JP2022078361A - 支援システム、支援装置、支援方法およびプログラム - Google Patents

支援システム、支援装置、支援方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022078361000001
【課題】水系において水位が上昇した場合、早急に、水位を人により確認させる事ができる支援システムを提供する。
【解決手段】支援システムは、水系における水位を測定するセンサと、警備員を管理するための情報処理装置である支援装置と、警備員に保持される端末装置と、住民に情報を提供するための情報処理装置である住民管理装置と、を備える。センサは、水位を支援装置に送信する。支援装置は、水位が第1の閾値を超えた場合、状況の確認を指示する確認指示情報を端末装置に送信する。さらに、端末装置は、状況の確認結果を表すレポート情報を支援装置に送信する。支援装置は、レポート情報を端末装置から受信した場合、レポート情報を住民管理装置に送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、支援システム、支援装置、支援方法およびプログラムに関する。
台風および大雨において、自治体の職員は、様々な情報を収集して、河川が氾濫する可能性があるか否かを判断する。例えば、自治体の職員は、必要に応じて河川に人を派遣して目視で状況を確認させた上で、川が氾濫する可能性があるか否かを判断したりする。
例えば、特許文献1には、氾濫シミュレーションをすることができる装置が記載されている。特許文献2には、水位予測情報を算出し、現在位置との関係から住民自ら危険性を判断することができる装置が記載されている。
特開2002-269656号公報 特開2010-237732号公報
ところで、河川は、多数の自治体に亘って流れている。このため、自治体の職員は、その自治体から遠い遠隔地まで人を派遣させることは困難である。また、台風および大雨において、自治体の職員は、多数の業務が発生し、多忙となる。このため、現場に派遣する人員が不足する場合も考えられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、水系において水位が上昇した場合、早急に、水位を人により確認させることができる支援システム、支援装置、支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る支援システムは、水系における水位を測定するセンサと、警備員を管理するための情報処理装置である支援装置と、前記警備員に保持される端末装置と、を備える。前記センサは、前記水位を前記支援装置に送信する。前記支援装置は、前記水位が第1の閾値を超えた場合、状況の確認を指示する確認指示情報を前記端末装置に送信する。
本発明によれば、水系において水位が上昇した場合、早急に、水位を人により確認させることができる。
図1は、実施形態に係る支援システムを示す図である。 図2は、センサの取り付け位置の一例を示す図である。 図3は、センサの構成の一例を示す図である。 図4は、支援装置および住民管理装置の機能構成を示す図である。 図5は、支援システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 図6は、水位通知情報を表示した住民管理装置を示す図である。 図7は、確認指示を表示した端末装置を示す図である。 図8は、レポート作成画面を表示した端末装置を示す図である。 図9は、レポート情報を表示した住民管理装置を示す図である。 図10は、避難指示を表示したスマートフォンを示す図である。 図11は、避難支援または避難誘導を依頼する場合の、支援システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 図12は、避難支援依頼の受付画面を表示した住民管理装置を示す図である。 図13は、避難支援指示を表示した端末装置を示す図である。 図14は、交通誘導を依頼する場合の、支援システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 図15は、交通誘導依頼の受付画面を表示した住民管理装置を示す図である。 図16は、交通誘導指示を表示した端末装置を示す図である。 図17は、情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る支援システム10について説明する。支援システム10は、水系(河川、湖、池、沼または水路)において水位が上昇した場合、早急に、水位を人により確認させる。
図1は、実施形態に係る支援システム10を示す図である。支援システム10は、複数のセンサ20と、支援装置22と、住民管理装置24と、複数の端末装置26とを備える。
支援装置22は、複数のセンサ20とネットワークを介して接続される。また、支援装置22は、複数の端末装置26とネットワークを介して接続される。また、支援装置22は、住民管理装置24とネットワークを介して接続される。
複数のセンサ20は、水系における複数の観察位置に設けられる。複数のセンサ20のそれぞれは、対応する観察位置の水位を定期的に測定する。例えば、複数のセンサ20は、水系における上流から河口までの間に設けられた複数の橋梁に取り付けられる。複数のセンサ20のそれぞれは、取り付けられた橋梁の直下の河川等の水位を測定する。複数のセンサ20は、複数の自治体にまたがって分散して設けられてもよい。そして、複数のセンサ20のそれぞれは、定期的に水位を支援装置22に送信する。
支援装置22は、複数の警備員を管理するための情報処理装置である。例えば、支援装置22は、警備会社の運営を管理するための情報処理装置である。支援装置22は、1つの筐体に収納された情報処理装置であってもよいし、ネットワーク上に設けられた複数のコンピュータが連携して動作するクラウドであってもよい。
