JP2022136858A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を実現できるモータを提供する。【解決手段】本発明のモータの一つの態様は、中心軸線を中心として回転可能なロータと、ロータの径方向外側に配置されるステータ2と、を備える。ステータは、周方向に並ぶ複数のスロットが設けられるステータコア20と、複数の導体が直列に連結されて構成され複数のスロットSに挿入されている複数の導体連結体と、を備える。連結導体の複数の直線部には、渡り部に連なる第1直線部50aと、折り返し部50f、50gの一端に連なりスロットのうち最内層に配置される第2直線部50bと、が含まれる。スロット内において、第2直線部とその外側に位置する第1直線部との距離は、第1直線部同士の距離より大きく、第2直線部に対する折り返し部の径方向における突出方向と、第1直線部に対する渡り部の径方向における突出方向と、が互いに異なる。【選択図】図11

Description

本発明は、モータに関する。
電気自動車用モータでは、振動や騒音の減少を目的として分布巻きが採用されている。特許文献1には、モータの高効率化を目的として、複数のセグメントコイルを用いた波巻きのステータが開示されている。
国際公開第2017/170060号
従来構造の波巻きを行う場合、導体の配策経路を長く確保できない。一方で、波巻きする導体の配策経路中に折り返し部を設け、当該折り返し部を挟んで導体を逆方向に波巻きすることで導体の配策経路を長くすることができる。しかしながら、セグメントコイルは非円形であり、一般的な丸線を使用した導体に比べて、可撓性が大幅に劣る。すなわち、折り返し部の形状が折り返し部以外のセグメントコイルと大幅に形状が異なることから、折り返し部のセグメントコイルは他のセグメントコイルを避けるために、軸方向の寸法が大きくなり、結果的にステータの軸方向寸法の大型化につながるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、小型化を実現できるモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、中心軸線を中心として回転可能なロータと、前記ロータの径方向外側に配置されるステータと、を備える。前記ステータは、周方向に並ぶ複数のスロットが設けられるステータコアと、複数の導体が直列に連結されて構成され複数の前記スロットに挿入されている複数の導体連結体と、を備える。前記導体連結体は、径方向の最外周に位置する第1末端部と、前記第1末端部から周方向他方側に波巻きされる第1部分と、径方向の最内周かつ前記ステータコアの軸方向一方側に位置し前記第1部分の周方向他方側の端部に接続される折り返し部と、前記折り返し部から周方向一方側に波巻きされる第2部分と、径方向の最外周に位置し前記第2部分の周方向一方側の端部に接続される第2末端部と、を有する。前記第1部分および前記第2部分は、それぞれ、軸方向に沿って延びて前記スロットに位置する複数の直線部と、前記直線部同士を前記ステータコアの軸方向一方側で繋ぐ渡り部と、を有する。前記スロットの径方向の寸法をLSとし、前記スロットに配置される前記直線部の断面の径方向の寸法をLCとし、1つの前記スロットにおいて径方向に並ぶ前記直線部の本数をN本とし、nを定数として、LS=LC×(N+n)、0<n≦1の式が成り立つ。複数の前記直線部には、前記渡り部に連なる第1直線部と、前記折り返し部の一端に連なり前記スロットのうち最内層に配置される第2直線部と、が含まれる。前記スロット内において、前記第2直線部とその外側に位置する前記第1直線部との距離は、前記第1直線部同士の距離より大きく、前記第2直線部に対する前記折り返し部の径方向における突出方向と、前記第1直線部に対する前記渡り部の径方向における突出方向と、が互いに異なる。
本発明の一つの態様によれば、小型化を実現できるモータを提供できる。
図1は、一実施形態のモータの断面模式図である。 図2は、図1のII-II線に沿うモータの断面図である。 図3は、一実施形態の巻線部およびバスバーユニットが構成する回路を示す模式図である。 図4は、一実施形態の導体連結体の巻き線構成を示す模式図である。 図5は、一実施形態のステータの一部を示す平面図である。 図6は、一実施形態のステータの一部を示す断面図である。 図7は、一実施形態のステータの一部を示す断面図である。 図8は、一実施形態のステータの一部を示す断面図である。 図9は、一実施形態のステータのスロットの拡大断面図である。 図10は、図6のX-X線に沿うステータの断面図である。 図11は、図6のXI-XI線に沿うステータの断面図である。 図12は、図6のXII-XII線に沿うステータの断面図である。 図13は、図6のXI-XI線に沿うステータの下端部の断面図である。 図14は、一実施形態の第1の折り返し部および第2の折り返し部を示す模式図である。 図15は、比較実施例の第1の折り返し部および第2の折り返し部を示す模式図である。
各図に適宜示すZ軸方向は、正の側を「上側」とし、負の側を「下側」とする上下方向である。各図に適宜示す中心軸線Jは、Z軸方向と平行であり、上下方向に延びる仮想線である。以下の説明においては、中心軸線Jの軸方向、すなわち上下方向と平行な方向を単に「軸方向」と呼び、上側を「軸方向一方側」と呼び、下側を「軸方向他方側」と呼ぶ場合がある。また、中心軸線Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼ぶ場合がある。
さらに、中心軸線Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼び、上側から見て時計回りの方向を「周方向一方側」と呼び、上側から見て反時計回りの方向を「周方向他方側」と呼ぶ場合がある。
なお、上下方向、上側、および下側とは、単に各部の配置関係等を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。さらに、軸方向一方側、および軸方向他方側として説明する方向は、互いに入れ替えた場合であっても、実施形態の効果を再現可能である。同様に、周方向一方側θ1、および周方向他方側θ2として説明する方向は、互いに入れ替えた場合であっても、実施形態の効果を再現可能である。
<モータ>
図1は、本実施形態のモータ1の断面模式図である。
