JP2022088577A - 非同期データ報告方法、装置、電子機器及び記憶媒体 - Google Patents

Abstract

【課題】ビッグデータ、インテリジェント検索、情報ストリーム、クラウドプラットフォームの分野において、データ報告の処理時間を短縮し、報告効率を向上させる非同期データ報告方法及び装置を提供する。【解決手段】方法は、データ報告条件が満たされていることに応答して、ネットワークリソースのＳｏｃｋｅｔリンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出し、リンクオープン関数によって、少なくともサーバのアドレス情報と報告対象のデータとを含んだＨＴＴＰ要求を生成し、書き込み関数によってＨＴＴＰ要求をリンクオープン関数に対応する専用リソースに書き込み、専用リソースによってＨＴＴＰ要求をサーバに送信し、専用リソースによるＨＴＴＰ要求の送信が終了したことに応答して、クローズ関数によって専用リソースを閉じて、サーバから送信されたＨＴＴＰ要求のフィードバックメッセージの受信を停止し、データ報告プロセスを終了する。【選択図】図１

Description

本発明は、コンピュータ技術の分野に関し、具体的にビッグデータ、インテリジェント検索、情報ストリーム、クラウドプラットフォーム技術の分野に関する。

インターネット技術の継続的な成熟に伴い、インターネットはますます人々が情報を取得し、コミュニケーションし、娯楽し、ビジネスを行うための重要なプラットフォームとなっている。人々がインターネットを使用する中で、情報、ログなどの大量のデータが発生し、これらのデータは巨大な商業的および社会的価値を持っており、報告する必要がある。

データ報告とは、サーバアプリケーションまたはクライアントアプリケーションによって生成されたユーザ行動データ、アプリケーション実行ログ、または他の価値のあるデータをあるデータセンターにまとめることであることを指す。インターネットとモバイルインターネットの時代には、データの価値がますます高まっており、データがあればすべてが得られるため、データをどのようにまとめて報告するかが特に重要である。

本開示は、非同期データ報告方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。

本開示の一態様によれば、非同期データ報告方法を提供し、
データ報告条件が満たされていることに応答して、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出し、前記リンクオープン関数によってハイパーテキスト転送プロトコル（ＨｙｐｅｒｔｅｘｔＴｒａｎｓｆｅｒＰｒｏｔｏｃｏｌ、ＨＴＴＰ）要求を生成するステップであって、前記ＨＴＴＰ要求は、少なくともサーバのアドレス情報及び報告対象のデータを含むステップと、
書き込み関数を呼び出し、前記書き込み関数によって前記ＨＴＴＰ要求を前記リンクオープン関数に対応する専用リソースに書き込み、前記専用リソースによって前記ＨＴＴＰ要求を前記サーバに送信するステップと、
前記専用リソースによる前記ＨＴＴＰ要求の送信が終了したことに応答して、クローズ関数を呼び出し、前記クローズ関数によって前記専用リソースを閉じて、前記サーバから送信された前記ＨＴＴＰ要求のフィードバックメッセージの受信を停止し、データ報告プロセスを終了するステップと、を含む。

本開示の別の態様によれば、非同期データ報告装置を提供し、
データ報告条件が満たされていることに応答して、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出し、前記リンクオープン関数によってハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）要求を生成するための生成モジュールであって、前記ＨＴＴＰ要求は、少なくともサーバのアドレス情報と報告対象のデータとを含む生成モジュールと、
書き込み関数を呼び出し、前記書き込み関数によって前記ＨＴＴＰ要求を前記リンクオープン関数に対応する専用リソースに書き込み、前記専用リソースによって前記ＨＴＴＰ要求を前記サーバに送信するための書き込みモジュールと、
前記専用リソースによる前記ＨＴＴＰ要求の送信が終了したことに応答して、クローズ関数を呼び出し、前記クローズ関数によって前記専用リソースを閉じて、前記サーバから送信された前記ＨＴＴＰ要求のフィードバックメッセージの受信を停止し、データ報告プロセスを終了するためのクローズモジュールと、を含む。

本開示の別の態様によれば、電子機器を提供し、
少なくとも１つのプロセッサと、
前記少なくとも１つのプロセッサに通信可能に接続されるメモリと、を含み、
前記メモリには、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令は、前記少なくとも１つのプロセッサが上記一態様の実施例に記載の非同期データ報告方法を実行できるように、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される。

本開示の別の態様によれば、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、コンピュータに上記一態様の実施例に記載の非同期データ報告方法を実行させる。

本開示の別の態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、上記一様態の実施例に記載の非同期データ報告方法を実現する。

なお、この部分に記載されている内容は、本開示の実施例の肝心または重要な特徴を特定することを意図しておらず、本開示の範囲を限定することも意図していないことを理解されたい。本開示の他の特徴は、以下の説明を通して容易に理解される。

図面は、本技術案をよりよく理解するために使用され、本開示を限定するものではない
本出願の実施例によって提供される非同期データ報告方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例によって提供される別の非同期データ報告方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例によって提供される別の非同期データ報告方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例によって提供される別の非同期データ報告方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例によって提供される別の非同期データ報告方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例によって提供される非同期データ報告装置の概略構成図である。 本出願の実施例に係る非同期データ報告方法の電子機器のブロック図である。

