JP2022159981A - 光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の発光素子が個別点灯し、2パターン以上の配光を有する光源装置を提供すること。【解決手段】本発明の一実施形態では、第1発光素子を有する第1発光部と、平面視で前記第1発光部の外周に沿って離隔して設けられ、複数の第2発光素子を有する第2発光部と、を備える発光部組合体と、前記発光部組合体上に配置されたレンズと、を備え、前記第1発光素子と前記複数の第2発光素子とは縦と横とに配列され、前記第1発光素子と前記複数の第2発光素子とがそれぞれ独立点灯制御可能であり、前記第1発光部から発せられ前記レンズから出射する光の配光の半値全角が前記第2発光部から発せられ前記レンズから出射する光の配光の半値全角と異なる、光源装置が提供される。【選択図】図2B

Description

本開示は、光源装置に関する。
特許文献1には、回路基板上に、LED素子群をそれぞれ有して同心円状に形成された第1発光部及び第2発光部と、第1発光部及び第2発光部の上部にレンズとを備え、第1発光部と第2発光部とが独立に点灯駆動されるLED発光装置が開示されている。
特開2014-082236号公報
本開示は、複数の発光素子が個別点灯し、2パターン以上の配光を有する光源装置を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る光源装置は、第1発光素子を有する第1発光部と、平面視で前記第1発光部の外周に沿って離隔して設けられ、複数の第2発光素子を有する第2発光部と、を備える発光部組合体と、前記発光部組合体上に配置されたレンズと、を備え、
前記第1発光素子と前記複数の第2発光素子とは縦と横とに配列され、前記第1発光素子と前記複数の第2発光素子とがそれぞれ独立点灯制御可能であり、前記第1発光部から発せられ前記レンズから出射する光の配光の半値全角が前記第2発光部から発せられ前記レンズから出射する光の配光の半値全角と異なることを特徴とする。
本開示の一実施形態に係る光源装置は、第1発光素子を有する第1発光部と第2発光素子を有する第2発光部とを備える発光部組合体と、前記発光部組合体上に配置されたレンズと、を備え、平面視で、前記第2発光部は前記第1発光部の外周に沿って離隔して配置され、かつ1つの前記第2発光素子からなることを特徴とする。
本開示の一実施形態によれば、複数の発光素子が個別点灯し、2パターン以上の配光を有する光源装置を提供できる。
実施形態1の光源装置の構成を模式的に示した平面図である。 実施形態1の光源装置の構成を模式的に示す、図1Aの線分A-Aにおける端面図である。 実施形態1の光源装置の第1発光部および第2発光部をそれぞれ模式的に示した平面図である。 離隔した少なくとも2つの発光素子を有する第2発光部が第1発光部を取り囲む態様を模式的に示した平面図である。 図2Bの線分III-IIIおよびIV-IVにおける第2発光部の断面を模式的に示した端面図である。 発光部組合体の模式底面図である。 第1発光部の外周に沿って離隔して配置される1つの発光素子を有する第2発光部を模式的に示した平面図である。 図2Eの線分I-Iにおける第2発光部の断面を模式的に示した端面図である。 図2Eの線分II-IIにおける発光部組合体の断面を模式的に示した端面図である。 発光部組合体(第1発光部および第2発光部を含む)の発光前における態様を模式的に示した端面図である。 第1発光部の発光時における態様を模式的に示した端面図である。 第2発光部の発光時における態様を模式的に示した端面図である。 フレネルレンズによる第1発光部の出射光の配光制御態様を模式的に示した端面図である。 フレネルレンズによる第1発光部の出射光の配光制御(超広角配光制御)態様を模式的に示した端面図である。 フレネルレンズによる第1発光部の出射光の配光制御(超挟角配光制御)態様を模式的に示した端面図である。 フレネルレンズによる第2発光部の出射光の配光制御態様を模式的に示した端面図である。 フレネルレンズによる第2発光部の出射光の配光制御(広角配光制御)態様を模式的に示した端面図である。 フレネルレンズによる第2発光部の出射光の配光制御(挟角配光制御)態様を模式的に示した端面図である。 実施形態2の光源装置の構成を模式的に示した平面図である。 2つのフレネルレンズそれぞれに対応する発光部組合体の第1発光部及び第3発光部それぞれの配光がレンズによって制御される様子を模式的に示す、図5Aの線分B-Bにおける端面図である。 2つのフレネルレンズそれぞれに対応する発光部組合体の第2発光部及び第4発光部それぞれの配光がレンズによって制御される様子を模式的に示す、図5Aの線分B-Bにおける端面図である。 波長変換部材シートの準備工程を模式的に示した平面図である。 波長変換部材シートの準備工程を模式的に示す、図6Aの線分6a-6aにおける端面図である。 波長変換部材シートの個片化工程を模式的に示した平面図である。 波長変換部材シートの個片化工程を模式的に示す、図6Cの線分6b-6bにおける端面図である。 発光素子の設置工程を模式的に示した平面図である。 発光素子の設置工程を模式的に示す、図6Eの線分6c-6cにおける端面図である。 反射部材材料の供給工程を模式的に示した平面図である。 反射部材材料の供給工程を模式的に示す、図6Gの線分6d-6dにおける端面図である。 反射部材材料の研削工程を模式的に示した平面図である。 反射部材材料の研削工程を模式的に示す、図6Iの線分6e-6eにおける端面図である。 ダイシング処理工程を模式的に示した平面図である。 ダイシング処理工程を模式的に示す、図6Kの線分6f-6fにおける端面図である。 得られた発光部組合体を模式的に示した平面図である。 得られた発光部組合体を模式的に示す、図6Mの線分6g-6gにおける端面図である。 得られた発光部組合体を模式的に示した底面図である。 反射部材材料で側面が覆われた発光素子の集合体プレートの準備工程を模式的に示した平面図である。 反射部材材料で側面が覆われた発光素子の集合体プレートの準備工程を模式的に示す、図7Aの線分7a-7aにおける端面図である。 蛍光体含有ブロックの設置工程を模式的に示した平面図である。 蛍光体含有ブロックの設置工程を模式的に示す、図7Cの線分7b-7bにおける端面図である。 反射部材材料の供給工程を模式的に示した平面図である。 反射部材材料の供給工程を模式的に示す、図7Eの線分7c-7cにおける端面図である。 反射部材材料の研削工程を模式的に示した平面図である。 反射部材材料の研削工程を模式的に示す、図7Gの線分7d-7dにおける端面図である。 ダイシング処理工程を模式的に示した平面図である。 ダイシング処理工程を模式的に示す、図7Iの線分7e-7eにおける端面図である。 得られた発光部組合体を模式的に示した平面図である。 得られた発光部組合体を模式的に示す、図7Kの線分7f-7fにおける端面図である。 得られた発光部組合体を模式的に示した底面図である。 反射部材プレートの準備工程を模式的に示した平面図である。 反射部材プレートの準備工程を模式的に示す、図8Aの線分8a-8aにおける端面図である。 反射部材プレートのパンチング工程を模式的に示した平面図である。 反射部材プレートのパンチング工程を模式的に示す、図8Cの線分8b-8bにおける端面図である。 蛍光体含有樹脂材の供給工程を模式的に示した平面図である。 蛍光体含有樹脂材の供給工程を模式的に示す、図8Eの線分8c-8cにおける端面図である。 蛍光体含有樹脂材のパンチング工程を模式的に示した平面図である。 蛍光体含有樹脂材のパンチング工程を模式的に示す、図8Gの線分8d-8dにおける端面図である。 反射部材材料の供給工程を模式的に示した平面図である。 反射部材材料の供給工程を模式的に示す、図8Iの線分8e-8eにおける端面図である。 反射部材材料のパンチング工程を模式的に示した平面図である。 反射部材材料のパンチング工程を模式的に示す、図8Kの線分8f-8fにおける端面図である。 蛍光体含有樹脂材の供給工程を模式的に示した平面図である。 蛍光体含有樹脂材の供給工程を模式的に示す、図8Mの線分8g-8gにおける端面図である。 反射部材材料で側面が覆われた発光素子の集合体プレートの設置工程を模式的に示した平面図である。 反射部材材料で側面が覆われた発光素子の集合体プレートの設置工程を模式的に示す、図8Oの線分8h-8hにおける端面図である。 ダイシング処理工程を模式的に示した平面図である。 ダイシング処理工程を模式的に示す、図8Qの線分8i-8iにおける端面図である。
<光源装置>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態の光源装置について説明する。
説明する実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本発明は以下で説明するものに限定されない。各図面中、同一の機能を有する部材には、同一符号を付している場合がある。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態に分けて示す場合があるが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。また、後述の実施形態では、前述と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については、実施形態ごとには逐次言及しないものとする。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合もある。