本実施形態のモータ1は、インナーロータ型のモータである。また、本実施形態のモータ1は、三相の交流モータである。モータ1の中心は、中心軸線Jである。
モータ1は、ロータ3と、ステータ2と、バスバーユニット5と、接続用バスバーユニット100と、ベアリングホルダ4と、これらを収容するハウジング1aと、を備える。バスバーユニット5は、ステータ2の上側に配置される。接続用バスバーユニット100は、さらに、バスバーユニット5の上側に配置される。バスバーユニット5は、ステータ2に接続される。また、接続用バスバーユニット100は、バスバーユニット5および図示略のインバータに接続される。
<ロータ>
ロータ3は、中心軸線Jを中心として回転可能である。ロータ3は、環状のステータ2の径方向内側に配置される。すなわち、ロータ3は、径方向においてステータ2に対向する。ロータ3は、シャフト3aと、ロータマグネット3bと、ロータコア3cと、を有する。
シャフト3aは、中心軸線Jに沿って軸方向に延びている。シャフト3aは、例えば、中心軸線Jを中心として軸方向に延びる円柱状である。シャフト3aは、2つのベアリング3pによって中心軸線J回りに回転可能に支持されている。
図2は、図1のII-II線に沿うモータ1の断面図である。
ロータコア3cは、電磁鋼板を積層して構成される。ロータコア3cは、軸方向に延びる筒状である。ロータコア3cの内周面は、シャフト3aの外周面に固定される。ロータコア3cには、ロータマグネット3bが挿入され固定される保持孔3hが設けられる。
ロータマグネット3bは、径方向においてステータ2と対向する。ロータマグネット3bは、ロータコア3cに埋め込まれた状態で保持される。本実施形態のロータマグネット3bは、8極(8ポール)である。ロータ3のポール数は本実施形態に限定さない。また、ロータマグネット3bは、円環状のリングマグネットなど他の形態のマグネットであってもよい。
<ステータ>
ステータ2は、ロータ3と隙間を介して径方向に対向する。本実施形態においてステータ2は、ロータ3の径方向外側に配置される。ステータ2は、ステータコア20と、巻線部30と、複数の絶縁紙6と、を備える。
ステータコア20は、中心軸線Jを中心とする環状である。ステータコア20は、軸方向に沿って積層された複数の電磁鋼板からなる。ステータコア20は、中心軸線Jを中心とする円筒状のコアバック部21と、コアバック部21から径方向内側に向かって延びる複数のティース部22と、を有する。
複数のティース部22は、周方向に等間隔に並ぶ。ティース部22の径方向内側の先端部には、アンブレラ部22aが設けられる。アンブレラ部22aは、ティース部22に対し周方向の両側に突出している。すなわち、アンブレラ部22aの周方向の寸法は、ティース部22の周方向の寸法よりも大きい。アンブレラ部22aの径方向内側を向く面は、ロータ3の外周面と径方向に隙間を介して対向する。
ティース部22には、巻線部30が装着される。周方向に隣り合うティース部22同士の間には、スロットSが設けられる。すなわち、ステータコア20には、周方向に並ぶ複数のスロットSが設けられる。
スロットS内には、巻線部30の導体50が収容される。また、スロットS内には、絶縁紙6が1つずつ配置される。絶縁紙6は、スロットS内において、巻線部30とステータコア20との絶縁を確保する。
1つのスロットSには、径方向に並ぶ8層のレイヤが設けられる。1つのスロット内において、それぞれのレイヤには、それぞれ1つの導体50が配置される。スロットS内には、8つの導体50が径方向に沿って1列に並ぶ。
スロットSは、径方向内側に開口する開口部29hを有する。開口部29hは、隣り合うティース部22の先端に位置するアンブレラ部22a同士の間に位置する。開口部29hの周方向に沿う幅寸法は、導体50の周方向に沿う寸法より小さい。このため、導体50は、開口部29hを通過し難く、導体50のステータコア20からの離脱が抑制される。
本実施形態において、ステータコア20は、48個のティース部22を有する。すなわち、本実施形態のステータ2は、48スロットである。なお、ステータ2のスロット数は、ロータマグネット3bの極数および巻線部30の巻き方に応じて適宜設定される。
図3は、本実施形態の巻線部30およびバスバーユニット5が構成する回路を示す模式図である。
本実施形態の巻線部30は、複数(本実施形態では12個)の導体連結体60を有しセグメントコイルを構成する。12個の導体連結体60は、4個のU相導体連結体60Uと、4個のV相導体連結体60Vと、4個のW相導体連結体60Wと、に分類される。
また、後段で詳細に説明するが、バスバーユニット5は、3個の相用バスバー70、80、90と、1個の中性点用バスバー10と、を有する。3個の相用バスバー70、80、90は、第1相用バスバー70と第2相用バスバー80と第3相用バスバー90とに分類される。
U相導体連結体60U、V相導体連結体60V、およびW相導体連結体60Wは、中性点用バスバー10および相用バスバー70、80、90によってY結線がなされる。本実施形態では、各相の4個の導体連結体60に対応する4個のY結線が構成され、それぞれのY結線が並列接続される。すなわち、巻線部30は、バスバーユニット5によって4Y結線がなされる。
なお、本実施形態では、巻線部30が同相の4本の導体連結体60を有する場合について説明した。しかしながら、巻線部30が少なくとも2つの導体連結体60を有し、これらが周方向に隣り合うスロットSを通過する連結体対69を構成すれば、本実施形態と同様の巻線構成をとることができる。したがって、複数の導体連結体60は、Mを自然数として2×MのY結線がなされていればよい(本実施形態において、M=2)。
導体連結体60は、第1末端部63および第2末端部64を有する。第1末端部63および第2末端部64は、導体連結体60の一方および他方の末端にそれぞれ設けられる。導体連結体60は、第1末端部63と第2末端部64との間で、ステータコア20に装着されて各相のコイルを構成する。導体連結体60は、第1末端部63および第2末端部64においてバスバーユニット5に接続される。
4個のU相導体連結体60U、4個のV相導体連結体60V、および4個のW相導体連結体60Wの第2末端部64は、1つの中性点用バスバー10に接続される。これにより、12個の導体連結体60の第2末端部64は、同電位となり中性点を構成する。すなわち、中性点用バスバー10は、3相回路の中性点を構成する。