以下、図面と併せて本開示の例示的な実施例を説明し、理解を容易にするために、その中には本開示の実施例の様々な詳細事項が含まれており、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本開示の範囲及び精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができることを認識されたい。同様に、明確及び簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。

以下、図面を参照しながら、本出願の実施例に係る非同期データ報告方法、装置、電子機器及び記憶媒体を説明する。

インターネット技術とは、コンピュータ技術に基づいて開発され、確立された情報技術を指す。インターネット技術は、コンピュータネットワークの広域ネットワークを介して異なるデバイスを相互に接続させ、情報の伝送速度を速め、情報の取得ルートを広げ、様々な異なるソフトウェアアプリケーションの開発を促進し、人々の生活と学習方式を変えた。

コンピュータ技術の内容は非常に広く、コンピュータシステム技術、コンピュータデバイス技術、コンピュータ部品技術、及びコンピュータ組立技術などのいくつかの面に大まかに分けられることができる。コンピュータ技術は、演算方法の基本原理と演算器設計、命令システム、中央処理装置（ＣＰＵ）設計、パイプライン原理とそのＣＰＵ設計における応用、記憶体系、バスと入出力を含む。

ビッグデータ（ｂｉｇ ｄａｔａ）は、ＩＴ業界用語で、一定時間の範囲内で通常のソフトウェアツールでキャプチャ、管理、処理できないデータセットを指し、より強い意思決定力、洞察発見力、及びフロー最適化能力を備えるために、新しい処理モデルが必要となる大容量で、高成長率で、多様な情報資産である。ただし、ヴィクトル・マイヤー・シェーンバーグとケネス・クックエが書いた「ビッグデータ時代」では、ビッグデータとはランダム分析法（サンプリング調査）のような近道を使わず、すべてのデータを用いて分析処理を行うことを指す。ビッグデータの５Ｖ特徴（ＩＢＭ提出）は、Ｖｏｌｕｍｅ（大量）、Ｖｅｌｏｃｉｔｙ（高速）、Ｖａｒｉｅｔｙ（多様）、Ｖａｌｕｅ（低価値密度）、Ｖｅｒａｃｉｔｙ（真実性）である。

情報ストリームとは、対面での直接の会話から、情報の収集、伝達、処理、格納、検索、分析などのルートとプロセスを含む様々な現代化された伝達媒体の使用まで、人々が様々な方式で情報交換を実現することである。広義と狭義の２種類がある。広義とは、空間的および時間的に同じ方向に移動する過程における１組の情報であり、それらは共通の情報源及び情報の受信者を有し、すなわち、１つの情報源から別の単位に伝達されるすべての情報の集合である。狭義とは情報の伝達運動を指し、このような伝達運動は現代の情報技術の研究、発展、応用の条件の中で、情報が一定の要求に従って一定のルートを通じて行われる。

クラウドコンピューティングプラットフォームはクラウドプラットフォームとも呼ばれ、ハードウェアリソースとソフトウェアリソースに基づくサービスであり、コンピューティング、ネットワーク、及びストレージ能力を提供する。クラウドコンピューティングプラットフォームは、データストレージを中心としたストレージ型クラウドプラットフォーム、データ処理を中心としたコンピューティング型クラウドプラットフォーム及びコンピューティングとデータストレージ処理を両立させた統合クラウドコンピューティングプラットフォームの３種類に分けることができる。

インテリジェント検索は文献と検索語の関連度を基に、文献の重要性などの指標を総合的に調べ、検索結果をソートし、より高い検索効率を提供する。インテリジェント検索の結果のソートは関連性と重要性を同時に考慮し、関連性は各フィールドの重み付け混合インデックスを採用し、関連性分析はより正確であり、重要性とは文献源に対する権威性の分析と引用関係の分析などを通じて文献品質の評価を実現することを指し、このような結果ソートはより正確で、ユーザの要望に最も関連する文献を先頭に並べ、検索効率を向上させることができる。

本出願の実施例によって提供される非同期データ報告方法は、電子機器によって実行でき、この電子機器は、ＰＣ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ、パーソナルコンピューター）パソコン、タブレット、パームトップなどであってもよく、ここでは何ら限定されない。

本出願の実施例では、電子機器には、処理コンポーネント、記憶コンポーネント、および駆動コンポーネントが設けられてもよい。選択的に、当該駆動コンポーネントと処理コンポーネントが統合して設けられてもよく、当該記憶コンポーネントはオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、または他のプログラムモジュールを記憶することができ、当該処理コンポーネントは記憶コンポーネントに記憶されているアプリケーションプログラムを実行することによって本出願の実施例によって提供される非同期データ報告方法を実現する。

