JP2022110336A - 動物用トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】下部空間に溜まった尿の臭気が上部空間まで上昇する事態を起こりにくくした動物用トイレを提供する。【解決手段】動物用トイレ1は、仕切部20、上部空間S1、及び下部空間S2を備えている。仕切部20は、尿を通過させる貫通孔22を有している。上部空間S1は、仕切部20の上方に存在し、複数の粒状体30が配設される空間である。下部空間S2は、仕切部20の下方に存在し、貫通孔22を通過した尿が溜まる空間である。仕切部20の下面には、下部空間S2に溜まった尿からの臭気を捕捉する窪み24が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、動物用トイレに関する。
従来の動物用トイレとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載の動物用トイレは、仕切部(簀子)、上部空間、及び下部空間を備えている。仕切部には、尿を通過させる貫通孔が形成されている。上部空間は、箱状の容器(トレー)内の空間のうち仕切部の上方に存在する部分である。上部空間には、低吸水性を有する複数の粒状体が配設されている。下部空間は、容器内の空間のうち仕切部の下方に存在する部分である。下部空間には、尿を吸収する吸水性シートが配設されている。
特開2003-180182号公報
上述の動物用トイレにおいて、粒状体上に***された尿は、粒状体どうしの隙間を通り抜けた後、仕切部の貫通孔を通じて上部空間から下部空間へと移動する。下部空間に移動した尿は、吸水性シートに吸収された状態で下部空間に溜まる。下部空間に溜まった尿から悪臭が発生すると、その臭気が、貫通孔を通じて上部空間まで上昇してしまうことがある。このことは、動物用トイレの外に悪臭が漂う原因となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、下部空間に溜まった尿の臭気が上部空間まで上昇する事態を起こりにくくした動物用トイレを提供することを目的とする。
本発明による動物用トイレは、尿を通過させる貫通孔を有する仕切部と、上記仕切部の上方に存在し、複数の粒状体が配設される上部空間と、上記仕切部の下方に存在し、上記貫通孔を通過した上記尿が溜まる下部空間と、を備え、上記仕切部の下面には、上記下部空間に溜まった上記尿からの臭気を捕捉する窪みが設けられていることを特徴とする。
この動物用トイレにおいては、仕切部の下面に、下部空間に溜まった尿からの臭気を捕捉する窪みが設けられている。このため、下部空間に溜まった尿から悪臭が発生した場合であっても、その臭気の少なくとも一部を窪みで捕捉することができる。これにより、当該臭気が貫通孔を通じて上部空間まで上昇するのを防ぐことができる。
本発明によれば、下部空間に溜まった尿の臭気が上部空間まで上昇する事態を起こりにくくした動物用トイレが実現される。
本発明による動物用トイレの一実施形態を示す端面図である。 容器10を示す端面図である。 容器10を示す正面図である。 容器10を示す平面図である。 引出部14を示す斜視図である。 仕切部20を示す平面図である。 仕切部20を示す底面図である。 図6のVIII-VIII線に沿った端面図である。 図6のIX-IX線に沿った端面図である。 孔間領域R1、孔間領域R2、内部領域R3及び周辺領域R4について説明するための底面図である。 窪み24の一変形例を説明するための底面図である。 窪み24の他の変形例を説明するための底面図である。 図1の動物用トイレの変形例を説明するための端面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による動物用トイレの一実施形態を示す端面図である。同図を参照しつつ、動物用トイレ1の構成の概略を説明する。動物用トイレ1は、容器10、引出部14、仕切部20、複数の粒状体30、及び吸水性シート40を備えている。容器10は、底面部10a及び側面部10bを有する箱状をしている。本実施形態において容器10は、略直方体状をしている。容器10の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチックを用いることができる。
容器10は、側面部10bから容器10の内側に張り出すように設けられた張出部10cを有している。張出部10cは、突起であってもよいし、突条であってもよい。張出部10cは、側面部10bと一体に成形されてもよいし、側面部10bと別々に成形された後に側面部10bに取り付けられてもよい。張出部10cの張出長さ(当該張出部10cが設けられた側面部10bの内面に垂直な方向の長さ)は、例えば5mm以上15mm以下である。
