JP2022109519A - 直動アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ねじ軸とナットの一方の回転運動を他方の直線運動に変換するねじ機構と、そのねじ軸とナットの一方を正逆回転させる駆動機構とを備える直動アクチュエータに関し、特に、ねじ機構と駆動機構をケースでユニット化したものに関する。
直動アクチュエータは、ねじ軸を回転させてナットを直動させるねじ軸回転タイプと、ナットを回転させてねじ軸を直動させるナット回転タイプとに大別される。
従来、ねじ機構の直動ねじ要素(ねじ軸回転タイプではナット、ナット回転タイプではねじ軸)が直動アクチュエータの出力部として構成されている。
直動アクチュエータの出力部が軸方向に直動するストロークを一定に制限するため、そのストロークの終端位置において直動ねじ要素の軸方向移動を規制することがある。その規制手段としてケースやねじ軸にストッパを設け、出力部である直動ねじ要素をストッパとの当接によって停止させるようにしている(例えば、特許文献1)。
直動アクチュエータの出力部である直動ねじ要素を相手部材と非連結に配置する使用環境も考えられる。このような使用環境の場合、相手部材を直動アクチュエータに対して配置する位置決めの際に軸方向の位置ずれが発生したり、相手部材が直動アクチュエータから独立して軸方向に動いたりすることがある。このため、駆動機構による直動ねじ要素の前進時、直動ねじ要素が相手部材に衝突し、回転ねじ要素と直動ねじ要素が噛み込むと、ねじ機構は、その後に駆動機構から回転ねじ要素に逆回転力を与えても直動ねじ要素を移動させることができないロック状態になってしまうことがある。
特許文献1の直動アクチュエータでは、ねじ機構のバックラッシと弾性部材を組み合わせて前進時の噛み込みを防止している。
しかしながら、直動アクチュエータでは、直動ねじ要素の後進行程の終端位置を定めるストッパの位置が各種誤差の影響により適切でない場合や、直動ねじ要素の後進制御が適切でない場合、駆動機構による直動ねじ要素の後進時、後進行程の終端位置で直動ねじ要素がストッパに衝突し、回転ねじ要素と直動ねじ要素が噛み込んでロック状態になる可能性がある。
上述の背景に鑑み、この発明が解決しようとする課題は、直動アクチュエータの直動ねじ要素が後進し切った際のロック状態発生を防止することにある。
上記の課題を達成するため、この発明は、第一ねじ要素の回転力を第二ねじ要素の軸方向の推力に変換するねじ機構と、前記第一ねじ要素に前記回転力を与える駆動機構と、前記駆動機構と前記ねじ機構とを支持するケースとを備える直動アクチュエータにおいて、後進方向の前記推力により前記ケースに対して後進し切った前記第二ねじ要素の後端面と前記第一ねじ要素の前端面との間に介在する後退ストッパをさらに備え、前記第二ねじ要素は、前記ケースに対して回り止めされており、前記後退ストッパは、前記第一ねじ要素の回転に対して抵抗する部位の摩擦係数を前記第一ねじ要素の前端面及び前記第二ねじ要素の後端面の摩擦係数よりも小さくしたものである構成を採用したものである。
上記構成の採用により、ケースに対して回り止めされた第二ねじ要素は、第一ねじ要素の回転に伴ってケースに対して後進させられ、その第二ねじ要素が後進行程の終端位置に達した際、後退ストッパが第二ねじ要素の後端面と第一ねじ要素の前端面との間に介在している。その後退ストッパが第一ねじ要素の回転に対して抵抗する部位の摩擦係数を前記第一ねじ要素の前端面及び前記第二ねじ要素の後端面の摩擦係数よりも小さくしたものであるから、後進し切った第二ねじ要素を前進させる際、第一ねじ要素の回転に抵抗する摩擦力を、第一ねじ要素の前端面と第二ねじ要素の後端面を直接に摺動させる場合の摩擦力に比して小さくすることができる。このため、第二ねじ要素が後進し切った際に第一ねじ要素と第二ねじ要素の噛み込みが生じても、駆動機構で第一ねじ要素を回転させて噛み込みを解消し易くなり、これにより、ロック状態の発生を防止することができる。
