JP2022069405A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】紙帳票をスキャンして電子化した画像データのファイル名を設定するシステムにおいて、画像データのジョブを他のユーザーに委譲する場合に、1つ1つ画像データを選択して委譲する必要があった。【解決手段】本発明は、画像データのジョブを管理する情報処理装置であって、第1のユーザーが所有者であり該第1のユーザーにより選択された画像データのジョブを第2のユーザーに所有者を変更する変更手段(S909,907)と、2つの画像データの類似を判定する類似判定手段(S901,905)と、を有し、前記変更手段は、前記類似判定手段により前記選択された画像データと類似していると判定された前記第1のユーザーが所有者である画像データのジョブの所有者を前記第2のユーザーに変更することを特徴とする。【選択図】図9

Description

本発明は、スキャン画像データに関するジョブを管理する情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来、紙帳票等の紙媒体をスキャンして電子化し、電子化した帳票のファイル名を帳票の記載内容に基づいて設定し管理するシステムがある。そして、そのファイル名を設定する方法として、帳票のスキャンデータに文字認識処理(OCR処理)を実行した結果に基づいて設定する方法がある。特許文献1には、文書のOCR結果を用いて文書のファイル名を設定する構成が開示されている。
その一方で、ジョブをジョブの投入者以外のユーザーに委譲する方法が知られている。特許文献2には、印刷ジョブを代理人に委譲してその代理人が印刷ジョブを実行する構成が開示されている。具体的には、印刷ジョブの投入時に代理人を指定することで印刷ジョブを投入したユーザー以外のユーザーが印刷ジョブを代理で実行する。
また特許文献3には、スキャンしたユーザー以外にジョブを委譲する方法として、スキャンしたジョブの種類に応じてジョブを振り分ける処理を行う方法が開示されている。
特開2016-024488号公報 特開2014-239388号公報 特開2015-82274号公報
ところで、スキャンデータのファイル名の設定処理を、スキャンデータを取得したユーザーAとは別のユーザーであるユーザーBに委譲する構成が考えられる。しかし、ユーザーAからユーザーBに対して委譲すべき複数のスキャンデータが存在する場合、1件毎に委譲処理を行うと操作が煩雑になる。そこで、委譲すべき複数のスキャンデータがすべて同じフォーマットのスキャンデータである場合、一度の委譲処理によって複数のスキャンデータを容易に委譲できれば効率的である。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、例えば、画像データのファイル名の設定処理などを行う際に、類似の画像データや未学習帳票の処理をまとめて別のユーザーに委譲する際の操作性を改善することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、画像データのジョブを管理する情報処理装置であって、第1のユーザーが所有者であり該第1のユーザーにより選択された画像データのジョブを第2のユーザーに所有者を変更する変更手段と、2つの画像データの類似を判定する類似判定手段と、を有し、前記変更手段は、前記類似判定手段により前記選択された画像データと類似していると判定された前記第1のユーザーが所有者である画像データのジョブの所有者を前記第2のユーザーに変更することを特徴とする。
本発明を適用することにより、類似の画像データをまとめて別の特定のユーザーに委譲する際の操作性が改善される。
本システムの全体構成を示す図。 MFPのハードウェア構成図。 クライアントPC及びMFP連携サーバーのハードウェア構成図。 本システムのソフトウェア構成図。 各機器間の処理の流れを示すシーケンス図。 MFPが表示する帳票一覧画面の一例を示す図。 MFPが表示するファイル名設定画面の一例を示す図。 画像処理部が行う画像解析処理の詳細を示すフローチャート。 画像処理部が行う解析結果保存処理で保存するデータ構造の一例を示す図。 実施例における委譲処理を示すフローチャート。 実施例における委譲処理中の画面の一例を示す図。 実施例における委譲処理中の画面の一例を示す図。 実施例における委譲設定画面の一例を示す図。 実施例における委譲設定画面の一例を示す図。 実施例における類似判定処理を説明する図。 実施例における委譲先のユーザーを選択する画面の一例を示す図。 実施例のMFPの操作画面の一例を示す図。 各機器間の処理の流れを示すシーケンス図。 他の実施例における委譲処理を示すフローチャート。 他の実施例における委譲設定画面の一例を示す図。 他の実施例における委譲処理中の画面の一例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
1.システムの全体構成
図1は、本情報処理システムの全体構成を示す図である。本システムは、MFP(Multifunction Peripheral)110、クライアントPC111、MFP連携サーバー120及びクラウドストレージ130を含んでいる。MFP110及びクライアントPC111は、LAN(Local Area Network)経由でインターネット上の各種サービスを提供するサーバーに対して通信可能に接続されている。
MFP110は、スキャナやプリンタといった複数の機能を有する複合機であり、画像処理装置の一例である。
クライアントPC111はMFP連携サーバー120に対して依頼したサービスの提供を受けるコンピュータである。
MFP連携サーバー120は、MFP110でスキャンした画像ファイルを保存や、別のストレージサーバー等のファイル保存が可能なサーバーに画像ファイルの転送を行う。
クラウドストレージ130は、インターネットを介して画像ファイルを保存や、ウェブブラウザで画像ファイルの取得をすることができるストレージサーバーである。
本実施例の情報処理システムは、MFP110、クライアントPC111、MFP連携サーバー120およびクラウドストレージ130からなる構成としているがこれに限定されない。例えば、MFP110は、スキャナの機能があればよく単なるドキュメントスキャナでも構わない。また、MFP110がクライアントPC111やMFP連携サーバー120の役割を兼ね備えてもよい。あるいは、MFP110を介してスキャン処理を実行した後、取得されたスキャンデータに対する編集処理や後述の委譲処理をクライアントPCにおいて行うようにしてもよい。また、MFP連携サーバー120はインターネット上ではなくLAN上のサーバーとして配置した接続形態であってもよい。また、クラウドストレージ130はメールサーバーなどに置き換えて、スキャンした画像ファイルをメールに添付し送信してもよい。
2.ハードウェア構成
(2-1)MFPのハードウェア
図2は、MFP110のハードウェア構成図である。MFP110は、制御部210、操作部220、プリンタ部221、スキャナ部222、モデム223で構成される。
