JP2022131566A - マスク - Google Patents

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裕喜 小島
Hiroki Kojima
ゆき恵 大塚
Yukie Otsuka
萌 水上
Moe MIZUKAMI
勝彦 杉山
Katsuhiko Sugiyama
泰樹 山本
Yasuki Yamamoto
英徳 山川
Hidenori Yamakawa
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Abstract

【課題】本発明は、内視鏡の使用中に着用者からの飛沫の飛散を防止することが可能な技術を提供することを目的とする。・・・・【解決手段】マスクは、不織布で形成されたマスク本体と、マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、を備え、マスク本体部は、幅方向に広げることができ、長手方向に延在する複数のプリーツを有し、複数のプリーツのうち幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための開口部が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、マスクに関する。
内視鏡の先端を口腔または鼻腔内から挿入する内視鏡検査が一般的に行われている。内視鏡検査中の被験者による咽頭反射やくしゃみによる飛沫飛散を防止するためのマスクが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
実用新案登録第3227464号公報
着用者からの飛沫の飛散を防止するためには、マスクが顔面の所定の着用位置から位置ずれしないことが重要である。しかしながら、マスクに内視鏡挿入用の開口部を形成し、その開口部から内視鏡を挿入した場合に、内視鏡の動き等によってマスクが所定の着用位置から位置ずれを起こす場合がある。所定の着用位置から位置ずれしたマスクでは、着用者からの飛沫の飛散を防止することができない。
本発明は、内視鏡の使用中に着用者からの飛沫の飛散を防止することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、プリーツに内視鏡を挿入するための開口部を設けた。
詳細には、本発明は、長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、不織布で形成されたマスク本体と、マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、を備え、マスク本体部は、幅方向に広げることができ、長手方向に延在する複数のプリーツを有し、複数のプリーツのうち幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための開口部が形成されている。
開口部を閉塞するシール材が中央プリーツに貼着されていてもよい。
中央プリーツは、開口部の周囲の少なくとも一部に設けられた補強部を有していてもよい。
また、本発明は、長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、不織布で形成されたマスク本体と、マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、を備え、マスク本体部は、幅方向に広げることができ、長手方向に延在する複数のプリーツを有し、複数のプリーツのうち幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための開口部形成用のミシン目が形成されていてもよい。
ミシン目は、周状に連続的または不連続的に形成されていてもよい。
また、本発明は、長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、不織布で形成されたマスク本体と、マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、を備え、マスク本体部は、幅方向に広げることができ、長手方向に延在する複数のプリーツを有し、複数のプリーツのうち幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための切れ込みが形成されていてもよい。
中央プリーツは、切れ込みに隣接し、切れ込みの延長線上に設けられた補強部を有していてもよい。
また、本発明は、長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、不織布で形成されたマスク本体と、マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、を備え、マスク本体部は、幅方向に広げることができ、長手方向に延在する複数のプリーツを有し、複数のプリーツのうち幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための開口部が形成されており、複数のプリーツが折り畳まれている状態において、中央プリーツの肌面側に位置するプリーツが開口部を塞いでいてもよい。