[実施形態1]
図1Aは、実施形態1の光源装置の構成を模式的に示した平面図である。図1Bは、実施形態1の光源装置の構成を模式的に示す、図1Aの線分A-Aにおける端面図である。図2Aは、実施形態1の光源装置の第1発光部および第2発光部をそれぞれ模式的に示した平面図である。図3Aは、発光部組合体(第1発光部および第2発光部を含む)の発光前における態様を模式的に示した端面図である。図3Bは、第1発光部の発光時における態様を模式的に示した端面図である。図3Cは、第2発光部の発光時における態様を模式的に示した端面図である。
実施形態1の光源装置100は、発光部組合体10とレンズ20とを備える。発光部組合体10は、第1発光素子12Aを有する第1発光部10Aと、平面視で第1発光部10Aの外周に沿って離隔して設けられ、複数の第2発光素子12Bを有する第2発光部と、を備える。発光部組合体10は、第1発光部10Aと第2発光部10Bとが一体的に組み合わされたものである。発光部組合体10上にはレンズ20が配置される。第1発光素子12Aと複数の第2発光素子12Bとは縦と横とに配列され、それぞれ独立点灯制御が可能である。そして、第1発光部10Aから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角が第2発光部10Bから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角と異なる。実施形態1の光源装置は、フラッシュ光源として好適に用いることができる。
本明細書において「発光部組合体」とは、2つ以上の発光部が一体となって組み合わせることで全体として1つに構成された構造体を指す。本明細書においてレンズ20はフレネルレンズを含む。「フレネルレンズ」とは、コリメートレンズの1種であり、発光部から出射された光を屈折させて所望の照射領域へと向けて指向性を持たせるレンズを指す。
後述するが、第1発光部10A及び第2発光部10Bは、例えば、LED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)等の発光素子を有している。第1発光部10A及び第2発光部10Bから発せられた光は、発光面の面法線方向の光量が最大となり、面法線からの光線の傾きが大きくなるにつれて光量も徐々に減少する配光強度特性(ランバート分布又はランバート配光と称する)を有する。ここで、本明細書においてレンズから出射する光の配光とは、大きく分けて超広角配光、広角配光、超挟角配光及び挟角配光の4パターンを含む。「広角配光」とは、第1発光部のランバート配光における半値全角を標準時の半値全角とした場合に、当該標準時の半値全角よりも大きい半値全角を有する配光を指す。「超広角配光」とは、第1発光部のランバート配光における半値全角を標準時の半値全角とした場合に、標準時の半値全角よりも更に大きい半値全角(即ち広角配光時の半値全角よりも大きい半値全角)を有する配光を指す。「狭角配光」とは、第1発光部のランバート配光における半値全角を標準時の半値全角とした場合に、当該標準時の半値全角よりも小さい半値全角を有する配光を指す。「超狭角配光」とは、第1発光部のランバート配光における半値全角を標準時の半値全角とした場合に、標準時の半値全角よりも更に小さい半値全角(即ち狭角配光時の半値全角よりも小さい半値全角)を有する配光を指す。第1発光部10Aから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角が第2発光部10Bから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角と異なるとは、第1発光部10Aから発せられレンズ20から出射する光と第2発光部10Bから発せられレンズ20から出射する光とが、上記4パターンの光の配光につき、それぞれ異なる光の配光の半値全角を有することをいう。広角配光制御および超広角配光制御の場合、第2発光部10Bから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角が上記標準時の半値全角よりも大きいことを基準として、第1発光部10Aから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角が第2発光部10Bから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角よりも大きくなり得る。又、狭角配光制御および超狭角配光制御の場合を例に採ると、第2発光部10Bから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角が上記標準時の半値全角よりも小さいことを基準として、第1発光部10Aから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角が第2発光部10Bから発せられレンズ20から出射する光の配光の半値全角よりも小さくなり得る。
実施形態1の光源装置100では、2つ以上のレンズを用いなくとも、1つのレンズ20により第1発光部10Aおよび第2発光部10Bから発せられる光の配光を制御できる。これにより、1つのレンズ20により、2パターン以上の配光を実現可能となる。
レンズ20は、第1発光部10A、第2発光部10Bを跨ぐように発光部組合体10上に配置されている。具体的には、1つの発光部組合体10上に1つのレンズ20が配置されている。すなわち、平面視で、1つのレンズ20の領域内に、第1発光部10Aおよび第2発光部10B(発光部組合体10に相当)が配置されている。換言すると、2つ以上の発光部からなる発光部組合体10が1つのレンズ20を共有している。一例として、1つのフレネルレンズの領域内に、1つの発光部組合体10が配置されている。
実施形態1の光源装置100によれば、1つのレンズ20および1つのレンズ20の領域内に位置する発光部組合体10により2パターン以上の配光が可能である。そのため、光源装置100を小型化でき、スマートフォンに好適に利用することができる。
以下、上記実施形態1の光源装置100の構成要素である発光部組合体10およびレンズ20について説明する。
(発光部組合体10)
図1Aに示すように、発光部組合体10は、少なくとも2つの発光部(第1発光部10Aおよび第2発光部10B)が一体的に組み合わされたものである。具体的には、発光部組合体10が第1発光部10Aおよび第2発光部10Bを有し、平面視にて、第2発光部10Bは第1発光部10Aの少なくとも一部を取り囲むように設けられている。発光部組合体10に含まれる第1発光部10Aおよび第2発光部10Bは、図2Aに示すように、平面視にて、第2発光部10Bの内側の領域50に第1発光部10Aが設けられている。つまり、第1発光部10Aは発光部組合体10の中央領域に位置している。なお、第1発光部10Aと第2発光部10Bとは相互に光の伝搬を防ぐ観点から直接接していないことが好ましい。
実施形態1の光源装置100では、第1発光部10Aおよび第2発光部10Bそれぞれが、略同一色の第1の光を発光することができる。第1発光部10Aおよび第2発光部10Bはそれぞれ基板30の配線に接続される。なお、本実施形態において略同一色とは、第1発光部および第2発光部のそれぞれから発せられるそれぞれの光が、CIE 1976 (L*, u*, v*) 色空間において、色差(色度の差に相当)Δu’v’が0.05以下であることをいう。
第1発光部および第2発光部の形態
第1発光部10Aの平面形状は正方形、矩形、円形、楕円形、および/または多角形であることができる。又、第1発光部10Aを取り囲む第2発光部10Bの外側部10Bおよび内側部10Bの平面形状も平面視で正方形、矩形、円形、楕円形、および/または多角形であることができる。なお、第2発光部10Bの外側部10Bおよび内側部10Bの平面形状は、異なっていてもよい。特に限定されるものではないが、発光部組合体10の一体性を好適に確保する観点から、第1発光部10Aの平面輪郭は、第2発光部10Bの外側部10Bの平面輪郭よび内側部10Bの平面輪郭と相似関係であることが好ましい。
第1発光部10Aは、第1発光素子12Aを含む。一例としては、図1Bに示すように、第1発光部10Aは、第1発光素子12Aに加え第1発光素子12Aの発光面上に設けられた波長変換部材11Aを含むことができる。第2発光部10Bは、第2発光素子12Bを含む。一例として、図1Bに示すように、第2発光部10Bは、第2発光素子12Bに加え第2発光素子12Bの発光面上に設けられた波長変換部材11Bを含むことができる。各第1発光素子12Aの発光面上に1つずつの波長変換部材11Aが設けられてもよく、複数の第1発光素子12Aが共通の波長変換部材11Aを有していてもよい。また、各第2発光素子12Bの発光面上に1つずつの波長変換部材11Bが設けられてもよく、複数の第2発光素子12Bが共通の波長変換部材11Bを有していてもよい。波長変換部材11Bは、第1発光部10Aの外周を囲むように配置することが好ましい。第2発光素子12Bの発光面側には、第1発光部10Aの外周を囲む1つの波長変換部材11Bが配置されてもよい。
