JP2022064211A - 無線通信制御装置、無線通信装置、及び無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信制御装置、無線通信装置、及び無線通信制御方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022064211000001
【課題】無線ネットワークの同一のアクセスポイントに接続が集中することを抑制しつつ、無駄な通信を低減することを可能にする。
【解決手段】自車の予測走行経路を特定する経路特定部513と、AP情報を取得するAP情報取得部512と、経路特定部513で特定する予測走行経路上の区間の通過時間を推定可能な推定用情報を取得する推定用情報取得部515と、AP情報取得部512で取得するAP情報と、推定用情報取得部515で取得する推定用情報とを用いて、予測走行経路上で無線通信装置が接続可能な基地局の通信範囲内の通過に自車が要する通過時間を推定する通過時間推定部516と、通過時間推定部516で推定する通過時間が閾値以上となる基地局を、無線通信装置の接続先として決定する接続先決定部519とを備える。
【選択図】図3

Description

本開示は、無線通信制御装置、無線通信装置、及び無線通信制御方法に関するものである。
車両で用いられる無線通信装置が、無線ネットワークのアクセスポイントとの無線通信を介して無線ネットワークに接続し、情報の送受信を行う技術が知られている。車両は高速で移動するのに対して、無線ネットワークのアクセスポイントの通信範囲は限られている。よって、車両周辺のアクセススポットに無作為に接続すると、すぐにそのアクセスポイントから離れていくことですぐに接続が切断され、効率的に無線通信ができない問題が生じ得る。
これに対して、例えば特許文献1には、車両の進行方向に複数の無線基地局(つまり、アクセスポイント)が存在する場合に、当該無線基地局の中から所定の距離範囲内にある無線基地局を選択した後、当該無線基地局の中からより遠方に存在する無線基地局を接続先として選択する技術が開示されている。特許文献1に開示の技術では、車両の進行方向に複数のアクセスポイントが存在する場合に車両から最も遠いアクセスポイントを接続先として選択することで、1つのアクセスポイントへの接続時間をより長く確保することを試みている。
特開2006-262176号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、同一の進行方向の車群については、この車群から最も遠い同一のアクセスポイントが車群内の全ての車両の接続先として選択されてしまう。よって、同一のアクセスポイントに接続が集中してしまい、接続が失敗したりスループットが低下したりするおそれがあった。
また、特許文献1に開示の技術では、車両の進行方向の、車両から最も遠いとアクセスポイントを接続先に選択するが、そのアクセスポイントの通信範囲内の通過時間を考慮していない。よって、そのアクセスポイントの通信範囲内の通過時間が短い場合、通信が完了する前にアクセスポイントとの接続が切れ、無駄な通信が発生してしまうことになる。
この開示のひとつの目的は、無線ネットワークの同一のアクセスポイントに接続が集中することを抑制しつつ、無駄な通信を低減することを可能にする無線通信制御装置、無線通信装置、及び無線通信制御方法を提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本開示の無線通信制御装置は、車両で用いることが可能な、無線ネットワークのアクセスポイントとの無線通信を介して情報の送受信を行う無線通信装置(50)を制御する無線通信制御装置であって、車両の予測される走行経路を特定する経路特定部(513)と、アクセスポイントの位置と通信範囲とを少なくとも特定できる情報であるAP情報を取得するAP情報取得部(512)と、経路特定部で特定する走行経路上の区間の通過時間を推定可能な情報である推定用情報を取得する推定用情報取得部(515)と、AP情報取得部で取得するAP情報と、推定用情報取得部で取得する推定用情報とを用いて、経路特定部で特定する走行経路上で無線通信装置が接続可能なアクセスポイントである対象ポイントの通信範囲内の通過に車両が要する通過時間を推定する通過時間推定部(516)と、通過時間推定部で推定する通過時間が閾値以上となるアクセスポイントを、無線通信装置の接続先として決定する接続先決定部(519)とを備える。
また、上記目的を達成するために、本開示の無線通信制御方法は、少なくとも1つのプロセッサにより実行される、車両で用いることが可能な、無線ネットワークのアクセスポイントとの無線通信を介して情報の送受信を行う無線通信装置(50)を制御する無線通信制御方法であって、車両の予測される走行経路を特定する経路特定工程と、アクセスポイントの位置と通信範囲とを少なくとも特定できる情報であるAP情報を取得するAP情報取得工程と、経路特定工程で特定する走行経路上の区間の通過時間を推定可能な情報である推定用情報を取得する推定用情報取得工程と、AP情報取得工程で取得するAP情報と、推定用情報取得工程で取得する推定用情報とを用いて、経路特定工程で特定する走行経路上で無線通信装置が接続可能なアクセスポイントである対象ポイントの通信範囲内の通過に車両が要する通過時間を推定する通過時間推定工程と、通過時間推定工程で推定する通過時間が閾値以上となるアクセスポイントを、無線通信装置の接続先として決定する接続先決定工程とを含む。
AP情報は、無線ネットワークのアクセスポイントの位置と通信範囲とを少なくとも特定できる情報であり、推定用情報は、車両の予測される走行経路上の区間の通過時間を推定可能な情報であるので、AP情報と、推定用情報とを用いて、走行経路上で無線通信装置が接続可能なアクセスポイントである対象ポイントの通信範囲内の通過に車両が要する通過時間を推定することが可能になる。以上の構成によれば、推定するこの通過時間が閾値以上となるアクセスポイントを、無線通信装置の接続先として決定するので、車両が通信範囲を通過する間に通信が完了できるだけの通過時間を確保できるアクセスポイントを接続先とすることが可能になる。よって、車両が通信範囲を通過する間に通信が完了できないアクセスポイントを接続先とする無駄な通信を低減することが可能になる。また、以上の構成によれば、車両の予測される走行経路上で無線通信装置が接続可能なアクセスポイントのうちの、通信範囲内の通過に車両が要すると推定される通過時間が閾値以上となるアクセスポイントを、無線通信装置の接続先として決定することになる。よって、同一の進行方向の車群内の車両であっても、走行経路の異なる車両であれば、異なるアクセスポイントが接続先として決定されやすくなる。従って、無線ネットワークの同一のアクセスポイントに接続が集中することを抑制することが可能になる。その結果、無線ネットワークの同一のアクセスポイントに接続が集中することを抑制しつつ、無駄な通信を低減することが可能になる。