図１は本出願の実施例によって提供される非同期データ報告方法の概略フローチャートである。

本出願の実施例に係る非同期データ報告方法は、本出願の実施例によって提供される非同期データ報告装置によって実行されてもよく、当該装置は電子機器に構成されてもよい。本出願の実施例では、アプリケーション又はサービスの中で、データ報告条件を検出し、データ報告条件が満たされている場合、１つの特定の関数によって非同期データ報告プロセスを実現し、データが報告された後にサーバから送信されたフィードバックメッセージを待つ必要がなく、データ報告プロセスを完了させ、直接後続のプロセスに入ることができ、プロセス全体の処理時間を節約し、データ報告の効率を向上させる。

可能な一状況として、本出願の実施例に係る非同期データ報告方法は、クライアント端末で実行されてもよく、クライアント端末は、スマホ端末であってもよく、当該非同期データ報告方法は、スマホ端末で実行されてもよい。

図１に示すように、当該非同期データ報告方法は、以下のステップ１０１～１０３を含むことができる。

ステップ１０１、データ報告条件が満たされていることに応答して、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出し、リンクオープン関数によってハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）要求を生成し、ＨＴＴＰ要求は、少なくともサーバのアドレス情報と報告対象のデータとを含む。

なお、当該実施例における実行主体はクライアント、すなわち、データ報告を行う必要がある端末機器である。

なお、本実施例で説明されたサーバは、クライアントに対応するサーバ側であってもよいし、データ記憶専用の記憶領域ネットワークであってもよく、ここでは何ら限定されない。

なお、当該実施例におけるアドレス情報はサーバのＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ、ユニフォームリソースロケータシステム）であってもよく、例えば、ユーザがショッピングソフトのクライアントを使用してショッピングする時に、データが報告されるアドレス情報は当該ショッピングソフトに対応するＵＲＬである。

なお、本実施例で説明された報告対象のデータは、サーバアプリケーションまたはクライアントアプリケーションによって生成されたユーザ行動データ、アプリケーション実行ログ、または他の価値のあるデータであってもよい。

選択的に、ハイパーテキストプリプロセッサ（ＰｒｅＨｙｐｅｒｔｅｘｔＰｒｅｐｒｏｃｅｓｓｏｒ、ＰＨＰ）に基づいて開発されたウェブサイトサーバ、アプリケーションインターフェース（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ、ＡＰＩ）、マイクロサービスなどのシナリオにおいて、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くリンクオープン関数はｆｓｏｃｋｏｐｅｎ関数であってもよい。

なお、インターネットフレームワークは、Ｗｅｂサーバ、クライアント、及びＨＴＴＰプロトコルから構成されており、ユーザがインターネットを使用して生成した情報ログなどのデータの報告と、Ｗｅｂサーバからクライアントに要求を返すコンテンツは、ＨＴＴＰプロトコルを使用してインタラクションする必要があり、コミュニケーションと相互接続を実現する。これにより、サーバへのデータの報告を実現するために、リンクオープン関数によってＨＴＴＰ要求を生成して、サーバへのリモート報告を実現する必要がある。

本出願の一実施例では、データ報告条件は複数種類であってもよく、以下、１つずつ説明する。

一例として、データ報告条件は、予め設定されたタイミング時刻であってもよく、クライアントは、システム時刻がタイミング報告のタイミング時刻に達したことに応答して、データ報告条件を満たすと決定する。例えば、クライアントには、周期的なタイミングを行い、タイミング時刻に達すると、データ報告イベントをトリガするタイマが設けられている。

別の例として、クライアントは、ビジネスロジックの実行中に、ターゲットイベントを検出し、ターゲットイベントが検出されたことに応答して、データ報告条件を満たすと決定する。

さらに、注文、ブラウズ、または他のインタラクティブイベントを含むビジネスロジックの実行中に、これらのイベントにトリガボタンを設けてもよく、これらのイベントが操作されると、データ報告イベントがトリガーされる。

別の例として、クライアントは、システム時刻がタイミング報告のタイミング時刻に達したことに応答し、ビジネスロジックの実行中に、ターゲットイベントを検出し、ターゲットイベントが検出されたことに応答する。

本出願の実施例では、データ報告条件は、複数種類であってもよく、システム時刻がタイミング報告のタイミング時刻に達したことに応答することであってもよいし、ターゲットイベントが検出されたことに応答することであってもよいし、さらにいくつかの条件の組み合わせであってもよく、ここでは何ら限定されず、具体的な状況に応じて設定される。これにより、データ報告が異なるシナリオ、異なる実行ロジックに適応し、より信頼性の高い開発と生成環境への適用が保障される。

ステップ１０２、書き込み関数を呼び出し、書き込み関数によってＨＴＴＰ要求をリンクオープン関数に対応する専用リソースに書き込み、専用リソースによってＨＴＴＰ要求をサーバに送信する。なお、専用リソースは、個別のチャネルまたはスレッドであってもよい。

本出願の実施例では、クライアントがデータ報告条件をトリガした後、ｆｓｏｃｋｏｐｅｎ関数によって専用リソースに対して初期化構成を行い、その後書き込み関数、例えばｆｗｒｉｔｅ関数を呼び出してＨＴＴＰ要求をマッチングする専用リソースに書き込み、専用リソースによって対応するＵＲＬに報告する。

