JP2022128538A - 発光装置及び演出システム - Google Patents

発光装置及び演出システム Download PDF

Info

Publication number
JP2022128538A
JP2022128538A JP2021026870A JP2021026870A JP2022128538A JP 2022128538 A JP2022128538 A JP 2022128538A JP 2021026870 A JP2021026870 A JP 2021026870A JP 2021026870 A JP2021026870 A JP 2021026870A JP 2022128538 A JP2022128538 A JP 2022128538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
emitting device
audio signal
light emitting
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021026870A
Other languages
English (en)
Inventor
真己 小松
Mami Komatsu
栄介 横山
Eisuke Yokoyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNOSITE CO Ltd
Happinet Corp
Original Assignee
TECHNOSITE CO Ltd
Happinet Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNOSITE CO Ltd, Happinet Corp filed Critical TECHNOSITE CO Ltd
Priority to JP2021026870A priority Critical patent/JP2022128538A/ja
Publication of JP2022128538A publication Critical patent/JP2022128538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】コンサート会場のみならず、インターネット配信されるコンテンツを視聴する場合であっても使用可能な(制御可能な)発光装置、及びそれを使用した演出システムを提供すること。【解決手段】スピーカから発せられる音声信号に応じて発光が制御される発光装置が、光源部と、音声信号を受信するマイクロフォンと、マイクロフォンで受信した音声信号から光源部を制御するコマンド信号を抽出し、コマンド信号に基づいて光源部の発光色及び発光時間を制御する制御部と、を備え、コマンド信号は、15kHz未満の可聴音で構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、コンサート会場等の観客や、インターネット配信されるコンテンツを視聴する観客が使用する発光装置、及びそれを使用した演出システムに関する。
近年、コンサート等のイベント会場において、ペンライト等の発光装置を使用した演出が行われている。このような発光装置は、例えば、電波信号を受信し、受信した信号に対応した発光パターンで発光するように構成されている(例えば、特許文献1)。
また、電波信号に代えて、超音波(非可聴音)で制御可能な発光装置も実用に供されている(例えば、特許文献2)。
特開2013-004322号公報 特開2018-110071号公報
近年、コロナ禍の影響もあって、コンサート等のイベントがインターネット又は通信回線を介して配信(以下、単に「インターネット配信」ともいう。)される機会も多くなり、従来の発光装置を、インターネット配信を受信する観客(ユーザ)の自宅等で使用したいとの要望がある。
しかしながら、特許文献1の発光装置の場合、電波信号によって制御する構成であるため、観客(ユーザ)の自宅等まで電波信号が届かず、発光装置を制御できない、といった問題がある。
また、特許文献2の発光装置の場合、超音波(非可聴音)によって制御する構成であるため、制御信号(超音波(非可聴音))自体は配信可能であるが、一般に、インターネット配信を受信して再生するユーザ端末(例えば、スマートフォン等)のスピーカの周波数帯域が狭いため、制御信号(超音波(非可聴音))が再生されず、発光装置を制御できない、といった問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、コンサート会場のみならず、インターネット配信されるコンテンツを視聴する場合であっても使用可能な(制御可能な)発光装置、及びそれを使用した演出システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の発光装置は、スピーカから発せられる音声信号に応じて発光が制御される発光装置であって、光源部と、音声信号を受信するマイクロフォンと、マイクロフォンで受信した音声信号から光源部を制御するコマンド信号を抽出し、コマンド信号に基づいて光源部の発光色及び発光時間を制御する制御部と、を備え、コマンド信号は、15kHz未満の可聴音であることを特徴とする。
