JP2022146432A - ガス検知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス検知手段の出力値が安定しない状態でも、検知対象ガスを精度よく検知することができ、駆動開始後の早期に検知対象ガスを検知可能な状態にすることができるガス検知器を提供することを目的とする【解決手段】本発明の一実施形態に係るガス検知器は、ガス検知手段と、ガス検知手段により得られる出力値に基づき、検知対象ガスのガス濃度を示す指示値を算出する制御手段とを備え、制御手段は、ガス検知器により検知対象ガスの検知動作が開始された時点から第1の所定期間T1において、第1の所定時間ta毎に、ガス検知手段により得られる出力値に基づいて算出される指示値が所定範囲R内の場合、算出される指示値をゼロ指示値に補正するように構成されることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、ガス検知器に関する。
従来、環境雰囲気に含まれる検知対象ガスを検知するために、たとえば特許文献1に開示されるようなガス検知器が用いられている。このようなガス検知器では、一般的に、電源を投入して駆動を開始してからしばらくの間、ガス検知器に含まれるガス検知手段の出力値が安定しないという問題がある。したがって、このようなガス検知器では、特許文献1に開示されているように、ガス検知器の駆動開始後に、ガス検知手段の出力値が安定するまで、検知対象ガスの検知動作を行わない期間(いわゆる暖機期間)が設けられる。そして、ガス検知手段の出力値が安定した段階で、ガス検知手段の出力値がゼロに調整され、その後、検知対象ガスが含まれる可能性のある環境雰囲気において、検知対象ガスの検知動作が行なわれる。
実開昭60-109044号公報
ガス検知器では、ガス検知手段の出力値が安定するまでに長い時間を要するため、検知対象ガスを検知可能な状態となるまでに長い時間を要する。したがって、ガス検知器の使用者は、ガス検知器の駆動を開始した後、検知対象ガスを検知するために、その長い時間待機している必要がある。しかし、たとえば環境雰囲気中に検知対象ガスが含まれる可能性が高いことが予想される場合などでは、ガス検知器の駆動開始後の暖機期間を短くして、できるだけ早期に検知対象ガスの検知動作を行なうことが望まれる。
ところが、ガス検知器では、駆動開始後の暖機期間を短くして、早期に検知対象ガスの検知動作を開始すると、ガス検知手段の出力値が完全に安定した状態に至っていないために、検知対象ガスを精度よく検知することができない場合がある。したがって、駆動開始後の暖機期間を短くして、できるだけ早期に検知対象ガスを検知可能な状態にするためには、ガス検知手段の出力値が安定しない状態でも、検知対象ガスを精度よく検知できるようにする必要がある。
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、ガス検知手段の出力値が安定しない状態でも、検知対象ガスを精度よく検知することができ、駆動開始後の早期に検知対象ガスを検知可能な状態にすることができるガス検知器を提供することを目的とする。
本発明のガス検知器は、環境雰囲気に含まれる検知対象ガスを検知するためのガス検知器であって、前記ガス検知器が、ガス検知手段と、前記ガス検知手段により得られる出力値に基づき、前記検知対象ガスのガス濃度を示す指示値を算出する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ガス検知器により前記検知対象ガスの検知動作が開始された時点から第1の所定期間において、第1の所定時間毎に、前記ガス検知手段により得られる出力値に基づいて算出される指示値が所定範囲内の場合、前記算出される指示値をゼロ指示値に補正するように構成されることを特徴とする。
また、前記所定範囲は、前記第1の所定期間における時間経過に伴って小さくなるように設定されることが好ましい。
また、前記ガス検知器は、前記ガス検知器の駆動停止から第2の所定時間内は前記ガス検知手段の駆動を維持するように構成され、前記制御手段は、前記ガス検知器の駆動停止から前記第2の所定時間内に前記ガス検知器が再駆動された場合は、前記補正を実施しないように構成されることが好ましい。
また、前記制御手段は、前記ガス検知手段の駆動開始から第3の所定時間内に前記ガス検知器が駆動停止された場合、前記ガス検知器の駆動停止から前記第2の所定時間内に前記ガス検知器が再駆動されても、前記補正を実施するように構成されることが好ましい。