住民管理装置24は、住民に情報を提供するための情報処理装置である。例えば、住民管理装置24は、住民にサービスを提供する自治体の運営を管理するための情報処理装置である。住民管理装置24は、1つの筐体に収納された情報処理装置であってもよいし、ネットワーク上に設けられた複数のコンピュータが連携して動作するクラウドであってもよい。
複数の端末装置26は、複数の警備員に割り当てられる。複数の端末装置26のそれぞれは、対応する警備員に保持される。端末装置26は、データの表示機能、データの入力機能およびデータの無線通信機能を有する装置である。端末装置26は、一例として、スマートフォン、タブレット、および、携帯電話機等の携帯型の装置である。
図2は、橋梁に対するセンサ20の取り付け位置の一例を示す図である。センサ20は、橋梁の近傍における水系の水位を検出する。
例えば、センサ20は、距離センサである。この場合、センサ20は、橋梁の床版または桁に取り付けられ、取り付け位置から水面までの距離を測定する。このようなセンサ20は、床板または桁から、下方(河川の水面)に向けて信号を出射し、水面からの反射信号を取得する。そして、センサ20は、検出した反射信号に基づき、センサ20から水面までの距離を測定する。なお、センサ20は、橋梁以外における建築物に設けられてもよい。
本実施形態において、センサ20は、ミリ波帯域の電磁波信号を路面方向に出射し、水面からの反射信号を取得して、距離を測定する。例えば、センサ20は、5.8GHz帯域、24GHz帯域または77GHz帯域の電磁波信号を出射する。なお、センサ20は、ミリ波センサに限らず、他の周波数帯域の電磁波信号を用いたセンサ、超音波を用いたセンサ、レーザを用いたセンサまたは光を用いたセンサ等であってもよい。
また、センサ20は、支援装置22に、検出した水位を送信する送信機能を有する。センサ20は、有線回線を介して支援装置22に水位を送信してもよいし、無線回線を介して支援装置22に水位を送信してもよい。
図3は、距離センサである場合におけるセンサ20の構成の一例を示す図である。例えば、センサ20は、送信アンテナ31と、受信アンテナ32と、シンセサイザー33と、送信部34と、受信部35と、ミキサー36と、検出部37とを有する。
送信アンテナ31は、ミリ波帯域の電磁波信号を放射する。受信アンテナ32は、ミリ波帯域の電磁波信号を受け取る。
シンセサイザー33は、ミリ波帯域において、予め設定された下限周波数から予め設定された上限周波数まで、周波数が時間経過に応じて変化するチャープ信号を生成する。送信部34は、チャープ信号を増幅して送信アンテナ31から送出させる。送信アンテナ31から放射されたチャープ信号は、物体で反射される。
受信部35は、受信アンテナ32が受け取った電磁波信号を増幅する。ミキサー36は、シンセサイザー33から出力されたチャープ信号と、受信部35から出力された受信信号とを取得する。ミキサー36は、送信したチャープ信号と受信信号とを乗じて中間周波数信号(IF信号)を生成する。
検出部37は、ミキサー36から出力されたIF信号を取得する。検出部37は、取得したIF信号の周波数に応じたレベルの出力信号を出力する。
ここで、送信アンテナ31から出力されたチャープ信号を反射して、反射信号を受信アンテナ32が取得した場合、IF信号の周波数は、チャープ信号を反射した物体までの距離に対応する値となる。従って、センサ20は、チャープ信号を反射した物体までの距離を表す出力信号を出力することができる。
図4は、支援装置22および住民管理装置24の機能構成を示す図である。
支援装置22は、警備員管理部51と、水位受信部52と、水位通知送信部53と、第1選択部54と、確認指示部55と、レポート転送部56と、第2選択部61と、避難誘導指示部62と、完了通知転送部63と、第3選択部64と、交通誘導指示部65とを備える。
警備員管理部51は、複数の警備員が保持している複数の端末装置26と通信して、複数の警備員を管理する。例えば、警備員管理部51は、複数の警備員のそれぞれについて、位置および現在の業務状態等を管理する。
水位受信部52は、複数のセンサ20のそれぞれから送信された水位を受信する。水位通知送信部53は、何れかのセンサ20から水位を受信する毎に、水位が第1の閾値または第2の閾値を超えたか否かを判断する。なお、第1の閾値および第2の閾値は、予め設定されており、観察位置毎に異なる値であってよい。第1の閾値は、第2の閾値よりも高い水位、または、第2の閾値と同一の水位である。例えば、第1の閾値は、河川の水位を注意して開始すべき氾濫注意水位である。また、例えば、第2の閾値は、観察の準備を開始すべき水位である。
水位通知送信部53は、複数の観察位置の何れかにおいて水位が第2の閾値を超えた場合、水位が第2の閾値を超えた観察位置および水位を含む水位通知情報を住民管理装置24に送信する。また、水位通知送信部53は、複数の観察位置の何れかにおいて水位が第1の閾値を超えた場合、水位が第1の閾値を超えたことを示す情報、および、水位が第1の閾値を超えた観察位置を第1選択部54に与える。
第1選択部54は、状況を確認する位置である確認対象位置を含む確認依頼情報を住民管理装置24から受信する。また、第1選択部54は、複数の観察位置の何れかにおいて水位が第1の閾値を超えた場合、水位が第1の閾値を超えたことを示す情報、および、水位が第1の閾値を超えた観察位置を、水位通知送信部53から受け取る。第1選択部54は、複数の観察位置の何れかにおいて水位が第1の閾値を超えた場合、水位が第1の閾値を超えた観察位置に基づき、状況を確認する位置である確認対象位置を特定する。
さらに、第1選択部54は、確認依頼情報を受信した場合または複数の観察位置の何れかにおいて位が第1の閾値を超えた場合、確認依頼情報に含まれている確認対象位置または特定した確認対象位置に基づき、複数の警備員のうち状況を確認させる確認担当警備員を選択する。例えば、第1選択部54は、警備員管理部51から複数の警備員のそれぞれの位置および現在の勤務状況等を取得して、複数の警備員のうち確認対象位置の状況を確認するのに適した警備員を、確認担当警備員として選択する。例えば、第1選択部54は、緊急の業務をしていない警備員であって確認対象位置に最も早く到達する警備員を、確認担当警備員として選択する。
