JP2022165647A - 光学ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】光学モジュールを備える可動体を固定体に対して回転移動させる駆動機構を構成するコイルを固定体に対して高精度に位置決めする。【解決手段】光学モジュール12を備える可動体14と、可動体14を回転可能に支持する固定体16と、可動体14を固定体16に対して回転移動させる駆動機構18と、を備え、駆動機構18は、可動14体に設けられる磁石24A及び磁石24Bと、固定体16に設けられるコイル32A及びコイル32Bと、を有し、コイル32A及びコイル32Bは、固定体16に金属パターニングされることにより配線されている光学ユニット1。【選択図】図4

Description

本発明は、光学ユニットに関する。
従来から、光学モジュールを備える可動体と、可動体を回転可能に支持する固定体と、可動体を固定体に対して回転移動させる駆動機構と、を備える様々な光学ユニットが使用されている。例えば、特許文献1には、光学モジュールを備える可動体と、固定体と、可動体を固定体に対して回転可能に支持するジンバル機構と、可動体を固定体に対して回転移動させる磁石及びコイルと、を備える光学ユニットが開示されている。
WO2019/221038A1
上記のような、光学モジュールを備える可動体と、可動体を回転可能に支持する固定体と、可動体を固定体に対して回転移動させる駆動機構と、を備える構成の光学ユニットにおいては、特許文献1の光学ユニットのように、駆動機構として磁石及びコイルを備えている構成が多い。そして、駆動機構として磁石及びコイルを備えている従来の光学ユニットにおいては、コイルがフレキシブルプリント基板に接続されている構成が一般的である。そして、一般的に、フレキシブルプリント基板に接続された状態のコイルは、フレキシブルプリント基板が固定体に固定されることで固定体に固定される。しかしながら、フレキシブルプリント基板が固定体に固定されることで固定体にコイルが固定される構成では、フレキシブルプリント基板の固定体に対する固定位置にずれが生じやすく、固定体に対するコイルの位置にずれが生じやすい。固定体に対するコイルの位置にずれが生じると、駆動機構としての性能が低下する虞がある。そこで、本発明は、駆動機構を構成するコイルを固定体に対して高精度に位置決めすることを目的とする。
本発明の光学ユニットは、光学モジュールを備える可動体と、前記可動体を回転可能に支持する固定体と、前記可動体を前記固定体に対して回転移動させる駆動機構と、を備え、前記駆動機構は、前記可動体に設けられる磁石と、前記固定体に設けられるコイルと、を有し、前記コイルは、前記固定体に金属パターニングされることにより配線されていることを特徴とする。
本態様によれば、駆動機構を構成するコイルは固定体に金属パターニングされることにより配線されている。このため、金属パターニングされた固定体に対して直接コイルを位置決めできるので、コイルを固定体に対して高精度に位置決めすることができる。
また、本発明の光学ユニットにおいては、ホール素子を前記固定体に備え、前記ホール素子は、前記固定体に金属パターニングされることにより配線されている構成とすることができる。このような構成とすることで、ホール素子によりホール効果を利用して簡単に磁界を検出することができ、コイルだけでなくホール素子も固定体に対して高精度に位置決めすることができる。
また、本発明の光学ユニットにおいては、前記駆動機構の駆動を制御するドライブICを備え、前記ドライブICは、フレキシブルプリント基板により配線されている構成とすることができる。このような構成とすることで、ドライブICにより高精度で駆動機構の駆動を制御することができる。また、ドライブICに対して金属パターニングで配線することは映像信号や高周波の信号を送受信しなくてはならないため困難な場合がある一方で、ドライブICは位置決め精度が低下しても駆動機構の駆動の制御に与える影響は少ない。このため、ドライブICに対しては金属パターニングで配線するのではなくフレキシブルプリント基板で配線することで、駆動機構の駆動の制御に悪影響を与えることを抑制しつつ映像信号や高周波の信号などの送受信を不具合なく行うことができる。
また、本発明の光学ユニットにおいては、前記固定体には、前記コイルを位置決めするための位置決め部が形成されていてもよい。このような構成とすることで、該位置決め部により簡単かつ特に正確に固定体に対してコイルを位置決めすることができる。
また、本発明の光学ユニットにおいては、前記コイルは、前記固定体に対して直接貼り付けられている構成とすることができる。このような構成とすることで、コイルが固定体に対して別の部材を介して固定される構成よりも、正確に固定体に対してコイルを位置決めすることができる。
