JP2022142654A - 情報処理装置、プログラム、システム、ページデータ生成方法 - Google Patents
情報処理装置、プログラム、システム、ページデータ生成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】CVRを改善できる情報処理装置を提供すること。【解決手段】閲覧者端末に提供するWebサイトのページデータを編集する情報処理装置であって、端末装置からWebサイトに含まれる第1のページの編集要求を受信する通信部と、前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページのページデータに、前記表示順情報に含まれるページに関する情報を配置した編集画面を生成する編集受付部と、を有し、前記通信部は、前記編集受付部が生成した前記編集画面のページデータを前記端末装置に送信する。【選択図】図9
Description
本発明は、情報処理装置、プログラム、システム、及び、ページデータ生成方法に関する。
従来からテレビ、ラジオ、雑誌、電車広告などのマスメディアを用いて顧客を集めるマーケティングが知られているが、近年ではデジタルチャネルを利用したデジタルマーケティングが活用されるようになった。デジタルマーケティングとは、Webサイト、電子メール、SNS、スマホアプリ、IoT(Internet Of Things)などのあらゆるデジタルチャネルを活用して、適切なプロモーション施策を行い、顧客に関するデータを可視化してマーケティングを行うことをいう。
Webサイトを使ったデジタルマーケティングでは、CVR(Conversion Rate)の改善の重要性が高くなっている。このため、ホームページ活用の専門家が、「CVRの測定→改善提案→改善実施→CVRの測定」を繰り返し行い、専門家の指導に応じて企業側がWebサイトを改善している。
また、Webサイトの改善に必要な措置を提示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、Webサイトへのアクセスに関する情報を集計し、集計したデータからWebサイトへのアクセスの傾向を分析し、分析された結果に応じて、Webサイトの改善に必要な措置をレコメンド情報として提示する技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、ホームページを管理する担当者が、提示されたレコメンド情報に基づいてホームページを改善する必要があり、手間がかかっている。
本発明は、CVRを改善できる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、閲覧者端末に提供するWebサイトのページデータを編集する情報処理装置であって、端末装置からWebサイトに含まれる第1のページの編集要求を受信する通信部と、前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページのページデータに、前記表示順情報に含まれるページに関する情報を配置した編集画面を生成する編集受付部と、を有し、前記通信部は、前記編集受付部が生成した前記編集画面のページデータを前記端末装置に送信する。
CVRを改善できる情報処理装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムが行うページデータ生成方法について説明する。
<本実施形態のCVR改善方法の概略>
本実施形態では、Webサイトが複数のWebページ(以下、単にページという)を有し、閲覧者の操作に応じて閲覧者端末が表示するページが、あるページから別のページに遷移するものとする。
本実施形態では、Webサイトが複数のWebページ(以下、単にページという)を有し、閲覧者の操作に応じて閲覧者端末が表示するページが、あるページから別のページに遷移するものとする。
図1を参照して、本実施形態のCVRの改善方法を説明する。図1は、ホームページの改善例を説明する図である。図1(a)は、商品情報ページの表示例である。まず、本実施形態では、情報処理システムが、推奨アクセスルートを保持している。推奨アクセスルートとは、CVRが最も大きいルート情報(ページの表示順)である。情報処理システムは、管理者が編集しようとしたページが推奨アクセスルートに含まれる場合、推奨アクセスルートにおいて、編集しようとしたページ(例えば商品情報ページ:第1のページの一例)の次のページ(例えば導入事例ページ:第2のページの一例)のページ名とリンクを、編集しようとしたページに埋め込むことを提案する。ここでは管理者が承諾したものとする。
図1(b)は、導入事例ページのページ名と該ページへのリンクが埋め込まれた商品情報ページの一例である。提案に対し、管理者が承諾すると、図1(b)に示すように、商品情報ページに導入事例ページへ遷移するためのUIパーツ301が表示される。UIパーツ301には導入事例ページのページ名が表示されている。
一方、管理者が編集しようとしたページが推奨アクセスルートに含まれない場合、情報処理システムは、推奨アクセスルートの最初のページ(商品情報ページ)のページ名と該ページへのリンクを、編集しようとしたページに埋め込むことを提案する。ここでは管理者が承諾したものとする。
図2(a)は、管理者が編集しようとした社長あいさつページの表示例である。提案に対し、管理者が承諾すると、図2(b)に示すように、社長あいさつページ(第1のページの一例)に商品情報ページ(第2のページの一例)へ遷移するためのUIパーツ302が表示される。
このように、本実施形態の情報処理システムは、管理者に、推奨アクセスルートのページへのリンクを編集対象ページに埋め込むことを提案するので、編集されたホームページ(以下、HPという)は推奨アクセスルートで閲覧者がHPを閲覧するように誘導できる。また、管理者は簡単な操作で推奨アクセスルートのページへのリンクを編集対象ページに埋め込むことができる。
<用語について>
Webサイトとは、一般に特定のドメイン名の下にある複数のWebページの集まりをいう。ホームページと呼ばれることもある。
Webサイトとは、一般に特定のドメイン名の下にある複数のWebページの集まりをいう。ホームページと呼ばれることもある。
所在を示す情報とは、あるページの中に記された他のページの所在に関する情報である。本実施形態では、リンクという用語で説明される。ユーザがリンクのある場所を押下すると、他のページが表示される。