ステップ１０３、専用リソースによるＨＴＴＰ要求の送信が終了したことに応答して、クローズ関数を呼び出し、クローズ関数によって専用リソースを閉じて、サーバから送信されたＨＴＴＰ要求のフィードバックメッセージの受信を停止し、データ報告プロセスを終了する。

専用リソースがＨＴＴＰ要求を送信することを監視し、ＨＴＴＰ要求の送信が終了することを監視すると、クローズ関数、例えばｆｃｌｏｓｅ関数を呼び出し、当該クローズ関数によって専属リソースを閉じる。選択的に、ＨＴＴＰ要求には１つの終了フィールドが含まれてもよく、終了フィールドが送信されると、ＨＴＴＰ要求の送信が終了すると決定することができる。専用リソースが閉じられた後、専用リソースとサーバとの間のリンクが切断され、専用リソースは、サーバから送信されたＨＴＴＰ要求のフィードバックメッセージを受信できず、すなわち、クライアントは、当該フィードバックメッセージを受信してから、データ報告プロセスを終了することはない。つまり、クローズ関数によって専用リソースが閉じられた後、クライアントは直接データ報告プロセスを終了する。

本出願の実施例では、クライアントがデータ報告条件を満たした後、ネットワークリソースのＳｏｃｋｅｔリンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出すことにより、ＨＴＴＰ要求を生成し、書き込み関数を呼び出すことにより、ＨＴＴＰ要求を専用リソースに書き込み、専用リソースによってＵＲＬに対応するサーバに報告し、専用リソースによるＨＴＴＰ要求の送信が終了した後、クローズ関数を呼び出して専用リソースを直接閉じて、データ報告プロセスを終了し、サーバのフィードバックメッセージを待ってからデータ報告プロセスを終了する必要がない。これにより、クライアントがデータを報告する時、サーバのＨＴＴＰ要求に対するフィードバックを待つ必要がなく、直接後続のプロセスに入ることを実現でき、プロセス全体の処理時間を節約し、データ報告の効率を向上させる。

なお、通常、サーバは、クライアントから送信されたＨＴＴＰ要求を受信した後、ＨＴＴＰ要求を継続的に処理するために、クライアントを接続したままにする必要があり、クライアントに接続が切断されたり、中断されたりする異常が発生した場合、サーバは、端末機器の切断や接続の中断を検出し、この場合、サーバはＨＴＴＰ要求に対して後続処理を行わない。本出願の実施例によって提供される専用リソースが閉じられた後、サーバは依然としてＨＴＴＰ要求を処理できることを実現するために、サーバ情報に、クライアントの中止を検出した時にＨＴＴＰ要求を続けて処理するようにサーバに指示する構成項目を構成する必要がある。例えば、Ｗｅｂサーバ（ｎｇｉｎｘ）の構成項目を修正し、ｎｇｉｎｘがＨＴＴＰ要求が閉じられたことを検出した時、ＨＴＴＰ要求に対する処理を停止しないことを実現する。これにより、サーバが専用リソースが閉じられたことを検出するが、ＨＴＴＰ要求を処理しない状況を防止でき、データ報告機能をより安定させ、信頼性を向上させる。

上記実施例を明確に説明するために、本願の一実施例では、図２に示すように、以下のステップ２０１～２０４を含むことができる。

ステップ２０１、データ報告条件が満たされていることに応答して、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出し、リンクオープン関数によってハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）要求を生成する。

ステップ２０２、書き込み関数を呼び出し、書き込み関数によってＨＴＴＰ要求をリンクオープン関数に対応する専用リソースに書き込み、専用リソースによってＨＴＴＰ要求をサーバに送信する。具体的には、上記実施例の関連する内容を参照することができる。

ステップ２０３、スリープ関数を呼び出し、スリープ関数によって、設定された時間でスリープし、設定された時間がフィードバックメッセージの転送時間より小さい。

本出願の実施例では、書き込み関数によってＨＴＴＰ要求がマッチングする専用リソースに書き込まれた後、リープ関数、例えばｕｓｌｅｅｐ関数を呼び出し、スリープ関数が設定された時間でスリープすることをプログラムに待たせる。

なお、スリープ関数の設定された時間がフィードバックメッセージの転送時間より遥かに小さい。例えば、１つのＨＴＴＰ要求のフィードバック時間は１００ミリ秒であり、スリープ関数の設定された時間は１ミリ秒であり、スリープ関数の設定された時間はＨＴＴＰ要求のフィードバックの時間より遥かに小さい。

ステップ２０４、設定された時間に達したことに応答して、クローズ関数を呼び出す。

本出願の実施例では、書き込み関数がハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）要求をマッチングする専用リソースに書き込み、スリープ関数を呼び出し、スリープ関数によって、設定された時間でスリープし、設定された時間がフィードバックメッセージの転送時間より小さく、設定された時間に達した場合、クライアントがクローズ関数を呼び出して、専用リソースを閉じる。これにより、サーバが専用リソースが閉じられずにスリープ状態にあることを検出し、短い時間を維持して、ＨＴＴＰ要求がサーバにスムーズに送信できることを保証し、データ報告機能をより安定させ、信頼性を向上させる。

