JP2022123634A - 検査装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はシートの種別に関係なく見本画像の特徴点を抽出し、見本画像と検査画像との位置合わせを高精度に行う仕組みを提供する。【解決手段】本検査装置は、第1の画像データに基づいて印刷装置で印刷された原稿を読み取り、第1の画像データから特徴点を検出し、読み取った第2の画像データから上記特徴点を抽出し、見本画像の特徴点として登録する。また、検査装置は、印刷装置で印刷されたシートの検査を行う際に、シートから読み取った第3の画像データにおいて、登録された特徴点を探索して、第3の画像データが示す検査画像の位置及び向きを見本画像の位置及び向きに合わせて検査を実施する。【選択図】 図4

Description

本発明は、検査装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
これまでプロダクションプリンティングなどの高品質が要求される印刷では、印刷物の一枚一枚を人手によって検査を行う方法で品質を確保してきた。一方、近年では印刷物を電気的に読み取ることで生成した電子画像を取得し、電子的に正しく印刷されているかを判定する検査装置が用いられており、その需要が高まっている。検査装置は、印刷機の排紙部などにエリアセンサやラインセンサを設け、印刷物を撮影して、正しい画像として保存されている見本画像と比較する。比較の結果、見本と一致していると判断すれば良とし、不一致であれば不良とする方法が採用されている。
検査装置が画像を詳細に比較するためには、見本画像に対して、印刷物と高精度に回転角、倍率、シフトを合わせなければならない。そのため、検査装置は、見本画像から複数の特徴点を自動選択しておき、検査画像から見本画像と同じ特徴を持った特徴点を自動探索する。さらに、検査装置は、それぞれの画像内の特徴点の位置関係から回転角度のズレ量、倍率のズレ量、及びシフトのズレ量を取得し、補正演算に用いている。これら技術は、画像検査装置には必須であるため様々な提案がなされている。例えば、特許文献1は、誤検知の原因が位置合わせであることを判断するための技術を提案している。
特開2015-59744号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。例えば、上記従来技術では、見本画像に用いるシートに特徴がある場合、見本画像の特徴点の自動選択に課題があった。例えば、エンボス紙やエンボス加工された紙、プレプリントされている紙などをシートとして利用した場合、印刷領域ではない領域(背景領域)を特徴点として選択してしまう可能性がある。更に、見本画像に見落としたゴミなどが付着していた場合、これも特徴点として選択してしまうことがある。
このように見本画像から誤った特徴点が選択された場合、印刷物である検査画像からも同じ特徴点を探索することになる。結果として、類似した特徴点を見つけてしまうと、その特徴点でズレ量を取得してしまい、補正精度が下がってしまうという課題がある。また、類似した特徴点が見つからなかった場合には、補正するための特徴点が不足して、補正精度が下がってしまうという課題がある。なお、上記従来技術では、特殊なシートを利用した際の誤検知がシートによる位置合わせが原因であることを通知するものの、その後の処理は手動で実施する必要があり、ユーザの手間となっている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、シートの種別に関係なく見本画像の特徴点を抽出し、見本画像と検査画像との位置合わせを高精度に行う仕組みを提供する。
本発明は、検査装置であって、第1の画像データに基づいて印刷装置で印刷された原稿を読み取る読取手段と、前記第1の画像データから特徴点を検出し、前記読取手段によって読み取られた第2の画像データから前記特徴点を抽出し、見本画像の特徴点として登録する登録手段と、前記印刷装置で印刷されたシートの検査を行う際に、前記読取手段によってシートから読み取った第3の画像データにおいて、前記登録手段によって登録された特徴点を探索して、前記第3の画像データが示す検査画像の位置及び向きを前記見本画像の位置及び向きに合わせて検査を実施する検査手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、シートの種別に関係なく見本画像の特徴点を抽出し、見本画像と検査画像との位置合わせを高精度に行うことができる。
