JP2022121046A - 理美容はさみ型毛髪剃り器 - Google Patents

理美容はさみ型毛髪剃り器 Download PDF

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Abstract

【課題】高度な技法を必要とすることなく安全で正確なカットができる理美容はさみ型毛髪剃り器を提供する。【解決手段】一端側に指孔部11を設けると共に他端側に刃体部12を設けた第一鋏部材13Aと、一端側に指孔部14を設けると共に他端側にローラー部15を設けた第二鋏部材13Bと、上記第一鋏部材13Aの上記指孔部11と上記刃体部との間、及び、上記第二鋏部材の上記指孔部と上記ローラー部との間の接続点で、上記第一鋏部材と上記第二鋏部材とを回転可能に接続する軸部材16と、からなる鋏本体13を備える。上記刃体部と上記ローラー部との間に毛髪を挟み込んだ状態で毛先方向に上記鋏本体を移動させることにより、毛髪用剃刀17により上記毛髪を剃り切る。毛髪用剃刀は、上記鋏本体が閉じた状態において、刃線が上記ローラー部の外表面の稜線に位置して15°から25°の角度範囲の傾斜姿勢となるように上記第一鋏部材に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、かみそり(レザー)を使って毛髪をそぐようにカットするための理美容はさみ型毛髪剃り器に関する。
ヘアカットは、おもに、シザーカット、セニングシザーカット、バリカンカット、レザーカットがある。シザーカットは 毛先をほとんど直線に切るために用いられ、図10の(A)に示すように、毛髪100の切り口100Aが直角に近い角度に切られる。指で挟んだ毛先側の毛髪や指で挟んだ頭側の毛髪を切ることができ、指で持たなくても毛髪を切ることができる。セニングシザーカットは、毛髪を間引きながら切るために用いられ、セニングシザーの間隔分の毛髪は切られずにカットされる。シザーカットと同様、図10の(B)に示すように、毛髪100の切り口100Bが直角に近い角度に切られる。指で挟んだ毛先側の毛髪や指で挟んだ頭側の毛髪を切ることができ、指で持たなくても毛髪を切ることができる。バリカンカットは毛先を直線に切るために用いられ、毛髪の切り口がほぼ直角に切られる。指で挟んだ毛先側の毛髪や指で挟んだ頭側の毛髪を切ることができ、指で持たなくても毛髪を切ることができる。レザーカットは、毛髪をそぎながら切るために用いられ、図10の(C)に示すように、毛髪100の切り口100Cが鋭角に切られる、指で挟んだ頭側の毛髪だけ切ることができる。以上のようにヘアカットはそれぞれの目的のために道具を持ち変えて毛髪をカットする必要がある。
従来、レザーカットには、収納ケースと一体となった開閉可能なレザー(西洋かみそり)を用いている。使用時には、美容師が一定量の髪を片手に持ち、もう一方の手で前記レザーを髪に当てがい、手前へ引きながら髪を梳くようにして削ぎ、美容師がその程度を自分で確認しながら行う。このレザーカットは、ショートヘアーの髪をシャギーカットする場合や、ロングヘアーのボリュームを落とす場合に利用する。
レザーカットは、毛髪にレザーを当てる角度を勘に頼るため、レザーの角度が傾き過ぎると毛先の切り口が強い鋭角になる。そのため、毛先が傷みやすくなり切り口が光ってしまう。逆に角度が立ち過ぎると毛先の損傷は少なくなるが、地肌を強くひっぱるため 痛みや不快な感じ、音などを与えてしまう。ストロークをしながら切るためシザーカットのように毛先を直線にカットすることができない。指で挟んだ毛先側の毛髪を切ることができないため 指で挟んだ毛先分の毛髪を多く切るようになる。そのため思ったより毛髪を切り過ぎたり、毛先の微妙なカットができない。カットするとき、レザーが常に挟んだ指の方に向かってくるために、レザーで指を切る可能性がでてくる。
従来、上下のロールで、毛髪を鋏んで押さえ、小櫛で毛髪を整えながら、替え刃用の刃で、毛髪の内側から、毛先の方へ斜めに削りながら、カットを行うことができるローラー削り鋏みが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、安全で正確なカットができるレザーカット用具として、基端を回動自在に接続して左右一対の握り柄を左右方向に回動自在に設け、前記左右一対の握り柄の先端側にレザー本体を内向きに取り付けるヘッド部を先方に向けて設け、前記左右一対の握り柄の他方に前記レザーの受け台を設け、頭髪をカットするときは頭髪を挟み、そして毛先の方へ滑らせることでカットを行うものが提案されている(例えば、特許文献2参照) 。