上記実施例に加えて、本出願の一実施例では、図３に示すように、リンクオープン関数によってＨＴＴＰ要求を生成するステップは、以下のステップ３０１～３０２を含むことができる。

ステップ３０１、アドレス情報に基づいて、ＨＴＴＰ要求を初期化する。

本出願の実施例では、ＨＴＴＰ要求の初期化は、クライアントがリンクオープン関数（Ｆｓｏｃｋｏｐｅｎ関数）を呼び出してアドレス情報をＨＴＴＰ要求に書き込むことであってもよい。なお、上記アドレス情報はＵＲＬとマッチングされる。

ステップ３０２、アドレス情報及び報告対象のデータに基づいて、初期化されたＨＴＴＰ要求のヘッダ情報を構築して、ＨＴＴＰ要求を生成する。

なお、当該実施例で説明されたヘッダ情報（Ｈｅａｄｅｒ）は、ＨＴＴＰ要求の実際の報告データ、及びデータ長、ネットワークノード（Ｈｏｓｔ）などの情報であってもよい。

本出願の実施例では、クライアントが、アドレス情報に基づいて、ＨＴＴＰ要求を初期化し、その後、初期化されたＨＴＴＰ要求のＨｅａｄｅｒを構築して、ＨＴＴＰ要求を生成する。これにより、ＨＴＴＰ要求におけるアドレス情報がＵＲＬとマッチングされることにより、より正確にデータをＵＲＬに報告することができる。

上記実施例に加えて、ビジネスロジックの継続的な実行を実現するために、本出願の一実施例では、図４に示すように、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出すステップの前に、以下のステップ４０１～４０２を含むことができる。

ステップ４０１、データ報告条件が満たされているときのビジネスロジックの現在の実行位置を記録する。なお、ビジネスロジックは、ユーザのログイン、ショッピング注文、無事リストの取得など、プログラムの主な実行ロジックであり、後続のデータの報告は、主な実行ロジックに基づいて行われる。

本出願の実施例では、ビジネスロジックを記録するのは、クライアントプログラムであってもよく、リンクオープン関数（Ｆｓｏｃｋｏｐｅｎ関数）によって開かれたソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクのあるセグメントに記憶されてもよい。ここでは何ら限定されない。

ステップ４０２、データ報告プロセスの終了に応答して、ビジネスロジックの現在の実行位置に戻り、ビジネスロジックの後続の処理プロセスを続けて実行する。

本出願の実施例では、データ報告条件が満たされているときのビジネスロジックの現在の実行位置を記録し、クライアントがデータ報告プロセスの終了に応答して、ビジネスロジックの現在の実行位置に戻り、ビジネスロジックの後続の処理プロセスを続けて実行する。これにより、データ報告プロセスが終了した後、主な実行ロジックは、データ報告の結果を待つ必要がなく、実行位置で続けて実行され、主な実行ロジックに影響を与えることがなく、主な実行ロジックの時間のかかることもない。

図５は、本出願の具体的な一実施例によって提供される非同期データ報告方法の概略フローチャートである。図５に示すように、ステップ１において、クライアントがサービス要求を受信し、サービス要求に基づいて構成ファイルをロードし、構成ファイルには、サービス要求に対応するサービスのビジネスロジックに対応するメインプロセス及びデータ報告プロセスが含まれる。ステップ２において、構成ファイルに対して文法解析を行い、サービスに対応するメインプロセスを見つけて、ステップ３に入ってメインプロセスを実行し、メインプロセスの実行中に、データ報告条件を満たすか否かを検出し、データ報告条件が満たされている時にメインプロセスの現在の実行位置を記録し、その後ステップ４のデータ報告プロセスに入り、ｆｓｏｃｋｏｐｅｎ関数によってＨＴＴＰ要求を初期化し、プログラムでＨＴＴＰのＨｅａｄｅｒ情報をスプライスし、その後にｆｗｒｉｔｅ関数を呼び出してＨＴＴＰ要求をＮｉｇｉｎｘに送信し、ｆｗｒｉｔｅ関数を呼び出してＨＴＴＰ要求を送信した後、直ちにｆｃｌｏｓｅ関数を呼び出して、前文で作成されたＨＴＴＰ要求を閉じ、メインプロセスによって記録された実行位置に戻り、メインプロセスを続けて実行する。それに応じて、Ｎｉｇｉｎｘは、ＨＴＴＰ要求を取得した後、この要求にクライアントでアップロードされたデータが含まれるため、その中からクライアントでアップロードされたデータを抽出し、データをいくつか前処理し、その後データをクラウドデータセンターに記憶することができる。なお、サーバとクライアントとは、ファストパブリックゲートウェイインターフェースプロトコル（ｆａｓｔＣＧＩプロトコル）を介して通信する。選択的に、データ報告プロセスは、カプセル化されたプログラムであってもよい。なお、当該例では、クライアントがアクティブに切断したためにＮｇｉｎｘがＨＴＴＰ要求の処理を断念しないように、まずＮｉｇｉｎｘ構成情報を修正する必要がある。