引出部14は、側面部10bに形成された開口12を通じて、容器10に対して抜き挿しすることが可能である。引出部14には、吸水性シート40が収容される。引出部14の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチックを用いることができる。
仕切部20は、張出部10c上に載置されている。仕切部20は、容器10に固定されていない。仕切部20は、容器10に対して着脱可能である。仕切部20は、略板状をしており、底面部10aと平行に配置されている。仕切部20は、尿を通過させる貫通孔22を有している。仕切部20は、吸水性シート40及び容器10の上端の双方から離間した位置に設けられている。これにより、仕切部20は、容器10内を上下に区画している。すなわち、仕切部20は、容器10の内部空間を上部空間S1と下部空間S2とに区画するように配置されている。上部空間S1は、仕切部20の上方に存在し、複数の粒状体30が配設される空間である。下部空間S2は、仕切部20の下方に存在し、貫通孔22を通過した尿が溜まる空間である。このように、動物用トイレ1は、仕切部20によって画された上部空間S1及び下部空間S2を備えている。仕切部20の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチックを用いることができる。
上部空間S1には、***物(尿)を処理するための複数の粒状体30が配設される。複数の粒状体30は、仕切部20上に敷設された状態で上部空間S1に配設されている。動物用トイレ1の使用時、粒状体30は、***された尿を直接に受けることになる。粒状体30は、撥水性を有している。すなわち、粒状体30は、尿等の液体を全く吸収しないか、あるいは吸収するとしても殆ど吸収しない性質を有する。
粒状体30が撥水性を有するというには、次の試験により測定される撥水率が80%以上であることが必要である。まず、内径10cm、目開き1mmの篩に50g相当の粒状体30(サンプル)を入れる。篩の下には、空のビーカーを設置する。そして、サンプルに対し、外筒の内径3cm、筒先の内径4mmのシリンジ(テルモ社製60mlシリンジ)を用いて、30mlの水を10秒かけて滴下する。1分間放置した後、ビーカー内の水量を計測する。計測した水量の滴下した水量(30ml)に対する割合をもって撥水率とする。すなわち、ビーカー内の水量が24ml以上であれば、撥水率が80%以上となるため、粒状体30が撥水性を有するといえる。参考として、市販されている一般的な吸水性の猫砂の撥水率は、5%程度である。
粒状体30は、粒状に成形されている。かかる粒状の形状としては、例えば、球、円柱、楕円体等が挙げられる。粒状体30の粒径は、例えば、5mm以上20mm以下である。ここで、粒径は、粒状体30を内包することが可能な最小の球の直径として定義される。粒状体30は、有機物を主材料とすることが好ましい。ここで、主材料とは、粒状体30を構成する1又は2以上の材料のうち、当該粒状体30に占める重量割合が最大のものをいう。有機物としては、例えば、紙類、茶殻、プラスチック類又はオカラを用いることができる。
紙類は、パルプを主体とする材料をいう。紙類としては、例えば、通常の紙の他にも、塩ビ壁紙分級物、印画紙、剥離紙、フラッフパルプ、製紙スラッジ、パルプスラッジ等が挙げられる。塩ビ壁紙分級物は、紙及びポリ塩化ビニルを含有する塩ビ壁紙からポリ塩化ビニルの一部が除去されてなる。プラスチック類としては、例えば、通常のプラスチックの他にも、アルミ蒸着フィルム、紙おむつ分級物(紙おむつを分級することにより得られるプラスチック)等が挙げられる。オカラは、乾燥オカラであることが好ましい。これらの材料には、撥水処理が施されていてもよい。
粒状体30を構成する材料は、1つのみであってもよいし、2つ以上であってもよい。前者の場合、粒状体30を構成する材料は、上述の主材料のみということになる。後者の場合、粒状体30は、主材料と他の材料との混合物によって構成されることになる。他の材料としては、例えば石膏が挙げられる。石膏を加えることにより、粒状体30の撥水性を高めることができる。石膏の量は、例えば、粒状体30の全体に対して5重量%以上15重量%以下である。