制御部210は、CPU211,ROM212,RAM213,HDD214,操作部I/F215,プリンタI/F216,スキャナI/F217,モデムI/F218,ネットワークI/F219で構成され、MFP110全体の動作を制御する。
CPU211は、ROM212に記憶された制御プログラムを読み出して、読取/印刷/通信などMFP110が有する各種機能を実行・制御する。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。なお、本実施例では1つのCPU211が1つのメモリ(RAM213又はHDD214)を用いて後述のフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、これに限定されない。例えば、複数のCPUや複数のRAM又はHDDを協働させて各処理を実行してもよい。HDD214は、画像データや各種プログラムを記憶する大容量記憶部である。操作部I/F215は、操作部220と制御部210とを接続するインタフェースである。操作部220には、タッチパネルやキーボードなどが備えられており、ユーザーによる操作/入力/指示を受け付ける。プリンタI/F216は、プリンタ部221と制御部210とを接続するインタフェースである。印刷用の画像データはプリンタI/F216を介して制御部210からプリンタ部221へ転送され、記録媒体上に印刷される。スキャナI/F217は、スキャナ部222と制御部210とを接続するインタフェースである。スキャナ部222は、不図示の原稿台やADF(Auto Document Feeder)にセットされた原稿を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。MFP110は、スキャナ部222で生成された画像データをプリンタ部221から印刷出力(コピー)する他、ファイル送信又はメール送信をすることができる。モデムI/F218は、モデム223と制御部210とを接続するインタフェースである。モデム223は、PSTN上のファクシミリ装置との間で画像データをファクシミリ通信する。ネットワークI/F219は、制御部210(MFP110)をLANに接続するインタフェースである。MFP110は、ネットワークI/F219を用いてインターネット上の各サービスに画像データや情報を送信したり、各種情報を受信したりする。
(2-2)クライアントPC、MFP連携サーバーのハードウェア
図3は、クライアントPC111及びMFP連携サーバー120のハードウェア構成図である。クライアントPC111及びMFP連携サーバー120は、CPU311、ROM312、RAM313、HDD314及びネットワークI/F315で構成される。
CPU311は、ROM312に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行することで、全体の動作を制御する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、画像データや各種プログラムを記憶する大容量記憶部である。ネットワークI/F315は、MFP連携サーバー120をインターネットに接続するインタフェースである。MFP連携サーバー120及びクラウドストレージ130は、ネットワークI/F315を介して他の装置(MFP110など)から処理リスエストを受けて各種情報を送受信する。
3.情報処理システムのソフトウェア構成
(3-1)MFPのソフトウェア
図4は、本実施例に係る情報処理システムのソフトウェア構成図である。
MFP110のソフトウェア構成は、ネイティブ機能部410と追加機能部420の大きく2つに分けられる。ネイティブ機能部410に含まれる各部はMFP110に標準的に備えられたものであるのに対し、追加機能部420はMFP110に対して追加でインストールされたアプリケーションである。追加機能部420はJava(登録商標)をベースとしたアプリケーションであり、MFP110への機能追加を容易に実現できる。なお、MFP110には図示しない他の追加アプリケーションがインストールされていてもよい。
ネイティブ機能部410は、スキャン実行部411および画像データ保存部412を有する。追加機能部420は、表示制御部421、スキャン指示部422、連携サーバーリクエスト部423を有する。
(3-1-1)ネイティブ機能部
スキャン実行部411は、スキャン指示部422からのスキャン設定を含んだスキャン要求を受け取る。スキャン実行部411は、スキャン要求に従い、スキャナI/F217を介してスキャナ部222に、原稿台ガラスに置かれた原稿を読み取らせることでスキャン画像データを生成する。生成したスキャン画像データは、画像データ保存部412に送られる。スキャン実行部411は、保存したスキャン画像データを一意に示すスキャン画像識別子をスキャン指示部422へ送る。スキャン画像識別子はMFP110においてスキャンした画像をユニークに識別するための番号や記号、アルファベットなどである(不図示)。画像データ保存部412は、スキャン実行部411から受け取ったスキャン画像データをHDD214に保存する。
(3-1-2)追加機能部
表示制御部421は、MFP110の操作部220のタッチパネル機能を有する液晶表示部に、ユーザーによる操作を受け付けるためのUI画面を表示する。例えば、MFP連携サーバー120へアクセスするためのユーザー情報の入力、スキャン設定、ならびに、スキャン開始の操作、プレビュー画面などのUI画面を表示する。
スキャン指示部422は、UI画面を介して入力されたユーザー指示に応じたスキャン設定と共にスキャン実行部411にスキャン処理を要求する。スキャン指示部422は、スキャン実行部411から受け取ったスキャン画像識別子に対応するスキャン画像データを画像データ保存部412から取得する。スキャン指示部422は、取得したスキャン画像データにMFP連携サーバー120で処理を行う指示を連携サーバーリクエスト部423に要求する。
連携サーバーリクエスト部423は、MFP連携サーバー120に対して各種処理の要求を行う。例えば、ログイン、スキャン画像の解析、スキャン画像の送信などの要求を行う。MFP連携サーバー120とのやり取りはRESTやSOAPなどのプロトコルを使用するが、その他の通信手段を用いてもよい。
(3-2)MFP連携サーバーのソフトウェア
MFP連携サーバー120は、リクエスト制御部431、画像処理部432、クラウドストレージアクセス部433、データ管理部434、表示制御部435を有する。
リクエスト制御部431は、外部装置からの要求を受信できる状態で待機している。処理要求を受けると要求に応じて適宜、画像処理部432、クラウドストレージアクセス部433、データ管理部434に処理を指示する。
画像処理部432は、画像ファイルに対して文字領域解析、OCR、帳票の類似判定(後述の図5のS509の処理で説明する。)、画像の回転や傾き補正などの画像に対する認識処理や画像の加工処理を行う。ここで、OCRは、Optical Character Recognitionの略である。また、後述のジョブの委譲処理もここで行われる。