表示順情報は、Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順である。推奨されるとは、Webサイトの提供者から見てWebサイトの効果を高めることにつながることをいう。本実施形態では、推奨アクセスルートという用語で説明される。
表示部品とは、画面を形成する色や形などの表示である。部品として画面から分解できるものではなく、人間が視覚的に他と区別して認識できればよい。例えば、各種のボタンやラベル等は表示部品である。
<システム構成例>
図3は、情報処理システム100のシステム構成図の一例である。情報処理システム100は、通信ネットワークNを介して通信可能な支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、HP公開サーバ60,管理者端末13、及び、閲覧者端末14を有している。通信可能とは、常時、通信していることまでは要求されず、必要なときに通信できればよい。また、支援サーバ50とCMSサーバ20は一体の場合があり、HPに関するサービスの窓口となるサービスシステム101と呼ばれる場合がある。
図3は、情報処理システム100のシステム構成図の一例である。情報処理システム100は、通信ネットワークNを介して通信可能な支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、HP公開サーバ60,管理者端末13、及び、閲覧者端末14を有している。通信可能とは、常時、通信していることまでは要求されず、必要なときに通信できればよい。また、支援サーバ50とCMSサーバ20は一体の場合があり、HPに関するサービスの窓口となるサービスシステム101と呼ばれる場合がある。
通信ネットワークNは、インターネットなどの一般的なネットワークが想定されている。企業内や家庭内のLANが含まれていたり、広域イーサネット(登録商標)や複数のLANから成るWANが含まれていたりしてもよい。ネットワークは、一部又は全体が無線化されていてもよい。無線のネットワークには、無線LAN、WiMAXの他、3G,4G、5Gなどの携帯電話網が含まれてよい。
支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、及び、HP公開サーバ60はいわゆるサーバ装置であり、情報処理装置の機能を有している。サーバとはネットワークでつながった他のコンピュータにファイルやデータ等を提供するコンピュータである。Webサーバ、HTTPサーバ、WWWサーバなどと呼ばれる場合がある。ただし、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、及び、HP公開サーバ60はサーバ専用の装置である必要はなく、汎用的な情報処理装置でもよい。
支援サーバ50は、管理者に対しCMSサーバ20、及び、MAサーバ40のいわばワンストップサービスを提供するサーバである。支援サーバ50は、Webサイトを作成するためのWebアプリを、CMSサーバ20とMAサーバ40と連携して提供する。支援サーバ50は、主にユーザからサイト作成情報の入力を受け付け、サイト作成情報に応じたHPのテンプレートをCMSサーバ20が作成できるように、HPテンプレート作成用パラメータを生成する。
なお、図3では支援サーバ50とCMSサーバ20が別体であるが、両者は一体の場合がある。
CMSサーバ20は、潜在顧客を顕在化させるリードジェネレーションを行う又は支援するサーバである。例えば、顧客情報の取得、顧客関心情報の取得、顧客のリスト作成等を行う。具体的には、HP(つまりWebサイト)の作成、更新、管理を行う、HP作成ツールを提供するサーバである。なお、本実施形態では、HPは既に作成されているものとする。
HP公開サーバ60は、HPの閲覧要求を受け付けるサーバである。HP公開サーバ60がWebサイトの各ページのHPデータを有し、閲覧者端末14にページデータを送信してもよいし、支援サーバ50がHPデータを有しておきHP公開サーバ60からの要求でページデータを支援サーバ50に送信してもよい。
MAサーバ40は顕在化された顧客を見込み客化するリードナーチャリングを行う又は支援するサーバである。例えば、メール配信、印刷物発送、開封カウント、そのほかの反響行動の観察、反響集計、確度分析、アプローチ分類、アプローチ判断、確度確認、商談予定取り付け、初訪・再訪、提案、契約などを行う。簡単な例では、HPに対するアクセス解析を行うMAツールを提供する。
CMSサーバ20とMAサーバ40は別々のサーバでなくてもよく、1つのサーバがCMSツールとMAツールを提供する形態もあり得る。また、実際には数多くのCMSサーバ20とMAサーバ40が存在し、支援サーバ50はそれぞれのCMSサーバ20及びMAサーバ40と連携することができる。どのCMSサーバ20又はMAサーバ40を使用するかについては、支援サーバ50がCMSサーバ20又はMAサーバ40の機能やコストから選択する方法が考えられる。ユーザがCMSサーバ20又はMAサーバ40を選択することが困難、又は煩わしくないのであれば、ユーザが指定する方法が考えられる。支援サーバ50は、ユーザがCMSサーバ20又はMAサーバ40を選択する指標(機能、人気度など)を提示してもよい。
また、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、又は、HP公開サーバ60は、クラウドシステムに対応していてよい。クラウドシステムとは、クラウドコンピューティングを利用したシステムであり、クラウドコンピューティングは、インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である。ただし、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、及び、HP公開サーバ60の1つ以上がオンプレミスにあるオンプレミス型クラウドシステムも知られている。
管理者端末13は、管理者が使用する端末装置であり、通信機能と表示機能を有する汎用的な情報処理装置である。管理者とはHPを作成、運用、改善等する者である。管理者端末13となりうる情報処理装置としては、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話、時計型などのウェアラブルPCがある。この他、電子黒板、テレビ会議端末、デジタルサイネージ端末、又はカーナビなど、ブラウザソフトが動作する装置であればよい。管理者端末13は1台以上でよい。
