JP2022166594A - 衣類処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加、製造コストの上昇、装置全体としての大型化を招くことなく、衣類を処理する衣類処理剤を貯留することができるようにした衣類処理装置を提供する。【解決手段】本実施形態に係る衣類処理装置は、外観面を有する装置本体部と、前記装置本体部の外観面に凹状に設けられ、衣類を処理する衣類処理剤を貯留するタンク部と、前記タンク部の開口部を開閉する蓋部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
近年、衣類に所定の処理を施す衣類処理装置の一例である洗濯機においては、使用者の利便性向上の要望に応えるため、洗剤や柔軟剤などの衣類処理剤を自動投入用のタンク内に予め複数回分貯留しておき、運転中に必要量をタンクから自動的に水槽内へ投入する自動投入部を備えた構成が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-74081号公報
この種の自動投入機能を備える洗濯機は、例えば特許文献1にも記載されている通り、少なくとも、着脱可能なタンクと、このタンクを収容するタンク収容部と、このタンク収容部の開口を開閉する蓋体と、を備えなければならない。そのため、従来の洗濯機では、自動投入機能を備えることに伴い部品点数が増加してしまい、製造コストが高くなるという課題がある。また、従来の洗濯機では、自動投入機能を実現するために用いる複数の部品を収容するためのスペースを確保しなければならず、洗濯機全体としての大型化を招いてしまうという課題がある。
そこで、本実施形態は、部品点数の増加、製造コストの上昇、装置全体としての大型化を招くことなく、衣類を処理する衣類処理剤を貯留することができるようにした衣類処理装置を提供する。
本実施形態に係る衣類処理装置は、外観面を有する装置本体部と、前記装置本体部の外観面に凹状に設けられ、衣類を処理する衣類処理剤を貯留するタンク部と、前記タンク部の開口部を開閉する蓋部と、を備える。
本実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す左側面図 本実施形態に係るバックカバー部分の構成例を概略的に示す斜視図 本実施形態に係るバックカバー部分の構成例を概略的に示す平面図 本実施形態に係るバックカバー部分の内部の構成例を概略的に示す平面図 本実施形態に係るバックカバー部分の内部の構成例を概略的に示す正面図 本実施形態の変形例に係る衣類出入口周辺部分の構成例を概略的に示す平面図 本実施形態の変形例に係るタンク部およびその周辺部分の構成例を概略的に示す縦断正面図
以下、衣類処理装置に係る一実施形態について図面を参照ながら説明する。図1に例示する洗濯機10は、回転槽の回転中心軸が上下方向に延びる、いわゆる縦軸型の全自動洗濯機である。洗濯機10は、衣類に所定の処理、この場合、衣類を洗う洗い処理、衣類をすすぐすすぎ処理、衣類を脱水する脱水処理などを施すことが可能な衣類処理装置の一例である。洗濯機10の外郭を構成する洗濯機本体部11の内部には、衣類を収容可能な衣類処理槽12が備えられている。
洗濯機本体部11は、洗濯機10の設置状態において使用者が視認可能な外観面を有する装置本体部の一例である。この場合、洗濯機本体部11は、少なくとも、その上面13を外観面として備えている。また、洗濯機本体部11は、その前面、後面、左側面、右側面も外観面として備えている。
衣類処理槽12は、水槽および回転槽を備えている。水槽は、上部が開放した有底円筒状なしており、その内部に貯水可能である。回転槽は、上部が開放した有底円筒状なしており、水槽の内部において縦軸回りに回転可能に設けられている。回転槽の底部には、当該回転槽内の衣類や水を撹拌するための図示しないパルセータが縦軸回りに回転可能に設けられている。また、回転槽の上部には、当該回転槽の振動を抑制するための図示しないバランスリングが設けられている。なお、水槽は、上面開口部に内蓋を備えた構成としてもよいし、内蓋を備えない構成としてもよい。
洗濯機本体部11は、上部が開放したほぼ矩形箱状の外箱本体部14の上部にトップカバー15が取り付けられた構成となっている。即ち、洗濯機本体部11の一端部、この場合、上端部は、トップカバー15により構成されている。トップカバー15は、洗濯機本体部11の上部を構成する上部構成部材の一例である。そして、このトップカバー15のほぼ中央部には、衣類処理槽12内に衣類を出し入れするための衣類出入口16が設けられている。この場合、衣類出入口16は、トップカバー15を上下方向に貫通するようにして設けられている。
