JP2022063923A - 演算処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ディジタルフィルタを多数使用するデバイスにおいて急激な電流の増減を抑制できる演算処理装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】本開示にかかる演算処理装置1は、ディジタルフィルタ2を備える。また、ディジタルフィルタ2への入力データがない場合に、ダミーデータをディジタルフィルタ2に入力させるダミーデータ入力部3を備える。さらに、ディジタルフィルタ2からの出力データに対して、ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行うキャンセル処理部4を備えるものである。【選択図】図1

Description

本開示は演算処理装置、方法及びプログラムに関する。
携帯電話等の通信において、ディジタル信号を時間的に分割し、多重化する時分割多重(TDM:Time Division Multiplex)方式が用いられることがある。TDM方式の場合、例えば下り通信において、上り通信におけるフィルタへの入力が停止する瞬間に、電源ラインに瞬間的に高電圧の電流が流れることがある。
近年、携帯電話などのモバイル機器に用いられるようになったFPGA(Field Programmable Gate Array)などの半導体チップは回路規模が大きく、FIR(Finite Impulse Response:有限インパルス応答)フィルタなどのディジタルフィルタを大量に使用する。この場合、フィルタ回路の使用及び未使用の切り替え時に消費電力が急激に増減するなどの問題が生じる。この問題を解決するために、消費電力が大きいフィルタ内部の演算器を未使用時も動作させ、消費電力の平滑化を行う必要がある。特許文献1には、データの入力が一定時間ない場合、ダミーデータテーブルよりダミーデータを出力するダミーデータ生成回路に関する技術が開示されている。
特開2008-072164号公報
しかしながら、フィルタ回路がハードウェアとして組み込まれたハードマクロなどのような場合には、内部回路を目的に応じて変更できない。例えば、演算器は動作させてもその出力のみを切断し、フィルタ出力への影響をなくすなどの対策を実施できない場合が多い。また、特許文献1のように外部からダミーデータを入力する場合、出力への影響をキャンセルするための演算回路を別途設ける必要がある。このとき、別途設けた演算回路の消費電流も考慮した設計が必要となる。また、この演算回路の消費電力に応じたダミー回路を設けることによって消費電流の平滑化を図ることも可能だが、ダミー回路の規模が大きい場合には困難である。そのため、ディジタルフィルタを多数使用するデバイスにおいて別途の演算回路等を用いずに急激な電流の増減を抑制することが困難である。
本開示は、このような問題点を解決するための演算処理装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示にかかる演算処理装置は、ディジタルフィルタと、前記ディジタルフィルタへの入力データがない場合にダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力させるダミーデータ入力部と、前記ディジタルフィルタからの出力データに対して、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行うキャンセル処理部を備えたものである。
本開示にかかる演算処理方法は、ディジタルフィルタへの入力データがない場合にダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力させるステップと、前記ディジタルフィルタからの出力データに対して、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行うステップを備えたものである。
本開示にかかるプログラムは、ディジタルフィルタへの入力データがない場合にダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力させる処理と、前記ディジタルフィルタからの出力データに対して、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行う処理を演算処理装置に実行させるものである。
本開示により、ディジタルフィルタを多数使用するデバイスにおいて急激な電流の増減を抑制できる演算処理装置、方法及びプログラムを提供することができる。
本開示における実施形態1にかかる演算処理装置の構成図である。 本開示における実施形態2にかかる演算処理装置の構成図である。 本開示における実施形態2にかかる演算処理装置の動作を示す図である。 本開示における実施形態2にかかる演算処理装置の動作を示す図である。 本開示における実施形態2にかかる演算処理装置の動作を示す図である。 本開示における実施形態2にかかる演算処理装置の動作を示す図である。 本開示における実施形態2にかかる制御回路の構成図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。なお、図面は簡略的なものであるから、この図面の記載を根拠として実施の形態の技術的範囲を狭く解釈してはならない。また、同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクション又は実施の形態に分割して説明する。ただし、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部又は全部の変形例、応用例、詳細説明、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む。)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(動作ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似又は類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数等(個数、数値、量、範囲等を含む。)についても同様である。