閲覧者端末14は、HPの閲覧者が使用する端末装置であり、通信機能と表示機能を有する汎用的な情報処理装置である。閲覧者端末14の一例は管理者端末13と同様でよい。閲覧者端末14は複数あることが想定される。
なお、管理者端末13と閲覧者端末14ではブラウザソフトが動作する。支援サーバ50はページデータ(各ページの画面情報)を管理者端末13に送信する。また、CMSサーバ20はHP公開サーバ60でHPを公開するので、HP公開サーバ60はHPのページデータを閲覧者端末14に送信する。ページデータはHTML、XML、スクリプト言語(JavaScript:登録商標)、及び、CSS(Cascade Style Sheet)などで記述されている。WebサイトはWebアプリにより提供されてもよい。Webアプリとは、明確な定義はないが、ブラウザソフト上で動作するスクリプト言語(たとえばJavaScript(登録商標))によるプログラムとWebサーバ側のプログラムが協調することによって動作し、ブラウザ上で使用されるソフトウェア又はその仕組みを言う。なお、管理者端末13と閲覧者端末14ではブラウザソフトでなく、同等の機能を有するアプリケーションソフトが動作してもよい。
<<支援サーバ、CMSサーバ、MAサーバ、HP公開サーバ、管理者端末、及び、閲覧者端末のハードウェア構成例>>
支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、HP公開サーバ60、管理者端末13、及び、閲覧者端末14は、例えば図4に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図4は本実施形態に係るコンピュータシステム300の一例のハードウェア構成図である。
支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、HP公開サーバ60、管理者端末13、及び、閲覧者端末14は、例えば図4に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図4は本実施形態に係るコンピュータシステム300の一例のハードウェア構成図である。
図4に示されているように、コンピュータシステム300は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ205、ディスプレイ206、外部機器接続I/F208(Interface)、ネットワークI/F209、バスライン210、キーボード211、ポインティングデバイス212、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ214、メディアI/F216を備えている。
これらのうち、CPU201は、コンピュータシステム300全体の動作を制御する。ROM202は、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HD204は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ205は、CPU201の制御に従ってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ206は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F208は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F209は、通信ネットワークNを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン210は、図4に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード211は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス212は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ214は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F216は、フラッシュメモリ等の記録メディア215に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<機能について>
次に、図5を用いて支援サーバ50、MAサーバ40、HP公開サーバ60、管理者端末、及び、閲覧者端末14の機能について説明する。図5は、閲覧者端末14、管理者端末13、HP公開サーバ60、支援サーバ50、及び、MAサーバ40の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
次に、図5を用いて支援サーバ50、MAサーバ40、HP公開サーバ60、管理者端末、及び、閲覧者端末14の機能について説明する。図5は、閲覧者端末14、管理者端末13、HP公開サーバ60、支援サーバ50、及び、MAサーバ40の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
<<閲覧者端末>>
閲覧者端末14は、第1通信部21、操作受付部22、及び表示制御部23を有する。閲覧者端末14が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、例えばブラウザソフトから提供されてよい。
閲覧者端末14は、第1通信部21、操作受付部22、及び表示制御部23を有する。閲覧者端末14が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、例えばブラウザソフトから提供されてよい。
第1通信部21は、HP公開サーバ60と各種の情報を送受信する。本実施形態では、第1通信部21は、HPの閲覧要求(URL)をHP公開サーバ60に送信し、HP公開サーバ60からHPのページデータを受信する。
表示制御部23は、第1通信部21が受信したページデータを解析してディスプレイ206に表示する。すなわち、HP(Webページ)を表示する。HPによって、閲覧者はページを遷移させたり、お問い合わせページの入力欄に情報を入力したりできる。