衣類出入口16の前部は、前側に滑らかに延出する円弧状をなしている。また、衣類出入口16の後部は、左右方向に延びる平面状をなしている。また、衣類出入口16の左右の両側部は、円弧状の前部と平面状の後部との間を滑らかに連結している。この衣類出入口16は、洗濯機本体部11の上部において回動可能に設けられた外蓋17によって開閉されるようになっている。なお、外蓋17は、1枚の板状の蓋であってもよいし、いわゆる折り畳み式の蓋であってもよい。
また、洗濯機10は、洗濯機本体部11の後部の上部に位置して機械室18を備えている。この場合、機械室18は、トップカバー15内のスペースのうち衣類出入口16よりも後方に位置して設けられている。即ち、トップカバー15のうち衣類出入口16よりも後側の部分、換言すれば、洗濯機本体部11の上部の後側部分は、バックカバー100により構成されている。そして、機械室18は、主として、このバックカバー100の内部に形成されている。この機械室18の内部には、詳しくは後述する例えば給水機構部や自動投入機構部などを構成する各種の構成要素が収容されている。バックカバー100は、トップカバー15の後部、換言すれば、洗濯機本体部11の上部の後部を構成する上後部構成部材の一例である。
バックカバー100の上面101は、洗濯機本体部11の上面13の後部を形成している。バックカバー100の上面101は、ほぼ或いは完全に水平な平坦面を形成している。また、洗濯機本体部11の上面13のうち、バックカバー100の上面101よりも前側の部分は、洗濯機本体部11の前側から後側に向かって上昇するように傾斜する傾斜面となっている。上述した外蓋17は、この傾斜面に設けられている。
次に、洗濯機10のうち特にバックカバー100部分における構成例について詳細に説明する。図2に例示するように、バックカバー100には、複数、この場合、2つのタンク部102L,102Rが設けられている。これらタンク部102L,102Rは、バックカバー100の上面101に凹状に設けられている。ここで、バックカバー100の上面101は、洗濯機本体部11の外観面である上面13の一部、この場合、上面13の後部を構成している。即ち、タンク部102L,102Rは、洗濯機本体部11の外観面である上面13の一部に設けられている。また、タンク部102L,102Rは、バックカバー100の上面101から下方に窪む矩形の凹状に設けられている。
タンク部102L,102Rの内部には、それぞれ、衣類を処理する衣類処理剤を貯留可能である。この場合、タンク部102L,102Rの内部には、それぞれ、運転複数回分の衣類処理剤を貯留可能となっている。衣類処理剤は、衣類に所定の処理を施すものであり、例えば、衣類に洗い処理を施す洗剤、衣類に柔軟処理を施す柔軟剤などである。
また、バックカバー100の上面101には、タンク部102L,102Rの上面開口部を囲むようにして矩形枠状の段部103L,103Rが設けられている。そして、この段部103L,103Rには、蓋部104L,104Rを着脱可能に嵌め込むことが可能となっている。蓋部104L,104Rは、タンク部102L,102Rの上面開口部よりも若干大きく、且つ、段部103L,103Rよりも若干小さい矩形の板状に形成されている。また、蓋部104L,104Rの厚さ寸法は、段部103L,103Rの深さ寸法とほぼ或いは完全に同じ寸法となっている。
このように、タンク部102L,102Rの上面開口部は、蓋部104L,104Rによって開閉可能となっている。使用者は、蓋部104L,104Rを取り外してタンク部102L,102Rの上面開口部を開放状態とすることにより、タンク部102L,102Rの上面開口部を介してタンク部102L,102R内に貯留されている衣類処理剤の残量を確認したり、タンク部102L,102Rの上面開口部を介してタンク部102L,102R内に衣類処理剤を補給したり、タンク部102L,102Rの上面開口部を介してタンク部102L,102R内を洗浄したりすることが可能である。また、使用者は、蓋部104L,104Rを取り付けてタンク部102L,102Rの上面開口部を閉塞状態とすることにより、タンク部102L,102R内に例えば塵埃などといった異物が入ることを抑制することができる。