前記後退ストッパは、スラスト転がり軸受からなるとよい。このようにすると、第一ねじ要素の回転に対して抵抗する部位の大部分が転がり摩擦になるので、摩擦係数を小さくするのに好適である。
また、前記後退ストッパは、スラストニードル軸受からなるとよい。このようにすると、転動体と軌道面が線接触になるので、スラスト玉軸受に比して、スラスト荷重を受けた際に軌道面の接触部が窪みにくく、第一ねじ要素を回転させる際に転動体が転がり易くなり、転がり抵抗を抑えることができる。
また、前記後退ストッパは、前記第一ねじ要素の前端面と前記第二ねじ要素の後端面を軌道面としたものであるとよい。このようにすると、部品点数を抑えることができる。
また、前記第一ねじ要素、前記第二ねじ要素及び前記ケースに対して軸方向に往復移動可能に配置された出力軸と、前記第二ねじ要素の前進方向の前記推力を前記出力軸まで伝達するように前記出力軸と前記第二ねじ要素との間に配置され、前記出力軸が前進可能な状態で前進方向の前記推力を伝達する場合に前記第二ねじ要素と前記出力軸を前進方向に連動させ、前記出力軸が前進不可な状態で前進方向の前記推力を伝達する場合に前記第二ねじ要素に後進方向の弾性反発力を与えかつ前記出力軸に前進方向の弾性反発力を与える弾性要素とをさらに備え、後進方向の前記推力を前記出力軸に伝達すると共に前記第二ねじ要素に対する前記出力軸の前進を規制する係止部が前記第二ねじ要素に設けられているとよい。このようにすると、出力軸を直動アクチュエータの出力部とし、第二ねじ要素を直動ねじ要素として、駆動機構による第二ねじ要素の前進駆動中、第二ねじ要素の前進方向の推力が弾性要素を介して出力軸に伝達されるので、第二ねじ要素と出力軸を前進方向に連動させることが可能である。また、駆動機構による第二ねじ要素の後進駆動中、第二ねじ要素の後進方向の推力が係止部を介して出力軸に伝達されると共に第二ねじ要素に対する出力軸の前進が規制されるので、第二ねじ要素と出力軸を後進方向に連動させることが可能である。第二ねじ要素の前進駆動中に出力軸が相手部材に衝突した場合、弾性要素の弾性反発力が第二ねじ要素に対して後進方向に与えられ、出力軸に対して前進方向に与えられるので、衝突時の衝撃が弾性要素で吸収されると共に、第二ねじ要素の前進速度が減速させられる。このため、第一ねじ要素と第二ねじ要素の噛み込みが防止され、これにより、ねじ機構でのロック状態発生を防止することができる。
また、前記第二ねじ要素は、軸方向に延びる中空軸部と、前記中空軸部の内側に配置された前記弾性要素の後端を受ける後壁部とを有し、前記出力軸は、前記弾性要素の前端を受けるように前記中空軸部の内側に配置された後部を有し、前記第二ねじ要素の後端面は、前記後壁部に形成されているとよい。このようにすると、弾性要素及び出力軸の後部を係止部と後壁部で第二ねじ要素の中空軸部内に保持したサブユニットとし、その後壁部を利用した後端面で後退ストッパを受けることができる。
また、前記第一ねじ要素は、径方向に突き出た鍔部を有し、前記第一ねじ要素の前端面は、前記鍔部に形成されており、前記後退ストッパに対して後方の位置で前記鍔部と前記ケースとの間に介在するスラスト転がり軸受が配置されているとよい。このようにすると、第一ねじ要素の鍔部の前端面で後退ストッパを受け、その際、鍔部を後方側からスラスト転がり軸受で支持し、後退ストッパからのスラスト荷重による鍔部の変形を防ぎ、ひいては後退ストッパの変形を防いで第一ねじ要素に対する回転抵抗の増大を防止することができる。
上述のように、この発明は、上記構成の採用により、直動アクチュエータの直動ねじ要素が後進し切った際のロック状態発生を防止することができる。
以下、この発明の第一実施形態を添付の図1、図2に基づいて説明する。
図1に示すこの直動アクチュエータは、第一ねじ要素1の回転力を第二ねじ要素2の軸方向の推力に変換するねじ機構と、第一ねじ要素1に回転力を与える駆動機構3と、駆動機構3と前述のねじ機構とを支持するケース4と、第一ねじ要素1、第二ねじ要素2及びケース4に対して軸方向に往復移動可能に配置された出力軸5と、出力軸5を第二ねじ要素2に対して前進方向に付勢する弾性要素6と、第一ねじ要素1と第二ねじ要素2との間に配置された後退ストッパ7と、第一ねじ要素1とケース4との間に配置されたスラスト転がり軸受8と、を備える。
