JP2022054042A - バンドおよび時計 - Google Patents
バンドおよび時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022054042A JP2022054042A JP2020161004A JP2020161004A JP2022054042A JP 2022054042 A JP2022054042 A JP 2022054042A JP 2020161004 A JP2020161004 A JP 2020161004A JP 2020161004 A JP2020161004 A JP 2020161004A JP 2022054042 A JP2022054042 A JP 2022054042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- insertion hole
- middle piece
- arm
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 59
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 59
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 6
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 6
- 238000013461 design Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000011049 pearl Substances 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 241000490567 Pinctada Species 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000010437 gem Substances 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000011022 opal Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010979 ruby Substances 0.000 description 1
- 229910001750 ruby Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/14—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps characterised by the way of fastening to a wrist-watch or the like
- A44C5/142—Cord type straps
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/14—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps characterised by the way of fastening to a wrist-watch or the like
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/02—Link constructions
- A44C5/022—Link constructions with links threaded on at least one filamentary core
Landscapes
- Adornments (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
Description
以下、本開示の第1実施形態に係る時計100について、図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態の時計100の要部を示す斜視図である。
図1に示すように、時計100は、時計本体110と、バンド1とを有する。
ケース111は、胴113と、ガラス縁114と、カバーガラス115と、裏蓋116とを備える。
胴113は、金属で形成された円筒状の部材であり、内部に図示略の文字板やムーブメント等が配置されている。
ガラス縁114は、金属で形成された円環状の部材であり、胴113の上部に配置されている。カバーガラス115は、胴113の上部側の開口を覆うように配置され、ガラス縁114により固定されており、図示略の文字板を覆っている。裏蓋116は金属で形成された部材であり、胴113の下部側の開口を覆うように配置されている。
図2は、バンド1を示す斜視図であり、図3は、バンド1を示す断面図であり、図4、5は、連結具10を示す分解斜視図である。なお、図4と図5とでは、異なる方向から連結具10を見ている。また、連結具10は、時計本体110に対して、バンド1を取り付けるための所謂エンドピースである。
図1~5に示すように、バンド1は、バンド本体2と、バンド本体2の両端部に連結され、一対の保持片部112A、112Bに取り付けられる連結具10とを有する。なお、図1には、時計100の6時方向の保持片部112A、112Bに取り付けられる連結具10のみを図示している。
バンド本体2は、ユーザーの腕に巻かれるバンド1の本体部分であり、複数の装飾部材3と、接続用リング4と、ワイヤ5とを有する。