確認指示部55は、確認依頼情報を受信した場合、または、複数の観察位置の何れかにおいて水位が第1の閾値を超えた場合、第1選択部54から確認対象位置および確認担当警備員を示す情報を受け取る。確認指示部55は、確認対象位置を含み、状況の確認を指示する確認指示情報を、複数の端末装置26のうち確認担当警備員が保持する確認担当端末装置82に送信する。
レポート転送部56は、確認指示情報を送信した後、確認担当警備員が保持する確認担当端末装置82から、確認対象位置における状況の確認結果を表すレポート情報を受信する。レポート転送部56は、レポート情報を確認担当端末装置82から受信した場合、レポート情報を住民管理装置24に送信する。
第2選択部61は、避難誘導または避難支援をうける住民を特定する特定情報を含む避難支援依頼情報を住民管理装置24から受信する。第2選択部61は、避難支援依頼情報を受信した場合、特定情報に基づき、複数の警備員のうち避難誘導または避難支援をさせる避難支援担当警備員を選択する。例えば、第2選択部61は、警備員管理部51から複数の警備員のそれぞれの位置および現在の勤務状況等を取得して、複数の警備員のうち、特定した住民に対して避難誘導または避難支援をするのに適した警備員を、避難支援担当警備員として選択する。例えば、第2選択部61は、緊急の業務をしていない警備員であって、避難誘導または避難支援をうける住民に最も早く到達する警備員を、避難支援担当警備員として選択する。
避難誘導指示部62は、第2選択部61が避難支援依頼情報を受信した場合、第2選択部61から、特定情報および避難支援担当警備員を示す情報を受け取る。避難誘導指示部62は、特定情報を含み、避難誘導または避難支援を指示する避難支援指示情報を、複数の端末装置26のうち避難支援担当警備員が保持する避難支援担当端末装置84に送信する。
完了通知転送部63は、避難支援指示情報を送信した後、避難支援担当警備員が保持する避難支援担当端末装置84から、避難誘導または避難支援をうける住民の避難が完了したことを示す完了通知情報を受信する。完了通知転送部63は、完了通知情報を避難支援担当端末装置84から受信した場合、完了通知情報を住民管理装置24に送信する。
第3選択部64は、交通誘導の内容および位置を示す誘導内容情報を含む交通誘導依頼情報を住民管理装置24から受信する。第3選択部64は、交通誘導依頼情報を受信した場合、誘導内容情報に基づき、複数の警備員のうち交通誘導をさせる交通誘導担当警備員を選択する。例えば、第3選択部64は、警備員管理部51から複数の警備員のそれぞれの位置および現在の勤務状況等を取得して、複数の警備員のうち、交通誘導する位置において交通誘導をするのに適した警備員を、交通誘導担当警備員として選択する。例えば、第3選択部64は、緊急の業務をしていない警備員であって、交通誘導をする位置に最も早く到達する警備員を、交通誘導担当警備員として選択する。
交通誘導指示部65は、第3選択部64が交通誘導依頼情報を受信した場合、第3選択部64から、誘導内容情報および交通誘導担当警備員を示す情報を受け取る。交通誘導指示部65は、誘導内容情報を含み、交通誘導を指示する交通誘導指示情報を、複数の端末装置26のうち交通誘導担当警備員が保持する交通誘導担当端末装置86に送信する。
住民管理装置24は、水位表示制御部71と、確認依頼受付部72と、レポート表示制御部73と、避難指示受付部74と、避難指示送信部75と、避難誘導依頼受付部76と、完了通知表示制御部77と、交通誘導依頼受付部78とを備える。
水位表示制御部71は、複数の観察位置の何れかにおいて水位が第2の閾値を超えた場合、支援装置22から、水位が第2の閾値を超えた観察位置および水位を含む水位通知情報を受信する。水位表示制御部71は、受信した水位通知情報を表示装置に表示させる。
確認依頼受付部72は、水位通知情報を受信したことに応じて、水系の何れかの位置における状況の確認依頼を、自治体等の担当者から受け付ける。さらに、確認依頼受付部72は、状況を確認する位置である確認対象位置も担当者から受け付ける。確認依頼受付部72は、状況の確認依頼を受け付けた場合、確認対象位置を含む確認依頼情報を支援装置22に送信する。
レポート表示制御部73は、確認対象位置における状況の確認結果を表すレポート情報を支援装置22から受信する。レポート表示制御部73は、レポート情報を受信した場合、レポート情報を表示装置に表示させる。
避難指示受付部74は、水位通知情報またはレポート情報を受信したことに応じて、住民を避難させる指示を担当者から受け付ける。また、避難指示受付部74は、複数の住民のうちの一部の住民に避難を指示する場合には、避難を指示する住民を特定する対象住民情報をさらに受け付けてもよい。
避難指示送信部75は、住民の避難指示を受け付けた場合、避難を指示する避難指示情報を住民に報知する。例えば、避難指示送信部75は、テレビジョン放送およびラジオ放送により住民に避難指示情報を報知してもよい。また、避難指示送信部75は、電子メールまたは携帯電話のメッセージサービスにより住民に避難指示情報を報知してもよい。また、避難指示送信部75は、複数の住民のうち一部の住民に避難を指示する場合には、避難指示情報に対象住民情報を含めてもよい。
避難誘導依頼受付部76は、水位通知情報またはレポート情報を受け付けたことに応じて、住民の避難誘導または住民の避難支援の依頼を担当者から受け付ける。さらに、避難誘導依頼受付部76は、避難誘導または避難支援をうける住民を特定する特定情報も担当者から受け付ける。避難誘導依頼受付部76は、住民の避難誘導または住民の避難支援の依頼を受け付けた場合、特定情報を含む避難支援依頼情報を支援装置22に送信する。