また、上記目的を達成するために、本開示の無線通信装置は、車両で用いることが可能な、無線ネットワークのアクセスポイントとの無線通信を介して情報の送受信を行う無線通信装置であって、アクセスポイントと無線通信を行う通信部(530)と、前述の無線通信制御装置(510)とを含む。
これによれば、前述の無線通信制御装置を含むので、無線ネットワークの同一のアクセスポイントに接続が集中することを抑制しつつ、無駄な通信を低減することが可能になる。
車両用通信システム1の概略的な構成の一例を示す図である。 車両側ユニット5及び無線通信装置50の概略的な構成の一例を示す図である。 制御部510の概略的な構成の一例を示す図である。 AP情報取得部512でのAP情報取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制御部510での接続予約関連処理の流れの一例を示すフローチャートである。 接続処理部521での接続処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態1の構成による効果の一例について説明するための図である。
図面を参照しながら、開示のための複数の実施形態を説明する。なお、説明の便宜上、複数の実施形態の間において、それまでの説明に用いた図に示した部分と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。同一の符号を付した部分については、他の実施形態における説明を参照することができる。
(実施形態1)
<車両用通信システム1の概略構成>
以下、本実施形態について図面を用いて説明する。まず、図1を用いて、車両用通信システム1の説明を行う。図1に示すように、車両用通信システム1は、AP情報提供サーバ(以下、APS)2と、交通情報サーバ(以下、TIS)3と、無線LANコントローラ(以下、WLANCN)4と、車両HVで用いられる車両側ユニット5とを含んでいる。車両HVは自車であるものとする。図1のWBSは、無線LANの基地局を示している。つまり、基地局WBSが、無線LANのアクセスポイントにあたる。以降では、アクセスポイントはAPと略することがある。無線LANとしては、例えばWi-Fi(登録商標)が挙げられる。無線LANがWi-Fiの場合には、基地局WBSは、Wi-Fiスポットにあたる。図1のWRCは、基地局WBSの通信範囲を示している。図1のCBSは、セルラー通信の基地局を示している。図1のITは、インターネットを示している。図1のMPNは携帯電話網を示している。
APS2は、無線LANのAPの情報(以下、AP情報)を提供するサーバである。AP情報としては、例えばAPの位置情報,APの通信範囲の情報,APを識別するためのSSID(Service Set Identifier),APへの接続時に必要なプロファイル情報等がある。APの通信範囲の情報は、例えばAPの出力電力の情報とすればよい。APS2は、例えばインターネットに接続されているものとする。APS2は、1つのサーバからなるものであってもよいし、複数のサーバからなるものであってもよい。APS2は、例えばクラウド上のサーバであってもよいし、ブロックチェーン等の分散型ネットワークであってもよい。
TIS3は、交通情報を提供するサーバである。交通情報としては、例えば渋滞状態,事故地点の情報、区間毎の平均通過時間の情報等がある。TIS3は、例えばインターネットに接続されているものとする。TIS3は、1つのサーバからなるものであってもよいし、複数のサーバからなるものであってもよい。TIS3は、例えばクラウド上のサーバであってもよいし、ブロックチェーン等の分散型ネットワークであってもよい。
WLANCN4は、複数のアクセスポイントである基地局WBSを管理するコントローラである。このWLANCN4が管理装置に相当する。WLANCN4は、例えばインターネット及び複数の基地局WBSと接続されている。WLANCN4は、各基地局WBSの接続数を管理しているものとする。WLANCN4は、例えばプロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備える。WLANCN4は、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで、各基地局WBSの接続数の管理に関する各種の処理を実行すればよい。
WLANCN4は、車両側ユニット5から送信される後述の予約通知を受信した場合、この予約通知に応じて、予約通知で指定された基地局WBSとこの車両側ユニット5の後述する無線通信装置50との接続を優先する。例えば、WLANCN4は、予約を行った無線通信装置50との接続が可能となるように、予約通知で指定された基地局WBSでの最大接続数に空きを確保する等すればよい。他にも、予約通知で指定された基地局WBSとこの無線通信装置50との接続についてのリソース割り当てを増やすことで、予約を行った無線通信装置50との接続が可能となるようにしてもよい。
車両側ユニット5は、基地局WBSとの接続を介して、無線LANに接続されたサーバ等との間で情報の送受信を行う。車両側ユニット5の詳細については以下で述べる。
<車両側ユニット5の概略構成>
続いて、図2を用いて車両側ユニット5の概略的な構成について説明する。図2に示すように、車両側ユニット5は、無線通信装置50、ロケータ51、ナビゲーション装置(以下、NANI)52、自動運転ECU(以下、ADECU)53、及び車両センサ54を含む。以下では、車両側ユニット5を搭載する車両を自車と呼ぶ。無線通信装置50、ロケータ51、NANI52、ADECU53、及び車両センサ54は、例えば車内LANで各々接続されているものとすればよい。
ロケータ51は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機、及び慣性センサを備えている。GNSS受信機は、複数の測位衛星からの測位信号を受信する。慣性センサは、例えばジャイロセンサ及び加速度センサを備える。ロケータ51は、GNSS受信機で受信する測位信号と、慣性センサの計測結果とを組み合わせることにより、自車HVの車両位置を逐次測位する。なお、車両位置の測位には、自車HVに搭載された車速センサから逐次出力される検出結果から求めた走行距離等を用いる構成としてもよい。