また、本発明は、長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、不織布で形成されたマスク本体と、マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、を備え、マスク本体部は、幅方向に広げることができ、長手方向に延在する複数のプリーツを有し、複数のプリーツのうち肌面側に配置されたプリーツに、内視鏡を挿入するための開口部が形成されていてもよい。
また、本発明は、長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、不織布で形成されたマスク本体と、マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、を備え、マスク本体部は、幅方向に広げることができ、長手方向に延在する複数のプリーツを有し、複数のプリーツのうちの口元対応位置または鼻腔対応位置の少なくともいずれか一方を含むプリ―ツに内視鏡を挿入するための開口部が形成されていてもよい。
マスク本体部は、長手方向の少なくとも一端部側に設けられた唾液を受ける唾液受け部を有していてもよい。
本発明によれば、内視鏡の使用中に着用者からの飛沫の飛散を防止することが可能となる。
図1は、実施形態1に係るマスクの外観斜視図である。 図2は、実施形態1に係るマスクを非肌面側から見た平面図である。 図3は、変形例1-1に係るマスクを肌面側から平面視した場合を撮影した写真(その1)である。 図4は、変形例1-1に係るマスクを肌面側から平面視した場合を撮影した写真(その2)である。 図5は、変形例1-2に係るマスクを非肌面側から見た平面図である。 図6は、実施形態2に係るマスクを非肌面側から見た平面図である。 図7は、変形例2-1に係るマスクを非肌面側から見た平面図である。 図8は、実施形態3に係るマスクを非肌面側から見た平面図である。 図9は、変形例3-1に係るマスクを非肌面側から見た平面図である。 図10は、実施形態4に係るマスクを非肌面側から見た平面図である。 図11は、実施形態5に係るマスクを肌面側から見た平面図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態に係るマスクについて説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施の形態の構成に限定されるものではない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係るマスクの外観斜視図である。マスク1は、着用者に着用された状態(以下、「着用状態」と略称する)において該着用者の左右に一致する方向に長手方向を有し、当該長手方向に直交する方向に幅方向を有する。幅方向は着用者の上下に一致する方向である。マスク1は、長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有する。また、マスク1の着用状態において、着用者の肌に向かう側(着用状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(着用状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
図1に示されるように、マスク1は、マスク本体2、耳紐3,4、側部5,6、ノーズフィッター7を有する。マスク本体2は、シート状の通気性素材で形成されており、着用者の口と鼻を覆うことが可能な大きさを有する。耳紐3,4は、紐状の伸縮性素材で形成されており、マスク本体2の両側部に位置する側部5,6において端部が接合されることにより、マスク本体2の左右両側に環状の輪をそれぞれ形成する。
マスク本体2は、通気性を有する不織布等の各種シートから構成されるものであり、複数枚のシートの積層体である。そして、複数のシートは、上下左右の縁等において互いに適宜接合されている。マスク本体2は、プリーツ状の立体形状を形成し得る折り目を有する。このような折り目は、マスク本体2が襞状に折り込まれた状態で左右両側の端部に側部5,6が接合されることに、その形状が側部5,6によって保持される。すなわち、左右両側の端部の側部5,6で折り目の展開が阻止され、マスク本体2の中心部付近の領域において、マスク1の装着時に折り目が展開されることで、マスク本体2のプリーツが広げられて立体形状となる。なお、非装着時にはプリーツが閉じられることで、マスク本体2をかさばらない平面状とすることができる。