また、前記制御手段は、前記ガス検知器により前記検知対象ガスの検知動作が開始された時点から、前記第1の所定期間よりも長い第2の所定期間において、前記ガス検知手段により得られる出力値に基づいて算出される指示値がゼロ指示値よりも小さい場合、前記算出される指示値をゼロ指示値に補正するように構成されることが好ましい。
また、前記ガス検知手段は、接触燃焼式ガスセンサであることが好ましい。
本発明によれば、ガス検知手段の出力値が安定しない状態でも、検知対象ガスを精度よく検知することができ、駆動開始後の早期に検知対象ガスを検知可能な状態にすることができるガス検知器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るガス検知器のブロック図である。 図1のガス検知手段を示す回路図である。 (a)は、ガス検知器が駆動を開始してから駆動を停止するまでのガス検知手段の駆動状況(ガス検知素子に印加される電圧の時間変化)を模式的に示す図であり、(b)は、(a)のうち、ガス検知器の駆動開始時間付近の拡大図である。 ガス検知器により検知対象ガスの検知動作が開始された時点以降における制御手段による補正前後の指示値の変化を模式的に示す図である。 ガス検知器により検知対象ガスの検知動作が開始された時点以降における制御手段による補正前後の指示値の変化を模式的に示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係るガス検知器を説明する。ただし、以下に示す実施形態は一例にすぎず、本発明のガス検知器は、以下の例に限定されることはない。
本実施形態のガス検知器1は、たとえば大気などの環境雰囲気に含まれる検知対象ガスを検知するために用いられる。ガス検知器1が検知する検知対象ガスとしては、特に限定されることはなく、たとえば水素、メタン、プロパン、イソブタン、エチレンなどの可燃性ガスが例示される。ガス検知器1は、図1に示されるように、検知対象ガスを検知するためのガス検知手段2と、演算処理を行なう制御手段3とを備えている。さらに、ガス検知器1は、経過時間を計測する計時手段4と、検知対象ガスに関する情報を記憶する記憶手段5と、検知対象ガスに関する情報をユーザに通知する通知手段6と、各構成要素に電力を供給する電源7とを備えている。なお、ガス検知器1は、少なくともガス検知手段2および制御手段3を備えていればよく、他の構成要素は、ガス検知器1とは別に設けられていてもよい。
ガス検知手段2は、環境雰囲気に含まれる検知対象ガスを検知して、環境雰囲気内での検知対象ガスの濃度に対応した出力値を出力する。ガス検知手段2は、図1に示されるように、制御手段3に通信可能に接続され、制御手段3により動作制御されるとともに、出力した出力値を制御手段3に送信する。ガス検知手段2は、本実施形態では、接触燃焼式ガスセンサである。
ガス検知手段2は、本実施形態では、図2に示されるように、接触燃焼式ガス検知素子21(以下、単にガス検知素子21という)、補償素子22、2つの抵抗素子23、24、回路用電源25および電位差計26を備え、ホイートストンブリッジ回路を構成している。なお、回路用電源25は、本実施形態ではガス検知器1の電源7から独立して別個に設けられているが、これに限定されることはなく、ガス検知器1の電源7と兼用されるものであってもよい。
ガス検知素子21は、検知対象ガスとの接触によって抵抗値が変化するように構成されている。ガス検知素子21は、図2に示されるように、通電により加熱される抵抗発熱体21aと、検知対象ガスが接触して燃焼することで温度変化する感応体21bとを備えている。抵抗発熱体21aは、たとえば白金などの貴金属の素線がコイル状に捲回されて形成される。感応体21bは、検知対象ガスが燃焼しやすいように白金などの貴金属触媒がたとえばアルミナなどの酸化物担体とともに、抵抗発熱体21aを覆うように焼結されて形成される。ガス検知素子21は、ガス検知手段2が駆動されると、回路用電源25によりホイートストンブリッジ回路を経由して抵抗発熱体21aが通電されて、加熱された状態とされる。ガス検知素子21は、加熱された状態で検知対象ガスが感応体21bに接触すると、検知対象ガスが燃焼することで感応体21bの温度が上昇して、抵抗値が変化する。