一実施形態に係るシステム全体の構成を表す図。 一実施形態に係る印刷装置と検査装置のハードウェア構成を表す図。 一実施形態に係る各装置の機能構成例を示す図。 一実施形態に係る見本データを作成する際のシーケンス図。 一実施形態に係る特徴点の承認を行う画面のサンプルを示す図。 一実施形態に係るS1007の詳細を説明するフローチャート。 一実施形態に係るS2002の詳細を説明する図。 一実施形態に係るS2003の詳細を説明するフローチャート。 一実施形態に係るS3002の詳細を説明するフローチャート。 一実施形態に係るS3002の処理の例として実施例で説明する図。 一実施形態に係るS3003の詳細を説明するフローチャート。 一実施形態に係る検査を行う際のシーケンス図。 一実施形態に係るS6006の詳細を説明するフローチャート。 一実施形態に係るS2003の詳細を説明するフローチャート。 一実施形態に係るS6006の詳細を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第1の実施形態>
<システムの全体構成>
以下では、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る印刷検査システムの構成例について説明する。
本印刷検査システムは、印刷装置100、検査装置200、及びPC(パーソナルコンピュータ)3300を含んで構成される。各装置はLAN400を可視いて相互に通信可能に接続される。本実施形態では、一例として、検査装置200が印刷装置100に対して直接接続されており、PC300やLAN400を介さないでコマンドの送受信が可能な構成として説明する。更に、印刷装置100と検査装置200は、シートが直接搬送できるように接続されている。
本システムにおける基本的なユースケースにおいては、印刷装置100から出力される印刷物の検査を検査装置200で行い、PC300は印刷データを印刷装置100へ送信したり、各装置に対して設定や指示を行うことができる。なお、本実施形態では、各装置が1台ずつの構成であるが、さらに複数の装置がLAN400を介して接続されてもよく、データ等を保持したり、高負荷の処理を実行するサーバ装置が含まれて構成されてもよい。サーバ装置が含まれる場合には、後述する本実施形態に係る特徴的な処理を代替して或いは協働して実行するようにしてもよい。
<印刷装置及び検査装置のハードウェア構成>
次に、図2を参照して、印刷装置100と検査装置200のハードウェア構成について説明する。101~104はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー印刷を行うための画像形成ステーションである。本発明に係る各画像形成ステーション101~104には、電子写真方式やインクジェット方式等の種々の画像形成手法を適用することができ、特に限定はしない。また、単色印刷、例えばブラックステーション104のみの構成でも実施は可能である。
給紙装置116は複数の給紙段を有する構成であり、例えば、第1シートを搭載した給紙段105と、第2シートを搭載した給紙段106を有し、それぞれ機内へシートを給送する。第1シート及び第2シートは互いに異なる定型サイズのシートである。印刷装置100の転写ベルト108は、印刷時において回転駆動し、画像形成ステーション101~104から色材が転写される。更に、紙搬送路109上で、下流に向かって搬送されるシートとの接触部でシートに色材が転写される。印刷装置100は、さらにコントローラボード107を備え、不図示のCPUや記憶装置を有し、プログラムを実行することによって各種処理を実行することができる。
印刷装置100と検査装置200は、一点鎖線で示す紙搬送路109が繋がっており、印刷後のシートは検査装置200内の紙搬送路115に直接搬送される。検査装置200には、さらに紙搬送路114を備える。紙搬送路114は、印刷装置100を通さないで紙搬送路115に直接、シートを検査装置200に送ることができる。これは、例えば目視で検査した印刷済みのシートを見本画像として登録する場合や、一度検査した印刷済みのシートの再検査を実施する場合に手差しで利用することができる。
検査装置200は、さらにイメージセンサ110、コントローラボード111、及び排紙部112、113を備える。イメージセンサ110は、搬送路115上のシートの撮影を行い、印刷物の見本画像の登録や検査を実施する。検査結果は、排紙部112、113に仕分けられて排出される。例えば、検査結果が良である印刷物は排紙部112に排出され、検査結果が不良である印刷物は排紙部113に排出される。コントローラボード111は、不図示のCPUや記憶装置などを有し、プログラムを実行することにより各種処理を実行することができる。
<各装置の機能構成>
