JP2022095101A - 頸椎矯正具 - Google Patents

頸椎矯正具 Download PDF

Info

Publication number
JP2022095101A
JP2022095101A JP2020208225A JP2020208225A JP2022095101A JP 2022095101 A JP2022095101 A JP 2022095101A JP 2020208225 A JP2020208225 A JP 2020208225A JP 2020208225 A JP2020208225 A JP 2020208225A JP 2022095101 A JP2022095101 A JP 2022095101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
contact
jaw
occipital
cervical spine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020208225A
Other languages
English (en)
Inventor
敏文 小峯
Toshifumi Komine
春生 児玉
Haruo Kodama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ADVANFIT Inc
Original Assignee
ADVANFIT Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ADVANFIT Inc filed Critical ADVANFIT Inc
Priority to JP2020208225A priority Critical patent/JP2022095101A/ja
Publication of JP2022095101A publication Critical patent/JP2022095101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

【課題】首後ろの後頭部と顎部とに一体として装着することにより頸椎の疾病で首部が揺動状態となっている症状を矯正することができる頸椎矯正具を提供する。【解決手段】後頭部に装着するための後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け機構2とより構成し、左右側面バンド3により分離可能に一体に連結し、後頭部当接機構における半円弧状当接板とその下端縁部の上面に重複した半円弧状支持板とは、左右端部で枢支連結すると共に、顎受け機構は、半円弧状の顎受け板21と顎受け板の下方に連設したU字状の連結部材22と連結部材の下方に連設して胸骨に当接する胸当接板23とより構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、首後ろの後頭部と顎部とに一体として装着することにより頸椎の疾病で首部が揺動状態となっている症状を矯正することができる頸椎矯正具に関する。
従来、頸椎矯正具としては各種のものが利用されている。例えば、頸椎の後部に位置する首後ろの後頭部に当接する後頭部当接体とこれに連続して一体に構成した顎支持体とにより頸椎を前後から挟持当接して頸椎の揺動を固定するように構成したものであり、実際の装着時には患者の体躯に対応して後頭部当接体や顎支持体の人体当接位置をそれぞれ微調整するように構成したものが開示されている(特許文献1参照)。
特開2002-336284
しかしながら、従来の頸椎矯正具は全体的な構造が大掛かりで重量物となり装着負荷が大きく体躯に負担をかけて長時間の装着に不都合であり、また各部材の微調整も装着者の思うような短時間に的確な微調整が行えないものであり、また、構造が複雑なため製造が煩雑となり高価となり、複雑な機構を有する頸椎矯正具を首周辺に装着することになるため体躯全体の活動に干渉することとなり、しかも体躯の全体的な動きは最終的に首部に集中することになるためを首部に装着した頸椎矯正具が体躯活動に干渉して十分な動作が行えない等の欠点があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、後頭部に当接支持する後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け機構とこれらを分離自在に連結する左右側バンド部材とより構成し、後頭部当接機構は、半円弧状当接板と半円弧状支持板とにより後頭部に当接し、顎受け機構は、半円弧状の顎受け板と顎受け板の下方に連設したU字状の連結部材と連結部材の下方に連設して胸骨に当接するように構成した胸当接板とよりなり、後頭部当接部品と顎受け部品とは左右側面バンドにより分離可能に一体に連結することにより上記課題を解決した。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る頸椎矯正用具は、後頭部に装着するための後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け機構とこれらを分離自在に連結する左右側バンド部材とより構成し、後頭部当接機構は、半円弧状当接板とその下端縁部の上面に重複した上下位置調自在の半円弧状支持板とよりなり、各板は左右端部で枢支連結することで、左右の調整を可能とすると共に、後頭部への当接固定を確実なものとし、顎受け機構は、半円弧状の顎受け板と顎受け板の下方に連設したU字状の連結部材と連結部材の下方に連設して胸骨に当接するように構成した胸当接板とよりなり、後頭部当接部品と顎受け部品とは左右側面バンドにより分離可能に一体に連結すると共に、胸当接板は連結部材の下面に重複して連結したことを特徴とする頸椎矯正具を提供する。