補償素子22は、検知対象ガスとの接触によって抵抗値が変化しない、またはほぼ変化しないように構成されている。補償素子22は、たとえば白金などの貴金属の素線をコイル状に捲回されて形成された抵抗加熱体を覆うように、たとえばアルミナなどの酸化物が焼結されて形成される。補償素子22は、ガス検知手段2が駆動されると、回路用電源25によりホイートストンブリッジ回路を経由して抵抗発熱体が通電されて、加熱された状態とされる。補償素子22は、ガス検知素子21とは異なり、貴金属触媒を含まないので、検知対象ガスと接触しても検知対象ガスを燃焼させることがない、またはほぼ燃焼させることがない。したがって、補償素子22は、焼結された酸化物に検知対象ガスが接触しても、酸化物の温度に変化が生じることがない、またはほぼ生じることがなく、それによって、抵抗値が変化しない、またはほぼ変化しない。
ガス検知手段2では、上述したように、ガス検知素子21および補償素子22に検知対象ガスが接触した際に、ガス検知素子21および補償素子22の抵抗値の変化に違いが生じる。ガス検知手段2は、ガス検知素子21および補償素子22の抵抗値の変化の違いによってホイートストンブリッジ回路内に生じる電位差を電位差計26で検出して、その電位差を検知対象ガスの濃度に対応した出力値として出力する。ただし、ガス検知手段は、少なくとも検知対象ガスがガス検知素子21に接触した際に生じるガス検知素子21の抵抗値の変化を出力値として出力できればよく、たとえば補償素子22の代わりに抵抗素子を使用してもよいし、ホイートストンブリッジ回路とは異なる検知回路を構成してもよく、図示された例に限定されることはない。
制御手段3は、ガス検知手段2により得られる出力値に基づき、検知対象ガスのガス濃度を示す指示値を算出する。制御手段3が算出する指示値は、たとえばppm、vol%、%LELなどの単位で表される検知対象ガスの濃度を示す。制御手段3は、たとえば予め求められているガス検知手段2の出力値と検知対象ガスの濃度を示す指示値との間の関係式(検量線)を用いて、ガス検知手段2により得られる出力値から、検知対象ガスのガス濃度を示す指示値を算出する。制御手段3は、指示値を算出する以外にも、本明細書で述べる処理を行なうための演算処理機能を有している。制御手段3の処理の詳細については、後述する。
制御手段3は、図1に示されるように、ガス検知手段2に通信可能に接続され、ガス検知手段2の動作制御を行なうとともに、ガス検知手段2により得られる出力値を受信する。また、本実施形態では、制御手段3は、計時手段4、記憶手段5および通知手段6に通信可能に接続され、各構成要素の動作制御を行なうとともに、情報を送受信できるように構成されている。制御手段3は、たとえば公知の中央演算処理装置(CPU)などを用いて構成することができる。
記憶手段5は、検知対象ガスに関する情報を記憶する。記憶手段5は、図1に示されるように、制御手段3に通信可能に接続され、制御手段3との間で検知対象ガスに関する情報を通信するように構成される。ここでいう検知対象ガスに関する情報には、たとえば、予め求められているガス検知手段2の出力値と検知対象ガスの濃度を示す指示値との間の関係式(検量線)、ガス検知手段2により得られる出力値、制御手段3により算出される指示値、出力値や指示値に対する閾値、計時手段4により計測される経過時間などが含まれる。また、記憶手段5は、本明細書に記載される制御手段3の機能を実行可能なプログラムを記憶するように構成されていてもよい。記憶手段5は、特に限定されることはなく、RAMなどの公知の揮発性メモリや、ハードディスク、フラッシュメモリなどの公知の不揮発性メモリにより構成することができる。
通知手段6は、検知対象ガスに関する情報をガス検知器1のユーザに通知する。通知手段6は、図1に示されるように、制御手段3に通信可能に接続され、制御手段3から検知対象ガスに関する情報を受信して、検知対象ガスに関する情報をユーザに通知する。ここでいう検知対象ガスに関する情報には、たとえば、検知対象ガスの濃度を示す指示値や、指示値が所定の閾値を超えていることを示す情報などが含まれる。通知手段6は、たとえばディスプレイなどの表示手段やスピーカなど警報手段により具現化される。たとえば、表示手段は、検知対象ガスの濃度を示す指示値を表示し、警報手段は、指示値が所定の閾値を超えていることを示すLED点灯や警告音を発する。
つぎに、図3~図5を参照して、本実施形態のガス検知器1の動作の詳細を説明する。図3(a)は、ガス検知器1が駆動を開始してから駆動を停止するまでのガス検知手段2の駆動状況(ガス検知素子21に印加される電圧の時間変化)を模式的に示す図であり、図3(b)は、図3(a)のうち、ガス検知器1の駆動開始時間付近の拡大図である。図4および図5は、ガス検知器1により検知対象ガスの検知動作が開始された時点以降における制御手段3による補正前後の指示値の変化を模式的に示す図である。