完了通知表示制御部77は、避難誘導または避難支援をうける住民の避難が完了したことを示す完了通知情報を支援装置22から受信する。完了通知表示制御部77は、完了通知を受信した場合、完了通知情報を表示装置に表示させる。
交通誘導依頼受付部78は、水位通知情報またはレポート情報を受け付けたことに応じて、交通誘導の依頼を担当者から受け付ける。さらに、交通誘導依頼受付部78は、交通誘導の内容および位置を示す誘導内容情報も担当者から受け付ける。交通誘導依頼受付部78は、交通誘導の依頼を受け付けた場合、誘導内容情報を含む交通誘導依頼情報を支援装置22に送信する。
図5は、支援システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。支援システム10は、図5に示す流れで処理を実行する。
まず、複数のセンサ20のそれぞれは、定期的に水位を測定し、定期的に水位を支援装置22に送信する(S11-1、S11-2、S11-3)。
支援装置22は、複数のセンサ20のそれぞれから送信された水位を受信する。支援装置22は、何れかのセンサ20から水位を受信する毎に、水位が第1の閾値または第2の閾値を超えたか否かを判断する(S12-1、S12-2、S12-3)。なお、第1の閾値または第2の閾値は、予め設定されており、観察位置毎に異なる値であってよい。また、第1の閾値は、第2の閾値より高い水位または同一の水位を示す。続いて、支援装置22は、複数の観察位置の何れかにおいて水位が第2の閾値を超えた場合、水位が第2の閾値を超えた観察位置および水位を含む水位通知情報を住民管理装置24に送信する(S13)。
続いて、住民管理装置24は、支援装置22から水位通知情報を受信した場合、受信した水位通知情報を表示装置に表示させる(S14)。続いて、住民管理装置24は、水位通知情報を受信したことに応じて、水系における何れかの位置における状況の確認依頼を担当者から受け付ける(S15)。さらに、住民管理装置24は、状況を確認する位置である確認対象位置も担当者から受け付ける。
例えば、住民管理装置24は、図6に示すような画面を表示する。これにより、住民管理装置24は、水位通知情報を担当者に提示することができる。さらに、住民管理装置24は、状況を警備員に確認させることを依頼するかどうかを担当者から受け付けることができる。なお、確認対象位置は、水位通知情報に示された観察位置(つまり、水位が第2の閾値を超えた位置)であってもよいし、他の位置であってもよい。これにより、住民管理装置24は、例えば、河川の上流において水位が閾値を超えた場合に、河川の下流の位置の水位の状況の確認依頼を受け付けることができる。
続いて、住民管理装置24は、状況の確認依頼を受け付けた場合、確認対象位置を含む確認依頼情報を支援装置22に送信する(S16)。
また、支援装置22は、S12-1、S12-2、S12-3で複数の観察位置の何れかにおいて水位が第1の閾値を超えた場合、水位が第1の閾値を超えた観察位置に基づき、状況を確認する位置である確認対象位置を特定する(S17)。確認対象位置は、水位が第1の閾値を超えた観察位置であってもよいし、他の位置であってもよい。これにより、支援装置22は、例えば、河川の上流において水位が第1の閾値を超えた場合に、河川の下流の位置の水位の状況を確認させることができる。
続いて、支援装置22は、確認依頼情報を受信した場合、または、複数の観察位置の何れかにおいて水位が第1の閾値を超えた場合、確認依頼情報に含まれている確認対象位置、または、特定した確認対象位置に基づき、複数の警備員のうち状況を確認させる確認担当警備員を選択する(S18)。例えば、支援装置22は、複数の警備員のそれぞれの位置および現在の勤務状況等を取得して、複数の警備員のうち確認対象位置の状況を確認するのに適した警備員を、確認担当警備員として選択する。例えば、支援装置22は、緊急の業務をしていない警備員であって、確認対象位置に最も早く到達する警備員を、確認担当警備員として選択する。続いて、支援装置22は、確認対象位置を含み、状況の確認を指示する確認指示情報を、複数の端末装置26のうち、選択した確認担当警備員が保持する確認担当端末装置82に送信する(S19)。
続いて、複数の端末装置26のうちの確認担当端末装置82は、確認指示情報を受信した場合、受信した確認指示情報を表示する(S20)。これにより、確認担当警備員は、確認指示情報を見て、自身が確認対象位置に移動して、確認対象位置における状況を確認しなければならないことを認識することができる。
例えば、確認担当端末装置82は、図7に示すような指示内容および確認対象位置までの経路を示した地図を含む画面を表示する。これにより、確認担当端末装置82は、確認担当警備員に対して状況の確認を指示するとともに、確認対象位置を確認担当警備員に知らせることができる。
続いて、確認担当端末装置82は、確認担当警備員から、確認対象位置における状況の確認結果を表すレポート情報の入力を受け付ける(S21)。
例えば、確認担当端末装置82は、図8に示すような画像を表示する。これにより、確認担当端末装置82は、確認担当警備員に、複数の選択肢の中から現在の水位の状況を選択させたり、現在の水位の状況をテキストで入力させたり、河川等を撮像させたりすることができる。
続いて、確認担当端末装置82は、受け付けたレポート情報を支援装置22に送信する(S22)。続いて、支援装置22は、確認担当端末装置82からレポート情報を受信し、受信したレポート情報を住民管理装置24に送信する(S23)。
続いて、住民管理装置24は、支援装置22からレポート情報を受信する。住民管理装置24は、レポート情報を受信した場合、受信したレポート情報を表示装置に表示させる(S24)。続いて、住民管理装置24は、レポート情報を受信したことに応じて、住民を避難させる指示を担当者から受け付ける(S25)。また、住民管理装置24は、複数の住民のうちの一部の住民に避難を指示する場合には、避難を指示する住民を特定する対象住民情報をさらに受け付けてもよい。
