JP2022047224A - Blower module - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、消音材を備える送風装置に関する。 The present disclosure relates to a blower device provided with a sound deadening material.
従来、箱状の筐体の内部にファンを収納した送風装置が知られている。筐体には、筐体の外部の空気を流入させる給気口と、筐体の内部の空気を流出させる排気口とが形成されている。ファンは、ファンケーシングと、ファンケーシングの内部に配置される羽根と、羽根を回転させるモータとを有し、給気口から排気口に向かう空気流を生成する。 Conventionally, a blower device in which a fan is housed inside a box-shaped housing is known. The housing is formed with an air supply port for inflowing air outside the housing and an exhaust port for discharging air inside the housing. The fan has a fan casing, blades arranged inside the fan casing, and a motor for rotating the blades, and generates an air flow from the air supply port to the exhaust port.
送風装置には、モータの駆動音、空気流がモータ、ファンケーシングに衝突して発生する衝突音などにより、騒音が生じる。そこで、送風装置の騒音を低減する方法として、筐体の内部に消音材を設置することが一般的に行われている。例えば、特許文献1には、筐体の内面に沿って設けられた消音材と、筐体の内面に沿って設けられてファンに向かって傾斜する傾斜面を有する消音材とを、空気流の流れ方向に並べて設置した構成が開示されている。
Noise is generated in the blower due to the driving noise of the motor, the collision noise generated when the air flow collides with the motor and the fan casing, and the like. Therefore, as a method of reducing the noise of the blower, it is generally practiced to install a sound deadening material inside the housing. For example, in
特許文献1に開示された送風装置では、寸法誤差、組付誤差により、空気流の流れ方向に並べて設置した2つの消音材の間に隙間、段差が生じるおそれがある。このような隙間、段差に空気流が接触すると、消音材から空気流が剥離して渦の発生を引き起こしたり、圧力損失の増大を招いたりするため、送風装置から排出される空気の風量が低下するという問題が生じる。
In the blower device disclosed in
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、消音材の隙間および段差の発生を抑制することができる送風装置を得ることを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above, and an object of the present invention is to obtain a blower device capable of suppressing the occurrence of gaps and steps in the sound deadening material.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる送風装置は、外部の空気を流入させる給気口と、内部の空気を流出させる排気口とが形成された箱状の筐体と、筐体の内部に設置されるファンと、筐体の内部に設置される板状の消音材と、を備える。消音材は、少なくとも一部が屈曲している。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, the blower device according to the present disclosure is a box-shaped housing in which an air supply port for inflowing external air and an exhaust port for outflowing internal air are formed. It includes a body, a fan installed inside the housing, and a plate-shaped sound deadening material installed inside the housing. The sound deadening material is at least partially bent.
本開示にかかる送風装置では、消音材の隙間および段差の発生を抑制することができるという効果を奏する。 The blower device according to the present disclosure has an effect that the generation of gaps and steps in the sound deadening material can be suppressed.
