JP2022081092A - X線ct装置、動画像生成方法、および撮影制御方法 - Google Patents

X線ct装置、動画像生成方法、および撮影制御方法 Download PDF

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Yusaku Aizawa
龍也 園川
Tatsuya Sonokawa
翔 佐々木
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亮一 長江
Ryoichi Nagae
貢大 平山
Kota Hirayama
真樹 吉田
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【課題】X線CT装置による検出データに基づいて生成される動画像のフレームレートを向上させることである。【解決手段】実施形態のX線CT装置のX線管は、回転フレームによって支持され、回転しながらX線を照射する。X線検出器は、X線管により照射され、被検体を通過した前記X線の強度を検出する。処理部は、X線検出器の検出データに基づいて動画像を生成する。X線検出器は、回転フレームの回転方向である第1方向と、前記第1方向および前記X線の照射方向に直交する第2方向とのそれぞれに沿って配置された複数の検出素子を有する。処理部は、X線管の回転位置が第1回転位置である状態で取得されたX線検出器の検出データに基づく第1画像のフレーム間に、X線管の回転位置が第1回転位置と異なる一以上の第2回転位置である状態で取得されたX線検出器の検出データに基づく第2画像を挟ませて動画像を生成する。【選択図】図1

Description

本明細書及び図面に開示の実施形態は、X線CT装置、動画像生成方法、および撮影制御方法に関する。
時系列に撮影した被検体の透過画像を連続的に表示することで、被検体の内部の状態を表す動画像を提供する装置の発明が開示されている。一方向から見た動画像を生成するだけであれば、X線源とX線検出器が固定的に設けられている装置を用いればよい。これに対し、X線CT(Computed Tomography:コンピュータ断層診断)装置を用いて動画像を生成することで、奥行き方向の情報も動画像に付与することが可能となる。また、X線CT装置に動画像を提供する機能を持たせることで、従来は複数の装置の機能であった機能を統合して、導入コストを低減することができる。
X線CT装置においてX線源とX線検出器は被検体の周りを回転するため、一方向から見た動画像を生成する際のフレームレート[fps]は、X線源が一回転して戻ってくるまでの期間に依存する。従来の技術において、X線CT装置を利用した場合のフレームレートは、例えば心臓のカテーテル手技を補助するために必要とされているフレームレートに比べて小さく、十分なフレームレートを得ることができない場合があった。なお、X線CT装置を用いて、X線源を回転させずに動画像を撮影すれば高いフレームレートを実現することができる。しかしながら、その場合、慣性モーメントが大きい回転フレームの角度を所望の角度に合わせるに時間がかかり、実用性が低くなってしまう。
特開2020-062339号公報
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題は、X線CT装置による検出データに基づいて生成される動画像のフレームレートを向上させることである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
実施形態のX線CT装置は、X線管と、X線検出器と、処理部とを持つ。X線管は、回転フレームによって支持され、回転しながらX線を照射する。X線検出器は、X線管により照射され、被検体を通過した前記X線の強度を検出する。処理部は、X線検出器の検出データに基づいて動画像を生成する。X線検出器は、回転フレームの回転方向である第1方向と、前記第1方向および前記X線の照射方向に直交する第2方向とのそれぞれに沿って配置された複数の検出素子を有する。処理部は、X線管の回転位置が第1回転位置である状態で取得されたX線検出器の検出データに基づく第1画像のフレーム間に、X線管の回転位置が第1回転位置と異なる一以上の第2回転位置である状態で取得されたX線検出器の検出データに基づく第2画像を挟ませて動画像を生成する。
実施形態に係るX線CT装置1の構成図。 第1実施形態の表示制御機能57によりディスプレイ42に表示させられる画像の一例を示す図。 第1実施形態における動画像の生成処理について説明するための図。 第1実施形態の処理回路50によって実行される処理の流れの一例を示すフローチャート。 第2実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その1)。 第2実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その2)。 第3~第6実施形態の表示制御機能57によりディスプレイ42に表示させられる画像の一例を示す図。 第3実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その1)。 第3実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その2)。 第3実施形態における動画像の生成処理における制御状態の変化の一例を示す図。 第3実施形態の処理回路50によって実行される処理の流れの一例を示すフローチャート。 第4実施形態における動画像の生成処理について説明するための図。 第4実施形態の処理回路50によって実行される処理の流れの一例を示すフローチャート。 第5実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その1)。 第5実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その2)。 第6実施形態における動画像の生成処理について説明するための図。
以下、図面を参照しながら、実施形態のX線CT装置、動画像生成方法、および撮影制御方法について説明する。X線CT装置は、被検体の内部をX線によってスキャン(撮影)し、三次元のCT画像データや断面像などを生成する装置である。以下の説明では、被検体は、寝台装置の天板に乗せられた状態で回転フレームの内側(回転中心)に導入されてスキャンされるものとするが、適宜注釈するように、X線CT装置の態様としては種々の変形が可能である。
[構成]
図1は、実施形態に係るX線CT装置1の構成図である。X線CT装置1は、例えば、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40とを有する。図1では、説明の都合上、架台装置10をZ軸方向から見た図とX軸方向から見た図の双方を掲載しているが、実際には、架台装置10は一つである。実施形態では、非チルト状態での回転フレーム17の回転軸または寝台装置30の天板33の長手方向をZ軸方向、Z軸方向に直交し、床面に対して水平である軸をX軸方向、Z軸方向に直交し、床面に対して垂直である方向をY軸方向とそれぞれ定義する。
架台装置10は、例えば、X線管11と、ウェッジ12と、コリメータ13と、X線高電圧装置14と、X線検出器15と、データ収集システム(以下、DAS:Data Acquisition System)16と、回転フレーム17と、制御装置18とを有する。