4個のU相導体連結体60Uの第1末端部63は、第1相用バスバー70に接続される。4個のV相導体連結体60Vの第1末端部63は、第2相用バスバー80に接続される。4個のW相導体連結体60Wの第1末端部63は、第3相用バスバー90に接続される。相用バスバー70、80、90には、それぞれ120°毎に位相をずらした交流電流が流される。
同相の4個の導体連結体60のうち2個の導体連結体60は、互いに隣り合うスロットSを通過してステータコア20に装着される。本明細書において、互いに隣り合うスロットSを通過する2個の導体連結体60を、連結体対69と呼ぶ。また、以下の説明において、連結体対69をなす2個の導体連結体60を互いに区別する場合、一方を第1の導体連結体60Aと呼び、他方を第2の導体連結体60Bと呼ぶ。
図4は、連結体対69をなす2個の導体連結体60の巻き線構成を示す模式図である。
図4に示すように、導体連結体60は、複数の導体50が直列に連結されて構成される。それぞれの導体50は、平角線が屈曲されて構成されている。そのため、丸線を用いる場合に比べて、スロットSにおいける導体50の占積率を向上させることができる。なお、本明細書において「平角線」とは、断面形状が四角形状または略四角形状の線材である。本明細書において「略四角形状」とは、四角形状の角部が丸みを帯びた角丸の四角形状を含む。図示は省略するが、本実施形態において導体50は、表面にエナメルの被膜を有する。
導体連結体60を構成する複数の導体50は、末端用導体51と、ヘアピン導体52と、と、第1の折り返し用導体54と、第2の折り返し用導体55と、に分類される。
各種の導体50は、軸方向(Z方向)に沿って直線状に延びる直線部50a、50b、50cと、下側(軸方向他方側)の端部に位置する連結部50jと、を少なくとも有する。直線部50a、50b、50cは、スロットSを通過する。すなわち、導体連結体60は、直線部50a、50b、50cにおいて、スロットSに収容される。導体連結体60は、直線部50a、50b、50c以外の領域で、ステータコア20の上側および下側に延び出る。ステータコア20の上側および下側から延び出る部分は、ステータコア20のコイルエンド30e(図1参照)を構成する。
なお、直線部50aは、第1直線部50a、第2直線部50b、および第3直線部50cに分類される。第1直線部50aは、渡り部50d又は末端部63、64に連なる直線部である。第2直線部50bおよび第3直線部50cは、折り返し部50f、50gの一端又は他端に連なる直線部である。
連結部50jは、他の導体50の連結部50jに連結される。一対の導体50の連結部50j同士は、溶接などの接合手段によって互いに接合される。連結部50jは、導体50をステータコア20に装着した後に周方向に折り曲げられ、他の導体50の連結部50jに溶接される。ステータコア20に装着前の導体50において、連結部50jは、直線部50a、50b、50cに連続する直線状である。導体50は、ステータコア20の上側(軸方向一方側)から、連結部50jおよび直線部50a、50b、50cをスロットSに挿入することで、ステータコア20に取り付けられる。導体50は、連結部50jが周方向に折り曲げられ、他の連結部50jに溶接されることで、ステータコア20から軸方向に離脱することが抑制される。
本実施形態のステータ2は、ステータコア20のスロットSに対して、複数の導体50を上側から挿入するとともに、下側で接合することで、組み立てることができる。このため、複雑な組み立て工程を必要とせず、組み立て工程を簡素化できる。
次に、各種の導体50について説明する。
末端用導体51は、末端部63、64と、直線部50aと、連結部50jと、をそれぞれ1つずつ有する。末端部63、64は、末端用導体51の上側の端部に位置する。末端部63、64は、直線部50aに対し周方向に折り曲げられる。末端用導体51において、末端部63、64と連結部50jとは、直線部50aに対して延びる方向が周方向の反対側である。末端用導体51において、末端部63、64は、直線部50aの上端から周方向一方側θ1に延び、連結部50jは、直線部50aの下端から周方向他方側θ2に延びる。
末端部63、64には、中性点用バスバー10、第1相用バスバー70、第2相用バスバー80、および第3相用バスバー90のうち、何れか1つが接続される。2つの末端部63、64は、それぞれ導体連結体60の両端部に設けられる。2つの末端部63、64のうち、一方は第1末端部63であり、他方は第2末端部64である。
ヘアピン導体52は、2つの直線部50aと、2つの連結部50jと、1つの渡り部50dと、を有する。渡り部50dは、ヘアピン導体52の上端部に配置される。渡り部50dは、2つの直線部50a同士を渡す。すなわちヘアピン導体52において、2つの直線部50aは、渡り部50dを介して互いに繋がる。ヘアピン導体52において、2つの連結部50jは、それぞれ異なる直線部50aの下端に繋がる。複数の渡り部50dは、ステータコア20の上側(軸方向一方側)の端面から突出する。
ヘアピン導体52において、2つの直線部50a同士は、毎極スロット数sで並ぶ。ここで、毎極スロット数sとは、ロータ3とステータ2との組み合わせにおいて、ロータ3の1つの磁極間に配置されるステータ2のスロットSの数を意味する。毎極スロット数sは、(ステータ2の全スロット数)/(ロータ3の磁極数)で算出される。本実施形態において、ロータ3の磁極数は8であり、ステータ2のスロット数は48であるため、毎極スロット数sは6である。ヘアピン導体52において、2つの直線部50a同士は、6スロット分だけ周方向に離間している。
ヘアピン導体52において、2つの連結部50jは、折り曲げられる方向が周方向において互いに反対側である。2つの連結部50jのうち、周方向一方側θ1に位置する一方は直線部50aの下端から周方向他方側θ2に延び、周方向他方側θ2に位置する他方は直線部50aの下端から周方向一方側θ1に延びる。第1の導体連結体60Aおよび第2の導体連結体60Bには、それぞれ12個のヘアピン導体52が設けられる。
第1の折り返し用導体54は、2つの直線部50b、50cと、2つの連結部50jと、1つの第1の折り返し部(折り返し部)50fと、を有する。第2の折り返し用導体55は、2つの直線部50b、50cと、2つの連結部50jと、1つの第2の折り返し部(折り返し部)50gと、を有する。第1の折り返し部50fおよび第2の折り返し部50gは、それぞれ第1の折り返し用導体54又は第2の折り返し用導体55の上端部に配置される。