例えば、住民管理装置24は、図9に示すような画面を表示する。これにより、住民管理装置24は、レポート情報を担当者に提示することができる。さらに、住民管理装置24は、住民の避難指示を担当者から受け付けることができる。また、さらに、住民管理装置24は、避難させる住民が居住する避難地区を担当者から受け付けることができる。
続いて、住民管理装置24は、住民の避難指示を受け付けた場合、避難を指示する避難指示情報を住民に報知する(S26)。例えば、住民管理装置24は、テレビジョン放送およびラジオ放送により住民に避難指示情報を報知してもよい。また、住民管理装置24は、電子メールまたは携帯電話のメッセージサービスにより住民に避難指示情報を報知してもよい。また、住民管理装置24は、複数の住民のうち一部の住民に避難を指示する場合には、避難指示情報に対象住民情報を含めてもよい。
例えば、住民管理装置24は、図10に示すような電子メールを、予めメールアドレスを登録している住民のスマートフォン80等に送信する。これにより、住民管理装置24は、住民に対して避難指示を知らせることができる。
以上のように、本実施形態に係る支援システム10は、水系(河川、湖、池、沼または水路)において水位が上昇した場合、早急に、水系の状況を、自治体の担当者に代えて警備会社等の警備員に確認させることができる。これにより、支援システム10によれば、例えば、自治体の職員が少ない場合であっても、水系の状況を人により確認させることができる。
図11は、避難支援または避難誘導を依頼する場合の、支援システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。支援システム10は、図5に示した流れの処理に加えて、図11に示す処理をさらに実行してもよい。
まず、住民管理装置24は、水位通知情報またはレポート情報を受け付けたことに応じて、住民の避難誘導または住民の避難支援の依頼を担当者から受け付ける(S31)。この場合において、住民管理装置24は、避難誘導または避難支援をうける住民を特定する特定情報も担当者から受け付ける。
例えば、住民管理装置24は、図12に示すような画面を表示する。これにより、住民管理装置24は、住民の避難誘導または住民の避難支援の依頼を担当者から受け付けることができるとともに、避難誘導または避難支援をうける住民を特定する特定情報を担当者から受け付けることができる。
続いて、住民管理装置24は、住民の避難誘導または住民の避難支援の依頼を受け付けた場合、特定情報を含む避難支援依頼情報を支援装置22に送信する(S32)。
続いて、支援装置22は、住民管理装置24から避難支援依頼情報を受信する。支援装置22は、避難支援依頼情報を受信した場合、避難支援依頼情報に含まれる特定情報に基づき、複数の警備員のうち避難誘導または避難支援をさせる避難支援担当警備員を選択する(S33)。例えば、支援装置22は、複数の警備員のそれぞれの位置および現在の勤務状況等を取得して、特定した住民に対して避難誘導または避難支援をするのに適した警備員を、避難支援担当警備員として選択する。例えば、支援装置22は、緊急の業務をしていない警備員であって、避難誘導または避難支援をうける住民に最も早く到達する警備員を、避難支援担当警備員として選択する。続いて、支援装置22は、特定情報を含み、避難誘導または避難支援を指示する避難支援指示情報を、複数の端末装置26のうち、選択した避難支援担当警備員が保持する避難支援担当端末装置84に送信する(S34)。
続いて、複数の端末装置26のうちの避難支援担当端末装置84は、避難支援指示情報を受信した場合、受信した避難支援指示情報を表示する(S35)。これにより、避難支援担当警備員は、特定した住民の避難誘導または避難支援をしなければならないことを認識することができる。
例えば、避難支援担当端末装置84は、図13に示すような指示内容、および、避難誘導をうける住民の居住区および避難所の位置を示した地図を含む画面を表示する。これにより、避難支援担当端末装置84は、避難支援担当警備員に、避難誘導を指示するとともに、対象の住民の居住区および避難所の位置を知らせることができる。
続いて、避難支援担当端末装置84は、避難支援担当警備員から、避難誘導または避難支援が完了したことを受け付ける(S36)。
続いて、避難支援担当端末装置84は、完了通知情報を支援装置22に送信する(S37)。続いて、支援装置22は、避難支援担当端末装置84から完了通知情報を受信し、受信した完了通知情報を住民管理装置24に送信する(S38)。続いて、住民管理装置24は、支援装置22から完了通知情報を受信した場合、受信した完了通知情報を表示装置に表示させる(S39)。
以上のように、本実施形態に係る支援システム10は、避難誘導または避難支援の依頼を受け付けて、警備員に対して住民の避難誘導または避難支援をさせることができる。これにより、支援システム10によれば、例えば、自治体の職員が少ない場合であっても、住民の避難誘導または避難支援をさせることができる。
図14は、交通誘導を依頼する場合の、支援システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。支援システム10は、図5および図11に示した流れの処理に加えて、図14に示す処理をさらに実行してもよい。
まず、住民管理装置24は、水位通知情報またはレポート情報を受け付けたことに応じて、交通誘導の依頼を担当者から受け付ける(S41)。この場合において、住民管理装置24は、交通誘導の内容および位置を示す誘導内容情報も担当者から受け付ける。
例えば、住民管理装置24は、図15に示すような画面を表示する。これにより、住民管理装置24は、交通誘導の依頼を担当者から受け付けることができるとともに、誘導内容情報を担当者から受け付けることができる。
続いて、住民管理装置24は、交通誘導の依頼を受け付けた場合、誘導内容情報を含む交通誘導依頼情報を支援装置22に送信する(S42)。