装飾部材3は、真珠により構成されており、ピアノ線等によって構成されるワイヤ5が真珠に設けられた貫通孔に挿通されることで、複数の装飾部材3が連結されている。本実施形態では、装飾部材3が2列に並ぶように、ワイヤ5によって連結されている。これにより、装飾性の高いバンド1が構成されている。なお、装飾部材3は、上記構成に限られるものではなく、例えば、オパール、メノウ、ルビー、金剛石等の宝石、白蝶貝や黒蝶貝等の貝、その他の貴石、および、木材等から構成されていてもよい。また、ワイヤ5は、糸状で装飾部材3を連結できるものであればよく、ピアノ線の他、ナイロンなどの合成繊維や絹糸によって構成されていてもよい。
連結具10は、バネ棒20と、外駒30と、中駒40と、固定部材50と、接続用リング配置部60とを有する。
バネ棒20は、連結具10を一対の保持片部112A、112Bに着脱可能に連結させるための部材である。本実施形態では、バネ棒20は、軸部材21と、操作部22と、第1突出部材23と、第2突出部材24と、バネ部材25とを有する。また、バネ棒20は、後述する第1腕凹部311、中駒挿通孔42、中駒凹部41、第2腕凹部321、第2腕挿通孔322に挿通される。
なお、中駒挿通孔42および第2腕挿通孔322は、バネ棒20が挿通される本開示のバネ棒挿通孔を構成する。
また、操作部22は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された際に、後述する中駒凹部41の開口47から突出して配置される。これにより、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、操作部22は中駒凹部41および第2腕凹部321内を軸部材21の軸方向Oに沿って移動可能とされている。
また、第1突出部材23は、バネ部材25によって、軸部材21の軸方向Oに沿って先端部が突出するように付勢されている。この際、第1突出部材23は、大径とされた基端部が、軸部材21の端部と係合した状態となっている。
さらに、第1突出部材23は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、先端部が外駒30から軸方向Oに沿って突出するように配置されている。
また、第2突出部材24は、バネ部材25によって、軸部材21の軸方向Oに沿って突出するように付勢されている。この際、第2突出部材24は、大径とされた基端部が、軸部材21の端部と係合した状態となっている。
さらに、第2突出部材24は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、先端部が外駒30から突出するように配置されている。なお、第1突出部材23および第2突出部材24は、本開示の突出部材の一例である。
外駒30は、中駒40と連結してバネ棒20を収納するための部材である。本実施形態では、外駒30は、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されており、第1腕部31と、第2腕部32と、胴部33とを有する。
第1腕凹部311は、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第1腕凹部311は、第1腕部31の一方の側面313から他方の側面314にわたって設けられている。また、第1腕凹部311は、バンド1が時計本体110に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。なお、第1腕凹部311は、本開示の第1凹部の一例である。
第1腕固定孔312は、固定部材50が挿入される孔であり、後述する固定部材50のピン51の軸方向に沿って設けられている。本実施形態では、第1腕固定孔312は、大径部3121と、大径部3121よりも径が小さくされた小径部3122とを有しており、一方の側面313から他方の側面314にかけて第1腕部31を貫通している。そして、大径部3121には、後述する固定部材50のCリング52が配置される。
第2腕部32には、第2腕凹部321と、第2腕挿通孔322と、第2腕固定孔323とが設けられている。
また、本実施形態では、胴部33は、バンド1が時計本体110に取り付けられた際に、バンド1の長手方向にほぼ平行な第2胴板部332の表面に垂直な方向から見た平面視において、第2胴板部332が中駒40と接続用リング4とを覆うように構成されている。これにより、接続用リング4を隠すことができるので、接続用リング4が露出することでバンド1の意匠性が低くなることを抑制できる。なお、第2胴板部332は、本開示の被覆部の一例である。
中駒40は、外駒30と連結してバネ棒20を収納するための部材であり、固定部材50によって、第1腕部31と第2腕部32との間に配置されている。本実施形態では、中駒40は、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されており、装飾部材3と対向する側の2箇所が切り欠かれて形成されている。
中駒40には、中駒凹部41と、中駒挿通孔42と、中駒固定孔43とが設けられている。
このように、本実施形態では、第1腕凹部311、中駒挿通孔42、中駒凹部41、第2腕凹部321、および、第2腕挿通孔322は、軸方向Oに沿って、この順に配置されている。なお、中駒挿通孔42は、本開示の第2挿通孔の一例である。
固定部材50は、中駒40を外駒30の第1腕部31と第2腕部32との間に固定させるとともに、連結具10とバンド本体2とを連結させるための部材である。本実施形態では、固定部材50は、ピン51と、Cリング52とを有する。
ピン51は、金属製であり、第1腕固定孔312、接続用リング4、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323に挿入される。また、ピン51は、外径が、第1腕固定孔312の小径部3122、および、中駒固定孔43の内径と略等しくなるように構成されている。