第1の折り返し部50fおよび第2の折り返し部50gは、2つの直線部50b、50c同士を渡す。すなわち第1の折り返し用導体54および第2の折り返し用導体55において、2つの直線部50b、50cは、それぞれ第1の折り返し部50f又は第2の折り返し部50gを介して互いに繋がる。
第1の折り返し用導体54および第2の折り返し用導体55において、2つの連結部50jは、周方向一方側θ1に折り曲げられる。すなわち、第1の折り返し用導体54および第2の折り返し用導体55において、2つの連結部50jは、それぞれ直線部50b、50cの下端から周方向一方側θ1に延びる。
第1の折り返し用導体54および第2の折り返し用導体55は、それぞれ2つの直線部50b、50cを有する。2つの直線部50b、50cのうち周方向一方側θ1側に位置する一方は第2直線部50bであり、周方向他方側θ2側に位置する一方は、第3直線部50cである。
第1の折り返し用導体54と第2の折り返し用導体55において、それぞれの2つの直線部50b、50c同士の距離は、互いに異なる。第1の折り返し用導体54において、第2直線部50bと第3直線部50cとは、周方向において、毎極スロット数s+1(本実施形態では7スロット)で並ぶ。一方で、第2の折り返し用導体55において、第2直線部50bと第3直線部50cとは、周方向において毎極スロット数s-1(本実施形態では5スロット)で並ぶ。このため、第1の折り返し部50fは、第2の折り返し部50gと比較して、周方向への渡り量が2スロット分だけ大きい。第1の導体連結体60Aには1個の第1の折り返し用導体54が設けられる。一方で、第2の導体連結体60Bには1個の第2の折り返し用導体55が設けられる。
次に、第1の導体連結体60Aおよび第2の導体連結体60Bの巻き線構成について説明する。
第1の導体連結体60Aにおいて、2つの末端用導体51は、それぞれ第1の導体連結体60Aの両端に配置され、略中間に第1の折り返し用導体54が配置される。第1の導体連結体60Aは、第1末端部63から第1の折り返し部50fに至るまでの間に、周方向他方側θ2に向かって6スロット毎に波巻きされる。また、第1の導体連結体60Aは、第1の折り返し部50fから第2末端部64に至るまでの間に、周方向一方側θ1に向かって6スロット毎に波巻きされる。
ここで、第1の導体連結体60Aにおいて、第1末端部63と第1の折り返し部50fとの間で、周方向他方側θ2に波巻きされる領域を、第1部分61と呼ぶ。また、第1の導体連結体60Aにおいて、第1の折り返し部50fと第2末端部64との間で、周方向一方側θ1に波巻きされる領域を、第2部分62と呼ぶ。すなわち、第1の導体連結体60Aは、第1末端部63と、第1末端部63から周方向他方側θ2に波巻きされる第1部分61と、第1部分61の周方向他方側θ2の端部に接続される第1の折り返し部50fと、第1の折り返し部50fから周方向一方側θ1に波巻きされる第2部分62と、第2部分62の周方向一方側θ1の端部に接続される第2末端部64と、を有する。
第2の導体連結体60Bにおいて、2つの末端用導体51は、それぞれ第2の導体連結体60Bの両端の末端に配置され、略中間に第2の折り返し用導体55が配置される第2の導体連結体60Bは、第1末端部63から第2の折り返し部50gに至るまでの間(第1部分61)に、周方向他方側θ2に向かって6スロット毎に波巻きされる。また、第2の導体連結体60Bは、第2の折り返し部50gから第2末端部64である第2末端部64に至るまでの間(第2部分62)に、周方向一方側θ1に向かって6スロット毎に波巻きされる。すなわち、第2の導体連結体60Bは、第1末端部63と、第1末端部63から周方向他方側θ2に波巻きされる第1部分61と、第1部分61の周方向他方側θ2の端部に接続される第2の折り返し部50gと、第2の折り返し部50gから周方向一方側θ1に波巻きされる第2部分62と、第2部分62の周方向一方側θ1の端部に接続される第2末端部64と、を有する。
本実施形態の導体連結体60は、第1部分61および第2部分62において、毎極スロット数sで波巻きされる。すなわち、導体連結体60は、全節巻きでステータコア20に装着される。このため、本実施形態によれば、同一のスロットS内に配置される複数の導体50は、全て同相の導体連結体60の一部である。したがって、本実施形態によれば、異なる相の導体連結体60を1つのスロットS内で絶縁する必要がなく、絶縁の確保が容易となる。
本実施形態において、巻線部30は、第1末端部63、第2末端部64、渡り部50d、および折り返し部50f、50gを有する。第1末端部63、第2末端部64、渡り部50d、および折り返し部50f、50gは、ステータコア20の上側でコイルエンド30eを構成する。一方で、連結部50jは、ステータコア20の下側でコイルエンド30eを構成する。第1末端部63および第2末端部64は、コイルエンド30eの最外周に配置される。すなわち、第1末端部63および第2末端部64は、複数の渡り部50dの径方向外側に位置する。第1末端部63は、ステータコア20から上側(軸方向一方側)に延びて、相用バスバー70、80、90に接続される。同様に、第2末端部64は、ステータコア20から上側(軸方向一方側)に延びて、中性点用バスバー10に接続される。本実施形態によれば、第1末端部63および第2末端部64が、コイルエンド30eの最外周に配置されるため、バスバーユニット5をコイルエンド30eの径方向外側に配置できる。これにより、コイルエンド30eの上側に配置する場合と比較して、モータ1の上下方向の寸法の小型化を図ることができる。
本実施形態によれば、折り返し部50f、50gは、コイルエンド30eの最内周に配置される。すなわち、折り返し部50f、50gは、複数の渡り部50dの径方向内側に配置される。このため、折り返し部50f、50gの配策領域として、コイルエンド30eの径方向内側の領域を使用することができ、コイルエンド30eの上下方向の寸法を小型できる。
さらに、本実施形態によれば、折り返し部50f、50gがコイルエンド30eの最内周に位置することで、2つの末端部63、64をコイルエンド30eの最外周に位置させることができる。すなわち、本実施形態によれば、第1末端部63および第2末端部64は、最外層のレイヤから延び出る。したがって、中性点用バスバー10と第1末端部63との接続工程、および相用バスバー70、80、90と第2末端部64との接続工程をコイルエンド30eに対し径方向から行うことができ、モータ1の製造工程を簡素化できる。