このような構成によれば、15kHz未満の可聴音(コマンド信号)で発光装置の発光を制御することができるため、コンサート会場のみならず、インターネット配信されるコンテンツをユーザ端末(例えば、スマートフォン等)で視聴する場合であっても、発光装置を確実に制御することが可能となる。
また、コマンド信号が、14.000~14.999kHzであることが望ましい。
また、コマンド信号は、周波数の異なる複数の音波信号から構成されていることが望ましい。また、この場合、複数の音波信号は、最も周波数の低い音波信号を基準として、200Hzずつ周波数が異なることが望ましい。
また、複数の音波信号は、最も周波数の低い音波信号から順に、一定の時間周期で並ぶことが望ましい。
また、音声信号は、再生対象となる音声ソースを含み、コマンド信号は、音声ソースの音圧レベルが所定のしきい値よりも高い部分に同期していることが望ましい。
また、制御部は、コマンド信号と発光パターンとの対応関係を示すテーブルを有し、テーブルに基づいて光源部を発光させることが望ましい。
また、音声信号が、インターネット又は通信回線を介して配信されるコンテンツによって生成されることが望ましい。
また、別の観点からは、本発明の演出システムは、上記いずれか一項に記載の発光装置と、音声信号を生成する音声信号生成装置と、音声信号を、インターネット又は通信回線を介して配信する配信装置と、インターネット又は通信回線を介して配信装置から音声信号を受信し再生するユーザ端末と、を備え、発光装置は、ユーザ端末から再生される音声信号に応じて発光が制御されることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、コンサート会場のみならず、インターネット配信されるコンテンツを視聴する場合であっても使用可能な(制御可能な)発光装置が実現される。また、このような発光装置を使用した演出システムが実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る発光装置を示す図である。 図2は、本実施形態に係る発光装置の把持部の構成を説明するブロック図である。 図3は、本実施形態に係る発光装置が使用される演出システムの概略図である。 図4は、コンサート会場の楽曲音(音声ソースS)と、発光装置を制御する音声コマンドCと、音声信号Pとの関係を説明する図である。 図5は、音声コマンドCによって送信される「コマンドNo.」と、発光パターンと、メモリ内のデータの対応関係を示す表である。 図6は、本発明の実施形態に係る発光装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(発光装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る発光装置1を示す図である。本実施形態の発光装置1は、コンサート等を含むイベント活動の場において、イベントの場を盛り上げる演出に使われる装置であり、例えば、コンサート会場や、コンサート会場からのインターネット配信を受信する観客(ユーザ)の自宅等において、観客(ユーザ)が手に持って使用するものである。
図1に示すように、本実施形態の発光装置1は、ユーザによって握られる把持部10と、光が出射される発光部20と、から構成されている。
図2は、本実施形態の発光装置1の把持部10の構成を説明するブロック図である。
図1及び図2に示すように、把持部10は、本体ケース11、電源スイッチ12、機能切換ボタン13、USBポート14、マイクロフォン15、光源16(光源部)、制御回路30(制御部)、電源40を備えている。
本体ケース11は、不透明な合成樹脂で形成された有底円筒状の部材であり、円筒の開口端部(図1において発光部20側の端部)の内周には雌ネジ11aが形成されている。
発光部20は、発光部20の内部に配置された光源16からの光が出射される、透明(又は乳白色)の合成樹脂製のカバー21を有している。本実施形態のカバー21は、球の一部が円筒状に突出した、中空略球欠状の形状を呈し、該円筒部の外周面には雄ネジ21aが形成されている。そして、カバー21の雄ネジ21aが本体ケース11の雌ネジ11aに螺合することによって、カバー21と本体ケース11とが一体化するように構成されている。そして、カバー21と本体ケース11とが一体化したときに、カバー21の円筒部内に光源16が配置される。本実施形態のカバー21の内面(又は外面)には、光源16からの光を散乱させる光散乱面が形成されており、光源16からの光は、カバー21によって散乱され、発光部20(カバー21)からは広範囲に拡がる無指向性の光が出射される。