特開昭61-109590号公報 特開平9-313751号公報
特許文献1に開示されたローラー削り鋏みは、鋏状の本体下側の刃留め棒につけた替え刃とロール管で、毛髪を上側のロール管と小櫛で挟んで、毛先方向に滑らすことにより、2つのロール管の回転と小櫛により毛髪を整えて替え刃用の刃で、毛髪の内側から、毛先の方へ斜めに削りながら、カットを行うことができるあるが、2つのロール管を備える複雑な構造であるため、操作性が悪く、毛先の微妙なカットができないという問題点があった。
また、特許文献2に開示された理美容はさみ型レザーは、毛髪をレザーと受け台によって挟んで毛先の方に滑らせることによりカットするもので、美容師の手を傷つけない安全性の向上を図ることができるのであるが、使用にあっては熟練を要するものであった。
本発明は、上述の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、高度な技法を必要とすることなく、安全で正確なカットができる理美容はさみ型毛髪剃り器を提供することにある。
本発明の他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明は、理美容はさみ型毛髪剃り器であって、一端側に指孔部を設けると共に他端側に刃体部を設けた第一鋏部材と、一端側に指孔部を設けると共に他端側にローラー部を設けた第二鋏部材と、上記第一鋏部材の上記指孔部と上記刃体部との間、及び、上記第二鋏部材の前記指孔部と上記ローラー部との間の接続点で、上記第一鋏部材と上記第二鋏部材とを回転可能に接続する軸部材と、からなる鋏本体を備え、上記軸部材を軸として上記第一鋏部材と上記第二鋏部材を回転された場合に、上記各指孔部が設けられた上記第一及び第二鋏部材の各一端側が通過する仮想平面が、上記第一及び第二鋏部材の各他端側が通過する仮想平面に対して、130°から140°の角度範囲の傾斜姿勢となるように、上記第一鋏部材及び上記第二鋏部材の各指孔部に対して上記刃体部及び上記ローラー部が所定の傾斜角を持って形成されており、上記刃体部は、毛髪用剃刀が設けられ、上記鋏本体が閉じた状態において、該毛髪用剃刀の刃線が上記ローラー部の外表面の稜線に位置して15°から25°の角度範囲の傾斜姿勢となるように上記第一鋏部材に設けられており、上記刃体部と上記ローラー部との間に毛髪を挟み込んだ状態で毛先方向に上記鋏本体を移動させることにより、上記毛髪用剃刀により上記毛髪を剃り切ることを特徴とする。
本発明に係る理美容はさみ型毛髪剃り器は、上記第一鋏部材の上記指孔部には小指掛けが設けられ、上記刃体部が上記ローラー部の上側に位置して上記毛髪を剃り切るように、上記第一鋏部材と上記第二鋏部材とが配置されているものとすることができる。
また、本発明に係る理美容はさみ型毛髪剃り器は、上記第二鋏部材の上記指孔部には小指掛けが設けられ、上記刃体部が上記ローラー部の下側に位置して上記毛髪を剃り切るように、上記第一鋏部材と上記第二鋏部材とが配置されているものとすることができる。
また、本発明に係る理美容はさみ型毛髪剃り器において、上記小指掛けが設けられいない上記指孔部は、上記第一及び第二鋏部材の各他端側が通過する仮想平面に対して、30°から50°の角度範囲の傾斜姿勢となるように、所定の傾斜角を持って形成されているものとすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る理美容はさみ型毛髪剃り器の構造を示す斜視図である。 上記理美容はさみ型毛髪剃り器の使用状態を示す斜視図である。 上記理美容はさみ型毛髪剃り器の鋏本体を閉じた状態を示す斜視図である。 (A)は一般的なシザーカット用の理美容はさみを持った手首の状態を示す斜視図、(B)は上記理美容はさみ型毛髪剃り器を持った手首の状態を示す斜視図である。 上記理美容はさみ型毛髪剃り器に備えられたローラー部と刃体部の上記理美容はさみ型毛髪剃り器の鋏本体を閉じた状態における位置関係を示す正面図である。 上記理美容はさみ型毛髪剃り器の使用状態を示す斜視図である。 