図4に示すように、第1の導体連結体60Aと第2の導体連結体60Bとは、それぞれの折り返し部50f、50gにおいて、通過するスロットSの周方向の順序が反対となる。第1の導体連結体60Aの第1末端部63は、第2の導体連結体60Bの第1末端部63の周方向一方側に位置する。また、第1の導体連結体60Aの第2末端部64は、第2の導体連結体60Bの第2末端部64の周方向他方側に位置する。U相の連結体対69、V相の連結体対69、およびW相の連結体対69は、周方向他方側θ2に向かってこの順で並んで配置される。
図5は、本実施形態のステータ2の一部を示す平面図である。図6、図7、および図8は、ステータ2の断面図である。
なお、図5、図6、図7、および図8では、互いにステータ2の同じ部位を拡大して示している。また、図6では第1の折り返し用導体54の第1の折り返し部50fを鎖線で示し、図7では第2の折り返し用導体55の第2の折り返し部50gを鎖線で示し、図8ではヘアピン導体52の渡り部50dを鎖線で示している。
図6に示す第1の折り返し用導体54を有する第1の導体連結体60Aと、図7に示す第2の折り返し用導体55を有する第2の導体連結体60Bとは、周方向に隣り合うスロットSを通過する連結体対69を構成する。
図6に示すように、1つのスロットSの8層のレイヤを、径方向外側から内側に向かって、それぞれ第1~第8レイヤL1~L8と呼ぶ。第1レイヤL1は、スロットS内の最外層に位置する。本実施形態において第1レイヤL1に配置される直線部50aは、コアバック部21の内周面に絶縁紙6を介して接触する。また、第8レイヤL8は、スロットSの最内層に位置する。第8レイヤL8に配置される直線部50a、50b、50cは、径方向においてスロットSの開口部29hに対向する。
図8に示すように、渡り部50dに接続される2本の第1直線部50aは、周方向において、毎極スロット数s個(本実施形態において6個)だけ離間したスロットSを通過する。すなわち、導体連結体60は、渡り部50dにおいてs個離れたスロットS間を延びる。
図6に示すように、第1の折り返し部50fに接続される第2直線部50bと第3直線部50cとは、周方向において、毎極スロット数s+1個(本実施形態において7個)だけ離間したスロットSを通過する。
図7に示すように、第2の折り返し部50gに接続される第2直線部50bと第3直線部50cとは、周方向において、毎極スロット数s-1個(本実施形態において5個)だけ離間したスロットSを通過する。
同相の2つの導体連結体60(第1の導体連結体60Aおよび第2の導体連結体60B)は、周方向に隣り合うスロットSを通過する。また、2つの導体連結体60のうち一方である第2の導体連結体60Bは、第2の折り返し部50gでs-1個離れたスロットS間を延びる。さらに、2つの導体連結体60のうち他方である第1の導体連結体60Aは、第2の折り返し部50gでs+1個離れたスロットS間を延びる。
図6、図7、および図8に示すように、スロットS内の第2レイヤL2~第8レイヤL8に配置される直線部50aは、全て第1直線部50aである。第1直線部50aは、第1~第8レイヤL1~L8の全てに配置され得る。一方で、第2直線部50bおよび第3直線部50cは、第8レイヤL8のみに配置される。
第1直線部50aは、スロットS内において径方向外側に詰めて配置される。すなわち、第1直線部50aは、スロットS内においてその外側に配置される直線部50aに接触する。例えば、1つのスロットSの第2レイヤL2に配置される第1直線部50aは、同じスロットSの第1レイヤL1に配置される第1直線部50aと接触する。また、1つのスロットSの第8レイヤL8に配置される第1直線部50aは、同じスロットSの第7レイヤL7に配置される第1直線部50aと接触する。このような外側のレイヤの直線部との関係は、全てのレイヤに配置される第1直線部50aについて当てはまる。
同様に、第3直線部50cは、スロットS内において径方向外側に詰めて配置される。第3直線部50cは、スロットSの第8レイヤL8に配置されるため、同じスロットSの第7レイヤL7に配置される第1直線部50aと接触する。
これに対し、第2直線部50bは、スロットS内においてその外側に配置される直線部50aとの間に隙間Gが設けられる。第2直線部50bは、スロットSの第8レイヤL8に配置されるため、同じスロットSの第7レイヤL7に配置される第1直線部50aとの間に隙間Gが設けられる。
図9は、第2直線部50bが配置されるスロットSの断面図である。
図9に示すように、スロットSの径方向寸法をLSとする。スロットSに配置される直線部50a、50b、50cの断面の径方向寸法をLCとする。1つのスロットSにおいて径方向に並ぶ直線部の本数をN本(本実施形態において8本)とする。また、nを定数とする。なお、第1直線部50a、第2直線部50b、および第3直線部50cの断面形状および寸法は、互いに一致している。
この場合、以下の式が成り立つ。
LS=LC×(N+n)
0<n≦1
上記の式が成り立つことは、スロットSの径方向寸法LSが、8本の直線部を径方向に重ねた寸法より大きく、9本の直線部を径方向に重ねた寸法以下であることを意味する。したがって、スロットS内に、径方向に沿って8本の直線部を並べる場合、直線部の1本分の径方向寸法以下の隙間Gが設けられることとなる。
本実施形態において第1直線部50a同士は互いに接触する。第2直線部50bが配置されるスロットSにおいて、第1レイヤL1に配置される第1直線部50aは、絶縁紙6を介してコアバック部21の内周面に接触する。このため、第7レイヤL7の第1直線部50aとスロットSの開口部29hとの間には、1本超2本以下の直線部の寸法に相当する空間が設けられる。本実施形態において、第2直線部50bは、スロットS内において開口部29h側に偏って配置される。このため、第2直線部50bとその外側の第1直線部50aとの間には、1本以下の直線部の寸法に相当する隙間Gが設けられる。
図10は、図6のX-X線に沿うステータ2の断面図である。図11は、図6のXI-XI線に沿うステータ2の断面図である。図12は、図6のXII-XII線に沿うステータ2の断面図である。
図10の断面線が通過するスロットSの第1~第8レイヤL1~L8には、全て第1直線部50aが配置される。図10に示すように、渡り部50dは、第1直線部50aに対し径方向外側に傾斜して上側に延び出る。このように、渡り部50dは、第1直線部50aから延び出る領域に径方向外側に傾斜する外側延出部50pを有する。図8に示すように、渡り部50dは、周方向一方側θ1の端部および周方向他方側θ2の端部に外側延出部50pを有する。このため、渡り部50dは、スロットS同士を跨ぐ間に、径方向外側を迂回するように延びる。