操作受付部22は、閲覧者端末14に対する各種の操作を受け付ける。例えば、HPに対する各種の入力、情報の受信指示、及び、送信指示を受け付ける。
<<管理者端末>>
管理者端末は、第5通信部71、操作受付部72、及び表示制御部73を有する。管理者端末が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、例えばブラウザソフトから提供されてよい。
管理者端末は、第5通信部71、操作受付部72、及び表示制御部73を有する。管理者端末が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、例えばブラウザソフトから提供されてよい。
第5通信部71は、支援サーバ50と各種の情報を送受信する。本実施形態では、第5通信部71は、ページの編集要求を支援サーバ50に送信し、支援サーバ50から編集対象ページの編集画面を受信する。
表示制御部73は、第5通信部71が受信した編集対象ページの編集画面を解析してディスプレイ206に表示する。管理者は編集対象ページの編集画面で、推奨アクセスルートが含むページへのリンクを編集対象ページに配置する操作を入力できる。
操作受付部72は、管理者端末13に対する各種の操作を受け付ける。例えば、編集対象ページの編集画面に対する各種の入力、情報の受信指示、及び、送信指示を受け付ける。
<<HP公開サーバ>>
HP公開サーバ60は、第2通信部61を有する。本実施形態では、HP公開サーバ60は支援サーバ50にHPのページデータを中継するだけで、ページデータの生成等は支援サーバ50が行う。第2通信部61は要求されたHPのURLを支援サーバ50に送信し、支援サーバ50から送信されるページデータを閲覧者端末14に送信する。
HP公開サーバ60は、第2通信部61を有する。本実施形態では、HP公開サーバ60は支援サーバ50にHPのページデータを中継するだけで、ページデータの生成等は支援サーバ50が行う。第2通信部61は要求されたHPのURLを支援サーバ50に送信し、支援サーバ50から送信されるページデータを閲覧者端末14に送信する。
<<支援サーバ>>
支援サーバ50は、第3通信部51、画面生成部52、アクセス履歴記録部53、推奨アクセスルート決定部54、及び、編集受付部55を有する。支援サーバ50が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
支援サーバ50は、第3通信部51、画面生成部52、アクセス履歴記録部53、推奨アクセスルート決定部54、及び、編集受付部55を有する。支援サーバ50が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
第3通信部51は、HP公開サーバ60及びMAサーバ40と各種の情報を送受する。詳細は後述される。
画面生成部52は、編集対象ページのコンテンツに対し、埋込UIパーツ管理テーブル35を使って、推奨アクセスルート34が含むページのページ名と該ページへのリンクを編集対象ページに配置する。
アクセス履歴記録部53は、HPがどの順番でアクセスされたかをアクセス履歴管理テーブル33に記録する。
推奨アクセスルート決定部54は、アクセス履歴管理テーブル33に基づいて推奨アクセスルート34を決定する。
編集受付部55は、管理者から要求があった編集対象ページの編集画面を管理者端末に送信し、管理者から編集するか否かを受け付ける。
また、支援サーバ50は、図4に示されたHD204等に構築される、記憶部59を有している。記憶部59には、ページ管理テーブル31、HPデータ32、アクセス履歴管理テーブル33、推奨アクセスルート34、及び、埋込UIパーツ管理テーブル35が記憶される。このうちHPデータ32はHPのコンテンツであり、HPによって様々であるため説明は省略する。
表1は、ページ管理テーブル31の一例を示す。ページ管理テーブル31は、HPが有するページの書誌情報などである。HPはURLにより特定される。
・ページIDはHPが有する各ページの識別情報である。
・ページ名は、管理者にとってわかりやすいページの名称であり、例えばページのタイトルである。
・ページパスは、HPのトップページから当該ページへ遷移するためのパス(フォルダ名)である。
表2は、アクセス履歴管理テーブル33の一例を示す。アクセス履歴管理テーブル33は、HPが有するページに対する各閲覧者のアクセス履歴が記録されたものである。
・アクセスIDは、閲覧者端末14のアクセスごとに割り当てられる識別情報である。例えば、アクセスIDとしてセッションIDが使用されてもよい。
・アクセス日時は、閲覧者がHPのトップページにアクセスした日時である。
・アクセス元は、例えば閲覧者端末14のIPアドレスである。
・アクセスルートは、閲覧者がHP内の各ページを閲覧した順番である。
・CV判断は、MAサーバ40からCV成功が通知されると「成功」となる。デフォルト値は「失敗」である。CV成功かどうかは、一例として、問い合わせがあったかどうかに基づくものとするが、CV成功の判断基準は管理者等が定義できる。例えば、商品の購入や申込みなどがCV成功の基準となる場合もある。本実施形態では、閲覧者がお問い合わせすると、HPに埋め込まれた「MAタグ」によってMAサーバ40に問い合わせがあった旨が通知される。この通知が支援サーバ50にも送信され、支援サーバ50はCV成功かどうかを判断する。
表3は、推奨アクセスルート34の一例を示す。推奨アクセスルート34は、表示されるページの次に表示すべきページの順番を記述した情報であり、本実施形態では、例えばCVRが最も大きいアクセスルートである。
・順番は、推奨アクセスルート34においてHP内のページが閲覧される順番である。
・アクセスルートは、推奨アクセスルート34に含まれる各ページのページ名(又はページID)である。
・ページIDはHPが有する各ページの識別情報である。
・ページ名は、管理者にとってわかりやすいページの名称であり、例えばページのタイトルである。
・ページパスは、HPのトップページから当該ページへ遷移するためのパス(フォルダ名)である。
・アクセスIDは、閲覧者端末14のアクセスごとに割り当てられる識別情報である。例えば、アクセスIDとしてセッションIDが使用されてもよい。
・アクセス日時は、閲覧者がHPのトップページにアクセスした日時である。
・アクセス元は、例えば閲覧者端末14のIPアドレスである。