クラウドストレージアクセス部433は、クラウドストレージ130に対する処理の要求を行う。クラウドストレージ130は一般的にRESTやSOAPなどのプロトコルを用いることで、クラウドストレージ130にファイルを保存したり、保存したファイルを取得したりするための様々なインタフェースを公開している。クラウドストレージアクセス部433は、公開されたクラウドストレージ130のインタフェースを使用してクラウドストレージの操作を行う。
データ管理部434は、MFP連携サーバー120で管理するユーザー情報や各種設定データ等を保持する。具体的には、ユーザー情報とは、MFP連携サーバー120にユーザーがログインする際に用いられる情報であって、ユーザーIDやパスワードを含む。データ管理部434はそのユーザーIDと、ユーザーIDに関連づく権限情報等を管理する。
表示制御部435は、インターネット経由で接続されたPCやモバイル等の別端末(不図示)上で動作しているウェブブラウザからのリクエストを受けて画面表示に必要な画面構成情報(HTML、CSS等)を返す。ユーザーは、ウェブブラウザで表示される画面経由でMFP連携サーバー120に登録しているユーザー情報を確認したり、スキャンする際の設定を変更したりすることができる。
なお図4ではMFP110に追加機能部420がインストールされている構成の例について説明したが、本件はこの構成に限定せず、クライアントPC111に追加機能部420の機能が含まれていても構わない。
4.スキャン画像の格納・委譲処理シーケンス
図5は、MFP110でスキャンした画像をファイル化してクラウドストレージ130に送信する際の各装置間の処理の流れを示すシーケンス図である。ここでは、各装置間のやり取りを中心に説明する。なお、図5ではMFP110がMFP連携サーバー120とやり取りを行う記載としているが、後述する解析結果取得、画面の表示、学習の指示等はMFP110でなくクライアントPC111が実行する構成でも構わない。以下説明の都合上、MFP110又はクライアントPC111が実行する処理を、クライアントPC111を省略して「MFP110が実行する処理」として説明する。
MFP110は、各機能を実施するためのボタンを並べたメイン画面をタッチパネル上に表示する。MFP110にスキャン帳票をクラウドストレージ130に送信するための追加アプリケーション「スキャンアプリ」をインストールすると、スキャンアプリの機能を利用するボタンがMFP110のメイン画面上に追加して表示される。このボタンを押すとスキャンした帳票をクラウドストレージ130に送信するための画面が表示され、図5のシーケンスで示す処理が行われる。
S501においてMFP110は、MFP連携サーバー120にアクセスするためのユーザー情報を入力するログイン画面を表示する。
S502において、ユーザーがログイン画面にてユーザー情報を入力すると、MFP110はMFP連携サーバー120に該情報を送信する。
S503においてMFP連携サーバー120のリクエスト制御部431は、ログイン要求に含まれるユーザー名(ユーザーID)とパスワードが正しいか検証し、正しければアクセストークンをMFP110に返す。以降のMFP110からMFP連携サーバー120に対して送信される各種リクエストにはこのアクセストークンが含まれ、アクセストークンにより処理の主体者であるユーザーを特定することができる。ユーザー認証の方法は一般的に公知な手法(Basic認証、Digest認証、OAuthを用いた認可等)を用いて行う。
S504でMFP110は、ログイン処理が完了した後にスキャン設定画面を表示する。ユーザーは、各種スキャンの読み込みに関する設定を行い、原稿台ガラス又はADFにスキャンする対象の紙帳票を置き、スキャン開始ボタンを選択する。
S505で、MFP110はスキャンを実行して紙帳票を電子化した画像データを生成する。
S506で、MFP110はスキャン処理により生成したスキャン画像とともにスキャン画像の解析要求をMFP連携サーバー120のリクエスト制御部431に送信する。
MFP連携サーバー120のリクエスト制御部431は、スキャン画像の解析要求を受信するとS507において、画像処理部432に画像解析処理を依頼する。その後、リクエスト制御部431は、画像解析処理の終了を待たずにMFP連携サーバー120に依頼した解析を一意に示す識別子である"processId"をMFP110に返す。
画像処理部432は、S508でスキャン画像内に存在する文字領域の解析を行う。そして、S509で帳票内の文字領域の配置情報を利用して、過去にスキャンしたスキャン画像の配置情報と今回スキャンしたスキャン画像の配置情報を比較し類似した文字領域の配置を持つスキャン画像であるかを判定する(類似判定)。
-(類似判定処理)――
ここで、図12を用いて帳票の類似判定処理について説明する。図12には、スキャン処理によって新たに取得したスキャン画像Aと、過去に取得したスキャン画像Bとが示されている。これら2つのスキャン画像を比較することにより、スキャン画像Aに対し類似したスキャン画像Bが存在するかを判定する。スキャン画像Aとスキャン画像Bの類似度を判定する際には、スキャン画像Aに存在する文字領域1201とスキャン画像Bに存在する文字領域1211(対応する領域をスキャン画像A中に1202で示す。)とを比較する。文字領域1201が文字領域1211に対して何パーセント重複しているかを判定し、各文字領域の重複度を総合してスキャン画像Aおよびスキャン画像Bの類似度を判定する。例えば、重複度が80%の文字領域が、スキャン画像Aに存在する文字領域のうちの90%を占める、と判定されれば、スキャン画像Aはスキャン画像Bに類似していると判断される。
―――――――――――
帳票の類似判定で使用する過去のスキャン画像の情報(学習データ)は後述するS523の処理により保存、管理される。
その後S510で、S509の判定結果に基づいて、解析した領域に対して文字認識処理を行う。なおS508~S510の処理の詳細については図7で説明を行う。
S511で、MFP110はS506のレスポンスで受け取った「processId」をMFP連携サーバー120に定期的(例えば数百ミリ秒から数ミリ秒程度毎など)に送信することで、「processId」の画像解析の処理状況を確認する。図では省略するが、S511の処理はMFP連携サーバー120の画像処理完了のレスポンスが取得できるまで(S512のタイミングまで)継続して行う。
MFP連携サーバー120は、S512の処理状況確認の要求を受けると「processId」の処理の状況を確認し、レスポンスを返す。レスポンスに含まれる「status」に現在の処理状況を示す文字列が格納される。例えば「status」が「processing」の時は、MFP連携サーバー120で処理が行われている最中であることを示し、「completed」の時は処理が完了している状態であることを示す。なお、処理が失敗した場合に「failed」などのステータス情報が返ることもある。なお、S512の処理状況の確認で(statusがcompletedの場合)のレスポンスは、ステータスと共にスキャン画像の解析結果やスキャン設定等の情報を含むようにしてもよい。S504からS513は、ユーザーのスキャンした帳票数だけ繰り返す。もしくは、S505で複数枚の帳票をスキャンし、S507の画像解析を所定枚数ごとに分割し、S504からS513を帳票数だけ繰り返してもよい。