上記理美容はさみ型毛髪剃り器を用いてカットされた毛髪の切り口を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る理美容はさみ型毛髪剃り器の構造を示す斜視図である。 上記理美容はさみ型毛髪剃り器に備えられたローラー部と刃体部の上記理美容はさみ型毛髪剃り器の鋏本体を閉じた状態における位置関係を示す正面図である。 従来より知られている各種美理容器具によりカットされた毛髪の切り口を示す図であり、(A)はシザーカットされた切り口を有する毛髪を示し、(B)はセニングシザーカットされた切り口を有する毛髪を示し、(C)はレザーカットされた切り口を有する毛髪を示している。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、共通の構成要素については、共通の指示符号を図中に付して説明する。また、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る理美容はさみ型毛髪剃り器10の構造を示す斜視図である。
この理美容はさみ型毛髪剃り器10は、一端側に指孔部11を設けると共に他端側に刃体部12を設けた第一鋏部材13Aと、一端側に指孔部14を設けると共に他端側にローラー部15を設けた第二鋏部材13Bと、上記第一鋏部材13Aの上記指孔部11と上記刃体部12との間、及び、上記第二鋏部材13Bの上記指孔部14と上記ローラー部15との間の接続点で、上記第一鋏部材13Aと上記第二鋏部材13Bとを回転可能に接続する軸部材16と、からなる鋏本体13を備える。
この理美容はさみ型毛髪剃り器10の使用状態を第2図に示すように、上記鋏本体13は、上記第一鋏部材13Aの上記指孔部11に小指掛け18が設けられ、上記刃体部12が上記ローラー部15の上側に位置して毛髪50を剃り切るように、上記第一鋏部材13Aと上記第二鋏部材13Bとが配置されている。
上記刃体部12及び上記ローラー部15は、上記第一鋏部材13Aと上記第二鋏部材13Bが上記軸部材16を軸としてを回転された場合に、図1中に示す、上記各指孔部11、14が設けられた上記第一及び第二鋏部材13A、13Bの各一端側が通過する仮想平面PAが、上記第一及び第二鋏部材13A、13Bの各他端側が通過する仮想平面PBに対して、130°から140°の角度θ範囲の傾斜姿勢となるように、図3に示すように、上記第一鋏部材13A及び上記第二鋏部材13Bの各指孔部11、14に対して所定の傾斜角θを持って形成されている。
また、この理美容はさみ型毛髪剃り器10において、上記小指掛け18が設けられていない指孔部14は、図1に示すように、上記第一及び第二鋏部材の各他端側が通過する仮想平面PAに対して、30°から50°の角度θ範囲の傾斜姿勢となるように、所定の傾斜角θを持って形成されている。
この理美容はさみ型毛髪剃り器10は、上記第一及び第二鋏部材13A、13Bの各一端側が通過する仮想平面PAが、上記第一及び第二鋏部材13A、13Bの各他端側が通過する仮想平面PBに対して、130°から140°の角度θ範囲、好ましくは135°の傾斜姿勢となるように、上記第一鋏部材13A及び上記第二鋏部材13Bの各指孔部11、14に対して所定の傾斜角θを持って上記刃体部12及び上記ローラー部15が形成されていることにより、図4の(A)に示すようにシザーカット用の一般的な理美容はさみ80は手首を曲げた状態で使用されるのに対して、図4の(B)に示すようにの手首を曲げることなく伸ばした状態で使用することができる。したがって、使用時に手首にかかる負担を軽減することができる。
また、上記小指掛け18が設けられていない指孔部14は、親指が挿入される指孔部であって、上記第一及び第二鋏部材の各他端側が通過する仮想平面PAに対して、30°から40°の角度θ範囲の、好ましくは35°の傾斜姿勢となるように、所定の傾斜角θを持って形成されていることにより、この理美容はさみ型毛髪剃り器10は、図4の(B)に示すように手首を曲げることなく伸ばした状態で、無理なくもって、使用することができる。