以下に、実施の形態にかかる送風装置を図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, the blower device according to the embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる送風装置1を示した断面図である。送風装置1は、建物の天井裏、床下などの空間に設置されて、図示しないダクトを介して室内の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を室外へ向けて排気して室内の換気を行う装置である。送風装置1は、筐体2と、ファン3と、消音材4とを備える。なお、図1中に示される矢印Yは、空気流の流れを示している。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the
筐体2は、箱状の部材である。筐体2には、筐体2の外部の空気を流入させる給気口21と、筐体2の内部の空気を流出させる排気口22とが形成されている。筐体2は、ファン3を挟んで配置される一対の壁23を有している。一対の壁23のうち一方には、給気口21が形成されており、他方には、排気口22が形成されている。以下、一対の壁23を区別する場合には、給気口21が形成された一方の壁23を第1の壁23aと称し、排気口22が形成された他方の壁23を第2の壁23bと称する。第1の壁23aおよび第2の壁23bのそれぞれには、図示しないダクトを接続するための接続口部品24が設けられている。
The
筐体2は、ファン3を挟んで配置される一対の壁25を有する。一対の壁25は、壁23に隣接する壁であって、壁23と直交する。以下、一対の壁25を区別する場合には、図1の紙面上側に位置する一方の壁25を第3の壁25aと称し、図1の紙面下側に位置する他方の壁25を第4の壁25bと称する。また、第1の壁23aおよび第2の壁23bの法線方向と平行な方向を第1の方向とする。また、第3の壁25aおよび第4の壁25bの法線方向と平行な方向を第2の方向とする。第1の方向と第2の方向とは、互いに直交している。
The
ファン3は、筐体2の内部に設置された遠心ファンである。ファン3は、ファンケーシング31と、ファンケーシング31の内部に配置される羽根32と、羽根32を回転させるモータ33とを有する。ファン3は、給気口21から排気口22に向かう空気流を生成する。図1には、モータ33の中心軸Pを二点鎖線で図示している。
The
ファンケーシング31には、給気口21から筐体2の内部に流入した空気を吸い込む第1の吸込口31aが形成されている。また、ファンケーシング31には、羽根32を挟んで第1の吸込口31aと反対側に配置されて給気口21から筐体2の内部に流入した空気を吸い込む第2の吸込口31bが形成されている。ファン3は、本実施の形態では両吸い込み形の遠心ファンであるが、片側から空気を吸い込む片吸い込み形の遠心ファンでもよい。ファン3は、第1の吸込口31aおよび第2の吸込口31bを鉛直方向または水平方向に向けて、筐体2の内部に設置される。ファン3は、本実施の形態では第1の吸込口31aおよび第2の吸込口31bを第2の方向に向けて設置されている。第1の吸込口31aと第2の吸込口31bとは、ファンケーシング31のうちモータ33の中心軸Pと直交する壁に形成されている。
The
ファンケーシング31は、第1の方向に延びる一対の保持壁34を有する。一対の保持壁34は、第2の方向に互いに離れている。以下、一対の保持壁34を区別する場合には、図1の紙面上側に位置する一方の保持壁34を第1の保持壁34aと称し、図1の紙面下側に位置する他方の保持壁34を第2の保持壁34bと称する。第1の保持壁34aおよび第2の保持壁34bのそれぞれの第1の方向に沿った排気口22を向く端部は、第2の壁23bに固定されている。第1の保持壁34aおよび第2の保持壁34bの第1の方向に沿った排気口22を向く端部同士の間には、ファンケーシング31の内部の空気を吐出する吐出口31cが形成されている。吐出口31cは、排気口22と連通している。
The
第1の保持壁34aおよび第2の保持壁34bのそれぞれの第1の方向に沿った給気口21を向く端部は、第1の壁23aと隙間を空けて配置されている。第1の保持壁34aおよび第2の保持壁34bの第1の方向に沿った給気口21を向く端部同士の間には、給気側開口部31dが形成されている。第1の保持壁34aは、第3の壁25aと第2の方向に隙間を空けて、第3の壁25aと平行に配置されている。第2の保持壁34bは、第4の壁25bと第2の方向に隙間を空けて、第4の壁25bと平行に配置されている。
The ends of the first holding wall 34a and the second holding wall 34b facing the