特に限定されるものではないが、平面視で発光部組合体10に占める第1発光部10Aの割合は50面積%以上90面積%以下、60面積%以上80面積%以下、例えば70面積%であることができる。平面視で発光部組合体10に占める第2発光部10Bの割合は10面積%以上50面積%以下、20面積%以上40面積%以下、例えば30面積%であることができる。なお、平面視で発光部組合体10に占める第1発光部10Aの割合とは、平面視における波長変換部材11Aの面積%のことであり、平面視で発光部組合体10に占める第2発光部10Bの割合とは、平面視における波長変換部材11Bの面積%のことである。
本実施形態1および下記で述べる実施形態2のいずれにおいても、第1の発光部組合体10Iおよび第2の発光部組合体10IIのそれぞれの構成要素である第2発光部10BIおよび第4発光部10BIIは、第1発光部10AIおよび第3発光部10AIIの少なくとも一部を取り囲むように設けることができる。第1の発光部組合体10Iおよび第2の発光部組合体10IIの構成要素である第1発光部10AIおよび第3発光部10AIIは、例えば第1発光素子12AIおよび第3発光素子12AIIと、第1発光素子12AIおよび第3発光素子12AIIそれぞれの発光面上に設けられた波長変換部材11AIおよび波長変換部材11AIIとを含む。又、第1の発光部組合体10Iおよび第2の発光部組合体10IIの構成要素である第2発光部10BIおよび第4発光部10BIIは、第2発光素子12BIおよび第4発光素子12BIIと、第2発光素子12BIおよび第4発光素子12BIIそれぞれの発光面上に設けられた波長変換部材11BIおよび波長変換部材11BIIを含む。
この場合において、上記実施形態1および下記で述べる実施形態2のいずれにおいても、第2発光部は大きくは2つの形態に分けることができる。
図2Bは、離隔した少なくとも2つの発光素子を有する第2発光部が第1発光部を取り囲む態様を模式的に示した平面図である。図2Cは、図2Bの線分III-IIIおよびIV-IVにおける第2発光部の断面を模式的に示した断面図である。図2Dは、発光部組合体の模式底面図である。
図2B、図2Cおよび図2Dに示すように、第2発光部10BYが少なくとも2つの第2発光素子12BYを有し、平面視にて当該少なくとも2つの第2発光素子12BYが第1発光部10AYの少なくとも一部を取り囲むように隣接して設けられる。すなわち、第1発光素子12AYを有する第1発光部10AYを取り囲む第2発光部10BYが、離隔した少なくとも2つの第2発光素子12BYを有している。第1発光素子12AYと複数の第2発光素子12BYとは、縦と横とに配列(言い換えると、行列に配置)されて格子状になっている。
この場合、離隔して配置された少なくとも2つの第2発光素子12BYを独立点灯制御することで、第2発光部10BY側から光を出射させることができる。なお、第1発光部10AYを取り囲む第2発光部10BYでは、離隔して配置された各発光素子の側面に反射部材13が配置されていることが好ましい。更に、隣接する一方の第2発光素子12BY上に位置する波長変換部材11BYの側面と他方の第2発光素子12BY上に位置する波長変換部材11BYの側面との間にも反射部材13が配置されていることが好ましい。すなわち、隣接する波長変換部材11BY同士の間に反射部材13を有して配置されていることが好ましい。これにより、隣接する第1発光素子12AY及び第2発光素子12BYから発せられる光による色ムラや輝度ムラを防止することができる。
図2B~図2Dに示す態様では、第2発光部10BYの隣接する第2発光素子12BY同士が離隔しているため、第2発光素子12BYと、第2発光部10BYの下方に接続された基板の配線とを個別に接続することとなる。これにより、少なくとも2つの第2発光素子12BYを同時に一括して独立点灯制御すること、これに代えて、少なくとも2つの第2発光素子12BYを個別に別々のタイミングで独立点灯制御することもできる。
又、図2Bおよび図2Cでは、第1発光素子12AY、波長変換部材11AY、第2発光素子12BYおよび波長変換部材11BYが全て等間隔で配置されているがこれに限定されない。すなわち、隣り合う発光素子同士や波長変換部材同士の間隔が異なっていてもよい。また、図2B~図2Dでは、第1発光部10AYとして1つの第1発光素子12AYが配置されているがこれに限定されない。すなわち、第1発光部10AYは2つ以上の第1発光素子12AYを有していてもよい。この場合、2つ以上の発光素子AYは行列配置することが好ましい。
図2Eは、第1発光部の外周に沿って離隔して配置される1つの発光素子を有する第2発光部を模式的に示した平面図である。図2Fは、図2Eの線分I-Iにおける第2発光部の断面を模式的に示した端面図である。図2Gは、図2Eの線分II-IIにおける発光部組合体の断面を模式的に示した端面図である。
図2E、図2Fおよび図2Gに示すように、第2発光部10BXが1つの第2発光素子12BXを有して成り、平面視で、第2発光部は第1発光部の外周に沿って離隔して配置され、かつ1つの第2発光素子からなる。
この場合、1つの第2発光素子12BXを有する第2発光部10BXを独立点灯制御することで、第2発光部10BXから光を出射させることができる。
なお、図2E、図2Fおよび図2Gでは、第2発光部10BXの第2発光素子12BXが第1発光部10AXの外周を一続きで囲む形状であるため、第2発光素子12BXの発光面と波長変換部材11BXとが直接接触する領域を広く確保することができる。これにより、第2発光素子12BXから光を直接的に波長変換部材11BX内に導くことができるため、より効率的に光を波長変換することが可能となる。又、第2発光部10BXと、第2発光部10BXの下方に接続された基板の配線との接続も簡素化することができる。
第1発光部10Aの第1発光素子12Aおよび第2発光部の第2発光素子12Bは、平面視にて任意の形状であってよい。例えば、第1発光部10Aの第1発光素子12Aおよび第2発光部の第2発光素子12Bは、平面視にて正方形、矩形、および/または多角形であることができる。第1発光素子12Aが平面視で矩形状である場合、第1発光部10Aの第1発光素子12Aは、例えば平面視にて200μm以上2mm以下、好ましくは500μm以上1.5mm以下、より好ましくは800μm以上1mm以下の縦横寸法を有し得る。又、後述するように、第2発光部10Bの第2発光素子12Bが平面視で矩形状でありかつ1つの第2発光素子BXからなる場合、第2発光素子12Bの外側輪郭の縦横寸法は、例えば平面視にて500μm~3mm、好ましくは1mm以上2.5mm以下、より好ましくは1.5mm以上2.0mm以下であり得る。第2発光部10Bの第2発光素子12Bが1つの第2発光素子12BXからなる場合、第2発光素子12BXの内側輪郭の縦横寸法は、例えば平面視にて200μm以上2mm以下、好ましくは500μm以上1.5mm以下、より好ましくは800μm以上1mm以下であり得る。
更に、第2発光部10Bが互いに離隔した複数の矩形状の第2発光素子12Bを有する場合、各第2発光素子12Bは、例えば平面視にて100μm以上2mm以下、好ましくは200μm以上1.5mm以下の縦横寸法を有し得る。第1発光部10Aの第1発光素子12Aおよび第2発光部の第2発光素子12B(又は第2発光素子12BX)のそれぞれの高さ(発光面から電極面までの高さ)は、10μm以上300μm以下、好ましくは150μm以上300μm以下を有し得る。
基板30は、その上面に正負の配線が設けられた配線基板である。例えば、第1発光素子12A及び第2発光素子12Bに対応する配線ごとに入出力端子を設ける等により、上記のとおり発光素子ごとに独立して点灯制御することでき、したがって発光部ごとに独立して点灯制御することもできる。基板30の主な材料としては、絶縁性材料であり、発光素子からの光が透過しにくい材料が好ましい。例えば、基板30はセラミックス材および樹脂材を含んでいてよい。
上記発光素子(第1発光素子12A、第2発光素子12B、第3発光素子12AII及び第4発光素子12BII)は、半導体積層体と、極性が異なる少なくとも一対の電極40(正極41と負極42)と、を備える。発光素子は、発光面(主発光面ともいう)と、発光面に対して異なる方向(例えば垂直方向)に延在する側面と、発光面の反対側の面であって少なくとも正負一対の電極が設けられた電極面とを備える。発光素子としては、任意の波長を有する光を発することが可能な半導体発光素子を選択することができる。例えば、発光素子として、発光ダイオード等を選択することができる。一例として、発光素子としては、青色光を発するものを用いることができる。これに限定されることなく、発光素子としては、青色光以外の他の色の光を発するものを用いてよい。
例えば、青色光を発することが可能な発光素子の半導体積層体として、窒化物系半導体(InxAlyGa1-x-yN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)を用いることができる。この場合、窒化物系半導体発光素子は、例えば、サファイア基板およびサファイア基板に積層された窒化物系半導体積層構造を有する。窒化物系半導体積層構造は、発光層と、発光層をはさむように配置されたn型窒化物系半導体層およびp型窒化物系半導体層とを含む。n型窒化物系半導体層およびp型窒化物系半導体層に、電極であるn側電極およびp側電極がそれぞれ電気的に接続される。