・アクセスルートは、閲覧者がHP内の各ページを閲覧した順番である。
・CV判断は、MAサーバ40からCV成功が通知されると「成功」となる。デフォルト値は「失敗」である。CV成功かどうかは、一例として、問い合わせがあったかどうかに基づくものとするが、CV成功の判断基準は管理者等が定義できる。例えば、商品の購入や申込みなどがCV成功の基準となる場合もある。本実施形態では、閲覧者がお問い合わせすると、HPに埋め込まれた「MAタグ」によってMAサーバ40に問い合わせがあった旨が通知される。この通知が支援サーバ50にも送信され、支援サーバ50はCV成功かどうかを判断する。
・順番は、推奨アクセスルート34においてHP内のページが閲覧される順番である。
・アクセスルートは、推奨アクセスルート34に含まれる各ページのページ名(又はページID)である。
推奨アクセスルート決定部54は、アクセス履歴管理テーブル33の各アクセスルートでCV判断が「成功」になった回数を集計し、CV判断が「成功」の回数が最も多いアクセスルートを推奨アクセスルート34として特定する。あるいは、推奨アクセスルート決定部54は、各アクセスルートの数に対するCV判断が「成功」の数の割合が最も高いアクセスルートを推奨アクセスルート34としてもよい。
また、推奨アクセスルート34は、CV判断が「成功」の回数が最も多い1つに限らず、上位数個の推奨アクセスルート34があってもよい。
また、推奨アクセスルート決定部54は、全てのアクセス履歴で集計してもよいし、予め定められた所定の期間のアクセス履歴で集計してもよい。更に、集計処理は自動的に行われてもよいし、管理者の指示で行われてもよい。推奨アクセスルート決定部54が所定のタイミングで(例えば、夜間処理)で実行する場合、定期的に(例えば、1時間1回で集計)行ってもよいし、リアルタイムで(新しいアクセス履歴が登録したら直ちに集計)行ってもよい。
また、 CV判断が「成功」になった回数の集計において、推奨アクセスルート決定部54は、同じアクセスルートを連続で含めば、同じアクセスルートと判断してもよい。例えば、「商品情報⇒導入事例⇒問い合わせ」といったアクセスルートでCVが「成功」になった場合に、このアクセスルートを含む「社長あいさつ⇒商品情報⇒導入事例⇒問い合わせ」というアクセスルートは、CV判断が「成功」として集計されてよい。
表4は、埋込UIパーツ管理テーブル35の一例を示す(表示部品情報の一例)。埋込UIパーツ管理テーブル35は、編集対象ページに埋め込まれるUIパーツ(表示部品)を、ページ名に対応付けて有している。
・ページ名は、例えばタイトルに含まれる文字列である。埋込UIパーツ管理テーブル35は、例えば業種ごとに共通に用意されるので、HPでよく使用される一般的なページ名でよい。また、一般的なページ名と考えられる複数のページ名が1レコードに登録されていてもよい。
・種別は、UIパーツの表示部品の名称である。HTMLでは、ボタン、ラベル、イメージなどがあるが、UIパーツはどのように呼ばれてもよい。ボタンやラベルの具体的な様式(色、サイズ、配置、表示メッセージの表示位置など)は固定でもよいし、ページ名に応じて予め登録されてもよい。
・表示メッセージは、UIパーツに配置される文字列である。
・ページ名は、例えばタイトルに含まれる文字列である。埋込UIパーツ管理テーブル35は、例えば業種ごとに共通に用意されるので、HPでよく使用される一般的なページ名でよい。また、一般的なページ名と考えられる複数のページ名が1レコードに登録されていてもよい。
・種別は、UIパーツの表示部品の名称である。HTMLでは、ボタン、ラベル、イメージなどがあるが、UIパーツはどのように呼ばれてもよい。ボタンやラベルの具体的な様式(色、サイズ、配置、表示メッセージの表示位置など)は固定でもよいし、ページ名に応じて予め登録されてもよい。
・表示メッセージは、UIパーツに配置される文字列である。
<<MAサーバ>>
MAサーバ40は、第4通信部41とアクセス管理部42を有する。MAサーバ40が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
MAサーバ40は、第4通信部41とアクセス管理部42を有する。MAサーバ40が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
第4通信部41は、支援サーバ50と各種の情報を送受する。本実施形態では、第4通信部41は閲覧者端末14からMAタグの実行により送信される情報を受信し、これに基づいて問い合わせがあった旨を支援サーバ50に通知する。
アクセス管理部42は、MAタグの実行により送信される情報(本実施形態では、問い合わせ内容に付随する情報)に基づいて、問い合わせがあった旨を生成する。
<アクセス履歴管理テーブルへのアクセス履歴の登録>
続いて、図6を参照して、アクセス履歴管理テーブル33へのアクセス履歴の登録方法を説明する。図6は、支援サーバ50が閲覧者端末14にページデータを送信し、アクセス履歴管理テーブル33へアクセス履歴を登録するシーケンス図の一例である。
続いて、図6を参照して、アクセス履歴管理テーブル33へのアクセス履歴の登録方法を説明する。図6は、支援サーバ50が閲覧者端末14にページデータを送信し、アクセス履歴管理テーブル33へアクセス履歴を登録するシーケンス図の一例である。
S1:閲覧者が閲覧者端末14を操作して、HPの任意のページを表示する操作を入力する。操作受付部22がこの操作を受け付ける。
S2:閲覧者端末14の第1通信部21は、指定されたページのページデータの要求をHP公開サーバ60に送信する。ページデータはURLにより特定される。また、閲覧者端末14のIPアドレスなども含まれる。
S3:HP公開サーバ60の第2通信部61は指定されたページのページデータの要求を受信し、該要求を支援サーバ50に転送する。
S4:支援サーバ50の第3通信部51は指定されたページのページデータの要求を受信し、URLで特定される、指定されたページのページデータをHPデータ32から取得する。第3通信部51は指定されたページのページデータをHP公開サーバ60に送信する。
S5:HP公開サーバ60の第2通信部61は指定されたページのページデータを受信し、閲覧者端末14に送信する。
S6:HP公開サーバ60の第2通信部61は、指定されたページのアクセス履歴情報(アクセスID、アクセス日時、アクセス元、ページのURL)を支援サーバ50に送信する。