また、蓋部104L,104Rは、タンク部102L,102Rの上面開口部を閉塞した閉塞状態において、バックカバー100の上面101とほぼ或いは完全に面一な状態となり、バックカバー100の上面101の一部を構成する。バックカバー100の上面101は、洗濯機本体部11の外観面である上面13の一部、この場合、上面13の後部を構成する。即ち、タンク部102L,102Rの上面開口部を閉塞した閉塞状態にある蓋部104L,104Rは、洗濯機本体部11の外観面である上面13の一部を構成する。
また、図3に例示するように、タンク部102L,102Rの一部、この場合、少なくとも後面102La,102Raは、バックカバー100の後面105の一部、この場合、左端部および右端部により構成されている。バックカバー100の後面105は、洗濯機本体部11の外観面である後面の一部、この場合、後面の上部を構成する。即ち、タンク部102L,102Rの後面102La,102Raは、洗濯機本体部11の外観面である後面の上部により構成されている。
また、タンク部102Lの一部、この場合、少なくとも左側面102Lbの後部は、バックカバー100の左側面106により構成されている。バックカバー100の左側面106は、洗濯機本体部11の外観面である左側面の一部、この場合、左側面の上部の後部を構成する。即ち、タンク部102Lの左側面102Lbは、洗濯機本体部11の外観面である左側面の上部の後部により構成されている。
また、タンク部102Rの一部、この場合、少なくとも右側面102Rbの後部は、バックカバー100の右側面107により構成されている。バックカバー100の右側面107は、洗濯機本体部11の外観面である右側面の一部、この場合、右側面の上部の後部を構成する。即ち、タンク部102Rの右側面102Rbは、洗濯機本体部11の外観面である右側面の上部の後部により構成されている。
また、図4および図5に例示するように、バックカバー100の内部には、給水機構部を構成する各種の構成要素、この場合、少なくとも注水ケース200、給水弁201、風呂水ポンプ202が収容されている。この場合、タンク部102L,102Rは、バックカバー100の左端部および右端部に分かれて配置されている。そして、注水ケース200、給水弁201、風呂水ポンプ202は、何れも、バックカバー100の内部において、タンク部102Lとタンク部102Rとの間に挟まれるようにして配置されている。
また、注水ケース200、給水弁201、風呂水ポンプ202は、タンク部102Lとタンク部102Rとの間において、洗濯機本体部11の左右方向に沿うようにして配列されている。また、この場合、注水ケース200は、洗濯機本体部11の左右方向における中央部に配置されている。また、給水弁201は、注水ケース200よりも左側、且つ、左側のタンク部102Lよりも右側に配置されている。つまり、給水弁201は、注水ケース200と左側のタンク部102Lとの間に配置されている。また、風呂水ポンプ202は、注水ケース200よりも右側、且つ、右側のタンク部102Rよりも左側に配置されている。つまり、風呂水ポンプ202は、注水ケース200と右側のタンク部102Rとの間に配置されている。
また、バックカバー100の内部には、衣類処理剤の自動投入機構部を構成する各種の構成要素、この場合、少なくともポンプ300が収容されている。この場合、ポンプ300は、バックカバー100の内部において、注水ケース200の後側に配置されている。また、タンク部102L,102Rの底部には、接続部301L,301Rが設けられている。接続部301L,301Rは、タンク部102L,102Rを接続管路302L,302Rを介してポンプ300に接続する。接続管路302L,302Rは、この場合、洗濯機本体部11の左右方向に沿って直線状に延びている。
このような構成例によれば、ポンプ300は、タンク部102L,102R内の衣類処理剤を接続部301L,301Rおよび接続管路302L,302Rを介して吸引することが可能である。そして、ポンプ300は、タンク部102L,102R内から吸引した衣類処理剤を注水ケース200内に供給する。そして、注水ケース200内に供給された衣類処理剤は、給水弁201や風呂水ポンプ202から注水ケース200内に供給される水とともに衣類処理槽12内に供給される。
洗濯機10の動作全般を制御する図示しない制御装置は、実行する運転コースにおける所定のタイミング、例えば、洗い行程における給水時、すすぎ行程における給水時にポンプ300を駆動することにより、タンク部102L,102R内に貯留されている衣類処理剤を吸引して注水ケース200から衣類処理槽12内に自動的に投入することができる。即ち、洗濯機10は、ポンプ300を自動投入部の一例として備えている。