ガス検知器1は、図3(a)および図3(b)に示される経過時間t0において、電源7がオンされて、駆動が開始される。このとき、ガス検知器1のガス検知手段2の駆動を安定的に開始させるために、ガス検知手段2のガス検知素子21および補償素子22に印加される電圧が、ガス検知器1の駆動開始直後から徐々に上昇させられる。そして、ガス検知素子21および補償素子22に印加される電圧は、ガス検知器1の駆動開始のあと経過時間t1において、検知対象ガスを検知するのに適した温度にガス検知素子21および補償素子22を昇温するために必要な所定の印加電圧V0に達する。このように、ガス検知器1の駆動が開始されてから、ガス検知手段2のガス検知素子21および補償素子22に所定の印加電圧V0が印加されてガス検知手段2の駆動が開始されるまでに、準備期間Tpが設けられる。準備期間Tpは、ガス検知手段2の駆動を安定して開始させることができる範囲で適宜設定することができ、たとえば1~7秒の範囲内で設定される。
ガス検知器1では、図3(b)に示されるように、経過時間t1においてガス検知手段2の駆動が開始された後、所定の期間に亘って暖機期間Twが設けられる。暖機期間Twとは、ガス検知手段2が駆動されながらも、すなわちガス検知手段2のガス検知素子21および補償素子22に所定の印加電圧V0が印加されながらも、検知対象ガスの検知動作が行なわれない期間である。検知対象ガスの検知動作を行なわないとは、ガス検知手段2により得られる出力値から制御手段3により算出される指示値を、少なくとも環境雰囲気に含まれる検知対象ガスの濃度を示すものとして、ガス検知器1のユーザに通知手段6で通知しない(たとえば表示手段で表示しない)ことを意味する。このような暖機期間Twは、ガス検知手段2の駆動初期においてガス検知手段2の出力値、ひいては指示値が安定しない現象が生じるのに対応して設けられる。ガス検知器1では、暖機期間Twの終了する経過時間t2において、ガス検知手段2により得られる出力値から算出される指示値がゼロ指示値になるように調整される(指示値のゼロ調整)。暖機期間は、一般的には、ガス検知手段2の駆動開始からガス検知手段2の出力値、ひいては指示値が安定するまでの期間で適宜設定され、たとえば数分間に設定される。それに対して、本実施形態では、以下で詳しく述べるように、この暖機期間を短くして、駆動開始後の早期に検知対象ガスを検知可能な状態にすることができる。なお、ガス検知手段2の駆動の初期から指示値が大きく変動しない場合には、暖機期間Twは設けられなくてもよい。暖機期間Twとしては、一般的に設定される暖機期間より短ければ、特に限定されることはなく、たとえば0~150秒の範囲内で設定される。
ガス検知器1は、図3(a)および図3(b)に示されるように、暖機期間Twが終了して指示値のゼロ調整が行われる経過時間t2において、検知対象ガスの検知動作を開始する。ガス検知器1では、検知対象ガスの検知動作を開始すると、ガス検知手段2の出力値から制御手段3により算出される指示値のユーザへの通知を開始する。指示値のユーザへの通知には、検知対象ガスに関する情報を通知手段6で通知すること全般が含まれ、具体的には、たとえば指示値を表示手段で表示することや、指示値が所定の閾値を超えていることを示すLED点灯や警告音を警報手段で発することが含まれる。ガス検知器1では、ガス検知手段2の駆動が開始されてから停止されるまで、ガス検知手段2のガス検知素子21、補償素子22には所定の印加電圧V0が印加されて、ガス検知手段2の駆動状態は一定に保持される。
ここで、上述したように、暖機期間は、数分間に設定されるのが一般的である。しかし、たとえば環境雰囲気中に検知対象ガスが含まれる可能性が高いことが予想される場合などでは、ガス検知器の駆動開始後の暖機期間を短くして、できるだけ早期に検知対象ガスの検知動作を行なうことが望まれる。ところが、ガス検知器では、駆動開始後の暖機期間を短くして、早期に検知対象ガスの検知動作を開始すると、ガス検知手段の出力値が完全に安定した状態に至っていないために、検知対象ガスを精度よく検知することができない場合がある。したがって、駆動開始後の暖機期間を短くして、できるだけ早期に検知対象ガスを検知可能な状態にするためには、ガス検知手段の出力値が安定しない状態でも、検知対象ガスを精度よく検知できるようにする必要がある。