本発明の光学ユニットは、光学モジュールを備える可動体を固定体に対して回転移動させる駆動機構を構成するコイルを固定体に対して高精度に位置決めすることができる。
本発明の一実施例に係る光学ユニットを備えるスマートフォンの斜視図である。 本発明の一実施例に係る光学ユニットの平面図である。 本発明の一実施例に係る光学ユニットの斜視図である。 本発明の一実施例に係る光学ユニットの分解斜視図である。 図4とは異なる角度から見た、本発明の一実施例に係る光学ユニットの分解斜視図である。 本発明の一実施例に係る光学ユニットの一部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、X軸、Y軸及びZ軸は各々直行する方向であり、+X方向及び-X方向に見た図を側面図、+Y方向に見た図を平面図、-Y方向に見た図を底面図、+Z方向に見た図を背面図、-Z方向に見た図を正面図とする。そして、+Y方向は、外部からの光束の入射方向D1に対応する。
<光学ユニットを備える装置の概略>
最初に、本発明の実施例1の光学ユニット1について説明する。図1は、本実施例の光学ユニット1を備える装置(光学機器)の一例としてのスマートフォン100の概略斜視図である。本実施例の光学ユニット1は、スマートフォン100において好ましく使用可能である。本実施例の光学ユニット1は、薄型に構成でき、スマートフォン100におけるY軸方向における厚さを薄く構成できるためである。ただし、本実施例の光学ユニット1は、スマートフォン100に限定されず、カメラやビデオなど、特に限定なく様々な装置に使用可能である。
図1で表されるように、スマートフォン100は、光束を入射するカバーガラス101を備えている。スマートフォン100におけるカバーガラス101の内部に、光学ユニット1を備えている。スマートフォン100は、カバーガラス101を介して外部から入射方向D1に光束を入射し、入射光束に基づいて被写体像を撮像することが可能な構成となっている。
<光学ユニットの全体構成の概略>
図2から図5を用いて、本実施例に係る光学ユニット1の構成についての概略を説明する。光学ユニット1は、レンズ12aなどの光学モジュール12及び撮像素子50を備える可動体14と、X軸方向を回転軸(揺動軸)とする方向(ピッチング方向)及びZ軸方向を回転軸(揺動軸)とする方向(ヨーイング方向)に変位可能な状態で保持する固定体16と、を備えている。また、可動体14をピッチング方向及びヨーイング方向に駆動する駆動機構18(駆動機構18A及び駆動機構18B)と、固定体16に対して可動体14をピッチング方向及びヨーイング方向に回転(揺動)可能に支持する支持機構20とを備えている。
<可動体について>
また、本実施例の光学ユニット1は、図4及び図5で表されるように、可動体14として、可動体本体部14Aとホルダ14Bとを有する。可動体本体部14Aは、光学モジュール12、撮像素子50、などを有する。また、ホルダ14Bは、可動体本体部14Aを保持するとともに、駆動機構18を構成する磁石24A及び磁石24Bが設けられている。
このように、可動体14は、光学モジュール12などが設けられる可動体本体部14Aと、磁石24A及び24Bなどが設けられるホルダ14Bと、を備えている。ホルダ14Bは、光学モジュール12のレンズ12aが設けられる前面(被写体側の面)と、反対側の後面を除く、残りの4面を取り囲むように設けられる矩形枠状の部材として構成されている。本実施例のホルダ14Bは、一例として光学モジュール12を着脱可能に構成されている。ただし、光学モジュール12とホルダ14Bとが一体的に構成されていてもよい。ホルダ14Bにおいて固定体16と対向する2面を利用して、ピッチング及びヨーイングの補正用の磁石24A及び24Bがこれらの外面に取り付けられている。
また、本実施例の光学ユニット1は、図2から図5で表されるように、固定体16を備えている。図2から図5において、固定体16は、磁石24Aと対向する位置にコイル32Aを備え、磁石24Bと対向する位置にコイル32Bを備えている。本実施例において、コイル32A及びコイル32Bは一例として巻線コイルとして構成されているが、コイルをパターンとして基板配線内に取り込んだパターン基板(コイル基板)としてもよい。
<光学モジュールについて>
なお、本実施例の光学モジュール12は、スマートフォン100のほか、例えばスマートフォン以外のカメラ付携帯電話機やタブレット型PC等に搭載される薄型カメラ等に用いることができる。光学モジュール12は、被写体側にレンズ12aを備えるとともに、撮像を行うための光学機器等が内蔵されている。