<実施形態1>
本実施形態における演算処理装置1の構成を、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態における演算処理装置1の構成図である。
本実施形態における演算処理装置1は、ディジタルフィルタ2、ダミーデータ入力部3及びキャンセル処理部4を備える。ディジタルフィルタ2は、FIR(Finite Impulse Response:有限インパルス応答)フィルタやIIR(Infinite Impulse Response:無限インパルス応答)フィルタ等様々なディジタルフィルタを用いることができる。
ダミーデータ入力部3は、ディジタルフィルタ2への入力データがない場合に、ダミーデータをディジタルフィルタ2に入力させる。
キャンセル処理部4は、ディジタルフィルタ2からの出力データに対して、ダミーデータ入力部3によって入力されたダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行う。
本実施形態における演算処理装置1によれば、ディジタルフィルタを多数使用するデバイスにおいて急激な電流の増減を抑制できる。
<実施形態2>
本実施形態における演算処理装置1の構成を、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態における演算処理装置1の構成図である。
図2において、本実施形態における演算処理装置1の構成例を示す。本実施形態において、演算処理装置1はFIRフィルタ10を備える。
FIRフィルタ10に入力されるデータがない場合に、ダミーデータテーブル11に格納されたダミーデータdをFIRフィルタ10に入力する。また、入力データXとダミーデータテーブル11から入力するダミーデータdのいずれかを選択する入力/ダミーデータ切替回路12をFIRフィルタ10の入力部に備える。
キャンセルデータテーブル13は、ダミーデータに起因するFIRフィルタ10からの出力成分をキャンセルする演算処理に用いるキャンセルデータを格納する。また、データ“0”とキャンセルデータテーブル13から入力するキャンセルデータのいずれかを選択するキャンセルデータ切替回路14を備える。
キャンセルデータ切替回路14から出力されたデータとFIRフィルタ10から出力されたデータを加算するキャンセル用加算器15を、FIRフィルタ10の出力部に備える。さらに、キャセンル用加算器15から入力するデータと“0”のいずれかを選択する出力データ切替回路16を備える。
なお、本実施形態においてディジタルフィルタはFIRフィルタ10を用いるものとして説明するが、これに限らずIIRフィルタ等様々なディジタルフィルタを用いることができる。
ここで、本実施形態におけるFIRフィルタ10の構成例を示す。図2に示すとおり、本実施形態において、FIRフィルタ10のタップ数は5である。なお、FIRフィルタ10のタップ数は5に限らない。また、FIRフィルタ10は、遅延素子R~Rと、乗算器A~Aと、フィルタ内加算器17とを備える。乗算器A~Aは、それぞれ遅延素子R~Rに接続する。遅延素子R~Rは、例えばD型フリップフロップなどの論理回路が用いられる。
入力/ダミーデータ切替回路12から出力されたデータXn~Xn-4は遅延素子R~Rに格納される。入力されたデータは、遅延素子R、R、R、R、Rの順に1単位時間ずつ遅延された後、乗算器A、A、A、A、Aのそれぞれに入力される。
乗算器Aは、遅延素子Rに格納されたデータXnにタップ係数aを乗算し、係数乗算後のデータをフィルタ内加算器17に出力する。乗算器Aは、1単位時間だけ遅延されたデータXn-1にタップ係数aを乗算し、係数乗算後のデータをフィルタ内加算器17に出力する。乗算器Aは、2単位時間だけ遅延されたデータXn-2にタップ係数aを乗算し、係数乗算後のデータをフィルタ内加算器17に出力する。乗算器Aは、3単位時間だけ遅延されたデータXn-3にタップ係数aを乗算し、係数乗算後のデータをフィルタ内加算器17に出力する。乗算器Aは、4単位時間だけ遅延されたデータXn-4にタップ係数aを乗算し、係数乗算後のデータをフィルタ内加算器17に出力する。
加算器17は、乗算器A~Aそれぞれから出力された係数乗算後のデータをすべて加算することにより、FIRフィルタ10からの出力データを得る。
図2に示すとおり、FIRフィルタ10の入力部に、入力/ダミーデータ切替回路12を設ける。FIRフィルタ10への入力データXがない場合に、ダミーデータテーブル11からダミーデータdを入力する。
図2に示すとおり、FIRフィルタ10の出力部には、FIRフィルタ10内部の演算に用いることにより生じたダミーデータに起因する出力成分をキャンセルするキャンセル用加算器15を設ける。キャンセルデータテーブル13は、ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルするためのデータを備える。キャンセルデータ切替回路14は、ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする必要がある場合に、ダミーデータテーブル11からのデータを選択し、キャセンル用加算器15に出力する。このとき、キャセンル用加算器15は、キャンセルデータ切替回路14から入力したデータを用いてFIRフィルタ10からの出力を減算する。
出力データ切替回路16は、FIRフィルタ10のすべての遅延素子にダミーデータdmが格納された場合に、出力データとして0を選択する。
ここで、FIRフィルタ10にダミーデータdを入力するか否かを判定するOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)信号生成部20の構成について、図7を用いて説明する。図7は本実施形態におけるOFDM信号生成部20の構成を示す図である。