Cリング52は、ステンレス鋼等の金属で構成されており、前述したように、第1腕固定孔312の大径部3121、および、第2腕固定孔323に配置される。そして、Cリング52の内側に、ピン51が挿入されている。
なお、第1腕固定孔312、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323は、固定部材50が挿通される本開示の固定部材挿通孔を構成する。
接続用リング配置部60は、接続用リング4が配置される配置部である。本実施形態では、接続用リング配置部60は、外駒30と中駒40との間の2箇所の隙間により構成されている。具体的には、接続用リング配置部60は、第1腕部31と中駒40の切り欠かれた部分との間の隙間、および、第2腕部32と中駒40の切り欠かれた部分との間の隙間により構成されている。
次に、バンド1の組み立て方法について説明する。
図6~図8は、バンド1の組み立て方法を示す斜視図である。
まず、図6に示すように、バネ棒20の軸部材21を、中駒40の中駒挿通孔42に挿通させる。これにより、バネ棒20を、中駒40の中駒凹部41および中駒挿通孔42に配置する。この際、バネ棒20を、操作部22が中駒凹部41の開口47から突出するように配置する。
この状態で、中駒40を、外駒30の第1腕部31と第2腕部32との間に配置させる。この際、バネ棒20の軸部材21は、第1腕部31の第1腕凹部311に配置される。
また、この際、第1突出部材23は、第2腕凹部321に配置される。すなわち、中駒凹部41は、操作部22が中駒40に係合した状態で、第1突出部材23の先端部が中駒40の側面46から突出するように形成されている。
このため、第1突出部材23が中駒40の側面46から突出した状態で、当該第1突出部材23が第2腕部32と干渉しないので、中駒40を第1腕部31と第2腕部32との間に配置することができる。
そして、最後に、ピン51を第1腕固定孔312、接続用リング4、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323に挿入する。そうすると、第1腕固定孔312の大径部3121、および、第2腕固定孔323に配置されたCリング52の内側にピン51が圧入され、当該Cリング52が外周側に変形する。これにより、Cリング52が第1腕固定孔312の大径部3121および第2腕固定孔323に係合され、ピン51が第1腕固定孔312、接続用リング4、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323から脱落しなくなる。そのため、固定部材50によって中駒40が外駒30に固定されるとともに、連結具10にバンド本体2が連結される。
次に、バンド1の回転規制構造について説明する。
図3に示すように、本実施形態では、バンド1をピン51の軸方向から見た断面視において、胴部33の第2胴板部332から固定部材50のピン51の軸中心までの第2胴板部332の法線の距離Rが、ピン51の軸中心から中駒40の装飾部材3側の端部までの距離Lよりも短くなるように、連結具10が構成されている。より詳細には、距離Lは、ピン51の軸中心から第2胴板部332の装飾部材3側の端部までを結ぶ仮想線と中駒40の表面とが交差する点と、ピン51の軸中心との距離である。また、平面視において、第2胴板部332が中駒40を覆っている。これにより、固定部材50のピン51を回転軸とする、外駒30に対する中駒40の回転が第2胴板部332によって規制される。そのため、バンド1が時計本体110から取り外された際に、外駒30に対して中駒40が回転することによって、外駒30および中駒40からバネ棒20が外れてしまうことを防ぐことができる。
なお、第2胴板部332からピン51の軸中心までの第2胴板部332の法線の距離Rを、ピン51の軸中心から中駒40の装飾部材3側の端部までの距離Lよりも短くする連結具10の構造は、本開示の回転規制構造の一例である。
このような第1実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、複数の装飾部材3を備えるバンド本体2が、固定部材50により連結具10と接続される。そして、このようなバンド本体2が接続された連結具10を、バネ棒20により時計本体110に容易に接続させることができる。そのため、本開示のバンド1と、一般的なバネ棒により連結される他のバンドとを兼用することができる。
また、本実施形態では、固定部材50を取り外せば、連結具10からバンド本体2を取り外すことができる。そのため、装飾部材3のメンテナンス等を容易にできる。
これにより、バンド1が時計本体110に取り付けられた際に、接続用リング4を隠すことができるので、接続用リング4が露出することでバンド1の意匠性が低くなることを抑制できる。
これにより、操作部22を軸方向Oに沿って移動させた場合に、バネ棒20が外駒30および中駒40から脱落してしまうことを抑制できる。
また、金属部品の一部を折り曲げることなく、バネ棒20の脱落防止構造を達成できるので、脱落防止構造を構成する外駒30および中駒40を、無垢の金属材料から製造することができる。そのため、操作部22を有するバネ棒20を組み込み可能で、かつ、意匠性に優れ高級感が得られるバンド1を得ることができる。
次に、本開示の第2実施形態に係るバンド1Aを図面に基づいて説明する。
第2実施形態のバンド1Aは、装飾部材3Aが3列に並ぶように、ワイヤ5Aによって連結されている点で前述した第1実施形態と相違する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
図9、図10に示すように、バンド1Aは、前述した第1実施形態と同様に、複数の装飾部材3Aがワイヤ5Aにより連結されて構成されるバンド本体2Aと、バンド本体2Aの両端部に連結される連結具10Aとを有する。