図3は、印刷装置100、検査装置200、及びPC300それぞれの機能構成を示す。各機能は、不図示の各装置のCPUがROMやHDD等に格納されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。但し、プログラムを読み出して実行するのではなく、ASIC等を用いたハードウェアでも実施可能である。各機能の詳細については後述するが、ここでは各装置の機能構成を簡単に説明する。なお、以下で説明する機能構成は、本発明を説明する上で必須の構成のみを列挙している。従って、各装置は他の機能を有してもよい。
PC300は、見本画像作成部155と、印刷命令部157とを含む。見本画像作成部155は印刷画像を検査する際の正解画像であり、PC300上で動作するアプリケーションを用いて作成することもでき、検査装置200のイメージセンサ110を利用して作成することもできる。印刷命令部157は印刷装置100に対して命令を発行するものであり、プリンタドライバ等により実現される。さらに、印刷命令部157は、検査装置200に対して読取制御や検査制御に関わる命令を行ってもよい。
印刷装置100は、RIP処理部120、印刷処理部121、画像送信部122、及び搬送制御部124を含む。RIP処理部120はPDL(Page Description Language)データからラスター画像を生成するRIP処理を実行する。印刷処理部121は、図2を用いて説明した印刷処理を制御する。画像送信部122は、LAN400を介して検査装置200に画像データを送信する。当該画像データは上記印刷処理部121で印刷に利用された画像データであり、検査に利用されるデータとなる。搬送制御部124は、印刷処理時のシート搬送や、印刷処理後の検査装置200へのシート搬送を制御する。
検査装置200は、読取制御部130、見本データ作成部132、検査処理部133、見本画像承認部134、仕分け処理部135、特徴点抽出部136、特徴点探索部137、領域検出部138、特徴点登録部139、及び領域分割部140を含む。読取制御部130は、搬送経路115上のシートに形成された画像(原稿画像)をイメージセンサ110を用いて読み取る際の制御を行う。見本データ作成部132は、印刷装置100から送信された画像データに基づいて、検査対象を検査する際に参照する見本画像のデータを作成する。検査処理部133は、印刷装置100による印刷物の検査を全体的に制御する。見本画像承認部134は、見本データ作成部132によって作成された見本データが正しいデータであるか否かを検証して承認を行う。仕分け処理部135は、検査処理の結果を仕分ける制御を行う。
特徴点抽出部136は、ラスター画像から複数の特徴点を抽出する。特徴点探索部137は、読取制御部130で読み取った見本データから、特徴点抽出部136によって抽出された特徴点に対応する特徴点を探索して抽出する。特徴点登録部139は、検査時に使用するための特徴点を登録する制御を行う。領域検出部138は、イメージセンサ110で読み取った画像の領域を検出する。領域分割部140は、領域検出部138によって検出されたラスター画像をNxNに分割する。
<見本画像の登録シーケンス>
次に、図4を参照して、検査装置200に見本画像を登録する際の処理シーケンスを説明する。なお、特に記載のない限り、各ステップ(S)の処理は、各装置のCPUが、メモリ等に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。
S1001でPC300は見本画像の登録要求を受け付ける。当該登録要求は、不図示の操作部を介した操作者による指示であってもよいし、或いはLAN400などのネットワークを介して通信可能に接続された外部装置から受け付けてもよい。続いて、S1002でPC300は、見本画像作成部155によって、印刷装置100に対してPDLを発行し、見本画像の作成命令を行う。
次に、S1003で、印刷装置100はRIP処理部120によって、PDLからラスター画像(第1の画像データ)を生成する。続いて、S1004で、印刷装置100は、画像送信部122によって、S1003で作成したラスター画像を検査装置200に転送する。さらに、S1005で、印刷装置100は、印刷処理部121によって、給紙装置116から給紙されたシートに印刷を行う。シートは、搬送路109を通してトナーやインクが定着される。その後、S1006で、印刷装置100は搬送制御部124によって、検査装置200に印刷済みのシートを搬送する。シートは、印刷装置100内部の搬送路109を通過して、そのまま検査装置200の搬送路115へ搬送される。更にイメージセンサ110の直下まで搬送されて、シートに印刷された画像を読み取ることができる。ここで読み取られた画像が第2の画像データに相当する。