粒状体30は、例えば、次の方法により製造することができる。まず、造粒装置を用いて被造粒材料(粒状体30を構成する材料)を造粒することにより、粒状体30となる造粒物を形成する。造粒装置としては、例えば押出造粒機を用いることができる。造粒物には、必要に応じて撥水処理を施してもよい。撥水処理は、例えば、造粒物の表面を撥水剤でコーティングすることにより行うことができる。撥水処理を行わない場合、造粒時に被造粒材料に加わる圧力を高めることにより、造粒物内に隙間が極力生じないようにすることが好ましい。かかる隙間は、粒状体30の内部に尿等の水分が浸入する経路となるからである。造粒に先立って、被造粒材料には、粉砕、混錬、加水等の前処理が必要に応じて行われる。また、造粒後には、篩分け(分粒)、乾燥等の後処理が必要に応じて行われる。
下部空間S2には、吸水性シート40が配設される。本実施形態において吸水性シート40は、引出部14に収容された状態で下部空間S2に配設されている。吸水性シート40は、仕切部20の貫通孔22を通過した尿を吸収する。すなわち、貫通孔22を通過した尿は、吸水性シート40に吸収された状態で下部空間S2に溜まる。
動物用トイレ1の使用時、粒状体30上に***された尿は、粒状体30どうしの隙間を通り抜けて下方へと流れる。当該尿は、仕切部20の貫通孔22を通じて、上部空間S1から下部空間S2へと移動し、吸水性シート40に吸収される。
以下、図2~図10を参照しつつ、動物用トイレ1の各部の構成を詳細に説明する。図2、図3及び図4は、それぞれ、容器10を示す端面図、正面図及び平面図である。図2及び図3に示すように、容器10の側面部10bには、引出部14を抜き挿しするための開口12が形成されている。開口12は、底面部10aの近傍に位置し、横長の長方形状をしている。開口12の横方向(図3の左右方向)の長さは、容器10の内側の横幅に略等しく、例えば20cm以上40cm以下である。開口12の縦方向(図3の上下方向)の長さは、例えば2cm以上5cm以下である。また、図4に示すように、本実施形態において張出部10cは、平面視で側面部10bの内面の全周にわたって環状に設けられた突条からなる。
図5は、引出部14を示す斜視図である。引出部14は、底板14a、前板14b、先板14c、及び一対の側板14dを有している。底板14aの大きさは、容器10の底面部10aの大きさに略等しい。前板14bは、開口12と略同一の形状及び大きさをしている。前板14bには、把手15が取り付けられている。
図6及び図7は、それぞれ、仕切部20を示す平面図及び底面図である。すなわち、図6及び図7は、それぞれ、仕切部20の上面(上部領域S1側の面)及び下面(下部領域S2側の面)を示している。また、図8及び図9は、それぞれ、図6のVIII-VIII線及びIX-IX線に沿った端面図である。仕切部20は、平面視で(図6参照)、略長方形状をしている。ここで、略長方形とは、長方形に限らず、角丸長方形のように長方形に近い形状も含む趣旨である。
仕切部20は、複数の貫通孔22を有している。以下の記述において「複数の貫通孔22」は、別段の断りがない限り、仕切部20に設けられた全ての貫通孔22を指すものとする。複数の貫通孔22は、仕切部20において、二次元的に配列されている。詳細には、複数の貫通孔22は、第1の方向(図6の左右方向)及び第1の方向と交わる第2の方向(図6の上下方向)に沿って二次元的に配列されている。本実施形態において第2の方向は、第1の方向と直交する方向である。すなわち、複数の貫通孔22は、正方格子状に配列されている。各貫通孔22の平面形状は、円形である。各貫通孔22は、尿を通過させる一方、粒状体30は通過させない。
図10に示すように、仕切部20の下面は、孔間領域R1(第1の孔間領域)、孔間領域R2(第2の孔間領域)、内部領域R3、及び周辺領域R4を含んでいる。同図は、仕切部20の下面を示している。ただし、同図においては、後述する窪み24の図示を省略している。孔間領域R1は、第1の方向に沿って隣り合う貫通孔22どうしの間の領域である。孔間領域R2は、第2の方向に沿って隣り合う貫通孔22どうしの間の領域である。各孔間領域R1,R2の幅は、各貫通孔22の径に等しい。内部領域R3は、孔間領域R1及び孔間領域R2で囲まれた領域である。本実施形態において内部領域R3は、矩形状をしている。周辺領域R4は、仕切部20の下面における孔間領域R1、孔間領域R2及び内部領域R3以外の領域である。周辺領域R4は、仕切部20の縁に沿った枠状の領域である。全ての貫通孔22は、周辺領域R4の内側に存在している。
図7からわかるように、仕切部20の下面には、窪み24が設けられている。窪み24は、下部空間S2に溜まった尿からの臭気を捕捉する。仕切部20は、窪み24が設けられた部分において薄化されている。それゆえ、窪み24の底部(仕切部20の上面に最も近い部分)は、貫通孔22の下端よりも上方に位置している。仕切部20の下面には、窪み24が1つだけ設けられている。窪み24は、孔間領域R1、孔間領域R2、内部領域R3、及び周辺領域R4にわたって設けられている。すなわち、窪み24は、孔間領域R1、孔間領域R2、内部領域R3、及び周辺領域R4の全てに存在している。