X線管11は、X線高電圧装置14からの高電圧の印加により、陰極(フィラメント)から陽極(ターゲット)に向けて熱電子を照射することでX線を発生させる。X線管11は、真空管を含む。例えば、X線管11は、回転する陽極に熱電子を照射することでX線を発生させる回転陽極型のX線管である。
ウェッジ12は、X線管11から被検体Pに照射されるX線量を調節するためのフィルタである。ウェッジ12は、X線管11から被検体Pに照射されるX線量の分布が予め定められた分布になるように、自身を透過するX線を減衰させる。ウェッジ12は、ウェッジフィルタ(wedge filter)、ボウタイフィルタ(bow-tie filter)とも呼ばれる。ウェッジ12は、例えば、所定のターゲット角度や所定の厚みとなるようにアルミニウムを加工したものである。
コリメータ13は、ウェッジ12を透過したX線の照射範囲を絞り込むための機構である。コリメータ13は、例えば、複数の鉛板の組み合わせによってスリットを形成することで、X線の照射範囲を絞り込む。コリメータ13は、X線絞りと呼ばれる場合もある。コリメータ13は、X線を例えば四角錐の形状に絞り込む。そのX線の広がり角のうち、回転フレーム17の回転方向に沿った広がり角をファン角、ファン角に直交する方向の広がり角をコーン角と称する。コリメータ13には、X線の絞込み範囲を動的に変更可能な駆動装置13Aが取り付けられていてもよい。コリメータ13と駆動装置13Aを合わせたものが「コリメータ装置」の一例である。
X線高電圧装置14は、例えば、高電圧発生装置と、X線制御装置とを有する。高電圧発生装置は、変圧器(トランス)および整流器などを含む電気回路を有し、X線管11に印加する高電圧を発生させる。X線制御装置は、X線管11に発生させるべきX線量に応じて高電圧発生装置の出力電圧を制御する。高電圧発生装置は、上述した変圧器によって昇圧を行うものであってもよいし、インバータによって昇圧を行うものであってもよい。X線高電圧装置14は、回転フレーム17に設けられてもよいし、架台装置10の固定フレーム(不図示)の側に設けられてもよい。
X線検出器15は、X線管11が発生させ、被検体Pを通過して入射したX線の強度を検出する。X線検出器15は、検出したX線の強度に応じた電気信号(光信号などでもよい)をDAS18に出力する。X線検出器15は、例えば、複数の検出素子列を有する。複数の検出素子列のそれぞれは、X線管11の焦点を中心とした円弧に沿ってチャネル方向に複数の検出素子が配列されたものである。複数の検出素子列は、スライス方向(列方向、row方向)に配列される。すなわち、複数の検出素子は、回転フレーム17の回転方向である第1方向(Z軸まわりの方向)と、第1方向およびX線の照射方向に直交する第2方向(Z軸方向)とのそれぞれに沿って配置されている。
X線検出器15は、例えば、グリッドと、シンチレータアレイと、光センサアレイとを有する間接型の検出器である。シンチレータアレイは、複数のシンチレータを有する。それぞれのシンチレータは、シンチレータ結晶を有する。シンチレータ結晶は、入射するX線の強度に応じた光量の光を発する。グリッドは、シンチレータアレイのX線が入射する面に配置され、散乱X線を吸収する機能を有するX線遮蔽板を有する。なお、グリッドは、コリメータ(一次元コリメータまたは二次元コリメータ)と呼ばれる場合もある。光センサアレイは、例えば、光電子増倍管(フォトマルチプライヤー:PMT)等の光センサを有する。光センサアレイは、シンチレータにより発せられる光の光量に応じた電気信号を出力する。X線検出器15は、入射したX線を電気信号に変換する半導体素子を有する直接変換型の検出器であってもかまわない。光センサまたは半導体素子は、「検出素子」の一例である。
DAS16は、例えば、増幅器と、積分器と、A/D変換器とを有する。増幅器は、X線検出器15の各X線検出素子により出力される電気信号に対して増幅処理を行う。積分器は、増幅処理が行われた電気信号をビュー期間(後述)に亘って積分する。A/D変換器は、積分結果を示す電気信号をデジタル信号に変換する。DAS16は、デジタル信号に基づく検出データをコンソール装置40に出力する。検出データは、生成元のX線検出素子のチャンネル番号、列番号、及び収集されたビューを示すビュー番号により識別されたX線強度のデジタル値のデータである。ビュー番号は、回転フレーム17の回転に応じて変化する番号であり、例えば、回転フレーム17の回転に応じてインクリメントされる番号である。従って、ビュー番号は、X線管11の回転角度を示す情報である。ビュー期間とは、あるビュー番号に対応する回転角度から、次のビュー番号に対応する回転角度に到達するまでの間に収まる期間である。DAS16は、ビューの切り替わりを、制御装置18から入力されるタイミング信号によって検知してもよいし、内部のタイマーによって検知してもよいし、図示しないセンサから取得される信号によって検知してもよい。フルスキャンを行う場合においてX線管11によりX線が連続曝射されている場合、DAS16は、全周囲分(360度分)の検出データ群を収集する。ハーフスキャンを行う場合においてX線管11によりX線が連続曝射されている場合、DAS16は、半周囲分(180度分)の検出データを収集する。
回転フレーム17は、X線管11、ウェッジ12、およびコリメータ13と、X線検出器15とを対向支持する円環状の部材である。回転フレーム17は、固定フレームによって、内部に導入された被検体Pを中心として回転自在に支持される。回転フレーム17は、更にDAS16を支持する。DAS16が出力する検出データは、回転フレーム17に設けられた発光ダイオード(LED)を有する送信機から、光通信によって、架台装置10の非回転部分(例えば固定フレーム)に設けられたフォトダイオードを有する受信機に送信され、受信機によってコンソール装置40に転送される。なお、回転フレーム17から非回転部分への検出データの送信方法として、前述の光通信を用いた方法に限らず、非接触型の任意の送信方法を採用してよい。回転フレーム17は、X線管11などを支持して回転させることができるものであれば、円環状の部材に限らず、アームのような部材であってもよい。
X線CT装置1は、例えば、X線管11とX線検出器15の双方が回転フレーム17によって支持されて被検体Pの周囲を回転するRotate/Rotate-TypeのX線CT装置(第3世代CT)であるが、これに限らず、円環状に配列された複数のX線検出素子が固定フレームに固定され、X線管11が被検体Pの周囲を回転するStationary/Rotate-TypeのX線CT装置(第4世代CT)であってもよい。
制御装置18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを有する処理回路と、モータやアクチュエータなどを含む駆動機構とを有する。制御装置18は、コンソール装置40または架台装置10に取り付けられた入力インターフェース43からの入力信号を受け付けて、架台装置10および寝台装置30の動作を制御する。例えば、制御装置18は、回転フレーム17を回転させたり、架台装置10をチルトさせたり、寝台装置30の天板33を移動させたりする。架台装置10をチルトさせる場合、制御装置18は、入力インターフェース43に入力された傾斜角度(チルト角度)に基づいて、Z軸方向に平行な軸を中心に回転フレーム17を回転させる。制御装置18は、図示しないセンサの出力等によって回転フレーム17の回転角度を把握している。また、制御装置18は、回転フレーム17の回転角度を随時、スキャン制御機能55に提供する。制御装置18は、架台装置10に設けられてもよいし、コンソール装置40に設けられてもよい。