なお、接続部301L,301Rは、ポンプ300によってタンク部102L,102R内から吸引された衣類処理剤がタンク部102L,102R内側に戻ることを阻止する図示しない逆止弁を備える構成とするとよい。また、この場合、接続部301L,301Rの指向方向は、洗濯機本体部11の上下方向にほぼ或いは完全に一致する方向となっている。また、洗濯機本体部11に対するバックカバー100の取り付け方向および取り外し方向は、洗濯機本体部11の上下方向にほぼ或いは完全に一致する方向となっている。即ち、接続部301L,301Rの指向方向は、洗濯機本体部11に対するバックカバー100の取り付け方向および取り外し方向にほぼ或いは完全に一致する方向となっている。
以上に例示した本開示に係る洗濯機10によれば、衣類処理剤を貯留するタンク部102L,102Rは、洗濯機本体部11の外観面、この場合、上面13の一部において凹状に設けられている。即ち、洗濯機10によれば、タンク部102L,102Rを洗濯機本体部11の外観面に一体的に形成した。この構成例によれば、自動投入機能を備えることに伴い従来構成で用いられている構成要素、例えば、着脱可能なタンク、このタンクを収容するタンク収容部、このタンク収容部の開口を開閉する蓋体などを設ける必要が無い。従って、部品点数の増加、製造コストの上昇、装置全体としての大型化を招くことなく、衣類を処理する衣類処理剤を貯留することができる構成を実現することができ、ひいては、衣類処理剤の自動投入機能を実現することができる。
また、洗濯機10によれば、さらに、タンク部102L,102Rの開口部を開閉する蓋部104L,104Rを備えている。この構成例によれば、蓋部104L,104Rによってタンク部102L,102Rの開口部を閉塞することにより、洗濯機本体部11の外観面に一体的に形成した凹状のタンク部102L,102R内に異物が入り込むことを回避することができる。また、使用者は、タンク部102L,102Rの開口部から蓋部104L,104Rを取り外すだけで、そのタンク部102L,102R内の衣類処理剤の残量を確認したり、タンク部102L,102R内に衣類処理剤を補給したり、タンク部102L,102R内を洗浄したりすることができる。
また、洗濯機10によれば、蓋部104L,104Rは、タンク部102L,102Rの開口部から完全に分離される構成となっている。この構成例によれば、蓋部104L,104Rを取り外すことによってタンク部102L,102Rの開口部を大きく開放させることができる。これにより、タンク部102L,102R内の衣類処理剤の残量の確認、タンク部102L,102R内への衣類処理剤の補給、タンク部102L,102R内の洗浄などを一層行いやすくすることができる。
また、洗濯機10によれば、タンク部102L,102Rは、洗濯機本体部11の上部を構成するトップカバー15の一部に構成されている。この構成例によれば、使用者は、タンク部102L,102R内の衣類処理剤の残量を確認したり、タンク部102L,102R内に衣類処理剤を補給したり、タンク部102L,102R内を洗浄したりすることを、洗濯機10の上方から容易に行うことができる。
また、洗濯機10によれば、タンク部102L,102Rは、洗濯機本体部11の上部の後部を構成するバックカバー100の一部に設けられている。この構成例によれば、バックカバー100内に設けられている給水機構部の構成要素、特に、注水ケース200とタンク部102L,102Rとの間の距離を極力短くすることができ、タンク部102L,102R内の衣類処理剤を注水ケース200内に効率良く、且つ、迅速に供給することができる。また、バックカバー100内に設けられている自動投入機構部の構成要素、特に、ポンプ300とタンク部102L,102Rとの間の距離を極力短くすることができ、タンク部102L,102R内の衣類処理剤をポンプ300によって効率良く、且つ、迅速に吸引して注水ケース200内ひいては衣類処理槽12内に供給することができる。