NAVI52は、設定された目的地まで自車のユーザを誘導する経路案内を行う。自車HVの目的地としては、例えば操作入力部を介してユーザから受け付けた操作入力に従った目的地を設定する構成とすればよい。出発地については、例えば自車の現在位置を出発地として設定する構成とすればよい。NAVI42は、出発地から目的地へ向うための推奨経路を探索し、探索した推奨経路を用いて経路案内を行う。また、推奨経路は、目的地が再設定された場合及び経路案内中の推奨経路を自車HVが外れた場合に再探索(つまり、リルート)されるものとすればよい。
ADECU53は、自車HVの周辺監視センサでのセンシング結果を用いて、自車の走行環境を認識する。一例として、実際の走行環境を三次元で再現した仮想空間を生成する。また、ADECU53は、認識した走行環境に基づき、自車の走行計画を決定する。一例としては、中長期の走行計画として、自車HVを目的地へ向かわせるための推奨経路を決定する。また、短期の走行計画として、車線追従及び車線変更のための操舵、速度調整のための加減速、並びに衝突回避のための急制動等の実行が決定される。ADECU53は、決定した走行計画に従って車両の走行制御を行うことで、ドライバによる運転操作の代行を行う自動運転機能を実行する。ADECU53は、車両の制御を行うECUとの連携によって走行制御を行う構成とすればよい。
車両センサ54は、自車HVの各種状態を検出するためのセンサ群である。車両センサ54としては、自車HVの車速を検出する車速センサ等がある。車両センサ54は、検出したセンシング情報を車内LANへ出力する。なお、車両センサ54で検出したセンシング情報は、自車HVに搭載されるECUを介して車内LANへ出力される構成であってもよい。
無線通信装置50は、無線通信を介して情報の送受信を行う。無線通信装置50は、公衆通信網及び基地局等を介して、公衆通信網に接続されるサーバ等と通信を行う。公衆通信網としては、前述したインターネット,携帯電話網等が挙げられる。無線通信装置50の詳細については、以下で述べる。
<無線通信装置50の概略構成>
続いて、図2を用いて無線通信装置50の概略的な構成について説明する。図2に示すように、無線通信装置50は、制御部510、無線LAN通信部(以下、WLAN通信部)530、セルラー通信部(以下、CL通信部)550、及びデータ記憶部570を含む。WLAN通信部530は、図2ではWLANCDと示す。CL通信部550は、図2ではCLCDと示す。
WLAN通信部530は、基地局WBSと接続して無線通信を行う。WLAN通信部530は、基地局WBSを介して、無線LANネットワークに接続されるサーバ等と通信を行う。この通信を、以下では無線LAN通信と呼ぶ。なお、WLAN通信部530が通信部に相当する。無線LAN通信は、基地局WBSの通信範囲WRC内で可能となる。
CL通信部550は、セルラー通信の基地局CBS、携帯電話網、及びインターネットを介して、APS2,TIS3と通信を行う。つまり、CL通信部550は、セルラーネットワークと接続して通信を行う。この通信をセルラー通信と呼ぶ。セルラー通信としては、LTE(Long Term Evolution),5G等のセルラー回線を用いたものが挙げられる。
データ記憶部570は、各種の情報が格納される。データ記憶部570としては、不揮発性メモリを用いればよい。データ記憶部570は、1つのメモリからなるものであってもよいし、複数のメモリからなるものであってもよい。データ記憶部570は、アクセスポイント情報データベース(以下、APDB)571、予約済みアクセスポイント情報データベース(以下、RAPDB)572、地図データベース(以下、MAPDB)573、交通情報データベース(以下、TIDB)574、及び走行履歴データベース(以下、HODDB)575を有している。
APDB571は、APS2から取得したAP情報を格納するデータベースである。RAPDB572は、後述する接続予約が行われた基地局WBSのAP情報を格納するデータベースである。つまり、予約済みのアクセスポイントのAP情報を格納するデータベースである。なお、RAPDB572に格納する予約済みのアクセスポイントのAP情報は、少なくともSSIDを含むものとすればよい。
MAPDB573は、地図データを格納するデータベースである。地図データは、リンクデータ、ノードデータ、及び道路形状データ等である。リンクデータは、リンクを特定するリンクID、リンクの長さを示すリンク長、リンク方位、リンク旅行時間、リンクの形状情報(以下、リンク形状)、リンクの始端と終端とのノード座標(緯度/経度)、及び道路属性等の各データから構成される。一例として、リンク形状は、リンクの両端とその間の形状を表す形状補間点の座標位置を示す座標列からなるものとすればよい。道路属性としては、道路名称,道路種別,道路幅員,車線数,速度規制値等がある。ノードデータは、地図上のノード毎に固有の番号を付したノードID、ノード座標、ノード名称、ノード種別、ノードに接続するリンクのリンクIDが記述される接続リンクID等の各データから構成される。道路形状データには、リンク別の縦断勾配,曲率等のデータを含むものとする。MAPDB573に格納される地図データは、例えばWLAN通信部530,CL通信部550等を用いて、公衆通信網に接続されるサーバ等から取得して格納されるものであってもよいし、予め格納されているものであってもよい。
TIDB574は、TIS3から取得した交通情報を格納するデータベースである。HODDB575は、自車HVの走行履歴を格納するデータベースである。自車HVの走行履歴は、自車HVが過去に走行したリンクの走行頻度,通過速度,通過時間等の情報とすればよい。自車HVの走行履歴については、無線通信装置50以外の自車HVに搭載される制御装置が逐次格納していく構成とすればよい。なお、自車HVの走行履歴について、無線通信装置50が逐次格納していく構成であってもよい。
制御部510は、例えばプロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで、無線通信の制御に関する各種の処理を実行する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ等によって実現される。制御部510の詳細については、以下で述べる。
<制御部510の概略構成>