寝台装置30は、スキャン対象の被検体Pを載置して移動させ、架台装置10の回転フレーム17の内部に導入する装置である。寝台装置30は、例えば、基台31と、寝台駆動装置32と、天板33と、支持フレーム34とを有する。基台31は、支持フレーム34を鉛直方向(Y軸方向)に移動可能に支持する筐体を含む。寝台駆動装置32は、モータやアクチュエータを含む。寝台駆動装置32は、被検体Pが載置された天板33を、支持フレーム34に沿って、天板33の長手方向(Z軸方向)に移動させる。天板33は、被検体Pが載置される板状の部材である。
寝台駆動装置32は、天板33だけでなく、支持フレーム34を天板33の長手方向に移動させてもよい。また、上記とは逆に、架台装置10がZ軸方向に移動可能であり、架台装置10の移動によって回転フレーム17が被検体Pの周囲に来るように制御されてもよい。また、架台装置10と天板33の双方が移動可能な構成であってもよい。また、X線CT装置1は、被検体Pが立位または座位でスキャンされる方式の装置であってもよい。この場合、X線CT装置1は、寝台装置30に代えて被検体支持機構を有し、架台装置10は、回転フレーム17を、床面に垂直な軸方向を中心に回転させる。
コンソール装置40は、例えば、メモリ41と、ディスプレイ42と、入力インターフェース43と、処理回路50とを有する。実施形態では、コンソール装置40は架台装置10とは別体として説明するが、架台装置10にコンソール装置40の各構成要素の一部または全部が含まれてもよい。
メモリ41は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等により実現される。メモリ41は、例えば、検出データや投影データ、再構成画像データ、CT画像データ等を記憶する。これらのデータは、メモリ41ではなく(或いはメモリ41に加えて)、X線CT装置1が通信可能な外部メモリに記憶されてもよい。外部メモリは、例えば、外部メモリを管理するクラウドサーバが読み書きの要求を受け付けることで、クラウドサーバによって制御されるものである。
ディスプレイ42は、各種の情報を表示する。例えば、ディスプレイ42は、処理回路によって生成された医用画像(CT画像)や、利用者による各種操作を受け付けるGUI(Graphical User Interface)画像等を表示する。ディスプレイ42は、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。ディスプレイ42は、架台装置10に設けられてもよい。ディスプレイ42は、デスクトップ型でもよいし、コンソール装置40の本体部と無線通信可能な表示装置(例えばタブレット端末)であってもよい。
入力インターフェース43は、利用者による各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作の内容を示す電気信号を処理回路50に出力する。例えば、入力インターフェース43は、検出データまたは投影データ(後述)を収集する際の収集条件、CT画像を再構成する際の再構成条件、CT画像から後処理画像を生成する際の画像処理条件などの入力操作を受け付ける。例えば、入力インターフェース43は、マウスやキーボード、タッチパネル、ドラッグボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、カメラ、赤外線センサ、マイク等により実現される。入力インターフェース43は、架台装置10に設けられてもよい。また、入力インターフェース43は、コンソール装置40の本体部と無線通信可能な表示装置(例えばタブレット端末)により実現されてもよい。入力インタフェース43はマウス、キーボードなどの物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、装置とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を制御回路へ出力する電気信号の処理回路も入力インタフェース43の例に含まれる。
処理回路50は、X線CT装置1の全体の動作を制御する。処理回路50は、例えば、システム制御機能51、前処理機能52、再構成処理機能53、画像処理機能54、スキャン制御機能55、動画像生成機能56、および表示制御機能57などを実行する。処理回路50は、例えば、ハードウェアプロセッサがメモリ41に記憶されたスキャンワークフローなどの各種プログラムを実行することにより、これらの機能を実現するものである。
ハードウェアプロセッサとは、例えば、CPU、GPU、特定用途向け集積回路、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイスまたは複合プログラマブル論理デバイスや、フィールドプログラマブルゲートアレイ)などの回路(circuitry)を意味する。メモリ41にプログラムを記憶させる代わりに、ハードウェアプロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むように構成しても構わない。この場合、ハードウェアプロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。ハードウェアプロセッサは、単一の回路として構成されるものに限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのハードウェアプロセッサとして構成され、各機能を実現するようにしてもよい。また、複数の構成要素を1つのハードウェアプロセッサに統合して各機能を実現するようにしてもよい。
コンソール装置40または処理回路50が有する各構成要素は、分散化されて複数のハードウェアにより実現されてもよい。処理回路50は、コンソール装置40が有する構成ではなく、コンソール装置40と通信可能な処理装置によって実現されてもよい。処理装置は、例えば、一つのX線CT装置と接続されたワークステーション、あるいは複数のX線CT装置に接続され、処理回路50と同等の処理を一括して実行する装置(例えばクラウドサーバ)である。
システム制御機能51は、入力インタフェース43が受け付けた入力操作に基づいて、処理回路50の各種機能を制御する。
前処理機能52は、DAS16により出力された検出データに対して対数変換処理やオフセット補正処理、チャネル間の感度補正処理、ビームハードニング補正等の前処理を行って、投影データを生成し、生成した投影データをメモリ41に記憶させる。
再構成処理機能53は、前処理機能52によって生成された投影データに対して、フィルタ補正逆投影法や逐次近似再構成法等による再構成処理を行って、CT画像を生成し、生成したCT画像をメモリ41に記憶させる。
画像処理機能54は、入力インタフェース43が受け付けた入力操作に基づいて、CT画像を公知の方法により、三次元画像や任意断面の断面像データに変換する。三次元画像への変換は、前処理機能52によって行われてもよい。