図６は本出願の実施例によって提供される非同期データ報告装置の概略構成図である。

本出願の実施例は、非同期データ報告装置を提供し、当該装置は電子機器に配置できる。本出願の実施例では、応用又はサービス中に、データ報告条件を検出し、データ報告条件が満たされている場合、１つの特定の関数によって非同期データ報告プロセスを実現し、データが報告された後にサーバから送信されたフィードバックメッセージを待つ必要がなく、データ報告プロセスを完了させ、直接後続のプロセスに入ることができ、プロセス全体の処理時間を節約し、データ報告の効率を向上させる。

図６に示すように、当該非同期データ報告装置６００は、生成モジュール６１０、書き込みモジュール６２０、及びクローズモジュール６３０を含むことができる。

生成モジュール６１０は、データ報告条件が満たされていることに応答して、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出し、リンクオープン関数によってハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）要求を生成し、ＨＴＴＰ要求は、少なくともサーバのアドレス情報と報告対象のデータとを含む。なお、当該実施例における実行主体はクライアント、すなわち、データ報告を行う必要がある端末機器である。

本出願の一実施例では、生成モジュール６１０がリンクオープン関数を呼び出してＨＴＴＰ要求を生成するステップは、
アドレス情報に基づいて、ＨＴＴＰ要求を初期化することと、
アドレス情報及び報告対象のデータに基づいて、初期化されたＨＴＴＰ要求のヘッダ情報を構築して、ＨＴＴＰ要求を生成することと、を含むことができる。

本出願の別の実施例では、生成モジュール６１０は、さらに、
データ報告条件を満たすか否かを検出し、
前記データ報告条件が満たされているときのビジネスロジックの現在の実行位置を記録し、前記データ報告プロセスの終了に応答して、前記ビジネスロジックの現在の実行位置に戻り、前記ビジネスロジックの後続の処理プロセスを続けて実行する。

書き込みモジュール６２０は、書き込み関数を呼び出し、書き込み関数によってＨＴＴＰ要求をリンクオープン関数に対応する専用リソースに書き込み、専用リソースによってＨＴＴＰ要求をサーバに送信する。なお、専用リソースは、個別のチャネルまたはスレッドであってもよい。

クローズモジュール６３０は、専用リソースによるＨＴＴＰ要求の送信が終了したことに応答して、クローズ関数を呼び出し、クローズ関数によって専用リソースを閉じて、サーバから送信されたＨＴＴＰ要求のフィードバックメッセージの受信を停止し、データ報告プロセスを終了する。

本出願の別の実施例では、クローズモジュール６３０は、さらに、スリープ関数を呼び出し、スリープ関数によって、設定された時間でスリープし、設定された時間がフィードバックメッセージの転送時間より小さく、設定された時間に達したことに応答して、クローズ関数を呼び出す。

本出願の実施例では、クライアントがデータ報告条件を満たした後、生成モジュール６１０が、ネットワークリソースのＳｏｃｋｅｔリンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出すことにより、ＨＴＴＰ要求を生成し、書き込みモジュール６２０が書き込み関数を呼び出すことにより、ＨＴＴＰ要求を専用リソースに書き込み、専用リソースによってＵＲＬに対応するサーバに報告し、専用リソースによるＨＴＴＰ要求の送信が終了した後、クローズモジュール６３０がクローズ関数を呼び出して専用リソースを直接閉じて、データ報告プロセスを終了し、サーバのフィードバックメッセージを待ってからデータ報告プロセスを終了する必要がない。これにより、クライアントがデータを報告する時、サーバのＨＴＴＰ要求に対するフィードバックを待つ必要がなく、直接後続のプロセスに入り、プロセス全体の処理時間を節約し、データ報告の効率を向上させる。

本出願の実施例によれば、本出願は、及び電子機器、読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本開示の実施例によれば、本開示は、コンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、本開示によって提供される非同期データ報告方法が実現される。

図７は、本出願の実施例を実行するための例示的な電子機器７００の概略ブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形式のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタル処理、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、及び他の同様のコンピューティングデバイスなどの様々な形式のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能は、単なる例であり、本明細書の説明及び／又は求められる本出願の実現を制限することを意図したものではない。

図７に示すように、電子機器７００は、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）７０２に記憶されているコンピュータプログラムまたは記憶部７０８からランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）７０３にロードされたコンピュータプログラムに従って様々な適切な動作および処理を実行する計算ユニット７０１を含む。ＲＡＭ７０３には、電子機器７００の動作に必要な各種のプログラムやデータも記憶されてもよい。計算ユニット７０１、ＲＯＭ７０２、及びＲＡＭ７０３は、バス７０４を介して互いに接続されている。パス７０４には、入力／出力（Ｉ／Ｏ）インターフェース７０５も接続されている。

電子機器７００の複数のコンポーネントはＩ／Ｏインタフェース７０５に接続され、キーボード、マウスなどの入力ユニット７０６、各タイプのディスプレイ、スピーカなどの出力ユニット７０７、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶ユニット７０８、およびネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバなどの通信ユニット７０９を含む。通信ユニット７０９は、電子機器７００が、インターネットなどのコンピュータネットワークおよび／または各種の電信ネットワークを介して他のデバイスと情報／データを交換することを可能にする。