図11の断面線が通過するスロットSの第1~第7レイヤL1~L7には、第1直線部50aが配置され、第8レイヤL8には第2直線部50bが配置される。このスロットSにおいて、第1直線部50aと第2直線部50bとの間の隙間Gは、上下方向に沿って一様に延びる。図11の断面線が通過するスロットSにおいても、渡り部50dは、第1直線部50aに対し径方向外側に突出する。すなわち、全ての渡り部50dは、第1直線部50aから延び出る領域に径方向外側に傾斜する外側延出部50pを有する。
図11に示すように、第1の折り返し部50fは、第2直線部50bに対し径方向内側に傾斜して上側に延び出る。このように、第1の折り返し部50fは、第2直線部50bから延び出る領域に径方向内側に傾斜する内側延出部50qを有する。図6に示すように、折り返し部50fは、周方向一方側θ1の端部に内側延出部50qを有する。このため、折り返し部50fは、スロットS同士を跨ぐ間に、径方向外側を迂回するように延びる。
図12の断面図が通過するスロットSの第1~第7レイヤL1~L7には、第1直線部50aが配置され、第8レイヤL8には第3直線部50cが配置される。図12に示すように、第1の折り返し部50fの第3直線部50cに対する延び出し方向は、径方向に傾斜しない。すなわち、第1の折り返し部50fは、第3直線部50cに対して、直上に延び出る。
図6に示すように、第1の折り返し部50fは、屈曲部50sを有する。屈曲部50sは、第2直線部50bの周方向一方側θ1に位置する一端50faと周方向他方側θ2に位置する他端50fbと、間に配置される。屈曲部50sは、一端50faから他端50fb側に向かうに従い径方向外側に屈曲する。
第1の折り返し部50fの一端50faは、内側延出部50qにおいて第2直線部50bから径方向内側に延び出る。一方で、第1の折り返し部50fの他端50fbは、第3直線部50cから直上に延び出る。第1の折り返し部50fは、一端50faに位置する内側延出部50qから屈曲部50sまで径方向内側に迂回して延びる第1領域A1を有する。また、第1の折り返し部50fは、屈曲部50sから他端50fb側に向かって第1領域A1より径方向外側を通過する第2領域A2を有する。
本実施形態によれば、スロットS内において第2直線部50bとその外側の第1直線部50aとの間に隙間Gが設けられる。このため、第2直線部50bに連なる第1の折り返し部50fの一端50faを、径方向内側に偏らせて配置できる。
なお、本実施形態では、スロットS内において、第1直線部50a同士が接触し、第2直線部50bとその外側の第1直線部50aとの間に径方向の隙間Gが設けられる場合について説明した。しかしながら、スロットS内の直線部50a、50b、50cの間に介在物が配置される場合など、第1直線部50a同士が互いに離間していてもよい。この場合であっても、第1直線部50a同士の距離に対して、第2直線部50bとその外側の第1直線部50aとの距離を大きくすることで、折り返し部50fを径方向内側に退避させることができる。すなわち、スロットS内において、第2直線部50bとその外側に位置する第1直線部50aとの距離は、第1直線部50a同士の距離より大きければ上述の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、第1の折り返し部50fは、一端50faにおいて、第2直線部50bから径方向内側に延び出ることで、さらに内側に偏った経路を通過する。すなわち、第2直線部50bに対する折り返し部50fの突出方向は、径方向において内側であり、第1直線部50aに対する渡り部50dの突出方向は、径方向において外側である。これにより、折り返し部50fを径方向内側に、渡り部50dを径方向外側に偏って配置することができ、折り返し部50fと渡り部50dとを離間させることができる。
なお、折り返し部50fの径方向の突出する方向、および渡り部50dの径方向の突出方向は、本実施形態に限定されない。例えば、第2直線部50bに対する折り返し部50fの突出方向が径方向において内側であり、第1直線部50aに対する渡り部50dの突出方向が径方向の何れにも傾いていなくてもよい。また、第2直線部50bに対する折り返し部50fの突出方向が径方向の何れにも傾いておらず、第1直線部50aに対する渡り部50dの突出方向が径方向において外側であってもよい。このように、互いの距離を離間できるように、折り返し部50fの突出方向と渡り部50dの突出方向とが、互いに異なっていればよい。すなわち、第2直線部50bに対する折り返し部50fの径方向における突出方向と、第1直線部50aに対する渡り部50dの径方向における突出方向と、が互いに異なる場合に、上述の効果を得ることができる。
このように、本実施形態によれば、第1の折り返し部50fに連なる第2直線部50bをその外側の第1直線部50aと離間させ、さらに、第1の折り返し部50fの一端50faに内側延出部50qを設けることで、第1の折り返し部50fを径方向内側に配置する。これにより、第1の折り返し部50fを、その外側に配置される渡り部50dから径方向内側に離間して配置することができる。
図7に示すように、第2の折り返し部50gは、第1の折り返し部50fと同様に周方向一方側θ1の一端50gaに内側延出部50qを有する。また、第2の折り返し部50gは、一端50gaから他端50gb側に向かうに従い径方向外側に屈曲する屈曲部50sを有する。第2の折り返し部50gは、第1の折り返し部50fと同様に、一端50gaに位置する内側延出部50qから屈曲部50sまで径方向内側に迂回して延びる第1領域A1を有する。また、第2の折り返し部50gは、屈曲部50sから他端50gb側に向かって第1領域A1より径方向外側を通過する第2領域A2を有する。
本実施形態によれば、第2の折り返し部50gに連なる第2直線部50bをその外側の第1直線部50aと離間させ、さらに、第2の折り返し部50gの一端50gaに内側延出部50qを設けることで、第2の折り返し部50gを径方向内側に配置する。これにより、第2の折り返し部50gを、その外側に配置される渡り部50dから径方向内側に離間して配置することができる。