また、後頭部当接機構は、半円弧状当接板に複数の調整孔、もしくは長孔を設け、下端縁部の上面に重複する半円弧状支持板の固定位置を可変させることで、上下調整自在に構成したことにも特徴を有する。
また、後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け板と胸当接板のそれぞれの内側面には体躯表面との間に介在するように弾性シートを介在することにも特徴を有する。
また、顎受け機構の連結部材は略U字形状に形成して装着時にU字中空部が喉部を露出するように構成したことにも特徴を有する。
また、弾性シートや左右側面バンド以外の構成部材はポリエチレン素材で形成したことにも特徴を有する。
請求項1の発明によれば、後頭部に装着するための後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け機構とより構成し、より分離可能に一体に連結したので、左右側面バンドを介して両者を分離して取り扱いできると共に簡単に組立も行えて取り扱いに便利である。更に、後頭部当接機構における半円弧状当接板とその下端縁部の上面に重複した半円弧状支持板とは、左右端部で枢支連結する構成としたので、簡単な構造にもかかわらず左右の枢支連結部で回動させ後頭部当接機構によって、後頭部を確実に支持固定しつつ、左右での位置調整を行うことができるので各人にフイットした後頭部の装着が簡便に行える効果がある。
また、顎受け機構は、半円弧状の顎受け板と顎受け板の下方に連設したU字状の連結部材と連結部材の下方に連設して胸骨に当接する胸当接板とより構成したので、U字状の連結部材を介して半円弧状の顎受け板と胸当接板とが一体に強固に連結され、そのために胸当接板は胸骨と密着して安定的に当接することができるためその上部に位置する顎受け板によって顎部の支持を確実に行うことができる効果がある。
請求項2の発明によれば、後頭部当接機構は、半円弧状当接板に複数の調整孔、もしくは長孔を設け、下端縁部の上面に重複する半円弧状支持板の固定位置を可変させることで、上下調整自在に構成したことしたので、簡単な構造にもかかわらず左右の枢支連結部で回動しながら半円弧状支持板の中央で上下位置調整を行い後頭部の頸椎の位置に合致するように位置調整を行うことができるのでより各人にフイットした後頭部の装着が簡便に行える効果がある。
請求項3の発明によれば、後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け板と胸当接板のそれぞれの内側面には弾性シートを介在し直接に硬質板体が皮膚面に当接することなく皮膚面に柔軟に当接して長時間の装着にもかかわらず疲労や装着負荷が生起しない効果がある。
請求項4の発明によれば、顎受け機構の連結部材は略U字形状に形成して装着時にU字中空部が喉部を露出するように構成したことにより、顎受け機構を装着した場合に喉部を顎受け機構が被覆することなく外気接触が十分に行えることになり脊椎矯正具装着時の激しい発汗や喉部周辺の機能に障害を招く事態を回避することができる効果がある。
請求項5の発明によれば、弾性シートや左右側面バンド以外の構成部材はポリエチレン素材で形成したことにより、やや柔軟性を有しながら一定の硬度を有することから後頭部当接機構や顎受け機構や半円弧状支持板や半円弧状調整板等の装着が行いやすく確実に装着して的確な矯正をすることができる効果がある。
本発明の頸椎矯正具を示す正面図である。 本発明の頸椎矯正具を示す背面図である。 本発明の頸椎矯正具を示す側面図である。 本発明の頸椎矯正具にかかる後頭部当接機構と顎受け機構の分離状態を示す模式的側面図である。 本発明の頸椎矯正具にかかる後頭部当接機構での上下調整を示す模式図である。 本発明の頸椎矯正具にかかる左右バンド部材による挟持圧力調整を示す模式図である。 本発明の頸椎矯正具にかかる連結部材を示す模式的拡大側面図である。 本発明の頸椎矯正具にかかる他の実施例を示す背面図である。
この発明の要旨は、後頭部に装着するための後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け機構とこれらを分離時自在に連結する左右側バンド部材とより構成し、後頭部当接機構は、半円弧状当接板とその下端縁部の上面に重複した半円弧状支持板とよりなり、各板は左右端部で枢支連結し、顎受け機構は、半円弧状の顎受け板と顎受け板の下方に連設したU字状の連結部材と連結部材の下方に連設して胸骨に当接するように構成した胸当接板とよりなり、後頭部当接部品と顎受け部品とは左右側面バンドにより分離可能に一体に連結すると共に、胸当接板は連結部材の下面に重複して連結したことにある。