また、洗濯機10によれば、タンク部102L,102Rをポンプ300に接続する接続部301L,301Rは、タンク部102L,102Rの底部に設けられている。この構成例によれば、タンク部102L,102Rを一体的に有するバックカバー100を洗濯機本体部11に取り付けることに伴い、接続部301L,301Rをポンプ300に接続しやすくすることができる。特に洗濯機10によれば、接続部301L,301Rの指向方向が洗濯機本体部11に対するバックカバー100の取り付け方向にほぼ或いは完全に一致する方向となっている。そのため、バックカバー100を洗濯機本体部11に取り付けることに伴い、接続部301L,301Rをポンプ300に一層接続しやすくすることができ、洗濯機10の製造性の向上を図ることができる。
また、洗濯機10によれば、タンク部102L,102Rを一体的に有するバックカバー100を洗濯機本体部11から取り外すことに伴い、接続部301L,301Rをポンプ300から取り外しやすくすることができる。特に洗濯機10によれば、接続部301L,301Rの指向方向が洗濯機本体部11に対するバックカバー100の取り外し方向にほぼ或いは完全に一致する方向となっている。そのため、バックカバー100を洗濯機本体部11から取り外すことに伴い、接続部301L,301Rをポンプ300から一層取り外しやすくすることができ、バックカバー100を取り外して行うメンテナンス性の向上を図ることができる。
また、洗濯機10によれば、接続部301L,301R、つまり、タンク部102L,102R内から衣類処理剤を流出させる流出部がタンク部102L,102Rの底部に設けられている。この構成例によれば、タンク部102L,102R内の衣類処理剤が接続部301L,301Rから流出しやすくなり、タンク部102L,102R内に衣類処理剤が残りにくい構成を実現することができる。また、タンク部102L,102R内に衣類処理剤が残りにくくなることにより、タンク部102L,102R内において衣類処理剤が固まってしまうことを回避することができる。
また、洗濯機10によれば、タンク部102L,102Rの一部、この場合、後面102La,102Raは、洗濯機本体部11の外観面である後面の上部により構成されている。また、タンク部102Lの一部、この場合、左側面102Lbの後部は、洗濯機本体部11の外観面である左側面の上部の後部により構成されている。また、タンク部102Rの一部、この場合、右側面102Rbの後部は、洗濯機本体部11の外観面である右側面の上部の後部により構成されている。
即ち、洗濯機10によれば、洗濯機本体部11の外観面によりタンク部102L,102Rの一部が構成されている。この構成例によれば、タンク部102L,102を、洗濯機本体部11の外観面との間に隙間を有することなく設けることができる。これにより、洗濯機本体部11内の限られたスペースを有効に活用してタンク部102L,102の大容量化を図ることができる。
また、洗濯機10によれば、蓋部104L,104Rは、タンク部102L,102Rの上面開口部を閉塞した閉塞状態において、洗濯機本体部11の外観面である上面13の一部、より具体的には、バックカバー100の上面101の一部を構成する。この構成例によれば、タンク部102L,102Rの上面開口部を蓋部104L,104Rが閉塞した閉塞状態において、洗濯機本体部11の外観面を構成するバックカバー100の上面101と蓋部104L,104Rの表面との連続感や一体感を形成することができる。よって、洗濯機本体部11の外観面に凹状のタンク部102L,102Rやその開口部を開閉する蓋部104L,104Rを設けながらも、洗濯機本体部11の外観、特に、タンク部102L,102Rの周辺部分における外観を良好なものとすることができる。
なお、蓋部104L,104Rは、少なくともその表面を、バックカバー100の上面101と同じ系統の色あるいは近似した系統の色の素材で形成するとよい。この構成例によれば、バックカバー100の上面101と蓋部104L,104Rの表面との連続感や一体感を一層形成しやすくすることができ、洗濯機本体部11の外観を一層良好なものとすることができる。
なお、本実施形態は、上述した一実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や拡張を行うことができる。