第1の折り返し部50fおよび第2の折り返し部50gをそれぞれ有する2本の導体連結体60は、連結体対69を構成する。また、異なる相の連結体対69同士は、周方向において隣り合って配置される。このため、図5に示すように、異なる相の導体連結体60の折り返し部50f、50g同士は、周方向に隣接して配置される。本実施形態によれば、折り返し部50gが屈曲部50sを有することで、隣接する他の相の折り返し部50g、50gとの干渉が抑制される。
図6および図7に示すように、第2直線部50bがスロットS内でその外側の第1直線部50aから離間する一方で、第3直線部50cがスロットS内でその外側の第1直線部50aと接触する。すなわち、スロットS内において、第2直線部50bとその外側に位置する第1直線部50aとの距離は、第3直線部50cとその外側に位置する第1直線部50aとの距離より大きい。また、第2直線部50bおよび第3直線部50cは、折り返し部50f、50gの両端に連なる。このため、折り返し部50f、50gの一端および他端は、径方向位置が互いにずれている。本実施形態によれば、折り返し部50f、50gの一端および他端の径方向位置がずれて配置されるため、その間に屈曲部50sを設けることができる。
図15は、従来構造としての比較実施例の第1の折り返し部550fおよび第2の折り返し部550gを示す模式図である。
比較実施形態の巻線部530は、上述の実施形態と同様の巻線構成を有するが第1の折り返し部550fおよび第2の折り返し部550gの構成が異なる。比較実施形態の第1の折り返し部550fおよび第2の折り返し部550gは、渡り部50dに対して径方向内側に退避することがない。このため、比較実施例の折り返し部550f、550gは、渡り部50dの上端部より上側に、渡り部50dより上側に突出する退避領域550Aを有する。
比較実施形態の折り返し部550f、550gは、退避領域550Aより下側の領域で、渡り部50dとの干渉を抑制するため、渡り部50dの傾斜方向に沿うように延びる。渡り部50dは、上側に向かうに従い周方向他方側θ2傾斜する。このため、折り返し部550g、550fは、退避領域550Aにおいて周方向他方側θ2から周方向一方側θ1にUターンするヘアピン形状となっていた。このように、比較実施形態の折り返し部550f、550gは、退避領域550Aの渡り部50dに対する突出高さが大きくなっていた。
図14は、本実施形態の第1の折り返し部50fおよび第2の折り返し部50gを示す模式図である。
上述したように、第1の導体連結体60Aは、第1の折り返し部50fにおいて波巻きの方向を周方向他方側θ2から周方向一方側θ1に折り返す。同様に、第2の導体連結体60Bは、第2の折り返し部50gにおいて波巻きの方向を周方向他方側θ2から周方向一方側θ1に折り返す。
第1の折り返し部50fと第2の折り返し部50gとは、他の渡り部50dに対して径方向内側に退避して配置される。このため、第1の折り返し部50fおよび第2の折り返し部50gは、他の渡り部50dと干渉することなく、スロットS間を跨ぐ。
しかしながら、第1の折り返し部50fと第2の折り返し部50gとは、径方向位置が互いに一致している。ここで、第1の折り返し部50fは、7個(毎極スロット数s+1)のスロットSを跨ぎ、第2の折り返し部50gは、5個(毎極スロット数s-1)のスロットSを跨ぐ。さらに、第1の折り返し部50fが延び出る2つのスロットSは、第2の折り返し部50gが延び出る2つのスロットSに対し、周方向の外側に配置される。
本実施形態において、第1の折り返し部50fは、第2の折り返し部50gの上側を通過する。第1の折り返し部50fは、第2の折り返し部50gを上側および周方向両側から跨ぐように配置される。また、第2の折り返し部50gの延び出る2つのスロットSの間には、4つのスロットSが配置される。第1の折り返し部50fおよび第2の折り返し部50gは、上側ら見て互いに重なって配置される。このため、第1の折り返し部50fおよび第2の折り返し部50gの配置スペースを小さくすることができ、コイルエンド30eの径方向寸法の小型化を図ることができる。
本実施形態の折り返し部50f、50gは、上端部50t(軸方向一方側の端部)から周方向両側に向かうに従いそれぞれ下側に傾斜して延びる。第1の折り返し部50fにおいて、上端部50tから周方向一方側θ1に向かう第1傾斜角度α1と周方向他方側θ2に向かう第2傾斜角度α2とは、互いに異なる角度である。同様に、第2の折り返し部50gにおいて、上端部50tから周方向一方側θ1に向かう第1傾斜角度β1と周方向他方側θ2に向かう第2傾斜角度β2とは、互いに異なる角度である。さらに、第1傾斜角度α1、β1および第2傾斜角度α2、β2は、渡り部50dの第1直線部50aに対する渡り部50dの周方向における突出方向の傾斜角度γとも異なる角度である。すなわち、本実施形態によれば、直線部50b、50cに対する折り返し部50f、50gの周方向おける突出方向と、第1直線部50aに対する渡り部50dの周方向における突出方向と、が互いに異なる。
なお、ここで、傾斜角度α1、α2、β1、β2、γは、直線部に対して連なる領域の当該直線部に対する傾斜角度である。
本実施形態の折り返し部50f、50gによれば、渡り部50dに対し径方向内側に退避するため、各領域の傾斜角度α1、α2、β1、β2を、渡り部50dの傾斜角度γと異なる角度に設定することができる。すなわち、本実施形態によれば、折り返し部50f、50gをその外側に配置される渡り部50dに対して径方向内側に退避したことで、コイルエンド30eの一部が上側に突出することを抑制できる。これにより、モータ1の軸方向寸法の小型化を図ることができる。
図9を基に説明したように、本実施形態のスロットSおよび直線部50a、50b、50cは、各寸法LS、LC、本数N、および定数nが以下の式の関係を有することで、第2直線部50bと第1直線部50aとの間に隙間Gを設けることができる。
LS=LC×(N+n)
0<n≦1
上述の定数nについて、さらに以下の式が成り立つことがより好ましい。
0<n≦0.3
この関係を有する場合、第2直線部50bと第1直線部50aとの間の隙間を最小限にとどめつつ、折り返し部50f、50gを渡り部50dから径方向内側に退避させることができる。このため、スロットSの径方向寸法が大きくなりすぎることがなく、モータ1の径方向寸法を小型化できる。