バンド本体2Aは、前述した第1実施形態と同様にバンド1Aの本体部分であり、複数の装飾部材3Aと、接続用リング4Aと、ワイヤ5Aとを有する。
装飾部材3Aは、前述した第1実施形態と同様に真珠により構成されており、ピアノ線等によって構成されるワイヤ5Aによって連結されている。本実施形態では、装飾部材3Aが3列に並ぶように、ワイヤ5Aによって連結されている。
そして、装飾部材3Aの両端部に、接続用リング4Aがワイヤ5Aによって連結されている。具体的には、接続用リング4Aは、バンド本体2Aの一方の端部に3つ連結され、他方の端部に3つ連結されている。
連結具10Aは、バネ棒20と、外駒30Aと、中駒40Aと、固定部材50と、接続用リング配置部60Aとを有する。
外駒30Aは、前述した第1実施形態と同様に、第1腕部31Aと、第2腕部32Aと、胴部33Aとを有する。
本実施形態では、第1腕部31Aおよび第2腕部32Aは、第1腕部31Aおよび第2腕部32Aの装飾部材3Aと対向する側の端部の一部が切り欠かれて形成されている。そして、第1腕部31Aの切り欠かれた部分と中駒40Aとの間の隙間、および、第2腕部32Aの切り欠かれた部分と中駒40Aとの間の隙間により、接続用リング配置部60Aが構成されている。
中駒40Aは、前述した第1実施形態と同様に、第1腕部31Aと第2腕部32Aとの間に配置されている。本実施形態では、中駒40Aは、装飾部材3Aと対向する側の一部が切り欠かれて形成されている。そして、中駒40Aの切り欠かれた部分の隙間により、接続用リング配置部60Aが構成されている。
このような第2実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、装飾部材3Aが3列に並ぶように、ワイヤ5Aによって連結されている。そのため、バンド1Aのデザインのバリエーションを増やすことができる。
次に、本開示の第3実施形態に係るバンド1Bを図面に基づいて説明する。
第3実施形態のバンド1Bは、連結具10Bが1部材にて構成されるエンドピース70Bを備えて構成される点で前述した第1、2実施形態と相違する。なお、第3実施形態において、第1、2実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
図11、図12に示すように、バンド1Bは、前述した第1実施形態と同様に、複数の装飾部材3Bがワイヤ5Bにより連結されて構成されるバンド本体2Bと、バンド本体2Bの両端部に連結される連結具10Bとを有する。
バンド本体2Bは、前述した第1実施形態と同様にバンド1Bの本体部分であり、複数の装飾部材3Bと、接続用リング4Bと、ワイヤ5Bとを有する。
装飾部材3Bは、前述した第1実施形態と同様に真珠により構成されており、ピアノ線等によって構成されるワイヤ5Bによって連結されている。本実施形態では、装飾部材3Bが2列に並ぶように、ワイヤ5Bによって連結されている。
そして、本実施形態では、接続用リング4Bが連結具10Bの接続用リング配置部60Bに配置され、固定部材50によって連結具10Bに連結される。これにより、バンド本体2Bと連結具10Bとが連結される。
連結具10Bは、エンドピース70Bと、バネ棒80Bと、固定部材50と、接続用リング配置部60Bとを有する。
エンドピース70Bは、バネ棒80Bを収納するための部材である。本実施形態では、エンドピース70Bは、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより1部材で形成されており、装飾部材3Bと対向する側の2箇所が切り欠かれて形成されている。そして、エンドピース70Bの切り欠かれた隙間にて、接続用リング配置部60Bが構成されている。
さらに、本実施形態では、エンドピース70Bの時計本体110と対向する側が、時計本体110の形状に合わせて、湾曲状に切削されている。
バネ棒80Bは、軸部と突出部とから構成される一般的なバネ棒であり、エンドピース70Bに収納されている。そして、バネ棒80Bの突出部が時計本体110の保持片部112A,112Bに設けられた孔部1121に挿入されることにより、バンド1Bが時計本体110に連結される。
このような第3実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、バンド1Bを時計本体110に連結させるための連結具10Bが、1部材から構成されるエンドピース70Bを有している。そのため、このようなエンドピース70Bを用いた連結具10Bに、複数の装飾部材3Bを有するバンド本体2Bを連結させることができる。
なお、本開示は前述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本開示に含まれるものである。
また、前記各実施形態では、装飾部材3,3A,3Bの列の各々に接続用リング4,4A,4Bが取り付けられていたが、これに限定されない。例えば、一つの接続用リングに、装飾部材の複数の列が取り付けられるようにしてもよい。
本開示のバンドは、軸部材を備えるバネ棒と、連結された複数の装飾部材と、前記複数の装飾部材の端部に連結された接続用リングと、を備えるバンド本体と、前記バネ棒が挿通されるバネ棒挿通孔と、固定部材挿通孔と、前記接続用リングが配置される接続用リング配置部とを備え、前記バネ棒にて時計の時計本体に連結可能な連結具と、前記固定部材挿通孔および前記接続用リングに挿通されることで、前記バンド本体と前記連結具とを接続させる固定部材と、を備える。
これにより、複数の装飾部材を備えるバンド本体が、固定部材により連結具と接続される。そして、このようなバンド本体が接続された連結具を、バネ棒により時計本体等に容易に接続させることができる。そのため、本開示のバンドと、一般的なバネ棒により連結される他のバンドとを兼用することができる。
