JP2022126439A - Autoanalyzer - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書及び図面に開示の実施形態は、自動分析装置に関する。 The embodiments disclosed in the specification and drawings relate to automated analyzers.
臨床検査用の自動分析装置では、血液および尿などの生体試料(以下、試料と称する)と試薬とを一定量混合して反応させ、この混合液に光を当てて得られる透過光または散乱光の光量を測定することで、測定対象物質の濃度、活性値、および変化に掛かる時間などを求めている。 In automatic analyzers for clinical tests, a certain amount of biological samples such as blood and urine (hereinafter referred to as samples) and reagents are mixed and reacted. By measuring the amount of light, the concentration, activity value, and change time of the substance to be measured can be obtained.
従来、自動分析装置で用いられるプローブの洗浄は、基本的に流体(流水)による洗浄や、洗剤による洗浄(その他化学的洗浄を含む)が主である。しかし、流水や洗剤だけで洗浄するには限界がある。これに対して、超音波を照射することによって洗浄水中にキャビテーションを発生させ、プローブに付着した汚れを粉砕する技術が知られている。 Conventionally, cleaning of probes used in automatic analyzers has basically been mainly cleaning with fluid (running water) or cleaning with detergent (including other chemical cleaning). However, there is a limit to washing only with running water or detergent. On the other hand, a technique is known in which cavitation is generated in cleaning water by irradiating ultrasonic waves to pulverize dirt adhering to the probe.
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、高い洗浄力により検体間キャリーオーバーの抑制や微量分注時の精度を確保することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。 One of the problems to be solved by the embodiments disclosed in the present specification and drawings is to suppress carryover between specimens and to ensure accuracy during microdispensing with high detergency. However, the problems to be solved by the embodiments disclosed in this specification and drawings are not limited to the above problems. A problem corresponding to each effect of each configuration shown in the embodiments described later can be positioned as another problem.
実施形態に係る自動分析装置は、プローブと、駆動手段と、洗浄部と、ファインバブル水供給部と、超音波発生部と、制御手段とを備える。プローブは、試薬またはサンプルを分注する。駆動手段は、プローブを移動する。ファインバブル水供給部は、洗浄部にファインバブル水を供給する。超音波発生部は、プローブに超音波を照射する。制御手段は、洗浄部に供給されたファインバブル水にプローブを接触させるように駆動手段を制御し、ファインバブル水に接触しているプローブに超音波を照射するように超音波発生部を制御する。 An automatic analyzer according to an embodiment includes a probe, a driving means, a washing section, a fine bubble water supply section, an ultrasonic wave generating section, and a control means. The probe dispenses reagents or samples. A drive means moves the probe. The fine bubble water supply section supplies fine bubble water to the cleaning section. The ultrasonic generator irradiates the probe with ultrasonic waves. The control means controls the driving means to bring the probe into contact with the fine bubble water supplied to the cleaning part, and controls the ultrasonic wave generating part to irradiate the probe in contact with the fine bubble water with ultrasonic waves. .
以下、図面を参照しながら、自動分析装置の実施形態について詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the automatic analyzer will be described in detail with reference to the drawings.
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る自動分析装置1の機能構成を示すブロック図である。図1に示される自動分析装置1は、分析機構2と、解析回路3と、駆動機構4(駆動手段)と、入力インタフェース5と、出力インタフェース6と、通信インタフェース7と、記憶回路8と、制御回路9(制御部とも称する)とを備える。
(First embodiment)
FIG. 1 is a block diagram showing the functional configuration of an
分析機構2は、血液または尿などの試料(サンプル)と、各検査項目で用いられる試薬溶液とを混合する。また、分析機構2は、検査項目によっては、所定の倍率で希釈した標準液と、この検査項目で用いられる試薬溶液とを混合する。分析機構2は、サンプルまたは標準液と、試薬溶液との混合液の光学的な物性値を測定する。この測定により、例えば、透過光強度または吸光度、および散乱光強度などで表される標準データおよび被検データが生成される。
The
解析回路3は、分析機構2により生成される標準データおよび被検データを解析することで、検量データおよび分析データを生成するプロセッサである。解析回路3は、例えば、記憶回路8から解析プログラムを読み出し、読み出した解析プログラムに従って標準データおよび被検データを解析する。尚、解析回路3は、記憶回路8で記憶されているデータの少なくとも一部を記憶する記憶領域を備えてもよい。
