実施の形態に係る在圏判定システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の在圏判定システム1は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。上述した通り、在圏判定システム1は複数の装置から構成されてもよい。その場合、複数の装置それぞれ(例えば、HSS及びUDMのそれぞれ)が上述の図11に示すようなハードウェア構成を備える。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。在圏判定システム1のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
在圏判定システム1における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の設定部11及び判定部12などは、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、設定部11及び判定部12は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の格納部10及び設定部11などは、通信装置1004によって実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、在圏判定システム1は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間の通信(例えば、D2D(Device-to-Device)、V2X(Vehicle-to-Everything)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示におけるユーザ端末は、基地局で読み替えてもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
1…在圏判定システム、10…格納部、11…設定部、12…判定部、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス。

Claims (8)

  1. 第1の移動体通信網に在圏していると登録されている移動機が第2の移動体通信網へ位置登録する際に、当該移動機について当該第1の移動体通信網での在圏状態が無効である旨の設定をする設定部と、
    前記設定部によって前記設定がされている前記移動機は、前記第1の移動体通信網に在圏していないとの判定を行う判定部と、
    を備える在圏判定システム。
  2. 前記判定部は、在圏している移動体通信網が判定できない前記移動機であって、前記設定部によって前記設定がされている前記移動機は、前記第1の移動体通信網に在圏していないとの判定を行う、
    請求項1に記載の在圏判定システム。
  3. 在圏している移動体通信網が判定できない前記移動機とは、前記移動機への通信の中継先として複数の移動体通信網の中継先が対応付けられている前記移動機である、
    請求項2に記載の在圏判定システム。
  4. 前記判定部は、前記移動機への通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該移動機について前記判定が行われた場合は、前記第1の移動体通信網の中継先に関する情報を応答しない、
    請求項1~3の何れか一項に記載の在圏判定システム。
  5. 前記判定部は、前記移動機への通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該移動機について前記判定が行われた場合は、前記第1の移動体通信網以外の中継先に関する情報を応答する、
    請求項1~4の何れか一項に記載の在圏判定システム。
  6. 前記判定部は、前記移動機への通信の中継先に関する問い合わせがあった際に、当該移動機について前記判定が行われた場合は、前記第2の移動体通信網の中継先に関する情報を応答する、
    請求項1~5の何れか一項に記載の在圏判定システム。
  7. 前記判定は、前記第1の移動体通信網以外に在圏しているとの判定、又は、前記第2の移動体通信網に在圏しているとの判定である、
    請求項1~6の何れか一項に記載の在圏判定システム。
  8. 前記設定部は、前記移動機が前記第2の移動体通信網へ位置登録する際に、当該移動機について前記第1の移動体通信網に在圏しているとの登録が削除されたら、当該移動機について当該第1の移動体通信網での在圏状態が有効である旨の設定をする、
    請求項1~7の何れか一項に記載の在圏判定システム。
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