ここで、軸方向とは、第一ねじ要素1の回転軸線に沿った方向のことをいう。以下、その回転軸線に対して直角な方向のことを径方向といい、その回転軸線回りに一周する方向を円周方向という。また、第二ねじ要素2が相手部材Pに向かって軸方向に図中右方へ移動する方向を前進方向(前方)とし、第二ねじ要素2が軸方向に図中左方へ移動する方向を後進方向(後方)とする。
第一ねじ要素1は、ケース4に対して回転可能かつ軸方向に移動不可に配置されている。第一ねじ要素1は、雄ねじ部1aと、雄ねじ部1aの後方側から径方向に突き出た鍔部1bと、鍔部1bに形成された前端面1cとを一体に形成した雄ねじ部品からなる。第一ねじ要素1の全体は、金属、例えば、鉄系材料によって形成されている。
第一ねじ要素1は、その後方側の端部で開口した中空軸状になっている。第一ねじ要素1の中空部に駆動機構3の駆動軸3aが連結されている。第一ねじ要素1の鍔部1bは、ケース4の内周によって径方向に支持されている。第一ねじ要素1の前端面1cは、径方向に沿い、円周方向の全周に連続する円環面状に形成されている。
駆動機構3は、駆動軸3aから回転を出力する電動モータからなる。駆動機構3は、駆動軸3aを正逆回転させることができる。駆動軸3aと 第一ねじ要素1の中空部は、正逆回転のいずれの回転方向にも回転力を伝達可能に嵌合されている。なお、この回転伝達構造は、二面幅やDカットといった多角形状、またはスプライン等が適用される。駆動機構3の駆動軸3aと第一ねじ要素1とを直結した例を示したが、駆動軸と第一ねじ要素とを平行に配置したり、駆動軸と第一ねじ要素間に回転力を伝達する歯車機構を追加したりすることも可能である。
ケース4は、第一ねじ要素1及び第二ねじ要素2を支持するねじケース4aと、ねじケース4aの前端部に合わさったフロントカバー4bと、フロントカバー4bをねじケース4aの前端部に締結する複数のボルト4cと、駆動機構3を支持するモータホルダ4dと、モータホルダ4dをねじケース4aの後端部に締結するボルト4eとで構成されている。モータホルダ4dは、駆動機構3の駆動軸3aと第一ねじ要素1の同軸配置及び結合状態を保つ。
第二ねじ要素2は、ケース4に対して回転不可かつ軸方向に移動可能に配置されている。第二ねじ要素2は、第一ねじ要素1の雄ねじ部1aにねじ嵌合された雌ねじ部2aと、雌ねじ部2aを取り囲むように軸方向に延びる中空軸部2bと、中空軸部2bと雌ねじ部2aの後方側を繋ぐ後壁部2cと、後壁部2cに形成された後端面2dとを一体に形成したナットを有する。
中空軸部2bの外径面は、ねじケース4aの内側と軸方向に摺動可能に接触する嵌め合い面を含み、ねじケース4aの内側によって径方向に支持されている。
また、中空軸部2bには、中空軸部2bの外径面から径方向に延びるピン挿入孔が形成されている。中空軸部2bのピン挿入孔には、第二ねじ要素2をケース4に対して回り止めするためのピン9が圧入されている。
ねじケース4aには、軸方向に延びるスリット部4fが形成されている。中空軸部2bに固定されたピン9は、ねじケース4aのスリット部4fの空間に挿入されている。第二ねじ要素2に回転力が与えられると、ピン9がスリット部4fと回転方向に係合するため、第二ねじ要素2はケース4に対して回転することができない。なお、回り止め構造は他のものでもよく、ピンを用いずに多角断面形状のナットとねじケースの嵌合構造でもよい。
出力軸5は、軸方向に延びる段付き軸部5aと、中空軸部2bの内側に配置された後部5bとを有する。
段付き軸部5aは、前方に向かって小径となっている。段付き軸部5aは、フロントカバー4bの貫通口を通じて相手部材Pと軸方向に対向する。段付き軸部5aの小径側軸部は、相手部材Pに軸方向に突き当てられる。なお、相手部材Pと出力軸5は、各々が独立して軸方向に移動可能な非連結の状態で配置されており、常に軸方向に一体で移動するとは限らない。