The
駆動機構4は、制御回路9の制御に従い、分析機構2を駆動させる。駆動機構4は、例えば、ギア、ステッピングモータ、ベルトコンベアおよびリードスクリューなどにより実現される。
The
入力インタフェース5は、例えば、操作者が測定を指示したサンプルまたは病院内ネットワークNWを介して測定を依頼されたサンプルに係る各検査項目の分析パラメータなどの設定を受け付ける。入力インタフェース5は、例えば、マウス、キーボード、操作面へ触れることで指示が入力されるタッチパッド、およびタッチパネルなどにより実現される。入力インタフェース5は、制御回路9に接続され、操作者から入力される操作指示を電気信号へ変換し、電気信号を制御回路9へ出力する。
The
なお、入力インタフェース5は、本明細書において、マウスおよびキーボードなどの物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、入力インタフェース5には、自動分析装置1とは別体に設けられた外部の入力機器から入力される操作指示に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を制御回路9へ出力する電気信号の処理回路が含まれてもよい。
It should be noted that the
出力インタフェース6は、制御回路9に接続され、制御回路9から供給される信号を出力する。出力インタフェース6は、例えば、表示回路、印刷回路および音声デバイスなどにより実現される。
The
表示回路には、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイおよびプラズマディスプレイなどが含まれる。また、表示回路には、表示対象を表すデータをビデオ信号に変換し、ビデオ信号を外部へ出力する処理回路が含まれてもよい。印刷回路は、例えば、プリンタなどを含む。また、印刷回路には、印刷対象を表すデータを外部へ出力する出力回路が含まれてもよい。音声デバイスは、例えば、スピーカなどを含む。また、音声デバイスには、音声信号を外部へ出力する出力回路が含まれてもよい。尚、出力インタフェース6は、入力インタフェース5と共にタッチパネル、或いはタッチスクリーンとして実現されてもよい。
Display circuits include, for example, CRT displays, liquid crystal displays, organic EL displays, LED displays and plasma displays. Further, the display circuit may include a processing circuit that converts data representing an object to be displayed into a video signal and outputs the video signal to the outside. Printed circuits include, for example, printers and the like. The printed circuit may also include an output circuit that outputs data representing a print target to the outside. Audio devices include, for example, speakers and the like. Also, the audio device may include an output circuit that outputs an audio signal to the outside. Note that the
通信インタフェース7は、例えば、病院内ネットワークNWと接続する。通信インタフェース7は、病院内ネットワークNWを介してHIS(Hospital Information System)とデータ通信を行う。尚、通信インタフェース7は、病院内ネットワークNWと接続する検査部門システム(Laboratory Information System:LIS)を介してHISとデータ通信を行ってもよい。
The
記憶回路8は、プロセッサにより読み取り可能な記憶媒体などを含む。これらの記憶媒体は、例えば、磁気的記憶媒体、光学的記憶媒体または半導体メモリなどである。尚、記憶回路8は、必ずしも単一の記憶媒体(記憶装置)により実現される必要は無い。例えば、記憶回路8は、複数の記憶装置により実現されてもよい。
The
記憶回路8は、解析回路3で実行される解析プログラム、および制御回路9に備わる機能を実現するための制御プログラムを記憶している。記憶回路8は、解析回路3により生成される検量データを検査項目毎に記憶する。記憶回路8は、解析回路3により生成される分析データをサンプル毎に記憶する。記憶回路8は、操作者から入力された検査オーダ、または通信インタフェース7が病院内ネットワークNWを介して受信した検査オーダを記憶する。
The
制御回路9は、自動分析装置1の中枢として機能するプロセッサである。制御回路9は、記憶回路8に記憶されているプログラムを実行することで、実行したプログラムに対応する機能を実現する。尚、制御回路9は、記憶回路8で記憶されているデータの少なくとも一部を記憶する記憶領域を備えてもよい。
The
制御回路9は、例えば、制御プログラムを実行することで、システム制御機能91を有する。尚、本実施形態では、単一のプロセッサによってシステム制御機能91が実現される場合を説明するが、これに限定されない。例えば、複数の独立したプロセッサを組み合わせて制御回路を構成し、各プロセッサが動作プログラムを実行することによりシステム制御機能91を実現しても構わない。
The
システム制御機能91は、入力インタフェース5から入力される入力情報に基づき、自動分析装置1における各部を統括して制御する機能である。例えば、システム制御機能91において制御回路9は、検査項目に応じた測定を実施するように駆動機構4を駆動し、分析機構2で生成される標準データおよび被検データを解析するように解析回路3を制御する。
The
図2は、図1に示される分析機構2の構成の一例を示す模式図である。図2に示される分析機構2は、反応ディスク201、恒温部202、サンプルディスク203、第1試薬庫204、および第2試薬庫205を備える。また、分析機構2は、サンプル分注アーム206、サンプル分注プローブ207、第1試薬分注アーム208、第1試薬分注プローブ209、第2試薬分注アーム210、第2試薬分注プローブ211、電極ユニット212、測光ユニット213、洗浄ユニット214、攪拌ユニット215、およびプローブ洗浄ユニット216を備える。
FIG. 2 is a schematic diagram showing an example of the configuration of the
まず、反応ディスク201、恒温部202、サンプルディスク203、第1試薬庫204、第2試薬庫205について説明する。
First, the
反応ディスク201は、複数の反応容器2011を、環状に配列させて保持する。反応ディスク201は、複数の反応容器2011を所定の経路に沿って搬送する。具体的には、反応ディスク201は、駆動機構4により、既定の時間間隔(以下、1周期、或いは1サイクルと称する)、例えば4.5秒または9秒ごとに回動と停止とが交互に繰り返される。反応容器2011は、例えば、ガラス、ポリプロピレン(polypropylene:PP)またはアクリルにより形成されている。尚、反応ディスク201上の複数の位置には、サンプル吐出位置、第1試薬吐出位置、第2試薬吐出位置、および攪拌位置などが設定されている。
The
恒温部202は、所定の温度に設定された熱媒体を貯留し、貯留する熱媒体に反応容器2011を浸漬させることで、反応容器2011に収容される混合液を昇温する。
The