電源スイッチ12は、発光装置1の起動/停止を切り換えるスイッチ部材であり、ユーザによって電源スイッチ12がオンされると、電源40からの電力がマイクロフォン15、光源16、制御回路30に供給されて、発光装置1が動作状態となり、制御回路30の制御の下、光源16が所定の発光パターンで発光する(詳細は後述)。
機能切換ボタン13は、発光装置1のモードを切り換えるスイッチ部材である。ユーザが機能切換ボタン13を操作すると、それを制御回路30が認識し、光源16が制御回路30に予め記憶された発光パターンで発光する固定モードと、光源16がマイクロフォン15に入力される音声コマンドC(コマンド信号)に従って発光するライブモードとが切り換えられるようになっている(詳細は後述)。
USBポート14は、不図示のUSBケーブルの一端(例えば、USB TYPE-C)が接続されるコネクタ部材である。USBケーブルを介してUSBポート14と外部の電源装置(例えば、USB電源アダプタ等)とを接続することにより、電源装置からの電流が制御回路30を介して電源40に供給され、電源40が充電されるようになっている。
マイクロフォン15は、周囲の音を拾って電気信号に変換する電子部品であり、本実施形態においては、コンサート会場のスピーカや、コンサート会場からのインターネット配信が再生されるユーザ端末(例えば、スマートフォン等)のスピーカから出力される音声信号Pを電気信号に変換し、制御回路30に出力する。なお、本実施形態においては、コンサート会場のスピーカや、コンサート会場からのインターネット配信が再生される端末のスピーカから出力される音声信号P内に、発光装置1の動作(つまり、発光パターン)を制御するための音声コマンドCが重畳されており、該音声コマンドCが制御回路30で解析されて、制御回路30の制御の下、光源16が音声コマンドCに応じた発光パターンで発光するようになっている(詳細は後述)。
なお、一般に、コンサート会場のスピーカと比較して、インターネット配信が再生される端末(例えば、iPhone(登録商標)、スマートフォン等)のスピーカの周波数帯域は狭く、15kHz以上の音が再生されない場合がある。
そこで、本実施形態においては、コンサート会場のスピーカ及びインターネット配信が再生される端末のスピーカのいずれからも確実に出力可能な、15kHz未満の可聴音を音声コマンドCとして使用している。なお、誤動作、誤認識を防止する観点から、音声コマンドCの周波数は、高い方が望ましく、14.000~14.999kHzであることがより好ましい。
また、可聴音を音声コマンドCとして使用すると、本来の楽曲音(つまり、音声ソースS)に重畳される結果、スピーカから再生される楽曲音に影響を及ぼす可能性があるため、本実施形態の音声コマンドCは、楽曲音(つまり、音声ソースS)中、音圧レベルが所定のしきい値よりも高い部分と同期するように(例えば、ドラムの強い音に合わせて)重畳されている。なお、別の実施形態としては、音声コマンドCは、楽曲音の間(つまり、曲間)に送信されてもよい。
光源16は、赤色を発する赤色LED16aと、緑色を発する緑色LED16bと、青色を発する青色LED16cから構成されている。制御回路30の制御の下、各LED16a、16b、16cに供給される電流を適宜変更することによって、任意の発光色を得ることができるようになっている。上述したように、光源16から出射された光は、カバー21によって散乱され、発光部20(カバー21)からは広範囲に拡がる無指向性の光が出射される。
制御回路30は、CPU31、メモリ32、光源16の駆動回路(不図示)、電源40の充電回路(不図示)等を備えた電子回路であり、発光装置1の各構成要素(電源スイッチ12、機能切換ボタン13、USBポート14、マイクロフォン15、光源16、制御回路30、電源40)と電気的に接続されて把持部10の内部空間に収容されている。そして、電源スイッチ12がオンしたときに、CPU31がメモリ32に記憶された制御プログラムを実行し、発光装置1の各構成要素(マイクロフォン15、光源16、電源40等)を制御するようになっている。本実施形態においては、CPU31は、機能切換ボタン13の状態を判断して固定モードかライブモードかを判断し、固定モードが選択されている場合には、光源16がメモリ32に予め記憶された発光パターン(発光色及び発光時間)で発光するように制御する。また、ライブモードが選択されている場合には、光源16がマイクロフォン15に入力される音声コマンドCに応じた発光パターン(発光色及び発光時間)で発光するように制御する(詳細は後述)。