第1の保持壁34aには、第1の吸込口31aが形成されている。第2の保持壁34bには、第2の吸込口31bが形成されている。第1の吸込口31aおよび第2の吸込口31bと給気口21および排気口22とが直交する方向を向くように、筐体2およびファン3が配置されている。筐体2の内部には、給気口21から第1の吸込口31aに至る第1の給気風路35と、給気口21から第2の吸込口31bに至る第2の給気風路36と、羽根32から排気口22に至る排気風路37とが形成されている。
A first suction port 31a is formed on the first holding wall 34a. A
モータ33は、第2の方向に沿ったファン3の片側に配置されている。モータ33は、第2の給気風路36に配置されている。モータ33は、第2の保持壁34bに固定されている。モータ33の中心軸Pは、第2の方向と平行である。
The
羽根32は、モータ33の図示しないシャフトに取り付けられている。羽根32は、中心軸Pを回転軸として回転する。羽根32は、第1の吸込口31aと第2の吸込口31bとの間に配置されている。羽根32は、第1の吸込口31aおよび第2の吸込口31bから吸い込んだ空気を排気口22に向かって送風する。
The
消音材4は、筐体2の内部に設置されて、筐体2の内部で発生する騒音を低減する板状の部材である。消音材4には、例えば、多孔質材が使用されている。多孔質材には、グラスウール、ロックウール、ウレタンフォームなどが使用されることが好ましく、柔軟性を有するロックウール、ウレタンフォームが使用されることがより好ましい。筐体2の内部には、複数の消音材4が設置されている。複数の消音材4のそれぞれは、少なくとも一部が屈曲している。複数の消音材4のそれぞれは、1枚の平板状の多孔質材を屈曲して形成されている。消音材4の数は、本実施の形態では3つである。以下、3つの消音材4を区別する場合には、第1の消音部41、第2の消音部42、第3の消音部43と称する。
The sound deadening material 4 is a plate-shaped member installed inside the
第1の消音部41と第2の消音部42とは、第3の消音部43を間に挟んで、第2の方向に間隔を空けて設置されている。第1の消音部41と第3の消音部43とは、空気流の流れ方向と交差する方向に間隔を空けて設置されている。第1の消音部41と第3の消音部43との間の空間は、第1の給気風路35の一部となる。第2の消音部42と第3の消音部43とは、空気流の流れ方向と交差する方向に間隔を空けて設置されている。第2の消音部42と第3の消音部43との間の空間は、第2の給気風路36の一部となる。
The
図2は、実施の形態1における第1の消音部41を示した斜視図である。図2に示される第1の消音部41は、第1の平坦部41aと、第1の屈曲部41bとを有する。図1に示すように、第1の消音部41は、筐体2のうち第1の給気風路35に臨む内面に設置されている。第1の平坦部41aは、第1の給気風路35に臨む第3の壁25aの内面に沿って第1の方向に延びる平坦な部分である。第1の平坦部41aのうち第1の方向に沿った給気口21を向く端部は、第1の壁23aの内面に接触している。第1の平坦部41aは、第1の壁23aの内面から第2の方向で羽根32と重なる位置まで延びている。
FIG. 2 is a perspective view showing the
第1の屈曲部41bは、第1の平坦部41aと一体に形成されて、筐体2のうち第1の給気風路35に臨む第3の壁25aの内面からファン3に向かって曲線状に屈曲する部分である。第1の屈曲部41bは、第1の平坦部41aのうち第1の方向に沿った排気口22を向く端部に接続されている。第1の屈曲部41bは、第3の壁25aから離れるように屈曲している。第1の屈曲部41bは、第1の給気風路35を流れる空気流を第1の吸込口31aに導くように傾斜している。第1の平坦部41aと第1の屈曲部41bとの境界部に角部が生じないように、第1の屈曲部41bは曲線状に曲げられている。第1の消音部41は、複数の固定点5で、他の部材に固定されている。図1では、固定点5を黒丸で模式的に表している。固定点5の数は、本実施の形態では3つである。以下、3つの固定点5を区別する場合には、第1の固定点51、第2の固定点52、第3の固定点53と称する。
The first
第1の固定点51では、第1の平坦部41aのうち第1の方向に沿った給気口21を向く端部の近くが第3の壁25aに固定されている。第2の固定点52では、第1の平坦部41aのうち第1の屈曲部41bとの境界部が第3の壁25aに固定されている。第3の固定点53では、第1の屈曲部41bのうち前記境界部と反対側の端部がファンケーシング31の第1の保持壁34aに固定されている。第1の固定点51、第2の固定点52および第3の固定点53における第1の消音部41の固定には、例えば、固定金具が使用される。固定金具は、例えば、鋲である。
At the first fixing point 51, the vicinity of the end of the first