また、固定部材を取り外せば、連結具からバンド本体を取り外すことができる。そのため、装飾部材のメンテナンス等を容易にできる。
これにより、接続用リングの少なくとも一部を隠すことができるので、接続用リングが露出することでバンドの意匠性が低くなることを抑制できる。
これにより、操作部を軸方向に沿って移動させた場合に、バネ棒が外駒および中駒から脱落してしまうことを抑制できる。
また、金属部品の一部を折り曲げることなく、バネ棒の脱落防止構造を達成できるので、脱落防止構造を構成する外駒および中駒を、無垢の金属材料から製造することができる。そのため、意匠性に優れ高級感が得られるバンドを得ることができる。
これにより、バンドが時計本体等から取り外された際に、回転規制構造によって、外駒に対する中駒の回転が規制されるので、外駒および中駒からバネ棒が外れてしまうことを防ぐことができる。
これにより、中駒の回転を規制するための部品を別途追加しなくても、中駒の回転を第2胴板部によって規制することができるので、部品点数を少なくすることができる。
Claims (6)
- 軸部材を備えるバネ棒と、
連結された複数の装飾部材と、前記複数の装飾部材の端部に連結された接続用リングと、を備えるバンド本体と、
前記バネ棒が挿通されるバネ棒挿通孔と、固定部材挿通孔と、前記接続用リングが配置される接続用リング配置部とを備え、前記バネ棒にて時計の時計本体に連結可能な連結具と、
前記固定部材挿通孔および前記接続用リングに挿通されることで、前記バンド本体と前記連結具とを接続させる固定部材と、を備える
ことを特徴とするバンド。 - 請求項1に記載のバンドにおいて、
前記連結具は、前記接続用リングの少なくとも一部を覆う被覆部を備える
ことを特徴とするバンド。 - 請求項1または請求項2に記載のバンドにおいて、
前記連結具は、第1腕部、第2腕部、および、前記第1腕部と前記第2腕部とを連結する胴部を有する外駒と、前記第1腕部と前記第2腕部との間に配置される中駒とを備え、前記外駒と前記中駒との間に前記接続用リング配置部が形成され、
前記第1腕部には、第1凹部が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、
前記第2腕部には、前記バネ棒挿通孔を構成する第1挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、
前記中駒には、前記バネ棒挿通孔を構成する第2挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記第2挿通孔と連通する第2凹部が前記軸方向に沿って設けられ、
前記軸方向に沿って、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、前記第1挿通孔は、この順に配置され、
前記バネ棒は、操作部と、突出部材とを有し、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、および、前記第1挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記第2凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成される
ことを特徴とするバンド。 - 請求項3に記載のバンドにおいて、
前記連結具は、前記固定部材を回転軸にして、前記外駒に対して前記中駒が回転することを規制する回転規制構造を有する
ことを特徴とするバンド。 - 請求項4に記載のバンドにおいて、
前記胴部は、第1胴板部と、前記第1胴板部と交差する方向に延出され、前記中駒を覆う第2胴板部とを備え、
前記回転規制構造は、前記第2胴板部から前記固定部材の中心までの前記第2胴板部の法線の距離を、前記固定部材の中心から前記中駒における装飾部材側の端部までの距離よりも短くすることで構成されている
ことを特徴とするバンド。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のバンドを備える時計。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020161004A JP7517027B2 (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | バンドおよび時計 |
CN202111114650.5A CN114246403A (zh) | 2020-09-25 | 2021-09-23 | 表带和钟表 |
US17/483,849 US20220095750A1 (en) | 2020-09-25 | 2021-09-24 | Strap And Watch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020161004A JP7517027B2 (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | バンドおよび時計 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022054042A true JP2022054042A (ja) | 2022-04-06 |
JP2022054042A5 JP2022054042A5 (ja) | 2023-08-04 |
JP7517027B2 JP7517027B2 (ja) | 2024-07-17 |
Family
ID=80792060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020161004A Active JP7517027B2 (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | バンドおよび時計 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20220095750A1 (ja) |