S7:支援サーバ50の第3通信部51はアクセス履歴情報を受信し、アクセス履歴記録部53は、アクセスIDを採番し、アクセス履歴管理テーブル33を生成する。アクセス履歴記録部53は、アクセスID、アクセス日時、アクセス元、アクセスルート(アクセスに応じて順番にページが増える)をアクセス履歴管理テーブル33に登録する。
S8:閲覧者端末14の第1通信部21は指定されたページのページデータを受信し、表示制御部23が指定されたページを表示する。
S9:お問い合わせしたい閲覧者は、閲覧者端末14を操作して、お問い合わせページに情報を入力し、送信する操作を入力する。操作受付部22がこの操作を受け付ける。
S10:お問い合わせページにはMAタグが埋め込まれており、MAタグに含まれるJavaScript(登録商標)がMAサーバ40に送信する情報を収集する。MAサーバ40に送信する情報は、例えば、アクセスID、入力された内容、MAタグに含まれる送信先のメールアドレス(入力された内容の転送先)、及び、現在のページのURL等である。
S11:閲覧者端末14の第1通信部21はこれらMA情報をMAサーバ40に送信する。
S12:MAサーバ40の第4通信部41はMA情報を受信し、アクセス管理部42が現在のURLに基づいて、URLとアクセスIDを指定して問い合わせがあった旨を支援サーバ50に送信する。
S13:支援サーバ50の第3通信部51は問い合わせがあった旨を受信して、アクセス履歴記録部53は問い合わせがあったため、CV成功と判断する。アクセス履歴記録部53がURLとアクセスIDで特定されるアクセス履歴管理テーブル33のCV判断の欄に成功を登録する。
アクセス履歴管理テーブル33にCV判断が蓄積されることで、推奨アクセスルート決定部54が推奨アクセスルート34を決定できる。
<編集対象ページの編集の受け付け>
図7は、支援サーバ50が編集対象ページに推奨アクセスルート34が有するページへのリンクを設定する手順を説明するシーケンス図の一例である。
図7は、支援サーバ50が編集対象ページに推奨アクセスルート34が有するページへのリンクを設定する手順を説明するシーケンス図の一例である。
S21:管理者が管理者端末13を操作して、ページ一覧画面を表示する操作を入力する。操作受付部72がこの操作を受け付ける。
S22:管理者端末13の第5通信部71は、ページ一覧画面のページデータの要求を支援サーバ50に送信する。
S23:支援サーバ50の第3通信部51はページ一覧画面のページデータの要求を受信し、編集受付部55が、ページ管理テーブル31が有する全ページのリストを含むページ一覧画面を生成する。第3通信部51はページ一覧画面のページデータを管理者端末13に送信する。
S24:管理者端末13の第5通信部71はページ一覧画面のページデータを受信し、表示制御部73がページ一覧画面を表示する。ページ一覧画面は例えば表1のページ管理テーブル31のような、HPが有する各ページのリストが表示される画面である。
S25:管理者が管理者端末13を操作して、ページ一覧画面から編集対象ページを選択する。操作受付部72がこの操作を受け付ける。
S26:管理者端末13の第5通信部71は、編集対象ページ(例えばページIDで特定される)のページデータの要求を支援サーバ50に送信する。
S27:支援サーバ50の第3通信部51は編集対象ページのページデータの要求を受信し、編集受付部55が、編集対象ページの編集画面のページデータを生成する。詳細は図8にて説明する。
S28:第3通信部51は編集対象ページの編集画面のページデータを管理者端末13に送信する。
S29:管理者端末13の第5通信部71は編集対象ページの編集画面のページデータを受信し、表示制御部73が編集対象ページの編集画面を表示する。編集画面の一例を図9、図10に示す。
S30:次に、管理者が管理者端末13を操作して、編集画面で編集を承認する操作(はいボタンの押下)を入力する。操作受付部72がこの操作を受け付ける。
S31:管理者端末13の第5通信部71は、編集を承認する旨(操作内容)を支援サーバ50に送信する。
S32:支援サーバ50の第3通信部51は編集を承認する旨を受信し、画面生成部52が埋込UIパーツ管理テーブル35を参照して、編集対象ページに推奨アクセスルート34のページ名と該ページへのリンクを配置する。
S33:第3通信部51は、画面生成部52が生成した編集済み画面のページデータを管理者端末13に送信する。
S34:管理者端末13の第5通信部71は編集済み画面のページデータを受信し、表示制御部73が編集済み画面を表示する。編集済み画面の一例を図11、図12に示す。
S35:管理者が管理者端末13を操作して、HPの更新を指示する操作(更新ボタンの押下)を入力する。操作受付部72がこの操作を受け付ける。
S36:管理者端末13の第5通信部71は、HPの更新要求を支援サーバ50に送信する。
S37:支援サーバ50の第3通信部51はHPの更新要求を受信し、編集対象ページに推奨アクセスルート34のページ名と該ページへのリンクが配置された編集済みページで、HPデータ32を更新する。
図8は、図7のステップS27で編集受付部55が編集画面を生成する手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、編集受付部55は、ページIDで特定される編集対象ページのページデータをHPデータ32から取得する(S101)。編集受付部55は編集対象ページのページデータを編集画面に配置する。編集画面は、閲覧者端末14が表示する形態の画面に対し管理者から編集を受け付ける画面である。
次に、編集受付部55は、編集対象ページが推奨アクセスルート34に含まれるか否かを判断する(S102)。
編集対象ページが推奨アクセスルート34に含まれる場合、編集受付部55は、推奨アクセスルート34における編集対象ページの次のページを特定する(S103)。
編集対象ページが推奨アクセスルート34に含まれない場合、編集受付部55は、推奨アクセスルート34の最初のページを特定する(S104)。
編集受付部55は、S103,S104で特定したページのページ名に基づくメッセージを生成する(S105)。メッセージはひな形が決まっている。例えば、「<ページ名>ページへのリンクを追加しますか?」がひな形である。編集受付部55は特定したページ名を<ページ名>に代入することで、メッセージを生成する。