スキャン制御機能55は、X線高電圧装置14、DAS16、制御装置18、および寝台駆動装置32に指示することで、架台装置10における検出データの収集処理を制御する。スキャン制御機能55は、位置決め画像を収集する撮影、および診断に用いる画像を撮影する際の各部の動作をそれぞれ制御する。スキャン制御機能55は、動画像生成機能56が動画像を生成する際には、それに応じた駆動装置13Aの制御を行う。これについては後述する。
動画像生成機能56は、再構成によるCT画像の生成とは別の処理として、ある方向から見た透過画像の動画像を生成する処理を行う。この機能を実現する上で、例えば、回転フレーム17が一回転するごとにスキャンを行い、スキャンされた結果である検出データを画像の形式にして動画像とすることが考えられる。しかしながら、この場合のフレームレートは、回転フレーム17が一回転する周期の逆数であり、十分なフレームレートが得られないことが想定される。
これに対し、動画像生成機能56は、X線管11の回転位置が第1回転位置である状態で取得されたX線検出器15の検出データに基づく第1画像のフレーム間に、X線管11の回転位置が第1回転位置と異なる一以上の第2回転位置である状態で取得されたX線検出器15の検出データに基づく第2画像を挟ませて、動画像を生成する。これによって、フレームレートを例えば2倍以上に向上させることができる。フレーム間とは、時系列に連続する二つのフレーム画像の間、という意味である。係る動画像の生成手法として、以下に説明するいくつかの実施形態があり得る。
(第1実施形態)
以下、動画像の生成に係る第1実施形態について説明する。第1実施形態のX線CT装置は、動画像を生成する際に、動画像の中に高フレームレート領域と低フレーム領域を設け、高フレームレート領域については第2画像を第1画像のフレーム間に挟ませ、低フレームレート領域については第1画像のみを用いて動画像を生成する。図2は、第1実施形態の表示制御機能57によりディスプレイ42に表示させられる画像の一例を示す図である。図中、HAは高フレームレート領域であり、LAは低フレームレート領域である。画像の縦方向の広がりは、被検体Pの体軸方向である図1のZ軸方向に沿ったX線の広がり(コーン角)に対応し、画像の横方向は、回転フレーム17の回転方向である図1のZ軸まわりの方向(Z#と表記)のX線の広がり(ファン角)に対応する。つまり、画像の横方向の広がりは、前述した第1方向に沿って配置された複数の検出素子により検出された検出値が並べられることで実現され、画像の縦方向の広がりは、前述した第2方向に沿って配置された複数の検出素子により検出された検出値が並べられることで実現されるものである。
高フレームレート領域HAを構成する第2画像は、X線検出器15の複数の検出素子のうち、第1方向および第2方向のそれぞれに関する、周辺部を除外した中心部付近の検出素子を用いた検出データに基づく画像である。以下、係る動画像の作成手法について説明する。
図3は、第1実施形態における動画像の生成処理について説明するための図である。本図以降では、回転フレーム17に搭載された構成を中心に示しており、一部の符号および構成を省略している。また、図3以降において、コリメータ13の黒塗りになっている部分は、X線を遮蔽している部分を示し、X線検出器15においてハッチングされている部分は、検出データが動画像に使用される光センサまたは半導体素子(以下、アクティブ素子と称する)を示している。但し、コーン角に関するアクティブ素子の選択に関しては図示していない。破線BLは、ファン角の外縁線を示している。
動画像を生成する際に、X線CT装置1は、以下に説明する動作を繰り返し実行する。回転フレーム17は、図面における時計回りに回転するものとする。X線管11の回転位置(換言すると回転フレーム17の回転位置)は、回転フレーム17を回転させる制御装置18によって認識されており、その情報は制御装置18から処理回路50に提供される。
X線管11の回転位置が回転位置RP1であるとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15の全体をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第1画像を生成する。回転位置RP1は、「第1回転位置」の一例である。
回転フレーム17の回転が進んでX線管11の回転位置が回転位置RP2になったとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角およびコーン角を規定の角度よりも狭い角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。回転位置RP2は、回転位置RP1に対して180度異なる位置であり、「一以上の第2回転位置」の一例である。このときの「狭い角度」は、高フレームレート領域HAに対応する角度であり、X線の軌跡がほぼ平行とみなせるため、被検体Pに対して逆側からその角度範囲で撮影した画像をそのまま第1画像の間に挟んだとしても、利用者が違和感を覚えない程度の角度である。動画像生成機能56は、X線検出器15のうち高フレームレート領域HAに対応するアクティブ素子による検出データに基づいて第2画像を生成する。
これを繰り返すことで、高フレームレート領域HAについては回転フレーム17が一回転する周期の半分の周期で、低フレームレート領域LAに比して高フレームレートで画像を更新することができる。
図4は、第1実施形態の処理回路50によって実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、入力インターフェース43によって動画像の生成が指示されてから終了が指示されるまでの間、繰り返し実行される。
まず、スキャン制御機能55は、X線管11の回転位置が回転位置RP1であるか否かを判定する(ステップS300)。X線管11の回転位置が回転位置RP1であると判定された場合、スキャン制御機能55が規定のファン角でX線管11にX線を照射させ(ステップS302)、動画像生成機能56が第1画像を生成し(ステップS304)、表示制御機能57が第1画像を動画像の一部としてディスプレイ42に表示させる(ステップS306)。
X線管11の回転位置が回転位置RP1にないと判定した場合、スキャン制御機能55は、X線管11の回転位置が回転位置RP2であるか否かを判定する(ステップS308)。X線管11の回転位置が回転位置RP2であると判定された場合、スキャン制御機能55が、予め指定された高フレームレート領域HAに対応するファン角およびコーン角で(すなわち第2画像に対応するアクティブ素子に向けた照射範囲で)X線管11にX線を照射させ(ステップS310)、動画像生成機能56がアクティブ素子から得られた検出データに基づく画像を第2画像として生成し(ステップS312)、表示制御機能57が、第1画像の一部を第2画像で置換した画像をディスプレイ42に表示させる(ステップS314)。
X線管11の回転位置が回転位置RP1と回転位置RP2のいずれでも無いと判定された場合、スキャン制御機能55は、X線管11にX線を照射させない(ステップS316)。
第1の実施形態において、回転位置RP2でX線管11にX線を照射させる際に、回転位置RP1にX線管11がある場合に比して狭いファン角およびコーン角でX線管11にX線を照射させるものとしたが、回転位置RP2でX線管11にX線を照射させる際に、回転位置RP1にX線管11がある場合と同じファン角またはコーン角でX線管11にX線を照射させてもよい。こうすれば、コリメータ装置の制御が容易になる。