サンプルディスク203は、測定を依頼されたサンプルを収容する複数のサンプル容器を、環状に配列させて保持する。サンプルディスク203は、複数のサンプル容器を所定の経路に沿って搬送する。図2に示す例では、サンプルディスク203は、反応ディスク201と隣り合って配置されている。尚、サンプルディスク203上の所定の位置には、サンプル吸引位置が設定されている。また、サンプルディスク203は、着脱自在なカバーにより覆われてもよい。
The
第1試薬庫204は、サンプルに含まれる所定の成分と反応する第1試薬を収容する試薬容器を複数保冷する。図2に示す例では、第1試薬庫204は、反応ディスク201と隣り合って配置されている。第1試薬庫204内には、第1試薬ラックが回転自在に設けられている。第1試薬ラックは、複数の試薬容器を円環状に配列して保持する。第1試薬ラックは、駆動機構4により回動される。尚、第1試薬庫204上の所定の位置には、第1試薬吸引位置が設定されている。試薬容器は、試薬ボトルと呼ばれてもよい。また、第1試薬庫204は、着脱自在な試薬カバーにより覆われてもよい。
The
第2試薬庫205は、第2試薬を収容する試薬容器を複数保冷する。図2に示す例では、第2試薬庫205は、反応ディスク201の内側に配置されている。第2試薬庫205内には、第2試薬ラックが回転自在に設けられている。第2試薬ラックは、複数の試薬容器を円環状に配列して保持する。第2試薬ラックは、駆動機構4により回動される。尚、第2試薬庫205上の所定の位置には、第2試薬吸引位置が設定されている。また、第2試薬庫205は、着脱自在な試薬カバーにより覆われてもよい。
The
次に、サンプル分注アーム206、サンプル分注プローブ207、第1試薬分注アーム208、第1試薬分注プローブ209、第2試薬分注アーム210、第2試薬分注プローブ211、電極ユニット212、測光ユニット213、洗浄ユニット214、攪拌ユニット215、およびプローブ洗浄ユニット216について説明する。
Next,
サンプル分注アーム206は、反応ディスク201とサンプルディスク203との間に設けられている。サンプル分注アーム206は、駆動機構4により、鉛直方向に上下動自在、且つ水平方向に回動自在に設けられている。サンプル分注アーム206は、一端にサンプル分注プローブ207を保持する。
A
サンプル分注プローブ207は、サンプル分注アーム206の回動に伴い、円弧状の回動軌道に沿って回動する。この回動軌道上には、サンプル吐出位置、第1の洗浄位置、第2の洗浄位置、およびサンプル吸引位置がある。サンプル吐出位置は、例えば、サンプル分注プローブ207の回動軌道と、反応ディスク201に円環状に配列される反応容器2011の移動軌道との交点に相当する。第1の洗浄位置は、例えば、プローブ洗浄ユニット216に設けられた第1の洗浄部310の開口部に相当する。第2の洗浄位置は、例えば、プローブ洗浄ユニット216に設けられた第2の洗浄部320の開口部に相当する。サンプル吸引位置は、例えば、サンプル分注プローブ207の回動軌道と、サンプルディスク203に円環状に配列されるサンプル容器の移動軌道との交点に相当する。
The sample-dispensing
サンプル分注プローブ207は、駆動機構4によって駆動され、反応ディスク201に保持される反応容器2011の開口部の直上(サンプル吐出位置)、第1の洗浄部310の開口部の直上(第1の洗浄位置)、第2の洗浄部320の開口部の直上(第2の洗浄位置)、およびサンプルディスク203に保持されるサンプル容器の開口部の直上(サンプル吸引位置)においてそれぞれ上下方向に移動する。
The
また、サンプル分注プローブ207は、制御回路9の制御に従い、サンプル吸引位置の直下に位置するサンプル容器からサンプルを吸引する。また、サンプル分注プローブ207は、制御回路9の制御に従い、吸引したサンプルを、サンプル吐出位置の直下に位置する反応容器2011へ吐出する。さらに、サンプル分注プローブ207は、制御回路9の制御に従い、第1の洗浄位置の直下に位置する第1の洗浄部310において第1の洗浄を行い、第2の洗浄位置の直下に位置する第2の洗浄部320において第2の洗浄を行う。サンプル分注プローブ207は、サンプルの吸引および吐出の一連の分注動作、およびサンプルの吐出後に行われる第1の洗浄動作および第2の洗浄動作を、例えば、1サイクルの間に実施する。
Also, the
第1試薬分注アーム208は、例えば、反応ディスク201と第1試薬庫204との間に設けられている。第1試薬分注アーム208は、駆動機構4により、鉛直方向に上下動自在、且つ水平方向に回動自在に設けられている。第1試薬分注アーム208は、一端に第1試薬分注プローブ209を保持する。
The first
第1試薬分注プローブ209は、第1試薬分注アーム208の回動に伴い、円弧状の回動軌道に沿って回動する。この回動軌道上には、第1試薬吸引位置および第1試薬吐出位置がある。第1試薬吸引位置は、例えば、第1試薬分注プローブ209の回動軌道と、第1試薬ラックに円環状に配列される試薬容器の開口部の移動軌道との交点に相当する。また、第1試薬吐出位置は、例えば、第1試薬分注プローブ209の回動軌道と、反応ディスク201に円環状に配列される反応容器2011の移動軌道との交点に相当する。
As the first
第1試薬分注プローブ209は、駆動機構4によって駆動され、第1試薬ラックに保持される試薬容器の開口部の直上(第1試薬吸引位置)、または反応ディスク201に保持される反応容器2011の開口部の直上(第1試薬吐出位置)において上下方向に移動する。
The first
また、第1試薬分注プローブ209は、制御回路9の制御に従い、第1試薬吸引位置の直下に位置する試薬容器から第1試薬を吸引する。また、第1試薬分注プローブ209は、制御回路9の制御に従い、吸引した第1試薬を、第1試薬吐出位置の直下に位置する反応容器2011へ吐出する。第1試薬分注プローブ209は、吸引および吐出の一連の分注動作を、例えば、1サイクルの間に1回実施する。尚、これら一連の分注動作は、第1試薬分注プローブ209が第2試薬を分注する場合も同様である。
In addition, the first
第2試薬分注アーム210は、例えば、反応ディスク201と第2試薬庫205との間に設けられている。第2試薬分注アーム210は、駆動機構4により、鉛直方向に上下動自在、且つ水平方向に回動自在に設けられている。第2試薬分注アーム210は、一端に第2試薬分注プローブ211を保持する。
The second
第2試薬分注プローブ211は、第2試薬分注アーム210の回動に伴い、円弧状の回動軌道に沿って回動する。この回動軌道上には、第2試薬吸引位置および第2試薬吐出位置がある。第2試薬吸引位置は、例えば第2試薬分注プローブ211の回動軌道と、第2試薬ラックに円環状に配列される試薬容器の開口部の移動軌道との交点に相当する。また、第2試薬吐出位置は、例えば、第2試薬分注プローブ211の回動軌道と、反応ディスク201に円環状に配列される反応容器2011の移動軌道の交点に相当する。
As the second
第2試薬分注プローブ211は、駆動機構4によって駆動され、第2試薬ラックに保持される試薬容器の開口部の直上(第2試薬吸引位置)、または反応ディスク201に保持される反応容器2011の開口部の直上(第2試薬吐出位置)において上下方向に移動する。
The second
また、第2試薬分注プローブ211は、制御回路9の制御に従い、第2試薬吸引位置の直下に位置する試薬容器から第2試薬を吸引する。また、第2試薬分注プローブ211は、制御回路9の制御に従い、吸引した第2試薬を、第2試薬吐出位置の直下に位置する反応容器2011へ吐出する。第2試薬分注プローブ211は、吸引および吐出の一連の分注動作を、例えば、1サイクルの間に1回実施する。
Also, the second
電極ユニット212は、反応ディスク201の外周近傍に設けられている。電極ユニット212は、反応容器2011内に吐出されたサンプルと試薬との混合液の電解質濃度を測定する。電極ユニット212は、イオン選択性電極(Ion Selective Electrode:ISE)および参照電極を有する。電極ユニット212は、制御回路9の制御に従い、測定対象のイオンを含む混合液について、ISEと参照電極との間の電位を測定する。電極ユニット212は、電位を測定したデータを標準データまたは被検データとして解析回路3へと出力する。