次に、S1007で、検査装置200は、見本データ作成部132によって、印刷装置100から受信したラスター画像(第1の画像データ)から検査時に使用する見本データを作成する。S1007の詳細については後述する。続いて、S1008で、検査装置200は、見本画像承認部134によって、S1007で作成した見本データが正しいかかどうかを判断して承認処理を実行する。承認が行われると、作成されたデータが見本データとして登録され、本シーケンスを終了する。なお、S1004乃至S1008の処理は、検査を行う全ての見本データが承認されるまで繰り返し実行される。
S1008の承認処理では、例えば検査装置200の不図示の操作表示部や他の装置の表示部に表示された登録画面を介してオペレータから承認を受け付けると作成したデータの登録を行う。図5に登録画面の例を示す。登録画面500には、S1007で作成した見本画像501と、位置合わせに利用するための複数の特徴点502が見本画像501に重畳して表示される。また、承認ボタン503が選択可能に表示されており、オペレータに操作されることにより、現在の表示中の見本画像501及び特徴点502が承認され、登録される。なお、見本画像501上に表示される特徴点502は選択可能に表示されてもよい。この場合、選択した特徴点をオペレータの操作に従って移動可能であることが望ましい。移動方法について種々の任意の方法が採用されうる。例えば、オペレータが特徴点を選択した状態で他の十字キー等により移動させてもよく、或いは、マウスやタッチパッドなどのポインティングデバイスを用いて特徴点をドラッグ操作により移動させてもよい。また、登録画面500がタッチパネル方式の液晶ディスプレイに表示される場合には、直接選択してドラッグ操作により移動させるようにしてもよい。また、登録画面500には、キャンセルボタン504が選択能に表示されており、当該見本データの承認をキャンセルすることもできる。キャンセルされた見本データは登録されることなく破棄されてもよい。
<S1007の詳細>
次に、図6を参照して、上記S1007で見本データを作成する処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば検査装置200の不図示のCPUがROMやHDDに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。
S2001で、読取制御部130は、S1006で搬送されてきた印刷済みのシートの表面画像を、イメージセンサ110を用いて読み取り、画像データを生成する。この画像データは、シートよりも少し大きく生成されるものとする。図7に読取画像データを示す。700、710に読取画像の例を示す。黒のベタ塗部分はシートよりも大きく生成した領域であって、シート搬送路の下地を示す背景領域である。読取画像700、710は同じ印刷物を読み取った例であるが、読取画像710は、搬送時の振動等で位置がずれている例(斜行した例)である。搬送路に使われるベルトは、シートよりも暗いもの(R,G,B)=(0,0,0)を利用し、シートの領域が判りやすいようになっている。
次に、S2002で、領域検出部138は、S2001で生成した画像データの領域検出を行う。領域検出の結果を図7の720、730に示す。720、730は、それぞれ読取画像700、710において、背景(0,0,0)よりも明るくなる輝度であって、かつシートの直角部分(つまり、4つの頂点)を検知して、画像データにおけるシート領域を検出した例である。シート領域は網掛けで示し、頂点は黒丸で示す。
次に、S2003で、特徴点登録部139は、検査実施時に位置合わせをするための特徴点の登録処理を行う。本処理の詳細については図8を用いて後述する。続いて、S2004で、見本データ作成部132は、見本データとS2003で登録した特徴点とを含むデータを作成し、処理を終了する。なお、見本データと特徴点とは、上述したようにS1008において登録画面500上に表示される画面に使用され、オペレータによって承認を行うために作成される。
<S2003の詳細>
次に、図8を参照して、上記S2003で特徴点を登録する処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば検査装置200の不図示のCPUがROMやHDDに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。
S3001で、特徴点登録部139は、印刷装置100から受信し検査装置200の記憶装置に格納されたラスター画像を取得する。但し、ここでは、S1006で搬送されてS2001で読み取った画像データと同じページのラスター画像の取得が必要である。
次に、S3002で、特徴点抽出部136は、ラスター画像(第1の画像データ)から複数の特徴点を検出する。本実施形態では、これを特徴点Aとする。本処理の詳細については、図9を用いて後述する。続いて、S3003で、特徴点探索部137は、S2001で読み取った見本データ(第2の画像データ)から特徴点Aに対応した特徴点を検出する。これを、本実施形態では特徴点Bとする。本処理の詳細については、図11を用いて後述する。その後、S3004で、特徴点登録部139は、特徴点Bの特徴情報と座標を検査装置200の記憶装置に記録する。特徴情報については、後述のS3002の詳細で説明する。