S512において処理の完了を検知すると、S513でMFP110は、MFP連携サーバ-120に対して解析結果取得の要求し、そのレスポンスに含まれる結果情報が格納されたURLから結果情報を取得する。そして、S514においてS513で取得した結果情報を一覧表示した帳票リストがMFP110に表示される。
図6Aは、MFP110で表示するスキャン済み帳票一覧画面600の帳票リストの一例を示したものである。帳票リストのうち任意のひとつの帳票を選択し、[委譲]ボタン618を選択することで、委譲先のユーザーを選択する画面が表示される。委譲先を指定した後、ジョブを委譲先のユーザーに委譲することができる。ここで委譲処理とは、ジョブの所有者を変更する処理を指す。委譲処理を実行した結果、委譲先のユーザーの帳票リストに、委譲元から移管されたジョブが新たに追加される。委譲先のユーザーは、追加されたジョブの帳票に対して編集処理や委譲処理等の処理を実行できるようになる。一方、委譲元のユーザーの帳票リストからは、該当のジョブが表示されなくなる。
委譲操作が行われるとS515でジョブの委譲処理要求をMFP連携サーバー120に送信する。MFP連携サーバー120は、委譲処理要求を受信するとS516において、選択した画像データのジョブの所有者を変更する委譲処理を画像処理部432に依頼する。
S517においてMFP連携サーバー120の画像処理部432は、選択したジョブ以外のジョブに対して帳票の類似判定を行い、類似帳票であると判定された画像データのジョブの所有者を移譲先のユーザーに変更する委譲処理を行う。類似帳票が存在しない場合、帳票リストにおいて選択された画像データのジョブに対してのみ委譲処理が実行される。前述した委譲先ユーザーの指定時に類似帳票のジョブの委譲を合わせて行うか行わないかの設定画面(不図示)を表示し、ユーザーが選択した設定に応じて類似帳票のジョブの委譲を行うか決めてもよい。
ジョブの委譲処理の完了後、S518において帳票リストの更新を行う。本処理については図9、図10を参照し後述する。
S519において帳票リストのうちの任意のひとつの帳票のジョブを選択すると、ファイル名を設定するためのファイル名設定画面(図6B)が表示される。ファイル名設定画面での処理の詳細については後述する。
ファイル名設定画面においてユーザーはスキャン帳票にファイル名を設定し、[OK]ボタン617を選択すると、MFP110はS520で送信要求を検出する。
S521においてファイル名を設定するために使用した文字領域の入力情報が、入力情報の学習リクエストとしてMFP連携サーバー120のリクエスト制御部431に送信される。
学習リクエストを受信したMFP連携サーバー120のリクエスト制御部431は、S522で画像処理部432に帳票学習を依頼する。
MFP連携サーバー120の画像処理部432はS523で画像全体の文字領域の情報とS522で受け取った文字領域の入力情報を学習データとしてデータ管理部434に保存・管理を依頼する。
その後、MFP110はS524でスキャン画像、およびスキャン画像に設定されるファイル名等の情報をMFP連携サーバー120に送信する。その際に送信される情報には、ファイル名を作成した際に用いられた文字領域の座標情報も含まれてよい。例えば、図6Bにおける「見積書」がファイル名としてMFP連携サーバー120に送信される際には、図8(b)の次の座標情報が送信される。
""""rect":{“x":1019, “y":303, “width":489, “height":95}, “text":“見積書"
MFP連携サーバー120はリクエストを受信するとS524のファイル生成処理を開始するとともにリクエストを正常に受けたことをMFP110に返す。MFP110は送信のレスポンスを受けると処理を終了し、S527において帳票リストを更新する。更新された帳票リストには、S526においてクラウドストレージ130に送信されたジョブは含まれない。
MFP連携サーバー120は、S525でMFP連携サーバーに登録されたスキャン設定からクラウドストレージ130に送信するファイルフォーマットの情報を取得し、その設定に基づいてスキャン画像からスキャンファイルを生成する。そして、S525で生成されたスキャンファイルに対してファイル名を設定し、S526においてスキャンファイルをクラウドストレージ130に送信する。
(スキャン画面)
図14を用いて、S501~506における画面遷移を説明する。
S501~503においてログインした後、メイン画面(図14(a))が表示される。メイン画面中の「Scan」アイコンを選択すると、図14(b)の画面が表示される。
図14(b)の画面には、事前にユーザーが作成したボタンが表示されており、各種ボタンがスキャン設定やスキャンデータの送信先と関連づいている。図14(b)において「クラウドストレージAへの送信」ボタンを選択すると、図14(c)の画面が表示される。
図14(c)の画面はスキャン設定画面である(S504)。各種設定を行ってから、図14(c)の右上に表示されたスタートボタン「スキャン」を選択すると、スキャン処理が実行される。
スキャン処理によって取得された画像データは図14(d)のように画像データがプレビュー表示される(S505)。図14(d)の画面を介して送信指示を行うことで、MFP連携サーバー120に画像データが送信される(S506)。
(スキャン済み帳票一覧画面)
図6Aはスキャン済み帳票一覧画面600の一例を示す図である。本画面はスキャン及び画像解析処理が完了し、クラウドストレージ130に送信前の帳票の一覧を閲覧することができる。また本画面にはスキャン済み帳票一覧601、[送信]ボタン602、[編集]ボタン603、[削除]ボタン604、[委譲]ボタン618、[設定]ボタン619が含まれる。スキャン済み帳票一覧601は、スキャン及び画像解析(S505~S510)が完了した帳票の一覧を表示する画面である。スキャン済み帳票一覧601は、帳票名605、送信先606、ステータス607、種類608、確認状態609に対応するカラムによって構成される。帳票名605は帳票の名前を一意に識別する識別子である。送信先606は帳票ファイルを送信するクラウドストレージ130の名前である。ステータス607は帳票に対して帳票の類似判定を行った際の結果を示している。帳票の類似判定が完了した後(S512)にスキャン済み帳票一覧601が表示されるため、ステータス607には“未学習”又は“学習済”のいずれかが表示される。“未学習”は類似帳票が存在しないと判定された場合のステータスであって、“学習済”は類似帳票が存在したと判定された場合のステータスを示す。種類608は、学習済みの帳票と類似した、過去のスキャン画像の名称を示す。例えば、帳票名“003”の帳票は種類608が“請求書AAA”のものと類似する。つまり、帳票の類似判定処理によって類似する帳票が見つからなかった帳票の種類608は空欄となる。
ステータス607が“学習済”の帳票に関しては、“請求書AAA”や“請求書BBB”のようにどの請求書のフォーマットに該当するか、類似帳票の種類が表示される。これは帳票の類似判定処理により決定した最も類似する帳票と関連付けられている。確認状態609は、帳票がユーザーによって確認済みであるかどうかを示すデータであり、“確認済み”か“未確認”かが表示される。ユーザーがスキャン済み帳票一覧601において帳票のジョブを選択すると、選択されたジョブの確認状態609が“未確認”から“確認”に更新される。確認状態609は、図6Aに示すような文字ではなく確認状態を示すアイコンや、各行に塗る背景色や、確認済みを示すチェックボックスで確認済みであることを示してもよい。