The
測光ユニット213は、反応ディスク201の外周近傍に設けられている。測光ユニット213は、反応容器2011内に吐出されたサンプルと試薬との混合液における所定の成分を光学的に測定する。測光ユニット213は、光源および光検出器を有する。測光ユニット213は、制御回路9の制御に従い、光源から光を照射する。照射された光は、反応容器2011の第1側壁から入射され、第1側壁と対向する第2側壁から出射される。測光ユニット213は、反応容器2011から出射された光を、光検出器により検出する。
A
具体的には、例えば、光検出器は、反応容器2011内の標準試料(標準サンプル)と試薬との混合液を通過した光を検出し、検出した光の強度に基づき、吸光度などにより表される標準データを生成する。また、光検出器は、反応容器2011内の被検試料(被検サンプル)と試薬との混合液を通過した光を検出し、検出した光の強度に基づき、吸光度などにより表される被検データを生成する。測光ユニット213は、生成した標準データおよび被検データを解析回路3へ出力する。
Specifically, for example, the photodetector detects light passing through a mixture of a standard sample (standard sample) and a reagent in the
洗浄ユニット214は、反応ディスク201の外周近傍に設けられている。洗浄ユニット214は、電極ユニット212または測光ユニット213において混合液の測定が終了した反応容器2011の内部を洗浄する。この洗浄ユニット214は、反応容器2011を洗浄するための洗浄液を供給する洗浄液供給ポンプ(図示せず)を備えている。また、洗浄ユニット214は、洗浄液供給ポンプから供給された洗浄液の反応容器2011内への吐出や、反応容器2011内の混合液、及び洗浄液の各液体の吸引を行う洗浄ノズルを備えている。
The
攪拌ユニット215は、反応ディスク201の外周近傍に設けられている。攪拌ユニット215は、攪拌子を有し、この攪拌子により、反応ディスク201上の攪拌位置に位置する反応容器2011内に収容されているサンプルと第1試薬との混合液を攪拌する。または、攪拌ユニット215は、反応容器2011内に収容されているサンプル、第1試薬、および第2試薬の混合液を攪拌する。
The stirring
プローブ洗浄ユニット216は、反応ディスク201とサンプルディスク203との間に設けられている。プローブ洗浄ユニット216は、サンプルを吐出した後のサンプル分注プローブ207を洗浄する。プローブ洗浄ユニット216の具体的な構成について、図3を用いて説明する。
A
図3は、図2のプローブ洗浄ユニット216の機能構成を示すブロック図である。図3に示されるプローブ洗浄ユニット216は、第1の洗浄部310、第2の洗浄部320、超音波発生部330、純水供給部340、およびファインバブル水発生部350を備える。尚、ファインバブル水発生部350は、必ずしもプローブ洗浄ユニット216に備えられていなくてもよい。ファインバブル水発生部350は、例えば、自動分析装置1内に備えられていてもよいし、自動分析装置1とは別の外部装置であってもよい。
FIG. 3 is a block diagram showing the functional configuration of the
第1の洗浄部310は、サンプルを吐出した直後のサンプル分注プローブ207を洗浄する。第1の洗浄部310は、例えば、純水を用いたシャワーにより、サンプル分注プローブ207の表面に付着した汚れを洗浄する。第1の洗浄部310で用いられる純水は、例えば、純水供給部340からチューブを介して供給される。
The
第2の洗浄部320は、第1の洗浄部310による洗浄後のサンプル分注プローブ207を洗浄する。第2の洗浄部320は、例えば、ファインバブル水を用いたシャワーにより、サンプル分注プローブ207の表面に付着した汚れを洗浄する。さらに、第2の洗浄部320は、ファインバブル水が貯留された貯留部(洗浄プール)内において超音波洗浄を行うことにより、サンプル分注プローブ207の表面および内部に付着した汚れを洗浄する。第2の洗浄部320で用いられるファインバブル水は、例えば、ファインバブル水発生部350からチューブを介して供給される。
The
ファインバブル水は、例えば、ファインバブルを含む純水である。ファインバブルには、バブルの直径を基準として、マイクロバブルおよびウルトラファインバブルの2つに大別できる。ファインバブル水は、マイクロバブルおよびウルトラファインバブルのいずれかが含まれていればよい。また、ファインバブルは、純水中では負に帯電する性質を有する。 Fine bubble water is, for example, pure water containing fine bubbles. Fine bubbles can be roughly classified into microbubbles and ultrafine bubbles based on the bubble diameter. The fine-bubble water may contain either microbubbles or ultra-fine bubbles. In addition, fine bubbles have the property of being negatively charged in pure water.
超音波洗浄では、例えば、プール内へ放射する超音波の強度(超音波強度)の違いによって、2種類の洗浄(第1の超音波洗浄および第2の超音波洗浄)が用いられる。第1の超音波洗浄は、マイクロストリーミングを発生させる洗浄であり、第2の超音波洗浄よりも超音波強度が小さい。第2の超音波洗浄は、キャビテーションを発生させる洗浄であり、第1の超音波洗浄よりも超音波強度が大きい。第2の超音波洗浄を行う場合、プローブへのダメージを軽減させるため、短時間(例えば、0.1~0.3秒)の照射を行うことが望ましく、また定在波がプローブの同一箇所に集中しないように、周波数をスイープすることが望ましい。 In ultrasonic cleaning, for example, two types of cleaning (first ultrasonic cleaning and second ultrasonic cleaning) are used depending on the difference in the intensity of ultrasonic waves radiated into the pool (ultrasonic intensity). The first ultrasonic cleaning is cleaning that generates microstreaming, and has a lower ultrasonic intensity than the second ultrasonic cleaning. The second ultrasonic cleaning is cleaning that generates cavitation, and has a higher ultrasonic intensity than the first ultrasonic cleaning. When performing the second ultrasonic cleaning, in order to reduce damage to the probe, it is desirable to perform irradiation for a short time (for example, 0.1 to 0.3 seconds), and the standing wave is the same point on the probe. It is desirable to sweep the frequencies so as not to concentrate on .