図3は、実施の形態1における第2の消音部42を示した斜視図である。図3に示される第2の消音部42は、第2の平坦部42aと、第2の屈曲部42bとを有する。図1に示すように、第2の消音部42は、筐体2のうち第2の給気風路36に臨む内面に設置されている。第2の消音部42は、筐体2の内面のうち隣接する2面に接触するように屈曲している。詳しくは、第2の消音部42は、給気口21が形成された第1の壁23aの内面とこの内面と直交する第4の壁25bの内面とに接触するように曲線状に屈曲している。第2の消音部42は、第2の給気風路36の空気流れ方向において、モータ33よりも上流側に位置している。
FIG. 3 is a perspective view showing the
第2の平坦部42aは、第4の壁25bの内面に沿って第1の方向に延びる平坦な部分である。第2の平坦部42aは、第3の消音部43と第2の方向で重なる位置に配置されている。第2の平坦部42aは、鋲などの固定金具により第4の壁25bに固定されている。
The second
第2の屈曲部42bは、第2の平坦部42aと一体に形成されて、第2の平坦部42aのうち第1の方向に沿った給気口21を向く端部から給気口21に向かって曲線状に屈曲する部分である。第2の屈曲部42bは、第4の壁25bから離れるように屈曲している。第2の屈曲部42bの一部は、第1の壁23aに接触している。第2の屈曲部42bは、鋲などの固定金具により第1の壁23aに固定されている。第2の平坦部42aと第2の屈曲部42bとの境界部に角部が生じないように、第2の屈曲部42bは曲線状に曲げられている。
The second
図4は、実施の形態1における第3の消音部43を示した斜視図である。図4に示される第3の消音部43は、2つの第3の平坦部43aと、1つの第3の屈曲部43bとを有する。図1に示すように、第3の消音部43は、ファンケーシング31のうち給気口21を向く部分に設置されている。第3の消音部43は、ファンケーシング31の給気側開口部31dを塞ぐように設置されている。第3の平坦部43aは、第1の方向に延びる平坦な部分である。一方の第3の平坦部43aは、鋲などの固定金具により第1の保持壁34aに固定されており、第1の保持壁34aよりも給気口21側に突出している。他方の第3の平坦部43aは、鋲などの固定金具により第2の保持壁34bに固定されており、第2の保持壁34bよりも給気口21側に突出している。
FIG. 4 is a perspective view showing the
第3の屈曲部43bは、第3の平坦部43aと一体に形成されて、2つの第3の平坦部43aの給気口21を向く端部同士を連結する部分である。第3の屈曲部43bは、給気口21に向かって凸となるように曲線状に屈曲している。第3の屈曲部43bは、本実施の形態では、給気口21に向かって凸となるアーチ状に屈曲している。
The third
送風装置1の運転時には、モータ33によって羽根32が回転することで、図1中に示される矢印Yのように、室内の空気がダクトを通じて給気口21から筐体2の内部に流入する。筐体2の内部に流入した空気は、第3の消音部43により第1の給気風路35を通る流れと第2の給気風路36を通る流れとに分流される。その後、分流された空気は、第1の吸込口31aと第2の吸込口31bとからファン3に吸い込まれて合流する。その後、合流した空気は、羽根32により排気口22に向かって送風されて、排気口22からダクトを通じて室外に排出される。
During the operation of the
次に、送風装置1の効果について説明する。
Next, the effect of the
本実施の形態では、図1に示すように、送風装置1は、外部の空気を流入させる給気口21と内部の空気を流出させる排気口22とが形成された箱状の筐体2と、筐体2の内部に設置されるファン3と、筐体2の内部に設置される板状の消音材4とを備える。消音材4は、少なくとも一部が屈曲している。このような構成により、一枚の板状の消音材4を屈曲させて筐体2の内部に設置することができるため、寸法誤差、組付誤差による消音材4の隙間、段差が生じない。消音材4に隙間、段差が生じないことで、消音材4からの空気流の剥離を抑制して渦の発生を低減させることができるとともに、空気流の圧力損失を低減させることができる。したがって、送風装置1から排出される空気の風量の低下を抑制することができる。
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, the
本実施の形態では、第1の消音部41と第3の消音部43とは、空気流の流れ方向と交差する方向に間隔を空けて設置されているため、第1の消音部41と第3の消音部43との間の空間は渦の発生および圧力損失の増大を招く原因となる隙間ではないし、第1の消音部41と第3の消音部43との間には段差が生じない。また、第2の消音部42と第3の消音部43とは、空気流の流れ方向と交差する方向に間隔を空けて設置されているため、第2の消音部42と第3の消音部43との間の空間は渦の発生および圧力損失の増大を招く原因となる隙間ではないし、第2の消音部42と第3の消音部43との間には段差が生じない。したがって、送風装置1から排出される空気の風量の低下をより一層抑制することができる。