[送信]ボタン602はクラウドストレージ130に対して帳票を送信するためのボタンである。スキャン済み帳票一覧601から任意の帳票を選択し、[送信]ボタン602を選択することで送信先606のクラウドストレージ130に帳票が送信される。ただし、選択された帳票のファイル名が図6Bのように設定されていないと、スキャン済み帳票一覧601から帳票を選択しても[送信]ボタン602を選択することはできない。なお送信が正常に完了した場合、その帳票はスキャン済み帳票一覧601から削除される。[編集]ボタン603は、ファイル名設定画面610に遷移するためのボタンである。スキャン済み帳票一覧601から任意の帳票を選択し、[編集]ボタン603を押下することで選択した帳票のファイル名設定画面610(図6B)へと遷移する。
[削除]ボタン604は帳票を削除するボタンである。スキャン済み帳票一覧601から任意の帳票を選択し、[削除]ボタン604を押下することで選択した帳票を削除することができる。また、[委譲]ボタン618を押下することで、他の人にファイル名設定のジョブを委譲することができる。委譲について詳細は後述する。なお、[委譲]ボタン618は管理者ユーザーがログインしているときのみ表示されるものとする。
(ファイル名設定画面)
図6Bはファイル名設定画面610の一例を示す図である。上述した通り、ファイル名設定画面610はスキャン済み帳票一覧画面600の[編集]ボタン603が選択されると表示される。ファイル名領域611は、ユーザーが設定したファイル名を表示する領域である。また、ファイル名領域611の空白部分をタッチすると、ソフトキーボードが表示され、任意の文字を入力することができる。ファイル名領域611に文字列が表示されていた場合は、その文字列をタッチするとタッチした部分の文字列を修正できるようにソフトキーボードが表示され、文字列を修正することができる。プレビュー領域612は、スキャン画像を表示する。さらに画像の文字領域をタッチすると、タッチした位置に対応する文字領域をファイル名として設定することができる。選択した文字列は、選択したことがわかるように文字領域などに線、枠線などの形状や色などを付与して表示してもよい。複数の文字領域を選択した場合、それぞれの文字領域の色を異なる色にしてもよい。スキャン画像中で文字領域を選択すると、選択された文字領域に対応する文字列がファイル名領域611に入力される。スキャン画像中で複数の文字領域を選択した場合、ファイル名領域611に入力される文字列が上書きされる、又はファイル名領域611に入力済みの文字列に対してさらに文字列が追加されるようにしてもよい。
図6Bの例では、スキャン画像の文字列「見積書」と文字列「下丸子株式会社」がユーザーによって選択され、各文字領域の色が変更されている。そして、各文字領域の選択に応じて、ファイル名領域611には「見積書_下丸子株式会社」が表示されている。なお、ユーザーが選択した文字領域が中央になるようにプレビュー表示位置の変更や、拡大率の変更を行ってもよい。また、複数の文字領域が選択された場合、あらかじめ設定された領域数分の文字領域が表示されるように、プレビュー表示位置を算出してもよい。例えば、ファイル名に使用した領域のうち、一番上部の領域と一番下部の領域の中央部分が、プレビュー領域の縦方向の中央になるように表示位置と拡大率の変更を行い、プレビュー表示を行うなどである。
一度選択した文字領域を再度タッチすると、選択が解除されて対応するファイル名の文字列を削除して、文字領域に付与した線や色などは文字領域の選択前の状態に戻る。プレビュー領域に対してスワイプ操作を行うと、プレビュー領域で表示される画像の位置を移動することができる。
「ファイル名削除」ボタン613は、ファイル名領域611のファイル名のうちで末尾に追加されている文字列を削除する。図6Bの例で言えば、「ファイル名削除」ボタン613が選択されると、ファイル名領域611の「下丸子株式会社」が削除される。
「プレビュー拡大」ボタン614は、プレビュー領域に表示している画像の拡大倍率を大きくする。「プレビュー縮小」ボタン615は、プレビュー領域に表示している画像の拡大倍率を小さくする。拡大および縮小時にプレビュー領域の中央の座標が拡大および縮小前と同一となるように表示位置の調整を行う。「プレビュー初期表示」ボタン616は、スワイプによる表示位置の変更やプレビュー拡大ボタンやプレビュー縮小ボタンによる表示倍率の変更が実行されていた場合に、初期状態の表示位置および表示倍率に戻すためのボタンである。
[OK]ボタン617は、ファイル名設定画面を閉じる。その後、スキャン済み帳票一覧画面600の[送信]ボタン602を押下することで、ファイル名領域611に設定されたファイル名と共にスキャン画像がMFP連携サーバー120に送信され、学習処理(S522~523)を実行する。送信が完了するとスキャン済み帳票一覧画面600の情報が更新される。また、ファイル名設定画面610でファイル名の設定を行った後に[委譲]ボタン618で委譲操作を行った場合、ファイル名の設定、ファイル名に使用した文字領域を含めて委譲先に委譲するようにしてもよい。学習済みの帳票だった場合、既に学習結果で表示されたファイル名設定とユーザーが新たに設定したファイル名の違いが分かるように、両方の情報を含めて委譲先に委譲するようにしてもよい。
(委譲設定画面)
スキャン済み帳票一覧画面600の[設定]ボタン619を押下すると、図11Aの委譲設定画面1100を表示し、どのユーザーにジョブを委譲することが可能か設定する。図11のユーザーリスト1101ではシステムに登録されているユーザーの一覧が表示され、ユーザーを選択することで右側にそのユーザーの委譲設定が表示される。つまり、委譲設定はユーザーごとに設定することが可能でユーザーのユーザーIDに対して権限情報として紐づいて保持されるが、グループリストを表示して、グループごとに設定してもよい。
委譲設定では、ジョブの委譲を手動で行う手動設定と自動で行う自動設定を行うことが可能である。手動設定1102では主に、手動委譲設定を有効にするかどうか示すフラグ1104、委譲先のユーザー/グループの設定1105、委譲先設定ユーザー/グループ一覧1108で構成される。委譲先のユーザー/グループの設定1105では委譲先として承認するか、拒否するかユーザー/グループを入力後に設定する承認ボタン1106、もしくは[拒否]ボタン1107が選択可能である。いずれかのボタンを選択後、委譲先設定ユーザー/グループ一覧1108に追加される。図11Aの例では、委譲先として「ユーザーA」を選択することは可能である。また、「グループ1」のメンバーのうちで、「ユーザーB」を委譲先として拒否し、それ以外のメンバーを委譲先として承認したい場合には、「グループ1」を「承認」した後に「ユーザーB」を「拒否」すればよい。