耳紐3,4を構成する紐状の伸縮性素材は、例えば、ゴム糸と綿の交織帯や、樹脂フィラメントの交編ネット、伸縮性の不織布等で形成される。このような紐状の素材の両端部が、それぞれマスク本体2の左右両側の側部の側部5,6に接合されることで、当該素材の一端が始点となり、当該素材の他端が終点となるループ状の形態の耳紐3,4がマスク本体2の左右両側に形成される。
ノーズフィッター7は、マスク本体2の上部において、長手方向がマスク本体2の左右方向に延在する状態でマスク本体2に固定される部材である。ノーズフィッター7は、マスク本体2を構成するシート状の通気性素材同士の間に挟み込まれる状態で積層体の内部に固定されていてもよいし、或いは、マスク本体2の表面に固定されていてもよい。ノーズフィッター7は、着用者が指で押圧することにより適宜の形状へ変形可能な程度の強度を有すると共に、当該押圧から解放されても形状を維持する塑性変形可能な素材である。このようなノーズフィッター7がマスク本体2の上部に設けられていることにより、着用者は、鼻とマスク本体2との間にできる隙間を塞ぐことができる。
マスク1を構成する上述の各素材は、超音波溶着による接合が好適であるが、例えば、ミシン糸等による縫合、ホットメルト接着剤等による接着、ヒートシール、その他の各種接合技術を適用し得る。
次に、図1を参照しつつ、図2に基づいて、本実施形態に係るマスク1についてより詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るマスク1を非肌面側から見た平面図である。マスク本体2は、幅方向に広げることができ、長手方向に延在する複数のプリーツ10,11,12,13,14,15,16を有する。幅方向の中央に配置されるプリーツ10の幅方向端部を肌面側に折り返すことでプリーツ13,14が形成され、プリーツ13の上端部を非肌面側に折り返すことでプリーツ11が形成され、プリーツ11の上端部を肌面側に折り返すことでプリーツ15が形成される。また、プリーツ14の下端部を非肌面側に折り返すことでプリーツ12が形成され、プリーツ12の下端部を肌面側に折り返すことでプリーツ16が形成される。これにより、マスク本体2は、プリーツ10,11,12が非肌面側に配置され、プリーツ13,14,15,16が肌面側に配置された形態となる。
複数のプリーツのうち、幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置されたプリーツ10(本願でいう「中央プリーツ」の一例)に内視鏡を挿入するための開口部20が形成されている。なお、プリーツ10のマスク1における幅方向の長さは、25mm~30mm程度であり、開口部の直径は15mm~20mm程度である。開口部20は、円形状に形成されているが、楕円形状やその他の多角形状に形成されていてもよい。また、開口部20は、マスク本体2の口元対応位置に形成されている。これにより、マスク1は、口から挿入して使用される内視鏡用に適している。なお、開口部20は、マスク本体2の鼻腔対応位置に形成されていてもよく、この場合、マスク1は、鼻腔から挿入して使用される内視鏡用に適している。
マスク本体2が折り畳まれている状態では、プリーツ10の肌面側に位置するプリーツ13,14が開口部20を塞いでいる。マスク1の着用状態において、マスク本体2が幅方向に広げられることによって、プリーツ13,14が幅方向に広がり、開口部20に内視鏡を挿入可能となる。
本実施形態に係るマスク1では、プリーツ10に内視鏡の挿入用の開口部20が形成されている。プリーツ10は、開口部20に挿入された内視鏡の動きに追従することができる。これにより、マスク1は、内視鏡の動き等によってマスクが所定の着用位置から位置ずれを起こすことを抑制し、着用者からの飛沫の飛散を防止することができる。
<変形例1-1>
次に、変形例1-1に係るマスク1について図3および図4に基づいて説明する。図3および図4は、変形例1-1に係るマスク1を非肌面側から平面視した場合を撮影した写真である。図3に示されるように、本変形例に係るマスク1は、開口部20を閉塞するシール材21がプリーツ10に貼着されている。図4に示されるように、シール材21は、内視鏡を使用する際にプリーツ10から剥がされる。これにより、シール材21は、内視鏡挿入前の着用者からの飛沫の飛散を防止することができる。
<変形例1-2>
次に、変形例1-2に係るマスク1について図5に基づいて説明する。図5は、本実施形態に係るマスク1を非肌面側から見た平面図である。プリーツ10は、開口部20の周囲に設けられた補強部22を有する。補強部22は、例えば、マスク本体2をエンボス加工することによって形成されていてもよいし、ホットメルト接着剤が塗布されることによって形成されていてもよい。また、補強部22は、シール材がマスク本体2の非肌面側ま