編集受付部55は、メッセージを表示するための提案表示領域を生成する(S106)。提案表示領域はメッセージが表示される表示部品の一種である。
編集受付部55は、生成した提案表示領域を編集画面へ配置する(S107)。
図9は、編集受付部55が生成し、管理者端末13が表示した編集対象ページの編集画面310の一例である。図9は、編集対象ページが推奨アクセスルートに含まれる場合の編集画面310の一例である。
この編集画面310は、編集対象ページのコンテンツ315に加え、提案表示領域311を有している。提案表示領域311は、推奨アクセスルート34のページ名を含むメッセージ314を有する。編集対象ページが商品情報ページの場合、商品情報ページが推奨アクセスルート34に含まれている。従って、メッセージ314には推奨アクセスルート34で商品情報ページの次の導入事例ページが配置されてる。
また、提案表示領域311は、はいボタン313といいえボタン312を有する。管理者がメッセージ314を見て、編集対象ページに、推奨アクセスルート34のページ名と該ページへのリンクを配置すると判断した場合、はいボタン313を押下する。はいボタン313の押下が、編集を承認する旨になる。
なお、提案表示領域311は、図9で図示する場所以外に表示されてよい。好ましくは、管理者が提案表示領域311を移動したり、形状を変更したりできるとよい。
また、編集画面310は、編集対象ページのコンテンツ315を所定単位でウィンドウに表示するので、管理者が編集することもできる。所定単位は、例えば商品情報ページであれば商品ごとであり、商品の区切りはHTMLのタグから判断される。管理者が編集したコンテンツ315も支援サーバ50に送信される。
図10は、編集対象ページが推奨アクセスルート34に含まれない場合の編集画面320の一例である。図10では社長あいさつページを例にする。また、図10の説明においては主に図9との相違を説明する。
提案表示領域321の構成は図9と同じであるが、社長あいさつページは推奨アクセスルート34に含まれないので、推奨アクセスルート34の最初のページ(商品情報ページ)がメッセージ324に配置される。
このように、支援サーバ50は、編集対象ページが推奨アクセスルート34に含まれるか否かによって、編集対象ページに追加するページ名とリンクを切り替えることができる。
図11は、推奨アクセスルート34のページ名と該ページへのリンクを配置したUIパーツが編集対象ページに配置された編集済み画面330の一例を示す。図11は、編集対象ページが推奨アクセスルート34に含まれる場合の編集済み画面330の例である。図11の説明では主に図9との相違を説明する。
図11の編集済み画面330には、提案表示領域311の代わりにUIパーツ331が表示されている。編集画面310でメッセージ314に導入事例ページが配置されていたので、UIパーツ331にも導入事例ページのページ名と導入事例ページへのリンクが配置される。画面生成部52は、提案表示領域311のメッセージ314に配置されたページ名に対応する表示メッセージを、埋込UIパーツ管理テーブル35から取得し、UIパーツ331に設定し、UIパーツ331を編集済み画面330に配置する。
編集済み画面330は更新ボタン332を有している。管理者がUIパーツ331を見て、編集対象ページに、UIパーツ331を配置すると判断した場合、更新ボタン332を押下する。更新ボタン332の押下が、HPの更新を指示する操作になる。
図12は、編集対象ページが推奨アクセスルート34に含まれない場合の編集済み画面340の一例を示す図である。図12の説明では主に図11との相違を説明する。
図12では、UIパーツ341に商品情報ページのページ名と商品情報ページへのリンクが配置される。画面生成部52は、図10の提案表示領域321のメッセージ324に配置されたページ名に対応する表示メッセージを、埋込UIパーツ管理テーブル35から取得し、UIパーツ341に設定し、UIパーツ341を編集済み画面340に配置する。
以上のようにして編集されたページが閲覧者端末14により表示されると、図1(b)又は図2(b)に示したように、HPにはUIパーツが表示される。閲覧者はUIパーツを押下することができ、情報処理システムは推奨アクセスルート34に沿ってWebサイトを閲覧者に閲覧させやすくなる。
<主な効果>
本実施形態の情報処理システムは、管理者に、推奨アクセスルートのページへのリンクを編集対象ページに埋め込むことを提案するので、編集されたHPは推奨アクセスルートで閲覧者がHPを閲覧するように誘導できる。また、管理者は簡単な操作で推奨アクセスルートのページへのリンクを編集対象ページに埋め込むことができる。
本実施形態の情報処理システムは、管理者に、推奨アクセスルートのページへのリンクを編集対象ページに埋め込むことを提案するので、編集されたHPは推奨アクセスルートで閲覧者がHPを閲覧するように誘導できる。また、管理者は簡単な操作で推奨アクセスルートのページへのリンクを編集対象ページに埋め込むことができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、支援サーバ50、HP公開サーバ60、及び、MAサーバ40は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、閲覧者端末14は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
また、図4などの構成例は、閲覧者端末14、支援サーバ50、HP公開サーバ60、及び、MAサーバ40による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。閲覧者端末14、支援サーバ50、HP公開サーバ60、及び、MAサーバ40の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
14 閲覧者端末
20 CMSサーバ
40 MAサーバ
50 支援サーバ
60 HP公開サーバ
100 情報処理システム
20 CMSサーバ
40 MAサーバ
50 支援サーバ
60 HP公開サーバ
100 情報処理システム
Claims (11)
- 閲覧者端末に提供するWebサイトのページデータを編集する情報処理装置であって、
端末装置からWebサイトに含まれる第1のページの編集要求を受信する通信部と、