本実施形態では、上記目的のために、制御手段3は、図4に示されるように、ガス検知器1により検知対象ガスの検知動作が開始された時点(経過時間t2)から第1の所定期間T1において、第1の所定時間ta毎に、ガス検知手段2により得られる出力値に基づいて算出される指示値が所定範囲R内の場合、算出される指示値をゼロ指示値に補正するように構成される(ここで実施する補正を、以下で「第1の補正」ともいう)。第1の補正が行なわれる指示値の範囲が所定範囲Rに制限されているのは、環境雰囲気中に検知対象ガスが含まれている場合に、検知対象ガスを検知して増加している指示値を誤ってゼロ指示値に補正するのを抑制するためである。ガス検知器1では、暖機期間を短くすることでガス検知手段2の出力値、ひいては指示値が安定しない状態でも、所定範囲R内の指示値がゼロ指示値に補正されることで、検知対象ガスを精度よく検知することができる。したがって、ガス検知器1では、駆動開始後の暖機期間を短くして早期に検知対象ガスを検知可能な状態にすることができる。なお、指示値をゼロ指示値に補正するとは、補正する時点における指示値をゼロ指示値として、補正した時点以降に得られる指示値をゼロ指示値からの変化量とすることを意味する。
つぎに、図4を参照して制御手段3による第1の補正の処理を詳細に説明する。図4は、経過時間t2から経過時間t3までの第1の所定期間T1における経過時間に対する指示値の変化の一例を示している。図4中の細実線は、補正をしていない指示値IV0の変化を示しており、図4中の太実線は、第1の所定時間ta毎に補正をした後の指示値IV1の変化を示しており、図4中の点線は、指示値を補正する際の基準となる所定の閾値(所定範囲R)を示している。図4中の上矢印は、制御手段3による補正処理が行われたタイミングを示している。検知対象ガスの検知動作を開始する経過時間t2においては、暖機期間Twの終了時に行なう指示値のゼロ調整により、補正されていない指示値IV0はゼロ指示値を示している。図示された例では、補正されていない指示値IV0は、経過時間t2から最初にわずかに低下した後、経過時間t2から4回の第1の所定時間taが経過する経過時間まで比較的大きく上昇を続け、そのあと経過時間t2から7回の第1の所定時間taが経過する経過時間まで緩やかに上昇を続け、そのあと経過時間t2から9回の第1の所定時間taが経過する経過時間t3までほぼ一定に推移している。制御手段3の処理により、経過時間t2から第1の所定時間ta後の時点において、指示値IV0は、ゼロ指示値から上昇しているが、所定の閾値以下の所定範囲R内であるため、ゼロ指示値に補正される。つぎに、経過時間t2から第1の所定時間taが経過した経過時間にゼロ指示値に補正された指示値IV1は、経過時間t2から2回の第1の所定時間taが経過した経過時間において、ゼロ指示値から上昇しているが、所定の閾値以下の所定範囲R内であるため、ゼロ指示値に補正される。このようにして、第1の所定期間T1内で第1の所定時間ta毎に、指示値が所定範囲R内にあるか否かが判断されて、指示値が所定範囲R内にあるときに、指示値がゼロ指示値に補正される。なお、指示値が所定範囲内Rである場合には、上述のように補正された指示値IV1が、検知対象ガスの濃度を示すものとして通知手段6によりユーザに通知され(たとえば表示手段により表示され)、指示値が所定の閾値を超える所定範囲R外の場合には、直前にゼロ補正された値から算出された指示値が、検知対象ガスの濃度を示すものとして通知手段6によりユーザに通知される(たとえば表示手段により表示される)。
上述した第1の所定期間T1は、暖機期間Twが終了する経過時間t2から開始する所定の時間期間である。第1の所定期間T1は、特に限定されることはなく、検知対象ガスが含まれない環境雰囲気においてガス検知手段2が駆動されて暖機期間Twが経過した後から指示値が安定しないと想定される期間に応じて適宜設定することができる。たとえば、第1の所定期間T1は、一般的に設定される暖機期間から、それより短く設定した暖機期間Twを差し引いた期間とすることができる。この場合、一般的に設定される暖機期間は、第1の所定期間T1の分だけ短くすることができる。第1の所定期間T1は、特に限定されることはないが、たとえば30~180秒の範囲内で設定される。