なお、サンプル分注プローブ207は、基本的に電荷的に中立の状態、即ち、正にも負にも帯電していない状態である。よって、サンプル分注プローブ207は、ファインバブル水に含まれるファインバブルを吸着することがある。そして、上述のマイクロストリーミングは、振動する気泡の周囲に発生するため、プローブに吸着したファインバブルの周囲でも発生することから、洗浄効果が見込める。また、キャビテーションでは、プローブに吸着したファインバブルを破裂させ、その破壊力によって汚れを剥離させることから、同様に洗浄効果が見込める。
Note that the
超音波発生部330は、超音波を発生させる。超音波発生部330は、第2の洗浄部320において超音波洗浄を行う。超音波発生部330は、例えば、第2の洗浄部320の洗浄プールを構成する側面に隣接して配置される。また、超音波発生部330は、サンプル分注プローブ207の延伸方向に垂直な方向から超音波を照射するように配置される。超音波発生部330は、制御回路9の制御に従い、超音波の発生を制御する。
The
純水供給部340は、第1の洗浄部310およびファインバブル水発生部350に純水を供給する。純水供給部340は、例えば、ポンプおよび電磁バルブを用いて純水の供給を制御する。純水供給部340は、制御回路9の制御に従い、第1の洗浄部310で用いられる純水の供給を制御する。尚、純水供給部340は、ボトルに注入された純水を用いてもよいし、水から不純物を除去することによって純水を生成してもよい。
Pure
ファインバブル水発生部350は、純水からファインバブル水を発生させる。具体的には、ファインバブル水発生部350は、例えば、純水中の気泡をせん断することによってファインバブルを発生させてもよいし、圧力を上げることによってガスを溶かした純水を減圧させ発泡させることによってファインバブルを発生させてもよい。
Fine
ファインバブル水発生部350は、第2の洗浄部320にファインバブルを供給する。ファインバブル水発生部350は、例えば、ポンプおよび電磁バルブを用いてファインバブル水の供給を制御する。このことから、ファインバブル水発生部350は、ファインバブル水供給部と呼ばれてもよい。ファインバブル水発生部350で用いられる純水は、例えば、純水供給部340からチューブを介して供給される。
The fine bubble
次に、第1の洗浄部310および第2の洗浄部320の具体的な構成について、図4および図5を用いて説明する。
Next, specific configurations of the
図4は、図3の第1の洗浄部310の構成を例示する断面図である。図4に示される第1の洗浄部310は、上部に開口部を有し、内部に空間(以降では、シャワー洗浄空間311と称する)を有し、下部に排出口314を有する。
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the
第1の洗浄部310には、シャワー洗浄空間311を挟んで、噴射口312aおよび噴射口312bが対向して形成されている。噴射口312aおよび噴射口312bは、シャワー用ノズル313aおよびシャワー用ノズル313bのそれぞれの内部貫通孔の一方の開口である。排出口314には、廃液パイプ315が接続されている。
In the
シャワー用ノズル313aおよびシャワー用ノズル313bには、図示していないチューブが接続され、純水供給部340から純水が供給される。
A tube (not shown) is connected to shower
図5は、図3の第2の洗浄部320および超音波発生部330の構成を例示する断面図である。図5に示される第2の洗浄部320は、上部に開口部を有し、内部に空間(以降では、空間の上方をシャワー洗浄空間321aと称し、空間の下方を洗浄プール321bと称する)を有し、下部に排出口324を有する。
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the
第2の洗浄部320には、シャワー洗浄空間321aを挟んで、噴射口322aおよび噴射口322bが対向して形成されている。噴射口322aおよび噴射口322bは、シャワー用ノズル323aおよびシャワー用ノズル323bのそれぞれの内部貫通孔の一方の開口である。
In the
また、第2の洗浄部320には、洗浄プール321bが形成される側面において、流入口327が形成されている。流入口327は、貯留水用ノズル328の内部貫通孔の一方の開口である。排出口324には、廃液パイプ325および廃液バルブ326が接続されている。
In addition, the
さらに、第2の洗浄部320には、洗浄プール321bに対して超音波を放射する超音波発生部330が取り付けられている。超音波発生部330は、超音波振動子331を有する。超音波振動子331は、洗浄プール321bを形成する側面に密着して配置される。
Further, the
シャワー用ノズル323a、シャワー用ノズル323b、および貯留水用ノズル328には、図示していないチューブが接続され、ファインバブル水発生部350からファインバブル水が供給される。
A tube (not shown) is connected to the
次に、以上のように構成された第1の実施形態に係る自動分析装置1の動作について制御回路9の処理手順に従って説明する。
Next, the operation of the
図6は、第1の実施形態におけるサンプル分注プローブの動作の一例を表すフローチャートである。具体的には、図6のフローチャートは、検査中におけるサンプル分注プローブ207の1サイクル間の動作を表している。図6のフローチャートは、サンプル分注プローブ207がサンプルをプローブ内に維持し、サンプル吐出位置の直上に位置した状態で開始する。
FIG. 6 is a flow chart showing an example of the operation of the sample pipetting probe in the first embodiment. Specifically, the flowchart in FIG. 6 represents the operation of the
図6のフローチャートは、図7の模式図を用いて具体的な動作について説明される。図7は、第1の実施形態における洗浄動作を説明するための模式図である。 The flow chart of FIG. 6 explains specific operations using the schematic diagram of FIG. FIG. 7 is a schematic diagram for explaining the cleaning operation in the first embodiment.
なお、以降では、サンプル分注プローブ207などの動作において、駆動機構4が各部を駆動させる際の「駆動機構4により」という文言、或いは「駆動機構4によって駆動され」などの文言の記載を省略する。また、特に記載しない限り、いずれの動作も、制御回路9が各部を制御するものとする。
Hereinafter, in the operation of the
(ステップST110)
制御回路9は、サンプル分注プローブ207を用いて反応容器2011にサンプルを吐出させる。具体的には、サンプル分注プローブ207は、サンプル吐出位置(位置P1)の直下にある反応容器2011にサンプルを吐出する。サンプルを吐出した後、サンプル分注プローブ207は、回動軌道TRに沿って、位置P1から第1の洗浄位置(位置P2)まで回動する。
(Step ST110)
The
(ステップST120)
サンプル分注プローブ207が位置P2まで回動した後、制御回路9は、サンプル分注プローブ207に対して第1の洗浄を実施する。以降では、ステップST120の処理を第1の洗浄処理と称する。第1の洗浄処理の具体的な動作について図8のタイムチャート、ならびに図9および図10の模式図を用いて説明する。
(Step ST120)
After the
図8は、図6のフローチャートの第1の洗浄処理を説明するためのタイムチャートである。図8のタイムチャートは、サンプル分注プローブ207の上昇および下降に関するグラフと、第1の洗浄部310のシャワーのONおよびOFFに関するグラフとが対応付けられている。尚、シャワーのONおよびOFFは、制御回路9が純水供給部340を制御することによって行われる。
FIG. 8 is a time chart for explaining the first cleaning process in the flowchart of FIG. In the time chart of FIG. 8, a graph relating to raising and lowering of the
時刻t0において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を下降させ、第1の洗浄部310のシャワーをON状態にする。図9(a)は、時刻t0における第1の洗浄部310とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。一点鎖線の矢印は、プローブの移動方向を示し、実線の矢印は流水方向を示す。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207の下降が開始したとことを契機として、シャワーをON状態とする。シャワーがON状態となることにより、シャワー用ノズル313aおよびシャワー用ノズル313bは、純水を噴射する。
At time t0, the
時刻t0から時刻t1までの間において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を下降させ続ける。図9(b)は、時刻t0から時刻t1までの間の任意の時刻における第1の洗浄部310とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。サンプル分注プローブ207が噴射口312aおよび噴射口312bの位置に到達すると、純水がサンプル分注プローブ207の表面に付着した汚れを洗浄する。洗浄後の廃液は、廃液パイプ315により図示していない廃液ボトルへ貯留される。
From time t0 to time t1, the
時刻t1において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207の下降を停止させる。図9(c)は、時刻t1における第1の洗浄部310とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207が所定の位置(例えば、シャワー洗浄空間311の下端付近)に到達したことを契機として、サンプル分注プローブ207の下降を停止させる。