ここで、本実施例の光学ユニット1は、一例として、光学モジュール12に生じたピッチングの振れ(X軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)及びヨーイングの振れ(Z軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)の補正を行う駆動機構18を内蔵し、ピッチングの振れの補正及びヨーイングの振れの補正が可能な構成となっている。なお、本実施例において、光学モジュール12は、ピッチングの振れ及びヨーイングの振れの補正が可能な構成としたが、さらにローリング方向の振れ(Y軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)の補正が可能な構成としてもよい。なお、撮像素子50も光学モジュール12の一部を構成するとみなすことができる。
<駆動機構について>
本実施例において可動体14が固定体16内に配置された状態において、磁石24Aとコイル32A、磁石24Bとコイル32Bは、それぞれ対向状態となる。また、本実施例において、磁石24Aとコイル32Aとの対、磁石24Bとコイル32Bとの対は、それぞれ駆動機構18を構成している。駆動機構18により、可動体14のピッチング及びヨーイングの補正が行われる。ここで、磁石24A及びコイル32Aとホール素子33Aとで駆動機構18Aを構成し、磁石24B及びコイル32Bとホール素子33Bとで駆動機構18Bを構成している。
また、ピッチング及びヨーイングの補正は以下のように行われる。光学ユニット1にピッチング方向とヨーイング方向の両方向又はいずれか一方向の振れが発生すると、磁気センサーであるホール素子33A及びホール素子33Bによって振れを検出し、その結果に基づいて駆動機構18A及び駆動機構18Bを駆動させる。或いは、振れ検出センサ(ジャイロスコープ)などを用いて、光学ユニット1の振れを検出してもよい。振れの検出結果に基づいて、駆動機構18A及び駆動機構18Bがその振れを補正するように作用する。即ち、光学ユニット1の振れを打ち消す方向に可動体14を動かすように各コイル32A及び32Bに電流が流され、これにより振れが補正される。
このように、本実施例の光学ユニット1においては、可動体14を固定体16に対して、ピッチングの軸方向及びヨーイングの軸方向を回転軸として、回転させる駆動機構18A及び駆動機構18Bを備えている。ただし、このような構成に限定されず、例えば、駆動機構18として駆動機構18A及び駆動機構18Bのいずれか一方のみを備える構成であってもよい。なお、本明細書における「回転」とは、360°回転することを要せず、回転方向に揺動する場合を含む意味である。
また、図3及び図4などで表されるように、固定体16には、駆動機構18Aに接続される配線51Aが金属パターニングにより形成されており、駆動機構18Bに接続される配線51Bが金属パターニングにより形成されている。別の表現をすると、プラスチック射出成形品である固定体16の表面に、金属の薄膜の回路を構成したMID(Molded Interconnect Devices)である配線51A及び配線51Bが形成されている。配線51A及び配線51Bの詳細については後述する。
<支持機構について>
本実施例の支持機構20は、金属製平板材料を折り曲げることによって形成されるバネ性を兼ね備えたジンバル機構である。具体的には、図4及び図5で表されるように、支持機構20は、一例として被写体側に設けられるジンバルフレーム部23と、ジンバルフレーム部23の四方のコーナー部から光軸方向に90°折り曲げられて形成される第1支持部用延設部21と、第2支持部用延設部22と、を備えることによって構成されている。なお、第1支持部用延設部21と第2支持部用延設部22については、必ずしもその全部が板状でなくてもよく、その一部のみを板状に形成してバネ性を発揮させるようにしてもよい。また、第1支持部用延設部21と第2支持部用延設部22の一方を板状以外の他の形状(例えばロッド形状等)にすることも可能である。なお、本実施例の支持機構20は、ピッチング方向及びヨーイング方向の2方向を回転軸の方向として可動体14を固定体16に対して回転可能に支持する構成であるが、ピッチング方向またはヨーイング方向のいずれか1方向のみを回転軸の方向として可動体14を固定体16に対して回転可能に支持する構成としてもよい。
本実施例の支持機構20は、第1支持部用延設部21に内側に向けて凹んだ凹曲面21aが設けられており、第2支持部用延設部22に内側に向けて凹んだ凹曲面22aが設けられている。そして、第1支持部用延設部21は凹曲面21aが外側に向けて広がるように力がかかるように構成されており、第2支持部用延設部22は凹曲面22aが外側に向けて広がるように力がかかるように構成されている。