窪み24の深さd1(図8及び図9参照)は、仕切部20の厚みd2の1/4以上であることが好ましく、1/2以上であることがより好ましい。厚みd2は、窪み24が設けられていない部分における仕切部20の厚みであり、各貫通孔22の長さに等しい。厚みd2は、例えば5mm以上20mm以下である。仕切部20の下面において、窪み24が設けられた部分の面積は、貫通孔22が設けられた部分の面積(複数の貫通孔22の開口面積の総和)よりも大きいことが好ましい。また、底面視で(図7参照)、仕切部20に占める窪み24の面積割合は、25%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましい。ここで、仕切部20に占める窪み24の面積割合は、仕切部20の下面における窪み24が設けられた部分の面積の当該下面全体(貫通孔22が設けられた部分も含む。)の面積に対する割合である。
窪み24は、各貫通孔22から離間している。それゆえ、窪み24は、貫通孔22と連続していない。仕切部20の下面において窪み24は、各貫通孔22から2mm以上離間していることが好ましい。窪み24は、仕切部20の縁からも離間している。このため、窪み24は、各領域(孔間領域R1、孔間領域R2、内部領域R3、周辺領域R4)の一部にのみ存在している。
動物用トイレ1の効果を説明する。動物用トイレ1においては、仕切部20の下面に、下部空間S2に溜まった尿からの臭気を捕捉する窪み24が設けられている。このため、下部空間S2に溜まった尿から悪臭が発生した場合であっても、その臭気の少なくとも一部を窪み24で捕捉することができる。これにより、当該臭気が貫通孔22を通じて上部空間S1まで上昇するのを防ぐことができる。したがって、下部空間S2に溜まった尿の臭気が上部空間S1まで上昇する事態を起こりにくくした動物用トイレ1が実現されている。
窪み24の深さd1を大きくした方が、捕捉された臭気が窪み24から逃げにくくなる。かかる観点から、深さd1は、仕切部20の厚みd2の1/4以上であることが好ましく、1/2以上であることがより好ましい。他方、深さd1が大きすぎると、仕切部20の強度が不充分になりかねない。かかる観点から、深さd1は、厚みd2の3/4以下であることが好ましい。
仕切部20の下面において窪み24の設けられた部分の面積が貫通孔22の設けられた部分の面積よりも大きい場合、窪み24に捕捉される臭気の割合を増やす(貫通孔22を通じて上部空間S1まで上昇してしまう臭気の割合を減らす)のに有利である。
仕切部20に占める窪み24の面積割合を大きくした方が、多くの臭気を窪み24で捕捉しやすくなる。かかる観点から、底面視で仕切部20に占める窪み24の面積割合は、25%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましい。他方、当該面積割合が大きすぎると、仕切部20の強度が不充分になりかねない。かかる観点から、上記面積割合は、75%以下であることが好ましい。
窪み24は、貫通孔22から離間している。このように窪み24を貫通孔22から隔離することにより、窪み24に捕捉された臭気が貫通孔22を通じて上部空間S1に漏れるのを防ぐことができる。また、窪み24を貫通孔22から隔離することは、仕切部20の強度を確保する上でも有利である。かかる観点から、仕切部20の下面において窪み24は、各貫通孔22から2mm以上離間していることが好ましい。仕切部20がプラスチック製である場合、このようにして仕切部20の強度を充分に確保することが特に重要となる。
仕切部20の下面には、窪み24が1つだけ設けられている。この場合、複数の窪み24を設ける場合に比して、仕切部20の下面の広範囲に窪み24を行き渡らせやすいという利点がある。
仕切部20は、第1及び第2の方向に沿って二次元的に配列された複数の貫通孔22を有している。このように複数の貫通孔22を設けることにより、上部空間S1から下部空間S2へ尿を円滑に移動させることができる。
窪み24は、仕切部20の下面の内部領域R3に存在している。内部領域R3は、四角形の頂点に対応する位置に配された4つの貫通孔22の内側の領域である。かかる内部領域R3に窪み24を設けることにより、臭気が当該貫通孔22を通じて上部空間S1まで上昇するのを効果的に防ぐことができる。
窪み24は、仕切部20の下面の周辺領域R4に存在している。周辺領域R4は、仕切部20の縁に沿った領域である。かかる周辺領域R4に窪み24を設けることにより、臭気が仕切部20の縁(当該縁と容器10との隙間)を通じて上部空間S1まで上昇するのを効果的に防ぐことができる。