続いて、図3を用いて制御部510の概略的な構成について説明する。図3に示すように、制御部510は、交通情報取得部511、AP情報取得部512、経路特定部513、AP検索部514、推定用情報取得部515、通過時間推定部516、接続先決定部519、予約部520、及び接続処理部521を機能ブロックとして備えている。なお、制御部510が実行する機能の一部又は全部を、1つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、制御部510が備える機能ブロックの一部又は全部は、プロセッサによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。この制御部510が無線通信制御装置にあたる。コンピュータによって制御部510の各機能ブロックの処理が実行されることが、無線通信制御方法が実行されることに相当する。
交通情報取得部511は、TIS3から交通情報を取得し、TIDB574に格納する。交通情報取得部511は、交通情報を、CL通信部550でのセルラー通信によって、TIS3から取得する。この場合、交通情報取得部511は、CL通信部550がインターネット、携帯電話網、及び基地局CBSを介してTIS3からダウンロードした交通情報を取得すればよい。また、交通情報取得部511は、通信負荷を抑えるために、例えばCL通信部550でのダウンロードを、自車HVから一定範囲内の交通情報に絞って行わせてもよい。この場合、交通情報取得部511は、ロケータ51で測位した自車HVの車両位置をCL通信部550からTIS3へ送ることで、自車HVから一定範囲内の交通情報に絞ってダウンロードを行わせればよい。
なお、交通情報取得部511は、WLAN通信部530での無線LAN通信によって交通情報をTIS3から取得してもよい。交通情報取得部511が交通情報を取得するタイミングは、定期的であってもよいし、所定のトリガの検出時であってもよい。例えば、交通情報取得部511は、無線通信装置50の起動時に交通情報を取得する構成としてもよい。
AP情報取得部512は、APS2からAP情報を取得し、APDB571に格納するAP情報取得処理を行う。このAP情報取得部512での処理がAP情報取得工程に相当する。AP情報取得部512は、AP情報を、CL通信部550でのセルラー通信によって、APS2から取得する。この場合、AP情報取得部512は、CL通信部550がインターネット、携帯電話網、及び基地局CBSを介してAPS2からダウンロードしたAP情報を取得すればよい。また、AP情報取得部512は、通信負荷を抑えるために、例えばCL通信部550でのダウンロードを、自車HVから一定範囲内の基地局WBSのAP情報に絞って行わせてもよい。この場合、AP情報取得部512は、ロケータ51で測位した自車HVの車両位置をCL通信部550からAPS2へ送ることで、自車HVから一定範囲内の基地局WBSのAP情報に絞ってダウンロードを行わせればよい。なお、AP情報取得部512は、WLAN通信部530での無線LAN通信によってAP情報をAPS2から取得してもよい。AP情報取得処理の詳細については後述する。
経路特定部513は、自車HVの予測される走行経路(以下、予測走行経路)を特定する。この経路特定部513での処理が経路特定工程に相当する。経路特定部513は、NAVI52で推奨経路が探索された場合に、この探索された推奨経路を予測走行経路と特定すればよい。経路特定部513は、NAVI52でのリルートによって推奨経路が探索し直された場合には、この探索し直された推奨経路を予測走行経路と特定し直せばよい。また、経路特定部513は、自車HVがADECU53の決定した推奨経路を自動運転によって走行する場合には、この推奨経路を予測走行経路と特定すればよい。経路特定部513は、ADECU53で推奨経路が生成し直された場合には、この生成し直された推奨経路を予測走行経路と特定し直せばよい。他にも、経路特定部513は、自車HVにNAVI52もADECU53も搭載していない場合に、HODDB575に格納している自車HVの走行履歴から、自車HVの走行頻度の高い経路を自車HVの予測走行経路と特定してもよい。
AP検索部514は、APDB571に格納されているAP情報のうちから、経路特定部513で特定した予測走行経路上でWLAN通信部530が接続可能な基地局WBSのAP情報を検索する。AP検索部514は、接続可能か否かについては、APDB571に格納されているAP情報のうちのAP(つまり、基地局WBS)の位置情報及び通信範囲の情報とから特定される範囲と、経路特定部513で特定した予測走行経路との位置関係から判断すればよい。例えば、予測走行経路が通信範囲に重なる基地局WBSを、接続可能な基地局WBSと判断すればよい。なお、通信範囲とは、基地局WBSとWLAN通信部530との間での無線通信が可能な範囲に限らず、スループットが所定値以上となる範囲であってもよい。
推定用情報取得部515は、経路特定部513で特定する予測走行経路上の区間の通過時間を推定可能な情報(以下、推定用情報)を取得する。この推定用情報取得部515での処理が推定用情報取得工程に相当する。推定用情報取得部515は、推定用情報として、この予測走行経路上の区間の通過速度(つまり、走行速度)を推定可能な情報を取得すればよい。例えば、推定用情報取得部515は、この推定用情報として、地図データのうちの道路構造についての情報(以下、道路構造情報)を、MAPDB573から取得すればよい。推定用情報として取得するこの道路構造情報の例としては、道路幅員,車線数,縦断勾配,曲率,リンク形状,交差点での右左折か直進かを判断可能なリンク及びノードのデータ等が挙げられる。
また、推定用情報取得部515は、推定用情報として、交通情報及び自車HVの走行履歴の少なくともいずれかを取得する構成としてもよい。推定用情報取得部515は、交通情報については、TIDB574に格納されている交通情報を取得すればよい。推定用情報取得部515は、自車HVの走行履歴については、HODDB575に格納している自車HVの走行履歴を取得すればよい。
通過時間推定部516は、経路特定部513で特定する予測走行経路上で無線通信装置50が接続可能な基地局WBS(以下、対象ポイント)の通信範囲内の通過に自車HVが要する通過時間を推定する。この通過時間推定部516での処理が通過時間推定工程に相当する。通過時間推定部516は、AP情報取得部512で取得したAP情報のうちの、AP検索部514で検索したAP情報と、推定用情報取得部515で取得した推定用情報とを用いて、この通過時間を推定する。通過時間推定部516は、区間距離特定部517及び走行速度推定部518をサブ機能ブロックとして備える。
区間距離特定部517は、AP検索部514で検索したAP情報を用いて、予測走行経路のうちの対象ポイントの通信範囲内に含まれる区間(以下、対象区間)の距離を特定する。区間距離特定部517は、経路特定部513で特定した予測走行経路のうち、AP情報のうちのAP(つまり、基地局WBS)の位置情報及び通信範囲の情報とから特定される通信範囲に含まれる区間を、対象区間と特定すればよい。そして、特定したその対象区間の距離を、MAPDB573のうちのリンク長の情報をもとに特定すればよい。例えば、対象区間にあたるリンクのうち、リンクの一部のみが対象区間に含まれるリンクについては、このリンクのうちの対象区間に含まれる部分の割合に応じて、このリンクのリンク長から距離を特定してもよい。