波長変換部材(波長変換部材11Aおよび波長変換部材11B)は、発光素子の発光面側に設けられ、発光素子から発せられる光を吸収して異なる波長の光に変換可能な部材である。波長変換部材は、例えば樹脂やガラス等の母材に蛍光体等を含む。蛍光体としては、イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Y(Al,Ga)12:Ce)、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Lu(Al,Ga)12:Ce)、テルビウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Tb(Al,Ga)12:Ce)、βサイアロン系蛍光体(例えば、(Si,Al)(O,N):Eu)、α系サイアロン蛍光体(例えば、Ca(Si,Al)12(O,N)16:Eu)、CASN系蛍光体(例えば、CaAlSiN:Eu)若しくはSCASN系蛍光体(例えば、(Sr,Ca)AlSiN:Eu)等の窒化物系蛍光体、KSF系蛍光体(例えば、KSiF:Mn)、KSAF系蛍光体(例えば、K(Si,Al)F:Mn)若しくはMGF系蛍光体(例えば、3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mn)等のフッ化物系蛍光体、ペロブスカイト構造を有する蛍光体(例えば、CsPb(F,Cl,Br,I))、又は、量子ドット蛍光体(例えば、CdSe、InP、AgInS、AgInSe、AgInGaS又はCuAgInS)等を用いることができる。蛍光体は、上記のうちの1種を単独で含んでいてもよいし、複数種類の蛍光体を含んでいてもよい。
又、第1発光部10Aおよび第2発光部10Bのそれぞれにおいて、波長変換部材11Aおよび波長変換部材11Bの上面を除いて発光素子の側面と波長変換部材の側面とを覆う反射部材13を更に設けることができる。反射部材13は、発光素子から発せられる光を所定方向に導きやすくするための部材である。
反射部材13は、例えば、母材の樹脂と、その母材に含有された光反射性物質から構成されたものであってよい。母材の樹脂としては、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、アクリル樹脂、また、これらの樹脂を少なくとも一種以上含むハイブリッド樹脂等の樹脂を用いることができる。
光反射性物質としては、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化イットリウム、イットリア安定化ジルコニア、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、珪酸カルシウム、酸化ニオブ、酸化亜鉛、チタン酸バリウム、チタン酸カリウム、フッ化マグネシウム、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化ホウ素及びムライトなどから選択された少なくとも一種を用いることができる。
なお、発光素子から発せられる光を好適に反射させる観点から、反射部材13は当該光に対して例えば60%以上の反射率を有する白色樹脂であってよく、好ましくは90%以上の反射率を有する白色樹脂である。
発光素子の側面と反射部材13との間および/または発光素子の発光面上に透光性部材を設けることもできる。透光性部材の材料としては、例えば、シリコーン系樹脂、エポキシ樹脂、アクリル系樹脂が挙げられる。
(レンズ20)
レンズ20は、第1発光部10Aおよび第2発光部10Bを跨ぐように発光部組合体10上に配置されたものである。これにより、レンズ20は、各発光部それぞれから発せられた光をレンズ20に入射させ、入射された光を所定の方向に出射させる。具体的には、1つの発光部組合体10上に配置される1つのレンズ20は、発光部組合体10から発せられる光(第1発光部10Aおよび第2発光部10Bから発せられる光)が入射する入射面20aとこの光が出射する出射面20bとを有する。レンズ20は、例えば、フレネルレンズを用いることができ、レンズ20の入射面(下面に相当)20aに同心で複数の円環状の凸部を有している(図1B、図3A~図3C、図4A~図4F等参照)。レンズ20は、その下面20aに、レンズ20の中心から順に、第1凸部21と、第2凸部22と、第3凸部23と、第4凸部24と、第5凸部25と、第6凸部26とを含む。1つのレンズ20の出射面(上面に相当)20bは平坦状である。
中心部に位置する第1凸部21は、図1Bで示すような、第1凸部21が凸状の湾曲面21aから構成されていてもよいが、配光特性の観点から、凸状の湾曲面21aを中心として同心円状に配置された複数の微小凸部材21bを有してもよい(図4Aおよび図4D参照)。各微小凸部材21bは入射面および反射面を有する。
図1Bでは、端面視で、中心部の第1凸部21の凸状の湾曲面の領域サイズを他の凸部の領域サイズよりも大きくとっている。しかしながら、これに限定されることなく、レンズの出射面(上面に相当)20bから出射される光の所望の照射範囲を鑑みて、中心部の第1凸部21の凸状の湾曲面の領域サイズは他の凸部の領域サイズと略同一であることもできる。
第2凸部22、第3凸部23、第4凸部24、第5凸部25および第6凸部26はそれぞれ平面視で円環状の凸部である。第2凸部22は入射面22aと反射面22bとを有し、第3凸部23は入射面23aと反射面23bとを有し、第4凸部24は入射面24aと反射面24bとを有し、第5凸部25は入射面25aと反射面25bとを有し、第6凸部24は入射面24aと反射面24bとを有する(図1B参照)。
第1発光部10Aは、平面視でレンズ20の第1凸部21と重なっており、レンズ20のフレネルレンズの同心(言い換えると光軸B)と、第1発光部10Aの中心とが略一致して配置される。又、端面視で、例えば第3凸部23および第4凸部24の直下に、かつ第5凸部25および第6凸部24より内側下方に、第2発光部10Bが配置される。
以下、各発光部の発光面から発せられる光が上記構成の各凸部を有するレンズ20を通過する際の進路について説明する(図3A、図3B、図3C、図4A~図4F参照)。本実施形態において、説明のために、各発光部から発せられる光のうちの一部の光について、その一部の光の通った道筋を光線として矢印で図示する場合がある。また、光線(又は光)とレンズの光軸とがなす角度とは、詳細には各発光部から発せられる光のうち一部の光の光線とレンズの光軸とがなす角度をいう。光線とレンズの光軸とは、互いの延長上に交点を有していてもよいし、互いにねじれの位置であってもよい。本実施形態において、光線とレンズの光軸との角度とは、レンズの光軸に対して光線を平行移動させ、光線とレンズの光軸とが交点を有したと仮定したとき、互いがなす角度のことをいう。
(いずれの発光部も点灯されていない場合)
上述のとおり、実施形態1の光源装置100では、発光素子ごとに独立点灯制御可能となっている。従って、いずれの発光素子も点灯されていない状態は図3Aに示す状態となる。
(第1発光部10Aが点灯されている場合)
次に、第1発光部10Aが点灯制御されている場合を例示する(図3Bおよび図4A参照)。この場合、第1発光部10Aの発光面から出射される光L1の経路は、大きくは以下の3つのケースに分けることができる。
・第1のケース:
第1発光部10Aの発光面から第1凸部21を介して、光が出射されるケース
・第2のケース:
第1発光部10Aの発光面から第1凸部21に対して近い側に位置する凸部(例えば第2凸部22、第3凸部23および第4凸部24)を介して、光が出射されるケース ・第3のケース:
第1発光部10Aの発光面から第1凸部21に対して遠い側に位置する凸部(例えば第5凸部25および第6凸部26)を介して、光が出射されるケース
第1のケースの場合、第1発光部10Aから発せられた光は、第1凸部21の入射面(凸状の湾曲面21a)から入射され、レンズ20の光軸Bに沿って進む。第2のケースの場合、図4Aに示すように第1発光部10Aから発せられた光は、例えば第2凸部22、第3凸部23および第4凸部24の各入射面(入射面22a、入射面23aおよび入射面24a)から入射され、次いで各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)にて反射される。第3のケースの場合、図4Aに示すように第1発光部10Aから発せられた光は、例えば第5凸部の入射面25aおよび第6凸部26の入射面26aから入射され、次いで第5凸部の反射面25bおよび第6凸部26の反射面26bにて反射される。
(第2発光部10Bが点灯されている場合)
次に、第2発光部10Bが点灯制御されている場合を例にして具体的に説明する。(図3Cおよび図4D参照)。この場合、第2発光部10Bの発光面から出射される光L2の経路は、大きくは以下の第4のケースと第5のケースの2つに分けることができる。なお、第2発光部10Bと第1凸部21との位置関係によっては、第2発光部10Bの発光面から第1凸部21を介して、光が出射可能となるケースもあり得る。
・第4のケース:
第2発光部10Bの発光面から第1凸部21に対して近い側に位置する凸部(例えば第2凸部22、第3凸部23および第4凸部24)を介して、光が出射されるケース
・第5のケース:
第2発光部10Bの発光面から第1凸部21に対して遠い側に位置する凸部(例えば第5凸部25および第6凸部26)を介して、光が出射されるケース