<S3002の詳細>
次に、図9を参照して、上記S3002でラスター画像から特徴点Aを取得する処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば検査装置200の不図示のCPUがROMやHDDに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。
S4001で、領域分割部140は、S2002で領域検出部138によって検出された画像領域のラスター画像をNxNに分割する。例えば、図10(a)では、ラスター画像を3x3に分割している。続いて、S4002で、特徴点抽出部136は、S4001で分割した領域の一つを選択する。さらに、S4003で、特徴点抽出部136は、特徴量を取得するための矩形145(図10)を選択する。図10(b)は、図10(a)の右上部領域の一部を7画素×7画素の矩形145で選択した図である。特徴点抽出部136はS4002で選択した領域内の注目画素143を選択し、その周囲の所定サイズである矩形領域、即ちM×Mサイズの矩形145を選択する。
次に、S4004で、特徴点抽出部136は、S4003で選択した注目画素の特徴を数値化する。特徴の数値化では、位置合わせを実行しやすい特徴を有する矩形を選択することが望ましいため、変化量の多い領域を選択しやすい方法で実施される。例えば、図10(c)に示す様に、矢印144に沿って変化量の絶対値を足し合わせていく方法が考えられる。この方法を用いれば、文字の一部があるような変化量の大きな矩形は数値が大きくなる。一方、背景やグラデーションなど、変化量の小さい領域は数値が小さくなる。
次に、S4005で、特徴点抽出部136は、S4002で選択した領域の全ての画素を注目画素として、特徴量を取得したかを確認する。全ての特徴量を取得していなければ、注目画素を例えば右方向に1画素移動して、S4003及びS4004の処理を繰り返して特徴量を取得する。分割領域の全ての画素の特徴量を取得していれば、S4006を実行する。
S4006で、特徴点抽出部136は、S4002で選択した分割領域の中で最大の特徴量となる注目画素とその周囲の画素を選択して、注目画素の座標と、矩形の画像データを特徴点Aの特徴情報として検査装置200の記憶装置に登録する。例えば、図10の例では注目画素143が文字のエッジ部分に相当するため特徴点Aとして注目画素143の座標とその周辺の矩形145が選択される。その後、S4007で、特徴点抽出部136は、全ての分割領域で代表となる注目画素が登録されていなければ、選択する分割領域を変えて、S4002乃至S4006を繰り返し実行する。全ての分割領域で注目画素が登録されていれば、本処理は終了する。
<S3003の詳細>
次に、図11を参照して、上記S3003で見本画像が特徴点Bを取得する処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば検査装置200の不図示のCPUがROMやHDDに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。
S5001で、特徴点探索部137は、S3002で登録した全ての特徴点の座標と矩形画像を記憶装置から読み込む。S5002で、特徴点探索部137は、S5001で取得した特徴点を1箇所選択する。続いて、S5003で、特徴点探索部137は、選択された特徴点の座標を中心に、見本画像から一定の範囲で同じ特徴点の探索を行う。一定の範囲とは、例えば100画素x100画素という範囲であり、その範囲の中で7画素x7画素の矩形が順次探索される。ここで、同じ画像であるかの判定は、例えばSSIM(structural similarity)などの任意のアルゴリズムを適用することができる。これは、2枚の画像の輝度やコントラストの変化を数値化して類似性を検証するアルゴリズムである。類似性が高いと判断した見本画像の矩形を同じ画像であると判断する。また、これ以外にも、単純に2枚の画像の差分を取って、最小になる場所を同じ画像と判断してもよい。
次に、S5004で、特徴点探索部137は、S5003で同じ矩形画像が見つかったか否かを判断する。見つかっていればS5005に進み、特徴点登録部139は、見本画像から見つけた特徴点の座標と矩形画像を記憶装置に登録する。これを特徴点Bとする。一方、見つからなければS5006に進み、特徴点登録部139は、エラーとして登録する。エラーとして登録された場合、図11の例ではそのままS5007に処理を進めて、対象の特徴点を位置合わせの特徴点として利用しない。このような制御に限らず、例えば処理をS5003に戻して、探索範囲を拡大してS5003及びS5004を再実行することも可能である。