入力/ダミーデータ切替回路12は、入力データXが0になるタイミングを明確に判断できる場合は、そのタイミングに応じてダミーデータdを選択し出力する。しかし、入力/ダミーデータ切替回路12は、入力データXが0になるタイミングを判断できない場合は、OFDM信号生成部20の電力算出部21が入力信号の電力を算出する。
図7に示すように、OFDM信号生成部20は、電力算出部21、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部22、バッファ部及び閾値比較部24を備える。OFDM信号生成部20は、FIRフィルタ10の入力側に設けられる。
図7に示すように、OFDM信号生成部20は、IFFT部22の入力側にバッファ部23を備え、入力信号を伝達させる。一定数の信号サンプル(たとえば1OFDMシンボル分)について、IFFT部22において逆フーリエ変換処理を行う。このとき、バッファ部23を経由する入力信号の信号電力を、電力算出部21が算出する。電力算出部21が算出した入力信号の信号電力に閾値を設け、閾値比較部24が、信号電力が閾値以下であるか否かを判定する。閾値比較部24が、電力が閾値以下であると判定した場合に、入力/ダミーデータ切替回路12はダミーデータdを選択し出力する。
<本実施形態における演算処理装置の動作の説明>
FIRフィルタ10の遅延素子R~Rのデータの状態に応じて、本実施形態における演算処理装置1の動作を、図3~6を用いて時系列に説明する。
図2において、入力データXが1サンプルずつ入力されていた。このとき、入力/ダミーデータ切替回路12はデータXを選択し、出力する。また、キャンセルデータ切替回路14は、0を選択し出力している。
ここで、NタップのFIRフィルタ10の出力y(n)は以下の式(1)のとおりである。なお、本実施形態においてはN=5である。aはタップ係数、xn-kは入力データを表す。
Figure 2022063923000002
図3は、入力データが0になった場合を示す。このとき、入力データがないため、入力/ダミーデータ切替回路12はダミーデータdを選択し、出力する。このとき、FIRフィルタ10の遅延素子Rにはダミーデータdを格納する。このとき、キャンセルデータ切替回路14により、キャンセルデータテーブル13よりキャンセルデータd×aをキャセンル用加算器15に出力し、FIRフィルタ10からの出力から減算を行いダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする。
キャンセルデータテーブル13に格納されたキャンセル用のデータtable(n)は、以下の式(2)のとおりである。なお、n=0~(N×2-1)である。dn―kはダミーとして使用するデータである。ただし、dn―kは、(n-k)<Nの場合は0でなく、それ以外の場合は0である。
Figure 2022063923000003
次に、FIRフィルタ10のすべての遅延素子R~Rにダミーデータd~dが格納されている状態を図4に示す。5タップ分のタミーデータd~dが遅延素子R~Rに格納された時点でFIRフィルタの出力は0となることが好ましい。そのため、出力データ切替回路16は0を選択し、出力する。
このとき、入力データが0の間、ダミーデータテーブル11の値を繰り返し入力する。つまり、式(2)において、n=(n+1)mod(N-1)となるまで繰り返す。
このとき、ダミーデータテーブル11内のダミーデータを順次単位時間ごとにFIRフィルタ10に入力することにより、FIRフィルタ10のフィルタ内加算器17が動作し、電流をそのまま消費し続けることができる。
さらに、入力が0の状態から、入力データXが再び入力され始めた時の状態を図5に示す。入力/ダミーデータ切替回路12は入力データXを選択し、FIRフィルタ10に出力する。また、キャンセルデータ切替回路14はキャンセルデータテーブル13のキャンセルデータを選択し、キャンセル用加算器15に出力する。キャンセルデータ切替回路14から出力されたキャンセルデータを用いて、キャンセル用加算器15がFIRフィルタ10からの出力を減算することにより、FIRフィルタ10に残存しているダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする。このとき、出力データ切替回路16は、キャンセル用加算器15からの出力を選択し、出力する。
最後に、FIRフィルタ10の内部の遅延素子R~Rからすべてダミーデータがなくなり、入力データXn+1~Xn+5が入ったときの状態を、図6に示す。このとき、ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする必要がない。そのため、キャンセルデータ切替回路14は0を選択し出力する。すなわち、式(1)においてn=N-1となった時点でキャンセルデータ切替回路14は0を選択し、出力する。
本実施形態における演算処理装置1によれば、FIRフィルタ10への入力がない時間を抑制できるため、演算回路や遅延素子R~Rが切替え動作を継続し、消費電力が通常動作時と同等となる。そのため、FIRフィルタ10における消費電力が平滑化される。
ダミーデータテーブル11及びキャンセルデータテーブル13からのデータを選択し出力するための、入力/ダミーデータ切替回路12及びキャンセルデータ切替回路14の電流は、FIRフィルタ10本体の消費電流に比べて小さい。したがって、ダミーデータを入力する回路と、ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする回路を備えることにより、回路の消費電力を平滑化することができる。
上述のように、ディジタルフィルタへの入力がない間ダミーデータを入力する回路と、ダミーデータを入力することによるディジタルフィルタ出力への影響をキャンセルする回路を備えることにより、演算処理装置1の消費電力を平滑化することができる。