窪み24は、孔間領域R1、孔間領域R2、内部領域R3、及び周辺領域R4の全てに存在している。これにより、仕切部20の下面の広範囲に窪み24を行き渡らせることができる。
各粒状体30は、撥水性を有している。この場合、粒状体30上に***された尿の大部分は、粒状体30に吸収されずに、粒状体30どうしの隙間を透過することになる。これにより、尿を仕切部20まで円滑に導くことができる。
動物用トイレ1には、仕切部20によって上部空間S1と下部空間S2とに区画された内部空間を有する容器10が設けられている。この場合、1つの容器(容器10)で上部空間S1及び下部空間S2を有する動物用トイレ1を実現することができる。このことは、動物用トイレ1の構成を簡易化するのに有利である。
仕切部20は、容器10に固定されていない。この場合、容器10に対する仕切部20の着脱が容易になる。
仕切部20は、張出部10c上に載置されている。これにより、容器10に固定することなく仕切部20を容器10内の所定の位置に留めておくことができる。
下部空間S2には、吸水性シート40が配設されている。これにより、下部空間S2に溜まった尿を吸水性シート40内に閉じ込めることができる。このため、当該尿に起因する悪臭の発生を緩和することができる。
動物用トイレ1には、容器10に対して抜き挿しすることが可能な引出部14が設けられている。これにより、使用済みの吸水性シート40を新しいものと交換する作業を楽に行うことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、仕切部20の下面に窪み24が1つだけ設けられている場合を例示した。しかし、仕切部20の下面には、例えば図11及び図12に示すように、複数の窪み24が設けられていてもよい。両図においては、孔間領域R1及び孔間領域R2に、窪み24が存在していない。図11においては、内部領域R3及び周辺領域R4にのみ窪み24が存在している。図12においては、内部領域R3にのみ窪み24が存在している。
このように複数の窪み24を設ける場合、窪み24どうしの間において仕切部20が薄化されないため、仕切部20の強度を確保するのに有利である。また、貫通孔22どうしの間は、仕切部20において比較的脆弱な部分である。それゆえ、孔間領域R1及び孔間領域R2に窪み24を設けないことは、仕切部20の強度を確保するのに特に有利である。
上記実施形態においては、貫通孔22の平面形状が円形である場合を例示した。しかし、貫通孔22の平面形状は、任意であり、例えば、矩形等の多角形であってもよいし、楕円形であってもよい。
上記実施形態においては、引出部14が設けられた場合を例示した。しかし、引出部14を設けることは必須でない。引出部14を設けない場合、吸水性シート40は、底面部10a上に直接配設される。その場合、当然ながら、側面部10bに開口12は設けられない。
上記実施形態においては、下部空間S2に吸水性シート40が配設される場合を例示した。しかし、下部空間S2に吸水性シート40を配設することは必須でない。吸水性シート40を配設しない場合、引出部14も設けられない。
上記実施形態においては、上部空間S1及び下部空間S2が1つの容器10で構成されている場合を例示した。しかし、例えば図13に示すように、上部空間S1を構成する容器52と下部空間S2を構成する容器54とが別々に設けられていてもよい。同図において各容器52,54は、底面部及び側面部を有する箱状をしている。容器52は、容器54上に積み重ねられている。そして、容器52の底面部が仕切部20となっている。
上記実施形態においては、粒状体30として撥水性の粒状体を用いる場合を例示した。しかし、粒状体30としては、透水性の粒状体を用いてもよい。透水性の粒状体は、その内部を尿が通過するように構成されている。
1 動物用トイレ
10 容器
10a 底面部
10b 側面部
10c 張出部
12 開口
14 引出部
15 把手
20 仕切部
22 貫通孔
24 窪み
30 粒状体
40 吸水性シート
52 容器
54 容器
R1 孔間領域(第1の孔間領域)
R2 孔間領域(第2の孔間領域)
R3 内部領域
R4 周辺領域
S1 上部空間
S2 下部空間

Claims (22)

  1. 尿を通過させる貫通孔を有する仕切部と、
    前記仕切部の上方に存在し、複数の粒状体が配設される上部空間と、
    前記仕切部の下方に存在し、前記貫通孔を通過した前記尿が溜まる下部空間と、を備え、
    前記仕切部の下面には、前記下部空間に溜まった前記尿からの臭気を捕捉する窪みが設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  2. 請求項1に記載の動物用トイレにおいて、