たは肌面側に貼着されることによって設けられていてもよい。なお、本変形例では、補強部22は、開口部20の全周に亘って設けられているが、開口部20の周囲の少なくとも一部に設けられていてもよい。マスク1は、補強部22が設けられていることによって、開口部20の縁が破れたりするのを抑制できる。
<実施形態2>
次に、実施形態2に係るマスクについて説明する。なお、上記実施形態に係るマスク1の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明は省略する。図6は、本実施形態に係るマスク1を非肌面側から見た平面図である。本実施形態において、プリーツ10に内視鏡を挿入するための開口部形成用のミシン目23が形成されている。ミシン目23は、円形状に連続的に形成されているが、楕円形状やその他の多角形状に連続的に形成されていてもよい。内視鏡を使用する際には、ミシン目23に沿ってマスク本体2が破られることにより、内視鏡挿入用の開口部が形成される。このように、マスク1は、使用時に内視鏡挿入用の開口部が形成されるように構成されていてもよい。また、ミシン目23は、マスク本体2の口元対応位置に形成されている。これにより、マスク1は、口から挿入して使用される内視鏡用に適している。なお、ミシン目23は、マスク本体2の鼻腔対応位置に形成されていてもよく、この場合、マスク1は、鼻腔から挿入して使用される内視鏡用に適している。
本実施形態に係るマスク1は、プリーツ10に内視鏡の挿入用の開口部を形成するためのミシン目23が形成されており、内視鏡使用時には上記実施形態1の開口部20と同様の開口部が形成される。これにより、マスク1は、ミシン目23に沿ってマスク本体2を破ることにより形成された開口部に内視鏡が挿入された状態での内視鏡の動き等によってマスクが所定の着用位置から位置ずれを起こすことを抑制し、着用者からの飛沫の飛散を防止することができる。また、マスク1は、ミシン目23に沿ってマスク本体2を破る前では通常のマスクとしても使用可能である。また、ミシン目23を形成する場合には、開口部20を形成する場合のようにマスク本体2の一部を取り除くことがないので、取り除いた部位をマスク1内から除去する工程を省略できる。
<変形例2-1>
次に、変形例2-1に係るマスク1について図7に基づいて説明する。図7は、本実施形態に係るマスク1を非肌面側から見た平面図である。本変形例では、ミシン目23は、円周状に不連続的に形成されている。このように、ミシン目23は、M2を破ることによって内視鏡挿入用の開口部を形成することができれば、不連続的に形成されていてもよい。また、ミシン目23は、円周状に限られず、楕円状やその他の多角形状に形成されていてもよい。
<実施形態3>
次に、実施形態3に係るマスクについて説明する。なお、上記実施形態に係るマスク1の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明は省略する。図8は、本実施形態に係るマスク1を非肌面側から見た平面図である。本実施形態において、プリーツ10に内視鏡を挿入するための十字状の切れ込み24が形成されている。また、切れ込み24は、マスク本体2の口元対応位置に形成されている。これにより、マスク1は、口から挿入して使用される内視鏡用に適している。なお、切れ込み24は、マスク本体2の鼻腔対応位置に形成されていてもよく、この場合、マスク1は、鼻腔から挿入して使用される内視鏡用に適している。なお、切れ込み24の大きさは、内視鏡の径によって適宜設定可能である。また、切れ込み24は、十字状に限られず、直線状や、曲線状や、米字状や、×字状等の内視鏡を挿入できる形状であればよい。
マスク本体2が折り畳まれている状態では、プリーツ10の肌面側に位置するプリーツ
13,14が切れ込み24を塞いでいる。マスク1の着用状態において、マスク本体2が幅方向に広げられることによって、プリーツ13,14が幅方向に広がり、切れ込み24に内視鏡を挿入可能となる。
本実施形態に係るマスク1では、プリーツ10に内視鏡の挿入用の切れ込み24が形成されている。プリーツ10は、切れ込み24に挿入された内視鏡の動きに追従することができる。これにより、マスク1は、内視鏡の動き等によってマスクが所定の着用位置から位置ずれを起こすことを抑制し、着用者からの飛沫の飛散を防止することができる。
<変形例3-1>
次に、変形例3-1に係るマスク1について図9に基づいて説明する。図9は、本実施形態に係るマスク1を非肌面側から見た平面図である。本変形例に係るマスク1において、プリーツ10は、切れ込み24に隣接し、切れ込み24の延長線上に設けられた補強部25を有する。補強部25は、十字状の切れ込み24の延長線上に4箇所形成されている。補強部25は、例えば、マスク本体2をエンボス加工することによって形成されていてもよいし、ホットメルト接着剤が塗布されることによって形成されていてもよい。また、補強部25は、シール材がマスク本体2の非肌面側または肌面側に貼着されることによって設けられていてもよい。マスク1は、補強部25が設けられていることによって、切れ込み24が必要以上に拡大するのを抑制できる。