走行速度推定部518は、推定用情報取得部515で取得した推定用情報を用いて、自車HVの走行速度を推定する。一例として、推定用情報取得部515で取得した道路構造情報を用いて、自車HVのリンク別の走行速度を推定する構成とすればよい。この場合、走行速度推定部518は、予め制御部510のメモリに格納された道路構造と走行速度との対応関係をもとに、道路構造に応じた自車HVの走行速度を推定する構成とすればよい。対応関係としては、道路構造に応じて走行速度を算出する変換テーブル等を用いればよい。
道路構造と走行速度との対応関係の例としては、以下のようにすればよい。道路の曲率が大きいほど、走行速度を低くすればよい。上りの縦断勾配がきついほど、走行速度を低くすればよい。道路の直進性が低いほど、走行速度を低くすればよい。例えば一定以上の曲率のカーブが連続する数が多いほど直進性が低いものとすればよい。道路の直進性は、リンク形状から特定すればよい。交差点での右左折がある場合に、直進の場合に比べて走行速度を低くすればよい。道路幅員が小さいほど、走行速度を低くすればよい。車線数が少ないほど、走行速度を低くすればよい。以上の構成によれば、地図データのうちの道路構造情報によって、自車HVの走行速度を推定することが可能になる。よって、交通情報を取得したり、自車HVの走行履歴を蓄積したりする手間をかけなくても、自車HVの走行速度を推定することが可能になる。
また、走行速度推定部518は、推定用情報取得部515で取得した交通情報を用いて、自車HVのリンク別の走行速度を推定する構成としてもよい。例えば、交通情報のうちの区間毎の平均通過時間から自車HVの走行速度を推定すればよい。これによれば、自車HVの走行速度をより精度良く推定することが可能になる。また、交通情報のうちの渋滞状態が悪化しているほど走行速度を低く推定してもよい。他にも、交通情報のうちの事故地点の情報をもとに、事故地点の近辺の走行速度を低く推定してもよい。
また、走行速度推定部518は、推定用情報取得部515で取得した自車HVの走行履歴を用いて、自車HVのリンク別の走行速度を推定する構成としてもよい。例えば、自車HVが過去に走行したリンクの通過速度から自車HVの走行速度を推定すればよい。これによれば、自車HVの走行速度をより精度良く推定することが可能になる。
なお、走行速度推定部518は、道路構造情報、交通情報、及び自車HVの走行履歴のうちの複数を組み合わせることで、走行速度の推定の精度を向上させてもよい。また、走行速度推定部518での、自車HVの走行速度の推定は、経路特定部513で特定する予測走行経路上に絞って行ってもよいし、区間距離特定部517で距離を特定した対象区間に絞って行ってもよい。走行速度推定部518で自車HVの走行速度を推定する道路上の対象を絞り込むほど、走行速度を推定する負荷を軽減することが可能になる。
通過時間推定部516は、区間距離特定部517で特定する対象区間の距離と、走行速度推定部518で推定する自車HVの走行速度のうちのその対象区間の走行速度とから、対象ポイントの通信範囲内の通過に自車HVが要する通過時間を推定すればよい。
接続先決定部519は、通過時間推定部516で推定する通過時間が閾値以上となる基地局WBSを、無線通信装置50の接続先として決定する。この接続先決定部519での処理が接続先決定工程に相当する。ここで言うところの閾値は、任意に設定可能な値である。例えば、送受信したい情報の情報量として想定される範囲の情報量を送受信しきるのに必要と推定される時間を、閾値とすればよい。
予約部520は、接続先決定部519で無線通信装置50の接続先として決定した基地局WBSに対する無線通信装置50の接続予約を行うための予約通知を、WLANCN4に向けて行わせる。この予約部520での処理が予約工程に相当する。予約通知は、WLAN通信部530及び基地局WBSを介して、WLANCN4に送信される構成とすればよい。なお、予約通知は、CL通信部550、基地局CBS、携帯電話網、及びインターネットを介して、WLANCN4に送信される構成としてもよい。予約部520は、WLANCN4に予約通知を行って接続予約が完了した場合に、接続予約した基地局WBSのAP情報をRAPDB572に格納する。
予約通知の通知内容には、接続予約を行う基地局WBSを特定する情報、及び自機器としての無線通信装置50を特定する情報を含む構成とすればよい。接続予約を行う基地局WBSを特定する情報の一例としては、この基地局WBSのSSIDが挙げられる。自機器としての無線通信装置50を特定する情報の一例としては、無線通信装置50のMACアドレスが挙げられる。
また、予約通知の通知内容には、予約を行う期間を示す接続予約期間の情報も含むことが好ましい。これによれば、基地局WBSとの接続に無駄な空きを生じさせる期間を減らすことが可能になる。接続予約期間については、予約部520が、現在時刻と、自車HVの予測される走行速度と、経路特定部513で特定した予測走行経路と、区間距離特定部517で特定した対象区間の位置と、通過時間推定部516で推定した通過時間とから推算すればよい。自車HVの予測される走行速度としては、例えば自車の平均車速を用いればよい。ADECU53で予測走行経路を走行時の自車HVの走行速度が計画されている場合には、計画されているこの走行速度を用いればよい。接続予約期間の開始時点については、現時刻から予測走行経路を予測される走行速度で走行して対象区間の開始点に到達する時刻から一定のマージンを差し引いた時刻とすればよい。接続予約期間の終了時点としては、接続予約期間の開始時点に通過時間と一定のマージンとを加算した時刻とすればよい。
WLANCN4では、予約通知を受信した場合に、この予約通知に応じて、前述したように、予約通知で指定された基地局WBSと無線通信装置50との接続を優先する。より詳しい一例としては、予約通知に含まれるSSIDで特定される基地局WBSと、予約通知に含まれるMACアドレスで特定される無線通信装置50との接続を優先する。WLANCN4は、予約通知に接続予約期間が含まれる場合には、この接続予約期間中、予約通知で指定された基地局WBSと無線通信装置50との接続を優先すればよい。例えば、この接続予約期間中は接続数に空きを設けて置き、空けておいた接続数を、予約通知で指定された基地局WBSと無線通信装置50との接続に割り当てればよい。