出力軸5の後部5bは、中空軸部2bの内側に対して軸方向に摺動可能に嵌合されている。中空軸部2bの内側には、出力軸5の後部5bを中空軸部2bに対して抜け止めする係止部10が設けられている。係止部10は、止め輪からなる。係止部10は、中空軸部2bの内側に形成された止め輪溝に取り付けられている。
弾性要素6は、環状ばねからなる。環状ばねとして、圧縮コイルばねが採用されている。弾性要素6は、複数のばね部材で構成してもよい。
弾性要素6は、中空軸部2bの内側において後壁部2cと出力軸5の後部5bとの間に配置されている。後壁部2c、後部5bは、それぞれ対応の弾性要素6の後端又は前端を受ける。係止部10は、第二ねじ要素2の後進方向の推力を出力軸5に伝達すると共に、弾性要素6によって生成される弾性反発力に抗して中空軸部2bに対する出力軸5の前進を阻止する。
図2に示すように、フロントカバー4bは、出力軸5の段付き軸部5aの大径側軸部の前端と軸方向に対向する後端面4gを有する。フロントカバー4bの後端面4gbは、径方向に沿う環状平坦面からなる。フロントカバー4bの後端面4gは、出力軸5との接触によってケース4に対する出力軸5の前進を停止させる部位となる。また、フロントカバー4bの後端面4gは、出力軸5との接触後にさらに第二ねじ要素2が前進した場合に中空軸部2bの前端と接触することによってケース4に対する第二ねじ要素2の前進を停止させる部位となる。すなわち、フロントカバー4bの後端面4gは、ケース4に対する出力軸5の往復移動のストロークの前進側終端位置(前進限界位置)と、ケース4に対する第二ねじ要素2の前進行程の終端位置とを定める部位となる。
出力軸5は、前述のように一定の往復移動のストロークの範囲内でケース4に対して軸方向に往復移動可能に配置されている。出力軸5は、この直動アクチュエータの出力部となる部位であり、出力軸5の往復移動のストロークは、この直動アクチュエータで相手部材Pの軸方向位置を調整可能な駆動範囲に相当する。
ここで、図1は、駆動機構3に基づく後進方向の推力で第二ねじ要素2が後進し切った状態を示し、図2は、出力軸5がフロントカバー4bの後端面4gに接触するまで第二ねじ要素2が前進方向の推力で前進したときの状態を示す。駆動機構3による第二ねじ要素2の前後進のストロークは、出力軸5の往復移動のストロークよりも長く、その冗長分は、弾性要素6を駆動機構3によって図2の状態からさらに圧縮させられる軸方向長さに基づく。
弾性要素6は、予め所定の圧縮状態で中空軸部2bの内側に配置されている。これは、相手部材Pやケース4側から抵抗を受けずに第二ねじ要素2及び出力軸5が前進又は後進する際、係止部10、出力軸5経由で伝達された推力で弾性要素6が一層軸方向に圧縮されることを避け、第二ねじ要素2の前進又は後進に連動して出力軸5を前進又は後進させ、第二ねじ要素2の前進又は後進に対する出力軸5のストロークの損失を実質的に無くすためである。
図1に示す第二ねじ要素2を駆動機構3によって前進駆動する場合を考える。この場合、出力軸5がフロントカバー4bの後端面4gに接触するまでの間、第二ねじ要素2の後壁部2cと弾性要素6と係止部10によって第二ねじ要素2と出力軸5の前進が連動させられる。やがて出力軸5が図2の位置に達すると、出力軸5がフロントカバー4bの後端面4gに当接して停止させられる。第二ねじ要素2が図2の状態からさらに前進する場合、出力軸5に対して第二ねじ要素2が前進していき、出力軸5の後部5bと第二ねじ要素2の後壁部2cとの間の軸方向間隔が狭くなっていく。このため、弾性要素6が軸方向に圧縮され、その弾性反発力が後壁部2cに後進方向に与えられ、出力軸5に前進方向に与えられてケース4に受けられる。このため、後壁部2cに与えられた後進方向の弾性反発力は、第二ねじ要素2の前進を減速させる作用を奏する。この後進方向の弾性反発力は、中空軸部2bの前端がフロントカバー4bの後端面4gに当接して第二ねじ要素2が停止させられるまで次第に大きくなる。このため、第二ねじ要素2の前進行程の終端位置での第二ねじ要素2の前進速度は減速させられており、中空軸部2bの前端とフロントカバー4bの後端面4gの当接は、第一ねじ要素1の雄ねじ部1aと第二ねじ要素2の雌ねじ部2aの噛み込みでロック状態が発生する程の勢いになりにくく、仮に中空軸部2bの前端とフロントカバー4bの後端面4gの衝突が生じたとしても弾性要素6の衝撃吸収作用で雄ねじ部1aと雌ねじ部2aの噛み込みが防止される。これにより、第二ねじ要素2の前進時、雄ねじ部1aと雌ねじ部2a間が高摩擦状態とならず、ねじ機構でのロック状態発生が防止される。