In the present embodiment, since the
本実施の形態では、複数の消音材4のそれぞれは単一部材であるため、分割構造の消音材を使用する場合に比較して、消音材4の製造コストを低減させることができるとともに、筐体2内への組付性を向上させることができる。
In the present embodiment, since each of the plurality of sound deadening materials 4 is a single member, it is possible to reduce the manufacturing cost of the sound deadening material 4 and to reduce the manufacturing cost of the sound deadening material 4 as compared with the case where the sound deadening material having a divided structure is used. It is possible to improve the assembling property into the
本実施の形態では、第1の消音部41は、筐体2のうち第1の給気風路35に臨む内面に沿って延びる平坦な第1の平坦部41aと、筐体2のうち第1の給気風路35に臨む内面からファン3に向かって曲線状に屈曲する第1の屈曲部41bとを有する。このような構成により、第1の消音部41に角部が生じないとともに、寸法誤差、組付誤差による第1の消音部41の隙間、段差が生じない。第1の消音部41に角部、隙間、段差が生じないことで、第1の消音部41からの空気流の剥離を抑制して渦の発生を低減させることができるとともに、第1の消音部41に接触した空気流の圧力損失を低減させることができる。したがって、第1の給気風路35における空気の風量の低下を抑制することができる。
In the present embodiment, the
ここで、第1の消音部41の固定方法について説明する。まず、第1の消音部41の素となる平板状の多孔質材全体を筐体2の第3の壁25aの内面に沿わせて、第1の固定点51および第2の固定点52で多孔質材を第3の壁25aの内面に固定する。その後、多孔質材のうち第2の固定点52より図1の紙面右側の部分をファン3のファンケーシング31に向かって曲線状に屈曲させる。これにより、第1の平坦部41aと第1の屈曲部41bとを有する第1の消音部41が作製される。続いて、第3の固定点53で第1の屈曲部41bのうちファンケーシング31を向く端部をファンケーシング31に固定する。筐体2の内面に沿って設けられる消音材と筐体2の内面からファンケーシング31に向かって斜めに設けられる消音材とに分割する構造では、斜めの消音材を固定するための専用の固定金具が必要となる。この点、本実施の形態では、1枚の平板状の多孔質材を屈曲させて形成した第1の消音部41を用いることにより、平板状の消音材用の固定金具を用いて第2の固定点52および第3の固定点53で第1の屈曲部41bを筐体2に固定できるため、専用の固定金具が不要となる。
Here, a method of fixing the first
本実施の形態では、第2の消音部42は、筐体2のうち第2の給気風路36に臨む内面に設置されて、筐体2の内面のうち隣接する2面に接触するように曲線状に屈曲している。このような構成により、第2の消音部42の加工コストを低減させながら、空気流を第2の給気風路36にスムーズに流すことができる。また、第2の消音部42は平坦な第2の平坦部42aを有することにより、平板状の消音材用の固定金具を用いて第2の平坦部42aを筐体2に固定することができるため、専用の固定金具が不要となる。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、第3の消音部43は、ファン3のファンケーシング31のうち給気口21を向く部分に設置されて、第3の消音部43の第3の屈曲部43bは、給気口21に向かって凸となるようにアーチ状に屈曲している。このような構成により、半円柱状の消音材を用いる場合に比較して、多孔質材の使用量を減らして消音材4の材料コストを低減させることができる。つまり、本実施の形態では、消音材4の材料コストを低減させながら、給気口21から筐体2の内部に流入した空気を第1の給気風路35と第2の給気風路36とにスムーズに分流させることができる。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、消音材4は、柔軟性を有することにより、消音材4の屈曲加工が容易になる。 In the present embodiment, the sound deadening material 4 has flexibility, so that the sound deadening material 4 can be easily bent.