    前記窪みの深さは、前記仕切部の厚みの1/4以上である動物用トイレ。
  3. 請求項2に記載の動物用トイレにおいて、
    前記窪みの深さは、前記仕切部の厚みの1/2以上である動物用トイレ。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記仕切部の前記下面において、前記窪みが設けられた部分の面積は、前記貫通孔が設けられた部分の面積よりも大きい動物用トイレ。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    底面視で、前記仕切部に占める前記窪みの面積割合は、25%以上である動物用トイレ。
  6. 請求項5に記載の動物用トイレにおいて、
    底面視で、前記仕切部に占める前記窪みの面積割合は、50%以上である動物用トイレ。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記窪みは、前記貫通孔から離間している動物用トイレ。
  8. 請求項7に記載の動物用トイレにおいて、
    前記仕切部の前記下面において前記窪みは、前記貫通孔から2mm以上離間している動物用トイレ。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記仕切部の前記下面には、前記窪みが1つだけ設けられている動物用トイレ。
  10. 請求項1乃至8の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記仕切部の前記下面には、複数の前記窪みが設けられている動物用トイレ。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記仕切部は、第1の方向及び前記第1の方向と交わる第2の方向に沿って二次元的に配列された複数の前記貫通孔を有し、
    前記仕切部の前記下面は、前記第1の方向に沿って隣り合う前記貫通孔どうしの間の領域である第1の孔間領域と、前記第2の方向に沿って隣り合う前記貫通孔どうしの間の領域である第2の孔間領域と、前記第1及び第2の孔間領域で囲まれた領域である内部領域と、前記第1及び第2の孔間領域並びに前記内部領域以外の領域である周辺領域とを含む動物用トイレ。
  12. 請求項11に記載の動物用トイレにおいて、
    前記第1及び第2の孔間領域には、前記窪みが存在しない動物用トイレ。
  13. 請求項11又は12に記載の動物用トイレにおいて、
    前記内部領域には、前記窪みが存在する動物用トイレ。
  14. 請求項11乃至13の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記周辺領域には、前記窪みが存在する動物用トイレ。
  15. 請求項11に記載の動物用トイレにおいて、
    前記窪みは、前記第1及び第2の孔間領域、前記内部領域、並びに前記周辺領域の全てに存在する動物用トイレ。
  16. 請求項1乃至15の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記仕切部は、プラスチック製である動物用トイレ。
  17. 請求項1乃至16の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記各粒状体は、撥水性を有する動物用トイレ。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    底面部及び側面部を有する箱状の容器を備え、
    前記仕切部は、前記容器の内部空間を前記上部空間と前記下部空間とに区画するように配置される動物用トイレ。
  19. 請求項18に記載の動物用トイレにおいて、
    前記仕切部は、前記容器に固定されていない動物用トイレ。
  20. 請求項19に記載の動物用トイレにおいて、
    前記容器は、前記側面部から当該容器の内側に張り出すように設けられた張出部を有し、
    前記仕切部は、前記張出部上に載置されている動物用トイレ。
  21. 請求項18乃至20の何れかに記載の動物用トイレにおいて、
    前記下部空間に配設され、前記貫通孔を通過した前記尿を吸収する吸水性シートを備える動物用トイレ。
  22. 請求項21に記載の動物用トイレにおいて、
    前記吸水性シートが収容される引出部を備え、
    前記容器の前記側面部には、開口が形成されており、
    前記引出部は、前記開口を通じて前記容器に対して抜き挿しすることが可能である動物用トイレ。
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