続いて、支援装置22は、住民管理装置24から交通誘導依頼情報を受信する。支援装置22は、交通誘導依頼情報を受信した場合、交通誘導依頼情報に含まれる誘導内容情報に基づき、複数の警備員のうち交通誘導をさせる交通誘導担当警備員を選択する(S43)。例えば、支援装置22は、複数の警備員のそれぞれの位置および現在の勤務状況等を取得して、交通誘導をするのに適した警備員を、交通誘導担当警備員として選択する。例えば、支援装置22は、緊急の業務をしていない警備員であって、交通誘導をする位置に最も早く到達する警備員を、交通誘導担当警備員として選択する。続いて、支援装置22は、誘導内容情報を含み、交通誘導を指示する交通誘導指示情報を、複数の端末装置26のうち、選択した交通誘導担当警備員が保持する交通誘導担当端末装置86に送信する(S44)。
続いて、複数の端末装置26のうちの交通誘導担当端末装置86は、交通誘導指示情報を受信した場合、受信した交通誘導指示情報を表示する(S45)。これにより、交通誘導担当警備員は、交通誘導をしなければならないことを認識することができる。
例えば、交通誘導担当端末装置86は、図16に示すような、誘導内容および誘導位置を示した地図を含む画面を表示する。これにより、交通誘導担当端末装置86は、交通誘導担当警備員に、交通誘導を指示するとともに、誘導内容および位置を知らせることができる。
以上のように、本実施形態に係る支援システム10は、交通誘導の依頼を受け付けて、警備員に対して交通誘導をさせることができる。これにより、支援システム10によれば、例えば、自治体の職員が少ない場合であっても、交通誘導をさせることができる。
図17は、情報処理装置400のハードウェア構成を示す図である。支援装置22および住民管理装置24は、例えば、図17に示すようなハードウェア構成の情報処理装置400により実現される。
情報処理装置400は、通常のコンピュータと同様の構成している。すなわち、情報処理装置400は、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403と、記憶デバイス404と、ネットワークI/F406と、ディスプレイ411と、表示I/F412と、入力デバイス413と、入力I/F414とを有する。CPU401、ROM402、RAM403、記憶デバイス404、ネットワークI/F406、表示I/F412および入力I/F414は、バスにより接続されている。
CPU401は、記憶デバイス404に記憶されたプログラムをRAM403に展開して実行し、各部を制御して入出力を行ったり、データの加工を行ったりする。ROM402には、オペレーティングシステムの起動用プログラムを記憶デバイス404からRAM403に読み出すスタートプログラムが記憶されている。
記憶デバイス404は、例えば、ハードディスクドライブまたはフラッシュメモリ等である。記憶デバイス404は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムおよびデータを記憶している。これらのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラムは、サーバからダウンロードすることにより配布されてもよい。ネットワークI/F406は、例えばネットワークに接続するためのインターフェイス装置である。
ディスプレイ411は、情報を表示するデバイスである。表示I/F412は、CPU401の制御に従ってディスプレイ411に画像信号を供給する。入力デバイス413は、キーボード、マウスおよびタッチパネル等であり、ユーザによる操作情報を取得する。入力I/F414は、CPU401の制御に従って、入力デバイス413が取得した情報をRAM403に記憶させる。
本実施形態の情報処理装置400で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の情報処理装置400で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の情報処理装置400で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、本実施形態のプログラムを、ROM402等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
情報処理装置400を支援装置22として機能させるためのプログラムは、警備員管理モジュールと、水位受信モジュールと、水位通知送信モジュールと、第1選択モジュールと、確認指示モジュールと、レポート転送モジュールと、第2選択モジュールと、避難誘導指示モジュールと、完了通知転送モジュールと、第3選択モジュールと、交通誘導指示モジュールとを含むモジュール構成となっている。情報処理装置400は、実際のハードウェアとしてはプロセッサ(CPU401)が記憶媒体(記憶デバイス404等)からプログラムを読み出して実行することにより、各モジュールが主記憶装置(RAM403)上にロードされる。これにより、プロセッサ(CPU401)は、警備員管理部51、水位受信部52、水位通知送信部53、第1選択部54、確認指示部55、レポート転送部56、第2選択部61、避難誘導指示部62、完了通知転送部63、第3選択部64、および交通誘導指示部65として機能する。なお、情報処理装置400は、警備員管理部51、水位受信部52、水位通知送信部53、第1選択部54、確認指示部55、レポート転送部56、第2選択部61、避難誘導指示部62、完了通知転送部63、第3選択部64、および交通誘導指示部65の構成の一部または全部がハードウェアにより実現されていてもよい。