接続処理部521は、予約部520で接続予約した基地局WBSに優先的に接続して情報の送受信を行わせる接続処理を行う。接続処理の詳細については後述する。
<AP情報取得処理>
続いて、図4のフローチャートを用いて、AP情報取得部512でのAP情報取得処理の流れの一例について説明を行う。図4のフローチャートは、例えば自車HVの内燃機関又はモータジェネレータを始動させるためのスイッチ(以下、パワースイッチ)がオンになり、無線通信装置50が起動した時に場合に開始する構成とすればよい。なお、AP情報取得処理は、無線通信装置50の起動時、且つ、例えば数日に1回といった所定の条件に合致するタイミングで開始する構成としてもよい。
まず、ステップS1では、例えばCL通信部550を介してAPS2へのアクセスを行わせ、更新データの有無を問い合わせる。更新データとは、AP情報を取得済みの場合には、取得済みのAP情報の更新データにあたる。AP情報を取得済みでない場合には、新たに取得するAP情報にあたる。ステップS2では、更新データがあった場合(S2でYES)には、ステップS3に移る。一方、更新データがなかった場合(S2でNO)には、AP情報取得処理を終了する。
ステップS3では、CL通信部550を介してAPS2からAP情報を取得する。S3では、更新分のAP情報を取得すればよい。ステップS4では、S3で取得したAP情報を、APDB571に格納して、AP情報取得処理を終了する。
<接続予約関連処理>
続いて、図5のフローチャートを用いて、制御部510での基地局WBSの接続予約に関連する処理(以下、接続予約関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、NAVI52で目的地が設定されて推奨経路が探索された場合、又はNAVI52でリルートが行われた場合に開始する構成とすればよい。また、ADECU53で推奨経路が探索された場合に開始する構成としてもよい。他にも、自車HVのパワースイッチがオンになり、無線通信装置50が起動した時に場合に開始する構成としてもよい。
ステップS21では、経路特定部513が予測走行経路を特定する。接続予約関連処理が、NAVI52で目的地が設定されて推奨経路が探索された場合、又はNAVI52でリルートが行われた場合に開始された場合は、経路特定部513は、NAVI52で探索された推奨経路を予測走行経路と特定すればよい。接続予約関連処理が、ADECU53で推奨経路が探索された場合に開始された場合には、経路特定部513は、ADECU53で決定された推奨経路を予測走行経路と特定すればよい。接続予約関連処理が、自車HVのパワースイッチがオンになった場合に開始された場合であって、自車HVにNAVI52もADECU53も搭載していない場合には、経路特定部513が、HODDB575に格納している自車HVの走行履歴から予測走行経路を特定すればよい。なお、接続予約関連処理が、自車HVのパワースイッチがオンになった場合に開始された場合であっても、経路特定部513が、NAVI52で探索された推奨経路又はADECU53で決定された推奨経路を予測走行経路と特定してもよい。
ステップS22では、推定用情報取得部515が、S21で特定した予測走行経路上の区間の通過時間を推定可能な推定用情報を取得する。ステップS23では、走行速度推定部518が、S22で取得した推定用情報を用いて、自車HVの走行速度を推定する。S23では、S21で特定した予測走行経路上の区間に絞って、自車HVの走行速度を推定してもよい。
ステップS24では、AP検索部514が、S21で特定した予測走行経路上でWLAN通信部530が接続可能な基地局WBSのAP情報を、APDB571に格納されているAP情報のうちから検索する。ステップS25では、通過時間推定部516が、S22で取得した推定用情報と、S24で検索したAP情報とを用いて、S21で特定した予測走行経路上で無線通信装置50が接続可能な基地局WBSの通信範囲内の通過に自車HVが要する通過時間を推定する。
ステップS26では、接続先決定部519が、S25で推定した通過時間が閾値以上となる基地局WBSを、無線通信装置50の接続先として決定する。ステップS27では、予約部520が、S26で無線通信装置50の接続先として決定した基地局WBSに対する無線通信装置50の接続予約を行うための予約通知を、WLANCN4に向けて行わせる。ステップS28では、予約部520が、S27で接続予約した基地局WBSのAP情報をRAPDB572に格納し、接続予約関連処理を終了する。
なお、予約部520は、予測走行経路が特定し直され、接続先決定部519で決定する接続先に変更が生じた場合には、変更が生じた接続予約を取り消す通知を、WLANCN4に向けて行わせる構成とすればよい。この通知を受信したWLANCN4では、取り消しが通知された接続予約を取り消す構成とすればよい。
<接続処理>
続いて、図6のフローチャートを用いて、接続処理部521での接続処理の流れの一例について説明を行う。図6のフローチャートは、例えば自車HVのパワースイッチがオンになった場合であって、且つ、接続予約関連処理で接続予約が行われた場合に、一定期間ごとに開始する構成とすればよい。接続処理の終了タイミングは、例えば自車HVのパワースイッチがオフになったとき等とすればよい。
まず、ステップS41では、WLAN通信部530に自車HVの周辺の基地局WBS(つまり、周辺AP)をサーチさせる。サーチは、WLAN通信部530で受信した信号から基地局WBSのSSIDを検出することで行えばよい。ステップS42では、RAPDB572から接続予約済みの基地局WBSのAP情報を読み出す。
ステップS43では、S42で読み出したAP情報と、S41で検出したSSIDとから、接続予約済みの基地局WBSが、サーチした自車HVの周辺の基地局WBSに存在するか検出する。そして、接続予約済みの基地局WBSが検出された場合に、予約済みAP接続可(S43でYES)として、ステップS44に移る。一方、接続予約済みの基地局WBSが検出されなかった場合には、予約済みAP接続不可(S43でNO)として、ステップS46に移る。
ステップS44では、WLAN通信部530に、検出された接続予約済みの基地局WBSへの接続を行わせる。ステップS45では、S44で接続した基地局WBSから自車HVが離れて、接続維持困難となった場合(S45でYES)に、接続が解除されてS41に戻り、処理を繰り返す。一方、接続維持困難となっていない場合(S45でNO)には、S45の処理を繰り返す。なお、S44で接続した基地局WBSとの接続の解除は、接続維持困難となる前であっても、送受信したい情報の送受信が完了した場合に行われる構成としてもよい。