さらに、上記理美容はさみ型毛髪剃り器10の鋏本体13を閉じた状態における上記ローラー部15と刃体部12の位置関係を示す図5の正面図に示すように、上記刃体部12には、図3に示すように上記鋏本体13を閉じた態において、上記ローラー部15の上側に位置して上記毛髪50を剃り切るように、刃線Lsが上記ローラー部15の外表面の稜線Lrに位置する毛髪用剃刀17が、15°から25°の角度θ範囲の傾斜姿勢となるように上記第一鋏部材13Aに設けられている。すなわち、この理美容はさみ型毛髪剃り器10は、図6に示すように、上記刃体部12と上記ローラー部15との間に毛髪50を挟み込んだ状態で毛先方向Aに上記鋏本体13を移動させることにより、上記ローラー部15の上側に上記15°から25°の角度θ範囲、好ましくは20°のの傾斜姿勢で位置する上記毛髪用剃刀17により上記毛髪50を外側から剃り切ることができるようになっている。
上記角度θは、15°よりも小さくすると上記毛髪50に枝毛が発生し易くなり、また、25°よりも大きくすると、短い距離で上記毛髪50が切断されてしまうことになる。
なお、この理美容はさみ型毛髪剃り器10の刃体部12は、替え刃式剃刀保持部12Aを備えており、毛髪用剃刀17として保護カバー17Aで挟持された市販の替え刃式レザーブレードを装着して使用することができるようになっている。これにより、毛髪用剃刀17は、1人毎に使用する交換することができる。
このような構造の理美容はさみ型毛髪剃り器10では、上記鋏本体13が閉じた態において、刃線Lsが上記ローラー部15の外表面の稜線Lrに位置して15°から25°の角度θ範囲の傾斜姿勢、好ましくは20°の傾斜姿勢となるように上記第一鋏部材13Aに設けられた上記ローラー部15の上側に位置する上記毛髪用剃刀17により、上記刃体部12と上記ローラー部15との間に毛髪50を挟み込んだ状態で毛先方向Aに上記鋏本体13を移動させて、上記毛髪50を外側から剃り切ることができ、高度な技法を必要とすることなく、安全で正確なカットができる。
しかも、通常の理美容はさみでは、長時間使用していると腱鞘炎となる虞があるが、この理美容はさみ型毛髪剃り器10では、 手首を捻ることなく使用することができ、腱鞘炎となる虞を解消することができる。
この理美容はさみ型毛髪剃り器10では、上記理美容はさみ型毛髪剃り器10を用いてシザーカットされた毛髪50の切り口50Aを図7に示すように、上記毛髪用剃刀17により上記毛髪50を外側から適度な傾斜角で剃り切ることができる。
ここで、このような構造の理美容はさみ型毛髪剃り器10では、上記刃体部12と上記ローラー部15との間に毛髪50を挟み込んだ状態で毛先方向Aに上記鋏本体13を移動させて、上記毛髪50を外側から剃り切る際に、上記毛髪50に印加される引張り力は、市販のテンションメータにて測定したところ、20.7gであったのに対し、従来より一般的に使用されているレザーカットでは39,7g、特許文献2に開示されているはさみ型レザーの構造のものでは46.7gであり、上記ローラー部15が回転することにより、50%程度軽減されており、毛髪50に与える引張り力を低減してダメージも少なくすることができる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る理美容はさみ型毛髪剃り器20の構造を示す斜視図である。
この理美容はさみ型毛髪剃り器20は、第1の実施形態に係る理美容はさみ型毛髪剃り器10における刃体部12とローラー部15の配置を置き換えた構造を有するもので、同一構成要素については、同一符号を付して説明する。
すなわち、この理美容はさみ型毛髪剃り器20は、一端側に指孔部11を設けると共に他端側に刃体部12を設けた第一鋏部材23Aと、一端側に指孔部14を設けると共に他端側にローラー部15を設けた第二鋏部材23Bが軸部材16により回転可能に接続されてなる鋏本体23を備える。
この理美容はさみ型毛髪剃り器20の鋏本体23は、上記第二鋏部材23Bの上記指孔部14に小指掛け18が設けられ、上記刃体部12が上記ローラー部15の下側に位置して毛髪を剃り切るように、上記第一鋏部材23Aと上記第二鋏部材23Bとが配置されている。
この理美容はさみ型毛髪剃り器20は、第1の実施形態に係る理美容はさみ型毛髪剃り器10と同様に、上記第一及び第二鋏部材23A、23Bの各一端側が通過する仮想平面が、上記第一及び第二鋏部材23A、23Bの各他端側が通過する仮想平面に対して、130°から140°の角度θ範囲の傾斜姿勢となるように、上記第一鋏部材23A及び上記第二鋏部材23Bの各指孔部11、14に対して所定の傾斜角θを持って上記刃体部12及び上記ローラー部25が形成されていることにより、手首を曲げることなく伸ばした状態で使用することができるようになっている。