第4のケースの場合、第2発光部10Bから発せられた光は、例えば第2凸部22、第3凸部23および第4凸部24の各入射面(入射面22a、入射面23aおよび入射面24a)から入射され、次いで入射した光が各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)にて反射する場合がある。または、第2発光部10Bから入射した光は、各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)にて反射されることなく光軸Bから離れる方向に屈折されて、レンズ20の出射面20bから出ていく場合もある。同様に、第5のケースの場合、第2発光部10Bからの光は、例えば第5凸部25および第6凸部26の各入射面(入射面25aおよび入射面26a)から入射され、次いで入射した光が各反射面(反射面25bおよび反射面26b)にて反射する場合がある。または、第2発光部10Bから入射した光は、各反射面(反射面25bおよび反射面26b)にて反射されることなく光軸Bから離れる方向に屈折されて、レンズ20の出射面20bから出ていく場合もある。
以下、図4Bおよび図4Cを参照しながら上記第3のケースを例にして具体的に説明する。なお、以下で説明する事項は、第3のケースに限定されるものではなく第2のケースにも適用できる。
超広角配光制御
一例では、図4Bに示すように、第3のケースの場合、第1発光部10Aから発せられた光は、例えば第5凸部の入射面25aおよび第6凸部26の入射面26aから入射され、次いで第5凸部の反射面25bおよび第6凸部26の反射面26bで光軸Bとの角度が大きくなるように反射される。なお、第2のケースの場合も同様に、第1発光部10Aから発せられた光は、例えば第2凸部22、第3凸部23および第4凸部24の各入射面(入射面22a、入射面23aおよび入射面24a)から入射され、次いで各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)で光軸Bとの角度が大きくなるように反射される。
ここで、図4Bから分かるように、第1発光部10Aから発せられる光が各凸部(例えば第2凸部22~第6凸部26)に向かう角度は、第1発光部10Aの発光面のいずれの部分から発せられたとしても略同一である。一例を挙げると、端面視で、第1発光部10Aの一端からの光が第6凸部26の任意の点(言い換えると、位置)に向かう角度θ1と、第1発光部10Aの他端からの光が該第6凸部26の任意の点に向かう角度θ2とは略同一である。また、第1発光部10Aの中央領域(言い換えると第1発光部10Aの一端及び他端以外の領域)からの光が該第6凸部26の任意の点に向かう角度も角度θ1と角度θ2と略同一となる。なお、角度θ1と角度θ2とは、第1発光部10Aの発光面と、第1発光部10Aから発せられる光の光線と、がなす角度をいう。
そのため、第1発光部10Aの発光面のいずれの領域から光が発せられるとしても、第6凸部26の反射面26bで反射される光とレンズ20の光軸Bとのなす角度を所望の角度に近づくように制御することができる。同様の観点で、第1発光部10Aから発せられる光は、第2凸部22から第5凸部25に向かうにつれて、各凸部の反射面で反射される光とレンズ20の光軸Bとのなす角度を所望の角度に近づくように制御しやすい。つまり、第1発光部10Aの発光面から出射される光はいずれも、光L1の経路として近似できるため、多くの光を意図した通りに制御することができる。意図した配光が超広角配光の場合は、超広角配光に近づく。
なお、この所望の角度(各凸部の反射面で反射される光とレンズ20の光軸Bとがなす角度が大きくなるような角度)は、レンズ20の各凸部の形状、大きさおよび/または位置等の変更により調整することができる。例えば、レンズ20の光軸Bと各凸部の各反射面(22b、23b、24b、25b、26b)とがなす角度を相対的に小さくすることによりレンズ20から出射する光の配光を超広角配光に制御することができる。
このように、レンズ20の各凸部、例えば第2凸部22~第6凸部26を介して、第1発光部10Aから発せられる光の配光を変える(つまり、制御する)ことで、レンズ20により照射される範囲(照度分布と称することもできる。)をより拡げることができ、第1発光部10Aからの光を超広角配光にすることができる。
次に、図4Eおよび図4Fを参照しながら上記第5のケースを例にして具体的に説明する。なお、以下で説明する事項は、第5のケースに限定されるものではなく第4のケースにも適用できる。
広角配光制御
一例では、図4Eに示すように、第5のケースの場合、第2発光部10Bからの光は、例えば第5凸部25および第6凸部26の各入射面(入射面25aおよび入射面26a)から入射され、次いで入射した光が各反射面(反射面25bおよび反射面26b)にて“光軸Bとの角度が小さくなるように”反射する場合がある。または、第2発光部10Bから入射した光は、各反射面(反射面25bおよび反射面26b)にて反射されることなく光軸Bから離れる方向に屈折されて、レンズ20の出射面20bから出ていく場合もある。なお、第4のケースの場合も同様に、第2発光部10Bから発せられた光は、例えば第2凸部22、第3凸部23および第4凸部24の各入射面(入射面22a、入射面23aおよび入射面24a)から入射され、次いで入射した光が各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)にて“光軸Bとの角度が小さくなるように”反射する場合がある。または、第2発光部10Bから入射した光は、各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)にて反射されることなく光軸Bから離れる方向に屈折されて、レンズ20の出射面20bから出ていく場合もある。
ここで、図4Eから分かるように、第2発光部10Bから発せられる光が各凸部(例えば第2凸部22~第6凸部26)の任意の点に向かう角度は、各凸部に対する第2発光部10Bの位置により異なる。一例を挙げると、端面視で、第1発光部10Aの一方の側であって、第6凸部26の任意の点の近くに位置する第2発光部10Bからの光が該第6凸部26の任意の点に向かう角度θ3と、第1発光部10Aの他方の側であって、該第6凸部26の任意の点から遠い位置にある第2発光部10Bからの光が該第6凸部26の任意の点に向かう角度θ4とは異なる。詳細には、角度θ3と角度θ4との差は、角度θ1と角度θ2との差よりも大きい。なお、角度θ3と角度θ4とは、第2発光部10Bの発光面と、第2発光部10Bから発せられる光の光線と、がなす角度をいう。
そのため、第6凸部26の任意の点に対する第2発光部10Bの位置の違いにより第6凸部26の任意の点に向かう光の光線の角度が異なることにより、第6凸部26の反射面26bで反射される光は、レンズ20の光軸Bとのなす角度にバラつきが生じる。なお、同様の観点で、第2発光部10Bから発せられる光が例えば第2凸部22から第5凸部25に向かう場合でも、各凸部の各反射面で反射された光とレンズ20の光軸Bとのなす角度にバラつきが生じる。その結果として、レンズ20の各凸部、例えば第2凸部22~第6凸部26を介して、第2発光部10Bから発せられ制御できる光の割合が第1発光部10Aから発せられ制御できる光の割合より少ない。つまり、第2発光部10Bの発光面から出射される光L2の経路は、第1発光部10Aから出射される光L1の経路から離れているため、意図した通りに制御できる光が少なくなる。意図した配光が超広角配光の場合、超広角配光に制御することが難しく、ランバート配光に近づくため広角配光になる。したがって、第2発光部10Bを広角配光制御のために用いることができる。
なお、各凸部の各反射面で反射された光と光軸Bとがなす角度を大きくするには、レンズ20の各凸部の形状、大きさおよび/または位置等の変更により調整することができる。例えば、広角配光は、レンズ20の光軸Bと各凸部の反射面とがなす角度を相対的に小さくする(例えば10度以上30度以下とする)ことにより制御することができる。
超狭角配光制御
別例では、図4Cに示すように、第3のケースの場合、第1発光部10Aから発せられた光は、例えば第5凸部の入射面25aおよび第6凸部26の入射面26aから入射され、次いで第5凸部の反射面25bおよび第6凸部26の反射面26bでレンズ20の光軸Bとなす角度が小さくなるように反射される。なお、第2のケースの場合も同様に、第1発光部10Aから発せられた光は、例えば第2凸部22、第3凸部23および第4凸部24の各入射面(入射面22a、入射面23aおよび入射面24a)から入射され、次いで各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)でレンズ20の光軸Bとなす角度が小さくなるように反射される。
ここで、図4Cから分かるように、第1発光部10Aから発せられる光が各凸部(例えば第2凸部22~第6凸部26)に向かう角度は、第1発光部10Aの発光面のいずれの領域から発せられたとしても略同一である。一例を挙げると、端面視で、第1発光部10Aの一端からの光が任意の第6凸部26に向かう角度θ1と、第1発光部10Aの他端からの光が該第6凸部26に向かう角度θ2とは略同一である。また、第1発光部10Aの中央領域(言い換えると、第1発光部10Aの一端及び他端以外の領域)からの光が第6凸部26に向かう角度も角度θ1及び角度θ2と略同一となる。