高フレームレート領域HAは固定領域であってもよいし、前述した「狭い角度」の範囲内で、利用者によって指定される領域であってもよい。この場合、例えば、X線CT装置1は、まず第1画像のみを用いた動画像の生成および表示を開始する。その状態で処理回路50は、入力インターフェース43を用いた利用者の領域指定操作を受け付ける。利用者は、例えば、心臓のカテーテル手技に用いられる穿刺針の先端を含むように高フレームレート領域HAを指定する。スキャン制御機能55は、指定された高フレームレート領域HAに対応する、少なくともファン角を計算する。このとき、スキャン制御機能55は、ファン角だけでなく高フレームレート領域HAに対応するコーン角も計算して制御に用いてもよい。
X線CT装置1は、高フレームレート領域HA内の特徴的な部分(例えば、前述した穿刺針の先端)を、ファン角および/またはX線の指向性を変更することで自動追尾して、高フレームレート領域HAを自動的に変更するようにしてもよい。この場合、処理回路50は、特徴的な部分についてパターンマッチングや学習済モデルを用いた領域抽出処理を行い、自動追尾を実現することができる。また、処理回路50は、高フレームレート領域HAの領域指定では無く、特徴的な部分の指定を受け付け、特徴的な部分の全体を含むように高フレームレート領域HAを設定してもよい。
以上説明した第1実施形態によれば、X線CT装置による検出データに基づいて生成される動画像のフレームレートを向上させることができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態のX線CT装置は、二方向から見た動画像(立体視/ステレオ視用の動画像)を生成してディスプレイ42に表示させることで立体視/ステレオ視に供するものである。二方向から見たそれぞれの動画像は、例えば、第1実施形態の手法により生成される。なお、第2実施形態のX線CT装置は、二方向に代えて、三方向以上から見た動画像を生成してもよい。
図5は、第2実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その1)である。X線管11の回転位置が回転位置RP1であるとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15の全体をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第1画像(1)を生成する。
X線管11の回転位置が回転位置RP3であるとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15の全体をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第1画像(2)を生成する。このとき、第1実施形態と同様に、X線の照射範囲は規定のままで、アクティブ素子のみ絞り込んでもよい。
回転フレーム17の回転が進んでX線管11の回転位置が回転位置RP2になったとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角が規定の角度よりも狭くなるようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、アクティブ素子による検出データに基づいて第2画像(1)を生成する。
回転フレーム17の回転が進んでX線管11の回転位置が回転位置RP4になったとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角が規定の角度よりも狭くなるようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、アクティブ素子による検出データに基づいて第2画像(2)を生成する。このとき、第1実施形態と同様に、X線の照射範囲は規定のままで、アクティブ素子のみ絞り込んでもよい。
図6は、第2実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その2)である。動画像生成機能56は、上記説明した第1画像(1)と、第2画像(1)とを交互に並べることで動画像(1)を生成する一方で、第1画像(2)と、第2画像(2)とを交互に並べることで動画像(2)を生成する。表示制御機能57は、動画像(1)と動画像(2)をディスプレイ42に表示させる。
以上説明した第2実施形態によれば、複数の方向から見た動画像を並行してディスプレイ42に表示させることで、利便性を向上させることができる。
(第3~第6実施形態)
第1および第2実施形態では、図2に示すように高フレームレート領域HAが低フレームレート領域LAよりも、ファン角方向およびコーン角方向のそれぞれについて狭くなっている。これに対し、以下に説明する第3~第6実施形態では、高フレームレート領域HAは低フレームレート領域LAと同じ広さを有し、コーン角方向についてのみ低フレームレート領域LAよりも狭くなる。図7は、第3~第6実施形態の表示制御機能57によりディスプレイ42に表示させられる画像の一例を示す図である。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その1)である。X線管11の回転位置が回転位置RP1であるとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度(例えば、CT画像を生成する場合と等しい照射角度)にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15の全体をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第1画像を生成する。
回転フレーム17の回転が進んでX線管11の回転位置が回転位置RP2-1になったとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15のうち回転フレーム17の回転方向に関して先頭部の一部をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第2画像の一部を生成する。
X線管11の回転位置が回転位置RP2-2になったとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度よりも狭い照射角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15のうち回転フレーム17の回転方向に関して先頭部に続く一部をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第2画像の一部を生成する。
X線管11の回転位置が回転位置RP2-3になったとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度よりも更に狭い照射角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15のうち回転フレーム17の回転方向に関して中央部付近の一部をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第2画像の一部を生成する。