なお、図5で表されるように、固定体16の凹曲面21aと対向する位置には、内側に突出するとともに凹曲面21aに嵌まる球面状の凸曲面41aが取り付けられた、固定体側支持部41が設けられている。また、図4で表されるように、ホルダ14Bの凹曲面22aと対向する位置には、内側に突出するとともに凹曲面22aに嵌まる球面状の凸曲面42aが取り付けられた、可動体側支持部42が設けられている。本実施例の光学ユニット1は、凸曲面41aを凹曲面21a内に配置させ凸曲面41aに凹曲面21aを押し付けることで、第1軸線L1(図2参照)を回転軸として固定体16に対して支持機構20を回転可能に支持させている。また、本実施例の光学ユニット1は、凸曲面42aを凹曲面22a内に配置させ凸曲面42aに凹曲面22aを押し付けることで、第2軸線L2(図2参照)を回転軸として支持機構20に対して可動体14を回転可能に支持させている。すなわち、本実施例の支持機構20は、第1軸線L1を回転軸として固定体16に対して支持機構20を回転可能に支持させるとともに第2軸線L2を回転軸として支持機構20に対して可動体14を回転可能に支持させることで、固定体16に対して可動体14を光軸方向(Y軸方向)と交差する方向すべてを回転軸として回転可能に支持する構成となっている。そして、本実施例の光学ユニット1は、駆動機構18を駆動することにより、ピッチング方向及びヨーイング方向を回転軸として、固定体16に対して可動体14を回転可能な構成となっている。
<駆動機構の配線について>
次に、図2から図5に加えて図6を参照して、駆動機構18の配線51について詳細に説明する。なお、図6は、配線51がわかりやすいようにコイル32A及びコイル32Bを取り外した状態として表されている。
図3、図4及び図6で表されるように、本実施例の光学ユニット1は、固定体16の表面に、駆動機構18Aの配線51Aと、駆動機構18Bの配線51Bと、が形成されている。図6で表されるように、駆動機構18Aは、コイル32Aとホール素子33Aとを有し、コイル32Aの接続点321を2か所に有するとともにホール素子33Aの接続点331を4か所に有している。また、図6で表されるように、駆動機構18Bは、コイル32Bとホール素子33Bとを有し、コイル32Bの接続点322を2か所に有するとともにホール素子33Bの接続点332を4か所に有している。
上記のように、配線51A及び配線51Bはともに固定体16の表面に金属パターニングされることにより形成されている。このうち、配線51Aは、図6で表されるように、2か所の接続点321及び4か所の接続点331の各々と繋がる合計6本の金属線で構成されている。また、配線51Bは、図6で表されるように、2か所の接続点322及び4か所の接続点332の各々と繋がる合計6本の金属線で構成されている。なお、配線51A及び配線51Bはともに、固定体16の+Z方向側の領域まで延びており、そこで、光学ユニット1をスマートフォン100などの光学機器に接続するための不図示のフレキシブルプリント基板に接続可能な構成となっている。
ここで一旦まとめると、上記のように、本実施例の光学ユニット1は、光学モジュール12を備える可動体14と、支持機構20を介して可動体14を回転可能に支持する固定体16と、可動体14を固定体16に対して回転移動させる駆動機構18と、を備えている。ここで、駆動機構18は、可動体14に設けられる磁石24A及び磁石24Bと、固定体16に設けられるコイル32A及びコイル32Bと、を有している。そして、コイル32A及びコイル32Bはともに、固定体16に金属パターニングされることにより配線されている。
上記のように、本実施例の光学ユニット1は、駆動機構18を構成するコイル32A及びコイル32Bはともに固定体16に金属パターニングされることにより配線されている。このため、本実施例の光学ユニット1は、金属パターニングされた固定体16に対して直接コイル32A及びコイル32Bを位置決めできるので、コイル32A及びコイル32Bを固定体16に対して高精度に位置決めすることができる。また、配線51A及び配線51Bを金属パターニングされた配線とすることで、コストの高いフレキシブルプリント基板の使用を回避あるいはその使用量を少なくできるため、光学ユニット1を低コスト化することができる。
また、上記のように、本実施例の光学ユニット1においては、ホール素子33A及びホール素子33Bを固定体16に備えており、ホール素子33A及びホール素子33Bも、コイル32A及びコイル32Bと同様、固定体16に金属パターニングされることにより配線されている。本実施例の光学ユニット1は、このような構成としていることで、ホール素子33A及びホール素子33Bによりホール効果を利用して簡単に磁界を検出することができ、コイルだけでなくホール素子33A及びホール素子33Bも固定体16に対して高精度に位置決めすることができる。