At time t1, the
時刻t1から時刻t2までにおいて、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を停止させたままとする。尚、洗浄精度が所定の精度を満たす場合、サンプル分注プローブ207を停止する動作は省略されてもよい。
From time t1 to time t2, the
時刻t2において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を上昇させる。図10(a)は、時刻t2における第1の洗浄部310とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、所定の時間停止したことを契機として、サンプル分注プローブ207の上昇を開始させる。
At time t2, the
時刻t2から時刻t3までの間において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を上昇させ続ける。図10(b)は、時刻t2から時刻t3までの間の任意の時刻における第1の洗浄部310とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。
From time t2 to time t3, the
時刻t3において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207の上昇を停止させ、第1の洗浄部310のシャワーをOFF状態にする。図10(c)は、時刻t3における第1の洗浄部310とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207の上昇が停止したとことを契機として、シャワーをOFF状態とする。
At time t3, the
第1の洗浄部310において第1の洗浄が終了した後、サンプル分注プローブ207は、回動軌道TRに沿って、位置P2から第2の洗浄位置(位置P3)まで回動する。
After the first cleaning in the
(ステップST130)
サンプル分注プローブ207が位置P3まで回動した後、制御回路9は、サンプル分注プローブ207に対して第2の洗浄を実施する。以降では、ステップST130の処理を第2の洗浄処理と称する。第2の洗浄処理の具体的な動作について図11のタイムチャートおよび図12から図17までの模式図を用いて説明する。
(Step ST130)
After the
図11は、図6のフローチャートの第2の洗浄処理を説明するためのタイムチャートである。図11のタイムチャートは、サンプル分注プローブ207の上昇および下降に関するグラフと、第2の洗浄部320のシャワーのONおよびOFFに関するグラフと、サンプル分注プローブ207の吸引および吐出に関するグラフと、超音波振動子331のONおよびOFFに関するグラフと、廃液バルブ326のONおよびOFFに関するグラフとが対応付けられている。尚、シャワーのONおよびOFFは、制御回路9がファインバブル水発生部350を制御することによって行われる。
FIG. 11 is a time chart for explaining the second cleaning process in the flowchart of FIG. The time chart of FIG. 11 includes a graph relating to raising and lowering of the
時刻t10において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を下降させ、第2の洗浄部320のシャワーをON状態にする。この時、超音波振動子331および廃液バルブはOFF状態である。また、第2の洗浄部320の洗浄プール321bには既にファインバブル水が貯留されている。図12(a)は、時刻t10における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。一点鎖線の矢印は、プローブの移動方向を示し、実線の矢印は流水方向を示す。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207の下降が開始したことを契機として、シャワーをON状態とする。シャワーがON状態となることにより、シャワー用ノズル323aおよびシャワー用ノズル323bは、ファインバブル水を噴射する。
At time t10, the
時刻t10から時刻t11までの間において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を下降させ続ける。図12(b)は、時刻t10から時刻t11までの間の任意の時刻における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。サンプル分注プローブ207が噴射口322aおよび噴射口322bの位置に到達すると、ファインバブル水がサンプル分注プローブ207の表面に付着した汚れを洗浄する。
From time t10 to time t11, the
時刻t11において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を下降させ続け、サンプル分注プローブ207の吸引を開始させる。図13(a)は、時刻t11における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207が洗浄プール321bに貯留されたファインバブル水(貯留水)に浸水したことを契機として、サンプル分注プローブ207の吸引を開始させる。
At time t11, the
時刻t11から時刻t12までの間において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を下降および吸引させ続ける。図13(b)は、時刻t11から時刻t12までの間の任意の時刻における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。制御回路9は、サンプル分注プローブ207に貯留水を吸引させることによって、管内にファインバブル水FBWを保持させる。
From time t11 to time t12, the
時刻t12において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207の下降を停止させ、シャワーをOFF状態にし、サンプル分注プローブ207の吸引を停止させ、超音波振動子331をON状態にする。図14(a)は、時刻t12における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207と超音波振動子331との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207が所定の位置(例えば、洗浄プール321bの下端付近)に到達したことを契機として、サンプル分注プローブ207の下降および吸引を停止させ、超音波振動子331を駆動(超音波の照射を開始)させる。
At time t12, the
時刻t12から時刻t13までの間において、制御回路9は、ファインバブル水FBWを保持したサンプル分注プローブ207に超音波を照射させ続ける。図14(b)は、時刻t12から時刻t13までの間の任意の時刻における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207と超音波振動子331との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、所定の時間(例えば、0.1秒から0.3秒までの任意の時間)に亘ってサンプル分注プローブ207に超音波を照射させる。尚、超音波を照射する時間は、超音波の強度によって変更してもよい。例えば、上記の時間は第2の超音波洗浄を想定したものであるが、第1の超音波洗浄であれば、プローブへのダメージが無いため、制御回路9は、上記の時間以上(例えば、0.3秒以上)の照射を行ってもよい。
From time t12 to time t13, the
時刻t13において、制御回路9は、超音波振動子331をOFF状態にし、サンプル分注プローブ207を上昇させ、第2の洗浄部320のシャワーをON状態にする。図15(a)は、時刻t13における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207と超音波振動子331との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、超音波の照射が停止したことを契機として、サンプル分注プローブ207の上昇を開始させ、第2の洗浄部320のシャワーをON状態にする。
At time t13, the
時刻t13から時刻t14までの間において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を上昇させ続ける。図15(b)は、時刻t13から時刻t14までの間の任意の時刻における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。
From time t13 to time t14, the
時刻t14において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を上昇させ続け、サンプル分注プローブ207の吐出を開始させる。図16(a)は、時刻t14における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207が水面から出たことを契機として、サンプル分注プローブ207の吐出を開始させる。
At time t14, the
時刻t14から時刻t15までの間において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を上昇および吐出佐瀬続ける。図16(b)は、時刻t14から時刻t15までの間の任意の時刻における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。制御回路9は、サンプル分注プローブ207を吐出させることによって、管内に保持されたファインバブル水FBWを吐出させる。
From time t14 to time t15, the