ステップS46では、S41で検出されている、接続予約済みでない基地局WBSのうちから接続候補を検索する。つまり、検出中のAPから接続候補を検索する。S41で検出されている基地局WBSとは、S41でSSIDが検出されている基地局WBSを指す。接続候補の検索については、接続時間が所定時間以上確保可能と推定される基地局WBSを検索すればよい。所定時間は、例えば送受信したい情報の情報量が多くなるのに応じて長い時間を設定すればよい。所定時間は、送受信したい情報の送受信が完了できると推定される時間とすればよい。接続時間については、通過時間推定部516での通過時間の推定と同様にして推定すればよい。自車HVの走行速度については、車両センサ54のうちの車速センサで検出する自車HVの現在の車速を用いればよい。
ステップS47では、S46での検索の結果、接続候補が抽出できた場合(S47でYES)には、ステップS48に移る。一方、接続候補が抽出できなかった場合(S47でNO)には、ステップS41に戻って処理を繰り返す。ステップS48では、S46での検索で抽出できた接続候補のうち、推定した接続時間が最も長い基地局WBSへの接続を、WLAN通信部530に行わせる。
ステップS49では、S48で接続した基地局WBSから自車HVが離れて、接続維持困難となった場合(S49でYES)に、接続が解除されてS41に戻り、処理を繰り返す。一方、接続維持困難となっていない場合(S49でNO)には、S49の処理を繰り返す。なお、S48で接続した基地局WBSとの接続の解除は、接続維持困難となる前であっても、送受信したい情報の送受信が完了した場合に行われる構成としてもよい。
<実施形態1のまとめ>
実施形態1の構成によれば、AP情報と推定用情報とを用いて、走行経路上で無線通信装置50が接続可能な基地局WBSの通信範囲内の通過に車両が要する通過時間を推定することが可能になる。そして、推定するこの通過時間が閾値以上となる基地局WBSを、無線通信装置の接続先として決定するので、自車HVが通信範囲を通過する間に通信が完了できるだけの通過時間を確保できる基地局WBSを接続先とすることが可能になる。よって、自車HVが通信範囲を通過する間に通信が完了できない基地局WBSを接続先とする無駄な通信を低減することが可能になる。また、実施形態1の構成によれば、自車HVの予測走行経路上で無線通信装置50が接続可能な基地局WBSのうちの、上述の通過時間が閾値以上となる基地局WBSを、無線通信装置50の接続先として決定することになる。よって、同一の進行方向の車群内の車両であっても、走行経路の異なる車両であれば、異なる基地局WBSが接続先として決定されやすくなる。従って、無線LANの同一の基地局WBSに接続が集中することを抑制することが可能になる。その結果、無線ネットワークの同一のアクセスポイントに接続が集中することを抑制しつつ、無駄な通信を低減することが可能になる。
ここで、図7を用いて、実施形態1の構成による効果の一例について説明を行う。図7のAP1,AP2,AP3がそれぞれ異なる基地局WBSを示す。図7のAPR1がAP1の通信範囲,APR2がAP2の通信範囲,APR3がAP3の通信範囲を示す。図7のR1が第1走行経路,R2が第2走行経路,R3が第3走行経路を示す。図7のISが交差点を示す。図7のFSRが細街路を示す。図7のCRがカーブ路を示す。
走行経路のうち、交差点ISで右左折するのは第1走行経路R1のみとする。走行経路のうち、細街路FSRを通過するのは第2走行経路のみとする。走行経路のうち、カーブ路CRを走行するのは第2走行経路のみとする。第1走行経路R1は、通信範囲APR1を通過する走行経路である。第2走行経路R2は、通信範囲APR1,APR2を通過する走行経路である。第3走行経路R3は、通信範囲APR1,APR2,APR3を通過する走行経路である。
第1走行経路R1では、通過する通信範囲が通信範囲APR1のみであるので、接続先はAP1と決定されるものとする。第2走行経路R2では、通過する通信範囲が通信範囲APR1と通信範囲APR2とであるが、細街路FSRでの走行速度が低くなり通信範囲APR2での通過時間の方が長くなるため、接続先はAP2と決定されるものとする。第3走行経路R3では、通過する通信範囲が通信範囲APR1と通信範囲APR2と通信範囲APR3とであるが、カーブ路CRでの走行速度が低くなり通信範囲APR3での通過時間が最も長くなるため、接続先はAP3と決定されるものとする。
以上のように、車両の走行経路によって、異なる基地局WBSが接続先と決定されることになる。従って、無線LANの同一の基地局WBSに接続が集中することを抑制することが可能になる。また、通信範囲内の通過時間が長く確保される基地局WBSを接続先と決定するので、車両が通信範囲を通過する間に通信が完了できない基地局WBSを接続先とする無駄な通信を低減することが可能になる。
なお、実施形態1では、接続先決定部519で決定した接続先の接続予約を予約部520が行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、予約部520を備えず、接続予約を行わない構成としてもよい。接続先の接続予約を行った方が、接続先決定部519で決定した接続先により確実に接続可能となるため、接続予約を行う方が好ましい。
(実施形態2)
実施形態1では、推定用情報取得部515が、推定用情報として、自車HVの予測走行経路上の区間の走行速度を推定可能な情報を取得し、走行速度推定部518がこの情報を用いて、自車HVの走行速度を推定する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、通過時間推定部516が、自車HVの走行速度を推定せずに、通過時間を推定する構成としてもよい。一例としては、以下のようにすればよい。
推定用情報取得部515は、推定用情報として、交通情報のうちの区間毎の平均通過時間を取得すればよい。他にも、推定用情報として、自車HVの走行履歴のうちの自車HVのリンク別の平均通過時間等を取得する構成としてもよい。そして、通過時間推定部516は、推定用情報として取得したそれらの平均通過時間を用いて、区間距離特定部517で特定した対象区間の通過時間を推定する構成とすればよい。
(実施形態3)
実施形態1では、通信範囲の通過時間を推定して接続予約を行うアクセスポイントとして、無線LANのアクセスポイントを例に挙げて説明を行ったが、必ずしもこれに限らない。例えば、通信範囲が比較的狭い無線ネットワークのアクセスポイントにも好適に用いることができる。一例としては、5Gの無線ネットワークのアクセスポイントとの接続にも好適に用いることができる。