回転フレーム17の回転が更に進んでX線管11の回転位置が回転位置RP2-nになったとき(nは任意の自然数)、スキャン制御機能55は、ファン角を規定の角度にするように駆動装置13Aにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15のうち回転フレーム17の回転方向に関して末尾付近の一部をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第2画像の一部を生成する。
動画像生成機能56は、X線管11が回転位置RP2-k(k=1~n)のそれぞれである状態でアクティブ素子による検出データに基づいて生成した「第2画像の一部」を回転位置の順に並べて結合し(繋ぎ合わせ)、第2画像を生成する。このように生成された第2画像は、被検体Pの逆側から、第1画像と同じX線の経路を経て撮影された画像である。そのため、第2画像は疑似的に第1画像を再現した画像となる。動画像生成機能56は、第1画像のフレーム間に第2画像を挟ませて動画像を生成する。図9は、第3実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その2)である。動画像生成機能56は、上記説明した第1画像と、第2画像とを交互に並べることで、動画像を生成する。
回転位置RP2-kは、「一以上の第2回転位置」の他の一例である。回転位置RP2-kのそれぞれについて、その位置から最大のファン角でX線管11がX線を照射した場合に、回転位置RP1がファン角の範囲内に収まることが必要である。ファン角の取り得る値に応じて、回転位置RP2-kとして設定し得る回転位置の範囲は異なるが、回転位置RP2-kのうち、回転フレーム17の回転方向に関して中央部付近の回転位置は、回転フレーム17の回転中心を挟んで回転位置RP1と対向する位置であると好適である。
図10は、第3実施形態における動画像の生成処理における制御状態の変化の一例を示す図である。X線管11の回転位置が回転位置RP1である場合、スキャン制御機能55は、広いファン角でX線管11にX線を照射させ、動画像生成機能56は、このときに得られた検出データに基づいて第1画像を生成する。X線管11の回転位置が回転位置RP2-1に至るまでの間、スキャン制御機能55は、X線管11にX線を照射させない。X線管11の回転位置が回転位置RP2-1~RP2-nであるとき、スキャン制御機能55は、まず規定の広いファン角で、徐々にファン角を小さくし、X線管11の回転位置が回転位置RP1と対向する位置に至ると、徐々にファン角を大きくしながらX線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、このときにアクティブ素子によって得られた検出データに基づく部分画像を結合して第2画像を生成する。次にX線管11の回転位置が回転位置RP1に至るまでの間、スキャン制御機能55は、X線管11にX線を照射させない。
表示制御機能57は、メモリ41に記憶されたCT画像を任意のタイミングでディスプレイ42に表示させたり、動画像生成機能56によって生成された動画像をリアルタイムに近いタイミングでディスプレイ42に表示させたりする。
図11は、第3実施形態の処理回路50によって実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、入力インターフェース43によって動画像の生成が指示されてから終了が指示されるまでの間、繰り返し実行される。
まず、スキャン制御機能55は、X線管11の回転位置が回転位置RP1であるか否かを判定する(ステップS100)。X線管11の回転位置が回転位置RP1であると判定された場合、スキャン制御機能55が規定のファン角でX線管11にX線を照射させ(ステップS102)、動画像生成機能56が第1画像を生成し(ステップS104)、表示制御機能57が第1画像を動画像の一部としてディスプレイ42に表示させる(ステップS106)。
X線管11の回転位置が回転位置RP1にないと判定した場合、スキャン制御機能55は、X線管11の回転位置が回転位置RP2-1~2-nのいずれかであるか否かを判定する(ステップS108)。X線管11の回転位置が回転位置RP2-1~2-nのいずれかであると判定された場合、スキャン制御機能55が規定のファン角からファン角を徐々に狭め、次いで徐々に広くしながらX線管11にX線を照射させ(ステップS110)、動画像生成機能56がアクティブ素子から得られた検出データに基づく画像を結合して第2画像を生成し(ステップS112)、表示制御機能57が第2画像を動画像の一部としてディスプレイ42に表示させる(ステップS114)。
X線管11の回転位置が回転位置RP1と回転位置RP2-1~2-nのいずれでも無いと判定された場合、スキャン制御機能55は、X線管11にX線を照射させない(ステップS116)。
以上説明した第3実施形態によれば、被検体Pの逆側から、第1画像と同じX線の経路を経て撮影され、疑似的に第1画像を再現した第2画像を第1画像のフレーム間に挟ませて動画像を生成するため、X線CT装置による検出データに基づいて生成される動画像のフレームレートを向上させることができる。また、第1または第2実施形態に比して、処理負荷が高くなる半面、高フレームレート領域HAを広くすることができる。
(第4実施形態)
以下、第4実施形態について説明する。第4実施形態のX線CT装置は、動画像の生成処理におけるコリメータ13および駆動装置13Aの制御方法が第3実施形態と異なるが、その他の点については第3実施形態と同様である。第4実施形態のコリメータ13および駆動装置13Aは、ファン角を広くしたり狭くしたりする機能だけでなく、X線の照射方向を任意に変更可能な機能および構成を有しているものとする。
図12は、第4実施形態における動画像の生成処理について説明するための図である。第3実施形態では、スキャン制御機能55は、まず規定の広いファン角で、徐々にファン角を小さくし、X線管11の回転位置が回転位置RP1と対向する位置に至ると、徐々にファン角を大きくしながらX線管11にX線を照射させるものとした。これに対し、第4実施形態のスキャン制御機能55は、X線管11の回転位置が回転位置RP2-1~RP2-nであるとき、回転位置RP1にあるアクティブ素子に向けてX線が照射されるように駆動装置13Aに指示する。動画像生成機能56は、第3実施形態と同様にアクティブ素子によって得られた検出データに基づく部分画像を結合して第2画像を生成する。
図13は、第4実施形態の処理回路50によって実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、入力インターフェース43によって動画像の生成が指示されてから終了が指示されるまでの間、繰り返し実行される。
まず、スキャン制御機能55は、X線管11の回転位置が回転位置RP1であるか否かを判定する(ステップS200)。X線管11の回転位置が回転位置RP1であると判定された場合、スキャン制御機能55が規定のファン角でX線管11にX線を照射させ(ステップS202)、動画像生成機能56が第1画像を生成し(ステップS204)、表示制御機能57が第1画像を動画像の一部としてディスプレイ42に表示させる(ステップS206)。