削除ボタン1110を押下することによって該当の設定を削除することが可能である。設定完了後、[保存]ボタン1111を押下することで、委譲先設定ユーザー/グループ一覧1108のユーザーID(あるいはグループID)と、委譲先として指定可能であるかどうかを示す権限情報とが関連付いてデータ管理部434に保存される。
自動設定1103(図11B)は主に、自動委譲設定を有効にするかどうかを示すフラグ1112、自動委譲先のユーザー設定1113、委譲までの待ち時間設定1115、類似帳票委譲設定1116で構成される。自動委譲先のユーザー設定1113では委譲先のユーザーを入力し、[設定]ボタン1114を押下して設定する。委譲までの待ち時間設定1115ではスキャンしてジョブが登録されたのちに自動委譲するまでの所定の経過時間を設定する。図11Bの例でいえば、ジョブの登録が完了してから所定時間として設定された「120」分が経過した後に、ユーザー設定1113で設定された「ユーザーB」に対しジョブが委譲される。
類似帳票委譲設定1116はユーザーが指定したスキャンファイルに加えて、それに類似するフォーマットのスキャンファイルを委譲するかどうかを設定するチェックボックスである。有効となっている場合、自動委譲実行時に類似帳票を合わせて委譲を行う(S517、図9)。設定完了後、保存ボタン1117を押下することでそのユーザーに紐づけられた委譲先データとして保持される。手動設定・自動設定はそのユーザーがログアウト後も保持され続ける。設定完了後に[戻る]ボタン1118を押下すると図10の画面に戻る。
なお、MFP連携サーバー120にログイン中のユーザーに対し、手動設定1102又は自動設定1103が成されているかどうかの判断はS528(図5)において行われる。判定された後の委譲処理はS516~S517と同様である。
画像解析処理
図7は、本システムにおける画像処理部432が行う画像解析処理の詳細を示すフローチャートである。本フローは図5におけるS507~S510に相当する。
S701において画像処理部432はスキャンファイルの文字領域を解析して文字領域群を取得し、S702において帳票の類似判定を行う。
S703において判定の結果、類似する帳票が見つかった場合、S704に進む。
S704では、類似帳票の文字領域に対応する文字領域を、図7で処理の対象としている対象帳票から取得する。
続くS705において、S704で取得した文字領域に対して文字認識処理を実施し、文字列を抽出する。この処理により、対象帳票においてユーザーが所望すると思われるファイル名を、類似帳票のファイル名設定ルールに基づいて提示することができる。
S706において、画像処理部432は解析結果を学習済み帳票の保存領域に追加する。
S707において画像処理部432は、対象帳票を学習済み帳票としてリクエスト制御部431に通知し本フローを終了する。
一方S703で類似する帳票が見つからなかった場合はS708に進む。
S708では帳票の全文字領域に対して文字認識処理を実施し、文字列を抽出する。ここで全文字領域に対して文字認識処理を行う理由は、類似帳票が存在しないがためにファイル名設定に使用すると思われる文字領域が不明だからである。
S709において、対象帳票の解析結果を未学習帳票の保存領域に追加し、S710で未学習帳票として通知する。
(画像解析結果のデータ構造)
図8は、画像処理部432が行う解析結果保存処理(図7のS706、S709)で保存するデータ構造の一例を示す図である。
はじめに図8(a)は解析結果のデータ構造の概要の一例を示す図である。ここでは大きく3つの保存領域が存在しており、S509の帳票の類似判定処理結果に基づいて分類されている。
具体的には、類似帳票が存在しないと判定された帳票群は同一の保存領域に保存され、類似帳票が存在すると判定された帳票群は、最も類似する帳票毎に同一の保存領域に保存される。図8(a)の例で説明すると次のとおり。帳票ID「AAA」の帳票にフォーマットが類似する帳票の解析結果、帳票ID「BBB」の帳票にフォーマットが類似する帳票の解析結果、類似するフォーマットの帳票が存在しない帳票の解析結果が、それぞれ同一の保存領域に保存されている。
次に図8(b)は解析結果のデータ構造の詳細の一例を示す図である。解析結果には図7のS704で解析した文字領域情報及びS705、又はS708で抽出した文字列情報を含んでいる。ルートの"form List"は帳票のリストを表し、複数の帳票に関する解析結果が図8(a)で説明した単位で配列として格納される。各帳票は"formID"、"imageWidth"、"imageHeight"、"checked"、“regions"を含む。"formID"は帳票に付与される本システムで一意となる識別子である。"imageWidth"は、解析した画像のX方向(横方向)のピクセル数を示す。"imageHeight"は、解析した画像のY方向(縦方向)のピクセル数を示す。"checked"は、該当の帳票がユーザーによって確認済みであることを示す。"regions"は解析した画像から解析された文字領域の座標情報と文字情報の配列が含まれる。"regions"内の"rect"には抽出した文字領域一つの座標を示す。"x"は領域の左上のX座標、"y"は領域の左上のY座標、"width"は領域のX方向のピクセル数、"height"は領域のY方向のピクセル数を示す。"text"は"rect"の文字領域をOCRして文字認識を行った結果、抽出された文字列を示す。この"rect"と"text"の情報が解析したスキャン画像内の全文字領域分含まれる。
具体的に図8(b)の例では、帳票「AAA」の各位置から「見積書」「〒100-9999」「見積番号」「R12-3456」の文字列が解析されたことが示されている。そして、帳票「AAA」と同じフォーマットであるとされる帳票「002」に対する解析結果も図8(b)の下方に続く(不図示)。帳票ID「BBB」の帳票にフォーマットが類似する帳票の解析結果、類似するフォーマットの帳票が存在しない帳票の解析結果についても同様である。
類似帳票の委譲処理
図5のS515~S518の類似帳票の委譲処理について、図9と図10を用いて説明を行う。
複数回スキャンを実施し、図6Aのスキャン済み帳票一覧画面600に示されるように、ログイン中のユーザーがスキャンした帳票が複数存在しているものとする。この状況において、ユーザーはスキャン済み帳票一覧画面600から委譲する帳票を選択し、[委譲]ボタン618を選択したことをきっかけに図9の処理が開始されるものとする。
S901において委譲を実施した帳票が未学習帳票か確認を行う。未学習帳票である場合はS902に進み、未学習帳票ではない場合はS908に進む。S902において、スキャン済み帳票一覧画面600の中からステータス607が「未学習」である未学習帳票一覧を取得する。これは委譲した帳票が未学習帳票の場合、その他の未学習帳票の中から委譲した帳票と類似する帳票を取得するためである。例えば、委譲を実施した帳票の帳票名が「001」の場合、スキャン済み帳票一覧画面600の中から未学習帳票として帳票名「002」、「004」の帳票を取得する。なお、これにより取得される帳票一覧は、帳票リストを表示しているユーザー自身がスキャンした帳票以外に、他のユーザーがスキャンした帳票を含んでもよい。他のユーザーがスキャンした帳票を含む場合は、他のユーザーの未確認帳票も類似帳票再判定の対象となる。