なお、この実施形態では、第二ねじ要素2の前進行程の終端位置をケース4との接触で定めるようにしたが、弾性要素6の弾性反発力で第二ねじ要素2の前進行程の終端位置を定めてもよい。すなわち、駆動機構3の最大出力に基づく第二ねじ要素2の推力と同等以上の弾性反発力を生成可能な弾性要素6を採用すれば、出力軸5の前進停止後に増大する弾性要素6の弾性反発力で第二ねじ要素2の前進が停止させられる位置が前進行程の終端位置となる。
今、図2の状態から駆動機構3によって第二ねじ要素2を後進駆動する場合を考える。この場合、第二ねじ要素2の係止部10と出力軸5の後部5bと弾性要素6によって第二ねじ要素2と出力軸5の後進が連動させられ、図1の状態に戻っていく。後退ストッパ7は、後進する第二ねじ要素2の後端面2dから当接されて第二ねじ要素2の後進を停止させると共に、第一ねじ要素1と第二ねじ要素2間で作用する純スラスト荷重を支持する。第二ねじ要素2が後進し切った場合でも、後退ストッパ7の介在により、第一ねじ要素1と第二ねじ要素2は、非接触の状態に保たれる。
その後退ストッパ7は、第一ねじ要素1の鍔部1bの外周とねじケース4aの内周との間に嵌着された軸受からなる。後退ストッパ7は、後進方向の推力によりケース4に対して後進し切った第二ねじ要素2の後端面2dと第一ねじ要素1の前端面1cとの間に介在するように配置されている。
第一ねじ要素1の鍔部1bの前端面1cと、第二ねじ要素2の後壁部2cの後端面2dとは、互いに軸方向に対向する位置にある。これら前端面1c、後端面2dは、それぞれ径方向に沿い、互いに対面する環状面になっている。
後退ストッパ7は、鍔部1bの前端面1cに接する軌道盤7a、後壁部2cの後端面2dに接する軌道盤7bと、軌道盤7a、7bに形成された軌道面間に介在する複数の転動体7cと、これら転動体7cを保持する保持器7dとで構成されている。転動体7cは、ニードルからなる。すなわち、後退ストッパ7は、スラスト転がり軸受の一種であるスラストニードル軸受からなる。後退ストッパ7の保持器7dは、第一ねじ要素1の鍔部1bの外周によって径方向に案内される。鍔部1bが後退ストッパ7を径方向に支持する保持器嵌合部位の外径は、鍔部1bの外径よりも小さくなっている。これは、保持器7dを径方向に案内する接触部の面積を減らし、案内時のすべり抵抗を抑制するためである。
後退ストッパ7が第一ねじ要素1の回転に対して抵抗する部位は、軌道盤7a、7bの各軌道面と各転動体7cとの間で生じる複数の転がり摩擦部、転動体7cと保持器7dの滑り摩擦部、保持器7dと鍔部1bの滑り摩擦部で実質的に決まる。すなわち、これら摩擦部に基づく摩擦係数は、駆動機構3から与える駆動力で第二ねじ要素2を前進させる方向に第一ねじ要素1を回転させる際、後退ストッパ7が第一ねじ要素1に与える回転抵抗に対応する。その摩擦係数は、第一ねじ要素1の前端面1c及び第二ねじ要素2の後端面2dの摩擦係数よりも小さい。すなわち、後進し切った第二ねじ要素2の後端面2dが第一ねじ要素1の前端面1cに当接する仮想比較例において当該後端面2dと前端面1cが密着させられた環状面同士の接触部における摩擦係数で決まる回転抵抗に比して、図示の後退ストッパ7を構成する軸受の軸受回転トルクは、明らかに小さい。このため、第二ねじ要素2が後進し切った際に第一ねじ要素1の雄ねじ部1aと第二ねじ要素2の雌ねじ部2aで噛み込みが生じても、駆動機構3で第一ねじ要素1を回転させて噛み込みを解消し易くなる。これにより、第二ねじ要素2の後進時、ねじ機構でのロック状態発生が防止される。
なお、後退ストッパは、第一ねじ要素の回転に対して抵抗する部位の摩擦係数を第一ねじ要素の前端面及び第二ねじ要素の後端面の摩擦係数よりも小さくするものであればよく、スラスト玉軸受でもよいし、固体潤滑軸受、無潤滑軸受、自己潤滑軸受、焼結含油軸受等のスラスト滑り軸受でもよい。