また、この理美容はさみ型毛髪剃り器20において、上記小指掛け18が設けられていない指孔部11は、上記第一及び第二鋏部材23A、23Bの各他端側が通過する仮想平面に対して、30°から40°の角度θ範囲の傾斜姿勢となるように、所定の傾斜角θを持って形成されている。
この理美容はさみ型毛髪剃り器20の刃体部12は、図9に示すように、替え刃式剃刀保持部12Aを備えており、毛髪用剃刀17として保護カバー17Aで挟持された市販の替え刃式レザーブレードを装着して使用することができるようになっている。
上記刃体部12には、上記鋏本体23を閉じた態において、上記ローラー部15の下側に位置して毛髪を剃り切るように、刃線が上記ローラー部15の外表面の稜線に位置する毛髪用剃刀17が、図9に示すように、15°から25°の角度範囲の傾斜姿勢となるように上記第一鋏部材23Aに設けられている。上記刃体部12と上記ローラー部15との間に毛髪を挟み込んだ状態で毛先方向に上記鋏本体23を移動させることにより、上記ローラー部15の下側に位置する上記毛髪用剃刀17により毛髪を外側から剃り切ることができるようになっている。
このような構造の理美容はさみ型毛髪剃り器20では、上記鋏本体23が閉じた態において、刃線が上記ローラー部15の外表面の稜線に位置して15°から25°の角度範囲の傾斜姿勢、好ましくは20°の傾斜姿勢となるように上記第一鋏部材23Aに設けられた上記ローラー部15の下側に位置する上記毛髪用剃刀17を備えているので、上記刃体部12と上記ローラー部15との間に毛髪を挟み込んだ状態で毛先方向に上記鋏本体23を移動させることにより、上記毛髪用剃刀17により毛髪を内側から適度な傾斜角で剃り切ることができ、高度な技法を必要とすることなく、安全で正確なカットができる。
10,20 理美容はさみ型毛髪剃り器、11,14 指孔部、12 刃体部 、13,23 鋏本体、13A,23A 第一鋏部材、13B,23B 第二鋏部材、15 ローラー部、16 軸部材、17 毛髪用剃刀、18 小指掛

Claims (4)

  1. 一端側に指孔部を設けると共に他端側に刃体部を設けた第一鋏部材と、
    一端側に指孔部を設けると共に他端側にローラー部を設けた第二鋏部材と、
    上記第一鋏部材の上記指孔部と上記刃体部との間、及び、上記第二鋏部材の前記指孔部と上記ローラー部との間の接続点で、上記第一鋏部材と上記第二鋏部材とを回転可能に接続する軸部材と、
    からなる鋏本体を備え、
    上記軸部材を軸として上記第一鋏部材と上記第二鋏部材を回転された場合に、上記各指孔部が設けられた上記第一及び第二鋏部材の各一端側が通過する仮想平面が、上記第一及び第二鋏部材の各他端側が通過する仮想平面に対して、130°から140°の角度範囲の傾斜姿勢となるように、上記第一鋏部材及び上記第二鋏部材の各指孔部に対して上記刃体部及び上記ローラー部が所定の傾斜角を持って形成されており、
    上記刃体部は、毛髪用剃刀が設けられ、上記鋏本体が閉じた状態において、該毛髪用剃刀の刃線が上記ローラー部の外表面の稜線に位置して15°から25°の角度範囲の傾斜姿勢となるように上記第一鋏部材に設けられており、
    上記刃体部と上記ローラー部との間に毛髪を挟み込んだ状態で毛先方向に上記鋏本体を移動させることにより、上記毛髪用剃刀により上記毛髪を剃り切ることを特徴とする理美容はさみ型毛髪剃り器。
  2. 上記第一鋏部材の上記指孔部には小指掛けが設けられ、上記刃体部が上記ローラー部の上側に位置して上記毛髪を剃り切るように、上記第一鋏部材と上記第二鋏部材とが配置されていることを特徴とする請求項1記載の理美容はさみ型毛髪剃り器。
  3. 上記第二鋏部材の上記指孔部には小指掛けが設けられ、上記刃体部が上記ローラー部の下側に位置して上記毛髪を剃り切るように、上記第一鋏部材と上記第二鋏部材とが配置されていることを特徴とする請求項1記載の理美容はさみ型毛髪剃り器。
  4. 上記小指掛けが設けられていない上記指孔部は、上記第一及び第二鋏部材の各他端側が通過する仮想平面に対して、30°から50°の角度範囲の傾斜姿勢となるように、所定の傾斜角を持って形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の理美容はさみ型毛髪剃り器。
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