S903において、S902で取得した未学習帳票一覧の各帳票の解析結果を取得する。S904以降は帳票一覧に含まれる帳票毎に処理を行う。
S904において、ユーザーが委譲を行った帳票の領域情報と、S903で取得した対象帳票の領域情報とを照合し、類似判定を行う。S905でユーザーが委譲を行った帳票と類似帳票であると判定された場合、S906において、類似帳票と判定された帳票の委譲を行いS907に進む。委譲先は委譲済みの帳票と同じ委譲先である。一方S905で類似帳票でないと判定された場合、S907に進む。
S907において、次の判定対象の帳票が存在するかを判定し、存在する場合は次の帳票に対してS904以降の処理を実行し、存在しない場合は本フローを終了する。ジョブの委譲が完了後、S518においてスキャン済み帳票一覧画面600の更新を行う。
S901においてユーザーが委譲操作を実施した帳票が学習済み帳票である場合、S908において、委譲を実施した帳票のformIDと同じformIDを持つ帳票を帳票一覧として取得する。これは、S509の帳票の類似判定において学習済み帳票の場合、類似する帳票と同じformIDが割り当てられる。委譲した帳票が学習済み帳票の場合、formIDを用いて帳票一覧を取得する。
ステップS909において、同じformIDの帳票の委譲処理を実行する。ステップS910において、次の帳票が存在する場合にS909において、次の同じformIDを持つ帳票に対して委譲処理を実行する。存在しない場合は本フローを終了し、ジョブの委譲が完了後に、S518において帳票リストの更新を行う。
以上の処理について、図10Aを用いて未学習帳票を委譲した場合の処理について具体的に説明する。ユーザーはスキャン済み帳票一覧画面600で他のユーザーにファイル名付け処理を委譲する帳票を選択する。例えば、帳票名「001」の帳票を選択し、委譲ボタン618を選択する。委譲するユーザーを選択する画面が表示され、ユーザーは帳票を委譲する他のユーザーを選択する。委譲先のユーザーを選択する画面を図13に示す。図13では「ユーザーD」が委譲元のユーザーとなっており、ユーザーDはユーザーD以外のユーザーを委譲先として選択することが可能である。図13では、委譲先のユーザーを1名しか選択できないようになっているが複数名選択できるようにしてもよい。また、図13において委譲先として表示されるユーザーは、ジョブを委譲する権限を有するユーザーであって、権限を有していないユーザーは図13の画面には表示されない。
選択後、委譲処理が実行される。その後、上記フローで説明した帳票の類似判定を行い、未学習帳票の中に類似帳票が存在する場合は委譲処理を実行する。図10の未学習帳票は帳票名「002」「004」であり、帳票「004」が類似帳票と判定された場合、委譲処理が実行され、帳票リストが更新され図10Bのように委譲した帳票「001」と「004」が非表示となる。このときに、委譲した帳票を非表示にするのではなく、委譲したことが分かる印などを表示し、委譲先のユーザーがファイル名付けを完了したときに非表示にしてもかまわない。
実施例1では、未学習のデータの中で、ユーザーが選択したスキャンデータと類似帳票のスキャンデータを一括して他者にファイル名付けを委譲するものであった。一方で、ジョブの移譲を行う際は、ジョブの種類とユーザーの権限に応じて適切に振り分けを行なければならない。例えば、移譲先のユーザーによっては、帳票のファイル名の学習を行う権限を保持していない場合もあり、システムにその学習を行わせようとすると、権限を保持したユーザーにスキャンジョブを再委譲する必要が出てしまう。よって、続く実施例2では、未学習の帳票スキャンデータについて、管理者等の学習権限を有する者に自動的に一括でその権限委譲するものについて説明する。
[スキャン画像の自動委譲処理シーケンス]
まず、未学習のスキャン画像の委譲自動処理についてシーケンス図について図15を参照して説明する。実施例1の図5のシーケンス図同じところについては、説明を割愛し異なるところを主として以下で説明する。
S513でレスポンスに含まれる結果情報が格納されたURLから結果情報を取得する。そして、S514においてS513で取得した結果情報を使用して帳票リストを表示する。図6Aは、MFP110で表示する自動委譲が行われる前の状態のファイル名設定画面600の帳票リストの一例を示す。
続いて自動委譲設定が行われている場合は、S5001でリクエスト制御部431は、自動委譲対象のジョブかあるか否かのチェックを行う。
S5002で、自動委譲対象であると判断された全てのジョブについてリクエスト制御部431は、画像処理部432に対してジョブの委譲処理を依頼する。
S5003で、画像処理部432はジョブの委譲処理を実行する。自動委譲処理が終了後、その結果はリクエスト制御部431を介してMFP110に通知される。なお、S5001~S5003の処理については図16,17で詳細な説明を行う。
S518においてCPU211は、帳票リストの更新を行う。
(委譲設定画面)
図17は委譲設定画面である。図6Aの設定ボタン619を押下されると、図17の委譲設定画面900を表示し、どのユーザーのジョブを委譲することが可能か設定する。図17のユーザーリスト901ではシステムに登録されているユーザーの一覧が表示され、ユーザーを選択することで右側にそのユーザーの委譲設定が表示される。つまり、委譲設定はユーザーごとに設定することが可能でユーザーに紐づいて保持されるが、グループリストを表示して、グループごとに設定してもよい。委譲設定では、ジョブの委譲を手動で行う設定と自動で行う設定に分かれる。本実施例は、自動委譲であるので、自動設定について説明する。
図17(b)自動設定903は主に、自動委譲設定を有効にするかどうかを示すフラグ912、自動委譲先のユーザー設定913、委譲までの待ち時間設定915、帳票学習の権限がない場合に未学習帳票のみ委譲するかどうかの設定916で構成される。自動委譲先のユーザー設定913では自動委譲先のユーザーを入力し、設定ボタン914を押下して設定する。委譲までの待ち時間設定915ではスキャンしてジョブが登録されたのちに自動委譲するまでの経過時間を設定する。例えば120と設定した場合、スキャンしてジョブが登録されてからスキャンしたユーザーがリスト上のジョブの処理を行わず、120分経過した場合に自動で設定したユーザーに委譲を行う。設定916では、帳票学習の権限を保持していないユーザーは帳票の学習を行うことができないため、未学習帳票をスキャンした場合にのみ自動的に委譲するかの設定を行う。設定完了後、保存ボタン917を押下することでそのユーザーに紐づけられた委譲先データとして保持される。手動設定・自動設定はそのユーザーがログアウト後も保持され続ける。設定完了後に戻るボタン917を押下すると図6Aの画面に戻る。
自動委譲処理
ここからは図15のS5001~S5003の帳票の自動委譲処理について、図16~18を用いて詳細な説明を行う。S505において、複数枚の帳票をスキャンし、S507の画像解析を所定枚数ごとに分割した場合について説明する。
図16は、自動委譲処理の処理フローを示す。