情報処理装置400を住民管理装置24として機能させるためのプログラムは、水位表示制御モジュールと、確認依頼受付モジュールと、レポート表示制御モジュールと、避難指示受付モジュールと、避難指示送信モジュールと、避難誘導依頼受付モジュールと、完了通知表示制御モジュールと、交通誘導依頼受付モジュールとを含むモジュール構成となっている。情報処理装置400は、実際のハードウェアとしてはプロセッサ(CPU401)が記憶媒体(記憶デバイス404等)からプログラムを読み出して実行することにより、各モジュールが主記憶装置(RAM403)上にロードされる。これにより、プロセッサ(CPU401)は、水位表示制御部71、確認依頼受付部72、レポート表示制御部73、避難指示受付部74、避難指示送信部75、避難誘導依頼受付部76、完了通知表示制御部77および交通誘導依頼受付部78として機能する。なお、情報処理装置400は、水位表示制御部71、確認依頼受付部72、レポート表示制御部73、避難指示受付部74、避難指示送信部75、避難誘導依頼受付部76、完了通知表示制御部77および交通誘導依頼受付部78の構成の一部または全部がハードウェアにより実現されていてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、種々の変更を行うことができる。
10 支援システム
20 センサ
22 支援装置
24 住民管理装置
26 端末装置
31 送信アンテナ
32 受信アンテナ
33 シンセサイザー
34 送信部
35 受信部
36 ミキサー
37 検出部
51 警備員管理部
52 水位受信部
53 水位通知送信部
54 第1選択部
55 確認指示部
56 レポート転送部
61 第2選択部
62 避難誘導指示部
63 完了通知転送部
64 第3選択部
65 交通誘導指示部
71 水位表示制御部
72 確認依頼受付部
73 レポート表示制御部
74 避難指示受付部
75 避難指示送信部
76 避難誘導依頼受付部
77 完了通知表示制御部
78 交通誘導依頼受付部

Claims (18)

  1. 水系における水位を測定するセンサと、
    警備員を管理するための情報処理装置である支援装置と、
    前記警備員に保持される端末装置と、
    を備え、
    前記センサは、前記水位を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記水位が第1の閾値を超えた場合、状況の確認を指示する確認指示情報を前記端末装置に送信する
    支援システム。
  2. 住民に情報を提供するための情報処理装置である住民管理装置をさらに備え、
    前記支援装置は、前記水位が第2の閾値を超えた場合、前記水位を含む水位通知情報を前記住民管理装置に送信し、
    前記住民管理装置は、前記水位通知情報を受信したことに応じて、状況の確認の依頼を受け付けた場合、確認依頼情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記確認依頼情報を受信した場合、前記確認指示情報を前記端末装置に送信する
    請求項1に記載の支援システム。
  3. 前記端末装置は、状況の確認結果を表すレポート情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記レポート情報を前記端末装置から受信した場合、前記レポート情報を前記住民管理装置に送信する
    請求項2に記載の支援システム。
  4. 前記住民管理装置は、前記水位通知情報または前記レポート情報を受信したことに応じて住民の避難指示を受け付けた場合、避難を指示する避難指示情報を住民に報知する
    請求項3に記載の支援システム。
  5. 前記住民管理装置は、前記水位通知情報または前記レポート情報を受信したことに応じて、住民の避難誘導または住民の避難支援の依頼を受け付けた場合、避難支援依頼情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記避難支援依頼情報を受信した場合、避難誘導または避難支援を指示する避難支援指示情報を、前記端末装置に送信する
    請求項4に記載の支援システム。
  6. 前記住民管理装置は、前記レポート情報を受信したことに応じて、交通誘導の依頼を受け付けた場合、交通誘導依頼情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記交通誘導依頼情報を受信した場合、交通誘導を指示する交通誘導指示情報を、前記端末装置に送信する
    請求項3から5の何れか1項に記載の支援システム。
  7. 水系における複数の観察位置に設けられ、それぞれが対応する観察位置の水位を測定する複数のセンサと、
    複数の警備員を管理するための情報処理装置である支援装置と、
    前記複数の警備員に割り当てられ、それぞれが対応する警備員に保持される複数の端末装置と、
    を備え、
    前記複数のセンサのそれぞれは、前記水位を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記複数の観察位置の何れかにおいて前記水位が第1の閾値を超えた場合、
    前記水位が前記第1の閾値を超えた観察位置に基づき状況を確認する位置である確認対象位置を特定し、前記確認対象位置に基づき、前記複数の警備員のうち状況を確認させる確認担当警備員を選択し、
    前記確認対象位置を含み、状況の確認を指示する確認指示情報を、前記複数の端末装置のうち前記確認担当警備員が保持する確認担当端末装置に送信する
    支援システム。
  8. 住民に情報を提供するための情報処理装置である住民管理装置をさらに備え、
    前記支援装置は、前記複数の観察位置の何れかにおいて前記水位が第2の閾値を超えた場合、前記水位が前記第2の閾値を超えた観察位置および前記水位を含む水位通知情報を前記住民管理装置に送信し、
    前記住民管理装置は、前記水位通知情報を受信したことに応じて、状況の確認の依頼を受け付けた場合、前記確認対象位置を含む確認依頼情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記確認依頼情報を受信した場合、前記確認対象位置に基づき前記確認担当警備員を選択し、
    前記支援装置は、前記確認依頼情報を受信した場合、前記確認指示情報を前記確認担当端末装置に送信する