また、後頭部当接機構は、半円弧状当接板に複数の調整孔、もしくは長孔を設け、下端縁部の上面に重複する半円弧状支持板の固定位置を可変させることで、上下調整自在に構成したことにも特徴を有する。
また、後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け板と胸当接板のそれぞれの内側面には体躯表面との間に介在するように弾性シートを介在することにも特徴を有する。
また、顎受け機構の連結部材は略U字形状に形成して装着時にU字中空部が喉部を露出するように構成したことにも特徴を有する。
また、弾性シートや左右側面バンド以外の構成部材はポリエチレン素材で形成したことにも特徴を有する。
[頸椎矯正具の全体構成及び各構成部材について]
以下、本発明に係る頸椎矯正具の実施例を図面に基づいて詳説する。
図1は、本発明の頸椎矯正具を示す正面図である。図2は、本発明の頸椎矯正具を示す背面図である。図3は、本発明の頸椎矯正具を示す側面図である。
本発明の頸椎矯正具Mは、図1~3に示すように、後頭部に装着するための後頭部当接機構1と顎を支持するための顎受け機構2とこれらを分離時自在に連結する左右側バンド部材3とより基本的に構成されている。
従って、本発明の頸椎矯正具Mを装着するためには後頭部当接機構1を後頭部に当接しながら顔前面に位置する顎受け機構2に顎を載置して両者を左右側バンド部材3で一体に連結して矯正具装着を完了する。
以下順次本発明の各構成部材について説明する。
図4は、本発明の頸椎矯正具にかかる後頭部当接機構と顎受け機構の分離状態を示す模式的側面図である。図5は、本発明の頸椎矯正具にかかる後頭部当接機構での上下調整を示す模式図である。図6は、本発明の頸椎矯正具にかかる左右バンド部材による挟持圧力調整を示す模式図である。図7は、本発明の頸椎矯正具にかかる連結部材を示す模式的拡大側面図である。
(1)後頭部当接機構
後頭部当接機構1は、半円弧状当接板11とその下端縁部の上面に重複した上下位置調自在の半円弧状支持板12とよりなる。
各板は左右端部で枢支連結すると共に、両板の中央部で上下調整自在に連結している。
上下調整自在に連結する機構としては、図4に示すように、半円弧状当接板11に複数個の調整孔13を縦方向に穿設して半円弧状支持板12に突設した係合ピン14を調整孔13に挿入し両板を密着固定する機構としている。
他の実施例としては複数個の縦方向の調整孔13の代わりに縦方向の長孔を設けておくこともできる。
図中、15は上下調整後に両板を圧着固定するための螺合ネジ15を示す。
半円弧状当接板11とその下端縁部の上面に重複した上下位置調自在の半円弧状支持板12は連結した場合に上縁部と縁部が波形の大きな切込みを形成しており、かかる切込みによって一定の押圧力を保持しながら板状形態の強度と可撓性と弾力性を保持するように構成している。
なお、半円弧状当接板11と半円弧状支持板12との裏面には弾性シート4が張設されている。
(2)顎受け機構
顎受け機構2は、半円弧状の顎受け板21と顎受け板21の下方に連設したU字状の連結部材22と連結部材22の下方に連設して胸骨に当接するように構成した胸当接板23とよりなる。
半円弧状の顎受け板21は顎部を受けることができるように略L字状に構成しており、顎受け板21の裏面には弾性シート4を張設しており、顎受け板にはU字状の連結部材22が連結されている。
すなわち、図1及び図2に示すように、連結部材22の左右の両先端部が二股の左右アーム体221とその下部に一体に形成された円弧状の横連結体222とよりなり、左右アーム体221と横連結体222とにより略U字状の連結部材22を形成している。
左右アーム体221は先端が二股の分岐しており、二股の一方は顎受け板21の左右端部に位置調整自在に連結しており、二股の他方は顎受け板21に枢支している。
二股の一方の位置調整機構223は、図3及び6に示すように、二股の分岐片に複数個の調整孔223aを設け、半円弧状の顎受け板21の左右端部に突設した係合ピン211を調整孔223aに挿入固定することにより調整位置の固定を行う。
また、横連結体222には、図1に示すように、胸骨に当接するように構成した胸当接板23が連結されており、横連結体222の中央には横長孔222aが形成されており横連結体222の可撓性を促進するように構成している。
図1に示すように、横連結体222の裏側には胸当接板23が重ねて連結されており、胸当接板23は一定の上下幅員を有する半円弧板に形成しており、下縁部には複数個の切欠溝を設けた波型に形成しており、横連結体222に重ねて連結した胸当接板23は横連結体222の横長孔222aの両端外方位置において固定されている。
横連結体222の裏側には胸当接板23の上縁部が重ねて接合されており、しかも横連結体222の左右端部には縦方向の長孔222bが穿設されており、接合した胸当接板23の上縁部に突設した固定ピンが長孔に挿入されてピン固定により胸当接板23を一定の上下位置調整して横連結体222に連結することができる。
なお、胸当接板23の裏側には胸当接板23外形より広めに形成した緩衝板として弾性シート4が張設されており胸骨に当接密着して顎受け機構2を安定して装着することができるように構成している。
(3)左右バンド部材