上述した第1の所定時間taは、第1の所定期間T1内で指示値の補正が行なわれる所定の時間間隔である。第1の所定時間taは、特に限定されることはなく、検知対象ガスが含まれない環境雰囲気において第1の所定期間T1内で想定される指示値の変化度合いと設定される所定範囲Rに応じて適宜設定することができる。たとえば、検知対象ガスが含まれない環境雰囲気において第1の所定時間ta内で想定される指示値の増加が所定の閾値以下の所定範囲R内となるように、第1の所定時間taを設定することができる。第1の所定時間taは、特に限定されることはないが、たとえば1~40秒の範囲内で設定される。なお、第1の所定時間taは、本実施形態では時間経過に関わらず一定の時間間隔であるが、設定される所定範囲Rに応じて、時間経過とともに変更されても構わない。たとえば、第1の所定時間taは、所定範囲Rを時間経過に関わらず一定として、第1の所定期間T1における時間経過に伴って長くなるように設定されてもよい。
上述した指示値の補正の基準となる所定範囲Rは、その範囲に含まれる指示値がゼロ指示値に補正される所定の指示値の範囲である。所定範囲Rは、特に限定されることはなく、検知対象ガスが含まれない環境雰囲気において第1の所定期間T1内で想定される指示値の変化度合いと設定される第1の所定時間taに応じて適宜設定することができる。たとえば、検知対象ガスが含まれない環境雰囲気において第1の所定時間ta内で想定される指示値の増加が所定の閾値以下の所定範囲R内となるように、所定範囲Rを設定することができる。所定範囲Rは、特に限定されることはないが、たとえば10~100ppmの範囲内で設定される。
所定範囲Rは、図4に示されるように、第1の所定期間T1における時間経過に伴って小さくなるように設定されることが好ましい。指示値は、図4でよく見ることができるように、補正されない場合、第1の所定期間T1内で時間経過に伴って変化率(単位時間当たりの変化量)が低下する傾向にある。つまり、図示された例では、指示値は、第1の所定期間T1内の経過時間の前側の期間においては変化率が大きく、時間経過とともに大きく増加するが、第1の所定期間T1内の経過時間の後側の期間においては変化率が小さく、時間経過とともに緩やかに増加するか、ほぼ一定となる。第1の所定期間T1内の指示値の変化率の大きい期間において所定範囲Rを大きくすることによって、大きく変化した指示値をより確実にゼロ指示値に補正することができる。また、第1の所定期間T1内の変化率の小さい期間において所定範囲Rを小さくすることで、わずかな検知対象ガスが存在した場合でも指示値を誤ってゼロ指示値に補正することが抑制される。これにより、ガス検知器1は、より精度よく検知対象ガスを検知することができる。同様の観点から、所定範囲Rは、第1の所定期間T1内の時間経過に伴って低下率(単位時間当たりの低下量)が小さくなることが好ましく、第1の所定期間T1内の経過時間の前側の期間において第1の低下率で小さくなり、第1の所定期間T1内の経過時間の後側の期間において第1の低下率よりも小さい第2の低下率で小さくなることがさらに好ましい。本実施形態では、所定範囲Rは、第1の所定期間T1内の前側の期間において第1の所定時間ta毎に小さくなり、第1の所定期間T1内の後側の期間において一定になるように設定される。
つぎに、図3(a)および図5を参照して、ガス検知手段2により得られる出力値に基づいて算出される指示値がゼロ指示値よりも小さい場合に行われる制御手段3の処理の詳細を説明する。制御手段3は、図5に示されるように、ガス検知器1により検知対象ガスの検知動作が開始された時点(経過時間t2)から第2の所定期間T2において、指示値がゼロ指示値よりも小さい場合に、算出される指示値をゼロ指示値に補正するように構成されることが好ましい(ここで実施する補正を、以下で「第2の補正」ともいう)。指示値は、基本的に、ガス検知器1、特にガス検知手段2自体の変動がなければ、ゼロ指示値よりも小さくなることはない。したがって、本実施形態のガス検知器1では、指示値がゼロ指示値よりも小さい場合には、ガス検知器1、特にガス検知手段2に変動が生じたものと判断され、算出される指示値がゼロ指示値に補正される。これにより、ガス検知器1では、暖機期間を短くすることでガス検知手段2の出力値、ひいては指示値が安定せずにゼロ指示値よりも小さくなる状態でも、指示値がゼロ指示値に補正されることで、検知対象ガスをより精度よく検知することができる。したがって、ガス検知器1では、駆動開始後の暖機期間を短くして早期に検知対象ガスを検知可能な状態にすることができる。