電源40は、把持部10の内部空間に収容され、制御回路30、発光部20に電力を供給する部材であり、本実施形態においては、充電可能なバッテリ(例えば、リチウムイオンバッテリー)で構成されている。USBポート14に不図示のUSBケーブルが接続され、USBポート14と外部の電源装置とが接続されると、電源装置からの電流が制御回路30内の充電回路(不図示)を介して電源40に供給され、電源40が充電される。
(演出システム)
図3は、本実施形態の発光装置1が使用される演出システム100の概略図である。図3に示すように、演出システム100においては、本実施形態の発光装置1(図3においては「1A」、「1B」で示す)が、コンサート会場と、コンサート会場とインターネットを介して接続され、コンサート会場からのインターネット配信を受信する観客(ユーザ)の自宅等と、で使用される。
コンサート会場では、音声信号生成装置110によって、コンサート会場の楽曲音(音声ソースS)に、発光装置1を制御する音声コマンドCが重畳されて音声信号Pが生成され、コンサート会場のスピーカから出力される。従って、コンサート会場に配置された発光装置1Aは、コンサート会場のスピーカから出力される音声信号Pをマイクロフォン15によって受信し、音声信号Pに重畳された音声コマンドCを解析して、光源16を音声コマンドCに応じた発光パターンで発光させる。
また、コンサート会場で生成された音声信号Pは、配信事業者によって、ライブ動画コンテンツの音声データとして配信装置(不図示)を用いて配信され、インターネットを介して観客(ユーザ)のユーザ端末に送信され、ユーザ端末上で再生される。従って、ユーザの自宅に配置された発光装置1Bは、ユーザ端末のスピーカから出力される音声信号Pをマイクロフォン15によって受信し、音声信号Pに重畳された音声コマンドCを解析して、光源16を音声コマンドCに応じた発光パターンで発光させる。
このように、演出システム100においては、コンサート会場の観客が使用する発光装置1Aと、コンサート会場からのインターネット配信を受信する観客(ユーザ)が自宅で使用する発光装置1Bに共通の音声信号Pが提供され、同一の光の演出が行われるため、インターネット配信を視聴している観客も、コンサート会場さながらの一体感を感じることができ、コンサート会場の観客と一緒に盛り上がることができる。
なお、本実施形態においては、コンサート会場の楽曲音(音声ソースS)がライブ動画コンテンツの音声データとして配信されるものとしたが、インターネット配信される音声ソースSは、必ずしもライブコンテンツに限定されるものではなく、予め録音又は録画されたコンテンツであってもよい。
(音声コマンドの構成)
図4は、コンサート会場の楽曲音(音声ソースS)と、発光装置1を制御する音声コマンドCと、音声信号Pとの関係を説明する図であり、図4(a)は、コンサート会場のスピーカや、コンサート会場からのインターネット配信が再生される端末のスピーカから出力される音声信号Pを示す図であり、図4(b)は、音声コマンドCを示す図である。なお、図4(a)及び図4(b)の縦軸は音圧レベル(dB)であり、横軸は時間(t)である。
図4(a)に示すように、コンサート会場では、コンサート会場の楽曲音(音声ソースS)に、発光装置1を制御する音声コマンドCが重畳されて音声信号Pが生成される。
図4(b)に示すように、本実施形態の音声コマンドCは、210msの周期で出力される、周波数の異なる5つの音波信号f1、f2、f3、f4、f5によって構成されている。各音波信号f1、f2、f3、f4、f5の出力時間は、144msであり、各音波信号f1、f2、f3、f4、f5の間に96msの無音期間が設けられている。
音波信号f1は、発光装置1と同期をとるための基準信号であり、例えば、14kHzに設定される。
音波信号f2、f3、f4は、発光装置1を制御するためのコマンド(具体的には、後述する「コマンドNo.」)を示し、例えば、それぞれ、14.2kHz、14.4kHz、14.6kHzに設定される。
音波信号f5は、チェックサムであり、例えば、14.8kHzに設定される。
このように、本実施形態においては、200Hzずつ周波数の異なる5つの音波信号f1、f2、f3、f4、f5を、音声ソースSに順に重畳することにより、1つのコマンド(コマンドNo.)が発光装置1に送信される。
なお、図4(a)においては、コマンド01、コマンド02、コマンド03、コマンド04、コマンド05、コマンド05、コマンド05が順に送信される様子を示している。
図5は、本実施形態の音声コマンドCによって送信される「コマンドNo.」と、発光パターンと、メモリ32内のデータの対応関係を示す表である。上述のように、「コマンドNo.」は、音波信号f2、f3、f4によって示されるコマンドを表している。