時刻t15において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207の上昇を停止させ、第2の洗浄部320のシャワーをOFF状態にし、サンプル分注プローブ207の吐出を停止させ、廃液バルブ326をON状態にする。図17(a)は、時刻t15における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207の上昇が停止したことを契機として、シャワーをOFF状態とし、サンプル分注プローブ207の吐出を停止させ、廃液バルブ326を開放させる。
At time t15, the
時刻t15以降において、制御回路9は、洗浄プール321bに貯留されたファインバブル水が排出し終わるまで廃液バルブ326をON状態にする。図17(b)は、時刻t15以降における第2の洗浄部320の状態を示したものである。この時、サンプル分注プローブ207は、既に第2の洗浄部320の直上から移動している。制御回路9は、貯留水の排出が無くなったことを契機として、廃液バルブ326を閉鎖する。また、制御回路9は、廃液バルブ326の閉鎖を契機として、貯留水用ノズル328からファインバブル水の供給を制御する。
After time t15, the
第2の洗浄部320において第2の洗浄が終了した後、サンプル分注プローブ207は、回動軌道TRに沿って、位置P3からサンプル吸引位置(位置P4)まで回動する。
After the second cleaning in the
(ステップST140)
サンプル分注プローブ207が位置P4まで回動した後、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を用いて位置P4の直下にあるサンプル容器からサンプルを吸引する。サンプルを吸引した後、サンプル分注プローブ207は、回動軌道TRに沿って、位置P4から位置P1まで回動する。サンプル分注プローブ207が再び位置P1に戻ることによって、図6のフローチャートの処理は終了する。
(Step ST140)
After the
概括すると、第1の実施形態に係る自動分析装置は、サンプル分注プローブ207をファインバブル水に浸水させ、且つファインバブル水を吸引させたサンプル分注プローブ207に超音波を照射する。
Generally speaking, the automatic analyzer according to the first embodiment immerses the
以上説明したように、第1の実施形態に係る自動分析装置は、ファインバブル水に接触しているサンプル分注プローブに超音波を照射することによって、キャビテーションを発生させる程の超音波強度を必要とせずに、プローブを洗浄することができる。 As described above, the automatic analyzer according to the first embodiment requires an ultrasonic wave intensity high enough to generate cavitation by irradiating the sample pipetting probe in contact with fine bubble water with ultrasonic waves. The probe can be washed without
従って、第1の実施形態に係る自動分析装置は、高い洗浄力により検体間キャリーオーバーの抑制や微量分注時の精度を確保することができる。従来の自動分析装置では、0.1ppmまでの洗浄が限界であったが、第1の実施形態に係る自動分析装置では、0.01ppmまでの洗浄が見込める。 Therefore, the automatic analyzer according to the first embodiment can suppress carryover between specimens and ensure accuracy during microdispensing due to its high detergency. In the conventional automatic analyzer, cleaning to 0.1 ppm was the limit, but in the automatic analyzer according to the first embodiment, cleaning to 0.01 ppm can be expected.
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ファインバブル水に接触しているサンプル分注プローブに超音波を照射することについて説明した。他方、第2の実施形態では、洗浄力向上のため、サンプル分注プローブを帯電させることについて説明する。第2の実施形態に係る自動分析装置は、プローブ洗浄ユニットの構成が第1の実施形態に係る自動分析装置と異なる。
(Second embodiment)
In the first embodiment, the application of ultrasonic waves to the sample dispensing probe in contact with fine bubble water has been described. On the other hand, in the second embodiment, charging the sample pipetting probe for improving detergency will be described. The automatic analyzer according to the second embodiment differs from the automatic analyzer according to the first embodiment in the configuration of the probe cleaning unit.
図18は、第2の実施形態に係る自動分析装置のプローブ洗浄ユニット216Aの機能構成を示すブロック図である。図18に示されるプローブ洗浄ユニット216Aは、第1の洗浄部310、第2の洗浄部320、超音波発生部330、純水供給部340、ファインバブル水発生部350、およびイオン発生部400(帯電部)を備える。
FIG. 18 is a block diagram showing the functional configuration of the
イオン発生部400は、サンプル分注プローブ207に帯電させる。イオン発生部400は、例えば、コロナ放電により気体中のイオンを増加(発生)させる。イオン発生部400は、発生させたイオンをサンプル分注プローブ207へ放出することによって、サンプル分注プローブ207を任意の極性に帯電させる。ファインバブル水に含まれるファインバブルは、主に負に帯電していることから、本実施形態では、イオン発生部400は、正イオンを放出することによって、サンプル分注プローブ207を正に帯電させる。これにより、ファインバブルがサンプル分注プローブ207に吸着し易くなる。
The
次に、第2の洗浄部320とイオン発生部400との具体的な構成について、図19を用いて説明する。
Next, specific configurations of the
図19は、図18の第2の洗浄部320およびイオン発生部400の構成を例示する断面図である。図19に示される第2の洗浄部320は、例えば、プローブ洗浄ユニット216Aの筐体2161に埋没するように配置される。また、筐体2161には、第2の洗浄部320の開口部に隣接するようにイオン発生部400が配置されている。イオン発生部400を用いた第2の洗浄処理の具体的な動作について図20のタイムチャートおよび図21の模式図を用いて説明する。
FIG. 19 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the
図20は、第2の実施形態における第2の洗浄処理を説明するためのタイムチャートである。図20のタイムチャートは、図11のタイムチャートに更にイオン発生のONおよびOFFに関するグラフが対応付けられている。 FIG. 20 is a time chart for explaining the second cleaning process in the second embodiment. The time chart of FIG. 20 is associated with the time chart of FIG. 11 with graphs relating to ON and OFF of ion generation.
時刻t10において、制御回路9は、サンプル分注プローブ207を下降させ、イオン発生部400をON状態にし、第2の洗浄部320のシャワーをON状態にする。この時、超音波振動子331および廃液バルブはOFF状態である。また、第2の洗浄部320の洗浄プール321bには既にファインバブル水が貯留されている。図21は、時刻t10における第2の洗浄部320とサンプル分注プローブ207とイオン発生部400との状態を示したものである。制御回路9は、例えば、サンプル分注プローブ207の下降が開始したことを契機として、イオンの発生およびシャワーをON状態とする。イオンの発生がON状態となることにより、サンプル分注プローブ207は、ファインバブル水に含まれるファインバブルを吸着し易くなる。
At time t10, the
制御回路9は、時刻t10から時刻t12までにかけてイオン発生部400をON状態にし続け、時刻t12以降はOFF状態とする。これは、時刻t12において、サンプル分注プローブ207に超音波が照射されることにより、帯電が無くなるためである。換言すると、制御回路9は、超音波の照射を開始することを契機として、帯電を停止させる。尚、イオン発生部400以外の動作は、図11のタイムチャートと同様であるため説明を省略する。
The
以上説明したように、第2の実施形態に係る自動分析装置は、サンプル分注プローブを帯電させることによって、ファインバブル水に含まれるファインバブルを効率良く吸着させることによって、超音波を照射させた際のキャビテーションおよびマイクロストリーミングによる洗浄力を向上させることができる。 As described above, the automatic analyzer according to the second embodiment charges the sample pipetting probe to efficiently adsorb the fine bubbles contained in the fine bubble water, thereby irradiating ultrasonic waves. It is possible to improve the detergency due to cavitation and micro-streaming during cleaning.