上述した第2の所定期間T2は、暖機期間Twが終了する経過時間t2から開始する所定の時間期間である。第2の所定期間T2は、本実施形態では、図3(a)に示されるように、第1の所定期間T1よりも長くなるように設定される。ガス検知器1では、環境雰囲気に検知対象ガスが含まれる場合には、指示値がゼロ指示値よりも小さくなることがほとんどなく、環境雰囲気に検知対象ガスが含まれていても、指示値が誤ってゼロ指示値に補正されることはほとんどない。このことから、第2の所定期間T2をより長く設定することで、指示値を誤ってゼロ指示値に補正することをできるだけ回避しながら、長期間に亘って低下する指示値をゼロ指示値に補正することができる。第2の所定期間T2は、第1の所定期間T1よりも長ければ、特に限定されることはなく、検知対象ガスが含まれない環境雰囲気において指示値がゼロ指示値よりも小さくなると想定される期間に応じて適宜設定することができる。第2の所定期間T2は、たとえば3分から、ガス検知器1が駆動停止する時間(t5)までの範囲内で設定される。
制御手段3は、指示値がゼロ指示値よりも小さい場合に指示値をゼロ指示値に補正するように構成されていればよく、特に限定されることはないが、図5に示されるように、所定の測定回数(たとえば0.1秒間隔で測定した場合の50回)にわたって連続して指示値がゼロ指示値よりも小さくなる場合に、所定の測定回数にわたる指示値の平均値をゼロ指示値に補正するように構成されることが好ましい。図5に示された例では、上矢印で示されるタイミングでこの補正が実施されている。このように連続して指示値がゼロ指示値よりも小さくなる場合に平均の指示値をゼロ指示値に補正するようにすることで、ガス検知手段2の変動による指示値の変動を、単なるノイズとは区別して、より正確に補正することができる。それによって、ガス検知器1は、検知対象ガスをより精度よく検知することができる。
なお、制御手段3は、指示値がゼロ指示値よりも小さく、さらに所定の閾値よりも小さい場合には、その指示値をノイズとみなし、指示値をゼロ指示値に補正しないように構成されていてもよい。これにより、ガス検知器1は、指示値の誤っている可能性のある補正を回避することができ、より正確に指示値を補正することができる。
制御手段3は、環境雰囲気中に常に存在する別のガス(たとえば酸素)の濃度に応じて、上述した第2の補正および任意で第1の補正を実施するか否かを決定するように構成されてもよい。その目的のために、ガス検知器1は、別のガスを検知するための別のガス検知手段をさらに備えていてもよい。たとえば、制御手段3は、別のガス検知手段により得られる別の出力値に基づき算出される別の指示値が別のガスの通常濃度の前後の所定範囲(たとえば酸素の場合20.9±1.0vol%)内である場合に、上述した第2の補正および任意で第1の補正を実施するように構成される。この場合、ガス検知器1は、補正後の指示値を検知対象ガスの濃度を示すものとしてユーザに通知する。また、制御手段3は、別の指示値が別のガスの通常濃度の前後の所定範囲外である場合に、上述した第2の補正および任意で第1の補正を実施しないように構成される。この場合、ガス検知器1は、補正されていない指示値を検知対象ガスの濃度を示すものとしてユーザに通知する。これにより、ガス検知手段2により得られる出力値に基づいて算出される指示値が別のガスの濃度の変化に影響を受ける場合であっても、指示値の誤っている可能性のある補正を回避することができ、より正確に指示値を示すことができる。なお、別のガスの濃度は、ガス検知器1とは別の装置により測定されてもよい。
ガス検知器1は、図3(a)に示されるように、検知対象ガスの検知動作が完了すると、たとえば経過時間t5において駆動停止される。ガス検知器1は、ガス検知器1の駆動停止から第2の所定時間tb内はガス検知手段2の駆動を維持するように構成されていてもよい。その場合において、制御手段3は、ガス検知器1の駆動停止から第2の所定時間tb内にガス検知器1が再駆動された場合は、上述した第1の補正および任意で第2の補正を実施しないように構成される。ガス検知器1では、たとえば誤作動などに起因して再起動が必要な場合がある。そのような場合でも、ガス検知器1の駆動停止後にもガス検知手段2の駆動を維持することで、ガス検知手段2の出力値が安定した状態が維持されて、ガス検知手段2の駆動時間中にガス検知器1が再駆動したときに、上述した第1の補正および任意で第2の補正を省略することができる。それにより、第1の補正および任意で第2の補正を省略することにより、ガス検知器1の駆動開始後の早期にガス検知手段2の出力値が安定することで検知対象ガスの検知精度を向上させることができる。さらに、ガス検知器1は、準備期間Tpおよび暖機期間Twを省略して、ガス検知器1の駆動開始とともに検知対象ガスの検知動作を開始してもよい。