そのため、第1発光部10Aの発光面のいずれの領域から光が発せられるとしても、第6凸部26の反射面26bから反射される光とレンズ20の光軸Bとのなす角度を所望の角度に近づくように制御することができる。同様の観点で、第1発光部10Aから発せられる光が例えば第2凸部22から第5凸部25に向かう場合でも、各凸部の反射面で反射された光とレンズ20の光軸Bとのなす角度を所望の角度に近づくように制御することができる。つまり、第1発光部10Aの発光面から出射される光はいずれも、光L1の経路として近似できるため、多くの光を意図した通りに制御することができる。意図した配光が超広角配光の場合は、超広角配光に近づく。
なお、この所望の角度(各凸部の反射面で反射された光の光軸とレンズ20の光軸Bとがなす角度が小さくなるような角度)は、例えばレンズ20の各凸部の形状、大きさおよび/または位置等の変更により調整することができる。
このように、レンズ20の各凸部、例えば第2凸部22~第6凸部26を介して、第1発光部10Aから発せられる光の配光を変える(つまり、制御する)ことで、レンズ20により照射される範囲(照度分布と称することもできる。)をより狭くすることができ、第1発光部10Aからの光を超狭角配光にすることができる。
狭角配光制御
別例では、図4Fに示すように、第5のケースの場合、第2発光部10Bからの光は、例えば第5凸部25および第6凸部26の各入射面(入射面25aおよび入射面26a)から入射され、次いで入射した光が各反射面(反射面25bおよび反射面26b)にて“光軸Bとの角度が大きくなるように”反射する場合がある。または、第2発光部10Bから入射した光は、各反射面(反射面25bおよび反射面26b)にて反射されることなく光軸Bから離れる方向に屈折されて、レンズ20の出射面20bから出ていく場合もある。なお、第4のケースの場合も同様に、第2発光部10Bから発せられた光は、例えば第2凸部22、第3凸部23および第4凸部24の各入射面(入射面22a、入射面23aおよび入射面24a)から入射され、次いで入射した光が各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)にて“光軸Bとの角度が大きくなるように”反射する場合がある。または、第2発光部10Bから入射した光は、各反射面(反射面22b、反射面23bおよび反射面24b)にて反射されることなく光軸Bから離れる方向に屈折されて、レンズ20の出射面20bから出ていく場合もある。
ここで、図4Fから分かるように、第2発光部10Bから発せられる光が各凸部(例えば第2凸部22~第6凸部26)に向かう角度は、各凸部に対する第2発光部10Bの位置により異なる。一例を挙げると、端面視で、第1発光部10Aの一方の側であって、任意の第6凸部26の近くに位置する第2発光部10Bからの光が該第6凸部26に向かう角度θ3と、第1発光部10Aの他方の側であって、該第6凸部26から遠い位置にある第2発光部10Bからの光が該第6凸部26に向かう角度θ4とは異なる。詳細には、角度θ3と角度θ4との差は、角度θ1と角度θ2との差よりも大きい。
そのため、任意の第6凸部26に対する第2発光部10Bの位置の違いにより第6凸部26に向かう角度が異なることにより、第6凸部26の反射面26bで反射される光は、光軸Bとのなす角度にバラつきが生じる。なお、同様の観点で、第2発光部10Bから発せられる光が例えば第2凸部22から第5凸部25に向かう場合でも、各凸部の各反射面で反射された光と光軸Bとのなす角度にバラつきが生じる。その結果として、レンズ20の各凸部、例えば第2凸部22~第6凸部26を介して、第2発光部10Bから発せられ制御できる光の割合が第1発光部10Aから発せられ制御できる光の割合より少ない。つまり、第2発光部10Bの発光面から出射される光L2の経路は、第1発光部10Aから出射される光L1の経路から離れているため、意図した通りに制御できる光が少なくなる。意図した配光が超挟角配光の場合、超挟角配光に制御することが難しく、ランバート配光に近づき挟角配光になる。したがって、第2発光部10Bを狭角配光制御のために用いることができる。
なお、各凸部の各反射面で反射された光と光軸Bとがなす角度を小さくするには、レンズ20の各凸部の形状、大きさおよび/または位置等の変更により調整することができる。例えば、狭角配光は、広角配光と比べてレンズ20の光軸Bと各凸部の反射面とがなす角度を相対的に大きくする(例えば35度以上50度以下とする)ことにより制御することができる。
以上の事から、発光部組合体10の中央部に位置する第1発光部10Aから発せられる光は、第1発光部10Aの外周に沿って離隔して設けられる第2発光部10Bから発せられる光よりもレンズ20により制御できる割合が多くなるため、第1発光部10Aからの光を超広角配光又は超挟角配光に調整することができる。一方、第1発光部10Aの外周に沿って離隔して設けられる第2発光部10Bから発せられる光は、第1発光部10Aから発せられる光よりもレンズ20により制御できる割合が少ないため、第2発光部10Bからの光を広角配光又は挟角配光に調整することができる。
このように、レンズ20に対する第1発光部10Aの位置は光の制御が容易であるため、第1発光部10Aの配光をレンズ20により大きく変化させることができる。すなわち、第1発光部10Aから出射される多くの光の進行方向をレンズ20により大きく変えることができる。これに対し、レンズ20に対する第2発光部10Bの位置は光を制御しにくいため、第2発光部10Bの配光はレンズ20により大きく変化しない。すなわち、第2発光部10Bから出射される光の進行方向をレンズ20により大きく変えることが難しい。したがって、レンズ20により、第1発光部10Aから発せられる光の配光角度が第2発光部10Bから発せられる光の配光角度よりも大きく変化する。実施形態1の光源装置100では、このような、レンズ20による第1発光部10Aを用いた配光、レンズ20による第2発光部10Bを用いた配光といった相対的に異なる配光を利用し、超広角配光、広角配光、超挟角配光及び挟角配光の4パターンを含む配光制御が可能である。具体的には、各発光部の位置、形状等の違いと、レンズ20の各凸部の形状、大きさおよび/または位置等との違いにより、第1発光部10Aから出射される光のうち進行方向が変わった光の量を、第2発光部10Bから出射される光のうち進行方向が変わった光の量よりも相対的に大きくすることによって、1つのレンズ20(1つのフレネルレンズ)によって2パターン以上の配光制御が可能となっている。なお、2パターン以上の配光制御とは、さらに詳細には、第1発光部10Aと第2発光部10Bの出力比を、例えば同時に、一方を強く他方を弱くして調整することで、2パターンの配光(例えば超広角配光と広角配光、又は超挟角配光と挟角配光)の間の配光に制御することである。
なお、第1発光部10A及び第2発光部10Bの光は、レンズ20の光軸Bから離れる 方向に拡がるように発せられた後、レンズ20により屈折して、レンズ20の光軸Bに向かう方向に進むことが好ましい。具体的には、第1発光部10A及び第2発光部10Bからの光がレンズ20の光軸Bから離れる方向でレンズ20の各凸部(特に注視すべきは最も外側に位置する凸部(上記でいう第6凸部26に相当))に入射できるように、光軸Bに対して最も外側に位置する凸部およびこれに隣接する他の凸部(上記でいう第5凸部25に相当)等が、平面視で発光部組合体10の外縁よりも外側に位置づけられていることが好ましい。
[実施形態2]
図5Aは、実施形態2の光源装置の構成を模式的に示した平面図である。図5Bは、2つのフレネルレンズそれぞれに対応する発光部組合体の第1発光部及び第3発光部それぞれの配光がレンズによって制御される様子を模式的に示す、図5Aの線分B-Bにおける端面図である。図5Cは、2つのフレネルレンズそれぞれに対応する発光部組合体の第2発光部及び第4発光部それぞれの配光がレンズによって制御される様子を模式的に示す、図5Aの線分B-Bにおける端面図である。
以下、実施形態2の光源装置100αについて説明する。実施形態2については、上記実施形態1における内容と異なる内容について主として説明し、実施形態1と重複する内容については説明を省略又は簡略化する。
実施形態2の光源装置100αは、平面視で、レンズ20として1つのフレネルレンズ(以下、第1フレネルレンズ20Iと称する)の領域内に発光部組合体10(以下、第1の発光部組合体10Iと称する)が配置された実施形態1の光源装置100の思想を基本的に反映しつつ、第1の発光部組合体10Iおよび第1フレネルレンズ20Iに加えて第2の発光部組合体10IIおよび第2のレンズ20II(以下、第2フレネルレンズ20IIと称する)を更に用いる点においてのみ実施形態1と異なる。
実施形態2の光源装置100αは、第1フレネルレンズ20Iと第2フレネルレンズ20IIとを有する複眼レンズ200(以下、レンズ200と称する)と、第1フレネルレンズ20Iに対応する第1の発光部組合体10Iと、第2フレネルレンズ20IIに対応する第2の発光部組合体10IIとを備える。第1の発光部組合体10Iは、第1発光部10AIと、第1発光部10AIの外周に沿って離隔して設けられる第2発光部10BIを備える。第1フレネルレンズ20Iは、第1発光部10AIおよび第2発光部10BIを跨ぐように第1の発光部組合体10I上に配置されている。つまり、平面視で、第1フレネルレンズ20Iの領域内に、第1発光部10AIおよび第2発光部10BI(第1の発光部組合体10Iに相当)が配置され、第1フレネルレンズ20Iの同心(言い換えると光軸C)と第1発光部10AIの中心が略一致している。