スラスト転がり軸受8は、第一ねじ要素1の鍔部1bとねじケース4aの後端壁との間に介在するようにねじケース4aの内周に嵌着されている。スラスト転がり軸受8は、軸方向に対面する軌道盤8a、8bと、軌道盤8a、8bに形成された軌道面間に介在する複数の転動体8cと、これら転動体8cを保持する保持器8dとからなる。転動体8cは、ニードルからなる。すなわち、スラスト転がり軸受8は、スラストニードル軸受からなる。
スラスト転がり軸受8は、第一ねじ要素1の鍔部1bとねじケース4aの後端壁間で作用する純スラスト荷重を支持する。この支持により、後退ストッパ7からの後進方向のスラスト荷重を鍔部1bで受けた際の鍔部1bの変形が防止され、ひいては、後退ストッパ7の軌道面が歪になって軸受回転トルクの増大に至ることが防止される。
この直動アクチュエータは、上述のように、第一ねじ要素1の回転力を第二ねじ要素2の軸方向の推力に変換するねじ機構と、第一ねじ要素1に回転力を与える駆動機構3と、駆動機構3とねじ機構とを支持するケース4と、後進方向の推力によりケース4に対して後進し切った第二ねじ要素2の後端面2dと第一ねじ要素1の前端面1cとの間に介在する後退ストッパ7とを備え、第二ねじ要素2がケース4に対して回り止めされており、後退ストッパ7が第一ねじ要素1の回転に対して抵抗する部位の摩擦係数を第一ねじ要素1の前端面1c及び第二ねじ要素2の後端面2dの摩擦係数よりも小さくしたものであることにより、ケース4に対して回り止めされた第二ねじ要素2が第一ねじ要素1の回転に伴ってケース4に対して後進させられ、その第二ねじ要素2が後進行程の終端位置に達した際、後退ストッパ7が第二ねじ要素2の後端面2dと第一ねじ要素1の前端面1cとの間に介在している。その後退ストッパ7が第一ねじ要素1の回転に対して抵抗する部位の摩擦係数を第一ねじ要素1の前端面1c及び第二ねじ要素2の後端面2dの摩擦係数よりも小さくしたものであるから、後進し切った第二ねじ要素2を前進させる際、第一ねじ要素1の回転に抵抗する摩擦力を、第一ねじ要素1の前端面1cと第二ねじ要素2の後端面2dを直接に摺動させる場合の摩擦力に比して小さくすることができる。このため、第二ねじ要素2が後進し切った際に第一ねじ要素1と第二ねじ要素2の噛み込みが生じても、駆動機構3で第一ねじ要素1を回転させて噛み込みを解消し易くなる。これにより、この直動アクチュエータは、その直動ねじ要素である第二ねじ要素2が後進し切った際のロック状態発生を防止することができる。
また、この直動アクチュエータは、後退ストッパ7がスラスト転がり軸受からなることにより、第一ねじ要素の回転に対して抵抗する部位の大部分が転がり摩擦になるので、摩擦係数を小さくするのに好適である。
また、この直動アクチュエータは、後退ストッパ7がスラストニードル軸受からなることにより、転動体7cと軌道面が線接触になるので、スラスト玉軸受に比して、転動体7cからのスラスト荷重で軌道盤7a、7bの各軌道面の接触部に生じる微小窪みが浅くなり、第一ねじ要素1を回転させる当初、転動体7cが微小窪みから転がり出るのに要する軸受回転トルクが小さくなり、ひいては、第一ねじ要素1を回転させる際に転動体7cが転がり易くなり、転動体7cと軌道面間の転がり抵抗を抑えることができる。
また、この直動アクチュエータは、第一ねじ要素1、第二ねじ要素2及びケース4に対して軸方向に往復移動可能に配置された出力軸5と、第二ねじ要素2の前進方向の推力を出力軸5まで伝達するように出力軸5と第二ねじ要素2との間に配置され、出力軸5が前進可能な状態で前進方向の推力を伝達する場合に第二ねじ要素2と出力軸5を前進方向に連動させ、出力軸5が前進不可な状態で前進方向の推力を伝達する場合に第二ねじ要素2に後進方向の弾性反発力を与えかつ出力軸5に前進方向の弾性反発力を与える弾性要素6とをさらに備え、後進方向の推力を出力軸5に伝達すると共に第二ねじ要素2に対する出力軸5の前進を規制する係止部10が第二ねじ要素2に設けられていることにより、出力軸5を直動アクチュエータの出力部とし、第