後頭部当接機構1と顎受け機構2とは後頭部当接機構1の左右端部に連設した左右側バンド部材3により一体に連結しており、装着時以外には該バンド部材3の連結を解除することにより、図4に示すように、後頭部当接機構1と顎受け機構2とを別体に分離することができる。
左右バンド部材3の基端部31は後頭部当接機構1の側面部に固定しておき、先端部にはマジックテープ(登録商標)32を付設しておき先端部を顎受け機構2、特に顎受け板21の側面に着脱自在に連結できるように構成している。
(4)頸椎矯正具における調整機構
かかる頸椎矯正具Mにおいて特に特徴的な技術は、後頭部当接機構1と顎受け機構2の所定部分に設けた調整機構であり、以下のような個所に設置しており頸椎矯正に最適な寸法と柔軟性とを生起するように構成している。
1.図4に示すように、後頭部当接機構1においては半円弧状当接板11と半円弧状支持板12との接合位置を上下微調整することができるように構成している。
具体的には該支持板11と該調整板12との中央接合部分において該支持板11の中央に複数の調整孔13や縦長孔を形成し該調整板中央部には係合ピン14を突設しておき係合ピン14を該支持板11の孔に挿入して螺合ネジ15で係合ピン14を固定する。
かかる後頭部当接機構1の微調整機能によって後頭部の縦長さに適合する縦幅を形成して後頭部に全面的に確実に当接して首部の揺動を規制できるように構成している。
すなわち、個人差のある首から後頭部までの縦長さを後頭部当接機構1の微調整機能により調整し、頸椎を正しい姿勢にて固定することができる。
また、図4に示すように、頸椎を固定する角度の調整を行う機能も有する。
2.図3及び図5に示すように、後頭部当接機構1と顎受け機構2とは後頭部当接機構1の左右端部に連設した左右側バンド部材3によって連結されるとともに該バンド部材3先端のマジックテープ32に接着位置を変更することにより後頭部当接機構1と顎受け機構2との頸椎挟持圧力を調整して顎に無用な負荷をかけないようにしている。
すなわち、図5に示すように個人の体格によって異なる首周りのサイズに合わせ調整をし、最適な頸椎挟持圧力を提供することができる。
3.図3及び図6に示すように、顎受け機構2の連結部材22は二股の左右アーム体221とその下部に一体に形成された円弧状の横連結体222とよりなり、先端二股分岐の左右アーム体221の二股の一方は顎受け機構2における半円弧状の顎受け板21の左右端部に位置調整自在に連結し、二股の他方は顎受け機構2における半円弧状の顎受け板21に枢支している。
二股の一方の位置調整機構223は、図5に示すように、二股の分岐片に複数個の調整孔223aを設け、半円弧状の顎受け板21の左右端部に突設した係合ピン211を調整孔223aに挿入固定することにより調整位置固定を行う。
かかる位置調整により顎受け板21に垂設された連結部材22は二股の他方の枢支部分24から回動して連結部材22に垂下した胸当接板23が確実に胸骨部分に密着するように構成している。
すなわち、顎受け機構2の連結部材22先端の二股の一方は顎受け板21の左右端部に枢支し二股の他方は位置調整自在に連結して下方の胸当接板23の当接圧を調整している。
4.図1に示すように、連結部材22における横連結体222の裏側には胸当接板23の上縁部が重ねて接合されており、しかも横連結体222の左右端部には縦方向の長孔222bが穿設されており、接合した胸当接板23の上縁部に突設した固定ピン231が長孔222bに挿入されてピン固定により胸当接板23を一定の上下位置調整して連結するように構成している。
[他の実施例について]
図8は、本発明の頸椎矯正具Mに係る他の実施例を示す背面図である。
本発明の頸椎矯正具Mに係る他の実施例としては、後頭部当接機構1の形状を変更したものが考えられる。
より詳しくは、図8に示すように、半円弧状当接板11′の上縁部を形成する波形形状部分の中央をU字状とし、後頭部の曲面により当接するような形状としている。
半円弧状支持板12′は、上縁部に略Y字状に延出した固定部16を形成し、半円弧状当接板11′は、上述したような調整孔13を設けずに一つの係合孔17を設けることで、後頭部当接機構1の後部の固定を3点で行う構造とすることが考えられる。
この実施例は、一定の押圧力を保持しながら板状形態の強度を高めることで、重度の患者の頸椎をより強固に適正位置で固定することが可能となる。
また、上述した各種効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施例に記載されたものに限定されるものではない。
M 頸椎矯正具
1 後頭部当接機構
11 半円弧状当接板
12 半円弧状支持板
13 調整孔
14 係合ピン
15 螺合ネジ
2 顎受け機構
21 顎受け板
22 連結部材
23 胸当接板
3 左右バンド部
4 弾性シート

Claims (5)

  1. 後頭部に装着するための後頭部当接機構と、
    顎を支持するための顎受け機構と、
    これらを分離時自在に連結する左右側バンド部材とより構成し、
    後頭部当接機構は、半円弧状当接板とその下端縁部の上面に重複した半円弧状支持板とよりなり、各板は左右端部で枢支連結し、
    顎受け機構は、半円弧状の顎受け板と、
    顎受け板の下方に連設したU字状の連結部材と、