X線管11の回転位置が回転位置RP1にないと判定した場合、スキャン制御機能55は、X線管11の回転位置が回転位置RP2-1~2-nのいずれかであるか否かを判定する(ステップS208)。X線管11の回転位置が回転位置RP2-1~2-nのいずれかであると判定された場合、スキャン制御機能55が、回転位置RP1にあるアクティブ素子に向けた指向性でX線管11にX線を照射させ(ステップS210)、動画像生成機能56がアクティブ素子から得られた検出データに基づく画像を結合して第2画像を生成し(ステップS212)、表示制御機能57が第2画像を動画像の一部としてディスプレイ42に表示させる(ステップS214)。
X線管11の回転位置が回転位置RP1と回転位置RP2-1~2-nのいずれでも無いと判定された場合、スキャン制御機能55は、X線管11にX線を照射させない(ステップS216)。
以上説明した第4実施形態によれば、第3実施形態と同様、X線CT装置による検出データに基づいて生成される動画像のフレームレートを向上させることができる。また、第4実施形態によれば、動画像に寄与しないX線が被検体Pに照射されるのを抑制することができるため、第3実施形態よりも被検体Pに照射されるX線の量を低減することができる。但し、コリメータ13および駆動装置13Aの構成が第3実施形態よりも複雑なものになるため、第3実施形態の方が簡易な構成で上記効果を実現することができる。
第3実施形態または第4実施形態においても、ファン角と指向性のどちらも変更せず、アクティブ素子を適宜選択することで第2画像を生成してもよい。
(第5実施形態)
以下、第5実施形態について説明する。第5実施形態のX線CT装置は、二方向から見た動画像(立体視/ステレオ視用の動画像)を生成してディスプレイ42に表示させることで立体視/ステレオ視に供するものである。二方向から見たそれぞれの動画像は、例えば、第3実施形態または第4実施形態、或いは後述する第6実施形態の手法により生成される。なお、第5実施形態のX線CT装置は、二方向に代えて、三方向以上から見た動画像を生成してもよい。
図14は、第5実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その1)である。X線管11の回転位置が回転位置RP1であるとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15の全体をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第1画像(1)を生成する。
X線管11の回転位置が回転位置RP3であるとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度にするようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、X線検出器15の全体をアクティブ素子とし、アクティブ素子による検出データに基づいて第1画像(2)を生成する。
回転フレーム17の回転が進んでX線管11の回転位置が回転位置RP2-1~RP2-nになったとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度から徐々に狭め、次いで徐々に広くしながらX線管11にX線を照射させるようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、アクティブ素子による検出データに基づいて第2画像(1)を生成する。
回転フレーム17の回転が進んでX線管11の回転位置が回転位置RP4-1~RP4-nになったとき、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度から徐々に狭め、次いで徐々に広くしながらX線管11にX線を照射させるようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。動画像生成機能56は、アクティブ素子による検出データに基づいて第2画像(2)を生成する。
図15は、第5実施形態における動画像の生成処理について説明するための図(その2)である。動画像生成機能56は、上記説明した第1画像(1)と、第2画像(1)とを交互に並べることで、動画像(1)を生成する一方で、第1画像(2)と、第2画像(2)とを交互に並べることで、動画像(2)を生成する。表示制御機能57は、動画像(1)と動画像(2)をディスプレイ42に表示させる。
以上説明した第5実施形態によれば、複数の方向から見た動画像を並行してディスプレイ42に表示させることで、利便性を向上させることができる。
第5実施形態において、回転位置RP2-1~RP2-nと、回転位置RP4-1~RP4-nとが重複しているとした場合、重複部分の検出データを、第2画像(1)と第2画像(2)で共用することができ、その分のX線照射を、重複していない場合に比して低減することができる。
(第6実施形態)
以下、第6実施形態について説明する。第6実施形態のX線CT装置は、互いに平行に照射されたX線による検出データに基づく画像を集めて第1画像および第2画像を生成する。図16は、第6実施形態における動画像の生成処理について説明するための図である。
X線管11の回転位置が回転位置RP5-1~RP5-mである間、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度から徐々に狭め、次いで徐々に広くしながらX線管11にX線を照射させるようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。各時点におけるアクティブ素子は、X線管11とアクティブ素子を結ぶ方向が、各時点の間で同じになるように選択される。この結果、互いに平行に照射されたX線による検出データが得られるため、動画像生成機能56は、アクティブ素子による検出データを集めて第1画像を生成する。
同様に、X線管11の回転位置が回転位置RP6-1~RP6-mである間、スキャン制御機能55は、駆動装置13Aにファン角を規定の角度から徐々に狭め、次いで徐々に広くしながらX線管11にX線を照射させるようにコリメータ13を制御させた状態で、X線管11にX線を照射させる。各時点におけるアクティブ素子は、X線管11とアクティブ素子を結ぶ方向が、各時点の間で同じになるように選択される。この結果、互いに平行に照射されたX線による検出データが得られるため、動画像生成機能56は、アクティブ素子による検出データを集めて第2画像を生成する。
上記のように生成される第2画像は、第1画像を裏表反転させたものと等しくなる。このため、動画像生成機能56は、第1画像のフレーム間に第2画像を挟ませて動画像を生成することで、フレームレートを向上させることができる。
以上説明した第6実施形態によれば、他の実施形態と同様に、X線CT装置による検出データに基づいて生成される動画像のフレームレートを向上させることができる。