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。また、本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された1つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサを構成する専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の装置及びその手法は、専用ハードウェア論理回路により、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の装置及びその手法は、コンピュータプログラムを実行するプロセッサと1つ以上のハードウェア論理回路との組み合わせにより構成された1つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
1 車両用通信システム、4 WLANCN(管理装置)、5 車両側ユニット、50 無線通信装置、510 制御部(無線通信制御装置)、512 AP情報取得部、513 経路特定部、514 AP検索部、515 推定用情報取得部、516 通過時間推定部、517 区間距離特定部、518 走行速度推定部、519 接続先決定部、520 予約部、530 WLAN通信部(通信部)

Claims (9)

  1. 車両で用いることが可能な、無線ネットワークのアクセスポイントとの無線通信を介して情報の送受信を行う無線通信装置(50)を制御する無線通信制御装置であって、
    前記車両の予測される走行経路を特定する経路特定部(513)と、
    前記アクセスポイントの位置と通信範囲とを少なくとも特定できる情報であるAP情報を取得するAP情報取得部(512)と、
    前記経路特定部で特定する前記走行経路上の区間の通過時間を推定可能な情報である推定用情報を取得する推定用情報取得部(515)と、
    前記AP情報取得部で取得する前記AP情報と、前記推定用情報取得部で取得する前記推定用情報とを用いて、前記経路特定部で特定する前記走行経路上で前記無線通信装置が接続可能な前記アクセスポイントである対象ポイントの通信範囲内の通過に前記車両が要する通過時間を推定する通過時間推定部(516)と、
    前記通過時間推定部で推定する前記通過時間が閾値以上となる前記アクセスポイントを、前記無線通信装置の接続先として決定する接続先決定部(519)とを備える無線通信制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記推定用情報取得部は、前記推定用情報として、前記車両の前記走行経路上の区間の通過速度を推定可能な情報を取得し、
    前記AP情報取得部で取得する前記AP情報を用いて、前記走行経路のうちの前記対象ポイントの通信範囲内に含まれる区間である対象区間の距離を特定する区間距離特定部(517)と、
    前記推定用情報取得部で取得する、前記車両の走行速度を推定可能な情報を用いて、前記車両の走行速度を推定する走行速度推定部(518)とを有し、
    前記区間距離特定部で特定する前記対象区間の距離と、前記走行速度推定部で推定する前記車両の走行速度とから、前記対象ポイントの通信範囲内の通過に前記車両が要する通過時間を推定する無線通信制御装置。
  3. 請求項2において、
    前記推定用情報取得部で取得する、前記車両の走行速度を推定可能な情報は、地図データのうちの道路構造についての情報であって、
    前記走行速度推定部は、前記AP情報取得部で取得する前記AP情報と、前記推定用情報取得部で取得する、前記道路構造についての情報とを用いて、前記対象区間における前記車両の走行速度を推定する無線通信制御装置。
  4. 請求項2又は3において、
    前記推定用情報取得部で取得する、前記車両の走行速度を推定可能な情報は、交通情報及び前記車両の走行履歴の少なくともいずれかであって、
    前記走行速度推定部は、前記AP情報取得部で取得する前記AP情報と、前記推定用情報取得部で取得する、前記交通情報及び前記車両の走行履歴の少なくともいずれかを用いて、前記車両の前記対象区間の通過速度を推定する無線通信制御装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項において、
    前記接続先決定部で前記無線通信装置の接続先として決定した前記アクセスポイントに対する前記無線通信装置の接続予約を行うための予約通知を、複数の前記アクセスポイントを管理する管理装置(4)に向けて行わせる予約部(520)を備える無線通信制御装置。
  6. 請求項5において、
    前記予約部は、前記予約通知を行わせる場合に、接続予約を行う期間の情報を前記予約通知の通知内容に含む無線通信制御装置。
  7. 車両で用いることが可能な、無線ネットワークのアクセスポイントとの無線通信を介して情報の送受信を行う無線通信装置であって、
    前記アクセスポイントと無線通信を行う通信部(530)と、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の無線通信制御装置(510)とを含む無線通信装置。
  8. 少なくとも1つのプロセッサにより実行される、車両で用いることが可能な、無線ネットワークのアクセスポイントとの無線通信を介して情報の送受信を行う無線通信装置(50)を制御する無線通信制御方法であって、
    前記車両の予測される走行経路を特定する経路特定工程と、
    前記アクセスポイントの位置と通信範囲とを少なくとも特定できる情報であるAP情報を取得するAP情報取得工程と、
    前記経路特定工程で特定する前記走行経路上の区間の通過時間を推定可能な情報である推定用情報を取得する推定用情報取得工程と、
    前記AP情報取得工程で取得する前記AP情報と、前記推定用情報取得工程で取得する前記推定用情報とを用いて、前記経路特定工程で特定する前記走行経路上で前記無線通信装置が接続可能な前記アクセスポイントである対象ポイントの通信範囲内の通過に前記車両が要する通過時間を推定する通過時間推定工程と、
    前記通過時間推定工程で推定する前記通過時間が閾値以上となる前記アクセスポイントを、前記無線通信装置の接続先として決定する接続先決定工程とを含む無線通信制御方法。
  9. 請求項8において、
    前記接続先決定工程で前記無線通信装置の接続先として決定した前記アクセスポイントに対する前記無線通信装置の接続予約を行うための予約通知を、複数の前記アクセスポイントを管理する管理装置に向けて行う予約工程をさらに含む無線通信制御方法。
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