例えば、タンク部102L,102Rは、バックカバー100の左端部および右端部に分散して配置された構成ではなく、例えば、バックカバー100の左端部および右端部のうち何れか一方の端部に集中して配置された構成としてもよいし、バックカバー100の左右方向における中央部に集中して配置された構成としてもよい。即ち、タンク部102L,102Rを設ける位置は、例えばバックカバー100内に設けられる他の構成要素との位置関係に応じて、適宜変更して実施することができる。この場合、特にバックカバー100内における給水機構部の構成要素や自動投入機構部の構成要素に極力近い位置にタンク部102L,102Rを設けるようにするとよい。これにより、タンク部102L,102R内から衣類処理槽12内への衣類処理剤の供給を一層効率良く、且つ、一層迅速に行うことができる。
また、図6に例示するように、タンク部102L,102Rは、トップカバー15のうち衣類出入口16の側部となる部分に凹状に設けてもよい。この場合、タンク部102L,102Rは、衣類出入口16の左右の両側部に設けられている。この構成例によっても、部品点数の増加、製造コストの上昇、装置全体としての大型化を招くことなく、衣類を処理する衣類処理剤を貯留することができる構成を実現することができ、ひいては、衣類処理剤の自動投入機能を実現することができる。
なお、図6に例示する構成例においては、洗濯機10は、蓋部104L,104Rを備える構成としてもよいし、備えない構成としてもよい。蓋部104L,104Rを備えない構成とした場合、衣類出入口16を開閉する外蓋17を、タンク部102L,102Rの開口部を開閉する蓋部として兼用することができ、部品点数の増加を一層抑制することができる。
また、図6に例示する構成例においては、図7に例示するように、タンク部102Lの形状は、底部に向かうほど狭くなる形状にするとよい。この構成例によれば、タンク部102Lの側方に形成された空間G内に、例えば、長尺な線状の部材Cを配置することができ、洗濯機本体部11内の限られたスペースを一層有効に活用することができる。なお、長尺な線状の部材Cは、例えば、図示しない操作パネルに接続する各種のコード類や、図示しない蓋ロック機構部に電力を供給する電源コードなどである。図示しない操作パネルや蓋ロック機構部は、例えば、衣類出入口16の前側に設けられている。また、空間G内には、十分なスペースが確保できるのであれば、線状ではない部材も配置することが可能である。また、タンク部102Rの形状についても、同様に、底部に向かうほど狭くなる形状にしてもよい。
また、タンク部102L,102Rの形状は、矩形の凹状に限られるものではなく、例えば、円形の凹状や、楕円形の凹状、多角形の凹状などであってもよい。即ち、タンク部102L,102Rの形状は、例えば他の構成要素との位置関係などに応じて、適宜変更して実施することができる。また、タンク部102L,102Rの底面は、水平面であってもよいし、傾斜面であってもよいし、上方または下方に湾曲した湾曲面などであってもよい。また、タンク部102L,102Rの大きさも、例えば他の構成要素との位置関係などに応じて、適宜変更して実施することができる。また、タンク部102L,102Rは、洗濯機本体部11の外観面を構成する部材、例えば、トップカバー15やバックカバー100などに一体的に設けてもよいし、複数の部材を組み合わせることにより洗濯機本体部11の外観面を構成する部材とは別体となるように設けてもよい。
また、蓋部104L,104Rの形状も、タンク部102L,102Rの形状に合わせて適宜変更して実施することができる。また、蓋部104L,104Rは、パッキンを備える構成としてもよい。この構成例によれば、タンク部102L,102Rの開口部を蓋部104L,104Rによって強固に閉塞することができ、タンク部102L,102R内から衣類処理剤が漏れ出たり、タンク部102L,102R内の衣類処理剤が乾燥したりすることを抑制することできる。また、蓋部104L,104Rは、タンク部102L,102Rの開口部の全体を閉塞する大きさではなく、タンク部102L,102Rの開口部の一部を閉塞する大きさとしてもよい。
また、蓋部104L,104Rは、その表面に取手部を備える構成としてもよい。この構成例によれば、使用者は、その取手部を把持することにより、蓋部104L,104Rの着脱を一層容易に行うことができる。また、このような取手部は、蓋部104L,104Rの表面から突出する突出位置と、蓋部104L,104Rの表面に面一となる非突出位置との間で回動可能に設けてもよい。これにより、蓋部104L,104Rがタンク部102L,102Rの開口部を閉塞した閉塞状態においては、取手部を非突出状態とすることにより、取手部によって外観が損なわれてしまうことを回避することができる。