前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページのページデータに、前記表示順情報に含まれるページに関する情報を配置した編集画面を生成する編集受付部と、を有し、
前記通信部は、前記編集受付部が生成した前記編集画面のページデータを前記端末装置に送信する情報処理装置。 - 前記編集画面は、前記表示順情報に含まれる第2のページの所在を示す情報を前記第1のページのページデータに追加するか否かを問い合わせるメッセージを有する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記端末装置から送信された編集を承認する旨に応じて、前記第1のページのページデータに、前記第2のページのページ名と前記第2のページの所在を示す情報を配置する画面生成部を有する請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記画面生成部は、ページ名に表示部品が対応付けられている表示部品情報から、前記第2のページのページ名に対応付けられている前記表示部品を取得し、
前記第2のページのページ名と前記第2のページの所在を示す情報が設定された前記表示部品を、前記第1のページに配置する請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記端末装置から送信されたページを更新する旨に応じて、前記画面生成部は、前記表示部品が配置されたページデータで前記第1のページのページデータを更新する請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記表示順情報に前記第1のページが含まれる場合、
前記編集受付部は、前記第1のページのページデータに、前記表示順情報において前記第1のページの次に表示されるページに関する情報を配置した前記編集画面を生成する請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記表示順情報に前記第1のページが含まれない場合、
前記編集受付部は、前記第1のページのページデータに、前記表示順情報において最初のページに関する情報を配置した前記編集画面を生成する請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記表示順情報は、CVRが最も大きい複数のページの表示順である請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 閲覧者端末に提供するWebサイトのページデータを編集する情報処理装置を、
端末装置からWebサイトに含まれる第1のページの編集要求を受信する通信部と、
前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページのページデータに、前記表示順情報に含まれるページに関する情報を配置した編集画面を生成する編集受付部、として機能させ、
前記通信部は、前記編集受付部が生成した前記編集画面のページデータを前記端末装置に送信するプログラム。 - 閲覧者端末に提供するWebサイトのページデータを編集する情報処理装置と端末装置を有するシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記端末装置からWebサイトに含まれる第1のページの編集要求を受信する通信部と、
前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページのページデータに、前記表示順情報に含まれるページに関する情報を配置した編集画面を生成する編集受付部と、を有し、
前記通信部は、前記編集受付部が生成した前記編集画面のページデータを前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、
前記情報処理装置から受信した前記編集画面のページデータに基づいて前記編集画面を表示するシステム。 - 閲覧者端末に提供するWebサイトのページデータを編集する情報処理装置が行うページデータ生成方法であって、
通信部が、端末装置からWebサイトに含まれる第1のページの編集要求を受信するステップと、
編集受付部が、前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページのページデータに、前記表示順情報に含まれるページに関する情報を配置した編集画面を生成するステップと、
前記通信部は、前記編集受付部が生成した前記編集画面のページデータを前記端末装置に送信するステップと、
を有するページデータ生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021042911A JP2022142654A (ja) | 2021-03-16 | 2021-03-16 | 情報処理装置、プログラム、システム、ページデータ生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021042911A JP2022142654A (ja) | 2021-03-16 | 2021-03-16 | 情報処理装置、プログラム、システム、ページデータ生成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022142654A true JP2022142654A (ja) | 2022-09-30 |
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ID=83426318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021042911A Pending JP2022142654A (ja) | 2021-03-16 | 2021-03-16 | 情報処理装置、プログラム、システム、ページデータ生成方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022142654A (ja) |
-
2021
- 2021-03-16 JP JP2021042911A patent/JP2022142654A/ja active Pending
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