S5007で、特徴点探索部137は、S3002で検出した特徴点Aに対応する、見本画像の特徴点Bを全て確認したかを判断し、未だであれば、S5002~S5006の処理を繰り返す。一方、全ての特徴点Bを確認していれば、本処理を終了する。
<検査シーケンス>
次に、図12を参照して、本実施形態に係る検査シーケンスについて説明する。尚、特に記載のない限り、各ステップは前述したそれぞれのCPU、記憶装置が実行するものである。また、ここで説明する処理は、上述した見本画像の登録処理で登録された見本データを用いて、印刷物の検査を行う制御について説明する。
S6001でPC300は、不図示の操作部を介して或いはネットワークをして外部から印刷の指示を受け付ける。続いて、S6002でPC300は、印刷処理部121によって、印刷装置100に対してPDLを発行し、印刷処理を実行させる。
次に、S6003で印刷装置100は、RIP処理部120によって、PDLからラスター画像を生成する。続いて、S6004で印刷装置100は、印刷処理部121によって、給紙装置116から給紙されたシートに印刷を行う。シートは、搬送路109を通ってトナーやインクが定着される。さらに、S6005で印刷装置100は、搬送制御部124によってシート搬送の制御を行い、検査装置200に印刷済みのシートを搬送する。シートは、印刷装置100内部の搬送路109を通過して、そのまま検査装置200の搬送路115を通って、イメージセンサ110の直下まで搬送されて、シートに印刷された画像を読み取ることができる。
次に、S6006で検査装置200は、検査処理部133による制御によって、イメージセンサ110で読み取った画像データ(第3の画像データ)を、前述の登録されている見本画像と比較を行い、検査処理を実行する。検査処理S6006についての詳細は後述する。その後、S6007で検査装置200は、仕分け処理部135によって、検査処理の結果に基づいて仕分け処理を実行する。印刷結果が良であると判断された場合は、当該シートは排紙部112に排紙される。一方、印刷結果が不良であると判断された場合は、当該シートは排紙部113に排紙される。
<検査処理>
次に、図13を参照して検査処理S6006の詳細な処理手順について説明する。但し、見本画像の登録処理で説明した処理と同様の処理については省略する。以下で説明する処理は、例えば検査装置200の不図示のCPUがROMやHDDに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。
S7001及びS7002の処理は、S2001及びS2002の処理と同様の処理であるため説明を省略する。続いて、S7003で、検査処理部133は、検査装置200の記憶装置から、S6001で印刷したページと同じページの見本画像とその特徴点Bを取得する。
次に、S7004で、特徴点探索部137は、S7003で取得した見本画像の特徴点Bと同じ特徴点を、S7001で読み取った検査画像から特徴点Cとして探索する。探索方法の例については、図11のフローチャートで説明した方法を用いる。その後、S7005で、検査処理部133は、特徴点Bと特徴点Cの座標を使ってアフィン変換係数を決定し、検査画像の位置や向きを、見本画像に合わせる。アフィン変換は、下記の式を用いて行われる。
Figure 2022123634000002
上記式の(x,y)は、検査画像の全画素の座標を示し、(x’,y’)は、見本画像の座標を示す。上記アフィン変換パラメータのa~fは特徴点Bと特徴点Cの座標によって推定される。例えば、最小二乗法を用いてパラメータを求めることが考えられる。
次に、S7006で、検査処理部133は、合否判定処理を実行して、検査画像の合否判定を行う。合否判定処理については様々な手法がある。例えば、見本画像と検査画像の画素毎の差分を求め、全体の差分の合計値が閾値よりも小さければ合格とし、閾値よりも大きければ不合格とする手法が考えられる。なお、必要に応じてその他の任意の手法が適用されてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る検査装置は、第1の画像データに基づいて印刷装置で印刷された原稿を読み取り、第1の画像データから特徴点を検出し、読み取った第2の画像データから上記特徴点を抽出し、見本画像の特徴点として登録する。また、検査装置は、印刷装置で印刷されたシートの検査を行う際に、シートから読み取った第3の画像データにおいて、登録された特徴点を探索して、第3の画像データが示す検査画像の位置及び向きを見本画像の位置及び向きに合わせて検査を実施する。本実施形態によれば、シートの種別に依存しないラスター画像を用いた見本画像の特徴点を選択することにより、シートに依存することなく見本画像の特徴点の抽出を行い、見本画像と印刷物の位置合わせを高精度に実施することができる。よって、シートの種別に関係なく見本画像の特徴点を抽出し、見本画像と検査画像との位置合わせを高精度に行う仕組みを提供することができる。