JP (1) | JP7517027B2 (ja) |
CN (1) | CN114246403A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022168423A (ja) * | 2021-04-26 | 2022-11-08 | セイコーエプソン株式会社 | バンドおよび時計 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1672025A (en) * | 1927-12-24 | 1928-06-05 | Harry C Schick Inc | Clasp terminal |
US3247560A (en) * | 1960-03-31 | 1966-04-26 | Richelieu Corp | Jewelry clasp |
US3247561A (en) * | 1960-03-31 | 1966-04-26 | Richelieu Corp | Jewelry clasp |
JP3116218U (ja) | 2005-08-29 | 2005-12-02 | 株式会社ミナセ | 腕時計バンド及びブレスレット |
US8240011B2 (en) | 2010-02-17 | 2012-08-14 | Paul Hartzband | Device for fastening interchangeable watchstraps with sliding lock mechanism |
US10149519B2 (en) | 2016-11-07 | 2018-12-11 | James Giles | Dual engagement watch strap connector |
JP7322685B2 (ja) * | 2019-12-06 | 2023-08-08 | セイコーエプソン株式会社 | バンドおよび時計 |
-
2020
- 2020-09-25 JP JP2020161004A patent/JP7517027B2/ja active Active
-
2021
- 2021-09-23 CN CN202111114650.5A patent/CN114246403A/zh active Pending
- 2021-09-24 US US17/483,849 patent/US20220095750A1/en active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN114246403A (zh) | 2022-03-29 |
US20220095750A1 (en) | 2022-03-31 |
JP7517027B2 (ja) | 2024-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10470533B2 (en) | Timepiece or jewellery bracelet | |
US4958279A (en) | Assembly comprising a case fixed on a support | |
JP2022054042A (ja) | バンドおよび時計 | |
JP2013507607A (ja) | 複数の構成を備えた時計用ケース | |
JP2006341100A (ja) | フレキシブルな接続部材に等間隔に配置されたリンクを有する宝飾品(ネックレス又はブレスレット) | |
CN111134428A (zh) | 表带以及腕戴式设备 | |
KR102400676B1 (ko) | 숨은 관절부를 갖는 관절형 팔찌 | |
KR100286462B1 (ko) | 장신구 | |
JP7075425B2 (ja) | リンク式ブレスレット | |
US6494030B2 (en) | Bracelet made from links | |
US11419395B2 (en) | Band and watch | |
JP2022168423A (ja) | バンドおよび時計 | |
CN110161830B (zh) | 钟表 | |
JP2009156578A (ja) | バンド取付構造 | |
JP6978135B1 (ja) | フリーサイズ指輪 | |
US7325416B2 (en) | Gem setting | |
JP5148226B2 (ja) | 装飾品用駒および装飾品 | |
JP4671327B2 (ja) | 腕時計 | |
JP2020099676A (ja) | 腕輪リンクのような要素のアセンブリー | |
KR200173070Y1 (ko) | 액세서리용 링크장식부재의 연결구조 | |
JPH06505664A (ja) | 腕輪 | |
JP3572041B2 (ja) | 装身具 | |
US20220104591A1 (en) | Watch with removable horns | |
JP2005040375A (ja) | 腕時計用バンド及びその取付具と時計ケース | |
JP3106133U (ja) | 指輪 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210914 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20211101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230726 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240617 |