また、蓋部104L,104Rは、その端部に、使用者の指が入る程度の大きさの切欠部を備える構成としてもよい。この構成例によっても、使用者は、その切欠部に指を掛けることにより、蓋部104L,104Rの着脱を一層容易に行うことができる。
また、蓋部104L,104Rは、タンク部102L,102Rの開口部から完全に分離する形態ではなく、例えば、タンク部102L,102Rの開口部において回動可能な形態としてもよいし、スライド移動可能な形態としてもよい。
また、自動投入部は、衣類処理剤を吸引するポンプ300を備える構成に限られず、例えば、タンク部102L,102R内の衣類処理剤を注水ケース200側に押し出す構成のものであってもよい。
また、本実施形態に適用可能な衣類処理剤は、洗剤や柔軟剤に限られるものではなく、例えば、消臭剤、脱臭剤、除菌剤、漂白剤など、衣類に何らかの処理を施す処理剤であれば種々の処理剤を適宜採用することができる。また、洗濯機10は、複数のタンク部を備える場合には、それぞれのタンク部に異なる種類の衣類処理剤を貯留してもよいし、複数のタンク部に同じ種類の衣類処理剤を貯留してもよい。また、洗濯機10は、複数のタンク部を備える場合には、それぞれのタンク部の容量や形状を異ならせてもよいし、同じとしてもよい。また、洗濯機10は、例えば、左右方向における中央部よりも左側に備えるタンク部の数と右側に備えるタンク部の数とを異ならせてもよいし、同じとしてもよい。
また、洗濯機10は、衣類出入口16の前側部や後側部にタンク部を備える構成としてもよい。また、洗濯機10は、左右方向における一端側に複数のタンク部を設け、他端側にはタンク部を設けない構成としてもよい。また、洗濯機10は、前後方向における一端側に複数のタンク部を設け、他端側にはタンク部を設けない構成としてもよい。
また、本実施形態は、回転槽の回転中心軸が上下方向に延びる縦軸型の洗濯機以外のタイプの洗濯機、例えば、回転槽の回転中心軸が水平方向あるいは傾斜方向に延びるドラム式の洗濯機などにも適用することができる。また、本実施形態は、乾燥機能を有する洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態は、乾燥機能を有しない洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態は、例えば、衣類の消臭、脱臭、除菌、漂白など、衣類に対して何らかの処理を施すことが可能な装置であれば、種々の衣類処理装置に適用することができる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、これらの実施形態は、あくまでも例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機(衣類処理装置)、11は洗濯機本体部(装置本体部)、12は衣類処理槽、15はトップカバー(上部構成部材)、100はバックカバー(上後部構成部材)、102L,102Rはタンク部、104L,104Rは蓋部、300はポンプ(自動投入部)、301L,301Rは接続部、を示す。

Claims (5)

  1. 外観面を有する装置本体部と、
    前記装置本体部の外観面に凹状に設けられ、衣類を処理する衣類処理剤を貯留するタンク部と、
    前記タンク部の開口部を開閉する蓋部と、
    を備える衣類処理装置。
  2. 前記タンク部は、前記装置本体部の上部を構成する上部構成部材に設けられている請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記タンク部は、前記装置本体部の上後部を構成する上後部構成部材に設けられている請求項1または2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記装置本体部内に設けられ、衣類を収容する衣類処理槽と、
    前記タンク内に貯留されている衣類処理剤を前記衣類処理槽内に投入する自動投入部と、
    前記タンク部を前記自動投入部に接続する接続部と、
    を備え、
    前記接続部は、前記タンク部の底部に設けられている請求項1から3の何れか1項に記載の衣類処理装置。
  5. 前記タンク部の一部は、前記装置本体部の外観面により構成されており、
    前記蓋部は、前記タンク部の開口部を閉塞した閉塞状態において、前記装置本体部の外観面の一部を構成する請求項1から4の何れか1項に記載の衣類処理装置。
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