計算ユニット７０１は、処理および計算能力を有する様々な汎用および／または専用の処理コンポーネントであってもよい。計算ユニット７０１のいくつかの例は、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、グラフィック処理ユニット（ＧＰＵ）、各種の専用の人工知能（ＡＩ）計算チップ、各種のマシン運転学習モデルアルゴリズムの計算ユニット、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、およびいずれかの適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラなどを含むが、これらに限定されない。計算ユニット７０１は、前文に記載された各方法及び処理、例えば、非同期データ報告方法を実行する。例えば、いくつかの実施例では、非同期データ報告方法を、記憶ユニット７０８などの機械読み取り可能な媒体に有形的に含まれるコンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。いくつかの実施例では、コンピュータプログラムの一部または全部はＲＯＭ７０２および／または通信ユニット７０９を介して電子機器７００にロードおよび／またはインストールされてもよい。コンピュータプログラムがＲＡＭ７０３にロードされ、計算ユニット７０１によって実行される場合、前文に記載された非同期データ報告方法の１つまたは複数のステップが実行されてもよい。代替的に、他の実施例では、計算ユニット７０１は非同期データ報告方法を実行するように、他のいずれかの適切な方式（例えば、ファームウェアを介して）によって構成されてもよい。

本明細書で上記記載されたシステムと技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、特定用途向け標準製品（ＡＳＳＰ）、システムオンチップ（ＳＯＣ）、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス（ＣＰＬＤ）、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び／又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、１つ又は複数のコンピュータプログラムで実施されることを含むことができ、当該１つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも１つのプログラマブルプロセッサを含むプログラム可能なシステムで実行及び／又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、特定用途向け又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも１つの入力装置、及び少なくとも１つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも１つの入力装置、及び当該少なくとも１つの出力装置に転送することができる。

本出願の方法を実行するためのプログラムコードは、１つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書くことができる。これらのプログラムコードは、プロセッサ又はコントローラによって実行された際に、フローチャート及び／又はブロック図に規定された機能／操作が実施されるように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供されてもよい。プログラムコードは、完全に機械上で実行され、部分的に機械上で実行され、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的に機械上で実行され、部分的にリモート機械上で実行され、又は完全にリモート機械又はサーバ上で実行されてもよい。

本出願のコンテクストでは、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるために、又は命令実行システム、装置、またはデバイスと組み合わせて使用するためのプログラムを含むか、又は記憶することができる有形の媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体または機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線的、又は半導体システム、装置又はデバイス、または上記内容のいずれかの適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、１つ又は複数のラインに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ（ＥＰＲＯＭ又はフラッシュメモリ）、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光学記憶装置、磁気記憶装置、または上記内容のいずれかの適切な組み合わせを含む。

ユーザとのインタラクションを提供するために、ここで説明されているシステム及び技術をコンピュータ上で実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置（例えば、ＣＲＴ（陰極線管）又はＬＣＤ（液晶ディスプレイ）モニタ）と、キーボード及びポインティングデバイス（例えば、マウス又はトラックボール）とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式のセンシングフィードバック（例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック）であってもよく、任意の形式（音響入力と、音声入力、または、触覚入力とを含む）でユーザからの入力を受信することができる。

ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、データサーバとする）、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、アプリケーションサーバー）、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施形態とインタラクションできる）、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントのいずれかの組み合わせを含むコンピューティングシステムで実行することができる。いずれかの形式又は媒体のデジタルデータ通信（例えば、通信ネットワーク）によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）と、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）と、インターネットと、ブロックチェーンネットワークを含む。

コンピュータシステムは、クライアントとサーバを含むことができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、互いにクライアント－サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアントとサーバとの関係が生成される。サーバはクラウドサーバであってもよく、クラウドコンピューティングサーバまたはクラウドホストとも呼ばれ、クラウドコンピューティングサービスシステムにおける１つのホスト製品であり、従来の物理ホストとＶＰＳサービス（「ＶｉｒｔｕａｌＰｒｉｖａｔｅＳｅｒｖｅｒ」、または 「ＶＰＳ」と略称する）に存在する管理の難しさの大きくて、ビジネス拡張性の弱い欠陥を解決した。サーバは分散システムのサーバであってもよく、ブロックチェーンを組み込んだサーバであってもよい。

なお、上記に示される様々な形式のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除することができることを理解されたい。例えば、本出願に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本出願で開示されている技術案が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定されない。

上記具体的な実施形態は、本出願の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件と他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができる。任意の本出願の精神と原則内で行われる修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本出願の保護範囲内に含まれなければならない。

Claims (13)