<第2の実施形態>
以下では本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、見本画像が白紙であることを考慮した実施例について説明する。但し、本実施形態では、上記第1の実施形態との差分のみを説明するものとし、同様の処理については説明を省略する。
<見本画像の登録処理>
まず、図14を参照して、本実施形態に係る見本画像の登録処理における特徴点の登録(S2003)の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば検査装置200の不図示のCPUがROMやHDDに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。ここでは、S8001が、S3001と同様の処理であるため説明を省略する。また、S8003~S8005の処理が、S3002~S3004の処理と同様の処理であるため、説明を省略する。
ラスター画像を取得すると、S8002で、見本データ作成部132は、ラスター画像が白紙であるか否かを判断する。白紙であればS8006に処理を進める。白紙であるか否かの判断は、例えば、RIPを行う際に白紙であるという情報をラスター画像に付加して判断することもできる。或いは、ラスター画像にエッジ抽出フィルタ等を使ってエッジ検出を行い、エッジが極端に少なければ白紙であると判断してもよい。なお、その他の任意の手法が用いられてもよい。S8006で、特徴点登録部139は、検査装置200の記憶装置に、特徴点Bを登録せずに、本処理を終了する。
<検査処理>
次に、図15を参照して、本実施形態に係る検査処理(S6006)の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば検査装置200の不図示のCPUがROMやHDDに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。S9001~S9003の処理はS7001~S7003と同様の処理であるため説明を省略する。また、S9005~S9007の処理は、S70004~S7006の処理と同様であるため説明を省略する。
見本画像と特徴点Bを取得した後に、S9004で、検査処理部133は、特徴点が登録されているか否かを判断する。ここで、図14を用いて説明したように、ラスター画像が白紙である場合には特徴点Bが登録されていない。特徴点Bが登録されていない場合はS9008に進む。
S9008で、検査処理部133は、検査画像のアフィン変換を、S2002の領域検出処理で検出した見本画像の頂点と、S9002で検出した検査画像の頂点を利用して行う。つまり、これら対応する4組の頂点を利用して、上記第1の実施形態で説明した数式1のa~fを推定してアフィン変換を行うものとする。但し、制御点が4点であるため、e,fは0として計算してもよい。S9008の処理を終えるとS9007に進む。
以上説明したように、本実施形態に係る検査装置は、特徴点が登録されていない場合には、第3の画像データが示す検査画像の画像領域を検出して見本画像の画像領域と位置合わせを実施する。より詳細には、本検査装置は、検出された検査画像の画像領域の4つの頂点と、見本画像の画像領域の4つの頂点とを用いたアフィン変換によって検査画像の位置合わせを行う。これにより、白紙が混ぜられた印刷に対する検査において、シートによらず、見本画像の特徴点の抽出を行い、見本画像と印刷物の位置合わせを高精度に実施することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100:印刷装置、120:RIP処理部、121:印刷処理部、122:画像送信部、124:搬送制御部、200:検査装置、130:読取制御部、132:見本データ作成部、133:検査処理部、134:見本画像承認部、135:仕分け処理部、136:特徴点抽出部、137:特徴点探索部、138:領域検出部、139:特徴点登録部、140:領域分割部、300:PC、見本画像作成部155、印刷命令部157

Claims (12)

  1. 検査装置であって、
    第1の画像データに基づいて印刷装置で印刷された原稿を読み取る読取手段と、