上記第1発光部10AIおよび第2発光部10BIからそれぞれ発せられる第1の光が、第1フレネルレンズ20Iにより配光制御される。第2の発光部組合体10IIは、第3発光部10AIIと、第3発光部10AIIの外周に沿って離隔して設けられる第4発光部10BIIを備える。第2フレネルレンズ20IIは、第3発光部10AIIおよび第4発光部10BIIを跨ぐように第2の発光部組合体10II上に配置されている。つまり、平面視で、第2フレネルレンズ20IIの領域内に、第3発光部10AIIおよび第4発光部10BII(第2の発光部組合体10IIに相当)が配置され、第2フレネルレンズ20IIの同心(言い換えると光軸D)と第3発光部10AIIの中心が略一致している。
そして、第3発光部10AIIおよび第4発光部10BIIからそれぞれ発せられる第2の光が、第2フレネルレンズ20IIにより配光制御される。また、第3発光部10AIIと第4発光部10BIIとは、略同一色の第2の光をそれぞれ発光する。第2の光の色は、第1の光の色とは異なる。なお、本実施形態において略同一色とは、各発光部(ここでは第3発光部および第4発光部のことをいう)のそれぞれから発せられる光の色差(色度の差に相当)Δu’v’が0.05以下であることをいう。
この第2の発光部組合体10IIは、第1の発光部組合体10Iにより発せられる第1の光の色とは異なる第2の光を発するものであってよい。なお、本実施形態において第1の光の色とは異なる第2の光とは、第1の光と第2の光との色差(色度の差に相当)Δu’v’が0.05より大きい異なる発光色のものをいう。
以下、実施形態2の光源装置100αにおいて、第1の発光部組合体10Iがその構成要素として波長変換部材11AIおよび波長変換部材11BIを含み、第2の発光部組合体10IIがその構成要素として波長変換部材11AIIおよび波長変換部材11BIIを含む場合を例にして説明する。この場合、第2の発光部組合体10IIの波長変換部材11AIIおよび波長変換部材11BIIでは、上述の波長変換部材のうちの1種を単独で含んでいてもよいし、複数種類の波長変換部材を含んでいてもよい。第1の発光部組合体10Iの波長変換部材11AI、11BIは、波長変換部材11AIIおよび波長変換部材11BIIとは異なる波長変換部材を選択してもよいし、波長変換部材の含有量が異なっていてもよい。
実施形態2の光源装置100αは実施形態1の光源装置100と同様に、第1フレネルレンズ20Iにより、第1の発光部組合体10Iを構成する第1発光部10AIおよび第2発光部10BIから発せられる第1の光を配光制御可能である。これにより、第1フレネルレンズ20Iにより、第1の光は2パターン以上の配光が可能となる。
又、実施形態2では、第2フレネルレンズ20IIにより、第2の発光部組合体10IIを構成する第3発光部10AIIおよび第4発光部10BIIから発せられる第2の光を配光制御可能である。これにより、第2フレネルレンズ20IIにより、第1の光と同様に、第2の光は2パターン以上の配光が可能となる。
以上の事から、実施形態2の光源装置100αは、「第1フレネルレンズ20Iと第2フレネルレンズ20II」および「平面視で、第1フレネルレンズ20Iの領域内に位置する第1の発光部組合体10Iと第2フレネルレンズ20IIの領域内に位置する第2の発光部組合体10II」により4パターン以上の配光が可能となっている。すなわち、2つのフレネルレンズを有するレンズ200により、第1の光および第2の光を計4パターン以上の配光に制御することができる。そのため、光源装置100αを小型化でき、スマートフォンに好適に利用することができる。更に、2つのフレネルレンズ20I、20IIを同じ形状とすれば、レンズ200の外観が良好となる(図5A参照)。
なお、実施形態1と同様、第1の発光部組合体10Iおよび第2の発光部組合体10IIのいずれにおいても、独立点灯制御可能な第1発光素子を有する第1発光部10AIおよび第3発光部10AIIが点灯制御されている場合、以下の効果を奏する。
具体的には、実施形態1と同様、第1発光部10AIおよび第3発光部10AIIの発光面から発せられる光はいずれも、第1フレネルレンズ20Iおよび第2フレネルレンズ20IIそれぞれの任意の第6凸部26に向かう光と第1発光部10AIおよび第3発光部10AIIの発光面とのなす角度の差が小さいため、第1発光部10AIおよび第3発光部10AIIから遠い位置にある第6凸部26や第5凸部25の反射面で反射される光の光軸と、第1フレネルレンズ20Iの光軸C又は第2フレネルレンズ20IIの光軸D(以下、レンズ200の光軸C、Dと称する)とのなす角度を所望の角度に近づくように制御することができる。なお、この所望の角度(各凸部の反射面で反射される光の光軸とレンズ200の光軸C、Dとの角度が大きくなる又は小さくなるような角度)は、例えばフレネルレンズの各凸部の形状、大きさおよび/または位置等の変更により調整できる。
その結果として、第1フレネルレンズ20Iおよび第2フレネルレンズ20IIの、例えば第5凸部25や第6凸部26のような各発光部から遠い位置にある各凸部を介して、第1発光部10AIおよび第3発光部10AIIから発せられる光を所望の配光に制御することができる。したがって、フレネルレンズ20I、20IIを有する1つのレンズ200により、照射される範囲(照度分布と称することもできる。)をより拡げたり又はより狭めたりすることができ、第1発光部10AI及び第3発光部10AIIを超広角配光制御又は超狭角配光制御のために用いることができる。
なお、実施形態1と同様、第1の発光部組合体10Iおよび第2の発光部組合体10IIのいずれにおいても第2発光部10BIおよび第4発光部10BIIが点灯制御されている場合、以下の効果を奏する。
具体的には、実施形態1と同様、各発光部組合体10I、10IIにおいて、第2発光部10BIとレンズ20Iの第6凸部26との位置関係及び第4発光部10BIIとレンズ20IIの第6凸部26との位置関係により、それぞれ第6凸部26の任意の点に向かう光線と第2発光部の発光面との角度が異なること(上述の角度θ3及び角度θ4を意味する)により、第6凸部26の反射面から反射される光とレンズ200の光軸C、Dとのなす角度が狙いの角度より大きく又は小さくなってしまう。同様の観点で、第2発光部10BI、第4発光部10BIIから発せられる光が例えば第2凸部22から第5凸部25に向かう場合でも、各凸部の反射面で反射される光とレンズ20の光軸C、Dとのなす角度を所望の角度より大きく又は小さくなってしまう。その結果として、第1フレネルレンズ20Iおよび第2フレネルレンズ20IIのそれぞれの各凸部、例えば第2凸部22~第6凸部26を介して、第2発光部10BI、第4発光部10BIIから発せられ制御できる光の割合が第1発光部10AI、第3発光部10AIIから発せられ制御できる光の割合より少ない。したがって、第2発光部10BI、第4発光部10BIIを広角配光制御又は狭角配光制御のために用いることができる。
以上の事から、実施形態2の光源装置100αによれば、1つの第1フレネルレンズ20Iにより、2つの発光部(例えば第1発光部10AIおよび第2発光部10BI)と第1フレネルレンズ20Iとの位置関係等の違いに応じて、第1の光の広角配光制御と超広角配光制御又は狭角配光制御と超狭角配光制御とを行うことができる。更に1つの第2フレネルレンズ20IIにより、2つの発光部(例えば第3発光部10AIIおよび第4発光部10BII)と第2フレネルレンズ20IIとの位置関係等の違いに応じて、第2の光の広角配光制御と超広角配光制御又は狭角配光制御と超狭角配光制御とを行うことができる。
すなわち、実施形態2では、2つのフレネルレンズを有する1つの複眼レンズで、第1の発光部組合体10Iを構成する2つの発光部から発せられる第1の光および第2の発光部組合体10IIを構成する2つの発光部から発せられる第2の光から計4パターン以上の配光を制御することができる。
<光源装置の製造方法>
以下、本発明の実施形態の光源装置の製造方法について説明する。
本発明の実施形態の光源装置の製造方法は、配線を有する基板(以下、配線基板と称する)上に発光部組合体を設ける第1工程と、発光部組合体の第1発光部および第2発光部を跨ぐように発光部組合体上にレンズを設ける第2工程とを含む。
具体的には、第1工程では、配線基板の配線と、発光部組合体の各発光部のそれぞれの発光素子に設けられた1対の電極と、が対向し、かつ各発光素子が独立して点灯制御可能に配線基板上に発光部組合体を設ける。第2工程では、各発光部とフレネルレンズの複数の凸部とが離隔して対向するように発光部組合体上にレンズを設ける。以上により、本発明の実施形態の光源装置を製造することができる。
以下では、光源装置の構成要素である上記発光部組合体の作製プロセスについて説明する。発光部組合体の作製プロセスとしては、下記の3つの作製例が挙げられる(図6A~図6O、図7A~M、図8A~図8R参照)。なお、図面上、第1発光部となる部分を取り囲むように、複数の第2発光素子となる部分が相互に離隔配置されている形態が示されている。しかしながら、これに限定されることなく、第1発光部となる部分を取り囲むように1つの第2発光素子を有する第2発光部となる部分が配置されていてもよい。
発光部組合体の作製例1:
まず、波長変換部材シート111αを準備する(図6Aおよび図6B参照)。波長変換部材シート111αを、ダイシング処理により複数の四角形状(矩形状又は正方形状)の波長変換部材シート11αに個片化する(図6Cおよび図6D参照)。次に、複数の四角形状の波長変換部材シート11α上にそれぞれ、各波長変換部材シート11αと第1発光素子12Aαの発光面および第2発光素子12Bαの発光面とが対向するように第1発光素子12Aα、第2発光素子12Bαを配置する(図6Eおよび図6F参照)。第1発光素子12Aα、第2発光素子12Bαを配置した後、全ての発光素子の側面と電極とを反射部材材料13αで覆う(図6Gおよび図6H参照)。反射部材材料13αを硬化した後、各発光素子に配置された1対の電極41α、42αが露出するように反射部材材料13αを研削する。最後に、所望の形状となるように反射部材材料13αをダイシングして個片化する(図6Kおよび図6L参照)。以上により、第1発光部10A、第2発光部10Bを備える発光部組合体10を作製することができる(図6M~図6O参照)。
発光部組合体の作製例2:
まず、反射部材材料13αで側面が覆われた第1発光素子12Aα、第2発光素子12Bαの集合体プレート60αを準備する(図7Aおよび図7B参照)。次に、第1発光素子12Aαの発光面と対向するように波長変換部材である蛍光体含有ブロック11Aαを、第2発光素子12Bαの発光面と対向するように波長変換部材である蛍光体含有ブロック11Bαを、それぞれ配置する(図7Cおよび図7D参照)。蛍光体含有ブロックの配置後、蛍光体含有ブロックの側面と上面とを反射部材材料13βで覆う(図7Eおよび図7F参照)。反射部材材料13βを硬化した後、蛍光体含有ブロック11Aα、11Bαの上面が露出するように、反射部材材料13βを研削する(図7Gおよび図7H参照)。最後に、所望の形状となるように反射部材材料13α、13βをダイシングして個片化する(図7Iおよび図7J参照)。以上により、第1発光部10A、第2発光部10Bを備える発光部組合体10を作製することができる(図7K~図7M参照)。
発光部組合体の作製例3:
まず、反射部材プレート13γを準備する(図8Aおよび図8B参照)。反射部材プレート13γの準備後、貫通穴S1が形成されるように反射部材プレート13γの一部をパンチングにより打ち抜く。(図8Cおよび図8D参照)。パンチング後、形成した貫通穴S1に蛍光体含有樹脂材11Bβを例えばポッティング法などで充填する(図8Eおよび図8F参照)。蛍光体含有樹脂材11Bβを硬化した後、貫通穴S2が形成されるように蛍光体含有樹脂材11Bβの一部をパンチングにより打ち抜く(図8Gおよび図8H参照)。パンチング後、形成した貫通穴S2に反射部材材料13βを充填する(図8Iおよび図8J参照)。反射部材材料13βを硬化した後、貫通穴S3が形成されるように反射部材材料13βの一部をパンチングにより打ち抜く(図8Kおよび図8L参照)。パンチング後、形成した貫通穴S3に蛍光体含有樹脂材11Aβを充填し硬化する(図8Mおよび図8N参照)。その後、蛍光体含有樹脂材11Aβを硬化した部分と蛍光体含有樹脂材11Bβを硬化した部分にそれぞれ直接対向するように、反射部材材料13αで側面が覆われた第1発光素子12Aα、第2発光素子12Bαの集合体プレート60αを配置する(図8Oおよび図8P参照)。最後に、所望の形状となるように反射部材材料13α及び反射部材プレート13γをダイシングで切断する(図8Qおよび図8R参照)。以上により、第1発光部10Aと第2発光部10Bを備える発光部組合体を作製することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の適用範囲のうちの典型例を例示したに過ぎない。したがって、本発明はこれに限定されず、本開示の範囲および思想を逸脱することなく種々の改変が可能である。
実施形態の光源装置は、照明、カメラのフラッシュ、車載のヘッドライト等に好適に利用できる。しかしながら、実施形態の光源装置はこれら用途に限定されるものではない。
200 レンズ
111α 波長変換部材シート
100、100α 光源装置
60α 反射部材材料で側面が覆われた発光素子の集合体プレート(発光部組合体の作製途中)
50 領域
40 1対の電極
41 正極
42 負極
30 基板
20 フレネルレンズ
20a フレネルレンズの入射面
20b フレネルレンズの出射面
20I 第1フレネルレンズ
20II 第2フレネルレンズ
21 第1凸部
21a 第1凸部の凸状湾曲面
21b 第1凸部の微小凸部材
22 第2凸部
22a 第2凸部の入射面
22b 第3凸部の反射面
23 第3凸部
23a 第3凸部の入射面
23b 第3凸部の反射面
24 第4凸部
24a 第4凸部の入射面
24b 第4凸部の反射面
25 第5凸部
25a 第5凸部の入射面
25b 第5凸部の反射面
26 第6凸部
26a 第6凸部の入射面
26b 第6凸部の反射面
10 発光部組合体
10I 第1の発光部組合体
10II 第2の発光部組合体
10A、10AI、10AX、10AY 第1発光部
10B、10BI、10BX、10BY 第2発光部
10AII 第3発光部
10BII 第4発光部
11A、11AI、11AX、11AY 第1発光部の波長変換部材
11B、11BI、11BX、11BY 第2発光部の波長変換部材
11AII 第3発光部の波長変換部材
11BII 第4発光部の波長変換部材
11Aα、11Bα 蛍光体含有ブロック
11Aβ、11Bβ 蛍光体含有樹脂材
12A、12AI、12AX、12AY 第1発光部の発光素子(第1発光素子)
12B、12BI、12BX、12BY 第2発光部の発光素子(第2発光素子)
12AII 第3発光部の発光素子(第3発光素子)
12BII 第4発光部の発光素子(第4発光素子)
12Aα、12Bα 発光素子(発光部組合体の作製途中)
13 反射部材
13α、13β 反射部材材料
13γ 反射部材プレート
L1 第1発光部の光
L2 第2発光部の光
B、C、D レンズの光軸
S1、S2、S3 貫通穴

Claims (14)

  1. 第1発光素子を有する第1発光部と、平面視で前記第1発光部の外周に沿って離隔して設けられ、複数の第2発光素子を有する第2発光部と、を備える発光部組合体と、
    前記発光部組合体上に配置されたレンズと、を備え、
    前記第1発光素子と前記複数の第2発光素子とは縦と横とに配列され、
    前記第1発光素子と前記複数の第2発光素子とがそれぞれ独立点灯制御可能であり、
    前記第1発光部から発せられ前記レンズから出射する光の配光の半値全角が前記第2発光部から発せられ前記レンズから出射する光の配光の半値全角と異なる、光源装置。
  2. 前記第2発光素子は、発光面側に波長変換部材を有し、
    前記波長変換部材が、前記第1発光部の外周を囲むように配置される、請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第2発光素子は、発光面側に波長変換部材を有し、
    前記第1発光部の外周を囲む1つの前記波長変換部材が配置される、請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 平面視にて、前記レンズの領域内に、前記発光部組合体が配置されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記レンズにより、前記第1発光部から発せられる光の配光角度が前記第2発光部から発せられる光の配光角度よりも大きく変化する、請求項1~4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記第1発光部及び前記第2発光部それぞれの光は、CIE 1976 (L*, u*, v*) 色空間において、色差Δu’v’が0.05以下である請求項1~5のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記レンズはフレネルレンズである、請求項1~6のいずれか一項に記載の光源装置。
  8. 前記発光部組合体は、前記第1発光素子及び前記複数の第2発光素子のそれぞれの側面に反射部材を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載の光源装置。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載の光源装置は、フラッシュ光源である光源装置。
  10. 第1発光素子を有する第1発光部と第2発光素子を有する第2発光部とを備える発光部組合体と、
    前記発光部組合体上に配置されたレンズと、
    を備え、
    平面視で、前記第2発光部は前記第1発光部の外周に沿って離隔して配置され、かつ1つの前記第2発光素子からなる光源装置。
  11. 前記発光部組合体は、前記第1発光素子及び前記第2発光素子のそれぞれの側面に反射部材を有する、請求項10に記載の光源装置。
  12. 前記第1発光素子と前記第2発光素子とがそれぞれ独立点灯制御可能であり、
    前記第1発光部から発せられ前記レンズから出射する光の配光の半値全角が前記第2発光部から発せられ前記レンズから出射する光の配光の半値全角と異なる、請求項10又は11に記載の光源装置。
  13. 1つの前記発光部組合体上に1つの前記レンズが配置されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の光源装置。
  14. 1つの前記レンズは、前記発光部組合体から発せられる光が入射する入射面と光が出射する出射面とを有し、前記出射面が平坦状である、請求項13に記載の光源装置。
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