上記第6実施形態は、ファン角の調整とアクティブ素子の選択によって互いに平行に照射されたX線を実現するものであるが、平行なX線を照射できるX線照射部を備えるものであれば、一回の照射で第1画像または第2画像を得ることができる。そのようにX線CT装置を構成してもよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、回転フレーム17によって支持され、回転しながらX線を照射するX線管11と、X線管11により照射され、被検体Pを通過したX線の強度を検出するX線検出器15と、X線検出器15の検出データに基づいて動画像を生成する処理回路50とを持ち、X線検出器11は、回転フレーム17の回転方向である第1方向と、第1方向およびX線の照射方向に直交する第2方向とのそれぞれに沿って配置された複数の検出素子を有し、処理回路50は、X線管11の回転位置が第1回転位置である状態で取得されたX線検出器15の検出データに基づく第1画像のフレーム間に、X線管11の回転位置が第1回転位置と異なる一以上の第2回転位置である状態で取得されたX線検出器15の検出データに基づく第2画像を挟ませて前記動画像を生成することにより、X線CT装置による検出データに基づいて生成される動画像のフレームレートを向上させることができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線CT装置
10 架台装置
11 X線管
13 コリメータ
13A 駆動装置
14 X線高電圧装置
15 X線検出器
16 データ収集システム
17 回転フレーム
18 制御装置
40 コンソール装置
41 メモリ
42 ディスプレイ
43 入力インターフェース
50 処理回路
55 スキャン制御機能
56 動画像生成機能
57 表示制御機能

Claims (12)

  1. 回転フレームによって支持され、回転しながらX線を照射するX線管と、
    前記X線管により照射され、被検体を通過した前記X線の強度を検出するX線検出器と、
    前記X線検出器の検出データに基づいて動画像を生成する処理部と、
    を備え、
    前記X線検出器は、前記回転フレームの回転方向である第1方向と、前記第1方向および前記X線の照射方向に直交する第2方向とのそれぞれに沿って配置された複数の検出素子を有し、
    前記処理部は、前記X線管の回転位置が第1回転位置である状態で取得された前記X線検出器の検出データに基づく第1画像のフレーム間に、前記X線管の回転位置が前記第1回転位置と異なる一以上の第2回転位置である状態で取得された前記X線検出器の検出データに基づく第2画像を挟ませて前記動画像を生成する、
    X線CT装置。
  2. 前記処理部は、前記X線管の回転位置が第1回転位置である場合と、前記X線管の回転位置が一以上の前記第2回転位置である場合に前記X線管に前記X線を照射させ、それ以外の場合に前記X線管に前記X線を照射させない、
    請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記第2画像は、前記X線検出器の複数の検出素子のうち、前記第1方向および前記第2方向のそれぞれに関する中心部付近の検出素子を用いた検出データに基づく画像である、
    請求項1または2記載のX線CT装置。
  4. 前記X線管には、ファン角を変更可能なコリメータ装置が取り付けられており、
    前記処理部は、前記X線管の回転位置が前記第2回転位置にあるとき、前記複数の検出素子のうち前記第2画像を生成するのに用いられる検出素子に向けたファン角で前記X線が照射されるように前記コリメータ装置を制御する、
    請求項3記載のX線CT装置。
  5. 前記処理部は、前記X線管の回転位置が複数の前記第2回転位置のそれぞれである場合に、前記X線検出器の前記検出素子のうち回転位置が前記第1回転位置である前記検出素子により取得された前記検出データを結合して、一つの前記第2画像を生成する、
    請求項1または2記載のX線CT装置。
  6. 前記X線管には、ファン角を変更可能なコリメータ装置が取り付けられており、
    前記処理部は、前記X線管の回転位置が複数の前記第2回転位置のそれぞれである間、規定のファン角からファン角を徐々に狭め、次いで徐々に広くしながら前記X線が照射されるように前記コリメータ装置を制御する、
    請求項5記載のX線CT装置。
  7. 前記X線管には、前記X線の指向性を変更可能なコリメータ装置が取り付けられており、
    前記処理部は、前記X線管の回転位置が複数の前記第2回転位置のそれぞれである間、前記X線検出器のうち前記第1回転位置にある部分に向けた指向性で前記X線が照射されるように前記コリメータ装置を制御する、
    請求項5または6記載のX線CT装置。
  8. 利用者による入力操作を受け付ける入力インターフェースを更に備え、
    前記X線管には、ファン角、または、ファン角および前記X線の指向性を変更可能なコリメータ装置が取り付けられており、
    前記処理部は、前記第2画像を得るために前記X線管に前記X線を照射させる場合の少なくとも前記ファン角を、前記入力インターフェースが受け付けた入力操作に基づいて決定する、
    請求項1または2記載のX線CT装置。
  9. 前記処理部は、前記第2画像を得るために前記X線管に前記X線を照射させる場合の少なくとも前記ファン角を、前記第2画像が、前記入力インターフェースが受け付けた入力操作に基づく特徴的な部位の全てを含むこととなるように決定する、
    請求項8記載のX線CT装置。
  10. 前記処理部は、前記第1画像と前記第2画像のそれぞれを、異なる位置の前記X線管により照射された互いに平行な前記X線による検出データを集めて生成する、
    請求項1または2記載のX線CT装置。
  11. 回転フレームによって支持され、回転しながらX線を照射するX線管と、前記X線管により照射され、被検体を通過した前記X線の強度を検出するX線検出器と、を備え、前記X線検出器は、前記回転フレームの回転方向である第1方向と、前記第1方向および前記X線の照射方向に直交する第2方向とのそれぞれに沿って配置された複数の検出素子を有する、X線CT装置を用いた動画像生成方法であって、
    コンピュータが、
    前記X線管の回転位置が第1回転位置である状態で取得された前記X線検出器の検出データに基づく第1画像を生成し、
    前記X線管の回転位置が前記第1回転位置と異なる一以上の第2回転位置である状態で取得された前記X線検出器の検出データに基づく第2画像を生成し、
    前記第1画像のフレーム間に前記第2画像2を挟ませて動画像を生成する、
    動画像生成方法。
  12. 回転フレームによって支持され、回転しながらX線を照射するX線管と、前記X線管により照射され、被検体を通過した前記X線の強度を検出するX線検出器と、を備え、前記X線検出器は、前記回転フレームの回転方向である第1方向と、前記第1方向および前記X線の照射方向に直交する第2方向とのそれぞれに沿って配置された複数の検出素子を有する、X線CT装置を用いた撮影制御方法であって、
    コンピュータが、
    前記X線管の回転位置が第1回転位置である状態で前記X線検出器の検出データを得るように少なくとも前記X線管を制御し、
    前記X線管の回転位置が前記第1回転位置と異なる一以上の第2回転位置である状態で前記X線検出器の検出データを得るように前記X線管および前記X線検出器を制御する、
    撮影制御方法。
JP2020192410A 2020-11-19 2020-11-19 X線ct装置、動画像生成方法、および撮影制御方法 Pending JP2022081092A (ja)

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