<実施形態4>
次に、実施形態4に係るマスクについて説明する。なお、上記実施形態に係るマスク1の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明は省略する。図10は、本実施形態に係るマスク1を非肌面側から見た平面図である。本実施形態において、肌面側に配置されたプリーツ13に、内視鏡を挿入するための開口部26が形成されている。このように、肌面側に配置されたプリーツに開口部が形成されていてもよい。
開口部26は、円形状に形成されているが、楕円形状やその他の多角形状に形成されていてもよい。また、開口部26は、マスク本体2の口元対応位置に形成されている。これにより、マスク1は、口から挿入して使用される内視鏡用に適している。なお、開口部26は、マスク本体2の鼻腔対応位置に形成されていてもよく、この場合、マスク1は、鼻腔から挿入して使用される内視鏡用に適している。
マスク本体2が折り畳まれている状態では、プリーツ13の非肌面側に位置するプリーツ10が開口部26を塞いでいる。マスク1の着用状態において、マスク本体2が幅方向に広げられることによって、プリーツ13が幅方向に広がり、開口部26に内視鏡を挿入可能となる。
本実施形態に係るマスク1では、プリーツ13に内視鏡の挿入用の開口部26が形成されている。プリーツ13は、開口部26に挿入された内視鏡の動きに追従することができる。これにより、マスク1は、内視鏡の動き等によってマスクが所定の着用位置から位置ずれを起こすことを抑制し、着用者からの飛沫の飛散を防止することができる。
<実施形態5>
次に、実施形態5に係るマスクについて説明する。なお、上記実施形態に係るマスク1の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明は省略する。図11は、本実施形態に係るマスク1を肌面側から見た平面図である。本実施形態に係るマスク1は、サイドシート28,29を有する。サイドシート28,29は、マスク本体2の幅方向と略同じ長さである長方形状を有し、その長手方向がマスク本体2の幅方向に沿うようにマスク本体2の肌面側に接合されている。また、サイドシート28,29は、外側
端部が側部5,6に沿うように配置されている。サイドシート28,29は、液不透過性のシートであり、サイドシート28,29の中央側端部には、マスク本体2の幅方向に沿って延在する弾性部材30,31が配置されている。弾性部材30,31は、伸長状態でサイドシート28,29に接着されている。
サイドシート28,29は、弾性部材30,31の配置領域以外の端部がマスク本体2や側部5,6に接合されている。マスク1の使用状態において、複数のプリーツが幅方向に広げられた場合に、弾性部材30,31が伸張し、これによって生じる弾性部材30,31の収縮力によってサイドシート28,29の中央側端部が肌面側に立ち上がり、立体ギャザーが形成される。マスク本体2は、この立体ギャザーを着用者の唾液を受ける唾液受け部として機能させることができる。本実施形態に係るマスク1は、マスク本体2の長手方向の両端部にサイドシート28,29を配置したことによって、当該長手方向の両端部に立体ギャザーを形成することができる。なお、マスク1は、マスク本体2の長手方向の少なくとも一端部側にサイドシートを配置したことによって、当該一端部側に立体ギャザーを形成してもよい。
なお、唾液を吸収するためのティッシュペーパーなどを立体ギャザー内に配置してもよい。また、サイドシート28,29の非肌面側に水を吸収し保持することのできる架橋構造を持つ親水性ポリマーであるSAP(高吸収性重合体:Super Absorbent Polymer)等の粒状の吸収性樹脂を配置してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述した種々の実施形態および変形例は可能な限り組み合わせることができる。また、マスク1は、複数のプリーツのうちの口元対応位置または鼻腔対応位置の少なくともいずれか一方を含むプリ―ツに内視鏡を挿入するための開口部や切れ込みが形成されていてもよい。マスク1は、口元対応位置を含むプリーツと鼻腔対応位置を含むプリーツとのそれぞれに開口部や切れ込みが形成されていてもよい。
1・・マスク
2・・マスク本体
3,4・・耳紐
5,6・・側部
7・・ノーズフィッター
10,11,12,13,14,15,16・・プリーツ
20,26・・開口部
21・・シール材
22・・補強部
23・・ミシン目
24・・切れ込み
25・・補強部
28,29・・サイドシート
30,31・・弾性部材

Claims (11)

  1. 長手方向に沿った長さと、前記長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、
    不織布で形成されたマスク本体と、