なお、上述したように本実施形態の導体連結体60は、4Y結線さており、スロットSにおいて径方向に並ぶ直線部50a、50b、50cの本数Nは、8本である。しかしながら、スロットSにおいて径方向に並ぶ直線部50a、50b、50cの本数Nは、4の倍数であれば、4Y結線された巻線部30において、本実施形態の構成が採用できる。
図13は、図11の断面線が通過するスロットSの下端部の断面図である。
導体連結体60は、直線部50a、50b、50c同士をステータコア20の軸方向他方側で連結する連結部50jを有する。連結部50j同士は、抵抗溶接などの接合手段を用いて互いに接合される。また、連結部50jの接合部分は、絶縁性の被覆部材8によって被覆される。
本実施形態において、第2直線部50bに連なる連結部50jの第2直線部50bに対する突出方向は、径方向において外側である。上述したように、第2直線部50bは、その外側に配置される第1直線部50aとの間に隙間Gを設けて配置される。また、第2直線部50bに連なる連結部50jは、第1直線部50aに連なる連結部50jに接続される。このため、第2直線部50bに連なる連結部50jを径方向外側に延び出させることで、当該連結部50jを他の連結部50jと接合し易くなる。
以上に、本発明の様々な実施形態を説明したが、各実施形態における各構成およびそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。
例えば、上述の実施形態において、モータ1が三相モータである場合について説明したが、これは五相モータなどの他のモータであってもよい。
1…モータ、2…ステータ、3…ロータ、20…ステータコア、50…導体、50a…第1直線部(直線部)、50b…第2直線部(直線部)、50c…第3直線部(直線部)、50d…渡り部、50f…第1の折り返し部(折り返し部)、50g…第2の折り返し部(折り返し部)、50fa,50ga…一端、50fb,50gb…他端、50j…連結部、50s…屈曲部、60…導体連結体、61…第1部分、62…第2部分、63…第1末端部(末端部)、64…第2末端部(末端部)、J…中心軸線、LS…寸法、n…定数、N…本数、S…スロット、θ1…周方向一方側、θ2…周方向他方側

Claims (9)

  1. 中心軸線を中心として回転可能なロータと、
    前記ロータの径方向外側に配置されるステータと、を備え、
    前記ステータは、
    周方向に並ぶ複数のスロットが設けられるステータコアと、
    複数の導体が直列に連結されて構成され複数の前記スロットに挿入されている複数の導体連結体と、を備え、
    前記導体連結体は、
    径方向の最外周に位置する第1末端部と、
    前記第1末端部から周方向他方側に波巻きされる第1部分と、
    径方向の最内周かつ前記ステータコアの軸方向一方側に位置し前記第1部分の周方向他方側の端部に接続される折り返し部と、
    前記折り返し部から周方向一方側に波巻きされる第2部分と、
    径方向の最外周に位置し前記第2部分の周方向一方側の端部に接続される第2末端部と、を有し、
    前記第1部分および前記第2部分は、それぞれ、
    軸方向に沿って延びて前記スロットに位置する複数の直線部と、
    前記直線部同士を前記ステータコアの軸方向一方側で繋ぐ渡り部と、を有し、
    前記スロットの径方向の寸法をLSとし、前記スロットに配置される前記直線部の断面の径方向の寸法をLCとし、1つの前記スロットにおいて径方向に並ぶ前記直線部の本数をN本とし、nを定数として、
    LS=LC×(N+n)
    0<n≦1
    の式が成り立ち、
    複数の前記直線部には、
    前記渡り部に連なる第1直線部と、
    前記折り返し部の一端に連なり前記スロットのうち最内層に配置される第2直線部と、が含まれ、
    前記スロット内において、前記第2直線部とその外側に位置する前記第1直線部との距離は、前記第1直線部同士の距離より大きく、
    前記第2直線部に対する前記折り返し部の径方向における突出方向と、前記第1直線部に対する前記渡り部の径方向における突出方向と、が互いに異なる、
    モータ。
  2. 前記第2直線部に対する前記折り返し部の突出方向は、径方向において内側であり、
    前記第1直線部に対する前記渡り部の突出方向は、径方向において外側である、
    請求項1に記載のモータ。
  3. 前記直線部に対する前記折り返し部の周方向おける突出方向と、前記第1直線部に対する前記渡り部の周方向における突出方向と、が互いに異なる、
    請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 複数の前記導体連結体は、Mを自然数として2×MのY結線がなされ、
    前記導体連結体は、前記渡り部において、s個離れた前記スロット間を延び、
    同相の2つの前記導体連結体は、周方向に隣り合う前記スロットを通過し、一方の前記導体連結体は前記折り返し部でs-1個離れた前記スロット間を延び、他方の前記導体連結体は前記折り返し部でs+1個離れた前記スロット間を延びるとともに一方の前記導体連結体の前記折り返し部の上側を通過する、
    請求項1~3の何れか一項に記載のモータ。
  5. 異なる相の前記導体連結体の前記折り返し部同士は、周方向に隣接して配置され、
    前記折り返し部には一端側から他端側に向かうに従い径方向外側に折れ曲がる屈曲部を有する、
    請求項4に記載のモータ。
  6. 複数の前記直線部には、前記折り返し部の他端に連なり前記スロットのうち最内層に配置される第3直線部が含まれ、
    前記スロット内において、前記第2直線部とその外側に位置する前記第1直線部との距離は、前記第3直線部とその外側に位置する前記第1直線部との距離より大きい、
    請求項5に記載のモータ。
  7. 定数nについて、
    0<n≦0.3
    の式が成り立つ請求項1~6の何れか一項に記載のモータ。
  8. 1つの前記スロットにおいて径方向に並ぶ前記直線部の本数Nは、4の倍数であり、
    複数の前記導体連結体は、4Y結線がなされる、
    請求項1~7の何れか一項に記載のモータ。
  9. 前記導体連結体は、前記直線部同士を前記ステータコアの軸方向他方側で連結する連結部を有し、
    前記第2直線部に連なる前記連結部の前記第2直線部に対する突出方向は、径方向において外側である、
    請求項1に記載のモータ。
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