例えば、音波信号f2、f3、f4によって「コマンド01」が送信された場合、発光装置1は「赤色を0.3秒間点灯後、緑色を1秒間点灯する」ように動作し、その制御のために必要なパラメータ(赤色LED16aの電流値、緑色LED16bの電流値、青色LED16cの電流値、発光時間等)がデータD1としてメモリ32に記憶されている。
また、例えば、音波信号f2、f3、f4によって「コマンド02」が送信された場合、発光装置1は「黄緑を2秒間点灯後、紫色を3秒間点灯する」ように動作し、その制御のために必要なパラメータ(赤色LED16aの電流値、緑色LED16bの電流値、青色LED16cの電流値、発光時間等)がデータD2としてメモリ32に記憶されている。
また、例えば、音波信号f2、f3、f4によって「コマンド80」が送信された場合、発光装置1は「白色を1秒間点灯後、消灯する」ように動作し、その制御のために必要なパラメータ(赤色LED16aの電流値、緑色LED16bの電流値、青色LED16cの電流値、発光時間等)がデータD80としてメモリ32に記憶されている。
このように、本実施形態においては、音波信号f2、f3、f4(つまり、音声コマンドC)に応じた80種類のコマンド(つまり、発光パターン)が用意されており、この対応関係は、テーブルとしてメモリ32に記憶されている。そして、発光装置1が音声コマンドCを受信したときに、CPU31がメモリ32内のテーブルを参照することによって、発光パターンが決定される。
次に、図6のフローチャートを参照し、CPU31で実行される制御プログラムについて説明する。制御プログラムは、電源スイッチ12がオンされ、発光装置1に電源が入力されたときに、メモリ32から読み出され、CPU31で実行される処理である。
図6に示すように、制御プログラムが実行されると、CPU31は、機能切換ボタン13によってライブモードが選択されているか否かを判断する。ライブモードが選択されていないと判断した場合(ステップS1:NO)、固定モードが選択されていると判断し、処理はステップS2に進み、ライブモードが選択されていると判断した場合(ステップS1:YES)、処理はステップS3に進む。
ステップS2では、CPU31は、固定パターン演出処理サブルーチンを実行する。具体的には、メモリ32に予め記憶されている、固定モード用の発光パターン(例えば、「赤色1秒間点灯、緑色1秒間点灯、青色1秒間点灯を繰り返す」)に対応するパラメータ(赤色LED16aの電流値、緑色LED16bの電流値、青色LED16cの電流値、発光時間等)を読み出し、このパラメータを用いて赤色LED16a、緑色LED16b、青色LED16cを順に点灯させる。ステップS2の処理が終了すると、処理はステップS1に戻る。
ステップS3では、CPU31は、マイクロフォン15からの入力を確認し、音声コマンドC(すなわち、5つの音波信号f1、f2、f3、f4、f5)を受信しているか否かを判断する。音声コマンドCを受信していないと判断した場合(ステップS3:NO)、処理はステップS3を繰り返し、音声コマンドCを受信していると判断した場合(ステップS3:YES)、処理はステップS4に進む。
ステップS4では、CPU31は、ステップS3で受信した音声コマンドCを解析する。具体的には、CPU31は、受信した5つの音波信号f1、f2、f3、f4、f5を解析して、受信した音声コマンドCに対応する「コマンドNo.」を求める。ステップS4の処理が終了すると、処理はステップS5に進む。
ステップS5では、CPU31は、音声コマンド演出処理サブルーチンを実行する。具体的には、ステップS4で求めた「コマンドNo.」をキーとして、メモリ32に予め記憶されている図5に示すテーブルを検索し、ステップS4で求めた「コマンドNo.」に対応するデータ(パラメータ:赤色LED16aの電流値、緑色LED16bの電流値、青色LED16cの電流値、発光時間等)を読み出し、このパラメータを用いて赤色LED16a、緑色LED16b、青色LED16cを点灯させる。ステップS5の処理が終了すると、処理はステップS1に戻る。
このように、本実施形態の発光装置1においては(つまり、制御プログラムが実行されると)、機能切換ボタン13によって固定モードが選択されている場合は、固定モード用の所定の発光パターンで赤色LED16a、緑色LED16b、青色LED16cが点灯し、機能切換ボタン13によってライブモードが選択されている場合は、マイクロフォン15から入力される音声コマンドC(すなわち、5つの音波信号f1、f2、f3、f4、f5)に対応した発光パターンで赤色LED16a、緑色LED16b、青色LED16cが点灯する。
以上が本発明の実施形態の説明であるが、本発明は、上記の実施形態の構成に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