従って、第2の実施形態に係る自動分析装置は、高い洗浄力により検体間キャリーオーバーの抑制や微量分注時の精度を確保することができる。 Therefore, the automatic analyzer according to the second embodiment can suppress carryover between specimens and ensure accuracy during minute-amount dispensing due to its high detergency.
(他の実施形態)
第1の実施形態では、プローブ洗浄ユニット216を用いて、サンプル分注プローブ207を洗浄することについて説明したがこれに限らない。例えば、プローブ洗浄ユニット216と同等の機能を有するプローブ洗浄ユニットを用いて、試薬分注プローブ(第1試薬分注プローブ209および第2試薬分注プローブ211)を洗浄させてもよい。
(Other embodiments)
In the first embodiment, cleaning of the
第1の実施形態および第2の実施形態では、制御回路9は、サンプル分注プローブ207をファインバブル水に浸水させ、且つファインバブル水を吸引させたサンプル分注プローブ207に超音波を照射させたがこれに限らない。例えば、超音波を照射する条件はいずれか一方でもよく、具体的には、制御回路9は、ファインバブル水に浸水させたサンプル分注プローブ207に超音波を照射させてもよいし、ファインバブル水を吸引させたサンプル分注プローブ207に超音波を照射させてもよい。換言すると、制御回路9は、ファインバブル水に接触しているサンプル分注プローブ207に超音波を照射させる。
In the first and second embodiments, the
第1の実施形態および第2の実施形態では、ファインバブル水発生部350によって発生させたファインバブル水を用いていたがこれに限らない。例えば、交換式のボトルに封入されたファインバブル水を用いてもよい。
In the first embodiment and the second embodiment, fine bubble water generated by the fine
第1の実施形態および第2の実施形態では、制御回路9は、第1の洗浄処理および第2の洗浄処理の両方を実施するがこれに限らない。例えば、洗浄精度が所定の精度を満たす場合、制御回路9は、第1の洗浄処理を省略してもよい。
In the first and second embodiments, the
第2の実施形態では、制御回路9は、コロナ放電を用いてサンプル分注プローブ207を帯電させたがこれに限らない。例えば、サンプル分注プローブ207を構成する材質と、この材質とは異なる材質とを摩擦することによって、サンプル分注プローブ207を帯電させてもよい。具体的には、帯電部は、サンプル分注プローブ207の管に取り付け可能なリング状部材を有し、制御回路9は、リング状部材を回転させることによってサンプル分注プローブ207を帯電させてもよい。
In the second embodiment, the
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、高い洗浄力により検体間キャリーオーバーの抑制や微量分注時の精度を確保することができる。 According to at least one of the embodiments described above, it is possible to suppress carryover between specimens and ensure accuracy during minute-amount dispensing due to high detergency.
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、実施形態同士の組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 While several embodiments have been described, these embodiments are provided by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, changes, and combinations of embodiments can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and spirit of the invention, as well as the scope of the invention described in the claims and equivalents thereof.
1 自動分析装置
201 反応ディスク
2011 反応容器
202 恒温部
203 サンプルディスク
204 第1試薬庫
205 第2試薬庫
206 サンプル分注アーム
207 サンプル分注プローブ
208 第1試薬分注アーム
209 第1試薬分注プローブ
210 第2試薬分注アーム
211 第2試薬分注プローブ
212 電極ユニット
213 測光ユニット
214 洗浄ユニット
215 攪拌ユニット
216,216A プローブ洗浄ユニット
2161 筐体
310 第1の洗浄部
311 シャワー洗浄空間
312a,312b 噴射口
313a,313b シャワー用ノズル
314 排出口
315 廃液パイプ
320 第2の洗浄部
321a シャワー洗浄空間
321b 洗浄プール
322a,322b 噴射口
323a,323b シャワー用ノズル
324 排出口
325 廃液パイプ
326 廃液バルブ
327 流入口
328 貯留水用ノズル
330 超音波発生部
331 超音波振動子
340 純水供給部
350 ファインバブル水発生部
400 イオン発生部
FBW ファインバブル水
NW 病院内ネットワーク
P1,P2,P3,P4 位置
TR 回動軌道
1
Claims (7)
前記プローブを移動する駆動手段と、
洗浄部と、
前記洗浄部にファインバブル水を供給するファインバブル水供給部と、
前記プローブに超音波を照射する超音波発生部と、
前記洗浄部に供給されたファインバブル水に前記プローブを接触させるように前記駆動手段を制御し、前記ファインバブル水に接触している前記プローブに前記超音波を照射するように前記超音波発生部を制御する制御手段と
を具備する、自動分析装置。 a probe for dispensing reagents or samples;
drive means for moving the probe;
a cleaning unit;
a fine bubble water supply unit that supplies fine bubble water to the cleaning unit;
an ultrasonic generator for irradiating the probe with ultrasonic waves;
The ultrasonic wave generating unit controls the driving means so as to bring the probe into contact with the fine bubble water supplied to the cleaning unit, and irradiates the probe in contact with the fine bubble water with the ultrasonic wave. and a control means for controlling
前記プローブが前記ファインバブル水を吸引するように前記駆動手段を制御し、
前記ファインバブル水を吸引した前記プローブに前記超音波を照射するように前記超音波発生部を制御する、
請求項1に記載の自動分析装置。 The control means is
controlling the driving means so that the probe sucks the fine bubble water;
controlling the ultrasonic generator to irradiate the ultrasonic wave to the probe that has sucked the fine bubble water;
The automatic analyzer according to claim 1.
請求項1または請求項2に記載の自動分析装置。 The ultrasonic generator is provided adjacent to the cleaning unit,
The automatic analyzer according to claim 1 or 2.
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の自動分析装置。 The control means controls the ultrasonic wave generator so as to irradiate the ultrasonic wave from a direction perpendicular to the extending direction of the probe.
The automatic analyzer according to any one of claims 1 to 3.
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の自動分析装置。 The control means controls the ultrasonic generator to start irradiating the ultrasonic waves when the probe reaches a predetermined position.
An automatic analyzer according to any one of claims 1 to 4.
を更に具備し、
前記制御手段は、前記超音波の照射を開始することを契機として、前記帯電部による帯電を停止させる、
請求項5に記載の自動分析装置。 further comprising a charging unit that positively charges the probe,
The control means stops charging by the charging unit when the irradiation of the ultrasonic wave is started.
The automatic analyzer according to claim 5.
請求項6に記載の自動分析装置。
the charging unit positively charges the probe by emitting positive ions;
The automatic analyzer according to claim 6.
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JP2021024515A JP2022126439A (en) | 2021-02-18 | 2021-02-18 | Autoanalyzer |
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