二ねじ要素2を直動ねじ要素として、駆動機構3による第二ねじ要素2の前進駆動中、第二ねじ要素2の前進方向の推力が弾性要素6を介して出力軸5に伝達されるので、第二ねじ要素2と出力軸5を前進方向に連動させられ、また、駆動機構3による第二ねじ要素2の後進駆動中、第二ねじ要素2の後進方向の推力が係止部10を介して出力軸5に伝達されると共に第二ねじ要素2に対する出力軸5の前進が規制されるので、第二ねじ要素2と出力軸5を後進方向に連動させられ、第二ねじ要素2の前進駆動中に出力軸5が相手部材Pに衝突した場合、弾性要素6の弾性反発力が第二ねじ要素2に対して後進方向に与えられ、出力軸5に対して前進方向に与えられて衝突時の衝撃が弾性要素6で吸収されると共に、第二ねじ要素2の前進速度が減速させられ、これにより、第一ねじ要素1と第二ねじ要素2の噛み込みが防止され、ひいては、ねじ機構でのロック状態発生を防止することができる。
また、この直動アクチュエータは、第二ねじ要素2が軸方向に延びる中空軸部2bと、中空軸部2bの内側に配置された弾性要素6の後端を受ける後壁部2cとを有し、出力軸5が弾性要素6の前端を受けるように中空軸部2bの内側に配置された後部5bを有し、第二ねじ要素2の後端面2dが後壁部2cに形成されていることにより、弾性要素6及び出力軸5の後部5bを係止部10と後壁部2cで第二ねじ要素2の中空軸部2b内に保持したサブユニットとし、その後壁部2cを利用した後端面2dで後退ストッパ7を受けることができる。
また、この直動アクチュエータは、第一ねじ要素1が径方向に突き出た鍔部1bを有し、第一ねじ要素1の前端面1cが鍔部1bに形成されており、後退ストッパ7に対して後方の位置で鍔部1bとケース4との間に介在するスラスト転がり軸受8が配置されていることにより、第一ねじ要素1の鍔部1bの前端面1cで後退ストッパ7を受け、その際、鍔部1bを後方側からスラスト転がり軸受8で支持し、後退ストッパ7からのスラスト荷重による鍔部1bの変形を防ぎ、ひいては後退ストッパ7の変形を防いで第一ねじ要素1に対する回転抵抗の増大を防止することができる。
第二実施形態に係る直動アクチュエータを図3に基づいて説明する。以下では、第一実施形態との相違点を述べるに留める。
第二実施形態に係る後退ストッパ7、スラスト転がり軸受8は、それぞれ軌道盤を省略した点で第一実施形態と相違する。このため、後退ストッパ7は、第一ねじ要素1の前端面1cと第二ねじ要素2の後端面2dを軌道面とし、これらの間に保持器付きニードルを配置することによって構成されている。また、スラスト転がり軸受8は、第一ねじ要素1の鍔部1bの後端面とケース4の後端壁を軌道面とし、これらの間に保持器付きニードルを配置することによって構成されている。
この直動アクチュエータは、後退ストッパ7、スラスト転がり軸受8から軌道盤を省略した分、簡素な構造とし、部品点数を抑えることができる。
なお、上述の各実施形態では、第一ねじ要素1に雄ねじ部、第二ねじ要素2に雌ねじ部を設けたが、第一ねじ要素に雌ねじ部、第二ねじ要素に雄ねじ部を設けたねじ機構に変更することも可能である。この変更は、例えば、第一ねじ要素のねじ軸に中空軸部相当の部位を設け、これら中空軸部の内側に出力軸、弾性要素を保持させることで実現可能である。
また、ねじ機構として第一ねじ要素1と第二ねじ要素2のねじ山同士が直接に螺合する滑りねじを採用したが、ボールねじを採用することも可能である。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。したがって、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 第一ねじ要素
1b 鍔部
1c 前端面
2 第二ねじ要素
2b 中空軸部
2c 後壁部
2d 後端面
3 駆動機構
4 ケース
4f スリット部
5 出力軸
5b 後部
6 弾性要素
7 後退ストッパ
8 スラスト転がり軸受
9 ピン
10 係止部
1b 鍔部
1c 前端面
2 第二ねじ要素
2b 中空軸部
2c 後壁部
2d 後端面
3 駆動機構
4 ケース
4f スリット部