例えば、本実施形態の発光装置1は、ユーザが手に持って使用する、いわゆるワンド型であるとして説明したが、必ずしもこのような形状に限定されるものではなく、例えば、ペンライト型、リストバンド型のものであってもよく、また本発明は、クリップ式ライトやスタンド式ライトに適用することもできる。
また、本実施形態においては、音声コマンドCとして、5つの音波信号f1、f2、f3、f4、f5を用いる構成を示したが、音波信号は必ずしも5つに限定されるものではなく、音波信号の数は、用意されるコマンドの種類に応じて適宜設定される。
なお、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 :発光装置
1A :発光装置
1B :発光装置
10 :把持部
11 :本体ケース
11a :雌ネジ
12 :電源スイッチ
13 :機能切換ボタン
14 :USBポート
15 :マイクロフォン
16 :光源
16a :赤色LED
16b :緑色LED
16c :青色LED
20 :発光部
21 :カバー
21a :雄ネジ
30 :制御回路
31 :CPU
32 :メモリ
40 :電源
80 :コマンド
100 :演出システム
110 :音声信号生成装置

Claims (9)

  1. スピーカから発せられる音声信号に応じて発光が制御される発光装置であって、
    光源部と、
    前記音声信号を受信するマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンで受信した音声信号から前記光源部を制御するコマンド信号を抽出し、該コマンド信号に基づいて前記光源部の発光色及び発光時間を制御する制御部と、
    を備え、
    前記コマンド信号は、15kHz未満の可聴音であることを特徴とする発光装置。
  2. 前記コマンド信号が、14.000~14.999kHzであることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記コマンド信号は、周波数の異なる複数の音波信号から構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記複数の音波信号は、最も周波数の低い音波信号を基準として、200Hzずつ周波数が異なることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記複数の音波信号は、最も周波数の低い音波信号から順に、一定の時間周期で並ぶことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記音声信号は、再生対象となる音声ソースを含み、
    前記コマンド信号は、前記音声ソースの音圧レベルが所定のしきい値よりも高い部分に同期していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発光装置。
  7. 前記制御部は、前記コマンド信号と前記発光パターンとの対応関係を示すテーブルを有し、該テーブルに基づいて前記光源部を発光させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発光装置。
  8. 前記音声信号が、インターネット又は通信回線を介して配信されるコンテンツによって生成されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発光装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発光装置と、
    前記音声信号を生成する音声信号生成装置と、
    前記音声信号を、インターネット又は通信回線を介して配信する配信装置と、
    前記インターネット又は通信回線を介して前記配信装置から前記音声信号を受信し、再生するユーザ端末と、
    を備え、
    前記発光装置は、前記ユーザ端末から再生される前記音声信号に応じて発光が制御されることを特徴とする演出システム。
JP2021026870A 2021-02-23 2021-02-23 発光装置及び演出システム Pending JP2022128538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021026870A JP2022128538A (ja) 2021-02-23 2021-02-23 発光装置及び演出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021026870A JP2022128538A (ja) 2021-02-23 2021-02-23 発光装置及び演出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022128538A true JP2022128538A (ja) 2022-09-02