    前記マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、
    を備え、
    前記マスク本体部は、前記幅方向に広げることができ、前記長手方向に延在する複数のプリーツを有し、
    前記複数のプリーツのうち前記幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための開口部が形成されている、
    マスク。
  2. 前記開口部を閉塞するシール材が前記中央プリーツに貼着されている、
    請求項1に記載のマスク。
  3. 前記中央プリーツは、前記開口部の周囲の少なくとも一部に設けられた補強部を有する、
    請求項1または2に記載のマスク。
  4. 長手方向に沿った長さと、前記長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、
    不織布で形成されたマスク本体と、
    前記マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、
    を備え、
    前記マスク本体部は、前記幅方向に広げることができ、前記長手方向に延在する複数のプリーツを有し、
    前記複数のプリーツのうち前記幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための開口部形成用のミシン目が形成されている、
    マスク。
  5. 前記ミシン目は、周状に連続的または不連続的に形成されている、
    請求項4に記載のマスク。
  6. 長手方向に沿った長さと、前記長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、
    不織布で形成されたマスク本体と、
    前記マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、
    を備え、
    前記マスク本体部は、前記幅方向に広げることができ、前記長手方向に延在する複数のプリーツを有し、
    前記複数のプリーツのうち前記幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための切れ込みが形成されている、
    マスク。
  7. 前記中央プリーツは、前記切れ込みに隣接し、前記切れ込みの延長線上に設けられた補強部を有する、
    請求項6に記載のマスク。
  8. 長手方向に沿った長さと、前記長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマス
    クであって、
    不織布で形成されたマスク本体と、
    前記マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、
    を備え、
    前記マスク本体部は、前記幅方向に広げることができ、前記長手方向に延在する複数のプリーツを有し、
    前記複数のプリーツのうち前記幅方向の長さが最大で且つ非肌面側に配置された中央プリーツに内視鏡を挿入するための開口部が形成されており、
    前記複数のプリーツが折り畳まれている状態において、前記中央プリーツの肌面側に位置するプリーツが前記開口部を塞いでいる、
    マスク。
  9. 長手方向に沿った長さと、前記長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、
    不織布で形成されたマスク本体と、
    前記マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、
    を備え、
    前記マスク本体部は、前記幅方向に広げることができ、前記長手方向に延在する複数のプリーツを有し、
    前記複数のプリーツのうち肌面側に配置されたプリーツに、内視鏡を挿入するための開口部が形成されている、
    マスク。
  10. 長手方向に沿った長さと、前記長手方向に直交する幅方向に沿った横幅とを有するマスクであって、
    不織布で形成されたマスク本体と、
    前記マスク本体の幅方向両端部に固定された一対の耳掛け部と、
    を備え、
    前記マスク本体部は、前記幅方向に広げることができ、前記長手方向に延在する複数のプリーツを有し、
    前記複数のプリーツのうちの口元対応位置または鼻腔対応位置の少なくともいずれか一方を含むプリ―ツに内視鏡を挿入するための開口部が形成されている、
    マスク。
  11. 前記マスク本体部は、前記長手方向の少なくとも一端部側に設けられた唾液を受ける唾液受け部を有する、
    請求項1から10に記載のマスク。
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