5 出力軸
5b 後部
6 弾性要素
7 後退ストッパ
8 スラスト転がり軸受
9 ピン
10 係止部
Claims (7)
- 第一ねじ要素の回転力を第二ねじ要素の軸方向の推力に変換するねじ機構と、前記第一ねじ要素に前記回転力を与える駆動機構と、前記駆動機構と前記ねじ機構とを支持するケースとを備える直動アクチュエータにおいて、
後進方向の前記推力により前記ケースに対して後進し切った前記第二ねじ要素の後端面と前記第一ねじ要素の前端面との間に介在する後退ストッパをさらに備え、
前記第二ねじ要素は、前記ケースに対して回り止めされており、
前記後退ストッパは、前記第一ねじ要素の回転に対して抵抗する部位の摩擦係数を前記第一ねじ要素の前端面及び前記第二ねじ要素の後端面の摩擦係数よりも小さくしたものであることを特徴とする直動アクチュエータ。 - 前記後退ストッパは、スラスト転がり軸受からなる請求項1に記載の直動アクチュエータ。
- 前記後退ストッパは、スラストニードル軸受からなる請求項2に記載の直動アクチュエータ。
- 前記後退ストッパは、前記第一ねじ要素の前端面と前記第二ねじ要素の後端面を軌道面としたものである請求項2又は3に記載の直動アクチュエータ。
- 前記第一ねじ要素、前記第二ねじ要素及び前記ケースに対して軸方向に往復移動可能に配置された出力軸と、
前記第二ねじ要素の前進方向の前記推力を前記出力軸まで伝達するように前記出力軸と前記第二ねじ要素との間に配置され、前記出力軸が前進可能な状態で前進方向の前記推力を伝達する場合に前記第二ねじ要素と前記出力軸を前進方向に連動させ、前記出力軸が前進不可な状態で前進方向の前記推力を伝達する場合に前記第二ねじ要素に後進方向の弾性反発力を与えかつ前記出力軸に前進方向の弾性反発力を与える弾性要素とをさらに備え、
後進方向の前記推力を前記出力軸に伝達すると共に前記第二ねじ要素に対する前記出力軸の前進を規制する係止部が前記第二ねじ要素に設けられている請求項1から4のいずれか1項に記載の直動アクチュエータ。 - 前記第二ねじ要素は、軸方向に延びる中空軸部と、前記中空軸部の内側に配置された前記弾性要素の後端を受ける後壁部とを有し、
前記出力軸は、前記弾性要素の前端を受けるように前記中空軸部の内側に配置された後部を有し、
前記第二ねじ要素の後端面は、前記後壁部に形成されている請求項5に記載の直動アクチュエータ。 - 前記第一ねじ要素は、径方向に突き出た鍔部を有し、
前記第一ねじ要素の前端面は、前記鍔部に形成されており、
前記後退ストッパに対して後方の位置で前記鍔部と前記ケースとの間に介在するスラスト転がり軸受が配置されている請求項1から6のいずれか1項に記載の直動アクチュエータ。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2021004891A JP2022109519A (ja) | 2021-01-15 | 2021-01-15 | 直動アクチュエータ |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021004891A Pending JP2022109519A (ja) | 2021-01-15 | 2021-01-15 | 直動アクチュエータ |
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2021
- 2021-01-15 JP JP2021004891A patent/JP2022109519A/ja active Pending
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- 2022-01-13 WO PCT/JP2022/000886 patent/WO2022154043A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2022154043A1 (ja) | 2022-07-21 |
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