Family

ID=83064147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021026870A Pending JP2022128538A (ja) 2021-02-23 2021-02-23 発光装置及び演出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022128538A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015038820A (ja) * 2013-06-25 2015-02-26 アニックスプランツワークス株式会社 携帯発光装置およびこれを用いた演出方法
JP2015073182A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 株式会社電通 コンテンツ同期システム、イベント演出システム、同期装置、ならびに記録媒体
JP2018110071A (ja) * 2017-01-04 2018-07-12 株式会社ルミカ 発光具

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015038820A (ja) * 2013-06-25 2015-02-26 アニックスプランツワークス株式会社 携帯発光装置およびこれを用いた演出方法
JP2015073182A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 株式会社電通 コンテンツ同期システム、イベント演出システム、同期装置、ならびに記録媒体
JP2018110071A (ja) * 2017-01-04 2018-07-12 株式会社ルミカ 発光具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113203052A (zh) 一种星空投影灯
US20090040756A1 (en) Flameless Candle with Multimedia Capabilities
US10731844B2 (en) Lighting apparatus
US11068230B2 (en) Bluetooth speaker, and intelligent control method for playing audio
CN109785819B (zh) 多个麦克风的关联方法、存储介质、麦克风及唱歌***
JP2022128538A (ja) 発光装置及び演出システム
CN109754824A (zh) 一种音频文件播放方法及***、放音设备及发光设备
CN112511944A (zh) 多功能耳机充电盒
CN212572854U (zh) 一种麦克风音箱一体设备
CN204806058U (zh) 带蓝牙音响的台灯
CN209982704U (zh) 一种多功能无线卡拉ok蓝牙音响魔球灯
KR102345027B1 (ko) 조명 장치, 및, 이 조명 장치가 장착되어 이루어지는 액자
TWM564300U (zh) 耳道式耳機
TWI833415B (zh) 現場即時收音情境效果產生系統及其應用方法
KR101657110B1 (ko) 휴대용 노래반주 셋탑 박스
CN219802626U (zh) 现场即时收音情境效果产生***
WO2022261935A1 (zh) 一种多功能音箱
KR102452503B1 (ko) 휴대용 무선 송신기 및 이어폰용 잭을 구비한 수신 시스템
JP2005508115A (ja) 感度制御照明コントローラおよびシステム
WO2021199448A1 (ja) スピーカー
CN209448872U (zh) 麦克风喇叭一体设备
CN109862474B (zh) 防啸叫的无线合唱方法、存储介质、控制装置及k歌宝
CN108401206A (zh) 发光耳机和耳机控制方法及装置
TWM642761U (zh) 現場即時收音情境效果產生系統
CN217011079U (zh) 调音式音箱装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220617

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220920

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20221026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230314