S510で解析完了後にMFP連携サーバー120ではS1001において、CPU311は、ジョブの自動委譲が設定されてているか確認する。具体的には、図17の自動委譲設定912が有効かどうかを確認する。有効である場合は(S1001でYes)、S1002に進に、有効で無い場合は(S1001でNo)、本処理を終了する。。
S1002において、CPU311は、帳票学習権限がない場合に未学習帳票のみ委譲設定916の設定がONになっているか確認を行う。この設定は、帳票学習の権限を保持していないユーザーがスキャンした帳票に未学習帳票が含まれていた場合に、その未学習帳票のみを委譲先設定913に設定したユーザーに委譲を行うかどうかの設定である。この設定がONの場合は(S1002でYes)、未学習帳票のみの委譲を行うため、S1003に進む。OFFの場合(S1002でNo)、全ての帳票を自動委譲することとなるため、S1006に進む。
S1003において、画像処理部432は、ユーザーがスキャンした帳票から未学習帳票一覧を取得する。S510で得られた画像解析結果をMFP連携サーバー120内で保持している場合は、そのデータから未学習帳票一覧を得る。
S1004において、リクエスト制御部431は、S1003で取得した未学習帳票を委譲先設定913に設定したユーザーに委譲することを画像処理部432に依頼する(図15のS5002)。そして、画像処理部432は依頼された未学習帳票の委譲処理を実行する(図15のS5003)。
S1005において、S1004で自動委譲を実施した未学習帳票に対して自動委譲したことを記録し、本処理を終了する。図18(a)は、自動委譲した帳票に対してその自動委譲の記録がなされた帳票一覧画面である。自動委譲したことが分かるように状態を自動委譲済みと設定する、または/及び帳票の表示を網掛けにする等表示に工夫がなされる。
また、図18(b)は自動委譲されたユーザーがその帳票に対してファイル名付けを設定する際の画面である。この画面では図6Bに示した画面に加えて[担当者に戻す]ボタン618を表示している。このボタンを用いて、S1005で記録した情報に基づいて、ファイル名設定後に元の担当者に戻すようにしてもよい。
S1006では、未学習帳票のみ委譲設定915の設定がOFF、もしくは帳票学習権限を保持しているユーザーに、スキャンした帳票全ての委譲を行い本処理を終了する。
このフローは図5のように解析完了後(S510の後)に実施しても、また一定期間ごとに実施してもよい。
以上のように、帳票学習権限を保持していないユーザーがスキャンした未学習帳票のみを自動で委譲するか、全ての帳票を委譲するか、自動委譲設定によって制御することが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
110 MFP
111 クライアントPC
120 MFP連携サーバー
130 クラウドストレージ
421 表示制御部
431 リクエスト制御部
432 画像処理部
434 データ管理部

Claims (14)

  1. 画像データのジョブを管理する情報処理装置であって、
    第1のユーザーが所有者であり該第1のユーザーにより選択された画像データのジョブを第2のユーザーに所有者を変更する変更手段と、
    2つの画像データの類似を判定する類似判定手段と、を有し、
    前記変更手段は、前記類似判定手段により前記選択された画像データと類似していると判定された前記第1のユーザーが所有者である画像データのジョブの所有者を前記第2のユーザーに変更することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記選択された画像データが学習済みの画像データである場合は、前記変更手段は、前記類似判定手段により学習データに基づき判定された同じフォーマットである前記第1のユーザーが所有者である学習済みの画像データのジョブの所有者を前記第2のユーザーに変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 所有者が前記第2のユーザーに変更された前記ジョブの画像データは、前記第2のユーザーが編集できるようになることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1,第2のユーザーは、
    前記変更手段によりジョブを委譲する権限を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記変更手段によって、前記第1のユーザーから第2のユーザーへ所有者が変更されたジョブの前記画像データは、前記第1のユーザーは編集できないことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記ジョブは、画像データのファイル名の設定であることを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記画像データは、帳票をスキャンして得られたスキャン画像であることを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記類似判定手段は、2つの画像データの文字領域の重複度に基づき類似の判定を行うことを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記変更手段は、前記第1のユーザーが所有者である画像データのジョブを第1のユーザーが選択することなく自動で第2のユーザーに所有者を変更する処理を実行する設定がなされている場合は、該画像データのジョブを第2ユーザーに所有者を変更する
    ことを特徴とする請求項1~8の何れか1項に情報処理装置。
  10. 前記変更手段は、前記第1のユーザーが所有者である画像データのジョブの内、該画像データが未学習の画像データを第2のユーザーに所有者を変更する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記変更手段は、
    ジョブが登録されてから所定の時間が経過した後に、該ジョブの所有者を前記第1のユーザーから第2のユーザーに変更をすることを特徴とする請求項1~10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載の情報処理装置と、原稿をスキャンする画像処理装置とが互いにネットワークで接続された情報処理システム。
  13. 画像データのジョブを管理する情報処理装置の制御方法であって、
    第1のユーザーが所有者であり該第1のユーザーにより選択された画像データのジョブを第2のユーザーに所有者を変更する変更ステップと、
    2つの画像データの類似を判定する類似判定ステップと、を有し、
    前記変更ステップは、前記類似判定ステップにより前記選択された画像データと類似していると判定された前記第1のユーザーが所有者である画像データのジョブの所有者を前記第2のユーザーに変更することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. 請求項13に記載の情報処理装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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