また、本実施例の光学ユニット1においては、図3から図6で表されるように、固定体16に、コイル32Aを位置決めするための位置決め部34Aと、コイル32Bを位置決めするための位置決め部34Bと、が形成されている。このように、本実施例の光学ユニット1は、位置決め部34A及び位置決め部34Bを備える構成としていることで、位置決め部34A及び位置決め部34Bにより簡単かつ特に正確に固定体16に対してコイル32A及びコイル32Bを位置決めすることができる。
また、本実施例の光学ユニット1においては、コイル32A及びコイル32Bは、固定体16に対して直接貼り付けられている。このような構成とすることで、コイル32A及びコイル32Bが固定体16に対して別の部材(例えばフレキシブルプリント基板など)を介して固定される構成よりも、正確に固定体16に対してコイル32A及びコイル32Bを位置決めすることができる。
また、光学ユニット1に、駆動機構18の駆動を制御するドライブICを設けてもよい。ドライブICを設ける構成とすることで、該ドライブICにより高精度で駆動機構の駆動を制御することができる。そして、ドライブICを設ける構成とした場合、該ドライブICは、フレキシブルプリント基板により配線されている構成とすることが望ましい。ドライブICに対して金属パターニングで配線することは映像信号や高周波の信号を送受信しなくてはならないため困難な場合がある一方で、ドライブICは位置決め精度が低下しても駆動機構の駆動の制御に与える影響は少ない。このため、ドライブICに対しては金属パターニングで配線するのではなくフレキシブルプリント基板で配線することで、駆動機構18の駆動の制御に悪影響を与えることを抑制しつつ映像信号や高周波の信号などの送受信を不具合なく行うことができるためである。
本発明は、上述の実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…光学ユニット、12…光学モジュール、12a…レンズ、14…可動体、14A…可動体本体部、14B…ホルダ、16…固定体、18…駆動機構、18A…駆動機構、18B…駆動機構、20…支持機構、21…第1支持部用延設部、21a…凹曲面、22…第2支持部用延設部、22a…凹曲面、23…ジンバルフレーム部、24A…磁石、24B…磁石、32A…コイル、32B…コイル、33A…ホール素子、33B…ホール素子、34A…位置決め部、34B…位置決め部、41…固定体側支持部、41a…凸曲面、42…可動体側支持部、42a…凸曲面、50…撮像素子、51…配線、51A…配線、51B…配線、100…スマートフォン、101…カバーガラス、321…コイル32Aの接続点、322…コイル32Bの接続点、331…ホール素子33Aの接続点、332…ホール素子33Bの接続点、C…回転軸、D1…入射方向(光軸方向)、L1…第1軸線、L2…第2軸線

Claims (5)

  1. 光学モジュールを備える可動体と、
    前記可動体を回転可能に支持する固定体と、
    前記可動体を前記固定体に対して回転移動させる駆動機構と、を備え、
    前記駆動機構は、前記可動体に設けられる磁石と、前記固定体に設けられるコイルと、を有し、
    前記コイルは、前記固定体に金属パターニングされることにより配線されていることを特徴とする光学ユニット。
  2. 請求項1に記載の光学ユニットにおいて、
    ホール素子を前記固定体に備え、
    前記ホール素子は、前記固定体に金属パターニングされることにより配線されていることを特徴とする光学ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の光学ユニットにおいて、
    前記駆動機構の駆動を制御するドライブICを備え、
    前記ドライブICは、フレキシブルプリント基板により配線されていることを特徴とする光学ユニット。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
    前記固定体には、前記コイルを位置決めするための位置決め部が形成されていることを特徴とする光学ユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
    前記コイルは、前記固定体に対して直接貼り付けられていることを特徴とする光学ユニット。
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