    連結部材の下方に連設して胸骨に当接するように構成した胸当接板
    とよりなり、
    後頭部当接部品と顎受け部品とは左右側面バンドにより分離可能に一体に連結すると共に、胸当接板は連結部材の下面に重複して連結したことを特徴とする頸頸矯正具。
  2. 後頭部当接機構は、半円弧状当接板に複数の調整孔、もしくは長孔を設け、下端縁部の上面に重複する半円弧状支持板の固定位置を可変させることで、上下調整自在に構成したことを特徴とする請求項1に記載の頸椎矯正具。
  3. 後頭部当接機構と顎を支持するための顎受け板と胸当接板のそれぞれの内側面には体躯表面との間に介在するように弾性シートを介在することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の頸椎矯正具。
  4. 顎受け機構の連結部材は略U字形状に形成して装着時にU字中空部が喉部を露出するように構成したことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の頸椎矯正具。
  5. 弾性シートや左右側面バンド以外の構成部材はポリエチレン素材で形成したことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の頸椎矯正具。
JP2020208225A 2020-12-16 2020-12-16 頸椎矯正具 Pending JP2022095101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020208225A JP2022095101A (ja) 2020-12-16 2020-12-16 頸椎矯正具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020208225A JP2022095101A (ja) 2020-12-16 2020-12-16 頸椎矯正具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022095101A true JP2022095101A (ja) 2022-06-28

Family

ID=82162800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020208225A Pending JP2022095101A (ja) 2020-12-16 2020-12-16 頸椎矯正具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022095101A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5135471A (en) Cruciform anterior spinal hyperextension orthosis
US7371222B2 (en) Cervical support system
JP4849694B2 (ja) 突起相互間距離保持インプラント
USRE31564E (en) Hyperextension back brace
US6293918B1 (en) Adjustable splint
JP3636996B2 (ja) 頸椎装具
JP2010502354A (ja) 骨盤固定装具
US20200121489A1 (en) Arm support
EP2547295B1 (en) Device in connection with sleep apnoea
US3714940A (en) Hand brace
US20140323937A1 (en) Knee brace with adjustable bolster
JPH0318894B2 (ja)
US20100325802A1 (en) Face cradles, or head cradles
US20040111109A1 (en) Nasal vestibulum dilating prosthesis
US8523896B2 (en) Dynamic nasal molding method
JP2022095101A (ja) 頸椎矯正具
BR112021002275A2 (pt) aparelho ortodôntico para suportar ângulo de mandíbula e aparelho de correção do ângulo de mandíbula incluindo o mesmo
US20240108531A1 (en) Spinal Weighting Devices
EP1333766B1 (en) Halo crown
US4275718A (en) Pelvic device
JP2000014686A (ja) 頸椎装具
US11341943B2 (en) Musical instrument arm support
JP2012235993A (ja) 頚椎装具
WO2022070434A1 (ja) 胸腰椎装具
CN213430832U (zh) 甲状腺术后矫正器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240813