なお、消音材4の形状は、図示した例に限定されない。例えば、第3の消音部43の形状は、本実施の形態では給気口21に向かって凸となるアーチ状であったが、図5から図7に示されるような形状でもよい。図5は、実施の形態1の第1の変形例における第3の消音部43Aを示した斜視図である。図5に示される第3の消音部43Aの形状は、図1に示される給気口21に向かって凸となる尖った形状である。第3の消音部43Aは、2つの第3の平坦部43cと、1つの第3の屈曲部43dとを有する。第3の平坦部43cは、第1の方向に延びる平坦な部分である。第3の屈曲部43dは、第3の平坦部43cと一体に形成されて、2つの第3の平坦部43cの第1の方向に沿った給気口21を向く端部同士を連結する部分である。第3の屈曲部43dは、給気口21に向かって凸となるようにV字状に屈曲している。このような構成にすると、給気口21から筐体2の内部に流入した空気を、第1の給気風路35と第2の給気風路36とにスムーズに分流することができる。
The shape of the sound deadening material 4 is not limited to the illustrated example. For example, the shape of the third
図6は、実施の形態1の第2の変形例における第3の消音部43Bを示した斜視図である。図6に示される第3の消音部43Bの形状は、給気口21に向かって凸となる尖った形状である。第3の消音部43Bは、給気口21に向かって凸となるようにV字状に屈曲している。第3の消音部43Bは、2つの第3の平坦部43eと、1つの第3の屈曲部43fとを有する。第3の平坦部43eは、平坦な部分である。第3の屈曲部43fは、第3の平坦部43eと一体に形成されて、2つの第3の平坦部43eの給気口21を向く端部同士を連結する部分である。このような構成にすると、給気口21から筐体2の内部に流入した空気を、第1の給気風路35と第2の給気風路36とにスムーズに分流することができる。
FIG. 6 is a perspective view showing a third
図7は、実施の形態1の第3の変形例における第3の消音部43Cを示した斜視図である。図7に示される第3の消音部43Cの形状は、給気口21に向かって凸となる形状である。第3の消音部43Cは、2つの第3の平坦部43gと、1つの第3の屈曲部43hとを有する。第3の平坦部43gは、第1の方向に延びる平坦な部分である。一方の第3の平坦部43gは、他方の第3の平坦部43gよりも給気口21側に突出している。第3の屈曲部43hは、第3の平坦部43gと一体に形成されて、2つの第3の平坦部43gの第1の方向に沿った給気口21を向く端部同士を連結する部分である。第3の屈曲部43hは、先端部43iと、傾斜部43jとを含んでいる。
FIG. 7 is a perspective view showing a third
先端部43iは、一方の第3の平坦部43gの給気口21を向く端部から第2の方向に延びている。傾斜部43jは、先端部43iから他方の第3の平坦部43gに向かって斜めに延びている。このような構成にすると、第1の給気風路35の流入口部分の風路断面積が、第2の給気風路36の流入口部分の風路断面積よりも広くなる。そのため、モータ33が配置される第2の給気風路36の風量を、第1の給気風路35の風量よりも少なくして、モータ33に衝突する空気の風量を減らすことができ、騒音を低減させることができる。なお、図5から図7に示される第3の消音部43A,43B,43Cの成形方法は、特に限定されず、公知の方法の中から適宜選択すればよい。例えば、一枚の平板状の多孔質材に屈曲加工を施して、第3の消音部43A,43B,43Cを成形すればよい。
The tip portion 43i extends in the second direction from the end of one of the third
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であり、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。 The configuration shown in the above embodiment is an example, and can be combined with another known technique, and a part of the configuration can be omitted or changed without departing from the gist. Is.