<その他の実施形態>
上述の実施形態では、本開示をハ-ドウェアの構成として説明したが、本開示は、これに限定されるものではない。本開示における演算処理装置1は、例えば、演算処理方法としての実施形態を備える。すなわち演算処理方法は、ディジタルフィルタへの入力データがない場合にダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力させるステップと、前記ディジタルフィルタからの出力データに対して、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行うステップを備える。
さらに、本開示は演算処理装置1における処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュ-タプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュ-タ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュ-タに供給することができる。非一時的なコンピュ-タ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュ-タ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テ-プ、ハ-ドディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュ-タ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュ-タに供給されてもよい。一時的なコンピュ-タ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュ-タ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュ-タに供給できる。
上述したプログラムは、ディジタルフィルタへの入力データがない場合にダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力させる処理と、前記ディジタルフィルタからの出力データに対して、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行う処理を情報処理装置1に実行させる演算処理プログラムである。
以上、図面を参照して、本開示の実施の形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等が可能である。
1 演算処理装置
2 ディジタルフィルタ
3 ダミーデータ入力部
4 キャンセル処理部
10 FIRフィルタ
11 ダミーデータテーブル
12 入力/ダミーデータ切替回路
13 キャンセルデータテーブル
14 キャンセルデータ切替回路
15 キャンセル用加算器
16 出力データ切替回路
17 フィルタ内加算器
20 OFDM信号生成部
21 電力算出部
22 IFFT部
23 バッファ部
24 閾値比較部

Claims (8)

  1. ディジタルフィルタと、
    前記ディジタルフィルタへの入力データがない場合にダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力させるダミーデータ入力部と、
    前記ディジタルフィルタからの出力データに対して、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行うキャンセル処理部と、
    を備えた演算処理装置。
  2. 前記ダミーデータ入力部は、前記入力データを伝達するバッファを備え、前記バッファを経由する入力信号の信号電力を算出し、前記信号電力が閾値以下の場合に前記ダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力する、
    請求項1に記載の演算処理装置。
  3. 前記ダミーデータ入力部は、前記ダミーデータを格納するダミーデータテーブルを備える、
    請求項1又は2に記載の演算処理装置。
  4. 前記キャンセル処理部は、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理に用いるキャンセルデータを格納するキャンセルデータテーブルを備える、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の演算処理装置。
  5. 前記ディジタルフィルタは、FIR(Finite Impulse Response)フィルタである、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の演算処理装置。
  6. 前記FIRフィルタが備える遅延素子のすべてにダミーデータが格納されている場合には、出力データとして0を出力する、
    請求項5に記載の演算処理装置。
  7. ディジタルフィルタへの入力データがない場合にダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力させるステップと、
    前記ディジタルフィルタからの出力データに対して、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行うステップと、
    を備えた演算処理方法。
  8. ディジタルフィルタへの入力データがない場合にダミーデータを前記ディジタルフィルタに入力させる処理と、
    前記ディジタルフィルタからの出力データに対して、前記ダミーデータに起因する出力成分をキャンセルする演算処理を行う処理と、
    を演算処理装置に実行させるプログラム。
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