上述した第2の所定時間tbは、ガス検知器1の駆動が停止されたあとガス検知手段2の駆動が維持される時間間隔である。第2の所定時間tbは、特に限定されることはなく、ガス検知器1を駆動停止してから再駆動するのに要する時間に応じて適宜設定することができる。第2の所定時間tbは、たとえば10~60秒の範囲内で設定される。
制御手段3は、ガス検知手段2の駆動開始から第3の所定時間tc内にガス検知器1が駆動停止された場合、ガス検知器1の駆動停止後にガス検知手段2の駆動を維持しないように構成され、ガス検知器1の駆動停止から第2の所定時間tb内にガス検知器1が再駆動されても、第1の補正および任意で第2の補正を実施するように構成される。ガス検知手段2は、その駆動開始から一定時間を経過する前に駆動停止された場合、出力値が安定する状態に至っていない可能性がある。そのような場合において、ガス検知器1の駆動停止後から再駆動までの時間に関わらず、第1の補正および任意で第2の補正を実施することで、検知対象ガスをより精度よく検知することができる。
上述した第3の所定時間tcは、ガス検知手段2のガス検知素子21、補償素子22に所定の印加電圧V0が印加されてガス検知手段2が駆動開始してからの所定の時間間隔である。第3の所定時間tcは、特に限定されることはなく、ガス検知手段2の駆動が開始されてからガス検知手段2の出力値が安定する状態に至るまでの時間に応じて適宜設定することができる。第3の所定時間tcは、ガス検知手段2の駆動開始の経過時間t1から、たとえば第1の所定期間T1の終了の経過時間t3とほぼ同じ時間までに設定することができる。より具体的には、第3の所定時間tcは、たとえば60~180秒の範囲内で設定される。
1 ガス検知器
2 ガス検知手段
21 接触燃焼式ガス検知素子
21a 抵抗発熱体
21b 感応体
22 補償素子
23、24 抵抗素子
25 回路用電源
26 電位差計
3 制御手段
4 計時手段
5 記憶手段
6 通知手段
7 電源

Claims (6)

  1. 環境雰囲気に含まれる検知対象ガスを検知するためのガス検知器であって、
    前記ガス検知器が、
    ガス検知手段と、
    前記ガス検知手段により得られる出力値に基づき、前記検知対象ガスのガス濃度を示す指示値を算出する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記ガス検知器により前記検知対象ガスの検知動作が開始された時点から第1の所定期間において、第1の所定時間毎に、前記ガス検知手段により得られる出力値に基づいて算出される指示値が所定範囲内の場合、前記算出される指示値をゼロ指示値に補正するように構成される、
    ガス検知器。
  2. 前記所定範囲は、前記第1の所定期間における時間経過に伴って小さくなるように設定される、
    請求項1に記載のガス検知器。
  3. 前記ガス検知器は、前記ガス検知器の駆動停止から第2の所定時間内は前記ガス検知手段の駆動を維持するように構成され、
    前記制御手段は、前記ガス検知器の駆動停止から前記第2の所定時間内に前記ガス検知器が再駆動された場合は、前記補正を実施しないように構成される、
    請求項1または2に記載のガス検知器。
  4. 前記制御手段は、前記ガス検知手段の駆動開始から第3の所定時間内に前記ガス検知器が駆動停止された場合、前記ガス検知器の駆動停止から前記第2の所定時間内に前記ガス検知器が再駆動されても、前記補正を実施するように構成される、
    請求項3に記載のガス検知器。
  5. 前記制御手段は、前記ガス検知器により前記検知対象ガスの検知動作が開始された時点から、前記第1の所定期間よりも長い第2の所定期間において、前記ガス検知手段により得られる出力値に基づいて算出される指示値がゼロ指示値よりも小さい場合、前記算出される指示値をゼロ指示値に補正するように構成される、
    請求項1~4のいずれか1項に記載のガス検知器。
  6. 前記ガス検知手段は、接触燃焼式ガスセンサである、
    請求項1~5のいずれか1項に記載のガス検知器。
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