1 送風装置、2 筐体、3 ファン、4 消音材、5 固定点、21 給気口、22 排気口、23,25 壁、23a 第1の壁、23b 第2の壁、24 接続口部品、25a 第3の壁、25b 第4の壁、31 ファンケーシング、31a 第1の吸込口、31b 第2の吸込口、31c 吐出口、31d 給気側開口部、32 羽根、33 モータ、34 保持壁、34a 第1の保持壁、34b 第2の保持壁、35 第1の給気風路、36 第2の給気風路、37 排気風路、41 第1の消音部、41a 第1の平坦部、41b 第1の屈曲部、42 第2の消音部、42a 第2の平坦部、42b 第2の屈曲部、43,43A,43B,43C 第3の消音部、43a,43c,43e,43g 第3の平坦部、43b,43d,43f,43h 第3の屈曲部、43i 先端部、43j 傾斜部、51 第1の固定点、52 第2の固定点、53 第3の固定点。 1 blower, 2 casing, 3 fan, 4 silencer, 5 fixed point, 21 air supply port, 22 exhaust port, 23,25 wall, 23a first wall, 23b second wall, 24 connection port parts, 25a 3rd wall, 25b 4th wall, 31 fan casing, 31a 1st suction port, 31b 2nd suction port, 31c discharge port, 31d air supply side opening, 32 blades, 33 motor, 34 holding wall , 34a 1st holding wall, 34b 2nd holding wall, 35 1st air supply air passage, 36 2nd air supply air passage, 37 exhaust air passage, 41 1st muffling part, 41a 1st flat part, 41b 1st bent part, 42 2nd muffling part, 42a 2nd flat part, 42b 2nd bent part, 43, 43A, 43B, 43C 3rd muffling part, 43a, 43c, 43e, 43g 3rd Flat portion, 43b, 43d, 43f, 43h, third bent portion, 43i tip portion, 43j inclined portion, 51 first fixed point, 52 second fixed point, 53 third fixed point.
Claims (6)
前記筐体の内部に設置されるファンと、
前記筐体の内部に設置される板状の消音材と、を備え、
前記消音材は、少なくとも一部が屈曲していることを特徴とする送風装置。 A box-shaped housing in which an air supply port that allows external air to flow in and an exhaust port that allows internal air to flow out are formed.
With the fan installed inside the housing,
A plate-shaped sound deadening material installed inside the housing is provided.
The sound deadening material is a blower characterized in that at least a part thereof is bent.
前記筐体の内部には、前記給気口から前記第1の吸込口に至る第1の給気風路と、前記給気口から前記第2の吸込口に至る第2の給気風路とが形成され、
前記消音材は、前記筐体のうち前記第1の給気風路に臨む内面に設置された第1の消音部を含んでおり、
前記第1の消音部は、前記筐体のうち前記第1の給気風路に臨む内面に沿って延びる平坦な部分と、前記筐体のうち前記第1の給気風路に臨む内面から前記ファンに向かって屈曲する部分と、を有することを特徴とする請求項1に記載の送風装置。 The fan has a first suction port for sucking air inside the housing and a first suction port arranged on the opposite side of the center of the fan from the first suction port to suck air inside the housing. A second suction port is formed,
Inside the housing, there is a first air supply air passage from the air supply port to the first suction port, and a second air supply air passage from the air supply port to the second suction port. Formed,
The sound deadening material includes a first sound deadening unit installed on the inner surface of the housing facing the first air supply air passage.
The first muffling unit is a flat portion of the housing extending along the inner surface facing the first air supply air passage, and the fan from the inner surface of the housing facing the first air supply air passage. The blower according to claim 1, further comprising a portion that bends toward.
前記第2の消音部は、前記筐体の内面のうち隣接する2面に接触するように屈曲していることを特徴とする請求項2に記載の送風装置。 The sound deadening material includes a second sound deadening unit installed on the inner surface of the housing facing the second air supply air passage.
The blower according to claim 2, wherein the second muffling unit is bent so as to come into contact with two adjacent surfaces of the inner surface of the housing.
前記第3の消音部は、前記給気口に向かって凸となるように屈曲していることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。 The sound deadening material includes a third sound deadening unit installed in a portion of the fan facing the air supply port.
The blower according to claim 3, wherein the third muffling unit is bent so as to be convex toward the air supply port.
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JPS55114436U (en) * | 1979-02-08 | 1980-08-12 | ||
JPH10141721A (en) * | 1996-11-13 | 1998-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | Blower and its manufacture |
JP2002156139A (en) * | 2000-11-16 | 2002-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | Ventilating apparatus |
-
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- 2020-09-11 JP JP2020153010A patent/JP2022047224A/en active Pending
Patent Citations (3)
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