1. 非同期データ報告方法であって、
   データ報告条件が満たされていることに応答して、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出し、前記リンクオープン関数によってハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）要求を生成するステップであって、前記ＨＴＴＰ要求は、少なくともサーバのアドレス情報と報告対象のデータとを含むステップと、
   書き込み関数を呼び出し、前記書き込み関数によって前記ＨＴＴＰ要求を前記リンクオープン関数に対応する専用リソースに書き込み、前記専用リソースによって前記ＨＴＴＰ要求を前記サーバに送信するステップと、
   前記専用リソースによる前記ＨＴＴＰ要求の送信が終了したことに応答して、クローズ関数を呼び出し、前記クローズ関数によって前記専用リソースを閉じて、前記サーバから送信された前記ＨＴＴＰ要求のフィードバックメッセージの受信を停止し、データ報告プロセスを終了するステップと、を含む、
   ことを特徴とする非同期データ報告方法。
2. 前記クローズ関数を呼び出すステップは、
   スリープ関数を呼び出し、前記スリープ関数によって、設定された時間でスリープするステップであって、前記設定された時間が前記フィードバックメッセージの転送時間より小さいステップと、
   前記設定された時間に達したことに応答して、前記クローズ関数を呼び出すステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記リンクオープン関数によってＨＴＴＰ要求を生成するステップは、
   前記アドレス情報に基づいて、ＨＴＴＰ要求を初期化するステップと、
   前記アドレス情報と前記報告対象のデータとに基づいて、初期化されたＨＴＴＰ要求のヘッダ情報を構築して、前記ＨＴＴＰ要求を生成するステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 前記ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出すステップの前に、
   前記データ報告条件が満たされているときのビジネスロジックの現在の実行位置を記録するステップと、
   前記データ報告プロセスの終了に応答して、前記ビジネスロジックの現在の実行位置に戻り、前記ビジネスロジックの後続の処理プロセスを続けて実行するステップと、をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項１～３のいずれかに記載の方法。
5. 前記データ報告条件を満たすことは、
   システム時刻がタイミング報告のタイミング時刻に達したことに応答して、前記データ報告条件を満たすと決定すること、及び／又は、
   前記ビジネスロジックの実行中に、ターゲットイベントを検出し、前記ターゲットイベントが検出されたことに応答して、前記データ報告条件を満たすと決定すること、を含む、
   ことを特徴とする請求項４に記載の方法。
6. 前記サーバの構成情報には、クライアントの中止を検出した時に前記ＨＴＴＰ要求を続けて処理するように前記サーバに指示する構成項目が含まれる、
   ことを特徴とする請求項１～３のいずれかに記載の方法。
7. 非同期データ報告装置であって、
   データ報告条件が満たされていることに応答して、ネットワークリソースのソケット（Ｓｏｃｋｅｔ）リンクを開くためのリンクオープン関数を呼び出し、前記リンクオープン関数によってハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）要求を生成するための生成モジュールであって、前記ＨＴＴＰ要求は、少なくともサーバのアドレス情報と報告対象のデータとを含む生成モジュールと、
   書き込み関数を呼び出し、前記書き込み関数によって前記ＨＴＴＰ要求を前記リンクオープン関数に対応する専用リソースに書き込み、前記専用リソースによって前記ＨＴＴＰ要求を前記サーバに送信するための書き込みモジュールと、
   前記専用リソースによる前記ＨＴＴＰ要求の送信が終了したことに応答して、クローズ関数を呼び出し、前記クローズ関数によって前記専用リソースを閉じて、前記サーバから送信された前記ＨＴＴＰ要求のフィードバックメッセージの受信を停止し、データ報告プロセスを終了するためのクローズモジュールと、を含む、
   ことを特徴とする非同期データ報告装置。
8. 前記クローズモジュールは、さらに、
   スリープ関数を呼び出し、前記スリープ関数によって、設定された時間でスリープし、前記設定された時間が前記フィードバックメッセージの転送時間より小さく、
   前記設定された時間に達したことに応答して、前記クローズ関数を呼び出す、
   ことを特徴とする請求項７に記載の非同期データ報告装置。
9. 前記生成モジュールは、さらに、
   前記アドレス情報に基づいて、ＨＴＴＰ要求を初期化し、
   前記アドレス情報と前記報告対象のデータとに基づいて、初期化されたＨＴＴＰ要求のヘッダ情報を構築して、前記ＨＴＴＰ要求を生成する、
   ことを特徴とする請求項７に記載の非同期データ報告装置。
10. 前記生成モジュールは、さらに、
    データ報告条件を満たすか否かを検出し、
    前記データ報告条件が満たされているときのビジネスロジックの現在の実行位置を記録し、前記データ報告プロセスの終了に応答して、前記ビジネスロジックの現在の実行位置に戻り、前記ビジネスロジックの後続の処理プロセスを続けて実行する、
    ことを特徴とする請求項７に記載の非同期データ報告装置。
11. 電子機器であって、
    プロセッサとメモリとを含み、
    前記プロセッサが、前記メモリに記憶されている実行可能なプログラムコードを読み取って、前記実行可能なプログラムコードに対応するプログラムを実行することにより、請求項１～６のいずれかに記載の非同期データ報告方法を実現する、
    ことを特徴とする電子機器。
12. コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    当該プログラムはプロセッサによって実行される場合、請求項１～６のいずれかに記載の非同期データ報告方法を実現する、
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
13. コンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、請求項１～６のいずれかに記載の非同期データ報告方法を実現する、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。

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