    前記第1の画像データから特徴点を検出し、前記読取手段によって読み取られた第2の画像データから前記特徴点を抽出し、見本画像の特徴点として登録する登録手段と、
    前記印刷装置で印刷されたシートの検査を行う際に、前記読取手段によってシートから読み取った第3の画像データにおいて、前記登録手段によって登録された特徴点を探索して、前記第3の画像データが示す検査画像の位置及び向きを前記見本画像の位置及び向きに合わせて検査を実施する検査手段と
    を備えることを特徴とする検査装置。
  2. 前記検査手段は、前記登録手段によって登録された特徴点と、前記第3の画像データから探索された特徴点とを用いたアフィン変換によって前記検査画像の位置合わせを行うことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記読取手段によって読み取られた画像データから読取画像の画像領域を検出する領域検出手段をさらに備え、
    前記検査手段は、前記登録手段によって特徴点が登録されていない場合には、前記領域検出手段によって前記第3の画像データが示す検査画像の画像領域を検出して見本画像の画像領域と位置合わせを実施することを特徴とする請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記検査手段は、前記領域検出手段によって検出された前記検査画像の画像領域の4つの頂点と、前記見本画像の画像領域の4つの頂点とを用いたアフィン変換によって前記検査画像の位置合わせを行うことを特徴とする請求項3に記載の検査装置。
  5. 前記登録手段は、前記見本画像の画像データである前記第2の画像データとともに、前記見本画像の特徴点を登録することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の検査装置。
  6. 前記登録手段は、前記第2の画像データから抽出した特徴点を承認するための登録画面を作成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の検査装置。
  7. 前記登録画面では、前記第2の画像データから抽出した特徴点が前記見本画像に重畳して表示されるとともに、承認を行うための承認ボタンが選択可能に表示されることを特徴とする請求項6に記載の検査装置。
  8. 前記登録手段は、前記第1の画像データを所定サイズの領域に分割し、分割した領域ごとに特徴点を抽出することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の検査装置。
  9. 前記登録手段は、前記特徴点として、該特徴点を含む矩形領域を登録することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の検査装置。
  10. 前記検査装置のシートの搬送路は前記印刷装置のシートの搬送路と接続されており、前記印刷装置で画像が印刷されたシートは前記印刷装置の搬送路を介して前記検査装置の搬送路へ搬送されることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の検査装置。
  11. 検査装置の制御方法であって、
    読取手段が、第1の画像データに基づいて印刷装置で印刷された原稿を読み取る読取工程と、
    登録手段が、前記第1の画像データから特徴点を検出し、前記読取工程で読み取られた第2の画像データから前記特徴点を抽出し、見本画像の特徴点として登録する登録工程と、
    検査手段が、前記印刷装置で印刷されたシートの検査を行う際に、前記読取工程でシートから読み取った第3の画像データにおいて、前記登録工程で登録された特徴点を探索して、前記第3の画像データが示す検査画像の位置及び向きを前記見本画像の位置及び向きに合わせて検査を実施する検査工程と
    を含むことを特徴とする検査装置の制御方法。
  12. 検査装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
    読取手段が、第1の画像データに基づいて印刷装置で印刷された原稿を読み取る読取工程と、
    登録手段が、前記第1の画像データから特徴点を検出し、前記読取工程で読み取られた第2の画像データから前記特徴点を抽出し、見本画像の特徴点として登録する登録工程と、
    検査手段が、前記印刷装置で印刷されたシートの検査を行う際に、前記読取工程でシートから読み取った第3の画像データにおいて、前記登録工程で登録された特徴点を探索して、前記第3の画像データが示す検査画像の位置及び向きを前記見本画像の位置及び向きに合わせて検査を実施する検査工程と
    を含むことを特徴とするプログラム。
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