    請求項7に記載の支援システム。
  9. 前記確認担当端末装置は、前記確認対象位置の状況の確認結果を表すレポート情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記レポート情報を前記確認担当端末装置から受信した場合、前記レポート情報を前記住民管理装置に送信する
    請求項8に記載の支援システム。
  10. 前記住民管理装置は、前記レポート情報を受信したことに応じて住民の避難指示を受け付けた場合、避難を指示する避難指示情報を住民に報知する
    請求項9に記載の支援システム。
  11. 前記住民管理装置は、前記水位通知情報または前記レポート情報を受信したことに応じて、住民の避難誘導または住民の避難支援の依頼を受け付けた場合、避難誘導または避難支援をうける住民を特定する特定情報を含む避難支援依頼情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記避難支援依頼情報を受信した場合、前記特定情報に基づき、前記複数の警備員のうち、避難誘導または避難支援をさせる避難支援担当警備員を選択し、
    前記支援装置は、前記特定情報を含み、避難誘導または避難支援を指示する避難支援指示情報を、前記複数の端末装置のうち前記避難支援担当警備員が保持する避難支援担当端末装置に送信する
    請求項10に記載の支援システム。
  12. 前記住民管理装置は、前記水位通知情報または前記レポート情報を受信したことに応じて、交通誘導の依頼を受け付けた場合、交通誘導の内容および位置を示す誘導内容情報を含む交通誘導依頼情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記交通誘導依頼情報を受信した場合、前記誘導内容情報に基づき、前記複数の警備員のうち交通誘導をさせる交通誘導担当警備員を選択し、
    前記支援装置は、前記誘導内容情報を含み、交通誘導を指示する交通誘導指示情報を、前記複数の端末装置のうち前記交通誘導担当警備員が保持する交通誘導担当端末装置に送信する
    請求項9から11の何れか1項に記載の支援システム。
  13. 警備員を管理するための情報処理装置である支援装置であって、
    水系における水位を測定するセンサから前記水位を受信する水位受信部と、
    前記水位が第1の閾値を超えた場合、状況の確認を指示する確認指示情報を前記警備員に保持される端末装置に送信する確認指示部と、
    を備える支援装置。
  14. 複数の警備員を管理するための情報処理装置である支援装置であって、
    水系における複数の観察位置に設けられ、それぞれが対応する観察位置の水位を測定する複数のセンサから前記水位を受信する水位受信部と、
    前記複数の観察位置の何れかにおいて前記水位が第1の閾値を超えた場合、前記水位が前記第1の閾値を超えた観察位置に基づき状況を確認する位置である確認対象位置を特定し、前記確認対象位置に基づき、前記複数の警備員のうち状況を確認させる確認担当警備員を選択する第1選択部と、
    前記確認対象位置を含み、状況の確認を指示する確認指示情報を前記複数の警備員に保持される複数の端末装置のうち前記確認担当警備員が保持する確認担当端末装置に送信する確認指示部と、
    を備える支援装置。
  15. 警備員を管理するための情報処理装置において実行される支援方法であって、
    水位受信部が、水系における水位を測定するセンサから前記水位を受信し、
    確認指示部が、前記水位が第1の閾値を超えた場合、状況の確認を指示する確認指示情報を前記警備員に保持される端末装置に送信する
    支援方法。
  16. 複数の警備員を管理するための情報処理装置において実行される支援方法であって、
    水位受信部が、水系における複数の観察位置に設けられ、それぞれが対応する観察位置の水位を測定する複数のセンサから前記水位を受信し、
    第1選択部が、前記複数の観察位置の何れかにおいて前記水位が第1の閾値を超えた場合、前記水位が前記第1の閾値を超えた観察位置に基づき状況を確認する位置である確認対象位置を特定し、前記確認対象位置に基づき、前記複数の警備員のうち状況を確認させる確認担当警備員を選択し、
    確認指示部が、前記確認対象位置を含み、状況の確認を指示する確認指示情報を、前記複数の警備員に保持される複数の端末装置のうち前記確認担当警備員が保持する確認担当端末装置に送信する
    支援方法。
  17. 警備員を管理するための情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    水系における水位を測定するセンサから前記水位を受信する水位受信部と、
    前記水位が第1の閾値を超えた場合、状況の確認を指示する確認指示情報を前記警備員に保持される端末装置に送信する確認指示部
    として機能させるプログラム。
  18. 複数の警備員を管理するための情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    水系における複数の観察位置に設けられ、それぞれが対応する観察位置の水位を測定する複数のセンサから前記水位を受信する水位受信部と、
    前記複数の観察位置の何れかにおいて前記水位が第1の閾値を超えた場合、前記水位が前記第1の閾値を超えた観察位置に基づき、状況を確認する位置である確認対象位置を特定し、前記確認対象位置に基づき、前記複数の警備員のうち状況を確認させる確認担当警備員を選択する第1選択部と、
    前記確認対象位置を含み、状況の確認を指示する確認指示情報を、前記複数の警備員に保持される複数の端末装置のうち前記確認担当警備員が保持する確認担当端末装置に送信する確認指示部
    として機能させるプログラム。
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